JP2024041368A - 補強部材、及び、補強部材を備えたコネクタ装置 - Google Patents

補強部材、及び、補強部材を備えたコネクタ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】嵌合状態のロックの信頼性を更に向上可能な補強部材を提供すること。【解決手段】コネクタ装置10は、第1ハウジング22を有する第1コネクタ20と、第2ハウジング72を有する第2コネクタ70と、第1コネクタ20と別体の補強部材40とを備えている。第1ハウジング22は、第2ハウジング72と嵌合可能である。第1ハウジング22は、ロックアーム30と、ロックアーム30に支持された第1ロック部33とを有している。第2ハウジング72は、第2ロック部75を有している。補強部材40は、第1ハウジング22が第2ハウジング72と嵌合した後に、第1ハウジング22に取り付けられる。補強部材40を第1ハウジング22に取り付けると、補強部材40の一部は、第1ロック部33の真下に位置して、ロックアーム30を上方に加圧し、第1ロック部33と第2ロック部75とは、前後方向において対向して、嵌合状態をロックする。【選択図】図19

Description

本発明は、互いに嵌合可能な第1コネクタ及び第2コネクタを備えたコネクタ装置に使用される補強部材であって、嵌合状態をロックするための第1コネクタのロックアームを補強する補強部材に関する。
例えば、特許文献1には、このタイプの補強部材が開示されている。
図21を参照すると、特許文献1には、前後方向に沿って互いに嵌合可能な第1コネクタ90及び第2コネクタ(図示せず)を備えたコネクタ装置が開示されている。第1コネクタ90は、第1ハウジング91と、第1ハウジング91に取り付けられたリテーナ95とを備えている。第1ハウジング91は、弾性変形可能なロックアーム93と、ロックアーム93に設けられた凸部(ロック部)94とを有している。第1コネクタ90が第2コネクタと嵌合した嵌合状態において、ロック部94は、第2コネクタのロック部98(図21において位置のみを破線で描画)と前後方向において対向する。この結果、嵌合状態がロックされる。加えて、リテーナ95は、ロックアーム93を補強する補強部材(矯正部96)を有している。矯正部96は、ロックアーム93が僅かに変形してもロック部94の位置をロック部98と対向する位置に矯正し、これにより、嵌合状態のロックの信頼性が維持される。
特開2022-44164号公報
図21に示された構造から理解されるように、特許文献1の発明によれば、ロックアーム93がある程度クリープ変形した場合、嵌合状態のロックの信頼性が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、嵌合状態のロックの信頼性を更に向上可能な補強部材を提供することを目的とする。
本発明は、第1のコネクタ装置として、
第1コネクタと、第2コネクタと、補強部材とを備えるコネクタ装置であって、
前記第1コネクタは、第1ハウジングと、第1端子とを備えており、
前記第1端子は、前記第1ハウジングに保持されており、
前記第2コネクタは、第2ハウジングと、第2端子とを備えており、
前記第2端子は、前記第2ハウジングに保持されており、
前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングと前後方向に沿って後方から嵌合可能であり、
前記第1ハウジングが前記第2ハウジングと嵌合すると、前記第1端子は、前記第2端子に接続され、
前記第1ハウジングは、ロックアームと、第1ロック部と、停止部と、受止部とを有しており、
前記第1ロック部は、前記ロックアームに支持されており、
前記ロックアーム及び前記第1ロック部のうちの少なくとも一方は、被加圧部を有しており、
前記第2ハウジングは、第2ロック部を有しており、
前記補強部材は、前記第1コネクタと別体の部材であり、突当部と、加圧部と、規制部とを有しており、
前記補強部材は、前記第1ハウジングが前記第2ハウジングと嵌合した後に、前記突当部が前記停止部に突き当たるまで前記第1ハウジングに対して相対的に移動することで前記第1ハウジングに取り付け可能であり、
前記補強部材が前記第1ハウジングに取り付けられたとき、前記補強部材の一部は、前記前後方向と直交する上下方向において前記第1ロック部の真下に位置しており、前記加圧部は、前記被加圧部を上方に加圧しており、且つ、前記第1ロック部と前記第2ロック部とは、前記前後方向において対向して、前記第1ハウジングが前記第2ハウジングと嵌合した嵌合状態をロックしており、
前記加圧部が前記被加圧部を上方に加圧しているとき、前記受止部は、前記規制部の下に位置しており、前記規制部は、前記受止部に押し付けられて、前記加圧部の下方への移動を規制している
コネクタ装置を提供する。
本発明は、第2のコネクタ装置として、第1のコネクタ装置であって、
前記第1ハウジングは、ハウジング本体を有しており、
前記ロックアームは、前記ハウジング本体の上面に支持された片持ち梁であり、後方に向かって延びており、
前記ロックアームは、ロック基部を有しており、
前記第1ロック部は、前記ロック基部の上に設けられており、
前記受止部は、前記ハウジング本体の前記上面に設けられており、
前記補強部材を前記第1ハウジングに取り付ける際、前記補強部材は、前記ロック基部と前記受止部との間に挿入される
コネクタ装置を提供する。
本発明は、第3のコネクタ装置として、第2のコネクタ装置であって、
前記補強部材の先端には、被ガイド部が設けられており、
前記被ガイド部の前記上下方向におけるサイズは、前方に向かって小さくなっており、
前記補強部材を前記第1ハウジングに取り付ける際、前記被ガイド部は、前記補強部材の他の部位よりも先に前記ロック基部と前記受止部との間に挿入される
コネクタ装置を提供する。
本発明は、第4のコネクタ装置として、第1のコネクタ装置であって、
前記第1ハウジングには、挿入口が形成されており、
前記挿入口は、後方に向かって開いており、
前記補強部材は、前側部を有しており、
前記前側部は、前記補強部材のうち、前記突当部が前記停止部に突き当たったときに前記挿入口の前方に位置する部位全体であり、
前記補強部材を前記第1ハウジングに取り付ける際、前記前側部は、前記前後方向と直交する平面において前記挿入口の周囲に位置する部位を加圧することなく前記挿入口を通過可能である
コネクタ装置を提供する。
本発明は、第5のコネクタ装置として、第1のコネクタ装置であって、
前記第1ハウジングは、ロック部を有しており、
前記補強部材は、被ロック部と、解除部とを有しており、
前記補強部材を前記第1ハウジングに取り付けたとき、前記ロック部は、前記被ロック部をロックし、これにより、前記補強部材の前記第1ハウジングからの取り外しが防止され、
前記補強部材を前記第1ハウジングに取り付けたとき、前記解除部は、前記コネクタ装置の外部から視認可能であり、
前記解除部を加圧すると、前記ロック部による前記被ロック部のロックが解除され、これにより、前記補強部材の前記第1ハウジングからの取り外しが許容される
コネクタ装置を提供する。
本発明は、第6のコネクタ装置として、第5のコネクタ装置であって、
前記ロックアームは、主アームと、2つの延長部と、連結部とを有しており、
前記第1ロック部は、前記主アームに設けられており、
前記延長部の夫々は、前記主アームから後方に延びており、
前記2つの延長部は、前記前後方向及び前記上下方向の双方と直交する横方向において互いに離れており、
前記連結部は、前記横方向において前記延長部を互いに連結しており、
前記ロック部は、前記連結部の前方を向いた面であり、
前記補強部材は、基部と、主部と、支持部と、突出部とを有しており、
前記主部及び前記支持部は、前記前後方向と直交する平面において互いに離れており、
前記主部は、前記基部から前方に延びており、
前記加圧部及び前記規制部は、前記主部に設けられており、
前記支持部は、前記基部から前方に延びており、弾性変形可能であり、
前記突出部は、前記支持部に支持されており、
前記被ロック部及び前記解除部は、前記突出部に設けられており、
前記突出部は、前記補強部材が前記第1ハウジングに取り付けられたとき、前記連結部の前に位置している
コネクタ装置を提供する。
本発明は、第7のコネクタ装置として、第6のコネクタ装置であって、
前記突出部の前面は、下端から上端にかけて後方に向かって延びる斜面であり、
前記被ロック部は、前記突出部の後面であり、
前記被ロック部は、前記前後方向と直交する平面、又は、下端から上端にかけて後方に向かって延びる斜面である
コネクタ装置を提供する。
本発明は、第8のコネクタ装置として、第6のコネクタ装置であって、
前記突出部には、溝が形成されており、
前記溝は、前記突出部の上端から下方に向かって凹んでおり、且つ、前記前後方向において前記突出部を貫通しており、
前記溝は、前記解除部として機能する
コネクタ装置を提供する。
本発明は、第1の付加的部材として、第1から第8までのいずれかのコネクタ装置の補強部材として使用可能な付加的部材を提供する。
本発明は、第1の補強部材として、第1コネクタと第2コネクタとを備えるコネクタ装置に使用される補強部材であって、
前記第1コネクタは、第1ハウジングと、第1端子とを備えており、
前記第1端子は、前記第1ハウジングに保持されており、
前記第2コネクタは、第2ハウジングと、第2端子とを備えており、
前記第2端子は、前記第2ハウジングに保持されており、
前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングと前後方向に沿って後方から嵌合可能であり、
前記第1ハウジングが前記第2ハウジングと嵌合すると、前記第1端子は、前記第2端子に接続され、
前記第1ハウジングは、ロックアームと、第1ロック部と、停止部と、受止部とを有しており、
前記第1ロック部は、前記ロックアームに支持されており、
前記ロックアーム及び前記第1ロック部のうちの少なくとも一方は、被加圧部を有しており、
前記第2ハウジングは、第2ロック部を有しており、
前記補強部材は、前記第1コネクタと別体の部材であり、突当部と、加圧部と、規制部とを有しており、
前記補強部材は、前記第1ハウジングが前記第2ハウジングと嵌合した後に、前記突当部が前記停止部に突き当たるまで前記第1ハウジングに対して相対的に移動することで前記第1ハウジングに取り付け可能であり、
前記補強部材が前記第1ハウジングに取り付けられたとき、前記補強部材の一部は、前記前後方向と直交する上下方向において前記第1ロック部の真下に位置しており、前記加圧部は、前記被加圧部を上方に加圧しており、且つ、前記第1ロック部と前記第2ロック部とは、前記前後方向において対向して、前記第1ハウジングが前記第2ハウジングと嵌合した嵌合状態をロックしており、
前記加圧部が前記被加圧部を上方に加圧しているとき、前記受止部は、前記規制部の下に位置しており、前記規制部は、前記受止部に押し付けられて、前記加圧部の下方への移動を規制している
補強部材を提供する。
本発明によれば、第1ハウジングに取り付けられた補強部材は、ロックアームを上方に加圧する。加えて、本発明の補強部材は、第1ハウジングが第2ハウジングと嵌合した後に第1ハウジングに取り付けられるため、嵌合過程における第1ロック部の移動を妨げることなく、嵌合状態において部分的に第1ロック部の真下に位置して、第1ロック部の下方への移動を防止する。この結果、ロックアームがクリープ変形した場合でも、嵌合状態の第1ロック部は、第2ロック部と対向するように位置矯正される。本発明によれば、嵌合状態のロックの信頼性を更に向上可能な補強部材を提供できる。
本発明の実施の形態によるコネクタ装置を示す斜視図である。コネクタ装置の第1コネクタ、第2コネクタ及び補強部材は、互いに離れている。 図1のコネクタ装置の第1コネクタ及び第2コネクタを示す斜視図である。第1コネクタ及び第2コネクタは、互いに嵌合している。 図1のコネクタ装置の第1コネクタ及び第2コネクタを示す上面図である。 図3のコネクタ装置の第2コネクタを示す側面図である。第2コネクタが搭載される基板の輪郭を破線で描画している。 図3のコネクタ装置の第2コネクタをV-V線に沿って示す断面図である。第2コネクタと嵌合したときの第1コネクタのロックアームの輪郭の一部を破線で描画している。 図3のコネクタ装置の第1コネクタを示す斜視図である。 図3のコネクタ装置の第1コネクタをV-V線に沿って示す断面図である。挿入口の位置を破線で描画している。 図6の第1コネクタを示す背面図である。補強部材の前側部の輪郭を破線で描画している。挿入口の輪郭を1点鎖線で描画している。 図2の第1コネクタ及び第2コネクタを図3のIX-IX線に沿って示す断面図である。ケーブルの輪郭を破線で描画している。 図2の第1コネクタ及び第2コネクタを図3のV-V線に沿って示す断面図である。第1コネクタのロックアームは、クリープ変形している。 図10の第1コネクタ及び第2コネクタを補強部材とともに示す斜視図である。補強部材は、第1コネクタから離れている。 図11の補強部材を示す斜視図である。支持部と突出部との間の境界を破線で描画している。 図12の補強部材を示す別の斜視図である。基部と主部との間の境界を破線で描画している。 図12の補強部材を示す平面図である。 図12の補強部材を示す側面図である。補強部材の一部(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。 図12の補強部材を示す正面図である。 図11の第1コネクタ及び補強部材を示す斜視図である。補強部材は、部分的に第1コネクタに挿入されている。 図17の第1コネクタ及び補強部材を図3のV-V線に沿って示す断面図である。 図17の第1コネクタ及び補強部材を示す斜視図である。補強部材は、第1ハウジングに取り付けられている。 図19の第1コネクタ及び補強部材を図3のV-V線に沿って示す断面図である。 特許文献1のコネクタ装置の第1コネクタを示す断面図である。第2コネクタの相手側ロック部の位置を破線で描画している。
図1に示されるように、本発明の実施の形態によるコネクタ装置10は、第1コネクタ20と、第2コネクタ70と、樹脂等の絶縁体からなる補強部材40とを備えている。補強部材40は、第1コネクタ20に取り付けて使用される。即ち、補強部材40は、第1コネクタ20と第2コネクタ70とを備えるコネクタ装置10に使用される付加的部材である。換言すれば、コネクタ装置10は、コネクタ装置10の補強部材40として使用可能な付加的部材を備えている。本実施の形態のコネクタ装置10は、第1コネクタ20、第2コネクタ70、及び、補強部材40のみを備えている。但し、本発明は、これに限られず、コネクタ装置10は、上述の部材に加えて、別の部材を更に備えていてもよい。
図1及び図2を参照すると、第1コネクタ20と第2コネクタ70とは、前後方向に沿って互いに嵌合可能である。本実施の形態の前後方向は、X方向である。本実施の形態において、「前方」は+X方向であり、「後方」は-X方向である。本実施の形態によれば、第1コネクタ20と第2コネクタ70とが互いに嵌合した嵌合状態において、第1コネクタ20は、第2コネクタ70の内部に部分的に受容される。また、本実施の形態の第1コネクタ20は、ケーブル80に接続されてハーネスを形成している。図4を参照すると、本実施の形態の第2コネクタ70は、基板85に搭載される所謂オンボードコネクタである。但し、本発明は、これに限られず、様々なコネクタ装置に適用可能である。
以下、本実施の形態の第2コネクタ70について説明する。
図1及び図3を参照すると、本実施の形態の第2コネクタ70は、絶縁体からなる第2ハウジング72と、導電体からなる複数の第2端子78と、2つの金属部材79とを備えている。図1及び図5を参照すると、本実施の形態の第2ハウジング72は、ハウジング本体74と、第2ロック部75とを有している。第2ハウジング72には、受容部76が形成されている。
図5を参照すると、受容部76は、ハウジング本体74の内部に形成された空間であり、後方に開口している。第2ロック部75は、前後方向と直交する上下方向における受容部76の上側の内壁面に設けられており、且つ、受容部76の後端に位置している。本実施の形態の上下方向は、Z方向である。本実施の形態において、「上方」は+Z方向であり、「下方」は-Z方向である。第2ロック部75は、前後方向及び上下方向の双方と直交する横方向に沿って延びつつ、受容部76の内部を下方に突出している。本実施の形態の横方向は、Y方向である。第2ロック部75の前面は、上端から下端にかけて前方に向かって延びる斜面である。第2ロック部75の後面は、受容部76の内部に張り出した弧形状を有している。
図3から図5までを参照すると、第2端子78の夫々は、第2ハウジング72に保持されている。図4及び図5を参照すると、第2端子78の夫々は、接触部782と、被固定部788とを有している。接触部782は、受容部76の内部に位置しており、受容部76の前端の壁面から後方に向かって延びている。被固定部788は、第2ハウジング72の外部に位置しており、基板85の導電パッド(図示せず)に半田付け等によって固定され接続されている。図1を参照すると、2つの金属部材79は、第2ハウジング72の横方向における両側に夫々取り付けられている。
本実施の形態の第2コネクタ70は、上述の構造を有している。但し、第2コネクタ70が、第2ハウジング72に保持された第2端子78(図3参照)を有しており、第2ハウジング72が第2ロック部75を有している限り、第2コネクタ70の構造は、特に限定されない。例えば、金属部材79は、必要に応じて設ければよい。第2端子78の数は1であってもよい。一方、第2コネクタ70は、上述の部材に加えて、別の部材を更に備えていてもよい。
以下、本実施の形態の第1コネクタ20について説明する。
図1を図9と併せて参照すると、本実施の形態の第1コネクタ20は、第1ハウジング22と、導電体からなる複数の第1端子28とを備えている。本実施の形態の第1コネクタ20は、上述の部材のみを備えている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1端子28の数は1であってもよい。一方、第1コネクタ20は、上述の部材に加えて、別の部材を更に備えていてもよい。
図1及び図6を参照すると、本実施の形態の第1ハウジング22は、ハウジング本体24と、絶縁体からなるロックアーム30と、絶縁体からなる第1ロック部33とを有している。ハウジング本体24は、上面24Uを有している。
図7を参照すると、本実施の形態のハウジング本体24は、絶縁体からなる基部材242及び絶縁体からなるリテーナ244等の様々な絶縁部材の組立体である。リテーナ244は、基部材242に下方から取り付けられている。上面24Uは、基部材242の上面及びリテーナ244の上面を含んでいる。ロックアーム30は、基部材242と一体に形成されており、第1ロック部33は、ロックアーム30と一体に形成されている。換言すれば、基部材242、ロックアーム30及び第1ロック部33の夫々は、単一の絶縁部材の一部である。
本実施の形態の第1ハウジング22は、上述の構造を有している。但し、本発明は、これに限られず、第1ハウジング22の構造は、様々に変形可能である。例えば、第1ロック部33は、ロックアーム30と別体に形成されていてもよく、ロックアーム30に接合されていてもよい。また、基部材242を除くリテーナ244等の絶縁部材は、必要に応じて設ければよい。即ち、第1ハウジング22は、単一の絶縁部材であってもよい。
図6及び図7を参照すると、本実施の形態のロックアーム30は、ハウジング本体24の上面24Uに支持された片持ち梁であり、後方に向かって延びている。ロックアーム30は、被固定部302と、自由端304とを有している。被固定部302は、ロックアーム30の前端に位置しており、上面24Uの前端に固定されている。ロックアーム30は、被固定部302を除いて上面24Uの上方に位置しており、前後方向に沿って延びている。自由端304は、ロックアーム30の後端に位置しており、且つ、ハウジング本体24の後端近傍に位置している。上述のように形成されたロックアーム30は、被固定部302を固定端として弾性変形可能である。自由端304は、ロックアーム30の弾性変形に伴って上下方向に移動可能である。
第1ロック部33は、ロックアーム30に支持されている。本実施の形態のロックアーム30は、ロック基部32を有している。ロック基部32は、ロックアーム30の一部であり、前後方向におけるロックアーム30の中間部に位置している。第1ロック部33は、全体がロック基部32の上に位置しており、ロックアーム30の弾性変形に伴って上下方向に移動可能である。第1ロック部33は、横方向に沿って延びつつ、ロック基部32から上方に突出している。図示したロックアーム30は、弾性変形していない初期状態にある。ロックアーム30が初期状態にあるとき、第1ロック部33の後面は、前後方向と直交する平面であり、第1ロック部33の前面は、下端から上端にかけて後方に向かって延びる斜面である。
本実施の形態のロックアーム30は、上述の構造を有しており、撓み易い。即ち、本実施の形態の第1ロック部33は、上下方向に移動し易い。但し、本発明は、これに限られない。ロックアーム30は、比較的撓み難い構造を有していてもよい。例えば、ロックアーム30は、前後方向の両端が上面24Uに固定された両持ち梁であってもよい。
本実施の形態のロックアーム30は、横方向において、ハウジング本体24よりも僅かに小さい程度の大きなサイズを有している。加えて、ロックアーム30の大部分は、XY平面と平行な板形状を有している。例えば、第1ロック部33の真下に位置するロック基部32は、前後方向において2つの板状部の間に挟まれている。上述のように形成されたロックアーム30は、強いバネ力を有している。但し、本発明は、これに限られない。例えば、ロック基部32の前方及び後方の2つの板状部は、設けられていなくてもよく、第1ロック部33は、ロックアーム30のうち横方向において互いに離れた2つの部位のみによって支持されていてもよい。この場合、第1ロック部33の下面は、下方に露出していてもよい。
図9を参照すると、第1端子28は、第2端子78に夫々対応して設けられており、且つ、ケーブル80に夫々対応して設けられている。第1端子28の夫々は、第1ハウジング22に保持されており、対応するケーブル80の導電体からなる芯線(図示せず)に接続されている。第1端子28の夫々は、接触部282を有している。接触部282は、ハウジング本体24の内部に位置しており、対応するケーブル80の前方に位置している。
図2及び図9を参照すると、第1コネクタ20の第1ハウジング22は、第2コネクタ70の第2ハウジング72と前後方向に沿って後方から嵌合可能である。図9を参照すると、第1ハウジング22を前方に向かって移動して第2ハウジング72の受容部76に挿入すると、ハウジング本体24の前端が受容部76の前端の壁面と突き当たり、第1ハウジング22は停止する。このとき、第1ハウジング22は、第2ハウジング72と嵌合した嵌合状態にある。
第1ハウジング22が第2ハウジング72と嵌合すると、第1コネクタ20の第1端子28は、第2コネクタ70の第2端子78に夫々接続される。嵌合状態において、第1端子28の接触部282は、第2端子78の接触部782と夫々接触しており、これにより、ケーブル80に接続された第1電子機器(図示せず)は、基板85(図4参照)が搭載された第2電子機器(図示せず)と電気的に接続する。
第1ハウジング22を第2ハウジング72と嵌合する過程で、ロックアーム30の第1ロック部33の傾斜した前面は、第2コネクタ70の第2ロック部75のアーク形状の後面と突き当たる。その後、第1ロック部33は、第2ロック部75から下方に向かう力を受け、ロックアーム30を弾性変形させつつ下方に移動して第2ロック部75を通過する。
嵌合状態において、第1ロック部33は、第2ロック部75の前方に位置する。嵌合状態において、第1ロック部33の垂直な後面は、第2ロック部75の傾斜した前面と前後方向において対向する。第1コネクタ20を後方に向かって引くと、第1ロック部33の後面が第2ロック部75の前面の前端と突き当たり、第1ハウジング22は、受容部76から抜去できない。即ち、第1ロック部33は、第2ロック部75とともに嵌合状態をロックする。一方、ロックアーム30の連結部37を押し下げることで、嵌合状態のロックを解除でき、これにより、第1ハウジング22を受容部76から抜去できる。
本実施の形態の第1ロック部33は、通常は、上述のように嵌合状態をロックする。しかしながら、本実施の形態のロックアーム30は、撓み易い片持ち梁である。加えて、ロックアーム30は、第1ハウジング22が第2ハウジング72から離れた分離状態(図1参照)にあるとき、外部に露出しており力を受け易い。
図9及び図10を参照すると、分離状態のロックアーム30が長期間にわたって力を受けると、ロックアーム30が破損したりクリープ変形したりする場合がある(以下、破損及びクリープ変形を纏めて、単に「変形」という)。変形する前の初期状態のロックアーム30(図9参照)は、前後方向に沿って真っ直ぐ延びている。一方、変形したロックアーム30(図10参照)は、第1ロック部33が上面24Uに接近するように傾いている。この場合、第1ロック部33は、嵌合状態をロックできない。図11を参照すると、本実施の形態のコネクタ装置10は、この問題を解決するために、補強部材40を備えている。
図11及び図19を参照すると、補強部材40は、第1コネクタ20と別体の部材である。補強部材40は、ロックアーム30が変形した場合に第1コネクタ20の第1ハウジング22に取り付けられる。第1ハウジング22に取り付けられた補強部材40は、ロックアーム30を補強して変形する前の初期状態の姿勢に戻す。図20を参照すると、この結果、第1ロック部33の位置は、嵌合状態をロック可能な位置に矯正される。位置矯正された第1ロック部33は、嵌合状態をロックできる。
以下、本実施の形態の補強部材40の基本構造について説明する。
図11から図16までを参照すると、本実施の形態の補強部材40は、基部41と、主部44と、支持部46と、突出部62とを有している。主部44は、ロックアーム30を押し上げて第1ロック部33(図10参照)を位置矯正するための部位である。突出部62は、第1ハウジング22に取り付けた補強部材40を第1ハウジング22にロックするための部位である。支持部46は、突出部62を支持するための部位である。基部41は、主部44及び支持部46を一体に纏めて操作し易くするための部位である。本実施の形態の基部41、主部44及び支持部46は、以下のように配置されている。
基部41は、補強部材40の後端に位置している。基部41は、中間部42と、2つの腕部43とを有している。腕部43は、横方向における基部41の両側に夫々位置している。中間部42は、腕部43を横方向に互いに連結している。
主部44は、基部41から前方に延びている。支持部46は、基部41から前方に延びており、弾性変形可能である。詳しくは、支持部46は、基部41の中間部42によって支持された片持ち梁である。支持部46は、中間部42から上方に延びた後、前方に向かって延びている。主部44及び支持部46は、上下方向において互いに離れている。支持部46は、主部44の上方に位置しており、横方向において主部44の中間部に位置している。支持部46の横方向におけるサイズは、主部44の横方向におけるサイズよりも小さい。支持部46の前端は、主部44の前端の後方に位置している。
図8を参照すると、本実施の形態の補強部材40の主部44は、横方向において、ロックアーム30と同じ程度の大きなサイズを有しており、変形したロックアーム30が強いバネ力を保っていたとしても、バネ力に対抗してロックアーム30を移動できる。但し、本発明は、これに限られない。例えば、主部44の横方向におけるサイズは、ロックアーム30のバネ力に応じて調整可能である。
図11を参照すると、本実施の形態の主部44及び支持部46は上下方向に並んでいるため、主部44及び支持部46の夫々の横方向におけるサイズを十分に大きくできる。但し、本発明は、これに限られない。例えば、主部44の横方向におけるサイズを小さくしてもよい場合、主部44は、横方向において2つに分けてもよく、支持部46は、横方向において2つの主部44の間に配置してもよい。即ち、主部44及び支持部46は、前後方向と直交する直交平面(YZ平面)において互いに離れていてもよい。
本実施の形態の補強部材40は、上述の基本構造を有する単一の部材である。但し、本発明は、これに限られない。例えば、補強部材40を第1コネクタ20にロックしなくてもよい場合、支持部46及び突出部62は、設ける必要がない。この場合、基部41は、必要に応じて設ければよい。即ち、補強部材40は、主部44のみを有していてもよい。また、補強部材40は、互いに別体の2以上の部材を含んでいてもよい。例えば、主部44と、突出部62が設けられた支持部46とは、互いに別体の部材であってもよい。この場合、主部44を第1ハウジング22に取り付けた後に、支持部46を第1ハウジング22に取り付けてもよい。
以下、本実施の形態の補強部材40の基部41、及び、基部41に関連する第1ハウジング22の部位について説明する。
図11、図14及び図16に示されるように、本実施の形態の基部41において、腕部43の夫々は、中間部42から横方向外側に張り出している。腕部43の夫々は、横方向において主部44の外側に位置しており、前後方向に沿って延びる直方体形状を有している。腕部43の夫々には、突当部48が設けられている。即ち、補強部材40は、2つの突当部48を有している。本実施の形態の突当部48の夫々は、腕部43の前面であり、直交平面(YZ平面)に沿って延びる平面である。
図6及び図11を参照すると、第1コネクタ20の第1ハウジング22は、2つの側壁272を有している。側壁272は、横方向におけるハウジング本体24の両側に夫々設けられている。側壁272の夫々は、ロックアーム30を横方向において覆うようにして前後方向に沿って延びている。図11を参照すると、第1ハウジング22は、2つの停止部26を有している。本実施の形態の停止部26の夫々は、側壁272の後面であり、直交平面(YZ平面)に沿って延びる平面である。停止部26の夫々は、第1ハウジング22の後端に位置している。
図7を参照すると、第1ハウジング22には、被挿入部25が形成されている。被挿入部25は、ロックアーム30とハウジング本体24の上面24Uとの間に位置する空間である。被挿入部25は、横方向において2つの側壁272によって部分的に覆われている。図9を参照すると、被挿入部25は、ロックアーム30が変形していないとき、後方に開口している。図10を参照すると、ロックアーム30が変形すると、ロックアーム30の後側の部位は、被挿入部25を後方から少なくとも部分的に覆う。
図18を図10と併せて参照すると、本実施の形態の補強部材40は、第1ハウジング22が第2ハウジング72と嵌合した後に、第1ハウジング22の後方から前後方向に沿って被挿入部25に挿入され、変形したロックアーム30を上方に押し上げる。図20を参照すると、補強部材40を前後方向に沿って移動して被挿入部25に挿入すると、2つの突当部48が2つの停止部26に夫々突き当たり、これにより、補強部材40の移動が停止する。このとき、補強部材40は、第1ハウジング22に取り付けられている。
本実施の形態の補強部材40は、上述のように、前後方向に沿って第1ハウジング22に取り付けられる。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1ハウジング22及び第2ハウジング72の構造を変えることで、補強部材40を、前後方向と交差する方向に沿って被挿入部25に挿入することも可能である。また、突当部48の数及び配置は、本実施の形態に限られない。停止部26は、突当部48が突き当たる位置に必要な数だけ設ければよい。例えば、補強部材40の前端が突当部48として機能してもよい。この場合、上面24Uから上方に突出する部位を設けて停止部26として機能させてもよい。いずれの場合も、補強部材40は、第1ハウジング22が第2ハウジング72と嵌合した後に、突当部48が停止部26に突き当たるまで第1ハウジング22に対して相対的に移動することで第1ハウジング22に取り付け可能である。
以下、本実施の形態の補強部材40の主部44、及び、主部44に関連する第1ハウジング22の部位について説明する。
図12、図13及び図15に示されるように、本実施の形態の主部44は、水平面(XY平面)と平行な平板形状を有している。主部44は、横方向及び上下方向において先細りつつ、基部41から前後方向に沿って前方に延びている。主部44は、被ガイド部56を有している。被ガイド部56は、主部44の前端に位置する部位であり先端58まで前後方向に沿って延びている。即ち、補強部材40の先端58には、被ガイド部56が設けられている。
図14を参照すると、被ガイド部56の横方向におけるサイズWGは、前方に向かって小さくなっている。サイズWGは、先端58まで徐々に小さくなっている。図15を参照すると、被ガイド部56の上下方向におけるサイズTGは、前方に向かって小さくなっている。サイズTGは、先端58まで徐々に小さくなっている。
図6を参照すると、第1ハウジング22のロックアーム30は、主アーム31と、2つの延長部36と、連結部37とを有している。主アーム31は、ロックアーム30の前側の部位である。第1ロック部33は、主アーム31に設けられている。詳しくは、第1ロック部33は、主アーム31の後端に位置している。延長部36の夫々は、主アーム31から後方に延びている。詳しくは、延長部36の夫々は、主アーム31の後端から主アーム31が延びる方向に沿って後方に延びている。延長部36の夫々の後端は、上下方向において上面24Uから離れるように延びている。2つの延長部36は、横方向において互いに離れている。連結部37は、上面24Uから離れて上面24Uの上方に位置しており、横方向において延長部36を互いに連結している。
図7及び図10を参照すると、ロックアーム30の延長部36及び連結部37の後面は、ロックアーム30が変形しているか否かに拘らず、下端から上端にかけて後方に向かって延びる斜面である。
図18を図10と併せて参照すると、補強部材40を第1ハウジング22に取り付ける際、補強部材40を被挿入部25に向かって移動すると、補強部材40の被ガイド部56は、ロックアーム30の延長部36又は連結部37の後面に突き当たる。補強部材40を移動し続けると、ロックアーム30は、被ガイド部56から上方に向かう力を受け、連結部37は、上方に移動する。補強部材40を移動し続けると、被ガイド部56は、連結部37の後面と上面24Uとの間に形成された隙間を通過して被挿入部25に受容される。図20を参照すると、補強部材40を更に移動し続けると、補強部材40は、第1ハウジング22に取り付けられる。このとき、被ガイド部56を含む主部44の前側の部位は、被挿入部25に受容されている。
補強部材40を第1ハウジング22に取り付けたとき、主部44の一部は、上下方向において、ロックアーム30とハウジング本体24の上面24Uとの間に挟み込まれている。このとき、主部44の上面の一部(加圧部52)は、ロックアーム30の下面の一部(被加圧部34)を上方に押しており、主部44の下面の一部(規制部54)は、上面24Uの一部(受止部35)を下方に押している。
図13から図15までを参照すると、以上の説明から理解されるように、補強部材40は、加圧部52と、規制部54とを有している。本実施の形態の加圧部52及び規制部54は、主部44に設けられている。より具体的には、加圧部52は、主部44の上面の一部であり、規制部54は、主部44の下面の一部である。但し、本発明は、これに限られず、加圧部52及び規制部54の配置は、必要に応じて変形可能である。
図20を参照すると、第1ハウジング22は、受止部35を有しており、ロックアーム30は、被加圧部34を有している。受止部35は、ハウジング本体24の上面24Uに設けられており、被加圧部34は、ロックアーム30の下面に設けられている。
補強部材40が第1ハウジング22に取り付けられたとき、加圧部52は、被加圧部34を上方に加圧している。加圧部52が被加圧部34を上方に加圧しているとき、受止部35は、規制部54の下に位置しており、規制部54は、受止部35に押し付けられて、加圧部52の下方への移動を規制している。
補強部材40が第1ハウジング22に取り付けられたとき、補強部材40の一部は、上下方向において第1ロック部33の真下に位置しており、且つ、第1ロック部33と第2ロック部75とは、ロックアーム30が変形していないとき(図9参照)と同様に、前後方向において対向して、第1ハウジング22が第2ハウジング72と嵌合した嵌合状態をロックしている。
以上の説明を纏めると、本実施の形態によれば、第1ハウジング22に取り付けられた補強部材40は、ロックアーム30を上方に加圧する。仮に、補強部材40を、第2ハウジング72と嵌合する前の第1ハウジング22に取り付けると、嵌合過程において第1ロック部33の下方に向かう移動が妨げられ、第1ハウジング22は、第2ハウジング72と嵌合できない。一方、本実施の形態の補強部材40は、第1ハウジング22が第2ハウジング72と嵌合した後に第1ハウジング22に取り付けられるため、嵌合過程における第1ロック部33の移動を妨げることなく、嵌合状態において部分的に第1ロック部33の真下に位置して、第1ロック部33の下方への移動を防止する。
以上のように第1ハウジング22に取り付けられた補強部材40により、ロックアーム30が変形した場合でも、嵌合状態の第1ロック部33は、第2ロック部75と対向するように位置矯正される。本実施の形態によれば、嵌合状態のロックの信頼性を更に向上可能な補強部材40を提供できる。
本実施の形態によれば、加圧部52、規制部54、被加圧部34及び受止部35の夫々は、概ねXY平面に沿って延びる平面である。但し、本発明は、これに限られず、加圧部52、規制部54、被加圧部34及び受止部35の夫々の構造は、様々に変形可能である。例えば、加圧部52は、上方に突出した突起の上端であってもよく、規制部54は、下方に突出した突起の下端であってもよい。
本実施の形態によれば、補強部材40を第1ハウジング22に取り付ける際、補強部材40は、ロック基部32と受止部35との間に挿入される。補強部材40を第1ハウジング22に取り付けたとき、補強部材40の一部は、ロック基部32を介して第1ロック部33の真下に位置する。この構造によれば、ロック基部32の真上に位置する第1ロック部33を、より確実に位置矯正できる。また、本実施の形態の被加圧部34はロックアーム30の一部である。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1ロック部33の下面が下方に露出している場合、加圧部52は、ロック基部32を介することなく第1ロック部33の真下に位置して、第1ロック部33の下面である被加圧部34を上方に加圧してもよい。即ち、ロックアーム30及び第1ロック部33のうちの少なくとも一方は、被加圧部34を有していればよい。
図18を参照すると、本実施の形態によれば、補強部材40を第1ハウジング22に取り付ける際、被ガイド部56は、補強部材40の他の部位よりも先にロック基部32と受止部35との間に挿入される。この構造によれば、補強部材40をロック基部32と受止部35との間に挿入し易い。但し、本発明は、これに限られない。例えば、被ガイド部56は、必要に応じて設ければよい。被ガイド部56が設けられていない場合、補強部材40の主部44は、XY平面において矩形形状を有していてもよい。
以下、本実施の形態の補強部材40の突出部62、及び、突出部62に関連する第1ハウジング22の部位について説明する。
図12及び図15を参照すると、本実施の形態の突出部62は、支持部46に支持されている。本実施の形態の突出部62は、支持部46の前端に位置している。突出部62の後面66は、支持部46の上面から上方に突出している。突出部62は、支持部46の弾性変形に伴って上下方向に移動可能である。図15に示されるように、突出部62の前面64は、下端64Lから上端64Uにかけて後方に向かって延びる斜面である。突出部62の後面66は、下端66Lから上端66Uにかけて後方に向かって延びる斜面である。本実施の形態の後面66は、横方向において溝68を挟んで2つに分かれている。本実施の形態の突出部62は、上述の構造を有している。但し、本発明は、これに限られず、突出部62の配置及び構造は、必要に応じて変形可能である。
補強部材40は、被ロック部66を有している。本実施の形態の被ロック部66は、突出部62に設けられている。より具体的には、被ロック部66は、突出部62の後面66であり、上述した2つの斜面である。但し、本発明は、これに限られない。例えば、被ロック部66は、前後方向と直交する平面であってもよい。即ち、被ロック部66は、前後方向と直交する面、又は、下端66Lから上端66Uにかけて後方に向かって延びる斜面であってもよい。
図6及び図7を参照すると、本実施の形態の第1ハウジング22は、ロック部38を有している。本実施の形態のロック部38は、ロックアーム30の連結部37の前方を向いた面(前面)である。ロック部38は、ロックアーム30が初期状態にあるとき、前後方向と直交する平面である。
図18を図20と併せて参照すると、補強部材40を第1ハウジング22に取り付ける過程で、突出部62の傾斜した前面64は、ロックアーム30の連結部37の傾斜した後面と突き当たる。その後、突出部62は、連結部37によって下方に押され、支持部46を弾性変形させつつ下方に移動して連結部37を通過する。
図20を参照すると、突出部62は、補強部材40が第1ハウジング22に取り付けられたとき、連結部37の前に位置している。このとき、ロック部38は、被ロック部66と前後方向において対向する。補強部材40を後方に向かって引くと、被ロック部66がロック部38と突き当たり、補強部材40は、被挿入部25から抜去できない。即ち、補強部材40を第1ハウジング22に取り付けたとき、ロック部38は、被ロック部66をロックし、これにより、補強部材40の第1ハウジング22からの取り外しが防止される。また、補強部材40が取り付けられた第1ハウジング22は、第2ハウジング72から抜去できない。
図12、図14及び図16に示されるように、補強部材40は、解除部68を有している。本実施の形態の解除部68は、突出部62に設けられている。より具体的には、突出部62には、溝68が形成されている。溝68は、突出部62の上端から下方に向かって凹んでおり、且つ、前後方向において突出部62を貫通している。溝68は、解除部68として機能する。図19を参照すると、補強部材40を第1ハウジング22に取り付けたとき、解除部68は、コネクタ装置10の外部から視認可能である。特に、解除部68は、上方に開いている。
図19を図20と併せて参照すると、例えば、マイナスドライバーによって解除部68を下方に加圧することで、突出部62を下方に移動できる。突出部62を下方に移動することで、補強部材40を被挿入部25から抜去できる。即ち、解除部68を加圧すると、ロック部38による被ロック部66のロックが解除され、これにより、補強部材40の第1ハウジング22からの取り外しが許容される。補強部材40を取り外すと、第1ハウジング22を第2ハウジング72から抜去できる。
本実施の形態の補強部材40は、上述のように形成された解除部68を有している。但し、本発明は、これに限られない。例えば、突出部62のXY平面におけるサイズが大きく、且つ、突出部62全体が上方から視認可能な場合、突出部62を指で押して下方に移動してもよい。この場合、解除部68は、特に設ける必要がない。
以下、本実施の形態の補強部材40の特徴について、更に説明する。
図20を参照すると、本実施の形態によれば、第1ロック部33及びロック部38が共通のロックアーム30に設けられている。ハウジング本体24は、補強部材40をロックする機構を有していない。本実施の形態によれば、ハウジング本体24の構造を変更することなく、ロックアーム30に第1ロック部33及びロック部38を設けることができる。但し、本発明は、これに限られない。例えば、ロック部38は、ハウジング本体24に設けられていてもよい。また、ロック部38は、必要に応じて設ければよい。例えば、補強部材40が支持部46及び突出部62を有していない場合、ロックアーム30の延長部36及び連結部37は、設ける必要がない。
図8及び図11を参照すると、本実施の形態の側壁272の夫々には、突出壁274が設けられている。突出壁274の夫々は、側壁272の後端近傍に位置しており、側壁272から横方向内側に突出している。図7、図8及び図11を参照すると、第1ハウジング22には、挿入口27が形成されている。挿入口27は、YZ平面において、ハウジング本体24の上面24U、2つの側壁272及び2つの突出壁274によって囲まれた平面領域であり、被挿入部25の後方に位置している。換言すれば、上面24U、側壁272及び突出壁274は、被挿入部25の入り口である挿入口27を規定している。挿入口27は、前後方向と直交する平面領域であり、前後方向において突出壁274の後端と同じ位置にある。挿入口27は、後方に向かって開いている。
図17を参照すると、補強部材40は、前側部49を有している。図20を図8と併せて参照すると、前側部49は、補強部材40のうち、突当部48が停止部26に突き当たったときに挿入口27の前方に位置する部位全体である。前側部49は、主部44の前側の部位と、支持部46の前側の部位とからなる。補強部材40が第1ハウジング22に取り付けられたとき、前側部49を前後方向に沿って挿入口27に投影すると、前側部49は、ロックアーム30の連結部37の下に位置する突出部62の上端を除いて、挿入口27の内側に位置する(図8参照)。この配置から理解されるように、補強部材40は、突当部48が停止部26に突き当たるまで、前側部49をロックアーム30以外の部位と接触させることなく被挿入部25に挿入可能である。
上述のように、本実施の形態によれば、補強部材40を第1ハウジング22に取り付ける際、前側部49は、前後方向と直交するYZ平面において挿入口27の周囲に位置する部位を加圧することなく挿入口27を通過可能である。本実施の形態によれば、補強部材40を第1ハウジング22に取り付け易い。
図20を参照すると、本実施の形態の補強部材40は、第1ロック部33が嵌合状態をロックできない場合(図10参照)にのみ第1ハウジング22に取り付けられる。従って、補強部材40の製造個数は、第1コネクタ20の製造個数よりも少なく、これにより、製品コストの増加を低減できる。但し、本発明は、これに限られない。例えば、補強部材40は、ロックアーム30が変形していない状態で第1ハウジング22に取り付けてもよい。また、ロックアーム30は、実質的に弾性変形しない部位であってもよい。例えば、ロックアーム30は、ヒンジ等の機構によってハウジング本体24に回転可能に取り付けられていてもよい。この場合、ロックアーム30は、補強部材40を取り付けない限り、図10に示した位置に配置されていてもよい。この場合も、補強部材40は、本実施の形態と同様に機能する。
10 コネクタ装置
20 第1コネクタ
22 第1ハウジング
24 ハウジング本体
24U 上面
242 基部材
244 リテーナ
25 被挿入部
26 停止部
27 挿入口
272 側壁
274 突出壁
28 第1端子
282 接触部
30 ロックアーム
302 被固定部
304 自由端
31 主アーム
32 ロック基部
33 第1ロック部
34 被加圧部
35 受止部
36 延長部
37 連結部
38 ロック部
40 補強部材
41 基部
42 中間部
43 腕部
44 主部
46 支持部
48 突当部
49 前側部
52 加圧部
54 規制部
56 被ガイド部
58 先端
62 突出部
64 前面
64U 上端
64L 下端
66 被ロック部(後面)
66U 上端
66L 下端
68 解除部(溝)
70 第2コネクタ
72 第2ハウジング
74 ハウジング本体
75 第2ロック部
76 受容部
78 第2端子
782 接触部
788 被固定部
79 金属部材
80 ケーブル
85 基板

Claims (10)

  1. 第1コネクタと、第2コネクタと、補強部材とを備えるコネクタ装置であって、
    前記第1コネクタは、第1ハウジングと、第1端子とを備えており、
    前記第1端子は、前記第1ハウジングに保持されており、
    前記第2コネクタは、第2ハウジングと、第2端子とを備えており、
    前記第2端子は、前記第2ハウジングに保持されており、
    前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングと前後方向に沿って後方から嵌合可能であり、
    前記第1ハウジングが前記第2ハウジングと嵌合すると、前記第1端子は、前記第2端子に接続され、
    前記第1ハウジングは、ロックアームと、第1ロック部と、停止部と、受止部とを有しており、
    前記第1ロック部は、前記ロックアームに支持されており、
    前記ロックアーム及び前記第1ロック部のうちの少なくとも一方は、被加圧部を有しており、
    前記第2ハウジングは、第2ロック部を有しており、
    前記補強部材は、前記第1コネクタと別体の部材であり、突当部と、加圧部と、規制部とを有しており、
    前記補強部材は、前記第1ハウジングが前記第2ハウジングと嵌合した後に、前記突当部が前記停止部に突き当たるまで前記第1ハウジングに対して相対的に移動することで前記第1ハウジングに取り付け可能であり、
    前記補強部材が前記第1ハウジングに取り付けられたとき、前記補強部材の一部は、前記前後方向と直交する上下方向において前記第1ロック部の真下に位置しており、前記加圧部は、前記被加圧部を上方に加圧しており、且つ、前記第1ロック部と前記第2ロック部とは、前記前後方向において対向して、前記第1ハウジングが前記第2ハウジングと嵌合した嵌合状態をロックしており、
    前記加圧部が前記被加圧部を上方に加圧しているとき、前記受止部は、前記規制部の下に位置しており、前記規制部は、前記受止部に押し付けられて、前記加圧部の下方への移動を規制している
    コネクタ装置。
  2. 請求項1記載のコネクタ装置であって、
    前記第1ハウジングは、ハウジング本体を有しており、
    前記ロックアームは、前記ハウジング本体の上面に支持された片持ち梁であり、後方に向かって延びており、
    前記ロックアームは、ロック基部を有しており、
    前記第1ロック部は、前記ロック基部の上に設けられており、
    前記受止部は、前記ハウジング本体の前記上面に設けられており、
    前記補強部材を前記第1ハウジングに取り付ける際、前記補強部材は、前記ロック基部と前記受止部との間に挿入される
    コネクタ装置。
  3. 請求項2記載のコネクタ装置であって、
    前記補強部材の先端には、被ガイド部が設けられており、
    前記被ガイド部の前記上下方向におけるサイズは、前方に向かって小さくなっており、
    前記補強部材を前記第1ハウジングに取り付ける際、前記被ガイド部は、前記補強部材の他の部位よりも先に前記ロック基部と前記受止部との間に挿入される
    コネクタ装置。
  4. 請求項1記載のコネクタ装置であって、
    前記第1ハウジングには、挿入口が形成されており、
    前記挿入口は、後方に向かって開いており、
    前記補強部材は、前側部を有しており、
    前記前側部は、前記補強部材のうち、前記突当部が前記停止部に突き当たったときに前記挿入口の前方に位置する部位全体であり、
    前記補強部材を前記第1ハウジングに取り付ける際、前記前側部は、前記前後方向と直交する平面において前記挿入口の周囲に位置する部位を加圧することなく前記挿入口を通過可能である
    コネクタ装置。
  5. 請求項1記載のコネクタ装置であって、
    前記第1ハウジングは、ロック部を有しており、
    前記補強部材は、被ロック部と、解除部とを有しており、
    前記補強部材を前記第1ハウジングに取り付けたとき、前記ロック部は、前記被ロック部をロックし、これにより、前記補強部材の前記第1ハウジングからの取り外しが防止され、
    前記補強部材を前記第1ハウジングに取り付けたとき、前記解除部は、前記コネクタ装置の外部から視認可能であり、
    前記解除部を加圧すると、前記ロック部による前記被ロック部のロックが解除され、これにより、前記補強部材の前記第1ハウジングからの取り外しが許容される
    コネクタ装置。
  6. 請求項5記載のコネクタ装置であって、
    前記ロックアームは、主アームと、2つの延長部と、連結部とを有しており、
    前記第1ロック部は、前記主アームに設けられており、
    前記延長部の夫々は、前記主アームから後方に延びており、
    前記2つの延長部は、前記前後方向及び前記上下方向の双方と直交する横方向において互いに離れており、
    前記連結部は、前記横方向において前記延長部を互いに連結しており、
    前記ロック部は、前記連結部の前方を向いた面であり、
    前記補強部材は、基部と、主部と、支持部と、突出部とを有しており、
    前記主部及び前記支持部は、前記前後方向と直交する平面において互いに離れており、
    前記主部は、前記基部から前方に延びており、
    前記加圧部及び前記規制部は、前記主部に設けられており、
    前記支持部は、前記基部から前方に延びており、弾性変形可能であり、
    前記突出部は、前記支持部に支持されており、
    前記被ロック部及び前記解除部は、前記突出部に設けられており、
    前記突出部は、前記補強部材が前記第1ハウジングに取り付けられたとき、前記連結部の前に位置している
    コネクタ装置。
  7. 請求項6記載のコネクタ装置であって、
    前記突出部の前面は、下端から上端にかけて後方に向かって延びる斜面であり、
    前記被ロック部は、前記突出部の後面であり、
    前記被ロック部は、前記前後方向と直交する平面、又は、下端から上端にかけて後方に向かって延びる斜面である
    コネクタ装置。
  8. 請求項6記載のコネクタ装置であって、
    前記突出部には、溝が形成されており、
    前記溝は、前記突出部の上端から下方に向かって凹んでおり、且つ、前記前後方向において前記突出部を貫通しており、
    前記溝は、前記解除部として機能する
    コネクタ装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載のコネクタ装置の補強部材として使用可能な付加的部材。
  10. 第1コネクタと第2コネクタとを備えるコネクタ装置に使用される補強部材であって、
    前記第1コネクタは、第1ハウジングと、第1端子とを備えており、
    前記第1端子は、前記第1ハウジングに保持されており、
    前記第2コネクタは、第2ハウジングと、第2端子とを備えており、
    前記第2端子は、前記第2ハウジングに保持されており、
    前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングと前後方向に沿って後方から嵌合可能であり、
    前記第1ハウジングが前記第2ハウジングと嵌合すると、前記第1端子は、前記第2端子に接続され、
    前記第1ハウジングは、ロックアームと、第1ロック部と、停止部と、受止部とを有しており、
    前記第1ロック部は、前記ロックアームに支持されており、
    前記ロックアーム及び前記第1ロック部のうちの少なくとも一方は、被加圧部を有しており、
    前記第2ハウジングは、第2ロック部を有しており、
    前記補強部材は、前記第1コネクタと別体の部材であり、突当部と、加圧部と、規制部とを有しており、
    前記補強部材は、前記第1ハウジングが前記第2ハウジングと嵌合した後に、前記突当部が前記停止部に突き当たるまで前記第1ハウジングに対して相対的に移動することで前記第1ハウジングに取り付け可能であり、
    前記補強部材が前記第1ハウジングに取り付けられたとき、前記補強部材の一部は、前記前後方向と直交する上下方向において前記第1ロック部の真下に位置しており、前記加圧部は、前記被加圧部を上方に加圧しており、且つ、前記第1ロック部と前記第2ロック部とは、前記前後方向において対向して、前記第1ハウジングが前記第2ハウジングと嵌合した嵌合状態をロックしており、
    前記加圧部が前記被加圧部を上方に加圧しているとき、前記受止部は、前記規制部の下に位置しており、前記規制部は、前記受止部に押し付けられて、前記加圧部の下方への移動を規制している
    補強部材。
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