JP2024042823A - スイッチ装置、電子機器、車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】PSUBプロセスでのアクティブクランプ電圧を引き上げる。【解決手段】スイッチ装置1は、例えば、接地電圧GNDが印加されるP型半導体基板Psubと、電源電圧VBBの印加端と出力電圧Voの印加端との間に接続されたスイッチ素子10と、スイッチ素子10のオン/オフ制御を行うドライバ31と、スイッチ素子10のオフ遷移時における出力電圧Voが接地電圧GNDよりもアクティブクランプ電圧Vclp2(=Vz+Vgs1)だけ低い下限電圧GND-Vclp2以上に制限されるようにスイッチ素子10を制御するアクティブクランプ回路34と、を備える。【選択図】図6

Description

本開示は、スイッチ装置、及び、これを用いた電子機器並びに車両に関する。
本願出願人は、車載IPD[intelligent power device]などのスイッチ装置に関してこれまでに数多くの新技術を提案している(例えば特許文献1を参照)。
特開2020-108142号公報
しかしながら、従来のスイッチ装置(特にP型半導体基板が用いられるPSUBプロセスのハイサイドスイッチIC)では、アクティブクランプ電圧の生成手法について検討の余地があった。
例えば、本明細書中に開示されているスイッチ装置は、接地電圧が印加されるように構成されたP型半導体基板と、電源電圧の印加端と出力電圧の印加端との間に接続されたスイッチ素子と、前記スイッチ素子のオン/オフ制御を行うように構成されたドライバと、前記スイッチ素子のオフ遷移時における前記出力電圧が前記接地電圧よりもアクティブクランプ電圧だけ低い下限電圧以上に制限されるように前記スイッチ素子を制御するように構成されたアクティブクランプ回路と、を備える。
なお、その他の特徴、要素、ステップ、利点、及び、特性については、以下に続く発明を実施するための形態及びこれに関する添付の図面によって、さらに明らかとなる。
本開示によれば、PSUBプロセスでのアクティブクランプ電圧を引き上げることのできるスイッチ装置、及びこれを用いた電子機器並びに車両を提供することが可能となる。
図1は、半導体集積回路装置の基本構成を示す図である。 図2は、ゲート制御部の第1構成例(NSUBプロセス)を示す図である。 図3は、第1構成例におけるアクティブクランプ回路を示す図である。 図4は、第1構成例におけるアクティブクランプ動作を示す図である。 図5は、ゲート制御部の第2構成例(PSUBプロセス、アクティブクランプ回路なし)を示す図である。 図6は、ゲート制御部の第3構成例(PSUBプロセス、アクティブクランプ回路あり)を示す図である。 図7は、P型半導体基板に付随する寄生素子の一例を示す図である。 図8は、第3構成例におけるアクティブクランプ動作を示す図である。 図9は、車両の外観を示す図である。
<半導体集積回路装置(基本構成)>
図1は、半導体集積回路装置の基本構成を示す図である。本構成例の半導体集積回路装置1は、ECU[electronic control unit]2からの指示に応じて電源電圧VBBの印加端と負荷3との間を導通/遮断する車載用ハイサイドスイッチLSI(=車載IPDの一種)である。
なお、半導体集積回路装置1は、装置外部との電気的な接続を確立するための手段として、外部端子T1~T4を備えている。外部端子T1は、不図示のバッテリから電源電圧VBB(例えば12V)の供給を受け付けるための電源端子(VBBピン)である。外部端子T2は、負荷3(バルブランプ、リレーコイル、ソレノイド、発光ダイオード又はモータなど)を外部接続するための負荷接続端子又は出力端子(OUTピン)である。外部端子T3は、ECU2から外部制御信号Siの外部入力を受け付けるための信号入力端子(INピン)である。外部端子T4は、ECU2に状態報知信号Soを外部出力するための信号出力端子(SENSEピン)である。なお、外部端子T4と接地端との間には、外部センス抵抗4が外付けされている。
さらに、半導体集積回路装置1は、その構成要素として、NMOSFET[N-channel type metal oxide semiconductor field effect transistor]10と、出力電流監視部20と、ゲート制御部30と、制御ロジック部40と、信号入力部50と、内部電源部60と、異常保護部70と、出力電流検出部80と、信号出力部90と、を集積化して成る。
NMOSFET10は、ドレインが外部端子T1に接続されてソースが外部端子T2に接続された高耐圧(例えば42V耐圧)のパワートランジスタである。このように接続されたNMOSFET10は、電源電圧VBBの印加端から負荷3を介して接地端に至る電流経路を導通/遮断するためのスイッチ素子(ハイサイドスイッチ)として機能する。なお、NMOSFET10は、ゲート駆動信号G1がハイレベルであるときにオンし、ゲート駆動信号G1がローレベルであるときにオフする。
また、NMOSFET10は、オン抵抗Ronが数十mΩとなるように素子を設計すればよい。ただし、NMOSFET10のオン抵抗Ronが低いほど、外部端子T2の地絡(=接地端又はこれに準ずる低電位端への短絡異常)が発生したときに過電流が流れやすくなり、異常発熱を生じやすくなる。従って、NMOSFET10のオン抵抗Ronを下げるほど、後述する過電流保護回路71及び温度保護回路73の重要性が高くなる。
出力電流監視部20は、NMOSFET21及び22と、センス抵抗23とを含み、NMOSFET10に流れる出力電流Ioに応じたセンス電圧Vs(=センス信号に相当)を生成する。
NMOSFET21及び22は、いずれもNMOSFET10と同期駆動されるセンストランジスタであり、出力電流Ioに応じたセンス電流Is及びIs2を生成する。NMOSFET10とNMOSFET21及び22とのサイズ比はm:1(ただしm>1)である。従って、センス電流Is及びIs2は、出力電流Ioを1/mに減じた大きさとなる。NMOSFET21及び22は、NMOSFET10と同様、ゲート駆動信号G1がハイレベルであるときにオンしゲート駆動信号G1がローレベルであるときにオフする。
センス抵抗23(抵抗値:Rs)は、NMOSFET21のソースと外部端子T2との間に接続されており、センス電流Isに応じたセンス電圧Vs(=Is×Rs+Vo、ただし、Voは外部端子T2に現れる出力電圧)を生成する電流/電圧変換素子である。
ゲート制御部30は、ゲート制御信号S1の電流能力を高めたゲート駆動信号G1を生成してNMOSFET10(及びNMOSFET21並びに22)のゲートに出力することにより、NMOSFET10のオン/オフ制御を行う。なお、ゲート制御部30は、過電流保護信号S71に応じて出力電流Ioを制限するようにNMOSFET10を制御する機能を備えている。
制御ロジック部40は、内部電源電圧Vregの供給を受けてゲート制御信号S1を生成する。例えば、外部制御信号Siがハイレベル(=NMOSFET10をオンさせるときの論理レベル)であるときには、内部電源部60から内部電源電圧Vregが供給されるので、制御ロジック部40が動作状態となり、ゲート制御信号S1がハイレベル(=Vreg)となる。一方、外部制御信号Siがローレベル(=NMOSFET10をオフさせるときの論理レベル)であるときには、内部電源部60から内部電源電圧Vregが供給されないので、制御ロジック部40が非動作状態となり、ゲート制御信号S1がローレベル(=GND)となる。また、制御ロジック部40は、各種の異常保護信号(過電流保護信号S71、オープン保護信号S72、温度保護信号S73、及び、減電圧保護信号S74)を監視している。なお、制御ロジック部40は、上記した異常保護信号のうち、過電流保護信号S71、オープン保護信号S72、及び、温度保護信号S73の監視結果に応じて出力切替信号S2を生成する機能も備えている。
信号入力部50は、外部端子T3から外部制御信号Siの入力を受け付けて制御ロジック部40及び内部電源部60に伝達するシュミットトリガである。なお、外部制御信号Siは、例えば、NMOSFET10をオンさせるときにハイレベルとなり、NMOSFET10をオフさせるときにローレベルとなる。
内部電源部60は、電源電圧VBBから所定の内部電源電圧Vregを生成して半導体集積回路装置1の各部に供給する。なお、内部電源部60の動作可否は、外部制御信号Siに応じて制御される。より具体的に述べると、内部電源部60は、外部制御信号Siがハイレベルであるときに動作状態となり、外部制御信号Siがローレベルであるときに非動作状態となる。
異常保護部70は、半導体集積回路装置1の各種異常を検出する回路ブロックであり、過電流保護回路71と、オープン保護回路72と、温度保護回路73と、減電圧保護回路74と、を含む。
過電流保護回路71は、センス電圧Vsの監視結果(=出力電流Ioの過電流異常が生じているか否か)に応じた過電流保護信号S71を生成する。なお、過電流保護信号S71は、例えば、異常未検出時にローレベルとなり、異常検出時にハイレベルとなる。
オープン保護回路72は、出力電圧Voの監視結果(=負荷3のオープン異常が生じているか否か)に応じたオープン保護信号S72を生成する。なお、オープン保護信号S72は、例えば、異常未検出時にローレベルとなり、異常検出時にハイレベルとなる。
温度保護回路73は、半導体集積回路装置1(特にNMOSFET10周辺)の異常発熱を検出する温度検出素子(不図示)を含み、その検出結果(=異常発熱が生じているか否か)に応じた温度保護信号S73を生成する。なお、温度保護信号S73は、例えば、異常未検出時にローレベルとなり、異常検出時にハイレベルとなる。
減電圧保護回路74は、電源電圧VBBないしは内部電源電圧Vregの監視結果(=減電圧異常が生じているか否か)に応じた減電圧保護信号S74を生成する。なお、減電圧保護信号S74は、例えば、異常未検出時にローレベルとなり、異常検出時にハイレベルとなる。
出力電流検出部80は、不図示のバイアス手段を用いて、NMOSFET22のソース電圧と出力電圧Voとを一致させることにより、出力電流Ioに応じたセンス電流Is2(=Io/m)を生成して信号出力部90に出力する。
信号出力部90は、出力切替信号S2に基づいてセンス電流Is2(=出力電流Ioの検出結果に相当)と固定電圧V90(=異常フラグに相当、本図では明示せず)の一方を外部端子T4に選択出力する。センス電流Is2が選択出力された場合には、状態報知信号Soとして、センス電流Is2を外部センス抵抗4(抵抗値:R4)で電流/電圧変換した出力検出電圧V80(=Is2×R4)がECU2に伝達される。出力検出電圧V80は、出力電流Ioが大きいほど高くなり、出力電流Ioが小さいほど低くなる。一方、固定電圧V90が選択出力された場合には、状態報知信号Soとして、固定電圧V90がECU2に伝達される。なお、状態報知信号Soから出力電流Ioの電流値を読み取る場合には、状態報知信号SoをA/D[analog-to-digital]変換してやればよい。一方、状態報知信号Soから異常フラグを読み取る場合には、固定電圧V90よりもやや低い閾値を用いて状態報知信号Soの論理レベルを判定してやればよい。
<ゲート制御部(第1構成例)>
図2は、ゲート制御部30の第1構成例(=N型半導体基板Nsubが用いられたNSUBプロセスの場合)を示す図である。本図のゲート制御部30は、ゲートドライバ31と、オシレータ32と、チャージポンプ33と、アクティブクランプ回路34と、NMOSFET35と、抵抗36(抵抗値R36)と、キャパシタ37(容量値C37)と、ツェナダイオード38と、を含む。
なお、NSUBプロセスの半導体集積回路装置1では、N型半導体基板Nsubに電源電圧VBBが印加される。
ゲートドライバ31は、チャージポンプ33の出力端(=昇圧電圧VGの印加端)と外部端子T2(=出力電圧Voの印加端)との間に接続されており、ゲート制御信号S1の電流能力を高めたゲート駆動信号G1を生成する。なお、ゲート駆動信号G1は、ゲート制御信号S1がハイレベルであるときにハイレベル(=VG)となり、ゲート制御信号S1がローレベルであるときにローレベル(=Vo)となる。
オシレータ32は、所定周波数のクロック信号CLKを生成してチャージポンプ33に出力する。なお、オシレータ32の動作可否は、制御ロジック部40からのイネーブル信号SAに応じて制御される。
チャージポンプ33は、クロック信号CLKを用いてフライングキャパシタを駆動することにより、電源電圧VBBよりも高い昇圧電圧VGを生成してゲートドライバ31に供給する昇圧部の一例である。なお、チャージポンプ33の動作可否は、制御ロジック部40からのイネーブル信号SBに応じて制御される。
アクティブクランプ回路34は、外部端子T1(=電源電圧VBBの印加端)とNMOSFET10のゲートとの間に接続されている。外部端子T2に誘導性の負荷3が接続されるアプリケーションでは、NMOSFET10をオンからオフへ切り替える際、負荷3の逆起電力により、出力電圧Voが負電圧(Vo<GND)となる。そのため、エネルギー吸収用にアクティブクランプ回路34が設けられている。
NMOSFET35のドレインは、NMOSFET10のゲートに接続されている。NMOSFET35のソースは、外部端子T2に接続されている。NMOSFET35のゲートは、過電流保護信号S71の印加端に接続されている。また、NMOSFET35のドレイン・ゲート間には、抵抗36とキャパシタ37が直列に接続されている。
ツェナダイオード38のカソードは、NMOSFET10のゲートに接続されている。ツェナダイオード38のアノードは、NMOSFET10のソースに接続されている。このように接続されたツェナダイオード38は、NMOSFET10のゲート・ソース間電圧(=G1-Vo)を所定値以下に制限するクランプ素子として機能する。
本構成例のゲート制御部30において、過電流保護信号S71がハイレベルに立ち上げられると、ゲート駆動信号G1が定常時のハイレベル(=VG)から所定の時定数τ(=R36×C37)で引き下げられていく。その結果、NMOSFET10の導通度が徐々に低下していくので、出力電流Ioに制限が掛けられる。一方、過電流保護信号S71がローレベルに立ち下げられると、ゲート駆動信号G1が所定の時定数τで引き上げられていく。その結果、NMOSFET10の導通度が徐々に上昇していくので、出力電流Ioの制限が解除される。
このように、本構成例のゲート制御部30は、過電流保護信号S71に応じて出力電流Ioを制限するようにゲート駆動信号G1を制御する機能を備えている。
図3は、第1構成例のゲート制御部30におけるアクティブクランプ回路34の一構成例を示す図である。本構成例のアクティブクランプ回路34は、m段(本図ではm=2)のツェナダイオード列341と、n段(本図ではn=1)のダイオード列342と、NMOSFET343と、抵抗344及び345と、を含む。
ツェナダイオード列341のカソードとNMOSFET343のドレインは、NMOSFET10のドレインと共に、外部端子T1(=電源電圧VBBの印加端に接続される第1端子に相当)に接続されている。ツェナダイオード列341のアノードは、ダイオード列342のアノードに接続されている。ダイオード列342のカソードと抵抗344の第1端は、いずれもNMOSFET343のゲートに接続されている。NMOSFET343のソースと抵抗345の第1端は、いずれもNMOSFET10のゲート(=ゲート駆動信号G1の印加端)に接続されている。NMOSFET10のソースと抵抗344及び345それぞれの第2端は、いずれも外部端子T2(=負荷3の第1端に接続される第2端子に相当)に接続されている。負荷3としては、コイルまたはソレノイドなどの誘導性負荷が接続され得る。
以下では、NMOSFET10及び343それぞれのゲート・ソース間電圧をVgs1及びVgs2とし、ツェナダイオード列341の降伏電圧をmVzとし、ダイオード列342の順方向降下電圧をnVfとして、アクティブクランプ回路34によるアクティブクランプ動作を説明する。
図4は、アクティブクランプ回路34によるアクティブクランプ動作を示す図である。本図では、上から順に、外部制御信号Si、出力電圧Vo及び出力電流Ioが描写されている。なお、負荷3としては、誘導性負荷が接続されているものとする。
時刻t11において、外部制御信号Siがハイレベル(=NMOSFET10をオンするときの論理レベル)に立ち上げられると、ゲート駆動信号G1がハイレベルに立ち上がり、NMOSFET10がオンする。従って、出力電流Ioが流れ始め、出力電圧Voが電源電圧VBB近傍まで上昇する。
その後、時刻t12において、外部制御信号Siがローレベル(=NMOSFET10をオフするときの論理レベル)に立ち下げられると、ゲート駆動信号G1がローレベルに立ち下がり、NMOSFET10がオフする。このとき、負荷3として接続された誘導性負荷(コイルまたはソレノイドなど)は、NMOSFET10のオン期間に蓄えたエネルギーを放出するまで出力電流Ioを流し続ける。その結果、出力電圧Voは、接地電圧GNDよりも低い負電圧まで低下する。
ただし、アクティブクランプ回路34の働きにより、NMOSFET10のゲート・ソース間電圧Vgs1がNMOSFET10のオン閾値電圧Vth近傍に維持される。そのため、NMOSFET10がフルオフすることはない。従って、出力電流Ioは、NMOSFET10を介して放電される。このとき、出力電圧Voは、電源電圧VBBよりもアクティブクランプ電圧Vclp1(=mVz+nVf+Vgs1+Vgs2)だけ低い下限電圧VBB-Vclp1(例えばVBB-50V)以上に制限される。
つまり、アクティブクランプ回路34は、NMOSFET10のオフ遷移時にNMOSFET10をフルオフさせないことで、NMOSFET10のドレイン・ソース間電圧Vds(=VBB-Vo)を所定のアクティブクランプ電圧Vclp1以下に制限する。
<ゲート制御部(第2構成例)>
図5は、ゲート制御部30の第2構成例(=P型半導体基板Psubが用いられたPSUBプロセスの場合)を示す図である。本構成例のゲート制御部30では、NMOSFET10のオン/オフ制御を行うゲートドライバ31の構成要素として、PMOSFET311と、NMOSFET312が明示されている。なお、本構成例のゲート制御部30には、アクティブクランプ回路34が設けられていない。
PMOSFET311のソースは、チャージポンプ33の出力端(=昇圧電圧VGの印加端)に接続されている。PMOSFET311及びNMOSFET312それぞれのドレインは、いずれもNMOSFET10のゲートに接続されている。NMOSFET312のソースは接地電圧GNDの印加端(=P型半導体基板Psub)に接続されている。
なお、PMOSFET311がオン状態とされてNMOSFET312がオフ状態とされているときには、PMOSFET311からNMOSFET10のゲートに至る電流経路に充電電流Icが流れるので、NMOSFET10のゲート容量が充電される。その結果、ゲート駆動信号G1がハイレベルに立ち上げられる。
一方、PMOSFET311がオフ状態とされてNMOSFET312がオン状態とされているときには、NMOSFET10のゲートからNMOSFET312に至る電流経路に放電電流Idが流れるので、NMOSFET10のゲート容量が放電される。その結果、ゲート駆動信号G1がローレベルに立ち上げられる。
このように、ゲートドライバ31は、NMOSFET10のゲートを充電するように構成された充電経路(=PMOSFET311を介して充電電流Icが流れる経路)と、NMOSFET10のゲートを放電するように構成された放電経路(=NMOSFET312を介して放電電流Idが流れる経路)と、を含む。
また、本構成例のゲート制御部30では、先のツェナダイオード38に代えてツェナダイオード38a及び38bが接続されている。ツェナダイオード38aのアノードは、NMOSFET10のゲートに接続されている。ツェナダイオード38aのカソードは、ツェナダイオード38bのカソードに接続されている。ツェナダイオード38bのアノードは、NMOSFET10のソースに接続されている。このように接続されたツェナダイオード38a及び38bは、NMOSFET10のゲート・ソース間電圧(=G1-Vo)を所定値以下に制限するクランプ素子として機能する。
ところで、PSUBプロセスの半導体集積回路装置1では、NMOSFET10のオフ遷移に伴って出力電圧VoがGND-Vf以下となったときに、P型半導体基板Psub(=接地電圧GNDの印加端)から外部端子T2(=出力電圧Voの印加端)に向けた電流が流れる。そのため、エネルギーを早急に吸収するためのクランプ電圧が低い。
<ゲート制御部(第3構成例)>
図6は、ゲート制御部30の第3構成例を示す図である。本構成例のゲート制御部30は、先出の第2構成例(図5)を基本としつつ、アクティブクランプ回路39を備える。アクティブクランプ回路39は、ツェナダイオード391と抵抗392を含む。
抵抗392の第1端は、NMOSFET10のゲートに接続されている。抵抗392の第2端は、ツェナダイオード391のアノードに接続されている。ツェナダイオード391のカソードは、NMOSFET312のドレインに接続されている。
このように、ツェナダイオード391及び抵抗392は、ゲートドライバ31の放電経路(=放電電流Idが流れる経路)に設けられている。
本構成例のアクティブクランプ回路39は、NMOSFET10のオフ遷移時における出力電圧Voが接地電圧GNDよりもアクティブクランプ電圧Vclp2(=Vz+Vgs1、ただしVzはツェナダイオード391の降伏電圧)だけ低い下限電圧GND-Vclp2以上に制限されるように、NMOSFET10のゲート駆動信号G1を制御する。
すなわち、本構成例のアクティブクランプ回路39は、先出のアクティブクランプ回路34(図3)と異なり、N型半導体基板Nsubに印加される電源電圧VBBを基準としてアクティブクランプ電圧Vclp1を設定するのではなく、P型半導体基板Psubに印加される接地電圧GNDを基準としてアクティブクランプ電圧Vclp2を設定する。
特に、本構成例のアクティブクランプ回路39では、ゲートドライバ31の放電経路にツェナダイオード391が挿入されている。従って、ツェナダイオード391の降伏電圧Vzの分だけアクティブクランプ電圧Vclp2が引き上げられる。
ただし、ツェナダイオード391の挿入には背反事象が伴う。第1の排反事象は、ツェナダイオード391を介する放電経路では、ゲート駆動信号G1がツェナダイオード391の順方向降下電圧Vfまでしか下がらなくなるという点である。
そこで、本構成例のゲートドライバ31は、上記の放電経路に加えて、別途新たに短絡回路313を含む。短絡回路313は、NMOSFET10のオン/オフ制御に同期してNMOSFET10のゲート・ソース間を短絡する。本図に即して述べると、短絡回路313は、PMOSFET313aと、NMOSFET313bと、抵抗313c及び313dと、を含む。
抵抗313cの第1端は、電源電圧VBBの印加端(=外部端子T1)に接続されている。抵抗313cの第2端は、PMOSFET313aのソースとNMOSFET313bのゲートに接続されている。PMOSFET313aのドレインは、接地電圧GNDの印加端(=P型半導体基板Psub)に接続されている。抵抗313dの第1端は、NMOSFET10のゲートに接続されている。抵抗313dの第2端は、NMOSFET313bのドレインに接続されている。NMOSFET313bのソースは、出力電圧Voの印加端(=外部端子T2)に接続されている。
PMOSFET313aは、NMOSFET312と相補的にオン/オフ制御される。すなわち、NMOSFET312がオン状態であるときには、PMOSFET313aがオフ状態となる。PMOSFET313aがオフ状態であるときには、NMOSFET313bのゲート電圧が抵抗313cを介して電源電圧VBBまでプルアップされる。従って、NMOSFETbがオン状態となる。その結果、NMOSFET10のゲート・ソース間が抵抗313d及びNMOSFET313bを介して短絡される。
このような短絡回路313の導入によれば、ゲート駆動信号G1を0Vまで引き下げることができる。従って、NMOSFET10を確実にオフ状態とすることが可能となる。
また、ツェナダイオード391の挿入に伴う第2の背反事象としては、P型半導体基板Psubに付随する寄生素子が動作する点である。以下、図7を参照しながら説明する。
図7は、P型半導体基板Psubに付随する寄生素子の一例を示す図である。本図の半導体集積回路装置1は、P型半導体基板101と、N型半導体ウェル102と、高濃度P型半導体領域103と、高濃度N型半導体領域104と、を備える。
P型半導体基板101(=先出のP型半導体基板Psubに相当)には、接地電圧GNDが印加される。
N型半導体ウェル102は、P型半導体基板101に形成される。
高濃度P型半導体領域103は、N型半導体ウェル102に形成される。高濃度P型半導体領域103は、例えば、ツェナダイオード391のアノードに相当する。
高濃度N型半導体領域104は、N型半導体ウェル102において、高濃度P型半導体領域103を取り囲むように形成される。高濃度N型半導体領域104は、例えば、ツェナダイオード391のカソードに相当する。
また、半導体集積回路装置1には、P型半導体基板101をコレクタとし、高濃度P型半導体領域103をエミッタとし、N型半導体ウェル102及び高濃度N型半導体領域104をベースとするpnp型の寄生トランジスタQ1が付随する。
そのため、ツェナダイオード391の順方向に放電電流Idが流れると、寄生トランジスタQ1が動作する。その結果、高濃度P型半導体領域103からP型半導体基板101に向けて電流が流れる。
そこで、ツェナダイオード391の上流側(=アノード側)には、上記電流を制限するための抵抗392を配置することが望ましい。
図8は、第2構成例のアクティブクランプ回路34によるアクティブクランプ動作を示す図である。本図では、上から順に、外部制御信号Si、出力電圧Vo及び出力電流Ioが描写されている。なお、負荷3としては、誘導性負荷が接続されているものとする。
時刻t21において、外部制御信号Siがハイレベル(=NMOSFET10をオンするときの論理レベル)に立ち上げられると、ゲート駆動信号G1がハイレベルに立ち上がり、NMOSFET10がオンする。従って、出力電流Ioが流れ始め、出力電圧Voが電源電圧VBB近傍まで上昇する。
その後、時刻t22において、外部制御信号Siがローレベル(=NMOSFET10をオフするときの論理レベル)に立ち下げられると、ゲート駆動信号G1がローレベルに立ち下がり、NMOSFET10がオフする。このとき、負荷3として接続された誘導性負荷(コイルまたはソレノイドなど)は、NMOSFET10のオン期間に蓄えたエネルギーを放出するまで出力電流Ioを流し続ける。その結果、出力電圧Voは、接地電圧GNDよりも低い負電圧まで低下する。
ただし、アクティブクランプ回路39の働きにより、NMOSFET10のゲート・ソース間電圧Vgs1がNMOSFET10のオン閾値電圧Vth近傍に維持される。そのため、NMOSFET10がフルオフすることはない。従って、出力電流Ioは、NMOSFET10を介して放電される。このとき、出力電圧Voは、接地電圧GNDよりもアクティブクランプ電圧Vclp2(=Vz+Vgs1)だけ低い下限電圧GND-Vclp2以上に制限される。
つまり、アクティブクランプ回路39は、NMOSFET10のオフ遷移時にNMOSFET10をフルオフさせないことで、NMOSFET10のドレイン・ソース間電圧Vds(=VBB-Vo)を所定のアクティブクランプ電圧Vclp2以下に制限する。
<車両への適用>
図9は、車両の外観を示す図である。本構成例の車両Xは、バッテリから電力供給を受けて動作する種々の電子機器を搭載している。
車両Xには、エンジン車のほか、電動車(BEV[battery electric vehicle]、HEV[hybrid electric vehicle]、PHEV/PHV(plug-in hybrid electric vehicle/plug-in hybrid vehicle]、又は、FCEV/FCV(fuel cell electric vehicle/fuel cell vehicle]などのxEV)も含まれる。
なお、先に説明した半導体集積回路装置1は、車両Xに搭載される電子機器のいずれにも組み込むことが可能である。
<総括>
以下では、上記で説明した種々の実施形態について総括的に述べる。
例えば、本明細書中に開示されているスイッチ装置は、接地電圧が印加されるように構成されたP型半導体基板と、電源電圧の印加端と出力電圧の印加端との間に接続されたスイッチ素子と、前記スイッチ素子のオン/オフ制御を行うように構成されたドライバと、前記スイッチ素子のオフ遷移時における前記出力電圧が前記接地電圧を基準として設定されるアクティブクランプ電圧以下に制限されるように前記スイッチ素子を制御するように構成されたアクティブクランプ回路と、を備える構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成によるスイッチ装置において、前記アクティブクランプ回路は、前記スイッチ素子の前記オフ遷移時における前記出力電圧が前記接地電圧よりも低いときに前記スイッチ素子がフルオフ状態ではなくなるように前記スイッチ素子を制御する構成(第2の構成)としてもよい。
また、上記第1又は第2の構成によるスイッチ装置において、前記ドライバは、前記スイッチ素子の制御端を充電するように構成された充電経路と、前記スイッチ素子の制御端を放電するように構成された放電経路と、を含み、前記アクティブクランプ回路は、前記放電経路に設けられたツェナダイオードを含む構成(第3の構成)としてもよい。
また、上記第3の構成によるスイッチ装置において、前記アクティブクランプ回路は、前記スイッチ素子の制御端と前記ツェナダイオードとの間に接続された抵抗をさらに含む構成(第4の構成)としてもよい。
また、上記第1~第4いずれかの構成によるスイッチ装置において、前記ドライバは、前記スイッチ素子の前記オン/オフ制御に同期して前記スイッチ素子の制御端と前記出力電圧の印加端との間を短絡するように構成された短絡回路を更に含む構成(第5の構成)としてもよい。
また、上記第5の構成によるスイッチ装置において、前記短絡回路は、第1端が前記電源電圧の印加端に接続された第1抵抗と、第1端が前記スイッチ素子の制御端に接続された第2抵抗と、第1主電極が前記第1抵抗の第2端に接続されて第2主電極が前記P型半導体基板に接続された第1トランジスタと、第1主電極が前記出力電圧の印加端に接続されて第2主電極が前記第2抵抗の第2端に接続されて制御端が前記第1トランジスタの第1主電極に接続された第2トランジスタと、を含む構成(第6の構成)としてもよい。
また、上記第1~第6いずれかの構成によるスイッチ装置は、前記スイッチ素子の制御端と前記出力電圧の印加端との間に接続されたクランプ素子をさらに備える構成(第7の構成)としてもよい。
また、例えば、本明細書中に開示されている電子機器は、上記第1~第7いずれかの構成による半導体装置と、前記半導体装置に接続される負荷とを備える構成(第8の構成)とされている。
なお、上記第8の構成による電子機器において、前記負荷は誘導性負荷である構成(第9の構成)としてもよい。
また、例えば、本明細書中に開示されている車両は、上記第8又は第9の構成による電子機器を備える構成(第10の構成)としてもよい。
<その他の変形例>
なお、本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。また、本開示の技術的範囲は、特許請求の範囲により規定されるものであって、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
1 半導体集積回路装置(スイッチ装置)
2 ECU
3 負荷
4 外部センス抵抗
10 NMOSFET(スイッチ素子)
20 出力電流監視部
21、22 NMOSFET
23 センス抵抗
30 ゲート制御部
31 ゲートドライバ
311 PMOSFET
312 NMOSFET
313 短絡回路
313a PMOSFET
313b NMOSFET
313c、313d 抵抗
32 オシレータ
33 チャージポンプ(昇圧部)
34 アクティブクランプ回路
341 ツェナダイオード列
342 ダイオード列
343 NMOSFET
344、345 抵抗
35 NMOSFET
36 抵抗
37 キャパシタ
38、38a、38b ツェナダイオード(クランプ素子)
39 アクティブクランプ回路
391 ツェナダイオード
392 抵抗
40 制御ロジック部
50 信号入力部
60 内部電源部
70 異常保護部
71 過電流保護回路
72 オープン保護回路
73 温度保護回路
74 減電圧保護回路
80 出力電流検出部
90 信号出力部
101 P型半導体基板
102 N型半導体ウェル
103 高濃度P型半導体領域
104 高濃度N型半導体領域
Psub P型半導体基板
Q1 寄生トランジスタ
T1~T4 外部端子
X 車両

Claims (10)

  1. 接地電圧が印加されるように構成されたP型半導体基板と、
    電源電圧の印加端と出力電圧の印加端との間に接続されたスイッチ素子と、
    前記スイッチ素子のオン/オフ制御を行うように構成されたドライバと、
    前記スイッチ素子のオフ遷移時における前記出力電圧が前記接地電圧よりもアクティブクランプ電圧だけ低い下限電圧以上に制限されるように前記スイッチ素子を制御するように構成されたアクティブクランプ回路と、
    を備える、スイッチ装置。
  2. 前記アクティブクランプ回路は、前記スイッチ素子の前記オフ遷移時における前記出力電圧が前記接地電圧よりも低いときに前記スイッチ素子がフルオフ状態ではなくなるように前記スイッチ素子を制御する、請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記ドライバは、前記スイッチ素子の制御端を充電するように構成された充電経路と、前記スイッチ素子の制御端を放電するように構成された放電経路と、を含み、
    前記アクティブクランプ回路は、前記放電経路に設けられたツェナダイオードを含む、請求項1に記載のスイッチ装置。
  4. 前記アクティブクランプ回路は、前記スイッチ素子の制御端と前記ツェナダイオードとの間に接続された抵抗をさらに含む、請求項3に記載のスイッチ装置。
  5. 前記ドライバは、前記スイッチ素子の前記オン/オフ制御に同期して前記スイッチ素子の制御端と前記出力電圧の印加端との間を短絡するように構成された短絡回路をさらに含む、請求項1~4のいずれか一項に記載のスイッチ装置。
  6. 前記短絡回路は、第1端が前記電源電圧の印加端に接続された第1抵抗と、第1端が前記スイッチ素子の制御端に接続された第2抵抗と、第1主電極が前記第1抵抗の第2端に接続されて第2主電極が前記P型半導体基板に接続された第1トランジスタと、第1主電極が前記出力電圧の印加端に接続されて第2主電極が前記第2抵抗の第2端に接続されて制御端が前記第1トランジスタの第1主電極に接続された第2トランジスタと、を含む、請求項5に記載のスイッチ装置。
  7. 前記スイッチ素子の制御端と前記出力電圧の印加端との間に接続されたクランプ素子をさらに備える、請求項1~4のいずれか一項に記載のスイッチ装置。
  8. 請求項1~4のいずれか一項に記載のスイッチ装置と、
    前記スイッチ装置に接続される負荷と、
    を備える、電子機器。
  9. 前記負荷は、誘導性負荷である、請求項8に記載の電子機器。
  10. 請求項8に記載の電子機器を備える、車両。
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