JP2024046815A - 画像形成装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

Figure 2024046815000001
【課題】画像形成装置において粉体収容容器から粉体が溢れることをより確実に抑制する。
【解決手段】記録媒体上に画像を形成する画像形成装置は、粉体収容容器と、駆動源31と、第1の粉体量検知手段112と、第2の粉体量検知手段としての粉体量センサ21とを備える。粉体収容容器は、画像形成装置に対して交換可能に設けられており、画像形成で残った粉体としての廃棄トナーを収容する。駆動源31は、粉体収容容器内で廃棄トナーを移動させる移動部材を駆動する。第1の粉体量検知手段112は、駆動源31の負荷トルクに関する値に基づいて、粉体収容容器内の廃棄トナーの量を検知する。粉体量センサ21は、第1の粉体量検知手段とは異なる種類のものであって、粉体収容容器内の廃棄トナーの量を検知する。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像形成装置、方法およびプログラムに関する。
画像形成装置には、画像形成で残ったトナー(粉体)を回収する回収トナーボックス(粉体収容容器)が設けられている(例えば、特許文献1の段落[0057]-[0058]参照)。
この画像形成装置は、回収トナーボックス内が満載に近いことを検知するセンサを有している。回収トナーボックス内に現像剤が溜まってくると粉面が上がってゆき、粉面をセンサが検知したときに、回収トナーボックスが満載と判断される。
特開2019-148771号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の画像形成装置では、センサが故障、検知不良を発生すると、回収トナーボックス(粉体収容容器)から廃棄トナー(粉体)が溢れ、回収トナーボックスに接続された廃棄トナー経路が詰まる。この廃棄トナー経路の詰まりは、これを検出する手段が通常無く、広範囲に詰まりが拡大してから発見される。広範囲に拡大した廃棄トナー経路の詰まりは、廃棄トナー経路が画像形成装置内の深い位置に取り付けられている構成と合わせて、修理が困難な構成となっている。
本発明の目的は、画像形成装置において粉体収容容器から粉体が溢れることをより確実に抑制することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)記録媒体上に画像を形成する画像形成装置であって、前記画像形成装置に対して交換可能に設けられ、画像形成で残った粉体を収容する粉体収容容器と、前記粉体収容容器内で粉体を移動させる移動部材を駆動する駆動源と、前記駆動源の負荷トルクに関する値に基づいて、前記粉体収容容器内の粉体の量を検知する第1の粉体量検知手段と、前記第1の粉体量検知手段とは異なる種類の、前記粉体収容容器内の粉体の量を検知する第2の粉体量検知手段と、を備える、画像形成装置。
(2)前記第2の粉体量検知手段は、光学式センサである、前記(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記駆動源の負荷トルクに関する値は、前記駆動源へ供給される電気入力の値から求められる、前記(1)に記載の画像形成装置。
(4)前記電気入力の値は、電流値である、前記(3)に記載の画像形成装置。
(5)検知された前記粉体収容容器内の粉体の量に基づいて、前記粉体収容容器の交換指示を出す、前記(1)に記載の画像形成装置。
(6)前記交換指示は、前記第1の粉体量検知手段による検知結果、または前記第2の粉体量検知手段による検知結果に基づいて出される、前記(5)に記載の画像形成装置。
(7)前記交換指示を出すタイミングは、前記交換指示が、前記第1の粉体量検知手段による検知結果に基づいて出されるか、または前記第2の粉体量検知手段による検知結果に基づいて出されるかによって異なる、前記(6)に記載の画像形成装置。
(8)前記第2の粉体量検知手段による検知結果に基づいて出される前記交換指示の方が、前記第1の粉体量検知手段による検知結果に基づいて出される前記交換指示よりも先に行われる、前記(7)に記載の画像形成装置。
(9)前記交換指示が前記第1の粉体量検知手段による検知結果に基づいて出される場合、新規の印刷ジョブを受け付けない状態に設定される、前記(6)に記載の画像形成装置。
(10)前記新規の印刷ジョブを受け付けない状態は、前記粉体収容容器が交換された際に解除される、前記(9)に記載の画像形成装置。
(11)前記駆動源の負荷トルクに関する値は、定められた区間に測定した前記駆動源の負荷トルクに関する値と、現在の前記駆動源の負荷トルクに関する値との差で求められる、前記(1)に記載の画像形成装置。
(12)前記定められた区間に測定した前記駆動源の負荷トルクに関する値は、一定間隔で更新される、前記(11)に記載の画像形成装置。
(13)前記一定間隔は、印刷枚数または前記画像形成装置の稼働時間で設定される、前記(12)に記載の画像形成装置。
(14)前記定められた区間に測定した前記駆動源の負荷トルクに関する値は、前記粉体収容容器が交換された際に更新される、前記(11)に記載の画像形成装置。
(15)前記定められた区間に測定した前記駆動源の負荷トルクに関する値よりも、現在の前記駆動源の負荷トルクに関する値が一定値以上小さくなった場合、前記粉体収容容器の交換指示を出す、前記(11)に記載の画像形成装置。
(16)前記粉体収容容器の交換指示が出される場合、実行中の印刷ジョブが停止されるとともに、新規の印刷ジョブを受け付けない状態に設定される、前記(15)に記載の画像形成装置。
(17)前記実行中の印刷ジョブの停止、および前記新規の印刷ジョブを受け付けない状態は、前記粉体収容容器が交換された際に解除される、前記(16)に記載の画像形成装置。
(18)前記移動部材は、回転可能であり、前記駆動源の負荷トルクに関する値は、前記移動部材が1回転する間に複数回行われる測定の結果に基づいて決定される、前記(1)に記載の画像形成装置。
(19)前記駆動源は、前記粉体収容容器内に設けられた前記移動部材と、駆動連結部を介して連結されており、前記駆動連結部は、前記駆動源の負荷トルクが所定値以上になると、連結状態が外れる、前記(1)に記載の画像形成装置。
(20)前記駆動源は、前記粉体収容容器内に設けられた前記移動部材と、駆動連結部を介して連結されており、前記駆動連結部は、前記駆動源側の第1連結部と、前記粉体収容容器側の第2連結部とを有し、前記第2連結部は、前記第1連結部よりも連結強度が小さい、請求項1に記載の画像形成装置。
(21)画像形成装置に対して交換可能に設けられ、画像形成で残った粉体を収容する粉体収容容器と、前記粉体収容容器内で粉体を移動させる移動部材を駆動する駆動源と、を備える前記画像形成装置で使用される方法であって、前記駆動源の負荷トルクに関する値に基づいて、前記粉体収容容器内の粉体の量を検知する第1の粉体量検知工程と、前記第1の粉体量検知工程とは異なる種類の、前記粉体収容容器内の粉体の量を検知する第2の粉体量検知工程と、を含む方法。
(22)画像形成装置に対して交換可能に設けられ、画像形成で残った粉体を収容する粉体収容容器と、前記粉体収容容器内で粉体を移動させる移動部材を駆動する駆動源と、を備える前記画像形成装置を制御するプログラムであって、前記駆動源の負荷トルクに関する値に基づいて、前記粉体収容容器内の粉体の量を検知する第1の粉体量検知手順と、前記第1の粉体量検知手順とは異なる種類の、前記粉体収容容器内の粉体の量を検知する第2の粉体量検知手順と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
本発明によれば、画像形成装置において粉体収容容器から粉体が溢れることをより確実に抑制することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 粉体収容容器を画像形成装置に対して着脱する様子を示す概略斜視図である。 粉体収容容器の構成を示す概略側断面図である。 図3中のIV-IV線に沿う概略断面図である。 図3に示される移動部材を駆動する駆動源を含む駆動機構を示す概略斜視図である。 図5に示される駆動機構の駆動連結部の要部を示す概略斜視図である。 通常使用時における駆動連結部の状態を説明するための側面図である。 過負荷時における駆動連結部32の状態を説明するための側面図である。 粉体収容容器内の廃棄トナーの量の監視に関する制御構成を示すブロック図である。 第1の粉体量検知手段による監視処理の内容を示すフローチャートである。 第2の粉体量検知手段としての粉体量センサによる監視処理の内容を示すフローチャートである。
各図において、共通する部材や同種の部材については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を適宜省略する。なお、部材のサイズおよび形状は、説明の便宜のため、変形または誇張して模式的に表す場合がある。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、制御部110、画像形成部120、定着部130、操作表示部140、画像読取部170、給紙搬送部180、および粉体収容容器10を備える。
制御部110は、一般的なコンピュータと同様に各種のプログラムを適宜読み出して実行することにより、画像形成装置100の種々の機能を実現する。
画像形成部120は、イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部121Y、マゼンダ(M)色の画像を形成する画像形成部121M、シアン(C)色の画像を形成する画像形成部121C、黒(K)色の画像を形成する画像形成部121Kを有する。
画像形成部121Yは、感光体ドラム125Y、感光体ドラム125Yの周囲に配置された帯電部126Y、現像部127Y、ドラムクリーナ128Y、および光書込部129Yを有している。画像形成部121M、121C、および121Kは、色の相違を除けば画像形成部121Yと同様の構成を有するため、それらの説明を省略する。また、以下の説明においては、特に区別が必要な場合を除き符号Y、M、C、Kを付さずに表記する。
定着部130は、ヒータを備えた加熱ローラ、定着ローラ、張架ローラ、およびこれらのローラに巻き回された定着ベルト等を備え、用紙S上に転写された画像を定着させる。
操作表示部140は、例えば液晶ディスプレイの表示面に、タッチセンサを重畳して配置させたものであり、操作画面や各種画像を表示したり、ユーザによる各種操作の入力を受けたりする。
画像読取部170は、原稿の画像を読み取る。読み取られた画像は、操作表示部140からの指示に応じて、画像形成部120により画像形成される。
給紙搬送部180は、搬送モータ(図示せず)により駆動される複数の搬送ローラ対を備える。給紙トレイ181の内部には多数の用紙Sが収納される。給紙トレイ181に収容されている用紙Sは、最上部から1枚ずつ送出され、画像形成部120へ向けて搬送される。このとき、レジストローラ対185に給紙された用紙Sが突き当てられて傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。
画像形成装置100の筐体101の外側には、印刷後に出力された用紙Sを受ける排紙トレイ188が設けられている。
粉体収容容器10は、画像形成で残ったトナーである廃棄トナー13(粉体;図3参照、以下同様)を収容する。粉体収容容器10の詳細については後述する。
画像形成装置100の動作は、一般的な電子写真方式による画像形成動作であるので、詳細な説明は省略するが、概略以下の通りである。
画像形成装置100は、光書込部129にて画像情報信号を感光体ドラム125の表面に書き込み、感光体ドラム125の表面に画像情報信号に基づく潜像を形成する。潜像は、現像部127の現像剤であるトナーにより現像され、感光体ドラム125の表面に可視画像であるトナー像が形成される。
各色のトナー像は、中間転写ベルト122上に順次重ねられて、2次転写ローラ123により用紙S上に転写される。画像が転写された用紙Sは、定着部130へ搬送されて、トナー像が用紙Sに定着され、排紙トレイ188に出力される。
感光体ドラム125の表面に残ったトナーは、ドラムクリーナ128によってかき取られ、廃棄トナー13として、廃棄トナー経路90を通じて粉体収容容器10に収容される。また、中間転写ベルト122の表面に残ったトナーは、中間転写ベルトクリーナ124によってかき取られ、廃棄トナー13として、廃棄トナー経路90を通じて粉体収容容器10に収容される。
図2は、粉体収容容器10を画像形成装置100に対して着脱する様子を示す概略斜視図である。図3は、粉体収容容器10の構成を示す概略側断面図である。図4は、図3中のIV-IV線に沿う概略断面図である。
図2に示すように、粉体収容容器10は、画像形成装置100に対して交換可能に設けられている。粉体収容容器10は、筐体101に開閉可能に設けられた扉102を開けた状態で、画像形成装置100に対して着脱することができる。
図3、図4に示すように、粉体収容容器10の一端部近傍には、粉体収集口11が設けられている。粉体収集口11は、廃棄トナー経路90(図1参照)に接続されている。
図3に示すように、粉体収容容器10の内部には、粉体収集口11から略水平方向に廃棄トナー13を移動させる移動部材12が設けられている。移動部材12は、粉体収容容器10内の粉体収集口11側の一端部から奥側の他端部付近まで延びている。移動部材12は、コイル形状またはスクリュー形状であり、駆動源31(図5参照)によって長手方向の中心を軸として回転する。
駆動源31は、例えばDCブラシレスモータ等の電動モータである。移動部材12は、回転によって、粉体収容容器10の内部において粉体収集口11から遠ざかる方向へ廃棄トナー13を移動させる。つまり、本実施形態において、粉体収集口11は、移動部材12による廃棄トナー13の移動方向とは逆方向の粉体収容容器10の端部に配置されている。また、粉体収集口11は、移動部材12の上に配置されている。したがって、粉体収集口11から入った多くの廃棄トナー13を、粉体収容容器10の内部において、粉体収集口11から遠ざかる方向へ移動させることができる。これにより、粉体収容容器10の内部において端から端まで廃棄トナー13が蓄積するため、粉体収容容器10の容量を有効利用できる。
図4に示すように、粉体収容容器10の一側面には、センサ取り付け部15が設けられている。センサ取り付け部15は、粉体収容容器10の一側面から突出した部分である。センサ取り付け部15を設置している一側面は、移動部材12による廃棄トナー13の移動方向に沿う方向のいずれか一方の面である。センサ取り付け部15は、粉体収容容器10の内側から見るとくぼみになっている。センサ取り付け部15には、くぼみの内部に廃棄トナー13を取り入れるための開口15aが設けられている。
センサ取り付け部15には、第2の粉体量検知手段としての粉体量センサ21が取り付けられる。粉体量センサ21は、粉体収容容器10内の廃棄トナー13を直接感知することで、粉体収容容器10内の廃棄トナー13の量を検知する。粉体量センサ21は、画像形成装置100に固定されている。したがって、センサ取り付け部15は、粉体収容容器10が画像形成装置100にセットされたときに、粉体量センサ21の位置に合うように設けられている。
粉体量センサ21は、本実施形態では光学式センサである。光学式センサは、光照射部からの光が受光部に到達するか否かにより、信号の出力状態が変化する。制御部110は、粉体量センサ21からの信号によって、粉体収容容器10内の廃棄トナー13が例えば満載位置13aに達したか否かを判断できる。
センサ取り付け部15は、画像形成装置100に粉体収容容器10が取り付けられたときに、粉体量センサ21の光照射部と受光部との間に入る。センサ取り付け部15は、光透過部材を有する。粉体量センサ21の光照射部からの光は、センサ取り付け部15の光透過部材を通して粉体収容容器10の内部を通り、再び、光透過部材を通して粉体量センサ21の受光部へ至る。したがって、粉体量センサ21の光照射部からの光は、センサ取り付け部15の内部に廃棄トナー13があると遮られるように構成されている。
図5は、図3に示される移動部材12を駆動する駆動源31を含む駆動機構30を示す概略斜視図である。図6は、図5に示される駆動機構30の駆動連結部32の要部を示す概略斜視図である。図7は、通常使用時における駆動連結部32の状態を説明するための側面図である。図8は、過負荷時における駆動連結部32の状態を説明するための側面図である。
図5に示すように、移動部材12を駆動する駆動源31を含む駆動機構30は、駆動連結部32を備えている。つまり、駆動源31は、粉体収容容器10内に設けられた移動部材12と、駆動連結部32を介して連結されている。駆動連結部32は、駆動源31側の第1連結部33と、粉体収容容器10側の第2連結部34とを有している。
第1連結部33は、駆動源31の回転軸の回転がギア35~37を介して伝達される第1カップリング38を備えている。第1カップリング38の外周面にはギア37に噛合するギア39が形成されている。第2連結部34は、第1カップリング38と連結可能な第2カップリング40を備えている。
図6に示すように、第1カップリング38は、第1テーパ面41aを有する第1係合部41を有している。第1カップリング38は、ばね部材等の付勢部材45によって第2カップリング40側に付勢される。付勢部材45の第1カップリング38とは反対側の端部は、筐体101側に固定されている。第2カップリング40は、第1テーパ面41aに当接した状態で回転力の伝達が可能な第2テーパ面42aを有する第2係合部42を有している。第2係合部42は、粉体収容容器10に固定されたハウジング43(図7参照)に、回転可能に支持されている。第2係合部42の端部44には、移動部材12が固定されている。
図7に示すように、通常使用時においては、付勢部材45によって第1カップリング38が第2カップリング40側に押圧されることで、第1カップリング38と第2カップリング40との連結状態が維持される。
一方、駆動源31の負荷トルクが所定値以上になる過負荷時においては、図8に示すように、第2テーパ面42aから第1テーパ面41aへの反力が大きくなり、第1カップリング38が図8中矢印A方向に後退する。このため、第1カップリング38と第2カップリング40との連結状態が外れることになる。
図9は、粉体収容容器10内の廃棄トナー13の量の監視に関する制御構成を示すブロック図である。
図9に示すように、制御部110は、CPUとメモリ等の記憶部とを備えており、画像形成装置100の各部の制御を行う。制御部110は、駆動源制御部111を介して、駆動源31を制御する。具体的には、制御部110は、駆動源31の目標回転速度の指令値を駆動源制御部111に出力し、駆動源制御部111は、目標回転速度の指令値に応じた電流を駆動源31に供給する。
制御部110は、第1の粉体量検知手段112を備えている。第1の粉体量検知手段112の機能は、記憶部に記憶された所定のプログラムをCPUが実行することにより実現される。第1の粉体量検知手段112は、駆動源31へ供給される電流の値から、駆動源31の負荷トルクに関する値を求め、駆動源31の負荷トルクに関する値に基づいて粉体収容容器10内の廃棄トナー13の量を検知する。
第2の粉体量検知手段としての粉体量センサ21によって検知された粉体収容容器10内の廃棄トナー13の量に関する信号は、制御部110に入力される。
制御部110は、検知された粉体収容容器10内の廃棄トナー13の量に基づいて、操作表示部140に粉体収容容器10の交換を促すメッセージ等を表示させることで交換指示を出す、などの処理を行う。
次に、図10、図11を参照して、粉体収容容器10内の廃棄トナー13の量の監視に関する処理について説明する。図10は、第1の粉体量検知手段112による監視処理の内容を示すフローチャートである。
図10に示すように、制御部110の第1の粉体量検知手段112は、まず、電流更新タイマ(図示省略)がT1(s)以上になったか否かを判断する(ステップS11)。電流更新タイマがT1(s)以上になった場合(ステップS11でYes)、ステップS12に処理が進み、電流更新タイマがT1(s)以上になっていない場合(ステップS11でNo)、ステップS11の判断が繰り返される。電流更新タイマは、制御部110に内蔵されるタイマであり、ステップS12に処理が進んだときにクリアされる。
ステップS12では、第1の粉体量検知手段112は、駆動源31へ供給される電流の値を記憶部に記録する。つまり、電流値は、一定時間T1(s)毎に記録される。
ステップS13では、第1の粉体量検知手段112は、現在の電流値の更新を行う。現在の電流値は、回転駆動のばらつきを抑えるため、最後に記録した電流値だけでなく、直近の時間T2[s]の間の電流値を平均化して算出される。
ステップS14では、第1の粉体量検知手段112は、駆動源31の負荷トルクに関する値を計算する。駆動源31の負荷トルクに関する値は、現在の駆動源31の負荷トルクに関する値としての現在の電流値から、定められた区間に測定した駆動源31の負荷トルクに関する値としてのベース電流値を差し引いて求められる。
本実施形態では、ベース電流値は、基準となる電流値であり、一定の条件下で更新される。具体的には、ベース電流値は、例えば印刷枚数または画像形成装置100の稼働時間等で設定される一定間隔で更新されるように構成されている。また、ベース電流値は、粉体収容容器10が交換された際に更新されるように構成されている。
ステップS15では、第1の粉体量検知手段112は、ステップS14で求められた駆動源31の負荷トルクに関する値が異常値であるか否かを判断する。具体的には、駆動源31の負荷トルクに関する値が所定の上限値以上となった場合、または一定値以上小さくなった場合には、異常値であると判断される。駆動源31の負荷トルクに関する値が、異常値である場合(ステップS15でYes)、ステップS16に処理が進み、異常値でない場合(ステップS15でNo)、ステップS11に処理が戻る。
ステップS16では、第1の粉体量検知手段112は、負荷トルク異常処理を行う。具体的には、駆動源31の負荷トルクに関する値が所定の上限値以上となった場合、第1の粉体量検知手段112は、粉体収容容器10の交換指示を出す。また、第1の粉体量検知手段112は、新規の印刷ジョブを受け付けない状態に設定する。
一方、駆動源31の負荷トルクに関する値が一定値以上小さくなった場合、第1の粉体量検知手段112は、粉体収容容器10の交換指示を出す。また、第1の粉体量検知手段112は、実行中の印刷ジョブを停止するとともに、新規の印刷ジョブを受け付けない状態に設定する。
図11は、第2の粉体量検知手段としての粉体量センサ21による監視処理の内容を示すフローチャートである。
図11に示すように、制御部110は、粉体量センサ21からの信号によって、粉体収容容器10内の廃棄トナー13の満載を検知したか否かを判断する(ステップS21)。満載が検知された場合(ステップS21でYes)、ステップS22に処理が進み、満載が検知されなかった場合(ステップS21でNo)、ステップS21の判断が繰り返される。
ステップS22では、制御部110は、粉体収容容器10内の廃棄トナー13の満載を検知してから、所定の猶予期間が経過したか否かを判断する。猶予期間は、例えば印刷枚数または画像形成装置100の稼働時間等で設定され得る。所定の猶予期間が経過した場合(ステップS22でYes)、ステップS24に処理が進み、所定の猶予期間が経過していない場合(ステップS22でNo)、ステップS23に処理が進む。
ステップS23では、制御部110は、第1の満載処理が行う。具体的には、制御部110は、粉体収容容器10の交換指示を出し、ステップS21に処理を戻す。
ステップS24では、制御部110は、第2の満載処理が行う。具体的には、制御部110は、粉体収容容器10の交換指示を出すとともに、新規の印刷ジョブを受け付けない状態に設定する。
前記した本実施形態において、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置100は、粉体収容容器10と、駆動源31と、第1の粉体量検知手段112と、第2の粉体量検知手段としての粉体量センサ21とを備える。粉体収容容器10は、画像形成装置100に対して交換可能に設けられており、画像形成で残った粉体としての廃棄トナー13を収容する。駆動源31は、粉体収容容器10内で廃棄トナー13を移動させる移動部材12を駆動する。第1の粉体量検知手段112は、駆動源31の負荷トルクに関する値に基づいて、粉体収容容器10内の廃棄トナー13の量を検知する。粉体量センサ21は、第1の粉体量検知手段112とは異なる種類のものであって、粉体収容容器10内の廃棄トナー13の量を検知する。
本実施形態では、第1の粉体量検知手段112と、第2の粉体量検知手段としての粉体量センサ21との2つの異なる種類の手段を用いて粉体収容容器10内の廃棄トナー13の量を検知することができる。このため、粉体量センサ21が故障等の不具合を起こしたとしても、第1の粉体量検知手段112によって粉体収容容器10内の廃棄トナー13の量を検知できる。つまり、粉体収容容器10が廃棄トナー13で満載になることを検出できない事態の発生をより低減できる。
したがって、本実施形態によれば、画像形成装置100において粉体収容容器10から廃棄トナー13が溢れることをより確実に抑制することができる。これにより、粉体収容容器10に接続された廃棄トナー経路90の詰まりも抑制できる。
また、本実施形態では、第2の粉体量検知手段としての粉体量センサ21は、光学式センサである。この構成では、粉体収容容器10内の廃棄トナー13を光学的に検知する光学式センサによって、簡易な構成で粉体収容容器10内の廃棄トナー13の量をより確実に検知することができる。
また、本実施形態では、駆動源31の負荷トルクに関する値は、駆動源31へ供給される電気入力の値から求められる。この構成では、駆動源31の負荷トルクに関する値の算出に電気入力の値を使うため、第1の粉体量検知手段112として新たなセンサを特に準備する必要がない。これにより、コスト増大の抑制、および省スペース化を図ることができる。
また、本実施形態では、駆動源31の負荷トルクに関する値の算出に使う電気入力の値は、電流値である。この構成では、駆動源31へ供給される電流の値から駆動源31の負荷トルクを判断することで構成を簡素化できる。なお、電気入力の値として、電圧値を使用することも可能である。
また、本実施形態では、検知された粉体収容容器10内の廃棄トナー13の量に基づいて、粉体収容容器10の交換指示が出される。この構成では、粉体収容容器10の満載を検出した場合には交換指示を出すことで、粉体収容容器10を適切に交換できるため、粉体収容容器10の容量を無駄なく活かすことができる。
また、本実施形態では、粉体収容容器10の交換指示は、第1の粉体量検知手段112による検知結果、または第2の粉体量検知手段としての粉体量センサ21による検知結果に基づいて出される。この構成では、交換指示を出すのは、第1の粉体量検知手段112による検知結果に基づいて満載を検出したとき、または粉体量センサ21による検知結果に基づいて満載を検出したときのいずれであってもよい。これにより、粉体収容容器10の交換をより確実に行うことができる。
また、本実施形態では、粉体収容容器10の交換指示を出すタイミングは、交換指示が、第1の粉体量検知手段112による検知結果に基づいて出されるか、または第2の粉体量検知手段としての粉体量センサ21による検知結果に基づいて出されるかによって異なるように設定される。この構成では、粉体収容容器10の交換指示を出すタイミングを、目的に応じて時期をずらして複数設定することが可能となる。これにより、粉体収容容器10の交換指示をより的確に出すことができる。
また、本実施形態では、第2の粉体量検知手段としての粉体量センサ21による検知結果に基づいて出される交換指示の方が、第1の粉体量検知手段112による検知結果に基づいて出される交換指示よりも先に行われるように設定される。この構成では、例えば正常な状態においては、粉体量センサ21による検知結果に基づいて交換指示を出し、正常でない何らかの状態においては、第1の粉体量検知手段112による検知結果に基づいて交換指示を出すことができる。ここで、正常でない何らかの状態とは、粉体量センサ21の故障、粉体量センサ21による検知を避けるようにして粉体収容容器10内に廃棄トナー13が溜まった場合等である。正常な状態において粉体量センサ21による満載検出よりも第1の粉体量検知手段112による満載検出を後に行う理由は、駆動源31の負荷トルクの上昇が駆動源31等の駆動機構30の寿命に影響するためである。特に、駆動源31の負荷トルクに関する値は、駆動源31自体のばらつきや経時変化によって変動する。したがって、粉体収容容器10の意図しない早期交換を防止するためには、駆動源31の負荷トルクに関する値の、交換指示についての閾値を、変動分も考慮した上で高めに設定する必要がある。
また、本実施形態では、粉体収容容器10の交換指示が第1の粉体量検知手段112による検知結果に基づいて出される場合、新規の印刷ジョブを受け付けない状態に設定される。この構成では、第1の粉体量検知手段112による検知結果に基づいて交換指示が出される状況においては駆動源31等の駆動機構30が或る程度の負荷を受けているため、これ以上の負荷を受けるのを防止することができる。
また、本実施形態では、新規の印刷ジョブを受け付けない状態は、粉体収容容器10が交換された際に解除される。駆動源31の負荷トルクの上昇は、粉体収容容器10の交換でリセットされる。そこで、本実施形態では、粉体収容容器10の交換と連動して、新規の印刷ジョブの受付け禁止を解除することで、駆動源31等の駆動機構30に与える負荷を低減しつつ、新規の印刷ジョブを実行可能となる。
また、本実施形態では、駆動源31の負荷トルクに関する値は、定められた区間に測定した駆動源31の負荷トルクと、現在の駆動源31の負荷トルクに関する値との差で求められる。駆動源31の負荷トルクの値は駆動源31自体にも個体差があるため、個体差をキャンセルする仕組みがあるとよい。そこで、本実施形態では、駆動源31の負荷トルクに関する値として、ベースとなる値を予め測定し、これと現在の値との差分を算出して用いることで、駆動源31自体の個体差の影響を受けないようにすることができる。
また、本実施形態では、定められた区間に測定した駆動源31の負荷トルクに関する値としてのベース電流値は、一定間隔で更新される。駆動源31の負荷トルクの値は長期的に経時変化する可能性があるため、経時変化をキャンセルする仕組みがあるとよい。そこで、本実施形態では、一定間隔おきに、ベースとなる値を更新することで、駆動源31の経時変化の影響を受けないようにすることができる。
また、本実施形態では、ベース電流値が更新される一定間隔は、印刷枚数または画像形成装置100の稼働時間で設定される。この構成では、ベースとなる値の更新時期の間隔を、駆動源31の経時変化に対応した間隔に容易に設定することができる。
また、本実施形態では、定められた区間に測定した駆動源31の負荷トルクに関する値としてのベース電流値は、粉体収容容器10が交換された際に更新される。粉体収容容器10が交換された場合には、粉体収容容器10内の廃棄トナー13の量が減少し、粉体収容容器10の内部の移動部材12等の駆動機構30も交換されるため、駆動源31の負荷トルクの値は当然ながら変化する。そこで、本実施形態では、粉体収容容器10の交換に合わせてベースとなる値を更新することで、粉体収容容器10の交換の影響を受けないようにすることができる。また、画像形成装置100の電源が停止している間は粉体収容容器10の交換を認識することができないため、電源投入をトリガとしてベースとなる値の更新を行う構成も取り得る。
また、本実施形態では、定められた区間に測定した駆動源31の負荷トルクに関する値よりも、現在の駆動源31の負荷トルクに関する値が一定値以上小さくなった場合、粉体収容容器10の交換指示が出される。粉体収容容器10の交換が無い場合、粉体収容容器10内の廃棄トナー13は増える一方なので、駆動源31の負荷トルクの値は通常上昇していく。しかし、駆動源31の負荷トルクの値が減少に転じた場合には駆動機構30に破損等の不具合が生じた可能性がある。そこで、本実施形態では、駆動源31の負荷トルクの値が一定値以上減少した場合には粉体収容容器10の交換指示を出すことで、不具合を迅速に解消することが可能となる。
また、本実施形態では、現在の駆動源31の負荷トルクに関する値が小さくて粉体収容容器10の交換指示が出される場合、実行中の印刷ジョブが停止されるとともに、新規の印刷ジョブを受け付けない状態に設定される。ここで想定される不具合は、廃棄トナー13を移動させる移動部材12の破損等により、駆動源31からの駆動力の伝達が切断された場合である。この場合、例えば廃棄トナー13を移動させる移動部材12が破損した状態では、粉体収容容器10に接続された廃棄トナー経路90の詰まりが一気に進行するおそれがある。そこで、本実施形態では、実行中の印刷ジョブを速やかに停止し、新規の印刷ジョブも受付け不可にすることで、被害を拡大させないようにすることができる。
また、本実施形態では、実行中の印刷ジョブの停止、および前記新規の印刷ジョブを受け付けない状態は、粉体収容容器10が交換された際に解除される。粉体収容容器10の交換によって駆動機構30の破損等の不具合は解消する。そこで、本実施形態では、粉体収容容器10の交換と連動して、実行中の印刷ジョブの停止、新規の印刷ジョブの受付け禁止を解除することで、駆動機構30の破損等の不具合を解消しつつ、印刷ジョブが実行可能となる。
また、本実施形態では、移動部材12は、回転可能であり、駆動源31の負荷トルクに関する値は、移動部材12が1回転する間に複数回行われる測定の結果に基づいて決定される。粉体収容容器10内の廃棄トナー13を動かす移動部材12が例えばスクリュー等の回転可能な部材である場合、移動部材12が1回転する間で負荷トルクの値が増減する。本実施形態では、移動部材12が1回転する間に何回か測定を行い、複数回の測定結果に基づいて、例えば平均化処理を行うことにより駆動源31の負荷トルクに関する値を決めることで、安定した値を得ることができる。なお、負荷トルクの測定値に対してローパスフィルタをかけて高周波成分をカットすることで、安定した値を得ることも可能である。
また、本実施形態では、駆動源31は、粉体収容容器10内に設けられた移動部材12と、駆動連結部32を介して連結されており、駆動連結部32は、駆動源31の負荷トルクが所定値以上になると、連結状態が外れる。画像形成装置100は、駆動源31を本体側に置き、交換時に廃棄されてしまう粉体収容容器10側には駆動機構30のうちの最低限の部材のみを配置する構成が多い。そこで、本実施形態では、駆動連結部32に所定値以上の負荷トクルがかかった際に連結状態が外れる構成とすることで、本体側の駆動機構30との連結が切断され、本体側の駆動機構30を破損から守ることができる。ここで、本体とは、筐体101および該筐体101内に設置される主要部品をいう。
なお、駆動連結部32が、駆動源31側の第1連結部33と、粉体収容容器10側の第2連結部34とを有していて、第2連結部34は第1連結部33よりも連結強度が小さくなるように構成されていてもよい。この構成では、駆動源31を画像形成装置100の本体側に置く構成では、粉体収容容器10側の第2連結部34を駆動源31側の第1連結部33よりも意図的に弱い強度に設定される。したがって、過負荷時には、例えば移動部材12の連結部分等の第2連結部34が破損することになる。これにより、本体側の駆動機構30との連結が切断され、本体側の駆動機構30を破損から守ることができる。また、粉体収容容器10を交換することで、第2連結部34の破損部品毎入れ替えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。また、前記した実施形態の構成の一部について、追加、削除、置換をすることができる。
例えば、粉体量センサ21は複数個設けられていてもよい。また、粉体量センサ21としては、光学式センサに限定されるものではなく、例えば磁気センサ等の他のセンサが使用され得る。
また、画像形成装置100は、前記した実施形態ではタンデム型カラー画像形成装置であるが、これに限定されるものではなく、例えば、白黒対応のドラム式画像形成装置であってもよい。
10 粉体収容容器
12 移動部材
13 廃棄トナー(粉体)
21 粉体量センサ(第2の粉体量検知手段)
31 駆動源
32 駆動連結部
33 第1連結部
34 第2連結部
90 廃棄トナー経路
100 画像形成装置
110 制御部
112 第1の粉体量検知手段
S 用紙(記録媒体)

Claims (22)

  1. 記録媒体上に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置に対して交換可能に設けられ、画像形成で残った粉体を収容する粉体収容容器と、
    前記粉体収容容器内で粉体を移動させる移動部材を駆動する駆動源と、
    前記駆動源の負荷トルクに関する値に基づいて、前記粉体収容容器内の粉体の量を検知する第1の粉体量検知手段と、
    前記第1の粉体量検知手段とは異なる種類の、前記粉体収容容器内の粉体の量を検知する第2の粉体量検知手段と、
    を備える、画像形成装置。
  2. 前記第2の粉体量検知手段は、光学式センサである、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動源の負荷トルクに関する値は、前記駆動源へ供給される電気入力の値から求められる、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記電気入力の値は、電流値である、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 検知された前記粉体収容容器内の粉体の量に基づいて、前記粉体収容容器の交換指示を出す、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記交換指示は、前記第1の粉体量検知手段による検知結果、または前記第2の粉体量検知手段による検知結果に基づいて出される、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記交換指示を出すタイミングは、前記交換指示が、前記第1の粉体量検知手段による検知結果に基づいて出されるか、または前記第2の粉体量検知手段による検知結果に基づいて出されるかによって異なる、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2の粉体量検知手段による検知結果に基づいて出される前記交換指示の方が、前記第1の粉体量検知手段による検知結果に基づいて出される前記交換指示よりも先に行われる、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記交換指示が前記第1の粉体量検知手段による検知結果に基づいて出される場合、新規の印刷ジョブを受け付けない状態に設定される、請求項6に記載の画像形成装置。
  10. 前記新規の印刷ジョブを受け付けない状態は、前記粉体収容容器が交換された際に解除される、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記駆動源の負荷トルクに関する値は、定められた区間に測定した前記駆動源の負荷トルクに関する値と、現在の前記駆動源の負荷トルクに関する値との差で求められる、請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 前記定められた区間に測定した前記駆動源の負荷トルクに関する値は、一定間隔で更新される、請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記一定間隔は、印刷枚数または前記画像形成装置の稼働時間で設定される、請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記定められた区間に測定した前記駆動源の負荷トルクに関する値は、前記粉体収容容器が交換された際に更新される、請求項11に記載の画像形成装置。
  15. 前記定められた区間に測定した前記駆動源の負荷トルクに関する値よりも、現在の前記駆動源の負荷トルクに関する値が一定値以上小さくなった場合、前記粉体収容容器の交換指示を出す、請求項11に記載の画像形成装置。
  16. 前記粉体収容容器の交換指示が出される場合、実行中の印刷ジョブが停止されるとともに、新規の印刷ジョブを受け付けない状態に設定される、請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 前記実行中の印刷ジョブの停止、および前記新規の印刷ジョブを受け付けない状態は、前記粉体収容容器が交換された際に解除される、請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 前記移動部材は、回転可能であり、
    前記駆動源の負荷トルクに関する値は、前記移動部材が1回転する間に複数回行われる測定の結果に基づいて決定される、請求項1に記載の画像形成装置。
  19. 前記駆動源は、前記粉体収容容器内に設けられた前記移動部材と、駆動連結部を介して連結されており、
    前記駆動連結部は、前記駆動源の負荷トルクが所定値以上になると、連結状態が外れる、請求項1に記載の画像形成装置。
  20. 前記駆動源は、前記粉体収容容器内に設けられた前記移動部材と、駆動連結部を介して連結されており、
    前記駆動連結部は、前記駆動源側の第1連結部と、前記粉体収容容器側の第2連結部とを有し、
    前記第2連結部は、前記第1連結部よりも連結強度が小さい、請求項1に記載の画像形成装置。
  21. 画像形成装置に対して交換可能に設けられ、画像形成で残った粉体を収容する粉体収容容器と、前記粉体収容容器内で粉体を移動させる移動部材を駆動する駆動源と、を備える前記画像形成装置で使用される方法であって、
    前記駆動源の負荷トルクに関する値に基づいて、前記粉体収容容器内の粉体の量を検知する第1の粉体量検知工程と、
    前記第1の粉体量検知工程とは異なる種類の、前記粉体収容容器内の粉体の量を検知する第2の粉体量検知工程と、を含む方法。
  22. 画像形成装置に対して交換可能に設けられ、画像形成で残った粉体を収容する粉体収容容器と、前記粉体収容容器内で粉体を移動させる移動部材を駆動する駆動源と、を備える前記画像形成装置を制御するプログラムであって、
    前記駆動源の負荷トルクに関する値に基づいて、前記粉体収容容器内の粉体の量を検知する第1の粉体量検知手順と、
    前記第1の粉体量検知手順とは異なる種類の、前記粉体収容容器内の粉体の量を検知する第2の粉体量検知手順と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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