JP2024053192A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】環境に配慮した電気自動車の利用を促す情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理システムにおいて、情報処理装置2は、電気自動車に搭載されているバッテリーのSOH(State of Health)を示すためのSOH情報を取得する取得部231と、第1時点におけるSOHと、第1時点よりも後の時点である第2時点におけるSOHとの差分であるSOH変化量を算出する変化量算出部232と、SOH変化量に基づいて、電気自動車の利用に伴う環境への影響度合いを評価する評価部233と、評価部233が評価した評価結果に基づいて、電気自動車の利用料金を算出する料金算出部234と、利用料金を示す情報を出力する出力部235と、を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、電気自動車の利用に伴う料金を算出するシステムが知られている。特許文献1には、電気自動車の電気使用量に基づいて料金を算出する技術が開示されている。
電気自動車が利用される1つの動機として、CO2の排出量の削減等のように環境に配慮するために用いられることが挙げられるが、電気自動車を利用すれば環境に配慮することになるとは限らない。例えば、急加速を頻繁に行ったり、長期間にわたって高速な速度で走行したりすると、バッテリーが高温になることによってバッテリーの劣化が早まり、電気自動車又はバッテリーの寿命が短くなりかねない。バッテリーの寿命が短くなると、電気自動車の交換又はバッテリーの交換に伴って、新たな資源を消費したり、電気自動車又はバッテリーを廃棄したりすることにより、環境に悪影響を及ぼしてしまう。そのため、使用された電気使用量に応じて課金するのではなく、電気自動車の利用に伴うバッテリーの劣化の度合いに応じて課金する仕組みを構築して、ユーザに対して環境に配慮した電気自動車の利用を促すことが求められている。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、一例として、環境に配慮した電気自動車の利用を促すことを目的とする。
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、電気自動車に搭載されているバッテリーのSOH(State of Health)を示すためのSOH情報を取得する取得部と、第1時点における前記SOHと、前記第1時点よりも後の時点である第2時点における前記SOHとの差分であるSOH変化量を算出する変化量算出部と、前記SOH変化量に基づいて、前記電気自動車の利用に伴う環境への影響度合いを評価する評価部と、前記評価部が評価した評価結果に基づいて、前記電気自動車の利用料金を算出する料金算出部と、前記利用料金を示す情報を出力する出力部と、を有する。
前記取得部は、前記電気自動車が走行した位置履歴を示す走行データを取得してもよいし、前記評価部は、さらに前記走行データに基づいて、前記影響度合いを評価してもよい。
前記料金算出部は、前記影響度合いの評価が小さいほど前記利用料金を多く算出し、前記影響度合いの評価が高いほど前記利用料金を少なく算出してもよい。
前記料金算出部は、前記影響度合いの評価が小さいほど前記利用料金を多く算出し、前記影響度合いの評価が高いほど前記利用料金を少なく算出してもよい。
記料金算出部は、前記評価結果が予め定められた評価基準より高いことを示す場合、標準料金を前記利用料金として算出し、前記評価結果が前記評価基準より高くないことを示す場合、前記標準料金と追加料金とを合計した料金を前記利用料金として算出してもよい。
前記料金算出部は、前記評価結果が予め定められた評価基準より高くないことを示す場合、標準料金を前記利用料金として算出し、前記評価結果が前記評価基準より高いことを示す場合、前記標準料金を所定の係数で割り引きした料金を前記利用料金として算出してもよい。
前記情報処理装置は、前記取得部が取得した前記SOH情報によって示される前記SOHと、前記電気自動車の利用に応じて前記バッテリーが劣化する推移として予め定められた劣化推移において前記取得部が前記SOH情報を取得した時点における前記電気自動車の利用年月の前記SOHとの差が予め定められたSOH基準値を超えるか否かを判定する判定部をさらに有してもよいし、前記出力部は、前記差が前記SOH基準値を超えると判定された場合に、警告情報を出力してもよい。
前記取得部は、前記電気自動車が走行した位置履歴を示す走行データを取得してもよいし、前記出力部は、前記SOH変化量が予め定められた変化量基準値以上である場合において、前記電気自動車が所定の期間以上の期間において所定の速度以上の速度で走行した履歴が前記走行データに含まれている場合に、長時間における高速走行と前記バッテリーの劣化との関係を示す警告情報を出力してもよい。
前記取得部は、前記バッテリーの充電履歴を取得してもよいし、前記出力部は、前記SOH変化量が予め定められた変化量基準値以上である場合において、前記充電履歴において所定の期間の充電回数が予め定められた回数基準値以上である場合に、警告情報を出力してもよい。
前記出力部は、前記SOHが予め定められたSOH基準値未満である場合に、前記バッテリーの交換又は前記電気自動車の交換を促すための情報を出力してもよい。
前記第1時点は、前記利用料金の算出の対象となる算出対象期間の直前の時点であってもよいし、前記第2時点は、前記算出対象期間内の時点であってもよいし、前記出力部は、前記利用料金を示す情報を、請求する予定の予定利用料金を示す情報として出力してもよい。
本発明の第2の態様に係る情報処理方法は、コンピュータが実行する、電気自動車に搭載されているバッテリーのSOHを示すためのSOH情報を取得するステップと、第1時点における前記SOHと、前記第1時点よりも後の時点である第2時点における前記SOHとの差分であるSOH変化量を算出するステップと、前記SOH変化量に基づいて、前記電気自動車の利用に伴う環境への影響度合いを評価するステップと、評価した評価結果に基づいて、前記電気自動車の利用料金を算出するステップと、前記利用料金を示す情報を出力するステップと、を有する。
本発明の第3の態様に係るプログラムは、コンピュータを、電気自動車に搭載されているバッテリーのSOHを示すためのSOH情報を取得する取得部、第1時点における前記SOHと、前記第1時点よりも後の時点である第2時点における前記SOHとの差分であるSOH変化量を算出する変化量算出部、前記SOH変化量に基づいて、前記電気自動車の利用に伴う環境への影響度合いを評価する評価部、前記評価部が評価した評価結果に基づいて、前記電気自動車の利用料金を算出する料金算出部、及び前記利用料金を示す情報を出力する出力部、として機能させる。
本発明によれば、一例として、環境に配慮した電気自動車の利用を促すことができるという効果を奏する。
[情報処理システムSの概要]
図1は、情報処理システムSの概要を説明するための図である。情報処理システムSは、車両Vを提供するために用いられるシステムである。車両Vは、バッテリーを搭載する電気自動車である。車両Vは、例えば、インターネット又はイントラネット等のネットワークにアクセスするための通信部を有する。情報処理システムSは、情報端末1と、情報処理装置2とを有する。
図1は、情報処理システムSの概要を説明するための図である。情報処理システムSは、車両Vを提供するために用いられるシステムである。車両Vは、バッテリーを搭載する電気自動車である。車両Vは、例えば、インターネット又はイントラネット等のネットワークにアクセスするための通信部を有する。情報処理システムSは、情報端末1と、情報処理装置2とを有する。
情報端末1は、ユーザが使用する端末であり、例えばスマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータである。情報端末1は、ネットワークを介してデータを情報処理装置2と送受信可能である。
情報処理装置2は、車両Vの提供サービスを管理するために用いられる装置であり、例えばサーバである。提供サービスは、レンタル又はリースにより車両Vを提供するサービスである。提供サービスでは、ユーザに対して、車両Vの利用に伴う環境への影響度合いに応じて、車両Vの利用料金を請求する。情報処理装置2は、ネットワークを介してデータを情報端末1及び車両Vと送受信可能である。
以下において、情報処理システムSがユーザによって利用される車両Vの利用料金を算出するために実行する処理について説明する。まず、情報処理装置2は、車両Vに搭載されているバッテリーのSOH(State of Health)を示すためのSOH情報を取得する(図1の(1))。
情報処理装置2は、第1のSOHと第2のSOHとの差分であるSOH変化量を算出する(図1の(2))。第1のSOHは、第1時点におけるSOHであり、例えば、算出対象期間の直前におけるSOHである。算出対象期間は、利用料金の算出の対象となる期間であり、例えば、車両Vの利用が開始してから車両Vの利用が終了するまでの期間、又は予め定められた期間(例えば、1週間、1か月、1年等)である。第2のSOHは、第1時点よりも後の時点である第2時点におけるSOHであり、例えば、算出対象期間の直後におけるSOHである。
情報処理装置2は、算出したSOH変化量に基づいて、車両Vの利用に伴う環境への影響度合いを評価する(図1の(3))。情報処理装置2は、評価した評価結果に基づいて、車両Vの利用料金を算出する(図1の(4))。そして、情報処理装置2は、利用料金を示す料金情報を情報端末1に表示させる(図1の(5))。
このようにすることで、情報処理システムSは、ユーザによる車両Vの使い方が反映されたSOH変化量に応じた利用料金をユーザに請求することができる。これにより、情報処理システムSは、SOH変化量の低減、すなわち、車両Vのバッテリーの劣化が早まらないように車両Vを利用する動機づけをユーザに提供することができる。その結果、情報処理システムSは、ユーザに対して環境に配慮した車両Vの利用を促すことができる。また、提供サービスをユーザに提供する事業者においては、ユーザが環境に配慮して車両Vを利用することにより、車両V又はバッテリーを長く運用させることができるため、新たな資源を消費する頻度が減り、環境に及ぼす影響を低減させることができる。
[情報処理装置2の構成]
図2は、情報処理装置2の構成を示す図である。情報処理装置2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23と、を有する。制御部23は、取得部231と、変化量算出部232と、評価部233と、料金算出部234と、出力部235と、判定部236とを有する。
図2は、情報処理装置2の構成を示す図である。情報処理装置2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23と、を有する。制御部23は、取得部231と、変化量算出部232と、評価部233と、料金算出部234と、出力部235と、判定部236とを有する。
通信部21は、ネットワークを介して情報端末1及び車両Vとの間でデータを送受信するための通信インターフェースを含む。通信部21は、情報端末1及び車両Vから受信したデータを制御部23に入力する。また、通信部21は、出力部235から入力されたデータを情報端末1へと送信する。
記憶部22は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びSSD(Solid State Drive)等の記憶媒体を含む。記憶部22は、制御部23が実行するプログラムを記憶する。記憶部22は、車両Vに関する情報を記憶している。車両Vに関する情報は、例えば、車両Vのカタログに記載されている情報(例えば、バッテリーの容量等)である。
制御部23は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部23は、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより、取得部231、変化量算出部232、評価部233、料金算出部234、出力部235及び判定部236として機能する。
取得部231は、車両Vに搭載されているバッテリーのSOHを示すためのSOH情報を取得する。取得部231は、例えば、算出対象期間の直前、算出対象期間の直後等のタイミングで車両VからSOH情報を取得する。取得部231は、車両Vから取得したSOH情報を管理する外部のシステムからSOH情報を取得してもよい。取得部231は、所定の間隔(例えば、日ごと、週ごと等)でSOH情報を取得してもよい。
取得部231は、例えば、SOHを示す数値をSOH情報として取得する。取得部231は、現在のバッテリーの満充電容量を示す情報をSOH情報として取得してもよい。この場合、取得部231は、車両Vに関する情報に含まれるバッテリーの容量(新車時のバッテリーの満充電容量)と、SOH情報によって示される現在のバッテリーの満充電容量とを用いて、SOHを算出する。取得部231は、後述する車両Vの走行データに基づいて算出された車両VのSOH情報を取得してもよい。取得部231は、SOH情報を取得又はSOHを算出すると、当該SOH情報を車両VのID(identifier)と当該SOH情報を取得した取得日とに関連付けて記憶部22に記憶させる。
変化量算出部232は、第1時点におけるSOHである第1のSOHと、第1時点よりも後の時点である第2時点におけるSOHである第2のSOHとの差分であるSOH変化量を算出する。変化量算出部232は、例えば、記憶部22において、利用料金を算出する対象の車両VのIDと、算出対象期間の直前の取得日とに関連付けて記憶されているSOH情報によって示される第1のSOHと、利用料金を算出する対象の車両VのIDと、算出対象期間の直後の取得日とに関連付けて記憶されているSOH情報によって示される第2のSOHとを用いて、SOH変化量を算出する。
評価部233は、変化量算出部232が算出したSOH変化量に基づいて、車両Vの利用に伴う環境への影響度合いを評価する。具体的には、評価部233は、SOH変化量が少ないほど環境への影響度合いを低く評価し、SOH変化量が多いほど環境への影響度合いを高く評価する。評価部233は、例えば、SOH変化量と、環境への影響度合いを示す影響指標との関係を示す変化量関係表を用いて影響指標を特定することにより、環境への影響度合いを評価する。
図3は、変化量関係表の一例である。図3に示す例において、変化量関係表には、指標値と、変化量範囲とが関連付けられている。指標値は、影響指標の値であり、例えば、値が大きいほど環境への影響度合いが高く、値が小さいほど環境への影響度合いが低いことを示す。変化量範囲は、SOH変化量の範囲である。この場合において、評価部233は、変化量関係表を参照し、変化量算出部232が算出したSOH変化量を含むSOH変化量の範囲に関連付けられている指標値を、影響指標として特定する。
評価部233が、変化量関係表を用いて影響指標を特定する例を説明したが、これに限らない。例えば、評価部233は、SOH変化量に対して、予め定められた所定の係数を適用することにより、影響指標を算出してもよい。
ところで、ユーザが、車両Vに対してバッテリーの劣化を早めるような使い方をしてもバッテリーがあまり劣化しない場合がある。近年、バッテリーを冷却する冷却機能の向上によりバッテリーの高温化が抑えられ、ユーザが、車両Vに対してバッテリーの劣化を早めるような使い方をしてもバッテリーが劣化しづらくなっている。そのため、SOH変化量だけで環境への影響度合いを評価すると、ユーザが環境に配慮して車両Vを利用しているか否かが評価結果に反映されない場合がある。
ユーザが、車両Vに対してバッテリーの劣化を早めるような使い方の中には車両V自体の劣化も早まるような使い方も存在するので、さらにユーザによる車両Vの使い方に応じて環境への影響度合いを評価することが望ましい。そこで、評価部233は、さらにユーザによる車両Vの使い方に基づいて、影響度合いを算出してもよい。
具体的には、まず、取得部231は、走行データを取得する。走行データは、車両Vが走行した位置履歴を示すデータであり、例えば、車両Vの位置を示す位置座標と、当該位置座標を測定した測定時刻とが関連付けられている。走行データは、車両Vの速度を示す情報をさらに含んでもよい。そして、評価部233は、さらに走行データに基づいて、環境への影響度合いを評価する。
例えば、まず、評価部233は、走行データに基づいて、車両Vの寿命が短くなり得る使い方で車両Vを使用した回数を特定する。そして、評価部233は、車両Vの寿命が短くなり得る使い方と、影響指標との関係を示す使用関係表をさらに用いて、影響指標を算出することにより、環境への影響度合いを評価する。
図4は、使用関係表の一例を示す図である。図4に示す例において、使用関係表には、指標値と、車両Vの寿命が短くなり得る使い方(急加速及び高速走行等)の回数の範囲とが関連付けられている。指標値は、影響指標の値であり、例えば、値が大きいほど環境への影響度合いが高く、値が小さいほど環境への影響度合いが低いことを示す。高速走行は、例えば、車両Vが予め定められた所定の期間(例えば、30分、1時間等)以上の期間において、予め定められた所定の速度(例えば、120km)以上の速度で走行する使い方である。
この場合において、まず、評価部233は、走行データを参照し、第1の位置座標から第2の位置座標(第1の位置座標の直後に測定された位置座標)までの距離と、第1の位置座標に対応する第1の測定時刻から第2の位置座標に対応する第2の測定時刻までの期間とに基づいて、車両Vの速度を算出する。評価部233は、車両Vが走行した走行ルートにおける車両Vの速度を算出すると、急加速及び高速走行の回数を特定する。走行データに車両Vの速度を示す情報が予め含まれている場合、評価部233は、走行データに含まれる車両Vの速度を示す情報に基づいて、急加速及び高速走行の回数を特定してもよい。例えば、車両Vには、アクセル開度を測定するセンサーが設けられており、評価部233は、車両Vから取得されたセンサーの測定情報において所定の閾値以上のアクセル開度を測定した測定回数を、急加速の回数として特定してもよい。
評価部233は、急加速及び高速走行の回数を特定すると、使用関係表を参照し、使用関係表に含まれる使い方ごとに、特定した当該使い方の回数を含む使い方の回数の範囲に関連付けられている指標値を特定する。そして、評価部233は、特定したSOH変化量に対応する指標値と、特定した各指標値とを合計することにより、影響指標を算出する。
上記において、使用関係表には、高速走行の回数の範囲が定められている例を説明したが、これに限らず、例えば、高速で走行した期間の範囲であってもよい。この場合、評価部233は、走行データに含まれる各位置座標及び各測定時刻に基づいて、車両Vが高速走行に該当する走行をした走行期間を算出し、使用関係表において算出した走行期間を含む高速で走行した期間の範囲に関連付けられている指標値を特定する。
また、車両Vの寿命が短くなり得る使い方として、急加速及び高速走行の例を説明したが、これに限らず、例えば、車両Vが受けた衝撃であってもよい。例えば、車両Vには、衝撃を検出するセンサーが設けられており、取得部231は、車両Vからセンサーが衝撃を検出した検出履歴を取得する。そして、評価部233は、さらに検出履歴によって特定される衝撃の検出回数に基づいて、環境への影響度合いを評価する。例えば、使用関係表には、衝撃回数の範囲がさらに関連付けられており、評価部233は、指標関係表を参照し、検出履歴によって特定される衝撃の検出回数を含む衝撃回数の範囲に関連付けられている指標値を特定し、特定した衝撃回数に対応する指標値を用いて影響指標を算出する。
上記において、評価部233が、SOH変化量と走行データとに基づいて、環境への影響度合いを評価する例を説明したが、これに限らない。例えば、評価部233は、SOH変化量が少なくない場合、SOH変化量に基づいて環境への影響度合いを評価し、SOH変化量が少ない場合、SOH変化量に代えて走行データに基づいて環境への影響度合いを評価してもよい。
具体的には、まず、評価部233は、SOH変化量が予め定められている変化量閾値未満であるか否かを判定する。そして、評価部233は、SOH変化量が変化量閾値未満ではない、すなわち、SOH変化量が変化量閾値以上であると判定した場合、SOH変化量に基づいて環境への影響度合いを評価する。一方、評価部233は、SOH変化量が変化量閾値未満であると判定した場合、走行データに基づいて環境への影響度合いを評価する。このようにすることで、情報処理装置2は、環境への影響度合いを評価することができない事態を回避することができる。
料金算出部234は、評価部233が評価した評価結果に基づいて、車両Vの利用料金を算出する。具体的には、料金算出部234は、評価部233による環境への影響度合いの評価の高低に応じて利用料金を算出する。より具体的には、料金算出部234は、評価部233による環境への影響度合いの評価が低いほど利用料金を多く算出し、評価部233による環境への影響度合いの評価が高いほど利用料金を少なく算出する。
例えば、記憶部22には、影響指標の値ごとに、当該値が小さいほど多くなり、当該値が大きいほど少なくなる料金が対応付けられた料金表が記憶されている。この場合において、料金算出部234は、料金表を参照し、評価部233が特定(算出)した影響指標に対応付けられている料金を特定することにより、利用料金を算出する。このようにすることで、情報処理装置2は、ユーザによる車両Vの利用に伴う環境への影響度合いに応じた利用料金を算出することができる。
料金算出部234は、評価部233によって評価された評価結果が予め定められた評価基準より高いことを示すか否かに応じて利用料金を算出してもよい。具体的には、料金算出部234は、評価部233によって評価された評価結果が評価基準より高いことを示す場合、標準料金を利用料金として算出する。標準料金及び追加料金は、例えば、それぞれ予め定められている料金である。一方、料金算出部234は、評価部233によって評価された評価結果が評価基準より高くないことを示す場合、標準料金と追加料金とを合計した料金を利用料金として算出する。
料金算出部234は、例えば、影響指標が評価基準の値未満である場合、標準料金を利用料金として算出し、影響指標が評価基準の値以上である場合、標準料金と追加料金とを合計した料金を利用料金として算出する。このようにすることで、情報処理装置2は、ユーザによる車両Vに利用に伴う環境への影響度合いに応じた利用料金を算出することができる。
料金算出部234は、評価部233によって評価された評価結果が評価基準より高くないことを示す場合、標準料金を利用料金として算出し、評価部233によって評価された評価結果が評価基準より高いことを示す場合、標準料金を所定の係数で割り引きした料金を利用料金として算出してもよい。所定の係数は、例えば予め定めらえた数値である。
料金算出部234は、例えば、影響指標が評価基準の値以上である場合、標準料金を利用料金として算出し、影響指標が評価基準の値未満である場合、標準料金を所定の係数で割り引きした料金を利用料金として算出する。このようにすることで、情報処理装置2は、ユーザによる車両Vに利用に伴う環境への影響度合いに応じた利用料金を算出することができる。
上記において、料金算出部234が車両Vの利用料金を算出する例を説明したが、これに限らない。例えば、料金算出部234は、外部のシステムが算出した車両Vの利用料金を取得してもよい。外部のシステムは、例えば、情報処理装置2の管理者と提携する事業者が管理するシステムであり、車両Vの評価結果に基づいて、当該車両Vの利用料金を算出するシステムである。この場合において、料金算出部234は、評価部233が評価した評価結果を外部のシステムに送信することによって、当該外部のシステムが出力した車両Vの利用料金を取得することにより、車両Vの利用料金を算出する。
出力部235は、利用料金を示す料金情報を出力する。出力部235は、例えば、料金情報を情報端末1に送信することにより、情報端末1に利用料金を表示させる。例えば、情報処理装置2は、不図示の表示部をさらに有し、出力部235は、料金情報を表示部に表示させてもよい。
出力部235は、次回請求する予定の予定利用料金を示す情報を料金情報として出力してもよい。具体的には、まず、評価部233は、算出対象期間の直前の時点に取得部231が取得したSOH情報によって示される第1のSOHと、算出対象期間内の時点に取得部231が取得したSOH情報によって示される第2のSOHとの差分であるSOH変化量に基づいて、環境への影響度合いを評価する。そして、出力部235は、評価された評価結果に基づいて料金算出部234が算出した利用料金を示す料金情報を、ユーザに請求する予定の予定利用料金を示す情報として出力する。
出力部235は、利用料金の予想を示す情報を、予定利用料金を示す情報として出力してもよい。例えば、まず、変化量算出部232は、取得部231が算出対象期間において所定の間隔で取得したSOH情報によって示されるSOHの変化に基づいて、算出対象期間の直後の時点における予想SOHを推定し、第1のSOHと予想SOHとの差分である予想SOH変化量を算出する。評価部233は、予想SOH変化量に基づいて、環境への影響度合いを評価する。そして、出力部235は、評価された評価結果に基づいて算出された利用料金を示す情報を、予定利用料金を示す情報として出力する。出力部235は、予定利用料金が標準利用料金より高い場合に、予定利用料金を示す情報を出力してもよい。このようにすることで、情報処理装置2は、次回請求される利用料金がいくらになり得るかをユーザに認識させることができる。
出力部235は、料金情報以外の情報を出力してもよい。例えば、出力部235は、バッテリーの劣化の度合いが高い場合に、警告情報を出力してもよい。警告情報は、バッテリーの劣化の度合いが高くなっていることを知らせるための情報である。
具体的には、まず、判定部236は、取得部231が取得したSOH情報によって示されるSOHと、基準SOHとの差が、予め定められたSOH基準値を超えるか否かを判定する。基準SOHは、車両Vの利用に応じてバッテリーが劣化する推移として予め定められた劣化推移において取得部231がSOH情報を取得した時点における車両Vの利用年月のSOHである。
図5は、バッテリーの劣化推移を模式的に表した図である。要素Xは、予め定められたSOHの推移を示す。要素Yは、取得部231が月ごとに取得したSOH情報によって示されるSOHの推移を示す。例えば、判定部236は、2022年9月1日時点において、要素XのSOHと要素YのSOHとの差がSOH基準値を超えるか否かを判定する。そして、出力部235は、上記差がSOH基準値を超えると判定された場合に、警告情報を出力する。このようにすることで、情報処理装置2は、バッテリーの劣化を早める使い方をしていることをユーザに認識させることができる。
出力部235は、SOH変化量が多い場合であって、SOH変化量が多くなった原因が特定された場合に、警告情報を出力してもよい。具体的には、出力部235は、SOH変化量が予め定められた変化量基準値以上である場合において、車両Vが所定の期間以上の期間において所定の速度以上の速度で走行した履歴が走行データに含まれている場合に、警告情報を出力する。
より具体的には、まず、判定部236は、SOH変化量が変化量基準値以上である場合に、車両Vが所定の期間以上の期間において所定の速度以上の速度で走行した走行履歴が走行データに含まれているか否かを判定する。そして、出力部235は、車両Vが所定の期間以上の期間において所定の速度以上の速度で走行した走行履歴が走行データに含まれていると判定部236が判定した場合に、警告情報を出力する。出力部235は、例えば、長時間にわたって高速走行したことでバッテリーの劣化が早まっていることを示すメッセージを警告情報として情報端末1に通知する。このようにすることで、情報処理装置2は、どの使い方がバッテリーの劣化を早める原因となっているかをユーザに認識させることができる。
出力部235は、SOH変化量が予め定められた変化量基準値以上である場合において、バッテリーの充電履歴において所定の期間の充電回数が予め定められた回数基準値以上である場合に、警告情報を出力してもよい。
具体的には、まず、取得部231は、バッテリーの充電履歴をさらに取得する。例えば、車両Vは、バッテリーの充電を検出するセンサーを有し、取得部231は、当該センサーがバッテリーの充電を検出した検出回数を、バッテリーの充電履歴として取得する。取得部231は、ユーザが入力したバッテリーの充電回数を取得してもよい。判定部236は、SOH変化量が変化量基準値以上である場合に、バッテリーの充電履歴において所定の期間の充電回数が予め定められた回数基準値以上であるか否かを判定する。そして、出力部235は、所定の期間の充電回数が回数基準値以上であると判定部236が判定した場合に、警告情報を出力する。出力部235は、例えば、バッテリーの充電頻度が高いことでバッテリーの劣化が早まっていることを示すメッセージを警告情報として情報端末1に通知する。このようにすることで、情報処理装置2は、どの使い方がバッテリーの劣化を早める原因となっているかをユーザに認識させることができる。
出力部235は、SOHが著しく低下している場合、バッテリーの交換又は車両Vの交換を促すための情報を出力してもよい。具体的には、出力部235は、取得部231が取得したSOH情報によって示されるSOHが予め定められたSOH基準値未満である場合に、バッテリーの交換又は車両Vの交換を促すための情報を出力する。このようにすることで、情報処理装置2は、ユーザが求める性能を満たさない車両Vを利用させることを防ぐことができる。
[情報処理装置2の処理]
続いて、情報処理装置2の処理の流れについて説明する。図6は、情報処理装置2の処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、取得部231が、車両VからSOH情報を取得したことを契機として開始する(S1)。
続いて、情報処理装置2の処理の流れについて説明する。図6は、情報処理装置2の処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、取得部231が、車両VからSOH情報を取得したことを契機として開始する(S1)。
変化量算出部232は、第1時点におけるSOHである第1のSOHと第2時点におけるSOHである第2のSOHとの差分であるSOH変化量を算出する(S2)。評価部233は、変化量算出部232が算出したSOH変化量に基づいて、車両Vの利用に伴う環境への影響度合いを評価する(S3)。
料金算出部234は、評価部233はが評価した評価結果に基づいて、車両Vの利用料金を算出する(S4)。そして、出力部235は、利用料金を示す料金情報を出力する(S5)。
[本実施の形態における効果]
以上説明したとおり、情報処理装置2は、第1のSOHと第2時点におけるSOHである第2のSOHとの差分であるSOH変化量に基づいて、車両Vの利用に伴う環境への影響度合いを評価し、評価した評価結果に基づいて算出した車両Vの利用料金を示す料金情報を出力する。このようにすることで、情報処理装置2は、ユーザによる車両Vの使い方に応じた料金をユーザに請求することができる。これにより、情報処理装置2は、SOH変化量の低減、すなわち、車両Vのバッテリーの劣化が早まらないように車両Vを利用する動機づけをユーザに提供することができる。その結果、情報処理装置2は、ユーザに対して環境に配慮した車両Vの利用を促すことができる。
以上説明したとおり、情報処理装置2は、第1のSOHと第2時点におけるSOHである第2のSOHとの差分であるSOH変化量に基づいて、車両Vの利用に伴う環境への影響度合いを評価し、評価した評価結果に基づいて算出した車両Vの利用料金を示す料金情報を出力する。このようにすることで、情報処理装置2は、ユーザによる車両Vの使い方に応じた料金をユーザに請求することができる。これにより、情報処理装置2は、SOH変化量の低減、すなわち、車両Vのバッテリーの劣化が早まらないように車両Vを利用する動機づけをユーザに提供することができる。その結果、情報処理装置2は、ユーザに対して環境に配慮した車両Vの利用を促すことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 情報端末
2 情報処理装置
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
231 取得部
232 変化量算出部
233 評価部
234 料金算出部
235 出力部
236 判定部
S 情報処理システム
V 車両
2 情報処理装置
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
231 取得部
232 変化量算出部
233 評価部
234 料金算出部
235 出力部
236 判定部
S 情報処理システム
V 車両
Claims (12)
- 電気自動車に搭載されているバッテリーのSOH(State of Health)を示すためのSOH情報を取得する取得部と、
第1時点における前記SOHと、前記第1時点よりも後の時点である第2時点における前記SOHとの差分であるSOH変化量を算出する変化量算出部と、
前記SOH変化量に基づいて、前記電気自動車の利用に伴う環境への影響度合いを評価する評価部と、
前記評価部が評価した評価結果に基づいて、前記電気自動車の利用料金を算出する料金算出部と、
前記利用料金を示す情報を出力する出力部と、
を有する情報処理装置。 - 前記取得部は、前記電気自動車が走行した位置履歴を示す走行データを取得し、
前記評価部は、さらに前記走行データに基づいて、前記影響度合いを評価する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記料金算出部は、前記影響度合いの評価が小さいほど前記利用料金を多く算出し、前記影響度合いの評価が高いほど前記利用料金を少なく算出する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記料金算出部は、前記評価結果が予め定められた評価基準より高いことを示す場合、標準料金を前記利用料金として算出し、前記評価結果が前記評価基準より高くないことを示す場合、前記標準料金と追加料金とを合計した料金を前記利用料金として算出する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記料金算出部は、前記評価結果が予め定められた評価基準より高くないことを示す場合、標準料金を前記利用料金として算出し、前記評価結果が前記評価基準より高いことを示す場合、前記標準料金を所定の係数で割り引きした料金を前記利用料金として算出する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記取得部が取得した前記SOH情報によって示される前記SOHと、前記電気自動車の利用に応じて前記バッテリーが劣化する推移として予め定められた劣化推移において前記取得部が前記SOH情報を取得した時点における前記電気自動車の利用年月の前記SOHとの差が予め定められたSOH基準値を超えるか否かを判定する判定部をさらに有し、
前記出力部は、前記差が前記SOH基準値を超えると判定された場合に、警告情報を出力する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記取得部は、前記電気自動車が走行した位置履歴を示す走行データを取得し、
前記出力部は、前記SOH変化量が予め定められた変化量基準値以上である場合において、前記電気自動車が所定の期間以上の期間において所定の速度以上の速度で走行した履歴が前記走行データに含まれている場合に、長時間における高速走行と前記バッテリーの劣化との関係を示す警告情報を出力する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記取得部は、前記バッテリーの充電履歴を取得し、
前記出力部は、前記SOH変化量が予め定められた変化量基準値以上である場合において、前記充電履歴において所定の期間の充電回数が予め定められた回数基準値以上である場合に、警告情報を出力する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記出力部は、前記SOHが予め定められたSOH基準値未満である場合に、前記バッテリーの交換又は前記電気自動車の交換を促すための情報を出力する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記第1時点は、前記利用料金の算出の対象となる算出対象期間の直前の時点であり、
前記第2時点は、前記算出対象期間内の時点であり、
前記出力部は、前記利用料金を示す情報を、請求する予定の予定利用料金を示す情報として出力する、
請求項1又は2記載の情報処理装置。 - コンピュータが実行する、
電気自動車に搭載されているバッテリーのSOHを示すためのSOH情報を取得するステップと、
第1時点における前記SOHと、前記第1時点よりも後の時点である第2時点における前記SOHとの差分であるSOH変化量を算出するステップと、
前記SOH変化量に基づいて、前記電気自動車の利用に伴う環境への影響度合いを評価するステップと、
評価した評価結果に基づいて、前記電気自動車の利用料金を算出するステップと、
前記利用料金を示す情報を出力するステップと、
を有する情報処理方法。 - コンピュータを、
電気自動車に搭載されているバッテリーのSOHを示すためのSOH情報を取得する取得部、
第1時点における前記SOHと、前記第1時点よりも後の時点である第2時点における前記SOHとの差分であるSOH変化量を算出する変化量算出部、
前記SOH変化量に基づいて、前記電気自動車の利用に伴う環境への影響度合いを評価する評価部、
前記評価部が評価した評価結果に基づいて、前記電気自動車の利用料金を算出する料金算出部、及び
前記利用料金を示す情報を出力する出力部、
として機能させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022159290A JP2024053192A (ja) | 2022-10-03 | 2022-10-03 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022159290A JP2024053192A (ja) | 2022-10-03 | 2022-10-03 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024053192A true JP2024053192A (ja) | 2024-04-15 |
Family
ID=90667554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022159290A Pending JP2024053192A (ja) | 2022-10-03 | 2022-10-03 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2024053192A (ja) |
-
2022
- 2022-10-03 JP JP2022159290A patent/JP2024053192A/ja active Pending
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