JP2024042305A - 磁気記憶装置 - Google Patents

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健一 吉野
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Kazuya Sawada
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拓也 島野
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Abstract

【課題】 隣接するメモリセルを適切に分離することが可能な磁気記憶装置を提供する。【解決手段】 実施形態に係る磁気記憶装置は、下部絶縁層40と、下部絶縁層内に設けられた第1及び第2の下部導電部10と、下部絶縁層上及び第1の下部導電部上に設けられ、第1の磁気抵抗効果素子31と、第1のスイッチング素子32と、第1の下部電極33とが第2の方向に積層された第1のメモリセル30と、下部絶縁層上及び第2の下部導電部上に設けられ、第2の磁気抵抗効果素子31と、第2のスイッチング素子32と、第2の下部電極33とが第2の方向に積層された第2のメモリセル30とを備え、第3の方向から見て、第1の下部導電部の第1の方向の幅は第1の下部電極の第1の方向の幅よりも狭く、第2の下部導電部の第1の方向の幅は第2の下部電極の第1の方向の幅よりも狭く、下部絶縁層は、第1のメモリセルと第2のメモリセルとの間の領域の下方に空所45を有する。【選択図】図2A

Description

本発明の実施形態は、磁気記憶装置に関する。
半導体基板上に磁気抵抗効果素子及びセレクタ(スイッチング素子)を含むメモリセルが集積化された磁気記憶装置が提案されている。
米国特許第11037991号明細書
隣接するメモリセルを適切に分離することが可能な磁気記憶装置を提供する。
実施形態に係る磁気記憶装置は、下部絶縁層と、前記下部絶縁層内に設けられた第1の下部導電部と、前記下部絶縁層内に設けられ、前記第1の下部導電部と離間し、前記第1の下部導電部と第1の方向で隣接する第2の下部導電部と、前記下部絶縁層上及び前記第1の下部導電部上に設けられた第1のメモリセルであって、第1の磁気抵抗効果素子と、第1のスイッチング素子と、前記第1の下部導電部に接続された第1の下部電極とが、前記第1の方向と交差する第2の方向に積層された第1のメモリセルと、前記下部絶縁層上及び前記第2の下部導電部上に設けられ、前記第1のメモリセルと前記第1の方向で隣接する第2のメモリセルであって、第2の磁気抵抗効果素子と、第2のスイッチング素子と、前記第2の下部導電部に接続された第2の下部電極とが、前記第2の方向に積層された第2のメモリセルと、を備えた磁気記憶装置であって、前記第1及び第2の方向と交差する第3の方向から見て、前記第1の下部導電部の前記第1の方向の幅は前記第1の下部電極の前記第1の方向の幅よりも狭く、前記第2の下部導電部の前記第1の方向の幅は前記第2の下部電極の前記第1の方向の幅よりも狭く、前記下部絶縁層は、前記第1のメモリセルと前記第2のメモリセルとの間の領域の下方に空所を有する。
第1の実施形態に係る磁気記憶装置の基本的な構成を模式的に示した斜視図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の詳細な構成を模式的に示した断面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の詳細な構成を模式的に示した平面パターン図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の磁気抵抗効果素子の基本的な構成を模式的に示した断面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置のセレクタの基本的な構成を模式的に示した断面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置のセレクタの電流-電圧特性を模式的に示した図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の詳細な構成を模式的に示した断面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の詳細な構成を模式的に示した平面パターン図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した平面図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る磁気記憶装置の基本的な構成を模式的に示した斜視図である。
図1に示した磁気記憶装置は、半導体基板(図示せず)を含む下部構造(図示せず)上に設けられており、それぞれがX方向に延伸する複数の下部配線10と、それぞれがY方向に延伸する複数の上部配線20と、複数の下部配線10と複数の上部配線20との間に設けられた複数のメモリセル30とを含んでいる。
下部配線10及び上部配線20の一方はワード線に対応し、下部配線10及び上部配線20の他方はビット線に対応する。メモリセル30は、互いに直列接続された磁気抵抗効果素子31及びセレクタ(スイッチング素子)32を含んでおり、磁気抵抗効果素子31及びセレクタ32はZ方向に積層されている。
なお、X方向、Y方向及びZ方向は、互いに交差する方向である。より具体的には、X方向、Y方向及びZ方向は、互いに直交している。
図2Aは、本実施形態に係る磁気記憶装置の詳細な構成を模式的に示した断面図(Y方向及びZ方向に対して平行な断面図)である。図2Bは、本実施形態に係る磁気記憶装置の詳細な構成を模式的に示した平面パターン図(Z方向に対して平行な方向から見た平面パターン図)である。なお、図2Bでは、便宜上、図2Aに示された構成の一部は省略されている。
図2A及び図2Bに示した磁気記憶装置は、下部配線(下部導電部)10、上部配線20、メモリセル30、下部絶縁層40及び上部絶縁層50を含んでいる。図2Aでは、Y方向で互いに隣接する2つの下部配線10、及びY方向で互いに隣接する2つのメモリセル30が示されている。図2Bでは、Y方向で互いに隣接する2つの下部配線10、及び2組のY方向で互いに隣接する2つのメモリセル30が示されている。
各メモリセル30は、下部絶縁層40及び下部配線10上に設けられ、磁気抵抗効果素子31、セレクタ(スイッチング素子)32、下部電極33、中間電極34、ハードマスク35及び側壁絶縁層36を含んでいる。磁気抵抗効果素子31、セレクタ32、下部電極33、中間電極34及びハードマスク35はZ方向に積層されており、セレクタ32が磁気抵抗効果素子31の下層側に設けられている。
図3は、磁気抵抗効果素子31の基本的な構成を模式的に示した断面図である。
磁気抵抗効果素子31は、MTJ(magnetic tunnel junction)素子であり、記憶層(第1の磁性層)31a、参照層(第2の磁性層)31b及びトンネルバリア層(非磁性層)31cを含んでいる。
記憶層31aは、可変の磁化方向を有する強磁性層である。可変の磁化方向とは、所定の書き込み電流に対して磁化方向が変わることを意味する。参照層31bは、固定された磁化方向を有する強磁性層である。固定された磁化方向とは、所定の書き込み電流に対して磁化方向が変わらないことを意味する。トンネルバリア層31cは、記憶層31aと参照層31bとの間に設けられた絶縁層である。
記憶層31aの磁化方向が参照層31bの磁化方向に対して平行である場合には、磁気抵抗効果素子31は相対的に抵抗が低い低抵抗状態を呈する。記憶層31aの磁化方向が参照層31bの磁化方向に対して反平行である場合には、磁気抵抗効果素子31は相対的に抵抗が高い高抵抗状態を呈する。したがって、磁気抵抗効果素子31は、その抵抗状態に応じて2値データを記憶することが可能である。
磁気抵抗効果素子31は、STT(spin transfer torque)型の磁気抵抗効果素子であり、垂直磁化を有している。すなわち、記憶層31aの磁化方向はその主面に対して垂直であり、参照層31bの磁化方向はその主面に対して垂直である。
なお、図3に示した磁気抵抗効果素子31は、記憶層31aが参照層31bの下層側に位置するボトムフリー型の磁気抵抗効果素子であるが、記憶層31aが参照層31bの上層側に位置するトップフリー型の磁気抵抗効果素子を用いてもよい。
図4は、セレクタ32の基本的な構成を模式的に示した断面図である。
セレクタ32は、第1の電極32aと、第2の電極32bと、第1の電極32aと第2の電極32bとの間に設けられたセレクタ材料層(スイッチング材料層)32cとを含んでいる。セレクタ材料層32cは、基本的には絶縁性を有しており、例えば、ヒ素(As)を含有するシリコン酸化物で形成されている。
図5は、セレクタ32の電流-電圧特性を模式的に示した図である。
図5に示すように、セレクタ32は、その2端子間(第1の電極32aと第2の電極32bとの間)に印加される電圧が所定電圧(閾値電圧Vth)以上になると、オフ状態からオン状態に移行する。
したがって、下部配線10と上部配線20との間に電圧を印加して、第1の電極32aと第2の電極32bとの間に印加される電圧が閾値電圧Vth以上になると、セレクタ32がオン状態となる。その結果、セレクタ32に直列に接続された磁気抵抗効果素子31に電流が流れ、磁気抵抗効果素子31に対して書き込み或いは読み出しを行うことが可能となる。
図2及び図3の説明に戻る。
各下部電極33は、下部絶縁層40上及び対応する下部配線10上に設けられている。下部電極33は、セレクタ32の下部電極(図4の第1の電極32aに対応)として機能するものであり、下部配線10に接続されている。下部電極33は、例えばチタン窒化物(TiN)で形成されている。
中間電極34は、磁気抵抗効果素子31とセレクタ32との間に設けられ、磁気抵抗効果素子31の下部電極及びセレクタ32の上部電極(図4の第2の電極32bに対応)として機能する。
上述したように、本実施形態では、下部電極33がセレクタ32の下部電極として機能し、中間電極34がセレクタ32の上部電極として機能する。したがって、本実施形態では、セレクタ材料層32cが実質的にセレクタ32に対応している。なお、下部電極33に加えて図4に示した第1の電極32aが設けられ、第1の電極32aがセレクタ32に含まれていてもよい。同様に、中間電極34に加えて図4に示した第2の電極32bが設けられ、第2の電極32bがセレクタ32に含まれていてもよい。
ハードマスク35は、磁気抵抗効果素子31のパターンを形成するときのエッチングマスクとして機能する。また、ハードマスク35は、磁気抵抗効果素子31の上部電極としての機能も有している。
側壁絶縁層36は、磁気抵抗効果素子31の側面及びハードマスク35の側面に設けられ、磁気抵抗効果素子31を保護する機能を有している。
各メモリセル30の下層側には、下部絶縁層40及び対応する下部配線10を含む構造が設けられている。
各下部配線10は、下部絶縁層40内に設けられており、X方向に延伸している。Y方向で隣接する下部配線10は、互いに離間している。各下部配線10の上面は、対応する下部電極33に接続されている。X方向から見て、各下部配線10のY方向の幅は、対応する下部電極33のY方向の幅よりも狭い。
下部絶縁層40は、Y方向で隣接するメモリセル30の間の領域の下方に空所(void)45を有している。空所45は、Y方向で隣接する下部配線10の間に位置しており、X方向に延伸している。下部絶縁層40は、絶縁層(第1の絶縁層)41、絶縁層(第2の絶縁層)42a及び絶縁層(第3の絶縁層)42bを含んでいる。
絶縁層41は、第1の絶縁材料で形成されている。例えば、第1の絶縁材料にはシリコン酸化物が用いられる。絶縁層41は、各下部配線10の一対の側面を挟む一対の部分を含んでおり、実質的に層間絶縁層として機能する。
絶縁層42aは、第1の絶縁材料と異なる第2の絶縁材料で形成されている。例えば、第2の絶縁材料には、シリコン窒化物或いはアルミニウム酸化物が用いられる。絶縁層42aは、空所45の一対の内側面に沿ってX方向に延伸する一対の部分を含んでいる。絶縁層42aの上面の高さ方向(Z方向)の位置は、絶縁層41の上面の高さ方向(Z方向)の位置よりも低くなっている。そのため、下部電極33の下面の絶縁層42a上に位置する部分の高さ方向(Z方向)の位置は、下部電極33の下面の絶縁層41上に位置する部分の高さ方向(Z方向)の位置よりも低くなっている。絶縁層42aによって空所45の底部は塞がれている。
絶縁層42bも、絶縁層42aと同じ第2の絶縁材料で形成されている。絶縁層42bは、各下部配線10の一対の側面に沿ってX方向に延伸する一対の部分を含んでいる。絶縁層42bの上面の高さ方向(Z方向)の位置は、絶縁層41の上面の高さ方向(Z方向)の位置と実質的に同じである。
上部絶縁層50は、隣接するメモリセル30の間に設けられており、例えばシリコン酸化物で形成されている。上部絶縁層50は、実質的に層間絶縁層として機能する。
以上のように、本実施形態では、下部絶縁層40が、隣接するメモリセル30の間の領域の下方に空所45を有している。そのため、メモリセル30のパターンを形成するときに、隣接するメモリセル30を適切に分離することができ、優れた磁気記憶装置を得ることが可能である。
メモリセル30が微細化されると、隣接するメモリセル30間のスペース幅が必然的に狭くなる。そのため、仮に空所45が設けられていないとすると、メモリセル30のパターンを形成するときに、隣接するメモリセル30間の領域で下部電極33の材料を完全に除去することが困難になる。隣接するメモリセル30間の領域で下部電極33の材料を完全に除去するためには、隣接するメモリセル30間の領域の下方の部分で下部絶縁層をエッチングして下部絶縁層をリセスすることが望ましい。しかしながら、この場合には、メモリセル30が過剰にエッチングされ、メモリセル30がダメージを負うことになる。例えば、側壁絶縁層36がエッチングされ、磁気抵抗効果素子31が大きなダメージを負うおそれがある。
本実施形態では、隣接するメモリセル30の間の領域の下方に空所45が設けられているため、隣接するメモリセル30間の領域の下方の部分で下部絶縁層をエッチングする必要がない。そのため、隣接するメモリセル30間の領域で下部電極33の材料を容易且つ完全に除去することができる。したがって、本実施形態では、隣接するメモリセル30を適切に分離することができ、優れた磁気記憶装置を得ることが可能となる。
また、本実施形態では、空所45の一対の内側面に沿って絶縁層42aが設けられているため、空所45の幅を小さくすることが可能である。そのため、下部電極33を形成する際に、空所45が下部電極33の材料で埋められることを防止することができる。したがって、空所45が確実に残っている状態で、メモリセル30のパターンを形成することが可能であり、隣接するメモリセル30を適切に分離することができる。
次に、本実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法を説明する。
図6A及び図6B~図12A及び図12Bは、本実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法を模式的に示した図である。図6A~図12Aは、Y方向及びZ方向に平行な断面図である。図6B~図12Bは、Z方向に対して平行な方向から見た平面図(上面図)である。
まず、図6A及び図6Bに示すように、半導体基板(図示せず)を含む下部構造(図示せず)上に、絶縁層(層間絶縁層)41としてシリコン酸化物層を形成し、絶縁層41をパターニングして溝61a及び61bを形成する。溝61aのY方向の幅は、溝61bのY方向の幅よりも狭い。
次に、図7A及び図7Bに示すように、図6A及び図6Bの工程で得られた構造上に、絶縁層(スペーサー絶縁層)42としてシリコン窒化物層或いはアルミニウム酸化物層を形成する。
次に、図8A及び図8Bに示すように、絶縁層42をエッチバックする。これにより、溝61aの側面に絶縁層42aが残り、溝61bの側面に絶縁層42bが残る。溝61a及び溝61bの底部では絶縁層42のエッチングレートが相対的に低いため、絶縁層42の上部分ではエッチングが相対的に促進される。そのため、絶縁層42aの上面の位置及び絶縁層42bの上面の位置は、絶縁層41の上面の位置よりも低くなる。特に、溝61aの幅が狭いため、溝61aの底部では絶縁層42がほとんどエッチングされず、溝61aの上部分ではエッチングがより促進される。そのため、絶縁層42aの上面の位置は、絶縁層42bの上面の位置よりも低くなる。また、一対の絶縁層42aで挟まれた箇所には、幅の狭い空所45が形成される。
次に、図9A及び図9Bに示すように、図8A及び図8Bの工程で得られた構造上に、下部配線層10sとして金属層を形成する。このとき、空所45の幅は狭いため、空所45内には下部配線層10sは形成されない。
次に、図10A及び図10Bに示すように、CMP(chemical mechanical polishing)によって下部配線層10sの一部を除去する。これにより、下部配線10が得られる。また、絶縁層42a上には下部配線層10sの一部10pが残る。
次に、図11A及び図11Bに示すように、図10A及び図10Bの工程で得られた構造上に、下部電極層33s、セレクタ層32s、中間電極層34s及び磁気抵抗効果素子層31sを形成し、さらに、磁気抵抗効果素子層31s上にハードマスク35のパターンを形成する。
次に、図12A及び図12Bに示すように、ハードマスク35をマスクとして用いて、磁気抵抗効果素子層31s、中間電極層34s、セレクタ層32s及び下部電極層33sを、IBE(ion beam etching)及びRIE(reactive ion etching)等によってエッチングする。これにより、磁気抵抗効果素子31、中間電極34、セレクタ32及び下部電極33のパターンが得られる。さらに、磁気抵抗効果素子31及びハードマスク35の側面に側壁絶縁層36を形成する。このようにして、互いに分離された複数のメモリセル30が得られる。
その後、上部絶縁層50及び上部配線20を形成することで、図2A及び図2Bに示すような構造が得られる。
上述した製造方法では、図12A及び図12Bのエッチング工程でメモリセル30を形成する際に、隣接するメモリセル30の間の領域の下方に空所45が設けられている。そのため、隣接するメモリセル30間の領域で下部電極33の材料を容易且つ完全に除去することができる。したがって、隣接するメモリセル30を確実に分離することができ、優れた磁気記憶装置を得ることが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、基本的な事項は第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態で説明した事項の説明は省略する。
図13Aは、第2の実施形態に係る磁気記憶装置の詳細な構成を模式的に示した断面図(Y方向及びZ方向に対して平行な断面図)である。図13Bは、本実施形態に係る磁気記憶装置の詳細な構成を模式的に示した平面パターン図(Z方向に対して平行な方向から見た平面パターン図)である。なお、図13Bでは、便宜上、図13Aに示された構成の一部は省略されている。
図13A及び図13Bに示した磁気記憶装置は、プラグ電極(下部導電部)11、上部配線20、メモリセル30、下部絶縁層40及び上部絶縁層50を含んでいる。本実施形態では、第1の実施形態で示した下部配線10の代わりにプラグ電極11が設けられている。プラグ電極11の上面は下部電極33に接続され、プラグ電極11の下面には下部配線(図示せず)が接続されている。各下部電極33は、下部絶縁層40上及び対応するプラグ電極11上に設けられている。
各プラグ電極11は、下部絶縁層40内に設けられている。隣接するプラグ電極11は互いに離間している。すなわち、X方向で隣接するプラグ電極11は互いに離間し、Y方向で隣接するプラグ電極11は互いに離間している。Z方向から見て、各プラグ電極11のパターンは、対応する下部電極33のパターンの内側に位置している。したがって、X方向から見て、各プラグ電極11のY方向の幅は、対応する下部電極33のY方向の幅よりも狭い。同様に、Y方向から見て、各プラグ電極11のX方向の幅は、対応する下部電極33のX方向の幅よりも狭い。
下部絶縁層40は、隣接するメモリセル30の間の領域の下方に空所(void)46を有している。空所46は、隣接するプラグ電極11の間に位置している。具体的には、X方向で隣接するプラグ電極11間に位置する空所46と、Y方向で隣接するプラグ電極11間に位置する空所46とがある。下部絶縁層40は、絶縁層(第1の絶縁層)41、絶縁層(第2の絶縁層)43a及び絶縁層(第3の絶縁層)43bを含んでいる。
絶縁層41は、基本的には第1の実施形態と同様であり、第1の絶縁材料で形成されている。例えば、第1の絶縁材料にはシリコン酸化物が用いられる。絶縁層41は、プラグ電極11の側面を囲む部分を含んでおり、実質的に層間絶縁層として機能する。
絶縁層43aは、第1の絶縁材料と異なる第2の絶縁材料で形成されている。例えば、第2の絶縁材料には、シリコン窒化物或いはアルミニウム酸化物が用いられる。絶縁層43aは、空所46の内側面に沿って設けられている。絶縁層43aの上面の高さ方向(Z方向)の位置は、絶縁層41の上面の高さ方向(Z方向)の位置よりも低くなっている。そのため、下部電極33の下面の絶縁層43a上に位置する部分の高さ方向(Z方向)の位置は、下部電極33の下面の絶縁層41上に位置する部分の高さ方向(Z方向)の位置よりも低くなっている。絶縁層43aによって空所46の底部は塞がれている。
絶縁層43bも、絶縁層43aと同じ第2の絶縁材料で形成されている。絶縁層43bは、各プラグ電極11の側面に沿って設けられた部分を含んでいる。絶縁層43bの上面の高さ方向(Z方向)の位置は、絶縁層41の上面の高さ方向(Z方向)の位置と実質的に同じである。
以上のように、本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、下部絶縁層40が、隣接するメモリセル30の間の領域の下方に空所46を有している。そのため、第1の実施形態と同様に、メモリセル30のパターンを形成する際に、隣接するメモリセル30を適切に分離することができ、優れた磁気記憶装置を得ることが可能である。
また、本実施形態では、空所46の内側面に沿って絶縁層43aが設けられている。そのため、空所46の直径を小さくすることができ、下部電極33を形成する際に、空所46が下部電極33の材料で埋められることを防止することができる。したがって、空所46が確実に残っている状態で、メモリセル30のパターンを形成することが可能であり、隣接するメモリセル30を適切に分離することができる。
次に、本実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法を説明する。
図14A及び図14B~図20A及び図20Bは、本実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法を模式的に示した図である。図14A~図20Aは、Y方向及びZ方向に対して平行な断面図である。図14B~図20Bは、Z方向に対して平行な方向から見た平面図(上面図)である。
まず、図14A及び図14Bに示すように、半導体基板(図示せず)を含む下部構造(図示せず)上に、絶縁層(層間絶縁層)41としてシリコン酸化物層を形成し、絶縁層41をパターニングして穴71a及び穴71bを形成する。穴71aの直径は、穴71bの直径よりも小さい。
次に、図15A及び図15Bに示すように、図14A及び図14Bの工程で得られた構造上に、絶縁層(スペーサー絶縁層)43としてシリコン窒化物層或いはアルミニウム酸化物層を形成する。
次に、図16A及び図16Bに示すように、絶縁層43をエッチバックする。これにより、穴71aの側面に絶縁層43aが残り、穴71bの側面に絶縁層43bが残る。第1の実施形態の図8A及び図8Bで説明した理由と同様の理由により、絶縁層43aの上面の位置及び絶縁層43bの上面の位置は、絶縁層41の上面の位置よりも低くなり、絶縁層43aの上面の位置は、絶縁層43bの上面の位置よりも低くなる。また、絶縁層43aでの内側には、直径の小さい空所46が形成される。
次に、図17A及び図17Bに示すように、図16A及び図16Bの工程で得られた構造上に、プラグ電極層11sとして金属層を形成する。このとき、空所46の直径が小さいため、空所46内にはプラグ電極層11sは形成されない。
次に、図18A及び図18Bに示すように、CMPによってプラグ電極層11sの一部を除去する。これにより、プラグ電極11が得られる。また、絶縁層43a上にはプラグ電極層11sの一部11pが残る。
次に、図19A及び図19Bに示すように、図18A及び図18Bの工程で得られた構造上に、下部電極層33s、セレクタ層32s、中間電極層34s、磁気抵抗効果素子層31sを形成し、さらに、磁気抵抗効果素子層31s上にハードマスク35のパターンを形成する。
次に、図20A及び図20Bに示すように、第1の実施形態の図12A及び図12Bの工程と同様にしてエッチングを行い、磁気抵抗効果素子31、中間電極34、セレクタ32及び下部電極33のパターンを形成する。さらに、磁気抵抗効果素子31及びハードマスク35の側面に側壁絶縁層36を形成する。このようにして、互いに分離された複数のメモリセル30が得られる。
その後、上部絶縁層50及び上部配線20を形成することで、図13A及び図13Bに示すような構造が得られる。
上述した製造方法では、図20A及び図20Bのエッチング工程でメモリセル30を形成する際に、隣接するメモリセル30の間の領域の下方に空所46が設けられている。そのため、第1の実施形態と同様に、隣接するメモリセル30間の領域で下部電極33の材料を容易且つ完全に除去することができる。したがって、隣接するメモリセル30を確実に分離することができ、優れた磁気記憶装置を得ることが可能となる。
なお、上述した第1及び第2の実施形態では、磁気抵抗効果素子31の下層側にセレクタ32が設けられていたが、磁気抵抗効果素子31の上層側にセレクタ32が設けられていてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…下部配線(下部導電部) 11…プラグ電極(下部導電部)
20…上部配線 30…メモリセル
31…磁気抵抗効果素子 31a…記憶層(第1の磁性層)
31b…参照層(第2の磁性層) 31c…トンネルバリア層(非磁性層)
32…セレクタ(スイッチング素子) 32a…第1の電極
32b…第2の電極 32c…セレクタ材料層
33…下部電極 34…中間電極
35…ハードマスク 36…側壁絶縁層
40…下部絶縁層 41…絶縁層(第1の絶縁層)
42、43…絶縁層
42a、43a…絶縁層(第2の絶縁層)
42b、43b…絶縁層(第3の絶縁層)
50…上部絶縁層
61a、61b…溝 71a、71b…穴

Claims (16)

  1. 下部絶縁層と、
    前記下部絶縁層内に設けられた第1の下部導電部と、
    前記下部絶縁層内に設けられ、前記第1の下部導電部と離間し、前記第1の下部導電部と第1の方向で隣接する第2の下部導電部と、
    前記下部絶縁層上及び前記第1の下部導電部上に設けられた第1のメモリセルであって、第1の磁気抵抗効果素子と、第1のスイッチング素子と、前記第1の下部導電部に接続された第1の下部電極とが、前記第1の方向と交差する第2の方向に積層された第1のメモリセルと、
    前記下部絶縁層上及び前記第2の下部導電部上に設けられ、前記第1のメモリセルと前記第1の方向で隣接する第2のメモリセルであって、第2の磁気抵抗効果素子と、第2のスイッチング素子と、前記第2の下部導電部に接続された第2の下部電極とが、前記第2の方向に積層された第2のメモリセルと、
    を備えた磁気記憶装置であって、
    前記第1及び第2の方向と交差する第3の方向から見て、前記第1の下部導電部の前記第1の方向の幅は前記第1の下部電極の前記第1の方向の幅よりも狭く、前記第2の下部導電部の前記第1の方向の幅は前記第2の下部電極の前記第1の方向の幅よりも狭く、
    前記下部絶縁層は、前記第1のメモリセルと前記第2のメモリセルとの間の領域の下方に空所を有する
    ことを特徴とする磁気記憶装置。
  2. 前記第1の下部導電部は、前記第3の方向に延伸する第1の下部配線であり、
    前記第2の下部導電部は、前記第3の方向に延伸する第2の下部配線であり、
    前記空所は、前記第1の下部配線と前記第2の下部配線との間に位置し、前記第3の方向に延伸している
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
  3. 前記第1の下部電極は、前記下部絶縁層上及び前記第1の下部配線上に設けられ、
    前記第2の下部電極は、前記下部絶縁層上及び前記第2の下部配線上に設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載の磁気記憶装置。
  4. 前記下部絶縁層は、
    第1の絶縁材料で形成され、前記第1の下部配線の一対の側面を挟む一対の部分及び前記第2の下部配線の一対の側面を挟む一対の部分を含む第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁材料と異なる第2の絶縁材料で形成され、前記空所の一対の内側面に沿って前記第3の方向に延伸する一対の部分を含む第2の絶縁層と、
    を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の磁気記憶装置。
  5. 前記第2の絶縁層の上面の高さ方向の位置は、前記第1の絶縁層の上面の高さ方向の位置よりも低い
    ことを特徴とする請求項4に記載の磁気記憶装置。
  6. 前記空所の底部は、前記第2の絶縁層によって塞がれている
    ことを特徴とする請求項4に記載の磁気記憶装置。
  7. 前記下部絶縁層は、前記第2の絶縁材料で形成され、前記第1の下部配線の前記一対の側面に沿って前記第3の方向に延伸する一対の部分と、前記第2の下部配線の前記一対の側面に沿って前記第3の方向に延伸する一対の部分とを含む第3の絶縁層を、さらに含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の磁気記憶装置。
  8. 前記第1の下部導電部は、第1のプラグ電極であり、
    前記第2の下部導電部は、第2のプラグ電極であり、
    前記空所は、前記第1のプラグ電極と前記第2のプラグ電極との間に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
  9. 前記第1の下部電極は、前記下部絶縁層上及び前記第1のプラグ電極上に設けられ、
    前記第2の下部電極は、前記下部絶縁層上及び前記第2のプラグ電極上に設けられている
    ことを特徴とする請求項8に記載の磁気記憶装置。
  10. 前記下部絶縁層は、
    第1の絶縁材料で形成され、第1のプラグ電極の側面を囲む部分及び第2のプラグ電極の側面を囲む部分を含む第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁材料と異なる第2の絶縁材料で形成され、前記空所の内側面に沿って設けられた第2の絶縁層と、
    を含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の磁気記憶装置。
  11. 前記第2の絶縁層の上面の高さ方向の位置は、前記第1の絶縁層の上面の高さ方向の位置よりも低い
    ことを特徴とする請求項10に記載の磁気記憶装置。
  12. 前記空所の底部は、前記第2の絶縁層によって塞がれている
    ことを特徴とする請求項10に記載の磁気記憶装置。
  13. 前記下部絶縁層は、前記第2の絶縁材料で形成され、前記第1のプラグ電極の側面に沿って設けられた部分と、前記第2のプラグ電極の側面に沿って設けられた部分とを含む第3の絶縁層を、さらに含む
    ことを特徴とする請求項10に記載の磁気記憶装置。
  14. 前記第1のスイッチング素子は、前記第1の磁気抵抗効果素子の下層側に設けられ、前記第1の下部電極に接続され、
    前記第2のスイッチング素子は、前記第2の磁気抵抗効果素子の下層側に設けられ、前記第2の下部電極に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
  15. 前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子のそれぞれは、
    可変の磁化方向を有する第1の磁性層と、
    固定された磁化方向を有する第2の磁性層と、
    前記第1の磁性層と前記第2の磁性層との間に位置する非磁性層と、
    を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
  16. 前記第1及び第2のスイッチング素子のそれぞれは、その2端子間に印加される電圧が所定電圧以上になると、オフ状態からオン状態に移行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
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