JP2024055795A - 着座補助具 - Google Patents

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龍騰 渡辺
仁美 高庭
仁一 田辺
美香 伊藤
太郎 岩本
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Abstract

【課題】クッション部の着脱を容易にした着座補助具を提供する。【解決手段】着座補助具10は、シートS上に載置された状態で着座者の臀部を支持する着座補助具10であって、被係合部40aを有する支持部本体20と、被係合部40aに係合する係合部40bを有するクッション部30と、を備え、被係合部40aと係合部40bとが面ファスナ40により構成される。被係合部40aと係合部40bとが面ファスナ40により構成されることで、簡易な構成でクッション部30の着脱することでき、交換や洗濯等が容易になる。【選択図】図2

Description

本発明は、着座補助具に係り、特に、シート上に載置され、着座者の着座を補助する着座補助具に関する。
特許文献1には、椅子の座面に載せて使用することにより、着座者の姿勢をより正しい状態に保持することが可能な着座補助具(特許文献1では姿勢保持具と称される)が開示されている。
特開2020-054922号公報
しかしながら、特許文献1に開示される着座補助具は、着座者に当接するクッション部の着脱が難しく、交換したり洗濯したりすることが容易ではなかった。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、クッション部の着脱を容易にした着座補助具を提供することにある。
前記課題は、本発明の着座補助具によれば、シート上に載置された状態で着座者の臀部を支持する着座補助具であって、被係合部を有する支持部本体と、前記被係合部に係合する係合部を有するクッション部と、を備え、前記被係合部と前記係合部とが面ファスナにより構成されることにより解決される。
支持部本体の被係合部と、クッション部の係合部とが面ファスナにより構成されることで、簡易な構成でクッション部の着脱を容易にした着座補助具を提供することができる。容易にクッション部の着脱ができるため、クッション部の交換や洗濯等が容易になる。
また、上記の構成において、前記クッション部の着座面に通気路が形成されているとよい。
クッション部の着座面に通気路が形成されることで、例えば、着座補助具に着座した着座者とクッション部との間で蒸れることを抑制することができる。
また、上記の構成において、前記通気路は、前記クッション部の着座面にキルティング加工を施すことにより形成された溝により構成されるとよい。
通気路がキルティング加工を施すことにより形成された溝により構成されることで、通気路を容易に形成することができる。
また、上記の構成において、前記通気路は、前記クッション部の前記着座面において放射状に配置されているとよい。
通気路を放射状に配置することで、臀部にある空気を外側に向けて効率よく排出することができる。
また、上記の構成において、前記支持部本体は、臀部を支持する臀部支持部と、該臀部支持部の後端部から上方に立ち上がる立ち上がり部と、を有し、前記クッション部は、前記支持部本体の前記立ち上がり部の縁部を、前記支持部本体の表面側から裏面側にかけて覆うように取り付けられているとよい。
クッション部が、立ち上がり部の縁部を、支持部本体の表面側から裏面側にかけて覆うように取り付けられることで、例えば、乗降時における着座者の移動に追従してクッション部が移動することにより、クッション部が立ち上がり部の縁部からめくれることを抑制することができる。
本発明よれば、支持部本体の被係合部と、クッション部の係合部とが面ファスナにより構成されることで、簡易な構成でクッション部の着脱を容易にした着座補助具を提供することができる。容易にクッション部の着脱ができるため、クッション部の交換や洗濯等が容易になる。
また、クッション部の着座面に通気路が形成されることで、例えば、着座補助具に着座した着座者とクッション部との間で蒸れることを抑制することができる。
また、通気路がキルティング加工を施すことにより形成された溝により構成されることで、通気路を容易に形成することができる。
また、通気路を放射状に配置することで、臀部にある空気を外側に向けて排出することができ、効率よく通気することができる。
また、クッション部が、立ち上がり部の縁部を、支持部本体の表面側から裏面側にかけて覆うように取り付けられることで、例えば、乗降時における着座者の移動に追従してクッション部が移動することにより、クッション部が立ち上がり部の縁部からめくれることを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る着座補助具を示す外観斜視図であり、着座補助具が乗物用シートに載置された状態を示す図である。 支持部本体からクッション部を取り外した状態を示す、着座補助具の分解斜視図である。 着座補助具を上方から見た図である 着座補助具を前方から見た図である。 図1のA-A線に沿った断面図である。 図1のB-B線に沿った断面図である。
以下、本発明の一実施形態(本実施形態)に係る着座補助具の構成について図面を参照しながら説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例であり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
なお、以下では、着座補助具の一例として、車両に搭載される乗物用シートに載置される着座補助具を挙げ、その構成例について説明する。乗物用シートは、車両に搭載される乗物用シートに限定されず、車両以外の乗物(例えば、航空機や船舶)に搭載されたシートにも載置可能であり、また、乗物用シート以外のシート、例えば椅子、ソファに載置され、着座者の着座を補助するために利用されてもよい。
<乗物用シートS>
先ず、図1に基づいて、本実施形態の着座補助具10が載置される乗物用シートSの主な構成について説明する。なお、以下において、前後、左右、上下の各方向は、乗物用シートSの着座者から見た各方向と一致することとする。
乗物用シートSは、一般的な車両用シートと同じ構造を有しており、図1に示すように、着座者の背部を支持するシートバック1、着座者の臀部を支持するシートクッション2、及び、頭部を支持するヘッドレスト3から構成されている。シートバック1及びシートクッション2は、それぞれ、内部にフレームを有し、フレームにパッド材を支持させた後、パッド材の表面を表皮材で覆うことで構成されている。
<着座補助具10>
着座補助具10は、乗物用シートS上に載置された状態で、乗員(着座者)の臀部を支持する着座補助具である。車両の乗員が、乗物用シートSに着座している間、乗員の姿勢を補正したり、着座を補助したりする目的で利用される。例えば、乗員が着座することにより、乗員の骨盤等の位置が変位し、それにより、乗員の着座姿勢が補正される。また、着座補助具10を載置することで、例えば、乗り心地が改善されたり、乗物用シートSが汚れたりすることが抑制される。
着座補助具10は、支持部本体20と、支持部本体20の着座面20a側において着脱可能に取り付けられるクッション部30とを備える。図2で示すように、支持部本体20は、その着座面20aにクッション部30を取り付けるための被係合部40aを有している。また、着座補助具10は、クッション部30の下面又は背面に、被係合部40aに係合する係合部40bを有している。被係合部40aと係合部は40bとは、面ファスナ40により構成されており、係合部40bを被係合部40aに重ねることによりクッション部30を支持部本体20に取り付けることができる。
より詳細に述べると、面ファスナ40のフック面が、被係合部40aとして、支持部本体20に固着されており、面ファスナ40のループ面が、係合部40bとしてクッション部30に固着されている。面ファスナ40のループ面が支持部本体20に、フック面がクッション部30に固着されてもよい。フック面及びループ面は、例えば粘着テープ等により支持部本体20又はクッション部30に固着されている。
面ファスナ40は、図2に示すように、クッション部30の下面又は底面の形状に合わせて取り付けられてもよく、また、線状又は点状に形成された面ファスナ40が部分的に取り付けられてもよい。
被係合部40aと係合部40bとを面ファスナ40により構成することで、簡易な構成によりクッション部30の着脱を容易にした着座補助具10を提供することができる。容易にクッション部30の着脱にできるため、使用者はクッション部30の交換や洗濯等が容易になる。
支持部本体20は、着座補助具10の骨格となる樹脂製のフレームであり、側面視で、略L字形に形成されている。支持部本体20は樹脂製に限らず金属製でもよい。支持部本体20を樹脂製にすることで軽量化され、着座補助具10を容易に使用することができる。
また、支持部本体20は、着座者の臀部を支持する臀部支持部22と、臀部支持部22の後端部から上方に立ち上がる立ち上がり部21と、を有している。
クッション部30は、図2に示すように、臀部支持部22の上面に配置される第1クッション部31と、立ち上がり部21の表面に設けられる第2クッション部32及び第3クッション部33と、から構成される。
また、臀部支持部22の中央には、上面視で略三角形に形成された膜部35が取り付けられていて、第1クッション部31は膜部35の前方を囲うように取り付けられている。
クッション部30のそれぞれは、パッド36と、パッド36を覆う表皮材37とから構成される(図5参照)。パッド36は、例えばウレタン発泡剤を用いて、発泡成形により成形されたウレタン基材である。表皮材37は、布、フィルム、皮革等により構成される。
第1クッション部31は、着座者の臀部を支持するために、臀部支持部22に設けられている。第1クッション部31は、図3に示すように、膜部35の前方を囲むように配置されていて上面視でU字形状に形成されている。
第2クッション部32及び第3クッション部33は、着座者の腰部(特に仙骨の部分)を支持するために設けられている。第3クッション部33は、立ち上がり部21の中央に配置され、第2クッション部32は、第3クッション部33の上端を覆うように配置されており、正面視で逆U字状に形成されている。
第3クッション部33は、第2クッション部32より厚く形成されている。第3クッション部33をより厚く形成することで、第3クッション部33は第2クッション部32より前方に突出するようになり、それにより、仙骨の部分をより強く支持することができる。
<通気路34>
第1クッション部31の着座面31aと、第2クッション部32の着座面32a(以下、特に区別する必要が無い場合はまとめて着座面30aと称する)には、図2に示すように、通気路34が形成されている。通気路34は複数本設けられており、それらは着座面30aにおいて放射状に配置されている。
クッション部30の着座面30aに通気路34が形成されることにより、例えば、着座した着座者とクッション部30との間で蒸れることを抑制することができる。
また、通気路34を放射状に配置することで、着座者の臀部下方に溜まる空気を外側に向けて効率よく排出することができる。
クッション部30の着座面30aに形成される通気路34は、図5に示すように、ステッチ38により、キルティング加工することにより形成された溝により構成されている。
クッション部30の表面に型枠等により溝を形成する場合と比較すると、キルティング加工を施すことにより通気路34となる溝を形成することができるため、通気路34をクッション部30の着座面30aに簡単に設けることができる。
<縁部21aにおけるクッション部30の形状>
第2クッション部32は、図6に示すように、支持部本体20の立ち上がり部21の上側の縁部21aにおいて、支持部本体20の表面21b側から裏面21c側にかけて覆うように取り付けられている。言い換えれば、第2クッション部32の上端は、断面がJ字状に形成されて縁部21aに被さっている。
このように第2クッション部32を取り付けることにより、例えば、乗降時における着座者の移動に第2クッション部32が追従することで、第2クッション部32が立ち上がり部21の縁部21aからめくれることを抑制することができる。また、着座者が縁部21aに引っ掛かることを抑制することができる。
<ポケット部39>
第3クッション部33には、物を収納可能なポケット部39が設けられてもよい。ポケット部39には、例えば、カイロやヒータ等の温熱体が収納される。温熱体をポケット部39に収納することで、着座者の腰部(特に仙骨の部分)を加温することができる。
ポケット部39には、温熱体の代わりに振動体やエアセルが収納されてもよい。振動体やエアセルを収容させることにより、着座者の仙骨周辺をマッサージすることができる。
以上、図を用いて、本実施形態の着座補助具10について説明した。上記説明では、乗物用シートSに載置される着座補助具10を例として説明したが、着座補助具10は、乗物用シートSに限らず、通常の椅子、ソファ等に載置されてもよい。
S 乗物用シート(シート)
1 シートバック
2 シートクッション
3 ヘッドレスト
10 着座補助具
20 支持部本体
20a 着座面
21 立ち上がり部
21a 縁部
21b 表面
21c 裏面
22 臀部支持部
30 クッション部
30a 着座面
31 第1クッション部
31a 着座面
32 第2クッション部
32a 着座面
33 第3クッション部
34 通気路
35 膜部
36 パッド
37 表皮材
38 ステッチ
39 ポケット部
40 面ファスナ
40a 被係合部
40b 係合部

Claims (5)

  1. シート上に載置された状態で着座者の臀部を支持する着座補助具であって、
    支持部本体と、該支持部本体の着座面側において着脱可能に取り付けられるクッション部と、を備え、
    前記支持部本体は被係合部を有し、
    前記クッション部は前記被係合部に係合する係合部を有し、
    前記被係合部と前記係合部とは面ファスナにより構成されることを特徴とする着座補助具。
  2. 前記クッション部の着座面に通気路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の着座補助具。
  3. 前記通気路は、前記クッション部の表面をキルティング加工することにより形成された溝により構成されることを特徴とする請求項2記載の着座補助具。
  4. 前記通気路は、前記クッション部の前記着座面において放射状に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の着座補助具。
  5. 前記支持部本体は、臀部を支持する臀部支持部と、該臀部支持部の後端部から上方に立ち上がる立ち上がり部と、を有し、
    前記クッション部は、前記支持部本体の前記立ち上がり部の縁部を、前記支持部本体の表面側から裏面側にかけて覆うように取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の着座補助具。
JP2023168373A 2022-10-06 2023-09-28 着座補助具 Pending JP2024055795A (ja)

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