JP2024042454A - 経路設定方法、プログラム及び移動体 - Google Patents

経路設定方法、プログラム及び移動体 Download PDF

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聡 飯尾
泰郎 藤島
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Abstract

【課題】障害物を適切に回避できる経路を、演算時間を低減させつつ設定する。【解決手段】経路設定方法は、移動体に設けられたセンサによって検出された障害物の検出結果を取得するステップと、障害物の検出結果に基づき、障害物と干渉しないと想定される位置であるサブゴールを設定するステップと、サブゴールに対して所定距離範囲内の位置を通る参照経路を設定するステップと、参照経路と障害物の検出結果とに基づいて、障害物と干渉しない移動体用の回避経路を設定するステップと、を含む。【選択図】図11

Description

本開示は、経路設定方法、プログラム及び移動体に関する。
自動で移動する移動体が知られている。例えば特許文献1には、障害物を検出して、移動体が走行可能な走行可能領域と、障害物が位置する障害物領域とを含む局所地図を生成する旨が記載されている。
特開2014-164424号公報
ここで、障害物を回避できる経路の設定には、時間を要する場合がある。そのため、障害物を適切に回避できる経路を、演算時間を低減させつつ設定することが求められている。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、障害物を適切に回避できる経路を、演算時間を低減させつつ設定可能な経路設定方法、プログラム及び移動体を提供することを目的とする。
本開示に係る経路設定方法は、移動体に設けられたセンサによって検出された障害物の検出結果を取得するステップと、前記障害物の検出結果に基づき、前記障害物と干渉しないと想定される位置であるサブゴールを設定するステップと、前記サブゴールに対して所定距離範囲内の位置を通る参照経路を設定するステップと、前記参照経路と前記障害物の検出結果とに基づいて、前記障害物と干渉しない前記移動体用の回避経路を設定するステップと、を含む。
本開示に係るプログラムは、移動体に設けられたセンサによって検出された障害物の検出結果を取得するステップと、前記障害物の検出結果に基づき、前記障害物と干渉しないと想定される位置であるサブゴールを設定するステップと、前記サブゴールに対して所定距離範囲内の位置を通る参照経路を設定するステップと、前記参照経路と前記障害物の検出結果とに基づいて、前記障害物と干渉しない前記移動体用の回避経路を設定するステップと、をコンピュータに実行させる。
本開示に係る移動体は、障害物と干渉しないように設定された回避経路を移動する移動体であって、前記回避経路は、サブゴールに対して所定距離範囲内の位置を通る参照経路と、前期移動体に設けられたセンサによって検出された前記障害物の検出結果とに基づいて設定され、前記サブゴールは、前記障害物の検出結果に基づき、前記障害物と干渉しないと想定される位置として設定される。
本開示によれば、障害物を適切に回避できる経路を、演算時間を低減させつつ設定できる。
図1は、本実施形態に係る移動制御システムの模式図である。 図2は、移動体の構成の模式図である。 図3は、管理装置の模式的なブロック図である。 図4は、情報処理装置の模式的なブロック図である。 図5は、移動体の制御装置の模式的なブロック図である。 図6は、サブゴールの設定方法の例を示す模式図である。 図7は、サブゴールの設定方法の例を示す模式図である。 図8は、サブゴールの設定方法の例を示す模式図である。 図9は、参照経路の設定の一例を示す模式図である。 図10は、回避経路の設定の一例を示す模式図である。 図11は、回避経路の設定の処理フローを説明するフローチャートである。 図12は、非干渉領域の設定を説明するための模式図である。 図13は、非干渉領域の設定を説明するための模式図である。 図14は、非干渉領域の設定の他の例を説明する模式図である。 図15は、解析用点群の抽出方法の例を示す模式図である。 図16は、占有領域の設定を説明する模式図である。
以下に添付図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
(第1実施形態)
(移動制御システム)
図1は、本実施形態に係る移動制御システムの模式図である。図1に示すように、本実施形態に係る移動制御システム1は、移動体10と管理装置12と情報処理装置14とを含む。移動制御システム1は、設備Wに所属する移動体10の移動を制御するシステムである。設備Wは、例えば倉庫など、物流管理される設備であるが、移動体10を運用する任意の設備であってよい。移動制御システム1においては、移動体10は、設備Wの領域AR内に配置された目標物をピックアップして搬送させる。領域ARは、例えば設備Wの床面であり、目標物が設置されたり移動体10が移動したりする領域である。移動体10が搬送する目標物は、本実施形態では、パレット上に荷物が積載された搬送対象物である。ただし、目標物は、パレット上に荷物が積載されたものに限られず任意の形態であってよく、例えばパレットを有さず荷物のみであってもよい。また、移動体10は、目標物を搬送するものにも限られず、設備W内を任意の目的で移動する装置であってよい。
以降において、領域ARに沿った一方向をX方向とし、領域ARに沿った方向であって方向Xに交差する方向を、Y方向とする。本実施形態では、Y方向は、X方向に直交する方向である。X方向、Y方向は、水平面に沿った方向といってもよい。また、X方向、Y方向に直交する方向を、より詳しくは鉛直方向の上方に向かう方向を、Z方向とする。また、本実施形態においては、「位置」とは、特に断りのない限り、領域AR上の二次元面における座標系(領域ARの座標系)における位置(座標)を指す。また、移動体10などの「姿勢」とは、特に断りのない限り、領域ARの座標系における移動体10などの向きであり、Z方向から見た場合に、X方向を0°とした際の移動体10のヨー角(回転角度)を指す。
(移動体)
図2は、移動体の構成の模式図である。移動体10は、自動で移動可能な装置である。本実施形態では、移動体10は、真横に移動できない非ホノロミックなシステムである。本実施形態では、移動体10は、目標物を搬送可能な装置である。さらに言えば、本実施形態では、移動体10は、フォークリフトであり、より詳しくはいわゆるAGV(Automated Guided Vehicle)やAGF(Automated Guided Forklift)である。ただし、移動体10は、目標物を搬送するフォークリフトであることに限られず、自動で移動可能な任意な装置であってよい。
図2に示すように、移動体10は、車体20と、車輪20Aと、ストラドルレッグ21と、マスト22と、フォーク24と、センサ26Aと、制御装置28とを備えている。ストラドルレッグ21は、車体20の前後方向における一方の端部に設けられて、車体20から突出する一対の軸状の部材である。車輪20Aは、それぞれのストラドルレッグ21の先端と、車体20とに設けられている。すなわち、車輪20Aは、合計3個設けられているが、車輪20Aの設けられる位置や個数は任意であってよい。マスト22は、ストラドルレッグ21に移動可能に取り付けられ、車体20の前後方向に移動する。マスト22は、前後方向に直交する上下方向(ここでは方向Z)に沿って延在する。フォーク24は、マスト22に方向Zに移動可能に取付けられている。フォーク24は、マスト22に対して、車体20の横方向(上下方向及び前後方向に交差する方向)にも移動可能であってよい。フォーク24は、一対のツメ24A、24Bを有している。ツメ24A、24Bは、マスト22から車体20の前方向に向けて延在している。ツメ24Aとツメ24Bとは、マスト22の横方向に、互いに離れて配置されている。以下、前後方向のうち、移動体10においてフォーク24が設けられている側の方向を、前方向とし、フォーク24が設けられていない側の方向を、後方向とする。
センサ26Aは、車体20の周辺に存在する対象物の位置及び姿勢の少なくとも1つを検出する。センサ26Aは、移動体10に対する対象物の位置と、移動体10に対する対象物の姿勢との少なくとも一方を検出するともいえる。本実施形態では、センサ26Aは、それぞれのストラドルレッグ21の前方向における先端と、車体20の後方向側とに設けられている。ただし、センサ26Aの設けられる位置はこれに限られず、任意の位置に設けられてもよいし、設けられる数も任意であってよい。
センサ26Aは、例えばレーザ光を照射するセンサである。センサ26Aは、一方向(ここでは横方向)に走査しつつレーザ光を照射し、照射したレーザ光の反射光から、対象物の位置及び向きを検出する。すなわち、センサ26Aは、いわゆる2次元(2D)-LiDAR(Light Detection And Ranging)であるともいえる。ただし、センサ26Aは、以上のものに限られず任意の方法で対象物を検出するセンサであってよく、例えば、複数の方向に走査されるいわゆる3次元(3D)-LiDARであってもよいし、走査されない、いわゆる1次元(1D)-LiDARであってもよいし、カメラであってもよい。
制御装置28は、移動体10の移動を制御する。制御装置28については後述する。
(管理装置)
図3は、管理装置の模式的なブロック図である。管理装置12は、設備Wにおける物流を管理するシステムである。管理装置12は、本実施形態ではWCS(Warehouse Control System)やWMS(Warehouse Management System)であるが、WCS及びWMSに限られず任意のシステムであってよく、例えば、その他の生産管理系システムのようなバックエンドシステムでも構わない。管理装置12が設けられる位置は任意であり、設備W内に設けられてもよいし、設備Wから離れた位置に設けられて、離れた位置から設備Wを管理するものであってもよい。管理装置12は、コンピュータであり、図3に示すように、通信部30と記憶部32と制御部34とを含む。
通信部30は、制御部34に用いられて、情報処理装置14などの外部の装置と通信するモジュールであり、例えばアンテナなどを含んでよい。通信部30による通信方式は、本実施形態では無線通信であるが、通信方式は任意であってよい。記憶部32は、制御部34の演算内容やプログラムなどの各種情報を記憶するメモリであり、例えば、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)のような主記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)などの外部記憶装置とのうち、少なくとも1つ含む。
制御部34は、演算装置であり、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算回路を含む。制御部34は、移動先情報設定部40を含む。制御部34は、記憶部32からプログラム(ソフトウェア)を読み出して実行することで、移動先情報設定部40を実現して、その処理を実行する。なお、制御部34は、1つのCPUによって処理を実行してもよいし、複数のCPUを備えて、それらの複数のCPUで、処理を実行してもよい。また、移動先情報設定部40を、ハードウェア回路で実現してもよい。また、記憶部32が保存する制御部34用のプログラムは、管理装置12が読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。
移動先情報設定部40は、移動体10の移動先を示す移動先情報を設定する。移動先情報の設定については後述する。
なお、管理装置12は、移動先情報を設定する以外の処理も実行してよい。例えば、管理装置12は、設備Wに設けられる移動体10以外の機構(例えばエレベータや扉など)を制御する情報も設定してよい。
(情報処理装置)
図4は、情報処理装置の模式的なブロック図である。情報処理装置14は、設備Wに設けられ、移動体10の移動に関する情報などを処理する装置である。情報処理装置14は、例えばFCS(Fleet Control System)であるが、それに限られず、移動体10の移動に関する情報を処理する任意の装置であってよい。情報処理装置14は、コンピュータであり、図4に示すように、通信部50と記憶部52と制御部54とを含む。通信部50は、制御部54に用いられて、管理装置12や移動体10などの外部の装置と通信するモジュールであり、例えばアンテナなどを含んでよい。通信部50による通信方式は、本実施形態では無線通信であるが、通信方式は任意であってよい。記憶部52は、制御部54の演算内容やプログラムなどの各種情報を記憶するメモリであり、例えば、RAMと、ROMのような主記憶装置と、HDDなどの外部記憶装置とのうち、少なくとも1つ含む。
制御部54は、演算装置であり、例えばCPUなどの演算回路を含む。制御部54は、基準経路設定部60を含む。制御部54は、記憶部52からプログラム(ソフトウェア)を読み出して実行することで、基準経路設定部60を実現して、それらの処理を実行する。なお、制御部54は、1つのCPUによってこれらの処理を実行してもよいし、複数のCPUを備えて、それらの複数のCPUで、処理を実行してもよい。また、基準経路設定部60の少なくとも一部を、ハードウェア回路で実現してもよい。また、記憶部52が保存する制御部54用のプログラムは、情報処理装置14が読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。
基準経路設定部60は、移動体10の基準経路R0を設定する。基準経路R0の設定方法は後述する。
なお、本実施形態では、管理装置12と情報処理装置14とが別の装置であったが、一体の装置であってもよい。すなわち、管理装置12が情報処理装置14の少なくとも一部の機能を兼ね備えてよいし、情報処理装置14が管理装置12の少なくとも一部の機能を兼ね備えてよい。
(移動体の制御装置)
次に、移動体10の制御装置28について説明する。図5は、移動体の制御装置の模式的なブロック図である。制御装置28は、移動体10を制御する装置である。制御装置28は、コンピュータであり、図5に示すように、通信部70と記憶部72と制御部74とを含む。通信部70は、制御部74に用いられて、情報処理装置14などの外部の装置と通信するモジュールであり、例えばアンテナなどを含んでよい。通信部70による通信方式は、本実施形態では無線通信であるが、通信方式は任意であってよい。記憶部72は、制御部74の演算内容やプログラムなどの各種情報を記憶するメモリであり、例えば、RAMと、ROMのような主記憶装置と、HDDなどの外部記憶装置とのうち、少なくとも1つを含む。
制御部74は、演算装置であり、例えばCPUなどの演算回路を含む。制御部74は、基準経路取得部80と、移動制御部82と、検出制御部84と、サブゴール設定部86と、参照経路設定部88と、回避経路設定部90とを含む。制御部74は、記憶部72からプログラム(ソフトウェア)を読み出して実行することで、基準経路取得部80と移動制御部82と検出制御部84とサブゴール設定部86と参照経路設定部88と回避経路設定部90とを実現して、それらの処理を実行する。なお、制御部74は、1つのCPUによってこれらの処理を実行してもよいし、複数のCPUを備えて、それらの複数のCPUで、処理を実行してもよい。また、基準経路取得部80と移動制御部82と検出制御部84とサブゴール設定部86と参照経路設定部88と回避経路設定部90との少なくとも一部を、ハードウェア回路で実現してもよい。また、記憶部72が保存する制御部74用のプログラムは、制御装置28が読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。
基準経路取得部80は、基準経路R0の情報を取得する。移動制御部82は、移動体10の駆動部やステアリングなどの移動機構を制御して、移動体10の移動を制御する。検出制御部84は、センサ26Aによる障害物Pの検出結果を取得する。サブゴール設定部86は、センサ26Aによる障害物Pの検出結果に基づき、サブゴールSを設定する。参照経路設定部88は、サブゴールSに基づき、サブゴールSに対して所定距離範囲内の位置を通る参照経路R1を設定する。回避経路設定部90は、参照経路R1と、センサ26Aによる障害物Pの検出結果とに基づき、障害物Pと干渉しない回避経路Rを設定する。これらの具体的な処理内容については後述する。
(移動制御システムの処理)
移動制御システム1の処理内容について、以下で説明する。
(移動先情報の設定)
管理装置12の移動先情報設定部40は、移動体10の移動先を示す移動先情報を設定する。本実施形態においては、領域AR上の位置(座標)毎に予めウェイポイントが設定されている。移動先情報設定部40は、移動先に対応するウェイポイントの位置(座標)そのものを、移動先情報として指定してもよい。また、それぞれのウェイポイントに識別子が付与され、移動先情報設定部40は、移動先情報として、移動先に対応するウェイポイントの識別子を指定してもよい。移動先情報設定部40は、任意の方法で移動先情報を設定してよい。例えば、移動先情報設定部40は、搬送すべき目標物と搬送元及び搬送先を示すオーダー情報を取得して、それに基づいて移動先情報を設定してよい。移動先情報設定部40は、設定した移動先情報を、通信部30を介して、情報処理装置14に送信する。
(基準経路の設定)
情報処理装置14の基準経路設定部60は、移動体10の基準経路R0を設定する。本実施形態では、基準経路設定部60は、移動先情報に基づいて、基準経路R0を設定する。具体的には、基準経路設定部60は、移動元から移動先までの各ウェイポイントから所定距離範囲内の各位置を通る経路を、基準経路R0として設定する。移動元の位置は任意に設定されてよく、例えば移動体10の現在位置に最も近いウェイポイントを、移動元として設定してもよい。例えば、基準経路設定部60は、移動先情報と設備Wの地図情報に基づき、初期位置から移動先までの各ウェイポイントから所定距離範囲内の各位置を通る経路を、基準経路R0として設定する。また例えば、基準経路設定部60は、移動先情報及び設備Wの地図情報に加えて、移動体10の車両仕様の情報にも基づき、基準経路R0を設定してよい。車両仕様の情報とは、例えば、移動体10の大きさや最小旋回半径など、移動体10が移動可能な経路に影響を及ぼす仕様である。
基準経路設定部60は、設定した基準経路R0の情報を、移動体10に送信する。例えば、基準経路設定部60は、基準経路R0の情報として、基準経路R0の軌跡上の各位置の位置情報を移動体10に送信してもよい。
(移動体の移動)
移動体10の基準経路取得部80は、情報処理装置14により設定された基準経路R0の情報を取得する。移動体10の移動制御部82は、取得された基準経路R0に従って、移動体10を移動させる。移動制御部82は、移動体10の位置情報を逐次把握することで、基準経路R0を通るように、移動体10を移動させる。移動体10の位置情報の取得方法は任意であるが、例えば本実施形態では、設備Wに図示しない検出体が設けられており、移動制御部82は、検出体の検出に基づき移動体10の位置及び姿勢の情報を取得する。具体的には、移動体10は、検出体に向けてレーザ光を照射し、検出体によるレーザ光の反射光を受光して、設備Wにおける自身の位置及び姿勢を検出する。移動体10の位置及び姿勢の情報の取得方法は、検出体を用いることに限られず、例えば、SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)を用いてもよい。
(障害物)
ここで、移動体10が移動中の基準経路R0の近くに障害物Pが存在する場合、移動体10が障害物Pと衝突してしまったり、障害物Pと衝突しないよう移動体10が停止してしまったりするおそれがある。そのため、本実施形態においては、移動体10は、移動中にセンサ26Aにより障害物Pの検出を行わせ、障害物Pと干渉する可能性がある場合には、障害物Pを回避する回避経路Rを設定する。以下、回避経路Rの設定方法について説明する。
(障害物の検出)
移動体10の検出制御部84は、移動体10の移動中に、センサ26Aに検出を行わせる。本実施形態では、検出制御部84は、移動体10が基準経路R0に従って移動している最中に、所定期間ごとに、センサ26Aに周囲を検出させる。検出制御部84は、センサ26Aによる検出結果から、移動体10がこのまま移動した場合に、センサ26Aにより検出された障害物Pに干渉するかを判定する。干渉するかの判定方法は任意であってよい。例えば、検出制御部84は、センサ26Aによる検出結果から障害物Pの位置を特定して、その障害物Pの位置が、基準経路R0から所定距離範囲内にある場合に、干渉すると判定してよい。
(サブゴールの設定)
障害物Pに干渉すると判断された場合、サブゴール設定部86は、センサ26Aによる検出結果に基づき、サブゴールSを設定する。サブゴールSは、障害物Pに干渉しないと想定される位置(座標)である。サブゴール設定部86は、位置が異なる複数のサブゴールSを設定する。サブゴール設定部86は、センサ26Aによる検出結果に基づいた任意の方法でサブゴールSを設定してよいが、例えば、センサ26Aによって検出された障害物Pの位置とは異なる位置を、サブゴールSとして設定する。以下、サブゴールSの設定例について説明する。
図6から図8は、サブゴールの設定方法の例を示す模式図である。例えば、サブゴール設定部86は、図6に示すように、基準経路R0上の各位置から、基準経路R0の進行方向(図6の例ではY方向と反対側)に交差する交差方向(図6の例ではX方向)に、距離ΔLだけ離れた各位置を、サブゴールSとして設定してよい。ただしこの場合、基準経路R0上の各位置のうちで、センサ26Aによって検出された障害物Pの位置から所定距離範囲内にある位置については、距離ΔLだけ離れた位置をサブゴールSとせずに、センサ26Aによって検出された障害物Pの位置から距離ΔLだけ離れた位置を、サブゴールSとして設定する。すなわち、図6の例では、サブゴール設定部86は、障害物Pの位置から所定距離範囲外にある基準経路R0上の各位置から、交差方向に距離ΔL離れた各位置と、障害物Pの位置から交差方向に距離ΔL離れた位置とを、サブゴールSとして設定する。なお、距離ΔLは、任意に設定してよく、位置毎に一定の長さであることが好ましいが、それに限られず位置毎に異なる長さであってよい。
また例えば、サブゴール設定部86は、図7に示すように、基準経路R0の進行方向(図6の例ではY方向と反対側)に交差する交差方向(図6の例ではX方向)における、センサ26Aによって検出された障害物同士の間の位置(好ましくは中点位置)の集合を、サブゴールSとして設定してよい。図7の例では、基準経路R0の進行方向側に障害物Pが検出され、交差方向の両側に障害物としての壁Wが検出されている。この場合、サブゴール設定部86は、基準経路R0の進行方向側に向かう区間のうちで、障害物Pが存在せずに両側に壁Wがある区間においては、交差方向側における両側の壁W同士の間のそれぞれの位置(本例ではそれぞれの中点位置)を、サブゴールSとして設定する。また、サブゴール設定部86は、基準経路R0の進行方向側に向かう区間のうちで、障害物Pが存在する区間においては、交差方向における壁Wと障害物Pとの間のそれぞれの位置(本例ではそれぞれの中点位置)を、サブゴールSとして設定する。
また例えば、図8に示すように、サブゴール設定部86は、障害物Pが移動すると判断した場合には、障害物Pが移動することによって存在する可能性がある障害物領域ARP1を設定してもよい。この場合、サブゴール設定部86は、障害物領域ARP1の外側の位置であって、基準経路R0の進行方向に向けて並ぶ各位置を、サブゴールSとして設定してよい。なお、障害物Pが移動すると判断する方法は任意であってよく、例えば、サブゴール設定部86は、センサ26Aの検出結果から障害物Pの形状を特定して、形状が所定の条件を満たす場合に、その障害物Pが移動すると判断してよい。また、サブゴール設定部86は、移動するかの判断を行うことなく、検出された障害物Pの全てを移動するものとして扱ってもよい。サブゴール設定部86は、センサ26Aによって検出された障害物Pの位置に基づいた任意の方法で、障害物領域ARP1を設定してよい。例えば、サブゴール設定部86は、センサ26Aによって検出された障害物Pの位置に対して所定距離離れた各位置を外周とする領域を、障害物領域ARP1として設定してよい。
(参照経路の設定)
図9は、参照経路の設定の一例を示す模式図である。参照経路設定部88は、サブゴール設定部86によって設定されたサブゴールSに基づき、参照経路R1を設定する。参照経路R1とは、後述の回避経路Rの設定に用いられる経路を指す。参照経路設定部88は、サブゴールSに対して所定距離範囲内の位置を通る経路を、参照経路R1として設定する。本実施形態ではサブゴールSが複数設定されているため、参照経路設定部88は、各サブゴールSに対して所定距離範囲内となる各位置を通る経路を、参照経路R1として設定するといえる。なお、図9の例では、参照経路R1は、各サブゴールSの上を通っているが、それに限られず、各サブゴールSから所定距離離れた位置を通る経路であってもよい。
参照経路設定部88は、サブゴールSに基づいた任意の方法で、参照経路R1を設定してよいが、本実施形態では、後述の回避経路Rの設定における演算負荷よりも低い演算負荷となる手法を用いて、参照経路R1を設定する。より詳しくは、参照経路設定部88は、サブゴールSと移動体10の運動特性とに基づいて、参照経路R1を設定する。ここでの運動特性は、移動体10の運動特性に基づいた制約条件ともいえる。すなわち、参照経路設定部88は、移動体10の運動特性に基づいた制約条件を満たしつつ、サブゴールSに対して所定距離範囲内となる位置を通る経路を、参照経路R1として設定するといえる。なお、移動体10の運動特性は、例えば、移動体10の最小旋回半径や、上限速度などを指す。
本実施形態においては、参照経路設定部88は、センサ26Aの検出結果から特定された障害物Pの位置情報を用いずに、参照経路R1を設定することが好ましい。すなわち、参照経路設定部88は、センサ26Aの検出結果から特定された障害物Pと干渉しないことを制約条件として用いずに、参照経路R1を設定することが好ましい。障害物Pと干渉しないことを制約条件として適用しないことで、演算負荷を低減して、短い演算時間で参照経路R1を算出できる。
例えば、参照経路設定部88は、Pure-Pursuit法やダイナミックウィンドウアプローチなどを用いて、参照経路R1を設定してよい。
(回避経路の設定)
図10は、回避経路の設定の一例を示す模式図である。回避経路設定部90は、参照経路設定部88により設定された参照経路R1と、検出制御部84により取得されたセンサ26Aの検出結果とに基づき、障害物Pを回避可能な回避経路Rを設定する。すなわち、回避経路設定部90は、参照経路R1の情報と、センサ26Aによって検出された障害物Pの位置情報とに基づき、センサ26Aによって検出された障害物Pと干渉しない回避経路Rを設定する。ここで、回避経路Rは、障害物Pの位置情報のみから算出できるが、本実施形態では、参照経路R1の情報も用いることで、参照経路R1を参照として回避経路Rを算出できるため、演算時間を短くしつつ、適切な回避経路Rを設定できる。
本実施形態では、回避経路設定部90は、参照経路R1を初期解として、障害物Pと干渉しないことを制約条件とした最適化計算を行うことで、回避経路Rを設定する。さらに言えば、回避経路設定部90は、参照経路R1を初期解とし、障害物Pと干渉しないという制約条件と、移動体10の運動特性に基づいた制約条件とを満たすような最適化計算を行うことで、回避経路Rを設定することが好ましい。すなわち、回避経路設定部90は、センサ26Aによる検出結果から特定された障害物Pの位置から所定距離の範囲内に移動体10が位置しないことと、移動体10の運動特性を満たすこととを制約条件とし、参照経路R1を初期解として用いた最適化計算を行うことで、回避経路Rを設定する。これにより、移動体10の運動特性を満たしつつ障害物Pと干渉しない回避経路Rを、演算時間を短くしつつ、適切に設定することができる。なお、ここでの初期解とは、最適化計算におけるベースとなる解である。すなわち、初期解である参照経路R1から最適解の探索を行うことで、最適解へ早く収束させることが可能となり、演算時間を短くしつつ、適切な回避経路Rを設定できる。
例えば、回避経路設定部90は、主双対内点法や逐次二次計画法などを用いて、回避経路Rを設定してよい。
(回避経路に従った移動)
回避経路設定部90によって回避経路Rが生成されたら、移動制御部82は、基準経路R0から回避経路Rに切り替えて、回避経路Rに沿って移動体10を移動させる。これにより、障害物Pを適切に回避することが可能となる。なお、回避経路Rに従って移動することで障害物Pの回避が完了したら、移動制御部82は、移動体10を基準経路R0に復帰させて、基準経路R0に従った移動を続けてよい。
(処理フロー)
以上説明した回避経路Rの設定の処理フローを説明する。図11は、回避経路の設定の処理フローを説明するフローチャートである。図11に示すように、移動体10は、基準経路R0に従って移動しつつ、検出制御部84により、センサ26Aに周囲を検出させる(ステップS10)。検出制御部84は、センサ26Aの検出結果を取得して、移動体10に干渉する障害物Pがあるかを判断し(ステップS12)、干渉する障害物Pが無い場合には(ステップS12;No)、ステップS10に戻り、基準経路R0に沿った移動を続ける。一方、干渉する障害物Pがある場合(ステップS12;Yes)、移動体10は、サブゴール設定部86により、センサ26Aによる障害物Pの検出結果に基づき、サブゴールSを設定し(ステップS14)、参照経路設定部88により、設定されたサブゴールSに基づき、参照経路R1を設定し(ステップS16)、回避経路設定部90により、参照経路R1と、センサ26Aによる障害物Pの検出結果とに基づき、回避経路Rを設定する(ステップS17)。回避経路Rが設定された、移動体10は、回避経路Rに切り替えて回避経路Rに従って移動する(ステップS20)。
以上説明したように、本実施形態においては、障害物Pが検出されたら、障害物Pの検出結果に基づきサブゴールSを設定し、サブゴールSを通る参照経路R1を設定する。そして、参照経路R1と障害物Pの検出結果とから、回避経路Rを設定する。ここで、障害物Pを回避可能な回避経路の設定は、演算負荷が高いため、設定完了まで長時間かかる場合がある。それに対して、本実施形態においては、サブゴールSを通る参照経路R1を設定して、その参照経路R1を参照として、回避経路Rを算出する。すなわち、障害物を回避できそうな最適解に近い初期解として参照経路R1を用いることで、回避経路Rの算出に必要な時間を短くして、障害物Pを適切に回避できる経路を、演算時間を低減させつつ設定することが可能となる。
なお、本実施形態においては、移動体10が、サブゴール設定部86、参照経路設定部88及び回避経路設定部90により、サブゴール、参照経路R1、及び回避経路Rを設定する。ただし、サブゴール、参照経路R1、及び回避経路Rの設定主体は、移動体10に限られず任意であってよい。例えば、情報処理装置14が、サブゴール設定部86を含んで、サブゴールを設定してよい。また例えば、情報処理装置14が、参照経路設定部88を含んで、参照経路R1を設定してよい。また例えば、情報処理装置14が、回避経路設定部90を含んで、回避経路Rを設定してもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、センサ26Aの検出結果である点群Mに囲われた領域AR1を非干渉領域として設定して、サブゴールSや回避経路Rの設定を行う点で、第1実施形態と異なる。第2実施形態において、第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。
図12及び図13は、非干渉領域の設定を説明するための模式図である。第2実施形態においては、検出制御部84は、センサ26Aに、レーザ光を照射させる。検出制御部84は、センサ26Aが受光した反射光の検出結果に基づき、点群Mを取得する。すなわち、点群Mは、レーザ光が当たった位置(レーザ光が反射された位置)を示す計測点といえる。本実施形態では、センサ26Aは、横方向(Z方向に直交する水平方向)に走査させつつレーザ光を照射するため、移動体10の周囲の異なる位置からの反射光を受光する。そのため、検出制御部84は、レーザ光の1回の走査で、移動体10の周囲の障害物を示す複数の点群Mを取得するといえる。すなわち、図12に示すように、センサ26Aの位置から点群Mまでを結んだ線を線L1とし、センサ26Aを通って移動体10に対する向きが固定された仮想線を線L2とし、線L2に対する線L1の角度のずれ量を、センサ26Aと点群Mとの方位角θとする。この場合、検出制御部84は、方位角θの値が異なる複数の点群Mを取得するといえる。図12の例では、移動体10に対して、基準経路R0の進行方向側に2つの障害物Pが存在し、基準経路R0の進行方向に対する両側方側に、壁Wが存在する。そのため図12の例では、検出制御部84は、両側方の壁Wの位置を示す点群Mと、障害物Pの位置を示す点群Mとを取得する。
図13に示すように、検出制御部84は、センサ26Aの位置から、方位角θの大きさ順にそれぞれの点群Mを結んだ線L3を算出する。すなわち、線L3は、センサ26Aの位置から方位角θが最小となる(図13の例では方位角θが最もマイナスとなる)点群M1を結んだ線と、方位角θが小さい順からそれぞれの点群M同士を結んだ線と、方位角θが最大となる(図13の例では方位角θが最もプラス側になる)点群M2からセンサ26Aの位置を結んだ線とを含む。検出制御部84は、このように算出した線L3に囲われる領域AR1の内側を、非干渉領域として設定する。
第2実施形態においては、サブゴールSと回避経路Rとの少なくとも一方を、このように設定した非干渉領域に基づいて設定する。例えば、非干渉領域に基づいてサブゴールSを設定する場合には、サブゴール設定部86は、サブゴールSを、非干渉領域内に位置するように設定する。この場合、サブゴール設定部86は、非干渉領域内にあり、かつ移動体10の進行方向に向けて並ぶ各位置を、サブゴールSとして設定してよい。また例えば、非干渉領域に基づいて回避経路Rを設定する場合には、回避経路設定部90は、移動体10が非干渉領域内に位置する(非干渉領域外に位置しない)ような、回避経路Rを設定する。すなわち、移動体10が非干渉領域内に位置することを、障害物Pに干渉しないという制約条件として扱って、参照経路R1を初期解とし、移動体10が非干渉領域内に位置するという制約条件と、移動体10の運動特性に基づいた制約条件とを満たすような最適化計算を行うことで、回避経路Rを設定してよい。
このように非干渉領域を設定してサブゴールSや回避経路Rの設定を行うことで、例えば光線追跡などの演算が不要となり、サブゴールSや回避経路Rの演算時間を短くすることができる。また例えば、複数の障害物Pがある場合でも、それらの障害物Pに干渉しない非干渉領域を設定できるため、複数の障害物Pを回避できる経路を適切に設定できる。
図14は、非干渉領域の設定の他の例を説明する模式図である。本実施形態においては、センサ26Aに所定期間毎に検出を行わせるため、検出制御部84は、1回の走査により取得される点群Mのセットを、センサ26Aの検出毎に(移動体10の位置毎に)取得することになる。この場合、検出制御部84は、検出毎に取得される複数セットの点群Mのそれぞれについて、1セットの点群Mに基づいて、上述の方法で、線L3に囲われる領域AR1を設定する。例えば図14の例では、あるタイミングでの検出で取得された点群Mから設定された領域AR1aと、他のタイミングでの検出で取得された点群Mから設定された領域AR1bとが示されている。検出制御部84は、設定されたそれぞれの領域AR1に基づいて、非干渉領域を設定してよい。それぞれの領域AR1に基づいた非干渉領域の設定方法は任意であってよい。例えば、検出制御部84は、領域全体(領域AR)を複数の単位領域に区分し、それぞれの単位領域について、単位領域が領域AR1内に位置する回数を、領域AR1毎にカウントする。そして、検出制御部84は、領域AR1内に位置する回数が所定の閾値以上となる単位領域の群を、非干渉領域として設定してよい。
このように、センサ26Aの検出毎の領域AR1に基づいて非干渉領域を設定することで、蓄積した検出結果から非干渉領域を設定することが可能となり、障害物Pに干渉しないと想定される非干渉領域をより高精度に設定できる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態においては、センサ26Aの検出結果である点群Mの一部を間引き、残った点群Mを解析用点群として、サブゴールSや回避経路Rの設定に用いる点で、第1実施形態とは異なる。第3実施形態において、第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。なお、第3実施形態は、第2実施形態にも適用可能である。
図15は、解析用点群の抽出方法の例を示す模式図である。第3実施形態においては、検出制御部84は、移動体10から点群Mまでの距離に基づいて、取得された点群Mから解析点群を抽出する。検出制御部84は、移動体10(基準経路R0)に近い点群Mを、解析点群として抽出することが好ましい。具体的には、図15に示すように、検出制御部84は、移動体10が移動すると想定される領域ARを複数に区分して区分領域ARDを設定する。区分領域ARDは任意に設定されてよいが、例えば図15に示すように、検出制御部84は、移動体10の位置よりも基準経路R0の進行方向側の領域を、基準経路R0の進行方向に所定距離毎に区分することで、複数の区分領域ARDを設定してよい。そして、検出制御部84は、区分領域ARD内の点群Mのうちで、最も移動体10(基準経路R0)に近い点群Mを、近傍点群Maとして抽出する。検出制御部84は、この処理を区分領域ARD毎に行うことで、区分領域ARD毎に近傍点群Maを抽出する。図15の例では、検出制御部84は、それぞれの区分領域ARDについて、移動体10(基準経路R0)に対して交差方向(図15の例ではX方向)の一方側に位置する複数の点群Mのうちの最も移動体10(基準経路R0)に近い点群Mと、移動体10(基準経路R0)に対して交差方向の他方側に位置する複数の点群Mのうちの最も移動体10(基準経路R0)に近い点群Mとを、その区分領域ARDの近傍点群Maとして抽出する。
検出制御部84は、抽出した近傍点群Maを解析用点群として設定する。第3実施形態においては、サブゴールSと回避経路Rとの少なくとも一方を、このように設定した解析用点群に基づいて設定する。すなわち本実施形態では、解析用点群として抽出した以外の点群Mは、サブゴールSと回避経路Rとの少なくとも一方との演算に用いない。例えば、解析用点群に基づいて、第1実施形態のように障害物Pの位置を特定して、サブゴールSや回避経路Rを設定してよい。また例えば、解析用点群に基づいて、第2実施形態のように非干渉領域を設定して、サブゴールSや回避経路Rを設定してよい。このように取得された点群Mの一部を解析用点群として抽出して、サブゴールSや回避経路Rに用いることで、演算における次元を少なくして、演算時間を低減することが可能となる。
さらに言えば、検出制御部84は、隣り合う近傍点群Ma同士の間の位置(例えば中央位置)を、補助点群Mbとして抽出し、近傍点群Maと補助点群Mbとを、解析用点群として設定してよい。この場合例えば、検出制御部84は、隣り合う近傍点群Ma同士の間の距離を算出して、その距離が所定の閾値以上である場合に、それらの近傍点群Ma同士の間に補助点群Mbを設定してよい。このように、近傍点群Ma同士が離れている位置に補助点群Mbを設定することで、演算時間を低減しつつ、演算精度が低下することを抑制できる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態においては、移動体10について設定された占有領域を通るように回避経路Rを設定する点で、第1実施形態とは異なる。第4実施形態において第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。なお、第4実施形態は、第2実施形態及び第3実施形態にも適用可能である。
図16は、占有領域の設定を説明する模式図である。第4実施形態においては、センサ26Aにより障害物Pが検出されたら、言い換えれば検出された障害物Pが移動体10に干渉すると判断されたら、占有領域ARBが設定される。占有領域ARBとは、その移動体10の進入が許可されるが、他の移動体の進入が禁止される領域である。本実施形態では、移動体10は、障害物Pが検出されたら、サブゴールS、参照経路R1、及び回避経路Rの設定を行いつつ、情報処理装置14に、障害物Pが検出された旨を示す障害物情報を送信する。情報処理装置14は、障害物情報を受信したら、その移動体10についての占有領域ARBを設定する。占有領域ARBの設定方法は任意であってよく、情報処理装置14は、移動体10の現在位置を取得して、移動体10の現在位置に基づいて、占有領域ARBを設定してよい。例えば、情報処理装置14は、移動体10の現在位置を含む所定の大きさの領域を、占有領域ARBとして設定してよい。また例えば、情報処理装置14は、他の移動体の現在位置の情報を取得して、移動体10の現在位置を含み、かつ他の移動体の現在位置を含まない領域を、占有領域ARBとして設定してよい。この場合、情報処理装置14は、他の移動体に対して、現在位置で停止する旨の情報を出力して、他の移動体を停止させることが好ましい。また例えば、情報処理装置14は、移動体10の現在位置を逐次取得して、移動体10の現在位置を取得する毎に、その移動体10の現在位置を含む領域を、占有領域ARBに設定してよい。これにより、移動体10の移動に伴い、占有領域ARBを動的に設定することが可能となる。
情報処理装置14は、占有領域ARBを設定したら、占有領域ARBの位置を示す情報を、移動体10に送信する。移動体10の回避経路設定部90は、移動体10が占有領域ARB内に位置する(占有領域ARB外に位置しない)ような、回避経路Rを設定する。すなわち、回避経路設定部90は、参照経路R1を初期解とし、移動体10が占有領域ARB内に位置するという制約条件と、移動体10が障害物Pと干渉しないという制約条件と、移動体10の運動特性に基づいた制約条件とを満たすような最適化計算を行うことで、回避経路Rを設定してよい。
なお、移動体10は、占有領域ARBの情報を取得する前に、サブゴールS、参照経路R1、及び回避経路Rの設定を行ってよい。これにより、占有領域ARBの設定を待たずに回避経路Rの設定ができるので、占有領域ARBの情報を取得してから回避経路Rの演算を始める必要がなくなり、占有領域ARBの情報を取得したら即座に回避経路Rに切り替えることが可能となる。この場合、占有領域ARBの情報を取得したタイミングで回避経路Rを設定済みである場合には、設定済みの回避経路Rが占有領域ARBを通るかを確認することが好ましい。そして、設定済みの回避経路Rが占有領域ARBを通る場合には、移動体10は、その回避経路Rを採用して、その回避経路Rに従って移動する。一方、設定済みの回避経路Rが占有領域ARBを通らない場合には、移動体10は、占有領域ARBを通るように回避経路Rを設定し直してよい。
ただし、移動体10は、占有領域ARBの情報を取得する前に、サブゴールS、参照経路R1、及び回避経路Rの設定を行うことに限られない。移動体10は、占有領域ARBの情報を取得したことをトリガとして、回避経路Rの設定を開始してよいし、有領域ARBの情報を取得したことをトリガとして、参照経路R1の設定を開始してよいし、有領域ARBの情報を取得したことをトリガとして、サブゴールSの設定を開始してよい。この場合、最初から、移動体10が占有領域ARB内に位置するという制約条件を用いて回避経路Rの設定が可能となるため、回避経路Rを適切に設定できる。
(本開示の効果)
以上説明したように、本開示の第1態様の経路設定方法は、移動体10に設けられたセンサ26Aによって検出された障害物Pの検出結果を取得するステップと、障害物Pの検出結果に基づき、障害物Pと干渉しないと想定される位置であるサブゴールSを設定するステップと、サブゴールSに対して所定距離範囲内の位置を通る参照経路R1を設定するステップと、参照経路R1と障害物Pの検出結果とに基づいて、障害物Pと干渉しない移動体10用の回避経路Rを設定するステップと、を含む。本開示によると、参照経路R1を参照として回避経路Rを算出することで、演算時間を短くしつつ、適切な回避経路Rを設定できる。
本開示の第2態様の経路設定方法は、第1態様の経路設定方法であって、回避経路Rを設定するステップにおいては、参照経路R1を初期解として障害物Pと干渉しないことを制約条件とした最適化計算を行うことで、回避経路Rを設定する。本開示によると、障害物Pを回避できそうな最適解に近い初期解として参照経路R1を用いることで、回避経路Rの算出に必要な時間を短くして、障害物Pを適切に回避できる経路を、演算時間を低減させつつ設定することが可能となる。
本開示の第3態様の経路設定方法は、第1態様又は第2態様の経路設定方法であって、参照経路R1を設定するステップにおいては、移動体10の運動特性に基づいて参照経路R1を設定する。運動特性に基づいた参照経路R1を設定することで、回避経路Rの参照用の経路としての精度が高くなり、障害物Pを適切に回避できる経路を、演算時間を低減させつつより適切に設定することが可能となる。
本開示の第4態様の経路設定方法は、第1態様から第3態様のいずれかの経路設定方法であって、障害物Pの検出結果を取得するステップにおいては、センサ26Aの検出結果を点群Mとして取得し、センサ26Aの位置から、センサ26Aの位置と点群Mとの方位角θの大きさ順に点群Mを結んだ線L3を算出して、線L3に囲われる領域AR1の内側を、障害物Pと干渉しない非干渉領域として設定して、サブゴールSと回避経路Rとの少なくとも一方を、非干渉領域に基づいて設定する。このように非干渉領域を設定してサブゴールSや回避経路Rの設定を行うことで、例えば光線追跡などの演算が不要となり、サブゴールSや回避経路Rの演算時間を短くすることができる。また例えば、複数の障害物Pがある場合でも、それらの障害物Pに干渉しない非干渉領域を設定できるため、複数の障害物Pを回避できる経路を適切に設定できる。
本開示の第5態様の経路設定方法は、第4態様の経路設定方法であって、センサ26Aに検出を行わせる毎に領域AR1を設定して、センサ26Aの検出毎の領域AR1に基づいて、非干渉領域を設定する。本開示によると、蓄積した検出結果から非干渉領域を設定することが可能となり、障害物Pに干渉しないと想定される非干渉領域をより高精度に設定できる。
本開示の第6態様の経路設定方法は、第1態様から第5態様のいずれかの経路設定方法であって、障害物Pの検出結果を取得するステップにおいては、センサ26Aの検出結果を点群Mとして取得し、移動体10から点群Mまでの距離に基づいて、取得された点群Mから解析点群を抽出して、解析点群に基づいて、サブゴールSと回避経路Rとの少なくとも一方を設定する。このように、取得された点群Mの一部を解析用点群として抽出して、サブゴールSや回避経路Rに用いることで、演算における次元を少なくして、演算時間を低減することが可能となる。
本開示の第7態様の経路設定方法は、第6態様の経路設定方法であって、移動体10が移動すると想定される領域ARを、移動体10の進行方向に沿って複数に区分して、区分領域ARDを設定し、区分領域ARD内における点群Mのうちの最も移動体10に近い点群である近傍点群Maを、解析点群として、区分領域ARD毎に抽出する。このように解析点群を抽出することで、演算時間を低減しつつ、サブゴールSや回避経路Rを高精度に設定できる。
本開示の第8態様の経路設定方法は、第7態様の経路設定方法であって、近傍点群Ma同士の間の位置も、解析点群として抽出する。このように解析点群を抽出することで、演算時間を低減しつつ、サブゴールSや回避経路Rを高精度に設定できる。
本開示の第9態様の経路設定方法は、第1態様から第8態様のいずれかの経路設定方法であって、センサ26Aにより障害物Pが検出されたら、移動体10の移動を許可しつつ他の移動体の移動を許可しない占有領域ARBを設定するステップを更に含み、回避経路Rを設定するステップにおいては、占有領域ARB内を通るように回避経路Rを設定する。このように占有領域ARBを通るように回避経路Rを設定することで、回避経路Rを通る移動体10と他の移動体との干渉が抑制できる。
本開示の第10態様のプログラムは、移動体10に設けられたセンサ26Aによって検出された障害物Pの検出結果を取得するステップと、障害物Pの検出結果に基づき、障害物Pと干渉しないと想定される位置であるサブゴールSを設定するステップと、サブゴールSに対して所定距離範囲内の位置を通る参照経路R1を設定するステップと、参照経路R1と障害物Pの検出結果とに基づいて、障害物Pと干渉しない移動体10用の回避経路Rを設定するステップと、をコンピュータに実行させる。本開示によると、参照経路R1を参照として回避経路Rを算出することでため、演算時間を短くしつつ、適切な回避経路Rを設定できる。
本開示の第11態様の移動体10は、障害物Pと干渉しないように設定された回避経路Rを移動する。回避経路Rは、サブゴールSに対して所定距離範囲内の位置を通る参照経路R1と、移動体10に設けられたセンサ26Aによって検出された障害物Pの検出結果とに基づいて設定され、サブゴールSは、障害物Pの検出結果に基づき、障害物Pと干渉しないと想定される位置として設定される。本開示によると、短い演算時間で算出された適切な回避経路Rに従って移動できる。
以上、本開示の実施形態を説明したが、この実施形態の内容により実施形態が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
10 移動体
12 管理装置
14 情報処理装置
26A センサ
84 検出制御部
86 サブゴール設定部
88 参照経路設定部
90 回避経路設定部
P 障害物
R 回避経路
R1 参照経路
S サブゴール

Claims (11)

  1. 移動体に設けられたセンサによって検出された障害物の検出結果を取得するステップと、
    前記障害物の検出結果に基づき、前記障害物と干渉しないと想定される位置であるサブゴールを設定するステップと、
    前記サブゴールに対して所定距離範囲内の位置を通る参照経路を設定するステップと、
    前記参照経路と前記障害物の検出結果とに基づいて、前記障害物と干渉しない前記移動体用の回避経路を設定するステップと、
    を含む、
    経路設定方法。
  2. 前記回避経路を設定するステップにおいては、前記参照経路を初期解として前記障害物と干渉しないことを制約条件とした最適化計算を行うことで、前記回避経路を設定する、請求項1に記載の経路設定方法。
  3. 前記参照経路を設定するステップにおいては、前記移動体の運動特性に基づいて前記参照経路を設定する、請求項1又は請求項2に記載の経路設定方法。
  4. 前記障害物の検出結果を取得するステップにおいては、前記センサの検出結果を点群として取得し、
    前記センサの位置から、前記センサの位置と前記点群との方位角の大きさ順に前記点群を結んだ線を算出して、前記線に囲われる領域の内側を、前記障害物と干渉しない非干渉領域として設定して、
    前記サブゴールと前記回避経路との少なくとも一方を、前記非干渉領域に基づいて設定する、請求項1又は請求項2に記載の経路設定方法。
  5. 前記センサに検出を行わせる毎に前記領域を設定して、前記センサの検出毎の前記領域に基づいて、前記非干渉領域を設定する、請求項4に記載の経路設定方法。
  6. 前記障害物の検出結果を取得するステップにおいては、前記センサの検出結果を点群として取得し、
    前記移動体から前記点群までの距離に基づいて、前記取得された点群から解析点群を抽出して、前記解析点群に基づいて、前記サブゴールと前記回避経路との少なくとも一方を設定する、請求項1又は請求項2に記載の経路設定方法。
  7. 前記移動体が移動すると想定される領域を、前記移動体の進行方向に沿って複数に区分して、区分領域を設定し、
    前記区分領域内における前記点群のうちの最も前記移動体に近い点群である近傍点群を、前記解析点群として、前記区分領域毎に抽出する、請求項6に記載の経路設定方法。
  8. 前記近傍点群同士の間の位置も、前記解析点群として抽出する、請求項7に記載の経路設定方法。
  9. 前記センサにより前記障害物が検出されたら、前記移動体の移動を許可しつつ他の移動体の移動を許可しない占有領域を設定するステップを更に含み、
    前記回避経路を設定するステップにおいては、前記占有領域内を通るように前記回避経路を設定する、請求項1又は請求項2に記載の経路設定方法。
  10. 移動体に設けられたセンサによって検出された障害物の検出結果を取得するステップと、
    前記障害物の検出結果に基づき、前記障害物と干渉しないと想定される位置であるサブゴールを設定するステップと、
    前記サブゴールに対して所定距離範囲内の位置を通る参照経路を設定するステップと、
    前記参照経路と前記障害物の検出結果とに基づいて、前記障害物と干渉しない前記移動体用の回避経路を設定するステップと、
    をコンピュータに実行させる、
    プログラム。
  11. 障害物と干渉しないように設定された回避経路を移動する移動体であって、
    前記回避経路は、サブゴールに対して所定距離範囲内の位置を通る参照経路と、前記移動体に設けられたセンサによって検出された前記障害物の検出結果とに基づいて設定され、
    前記サブゴールは、前記障害物の検出結果に基づき、前記障害物と干渉しないと想定される位置として設定される、
    移動体。
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