JP2024051909A - 加飾付きタッチパネル、タッチパネル付き表示装置、加飾シート - Google Patents

加飾付きタッチパネル、タッチパネル付き表示装置、加飾シート Download PDF

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Abstract

【課題】遮光層を有する加飾シートを有する加飾付きタッチパネルにおいて、タッチセンシングの不良の発生を抑制する。【解決手段】加飾付きタッチパネル10は、静電容量方式のタッチパネルセンサ11と、タッチパネルセンサ11に重ねられる加飾シート20と、を備える。加飾シート20は、カーボンブラック25bを含む遮光層25を有する。遮光層25の厚みは、2μm以上である。遮光層25の表面抵抗は、1×106Ω/□以上である。【選択図】図2

Description

本開示は、加飾シートを有する加飾付きタッチパネル、加飾付きタッチパネルを有するタッチパネル付き表示装置、及び加飾シートに関する。
例えば特許文献1に記載されているような、タッチパネル付き表示装置が知られている。タッチパネルの方式の1つとして、静電容量方式が知られている。静電容量方式のタッチパネルは、タッチパネルセンサとして、モザイク状のパターンで配置されたセンサ電極を含む。センサ電極に指等の外部導体が接近すると、センサ電極と外部導体との静電結合によってセンサ電極に加わっている電圧が変化する。電圧が変化したセンサ電極の位置が特定されることで、外部導体の位置を検出できる。
タッチパネルの他の方式として、抵抗膜方式等が知られている。静電容量方式は、抵抗膜方式に比べて、表示装置から出射された画像光の透過率や、タッチパネルの表面硬度において有利である。タッチパネルを利用する場合、静電容量方式のタッチパネルを利用することが望まれている。
タッチパネル付き表示装置に意匠が付与されることが求められている。例えば特許文献1に記載されているタッチパネル付き表示装置は、意匠を付与するために、表示装置の枠部等の画像の非表示部分に意匠を表示する加飾シートを有している。加飾シートは、意匠を形成する意匠層を有している。
タッチパネル付き表示装置には、単なる意匠でなく、周囲環境と調和する意匠が付与されることが求められている。タッチパネル付き表示装置において、画像の非表示部分だけでなく、画像の表示部分にも意匠が付与されることが求められている。
画像の表示部分に意匠を付与するために、画像の表示部分と重なる位置に透過部を有する加飾シートが考えられる。透過部を有する加飾シートにより、画像の表示状態では画像光が透過部を透過して画像を観察でき、画像の非表示状態では加飾シートが表示する意匠を観察できる。
画像の表示状態で加飾シートが表示する意匠と画像とが混合して観察されると、画像の品質が低下する。加飾シートが表示する意匠と画像とが混合して観察されること抑制するために、加飾シートは、遮光層を有する。遮光層は、十分な遮光性を有するよう、遮光性の高い光吸収粒子であるカーボンブラックを含んでいる。
特開2013-073075号公報
タッチパネル付き表示装置が加飾シートを有していると、タッチパネルとしての機能が発揮されなくなる不具合が生じることがある。このような不具合は、遮光層が含むカーボンブラックによって引き起こされ得る。カーボンブラックは導電性が高いため、カーボンブラックを含む遮光層の全体が外部導体と静電結合する。これにより、タッチパネルセンサによる外部導体の位置の検出が阻害されて、タッチセンシングの不良が生じ得る。
本開示は、遮光層を有する加飾シートを有する加飾付きタッチパネルにおいて、タッチセンシングの不良の発生を抑制することを目的とする。
本開示の一実施の形態は、以下の[1]乃至[8]に関する。
[1]
静電容量方式のタッチパネルセンサと、
前記タッチパネルセンサに重ねられる加飾シートと、を備え、
前記加飾シートは、カーボンブラックを含む遮光層を有し、
前記遮光層の厚みは、2μm以上であり、
前記遮光層の表面抵抗は、1×10Ω/□以上である、加飾付きタッチパネル。
[2]
前記加飾シートは、前記遮光層に重ねられた意匠層と、前記意匠層及び前記遮光層の非形成部である複数の透過部と、をさらに有する、[1]に記載の加飾付きタッチパネル。
[3]
前記カーボンブラックの粒径は、23nm以下である、[1]または[2]に記載の加飾付きタッチパネル。
[4]
前記遮光層における前記カーボンブラックの濃度は、52質量%以下である、[3]に記載の加飾付きタッチパネル。
[5]
前記遮光層の厚みは、20μm以下である、[1]乃至[4]のいずれかに記載の加飾付きタッチパネル。
[6]
前記加飾シートが有する各層の表面抵抗は、1×10Ω/□以上である、[1]乃至[5]のいずれかに記載の加飾付きタッチパネル。
[7]
[1]乃至[6]のいずれかに記載の加飾付きタッチパネルと、
前記加飾付きタッチパネルの前記タッチパネルセンサの近くに配置された表示装置と、を備える、タッチパネル付き表示装置。
[8]
カーボンブラックを含む遮光層を有し、
前記遮光層の厚みは2μm以上であり、
前記遮光層の表面抵抗は、1×10Ω/□以上である、加飾シート。
本開示によれば、遮光層を有する加飾シートを有する加飾付きタッチパネルにおいて、タッチセンシングの不良の発生を抑制できる。
図1は、タッチパネル付き表示装置の分解斜視図である。 図2は、タッチパネル付き表示装置の分解断面図である。 図3は、遮光層の拡大断面図である。 図4は、加飾シートの一部を拡大した正面図の一例である。 図5は、加飾シートの一部を拡大した正面図の他の例である。 図6は、タッチパネル付き表示装置の作用を説明するための図である。 図7は、タッチパネル付き表示装置の作用を説明するための図である。 図8は、カーボンブラックを有する遮光層及びカーボンブラック以外の光吸収粒子を有する遮光層の各波長に対する透過率を示すグラフである。
図面を参照して本開示の一実施の形態について説明する。本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさのため、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張している場合がある。
本明細書において、「層」、「シート」及び「フィルム」の用語は、呼称の違いのみに基づいて互いから区別されるものではない。例えば「シート」という用語は、層或いはフィルムと呼ばれ得るような部材も含む概念である。
本明細書において用いる、形状や幾何学的条件ならびにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈される。
図1乃至図8を参照しながら、本開示による一実施の形態のタッチパネル付き表示装置について説明する。図1は、本開示による一実施の形態のタッチパネル付き表示装置1を概略的に示す分解斜視図である。図1に示されるように、タッチパネル付き表示装置1は、表示装置5と、加飾付きタッチパネル10と、を備えている。加飾付きタッチパネル10は、タッチパネルセンサ11と、加飾シート20と、を有している。加飾シート20は、タッチパネルセンサ11に重ねられている。表示装置5は、加飾付きタッチパネル10のタッチパネルセンサ11の近くに配置されている。加飾付きタッチパネル10は、表示装置5に、例えば図示しない透明な接着層を介して接着されている。タッチパネル付き表示装置1は、タッチパネルセンサ11よってタッチパネル機能を発揮できる。タッチパネル付き表示装置1は、表示装置5による画像と、加飾シート20による意匠と、を表示できる。
図示されている例では、タッチパネル付き表示装置1は、平板状に示されているが、タッチパネル付き表示装置1の各構成要素が湾曲することで、タッチパネル付き表示装置1は、湾曲形状であってもよい。
表示装置5は、例えば、表示面に画像を表示する、または、光の一部を遮光することで画像を表示する。表示装置5は、画像を表示する状態と、画像を表示しない状態と、を切り換えることができる。表示面に画像を表示する表示装置は、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、有機ELディスプレイである。光の一部を遮光物によって遮光することで画像を表示する表示装置は、例えば、面光源装置からの光を印刷が施された透明なフィルムを透過させることで画像を表示するものや、面光源装置からの光を表示するものの形状に合わせた形状の遮光物によって遮光することで明暗による画像を表示するものである。
タッチパネルセンサ11は、当該タッチパネルセンサ11上において、指等の被検出体が接触または接近した位置を検出できる。タッチパネルセンサ11は、本実施の形態において、静電容量方式である。タッチパネルセンサ11は、指等の外部導体が接触または接近した当該タッチパネルセンサ11上の位置を検出できる。タッチパネルセンサ11によって検出されるべき外部導体が接触または接近する位置を、単に「外部導体の位置」と表す。
タッチパネルセンサ11は、基材11aと、センサ電極11bと、を含む。基材11aは、透明である。センサ電極11bは、基材11a上にモザイク状のパターン等で配置されている。タッチパネルセンサ11は、表示装置5に重なる位置に設けられている。表示装置5に重なる位置において、指等の外部導体の位置を検出できる。外部導体の位置を検出する静電容量方式のタッチパネルとして機能し得る限りにおいて、基材11a上におけるセンサ電極11bの配置は特に限定されない。例えば、センサ電極11bは、基材11aのいずれの面に設けられても良いし、基材11aの両方の面に設けられてもよい。センサ電極11bの基材11a上での配置パターンも特に限定されない。
本明細書において、透明とは、全光線透過率が80%以上であり且つヘイズ値が1.0%以下であることを意味する。
本明細書において、全光線透過率とは、対象となる物体へ入光する光の量に対する、対象となる物体を透過する光の量の割合である。全光線透過率は、JIS K 7361-1に準拠したヘイズメーターである村上色彩技術研究所製のHM-150によって測定できる。
本明細書において、ヘイズ値とは、対象となる物体の全光線透過率に対する拡散透過率の比で表され、対象となる物体を透過する光の拡散率を意味する。拡散透過率とは、対象となる物体へ入光する光に対する、直進方向以外の方向に対象となる物体を透過する光の量、すなわち拡散されて透過する光の量の割合である。拡散透過率は、JIS K 7361―1、JIS K 7136に準拠したヘイズメーターである村上色彩技術研究所製のHM-150によって測定できる。
タッチパネルセンサ11におけるセンサ電極11bの非被覆率は、20%以上となっていることが好ましい。センサ電極11bの非被覆率とは、基材11aのシート面において、センサ電極11bによって被覆されていない部分の割合のことを意味する。タッチパネルセンサ11におけるセンサ電極11bの非被覆率が十分に高くなっていることで、表示装置5に表示される画像の画像光がタッチパネルセンサ11を透過できる。
加飾シート20は、意匠を表示して、画像を表示しない状態の表示装置5を隠蔽する。加飾シート20は、表示装置5からの画像光を透過させる。図2は、タッチパネル付き表示装置1を概略的に示す分解断面図である。図2に示されているように、加飾シート20は、表示装置5に対面して配置されている。図2に示す例では、加飾シート20は、全体として表示装置5と同一の方向に広がる平板状の部材である。加飾シート20の厚みは、例えば550μm以下であり、好ましくは400μm以下である。加飾シート20の厚みは、例えば75μm以上であり、好ましくは150μm以上である。
図2に示すように、加飾シート20は、基材層21と、意匠層23と、遮光層25と、複数の透過部27と、ハードコート層29と、を有している。意匠層23は、遮光層25に重ねられている。遮光層25は、表示装置5の近くから意匠層23を覆っている。複数の透過部27は、意匠層23及び遮光層25の非形成部である。加飾シート20は、タッチパネルセンサ11がハードコート層29より基材層21の近くになるように配置されている。意匠層23及び遮光層25は、基材層21よりタッチパネルセンサ11から離れて配置されている。遮光層25は、意匠層23より基材層21の近くに配置されている。ハードコート層29は、意匠層23及び遮光層25よりタッチパネルセンサ11から離れて配置されている。図2において、意匠層23及び遮光層25の断面形状は矩形となっているが、任意の形状であってもよい。
基材層21は、意匠層23及び遮光層25を支持している。基材層21は、透明なフィルムである。基材層21は、複数の層からなっていてもよい。基材層21の材料は、例えば、アクリル、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、環状ポリオレフィン、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体である。基材層21が意匠層23及び遮光層25を適切に支持し且つ透明であるよう、基材層21の厚みは、例えば550μm以下であることが好ましい。
意匠層23は、加飾シート20が表示する意匠を形成する。意匠層23が形成する意匠は、例えば、図形、パターン、デザイン、色彩、絵、写真、キャラクター、マーク、文字や数字である。タッチパネル付き表示装置1を周辺環境と調和させることができるよう、意匠層23は、例えば木目調や大理石調の意匠や幾何学模様の意匠を形成してもよい。意匠層23が形成する意匠は、単色であってもよい。意匠層23は、例えば、バインダー樹脂と、顔料と、を含む。意匠層23は、顔料によって意匠を形成する。意匠層23の厚みは、例えば2μm以上20μm以下である。
遮光層25は、表示装置5からの画像光が意匠層23に入射することを抑制する。遮光層25は、図2に示すように、表示装置5の近くから意匠層23を覆っている。遮光層25は、光を吸収する。遮光層25の厚みは、2μm以上であり、3μm以上であることが好ましい。遮光層25の厚みは、20μm以下であることが好ましく、15μm以下であることがより好ましい。
図3は、遮光層25の一部を拡大して示す断面図である。図3に示されているように、遮光層25は、バインダー樹脂25aと、カーボンブラック25bと、を含んでいる。バインダー樹脂25aは、カーボンブラック25bを保持する。カーボンブラック25bは、光吸収粒子である。カーボンブラック25bを含むことで、遮光層25は、遮光機能を発揮できる。
カーボンブラック25bの粒径Dは、23nm以下であることが好ましい。カーボンブラック25bの粒径Dは、以下の方法で特定される。遮光層25を透過型電子顕微鏡または走査型電子顕微鏡によって拡大して、個々のカーボンブラック25bを観察する。図3に示すように拡大された遮光層25から、個々のカーボンブラック25bの粒径を測定する。カーボンブラック25bが短軸径と長軸径とを有する場合、それらの平均をそのカーボンブラック25bの粒径とする。カーボンブラック25bが凝集している場合、カーボンブラック25bの粒径は、凝集した部分における内接円の直径とする。100個のカーボンブラック25bの粒径を測定し、その平均を当該遮光層25が含むカーボンブラック25bの粒径Dとする。
遮光層25におけるカーボンブラック25bの濃度は、52質量%以下であり、好ましくは43質量%以下である。遮光層25におけるカーボンブラック25bの濃度とは、バインダー樹脂25aの全重量に対するカーボンブラック25bの重量比のことを意味している。カーボンブラック25bの粒径Dが大きい場合、具体的にはカーボンブラック25bの粒径Dが23nmより大きく28nm以下である場合、遮光層25におけるカーボンブラック25bの濃度は、32質量%以下であることが好ましい。カーボンブラック25bの粒径Dが十分に大きい場合、具体的にはカーボンブラック25bの粒径Dが23nm以下である場合、遮光層25におけるカーボンブラック25bの濃度を36質量%以上にしてもよい。カーボンブラック25bの濃度を高くすることで、遮光層25の遮光機能を維持しながら、遮光層25を薄くできる。
遮光層25は、導電性を有するカーボンブラック25bを含むが、高い電気抵抗を有する。具体的には、遮光層25の表面抵抗は、1×10Ω/□以上である。遮光層25の表面抵抗は、加飾シート20の表面を削って遮光層25を露出させることで測定できる。表面抵抗は、JISK6991に準拠した三菱化学社製のハイレスタUP MCP-450を用いて測定できる。
加飾シート20が黒色の意匠を表示する場合、意匠層23と遮光層25とは、同一の層であってもよい。意匠層23が省略されていてもよい。
意匠層23及び遮光層25は、加飾シート20の全体に広がっており、透過部27が形成された部分を除いて、連続している。
透過部27は、意匠層23及び遮光層25が形成されていない部分である。透過部27は、表示装置5の画像光を透過させることができる。透過部27は、意匠層23及び遮光層25に設けられた開口であってもよいし、当該開口が透明な樹脂等によって埋められることで形成されていてもよい。図2に示されている例では、透過部27は、意匠層23及び遮光層25に設けられた開口がハードコート層29によって埋められることで形成されている。複数の透過部27は、互いに離れている。
図4及び図5は、加飾シート20のシート面の法線方法からの観察における加飾シート20の拡大図の一例及び他の例である。図4に示されている例では、透過部27は、正方格子状に並んだ円形である。透過部27が円形である場合、透過部27を透過する画像光の拡散を抑制できる。図5に示されている例では、透過部27は、格子状に並んだ矩形である。透過部27が格子状、特に正方格子状に配置されている場合、表示装置5からの画像光を均一に透過させることができるため、画像光にムラが生じにくくなる。図示されている例に限らず、透過部27は、任意の形状及び配置であってもよい。
表示装置5からの画像光を十分に透過させるために、加飾シート20のシート面の法線方向からの観察における透過部27が占める割合は、5%以上であることが好ましく、10%以上であることがより好ましい。加飾シート20が表示する意匠が観察されやすくなるよう、加飾シート20のシート面の法線方向からの観察における透過部27が占める割合は、30%以下であることが好ましい。
加飾シート20のシート面の法線方向からの観察における透過部27が占める割合とは、加飾シート20において単位面積当たりにおける透過部27が形成されている面積の割合のことを意味する。具体的には、以下の方法により加飾シート20のシート面の法線方向からの観察における透過部27が占める割合を特定できる。加飾シート20に白色の光を照射した状態の画像を取得する。取得した画像を二値化処理する。二値化処理された画像の明るい方を透過部27として、所定の面積における透過部27の面積の割合を特定できる。
ハードコート層29は、基材層21、意匠層23及び遮光層25を保護する。ハードコート層29は、基材層21、意匠層23及び遮光層25を覆っている。ハードコート層29は、加飾シート20の表面をなす。図2に示されている例では、ハードコート層29は、加飾付きタッチパネル10及びタッチパネル付き表示装置1の表面をなしている。ハードコート層29は、透過部27において、基材層21に接している。ハードコート層29は、透明である。ハードコート層29は、基材層21、意匠層23及び遮光層25を適切に保護し、且つ加飾シート20が厚くなりすぎないような適切な厚みを有している。具体的には、ハードコート層29の厚みは、例えば4μm以上30μm以下である。ハードコート層29の材料は、例えば、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、アミノアルキッド樹脂、メラミン樹脂、グアナミン樹脂、尿素樹脂、熱硬化性アクリル樹脂、電離放射線硬化型樹脂等である。耐候性や耐傷性の観点から、ハードコート層29の材料は、電離放射線硬化型樹脂の硬化物であることが好ましい。
加飾シート20は、上述した層以外の層を有していてもよい。加飾シート20が有する各層は、遮光層25と同様に、高い電気抵抗を有することが好ましい。例えば意匠層23は、導電性を有する顔料、例えばカーボンブラックを含み得るが、高い電気抵抗を有することが好ましい。具体的には、加飾シート20が有する各層の表面抵抗は、1×10Ω/□以上であることが好ましい。本実施の形態では、基材層21、意匠層23及びハードコート層29の表面抵抗は、1×10Ω/□以上であることが好ましい。加飾シート20が有する各層の表面抵抗は、加飾シート20を1μmずつ削って、測定の対象となる層を露出させることで測定できる。測定の対象となる層が露出するのは、当該層の表面であることが好ましいが、表面でなくてもよい。
本実施の形態のタッチパネル付き表示装置1の作用について、説明する。
図6には、表示装置5が画像を表示した状態のタッチパネル付き表示装置1の正面図が示されている。図6に示すように、表示装置5が画像を表示した状態では、表示装置5からの画像光は、タッチパネルセンサ11のセンサ電極11bによって被覆されていない部分及び加飾シート20の透過部27を透過する。タッチパネル付き表示装置1の観察者は、透過した画像光によって、表示装置5が表示する画像を観察できる。
遮光層25によって意匠層23に表示装置5からの画像光が入射することが抑制されている。画像光が意匠層23を透過して、意匠層23が形成する絵柄と画像光とが混合して観察されることが抑制される。意匠層23で特定波長域の光のみが吸収されて、意匠層23を透過した画像光によって画像の色再現性が劣化することを抑制できる。
加飾シート20が表示する意匠は、透過部27を透過する画像光が十分な明るさを有していると極めて観察されにくい。透過部27が十分に大きくなっていると、加飾シート20が表示する意匠は、透過部27を透過する画像光によって極めて認識されにくくなる。外部の観察者は、加飾シート20が表示する意匠を認識することなく、画像光によって形成される画像のみを観察できる。
図7には、表示装置5が画像を表示していない状態のタッチパネル付き表示装置1の正面図が示されている。図7に示すように、表示装置5が画像を表示していない状態では、加飾シート20による意匠が表示される。タッチパネル付き表示装置1の観察者は、加飾シート20が表示する意匠を観察できる。
表示装置5が画像を表示した状態及び画像を表示していない状態のいずれでも、タッチパネルセンサ11は、外部導体の位置を検出できる。
本実施の形態の加飾シート20の製造方法の一例について説明する。加飾シート20の製造方法は、基材層21に意匠膜及び遮光膜を設ける工程と、意匠膜及び遮光膜にレーザーを照射する工程と、ハードコート層29を設ける工程と、を含む。
基材層21上に、意匠層23となる意匠膜及び遮光層25となる遮光膜を、例えば印刷によって設ける。意匠膜及び遮光膜は、オフセット印刷、インクジェット印刷、グラビア印刷等、任意の印刷方法で設けられる。遮光膜には、カーボンブラック25bが含まれる。
意匠膜及び遮光膜にレーザーを照射する。レーザーの波長は、例えば1064nmの赤外線である。レーザーは、基材層21を介して意匠膜及び遮光膜に照射される。レーザーは、意匠膜及び遮光膜において、製造される加飾シート20において透過部27が形成されるべき位置に照射される。レーザーが照射された位置の意匠膜及び遮光膜は、除去される。遮光膜が含むカーボンブラック25bは、レーザーを吸収しやすいため、遮光膜は容易に除去される。遮光膜が除去される際に、当該位置の遮光膜が意匠膜を巻き込む。これにより、意匠膜も容易に除去される。意匠膜は、遮光膜と同様にレーザーを吸収して除去されてもよい。意匠膜及び遮光膜が除去された部分が、透過部27となる。意匠膜及び遮光膜に照射されるレーザーの径を調節することで、透過部27の大きさを調節できる。レーザーが照射されなかった意匠膜が意匠層23となり、レーザーが照射されなかった遮光膜が遮光層25となる。
上述した工程に限らず、意匠層23及び遮光層25は、フォトリソグラフィー技術によって基材層21上に形成されてもよい。
ハードコート層29を設ける。例えば電離放射線硬化型樹脂が、基材層21、意匠層23及び遮光層25を覆うように塗布される。電離放射線硬化型樹脂にX線を照射する。X線を照射された電離放射線硬化型樹脂は、硬化する。硬化した電離放射線硬化型樹脂が、ハードコート層29となる。
以上の工程によって、加飾シート20が製造される。
タッチパネル付き表示装置に意匠を付与する加飾シートにおいて、表示装置からの画像光が意匠層に入射することを抑制するために、加飾シートが表示装置の近くから意匠層を覆う遮光層を有することが望まれる。遮光層が適切に光を吸収するために、遮光層が十分な厚さを有し、且つ遮光層がカーボンブラックを含むことが望まれる。
遮光層がカーボンブラックを含むことが望まれる理由について説明する。図8は、カーボンブラックまたはカーボンブラック以外の光吸収粒子の一例であるペリレンブラックを有する遮光層の光の波長に対する透過率を示すグラフである。図8には、サンプル1~3の3つのカーボンブラックにおける当該グラフが示されている。サンプル1は、粒径が22.5nmのカーボンブラック(昭和インク株式会社製)を5%含む、厚みが3.4μmの遮光層である。サンプル2は、粒径が115nmのペリレンブラック(山陽色素株式会社製)を5%含む、厚みが3.4μmの遮光層である。サンプル3は、粒径が150~250nmのペリレンブラック及び調色顔料(株式会社トクシキ製)を5%含む厚みが3.4μmの遮光層である。図8から理解されるように、カーボンブラックは、可視光波長域である380nmから780nmにおいて、透過率が十分に低く、且つ波長ごとの透過率の差が小さい。カーボンブラックを含む遮光層は、遮光機能が高く、透過する光があっても色付いて観察されにくい。ペリレンブラックは、カーボンブラックと比較して、可視光波長域である380nmから780nmにおいて、透過率が高く、且つ波長ごとの透過率の差が大きい。ペリレンブラックを含む遮光層は、遮光機能が低く、透過する光が色付いて観察されやすい。ペリレンブラックを含む遮光層の遮光機能を高めるためにペリレンブラックを含む遮光層を厚くすると、透過する光が例えば緑色に顕著に色付いて観察される。
カーボンブラックは、ペリレンブラック等の他の光吸収粒子と比較して、赤外線を吸収しやすい。加飾シートを製造する工程において、意匠膜及び遮光膜に赤外線のレーザーを照射する場合、遮光層となる遮光膜がカーボンブラックを含むことで、レーザーを照射された遮光膜を容易且つ確実に除去できる。遮光膜を除去することで形成される透過部が安定した形状となりやすい。
カーボンブラックは、ペリレンブラック等の他の光吸収粒子と比較して、耐候性が高い。遮光層の遮光機能が劣化することを抑制できる。
以上のことから、遮光層がカーボンブラックを含むことが望まれる。
遮光層は、意匠層に重なって、加飾シートの全体に広がっている。従来の加飾シートを有する加飾付きタッチパネルに外部導体が接近すると、導電性の高いカーボンブラックを含む遮光層と外部導体との静電結合が加飾シートの全体にわたって一様に変化する。タッチパネルのセンサ電極と遮光層との静電結合は、加飾シートの全体にわたって一様に変化する。センサ電極に加えられている電圧は、加飾シートと重なっている部分の全体にわたって一様に変化する。電圧が変化したセンサ電極の位置が加飾シートと重なっているセンサ電極の全てであると特定されるので、センサ電極によって検出される外部導体の位置は、加飾シートと重なっている部分の全体となる。従来の加飾シートを有する加飾付きタッチパネルでは、外部導体の位置を正しく検出することができない。導電性の高いカーボンブラックを含む遮光層によって、タッチパネルセンサによる外部導体の位置の検出が阻害されて、タッチセンシング不良が生じ得る。
本実施の形態の遮光層25の厚みは、2μm以上であり、遮光層25の表面抵抗は、1×10Ω/□以上である。遮光層25の厚みが十分に大きいため、遮光層25が十分な遮光機能を発揮できる。意匠層23に画像光が入射することが遮光層25によって抑制できる。加飾シート20が意匠を適切に表示できる。遮光層25の表面抵抗が十分に大きいため、遮光層25の導電性が低くなる。カーボンブラック25bを含む遮光層25を有する加飾シート20を備える加飾付きタッチパネル10において、タッチセンシングの不良の発生を抑制できる。
カーボンブラック25bの粒径Dは、23nm以下である。導電性を有するカーボンブラック25bの粒径Dが十分に小さくなっていることで、遮光層25において、カーボンブラック25bが分散して、カーボンブラック25b同士の電気的な接続が抑制される。遮光層25の厚みが2μm以上と厚くても、遮光層25の表面抵抗を大きくできる。カーボンブラック25bを含む遮光層25を有する加飾シート20を備える加飾付きタッチパネル10において、タッチセンシングの不良の発生を抑制できる。
遮光層25におけるカーボンブラック25bの濃度は、52質量%以下であることが好ましい。カーボンブラック25bの濃度が十分に小さくなっていることで、遮光層25において、カーボンブラック25bが分散して、カーボンブラック25b同士の電気的な接続が抑制される。遮光層25の厚みが2μm以上と厚くても、遮光層25の表面抵抗を大きくできる。カーボンブラック25bを含む遮光層25を有する加飾シート20を備える加飾付きタッチパネル10において、タッチセンシングの不良の発生を抑制できる。
遮光層25の厚みは、20μm以下である。遮光層25が厚すぎないことで、加飾シートを製造する工程において、意匠膜及び遮光膜に赤外線のレーザーを照射する場合、遮光膜を薄くできる。遮光膜にレーザーを照射することで形成される透過部27を容易かつ安定した形状で形成できる。
加飾シート20が有する各層の表面抵抗は、1×10Ω/□以上である。遮光層25だけでなく、意匠層23等の表面抵抗も、十分に大きくなっている。加飾シート20が有する各層の導電性が低くなる。加飾シート20を備える加飾付きタッチパネル10において、タッチセンシングの不良の発生を抑制できる。
本実施の形態の加飾付きタッチパネル10は、静電容量方式のタッチパネルセンサ11と、タッチパネルセンサ11に重ねられる加飾シート20と、を備える。加飾シート20は、カーボンブラック25bを含む遮光層25を有する。遮光層25の厚みは、2μm以上である。遮光層25の表面抵抗は、1×10Ω/□以上である。遮光層25の厚みが十分に大きいため、遮光層25が十分な遮光機能を発揮できる。遮光層25の表面抵抗が十分に大きいため、遮光層25の導電性が低くなる。遮光層25を有する加飾シート20を有する加飾付きタッチパネル10において、タッチセンシングの不良の発生を抑制できる。
上述した実施の形態に対して、様々な変更を加えることが可能である。
例えば、タッチパネルセンサ11と表示装置5とが一体的に形成されていてもよい。タッチパネル付き表示装置1は、タッチパネルセンサ11と表示装置5とが一体となった部材と、加飾シート20と、を有していてもよい。
実施例を示して本開示をより詳細に説明する。本開示は、実施例に限定されない。
実施例及び比較例として、加飾シートと、タッチパネルセンサと、表示装置と、を有するタッチパネル付き表示装置を用意した。実施例及び比較例では、加飾シートが有する遮光層の構成がそれぞれ異なる。タッチパネルセンサ及び表示装置は、I Phone SE 2nd Editionである。I Phone SE 2nd Editionに加飾シートを重ねて、各実施例及び比較例のタッチパネル付き表示装置とした。
加飾シートは、基材層と、意匠層と、遮光層と、透過部と、ハードコート層と、を有している。基材層は、ポリメチルメタクリレートからなる。基材層の表面抵抗は、1×1013Ω/□以上であった。意匠層は、塩化ビニル-酢酸ビニル-アクリル共重合体からなるバインダー樹脂と、顔料と、を含む。意匠層には、カーボンブラック等の導電性を有する顔料等は含まれていない。意匠層の表面抵抗は、1×1013Ω/□以上であった。ハードコート層は、ウレタンアクリレートからなる。ハードコート層の表面抵抗は、1×1013Ω/□以上であった。
実施例の遮光層は、塩化ビニル-酢酸ビニル-アクリル共重合体からなるバインダー樹脂と、カーボンブラックからなる光吸収粒子と、を含む。カーボンブラックの粒径は、20nmであった。遮光層におけるカーボンブラックの濃度は、30質量%であった。実施例の遮光層の表面抵抗は、1×10Ω/□以上であった。
比較例1の遮光層は、塩化ビニル-酢酸ビニル-アクリル共重合体からなるバインダー樹脂と、カーボンブラックからなる光吸収粒子と、を含む。カーボンブラックの粒径は、30nmであった。遮光層におけるカーボンブラックの濃度は、29質量%であった。実施例1の遮光層の表面抵抗は、1×10Ω/□以下であった。
比較例2については、実際に作成された加飾付きタッチパネルではなく、思考実験による推察である。比較例2の遮光層は、塩化ビニル-酢酸ビニル-アクリル共重合体からなるバインダー樹脂と、カーボンブラック以外の顔料からなる光吸収粒子と、を含むとする。遮光層における顔料の濃度は、30質量%である。比較例2の遮光層の表面抵抗は、1×10Ω/□以上であると推察される。
実施例及び比較例1,2について、表示装置が白色の画像を表示した状態で加飾シートが表示する意匠が目視にて観察されるか、指で接触した際にタッチパネルセンサのタッチセンシングは適切に機能するか、の2つを評価した。実施例では、表示装置が白色の画像を表示した状態で加飾シートが表示する意匠が目視では観察されず、指で接触した際にタッチパネルセンサのタッチセンシングは適切に機能した。比較例1では、表示装置が白色の画像を表示した状態で加飾シートが表示する意匠が目視では観察されなかったが、指で接触した際にタッチパネルセンサのタッチセンシングは機能しなかった。比較例2では、指で接触した際にタッチパネルセンサのタッチセンシングは適切に機能するが、表示装置が白色の画像を表示した状態で加飾シートが表示する意匠が目視にて観察されると推察される。
実施例と比較例1との比較から、遮光層の表面抵抗が1×10Ω/□以上であることで、タッチセンシングの不良の発生を抑制できることが理解される。さらに、加飾シートが有する各層の表面抵抗が1×10Ω/□以上であることで、タッチセンシングの不良の発生を抑制できる。実施例と比較例2との比較から、カーボンブラックを含む遮光層は、遮光機能が高いと考えられる。
カーボンブラックを含む遮光層において、カーボンブラックの粒径及び濃度を変化させた場合の遮光層の表面抵抗を測定した。測定の結果を以下の表1に示す。
Figure 2024051909000002
実施例及び比較例1との比較を踏まえると、表面抵抗が1×10Ω/□以上である遮光層は、加飾シートにおいてタッチセンシングの不良の発生を抑制できる。カーボンブラックの粒径が23nm以下である場合、カーボンブラックの濃度は52質量%以下であればよい。カーボンブラックの粒径が28nm以下である場合、カーボンブラックの濃度は32質量%以下であればよい。
1 タッチパネル付き表示装置
5 表示装置
10 加飾付きタッチパネル
11 タッチパネルセンサ
11a 基材
11b センサ電極
20 加飾シート
21 基材層
23 意匠層
25 遮光層
25a バインダー樹脂
25b カーボンブラック
27 透過部
29 ハードコート層

Claims (8)

  1. 静電容量方式のタッチパネルセンサと、
    前記タッチパネルセンサに重ねられる加飾シートと、を備え、
    前記加飾シートは、カーボンブラックを含む遮光層を有し、
    前記遮光層の厚みは、2μm以上であり、
    前記遮光層の表面抵抗は、1×10Ω/□以上である、加飾付きタッチパネル。
  2. 前記加飾シートは、前記遮光層に重ねられた意匠層と、前記意匠層及び前記遮光層の非形成部である複数の透過部と、をさらに有する、請求項1に記載の加飾付きタッチパネル。
  3. 前記カーボンブラックの粒径は、23nm以下である、請求項1に記載の加飾付きタッチパネル。
  4. 前記遮光層における前記カーボンブラックの濃度は、52質量%以下である、請求項3に記載の加飾付きタッチパネル。
  5. 前記遮光層の厚みは、20μm以下である、請求項1に記載の加飾付きタッチパネル。
  6. 前記加飾シートが有する各層の表面抵抗は、1×10Ω/□以上である、請求項1に記載の加飾付きタッチパネル。
  7. 請求項1に記載の加飾付きタッチパネルと、
    前記加飾付きタッチパネルの前記タッチパネルセンサの近くに配置された表示装置と、を備える、タッチパネル付き表示装置。
  8. カーボンブラックを含む遮光層を有し、
    前記遮光層の厚みは2μm以上であり、
    前記遮光層の表面抵抗は、1×10Ω/□以上である、加飾シート。
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