JP2005202816A - 光透過性タッチパネル - Google Patents

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Koji Tanabe
功二 田邉
Yuji Satani
裕司 佐谷
Yosuke Chikahisa
陽介 近久
Akito Kawakado
明人 川角
Shoji Fujii
彰二 藤井
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Abstract

【課題】各種電子機器の操作に用いられる光透過性タッチパネルに関し、表示の視認が良好に行える光透過性タッチパネルを安価に提供することを目的とするものである。
【解決手段】下面に上導電層2が形成された上基板11と、上面に上導電層2と所定の間隙を空けて対向する下導電層4が形成された下基板3と、上基板11の上面に配置された偏光フィルム15からなり、上基板11を所定方向に延伸して形成すると共に、この上基板11の偏光軸11Aを偏光フィルム15の偏光軸15Aと同一方向とした光透過性タッチパネルを構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器の操作に用いられる光透過性タッチパネルに関するものである。
近年、LCD等の表示素子の前面に装着された光透過性タッチパネルを通して表示素子に表示された文字や記号、絵柄等の視認を行うと共に、その上面を操作して文字の選択や決定等を行う各種電子機器が増えている中、文字や記号等の表示の視認が良好に行える光透過性タッチパネルが求められている。
このような従来の光透過性タッチパネルについて、図3及び図4を用いて説明する。
図3は従来の光透過性タッチパネルの平面図、図4は同断面図であり、同図において、5は偏光フィルムで、ヨウ素或いは二色性色素を吸着させたポリビニルアルコール等を所定方向に延伸することにより作製され、構成する分子が所定方向に揃い、この方向の偏光軸5Aに平行に振動する光だけを透過させる性質を有している。
また、1は方形状のガラスやポリカーボネート(以下PCと記載する)フィルム等の光透過性の上基板で、延伸等の外力がほとんど加わらないように作製され、構成する分子の向きが不揃いで、あらゆる方向に振動する光を透過させる性質、所謂、光学等方性を有している。
そして、この上基板1の上面には偏光フィルム5が貼り合わされ、下面には酸化インジウム錫や酸化錫等の光透過性の上導電層2が真空スパッタ等によって形成され、この上導電層2の両端には銀やカーボン等のペーストによって印刷形成された一対の上電極(図示せず)が設けられている。
また、3は方形状のガラスやPCフィルム等の下基板で、上基板1と同様、光学等方性を有している。
そして、この下基板3の上面には、上導電層2と同様に光透過性の下導電層4が形成され、この下導電層4上面には上電極と同様に一対の下電極(図示せず)が上電極とは直交方向の両端に設けられると共に、上導電層2と所定の間隔を保つための複数のドットスペーサ(図示せず)が所定の間隔で形成されている。
また、6は不織布やポリエステルフィルム等の額縁状のスペーサで、このスペーサ6の上下面に、熱可塑性樹脂からなる接着層(図示せず)が塗布形成され、これら上基板1と下基板3が、上導電層2と下導電層4が所定の間隔を空けて対向するように、スペーサ6を介して外周が貼り合わされて、光透過性タッチパネルが構成されている。
そして、この光透過性タッチパネルの背面にはLCD(図示せず)が配置され、このLCDの表面には偏光フィルム5と同様、偏光軸に平行に振動する光だけを透過させる偏光板が、偏光軸が偏光フィルム5の偏光軸5Aと同一方向となるように設けられている。
以上の構成において、上電極と下電極が電子機器の検出回路に接続され、偏光フィルム5上面を指或いはペン等で押圧操作すると、偏光フィルム5を介して上基板1が撓み、押圧された箇所の上導電層2が下導電層4に接触し、検出回路が上電極間及び下電極間に電圧を印加してこれらの電極間の抵抗比を検出し、この押圧された位置を検出するように構成されている。
そして、LCDからの光はこのLCDの偏光板の偏光軸と偏光フィルム5の偏光軸5Aが同一方向となるように配置されているためほとんど減衰されず、一般的には90%程度が偏光フィルム5を上方へ透過するため、LCDの表示の視認が良好に行えるものである。
一方、太陽光や照明等のあらゆる方向に振動する外部光も偏光フィルム5上面から入射して、この下面や上基板1下面等で反射して上方へ透過するため、LCDの表示が少し見難くなるが、この上方へ透過する反射光は偏光フィルム5が所定方向に振動する光だけしか透過させないためかなり減衰され、一般的には偏光フィルム5へ入射する外部光の50%以下となり、反射光が少なくLCDの表示の視認が良好に行えるものであった。
なお、上基板1や下基板3を光学等方性のフィルム等ではなく、透過光の色が方向によって異なる、所謂、光学異方性のものにただ単に置換した場合、この偏光軸がどちらに向いているのかわからないため、ほとんどの場合において、この偏光軸とLCDの偏光板及び偏光フィルム5の偏光軸とが同一方向とならず、LCDからの光が乱され、光透過性タッチパネルが着色されて、LCDの表示の視認が良好に行えなくなるため、上基板1や下基板3には一般に光学等方性のものが用いられている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平10−260395号公報
しかしながら、上記従来の光透過性タッチパネルにおいては、上基板1や下基板3に比較的高価な光学等方性のPCフィルム等を使用しているため、光透過性タッチパネルが高価なものになるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、表示の視認が良好に行える光透過性タッチパネルを安価に提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、上基板を所定方向に延伸して形成すると共に、この上基板の偏光軸を上面に配置された偏光フィルムの偏光軸と同一方向となるようにして光透過性タッチパネルを構成したものであり、例えば、上基板に高価な光学等方性の材料ではなく、比較的安価な、所定方向に延伸して形成された光学異方性の材料を使用しても、上基板の偏光軸を偏光フィルムの偏光軸と同一方向とすることで、下方のLCDからの光がほとんど減衰されずに上方に透過し、かつ、LCDからの光が乱されることもなく、所定の斜視の範囲を除いて光透過性タッチパネルに着色が発生することもないため、LCDに表示された表示の視認が良好に行える光透過性タッチパネルを安価に提供することができるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、下基板を所定方向に延伸して形成すると共に、この下基板の偏光軸を偏光フィルムの偏光軸と同一方向としたものであり、例えば、上基板に加えて下基板にも高価な光学等方性の材料ではなく、比較的安価な光学異方性の材料を使用しても下基板の偏光軸を偏光フィルムの偏光軸と同一方向とすることで、上基板の場合と同様、下方のLCDからの光がほとんど減衰されずに上方に透過し、かつ、LCDからの光が乱されることもなく、所定の斜視の範囲を除いて光透過性タッチパネルに着色が発生することもないため、表示の視認が良好に行える光透過性タッチパネルを更に安価に提供することができるという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、偏光フィルムの表面に微細な凹凸を設けてこの偏光フィルムのヘイズ値を10〜70%としたものであり、この微細な凹凸が透過光を散乱させるため、ヘイズ値が10%未満の場合のように所定の斜視の範囲で光透過性タッチパネルに着色が発生したり、ヘイズ値が70%超の場合のようにLCDに表示された表示がぼやけて見えたりすることを防止できるという作用を有する。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、上基板又は下基板を2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(以下PETと記載する)又は2軸延伸ポリエチレンナフタレート(以下PENと記載する)としたものであり、1軸延伸PCフィルムや2軸延伸PCフィルム等に比べて入手が容易なPET又はPENを使用するため、光透過性タッチパネルの製造を容易に行うことができるという作用を有する。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、偏光フィルム上面に反射防止被覆膜を形成したものであり、この反射防止被覆膜により最上面での外部光の反射を小さくできるため、LCDに表示された表示の視認が更に良好に行えるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、表示の視認が良好に行える光透過性タッチパネルを安価に提供することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1及び図2を用いて説明する。
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による光透過性タッチパネルの平面図、図2は同断面図であり、同図において、15は偏光フィルムで、ヨウ素或いは二色性色素を吸着させたポリビニルアルコール等を所定方向に延伸することにより作製され、構成する分子が所定方向に揃い、この方向の偏光軸15Aに平行に振動する光だけを透過させる性質を有している。
また、11は方形状のPETやPEN、1軸延伸PCフィルム、2軸延伸PCフィルム等の光透過性の上基板で、所定方向に延伸することにより作製され、構成する分子が所定方向に揃っているが、偏光フィルム15と異なりあらゆる方向に振動する光を透過させる性質を有すると共に、この透過光の色が方向によって異なる、所謂、光学異方性を有している。
そして、この上基板11の上面には偏光フィルム15が、この上基板11の偏光軸11Aが偏光フィルム15の偏光軸15Aと同一方向となるように貼り合わされ、下面には酸化インジウム錫や酸化錫等の光透過性の上導電層2が真空スパッタ等によって形成され、この上導電層2の両端には銀やカーボン等のペーストによって印刷形成された一対の上電極(図示せず)が設けられている。
また、3は方形状のガラスやPCフィルム等の光透過性の下基板で、延伸等の外力がほとんど加わらないように作製され、構成する分子の向きが不揃いで、あらゆる方向に振動する光も透過させ、かつ、この透過光の色が方向によって異ならない、所謂、光学等方性を有している。
そして、この下基板3の上面には、上導電層2と同様に光透過性の下導電層4が形成され、この下導電層4上面には上電極と同様に一対の下電極(図示せず)が上電極とは直交方向の両端に設けられると共に、上導電層2と所定の間隔を保つための複数のドットスペーサ(図示せず)が所定の間隔で形成されている。
また、6は不織布やポリエステルフィルム等の額縁状のスペーサで、このスペーサ6の上下面に、熱可塑性樹脂からなる接着層(図示せず)が塗布形成され、これら上基板11と下基板3が、上導電層2と下導電層4が所定の間隔を空けて対向するように、スペーサ6を介して外周が貼り合わされて、光透過性タッチパネルが構成されている。
そして、この光透過性タッチパネルの背面にはLCD(図示せず)が配置され、このLCDの表面には偏光フィルム15と同様、偏光軸に平行に振動する光だけを透過させる偏光板が、偏光軸が偏光フィルム15及び上基板11の偏光軸15A,11Aと同一方向となるように設けられている。
なお、LCDの偏光板の偏光軸と偏光フィルム15及び上基板11の偏光軸15A,11Aとを同一方向とする方法として、例えば、LCDの偏光板の偏光軸は、通常、LCDの外周の縦または横の辺とのなす角度が45度となるように構成されているため、図1に示したように、予め、偏光軸が外周の縦または横の辺とのなす角度が45度となるように作製した偏光フィルム15と上基板11を貼り合わせて光透過性タッチパネルを作製し、この光透過性タッチパネルをこのLCDの外周に合わせて載置すれば、偏光軸同士を容易に同一方向とすることができる。
以上の構成において、上電極と下電極が電子機器の検出回路に接続され、偏光フィルム15上面を指或いはペン等で押圧操作すると、偏光フィルム15を介して上基板11が撓み、押圧された箇所の上導電層2が下導電層4に接触し、検出回路が上電極間及び下電極間に電圧を印加してこれらの電極間の抵抗比を検出し、この押圧された位置を検出するように構成されている。
そして、LCDからの光はこのLCDの偏光板の偏光軸と偏光フィルム15の偏光軸15Aが同一方向となるように配置されているためほとんど減衰されず、90%程度が偏光フィルム15を上方へ透過し、LCDの表示の視認が良好に行えるものである。
一方、太陽光や照明等のあらゆる方向に振動する外部光も偏光フィルム15上面から入射して、この下面や上基板11下面等で反射して上方へ透過するため、LCDの表示が少し見難くなるが、この上方へ透過する反射光は偏光フィルム15が所定方向に振動する光だけしか透過させないためかなり減衰され、偏光フィルム15へ入射する外部光の50%以下となり、反射光が少なくLCDの表示の視認が良好に行えるものである。
また、この時、透過光の色が方向によって異なる、所謂、光学異方性の上基板11をLCDからの光が透過するが、上基板11の偏光軸とLCDの偏光板及び偏光フィルム15の偏光軸とが同一方向となるように配置されているため、LCDからの光が乱されることもなく、所定の斜視の範囲を除いて光透過性タッチパネルに着色が発生することもないものである。
なお、偏光フィルム15の表面に、アクリルやフェノキシ樹脂に微粒子を分散させた塗料を塗布するなどして、微細な凹凸を設けた構成とすることで、この微細な凹凸が透過光を散乱させるため、所定の斜視の範囲で発生する着色を防ぐことができる。
次に、この微細な凹凸を設ける具体的な製作方法及びこの偏光フィルムを使用した光透過性タッチパネルの評価結果について説明する。
先ず、フェノキシ樹脂に粒子径2〜5μm、屈折率1.4の二酸化珪素微粉末を添加して、フェノキシ樹脂に対する二酸化珪素微粉末の添加量の異なる塗料を種々作製した。
次に、これらの塗料を偏光フィルム15の表面に塗布して、塗料毎に異なる微細な凹凸が表面に形成された偏光フィルムを種々作製し、これらの偏光フィルムの表面側から可視光を照射し、これらを透過した光を検知してこの時の全透過光に対する拡散透過光の割合であるヘイズ値を偏光フィルム毎に測定した。
最後に、これらの偏光フィルムを使用した光透過性タッチパネルを作製し、これらをLCDの上面に載置し、これらを約30cm斜め上へ離れた所から斜視して視認性を評価した。
この結果、偏光フィルムのヘイズ値が10〜70%のものにおいては着色の発生や表示のぼやけもなく、表示の視認が良好に行える光透過性タッチパネルが得られることがわかった。
このように本実施の形態によれば、上基板11を所定方向に延伸して形成すると共に、この上基板11の偏光軸11Aを上面に配置された偏光フィルム15の偏光軸15Aと同一方向となるようにして光透過性タッチパネルを構成することにより、例えば、上基板11に高価な光学等方性の材料ではなく、比較的安価な、所定方向に延伸して形成された光学異方性の材料を使用しても、上基板11の偏光軸11Aを偏光フィルム15の偏光軸15Aと同一方向とすることで、下方のLCDからの光がほとんど減衰されずに上方に透過し、かつ、LCDからの光が乱されることもなく、所定の斜視の範囲を除いて光透過性タッチパネルに着色が発生することもないため、LCDに表示された表示の視認が良好に行える光透過性タッチパネルを安価に提供することができるものである。
また、上記構成の他に、上基板11に加えて下基板3にも高価な光学等方性の材料ではなく、比較的安価な光学異方性の材料を用いると共に、この下基板3の偏光軸を偏光フィルム15の偏光軸15Aと同一方向とすることによって、上基板11の場合と同様、下方のLCDからの光がほとんど減衰されずに上方に透過し、かつ、LCDからの光が乱されることもなく、所定の斜視の範囲を除いて光透過性タッチパネルに着色が発生することもないため、表示の視認が良好に行える光透過性タッチパネルを更に安価に提供することができる。
そして、偏光フィルム15の表面に微細な凹凸を設けてこの偏光フィルム15のヘイズ値を10〜70%とすることによって、この微細な凹凸が透過光を散乱させるため、ヘイズ値が10%未満の場合のように所定の斜視の範囲で光透過性タッチパネルに着色が発生したり、ヘイズ値が70%超の場合のようにLCDに表示された表示がぼやけて見えたりすることを防止できる。
また、上基板11又は下基板3を1軸延伸PCフィルムや2軸延伸PCフィルム等に比べて入手が容易なPET又はPENとすることによって、光透過性タッチパネルを製造し易くできる。
そして、偏光フィルム15上面にスパッタリングや印刷等により酸化珪素と酸化チタンの薄膜を交互に各1層ずつ設けたり、酸化珪素と酸化ジルコニュームの薄膜を交互に各1層ずつ設けたりして反射防止被覆膜を形成することによって、この反射防止被覆膜により最上面での外部光の反射を小さくできるため、LCDに表示された表示の視認が更に良好に行える。
なお、以上の説明では、偏光フィルム15の表面にフェノキシ樹脂に対する二酸化珪素微粉末の充填量の異なる塗料を塗布してヘイズ値を調整するものとして説明したが、これに代えて、偏光フィルム15の表面にリアルック5301−05(日本油脂株式会社製)等の表面に微細な凹凸を有するノングレアフィルムを貼り付けてヘイズ値を調整するものとしても、本発明の実施は可能である。
また、光透過性タッチパネルの下方に表示素子としてLCDが配置されるものとして説明したが、これに代えて、表面に偏光板を有する有機EL等の表示素子が配置されるものとしても良い。
本発明による光透過性タッチパネルは、表示の視認が良好に行える光透過性タッチパネルを安価に提供することができるという有利な効果を有し、各種電子機器の操作に用いられる光透過性タッチパネル等に有用である。
本発明の一実施の形態による光透過性タッチパネルの平面図 同断面図 従来の光透過性タッチパネルの平面図 同断面図
符号の説明
1,11 上基板
2 上導電層
3 下基板
4 下導電層
5,15 偏光フィルム
5A,11A,15A 偏光軸
6 スペーサ

Claims (5)

  1. 下面に上導電層が形成された上基板と、上面に上記上導電層と所定の間隙を空けて対向する下導電層が形成された下基板と、上記上基板の上面に配置された偏光フィルムからなり、上記上基板を所定方向に延伸して形成すると共に、この上基板の偏光軸を偏光フィルムの偏光軸と同一方向とした光透過性タッチパネル。
  2. 下基板を所定方向に延伸して形成すると共に、この下基板の偏光軸を偏光フィルムの偏光軸と同一方向とした請求項1記載の光透過性タッチパネル。
  3. 偏光フィルムのヘイズ値を10〜70%とした請求項1又は2記載の光透過性タッチパネル。
  4. 上基板又は下基板を2軸延伸ポリエチレンテレフタレート又は2軸延伸ポリエチレンナフタレートとした請求項1又は2記載の光透過性タッチパネル。
  5. 偏光フィルム上面に反射防止被覆膜を形成した請求項1又は2記載の光透過性タッチパネル。
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