JP2024042728A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示部による電力の消費を抑制することができる電気掃除機を提供する。【解決手段】本開示の一態様に係る電気掃除機は、表示部と、バッテリと、前記バッテリから電力が供給される駆動部と、を含む掃除機本体と、前記掃除機本体を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記駆動部に電力が供給される運転状態において、所定条件を満たした場合に、前記駆動部の運転時間、または前記バッテリから前記駆動部に電力を供給可能な運転残時間を前記表示部に所定時間表示し、前記所定条件を満たさない場合に、前記運転時間及び前記運転残時間を前記表示部に表示しない。【選択図】図7

Description

本開示は、電気掃除機に関する。
従来、電気掃除機では、運転中は常に電池残量・運転時間・運転残時間のいずれか、もしくは組み合わせの表示を行うことが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2020-156962号公報
特許文献1に開示の電気掃除機の運転中において、ユーザは床面やノズル付近を目視していることが多く、表示部を目視する頻度は少ない。そのため、運転中に常に運転時間や運転残時間等を表示していると、無駄に電力を消費してしまう場合があった。
そこで、本開示の一態様は、表示部による電力の消費を抑制することができる電気掃除機を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る電気掃除機は、表示部と、バッテリと、前記バッテリから電力が供給される駆動部と、を含む掃除機本体と、前記掃除機本体を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記駆動部に電力が供給される運転状態において、所定条件を満たした場合に、前記駆動部の運転時間、または前記バッテリから前記駆動部に電力を供給可能な運転残時間を前記表示部に所定時間表示し、前記所定条件を満たさない場合に、前記運転時間及び前記運転残時間を前記表示部に表示しない。
本開示の一態様に係る電気掃除機は、表示部と、バッテリと、前記バッテリから電力が供給される駆動部と、を含む掃除機本体と、前記掃除機本体を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記駆動部に電力が供給される運転状態において、所定条件を満たした場合に、前記駆動部の運転時間、及び前記バッテリから前記駆動部に電力を供給可能な運転残時間のうち、少なくとも1つを前記表示部に所定時間表示し、前記所定条件を満たさない場合に、前記運転時間及び前記運転残時間を前記表示部に表示しない。
電気掃除機の斜視図である。 電気掃除機の表示部及び操作部を示す前面図である。 電気掃除機のハードウェア構成を示すブロック図である。 表示部の表示態様を示す図である。 表示部の表示態様の第1変形例を示す図である。 表示部の表示態様の第2変形例を示す図である。 制御部による第1条件を用いた場合の表示制御のフローである。 制御部による第2条件を用いた場合の表示制御のフローである。 制御部による第3条件を用いた場合の表示制御のフローである。 制御部による第4条件を用いた場合の表示制御のフローである。 制御部による第5条件を用いた場合の表示制御のフローである。 制御部による第6条件を用いた場合の表示制御のフローである。 制御部による第7条件を用いた場合の表示制御のフローである。 表示部の表示態様の第3変形例を示す図である。 表示部の表示態様の第4変形例を示す図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1を参照し、電気掃除機1の全体構成を説明する。図1は、電気掃除機1の斜視図である。以下の説明では、電気掃除機1におけるハンドル13の位置する側を上側、吸込口体20の位置する側を下側とする。また、電気掃除機1におけるスティック本体11に対する電動送風機収容部12及び集塵部17が設けられる側を後側とし、その反対側を前側とする。
本実施形態の電気掃除機1は、例えば、バッテリ18を駆動電源とするコードレス式の電気掃除機である。また、電気掃除機1は、スティック型であるが、これに限らず、ハンディ型の電気掃除機であってもよい。また、電気掃除機1の集塵方式は、サイクロン式であるが、これに限らず、紙パック式であってもよいし、フィルタ式であってもよい。
電気掃除機1は、掃除機本体10と、掃除機本体10に着脱可能に設けられた一のアタッチメントである吸込口体20と、を有する。
掃除機本体10は、電気掃除機1の本体である。掃除機本体10は、塵埃等の物体を吸引し、物体を捕集する機能を有する。
掃除機本体10は、スティック本体11を有する。スティック本体11は、電動送風機収容部12と、ハンドル13と、吸込管14と、表示部15と、操作部16と、を有する。
電動送風機収容部12は、吸引力を発生させる。電動送風機収容部12は、ファン12aとモータ12bとを有する電動送風機を収容し、かつ吸込口及び排出口を有するケース12cと、を有する。ケース12cは、略円筒状に形成される。
ハンドル13は、電動送風機収容部12の上部に設けられる。ハンドル13は、電気掃除機1が起立状態において、例えば、逆U字状に形成される。ハンドル13は、中空状である。ハンドル13は、電動送風機収容部12の前面から後面にかけて、電動送風機収容部12の上部を迂回するように設けられる。
ハンドル13の前面上部には、表示部15が設けられる。表示部15は、各種の情報を表示可能な表示装置である。
ハンドル13の前面上部には、操作部16が設けられる。操作部16は、例えば、複数のスイッチを含む。
吸込管14は、電動送風機収容部12の前部に設けられる。吸込管14は、下端部が開口された管状の部材である。吸込管14の上端部は、ハンドル13から下方に延設された延設部の下端部と連結されている。吸込管14の上部には、後述の集塵部17と連通する吐出口14aが形成されている。吸込管14の下端部は、後述の延長菅19と接続可能である。
掃除機本体10は、スティック本体11に着脱可能に設けられた集塵部17と、スティック本体11に着脱可能に設けられたバッテリ18と、スティック本体11に着脱可能に設けられた延長菅19と、を有する。
集塵部17は、スティック本体11の後部下方に着脱可能に設けられる。具体的には、集塵部17は、スティック本体11における電動送風機収容部12の下方で、かつ吸込管14の後方に着脱可能に設けられる。集塵部17は、例えば、サイクロン集塵器である。集塵部17は、スティック本体11に装着された状態において、吸込管14の吐出口14a及び電動送風機収容部12(ケース12c)の吸込口に連通する。これにより、吸込管14から吸引された空気は、集塵部17を介してケース12cに流れ込み、排出口を介して排出される。集塵部17は、スティック本体11の適宜の箇所に設けられた着脱ボタンを操作することによって、スティック本体11から着脱可能である。
バッテリ18は、スティック本体11の後面に着脱可能に設けられる。具体的には、バッテリ18は、ハンドル13の後面に設けられる。バッテリ18は、充放電が可能である二次電池である。バッテリ18は、例えば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池等である。バッテリ18は、電力線により後述の制御部30と接続され、制御部30を介して電動送風機のモータ12b、表示部15、操作部16、及び後述の吸込口体20のモータ23等に電力を供給可能である。
延長菅19は、両端部が開口された管状の部材である。延長菅19の上端部は、吸込管14に接続可能である。延長菅19の下端部には、吸込口体20が着脱可能に設けられる。なお、吸込管14の下端部にも、吸込口体20が着脱可能に設けられる。これにより、延長菅19を介さずに、吸込管14に吸込口体20を直接接続することもできる。
吸込口体20は、底面に吸込口が設けられた吸込口本体21と、吸込口本体21における吸込口に回転可能に設けられた回転ブラシ22と、吸込口本体21内に設けられ、回転ブラシ22用のモータ23と、モータ23の駆動力を回転ブラシ22に伝達する伝達機構(図示せず)と、を有する。伝達機構は、例えば、プーリ・ベルト機構や、複数の歯車により構成される歯車機構等であればよい。
吸込口体20は、吸込口本体21の後部に前後方向の軸心を中心として回転可能に設けられた関節部24と、関節部24の後部に左右方向の軸心を中心として回転可能に設けられた接続管25と、をさらに有する。吸込口体20は、吸込口から接続管25までの間は、塵埃を含む空気が流れる流通路として構成される。
電気掃除機1は、吸込管14に、延長菅19を介して接続管25が接続されると、導電ケーブル(図示せず)を介して制御部30とモータ23とが電気的に接続される。同様に、電気掃除機1は、延長菅19を介さずに、吸込管14に接続管25が接続された場合であっても、導電ケーブル(図示せず)を介して制御部30とモータ23とが電気的に接続される。
以上の構成において、スティック本体11に延長菅19を介して吸込口体20が接続された状態において、操作部16を操作し、掃除機の運転が開始されると、電動送風機のモータ12bが駆動される。モータ12bが駆動されると、吸込口体20、延長菅19を介してスティック本体11の吸込管14から流入した塵埃を含んだ空気が、吐出口14aを介して集塵部17に流入する。そして、集塵部17において塵埃が捕集された空気が、ケース12cに形成された排出口から外部に排出される。吸込口体20では、回転ブラシ22がモータ23にて回転されることによって掃除対象物に付着する塵埃等を掻き出すことを可能としている。回転ブラシ22は、いわゆるパワーブラシである。
電気掃除機1は、掃除機本体10と、吸込口体20と、を有しているが、これに限らず、掃除機本体10のみであってもよい。また、掃除機本体10は、延長菅19を有しているが、これに限らず、延長菅19を有していなくてもよい。
スティック本体11の内部には、掃除機本体10(電気掃除機1)を制御する制御部30が設けられる。制御部30は、電動送風機のモータ12bの負荷が異なる複数の運転モードを有する。本実施形態では、複数の運転モードとして、例えば、モータ12bの負荷を自動的に切り替える自動運転モード、モータ12bの負荷が小さい弱運転モード(低吸引力モード)と、モータ12bの負荷が大きい強運転モード(高吸引力モード)と、モータ12bの負荷が最大であるフルパワー運転モード(最高吸引力モード)と、を含む。自動運転モードでは、例えば、絨毯やフローリング等の掃除対象物に応じて、吸引力を自動的に切り替えるモードである。
図1及び図2を用いて、表示部15及び操作部16について説明する。図2は、電気掃除機1の表示部15及び操作部16を示す前面図である。
図1及び図2に示すように、表示部15及び操作部16は、ハンドル13の近傍に設けられる。表示部15は、操作部16の下側に設けられる。なお、表示部15は、ハンドル13に限らず、ユーザが視認できる箇所にあればよく、スティック本体11の適宜の箇所に設けられてもよい。
表示部15は、例えば、液晶ディスプレイや7セグメントLED等の表示装置である。表示部15は、後述の運転時間T1、運転残時間T2、及び現在の運転モードM等の各種の情報を表示可能である。
操作部16は、例えば、第1スイッチ16aと、第2スイッチ16bと、第3スイッチ16cと、第4スイッチ16dと、を含む。
第1スイッチ16aは、例えば、掃除機本体10のオン・オフを切り替えるスイッチである。掃除機本体10がオフの状態において、第1スイッチ16aを押すと、掃除機本体10をオンにし、自動運転モードが開始される。掃除機本体10をオンにするとは、電動送風機のモータ12bを駆動させることを指す。掃除機本体10がオンの状態において、第1スイッチ16aを押すと、掃除機本体10をオフにする。掃除機本体10をオフにするとは、電動送風機のモータ12bの駆動を停止させることを指す。
第2スイッチ16bは、例えば、掃除機本体10がオンの状態において、掃除機本体10を弱運転モードに切り替えるスイッチである。なお、掃除機本体10がオフの状態において、第2スイッチ16bを押すと、弱運転モードで運転を開始する。
第3スイッチ16cは、例えば、掃除機本体10がオンの状態において、掃除機本体10を強運転モード、またはフルパワー運転モードに切り替えるスイッチである。第3スイッチ16cを押すと、強運転モードに切り替え、第3スイッチ16cを長押しすると、フルパワー運転モードに切り替えられる。なお、掃除機本体10がオフの状態において、第3スイッチ16cを押すと、強運転モードで運転を開始する。
第4スイッチ16dは、例えば、後述の運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に表示するためのスイッチである。第4スイッチ16dを押すと、表示部15に後述の運転時間T1または運転残時間T2が所定時間表示される。
図3を用いて、電気掃除機1のハードウェア構成について説明する。図3は、電気掃除機1のハードウェア構成を示すブロック図である。
電気掃除機1は、制御部30と、記憶部31と、モータ12bと、表示部15と、操作部16と、バッテリ18と、モータ23と、加速度センサ40と、リミットスイッチ41と、床面検知部42と、電流検知部43と、を有する。
制御部30は、掃除機本体10(電気掃除機1)を制御する。制御部30は、記憶部31に記憶されている各種の各種プログラムを読み出して実行することにより、各種機能を実現している。制御部30は、例えば、1つまたは複数のCPU(Central Processing Unit)等により構成されている。
制御部30は、記憶部31と、モータ12bと、表示部15と、操作部16と、バッテリ18と、モータ23と、加速度センサ40と、リミットスイッチ41と、床面検知部42と、電流検知部43と、にそれぞれ接続される。
記憶部31は、掃除機本体10の動作に必要な各種プログラムや、各種データを記憶する。記憶部31は、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ(不揮発性メモリ)などのROMと、FeRAM、SRAMなどのRAMを含むことができる。
加速度センサ40は、例えば、掃除機本体10の適宜の箇所に設けられる。加速度センサ40は、掃除機本体10が掃除動作を行う掃除状態、または掃除機本体10が掃除動作を休止する休止状態であるかを検知するためのセンサである。
制御部30は、予め定められた期間の加速度センサ40の検知結果が所定の閾値以上であるか否かを判定することで、掃除機本体10の状態が、掃除状態であるか、休止状態であるかを検知している。例えば、制御部30は、予め定められた期間の加速度センサ40の検知結果が、所定の閾値以上であると判定された場合、掃除機本体10の状態は、掃除状態であると検知する。また、制御部30は、予め定められた期間の加速度センサ40の検知結果が、所定の閾値未満であると判定された場合、掃除機本体10の状態は、休止状態であると検知する。
リミットスイッチ41は、例えば、掃除機本体10と吸込口体20との接続部に設けられる。リミットスイッチ41は、掃除機本体10が、吸込口体20(アタッチメント)が装着された第1状態、または吸込口体20(アタッチメント)が取り外された第2状態であるかを検知するためのスイッチである。
制御部30は、リミットスイッチ41の検知結果に基づいて、掃除機本体10が、吸込口体20(アタッチメント)が装着された第1状態、または吸込口体20(アタッチメント)が取り外された第2状態であるかを検知している。例えば、制御部30は、リミットスイッチのオンを検知することで、吸込口体20(アタッチメント)が装着された第1状態を検知する。また、制御部30は、リミットスイッチのオフを検知することで、吸込口体20(アタッチメント)が取り外された第2状態を検知する。
床面検知部42は、例えば、吸込口体20(アタッチメント)の底面が、掃除対象物に近接対向した第1位置または掃除対象物から離れた第2位置にあるかを検知するためのスイッチである。床面検知部42は、例えば、リミットスイッチである。床面検知部42は、吸込口体20(アタッチメント)に設けられる。吸込口体20の底面には、例えば、第1位置または第2位置であるかによって、吸込口体20に対する位置が変わる床面検知用の車輪(図示せず)が設けられる。床面検知部42は、第1位置では、床面検知用の車輪(図示せず)によって押下されたオン状態であり、第2位置では、床面検知用の車輪(図示せず)によって押下されないオフ状態である。
制御部30は、床面検知部42の検知結果に基づいて、吸込口体20(アタッチメント)の底面が第1位置であるか、もしくは第2位置であるかを検知している。制御部30は、床面検知部42(リミットスイッチ)のオンを検知することで、吸込口体20(アタッチメント)の底面が、掃除対象物に近接対向する第1位置であることを検知する。第1位置とは、例えば、吸込口体20(アタッチメント)を掃除対象物に載置した状態における位置である。また、制御部30は、床面検知部42(リミットスイッチ)のオフを検知することで、吸込口体20(アタッチメント)の底面が、掃除対象物から離れた第2位置であることを検知する。第2位置とは、例えば、電気掃除機1をもって移動するときや、居室内の段差をまたぐとき等に電気掃除機1の底面を持ち上げた状態における位置である。
なお、電気掃除機1では、制御部30が、リミットスイッチ(切替スイッチ)によって、モータ23に並列に接続され、かつモータ23よりも抵抗値の大きい抵抗と、モータ23とに、択一的に電気的に接続される構成である。具体的には、床面検知部42(リミットスイッチ)のオンを検知すると、制御部30がモータ23に電気的に接続され、床面検知部42(リミットスイッチ)のオフを検知すると、制御部30がモータ23に並列に接続された抵抗に電気的に接続される。これにより、第1位置では、モータ23への電力供給が可能であり、回転ブラシ22を回転させることが可能である。また、第2位置では、モータ23への電力供給は停止され、回転ブラシ22は回転されない。すなわち、第2位置では、制御部30はモータ23との電気的な接続を遮断されている。以上のように、モータ23よりも抵抗値の大きい抵抗を用いることで、第2位置において抵抗を介して流れる電流は、第1位置においてモータ23を流れる電流よりもはるかに小さくなる。
電流検知部43は、例えば、電流検出用の抵抗である。電流検知部43は、制御部30と吸込口体20(アタッチメント)のモータ23とを電気的に接続する電線に直列に接続される。電流検知部43は、モータ23を介して流れる電流、もしくはモータ23に並列に接続された抵抗を介して流れる電流を検出している。
制御部30は、電流検知部43の検知結果に基づいて、吸込口体20(アタッチメント)の底面が第1位置であるか、もしくは第2位置であるかを検知してもよい。上述のように、第2位置においてモータ23に並列に接続された抵抗を介して流れる電流は、第1位置においてモータ23を介して流れる電流よりもはるかに小さい。そこで、制御部30は、電流検知部43の検知結果が、第1閾値以上である場合、吸込口体20(アタッチメント)の底面が第1位置であると判定し、電流検知部43の検知結果が、第1閾値未満である場合、吸込口体20(アタッチメント)の底面が第2位置であると判定する。第1閾値とは、第1位置においてモータ23を流れる電流よりも小さく、かつ第2位置において抵抗を介して流れる電流よりも大きい値である。
また、制御部30は、電流検知部43の検知結果に基づいて、掃除対象物が負荷の大きい掃除対象物であるか負荷の小さい掃除対象物であるかを検知してもよい。負荷の小さい掃除対象物である場合、負荷の大きい掃除対象物である場合と比較して、モータ23に流れる電流は小さくなる。そこで、制御部30は、電流検知部43の検知結果が、第2閾値以上である場合、負荷の大きい掃除対象物であると判定し、電流検知部43の検知結果が、第1閾値以上でかつ第2閾値未満である場合、負荷の小さい掃除対象物であると判定する。第2閾値とは、負荷の大きい掃除対象物である場合にモータ23に流れる電流の値よりも小さく、かつ負荷の小さい掃除対象物である場合にモータ23に流れる電流の値よりも大きい値である。
なお、制御部30は、電流検知部43の検知結果に基づいて、掃除機本体10が、吸込口体20(アタッチメント)が装着された第1状態、または吸込口体20(アタッチメント)が取り外された第2状態であるかを検知してもよい。第1状態では、制御部30がモータ23又は抵抗に電気的に接続されるため、モータ23又は抵抗を介して電流が流れるのに対し、第2状態では、制御部30がモータ23及び抵抗への電気的な接続が遮断されるため、モータ23又は抵抗を介して電流は流れない。そこで、制御部30は、モータ23又は抵抗を介して電流が流れるか否かを判定することによって、第1状態であるか、第2状態であるかを検知すればよい。
制御部30は、例えば、計時部30aと、算出部30bと、表示制御部30cと、を含む(図3参照)。
計時部30aは、時間をカウントできるタイマである。計時部30aは、駆動部(モータ12b)の駆動時間(運転時間T1)を計時する。また、計時部30aは、日時を計測してもよい。
算出部30bは、バッテリ18から駆動部(モータ12b)に電力を供給可能な運転残時間T2を算出する。算出部30bは、例えば、駆動部(モータ12b)の負荷の値とバッテリ18の残容量とに基づいて、運転残時間T2を算出する。バッテリ18の残容量は、電気抵抗を含む残量計等を用いて検出される。バッテリ18の残容量は、バッテリ18の電圧そのものから判定してもよい。算出部30bにより算出された運転残時間T2は、計時部30aによる時間のカウントに伴って減算される。
表示制御部30cは、後述の所定条件を満たした場合に、表示部15に運転時間T1または運転残時間T2を所定時間表示する。所定時間とは、例えば、5~10秒の範囲において予め定められた時間である。なお、所定時間が経過すると非表示(消灯)に切り替える。これにより消費電力量を抑制することができる。また、非表示(消灯)に切り替えてから、後述の所定条件を再度満たすまでは、非表示(消灯)を維持するものとする。
図4から図6までを用いて、表示制御部30cによる表示部15の表示態様について説明する。図4は、表示制御部30cによる表示部15の表示態様を示す図である。図5は、表示制御部30cによる表示部15の表示態様の第1変形例を示す図である。図6は、表示制御部30cによる表示部15の表示態様の第2変形例を示す図である。図4から図6までに示す例では、現在の運転モードMは、低吸引力モードである。また、運転時間T1及び運転残時間T2は、それぞれ時間単位が「分」によって表される。運転時間T1は、「15」分であり、運転残時間T2は、「30」分であるものとする。
表示制御部30cは、運転時間T1、または運転残時間T2を表示部15に所定時間表示する。図4に示す例では、表示制御部30cは、運転残時間T2である「30」を表示部15に表示する。図4に示す表示態様では、表示制御部30cは、運転残時間T2を表示部15に表示しているが、これに限らず、運転時間T1を表示部15に表示してもよい。
なお、図4に示す表示態様では、表示制御部30cは、運転残時間T2のみを表示しているが、これに限らず、運転残時間T2と現在の運転モードMとを表示部15に表示してもよい。図5に示す例では、表示制御部30cは、現在の運転モードMを示す「Lo」と、運転残時間T2を示す「30」とを交互に表示部15に所定時間表示する。これにより、表示部15のスペースをとることなく、現在の運転モードMと運転残時間T2をユーザは把握することができる。
図5に示す表示態様では、表示制御部30cは、現在の運転モードMと運転残時間T2とを所定時間内に順に1回ずつ表示しているが、これに限らず、現在の運転モードMと運転残時間T2とを所定時間内に交互に繰り返し表示してもよい。また、図5に示す表示態様では、表示制御部30cは、運転残時間T2と現在の運転モードMとを表示部15に表示しているが、これに限らず、運転時間T1と現在の運転モードMとを表示部15に表示してもよい。あるいは、運転時間T1と運転残時間T2とを表示してもよい。
また、図5に示す表示態様では、表示制御部30cは、運転残時間T2と現在の運転モードMとを交互に表示部15に表示しているが、これに限らず、運転残時間T2と現在の運転モードMとを表示部15に同時に表示してもよい。図6に示す例では、表示制御部30cは、運転時間T1を示す「15」と現在の運転モードMを示す「Lo」とを表示部15に同時に表示する。表示部15の上側には、現在の運転モードMが表示され、表示部15の下側には、運転時間T1が表示される。これにより、現在の運転モードMと運転時間T1をユーザは容易に把握することができる。
以下では、制御部30(表示制御部30c)による表示部15への運転時間T1または運転残時間T2を所定時間表示する表示制御について説明する。制御部30(表示制御部30c)による表示制御は、駆動部(モータ12b)に電力が供給される運転状態で行われる制御である。
制御部30(表示制御部30c)による表示制御は、以下に示す所定条件を満たした場合に実行される。制御部30(表示制御部30c)による表示制御は、以下に示す所定条件を満たさない場合には実行されない。すなわち、所定条件を満たさない場合には、運転時間T1及び運転残時間T2を表示部15に表示しない。所定条件とは、以下に示す第1条件、第2条件、第3条件、第4条件、第5条件、第6条件、及び第7条件のうちの何れかの条件、もしくは、任意の複数の条件を組み合わせた条件である。
図7を用いて、第1条件について説明する。図7は、制御部30(表示制御部30c)による第1条件を用いた表示制御に係るフローである。第1条件は、運転モードが変更されるとの条件である。図7に示すフローが開始されるタイミングにおいて、電気掃除機1は運転中であるものとする。
制御部30は、第1判定部30dを含む(図3参照)。第1判定部30dは、運転モードが変更されたか否かを判定する。第1判定部30dは、例えば、操作部16から送信される信号に基づいて、運転モードが変更されたか否かを判定している。
S11において、第1判定部30dは、運転モードが変更されたか否かを判定する。S11において、第1判定部30dによって運転モードが変更されたと判定された場合、すなわち、S11においてYesの場合、S12に進む。第1判定部30dによって運転モードが変更されていないと判定された場合、すなわち、S11においてNoの場合、S11を繰り返す。S12において、表示制御部30cは、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に所定時間に表示し、S11に戻る。
以上のように、第1条件を満たした場合、すなわち、運転モードが変更された場合に、表示部15に運転時間T1または運転残時間T2を表示している。これにより、運転モードを変更するために、床面や掃除対象物付近からユーザの手元に位置する操作部16に視線が移るタイミングで、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に所定時間表示することができる。
図8を用いて、第2条件について説明する。図8は、制御部30による第2条件を用いた表示制御に係るフローである。第2条件は、運転時間T1または運転残時間T2が予め定められた所定時間に達するとの条件である。図8に示すフローが開始されるタイミングにおいて、電気掃除機1は運転中であるものとする。
制御部30は、第2判定部30eを含む(図3参照)。第2判定部30eは、運転時間T1または運転残時間T2が予め定められた所定時間に達したか否かを判定する。所定時間とは、例えば、指定された時間単位(本実施形態では、「分」)の数が切り替わる時間である。例えば、第2判定部30eは、現在の運転時間T1が1分20秒である場合、所定時間とは、「分」の数が「1」から「2」に切り替わる時間、すなわち、2分0秒である。同様に、第2判定部30eは、現在の運転残時間T2が30分15秒である場合、所定時間とは、「分」の数が「30」から「29」に切り替わる時間、すなわち、29分59秒である。
S21において、第2判定部30eは、運転時間T1または運転残時間T2の予め定められた所定時間に達したと判定された場合、すなわち、S21においてYesの場合、S22に進む。第2判定部30eによって運転時間T1または運転残時間T2が予め定められた所定時間に達していないと判定された場合、すなわち、S21においてNoの場合、S21を繰り返す。S22において、表示制御部30cは、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に所定時間表示し、S21に戻る。
以上のように、第2条件を満たした場合、すなわち、予め定められた所定時間に達した場合に、表示部15に運転時間T1または運転残時間T2を表示している。これにより、所定のタイミングで、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に表示することができる。
なお、所定時間は、指定された時間単位(「分」)の数が切り替わる時間毎に設定されてもよい。この場合、例えば、1分間隔で、表示部15に運転時間T1または運転残時間T2が表示されることとなる。なお、第2判定部30eは、指定された時間単位(「分」)の数が切り替わる時間に達したか否かを判定しているが、これに限らない。例えば、所定の時間間隔(例えば、30秒)をあけて予め定められた所定時間に達したか否かを判定してもよい。
図9を用いて、第3条件について説明する。図9は、制御部30(表示制御部30c)による第3条件を用いた表示制御に係るフローである。第3条件は、運転残時間T2を補正すると判定されるとの条件である。図9に示すフローが開始されるタイミングにおいて、電気掃除機1は、運転中であるものとする。
制御部30は、第3判定部30fを含む(図3参照)。第3判定部30fは、算出部30bにより算出された運転残時間T2の時系列データ(複数の運転残時間T2のデータ)に基づいて、運転残時間T2を補正するか否かを判定している。
第3判定部30fは、例えば、最新の運転残時間T2と、過去に算出された運転残時間T2との差分が、所定の閾値以上である場合、運転残時間T2を最新の運転残時間T2に補正すると判定する。第3判定部30fは、最新の運転残時間T2と、過去に算出された運転残時間T2との差分が、所定の閾値未満である場合、運転残時間T2を補正しないと判定する。なお、算出部30bにより算出された過去の運転残時間T2は、計時部30aが計時した日時と紐づけられて、記憶部31に記憶されているものとする。
以上のように、運転残時間T2が補正されることで、例えば、運転モードを変更した場合や、駆動部(モータ12b)に負荷がかかりやすい掃除対象物(例えば、じゅうたん)を掃除する場合など、掃除機本体10の運転中に駆動部(モータ12b)の負荷が変動した場合であっても、運転残時間T2を適切な値に補正することができる。
S31において、第3判定部30fは、運転残時間T2を補正すると判定された場合、すなわち、S31においてYesの場合、S32に進む。第3判定部30fは、運転残時間T2を補正しないと判定された場合、すなわち、S31においてNoの場合、S31を繰り返す。S32において、第3判定部30fは、運転残時間T2を補正し、表示制御部30cは、補正後の運転残時間T2を表示部15に所定時間表示し、S31に戻る。
以上のように、第3条件を満たした場合、すなわち、運転残時間T2を補正すると判定された場合に、表示部15に運転残時間T2を表示している。これにより、適切な値に運転残時間T2が補正されたタイミングにおいて、運転残時間T2を表示部15に表示することができる。
なお、第3条件を満たした場合、すなわち、運転残時間T2を補正すると判定された場合に、表示部15に運転残時間T2を表示しているが、これに限らず、運転残時間T2を補正すると判定された場合に、表示部15に運転時間T1を表示してもよい。
図10を用いて、第4条件について説明する。図10は、制御部30(表示制御部30c)による第4条件を用いた表示制御に係るフローである。第4条件は、掃除機本体10の状態が、掃除状態または休止状態に切り替えられるとの条件である。図10に示すフローが開始されるタイミングにおいて、電気掃除機1は、運転中であるものとする。
制御部30は、第4判定部30gを含む(図3参照)。第4判定部30gは、例えば、加速度センサ40の検知結果に基づいて、掃除機本体10の状態が、掃除状態または休止状態に切り替えられたか否かを判定している。
S41において、第4判定部30gは、掃除機本体10の状態が、掃除状態または休止状態に切り替えられたと判定された場合、すなわち、S41においてYesの場合、S42に進む。第4判定部30gは、掃除機本体10の状態が、掃除状態または休止状態に切り替えられていないと判定された場合、すなわち、S41においてNoの場合、S41を繰り返す。S42において、表示制御部30cは、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に所定時間表示し、S41に戻る。
以上のように、第4条件を満たした場合、すなわち、掃除機本体10の状態が、掃除状態または休止状態に切り替えられた場合に、表示部15に運転時間T1または運転残時間T2を表示している。これにより、掃除機本体10の動作を一旦止める、または掃除機本体10を動かすタイミングにおいて、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に表示することができる。
なお、第4判定部30gは、加速度センサ40の検知結果に基づいて、掃除機本体10の状態が、掃除状態または休止状態に切り替えられたか否かを判定しているが、これに限らない。例えば、第4判定部30gは、掃除機本体10や、吸込口本体21等の傾きを検知する傾きセンサに基づいて、掃除機本体10の状態が、掃除状態または休止状態に切り替えられたか否かを判定してもよいし、吸込口本体21の底面に設けられる補助輪の回転を検知するセンサに基づいて、掃除機本体10の状態が、掃除状態または休止状態に切り替えられたか否かを判定してもよい。また、第4判定部30gは、床面検知部42の検知結果、あるいは電流検知部43の検知結果に基づいて掃除機本体10の状態が、掃除状態または休止状態に切り替えられたか否かを判定してもよい。
図11を用いて、第5条件について説明する。図11は、制御部30(表示制御部30c)による第5条件を用いた表示制御に係るフローである。第5条件は、運転時間T1または運転残時間T2を表示するための入力操作が行われるとの条件である。図11に示すフローが開始されるタイミングにおいて、電気掃除機1は、運転中であるものとする。
制御部30は、第5判定部30hを含む(図3参照)。第5判定部30hは、操作部16から送信される信号に基づいて、運転時間T1または運転残時間T2を表示するための入力操作が行われたか否かを判定している。具体的には、第5判定部30hは、操作部16から第4スイッチ16dが押されたことを示す信号を受信した場合、運転時間T1または運転残時間T2を表示するための入力操作が行われたと判定する。第5判定部30hは、操作部16から第4スイッチ16dが押されたことを示す信号を受信しない場合、運転時間T1または運転残時間T2を表示するための入力操作が行われていないと判定する。
S51において、第5判定部30hは、運転時間T1または運転残時間T2を表示するための入力操作が行われたと判定された場合、すなわち、S51においてYesの場合、S52に進む。第5判定部30hは、運転時間T1または運転残時間T2を表示するための入力操作が行われていないと判定された場合、すなわち、S51においてNoの場合、S51を繰り返す。S52において、表示制御部30cは、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に所定時間表示し、S51に戻る。
以上のように、第5条件を満たした場合、すなわち、運転時間T1または運転残時間T2を表示するための入力操作が行われた場合、表示部15に運転時間T1または運転残時間T2を表示している。これにより、ユーザの入力操作に応じて、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に表示することができるため、消費電力量を抑制しながら利便性を向上することができる。
なお、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に表示するための入力部として、第4スイッチ16dが設けられているが、これに限らず、タッチパネル等であってもよい。また、電気掃除機1は、入力部として、音声入力部を有してもよい。この場合、ユーザによる「運転時間は?」や「残り時間は?」との音声入力操作に基づいて、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に表示してもよい。
図12を用いて、第6条件について説明する。図12は、制御部30(表示制御部30c)による第6条件を用いた表示制御に係るフローである。第6条件は、掃除機本体10が、吸込口体20(アタッチメント)が装着された第1状態、または吸込口体20(アタッチメント)が取り外された第2状態に切り替えられるとの条件である。図12に示すフローが開始されるタイミングにおいて、電気掃除機1は、運転中であるものとする。
制御部30は、第6判定部30iを含む(図3参照)。第6判定部30iは、リミットスイッチ41の検知結果に基づいて、掃除機本体10が、吸込口体20(アタッチメント)が装着された第1状態、または吸込口体20(アタッチメント)から取り外された第2状態に切り替えられたか否かを判定している。
S61において、第6判定部30iは、掃除機本体10が第1状態または第2状態に切り替えられたと判定された場合、すなわち、S61においてYesの場合、S62に進む。第6判定部30iは、掃除機本体10が第1状態または第2状態に切り替えられていないと判定された場合、すなわち、S61においてNoの場合、S61を繰り返す。S62において、表示制御部30cは、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に所定時間表示し、S61に戻る。
以上のように、第6条件を満たした場合、すなわち、掃除機本体10が第1状態または第2状態に切り替えられたと判定された場合に、表示部15に運転時間T1または運転残時間T2を表示している。これにより、アタッチメントの着脱時において、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に表示することができるため、消費電力量を抑制しながら利便性を向上することができる。
なお、第6判定部30iは、リミットスイッチ41の検知結果に基づいて、掃除機本体10が第1状態または第2状態に切り替えられたか否かを判定しているが、これに限らず、例えば、電流検知部43の検知結果に基づいて、掃除機本体10が第1状態または第2状態に切り替えられたか否かを判定してもよい。
また、本実施形態では、アタッチメントの一例として、吸込口体20が設けられているが、これに限らず、他のアタッチメントであってもよい。
また、第6判定部30iは、掃除機本体10に装着されるアタッチメントの種類が変更されたか否かを判定してもよい。この場合、第6判定部30iによって、掃除機本体10に装着されるアタッチメントが変更されたことを判定した場合、表示部15に運転時間T1または運転残時間T2を表示してもよい。
アタッチメントが変更されたことを判定する方法として、掃除機本体10には、アタッチメントの種類ごとに複数のリミットスイッチ41が設けられてもよい。第6判定部30iは、複数のリミットスイッチ41のうち、オンとなったリミットスイッチ41を判別することで、掃除機本体10に装着されるアタッチメントを判定してもよい。また、第6判定部30iは、電流検知部43を用いて、掃除機本体10に装着されるアタッチメントを判定してもよい。この場合、アタッチメントに応じて、モータ23に流れる電流の大きさが異なるため、電流検知部43の検知結果に基づいて、掃除機本体10に装着されるアタッチメントを判定してもよい。
図13を用いて、第7条件について説明する。図13は、制御部30(表示制御部30c)による第7条件を用いた表示制御に係るフローである。第7条件は、吸込口体20(アタッチメント)の先端部(底面)が掃除対象物に近接対向する第1位置または吸込口体20(アタッチメント)の先端部(底面)が掃除対象物から離れる第2位置に切り替えられるとの条件である。図13に示すフローが開始されるタイミングにおいて、電気掃除機1は、運転中であるものとする。
制御部30は、第7判定部30jを含む(図3参照)。第7判定部30jは、床面検知部42の検知結果に基づいて、吸込口体20(アタッチメント)の先端部(底面)が第1位置または第2位置に切り替えられたか否かを判定している。
S71において、第7判定部30jは、吸込口体20(アタッチメント)の先端部(底面)が第1位置または第2位置に切り替えられたと判定された場合、すなわち、S71においてYesの場合、S72に進む。第7判定部30jは、吸込口体20(アタッチメント)の先端部(底面)が第1位置または第2位置に切り替えられていないと判定された場合、すなわち、S71においてNoの場合、S71を繰り返す。S72において、表示制御部30cは、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に所定時間表示し、S71に戻る。
以上のように、第7条件を満たした場合、すなわち、吸込口体20(アタッチメント)の先端部(底面)が第1位置または第2位置に切り替えられた場合に、表示部15に運転時間T1または運転残時間T2を表示している。これにより、アタッチメントの先端部の上げ下げ時において、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に表示することができるため、消費電力量を抑制しながら利便性を向上することができる。
また、制御部30(表示制御部30c)による表示制御が行われるタイミングは、所定条件を満たした直後のタイミングであることが好ましいが、これに限らず、所定条件を満たした直後から所定時間経過したタイミングであってもよい。
なお、制御部30(表示制御部30c)は、表示部15に運転時間T1または運転残時間T2を所定時間表示しているが、これに限らず、表示部15に運転時間T1及び運転残時間T2を所定時間表示してもよい。
図14及び図15を用いて、表示制御部30cによる表示部15の表示態様の別例について説明する。図14は、表示制御部30cによる表示部15の表示態様の第3変形例を示す図である。図15は、表示制御部30cによる表示部15の表示態様の第4変形例を示す図である。図14及び図15に示す例では、現在の運転モードMは、低吸引力モードである。また、運転時間T1及び運転残時間T2は、それぞれ時間単位が「分」によって表される。運転時間T1は、「15」分であり、運転残時間T2は、「30」分であるものとする。
表示制御部30cは、運転時間T1及び運転残時間T2を表示部15に所定時間表示する。図14に示す例では、表示制御部30cは、運転時間T1である「15」と、運転残時間T2である「30」と、を表示部15に交互に表示する。
図14に示す表示態様では、表示制御部30cは、運転時間T1と運転残時間T2とを表示部15に順に1回ずつ表示しているが、これに限らず、交互に繰り返し表示させてもよいし、同時に表示させてもよい。図15に示す例では、表示制御部30cは、運転時間T1である「15」と、運転残時間T2である「30」と、現在の運転モードMを示す「Lo」と、を表示部15に順に表示する。
なお、図15に示す表示態様では、表示制御部30cは、運転時間T1と運転残時間T2と現在の運転モードMとを表示部15に順に1回ずつ表示しているが、これに限らず、交互に繰り返し表示させてもよいし、同時に表示させてもよい。
以上の構成において、電気掃除機1は、表示部15と、バッテリ18と、バッテリ18から電力が供給される駆動部(モータ12b)と、を含む掃除機本体10と、掃除機本体10を制御する制御部30と、を備える。制御部30は、駆動部(モータ12b)に電力が供給される運転状態において、所定条件を満たした場合に、駆動部(モータ12b)の運転時間T1、またはバッテリ18から駆動部(モータ12b)に電力を供給可能な運転残時間T2を表示部15に所定時間表示する。制御部30は、所定条件を満たさない場合に、運転時間T1及び運転残時間T2を表示部15に表示しない。なお、所定時間が経過すると非表示(消灯)に切り替える。
これにより、所定条件を満たしたタイミングにおいて、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に表示することができるため、消費電力量を抑制しながら利便性を向上することができる。なお、所定時間が経過すると非表示(消灯)に切り替える。これにより消費電力量を抑制することができる。
また、制御部30は、駆動部(モータ12b)の負荷が異なる複数の運転モードを有する。所定条件は、運転モードが変更されること(第1条件)を含む。これにより、運転モードを変更するために、床面や掃除対象物付近からユーザの手元に位置する操作部16に視線が移るタイミングで、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に所定時間表示することができる。なお、所定時間が経過すると非表示(消灯)に切り替える。これにより消費電力量を抑制することができる。
また、所定条件は、運転時間T1、または運転残時間T2が予め定められた所定時間に達すること(第2条件)を含む。所定時間とは、指定された時間単位の数が切り替わる時間であり、時間単位は、分である。これにより、「分」の数が切り替わるタイミングにおいて、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に所定時間表示することができる。なお、所定時間が経過すると非表示(消灯)に切り替える。これにより消費電力量を抑制することができる。
また、制御部30は、駆動部(モータ12b)の負荷とバッテリ18の残容量とに基づいて、運転残時間T2を算出する算出部30bと、算出部30bにより算出された運転残時間T2の時系列データに基づいて、運転残時間T2を補正するか否かを判定する判定部(第3判定部30f)と、を有する。所定条件は、判定部(第3判定部30f)によって運転残時間T2を補正すると判定されること(第3条件)を含む。これにより、適切な値に運転残時間T2が補正されたタイミングにおいて、運転残時間T2を表示部15に所定時間表示することができる。なお、所定時間が経過すると非表示(消灯)に切り替える。これにより消費電力量を抑制することができる。
また、電気掃除機1は、掃除機本体10が掃除動作を行う掃除状態、または掃除機本体10が掃除動作を休止する休止状態であるかを検知するための第1検知部(加速度センサ40)をさらに備える。所定条件は、掃除機本体10の状態が、掃除状態または休止状態に切り替わること(第4条件)を含む。これにより、掃除機本体10の動作を一旦止める、または掃除機本体10を動かすタイミングにおいて、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に所定時間表示することができる。なお、所定時間が経過すると非表示(消灯)に切り替える。これにより消費電力量を抑制することができる。
また、電気掃除機1は、運転時間T1、または運転残時間T2を表示部15に表示するための入力部(操作部16)をさらに備える。所定条件は、入力部(操作部16)に入力操作が行われること(第5条件)を含む。これにより、ユーザの入力操作に応じて、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に所定時間表示することができる。なお、所定時間が経過すると非表示(消灯)に切り替える。これにより消費電力量を抑制することができる。
また、電気掃除機1は、掃除機本体10に着脱可能なアタッチメント(吸込口体20)と、掃除機本体10が、アタッチメント(吸込口体20)が装着された第1状態、またはアタッチメント(吸込口体20)が取り外された第2状態であるかを検知するための第2検知部(リミットスイッチ41)をさらに備える。所定条件は、掃除機本体10の状態が、第1状態または第2状態に切り替わること(第6条件)を含む。これにより、アタッチメントの着脱時において、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に所定時間表示することができる。なお、所定時間が経過すると非表示(消灯)に切り替える。これにより消費電力量を抑制することができる。
また、電気掃除機1は、掃除機本体10に着脱可能なアタッチメント(吸込口体20)と、アタッチメント(吸込口体20)の先端部(底面)が掃除対象物に近接対向する第1位置またはアタッチメント(吸込口体20)の先端部(底面)が掃除対象物から離れる第2位置にあるかを検知するための第3検知部(床面検知部42)をさらに備える。所定条件は、アタッチメント(吸込口体20)の位置が、第1位置または第2位置に切り替わること(第7条件)を含む。これにより、アタッチメント(吸込口体20)の先端部(底面)の上げ下げ時において、運転時間T1または運転残時間T2を表示部15に所定時間表示することができる。なお、所定時間が経過すると非表示(消灯)に切り替える。これにより消費電力量を抑制することができる。
また、制御部30は、所定条件を満たした場合に、駆動部(モータ12b)を駆動している現在の運転モードMと、運転時間T1または運転残時間T2と、を表示部15に所定時間表示する。これにより、運転時間T1または運転残時間T2とともに現在の運転モードMをユーザに報知することができるため、利便性が向上される。なお、所定時間が経過すると非表示(消灯)に切り替える。これにより消費電力量を抑制することができる。
また、電気掃除機1は、表示部15と、バッテリ18と、バッテリ18から電力が供給される駆動部(モータ12b)と、を含む掃除機本体10と、掃除機本体10を制御する制御部30と、を備える。制御部30は、駆動部(モータ12b)に電力が供給される運転状態において、所定条件を満たした場合に、駆動部(モータ12b)の運転時間T1、及びバッテリ18から駆動部(モータ12b)に電力を供給可能な運転残時間T2のうち、少なくとも1つを表示部15に所定時間表示する。制御部30は、所定条件を満たさない場合に、運転時間T1及び運転残時間T2を表示部15に表示しない。なお、所定時間が経過すると非表示(消灯)に切り替える。これにより消費電力量を抑制することができる。
制御部30は、駆動部(モータ12b)の負荷が異なる複数の運転モードを有する。制御部30は、所定条件を満たした場合に、駆動部(モータ12b)を駆動している現在の運転モードM、運転時間T1、及び運転残時間T2のうち、少なくとも2つを表示部15に所定時間表示する。制御部30は、所定条件を満たさない場合に、現在の運転モードM、運転時間T1、及び運転残時間T2を表示部15に表示しない。なお、所定時間が経過すると非表示(消灯)に切り替える。これにより消費電力量を抑制することができる。
なお、本開示は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成または同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。また、本開示の実施形態のうちいくつか或いはすべてを組み合わせて用いてもよい。
1 電気掃除機、10 掃除機本体、12b モータ(駆動部)、15 表示部、16 操作部(入力部)、18 バッテリ、20 吸込口体(アタッチメント)、30 制御部、30b 算出部、30f 第3判定部、40 加速度センサ(第1検知部)、41 リミットスイッチ(第2検知部)、42 床面検知部(第3検知部)、M 現在の運転モード、T1 運転時間、T2 運転残時間

Claims (12)

  1. 表示部と、バッテリと、前記バッテリから電力が供給される駆動部と、を含む掃除機本体と、
    前記掃除機本体を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記駆動部に電力が供給される運転状態において、
    所定条件を満たした場合に、前記駆動部の運転時間、または前記バッテリから前記駆動部に電力を供給可能な運転残時間を前記表示部に所定時間表示し、
    前記所定条件を満たさない場合に、前記運転時間及び前記運転残時間を前記表示部に表示しない、電気掃除機。
  2. 前記制御部は、
    前記駆動部の負荷が異なる複数の運転モードを有し、
    前記所定条件は、
    前記運転モードが変更されることを含む、請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記所定条件は、
    前記運転時間、または前記運転残時間が予め定められた所定時間に達することを含む、請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記所定時間とは、指定された時間単位の数が切り替わる時間であり、
    前記時間単位は、分である、請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 前記制御部は、
    前記駆動部の負荷と前記バッテリの残容量とに基づいて、前記運転残時間を算出する算出部と、
    前記算出部により算出された運転残時間の時系列データに基づいて、前記運転残時間を補正するか否かを判定する判定部と、を有し、
    前記所定条件は、
    前記判定部によって前記運転残時間を補正すると判定されることを含む、請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
  6. 前記掃除機本体が掃除動作を行う掃除状態、または前記掃除機本体が掃除動作を休止する休止状態であるかを検知するための第1検知部をさらに備え、
    前記所定条件は、
    前記掃除機本体の状態が、前記掃除状態または前記休止状態に切り替わることを含む、請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
  7. 前記運転時間、または前記運転残時間を前記表示部に表示するための入力部をさらに備え、
    前記所定条件は、
    前記入力部に入力操作が行われることを含む、請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
  8. 前記掃除機本体に着脱可能なアタッチメントと、
    前記掃除機本体が、前記アタッチメントが装着された第1状態、または前記アタッチメントが取り外された第2状態であるかを検知するための第2検知部をさらに備え、
    前記所定条件は、
    前記掃除機本体の状態が、前記第1状態または前記第2状態に切り替わることを含む、請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
  9. 前記掃除機本体に着脱可能なアタッチメントと、
    前記アタッチメントの先端部が掃除対象物に近接対向する第1位置または前記アタッチメントの先端部が前記掃除対象物から離れる第2位置にあるかを検知するための第3検知部をさらに備え、
    前記所定条件は、
    前記アタッチメントの位置が、前記第1位置または前記第2位置に切り替わることを含む、請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
  10. 前記制御部は、
    前記所定条件を満たした場合に、
    前記駆動部を駆動している現在の運転モードと、前記運転時間または前記運転残時間と、を前記表示部に所定時間表示する、請求項2に記載の電気掃除機。
  11. 表示部と、バッテリと、前記バッテリから電力が供給される駆動部と、を含む掃除機本体と、
    前記掃除機本体を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記駆動部に電力が供給される運転状態において、
    所定条件を満たした場合に、前記駆動部の運転時間、及び前記バッテリから前記駆動部に電力を供給可能な運転残時間のうち、少なくとも1つを前記表示部に所定時間表示し、
    前記所定条件を満たさない場合に、前記運転時間及び前記運転残時間を前記表示部に表示しない、電気掃除機。
  12. 前記制御部は、
    前記駆動部の負荷が異なる複数の運転モードを有し、
    前記制御部は、
    前記所定条件を満たした場合に、前記駆動部を駆動している現在の運転モード、前記運転時間、及び前記運転残時間のうち、少なくとも2つを前記表示部に所定時間表示し、
    前記所定条件を満たさない場合に、前記現在の運転モード、前記運転時間、及び前記運転残時間を前記表示部に表示しない、請求項11に記載の電気掃除機。
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