JP2024044083A - 下地材の製造方法、下地材 - Google Patents
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Abstract
【課題】閉断面の下地材において、内部に断熱材が配置されることを容易に確認することができる構成を得ることである。【解決手段】本開示の技術は、一方の溝形鋼の内側に断熱材を配置し、一方の溝形鋼と組み合わせることで閉断面となる他方の溝形鋼の内側に断熱材を配置する断熱材配置工程と、断熱材が配置された一方の溝形鋼と、断熱材が配置された他方の溝形鋼とを組み合わせて閉断面とする組合せ工程と、一方の溝形鋼に前記他方の溝形鋼を取り付ける取付け工程と、を備える【選択図】図6
Description
本発明は、下地材の製造方法、及び下地材に関する。
特許文献1に記載の鉄骨胴縁付き外壁パネルの耐火構造では、内側面に鉄骨胴縁を備えた外壁パネルを梁の外側に取付けるものにおいて、鉄骨胴縁内の空間の梁との対応部にのみ、断熱材を充填している。
従来、一方が開放した断面の溝形鋼の内面に断熱材が吹き付けられている下地材が用いられることがある。
ここで、断熱性能が求められる下地材において、開断面と比して高い剛性が求められる場合は、下地材を閉断面とすることがある。しかし、閉断面の下地材の内部に断熱材を充填させる場合は、断熱材が配置されているか否かを確認することが容易ではない。
本開示は、閉断面の下地材において、内部に断熱材が配置されることを容易に確認することができる構成を得ることである。
第1態様に記載の下地材の製造方法は、一方の溝形鋼の内側に断熱材を配置し、前記一方の溝形鋼と組み合わせることで閉断面となる他方の溝形鋼の内側に断熱材を配置する断熱材配置工程と、断熱材が配置された前記一方の溝形鋼と、断熱材が配置された前記他方の溝形鋼とを組み合わせて閉断面とする組合せ工程と、前記一方の溝形鋼に前記他方の溝形鋼を取り付ける取付け工程と、を備えることを特徴とする。
第1態様に係る構成によれば、一方の溝形鋼の内側と他方の溝形鋼の内側に断熱材が夫々配置された後に、一方の溝形鋼と他方の溝形鋼とが組み合わせられる。これにより、閉断面の下地材において、下地材の内部に断熱材が配置されることを容易に確認することができる。
第2態様に記載の下地材の製造方法は、第1態様に記載の下地材の製造方法において、前記一方の溝形鋼及び前記他方の溝形鋼は、断面C字状であって、前記組合せ工程では、前記一方の溝形鋼のリップ部と、前記他方の溝形鋼のリップ部とを突き合わせ、前記取付け工程では、前記一方の溝形鋼のリップ部を前記他方の溝形鋼のリップ部へ押し付けて、前記一方の溝形鋼に前記他方の溝形鋼を取り付けることを特徴とする。
第2態様に係る構成によれば、溝形鋼は、断面C字状である。そして、組合せ工程では、一方の溝形鋼のリップ部と、他方の溝形鋼のリップ部とを突き合わせることで、閉断面とされる。これにより、一方の溝形鋼を他方の溝形鋼に対して、突合せ方向に位置決めすることができる。
第3態様に記載の下地材の製造方法は、第2態様に記載の下地材の製造方法において、前記取付け工程では、前記一方の溝形鋼と前記他方の溝形鋼とを突き合わせる突合せ方向に、前記一方の溝形鋼及び前記他方の溝形鋼を貫通する通しボルトを用いて、前記一方の溝形鋼に前記他方の溝形鋼を取り付けることを特徴とする。
第3態様に係る下地材の製造方法によれば、一方の溝形鋼と他方の溝形鋼とを突き合わせる突合せ方向に、一方の溝形鋼及び他方の溝形鋼を貫通する通しボルトを用いて、一方の溝形鋼に他方の溝形鋼を取り付ける。これにより、一方の溝形鋼及び他方の溝形鋼が互いに突合せ方向に押し付けられるため、取付後に、一方の溝形鋼が他方の溝形鋼に対して位置ずれするのを抑制することができる。
第4態様に記載の下地材は、一方の溝形鋼と他方の溝形鋼とが組み合わされることで閉断面とされた鋼材と、前記鋼材の内部に配置された断熱材と、前記一方の溝形鋼に前記他方の溝形鋼を取り付ける取付部材と、を備えることを特徴とする。
第4態様に係る構成によれば、一方の溝形鋼と他方の溝形鋼とが組み合わされることで閉断面とされる鋼材が用いられる。これにより、一方の溝形鋼と他方の溝形鋼とが組み合わされる前に、夫々の溝形鋼の内側に断熱材を配置することで、鋼材の内部に確実に断熱材を配置することができる。
本開示によれば、閉断面の下地材において、内部に断熱材が配置されることを容易に確認することができる。
<第1実施形態>
本開示の第1実施形態に係る下地材の製造方法、及び下地材の一例について図1~図7に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは、鉛直方向であって高さ方向を示し、矢印Wは、水平方向であって幅方向示し、矢印Dは、水平方向であって、奥行き方向を示す。また、矢印H、矢印W、及び矢印Dは、互いに直交する。
先ず、本第1実施形態に係る下地材が用いられた構造物100について説明する。
本開示の第1実施形態に係る下地材の製造方法、及び下地材の一例について図1~図7に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは、鉛直方向であって高さ方向を示し、矢印Wは、水平方向であって幅方向示し、矢印Dは、水平方向であって、奥行き方向を示す。また、矢印H、矢印W、及び矢印Dは、互いに直交する。
先ず、本第1実施形態に係る下地材が用いられた構造物100について説明する。
(構造物100)
構造物100は、梁や柱などの骨組みに鉄骨を用いた鉄骨造(S造)の建物であって、図1に示されるように、屋上102を有しており、屋上102には、屋根材104が設けられている。また、屋上102の縁部には、屋根材104を囲むように、パラペット106が設けられている。また、構造物100の外周部分には、垂直方向に延びると共に水平方向に並ぶ胴縁10が設けられており、パラペット106は、胴縁10の上端部分を含んで形成されている。胴縁10は、下地材の一例である。
構造物100は、梁や柱などの骨組みに鉄骨を用いた鉄骨造(S造)の建物であって、図1に示されるように、屋上102を有しており、屋上102には、屋根材104が設けられている。また、屋上102の縁部には、屋根材104を囲むように、パラペット106が設けられている。また、構造物100の外周部分には、垂直方向に延びると共に水平方向に並ぶ胴縁10が設けられており、パラペット106は、胴縁10の上端部分を含んで形成されている。胴縁10は、下地材の一例である。
〔パラペット106〕
次に、パラペット106の構成について説明する。パラペット106は、図2、図3に示されるように、胴縁10と、胴縁10に取り付けられる外装材20と、を備えている。さらに、パラペット106は、上方から胴縁10等に被さる笠木26と、屋根材104側から胴縁10を覆うパネル32とを備えている。
次に、パラペット106の構成について説明する。パラペット106は、図2、図3に示されるように、胴縁10と、胴縁10に取り付けられる外装材20と、を備えている。さらに、パラペット106は、上方から胴縁10等に被さる笠木26と、屋根材104側から胴縁10を覆うパネル32とを備えている。
また、胴縁10は、前述したように垂直方向に延び、水平方向に間隔を空けて配置されている(図1参照)。そして、胴縁10の上端部分が、パラペット106の一部を構成している。
-外装材20-
外装材20は、図2、図3に示されるように、板状で、板厚方向から見て、水平方向に延びる矩形状とされている。そして、外装材20は、上下方向に並べられ、図4(A)(B)に示されるように、ビス22を用いて胴縁10に取り付けられている。
外装材20は、図2、図3に示されるように、板状で、板厚方向から見て、水平方向に延びる矩形状とされている。そして、外装材20は、上下方向に並べられ、図4(A)(B)に示されるように、ビス22を用いて胴縁10に取り付けられている。
-パネル32、笠木26-
パネル32は、図2、図3に示されるように、胴縁10を挟んで外装材20の反対側に配置されており、胴縁10に取り付けられている。また、笠木26は、下方が開放された断面U字状とされており、外装材20、胴縁10、及びパネル32を上方から覆っている。
パネル32は、図2、図3に示されるように、胴縁10を挟んで外装材20の反対側に配置されており、胴縁10に取り付けられている。また、笠木26は、下方が開放された断面U字状とされており、外装材20、胴縁10、及びパネル32を上方から覆っている。
-胴縁10-
胴縁10は、図5(A)(B)に示されるように、一対の断面C字状のC形鋼12と、一対のC形鋼12を取付けるボルト14a、ナット14b、及びワッシャー14cとを含んで形成されている。C形鋼12は、溝形鋼の一例であり、ボルト14aは、通しボルトの一例であり、ボルト14a、ナット14b、及びワッシャー14cは、取付部材の一例である。
胴縁10は、図5(A)(B)に示されるように、一対の断面C字状のC形鋼12と、一対のC形鋼12を取付けるボルト14a、ナット14b、及びワッシャー14cとを含んで形成されている。C形鋼12は、溝形鋼の一例であり、ボルト14aは、通しボルトの一例であり、ボルト14a、ナット14b、及びワッシャー14cは、取付部材の一例である。
具体的には、一対のC形鋼12が、開口を対向させて突き合わされることで組み合わされる。これにより、一対のC形鋼12から構成される閉断面の鋼材16が形成される。さらに、C形鋼12に形成された円状の貫通孔12aに挿入されたボルト14aの片側部分にワッシャー14cが通され、ナット14bが締め込まれることで、一対のC形鋼12が互いに取付けられる。なお、ボルト14a及びナット14bは、上下方向において、予め決められた間隔で複数個用いられている。
ここで、図2に示す範囲aの部分の胴縁10においては、図5(A)に示されるように、内部に断熱材36が充填されており、図2に示す範囲bの部分の胴縁10においては、図5(B)に示されるように、内部は空洞とされている。
断熱材36が充填されている範囲aについては、パラペット106を構成する部分の胴縁10である。換言ずれば、少なくとも屋根材104の上面から上方の部分の胴縁10を構成する部分には、断熱材36が充填されている。
ここで、この範囲aの部分の胴縁10に断熱材36が充填されていない場合に生じる現象について説明する。胴縁10においてパラペット106を構成する部分に対して下方側の部分は、構造物100に設けられた居室等に臨んでいる。このため、例えば、気温が低い日等は、居室内の暖められた空気によって、胴縁10内の空気が暖められる。胴縁10内で暖められた空気が、胴縁10内で上昇してパラペット106を構成する部分へ到達する。
胴縁10内においてパラペット106を構成する部分へ到達した暖かい空気に含まれる蒸気は、冷気によって冷やされ、液化して水滴となる。この水滴が胴縁10内を伝って落下し、構造物100の居室へ漏れてしまうことがある。
しかし、前述したように、本実施形態では、範囲aの部分の胴縁10には断熱材36が充填されている。そこで、胴縁10内で暖められた空気が、胴縁10内で上昇してパラペット106を構成する部分へ到達するのが抑制される。このため、胴縁10の内部で水蒸気の液化が抑制される。さらに、水滴が構造物100の居室へ漏れてしまうのが抑制される。
次に、閉断面とされている胴縁10の製造する製造方法について説明する。
-胴縁10の製造方法-
次に、胴縁10の製造方法について図6を用いて説明する。
次に、胴縁10の製造方法について図6を用いて説明する。
先ず、断熱材配置工程では、図6(A)(B)に示されるように、組み合わされる前の状態の一方のC形鋼12の内側に断熱材36が充填されて配置される、さらに、他方のC形鋼12の内側に断熱材36が充填されて配置される。なお、断熱材36については、図2の範囲aとなる部分に配置される。
次に、組合せ工程では、図6(B)(C)に示されるように、一方のC形鋼12のリップ部12bと、他方のC形鋼12のリップ部12bとを突き合わせることで、一対のC形鋼12が組み合わせられて閉断面とされる。さらに、取付け工程では、ボルト14aが、C形鋼12に形成された円状の貫通孔12aに挿入されることで、一対のC形鋼12の突合せ方向に貫通する。そして、ボルト14aの片側部分にワッシャー14cが通され、ナット14bが締め込まれることで、一対のC形鋼12が取り付けられる。
(作用)
以上説明したように、胴縁10の製造方法においては、一方のC形鋼12の内側と他方のC形鋼12の内側に断熱材36が夫々配置された後に、一方のC形鋼12と他方のC形鋼12とが組み合わせられる。これにより、閉断面の胴縁10において、閉断面とされている状態の胴縁10に断熱材を配置する場合と比して、胴縁10の内部に断熱材36が配置されることを容易に確認することができる。
以上説明したように、胴縁10の製造方法においては、一方のC形鋼12の内側と他方のC形鋼12の内側に断熱材36が夫々配置された後に、一方のC形鋼12と他方のC形鋼12とが組み合わせられる。これにより、閉断面の胴縁10において、閉断面とされている状態の胴縁10に断熱材を配置する場合と比して、胴縁10の内部に断熱材36が配置されることを容易に確認することができる。
具体的には、図7に示される比較形態では、閉断面とされた胴縁110の側面に形成された貫通孔110aから断熱材36を充填して胴縁110の内部に断熱材を配置する。このような比較形態の胴縁110では、内部に断熱材が配置されているか目視で確認することができない。
これに対して、本願の実施形態では、一方のC形鋼12の内側と他方のC形鋼12の内側に断熱材36が夫々配置された後に、一方のC形鋼12と他方のC形鋼12とが組み合わせられる。これにより、前述したように、閉断面の胴縁10において、比較形態に係る胴縁110と比して、胴縁10の内部に断熱材36が配置されることを容易に確認することができる。
また、胴縁10の製造方法においては、一対のC形鋼12が用いられている。そこで、組合せ工程では、一方のC形鋼12のリップ部12bと、他方のC形鋼12のリップ部12bとを突き合わせることで、閉断面とされる。これにより、一方のC形鋼12を他方のC形鋼12に対して、突合せ方向に容易に位置決めすることができる。
また、胴縁10の製造方法においては、一対のC形鋼12の突合せ方向に、一対のC形鋼12を貫通するボルト14aを用いて、一方のC形鋼12に他方のC形鋼12を取り付ける。これにより、一対のC形鋼12が互いに突合せ方向に押し付けられるため、取付後に、一方のC形鋼12が他方のC形鋼12に対して位置ずれするのを抑制することができる。
また、胴縁10においては、一方のC形鋼12と他方の溝形鋼とが組み合わされることで閉断面とされる鋼材16が用いられる。これにより、一方のC形鋼12と他方のC形鋼12とが組み合わされる前に、夫々のC形鋼12の内側に断熱材36を配置することで、胴縁10の内部に断熱材36を容易に配置することができる。換言すれば、胴縁10の内部に確実に断熱材36を配置することができる。
<第2実施形態>
次に、本開示の第2実施形態に係る下地材の製造方法、及び下地材の一例について図8に従って説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
次に、本開示の第2実施形態に係る下地材の製造方法、及び下地材の一例について図8に従って説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第2実施形態の胴縁50に用いられるC形鋼52は、第1実施形態で用いられるC形鋼12と異なり貫通孔は形成されていない。
そして、取付け工程では、一対の取付板54が、図8(A)(B)(C)に示されるように、突合せ方向に対して交差する交差方向から、一対のC形鋼52を挟み込む。さらに、この取付板54は、上下方向において、予め決められた間隔で複数個用いられている。そして、この取付板54は、一方のC形鋼52と他方のC形鋼52とに跨るように配置される。
さらに、取付板54をビス56により一方のC形鋼52と他方のC形鋼52に夫々取り付ける。このようにして、一方のC形鋼52に他方のC形鋼52を取り付ける。
なお、本開示を特定の実施形態について詳細に説明したが、本開示は係る実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。特許請求の範囲、明細書および図面の記載から当業者が認識することができる技術的思想に反しない限り、変更、削除、付加、及び各実施形態の組み合わせが可能である。
また、上記実施形態では、溝形鋼としてC形鋼を用いて説明したが、他の形状の溝形鋼であってもよい。ここで、溝形鋼とは、断面が凹状となっている鋼材であって、例えば、U字状等を含む。
また、上記実施形態では、特に説明しながったが、断熱材36としては、ウレタン発泡材や、グラスウール等を用いることができる。
また、上記実施形態では、下地材として胴縁10を用いて説明したが、胴縁10に限定されず、床、壁、天井などの仕上げ材の取り付けに用いられる他の下地材であってもよい。
10 胴縁(下地材の一例)
12 C形鋼(溝形鋼の一例)
12a 貫通孔
12b リップ部
14a ボルト(取付部材の一例)
14b ナット(取付部材の一例)
14c ワッシャー(取付部材の一例)
16 鋼材
36 断熱材
12 C形鋼(溝形鋼の一例)
12a 貫通孔
12b リップ部
14a ボルト(取付部材の一例)
14b ナット(取付部材の一例)
14c ワッシャー(取付部材の一例)
16 鋼材
36 断熱材
Claims (4)
- 一方の溝形鋼の内側に断熱材を配置し、前記一方の溝形鋼と組み合わせることで閉断面となる他方の溝形鋼の内側に断熱材を配置する断熱材配置工程と、
断熱材が配置された前記一方の溝形鋼と、断熱材が配置された前記他方の溝形鋼とを組み合わせて閉断面とする組合せ工程と、
前記一方の溝形鋼に前記他方の溝形鋼を取り付ける取付け工程と、
を備える下地材の製造方法。 - 前記一方の溝形鋼及び前記他方の溝形鋼は、断面C字状であって、
前記組合せ工程では、前記一方の溝形鋼のリップ部と、前記他方の溝形鋼のリップ部とを突き合わせ、
前記取付け工程では、前記一方の溝形鋼のリップ部を前記他方の溝形鋼のリップ部へ押し付けて、前記一方の溝形鋼に前記他方の溝形鋼を取り付ける、
請求項1に記載の下地材の製造方法。 - 前記取付け工程では、前記一方の溝形鋼と前記他方の溝形鋼とを突き合わせる突合せ方向に、前記一方の溝形鋼及び前記他方の溝形鋼を貫通する通しボルトを用いて、前記一方の溝形鋼に前記他方の溝形鋼を取り付ける、
請求項2に記載の下地材の製造方法。 - 一方の溝形鋼と他方の溝形鋼とが組み合わされることで閉断面とされた鋼材と、
前記鋼材の内部に配置された断熱材と、
前記一方の溝形鋼に前記他方の溝形鋼を取り付ける取付部材と、
を備える下地材。
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