JP2024051829A - 印刷プログラムおよびフォントプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】フォントを選択した上でのラベルプリンタでの印刷を簡単に指示すること。【解決手段】情報処理装置1は、URLスキームに対応するラベル作成アプリ42が組み込まれている。ラベル作成アプリ42は、URLスキームによって起動された場合に、URLスキームにて指定されているフォントデータとラベルデータと文字列とを取得する。ラベル作成アプリ42は、取得したフォントデータを用いて、取得した文字列を、取得したテンプレートファイルのテキストオブジェクトに描画する。ラベル作成アプリは、文字列がテキストオブジェクトに描画されたラベルデータに基づく印刷をラベルプリンタ2に行わせる。【選択図】図3

Description

本明細書に開示される技術分野は、ラベルプリンタに印刷させるデータの編集を行う印刷プログラムおよびフォントデータを有するフォントプログラムの技術に関する。
従来、任意のテキストや画像を含むラベルデータを作成し、ラベルプリンタにてそのラベルデータに基づく印刷を行う技術が知られている。例えば特許文献1には、印刷対象となるテキストの編集が可能なラベルプリンタであって、ラベルプリンタがフォントサーバからフォントデータを含む追加メニューデータをダウンロードすることで、フォントをカスタマイズする構成が開示されている。
特開2003-271323号公報
ラベルプリンタに印刷させるデータの編集を行うラベルプリンタ用のプログラムでは、複数のフォントが使用可能であり、用途に応じて様々なフォントが使用できることが望ましい。そのため、例えば特許文献1に開示されているように、サーバからフォントをダウンロードすることでフォントの選択肢を増やすことができる。一方で、それらの中から適切なフォントを選択した上でラベルプリンタに印刷させる作業は手間であり、改善の余地がある。
上述した課題の解決を目的としてなされた印刷プログラムは、ラベルプリンタに印刷させるデータの編集が可能な印刷プログラムであって、情報処理装置のコンピュータに、URLスキームによって起動された場合に、前記URLスキームにて指定されているフォントデータとラベルデータと文字列とを取得する取得処理を実行させ、前記印刷プログラムは、前記URLスキームに対応するプログラムであり、前記印刷プログラムを起動させる前記URLスキームには、フォントを示すデータである前記フォントデータと、テキストオブジェクトを含む前記ラベルデータと、前記テキストオブジェクトに書き込む前記文字列と、を指定することが可能であり、さらに前記コンピュータに、前記取得処理にて取得された前記フォントデータを用いて、前記取得処理にて取得された前記文字列を、前記取得処理にて取得された前記ラベルデータに含まれる前記テキストオブジェクトに描画する描画処理と、前記描画処理にて前記文字列が前記テキストオブジェクトに描画された前記ラベルデータに基づく印刷をラベルプリンタに行わせる印刷処理と、を実行させる、ように構成される。
上記構成を有する印刷プログラムは、URLスキームに対応しており、URLスキームによって自動的に起動され、URLスキームで指定されたフォントデータおよび文字列を用いて、指定されたラベルデータに基づく印刷を自動的に実行することができる。そのため、あらかじめ所望のラベルを印刷するためのURLスキームを用意し、そのURLスキームを通して印刷プログラムを起動すれば、起動された印刷プログラムは、ラベルデータを読み出すための操作やフォントを選択する操作やテキストを編集する操作を行うことなく、所望のラベルを作成できる。
上記プログラムの機能を実現するための装置、制御方法、および当該プログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
本明細書に開示される技術によれば、印刷対象となるテキストの編集が可能なプログラムであって、フォントを選択した上でのラベルプリンタでの印刷を簡単に指示できる技術が実現される。
情報処理装置の概略構成図である。 URLスキームの一例を示す図である。 ラベル作成手順の一例を示すシーケンス図である。 判定処理の手順を示すフローチャートである。 描画プレビュー画面の一例である。 警告画面の一例である。 ラベル作成処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、情報処理装置に組み込まれたプログラムを具体化した実施形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は、情報を表示できる情報処理装置に組み込まれた印刷用のアプリケーションプログラム(以下「アプリ」とする)を開示するものである。
本形態の情報処理装置1は、図1に示すように、CPU11と、メモリ12と、を含むコントローラ10を備え、ラベルプリンタ2に接続可能なものである。さらに、情報処理装置1は、ユーザインタフェース(以下、「ユーザIF」とする)20と、通信インタフェース(以下、「通信IF」とする)30と、カメラ40と、を備え、これらがコントローラ10に電気的に接続されている。CPU11は「コンピュータ」の一例である。コントローラ10が「コンピュータ」の一例であってもよい。
情報処理装置1は、例えば、ラベルプリンタ2に印刷させるための各種のアプリを実行可能な装置である。情報処理装置1は、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でもよいし、据え置き型のパーソナルコンピュータであってもよい。なお、図1中のコントローラ10は、情報処理装置1の制御に利用されるハードウェアやソフトウェアを纏めた総称であって、実際に情報処理装置1に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
CPU11は、メモリ12から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。メモリ12は、ROM、RAMを含み、さらにHDD、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含み、各種のプログラムやデータを記憶する。
ユーザIF20は、表示機能と操作受付機能との両方を備えたタッチパネルを含む。なお、ユーザIF20は、情報を表示するディスプレイ等と、ユーザによる入力操作を受け付けるキーボードやマウス等と、の組み合わせを含んでいても良い。
通信IF30は、ラベルプリンタ2等の外部装置との通信を行うためのハードウェアを含む。通信IF30の通信方式は、無線でも有線でもよく、また、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、USB、LAN等、どのような規格の方式でもよい。
情報処理装置1は、通信IF30を介して、インターネット3に接続する機能を有する。情報処理装置1は、インターネット3を介してサーバ4に接続し、各種アプリ、および、各種データをダウンロードすることができる。例えば、情報処理装置1は、サーバ4に格納されているテンプレートファイル5やフォントファイル6をダウンロードすることができる。テンプレートファイル5は、ラベルの編集に用いるテンプレートに関する情報を記憶している。フォントファイル6は、フォントに関する情報を記憶している。テンプレートファイル5およびフォントファイル6は、ラベルプリンタ2のベンダが提供してもよいし、ベンダ以外が提供してもよい。また、テンプレートファイル5およびフォントファイル6は、それぞれ、別のサーバによって提供されてもよい。テンプレートファイル5は「ラベルデータ」の一例である。フォントファイル6は「フォントデータ」の一例である。
本形態の情報処理装置1のメモリ12には、図1に示すように、オペレーティングシステム(以下、「OS」とする)41と、ラベル作成アプリ42と、フォントアプリ43と、が組み込まれている。ラベル作成アプリ42は「印刷プログラム」の一例である。フォントアプリ43は、「フォントプログラム」の一例である。
OS41は、例えば、iOS(登録商標)、Android(登録商標)、Windows(登録商標)、MacOS(登録商標)、Linux(登録商標)のいずれかである。メモリ12には、システムフォントファイル60が格納されている。システムフォントファイル60は、OS41に登録されたシステムフォントに関する情報を含む。OS41は、URLスキームによってプログラムを起動させ、URLスキームによって指定された機能を実行させる仕組みを有する。OS41には、URLスキームによって起動されるプログラムが登録されている。すなわち、OS41は、スキーム名と、スキーム名によって起動されるプログラムとを関連付けて記憶している。
図2に示すように、URLスキームは、機能指定部110と、データ指定部120とを有する。機能指定部110では、URLスキームによって起動されるプログラムと、起動されたプログラムに実行させる機能と、が指定される。例えば、本形態では、ラベル作成アプリ42のスキーム名と、印刷機能を実行する情報とが、機能指定部110に記述されている。
データ指定部120では、URLスキームにて指定される機能を実行する際に使用されるデータが指定される。データ指定部120は、例えば、第1指定部121と第2指定部122と第3指定部123とに指定されるデータが記述される。例えば、本形態では、ラベルの印刷に使用されるテンプレートが第1指定部121で指定され、テンプレートに含まれるテキストオブジェクトに描画される文字列が第2指定部122で指定され、文字列を描画する際のフォントが第3指定部123で指定されている。データ指定部120では、さらに、用紙サイズなどの印刷設定が指定されてもよい。
プログラムに実行させる機能および指定可能なデータの情報は、あらかじめプログラムに定義されている。なお、データ指定部120にて指定されるデータの数は、1つでも、2つでも、4つ以上でもよい。起動するプログラムの機能によっては、データ指定部120がなくてもよい。
ラベル作成アプリ42およびフォントアプリ43は、例えば、インターネット3を介してサーバ4やラベルプリンタ2から情報処理装置1にインストールされている。ラベル作成アプリ42およびフォントアプリ43は、サーバ4上で動作するWebアプリであってもよい。
本形態のラベルプリンタ2は、例えば、熱転写方式の印刷ヘッドを備え、ロール状に巻き取られたラベル紙を収容し、ラベル紙を巻き出しつつ印刷を行う。ラベルプリンタ2は、例えば、情報処理装置1から受信した印刷データに基づいて、収容されているラベル紙への画像の印刷とラベル紙の搬送とを行い、印刷済みの部分を機外へ突出させる。
本形態のラベル作成アプリ42は、ラベルプリンタ2を使用して各種のラベルを作成するためのアプリである。ラベル作成アプリ42は、ラベルプリンタ2に印刷させる画像の作成や編集の指示を受け付け、指示を受け付けた画像をユーザIF20に表示させる。ラベルプリンタ2に印刷させるデータの編集には、テキストの編集が含まれる。テキストの編集では、テキストそのものの他、例えば、フォント、文字太さ、文字大きさ、文字飾りを編集可能である。
フォントは、ラベルのイメージを大きく左右する。近年、様々なデザインを施したフォントが提供されている。また、ラベルプリンタ2では、様々な言語に対応するラベルを作成する需要が高い。そのため、テキストの編集時には、選択できるフォントが多種多様であることが好ましい。
しかしながら、始めから全てのフォントをラベル作成アプリ42にインストールすると、インストールに時間がかかる、メモリ12に負荷がかかる、といった問題がある。そのため、ラベル作成アプリ42は、例えば、ベンダが提供するフォントに関する情報を記憶するフォントファイルのみをインストールしている。ラベル作成アプリ42にインストールされたフォントを以下「内蔵フォント」とする。内蔵フォントに関する情報を記憶するフォントファイルを以下「内蔵フォントファイル」とする。ラベル作成アプリ42は、内蔵フォントファイル50A,50B,50Cをラベル作成アプリ42の記憶領域に記憶し、内蔵フォント50A,50B,50Cを自由に閲覧したり使用したりすることができる。
ラベル作成アプリ42は、OS41が管理するシステムフォントファイル60にアクセスし、システムフォントを閲覧したり使用したりすることができる。
フォントアプリ43は、カスタムフォントを利用可能なプログラムである。フォントアプリ43は、ベンダが提供してもよいし、ベンダ以外が提供してもよい。フォントアプリ43には、複数のカスタムフォントファイル80A,80B,80Cがインストールされている。カスタムフォントファイル80A,80B,80Cは、カスタムフォントに関する情報を記憶している。
カスタムフォントファイル80A,80B,80Cは、フォントアプリ43の記憶領域に記憶され、フォントアプリ43によって管理されている。そのため、ラベル作成アプリ42は、カスタムフォントファイル80A,80B,80Cを自由に閲覧したり使用したりすることができない場合がある。フォントアプリ43は、フォントアプリ43が有するカスタムフォントを指定するURLスキームを作成し、カスタムフォントを使用したラベルの印刷をラベル作成アプリ42を介して実行できる。URLスキームを利用したラベル作成手順は後述する。
ラベル作成アプリ42は、URLスキームによって起動されるプログラムとしてOS41に登録されているプログラムである。つまり、ラベル作成アプリ42のスキームがOS41に登録されている。これにより、情報処理装置1がラベル作成アプリ42のスキームを含むURLスキームを受け付けると、ラベル作成アプリ42が自動的に起動され、当該URLスキームにて指定される印刷等の機能を実行する。スキームのOS41への登録は、例えば、ラベル作成アプリ42のインストール時やラベル作成アプリ42の初回起動時行われる。また、ラベル作成アプリ42は、URLスキームによって指定可能なデータとして、例えば、テンプレートの種類、文字列、フォントの種類、用紙サイズ、用紙の種類がある。例えば、文字列を指定する場合には、URLスキームの第2指定部122に、「TEXT=”ご注意下さい!”」を記述する。
また、ラベル作成アプリ42は、URLスキームによって指定されたデータを保存することができる。保存するデータには、フォントファイルが含まれる。これにより、ラベル作成アプリ42は、保存したフォントファイル等のデータを自由に閲覧したり、ラベルの印刷等に使用したりすることができる。
ラベル作成アプリ42は、ラベル作成アプリ42あるいは情報処理装置1に記憶されていないフォントのフォントファイル6およびテンプレートのテンプレートファイル5を、サーバ4からダウンロードしてもよい。以下、このダウンロードされたフォントとフォントファイル6を、それぞれ、「ダウンロードフォント」と「ダウンロードフォントファイル6」とする。
ラベル作成アプリ42は、テキストの編集画面において、テキストオブジェクトが選択された状態で使用可能な複数のフォントの中からフォントの選択を受け付け、選択されたフォントを用いてテキストオブジェクトを描画することができる。複数のフォントには、内蔵フォント、システムフォント、ダウンロードフォントが含まれる。また、例えば、ラベル作成アプリ42が、URLスキームに基づいてフォントファイルを保存した場合、複数のフォントにその保存したフォントファイルも含まれる。
なお、各種フォントファイルのデータ形式は、例えば、TTF、OTFである。フォントファイルには、例えば、フォント名、バージョンを示すバージョン情報、描画に用いる情報が含まれている。
ラベル作成アプリ42は、編集中の画像の印刷実行の指示を受け付け、編集中の画像に基づく印刷データを生成して、ラベルプリンタ2に送信する。なお、本形態のラベル作成アプリ42は、ユーザの実行指示に基づいて独立して実行可能なプログラムでも良いし、他のプログラムの実行中にそのプログラムから呼び出されて実行されるプログラムでも良い。
続いて、URLスキームを使用してラベルを作成するラベル作成手順について、図3のシーケンス図を参照して説明する。図3に示す各処理は、情報処理装置1のCPU11にて実行される。なお、以下の処理およびフローチャートの各処理ステップは、基本的に、各プログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を示すが、説明の便宜上、処理の主体を各プログラムとして説明することがある。CPU11による処理は、情報処理装置1のOS41のAPIを用いたハードウェア制御も含む。本明細書では、OS41の記載を省略して動作を説明する。以下では、ラベル作成アプリ42が、カスタムフォントファイル80Aのフォントを使用してラベルを作成する場合を例にして説明する。
図3に示すように、フォントアプリ43は、起動された後(A01)、ラベルの作成に使用するデータの指定を受け付ける(A02)。例えば、フォントアプリ43は、受付画面をユーザIF20に表示し、ラベル作成アプリ42が印刷機能を実行する際に使用するデータの指定を受け付ける。
受付画面には、例えば、複数のテンプレートの画像が選択可能に表示される。表示されるテンプレートの画像は、情報処理装置1内に存在していてもよいし、サーバ4など外部装置に存在していてもよい。フォントアプリ43は、例えば、テキストオブジェクトを含むテンプレートが選択されると、テキストオブジェクトに入力する文字列の指定を受け付ける。指定される文字列は、任意でもよいし、予め決められていてもよい。また、テンプレート画像は表示せず、文字列の指定のみを受け付ける画面を表示しても良い。
受付画面では、テキストオブジェクトが文字列を描画する際のフォントの指定を受け付けることができる。フォントアプリ43は、フォントアプリ43が管理するカスタムフォントを含むフォントの一覧を表示する。ユーザは、例えば、一覧表示されるフォントの選択肢の中からフォントを1つ選択する。フォントアプリ43は、選択されたフォントの指定を受け付ける。選択されるフォントは、ラベル作成アプリ42の内蔵フォント50A,50B,50Cやシステムフォントやダウンロードフォントなど、フォントアプリ43以外が管理するフォントであってもよい。A02は「指定処理」の一例である。
受付画面には確定ボタンが配置される。その確定ボタンが操作されると、CPU11は、受付画面において指定されたデータを受け付け、URLスキームを生成する(A03)。A03は「作成処理」の一例である。
例えば、フォントアプリ43は、ラベル作成アプリ42のスキーム「app」と、ラベル作成アプリ42の印刷機能を指定する情報「print」とを、URLスキームの機能指定部110に記述する。また、フォントアプリ43は、受付画面においてテンプレートファイル「file.lbx」と、文字列「ご注意下さい!」と、フォントを示すフォントファイル「custom.ttf」との指定を受け付けた場合、それらをURLスキームのデータ指定部120の第1指定部121と、第2指定部122と、第3指定部123とに記述する。すなわち、フォントアプリ43は、「app://print?filename=file.lbx&text_TEXT=ご注意下さい!&font_TEXT=custom.ttf」とのURLスキームを生成する。
第1指定部121に記述されるテンプレートファイル、および、第3指定部123に記述されるフォントファイルは、ファイルそのものであってもよいし、ファイルを圧縮したデータであってもよいし、保存先を示すデータであってもよい。テンプレートファイルおよびフォントファイルが保存先を示すデータである場合、その保存先は、ラベル作成アプリ42の記憶領域でもよいし、情報処理装置1のメモリ12内の共有の記憶領域内でもよいし、サーバ4でもよい。フォントアプリ43以外が管理するフォントを指定したい場合、フォントファイルではなく、フォント名やIDなどのフォントを一意に決定できる文字列を示すデータであればよい。
なお、フォントアプリ43は、受付画面において、用紙サイズなどの印刷設定を受け付け、URLスキームのデータ指定部120に記述してもよい。
フォントアプリ43は、生成したURLスキームをOS41に渡す(A04)。URLスキームを受け取ったOS41は、URLスキームを解析する。OS41は、例えば、ラベル作成アプリ42と、ラベル作成アプリ42のスキーム「app」とを関連付けて記憶している。OS41は、例えば、スキーム「app」を含むURLスキームを受け取った場合、スキーム「app」に関連付けられたラベル作成アプリ42を起動させる(B01)。このとき、OS41は、フォントアプリ43から受け取ったURLスキームに指定されたデータをラベル作成アプリ42に渡す。A01は「起動処理」の一例である。
起動されたラベル作成アプリ42は、OS41から受け取ったURLスキームのデータ指定部120にて指定されるデータを取得する(B02)。例えば、ラベル作成アプリ42は、第1指定部121にテンプレートファイルの保存先のパスが記述されている場合、そのパスに基づいてテンプレートファイルにアクセスし、テンプレートファイルを取得する。また例えば、ラベル作成アプリ42は、第3指定部123にカスタムフォントファイル80Aの保存先のパスが記述されている場合、そのパスに基づいてカスタムフォントファイル80Aをメモリ12から読み出して取得する。ラベル作成アプリ42は、URLスキームの第2指定部122に文字列が記述されている場合、その文字列を取得する。
B02は「取得処理」の一例である。第1指定部121が指定するテンプレートファイル、第2指定部122が指定する文字列、第3指定部123が指定するフォントファイル、具体的には、カスタムフォントファイル80Aは、URLスキームにて指定されている「ラベルデータ」、「文字列」、「フォントデータ」の一例である。
ラベル作成アプリ42は、例えば、URLスキームに基づいてカスタムフォントファイル80Aを取得した場合、そのカスタムフォントファイル80Aをラベル作成アプリ42の記憶領域、例えば、ラベル作成アプリ42によって作成されたディレクトリに保存する(B03)。これにより、ラベル作成アプリ42は、フォントアプリ43が管理するカスタムフォントファイル80Aを内蔵フォント50A,50B,50Cと同様に利用できるようになる。B03は「フォント保存処理」の一例である。
URLスキームにて指定されるフォントファイルは、ラベル作成アプリ42用に作成されていない場合がある。この場合、ラベル作成アプリ42は、ラベル作成時に、カスタムフォントを用いてテキストオブジェクトを適切に描画できない可能性がある。そこで、ラベル作成アプリ42は、判定処理を行う(B04)。判定処理は、URLスキームで指定されるフォントを用いてテキストオブジェクトを描画できるか否かを判定する処理である。なお、URLスキームでフォントが指定されていない場合や、フォントアプリ43以外が管理するフォントが指定された場合、判定処理を行わず、すぐに印刷処理に移行してもよい。
図4を参照して判定処理について説明する。CPU11は、URLスキームで指定されるフォントファイルを読み出し可能か否かを判断する(S101)。URLスキームで指定されるフォントファイルがカスタムフォントファイル80Aである場合、CPU11は、カスタムフォントファイル80Aを読み出し可能か否かを判断する。URLスキームで指定されるフォントファイルを読み出すことができなれば、描画すべきフォントが不明になるからである。
例えば、取得したカスタムフォントファイル80Aの拡張子やフォーマットがフォントを示す形式であっても、フォントの情報が入っていない、あるいは、一部しか入っていない場合、CPU11は、読み出し不能と判断する(S101:NO)。この場合、CPU11は、取得したフォントでテキストオブジェクトを描画できないと判定し(S111)、判定処理を終了する。
CPU11は、S101にて読み出し可能と判断する場合(S101:YES)、CPU11は、URLスキームで指定される文字列が、URLスキームで指定されるフォントで対応していない文字を含むか否かを判断する(S102)。テキストオブジェクトに描画する文字列に、URLスキームで指定されるフォントで対応できない文字が含まれていれば、その文字列を描画できないからである。
例えば、URLスキームで指定されるカスタムフォントファイル80Aは、欧文用フォントを記憶しているとする。一方、URLスキームで指定される文字列は、平仮名を含むとする。欧文用フォントは平仮名の文字を描画できない。この場合、CPU11は、URLスキームで指定される文字列が、URLスキームで指定されるフォントで対応していない文字を含むと判断する(S102:YES)。CPU11は、URLスキームで指定されるフォントでテキストオブジェクトを描画できないと判定し(S111)、判定処理を終了する。
また、例えば、URLスキームで指定されるカスタムフォントファイル80Aは、漢字と平仮名に対応するフォントを記憶しているとする。一方、URLスキームで指定される文字列は、平仮名のみで構成されたテキストが描画されているとする。漢字と平仮名に対応するフォントは平仮名の文字に対応できる。この場合、CPU11は、URLスキームで指定される文字列が、URLスキームで指定されるフォントで対応していない文字を含まないと判断する(S102:NO)。この場合、CPU11は、ラベル作成アプリ42は、URLスキームで指定されるフォントファイルを用いて、URLスキームで指定される文字列を、URLスキームで指定されるテンプレートに含まれるテキストオブジェクトに描画する(S103)。そして、S103は「描画処理」の一例である。
CPU11は、OCR(Optical Character Reader)処理を用いて、URLスキームで指定されるフォントで描画した文字列の画像からテキストを認識する(S104)。CPU11は、OCR処理を用いて認識したテキストと、URLスキームで指定される文字列とが、一致するか否かを判断する(S105)。URLスキームで指定されるフォントで文字列を描画したテキストオブジェクトの画像からOCR処理によってテキストを認識し、認識されたテキストが、URLスキームで指定される文字列と一致しなければ、適切なテキストが描画されていない可能性あるからである。
例えば、OCR処理を用いて認識したテキスト、すなわち、URLスキームで指定されたフォントで描画されたテキストにドットが生じていたり、テキストの線が欠けたりしていると、本来のテキストと異なる結果になり得る。このようなフォントは、適切なテキストを描画できる可能性が低い。そのため、CPU11は、OCR処理を用いて認識したテキストと、URLスキームで指定される文字列とが、一致しないと判断する(S105:NO)。この場合、CPU11は、URLスキームで指定されたフォントでテキストオブジェクトを描画できないと判定し(S111)、判定処理を終了する。
CPU11は、OCR処理を用いて認識したテキストと、URLスキームで指定される文字列とが、一致すると判断した場合(S105:YES)、描画プレビュー画面をユーザIF20に表示し、描画に成功したか否かをユーザに入力させる(S106)。
描画結果に求めるレベルは、ユーザによって異なる。例えば、ラベルをデザインするユーザは、ラベルの品質に影響するため、描画結果に求めるレベルが高くなる。一方、一般家庭のユーザが求める描画結果は、文字を読めれば良い程度であることが多い。そこで、ラベル作成アプリ42は、描画の成否をユーザに判断させ、失敗とユーザに判断されたフォントの使用を回避できるようにしている。
例えば、図5に示す描画プレビュー画面300には、プレビュー画像表示領域301と、第1ボタン302と、第2ボタン303と、が配置されている。プレビュー画像表示領域301には、URLスキームで指定されたフォントを用いて描画したテキストの画像がプレビュー表示されている。第1ボタン302は、描画の成功を入力する操作子である。第2ボタン303は、描画の失敗を入力する操作子である。
ユーザは、プレビュー画像を見て、描画が失敗したと判断する場合、第2ボタン303をタップする。この場合、CPU11は、失敗の入力を受け付け(S107:失敗)、URLスキームで指定されたフォントでテキストオブジェクトを描画できないと判定して(S111)、判定処理を終了する。
ユーザは、プレビュー画像を見て、描画が成功したと判断する場合、第1ボタン302をタップする。この場合、CPU11は、成功の入力を受け付け(S107:成功)、URLスキームで指定されたフォントでテキストオブジェクトを描画できると判定して(S108)、判定処理を終了する。
図4のS102,S105,S107は、全て判断する必要はなく、少なくとも1つ判断してもよいし、また、他の判断を追加してもよい。また、どの判断を行うかユーザが設定できてもよい。
図3に戻り、ラベル作成アプリ42は、B04の判定処理にて、URLスキームで指定されたフォントでテキストオブジェクトを描画できないと判定した場合(Alt:描画不可)、B03にて保存したカスタムフォントファイル80Aをメモリ12から消去する(C01)。使用できないフォントファイルが削除されることにより、メモリ12の負荷が軽減される。
また、判定処理にて描画不可と判定したラベル作成アプリ42は、URLスキームで指定されたフォントを使用できないことを警告する(C02)。例えば、ラベル作成アプリ42は、図6に示す警告画面400をユーザIF20にポップアップ表示する。警告画面400には、URLスキームで指定されたフォントを使用できないことを示すメッセージ401と、OKボタン402とが表示されている。警告画面400は、ユーザがOKボタン402を操作すると消える。警告画面400は、一定時間経過後に消えてもよい。なお、警告は、音声によって行ってもよい。C02の処理は「警告処理」の一例である。C01,C02の処理は逆順でもよい。
ラベル作成アプリ42は、B04の判定処理にて、URLスキームで指定されたフォントでテキストオブジェクトを描画できないと判定し(Alt:描画不可)、フォントファイルの消去と警告を行った場合、URLスキームにて指定されたフォントを使用してテンプレートのテキストオブジェクトを描画したラベルデータに基づく印刷をラベルプリンタ2に行わせずに、終了する(E01)。これによれば、ラベル作成アプリ42は、URLスキームで指定されたフォントでテキストを描画できない状態でラベルプリンタ2に印刷を行わせないので、無駄な印刷を回避できる。
ラベル作成アプリ42は、B04の判定処理にて、URLスキームで指定されたフォントでテキストオブジェクトを描画できると判定した場合(Alt:描画可)、URLスキームにて指定されたフォントを使用したテンプレートのテキストオブジェクトを描画したラベルデータに基づく印刷データをラベルプリンタ2に送信する(D01)。つまり、URLスキームによって起動されたラベル作成アプリ42は、編集画面を表示してテンプレートの選択や、文字列の入力や、フォントの選択を受け付けなくても、ラベルプリンタ2に印刷データを送信できる。ラベルプリンタ2は、受信した印刷データに基づいて印刷を実行する。D01の処理は「印刷処理」の一例である。
印刷を完了したラベルプリンタ2は、印刷完了通知をラベル作成アプリ42に送信する(D02)。印刷完了通知を受信したラベル作成アプリ42は、自動的に終了する(E01)。なお、ラベル作成アプリ42は、すでに起動されている状態からURLスキームを受け付けた場合は、印刷完了通知を受信した後、終了せずに、起動状態を維持する。
続いて、ラベル作成アプリ42を使用してラベルを作成するラベル作成手順について説明する。このラベル作成手順は、ラベル作成アプリ42が手動で起動され、ラベル作成アプリ42にてラベルの編集を行う手順であり、URLスキームによって自動的にテンプレとファイルを取得して印刷を行う手順と異なる。ラベル作成アプリ42は、ラベル作成指示を受け付けると、図7に示すラベル作成処理を実行する。ラベル作成指示は、ラベル作成アプリ42を起動した際にユーザIF20に表示されるトップ画面を介して受け付ける。
図7に示すように、ラベル作成指示を受け付けたCPU11は、編集画面をユーザIF20に表示する(S201)。S201は「表示処理」の一例である。編集画面には、テキストオブジェクトが配置されている。テキストオブジェクトには、現在設定されているフォントに基づいてテキストが描画される。編集画面200には、ラベル紙に印刷する画像を示す画像オブジェクトが配置されていてもよい。
ユーザがテキストオブジェクトをタップすると、CPU11は、テキストオブジェクト212が選択されたと判断し(S202:YES)、テキスト編集画面を表示する(S203)。テキスト編集画面には、フォントの選択を指示するボタンが配置されている。このボタンが操作されると、CPU11は、フォント選択指示を受け付け(S204:YES)、フォントの選択を受け付ける(S205)。フォントは、フォント一覧に表示される複数のフォントの選択肢の中から選択される。S205は「選択処理」の一例である。S205で選択されたフォントは「特定フォント」の一例である。
具体的には、例えば、CPU11は、フォント一覧に表示する複数のフォントを取得する。複数のフォントには、例えば、ラベル作成アプリ42の記憶領域に記憶されている内蔵フォント、メモリ12に記憶されているシステムフォント、ダウンロードフォントが含まれる。URLスキームで指定されたフォントファイルがラベル作成アプリ42の記憶領域に保存されている場合、そのフォントファイルのフォントも複数のフォントに含まれる。なお、判定処理で描画不可と判定されたフォントは、図3のC01において消去されているので、複数のフォントに含まれない。CPU11は、取得した複数のフォントの選択肢をフォント一覧に表示する。
このとき、CPU11は、例えば、URLスキームで指定されたフォントの選択肢を先頭に表示したり、他のフォントの選択肢と区別可能に表示してもよい。つまり、URLスキームで指定されたフォントの選択肢は、他のフォントの選択肢より優先して表示してもよい。これにより、ユーザがURLスキームで指定されたフォントを選択し易くなる。
フォント一覧に表示される複数のフォントの選択肢の中からフォントが1つ選択されると、CPU11は、選択されたフォントを用いて、編集画面に配置されているテキストオブジェクトを描画する(S206)。
例えば、URLスキームでフォントファイル80Aのカスタムフォントが指定され、そのカスタムフォントがラベル作成アプリ42の記憶領域に保存されているとする。フォント一覧には、カスタムフォントファイル80Aのカスタムフォントが選択肢の1つとして表示される。このカスタムフォントが選択された場合、CPU11は、ラベル作成アプリ42の記憶領域に保存されたカスタムフォントファイル80Aを用いてテキストオブジェクトを描画する。カスタムフォントファイル80Aは、判定処理においてテキストオブジェクトを描画できると判定されている。そのため、ラベル作成アプリ42は、編集画面のテキストオブジェクトをカスタムフォントファイル80Aのカスタムフォントで適切に描画できる可能性が高い。
CPU11は、描画を終了すると、完了指示を受け付けたか否かを判断する(S207。CPU11は、完了指示を受け付けるまで待機する(S207:NO)。CPU11は、完了指示を受け付けたと判断すると(S207:YES)、印刷実行指示を受けたか否かを判断する(S208)。CPU11は、印刷実行指示を受け付けない場合(S208:NO)、S202の処理に戻る。
CPU11は、印刷実行指示を受け付けた場合(S208:YES)、編集されたテキストオブジェクトを含む印刷データを生成し、生成した印刷データをラベルプリンタ2に送信する(S209)。ラベルプリンタ2は、受信した印刷データに基づいてラベル紙に印刷を行う。
以上説明したように、本形態のラベル作成アプリ42は、URLスキームに対応しており、URLスキームによって自動的に起動され、URLスキームで指定されたフォントデータおよび文字列を用いて、指定されたテンプレートに基づく印刷を自動的に実行することができる。そのため、あらかじめ所望のラベルを印刷するためのURLスキームを用意し、そのURLスキームを通してラベル作成アプリ42を起動すれば、起動されたラベル作成アプリ42は、テンプレートを読み出すための操作やフォントを選択する操作やテキストを編集する操作を行うことなく、所望のラベルを作成できる。
なお、上記実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、ラベル作成アプリ42は、テキストスキャン機能や翻訳機能を有していなくてもよい。複数のフォントを1つに纏めた形式のデータであるTTC、OTCも、フォントを示す形式のデータの一例である。
ラベルプリンタ2の印刷方式は、熱転写方式に限らず、例えば、感熱方式、インクジェット方式、電子写真方式でもよい。ラベルプリンタ2にて使用される印刷媒体は、ラベル紙に限らず、例えば、カット紙や単なるロール紙でもよい。
各形態のラベル作成アプリ42は、自身で印刷データの作成と送信とを行うものとしたが、これに限らない。例えば、印刷対象の画像データと印刷設定とを他のプログラムに渡して、印刷データの作成や送信を他のプログラムに行わせても良い。
URLスキームは、フォントアプリ43以外のプログラムが作成したものでもよい。例えば、ブラウザのURLの入力箇所に手入力でURLスキームを入力し、ブラウザからURLスキームを実行させてもよい。この場合、ブラウザが「フォントアプリ」の一例になる。
フォントアプリ43は、URLスキームを作成した後で終了し、その後、作成されたURLスキームの実行指示を受け付けた場合にA04の処理を行ってもよい。
フォントアプリ43は、URLスキームを作成した場合、そのURLスキームを自動入力するボタンを設け、次回以降、そのボタン操作のみでURLスキームの入力を受け付けるようにしてもよい。
ラベル作成アプリ42がURLスキームによって指定される機能は、ファイルの保存など、印刷以外の機能であってもよい。図2のA02では、実行する機能に応じて受け付けるデータの内容を変えてもよい。また、図2のA02では、起動するプログラムや機能の指定を受け付けてもよい。
図3のB03の処理は省略してもよい。ただし、ラベル作成アプリ42は、URLスキームで指定されたフォントファイルを保存することで、フォントファイル保存後に、別途、ラベルを編集する際に保存したフォントを選択できるようになり、フォントを選択する際の自由度が高まる。
フォントファイルを保存するか否かは、ラベル作成アプリ42で設定できてもよいし、URLスキームによる印刷の度にユーザに問い合わせてもよいし、URLスキームに指定できてもよい。
上記形態では、URLスキームで指定されたフォントファイルが、全て、ラベル作成アプリ42の記憶領域に保存された。これに対して、特定のフォントファイルだけ保存するようにしてもよい。
例えば、URLスキームで指定されたフォントファイルは、図3のB02にてサーバ4からダウンロードして取得したフォントファイル6であれば、ラベル作成アプリ42の記憶領域にキャッシュし、図3のB02にてサーバ4からダウンロードしないで取得したフォントファイルであれば、ラベル作成アプリ42の記憶領域に保存しないようにしてもよい。フォントファイルをダウンロードして取得する時間は、メモリ12からフォントファイルを取得する時間より長くかかる。そこで、上記のように、ダウンロードファイルだけをキャッシュして、次回、URLスキームから起動された場合にそのキャッシュされたフォントデータを利用するようにすれば、ダウンロードを省き、印刷完了を早めることができる。なお、キャッシュされたフォントデータは、有効期限を設けて自動消去してもよい。キャッシュしたフォントは、図7のS205でフォント一覧に表示しなくてもよい。
ラベル作成アプリ42は、例えば、受け取ったURLスキームに印刷が指定されているにもかかわらず、フォントファイルが指定されていなかった場合、エラーとして図3のB02以降の処理を行わなくてもよいし、フォントを変更することなく、指定されたテンプレートファイルに基づく印刷を行ってもよい。ラベル作成アプリ42は、URLスキームに文字列が指定されていなかった場合、エラーとして図3のB02以降の処理を行わなくてもよいし、テキストオブジェクトに始めから書き込まれていた文字列をテキストオブジェクトに描画して印刷を行ってもよい。ラベル作成アプリ42は、受け取ったURLスキームにラベル印刷が指定されているにもかかわらず、URLスキームにテンプレートファイルが指定されていなかった場合、エラーとして図3のB02以降の処理を行わない。ラベル作成アプリ42は、取得したテンプレートファイルにテキストオブジェクトが含まれていない場合も、エラーとして図3のB02以降の処理を行わなくてもよい。
図3のB03にて保存したフォントファイルは、手動消去してもよい。この場合、ユーザが保存したフォントファイルを任意のタイミングで消去でき、使い勝手が良い。保存したフォントファイルは、自動消去してもよい。この場合、フォントファイルが蓄積して記憶され、メモリ12が圧迫されることを回避できる。
図3のC02の処理を省略し、警告しない構成にしてもよい。ただし、URLスキームで指定されたフォントを用いてテキストオブジェクトを描画できなかった場合には、その旨を警告することで、URLスキームで指定されたフォントを使用できないことを、ユーザが把握できる。
ラベル作成アプリ42は、図2のB04に示す判定処理で描画可と判断した場合、URLスキームで指定されたフォントの情報を通知してもよい。この場合、新たに使用可能になるフォントの情報をユーザが直ぐに把握できる。
また、実施の形態に開示されている任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる、または並列に実行できる。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組合せで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
1 情報処理装置
2 ラベルプリンタ
11 CPU
20 ユーザIF
42 ラベル作成アプリ
43 フォントアプリ

Claims (11)

  1. ラベルプリンタに印刷させるデータの編集が可能な印刷プログラムであって、情報処理装置のコンピュータに、
    URLスキームによって起動された場合に、前記URLスキームにて指定されているフォントデータとラベルデータと文字列とを取得する取得処理を実行させ、前記印刷プログラムは、前記URLスキームに対応するプログラムであり、前記印刷プログラムを起動させる前記URLスキームには、フォントを示すデータである前記フォントデータと、テキストオブジェクトを含む前記ラベルデータと、前記テキストオブジェクトに書き込む前記文字列と、を指定することが可能であり、
    さらに前記コンピュータに、
    前記取得処理にて取得された前記フォントデータを用いて、前記取得処理にて取得された前記文字列を、前記取得処理にて取得された前記ラベルデータに含まれる前記テキストオブジェクトに描画する描画処理と、
    前記描画処理にて前記文字列が前記テキストオブジェクトに描画された前記ラベルデータに基づく印刷をラベルプリンタに行わせる印刷処理と、
    を実行させる、
    ように構成される印刷プログラム。
  2. 請求項1に記載する印刷プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記取得処理にて取得された前記フォントデータを用いて、前記取得処理にて取得された前記ラベルデータに含まれる前記テキストオブジェクトを描画できたか否かを判定する判定処理を実行させ、
    さらに前記コンピュータに、
    前記判定処理にて前記テキストオブジェクトを描画できたと判定された場合、前記印刷処理を実行させ、
    前記判定処理にて前記テキストオブジェクトを描画できなかったと判定された場合に、前記印刷処理を実行させない、
    ように構成される印刷プログラム。
  3. 請求項2に記載する印刷プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記判定処理にて前記テキストオブジェクトを描画できなかったと判定された場合に、前記印刷処理を実行させず、前記取得処理にて取得された前記フォントデータに示されるフォントを使用できないことを警告する警告処理を実行させる、
    ように構成される印刷プログラム。
  4. 請求項2に記載する印刷プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記判定処理では、前記取得処理にて取得された前記フォントデータを読み出すことができなければ、前記テキストオブジェクトを描画できなかったと判定する、
    ように構成される印刷プログラム。
  5. 請求項2に記載する印刷プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記判定処理では、前記取得処理にて取得された前記文字列に、前記取得処理にて取得された前記フォントデータで対応していない文字が含まれていれば、前記テキストオブジェクトを描画できなかったと判定する、
    ように構成される印刷プログラム。
  6. 請求項2に記載する印刷プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記判定処理では、前記描画処理の実行後、描画された前記テキストオブジェクトの画像からテキストを認識し、認識された前記テキストと、前記取得処理にて取得された前記文字列と、が一致しなければ、前記テキストオブジェクトを描画できなかったと判定する、
    ように構成される印刷プログラム。
  7. 請求項2に記載する印刷プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記判定処理では、前記描画処理の実行後、描画された前記テキストオブジェクトを前記情報処理装置のユーザインタフェースに表示させ、成功か失敗かの入力を受け付け、失敗が入力されれば、前記テキストオブジェクトを描画できなかったと判定する、
    ように構成される印刷プログラム。
  8. 請求項1に記載する印刷プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記取得処理にて取得された前記フォントデータを、前記印刷プログラムの記憶領域に保存するフォント保存処理を実行させ、
    さらに前記コンピュータに、
    ラベルの編集画面を前記情報処理装置のユーザインタフェースに表示させる表示処理を実行させ、前記編集画面にはテキストオブジェクトを配置可能であり、
    さらに前記コンピュータに、
    前記編集画面に配置された前記テキストオブジェクトが選択された状態で、複数のフォントの中からフォントの選択を受け付ける選択処理を実行させ、前記フォント保存処理にて前記フォントデータが保存されている場合、前記複数のフォントには、前記フォント保存処理にて保存された前記フォントデータに示されるフォントである特定フォントが含まれ、前記表示処理では、前記選択処理にて前記特定フォントが選択された場合、選択された前記特定フォントを用いて、前記編集画面に配置されている前記テキストオブジェクトを描画する、
    ように構成される印刷プログラム。
  9. 請求項1に記載する印刷プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記取得処理において前記フォントデータを外部装置からダウンロードして取得した場合に、ダウンロードされた前記フォントデータを、前記印刷プログラムの記憶領域にキャッシュするキャッシュ処理を実行させ、
    さらに前記コンピュータに、
    前記取得処理では、指定された前記フォントデータが前記記憶領域にキャッシュされている場合、前記記憶領域から前記フォントデータを読み出して取得する、
    ように構成される印刷プログラム。
  10. 請求項1に記載する印刷プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記URLスキームによって起動された場合、前記印刷処理を実行させた後、前記印刷プログラムを終了させる、
    ように構成される印刷プログラム。
  11. フォントデータを有するフォントプログラムであって、印刷プログラムをインストールすることが可能な情報処理装置のコンピュータに、
    ラベルデータおよび文字列を指定する指定処理と、
    起動するプログラムを前記印刷プログラムとし、前記指定処理にて指定された前記ラベルデータおよび前記文字列と、前記フォントプログラムが有する前記フォントデータと、を指定するURLスキームを作成する作成処理と、
    前記作成処理にて作成された前記URLスキームを用いて、前記印刷プログラムを起動させる起動処理と、
    を実行させ、前記印刷プログラムは、前記URLスキームに対応するプログラムであり、前記URLスキームによって前記印刷プログラムが起動された場合、前記印刷プログラムによって、前記URLスキームに指定された前記フォントデータを用いて、前記URLスキームによって指定された前記文字列が、前記URLスキームによって指定された前記ラベルデータに含まれる前記テキストオブジェクトに描画され、さらに前記印刷プログラムによって、前記文字列が前記テキストオブジェクトに描画された前記ラベルデータに基づく印刷をラベルプリンタに行わせる、
    ように構成されるフォントプログラム。
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