JP2024041240A - 空気調和装置、及び空気調和装置の制御方法 - Google Patents

空気調和装置、及び空気調和装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本開示は、室内空気に含まれる臭気成分を除去する空気調和装置を提供する。【解決手段】本開示における空気調和装置は、室内空気を換気する換気装置を備えた室外機と、筐体の内部に静電霧化装置を備えた室内機と、前記室外機と前記室内機の制御をする制御部とを備える空気調和装置であって、前記制御部は、前記静電霧化装置が静電霧を発生中に、前記換気装置が排気運転をおこなう臭気成分排気モードを有することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本開示は、空気調和装置、及び空気調和装置の制御方法に関する。
従来、室内機の熱交換器に付着した結露水に含まれる臭気成分を除去する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1では、室内機の熱交換器に付着した水分の乾燥効果を向上させる暖房運転と、室内機の内部に滞留した臭気成分の離脱効果を向上させる送風運転とを、順次行っている。
特開2002-130773号公報
しかし特許文献1に開示された技術を用いた場合、脱離された臭気成分が最終的には室内に戻ってしまう可能性があるという課題があった。
本開示では、臭気成分の室内空気からの除去をおこなう空気調和装置、及び空気調和装置の制御方法を開示する。
本開示における空気調和装置は、室内空気を換気する換気装置を備えた室外機と、筐体の内部に静電霧化装置を備えた室内機と、前記室外機と前記室内機の制御をする制御部とを備える空気調和装置であって、前記制御部は、前記静電霧化装置が静電霧を発生中に、前記換気装置が排気運転をおこなう臭気成分排気モードで制御することを特徴とする。
また本開示における空気調和装置の制御方法は、室内空気を換気する換気装置を備えた室外機と、筐体の内部に静電霧化装置を備えた室内機と、前記室外機と前記室内機の制御をする制御部とを備える空気調和装置の制御方法であって、前記静電霧化装置が静電霧を発生中に、前記換気装置が排気運転をおこなう臭気成分排気ステップを有することを特徴とする。
本開示における空気調和装置は、静電霧による臭気成分の分解除去をするとともに、室内空気の排気をすることで臭気成分を除去することができる。そのため室内の臭気を低減することができる。
本開示の一実施の形態に係る空気調和装置の概略図 室内機の側断面図 空気調和装置の制御構成を示すブロック図 排気運転を伴う臭気成分除去モードを含む空気調和装置制御のフローチャート 臭気成分除去モードでの排気運転の模式図 静電霧循環運転の模式図
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、室内のにおいの除去や花粉等のアレル物質の無効化のために、空気調和装置に静電霧化装置を設ける技術があった。
静電霧化装置が発生するラジカルは化学物質の分解と無効化に適している。それに加えて発明者らは空気調和装置の結露水に浮遊微粒子が回収されることを見いだし、熱交換器の温度制御等を用い、臭気成分や室内浮遊微粒子を回収、除去をする空気調和装置を発明した。
しかしながら、結露水が十分に生成されない場合等には臭気成分等を回収、除去し難いという課題があることを発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
本開示は室内における空気の臭気成分を除去することのできる空気調和装置を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態)
以下、図1~図3を用いて、実施の形態を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.空気調和装置の構成]
図1は、実施の形態1に係る空気調和装置の概略図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る空気調和装置1は、空調対象の室内Rinに配置される室内機5と、室外Routに配置される室外機10とを有する。
室内機5には、室内空気A1と熱交換を行う室内熱交換器15と、室内空気A1を室内機5内に誘引するとともに、室内熱交換器15と熱交換した後の室内空気A1を室内Rinに吹き出す室内送風機60とが設けられている。室内熱交換器15は、室内熱交換器15の中を巡る冷媒(不図示)による冷凍サイクルで室内空気を冷やす冷房運転、室内空気から水分を除去する除湿運転等で用いられる。
室外機10には、室外空気73と熱交換を行う室外熱交換器30と、室外空気73を室外機10内に誘引するとともに、室外熱交換器30と熱交換した後の室外空気77を室外Routに吹き出す室外送風機40とが設けられている。また、室外機10には、室内熱交換器15および室外熱交換器30と冷凍サイクルを実行する圧縮機35、膨張機構50、および四方弁45が設けられている。
室外機10と室内機5とは、冷媒配管56で接続され、所定の冷凍サイクル回路を構成している。
室内熱交換器15、室外熱交換器30、圧縮機35、膨張機構50、および四方弁45は、それぞれ冷媒配管によって接続されている。冷房運転および除湿運転(弱冷房運転)の場合、空気調和装置1は、冷媒が圧縮機35から四方弁45、室外熱交換器30、膨張機構50、室内熱交換器15を順に流れて圧縮機35に戻る冷凍サイクルを構成する。暖房運転の場合、空気調和装置1は、冷媒が圧縮機35から四方弁45、室内熱交換器15、膨張機構50、室外熱交換器30を順に流れて圧縮機35に戻る冷凍サイクルを構成する。
次に、室内機の構成について説明する。
図2は室内機5の側断面図である。
図2に示すように、室内機5は、室内の壁面に取付けられる筐体97を備えている。
筐体97の上面には、室内の空気を吸い込む吸気口95が設けられている。吸気口95の近傍には室内空気の温度、及び湿度を測定する室内温度湿度検出センサ105が設けられる。室内温度湿度検出センサ105は露点も測定できることが望ましい。筐体97の下面には、室内Rinに向けて空気を吹出す吹出口91が設けられている。吸気口95および吹出口91は、いずれも筐体97の幅方向の全域に亘って形成されている。
筐体97の内部には、室内熱交換器15が収容されている。室内熱交換器15は、側面視において略逆V字状に形成されており、室内熱交換器15は、筐体97内部における吸気口95と吹出口91との間の空間を仕切るように配置されている。これにより、吸気口95から吸い込まれた室内空気A1は、吹出口91に至る間に、必ず室内熱交換器15を通過するように構成されている。室内熱交換器15の内部を流れる冷媒の温度を測定する冷媒温度検出センサ103が設けられる。
室内熱交換器15の内側には、室内送風機60が配置されている。室内送風機60は、図示しない送風機駆動モータにより回転駆動されることで、吸気口95から室内空気を吸い込み、室内熱交換器15を通過させて熱交換させた空気を吹出口91から室内Rinに吹き出すように構成されている。
吹出口91近傍には、吹き出す空気の左右方向の風向を調整する左右風向板87が左右方向に揺動自在に設けられている。左右風向板87は、手動または不図示の風向板駆動モータにより風向を調整可能とされている。
左右風向板87の下方には、吹き出す空気の上下方向の風向を調整する上下風向板89が揺動自在に設けられている。
上下風向板89は、不図示の風向板駆動モータにより自動的に上下の風向を調整可能とされている。
室外機には、換気装置25が設けられている。換気装置25の内部には、図示しない換気用ファンが設けられている。換気装置25には、換気導管20の一端が接続されている。換気導管20は、室内機5の筐体97の内部に導かれている。
図2に示すように、室内機5の室内熱交換器15の両側には、それぞれ導風部材81が配置されている。導風部材81は、筐体97の後方から斜め上方に曲成するように形成されている。導風部材81の後端は、下方に向けて曲成され、換気導管20に接続されている。
導風部材81の前端は、室内熱交換器15の前側まで延在し、導風部材81の前端には、室内熱交換器15の前面側下方に対向するノズル81aが取付けられている。
本実施の形態においては、換気用ファンを駆動することで、室内空気A1をノズル81a、導風部材81、換気導管20を順次介して室外Routに排気する排気運転、または室外空気を換気導管20、導風部材81、ノズル81aを順次介して室内に給気する給気運転を行うことができるように構成されている。
さらに、筐体97の内部であって吹出口91の近傍には、静電霧化装置85が配置されている。静電霧化装置85は、例えば、供給される水分に放電して帯電微粒子水を含むミストを生成する放電部と、放電部に印加する高電圧を発生させる電源回路とを備える。放電部及び電源回路の図示は省略する。静電霧化装置85は、帯電微粒子水を含むミストを発生させることで、空気中のウイルス、カビ、アレルギーの原因となる物質、菌等を抑制したり、脱臭したりする。帯電微粒子水には、除菌作用や脱臭作用などを発揮する静電霧等の有効成分が含まれる。
室内機5は、室内熱交換器15近傍で冷やされて結露した結露水を受ける、ドレンパン144、146と呼ばれる排水路を備える。
吸気口95の近傍には、室内空気の温度、及び湿度を測定する室内温度湿度検出センサ105が設けられる。室内温度湿度検出センサ105は露点も測定できることが望ましい。
室内熱交換器15の内部を流れる冷媒の温度を測定する冷媒温度検出センサ103が設けられる。
[1-1-2.制御構成]
次に、実施の形態1の制御構成について説明する。
図3は、本実施の形態の構成を示すブロック図である。
室内機5は制御部7を備えている。
制御部7は、空気調和装置1の各機器の制御を行う。制御部7はプロセッサ、メモリおよびタイマーを備える。制御部7の制御は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが処理することにより、実行される。
制御部7は、通信部101を備え、通信部101は、使用者が操作するリモコン70及び室内機5、室外機10と通信可能とされている。
すなわち、制御部7は、使用者によるリモコン70の操作により、室外機10の圧縮機35、室外送風機40、四方弁45、膨張機構50、室外熱交換器30、換気装置25、及び、室内機5の室内熱交換器15、室内送風機60、静電霧化装置85等の駆動制御を行う。また通信部101は、室内機5と室外機10に対して有線、または無線による通信手段を用いて信号を授受し、制御部7による室内機5と室外機10の制御を実現する。
制御部7は、室内熱交換器15の内部を流れる冷媒の温度を測定する冷媒温度検出センサ103、及び、室内空気の温度や湿度、露点を測定する室内温度湿度検出センサ105と接続され、各種測定値を取得する。
また、制御部7は、冷房運転モード、冷房除湿運転モード、暖房運転モードといった、通常の運転モードによる制御を行う。もちろん除湿運転モード、送風運転モード、衣類乾燥運転モード等を有していてもよい。
本実施の形態においては、制御部7は、臭気成分除去モードによる制御を行う。
臭気成分除去モードは、使用者がリモコン70の臭気成分除去モードスイッチを操作することで開始される。本実施の形態においては、臭気成分除去モードスイッチが操作されると、制御部7は、冷房運転を開始して室内熱交換器15の表面温度を露点以下の温度に下げる。
なお、室内熱交換器15の表面温度が露点以下の温度になったか否かは、例えば、冷媒温度センサ103による室内熱交換器15に送られる冷媒温度と、室内温度湿度検出センサ105による室内空気の湿度とに基づいて判断される。
室内熱交換器15の表面で冷やされた室内の水分は、露点以下の温度になると凝縮し、結露水が生成される。室内を浮遊する臭気成分は、結露水の中に回収されて除去される。
制御部7は、臭気成分除去モードで運転を行う場合に、室内送風機15の回転数を所定回転数以下に制御することで、結露水が乾燥しない状態に保つ。
上記した所定回転数とは例えば1000rpmであり、例えば400rpmであることが望ましい。
[1-2.空気調和装置の制御方法]
次に、前述の空気調和装置1を用いた臭気成分除去モードによる空気調和装置1の制御方法についてフローチャートを参照して説明する。
図4は、本実施の形態に係る空気調和装置1における、後述する臭気成分除去モードおよび排気モードを含む制御動作についてのフローチャートである。
制御部7は、リモコン70等で臭気成分除去モードスイッチが操作されたか否かを判定する(ステップSA1)。臭気成分除去モードスイッチが操作されたと判断した場合(ステップSA1:YES)、臭気成分除去モードによる制御を行う。すなわち、制御部7は静電霧化装置85を動作させて静電霧A3を発生させるとともに、所定回転数以下で室内送風機15を駆動する(ステップSA2)。
制御部7は、冷房運転を開始し、冷媒が圧縮機35から四方弁45、室外熱交換器30、膨張機構50、室内熱交換器15を順に流れて圧縮機35に戻るように動作させ、室内熱交換器15の表面を冷却する(ステップSA3)。制御部7は、換気装置25を制御して室内空気A1の換気用ファンを高回転で動作させ排気運転を開始する(ステップSA4)。
これにより、室内熱交換器15の表面において、室内空気A1中の水分が結露する。この結露水に室内空気に含まれるにおい成分が吸着される。
このとき、換気装置25を駆動してノズル81a、導風部材81、換気導管20を順次介して室外Routに排気する排気運転をしているので、結露水に吸着されなかったにおい成分を室外に排出することができる。
次に、制御部7は、臭気成分除去モードによる制御を所定時間行ったか否か判断する(ステップSA5)
臭気成分除去モードによる制御を所定時間行ったと判断した場合は(ステップSA5:YES)、制御部7は、静電霧循環モードによる制御を行う。すなわち、制御部7は、換気用ファンを停止させ排気運転を停止する(ステップSA6)。
制御部7は、上下風向板89を上方に向くように制御し、吹出口から吹き出される空気が室内機の前面に沿って上昇し、吸気口95から再び室内機に吸い込まれるいわゆるショートサーキットによる空気の循環を行う。
これにより、静電霧化装置85で発生される静電霧N(図5参照)を含む室内空気A1が循環される(ステップSA7)。
このように制御することで、静電霧により臭気成分や、他のアレル物質等を分解し易くすることができる。また、換気装置25による排気運転を停止しているので、静電霧化装置85で発生した静電霧が室外に排気されることを抑制することができ、静電霧の減少を抑制することができる。
制御部7は、静電霧循環モードによる制御を所定時間行ったか否か判断する(ステップSA8)。
静電霧循環モードによる制御を所定時間行ったと判断した場合(ステップSA8:YES)、内部清掃モードによる制御を行う。すなわち、制御部7は静電霧化装置85を停止し、内部清掃運転をおこなう(ステップSA9)。具体的には、室内送風機60を引き続き運転して、室内熱交換器15の表面に結露した水分を乾燥させる。
臭気成分除去モードスイッチが操作されていない場合(ステップSA1:NO)、待機する。また、臭気成分除去モードによる制御を所定時間行っていない場合(ステップSA5:NO)、臭気成分除去モードでの運転を続ける。静電霧循環モードによる制御を所定時間行っていない場合(ステップSA8:NO)、静電霧循環モードでの運転を続ける。
図5は、本実施の形態に係る空気調和装置1における臭気成分除去モードでの運転を示す模式図である。臭気成分除去モードでは、吹出口91から室内空気A1と、静電霧A3を吹出し、導風部材81から室内空気A1を排気することで、室内空気に含まれる臭気成分の低減をおこなう。
図6は、本実施の形態に係る空気調和装置1における静電霧循環モードでの運転を示す模式図である。室内空気に含まれる臭気成分を分解する静電霧を減少しないようにするために、制御部7は換気装置25を制御して排気運転を停止するか、排気風量を減少させる。そのような制御を行うことで、静電霧を含む室内空気A1+A3が室内を循環することになる。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施の形態における空気調和装置1は、室内空気A1を換気する換気装置25を備えた室外機10と、筐体97の内部に静電霧化装置85を備えた室内機5と、室外機10と室内機5の制御をする制御部7とを備え、制御部7は、静電霧化装置85が静電霧A3を発生中に、換気装置25が排気運転をおこなう臭気成分排気モードで制御することを特徴とする。
これにより、静電霧による臭気成分を分解除去するとともに、室内空気の排気を行うことで臭気成分を除去することができる。そのため室内の臭気を効率よく低減することができる。
また本実施の形態に係る空気調和装置1において、制御部7は、静電霧化装置85が静電霧を室内で循環させる静電霧循環運転中に、換気装置25の排気運転を停止する排気停止モードで制御することを特徴とする。
これにより、静電霧化装置85が静電霧循環運転中の排気音を低減するために排気流量を低下させるといった静音運転が可能になる。また静電霧A3が排気されないので、室内空気A1に含まれる臭気成分の分解が促進される効果を奏し得る。
(他の実施の形態)
また他の実施の形態に係る空気調和装置1においては、冷房運転中に室内機5が有する室内熱交換器15の表面で結露する結露水の量に応じて、制御部7が換気装置25の排気風量の制御を行うようにしてもよい。
これにより臭気成分除去モードによる運転が室内環境の影響を受けにくくなる。
また、他の実施の形態としては、室内機5が設置された室内空気A1の温度と湿度を測定する室内温度湿度検出センサ105と、室内熱交換器15の表面温度を測定する冷媒温度検出センサ103と、を備え、制御部7は、室内熱交換器15の温度が室内空気A1の露点温度以下にならず結露しない場合には、換気装置25の排気風量を増大させる制御を行うようにしてもよい。
結露水の生成が期待できない場合には排気風量を増大させて臭気成分の換気による除去をおこなうことが考えられる。例えば相対湿度が40%である場合に、排気風量を最大とし、相対湿度が40%以上70%以下の場合には排気風量を最小とし、相対湿度が70%より大きいときには排気風量をゼロにするといった制御が考えられる。
これにより臭気成分の除去効果的に行うことができる。
また、他の本実施の形態としては、制御部7は、室内温度湿度検出センサ105で測定される室内空気A1の湿度に基づいて、換気装置25の排気風量を変化させる制御を行うようにしてもよい。
これにより例えば室内の湿度が低い場合には結露が期待できないので排気流量を増大させ、湿度が高いときには十分な結露が期待できるので排気音を低減するために排気流量を低下させる運転が可能になる。
また本実施の形態に係る空気調和装置1において、制御部7は、冷媒温度検出センサ103で測定される室内熱交換器15の温度が水の凝固点以下になった場合、換気装置25の排気風量を増大させる制御をすることを特徴とする。
室内熱交換器の温度が水の凝固点以下であると検出された場合、結露水への臭気成分の吸着が期待できないので、排気風量を増大させて臭気成分の換気による除去をおこなうことが考えられる。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
(付記)
以上の実施の形態の記載により、下記の技術が開示される。
(技術1)室内空気を換気する換気装置を備えた室外機と、筐体の内部に静電霧化装置を備えた室内機と、室外機と室内機の制御をする制御部とを備える空気調和装置であって、制御部は、静電霧化装置が静電霧を発生中に、換気装置が排気運転をおこなう臭気成分排気モードで制御することを特徴とする空気調和装置。
この構成により、臭気成分の除去がより効果的にできる。
(技術2)制御部は、静電霧化装置が静電霧を室内で循環させる静電霧循環運転中に、換気装置の排気運転を停止する排気停止モードで制御することを特徴とする技術1に記載の空気調和装置。
この構成により、静電霧化装置が静電霧循環運転中の排気音を低減するために排気流量を低下させるといった静音運転が可能になる。また静電霧が排気されないので、室内空気に含まれる臭気成分の分解が促進される効果を奏し得る。
(技術3)冷房運転中に室内機が有する室内熱交換器の表面で結露する結露水の量に応じて、制御部が換気装置の排気風量の制御をすることを特徴とする技術1または技術2に記載の空気調和装置。
この構成により、臭気成分除去モードによる運転が室内環境の影響を受けにくくなる。
(技術4)室内機が設置された室内空気の温度と湿度を測定する室内温度湿度検出センサと、室内熱交換器の表面温度を測定する冷媒温度検出センサと、を備え、制御部は、室内熱交換器の温度が室内空気の露点温度以下にならず結露しない場合には、換気装置の排気風量を増大させる制御をすることを特徴とする技術1から技術3のうちのいずれかに記載の空気調和装置。
結露水の生成が期待できない場合には排気風量を増大させて臭気成分の換気による除去をおこなうことが考えられる。例えば相対湿度が40%である場合に、排気風量を最大とし、相対湿度が40%以上70%以下の場合には排気風量を最小とし、相対湿度が70%より大きいときには排気風量をゼロにするといった制御が考えられる。
これにより臭気成分の除去がより効果的にできる。
(技術5)制御部は、室内温度湿度検出センサで測定される室内空気の湿度に基づいて、換気装置の排気風量を変化させる制御をすることを特徴とする技術4に記載の空気調和装置。
この構成によれば、例えば室内の湿度が低い場合には結露が期待できないので排気流量を増大させ、湿度が高いときには十分な結露が期待できるので排気音を低減するために排気流量を低下させる運転が可能になる。
(技術6)制御部は、冷媒温度検出センサで測定される室内熱交換器の表面温度が水の凝固点以下になった場合、換気装置の排気風量を増大させる制御をすることを特徴とする技術1から技術5のうちのいずれかに記載の空気調和装置。
この構成によれば、室内熱交換器温度が水の凝固点以下であると検出された場合、結露水への臭気成分の吸着が期待できないので、排気風量を増大させて臭気成分の換気による除去をおこなうことができ、臭気成分の除去が効果的に行い得る。
(技術7)室内空気を換気する換気装置を備えた室外機と、筐体の内部に静電霧化装置を備えた室内機とを制御部により制御する空気調和装置の制御方法であって、前記制御部は、前記静電霧化装置が静電霧を発生中に、前記換気装置が排気運転をおこなう臭気成分排気モードを実行することを特徴とする空気調和装置の制御方法。
この構成により、臭気成分の除去がより効果的にできる。
本開示は、室内の空気を整える装置一般に適用可能である。具体的には、空気調和装置や空気清浄機等に本開示は適用可能である。
1 空気調和装置
5 室内機
7 制御部
10 室外機
15 室内熱交換器
25 換気装置
85 静電霧化装置
97 筐体
103 冷媒温度検出センサ
105 室内温度湿度検出センサ

Claims (7)

  1. 室内空気を換気する換気装置を備えた室外機と、
    筐体の内部に静電霧化装置を備えた室内機と、
    前記室外機と前記室内機の制御をする制御部と
    を備える空気調和装置であって、
    前記制御部は、前記静電霧化装置が静電霧を発生中に、前記換気装置が排気運転をおこなう臭気成分排気モードで制御することを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記制御部は、前記静電霧化装置が静電霧を室内で循環させる静電霧循環運転中に、前記換気装置の前記排気運転を停止する排気停止モードで制御することを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 冷房運転中に室内機が有する室内熱交換器の表面で結露する結露水の量に応じて、前記制御部が前記換気装置の排気風量の制御をすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 前記室内機が設置された室内空気の温度と湿度を測定する室内温度湿度検出センサと、
    前記室内熱交換器の表面温度を測定する冷媒温度検出センサと、
    を備え、
    前記制御部は、前記室内熱交換器の温度が室内空気の露点温度以下にならず結露しない場合には、前記換気装置の前記排気風量を増大させる制御をすることを特徴とする請求項3記載の空気調和装置。
  5. 前記制御部は、室内温度湿度検出センサで測定される前記室内空気の湿度に基づいて、前記換気装置の排気風量を変化させる制御をすることを特徴とする請求項4に記載の空気調和装置。
  6. 前記制御部は、前記冷媒温度検出センサで測定される前記室内熱交換器の表面温度が水の凝固点以下になった場合、換気装置の前記排気風量を増大させる制御をすることを特徴とする請求項4に記載の空気調和装置。
  7. 室内空気を換気する換気装置を備えた室外機と、筐体の内部に静電霧化装置を備えた室内機とを制御部により制御する空気調和装置の制御方法であって、
    前記制御部は、前記静電霧化装置が静電霧を発生中に、前記換気装置が排気運転をおこなう臭気成分排気モードを実行することを特徴とする空気調和装置の制御方法。
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