JP2024050262A - キャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】キャップを取り外す際に、キャップに付着した液体が飛び散るのを抑制することができる、キャップを提供する。【解決手段】キャップは、上部に開口を有し液体を収容可能な容器に着脱自在に取り付け可能なキャップであって、少なくとも一部が、前記開口の内周面に接する筒状のシール部と、前記シール部の下端を塞ぐ、底部と、を備えている。【選択図】図8
Description
本開示は、キャップに関する。
従来、特許文献1のような瓶の口を密封するための樹脂キャップが知られていた。この樹脂キャップは、口部の内周面に嵌合されるインナーリングと、口部の外周面に嵌合されるスカートと、スカートの外周面に取り付けられた開封用タブを備えている。
しかしながら、特許文献1に記載のキャップでは、瓶からキャップを取り外したときに、キャップの下面に付着した液体が飛び散ってしまうという問題があった。具体的には、瓶に収容された液体が、キャップの裏面に表面張力で付着することがある。この状態で開封用タブを押して(引っ張って)キャップを取り外すと、キャップが瓶の口部から離脱する時の勢いによって、キャップに付着した液体が飛び、手などに付いてしまうことがあった。
本開示は、上記問題を解決するためになされたものであり、キャップを取り外す際に、キャップに付着した液体が飛び散るのを抑制することができる、キャップを提供することを目的とする。
本開示に係るキャップは、上部に開口を有し液体を収容可能な容器に着脱自在に取り付け可能なキャップであって、少なくとも一部が、前記開口の内周面に接する筒状のシール部と、前記シール部の下端を塞ぐ、底部と、を備えている。
上記キャップにおいては、前記底部の中央部が、前記シール部の下端よりも下方に突出するように形成することができる。
上記キャップにおいて、前記シール部の下端から前記底部の中央部に至っては、上に凸の曲面により構成することができる。
上記キャップにおいて、前記シール部の上端から下端までの長さは、当該キャップを前記開口の縁部を支点として回動しつつ取り外すときに、前記シール部の下端が前記開口の内周面に接するように調整することができる。
上記キャップにおいて、前記シール部は、前記容器の開口の内周面に接する上部リングと、前記上部リングの下方に配置される、下部リングと、を備え、前記下部リングと、前記容器の内周面との間に隙間を形成することができる。
上記キャップにおいて、前記隙間は、2mm以上とすることができる。
上記キャップにおいては、前記容器に、芳香液を収容することができる。
本開示によれば、キャップを取り外す際に、キャップに付着した液体が飛び散るのを抑制することができる。
以下、実施形態に係るキャップについて、図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係るキャップは、薬液揮散器を構成する瓶の上部開口を閉じるキャップである。以下では、まず、薬液が収容された収容体について説明し、その後、瓶、キャップ、薬液揮散器の使用方法について説明する。
<1.収容体>
図1は、実施形態に係る薬液揮散器を構成する収容体の斜視図である。収容体100は、芳香液、消臭液、又はアロマオイル等の薬液が収容された瓶10と、瓶10の上部開口を着脱自在に閉じるキャップ20と、を備えている。収容体100を薬剤揮散器として使用する際には、後述する図10に示すように、使用者が、瓶10からキャップ20を取り外し、瓶10の上部開口に複数の揮散体を挿入する。
図1は、実施形態に係る薬液揮散器を構成する収容体の斜視図である。収容体100は、芳香液、消臭液、又はアロマオイル等の薬液が収容された瓶10と、瓶10の上部開口を着脱自在に閉じるキャップ20と、を備えている。収容体100を薬剤揮散器として使用する際には、後述する図10に示すように、使用者が、瓶10からキャップ20を取り外し、瓶10の上部開口に複数の揮散体を挿入する。
<2.瓶>
図2は、瓶の斜視図である。図3は、図1の瓶の上部(取出部)の断面図である。図2及び図3に示すように、瓶10は、本体部11と取出部12とを有している。本体部11は、断面が楕円の筒状に形成される。本体部11の内部空間に上述した薬液が収容される。取出部12は、肩部121と、首部122と、フランジ部123とを有している。肩部121は、本体部11の上端から上方にいくにしたがって径が小さくなるように延びており、下側に凸のなだらかに曲面状に形成されている。首部122は肩部121の上端から上方に延びる円筒状に形成されている。首部122の上端は、揮散体を挿入するための開口124を形成している。開口124を介して薬液が本体部11に供給される。フランジ部123は、首部122の上端の外周面から径方向外方に突出するように形成されている。
図2は、瓶の斜視図である。図3は、図1の瓶の上部(取出部)の断面図である。図2及び図3に示すように、瓶10は、本体部11と取出部12とを有している。本体部11は、断面が楕円の筒状に形成される。本体部11の内部空間に上述した薬液が収容される。取出部12は、肩部121と、首部122と、フランジ部123とを有している。肩部121は、本体部11の上端から上方にいくにしたがって径が小さくなるように延びており、下側に凸のなだらかに曲面状に形成されている。首部122は肩部121の上端から上方に延びる円筒状に形成されている。首部122の上端は、揮散体を挿入するための開口124を形成している。開口124を介して薬液が本体部11に供給される。フランジ部123は、首部122の上端の外周面から径方向外方に突出するように形成されている。
瓶10を形成する材料は特には限定されない。瓶10は、例えば、ガラス、樹脂材料などで形成することができる。
<3.キャップ>
図4は、キャップを上方から見た斜視図である。図5は、キャップを下方から見た斜視図である。図6は、キャップの側面図である。図7は、図6の断面図である。図8は、キャップが瓶に取り付けられた状態を示す断面図である。図4から図8に示すように、キャップ20は、シール部21、底部22、上側延在部23、外側延在部24、及び操作部25を有している。
図4は、キャップを上方から見た斜視図である。図5は、キャップを下方から見た斜視図である。図6は、キャップの側面図である。図7は、図6の断面図である。図8は、キャップが瓶に取り付けられた状態を示す断面図である。図4から図8に示すように、キャップ20は、シール部21、底部22、上側延在部23、外側延在部24、及び操作部25を有している。
図7及び図8に示すように、シール部21は、径の大きい円筒状の上部リング211と、上部リング211の下端に段213を介して連結される円筒状の下部リング212と、を有している。上部リング211は、瓶10の首部122の内周面に密着するような外径を有している。軸方向(図6における上下方向)において、下部リング212は、上部リング211よりも長い。下部リング212の外径が上部リング211の外径よりも小さい。そのため、図8に示すように、下部リング212の外周面と首部122の内周面との間には隙間50が形成される。隙間50は、特には限定されないが、例えば、2mm以上とすることができる。下部リング212の内径は、上部リング211の内径よりも小さい。例えば、下部リング212の肉厚は、上部リング211の肉厚と同じである。
下部リング212の下端は、底部22によって塞がれている。底部22の中央部221は下方に突出している。底部22の幅(図7でいう左右方向の幅)は、下に向かうにしたがって小さくなっている。下部リング212の下端から底部22の中央部221に向かう領域222は、上に凸の曲面によって形成されている。底部22は、図7に示す断面において、中央部221を通る軸方向の直線に対して線対称な2つの曲面を含む。当該2つの曲面は、下部リング212の内部に向かって凸である。図7に示す断面において、底部22の外形線は、2つの円弧を含む。当該2つの円弧の中心は、下部リング212よりも下側にある。図8に示すように、キャップ20が瓶10に取り付けられたときには、底部22の中央部221は、肩部121の上端付近に位置している。
上側延在部23は、環状の部位であり、上部リング211の上端から径方向外方に延び、首部122及びフランジ部123の上端面を覆うような形状に形成されている。外側延在部24は、上側延在部23の外縁から下方に延びる円筒状に形成された部位であり、フランジ部123の外周面に沿って下方に延びている。外側延在部24の下端部は、下部リング212の下端部よりも上方にあり、上部リング211の下端部よりも下方にある。外側延在部24の内周面には、径方向内方に突出する環状の抜け止め部241が形成されている。図8に示すように、抜け止め部241は、フランジ部123の下端部にかみあい、キャップ20が上方に離脱するのを防止する。
操作部25は、外側延在部24の外面から径方向外方に延びる平面視半円状の部位である。使用者は、指で操作部25を掴み、上方に引き上げることで、キャップ20を瓶10から取り外す。
キャップ20は、弾性変形可能な樹脂材料で形成されている。例えば、ポリエチレン(PE),低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、エラストマーの材料で形成することができる。
<4.薬剤揮散器の使用方法>
まず、使用者は、キャップ20を瓶10から取り外す。その際、使用者は、図8の状態からキャップ20の操作部25を指で掴み、上方に引き上げる。これにより、図9に示すように、操作部25とは径方向の反対側において、フランジ部123が支点となり、キャップ20は斜め上方に回動する。キャップ20は、フランジ部123の上端の外縁を支点Vとして回動する時に、操作部25側において、シール部21の下端部Xが瓶10の首部122の内周面に接するように構成されている。下端部Xは、図8に示すように、シール部21のうち操作部25側の下端部である。すなわち、下端部Xは、操作部25を水平方向に2分割する平面でキャップ20を切った断面における、シール部21の操作部25側の下端部である。具体的には、図9に示す距離L1が、距離L2よりも大きい。距離L1は、キャップ20の回動の支点Vから下端部Xまでの距離である。距離L2は、キャップ20の回動の支点Vから首部122の上端の内縁のうち操作部25側の部分Wまでの距離である。
まず、使用者は、キャップ20を瓶10から取り外す。その際、使用者は、図8の状態からキャップ20の操作部25を指で掴み、上方に引き上げる。これにより、図9に示すように、操作部25とは径方向の反対側において、フランジ部123が支点となり、キャップ20は斜め上方に回動する。キャップ20は、フランジ部123の上端の外縁を支点Vとして回動する時に、操作部25側において、シール部21の下端部Xが瓶10の首部122の内周面に接するように構成されている。下端部Xは、図8に示すように、シール部21のうち操作部25側の下端部である。すなわち、下端部Xは、操作部25を水平方向に2分割する平面でキャップ20を切った断面における、シール部21の操作部25側の下端部である。具体的には、図9に示す距離L1が、距離L2よりも大きい。距離L1は、キャップ20の回動の支点Vから下端部Xまでの距離である。距離L2は、キャップ20の回動の支点Vから首部122の上端の内縁のうち操作部25側の部分Wまでの距離である。
こうして、下端部Xが瓶10の首部122の内周面に接した後、使用者がキャップ20を上方に引き上げると、キャップ20は瓶10から離脱する。
その後、図10に示すように、使用者は、瓶10の上部開口124から、複数の棒状の揮散体30を挿入する。これにより、揮散体30が瓶10の内部の薬液に浸される。揮散体30は薬液を吸収し、揮散できる材料で形成されている。このような材料は特には限定されないが、例えば、多孔質の樹脂材料、ドライフラワーなどの植物を用いることができる。そして、薬液は揮散体2を伝って、上方に移動しつつ瓶10の外部へと揮散していく。こうして、薬液による芳香効果、消臭効果などを得ることができる。
<5.特徴>
本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)従来技術で示したように、薬液がキャップの下面に付着しているときに、キャップを取り外そうとすると、薬液が飛び散ってしまうことがある。本実施形態のキャップ20は、瓶10の上部開口124の内面に密着しているシール部21が下方に延び、シール部21の下端を塞ぐように底部22が形成されている。したがって、例えば、図11に示すように、薬液Sは自重により、キャップ20のうち瓶10への密着部分よりも下方の底部22に付着する。すなわち、薬液Sは瓶と密着しているシール部21の上部リング211から離れた位置に付着するため、キャップ20を取り外すときに、上部開口124から薬液が飛び散るのを抑制することができる。
本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)従来技術で示したように、薬液がキャップの下面に付着しているときに、キャップを取り外そうとすると、薬液が飛び散ってしまうことがある。本実施形態のキャップ20は、瓶10の上部開口124の内面に密着しているシール部21が下方に延び、シール部21の下端を塞ぐように底部22が形成されている。したがって、例えば、図11に示すように、薬液Sは自重により、キャップ20のうち瓶10への密着部分よりも下方の底部22に付着する。すなわち、薬液Sは瓶と密着しているシール部21の上部リング211から離れた位置に付着するため、キャップ20を取り外すときに、上部開口124から薬液が飛び散るのを抑制することができる。
(2)底部22の中央部221は、シール部21よりも下方に突出しているため、薬液は自重によってシール部21よりもさらに下方に集まりやすくなる。そのため、キャップ20を取り外そうとしたときに、上部開口124から薬液が飛び散るのをさらに抑制することができる。特に、本実施形態では、シール部21の下端から底部22の中央部221に至る領域222が、上に凸の曲面状に形成されているため、この領域222を伝う薬液がさらに下方に移動しやすくなる。また、領域222が上に凸の曲面状であることによって、中央部221が下に向かって尖った形状になるため、中央部221の薬液が落ちやすくなる。上述したような底部22の形状によって、薬液の下方への移動が滑らかになり、且つ薬液が落ちやすくなるので、キャップ20に付着する薬液の量が少なくなる。底部22の形状によって、キャップ20は、取り外すときの薬液の飛散をより抑制できる。
(3)上記のようにシール部21の上下方向の長さが調整されているため、キャップ20を瓶10から取り外すとき、シール部21の下端部Xが瓶10の内周面にぶつかる。このため、キャップ20を勢いよく引き上げたときに、引き上げの勢いを弱めることができる。これにより、キャップ20が勢いよく引き上げられても、それによってキャップ20が手から離れたり、瓶10が揺れて薬液がこぼれるなどの不具合を抑制することができる。
(4)シール部21の下部リング212と首部122の内周面との間には隙間50が形成され、上部リング211のみが首部122の内周面に密着しているため、キャップ20を取り外す際の抵抗を低減することができる。このため、キャップ20を簡単に開けることが可能になる。また、キャップ20を開ける時に加えられる力が小さくなるので、勢いよく引き上げられる可能性が低くなる。したがって、キャップ20は、取り外すときの薬液の飛散をより抑制できる。また、隙間50を2mm以上にすれば、薬液が表面張力によって首部122の内周面と下部リング212の外周面とに接した状態になることが抑制される。薬液は、首部122の内周面又は下部リング212の外周面を伝って下方に移動しやすくなる。
<6.変形例>
以上、実施形態の一例について説明したが、本開示に係る実施形態はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、以下の変形例は、適宜組み合わせ可能である。
以上、実施形態の一例について説明したが、本開示に係る実施形態はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、以下の変形例は、適宜組み合わせ可能である。
<6-1>
上記実施形態では、シール部21の上端に上側延在部23及び外側延在部24を設け、これによってキャップ20を瓶10の上部開口に固定している。しかし、瓶10の構造は、上側延在部23及び外側延在部24を有する構造には限定されない。キャップ20が瓶10の上部開口に取り付けられればよい。
上記実施形態では、シール部21の上端に上側延在部23及び外側延在部24を設け、これによってキャップ20を瓶10の上部開口に固定している。しかし、瓶10の構造は、上側延在部23及び外側延在部24を有する構造には限定されない。キャップ20が瓶10の上部開口に取り付けられればよい。
<6-2>
底部22の形状は特には限定されず、少なくともシール部21の下端を塞ぐように構成されていればよい。したがって、平坦、円錐状、半球状など、種々の形状が可能である。但し、上記実施形態のように形成すれば、薬液がより中央部221付近に集まりやすくなる。
底部22の形状は特には限定されず、少なくともシール部21の下端を塞ぐように構成されていればよい。したがって、平坦、円錐状、半球状など、種々の形状が可能である。但し、上記実施形態のように形成すれば、薬液がより中央部221付近に集まりやすくなる。
<6-3>
上記実施形態では、シール部21を上部リング211と下部リング212とで形成し、下部リング212の外周面と首部122の内周面との間に隙間50が形成されるようにしているが、隙間50は必ずしも必要ではない。例えば、シール部21の外周面全体が首部122の内周面に接してもよい。
上記実施形態では、シール部21を上部リング211と下部リング212とで形成し、下部リング212の外周面と首部122の内周面との間に隙間50が形成されるようにしているが、隙間50は必ずしも必要ではない。例えば、シール部21の外周面全体が首部122の内周面に接してもよい。
<6-4>
操作部25の形状は特には限定されず、指を引っかけることができ、キャップ20を取り外す補助になるような形状であればよい。操作部25の位置は特には限定されない。また、キャップ20は、例えば、外側延在部24に指を引っかけやすくするための切り欠きを有してもよい。キャップ20は、取り外しやすくするための機構を有していることが望ましい。
操作部25の形状は特には限定されず、指を引っかけることができ、キャップ20を取り外す補助になるような形状であればよい。操作部25の位置は特には限定されない。また、キャップ20は、例えば、外側延在部24に指を引っかけやすくするための切り欠きを有してもよい。キャップ20は、取り外しやすくするための機構を有していることが望ましい。
<6-5>
キャップ20が取り付けられる対象は、上述した瓶10に限られず、液体を収容する容器であればよい。このような容器は、キャップが取り付けられるのであれば、その形状は特には限定されない。また、容器に収容される液体は、薬液に限定されず、飲料用の液体、化学物質など、種々の液体を収容することができる。したがって、上述した薬液揮散器の収容体は、一例であり、他の用途に適用することも可能である。
キャップ20が取り付けられる対象は、上述した瓶10に限られず、液体を収容する容器であればよい。このような容器は、キャップが取り付けられるのであれば、その形状は特には限定されない。また、容器に収容される液体は、薬液に限定されず、飲料用の液体、化学物質など、種々の液体を収容することができる。したがって、上述した薬液揮散器の収容体は、一例であり、他の用途に適用することも可能である。
10 瓶(容器)
20 キャップ
21 シール部
211 上部リング
212 下部リング
22 底部
221 中央部
20 キャップ
21 シール部
211 上部リング
212 下部リング
22 底部
221 中央部
Claims (6)
- 上部に開口を有し液体を収容可能な容器に着脱自在に取り付け可能なキャップであって、
少なくとも一部が、前記開口の内周面に接する筒状のシール部と、
前記シール部の下端を塞ぐ、底部と、
を備えている、キャップ。 - 前記底部の中央部が、前記シール部の下端よりも下方に突出している、請求項1に記載のキャップ。
- 前記シール部の下端から前記底部の中央部に至っては、上に凸の曲面により構成されている、請求項2に記載のキャップ。
- 前記シール部の上端から下端までの長さは、当該キャップを前記開口の縁部を支点として回動しつつ取り外すときに、前記シール部の下端が前記開口の内周面に接するように調整されている、請求項1に記載のキャップ。
- 前記シール部は、
前記容器の開口の内周面に接する上部リングと、
前記上部リングの下方に配置される、下部リングと、
を備え、
前記下部リングと、前記容器の内周面との間に隙間が形成される、請求項1に記載のキャップ。 - 前記隙間は、2mm以上である、請求項5に記載のキャップ。
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-
2022
- 2022-09-29 JP JP2022157017A patent/JP2024050262A/ja active Pending
-
2023
- 2023-08-03 WO PCT/JP2023/028401 patent/WO2024070218A1/ja unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2024070218A1 (ja) | 2024-04-04 |
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