JP2024042198A - パケット同期制御装置、パケット同期再生装置、パケット同期制御方法、パケット同期再生方法、及び、プログラム - Google Patents

パケット同期制御装置、パケット同期再生装置、パケット同期制御方法、パケット同期再生方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の地区間で、連続番号と時間情報を持つデータを共有するときに、時間の差分情報を共有することによってデータと時間情報の同期をとることを可能とすることに貢献する、パケット同期制御装置を提供する。【解決手段】パケット同期制御装置は、基準時間を管理する基準時間管理部と、地区時間を管理する地区時間管理部と、基準時間と地区時間に基づいて第1の補正時間情報を生成する補正時間情報生成部と、第1のデータを受信するパケット生成部を含み、パケット生成部は、第1の補正時間情報と、第1のデータを含む第1のパケットを生成し、第1の補正時間情報は、地区時間と、基準時間と地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのシーケンス番号を含み、第1のデータに対する差分時間は、ゼロである。【選択図】図1

Description

本発明は、パケット同期制御装置、パケット同期再生装置、パケット同期制御方法、パケット同期再生方法、及び、プログラムに関する。
伝送されたデータの再生時間の制御に関しては、以下のような文献がある。
特許文献1は、PTP(Precision Time Protocol)に基づく時刻同期で通信を行う通信装置に関するものである。
特許文献2は、GCS AS(Group Communication Service Application Server)又はBM‐SC(Broadcast‐Multicast Service Centre)が、GCS ASの同期ソース情報とBM‐SCの同期ソース情報をUEに提供し、これにより、UEは、RTPパケットを連続的に受信できる、リアルタイムトランスポートプロトコルRTPパケット伝送方法に関するものである。
特許文献3は、ストリームデータの伝送時間(遅延時間)を測定し、最大の遅延時間との差を計算し、各受信側が、その差に応じてストリームデータの出力のタイミングを調整し、複数多地点間の受信側においてストリームデータを送信側から出力されたタイミングに一致させて出力させるデータ伝送制御方法に関するものである。
特開2021-087027号公報 特表2018-508157号公報 特開2004-254149号公報
以下の分析は、本発明者によって与えられたものである。
RTP(Real-time Transport Protocol)パケットは、例えば音声や映像のような連続したデータを扱うときに使用される場合が多い。通常は、RTPパケットは、UDPパケットのペイロードとして使用されるが、RTPパケットのヘッダ情報として、タイムスタンプとシーケンス番号が付加されている。
また、放送コンテンツ特有の要求として、複数の別地点から別機材で生成された映像/音声データ(RTPパケット)を、合成または加工して、同期再生するニーズがあり、その同期基準としてRTPパケットのタイムスタンプを活用する場合があるので、RTPパケットのタイムスタンプについて、複数地点での同期が求められている。また、放送システムは24時間運用であるため、別地点のタイムスタンプ基準は、同期補正をしたとしてもズレが生じる可能性があり、定期的な補正が必要となる。
RTPパケットには、データ送信地区基準のタイムスタンプが添付される。RTPパケットについては、以下の第1の問題と第2の問題がある。
第1の問題は、受信側の時間が送信側と異なっている場合、期待する時間にRTPパケットを実行させることが困難なことである。これは、RTPパケットのヘッダ情報のタイムスタンプには、パケットデータの実行時間を規定することができるが、実行時間は送信側が規定しているため、送信側の時間が基準になっているためである。従って、送信地区及び受信地区のような関連地区の時間を同期させることが重要である。通常は、基準時間を関連地区に配布し、各地区で時間を合わせる時間補正を行う作業を実施する。例えば、NTP(Network Time Protocol)やPTP(Precision Time Protocol)を基準に、タイムスタンプを同期させる。
第2の問題は、上記の関連地区の時間を同期させる時間補正によって、シーケンス番号の通りにデータの連続性を保つことができなくなることである。これは、時間補正が実施された場合、シーケンス番号間のタイムスタンプ幅が受信側で、サンプリング時間と大幅に変わるケースが発生してしまうためである。
RTPパケットのデータは、シーケンス番号順に使用することが期待されている。シーケンス番号は通常運用時、送信側でも受信側でも、連続性は保たれている(なお、桁がオーバーフローした場合の処理は、同一にする必要がある)。データの連続性を保つためには、シーケンス番号を基準にデータを処理すればよいが、時間を基準に処理をする指示があった場合には、以下の問題が生じる。
まず前述したとおり、実行の指示を出した地区(送信地区)と、指示を実行する地区(受信地区)の間に、時間のズレがあると、期待されている時間に指示が実行されない。しかしながら、両地区で時間を合わせる時間補正の処理を実施すると、今度は、その時間補正が原因で、シーケンス番号が飛んでしまったり、シーケンス番号が逆行して、データの連続性が保てなくなったりする可能性がある。
図29は、地区時間の補正処理を行う場合のパケットの重複実行の一例を示した図である。(1)は、パケットを送信する地点A(以下、送信する地点Aと称する。)の地区時間と、送信パケットのシーケンス番号と、送信パケットのタイムスタンプを示す。
(2)は、パケットを受信する地点Z(以下、受信する地点Zと称する。)で地区時間の補正をしない場合の実行を示す。受信する地点Zが、地区時間8の時に、シーケンス番号1でタイムスタンプが10の受信パケットを受け取った場合に、地区時間10となった時に、タイムスタンプが10でシーケンス番号が1のパケットが実行されることを示している。
(3)は、受信する地点Zで地区時間の補正をした場合の実行を示す。(2)と同様に、受信する地点Zが、地区時間8の時に、シーケンス番号1でタイムスタンプが10の受信パケットを受け取ったとする。その後、受信する地点Zの地区時間が14の時に、受信する地点Zの地区時間を10にする補正がされた場合を示している。補正処理前の地区時間が10となった時に、タイムスタンプが10でシーケンス番号が1のパケットがすでに実行されている。しかしながら、地区時間が補正されたことにより、受信する地点Zの地区時間10、12が再度出現し、既に実行された、タイムスタンプが10でシーケンス番号が1のパケットと、タイムスタンプが12でシーケンス番号が2のパケットが再度実行されることとなる。
このように、時間補正が原因で、シーケンス番号が飛んでしまったり、シーケンス番号が逆行して、データの連続性が保てなくなったりすることがありうる。
本発明は、複数の地区間で、連続番号と時間情報を持つデータを共有するときに、時間の差分情報を共有することによってデータと時間情報の同期をとることを可能とすることに貢献する、パケット同期制御装置、パケット同期再生装置、パケット同期制御方法、パケット同期再生方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の視点によれば、基準時間を管理する基準時間管理部と、
地区時間を管理する地区時間管理部と、
前記基準時間と前記地区時間に基づいて第1の補正時間情報を生成する補正時間情報生成部と、
第1のデータを受信するパケット生成部を含み、
前記パケット生成部は、前記第1の補正時間情報と、前記第1のデータを含む第1のパケットを生成し、
前記第1の補正時間情報は、前記地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのシーケンス番号を含み、前記第1のデータに対する差分時間は、ゼロである、パケット同期制御装置を提供できる。
本発明の第2の視点によれば、他のパケット同期制御装置から受信した第2のパケットから、第2のデータと、第2の補正時間と、第2のデータのシーケンス番号を抽出するパケット処理部をさらに含み、
前記第1の補正時間情報は、さらに、第2のデータに対する差分時間と、前記第2のデータのシーケンス番号を含み、
前記第2のデータに対する差分時間は、前記第1の補正時間と前記第2の補正時間の差分であり、前記第2のデータに対する差分時間は、前記第2の補正時間が、前記第1の補正時間より大きい場合に正とし、
前記第1のパケットは、前記第2のデータをさらに含む、
第1の視点に記載のパケット同期制御装置を提供できる。
本発明の第3の視点によれば、基準時間を管理する基準時間管理部と、
受信地区時間を管理する受信地区時間管理部と、
前記基準時間と前記受信地区時間の差分である受信補正時間を生成する受信補正時間生成部と、
パケット同期制御装置から送信された第1のデータを含む第1のパケットを受信し、前記第1のパケットから第1の補正時間情報を抽出するパケット処理部と、
パケット実行部を含み、
前記第1の補正時間情報は、地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのシーケンス番号を含み、
前記第1のデータに対する差分時間は、ゼロであり、
前記パケット実行部は、前記受信地区時間と、前記受信補正時間と、前記地区時間と、前記第1の補正時間と、前記第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのサンプリング時間と、前記第1のデータのシーケンス番号から、前記第1のデータの実行時間を決定する、パケット同期再生装置を提供できる。
本発明の第4の視点によれば、基準時間を管理する基準時間管理部と、
受信地区時間を管理する受信地区時間管理部と、
前記基準時間と前記受信地区時間の差分である受信補正時間を生成する受信補正時間生成部と、
パケット同期制御装置から送信された第1のデータと第2のデータを含む第1のパケットを受信し、前記第1のパケットから第1の補正時間情報を抽出するパケット処理部と、
パケット実行部を含み、
前記第1の補正時間情報は、地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と第2のデータに対する差分時間と、前記第1のデータのシーケンス番号と、第2のデータのシーケンス番号を含み、
前記第1のデータに対する差分時間は、ゼロであり、
前記第2のデータに対する差分時間は、前記第1の補正時間と第2のデータに対する第2の補正時間の差分であり、
前記パケット実行部は、前記受信地区時間と、前記受信補正時間と、前記地区時間と、前記第1の補正時間と、前記第1のデータに対する差分時間と前記第2のデータに対する差分時間と、前記第1のデータのシーケンス番号と前記第2のデータのシーケンス番号と、サンプリング時間から、前記第1のデータと前記第2のデータの実行時間を決定する、パケット同期再生装置を提供できる。
本発明の第5の視点によれば、基準時間を管理する基準時間管理部と、
地区時間を管理する地区時間管理部と、
前記基準時間と前記地区時間に基づいて第1の補正時間情報を生成する補正時間情報生成部と、
第1のデータを受信するパケット生成部を含む、パケット同期制御装置において、
前記パケット生成部が、前記第1の補正時間情報と、前記第1のデータを含む第1のパケットを生成するステップを有し、
前記第1の補正時間情報は、前記地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのシーケンス番号を含み、前記第1のデータに対する差分時間は、ゼロである、パケット同期制御方法を提供できる。本方法は、パケット同期制御方法を行うコンピュータという、特定の機械に結びつけられている。
本発明の第6の視点によれば、基準時間を管理する基準時間管理部と、
受信地区時間を管理する受信地区時間管理部と、
前記基準時間と前記受信地区時間の差分である受信補正時間を生成する受信補正時間生成部と、
パケット同期制御装置から送信された第1のデータを含む第1のパケットを受信し、前記第1のパケットから第1の補正時間情報を抽出するパケット処理部と、
パケット実行部を含む、パケット同期再生装置において、
前記第1の補正時間情報は、地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのシーケンス番号を含み、
前記第1のデータに対する差分時間は、ゼロであり、
前記パケット実行部が、前記受信地区時間と、前記受信補正時間と、前記地区時間と、前記第1の補正時間と、前記第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのサンプリング時間と、前記第1のデータのシーケンス番号から、前記第1のデータの実行時間を決定するステップを含む、パケット同期再生方法を提供できる。本方法は、パケット同期再生方法を行うコンピュータという、特定の機械に結びつけられている。
本発明の第7の視点によれば、基準時間を管理する基準時間管理部と、
地区時間を管理する地区時間管理部と、
前記基準時間と前記地区時間に基づいて第1の補正時間情報を生成する補正時間情報生成部と、
第1のデータを受信するパケット生成部を含む、パケット同期制御装置の前記パケット生成部内のコンピュータに、
前記第1の補正時間情報と、前記第1のデータを含む第1のパケットを生成する処理を実行させ、
前記第1の補正時間情報は、前記地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのシーケンス番号を含み、前記第1のデータに対する差分時間は、ゼロである、プログラムを提供できる。
本発明の第8の視点によれば、基準時間を管理する基準時間管理部と、
受信地区時間を管理する受信地区時間管理部と、
前記基準時間と前記受信地区時間の差分である受信補正時間を生成する受信補正時間生成部と、
パケット同期制御装置から送信された第1のデータを含む第1のパケットを受信し、前記第1のパケットから第1の補正時間情報を抽出するパケット処理部と、
パケット実行部を含み、
前記第1の補正時間情報は、地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのシーケンス番号を含み、
第1のデータに対する差分時間は、ゼロである、パケット同期再生装置の前記パケット実行部内のコンピュータに、
前記受信地区時間と、前記受信補正時間と、前記地区時間と、前記第1の補正時間と、前記第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのサンプリング時間と、前記第1のデータのシーケンス番号から、前記第1のデータの実行時間を決定する処理を実行させる、プログラムを提供できる。
なお、これらのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明によれば、複数の地区間で、連続番号と時間情報を持つデータを共有するときに、時間の差分情報を共有することによってデータと時間情報の同期をとることを可能とすることに貢献する、パケット同期制御装置、パケット同期再生装置、パケット同期制御方法、パケット同期再生方法、及び、プログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態のパケット同期制御装置(地点A)の概略の構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態のIPパケット1の概略の構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態のRTPヘッダの概略の構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態のRTPパケットの符号データの概略の構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態のパケット同期制御装置の補正時間情報生成部の概略の構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態の補正時間情報と各チャネルデータの概略の構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態のパケット同期再生装置(地点Z)の概略の構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の各地点の関係の概略を示す図である。 本発明の第1の実施形態の各地点に基準時間を配布する概略を示す図である。 本発明の第1の実施形態の各地点の接続の概略の構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の概略の構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)による送信信号を時系列的に示す図である。 本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点B)の概略の構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点B)の生成する補正時間情報と各チャネルデータの概略の構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点C)の概略の構成の概略の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点C)の生成する補正時間情報と各チャネルデータの概略の構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)の概略の構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)の補正時間情報生成部の概略の構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)の生成する補正時間情報と各チャネルデータの概略の構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパケット同期再生装置(地点Z)の概略の構成の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の概略の構成の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)による送信信号を時系列的に示す図である。 本発明の第2の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)の生成する補正時間情報と各チャネルデータの概略の構成の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態のパケット同期再生装置(地点Z)の概略の構成の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態の概略の構成一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態のパケット同期制御装置による送信信号を時系列的に示す図である。 本発明の第3の実施形態のパケット同期再生装置(地点Z)の概略の構成の一例を示す図である。 本発明のパケット同期制御装置またはパケット同期再生装置を構成するコンピュータの構成を示す図である。 地区時間の補正処理を行う場合のパケットの重複実行の一例を示した図である。
はじめに、本発明の一実施形態の概要について図面を参照して説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。また、以降の説明で参照する図面等のブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。一方向矢印については、主たる信号(データ)の流れを模式的に示すものであり、双方向性を排除するものではない。
図1は、本発明の一実施形態のパケット同期制御装置の構成の一例を示す図である。図1に示す本発明の一実施形態のパケット同期制御装置100は、地点Aに配置されているものとする。図1を参照すると、パケット同期制御装置(地点A)100は、基準時間を管理する基準時間管理部110と、地点Aの地区時間を管理する地区時間管理部120と、基準時間と地点Aの地区時間に基づいて地点Aの補正時間情報を生成する補正時間情報生成部130と、地点Aのデータ1とデータ2を受信するRTPパケット生成部140を含む。なお、受信するデータを、2つに限定するものではなく、1つまたはそれ以上の任意の数のデータを受信することができる。パケット同期制御装置(地点A)100と後述のパケット同期再生装置(地点Z)500を含むシステム全体が起動したときに、基準時間同期源から配信される基準時間に、パケット同期制御装置(地点A)100のタイムスタンプ(地区時間)及びパケット同期再生装置500の受信地区時間を同期させる。以後、各装置がリセットされるか、システム全体がリセットされるまで、各タイムスタンプ(地区時間)は基準時間による再設定を行なわず、各装置に搭載されているクロックによってカウントアップすることにより、各タイムスタンプ(地区時間)を更新するものとする。
RTPヘッダ部150は、RTPパケット生成部140がRTPパケットを生成する時に、X:1及び、PT:xx(補正情報)を示す情報を、RTPヘッダに設定する。
RTPパケット生成部140は、地点Aの補正時間情報と、データ1とデータ2を含むRTPパケットを生成する。IPパケット構成部160は、RTPパケット生成部140により生成されたRTPパケットに、UDPヘッダとIPヘッダを付加して、RTPパケットが配置されたIPパケット1を出力する。なお、本発明の一実施形態では、パケット同期制御装置にデータ1とデータ2が入力する構成を記載しているが、2つのデータに、限定することを意図するものではなく、1つまたはそれ以上の任意の数のデータを受信することができる。
地点Aの補正時間情報は、地点Aの地区時間(タイムスタンプ)と、基準時間と地点Aの地区時間の差分である地点Aの補正時間と、データ1とデータ2に対する差分時間と、データ1とデータ2のシーケンス番号を含み、データ1とデータ2に対する差分時間は、ゼロである。
次に、図2から図4を参照して、IPパケット1の構成について説明する。図2は、本発明の一実施形態のIPパケット1の概略の構成の一例を示す図である。IPパケット1は、IPヘッダ10と、UDPヘッダ20と、RTPパケット50を含み、RTPパケット50は、RTPヘッダ30と符号データ部40を含む。
図3は、本発明の一実施形態のRTPヘッダ30の概略の構成の一例を示す図である。RTPヘッダ30は、バージョン(Version)V(2ビット)、パディング(Padding)P(1ビット)、拡張(Extension)ビットX(1ビット)、CSRC(Contributing Source) カウントCC(4ビット)、マーカー(Marker)M(1ビット)、ペイロードタイプ(Payload Type)PT(7ビット)、シーケンス番号(16ビット)、タイムスタンプ(32ビット)、SSRC(Synchronization Source)識別子(32ビット)、及びCSRC識別子を含む。なお、CSRC識別子は、CCがゼロの場合には、存在しない。
本発明の一実施形態のRTPパケット50のRTPヘッダ30は、X=1(拡張)及び、PT=xx(補正情報を表すコード)を指定してRTPパケットの拡張エリアとして使用される符号データ部40に、補正情報を有する構成とする。以下の本発明の各実施形態においては、RTPパケットの符号データ部40に、補正時間情報と例えば映像や音声のデータを含む補正情報を含む、補正情報パケットを用いて、データを送信する。パケットに含まれるデータは、所定のサンプリング時間(サンプリング間隔)でサンプリングされたデータを含むものとする。例えば、音声の場合には、所定のサンプリング周波数でサンプリングされた音声データが、各パケットに配置されるものとする。映像についても、所定のサンプリング周波数でサンプリングされた映像データが、各パケットに配置されるものとするが、動画用データだけではなく、音声や字幕などのテキスト文字などを一緒に含めた形の動画ファイルフォーマットデータが幾つかのパケットにわたって配置される構成としてもよい。
図4は、本発明の一実施形態のRTPパケット50の符号データ部40の概略の構成の一例を示す図である。RTPヘッダ30に、X=1(拡張)及び、PT=xx(補正情報を表すコード)が指定されている場合には、符号データ部40は、拡張エリアとして使用される。
次に、本発明の一実施形態のパケット同期制御装置(地点A)100の補正時間情報生成部130について、説明する。図5は、本発明の一実施形態のパケット同期制御装置の補正時間情報生成部の概略の構成の一例を示す図である。図5を参照すると、補正時間情報生成部130は、補正時間生成部131と、差分時間生成部132と、シーケンス番号生成部133と、フォーマット番号/データPT生成部134と、最大CH(チャネル)数生成部135と、制御情報生成部136を含む。
補正時間生成部131は、基準時間管理部110の管理する基準時間と、地区時間管理部120の管理する地点Aの地区時間の差分である地点Aの補正時間を生成し、差分時間生成部132は、地点Aの補正時間と地点Aの補正時間の差分である地点Aの差分時間を生成する。従って、地点Aの差分時間はゼロである。
シーケンス番号生成部133は、データ1とデータ2に対するシーケンス番号を生成する。シーケンス番号は、RTPヘッダ30内のシーケンス番号と同一のシーケンス番号を生成する。シーケンス番号の初期値は、例えばゼロであってもよく、又は、他の値であってもよく、初期値のシーケンス番号を有するパケットに続くパケットは、順次、シーケンス番号がカウントアップする。シーケンス番号が最高値となった時には、ゼロに戻り、ゼロからカウントアップする。フォーマット番号/データPT生成部134は、データ1とデータ2のフォーマット番号/データPTを生成し、最大CH(チャネル)数生成部135は、送信データの最大チャネル数を生成する。制御情報生成部136はデータ1とデータ2に対する制御情報を生成する。制御情報生成部136により、同一パケットに制御指示とデータを配置することができ、シーケンス番号ごとに制御指示が可能である。連続する複数のシーケンス分の制御指示を合成することにより、長い制御指示を出すことも可能である。
図6は、本発明の一実施形態の補正時間情報と各チャネルデータの概略の構成の一例を示す図である。図6を参照すると、RTPパケット50の符号データ部40は、補正時間情報とチャネルCH01データとチャネルCH02データを含む。補正時間情報は、「地点A:地区時間」(タイムスタンプ)と、「地点A:補正時間(32ビット/符号付)」を含むCH00と、「送信データの最大チャネル数」を含むCH数と、「フォーマット番号/データPT」を含むフォーマットと、「制御情報(データ1:有効)」、「データ1 (地点A)差分時間(下位16ビット/符号付)」、及び「データ1 シーケンス番号」を含むCH01と、「制御情報(データ2:有効)」、「データ2 (地点A)差分時間(下位16ビット/符号付)」、及び「データ2 シーケンス番号」を含むCH02を含む。
次に、本発明の一実施形態のパケット同期再生装置(地点Z)500について説明する。図7は、本発明の一実施形態のパケット同期再生装置の概略の構成の一例を示す図である。図7に示す本発明の一実施形態のパケット同期再生装置(地点Z)500は、地点Aとは異なる地点Zに配置されているものとする。図7を参照すると、パケット同期再生装置500は、基準時間を管理する基準時間管理部510と、受信地区時間を管理する受信地区時間管理部520と、前記基準時間と前記受信地区時間の差分である受信補正時間を生成する受信補正時間生成部530と、図1に記載のパケット同期制御装置100から送信されたデータ1とデータ2を含むIPパケット1を受信するIPパケット受信部540と、受信したIPパケット1から地点Aの補正時間情報を抽出するRTPパケット処理部550と、RTPパケット実行部560含む。RTPパケット処理部550は、受信したデータ1とデータ2と補正時間情報を、RTPパケット実行部560へ送る。
地点Aの補正時間情報は、地点Aの地区時間(タイムスタンプ)と、基準時間と地点Aの地区時間の差分である地点Aの補正時間と、データ1とデータ2に対する地点Aの差分時間と、データ1とデータ2のシーケンス番号を含み、地点Aのデータ1とデータ2に対する差分時間は、ゼロである。
RTPパケット実行部560は、地点Zの受信地区時間と、地点Zの受信補正時間と、地点Aの地区時間と、地点Aの補正時間と、データ1とデータ2に対する地点Aの差分時間と、データ1とデータ2のサンプリング時間と、データ1とデータ2のシーケンス番号から、データ1とデータ2の実行時間を決定し、データ1とデータ2を実行する。データ1とデータ2を実行する動作は、例えば、データ1とデータ2から、映像や音声を再生し、映像・音声570を出力することを意味するものとする。
一例として、RTPパケット実行部560は、以下のように、データの実行時間が決定する。
地点Zの受信地区時間が基準時間よりも進んでいる場合に、地点Zの受信補正時間を、例えば、正とし、
地点Aの地区時間が基準時間よりも進んでいる場合に、地点Aの補正時間を、例えば、正とすると、
地点Zの受信地区基準時間=地点Zの受信地区時間-地点Zの受信補正時間
データ1とデータ2の地点Aの送信地区開始時間=データ1とデータ2のシーケンス番号が初期値(例えばゼロ)の時の地点Aの地区時間-地点Aの補正時間-地点Aの差分時間(なお、地点Aのデータ1とデータ2に対する差分時間は、ゼロである)
データ1とデータ2の実行時間=データ1とデータ2の地点Aの送信地区開始時間+サンプリング時間×データ1とデータ2のシーケンス番号
とした場合に、
RTPパケット実行部560は、地点Zの受信地区基準時間が、データ1とデータ2の実行時間となった時に、データ1とデータ2を実行する
なお、データ1とデータ2のシーケンス番号が最高値になったのちゼロとなった場合には、
オフセット値=サンプリング時間×シーケンス番号の最高値
をデータ1とデータ2の実行時間に加算する。なお、上記で、例えば、正とした値を、負とする場合には、上記の各式において、対応する減算を、加算とする。
従って、本発明の一実施形態によれば、複数の地区間で、連続番号と時間情報を持つデータを共有するときに、時間の差分情報を共有することによってデータと時間情報の同期をとることを可能とすることに貢献する、パケット同期制御装置、パケット同期再生装置、パケット同期制御方法、パケット同期再生方法、及び、プログラムを提供することができる。
[第1の実施形態]
次に、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図8は、本発明の第1の実施形態の各地点の関係の概略を示す図である。図8を参照すると、地点B及び地点Cは、各地点におけるデータからRTPパケットを生成し、RTPパケットにUDPヘッダとIPヘッダを付加したIPパケットを構成して、地点Aへ送信する。地点Aは、地点Aのデータと地点BおよびCから送られたIPパケット内のRTPパケットに格納されたデータからRTPパケットを生成し、RTPパケットにUDPヘッダとIPヘッダを付加したIPパケットを構成して、地点Zへ送信する。IPパケットを受信した地点Zが、IPパケットにより送られた、地点A、B及びCのデータを実行する。なお、地点A、B、C及びZは、すべて別地点とする。
図9は、本発明の第1の実施形態の各地点に基準時間を配布する概略を示す図である。基準時間が、地点A、B、C及びZへ配信される。
図10は、本発明の第1の実施形態の各地点A、B、C及びZの接続の概略の構成の一例を示す図である。地点Aのパケット同期制御装置(地点A)101には、データ1からデータ4が入力し、地点Bのパケット同期制御装置(地点B)102には、データ5とデータ6が入力し、地点Cのパケット同期制御装置(地点C)103には、データ7とデータ8が入力する。パケット同期制御装置(地点A)101からパケット同期制御装置(地点B)103は、L3SW200に接続される。L3SW200は、ネットワーク400を介して、L3SW201に接続され、L3SW201には、地点Zのパケット同期再生装置(地点Z)104が接続される。また、基準時間同期源300からタイムサーバ301と302に基準時間が配信され、タイムサーバ301と302は基準時間を、それぞれ、L3SW200とL3SW201に配信する。
まず、図10に示すシステム全体が起動したとき、基準時間同期源300に同期したタイムサーバ301及び302によって、地点A、地点B、地点Cのパケット同期制御装置101、102、103、及び地点Zのパケット同期再生装置104は、自分のタイムスタンプ(地区時間)及び受信地区時間を基準時間に同期させる。同期をとった後、各装置がリセットされるか、システムリセットがかかるまで、各タイムスタンプと受信地区時間には基準時間による再設定を実施せず、各装置に搭載されているクロックによってカウントアップすることによって、タイムスタンプ(地区時間)及び受信地区時間を更新するものとする。
図11は、本発明の第1の実施形態の概略の構成の一例を示す図である。本発明の第1の実施形態のRTPパケット50のRTPヘッダ30は、X=1(拡張)及び、PT=xx(補正情報を表すコード)を指定してRTPパケットの符号データ部40に、補正時間情報を有する構成とし、補正時間情報を有する補正時間情報パケットを用いて、データを送信するものである。図11を参照すると、本発明の第1の実施形態は、地点Bのパケット同期制御装置(地点B)102に入力されたデータ5とデータ6及び、地点Cのパケット同期制御装置(地点C)103に入力されたデータ7とデータ8が、RTPパケットを含むIPパケット2及びIPパケット3により、地点Aへ送られ、地点Aにおいて、地点Aに入力されたデータ1からデータ4とともに、IPパケット2及びIPパケット3に含まれるデータ5とデータ6及び、データ7とデータ8を、1つのRTPパケットに多重し、このRTPパケットを含むIPパケット1を、L3SW200、ネットワーク400のIP回線1及び、L3SW201を介して、地点Zのパケット同期再生装置(地点Z)501に送信し、地点Zのパケット同期再生装置(地点Z)501が、データ1からデータ8を再生する場合の実施形態である。なお、パケット同期制御装置(地点A)101は、L3SW200と、IPパケット2とIPパケット3を入力する信号線及び、IPパケット1を出力する信号線によって接続されているが、機能的な接続を示すものであり、図10に記載のように、パケット同期制御装置(地点A)101とL3SW200が1つの双方向の接続線により接続されてもよい。
図12は、本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)による送信信号を時系列的に示す図である。図12を参照すると、IPパケット1について、符号データ部40、即ち、補正時間情報と各チャネルのデータを示したものであり、シーケンス番号0から4は、補正時間情報内に含まれるシーケンス番号を対応して示したものである。パケット同期制御装置(地点A)101は、RTPパケットの符号データ部40に、補正時間情報とCH01からCH08のデータ、即ち、データ1からデータ8を多重し、IPパケット1として送信する。
図13は、本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点B)の概略の構成の一例を示す図である。図13において、図1と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。図13を参照すると、パケット同期制御装置(地点B)102は、データ5及びデータ6をRTPパケット生成部140で受信する。データ5とデータ6を含むRTPパケットを生成し、IPパケット2を出力する動作は、図1において、データ1とデータ2を含むRTPパケットを生成し、IPパケット1を出力する動作と同一である。本発明の第1の実施形態においてIPパケット2の補正時間情報を、第2の補正時間情報と呼ぶ。第2の補正時間情報は、データ5とデータ6に対する第2の補正時間と第2のシーケンス番号を含む。本発明の第1の実施形態では、パケット同期制御装置102にデータ5とデータ6が入力する構成を記載しているが、2つのデータに、限定することを意図するものではなく、1つまたはそれ以上の任意の数のデータを受信することができる。
図14は、本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点B)102の生成する補正時間情報と各チャネルデータの概略の構成の一例を示す図である。図14において、CH01データは、図13に記載のデータ5に対応し、CH02データは、図13に記載のデータ6に対応する。
図15は、本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点C)の概略の構成の一例を示す図である。図15において、図1と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。図15を参照すると、パケット同期制御装置(地点C)103は、データ7及びデータ8をRTPパケット生成部140で受信する。データ7とデータ8を含むRTPパケットを生成し、IPパケット3を出力する動作は、図1において、データ1とデータ2を含むRTPパケットを生成し、IPパケット1を出力する動作と同一である。本発明の第1の実施形態においてIPパケット3の補正時間情報を、第3の補正時間情報と呼ぶ。第3の補正時間情報は、データ7とデータ8に対する第3の補正時間と第3のシーケンス番号を含む。本発明の第1の実施形態では、パケット同期制御装置(地点C)103にデータ7とデータ8が入力する構成を記載しているが、2つのデータに、限定することを意図するものではなく、1つまたはそれ以上の任意の数のデータを受信することができる。
図16は、本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点C)103の生成する補正時間情報と各チャネルデータの概略の構成の一例を示す図である。図16において、CH01データは、図15に記載のデータ7に対応し、CH02データは、図15に記載のデータ8に対応する。
図17は、本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)101の概略の構成の一例を示す図である。図17において、図1と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。図17を参照すると、パケット同期制御装置(地点A)101は、データ1からデータ4をRTPパケット生成部140で受信する。データ1から4を含むRTPパケットを生成し、IPパケット1を出力する動作は、図1において、データ1とデータ2を含むRTPパケットを生成し、IPパケット1を出力する動作と同一である。本発明の第1の実施形態においてIPパケット1の補正時間情報を、第1の補正時間情報と呼ぶ。第1の補正時間情報は、データ1からデータ4に対する第1の補正時間と第1のシーケンス番号を含む。なお、本発明の第1の実施形態では、パケット同期制御装置(地点A)101にデータ1からデータ4が入力する構成を記載しているが、4つのデータに、限定することを意図するものではなく、1つまたはそれ以上の任意の数のデータを受信することができる。
図17を参照すると、パケット同期制御装置(地点A)101は、さらに、IPパケット受信部170、RTPパケット処理部180を含む。
RTPパケット処理部180は、パケット同期制御装置102および103からIPパケット受信部170により受信したIPパケット2及びIPパケット3から、データ5とデータ6及びデータ7とデータ8と、第2の補正時間情報と第3の補正時間情報に含まれる、地点Bと地点Cの補正時間と、データ5とデータ6及びデータ7とデータ8のシーケンス番号を抽出する。
なお、IPパケット2及びIPパケット3のデータは、後述の第2の差分時間と第3の差分時間によりIPパケット1のタイムスタンプとの差を調整した時間に相当する時間のデータをパケット1に多重することが好ましいが、データ内にデータ単位のタイムスタンプを含む場合は、再生側で、後述の第2の差分時間と第3の差分時間によりIPパケット1のタイムスタンプとの差を調整することが可能なので、この限りではない。
第1の補正時間情報は、さらに、データ5とデータ6に対する第2の差分時間と、データ5とデータ6の第2のシーケンス番号、及び、データ7とデータ8に対する第3の差分時間と、データ5とデータ6の第3のシーケンス番号を含む。
データ5とデータ6に対する第2の差分時間は、第1の補正時間と第2の補正時間の差分であり、データ5とデータ6に対する第2の差分時間は、第2の補正時間が、第1の補正時間より大きい場合に、例えば、正とする。データ7とデータ8に対する第3の差分時間は、第1の補正時間と第3の補正時間の差分であり、データ7とデータ8に対する第3の差分時間は、第2の補正時間が、第1の補正時間より大きい場合に、例えば、正とする。なお、IPパケット2及びIPパケット3のデータは、上記の第2の差分時間と第3の差分時間によりIPパケット1のタイムスタンプとの差を調整した時間に相当する時間のデータをパケット1に多重することが好ましいが、データ内にデータ単位のタイムスタンプを含む場合は、再生側で、上記の第2の差分時間と第3の差分時間によりIPパケット1のタイムスタンプとの差を調整することが可能なので、この限りではない。
IPパケット1は、データ5、データ6、データ7及びデータ8をさらに含む。
図18は、本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)101の補正時間情報生成部130の概略の構成の一例を示す図である。図18において、図5と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)101の補正時間情報生成部130は、第1の補正時間情報を生成する。
図18を参照すると、RTPパケット処理部180により、IPパケット2とIPパケット3から抽出された第2と第3の補正時間情報内に含まれる、地点Bと地点Cの第2と第3の補正時間が差分時間生成部132に入力され、第1の補正時間との差分を取り、上記の第2の差分時間と第3の差分時間が生成される。また、シーケンス番号生成部133は、データ1とデータ2に対するシーケンス番号を生成するのに加えて、IPパケット2とIPパケット3から抽出された第2と第3の補正時間情報内に含まれる、シーケンス番号と同じシーケンス番号を、データ5とデータ6及び、データ7とデータ8に対する各シーケンス番号として、生成する。更に、制御情報生成部は、データ1とデータ2に対する制御情報を生成するのに加えて、IPパケット2とIPパケット3から抽出された第2と第3の補正時間情報内に含まれる、制御情報と同じ制御情報を、データ5とデータ6及び、データ7とデータ8に対する各制御情報として、生成する。補正時間情報生成部130の他の動作は、図5を参照して説明した補正時間情報生成部130の動作と同一である。
図19は、本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)101の生成する第1の補正時間情報と各チャネルデータの概略の構成の一例を示す図である。図19を参照すると、図11から図18を参照して説明した、第1の補正時間情報とCH01(データ1)からCH08(データ8)を含む、図19に示す、RTPパケットの符号データ部40が生成される。
次に、パケット同期制御装置(地点A)101の出力したIPパケット1を、受信し、RTPパケットの符号データ部40に含まれる各データを実行する動作について説明する。なお、各データを実行する動作は、例えば、映像や音声の各データから、映像や音声を再生することを意味するものとする。
図20は、本発明の第1の実施形態のパケット同期再生装置(地点Z)501の概略の構成の一例を示す図である。本発明の第1の実施形態のパケット同期再生装置(地点Z)501は、地点Zに配置されているものとする。図20を参照すると、本発明の第1の実施形態のパケット同期再生装置(地点Z)501は、基準時間を管理する基準時間管理部510と、地点Zの受信地区時間を管理する受信地区時間管理部520と、基準時間と地点Zの受信地区時間の差分である受信補正時間を生成する受信補正時間生成部530と、図17に記載のパケット同期制御装置(地点A)101から送信されたデータ1からデータ4と、データ5と6及び、データ7と8を含むIPパケット1を受信するIPパケット受信部540と、受信したIPパケット1から第1の補正時間情報を抽出するRTPパケット処理部550と、RTPパケット実行部560含む。RTPパケット処理部550は、受信したデータ1からデータ8と補正時間情報を、RTPパケット実行部560へ送る。
第1の補正時間情報は、地点Aの地区時間と、基準時間と地点Aの地区時間の差分である第1の補正時間と、データ1からデータ4に対する第1の差分時間とデータ5とデータ6に対する第2の差分時間と、データ7とデータ8に対する第3の差分時間と、データ1からデータ4のシーケンス番号と、データ5とデータ6のシーケンス番号と、データ7とデータ8のシーケンス番号を含み、データ1からデータ4に対する差分時間は、ゼロであり、データ5とデータ6に対する差分時間は、第1の補正時間とデータ5とデータ6に対する第2の補正時間の差分であり、データ7とデータ8に対する差分時間は、第1の補正時間とデータ7とデータ8に対する第3の補正時間の差分である。
前記RTPパケット実行部560は、地点Zの受信地区時間と、地点Zの受信補正時間と、地点Aの地区時間と、地点Aの補正時間と、データ1からデータ4に対する差分時間と、データ5とデータ6に対する差分時間と、データ7とデータ8に対する差分時間と、データ1からデータ4のシーケンス番号とデータ5とデータ6のシーケンス番号と、データ7とデータ8のシーケンス番号と、データのサンプリング時間から、データ1からデータ4と、データ5とデータ6と、データ7とデータ8の実行時間を決定し、データ1からデータ4、データ5とデータ6及び、データ7とデータ8を実行する。各データ1からデータ4、データ5とデータ6及び、データ7とデータ8を実行する動作は、例えば、各データから、映像や音声を再生し、映像・音声570を出力することを意味するものとする。
一例として、RTPパケット実行部560は、以下のように、データの実行時間を決定する。
・地点Zの受信地区時間が前記基準時間よりも進んでいる場合に、受信補正時間を、例えば、正とし、
・地点Aの地区時間が基準時間よりも進んでいる場合に、地点Aの補正時間を、例えば、正とし、
・第2の差分時間は、第2の補正時間が、第1の補正時間より大きい場合を、例えば、正とし、
・第3の差分時間は、第3の補正時間が、第1の補正時間より大きい場合を、例えば、正とすると、
・地点Zの受信地区基準時間=地点Zの受信地区時間-地点Zの受信補正時間
・データ1からデータ4の地点Aの送信地区開始時間=データ1からデータ4の先頭のシーケンス番号が初期値の時の地点Aの第1の地区時間-地点Aの第1の補正時間-地点Aの第1の差分時間
・データ1からデータ4の実行時間=データ1からデータ4の地点Aの送信地区開始時間+サンプリング時間×データ1からデータ4のシーケンス番号
・データ5とデータ6の地点Bの送信地区開始時間=データ5とデータ6の先頭のシーケンス番号が初期値の時の第1の地区時間-第1の補正時間-第2の差分時間
・データ5とデータ6の地点Bの実行時間=データ5とデータ6の送信地区開始時間+サンプリング時間×データ5とデータ6のシーケンス番号
・データ7とデータ8の地点Cの送信地区開始時間=データ7とデータ8の先頭のシーケンス番号が初期値の時の第1の地区時間-第1の補正時間-第3の差分時間
・データ7とデータ8の地点Cの実行時間=データ7とデータ8の送信地区開始時間+サンプリング時間×データ7とデータ8のシーケンス番号
とした場合に、
前記RTPパケット実行部560は、受信地区基準時間が、データ1からデータ4の実行時間となった時に、データ1からデータ4を実行し、
前記RTPパケット実行部560は、受信地区基準時間が、データ5とデータ6の実行時間となった時に、データ5とデータ6を実行し、
前記RTPパケット実行部560は、受信地区基準時間が、データ7とデータ8の実行時間となった時に、データ7とデータ8を実行し、
前記第1のデータのシーケンス番号が最高値になったのちゼロとなった場合には、
オフセット値=前記サンプリング時間×シーケンス番号の最高値
をデータ1からデータ4の実行時間に加算し、
データ5とデータ6のシーケンス番号が最高値になったのちゼロとなった場合には、
オフセット値=前記サンプリング時間×シーケンス番号の最高値
をデータ5とデータ6の実行時間に加算する、
データ7とデータ8のシーケンス番号が最高値になったのちゼロとなった場合には、
オフセット値=前記サンプリング時間×シーケンス番号の最高値
をデータ7とデータ8の実行時間に加算する。なお、上記で、例えば、正とした値を、負とする場合には、上記の各式において、対応する減算を、加算とする。
本発明の第1の実施形態によれば、
(1-1)地点を経由する度に、データのタイムスタンプを置き換える必要はない
基準時間との差分が補正時間として添付されているので、タイムスタンプは、送信地区の時間を、そのまま継続的に使用できる
(1-2)受信側は、シーケンス番号を基準にしてデータ再生処理ができるので、基準時間の補正をしても、受信側の内部時間とタイムスタンプを擦り合わせる処理ではないので、シーケンス番号が前後したり飛んだりすることはない
(1-3)同一パケットに制御指示とデータを配置することができるので、データと制御のズレが生じることはない。シーケンス番号ごとに制御指示が可能なので、受信側の制御動作が容易である。また、補正時間情報には制御情報を入れられるので、再生データ単位で制御指示の判定と処理が可能である。また、RTPパケットは連続信号なので、連続する複数シーケンス分の制御指示を合成することにより、長い制御指示を出すことも可能である。
従って、本発明の第1の実施形態によれば、複数の地区間で、連続番号と時間情報を持つデータを共有するときに、時間の差分情報を共有することによってデータと時間情報の同期をとることを可能とすることに貢献する、パケット同期制御装置、パケット同期再生装置、パケット同期制御方法、パケット同期再生方法、及び、プログラムを提供することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。図21は、本発明の第2の実施形態の概略の構成の一例を示す図である。図21において、図11と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。図21を参照すると、本発明の第2の実施形態は、本発明の第2の実施形態のIPパケット1の第1の補正時間情報は本発明の第1の実施形態とIPパケット1の第1の補正時間情報と同一であるが、IPパケット2及びIPパケット3によりパケット同期制御装置(地点A)101に送られたデータ5とデータ6及びデータ7とデータ8をIPパケット1には多重せず、IPパケット2及びIPパケット3が、それぞれ、パケット同期再生装置(地点Z)502に送信される場合の実施形態である。
地点Aが、地点Aに入力されたデータ1(CH01)からデータ4(CH04)と、データ1からデータ4に対する地点Aの地区時間と、第1の補正時間と、第1の差分時間と、第1のシーケンス番号と、第1の実施形態で説明した、データ5とデータ6に対する第2の差分時間と、データ5とデータ6の第2のシーケンス番号、及び、データ7とデータ8に対する第3の差分時間と、データ5とデータ6の第3のシーケンス番号を含む、第1の補正時間情報を、IPパケット1により、L3SW200、ネットワーク400のIP回線1及び、L3SW201を介して、地点Zのパケット同期再生装置(地点Z)501に送信し、地点Zのパケット同期再生装置(地点Z)501が、データ1からデータ4を再生する場合の実施形態である。
データ5とデータ6及び、データ7とデータ8については、地点Bから送信された、RTPパケットを含むIPパケット2と地点Cから送信された、RTPパケットを含むIPパケット3がそれぞれ、L3SW200、ネットワーク400のIP回線2とIP回線3及び、L3SW201を介して、地点Zのパケット同期再生装置(地点Z)501に送信され、地点Zのパケット同期再生装置(地点Z)501が、データ5とデータ6及び、データ7とデータ8を再生する場合の実施形態である。
図22は、本発明の第2の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)101による送信信号を時系列的に示す図である。図22を参照すると、IPパケット1について、符号データ部40、即ち、補正時間情報と各チャネルのデータを示したものであり、シーケンス番号0から4は、補正時間情報内に含まれるシーケンス番号を対応して示したものである。パケット同期制御装置(地点A)101は、RTPパケットの符号データ部40に、第1の補正時間情報とCH01からCH04のデータ、即ち、データ1からデータ4を多重し、IPパケット1として送信する。
図23は、本発明の第2の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)101の生成する第1の補正時間情報と各データの概略の構成の一例を示す図である。図23を参照すると、第1の補正時間情報とCH01(データ1)からCH04(データ4)を含む、図2に示す、RTPパケットの符号データ部40が生成される。
次に、パケット同期制御装置(地点A)101の出力したIPパケット1、パケット同期制御装置(地点B)102の出力したIPパケット2及び、パケット同期制御装置(地点B)102の出力したIPパケット3を、受信し、各RTPパケットの符号データ部40に含まれる各データを実行する動作について説明する。なお、各データを実行する動作は、例えば、映像や音声の各データから、映像や音声を再生することを意味するものとする。
図24は、本発明の第2の実施形態のパケット同期再生装置(地点Z)502の概略の構成の一例を示す図である。図24において、本発明の第1の実施形態の図20と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。パケット同期再生装置(地点Z)502は、IPパケット1、IPパケット2及びIPパケット3を受信する。IPパケット1のデータ1からデータ4は、本発明の第1の実施形態の図20を参照して説明したのと同様に、基準時間と地点Zの受信地区時間と、第1の補正時間情報に基づいて、RTPパケット実行部560により、実行される。また、IPパケット2及びIPパケット3のデータ5とデータ6、及び、データ7とデータ8については、図20を参照して説明したのと同様に、基準時間と地点Zの受信地区時間と、IPパケット1の第1の補正時間情報に基づいて、RTPパケット実行部560により、実行される。
なお、IPパケット2及びIPパケット3は、それぞれ、第2の補正時間情報と第3の補正時間情報を含んでいるので、IPパケット1の第1の補正時間情報を参照しなくとも、図7を参照して発明の一実施形態で説明したように、それぞれ、第2の補正時間情報と第3の補正時間情報に基づいて、RTPパケット実行部560は、データ5とデータ6、及び、データ7とデータ8を実行できる。
本発明の第2の実施形態によれば、
(2-1)補正時間情報とオリジナルデータがあれば、受信側ではデータ再生が可能である。従って、他の地点B、C等のデータは、別ルートで、受信側に送り、それを活用してもらうこともできる。データを一緒に送らない場合は、送信側から受信側までの帯域を小さくすることができる。
(2-2)他の地点B、C等のデータは、別ルートで、受信側に送ることができる。従って、そのチャネルの(符号データ)は、どちらかを予備データとして使用することができる。送信側から受信側までのデータ信頼性向上につながる
(2-3)他の地点のデータは、別ルートで、受信側に送ることができる。従って、そのチャネルCHの(符号データ)は、帯域を落として緊急用の予備データとすることができる。送信側から受信側までのデータ信頼性向上につながる。
(2-4)RTPパケットは帯域が確保されている優先パケットなので、制御信号が届かないことにより生じるトラブル発生を低減可能である。それにより、システム全体の信頼性向上につながる。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態によれば、複数の地区間で、連続番号と時間情報を持つデータを共有するときに、時間の差分情報を共有することによってデータと時間情報の同期をとることを可能とすることに貢献する、パケット同期制御装置、パケット同期再生装置、パケット同期制御方法、パケット同期再生方法、及び、プログラムを提供することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。本発明の第3の実施形態は、本発明の第2の実施形態において、IPパケット1によりIP回線1を介して送信される、第1の補正時間情報を、IPパケット1とは別のIPパケット4により、IP回線4を介して、送信する実施形態である。
図25は、本発明の第3の実施形態の概略の構成の一例を示す図である。図25において、図21と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。図25を参照すると、本発明の第3の実施形態は、図21を参照して説明した本発明の第2の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)101が、更に、IPパケット1によりIP回線1を介して送信される第1の補正時間情報のみを含む、IPパケット1とは別のIPパケット4を出力する。IPパケット4は、L3SW200、ネットワーク400のIP回線4及び、L3SW201を介して、地点Zのパケット同期再生装置(地点Z)503に送信される。
図26は、本発明の第3の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)101による送信信号を時系列的に示す図である。図26を参照すると、IPパケット4については、IPパケット1に含まれる第1の補正時間情報を含む。IPパケット1の第1の補正時間情報については、図19を参照して説明した、本発明の第1の実施形態のパケット同期制御装置(地点A)によるIPパケット1の第1の補正時間情報と同一である。
次に、パケット同期制御装置(地点A)101の出力したIPパケット1とIPパケット4、パケット同期制御装置(地点B)102の出力したIPパケット2及び、パケット同期制御装置(地点B)102の出力したIPパケット3を、受信し、各RTPパケットの符号データ部40に含まれる各データを実行する動作について説明する。なお、各データを実行する動作は、例えば、映像や音声の各データから、映像や音声を再生することを意味するものとする。
図27は、本発明の第3の実施形態のパケット同期再生装置(地点Z)503の概略の構成の一例を示す図である。図27において、図24と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。パケット同期再生装置(地点Z)503は、IPパケット1、IPパケット2、IPパケット3及びIPパケット4を受信する。IPパケット1のデータ1からデータ4は、本発明の第1の実施形態の図20又は本発明の第2の実施形態の図24を参照して説明したのと同様の方法で、基準時間と地点Zの受信地区時間と、IPパケット4に含まれる第1の補正時間情報に基づいて、RTPパケット実行部560により、実行される。また、IPパケット2及びIPパケット3のデータ5とデータ6、及び、データ7とデータ8については、本発明の第1の実施形態の図20又は本発明の第2の実施形態の図24を参照して説明したのと同様な方法で、基準時間と地点Zの受信地区時間と、IPパケット1の第1の補正時間情報に基づいて、RTPパケット実行部560により、実行される。
なお、IPパケット1、IPパケット2及びIPパケット3に含まれるデータ1からデータ4、データ5とデータ6及び、データ7とデータ8は、IPパケット4に含まれる第1の補正時間情報を使用しなくても、本発明の第2の実施形態で説明したように、それぞれ、RTPパケット実行部560により実行することができる。
以上説明したように、本発明の第3の実施形態によれば、複数の地区間で、連続番号と時間情報を持つデータを共有するときに、時間の差分情報を共有することによってデータと時間情報の同期をとることを可能とすることに貢献する、パケット同期制御装置、パケット同期再生装置、パケット同期制御方法、パケット同期再生方法、及び、プログラムを提供することができる。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。例えば、各図面に示したネットワーク構成、各要素の構成、メッセージの表現形態は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。また、「A及び/又はB」は、A又はBの少なくともいずれかという意味で用いる。
また、上記した第1から第2の実施形態に示した手順は、本発明のパケット同期制御装置又はパケット同期再生装置として機能するコンピュータ(図28の9000)に、パケット同期制御装置又はパケット同期再生装置としての機能を実現させるプログラムにより実現可能である。このようなコンピュータは、図28のCPU(Central Processing Unit)9010、通信インタフェース9020、メモリ9030、補助記憶装置9040を備える構成に例示される。すなわち、図28のCPU9010にて、パケット同期制御装置又はパケット同期再生装置の制御プログラムを実行し、その補助記憶装置9040等に保持された各計算パラメータの更新処理を実施させればよい。
メモリ9030は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。
即ち、上記した一実施形態から第3の実施形態に示したパケット同期制御装置又はパケット同期再生装置の各部(処理手段、機能)は、上記コンピュータのプロセッサに、そのハードウェアを用いて、上記した各処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することができる。
最後に、本発明の好ましい形態を要約する。
[第1の形態]
(上記第1の視点によるパケット同期制御装置を参照)
[第2の形態]
(上記第2の視点によるパケット同期制御装置を参照)
[第3の形態]
(上記第3の視点によるパケット同期再生装置を参照)
[第4の形態]
(上記第4の視点によるパケット同期再生装置を参照)
[第5の形態]
第3の視点に記載のパケット同期再生装置は、前記受信地区時間が前記基準時間よりも進んでいる場合に、前記受信補正時間を正とし、
前記地区時間が前記基準時間よりも進んでいる場合に、前記第1の補正時間を正とすると、
受信地区基準時間=前記受信地区時間-前記受信補正時間
第1のデータの送信地区開始時間=前記第1のデータのシーケンス番号が初期値の時の前記地区時間-前記第1の補正時間-前記第1のデータに対する差分時間
第1のデータの実行時間=前記第1のデータの送信地区開始時間+前記サンプリング時間×前記第1のデータのシーケンス番号
とした場合に、
前記パケット実行部は、前記受信地区基準時間が、前記第1のデータの実行時間となった時に、前記第1のデータを実行する、ことが好ましい。
[第6の形態]
第4の視点に記載のパケット同期再生装置は、前記受信地区時間が前記基準時間よりも進んでいる場合に、前記受信補正時間を正とし、
前記地区時間が前記基準時間よりも進んでいる場合に、前記第1の補正時間を正とし、
前記第2のデータに対する差分時間は、前記第2の補正時間が、前記第1の補正時間より大きい場合を正とすると、
受信地区基準時間=前記受信地区時間-前記受信補正時間
第1のデータの送信地区開始時間=前記第1のデータの先頭のシーケンス番号が初期値の時の前記地区時間-前記第1の補正時間-前記第1のデータに対する差分時間
第1のデータの実行時間=前記第1のデータの送信地区開始時間+前記サンプリング時間×前記第1のデータのシーケンス番号
第2のデータの送信地区開始時間=前記第2のデータの先頭のシーケンス番号が初期値の時の前記地区時間-前記第1の補正時間-前記第2のデータに対する差分時間
第2のデータの実行時間=前記第2のデータの送信地区開始時間+前記サンプリング時間×前記第2のデータのシーケンス番号
とした場合に、
前記パケット実行部は、前記受信地区基準時間が、前記第1のデータの実行時間となった時に、前記第1のデータを実行し、
前記パケット実行部は、前記受信地区基準時間が、前記第2のデータの実行時間となった時に、前記第2のデータを実行する、ことが好ましい。
[第7の形態]
(上記第5の視点によるパケット同期制御方法を参照)
[第8の形態]
(上記第6の視点によるパケット同期再生方法を参照)
[第9の形態]
(上記第7の視点によるプログラムを参照)
[第10の形態]
(上記第8の視点によるプログラムを参照)
なお、上記第7と9の形態は、第2の形態に展開することが可能である。また、上記第8と10の形態は、第5の形態に展開することが可能である。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10 IPヘッダ
20 UDPヘッダ
30 RTPヘッダ
40 符号データ部
50 RTPパケット
100 パケット同期制御装置(地点A)
101 パケット同期制御装置(地点A)
102 パケット同期制御装置(地点B)
103 パケット同期制御装置(地点C)
104 パケット同期再生装置(地点Z)
110 基準時間管理部
120 地区時間管理部
130 補正時間情報生成部
131 補正時間生成部
132 差分時間生成部
133 シーケンス番号生成部
134 フォーマット番号/データPT生成部
135 最大CH(チャネル)数生成部
136 制御情報生成部
140 RTPパケット生成部
150 RTPヘッダ部
160 IPパケット構成部
170 IPパケット受信部
180 RTPパケット処理部
200、201 L3SW(レイヤー3スイッチ)
300 基準時間同期源
301、302 タイムサーバ
400 ネットワーク
500 パケット同期再生装置(地点Z)
501、502、503 パケット同期再生装置(地点Z)
510 基準時間管理部
520 受信地区時間管理部
530 受信補正時間生成部
540 IPパケット受信部
550 RTPパケット処理部
560 RTPパケット実行部
570 映像・音声出力
9000 コンピュータ
9010 CPU
9020 通信インタフェース
9030 メモリ
9040 補助記憶装置

Claims (10)

  1. 基準時間を管理する基準時間管理部と、
    地区時間を管理する地区時間管理部と、
    前記基準時間と前記地区時間に基づいて第1の補正時間情報を生成する補正時間情報生成部と、
    第1のデータを受信するパケット生成部を含み、
    前記パケット生成部は、前記第1の補正時間情報と、前記第1のデータを含む第1のパケットを生成し、
    前記第1の補正時間情報は、前記地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのシーケンス番号を含み、前記第1のデータに対する差分時間は、ゼロである、パケット同期制御装置。
  2. 他のパケット同期制御装置から受信した第2のパケットから、第2のデータと、第2の補正時間と、第2のデータのシーケンス番号を抽出するパケット処理部をさらに含み、
    前記第1の補正時間情報は、さらに、第2のデータに対する差分時間と、前記第2のデータのシーケンス番号を含み、
    前記第2のデータに対する差分時間は、前記第1の補正時間と前記第2の補正時間の差分であり、前記第2のデータに対する差分時間は、前記第2の補正時間が、前記第1の補正時間より大きい場合に正とし、
    前記第1のパケットは、前記第2のデータをさらに含む、
    請求項1に記載のパケット同期制御装置。
  3. 基準時間を管理する基準時間管理部と、
    受信地区時間を管理する受信地区時間管理部と、
    前記基準時間と前記受信地区時間の差分である受信補正時間を生成する受信補正時間生成部と、
    パケット同期制御装置から送信された第1のデータを含む第1のパケットを受信し、前記第1のパケットから第1の補正時間情報を抽出するパケット処理部と、
    パケット実行部を含み、
    前記第1の補正時間情報は、地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのシーケンス番号を含み、
    前記第1のデータに対する差分時間は、ゼロであり、
    前記パケット実行部は、前記受信地区時間と、前記受信補正時間と、前記地区時間と、前記第1の補正時間と、前記第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのサンプリング時間と、前記第1のデータのシーケンス番号から、前記第1のデータの実行時間を決定する、パケット同期再生装置。
  4. 基準時間を管理する基準時間管理部と、
    受信地区時間を管理する受信地区時間管理部と、
    前記基準時間と前記受信地区時間の差分である受信補正時間を生成する受信補正時間生成部と、
    パケット同期制御装置から送信された第1のデータと第2のデータを含む第1のパケットを受信し、前記第1のパケットから第1の補正時間情報を抽出するパケット処理部と、
    パケット実行部を含み、
    前記第1の補正時間情報は、地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と第2のデータに対する差分時間と、前記第1のデータのシーケンス番号と、第2のデータのシーケンス番号を含み、
    前記第1のデータに対する差分時間は、ゼロであり、
    前記第2のデータに対する差分時間は、前記第1の補正時間と第2のデータに対する第2の補正時間の差分であり、
    前記パケット実行部は、前記受信地区時間と、前記受信補正時間と、前記地区時間と、前記第1の補正時間と、前記第1のデータに対する差分時間と前記第2のデータに対する差分時間と、前記第1のデータのシーケンス番号と前記第2のデータのシーケンス番号と、サンプリング時間から、前記第1のデータと前記第2のデータの実行時間を決定する、パケット同期再生装置。
  5. 前記受信地区時間が前記基準時間よりも進んでいる場合に、前記受信補正時間を正とし、
    前記地区時間が前記基準時間よりも進んでいる場合に、前記第1の補正時間を正とすると、
    受信地区基準時間=前記受信地区時間-前記受信補正時間
    第1のデータの送信地区開始時間=前記第1のデータのシーケンス番号が初期値の時の前記地区時間-前記第1の補正時間-前記第1のデータに対する差分時間
    第1のデータの実行時間=前記第1のデータの送信地区開始時間+前記サンプリング時間×前記第1のデータのシーケンス番号
    とした場合に、
    前記パケット実行部は、前記受信地区基準時間が、前記第1のデータの実行時間となった時に、前記第1のデータを実行する、
    請求項3に記載のパケット同期再生装置。
  6. 前記受信地区時間が前記基準時間よりも進んでいる場合に、前記受信補正時間を正とし、
    前記地区時間が前記基準時間よりも進んでいる場合に、前記第1の補正時間を正とし、
    前記第2のデータに対する差分時間は、前記第2の補正時間が、前記第1の補正時間より大きい場合を正とすると、
    受信地区基準時間=前記受信地区時間-前記受信補正時間
    第1のデータの送信地区開始時間=前記第1のデータの先頭のシーケンス番号が初期値の時の前記地区時間-前記第1の補正時間-前記第1のデータに対する差分時間
    第1のデータの実行時間=前記第1のデータの送信地区開始時間+前記サンプリング時間×前記第1のデータのシーケンス番号
    第2のデータの送信地区開始時間=前記第2のデータの先頭のシーケンス番号が初期値の時の前記地区時間-前記第1の補正時間-前記第2のデータに対する差分時間
    第2のデータの実行時間=前記第2のデータの送信地区開始時間+前記サンプリング時間×前記第2のデータのシーケンス番号
    とした場合に、
    前記パケット実行部は、前記受信地区基準時間が、前記第1のデータの実行時間となった時に、前記第1のデータを実行し、
    前記パケット実行部は、前記受信地区基準時間が、前記第2のデータの実行時間となった時に、前記第2のデータを実行する、
    請求項4に記載のパケット同期再生装置。
  7. 基準時間を管理する基準時間管理部と、
    地区時間を管理する地区時間管理部と、
    前記基準時間と前記地区時間に基づいて第1の補正時間情報を生成する補正時間情報生成部と、
    第1のデータを受信するパケット生成部を含む、パケット同期制御装置において、
    前記パケット生成部が、前記第1の補正時間情報と、前記第1のデータを含む第1のパケットを生成するステップを有し、
    前記第1の補正時間情報は、前記地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのシーケンス番号を含み、前記第1のデータに対する差分時間は、ゼロである、パケット同期制御方法。
  8. 基準時間を管理する基準時間管理部と、
    受信地区時間を管理する受信地区時間管理部と、
    前記基準時間と前記受信地区時間の差分である受信補正時間を生成する受信補正時間生成部と、
    パケット同期制御装置から送信された第1のデータを含む第1のパケットを受信し、前記第1のパケットから第1の補正時間情報を抽出するパケット処理部と、
    パケット実行部を含む、パケット同期再生装置において、
    前記第1の補正時間情報は、地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのシーケンス番号を含み、
    前記第1のデータに対する差分時間は、ゼロであり、
    前記パケット実行部が、前記受信地区時間と、前記受信補正時間と、前記地区時間と、前記第1の補正時間と、前記第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのサンプリング時間と、前記第1のデータのシーケンス番号から、前記第1のデータの実行時間を決定するステップを含む、パケット同期再生方法。
  9. 基準時間を管理する基準時間管理部と、
    地区時間を管理する地区時間管理部と、
    前記基準時間と前記地区時間に基づいて第1の補正時間情報を生成する補正時間情報生成部と、
    第1のデータを受信するパケット生成部を含む、パケット同期制御装置の前記パケット生成部内のコンピュータに、
    前記第1の補正時間情報と、前記第1のデータを含む第1のパケットを生成する処理を実行させ、
    前記第1の補正時間情報は、前記地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのシーケンス番号を含み、前記第1のデータに対する差分時間は、ゼロである、プログラム。
  10. 基準時間を管理する基準時間管理部と、
    受信地区時間を管理する受信地区時間管理部と、
    前記基準時間と前記受信地区時間の差分である受信補正時間を生成する受信補正時間生成部と、
    パケット同期制御装置から送信された第1のデータを含む第1のパケットを受信し、前記第1のパケットから第1の補正時間情報を抽出するパケット処理部と、
    パケット実行部を含み、
    前記第1の補正時間情報は、地区時間と、前記基準時間と前記地区時間の差分である第1の補正時間と、第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのシーケンス番号を含み、
    第1のデータに対する差分時間は、ゼロである、パケット同期再生装置の前記パケット実行部内のコンピュータに、
    前記受信地区時間と、前記受信補正時間と、前記地区時間と、前記第1の補正時間と、前記第1のデータに対する差分時間と、第1のデータのサンプリング時間と、前記第1のデータのシーケンス番号から、前記第1のデータの実行時間を決定する処理を実行させる、プログラム。
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