JP2024046313A - レーザレーダ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の意匠性への影響を考慮しつつ、レーザレーダを車両の高い位置に取り付けることができるレーザレーダ取付構造を提供する。【解決手段】レーザレーダ取付構造100は、車両1の周囲の物体を検出するための電磁波を照射する照射部10aを有するレーザレーダ10を車両1に取り付けるレーザレーダ10の取付構造である。レーザレーダ取付構造100は、車両1のフロントガラス2のフロントピラー3付近、車両1のリヤガラスのリヤピラー付近、又は、車両1のルーフにおけるフロントピラー3もしくはリヤピラー付近に設けられた設置穴11と、設置穴11に設けられたレーザレーダ10と、レーザレーダ10を覆うと共に電磁波を透過させるカバー部材12と、を備える。レーザレーダ10は、カバー部材12を介して照射部10aが車両1の外部に臨むように設置穴11に設けられている。【選択図】図2

Description

本開示は、レーザレーダ取付構造に関する。
従来、車両の外部の情報を取得するためのLiDARユニットが車載のヘッドランプ内に設けられた車両用灯具が知られている(例えば、特開2019-164916号公報)
特開2019-164916号公報
上記従来技術では、車載のヘッドランプ内にレーザレーダが設けられている。しかしながら、ヘッドランプは例えば法規等の理由により設置地上高が所定高さ以下となるように設けられるため、レーザレーダの設置地上高も制限される。そのため、車両から遠くに位置する物体をレーザレーダで検出することが難しい場合がある。一方、レーザレーダを車両の高い位置に取り付ける場合、車両の意匠性への影響を考慮することが望まれる。
本技術分野では、車両の意匠性への影響を考慮しつつ、レーザレーダを車両の高い位置に取り付けることが望まれている。
本開示の一態様に係るレーザレーダ取付構造は、車両の周囲の物体を検出するための電磁波を照射する照射部を有するレーザレーダを車両に取り付けるレーザレーダ取付構造であって、車両のフロントガラスのフロントピラー付近、車両のリヤガラスのリヤピラー付近、又は、車両のルーフにおけるフロントピラーもしくはリヤピラー付近に設けられた設置穴と、設置穴に設けられたレーザレーダと、レーザレーダを覆うと共に電磁波を透過させるカバー部と、を備え、レーザレーダは、カバー部を介して照射部が車両の外部に臨むように設置穴に設けられている。
本開示の一態様に係るレーザレーダ取付構造では、レーザレーダは、設置穴に設けられている。設置穴は、車両のフロントガラスのフロントピラー付近、車両のリヤガラスのリヤピラー付近、又は、車両のルーフにおけるフロントピラーもしくはリヤピラー付近に設けられている。これにより、例えばレーザレーダが車載のヘッドランプ内に設けられている場合と比べて、レーザレーダを車両の高い位置に取り付けることができる。また、レーザレーダは、フロントピラー又はリヤピラー付近に設けられており、電磁波を透過させるカバー部に覆われている。これにより、レーザレーダが車両外部から見て目立ちにくくなるため、車両の意匠性への影響を抑制することができる。したがって、本開示の一態様に係るレーザレーダ取付構造によれば、車両の意匠性への影響を考慮しつつ、レーザレーダを車両の高い位置に取り付けることができる。
一実施形態において、レーザレーダは、照射部がフロントガラス又はリヤガラスよりも車両の外側に突出するように設置穴に設けられていてもよい。この場合、レーザレーダの照射部は、フロントガラス又はリヤガラスを介することなく、カバー部を介して車両の外部に電磁波を照射する。よって、フロントガラス又はリヤガラスによる電磁波の減衰を抑制することができる。
一実施形態において、設置穴は、フロントガラスの右上隅部及び左上隅部に少なくとも設けられていてもよい。この場合、運転者の視界を妨げることを抑制しつつ、車両のフロントガラスにレーザレーダを配置することができる。
本開示の一態様に係るレーザレーダ取付構造によれば、車両の意匠性への影響を考慮しつつ、レーザレーダを車両の高い位置に取り付けることができる。
一実施形態に係るレーザレーダ取付構造を示す斜視図である。 図1のII-II線に沿った概略断面図である。 図1のIII-III線に沿った概略端面図である。 比較例に係るレーザレーダ取付構造を備える車両の斜視図である。 比較例に係るレーザレーダ取付構造を示す斜視図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係るレーザレーダ取付構造を示す斜視図である。図2は、図1のII-II線に沿った概略断面図である。図3は、図1のIII-III線に沿った概略断面図である。図1~図3では、車両の前方向をFr、車両の左方向をL、車両の上方向をZとした三次元直交座標系が示されている。
本実施形態のレーザレーダ取付構造100は、レーザレーダ10を車両1に取り付ける取付構造である。図1に示されるように、車両1は、例えば乗用車である。車両1は、自動運転を実行可能に構成されている。自動運転とは、目標ルートに沿って自律的に車両1を走行させる車両制御である。車両1では、レーザレーダによって検出された車両1の周囲の物体の情報が自動運転のために利用される。自動運転に関する構成は、公知の構成を用いることができる。自動運転に関する構成についての詳細な説明は省略する。車両1は、自動運転を実行可能な乗用車に限定されない。
レーザレーダ取付構造100は、レーザレーダ10、設置穴11、カバー部材(カバー部)12、及び、ブラケット13を含む一組の取付構造を備えている。レーザレーダ取付構造100は、例えば、この一組の取付構造を左右一対備えている。レーザ以下の説明は、上記左右一対の取付構造のうち車両1の左方に位置する取付構造に着目した説明である。他の右方の取付構造について、重複する説明を省略する。
レーザレーダ10は、レーザ光(例えば赤外線)を利用して車両の周囲の物体を検出する検出器である。レーザレーダ10は、例えば、ライダー[LiDAR:Light Detection And Ranging]である。レーザレーダ10は、車両1の周囲の物体を検出するための電磁波を照射する照射部10aを有する。レーザレーダ10は、照射部10aからレーザ光を車両の周辺に出射し、物体で反射されたレーザ光を受光することで物体を検出する。車両1の周囲の物体には、例えば車両の周囲の他車両等が含まれる。ここでのレーザレーダ10は、従来と比較して小型化された外形を有している。レーザレーダ10は、例えば、柱状の外形形状を有しており、レーザレーダ10の寸法は、一例として、前後方向に沿う長手方向において(約)5cm程度、長手方向に交差する短手方向(上下方向及び左右方向)において(約)3cm程度とされている。
設置穴11は、レーザレーダ10を設置するために設けられる穴である。設置穴11は、車両1のフロントガラス2のフロントピラー3付近、車両1のリヤガラスのリヤピラー付近、又は、車両1のルーフ4におけるフロントピラー3もしくはリヤピラー付近に設けられる。設置穴11は、車室と車外とを連通させる貫通孔であってもよいし、車室側に窪む非貫通の凹部であってもよい。
ここでは、一例として、レーザレーダ10が車両前方を向くように設置するレーザレーダ取付構造100を説明する。レーザレーダ取付構造100では、設置穴11としての貫通孔が車両1のフロントガラス2のフロントピラー3付近に設けられている。フロントピラー3は、車両1の車体を構成する部材であり、フロントガラス2の左右一対の側縁部2aのそれぞれに沿ってルーフ4まで延在する。設置穴11は、フロントガラス2上において、フロントガラス2の左右一対の側縁部2aとルーフ4の前端とが成す左右一対の角部に設けられている。つまり、設置穴11は、フロントガラス2の右上隅部2b及び左上隅部2cの両方に設けられている。なお、フロントガラス2の周縁部に設けられる黒縁部2dは、フロントガラス2の右上隅部2b及び左上隅部2cにおいて設置穴11が設けられる部分を含むように、フロントガラス2の中央に向かって拡大されている。
設置穴11は、車両1のフロントガラス2において車両1の乗員の視線高さよりも上方に設けられている。「視線高さよりも上方」とは、車両1の乗員の平均的な視線の高さの上限よりも上方であることを意味する。乗員の平均的な視線の高さとしては、例えば、予め収集された複数の乗員の視線の統計データに基づいて、視線の頻度が所定の頻度以上となる領域を算出し、当該領域に含まれる視線の地面からの高さとしてもよい。
設置穴11の開口形状は、例えば、車両1の平面視で前後方向を長手方向とする矩形状である。設置穴11の前後方向の開口寸法は、レーザレーダ10の長手方向の寸法よりも大きくてもよい。設置穴11の左右方向の開口寸法は、レーザレーダ10の短手方向の寸法よりも大きくてもよい。設置穴11の開口形状は、この例に限定されず、円形又は楕円形等の他の形状であってもよい。
設置穴11には、車両1の前方の物体を検出するするように、照射部10aを前方に向けた状態でレーザレーダ10が配置される。図2の例では、レーザレーダ10の軸方向が水平面に沿う前後方向を向くように、レーザレーダ10が設置穴11に配置されている。レーザレーダ10の軸方向は、水平面から傾斜していてもよい。
レーザレーダ10は、レーザレーダ10の照射部10aとは反対側の少なくとも一部が車両1の車室側に位置するように設置穴11に配置されている。図2の例では、レーザレーダ10は、照射部10aがフロントガラス2よりも車両1の外側に突出すると共に、照射部10aとは反対側の下端及び後端がフロントガラス2よりも内側に位置するように、設置穴11に設けられている。レーザレーダ10は、後述のカバー部材12のブラケット13を介して設置穴11に配置される。
レーザレーダ10は、配線10bを介して車両のバッテリ及びECU[Electronic Control Unit]と接続されている。配線10bとは、電力供給や信号の伝達に用いられる複数の電線の束等から構成された集合部品である。レーザレーダ10は、配線10bと接続するための接続部10cを背面に有している。接続部10cの位置は、レーザレーダ10の後端部に限定されない。接続部10cは、レーザレーダ10の下面に位置してもよく、側面に位置してもよく、上面に位置してもよい。配線10bは、例えば、フロントガラス2と内装部材5との間を通り抜けるようにフロントピラー3に沿って配置され、レーザレーダ10に接続されている。ここでの内装部材5は、フロントピラーガーニッシュである。
カバー部材12は、設置穴11及びレーザレーダ10を車外側から覆うようにフロントガラス2に対して設けられる部材である。ここでのカバー部材12は、レーザレーダ10とは別部材である。カバー部材12は、電磁波を透過させる材料からなっている。つまり、カバー部材12は、レーザレーダ10を覆うと共にレーザレーダ10の電磁波を透過させる。カバー部材12は、例えば樹脂で成型されている。カバー部材12は、車両1のバンパー等と同じ素材としてもよい。カバー部材12は、アクリル系樹脂であってもよい。
カバー部材12は、周縁部12aにおいて接着剤12bによりフロントガラス2に対して水密に固定されている。カバー部材12は、全体として、例えば前後方向を含む鉛直面に沿う断面視にて翼断面の上半分に沿った形状を成すように、後方に向かってフロントガラス2に対する高さが低くなっている。カバー部材12は、前壁部12c、天板部12d、及び側壁部12eを有している。
前壁部12cは、カバー部材12を構成する前側の壁部である。前壁部12cは、レーザレーダ10の前方に位置し、レーザレーダ10の照射部10aと対面している。つまり、レーザレーダ10は、カバー部材12の前壁部12cを介して照射部10aが車両1の外部に臨むように設置穴11に設けられている。
前壁部12cは、一例として、左右方向の中央部が前方に突出するような湾曲面となっている。前壁部12cの下端は上端よりも前方に突出しており、前壁部12cの全体が後方に傾斜している。前壁部12cの下端は、フロントガラス2に対して固定される周縁部12aの一部である。
前壁部12cは、図1及び図3に示されるように、水平面に沿う断面視にて、レーザレーダ10の照射部10aを中心とする扇形の電磁波照射範囲10dを含むような円弧状に延在している。前壁部12cは、図2に示されるように、前後方向を含む鉛直面に沿う断面視にて、レーザレーダ10の照射部10aよりも上方まで延在しており、上端に向かうほど後方への傾斜が大きくなっている。これにより、空気抵抗の増大が抑制され、風切り音の発生が抑制される。
天板部12dは、カバー部材12の天井部分を形成する部位である。天板部12dは、レーザレーダ10の上方でレーザレーダ10を覆うようにフロントガラス2に沿うように延在している。天板部12dの後端は、フロントガラス2に対して固定される周縁部12aの一部である。天板部12dは、例えば、水平面に対してフロントガラス2よりも小さくルーフ4よりも大きい傾斜を有している。これにより、天板部12dは、レーザレーダ10のフロントガラス2よりも車外側に突出する部分を収納する十分な高さの空間を画成する。
側壁部12eは、カバー部材12を構成する左右一対の壁部である。側壁部12eは、前後方向及び上下方向に沿って延在している。側壁部12eは、後方に向かってフロントガラス2に対する高さが低くなっている。側壁部12eの前端は、前壁部12cの左右の端部と連続しており、側壁部12eの上端は、天板部12dの左右の辺縁と連続している。側壁部12eの下端及び後端は、フロントガラス2に対して固定される周縁部12aの一部である。
ブラケット13は、レーザレーダ10を支持する部材である。ブラケット13は、例えば、樹脂で形成され、カバー部材12の天板部12dの下面から下方に延びるようにカバー部材12と一体的に設けられている。ブラケット13は、樹脂又は金属(アルミ等)から形成された別部材を天板部12dに固定して形成されていてもよい。ブラケット13は、例えば、レーザレーダ10の前端側を支持する前ブラケット13aと、レーザレーダ10の後端側を支持する後ブラケット13bとを含んでもよい。ブラケット13とレーザレーダ10とは、特に限定されないが、例えばボルト等の締結により固定されてもよい。
以上のようなレーザレーダ取付構造100でレーザレーダ10を取り付ける手順を説明する。まず、フロントガラス2の右上隅部2b及び左上隅部2cに一対の設置穴11を形成する。カバー部材12のブラケット13にレーザレーダ10を取り付ける。一対の設置穴11のそれぞれにおいて、ブラケット13に支持されたレーザレーダ10の照射部10aがカバー部材12を介して車両1の外部に臨むように、カバー部材12をフロントガラス2に取り付ける。フロントガラス2には、カバー部材12をフロントガラス2に対し位置決めするための目印(ペイント、凹部、又は凸部等)を付しておいてもよい。カバー部材12をフロントガラス2に取り付けるとき、カバー部材12の周縁部12aとフロントガラス2との間に接着剤12bを介在させて、カバー部材12をフロントガラス2に水密に固定する。これにより、図1~図3のように、レーザレーダ10が車両1に取り付けられる。
ここで、図4は、比較例に係るレーザレーダ取付構造を備える車両の斜視図である。図4には、フロントバンパ51の右端部51a及び左端部51bにレーザレーダが取り付けられた車両50Aが示されている。このような右端部51a及び左端部51bに取り付けられたレーザレーダでは、レーザレーダの設置地上高が低いため、車両50Aから遠くに位置する物体を検出することが難しい場合がある。また、例えばヘッドライト51cの内部にレーザレーダが設けられていたとしても、法規等の理由によりヘッドライト51cの設置地上高が所定高さ以下となることから、車両50Aから遠くに位置する物体をレーザレーダで検出することが難しい場合がある。
この点、本開示の一態様に係るレーザレーダ取付構造100によれば、レーザレーダ10は、設置穴11に設けられている。設置穴11は、車両1のフロントガラス2のフロントピラー3付近に設けられている。これにより、例えばレーザレーダ10が車載のヘッドランプ内に設けられている場合と比べて、レーザレーダ10を車両1の高い位置に取り付けることができる。また、レーザレーダ10は、フロントピラー3付近に設けられており、電磁波を透過させるカバー部材12に覆われている。これにより、レーザレーダ10が車両1の外部から見て目立ちにくくなるため、車両1の意匠性への影響を抑制することができる。したがって、レーザレーダ取付構造100によれば、車両1の意匠性への影響を考慮しつつ、レーザレーダ10を車両1の高い位置に取り付けることができる。
レーザレーダ取付構造100によれば、レーザレーダ10は、照射部10aがフロントガラス2よりも車両1の外側に突出するように設置穴11に設けられている。これにより、レーザレーダ10の照射部10aは、フロントガラス2を介することなく、カバー部材12を介して車両1の外部に電磁波を照射する。よって、フロントガラス2による電磁波の減衰を抑制することができる。
レーザレーダ取付構造100によれば、設置穴11は、フロントガラス2の右上隅部2b及び左上隅部2cの両方に設けられている。これにより、運転者の視界を妨げることを抑制しつつ、車両1のフロントガラス2にレーザレーダ10を配置することができる。
なお、フロントガラス2の右上隅部2b及び左上隅部2cは、車両1のフロントガラス2のワイパーの払拭エリアとの干渉が生じにくい。そのため、レーザレーダ取付構造100によれば、フロントガラス2のワイパーの払拭エリアによる影響を受けにくいレーザレーダ10のレイアウトとすることができる。また、車両1の前方に位置する物体のレーザレーダ10の検出がワイパーの作動によって影響されにくくなる。
ちなみに、例えば、図5に示されるように、車両50Bのフロントガラス52の上中央部52aに設けられるカメラ53に代えて、上中央部52aに1つのレーザレーダを配置する構成を想定する。ここでのレーザレーダは、電磁波照射範囲10dを有するレーザレーダ10と同様、左右方向に限りがある電磁波照射範囲53aを有している。そのため、複数のレーザレーダを左右に並設して用いる場合と比べて、上中央部52aに配置された1つのレーザレーダでは、車両50Bの前方に位置する物体の検出漏れを生じる可能性がある。この点、レーザレーダ取付構造100によれば、フロントガラス2の右上隅部2b及び左上隅部2cの両方にレーザレーダ10を配置することで、車両1の前方に位置する物体を適切に検出することができる。
更に、レーザレーダ10は、照射部10aがフロントガラス2よりも車両1の外側に突出するように設置穴11に設けられている。これにより、照射部10aからの電磁波がフロントピラー3によって妨げられにくくなる。つまり、フロントピラー3よりも遠方が死角になることを抑制できる。また、フロントピラーガーニッシュである内装部材5により、フロントガラス2の右上隅部2b及び左上隅部2cに配置されたレーザレーダ10が配線10bを含めて車内側から目隠しされている。そのため、上中央部52a等にレーザレーダを配置する場合と比べて、運転者の視界が妨げられにくくなる。
[変形例]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述した実施形態に限定されるものではない。本開示は、上述した実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。
上記実施形態では、レーザレーダ10は、照射部10aがフロントガラス2よりも車両1の外側に突出するように設置穴11に設けられていたが、これに限定されない。例えば、レーザレーダ10は、照射部10aが設置穴11を介して車両1の前方に電磁波を出射できる範囲で、レーザレーダ10の照射部10aを含む全体がフロントガラス2よりも車室側に配置されていてもよい。
上記実施形態では、設置穴11は、フロントガラス2の右上隅部2b及び左上隅部2cの両方に設けられていたつまり、設置穴11は、フロントガラス2の右上隅部2b及び左上隅部2cに少なくとも設けられていてもよい。
設置穴11は、フロントガラス2の右上隅部2b及び左上隅部2cに必ずしも設けられていなくてもよい。要は、設置穴は、車両1のフロントガラス2のフロントピラー3付近、車両1のリヤガラスのリヤピラー付近、又は、車両1のルーフ4におけるフロントピラー3もしくはリヤピラー付近に設けられていればよい。この場合、レーザレーダ10が車両後方を向くように設置されてもよい。車両1のルーフ4におけるフロントピラー3付近として、例えば、設置穴は、車両1のルーフ4の右前隅部4a及び左前隅部4bに設けられていてもよい。右前隅部4a及び左前隅部4bは、車両1の前方投影領域に含まれるルーフ4の前端側の隅部である。また、車両1のルーフ4におけるリヤピラー付近として、例えば、設置穴は、車両1のルーフ4の右後隅部及び左後隅部に設けられていてもよい。右後隅部及び左後隅部は、車両1の後方投影領域に含まれるルーフ4の後端側の隅部である。なお、車両1のルーフ4が塗装されること、及び、カバー部が上方に出っ張り易くなることを考慮すると、設置穴11をフロントガラス2又はリヤガラスに設ける方が、意匠上の制約が小さい。
上記実施形態では、カバー部材12とフロントガラス2とが接着されていたが、これに限定されない。例えば、カバー部材12は、フロントガラス2に向かって突出する突起をフロントガラス2に係合させてフロントガラス2に対して固定されてもよい。
上記実施形態では、レーザレーダ10は、カバー部材12のブラケット13に支持されていたが、これに限定されない。ブラケット13は、例えば、フロントガラス2に対して爪状の突起または接着により直接設けられていてもよい。ブラケット13は、内装部材5に設けられていてもよい。レーザレーダ10は、ブラケット13に加えて他の部材を介して取り付けられていてもよい。
上記実施形態では、カバー部は、レーザレーダ10とは別体のカバー部材12であったが、レーザレーダ10の筐体と一体的に形成されていてもよい。
1…車両、2…フロントガラス、2b…右上隅部、2c…左上隅部、3…フロントピラー、4…ルーフ、10…レーザレーダ、10a…照射部、11…設置穴、12…カバー部材(カバー部)、100…レーザレーダ取付構造。

Claims (3)

  1. 車両の周囲の物体を検出するための電磁波を照射する照射部を有するレーザレーダを前記車両に取り付けるレーザレーダ取付構造であって、
    前記車両のフロントガラスのフロントピラー付近、前記車両のリヤガラスのリヤピラー付近、又は、前記車両のルーフにおける前記フロントピラーもしくは前記リヤピラー付近に設けられた設置穴と、
    前記設置穴に設けられた前記レーザレーダと、
    前記レーザレーダを覆うと共に前記電磁波を透過させるカバー部と、を備え、
    前記レーザレーダは、前記カバー部を介して前記照射部が前記車両の外部に臨むように前記設置穴に設けられている、レーザレーダ取付構造。
  2. 前記レーザレーダは、前記照射部が前記フロントガラス又は前記リヤガラスよりも前記車両の外側に突出するように前記設置穴に設けられている、請求項1に記載のレーザレーダ取付構造。
  3. 前記設置穴は、前記フロントガラスの右上隅部及び左上隅部に少なくとも設けられている、請求項1又は2に記載のレーザレーダ取付構造。

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