JP2024054004A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の経路案内に関する技術を改善する。【解決手段】制御部23を備える情報処理装置20であって、制御部23は、1台以上のトラックの走行履歴に基づいて、特定のトラック12にとって走行しにくい道路を抽出し、抽出された道路の少なくとも1つの道路を避けることで、特定のトラック12にとって走行しやすい道路が優先されるように経路案内を生成する。【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置に関する。
従来、車両の経路案内に関する技術が知られている。例えば、特許文献1には、道路中で車両と対向車両とがすれ違うことのできる位置を推定する技術が開示されている。
特開2006-106945号公報
従来のカーナビゲーションシステムでは、トラックが走行しにくい経路が案内されることがあり、改善の余地があった。
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、車両の経路案内に関する技術を改善することにある。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、
制御部を備える情報処理装置であって、
前記制御部は、
1台以上のトラックの走行履歴に基づいて、特定のトラックにとって走行しにくい道路を抽出し、
抽出された道路の少なくとも1つの道路を避けることで、前記特定のトラックにとって走行しやすい道路が優先されるように経路案内を生成する。
本開示の一実施形態によれば、車両の経路案内に関する技術が改善される。
本開示の一実施形態に係るシステムの概略構成を示すブロック図である。 情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 端末装置の概略構成を示すブロック図である。 情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本開示の幾つかの実施形態について、図を参照して説明する。各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。各実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
<実施形態の概要>
図1を参照して、本開示の一実施形態に係るシステム10について概説する。本実施形態に係るシステム10は、情報処理装置20と、端末装置30(トラック12に搭載)とを備える。情報処理装置20は、例えばインターネット及び移動体通信網等を含むネットワーク40を介して、端末装置30と通信可能である。情報処理装置20は、ネットワーク40を介して、他の1台以上の端末装置と通信可能であってもよい。
情報処理装置20は、データセンタ等の施設に設置される。情報処理装置20は、クラウドコンピューティングシステム又はその他のコンピューティングシステムに属するサーバ等のコンピュータである。
端末装置30は、運転手であるユーザU1が乗車するトラック12に搭載され、ユーザU1によって利用される。端末装置30は、トラック12の車両状態又は走行データ等を取得可能であり、例えば、カーナビゲーション機器等の車載機器である。或いは、端末装置30は、外部機器としてトラック12に接続されるか、又はユーザU1によって保持されてもよい。端末装置30は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、又はタブレット等のモバイル機器でもよい。
情報処理装置20が他の1台以上の端末装置と通信可能である場合、そのような端末装置は、トラックに搭載され、トラックを運転するユーザU2,・・・,Unによって利用される。そのような端末装置は、例えば、カーナビゲーション機器等の車載機器である。或いは、そのような端末装置は、外部機器としてトラックに接続されるか、又はユーザU2,・・・,Unによって保持されてもよい。そのような端末装置は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、又はタブレット等のモバイル機器でもよい。ユーザ11の人数nは、2以上の任意の整数である。
トラック12は、これらに限られないが、例えばガソリン車、ディーゼル車、HEV(hybrid electric vehicle)、PHEV(plug-in hybrid electric vehicle)、BEV(battery electric vehicle)、又はFCEV(fuel cell electric vehicle)等の任意の種類の自動車であってよい。トラック12は、本実施形態では運転手によって運転されるが、任意のレベルで運転が自動化されていてもよい。自動化のレベルは、例えば、SAE(Society of Automotive Engineers)のレベル分けにおけるレベル1からレベル5の何れかである。トラック12は、MaaS(Mobility as a Service)専用車両でもよい。システム10が備えるトラック12の数は、任意に定め得る。
本実施形態において、システム10は、トラックのカーナビゲーションサービスに利用される。
まず、本実施形態の概要について説明し、詳細については後述する。情報処理装置20は、1台以上のトラックの走行履歴に基づいて、特定のトラック12にとって走行しにくい道路を抽出する。「1台以上のトラック」は、特定のトラック12を含む。情報処理装置20は、抽出された道路の少なくとも1つの道路を避けることで、特定のトラック12にとって走行しやすい道路が優先されるように経路案内を生成する。
このように、本実施形態によれば、1台以上のトラックの走行履歴に基づいて、特定のトラック12にとって走行しにくい道路が抽出される。従来のカーナビゲーションシステムでは、個々のトラックの走行履歴が加味されないので、特定のトラック12にとって走行しにくい道路が案内され得るが、本実施形態によれば、そのような道路を極力避けることができる。したがって、個々のトラックを走行しやすい道路に誘導し、トラックの安全走行に寄与しやすくなる点で、車両の経路案内に関する技術が改善される。
次に、システム10の各構成について詳細に説明する。
<情報処理装置の構成>
図2に示すように、情報処理装置20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23と、を備える。
通信部21は、ネットワーク40に接続する1つ以上の通信インタフェースを含む。当該通信インタフェースは、例えば移動体通信規格、有線LAN(Local Area Network)規格、又は無線LAN規格に対応するが、これらに限られず、任意の通信規格に対応してもよい。本実施形態において、情報処理装置20は、通信部21及びネットワーク40を介して、1台以上の各トラックと通信する。
記憶部22は、1つ以上のメモリを含む。記憶部22に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部22は、情報処理装置20の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部22は、システムプログラム、アプリケーションプログラム、データベース、及び地図情報等を記憶してもよい。記憶部22に記憶された情報は、例えば通信部21を介してネットワーク40から取得される情報で更新可能であってもよい。
本実施形態において、記憶部22には、第1データベース及び第2データベースが記憶される。
第1データベースには、1台以上の各トラックの識別情報(例えば車台番号)及び車両諸元(例えば車両寸法、荷台寸法、ホイールベース、車両総重量、及び最大積載量)が記憶される。しかしながら、第1データベースには、これらに限られず、各トラックの属性を示す他の任意の情報が記憶可能である。例えば、第1データベースには、各トラックの製造業者、ボディ形状(例えば平ボディ、バンボディ、ウィングボディ、ダンプの別)、又は用途(例えば冷蔵冷凍車、塵芥車、高所作業車の別)が記憶されてもよい。
第2データベースには、1台以上の各トラックの識別情報及び走行履歴が記憶される。「走行履歴」は、ネットワーク40を介して各トラックの端末装置30から取得される、トラックの走行経路、トラックの走行に伴って変化する情報、及びトラックの部品の状態に関する情報を含む。「トラックの走行経路」は、地図情報で示される地図上で当該トラックが走行した経路を示す。「トラックの走行に伴って変化する情報」は、例えば、当該トラックの位置、加速度、速度、走行距離、シフトポジション、アクセルの操作状況、ブレーキの操作状況、クラッチの操作状況、又はステアリングの操作状況を示す情報を含む。「トラックの部品の状態に関する情報」は、例えば、電動格納ミラーの状態を示す情報又は灯火類の状態を示す情報を含む。しかしながら、走行履歴は、これらに限られず他の任意の情報、例えば各データの取得時刻(タイムスタンプ等)を含んでもよい。
換言すると、第1データベースには、各トラックの走行に伴って変化しない静的な情報が記憶され、第2データベースには、各トラックが走行することで得られる動的な情報が記憶され得る。
制御部23は、1つ以上のプロセッサ、1つ以上のプログラマブル回路、1つ以上の専用回路、又はこれらの組合せを含む。制御部23は、情報処理装置20全体の動作を制御する。
本実施形態において、制御部23は、ネットワーク40を介して端末装置30から受信される、1台以上の各トラックの車両情報を、記憶部22の第2データベースに記憶する。
本実施形態において、制御部23は、ネットワーク40を介して端末装置30から受信される経路探索要求(後述)に応じて、1台以上の各トラックの現在地からユーザ11の所望の目的地までの経路を示す経路案内を生成する。
<端末装置の構成>
図3に示すように、端末装置30は、通信部31と、測位部32と、検知部33と、出力部34と、入力部35と、記憶部36と、制御部37と、を備える。
通信部31は、ネットワーク40に接続する1つ以上の通信インタフェースを含む。当該通信インタフェースは、例えば4G(4th Generation)若しくは5G(5th Generation)等の移動体通信規格に対応するが、これらに限られない。本実施形態において、1台以上の各トラックは、通信部31及びネットワーク40を介して情報処理装置20と通信する。
測位部32は、1台以上の各トラックの位置情報を取得する1つ以上の装置を含む。具体的には、測位部32は、例えばGPS(Global Positioning System)に対応する受信機を含むが、これに限られず、任意の衛星測位システムに対応する受信機を含んでもよい。
検知部33は、1台以上の各トラック自体の情報及び各トラックの周囲の情報を取得可能な任意のセンサモジュールを含む。例えば、センサモジュールは、LiDAR(light detection and ranging)等の距離センサ、赤外線センサ、カメラ、速度センサ、加速度センサ、角速度センサ、地磁気センサ、方位センサ、又はこれらの組合せを含む。
出力部34は、情報を出力してユーザに通知する1つ以上の出力装置を含んでもよい。当該出力装置は、これらに限られないが、例えば情報を画像若しくは映像で出力するディスプレイ、又は情報を音声で出力するスピーカ等の装置である。ディスプレイは、例えば、LCD(liquid crystal display)又は有機EL(electro luminescent)ディスプレイである。出力部34は、外部の出力装置を接続するためのインタフェースを含んでもよい。
入力部35は、ユーザ入力を検出する少なくとも1つの入力用インタフェースを含む。入力用インタフェースは、例えば、物理キー、静電容量キー、ポインティングデバイス、ディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、又はマイクロフォンである。入力部35は、外部の入力装置を接続するためのインタフェースを含んでもよい。接続用インタフェースとしては、例えば、USB(Universal Serial Bus)又はBluetooth(登録商標)等の規格に対応したインタフェースを用いることができる。
本実施形態において、入力部35は、1台以上の各トラックのユーザ11による、各トラックの現在地からユーザ11の所望の目的地までの経路を探索する要求(以下、「経路探索要求」ともいう。)を受け付ける。経路探索要求は、各トラックの現在地及び目的地を示す情報を含むが、他の任意の情報、例えば経由地又は迂回地点を示す情報を含んでもよい。
記憶部36は、1つ以上のメモリを含む。メモリは、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限られない。記憶部36に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部36は、1台以上の各トラックの動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部36は、システムプログラム、アプリケーションプログラム、組み込みソフトウェア、及び地図情報等を記憶してもよい。地図情報は、例えば日本の国土地理院から提供される数値地図(基盤地図情報及び数値標高データ等を含む。)等、任意の地理空間情報を含み得る。記憶部36に記憶された情報は、例えば通信部31を介してネットワーク40から取得される情報で更新可能であってもよい。
本実施形態において、記憶部36には、測位部32及び検知部33を介して取得された車両情報が蓄積される。
制御部37は、1つ以上のプロセッサ、1つ以上のプログラマブル回路、1つ以上の専用回路、又はこれらの組合せを含む。プロセッサは、例えばCPU(Central Processing Unit)若しくはGPU(Graphics Processing Unit)等の汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサであるがこれらに限られない。プログラマブル回路は、例えばFPGA(Field-Programmable Gate Array)であるがこれに限られない。専用回路は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)であるがこれに限られない。制御部37は、端末装置30の各部を制御しながら、端末装置30の動作に関わる処理を実行する。
本実施形態において、制御部37は、通信部31及びネットワーク40を介して情報処理装置20の通信部21に、測位部32及び検知部33を介して取得された車両情報を、当該トラックと対応付けて送信する。また、制御部37は、ネットワーク40を介して情報処理装置20に、各トラックのユーザ11により入力部35を介して入力された経路探索要求を送信する。
<情報処理装置の動作フロー>
図4を参照して、第1実施形態に係る情報処理装置20の動作について説明する。図4の動作は、本実施形態に係る方法に相当する。図4の動作は、任意のタイミングで実行可能であるが、例えば情報処理装置20が経路探索要求を受信したときに実行されてもよい。以下の説明では、情報処理装置20が、ネットワーク40を介して特定のトラック12に搭載された端末装置30から、特定のトラック12の現在地からユーザU1が初めて向かう目的地までの経路を探索する経路探索要求を受信したものとする。
ステップS100:情報処理装置20の制御部23は、1台以上のトラックの走行履歴を取得する。上述したとおり、1台以上のトラックは、特定のトラック12を含む。
具体的には、制御部23は、ユーザU1が乗車する特定のトラック12の識別情報をクエリとして第2データベースを検索して、記憶部22から特定のトラック12の走行履歴を読み出す。さらに、制御部23は、第1データベースを検索して、特定のトラック12と同車種のトラックを抽出する。「特定のトラック12と同車種のトラック」とは、特定のトラック12と車両諸元が等しい又は実質的に等しいトラックのことである。「特定のトラック12と車両諸元が実質的に等しいトラック」とは、特定のトラック12と同じ又は異なる製造業者から提供される、特定のトラック12との車両諸元(車両寸法等)の差が所定範囲内(例えば数%以内)のトラックのことである。制御部23は、抽出されたトラック12と同車種のトラックの識別情報をクエリとして第2データベースを検索して、記憶部22から1台以上の各トラックの走行履歴を読み出す。このように、制御部23は、特定のトラック12の走行履歴及び特定のトラック12と同車種のトラックの走行履歴を記憶部22から読み出すことで、1台以上のトラックの走行履歴を取得し得る。
ステップS101:制御部23は、特定のトラック12にとって走行しにくい道路を抽出する。
具体的には、制御部23は、ステップS100で取得された走行履歴を参照して、所定の条件を満たす道路を狭い道路と推定して、特定のトラック12にとって走行しにくい道路として抽出する。所定の条件は、任意に定め得るが、以下に具体例として第1例から第3例を示す。ステップS100及びS101を経て、制御部23は、1台以上のトラックの走行履歴に基づいて、特定のトラックにとって走行しにくい道路を抽出し得る。
第1例として、所定の条件は、1台以上のトラック(すなわち特定のトラック12及び特定のトラック12と同車種のトラック)の平均速度が所定の速度未満であること、1台以上のトラックのブレーキ回数が所定の回数を超えること、又はその両方であり得る。この場合、走行履歴は、各トラックの速度及びブレーキ回数を示す情報を含む。制御部23は、走行履歴を参照して、1台以上のトラックの平均速度が所定の速度未満である道路、1台以上のトラックのブレーキ回数が所定の回数を超える道路、又はその両方を特定する。所定の速度は、任意に定め得るが、例えば法定速度の50%の速度であってもよい。ブレーキの所定の回数は、任意に定め得るが、例えば3回/5mであってもよい。換言すると、制御部23は、1台以上のトラックの速度が遅かった道路、1台以上のトラックのブレーキ回数が多かった道路、又はその両方を特定する。制御部23は、特定された道路を狭い道路と推定して、特定のトラック12にとって走行しにくい道路として抽出し得る。例えば、法定速度30km/hの道路を走行した1台以上のトラックの平均速度が12km/hである場合、その道路は、特定のトラック12にとって走行しにくい道路として抽出され得る。
第2例として、所定の条件は、すれ違いに所定の時間以上要したことであり得る。この場合、走行履歴は、1台以上のトラック(すなわち特定のトラック12及び特定のトラック12と同車種のトラック)と対向車両とのすれ違いに要した時間を含む。制御部23は、走行履歴を参照して、すれ違いに要した時間が所定の時間以上である道路を特定する。一般に、トラックが対向車両とすれ違う際は、幅員の狭い道路では車両同士の衝突回避等の安全の観点から減速又は徐行の必要が生じ、すれ違いに要する時間が長くなる傾向がある。したがって、制御部23は、すれ違いに要した時間が所定の時間以上である道路が特定された場合、当該道路を狭い道路と推定して、特定のトラック12にとって走行しにくい道路として抽出し得る。所定の時間は、任意に定め得るが、例えば当該道路における走行車両の平均速度の統計データ(85パーセンタイル速度等)に基づいて算出される時間であってもよい。すれ違いに要した時間の算出には、任意の手法が採用可能である。例えば、制御部23は、ネットワーク40を介して1台以上の各トラックの端末装置30から、端末装置30の検知部33を介して取得された当該トラックの周囲の画像又は映像を取得してもよい。この場合の検知部33は、各トラックの周囲を撮像可能な全方位カメラであってよい。制御部23は、取得された画像又は映像を解析することで、各トラックと対向車両とのすれ違いに要した時間を算出し得る。
第3例として、所定の条件は、電動格納ミラーを格納した状態で1台以上のトラック(すなわち特定のトラック12及び特定のトラック12と同車種のトラック)が走行したことであり得る。この場合、走行履歴は、各トラックの速度及び電動格納ミラーの状態を示す情報を含む。制御部23は、走行履歴を参照して、電動格納ミラーを格納した状態で1台以上のトラックが走行した道路があるか否かを判定する。そのような道路は、特定のトラック12が対向車両又は障害物(ブロック塀等)との接触を避けるために電動格納ミラーを格納しなければ走行できないほど、狭い道路であるといえる。したがって、電動格納ミラーを格納した状態で1台以上のトラックが走行したことが検知された場合、その道路は、特定のトラック12にとって走行しにくい道路として抽出され得る。
ステップS102:制御部23は、ステップS101で抽出された道路の少なくとも1つの道路を避けることで、特定のトラック12にとって走行しやすい道路が優先されるように経路案内を生成する。
少なくとも1つの道路を避ける手法は、任意の手法が採用可能である。例えば、制御部23は、ステップS101で抽出された各道路につき、経路案内から除外すべき優先度を決定してもよい。優先度の決定には、任意の手法が採用可能である。例えば、制御部23は、各道路につき、特定のトラック12にとっての走行難易度を判定し、判定結果に基づいて、各道路を経路案内から除外すべき優先度を決定してもよい。走行難易度は、例えば評価基準となるスコアで示されてもよい。スコアは、数値(例えば0から100までの整数)又は等級(例えば難易度1から難易度5の5段階評価)であってもよい。この場合、スコアの値が大きい道路ほど、走行難易度が高く、特定のトラック12にとって走行しにくいことを示す。上述の第1例では、1台以上のトラックの平均速度が遅いほど又は単位距離あたりのブレーキ回数が多いほど、スコアの値が大きくなるように算出され得る。第2例では、すれ違いに要した時間が長いほど、スコアの値が大きくなるように算出され得る。第3例では、電動格納ミラーを格納した状態で走行したトラックの台数が多いほど、スコアの値が大きくなるように算出され得る。そして、制御部23は、経路探索要求で示される特定のトラック12の現在地からユーザU1の所望の目的地までの経路から、ステップS101で抽出された道路を走行難易度のスコアの降順に除外することで、少なくとも1つの道路を避けることができる。なお、目的地までの経路に複数の道路の選択肢がある場合は、走行難易度のスコアの降順に道路を除外することができるが、選択肢がない(回避できない)道路の場合は走行難易度にかかわらず、当該道路が経路に選択されることは当然である。これにより、制御部23は、特定のトラック12にとって走行しやすい道路が優先されるように経路案内を生成しやすくなる。
ステップS103:制御部23は、ステップS102で生成された経路案内が特定のトラック12にとって走行しにくい1つ以上の道路を含むか否かを判定する。経路案内が特定のトラック12にとって走行しにくい1つ以上の道路を含むと判定された場合(ステップS103-Yes)、プロセスは、ステップS104に進む。一方、経路案内が特定のトラック12にとって走行しにくい道路を含まないと判定された場合(ステップS103-No)、プロセスは、終了する。
特定のトラック12の目的地が住宅街又は農村部の一画に所在する倉庫である場合、目的地までの経路に含まれる1つ以上の道路、典型的には目的地直前の道路は、幅員の狭い生活道路(路地又は農道等)又は迂回路のない一本道であることも多い。この場合、上述のステップS102では、ステップS101で抽出された道路の1つ以上が除外されずに経路案内に含まれることになる。この場合、制御部23は、経路案内が特定のトラック12にとって走行しにくい1つ以上の道路を含むと判定する。
ステップS104:経路案内が特定のトラック12にとって走行しにくい1つ以上の道路を含むと判定された場合(ステップS103-Yes)、制御部23は、通信部21を介して特定のトラック12のユーザU1によって利用される端末装置30に、1つ以上の道路の各道路について、特定のトラック12にとっての走行難易度を示す情報を送信し出力させる。
特定のトラック12にとっての走行難易度を示す情報は、特定のトラック12にとっての走行難易度をユーザU1に理解させやすい任意の情報であり得る。例えば、走行難易度を示す情報は、ステップS102で上述したスコアであってもよい。制御部23は、通信部21及びネットワーク40を介して特定のトラック12のユーザU1によって利用される端末装置30に、1つ以上の道路の各道路と対応付けて、走行難易度を示す情報を送信し、出力部34に出力させる。走行難易度を示す情報を出力するタイミングは、対応する道路に特定のトラック12が進入する前であればいつでもよい。例えば、走行難易度を示す情報は、対応する道路に特定のトラック12が所定の距離(例えば800m)接近したことが検知されたときに出力されてもよい。
従来のカーナビゲーションシステムでは、個々のトラックの走行履歴が加味されないので、「道幅に注意」といった抽象的な情報が一律に提示されるだけである。これに対し、本実施形態によれば、進入する予定の道路が特定のトラック12にとってどの程度走行しにくいのかを示す個別具体的な情報が、ユーザU1に提示され得る。ユーザU1は、端末装置30を利用することで、幅員の狭い生活道路等、走行しにくい道路に進入する前に、特定のトラック12にとっての走行難易度を知ることができる。これにより、ユーザU1にとって予期せぬ事態の発生が最小限に抑えられる。その結果、特定のトラック12にとって走行しにくい道路でもユーザU1は落ち着いて運転しやすくなり、トラックの安全走行に一層寄与しやすくなる。
制御部23は、走行難易度を示す情報に加えて、端末装置30の検知部33又は外部装置(例えばドライブレコーダ)を介して取得された、各道路を走行した際の、1台以上の各トラックの周囲(例えば運転席からの景色)の画像又は映像を出力してもよい。さらに、制御部23は、走行当時のステアリング操作を撮像した画像又は映像を出力してもよい。出力される画像又は映像は、任意の手法で選択可能であるが、例えば情報処理装置20の管理者によって代表例として選択された画像又は映像(例えば熟練ユーザによるステアリング操作の画像又は映像)であってもよい。これにより、特定のトラック12にとって走行しにくい道路の走行難易度を示すより具体的な情報を、ユーザU1に提示することができる。その結果、特定のトラック12にとって走行しにくい道路でもユーザU1は落ち着いて運転しやすくなり、トラックの安全走行に一層寄与しやすくなる。
以上述べたように、本実施形態に係る情報処理装置20は、情報処理装置20は、1台以上のトラックの走行履歴に基づいて、特定のトラック12にとって走行しにくい道路を抽出する。情報処理装置20は、抽出された道路の少なくとも1つの道路を避けることで、特定のトラック12にとって走行しやすい道路が優先されるように経路案内を生成する。
かかる構成によれば、1台以上のトラックの走行履歴に基づいて、特定のトラック12にとって走行しにくい道路が抽出される。従来のカーナビゲーションシステムでは、個々のトラックの走行履歴が加味されないので、特定のトラック12にとって走行しにくい道路が案内され得るが、本実施形態によれば、そのような道路を極力避けることができる。したがって、個々のトラックを走行しやすい道路に誘導し、トラックの安全走行に寄与しやすくなる点で、車両の経路案内に関する技術が改善される。
本開示を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び改変を行ってもよいことに注意されたい。したがって、これらの変形及び改変は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部又は各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部又はステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
また例えば、上述した実施形態において、情報処理装置20の構成及び動作を、互いに通信可能な複数のコンピュータに分散させた実施形態も可能である。また例えば、情報処理装置20の一部又は全部の構成要素を特定のトラック12に設けた実施形態も可能である。例えば、特定のトラック12のユーザU1によって利用される端末装置30が、情報処理装置20の一部又は全部の構成要素を備えてもよい。
また、例えば汎用のコンピュータを、上述した実施形態に係る情報処理装置20として機能させる実施形態も可能である。具体的には、上述した実施形態に係る情報処理装置20の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、汎用のコンピュータのメモリに格納し、プロセッサによって当該プログラムを読み出して実行させる。したがって、本開示は、プロセッサが実行可能なプログラム、又は当該プログラムを記憶する非一時的なコンピュータ可読媒体としても実現可能である。
10 システム
11 ユーザ
12 トラック
20 情報処理装置
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
30 端末装置
31 通信部
32 測位部
33 検知部
34 出力部
35 入力部
36 記憶部
37 制御部
40 ネットワーク

Claims (5)

  1. 制御部を備える情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    1台以上のトラックの走行履歴に基づいて、特定のトラックにとって走行しにくい道路を抽出し、
    抽出された道路の少なくとも1つの道路を避けることで、前記特定のトラックにとって走行しやすい道路が優先されるように経路案内を生成する、情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記走行履歴は、前記1台以上のトラックの速度及びブレーキ回数を示す情報を含み、
    前記制御部は、前記特定のトラック及び前記特定のトラックと同車種のトラックの平均速度が所定の速度未満である道路、前記特定のトラック及び前記特定のトラックと同車種のトラックのブレーキ回数が所定の回数を超える道路、又はその両方を狭い道路と推定して、前記特定のトラックにとって走行しにくい道路として抽出する、情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記走行履歴は、前記1台以上のトラックと対向車両とのすれ違いに要した時間を含み、
    前記制御部は、すれ違いに要した時間が所定の時間以上である道路を狭い道路と推定して、前記特定のトラックにとって走行しにくい道路として抽出する、情報処理装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記走行履歴は、前記1台以上のトラックの速度及び電動格納ミラーの状態を示す情報を含み、
    前記制御部は、前記電動格納ミラーを格納した状態で前記特定のトラック及び前記特定のトラックと同車種のトラックが走行したことが検知された道路を狭い道路と推定して、前記特定のトラックにとって走行しにくい道路として抽出する、情報処理装置。
  5. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    通信部を更に備え、
    前記制御部は、前記経路案内が前記特定のトラックにとって走行しにくい1つ以上の道路を含む場合、前記通信部を介して前記特定のトラックのユーザによって利用される端末装置に、前記1つ以上の道路の各道路について、前記特定のトラックにとっての走行難易度を示す情報を送信し出力させる、情報処理装置。
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