JP2024041589A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操縦者の運転負荷を状況に応じて精度高く見極める情報処理装置を提供する。【解決手段】取得部131は、車両または道路状況に関する静的なデータを取得する。参照部135、取得部131により取得された車両または道路状況に関する静的なデータに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、運転負荷とを参照する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、通知可能区間に入ることを条件に、ユーザに運転支援装置の利用を促す通知を行い、通知可能区間を走行しているときであってもアクセサリ機器の操作をしていないことを条件に利用を促す通知をする技術が存在する(例えば、特許技術文献1)。
特開2018-092412号公報
しかしながら、従来技術は、操縦者の運転負荷を状況に応じて精度高く見極めることができないという問題がある。例えば、操縦者が狭い道を運転している状況や、急ハンドル、急発進のような操作が行われた状況では、操縦者の運転負荷が高く、このような場合に通知を行うと運転を妨げるおそれがある。このように、本発明が解決しようとする課題としては、上述した問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両または道路状況に関する静的なデータを取得する取得部と、取得部により取得された前記車両または道路状況に関する静的なデータに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、運転負荷とを参照する参照部を有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、コンピュータが実行する方法であって、車両または道路状況に関する静的なデータを取得する取得工程と、取得工程により取得された車両または道路状況に関する静的なデータに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、運転負荷とを参照する参照工程とを含むことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、車両または道路状況に関する静的なデータを取得する取得ステップと、取得ステップにより取得された車両または道路状況に関する静的なデータに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、運転負荷とを参照する参照ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置による処理の概要を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理装置による処理の概要を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報処理装置による処理の概要を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る情報処理装置による処理の概要を示す図である。 図8は、実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る情報処理装置による処理の概要を示す図である。 図10は、実施形態に係る情報処理装置による処理の概要を示す図である。 図11は、実施形態に係る情報処理装置による処理の概要を示す図である。 図12は、実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)の一例について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[システム構成]
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理システムの構成を説明する。図1は、実施形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。図1には、実施形態に係る情報処理システムの一例として、情報処理システム1が示される。
図1に示すように、情報処理システム1は、車載装置10と、情報処理装置100とを備えてよい。また、車載装置10と、情報処理装置100とは、ネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。また、図1に示す情報処理システム1には、任意の数の車載装置10と、任意の数の情報処理装置100とが含まれてもよい。
車載装置10は、車両VExに内蔵あるいは外付けされる専用のナビゲーション装置であってよいし、防犯や煽り運転対策または運転支援のために車両VExに設置される録画装置(ドライブレコーダー)等の装置であってもよい。
また、車載装置10は、ナビゲーション装置と、録画装置とで構成されてもよい。この一例として、車載装置10は、互いに独立したナビゲーション装置および録画装置が通信可能に接続された複合的な装置であってよい。また、他の例として、車載装置10は、ナビゲーション機能と、録画機能とを有する1つの装置であってもよい。
また、利用者は、日常的に使用している携帯型端末装置(例えば、スマートフォン、タブレット型端末、ノート型PC、デスクトップPC、PDA等)に所定のアプリケーションを導入することで、これを車載装置10として代用することもできる。例えば、所定のナビアプリや所定の録画アプリがインストールされた携帯型端末装置は、ここでいう車載装置10と解することができる。携帯型端末装置が車載装置10として活用される場合、例えば、運転時において車両VExのダッシュボード等に設置される。
また、車載装置10は、各種のセンサを備えていてよい。例えば、車載装置10は、GPSセンサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、カメラ、気圧センサ等の各種センサを備えていてよい。
情報処理装置100は、これらセンサによって検知されたセンサ情報に基づいて(例えば、センサ情報を解析することで)、各種のデータを取得してよい。例えば、情報処理装置100は、GPSセンサから位置情報を取得する。例えば、情報処理装置100は、加速度センサから加速度を取得する。また、例えば、ジャイロセンサから角速度を取得する。また、例えば、情報処理装置100は、カメラにより車両VEx内から外部を撮影した動画像のデータを取得する。なお、情報処理装置100は、車載装置10に備えられるセンサだけでなく、車両VEx自体に備えられるセンサが検知したセンサ情報を取得してよい。
情報処理装置100は、実施形態に係る情報処理を行う装置である。例えば、情報処理装置100は、車両または道路状況に関するデータを入力として、推定された操縦者の運転負荷(別言すると、運転に対する大変度合い、運転負担、またはワークロード)を出力する。また、情報処理装置100は、推定された運転負荷に基づいて所定のコンテンツの配信を行うことができる。
ここで、車載装置10を利用者の近くでエッジ処理を行うエッジコンピュータとするなら、情報処理装置100は、例えば、クラウド側で処理を行うクラウドコンピュータであってよい。すなわち、情報処理装置100は、サーバ装置であってよい。
また、以下の実施形態では、車載装置10と情報処理装置100との間で情報の送受信が行われることで、情報処理システム1において、実施形態に係る情報処理が実現される例を示す。しかしながら、実施形態に係る情報処理は、エッジ側すなわち車載装置10のみで実現されてもよい。この場合、車載装置10は、例えば、実施形態に係る情報処理プログラムによって、情報処理装置100のように振る舞うよう構成されてよい。
[情報処理装置の構成]
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報処理装置100について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。以下、情報処理装置100が有する各部について説明する。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、車載装置10との間で情報の送受信を行う。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、ワークロードDB121を有する。
ワークロードDB121は、道路リンクID、操縦者の生活圏に関するデータ、操縦者の感受性に関するデータ、道路リンクIDに対応した、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標、運転に対する単調さの度合いを示す指標、運転負荷、その他運転負荷の推定に必要な情報、その他コンテンツ配信に必要な情報を記憶するデータベースである。
制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やNP(Network Processor)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等を用いて実現され、メモリに記憶された処理プログラムを実行する。図2に示すよう、制御部130は、取得部131と、状況推定部132と、気遣い度算出部133と、単調度算出部134と、参照部135と、負荷推定部136と、配信部137とを有する。以下、制御部130が有する各部について説明する。
取得部131は、車両または道路状況に関するデータを取得する。例えば、取得部131は、車両または道路状況に関するデータとして、地図情報、誘導情報、車両挙動を取得する。ここで、地図情報には、道路リンクIDとして道路の種類、幅員区分、車線数、リンク内属性(踏切、料金所、トンネル等)といった情報が含まれる。また、誘導情報には、誘導ポイントまでの距離や経路といった情報が含まれる。また、車両挙動には、GPSデータ、加速度データ、角速度データといった情報が含まれる。
また、取得部131は、車両または道路状況に関するデータに加えて、操縦者の生活圏に関するデータを取得する。ここで、操縦者の生活圏に関するデータには、地図情報に、操縦者の住宅や頻繁に訪れるスポットなどの情報に基づいて算出された所定エリアをマッピングした情報が含まれる。また、取得部131は、車両または道路状況に関するデータに加えて、操縦者の感受性に関するデータを取得する。ここで、操縦者の感受性に関するデータには、操縦者への感受性に関するアンケート結果等が含まれる。
取得部131は、車両または道路状況に関する静的なデータを取得する。例えば、取得部131は、道路リンクIDといった地図情報を取得する。また、取得部131は、車両または道路状況に関する動的なデータを取得する。例えば、取得部131は、誘導ポイントまでの距離や経路といった誘導に関する情報と、位置情報、加速度、角速度といった車両挙動に関する情報とを取得する。また、取得部131は、車両または道路状況に関する静的なデータに加えて、車両または道路状況に関する動的なデータを取得する。例えば、取得部131は、車両または道路状況に関する静的なデータとして道路リンクIDを取得し、車両または道路状況に関する動的なデータとして、位置情報、加速度、角速度を取得する。
状況推定部132は、取得部131により取得された車両または道路状況に関するデータに基づいて、運転状況を推定する。例えば、状況推定部132は、取得部131により取得された道路リンクID、位置情報、加速度、角速度から、交差点・合流・分岐を行う状況であり、カーブ操作が行われた状況であることを推定する。また、状況推定部132は、取得部131により取得された車両または道路状況に関する動的なデータに基づいて、動的な運転状況を推定する。例えば、状況推定部132は、位置情報、加速度、角速度から、急ハンドル操作が行われたと推定する。
気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された運転状況に基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標を算出する。例えば、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された狭い道であるという運転状況に基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いが0.7であると算出する。
また、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された運転状況と、取得部131により取得された操縦者の生活圏に関するデータとに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標を算出する。例えば、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された狭い道であるという運転状況と、取得部131により取得された操縦者の生活圏内であるというデータとに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標が0.6であると算出する。
また、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された運転状況と、取得部131により取得された操縦者の感受性に関するデータとに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標を算出する。例えば、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された狭い道であるという運転状況と、取得部131により取得された操縦者の感受性が敏感であるというデータとに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標が0.8であると算出する。
単調度算出部134は、状況推定部132により推定された運転状況に基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標を算出する。例えば、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された低速度制限という運転状況に基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標が0.7であると算出する。
また、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された運転状況と、取得部131により取得された操縦者の生活圏に関するデータとに基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標を算出する。例えば、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された低速度制限という運転状況と、取得部131により取得された操縦者の生活圏内であるというデータとに基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標が0.8であると算出する。
また、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された運転状況と、取得部131により取得された操縦者の感受性に関するデータとに基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標を算出する。例えば、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された低速度制限という運転状況と、取得部131により取得された操縦者の感受性が敏感であるというデータとに基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標が0.6であると算出する。
参照部135は、取得部131により取得された車両または道路状況に関する静的なデータに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標とを参照する。また、参照部135は、取得部131により取得された車両または道路状況に関する静的なデータに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、運転負荷とを参照する。例えば、参照部135は、取得部131により取得された道路リンクIDに基づいて、ワークロードDB121に記憶された、道路リンクIDに対応した、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標、運転に対する単調さの度合いを示す指標、運転負荷の情報を参照する。
負荷推定部136は、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、運転負荷を推定する。例えば、負荷推定部136は、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.6と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標0.4とに基づいて、運転負荷が0.8であると推定する。
また、負荷推定部136は、参照部135により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、運転負荷を推定する。例えば、負荷推定部136は、参照部135により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.4と、運転に対する単調さの度合いを示す指標0.2と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.8と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標0.2とに基づいて、運転負荷を0.9であると推定する。
また、負荷推定部136は、参照部135により算出された運転負荷と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、運転負荷を推定する。例えば、負荷推定部136は、参照部135により算出された運転負荷0.3と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.8と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標0.4を示す指標とに基づいて、運転負荷が0.9であると推定する。
また、負荷推定部136は、参照部135により参照された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標とのいずれか一方が所定値以上である場合、運転負荷が所定値以上であると推定する。例えば、負荷推定部136は、参照部135により参照された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.4と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.8とのいずれか一方が所定値0.6以上である場合、運転負荷が所定値0.8以上であると推定する。
また、負荷推定部136は、状況推定部132により推定された運転状況に基づいて、運転負荷を推定する。例えば、負荷推定部136は、状況推定部132により推定された同じ傾向の道であるという運転状況に基づいて、運転負荷が0.2であると推定する。
また、負荷推定部136は、状況推定部132により推定された運転状況と、取得部131により取得された車両または道路状況に関する静的なデータとに基づいて、運転負荷を推定する。例えば、負荷推定部136は、状況推定部132により推定された同じ傾向の道であるという運転状況と、取得部131により取得された踏切という情報とに基づいて、運転負荷が0.7であると推定する。
配信部137は、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、所定のコンテンツを配信する。例えば、配信部137は、気遣い度算出部133により算出された操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標が高く、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標が低い場合には、「広い道を提案させていただきます。」といったアナウンスを行う。
また、例えば、配信部137は、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標が低く、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標が高い場合には、「地域に関するクイズゲームでポイントゲットできます。」といったアナウンスを行う。
また、例えば、配信部137は、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標が高く、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標も高い場合には、「駐車しやすい休憩ポイントがありますがいかがですか。」といったアナウンスを行う。
配信部137は、負荷推定部136により推定された運転負荷の変化に基づいて、所定のコンテンツを配信する。例えば、配信部137は、負荷推定部136により推定された運転位置の変化に伴う運転負荷の変化に基づいて、所定のコンテンツを配信する。また、例えば、配信部137は、負荷推定部136により推定された運転位置の変化に伴う運転負荷の変化するポイントで、「運転に負荷がかかるポイントを通過します。」といったアナウンスを行う。
また、例えば、配信部137は、操縦する車両が、負荷推定部136により推定された運転位置の変化に伴う運転負荷の変化するポイントを通過した場合には、「運転に負荷がかかるポイントを通過しました。」といったアナウンスを行う。また、例えば、配信部137は、操縦する車両の走行予定のルート上に、負荷推定部136により推定された運転位置の変化に伴い運転負荷が高くなるポイントが存在する場合、運転負荷の変化するポイントに到達する数秒前に、「走行状況にご注意ください。」といったアナウンスを行う。
また、配信部137は、負荷推定部136により推定された経路上の道路リンクIDの変化に基づく運転負荷の変化に基づいて、所定コンテンツを配信する。例えば、配信部137は、負荷推定部136により推定された経路上の道路リンクIDの変化に基づく運転負荷の変化するポイントで、「運転に負荷がかかるポイントを通過します。」といったアナウンスを行う。また、例えば、配信部137は、操縦する車両の走行予定のルート上に、負荷推定部136により推定された道路リンクIDの変化に伴い運転負荷が高くなるポイントが存在する場合、運転負荷の変化するポイントに到達する数秒前に、「走行状況にご注意ください。」といったアナウンスを行う。
なお、配信部137が行うコンテンツの配信には、情報処理装置100または車載装置10から操縦者に対して行われるアナウンスやナビなどの配信に加えて、情報処理装置100から車載装置10に対して行われる配信が含まれる。
[運転負荷の推定]
次に、図3を用いて、情報処理装置100が行う処理の概要について説明する。まず、取得部131は、地図情報、誘導情報、車両挙動といった情報を取得する。
次に、状況推定部132は、取得部131により取得された地図情報、誘導情報、車両挙動といった情報から運転状況を推定する。つまり、状況推定部132は、操縦者が運転に気を遣う、単調であると感じる外的状況になっているかを推定する。例えば、状況推定部132は、地図情報から、交差点・合流・分岐点であることを推定する。また、例えば、状況推定部132は、誘導情報から、同じ傾向の道が続くことを推定する。また、例えば、状況推定部132は、車両挙動から、急発進操作が行われたことを推定する。
ここで、状況推定部132が、取得部131により取得された地図情報、誘導情報、車両挙動から推定できる運転状況には、例えば、交差点・合流・分岐、狭い道、踏切、料金所、一時停止、トンネル、低速度制限、高速道路、狭い道から広い道、広い道から狭い道、曲がる道、同じ傾向の道、カーブ、急ハンドル、急発進、急ブレーキ、衝撃、停止、ノロノロ運転などといった状況が含まれる。なお、状況推定部132が推定できる運転状況は上記のものに限定されない。
それから、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された運転状況に基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標を算出する。つまり、気遣い度算出部133は、操縦者が運転に気を遣う状況であるかを推定する。
気遣い度算出部133は、例えば、状況推定部132により推定された運転状況に基づいて、式1の計算により、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標を算出する。Pbusyは、気を遣うと感じる確率を示す。Xnは、目的変数を示す。αxは、Xnに対する偏回帰係数を示す。気遣い度算出部133により算出される、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標は、0~1の値をとり、この値が大きいほど、操縦者が運転に対して気を遣うことを示す。
Figure 2024041589000002
続いて、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された運転状況に基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標を算出する。つまり、単調度算出部134は、運転が単調な状況であるかを推定する。
単調度算出部134は、例えば、状況推定部132により推定された運転状況に基づいて、式2の計算により、運転に対する単調さの度合いを示す指標を算出する。Pfreeは、単調と感じる確率を示す。Xnは、目的変数を示す。αxは、Xnに対する偏回帰係数を示す。単調度算出部134により算出される、運転に対する単調さの度合いを示す指標は、0~1の値をとり、この値が大きいほど、運転に対する単調さが大きいことを示す。
Figure 2024041589000003
それから、負荷推定部136は、気遣い度算出部133により判定された操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により判定された運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、運転負荷を推定する。ここで、負荷推定部136が算出する運転負荷は0~1の値をとり、運転負荷が0に近いほど運転が単調であることを示し、1に近いほど操縦者が運転に気を遣うことを示す。
負荷推定部136による負荷推定処理について図4を用いて説明する。負荷推定部136は、はじめに、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標が、単調度算出部134により算出された、運転に対する単調さの度合いを示す指標以上であるか否かを判定する(ステップS101)。
そして、気遣い度が単調度以上であれば(ステップS101“YES”)、負荷推定部136は、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いに基づき、運転負荷を計算する(ステップS102)。例えば、負荷推定部136は、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを所定値に加算することによって、運転負荷を推定する。具体的には、負荷推定部136は、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.8を2で除算した値0.4を、所定値0.5に加算することによって、運転負荷が0.9であると推定する。
また、気遣い度が単調度以上でなければ(ステップS101“NO”)、負荷推定部136は、所定値から、単調度算出部134により算出された、運転に対する単調さの度合いに基づき、運転負荷を計算する(ステップS103)。例えば、負荷推定部136は、所定値から、運転に対する単調さの度合いを減算することによって、運転負荷を推定する。具体的には、負荷推定部136は、所定値0.5から、運転に対する単調さの度合いを示す指標0.6を2で除算した値0.3を減算することによって、運転負荷が0.2であると推定する。
再び図3に戻る。そして、配信部137は、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された、運転に対する単調さを示す指標とに基づいて、所定のコンテンツを配信する。
配信部137による気遣い度・単調度に基づく所定コンテンツの配信について、図5を用いて説明する。例えば、配信部137は、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標が高い状況では、ナビアプリによる「広い道を提案させていただきます。」といったアナウンスや、休憩ポイントアプリによる「駐車しやすい休憩ポイントがありますがいかがですか。」といったアナウンスを行う。
また、例えば、配信部137は、運転に対する単調さの度合いを示す指標が高い場合には、位置情報ゲームアプリによる「地域に関するクイズゲームでポイントゲットできます。」といったアナウンスを行う。また、例えば、配信部137は、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標が高くなく、かつ、運転に対する単調さの度合いを示す指標が高くもない場合には、コミュニケーションアプリによる「○○さんからのメッセージを読みあげます。」といったアナウンスや、絶景ポイントアプリによる「晴れの日の国際橋から見る景色は最高です。通過しますか。」といったアナウンスを行う。
また、配信部137は、運転負荷の値と、予めコンテンツに付与されたコンテンツの種別情報毎に設定された配信優先度と、に基づいてアナウンスを行うようにしてもよい。例えば、運転負荷が0.25以下の場合にはコミュニケーションアプリ等によるコミュニケーション情報通知や、絶景ポイントアプリ・撮影アプリ等によるレコメンド通知に係るコンテンツの配信優先度が(他のコンテンツに比して)高く設定され、運転負荷が0.6以上0.8未満の場合には重要通知に係るコンテンツの配信優先度が高く設定され、運転負荷が0.8以上の場合には注意や警告に係るコンテンツの配信優先度が高く設定される。これによって、ユーザは運転状況に適合したコンテンツを受け取ることができる。なお、上述したコミュニケーション情報、レコメンド通知、重要通知、注意情報、警告情報が種別情報の一例である。
また、配信部137は、運転負荷の値に応じて所定のコンテンツのアナウンスを禁止する配信禁止情報に基づいて配信を行うようにしてもよい。例えば、運転負荷が0.8以上の場合には、コミュニケーション情報通知やレコメンド通知、重要通知に係るコンテンツのアナウンスは配信禁止と設定され、注意や警告に係るコンテンツのみがアナウンスされることにより、運転負荷が高い状況でのアナウンスによるユーザへの影響を抑えることができる。
[フローチャート]
次に、上述した構成の情報処理装置100による処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。図6のフローチャートは主に制御部130で実行される。また、このフローチャートを制御部130が有するCPUで実行されるプログラムとして構成することで情報処理プログラムとすることができる。なお、下記のステップS201~S206は、異なる順序で実行することもできる。また、下記のステップS201~S206のうち、省略される処理があってもよい。
まず、取得部131は、車両または道路状況に関するデータを取得する(ステップS201)。例えば、取得部131は、位置情報、加速度、角速度、道路リンクIDといったデータを取得する。
次に、状況推定部132は、取得部131により取得された車両または道路状況に関するデータに基づいて、運転状況を推定する(ステップS202)。例えば、状況推定部132は、取得部131により取得された車両または道路状況に関するデータに基づいて、低速度制限の状況であると推定する。
それから、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された運転状況に基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標を算出する(ステップS203)。例えば、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された低速度制限の状況に基づいて、気を遣う度合いを示す指標が0.3であると算出する。
続いて、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された運転状況に基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標を算出する(ステップS204)。例えば、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された低速度制限の状況に基づいて、単調さの度合いを示す指標が0.8であると算出する。なお、ステップS203とステップS204は、図6とは逆の順で処理されてもよいし、並列的に処理されてもよい。
その後、負荷推定部136は、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、運転負荷を推定する(ステップS205)。例えば、負荷推定部136は、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.8と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標0.4とに基づいて、運転負荷が0.9であると推定する。
そして、配信部137は、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、所定のコンテンツを配信する(ステップS206)。例えば、配信部137は、気遣い度算出部133により算出された操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標が高く、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標が低い場合には、「広い道を提案させていただきます。」といったアナウンスを行う。
[効果]
本発明の一実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、車両または道路状況に関するデータを取得し、状況推定部132は、取得部131により取得された車両または道路状況に関するデータに基づいて、運転状況を推定し、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された運転状況に基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標を算出し、単調度算出部134が、状況推定部132により推定された運転状況に基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標を算出し、負荷推定部136は、気遣い度算出部133により算出された操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、運転負荷を推定する。
かかる態様により、運転状況から算出される気遣い度と単調度とに基づいて運転負荷を推定することで、操縦者の運転負荷を状況に応じて精度高く見極めることができる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、車両または道路状況に関するデータに加えて、操縦者の生活圏に関するデータを取得し、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された運転状況と、取得部131により取得された操縦者の生活圏に関するデータとに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標を算出し、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された運転状況と、取得部131により取得された操縦者の生活圏に関するデータとに基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標を算出する。
かかる態様により、運転状況と操縦者の生活圏に関するデータとから算出される気遣い度と単調度とに基づいて運転負荷を推定することで、操縦者の運転負荷を状況に応じて精度高く見極めることができる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、車両または道路状況に関するデータに加えて、操縦者の感受性に関するデータを取得し、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された運転状況と、取得部131により取得された操縦者の感受性に関するデータとに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標を算出し、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された運転状況と、取得部131により取得された操縦者の感受性に関するデータとに基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標を算出する。
かかる態様により、運転状況と操縦者の感受性に関するデータとから算出される気遣い度と単調度とに基づいて運転負荷を推定することで、操縦者の運転負荷を状況に応じて精度高く見極めることができる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100は、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された、運転に対する単調さを示す指標とに基づいて、所定のコンテンツを配信する配信部137をさらに有する。
かかる態様により、運転状況から算出される気遣い度と単調度とに基づいて運転負荷を推定することで、操縦者の運転負荷を状況に応じて精度高く見極めることに加えて、状況に応じたコンテンツの配信を可能とする。
[静的・動的を組み合わせた運転負荷の推定]
次に、静的・動的を組み合わせた推定処理について図7を用いて説明する。図3を用いて説明した運転負荷の推定では、車両または道路状況に関するデータとして、静的と動的とを区別しなかったが、静的・動的を組み合わせた運転負荷の推定では、車両または道路状況に関する静的なデータと、車両または道路状況に関する動的なデータとを区別して扱う。
まず、取得部131は、静的データと動的データとを取得する。例えば、取得部131は、車両または道路状況に関する静的なデータと、車両または道路状況に関する動的なデータとを区別して取得する。ここで、車両または道路状況に関する静的なデータには、道路リンクIDが含まれる。また、車両または道路状況に関する動的なデータには、車両情報と誘導情報とが含まれる。
次に、参照部135は、車両または道路状況に関する静的なデータに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、運転負荷とを参照する。つまり、参照部135は、道路リンクIDなどの静的データをキーとして、気遣い度、単調度、運転負荷を記憶するデータベースであるワークロードDB121から必要となる情報を参照する。
それから、状況推定部132は、取得部131により取得された、車両または道路状況に関する動的なデータに基づいて、動的な運転状況を推定する。例えば、状況推定部132は、GPSの情報、加速度の情報、角速度の情報から、急ハンドル操作が行われた状況であると推定する。
続いて、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された動的な運転状況に基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標を算出する。例えば、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された、急ハンドル操作の状況に基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標が0.8であると推定する。
それから、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された動的な運転状況に基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標を算出する。例えば、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された、急ハンドル操作の状況に基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標が0.1であると推定する。
その後、負荷推定部136は、静的なデータと動的なデータそれぞれから参照または算出された、気遣い度と単調度とに基づいて、運転負荷を推定する。例えば、負荷推定部136は、参照部135により参照された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、運転負荷を推定する。
より具体的には、負荷推定部136は、参照部135により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.4と、運転に対する単調さの度合いを示す指標0.2と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.8と、単調度算出部134により算出された、運転に対する単調さの度合いを示す指標0.2とに基づいて、運転負荷が0.9であると推定する。
また、負荷推定部136は、静的なデータから参照された運転負荷を、動的データに基づいて調整してもよい。例えば、負荷推定部136は、参照部135により算出された運転負荷と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、運転負荷を推定する。
より具体的には、負荷推定部136は、参照部135により算出された運転負荷0.3と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.8と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標0.4を示す指標とに基づいて、運転負荷が0.9であると推定する。
また、負荷推定部136は、静的データと動的データのいずれか一方でも気を遣う状況であれば、調整を行うことなく運転負荷が高くなるよう出力してもよい。例えば、負荷推定部136は、参照部135により参照された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標とのいずれか一方が所定値以上である場合、運転負荷が所定値以上であると推定する。
より具体的には、負荷推定部136は、参照部135により参照された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.4と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.8とのいずれか一方が所定値0.6以上である場合、運転負荷が所定値0.8以上であると推定する。
また、負荷推定部136は、静的データと動的データのいずれか一方に重きを置き、他方を用いて調整を行ってもよい。例えば、負荷推定部136は、静的データのみでは運転負荷が高い場合であっても、動的データからの信号待ちなどの停止状態であるという情報を用いて、運転負荷が低いと推定してもよい。また、静的データのみでは、運転負荷が中低度である場合でも、動的データからの急ブレーキ操作が行われたという情報を用いて、運転負荷が高いと推定してもよい。
そして、配信部137は、負荷推定部136により推定された運転負荷に基づいて、所定のコンテンツを配信する。例えば、配信部137は、負荷推定部136により推定された0.9の運転負荷に基づいて、発話を抑制するリラックスするような音楽などをかける。
[フローチャート]
次に、上述した構成の情報処理装置100による処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。図8のフローチャートは主に制御部130で実行される。また、このフローチャートを制御部130が有するCPUで実行されるプログラムとして構成することで情報処理プログラムとすることができる。なお、下記のステップS301~S307は、異なる順序で実行することもできる。また、下記のステップS301~S307のうち、省略される処理があってもよい。
まず、取得部131は、車両または道路状況に関する静的なデータと、車両または道路状況に関する動的なデータを取得する(ステップS301)。例えば、取得部131は、車両または道路状況に関する静的なデータとして道路リンクIDを、車両または道路状況に関する動的なデータとして、車両情報と誘導情報とを取得する。
次に、参照部135は、取得部131により取得された車両または道路状況に関する静的なデータに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標とを算出する(ステップS302)。例えば、参照部135は、取得部131により取得された道路リンクIDに基づいて、ワークロードDB121に記憶された、道路リンクIDに対応した、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標、運転に対する単調さの度合いを示す指標、運転負荷の情報を参照する。
それから、状況推定部132は、取得部131により取得された、車両または道路状況に関する動的なデータに基づいて、動的な運転状況を推定する(ステップS303)。例えば、状況推定部132は、取得部131により取得された、GPSセンサの情報、加速度の情報、角速度の情報に基づいて、急ハンドル操作が行われた運転状況であると推定する。
続いて、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された動的な運転状況に基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標を算出する(ステップS304)。例えば、気遣い度算出部133は、状況推定部132により推定された、急ハンドル操作が行われた運転状況に基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標が0.8であると推定する。
それから、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された動的な運転状況に基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標を算出する(ステップS305)。例えば、単調度算出部134は、状況推定部132により推定された、急ハンドル操作の状況に基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標が0.1であると推定する。なお、ステップS304とステップS305は、図8とは逆の順で処理されてもよいし、並列的に処理されてもよい。
その後、負荷推定部136は、参照部135により参照された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、運転負荷を推定する(ステップS306)。
例えば、負荷推定部136は、参照部135により参照された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.4と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標0.8とのいずれか一方が所定値0.6以上である場合、運転負荷が所定値0.8以上であると推定する。
そして、配信部137は、負荷推定部136により推定された運転負荷に基づいて、所定のコンテンツを配信する(ステップS307)。例えば、配信部137は、負荷推定部136により推定された0.9の運転負荷に基づいて、発話を抑制するリラックスするような音楽などをかける。
[効果]
本発明の一実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、車両または道路状況に関する静的なデータを取得し、参照部135は、取得部131により取得された車両または道路状況に関する静的なデータに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、運転負荷とを参照する。
この態様により、静的なデータから気遣い度、単調度、運転負荷を参照し、操縦者の運転負荷を状況に応じて精度高く見極めることができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、車両または道路状況に関する静的なデータに加えて、車両または道路状況に関する動的なデータを取得し、取得部131により取得された、車両または道路状況に関する動的なデータに基づいて、動的な運転状況を推定する状況推定部132と、状況推定部132により推定された動的な運転状況に基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標を算出する気遣い度算出部133と、状況推定部132により推定された動的な運転状況に基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標とを算出する単調度算出部134と、参照部135により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、運転負荷を推定する負荷推定部136とをさらに有する。
この態様により、静的データから参照された気遣い度、単調度ならびに動的データから算出された気遣い度、単調度を用いて、静的データと動的データとを統合して運転負荷を推定することで、操縦者の運転負荷を状況に応じて精度高く見極めることができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、車両または道路状況に関する静的なデータとして、道路リンクIDを取得する。この態様により、道路リンクIDから気遣い度、単調度、運転負荷を参照することで、操縦者の運転負荷を状況に応じて精度高く見極めることができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置100において、負荷推定部136は、参照部135により算出された運転負荷と、気遣い度算出部133により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、単調度算出部134により算出された運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、運転負荷を推定する。この態様により、静的なデータから参照された運転負荷を、動的データから算出された気遣い度、単調度を用いて調整することで、操縦者の運転負荷を状況に応じて精度高く見極めることができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置100において、負荷推定部136は、参照部135により参照された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、気遣い度算出部134により算出された、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標とのいずれか一方が所定値以上である場合、運転負荷が所定値以上であると推定する。この態様により、静的データと動的データのいずれか一方でも気遣い度が高く算出された場合に、調整を行うことなく運転負荷が高くなるよう出力することで、操縦者の運転負荷を状況に応じて精度高く見極めることができる。
[運転負荷の変化に基づくコンテンツ配信]
次に、運転負荷の変化に基づくコンテンツ配信について図9を用いて説明する。図3で説明した運転負荷の推定と、図7で説明した静的・動的を組み合わせた運転負荷の推定とは異なり、運転負荷の変化に基づくコンテンツ配信では、運転負荷を推定する際に、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標や、運転に対する単調度の度合いを示す指標を用いなくてもよい。
図9(1)は、操縦者が操縦する車両である。図9(2)は、運転負荷が高い区間である。図9(3)は、運転負荷が中程度の区間である。つまり、図9(2)と図9(3)との境目では、負荷推定部136の推定する運転負荷が変化することになる。配信部137は、この車両位置の移動に伴う運転負荷の変化に基づいて所定のコンテンツを配信する。
例えば、配信部137は、車両が図9(2)の運転負荷の高い区間から、図9(3)の運転負荷が中程度の区間に移動をしたことに伴う、運転負荷の変化に基づいて、「運転に負荷がかかるポイントを通過しました。」といったアナウンスを行う。
続いて、運転負荷の変化に基づくコンテンツ配信について図10を用いて説明する。図10(1)は、操縦者が操縦する車両である。図10(2)は、運転負荷が中低度の区間である。図10(3)は、運転負荷が高い区間である。
ここで、図10(2)と図10(3)とは、操縦者が操縦する車両の走行予定ルートである。走行予定ルート上に運転負荷が変化するポイント(例えば、図10(2)と図10(3)との境目)が含まれる場合は、配信部137は、変化するポイントまでの距離と、操縦する車両の速度情報とから運転負荷が変化するポイントまでの到達時間を予測し、到達する数秒前に、例えば、「走行状況にご注意ください。」といったアナウンスを行う。また、加えて、運転負荷の変化具合に応じたアナウンスを行うようにしてもよい。例えば、運転負荷が低い(単調である)状態から運転負荷が高い(気を遣う)状態に変化するポイントにおいては、「この先、走行状況が著しく変化します、走行には十分ご注意ください。」といった、変化が小さいときに比してより注意を促すようなアナウンスを行うようにしてもよい。
このとき、配信部137は、車両が危険な速度で運転負荷が変化するポイントを通過するおそれがある場合には、例えば「危険な速度です。ご注意ください。」といったアナウンスを行う。また、配信部137は、運転負荷が変化するポイント付近でリスク運転事象が多発していた場合は、その地点をヒヤリハットポイントとして注意喚起を行う。
続いて、運転負荷の変化に基づくコンテンツ配信について図11を用いて説明する。図11(1)は、操縦者が操縦する車両である。図11(2)は、運転負荷が中程度の区間である。図11(3)は、運転負荷が高い区間である。図11(4)は、図11(1)の車両が走行予定のルート上に存在する道路リンクIDと、道路リンクIDに基づく情報とを含む表である。
走行予定ルート上に運転負荷が変化するポイント(例えば、図11(2)と図11(3)との境目)が含まれている場合、情報処理装置100は、例えば、図11(4)で示すような、道路リンクID、運転負荷、距離、予想走行速度、予想走行時間といった情報から、運転負荷が変化するポイントまでの到達時間を予測し、到達する数秒前に、配信部137は、「走行状況にご注意ください。」といったアナウンスを行う。
[フローチャート]
次に、上述した構成の情報処理装置100による処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。図12のフローチャートは主に制御部130で実行される。また、このフローチャートを制御部130が有するCPUで実行されるプログラムとして構成することで情報処理プログラムとすることができる。なお、下記のステップS401~S404は、異なる順序で実行することもできる。また、下記のステップS401~S404のうち、省略される処理があってもよい。
まず、取得部131は、車両または道路状況に関する動的なデータを取得する(ステップS401)。また、取得部131は、車両または道路状況に関する動的なデータと、車両または道路状況に関する静的なデータとを取得する。例えば、取得部131は、GPSによる位置情報や、加速度センサによる加速度といった動的なデータと、道路リンクIDといった静的なデータとを取得する。
次に、状況推定部132は、取得部131により取得された車両または道路状況に関する動的なデータに基づいて、運転状況を推定する(ステップS402)。例えば、状況推定部132は、GPSによる位置情報と、加速度センサによる加速度、ジャイロセンサによる角速度から、急ハンドル操作が行われたと推定する。
それから、負荷推定部136は、状況推定部132により推定された運転状況に応じて運転負荷を推定する(ステップS403)。例えば、負荷推定部136は、状況推定部132により推定された同じ傾向の道であるという運転状況に基づいて、運転負荷が0.2であると推定する。
配信部137は、負荷推定部136により推定された運転負荷の変化に基づいて、所定のコンテンツを配信する(ステップS404)。また、配信部137は、運転位置の変化に伴う運転負荷の変換に基づいて、所定のコンテンツを配信する。また、配信部137は、経路上の道路リンクIDに基づく運転負荷の変化に基づいて、所定コンテンツを配信する。
[効果]
本発明の一実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、車両または道路状況に関する動的なデータを取得し、状況推定部132は、取得部131により取得された車両または道路状況に関する動的なデータに基づいて、運転状況を推定し、負荷推定部136は、状況推定部132により推定された運転状況に基づいて、運転負荷を推定し、配信部137は、負荷推定部136により推定された運転負荷の変化に基づいて、所定のコンテンツを配信する。
この態様により、運転負荷の変化に応じたコンテンツの配信を行うことで、操縦者の現在の運転負荷と、過去または将来の運転負荷との差を考慮して通知を行うことができる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、車両または道路状況に関する動的なデータと、車両または道路状況に関する静的なデータとを取得し、負荷推定部136は、状況推定部132により推定された運転状況と、取得部131により取得された車両または道路状況に関する静的なデータとに基づいて、運転負荷を推定する。
この態様により、動的・静的データから推定される運転負荷の変化に応じたコンテンツの配信を行うことで、動的・静的なデータを統合した上で、操縦者の現在の運転負荷と、過去または将来の運転負荷との差を考慮して通知を行うことができる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100において、配信部137は、負荷推定部136により推定された運転位置の変化に伴う運転負荷の変化に基づいて、所定のコンテンツを配信する。
この態様により、運転位置の変化に伴う運転負荷の変化に基づいてコンテンツの配信を行うことで、操縦者の現在の運転位置における運転負荷と、過去または将来の運転位置における運転負荷との差を考慮して通知を行うことができる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100において、配信部137は、負荷推定部136により推定された経路上の道路リンクIDの変化に基づく運転負荷の変化に基づいて、所定コンテンツを配信する。
この態様により、道路リンクIDの変化に基づく運転負荷の変化に応じてコンテンツの配信を行うことで、操縦者の現在の道路リンクIDにおける運転負荷と、過去または将来の道路リンクIDにおける運転負荷との差を考慮して通知を行うことができる。
[ハードウェア構成]
また、上述してきた実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図13は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600およびメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラムおよび係るプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置およびキーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
[その他]
ここまで、本発明に係る実施形態の一例について説明をしたが、本発明は上記実施例に限定されるものではない。すなわち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の情報処理装置を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 情報処理システム
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 ワークロードDB
130 制御部
131 取得部
132 状況推定部
133 気遣い度算出部
134 単調度算出部
135 参照部
136 負荷推定部
137 配信部

Claims (7)

  1. 車両または道路状況に関する静的なデータを取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記車両または道路状況に関する静的なデータに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、運転負荷とを参照する参照部を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、車両または道路状況に関する静的なデータに加えて、車両または道路状況に関する動的なデータを取得し、
    前記取得部により取得された、前記車両または道路状況に関する動的なデータに基づいて、動的な運転状況を推定する状況推定部と、
    前記状況推定部により推定された動的な運転状況に基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標を算出する気遣い度算出部と、
    前記状況推定部により推定された動的な運転状況に基づいて、運転に対する単調さの度合いを示す指標とを算出する単調度算出部と、
    前記参照部により参照された、前記操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、前記運転に対する単調さの度合いを示す指標と、前記気遣い度算出部により算出された、前記操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、前記単調度算出部により算出された前記運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、前記運転負荷を推定する負荷推定部と
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、前記車両または道路状況に関する静的なデータとして、道路リンクIDを取得することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第負荷推定部は、前記参照部により参照された運転負荷と、前記気遣い度算出部により算出された、前記操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、前記単調度算出部により算出された前記運転に対する単調さの度合いを示す指標とに基づいて、前記運転負荷を推定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記負荷推定部は、前記参照部により参照された、前記操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、前記気遣い度算出部により算出された、前記操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標とのいずれか一方が所定値以上である場合、前記運転負荷が所定値以上であると推定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータが実行する方法であって、
    車両または道路状況に関する静的なデータを取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記車両または道路状況に関する静的なデータに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、運転負荷とを参照する参照工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 車両または道路状況に関する静的なデータを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記車両または道路状況に関する静的なデータに基づいて、操縦者が運転に対して気を遣う度合いを示す指標と、運転に対する単調さの度合いを示す指標と、運転負荷とを参照する参照ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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