JP2024040697A - 冷蔵庫 - Google Patents

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良二 河井
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Abstract

【課題】本発明の目的は、製氷機(製氷皿)の下方に配置された容器にも、製氷皿とは別に冷気供給を行って、容器内の保存物の保存性を向上することにある。【解決手段】本発明の冷蔵庫1は、製氷室に配置された製氷機と、製氷室で製氷機の下方に配置された製氷室容器32と、冷却器で生成した冷気を製氷機および製氷室容器32に向けて案内する冷気風路33と、冷気風路33の冷気を製氷機に向けて吐出する製氷機側吐出口332,333と、冷気風路の冷気を製氷室容器32の内部に向けて吐出する製氷室容器側吐出口331と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
特許文献1には、冷気を生成する冷却器と、冷気を各室に供給するファン装置と、各貯蔵室を仕切る断熱壁を有し、製氷および貯氷を行う独立した製氷室と、製氷室の下部に断熱壁を介して配置した冷蔵温度帯の野菜室と、を有する冷蔵庫が記載されている。この冷蔵庫では、製氷室内には貯氷ケースを備え、製氷室の底面奥部に前部より低い段部を設け、吐出冷気を貯氷ケースの下面に流すことにより、貯氷ケースの容量を確保しながら製氷室の下方の冷蔵温度帯の野菜室からの熱影響を低減し、貯氷ケース内の氷同士のくっつきを防止している(要約及び図2参照)。
特許文献2には、貯氷箱と製氷皿および二槽式製氷皿とを上下に区画する第3仕切板と、製氷皿7と二槽式製氷皿10とを左右に区画する第4仕切板と、貯氷箱へ冷気を吐出するためダクトに設けられた吐出口と、二槽式製氷皿へ冷気を吐出するためダクトに設けられた吐出口と、製氷皿へ冷気を吐出するためダクトに設けられた吐出口と、を備えた冷蔵庫が記載されている。(段落0004,0005および図5,6参照)。
特開2008-75932号公報 特開平5-256564号公報
特許文献2のように、製氷皿(製氷機)を貯氷容器(貯氷箱)よりも下方に設けた冷蔵庫では、製氷を終えた氷は、ユーザが製氷皿を自力で貯氷容器の上方に移動させて、貯氷容器に氷を移す作業が必要である。また貯氷容器の下方に配置された製氷皿には、製氷スピードの担保の観点から冷気供給が必要である一方、低温冷気は下方に落ちるため、製氷皿より上方の貯氷容器には、個別に冷気供給を行う必要があった。
近年の製氷室は、氷などを貯留する貯氷容器の直上に製氷機(製氷皿)を設け、製氷機に冷気を供給することで製氷スピードを確保しながら、併せて、製氷機直下の貯氷容器に冷気を落下させ、貯氷容器内の氷を保冷するようにしている。この場合、貯氷容器には製氷機から冷気が供給されるため、貯氷容器に対して個別に冷気を供給する吐出口は設けられない。
特許文献1の冷蔵庫では、貯氷容器(貯氷ケース)の直上に製氷機を備える構造でありながら、貯氷容器の下面に吐出冷気を個別に流す構成としている。この構成は、製氷室の下部に断熱壁を介して配置した冷蔵温度帯の野菜室の影響を抑えるためのものであり、製氷機に対して下方に配置された貯氷容器の貯氷、すなわち製氷機に対して下方に配置された容器内の冷凍対象品(保存物)の保冷について十分な配慮がなされていない。
本発明の目的は、製氷機(製氷皿)の下方に配置された容器にも、製氷皿とは別に冷気供給を行って、容器内の保存物の保存性を向上することにある。
上記目的を達成するために、本発明の冷蔵庫は、
製氷室に配置された製氷機と、
前記製氷室で前記製氷機の下方に配置された製氷室容器と、
冷却器で生成した冷気を前記製氷機および前記製氷室容器に向けて案内する冷気風路と、
前記冷気風路の冷気を前記製氷機に向けて吐出する製氷機側吐出口と、
前記冷気風路の冷気を前記製氷室容器の内部に向けて吐出する製氷室容器側吐出口と、を備える。
本発明によれば、製氷機(製氷皿)の下方に配置された容器にも、製氷皿とは別に冷気供給を行って、容器内の保存物の保存性を向上することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係る冷蔵庫の外観を示す正面図。 本発明に係る冷蔵庫における断熱箱体の構成を示す斜視図。 本発明に係る冷蔵庫の製氷室を斜め上から見た斜視断面図。 図3の製氷室を拡大して示す斜視拡大断面図。 本発明に係る冷蔵庫における製氷室への冷気風路の斜視図。 図3の製氷室の内部を、製氷機を取り除いた状態で前方から見た平面図。
以下、本発明の実施形態について、図1乃至図6を参照して説明する。なお、上下方向、前後方向および左右方向が図1および図2に図示するように定義される。上下方向は、冷蔵庫1が水平面に設置された状態において、鉛直方向に一致する。前後方向は水平面に平行であり、奥行き方向と呼ぶ場合もある。左右方向は水平面に平行で、かつ前後方向に垂直な方向あり、冷蔵庫1の幅方向と一致する。
図1は、本発明に係る冷蔵庫1の外観を示す正面図である。
図1に示すように、本実施例に係る冷蔵庫1は、上方から冷蔵室2、左右に並設された製氷室3と上段冷凍室4、下段冷凍室5、野菜室6の順番で貯蔵室を有している。冷蔵庫1は、それぞれの貯蔵室の開口を開閉するドアを備えている。これらのドアは、冷蔵室2の開口を開閉する、左右に分割された回転式の冷蔵室ドア2a,2bと、製氷室3、上段冷凍室4、下段冷凍室5、野菜室6の開口をそれぞれ開閉する引き出し式の製氷室ドア3aと、上段冷凍室ドア4aと、下段冷凍室ドア5aと、野菜室ドア6aとで構成される。なお、本実施例では、6つのドアを有する冷蔵庫を例に挙げて説明するが、6ドアの冷蔵庫に限定されるものではない。引出式のドアにはそれぞれ、収納容器と、前後に延在するドア側レールが設けられており、冷蔵庫1の内箱8(図2参照)側のレールに例えば摺動可能である。
冷蔵室2は、庫内を冷蔵温度帯の例えば平均的に4℃程度にした冷蔵貯蔵室である。製氷室3、上段冷凍室4および下段冷凍室5は、庫内を冷凍温度帯の例えば平均的に-18℃程度にした冷凍貯蔵室である。野菜室6は、庫内を冷蔵温度帯の例えば平均的に6℃程度にした冷蔵貯蔵室で、間接的な冷却により、食品の乾燥を抑えた冷蔵貯蔵室である。
冷蔵室2の両側面に配された棚リブ13(図2参照)は、冷蔵庫1の前端から離間したところに前端が位置し、そこから後方に延在している。棚リブ13には、食品を載置可能な棚が載置され、本実施例では複数の棚リブ13が上下に並んでいる。
引出式のドアは、引出式のドアに接続されたドア側のレール(不図示)が内箱8側のレール(不図示)に接続され、内箱8に支持される。引出式のドア又はドア側レールには食品を収納可能な容器が取付けられ、引出式のドアとともに移動する。
下段冷凍室5の後側には、各貯蔵室内を冷却する冷却器が配置されている。図示は省略するが、冷却器と、圧縮機と、凝縮器と、キャプラリーチューブと、は接続され、冷凍サイクルが構成される。そして、冷却器の上方には、冷却器にて冷却された冷気を循環させるための送風機が配置され、送風機の下流には貯蔵室内に冷気を吐出する吐出口が形成されている。なお、冷却器は複数あっても良く、配置は下段冷凍室5の後側に限定されるものではなく、冷蔵室2の後側に配置されてもよい。
図2は、本発明に係る冷蔵庫1における断熱箱体の構成を示す斜視図である。
断熱箱体は、天面、底面、両側面および背面からなり、前面は開口した箱型形状をしている。また、断熱箱体は、金属製の外箱7(図1参照)と、合成樹脂製の内箱8と、を備え、外箱7と内箱8とによって形成される断熱箱体の内部の空間に、硬質ウレタンフォーム等の発泡断熱材9がいわゆる現場発泡で充填され、貯蔵室と外部とを断熱している。
外箱7は、薄い鋼板を門型に折り曲げて形成された天面板および左右の側面板と、別部材で構成された背面板と、別部材で構成された底面板と、によって箱状に構成されている。一方、内箱8は、合成樹脂板を成形することにより、箱状に形成されている。天面板および左右の側面板は別体でもよい。
また、冷蔵室2と、製氷室3および上段冷凍室4とは、略水平な面として配された断熱仕切部10によって隔てられている。また、製氷室3および上段冷凍室4の下方(直下)には下段冷凍室5が配置され、下段冷凍室5と野菜室6とは、略水平な面として配された断熱仕切部11によって隔てられている。これらの断熱仕切部10,11は、異なる温度帯の貯蔵室を区画する部分に設けられ、冷凍温度帯室の冷気によって冷蔵温度帯室内が冷え過ぎないようにする、或いは冷蔵温度帯室の冷気によって冷凍温度帯室内が暖められないようにする役割を果たす。
さらに、外箱7と内箱8との間には、発泡断熱材9に加えて、発泡断熱材9よりも熱伝導率の低い真空断熱材(不図示)が実装されており、食品収納容積を低下させることなく断熱性能が高められている。ここで、真空断熱材は、ガスバリア性を確保するため、グラスウール等の芯材が、例えばアルミニウム等の金属層で形成される外包材で包んで構成されている。真空断熱材は、外箱7の内壁面、すなわち、天面板、側面板、背面板および底面板のそれぞれの内壁面に、両面テープやホットメルトなどの接着剤を真空断熱材の一部または全面に用いてそれぞれ貼り付けられる。
図3は、本発明に係る冷蔵庫の製氷室を斜め上から見た斜視断面図である。
製氷室3には、図示しない製氷皿を有する製氷機31と、製氷機31の下方に配置された製氷室容器32と、図示しない冷却器で生成した冷気を製氷機31および製氷室容器32に案内する冷気風路(冷気ダクト)33と、が設けられる。
製氷機31は、製氷皿が配置される製氷室311と、製氷室311の側方(本実施例では右側方)に配置され冷気を製氷機31の後方から製氷室311の側方に流す側方冷気通路312と、を有する。側方冷気通路312は製氷室311の側方から製氷室311の内部に冷気を吹き入れるための冷気通路である。後述するように、側方冷気通路312のほかに、製氷機31の後方から製氷室311の内部に冷気を吹き入れる後方冷気通路(図示せず)が設けられ、製氷室311の内部には、製氷室311の後方および側方から冷気が吹き入れられる。
製氷室容器32は、第1容器部321と、第2容器部322と、を備える。第1容器部321と第2容器部322とは、左右方向に隣接する容器部(収納部)として構成され、仕切り壁323で仕切られる。第1容器部321と第2容器部322とは一体の容器(製氷室容器32)として形成されている。
第1容器部321は、製氷機31の直下を含む範囲に配置される。第1容器部321は、製氷機31で作られた氷を収納する収納部(貯氷容器部)となる。製氷機31で作られた氷は製氷機31から第1容器部321の内側に落下し、自動で第1容器部321に収納される。
第2容器部322は、製氷機31の直下から左右方向に外れた範囲に配置されている。第2容器部322は、第1容器部(貯氷容器部)321から仕切り壁323で仕切られ、製氷機31で生成された氷以外の物を収納する収納部(小物収納容器部)として利用可能である。第2容器部322は第1容器部321から仕切り壁323で仕切られているため、製氷機31で作られた氷は第2容器部322に自動で収納されることはないが、第1容器部321内の氷を手動で第2容器部322に移すことで、第2容器部322を氷の収納部として利用してもよい。
図4は、図3の製氷室3を拡大して示す斜視拡大断面図である。図5は、本発明に係る冷蔵庫1における製氷室3への冷気風路33の斜視図である。
図4に示すように、冷気風路(冷気ダクト)33は、左右方向(冷蔵庫1の幅方向)における庫内中央部から左右方向に延設され、冷却器で生成した冷気を庫内中央部から左方向に誘導する。このために冷気風路33は、左右方向に延設された左右方向通路部330を有する。
左右方向通路部330は、前方側で左右方向に延設された前方側側壁334と、後方側で左右方向に延設された後方側側壁335と、を有する。製氷機31および製氷室容器32は左右方向通路部330の前方側側壁334に対して前方に配置されている。
図5に示すように、冷気風路33は、製氷室容器側吐出口331と、製氷機側吐出口332,333と、を有する。製氷室容器側吐出口331および製氷機側吐出口332,333は、冷気風路33の前方側側壁334に設けられている。なお図5において、336は冷却器で生成した冷気を上段冷凍室4に送風する送風路である。
製氷室容器側吐出口331は、冷気風路33の冷気を製氷室容器32の内部に向けて吐出する位置に配置される。製氷機側吐出口332,333は、冷気風路33の冷気を製氷機31に向けて吐出し、製氷室311の後方から製氷室311に冷気を吐出する第1吐出口332と、製氷室311の右側方に配置された側方冷気通路312を通じて製氷室311の側方から製氷室311に冷気を吐出する第2吐出口333と、を有する。
仕切り壁323は、前方仕切部323aと後方仕切部323bとを有する。後方仕切部323bの高さh323bは前方仕切部323aの高さh323aよりも低い。これにより、仕切り壁323の後方仕切部323bの上縁部と製氷室32の天井面(図示せず)との間に十分な隙間(点線で示す部分)324が構成され、この隙間324に第1容器部321と第2容器部322とを連通する連通路324が構成される。この場合、仕切り壁323の後方仕切部323bの高さh323bは、第2容器部322の内部を冷却した冷気が第1容器部321に向けて乗り越えることが可能な高さ寸法である。すなわち仕切り壁323の後方仕切部323bの部分(上縁部)に、第1容器部321と第2容器部322とを連通する連通路324が構成され、連通路324により、第1容器部321と第2容器部322との間で冷気が流通する。連通路324が後方仕切部323bの上縁部に構成されることで、仕切り壁323に開口を設ける必要がなくなる。
製氷室容器側吐出口331は、製氷室容器32の第2容器部322の内部に向けて冷気を吐出する位置に配置することが好ましい。製氷室容器側吐出口331が第2容器部322の内部に向けて冷気を吐出する位置に配置されることで、第2容器部322に直接流入した冷気で第2容器部322内の収納物(保存物)を優先的に冷却することができる。これにより、第2容器部322内の収納物の保存性が向上する。
その後、製氷室容器側吐出口331から第2容器部322に流入した冷気は、連通路324を通して、第1容器部321に供給され、第1容器部321に貯められた氷の冷却に使用される。この場合、連通路324は、製氷室容器側吐出口331から第2容器部322の内部に向けて吐出された冷気を、第2容器部322から第1容器部321に向けて流通させる。
製氷室容器32の第1容器部321には、製氷機31から落下する冷気が供給される。すなわち、第1容器部321には、製氷機31から落下する冷気と、第2容器部322から連通路324を通して供給される冷気と、が供給される。
上述した冷気の流路は、冷気の流量を抑えながら、製氷室容器32内の冷却効果を高めることに寄与する。
冷気の流量を十分に確保できる場合、製氷室容器側吐出口331を製氷室容器32の第1容器部321の内部に向けて冷気を吐出するように配置してもよい。この場合、製氷機31から第1容器部321に落下した冷気と製氷室容器側吐出口331から第1容器部321に流入した冷気とが、連通路324を通して第2容器部322に供給される。この場合も、製氷室容器側吐出口331から第1容器部321の内部に向けて供給された冷気は、第2容器部322内の収納物を冷却するために使用され、第2容器部322に直接流入する場合と比べて冷却効果は低下するものの、第2容器部322内の収納物の冷却効果を高め、収納物の保存性の向上が期待できる。
製氷機側吐出口332,333および製氷室容器側吐出口331は、製氷機側吐出口332,333から製氷機31に吐出される冷気の流量が、製氷室容器側吐出口331から製氷室容器32の内部に向けて吐出される冷気の流量よりも多くなるように、設定されることが好ましい。この場合、各吐出口の開口面積を変化させることにより、各吐出口から吐出される冷気の流量を調整することができる。
製氷機側吐出口332,333から製氷機31に吐出される冷気は製氷に用いられ、その後、第2容器部322内の冷却に利用される。一方、製氷室容器側吐出口331から製氷室容器32内に吐出される冷気は、製氷室容器32内の収納物を冷却するために利用され、製氷室容器32内の収納物の冷却には、製氷機31から落下した、製氷機側吐出口332,333からの冷気も利用される。このため、製氷室容器側吐出口331からの冷気の流量は、製氷機側吐出口332,333からの冷気の流量よりも少なくしても、製氷室容器32内の収納物に対して十分な冷却効果が得られる。
図6は、図3の製氷室3の内部を、製氷機31を取り除いた状態で前方から見た平面図である。
本実施例では、製氷室容器側吐出口331は第2容器部322の後方に配置されており、冷気風路33の冷気を第2容器部322の内部に向けて直接吐出する。製氷機側吐出口332,333は第1容器部321の後方に配置され、第1容器部321の上方(直上)に配置された製氷機31に冷気風路33の冷気を吐出する。
図1に示すように、本実施例では、製氷室3の直下に冷凍温度帯の貯蔵室(下段冷凍室)5が配置されている。このため、さらに下方に配置された冷蔵温度帯の貯蔵室(野菜室)6の温度の影響が製氷室3に及ぶのを低減、または無くすことができる。
本実施例に係る冷蔵庫1の特徴を以下に列記する。
(1)製氷室3に配置された製氷機31と、
製氷室3で製氷機31の下方に配置された製氷室容器32と、
冷却器で生成した冷気を製氷機31および製氷室容器32に向けて案内する冷気風路33と、
冷気風路33の冷気を製氷機31に向けて吐出する製氷機側吐出口332,333と、
冷気風路の冷気を製氷室容器32の内部に向けて吐出する製氷室容器側吐出口331と、を備える。
(2)製氷室容器32は、製氷機31の直下を含む範囲に配置された第1容器部321と、第1容器部321から仕切り壁323で仕切られた第2容器部322と、を有し、
製氷室容器側吐出口331は、第2容器部322の内部に向けて冷気を吐出する。
(3)仕切り壁323の部分に、第1容器部321と第2容器部322とを連通する連通路324が構成される。
(4)連通路324は、製氷室容器側吐出口331から第2容器部322の内部に向けて吐出された冷気を、第2容器部322から第1容器部321に向けて流通させる。
(5)連通路324は、仕切り壁323の上縁部に設けられる。
(6)仕切り壁323は、第2容器部322の内部を冷却した冷気が第1容器部321に向けて乗り越えることが可能な高さ寸法h323bである。
(7)製氷機側吐出口332,333および製氷室容器側吐出口331は、製氷機側吐出口332,333から製氷機31に吐出される冷気の流量が、製氷室容器側吐出口331から製氷室容器32の内部に向けて吐出される冷気の流量よりも多くなるように、設定される。
(8)製氷室32の直下に冷凍温度帯の貯蔵室5が配置される。
本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。前述した実施例は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
1…冷蔵庫、3…製氷室、5…製氷室32の直下に配置される冷凍温度帯の貯蔵室、31…製氷機、32…製氷室容器、33…冷気風路、321…第1容器部、322…第2容器部、323…仕切り壁、324…連通路、331…製氷室容器側吐出口、332,333…製氷機側吐出口。

Claims (8)

  1. 製氷室に配置された製氷機と、
    前記製氷室で前記製氷機の下方に配置された製氷室容器と、
    冷却器で生成した冷気を前記製氷機および前記製氷室容器に向けて案内する冷気風路と、
    前記冷気風路の冷気を前記製氷機に向けて吐出する製氷機側吐出口と、
    前記冷気風路の冷気を前記製氷室容器の内部に向けて吐出する製氷室容器側吐出口と、を備える冷蔵庫。
  2. 請求項1に記載の冷蔵庫において、
    前記製氷室容器は、前記製氷機の直下を含む範囲に配置された第1容器部と、前記第1容器部から仕切り壁で仕切られた第2容器部と、を有し、
    前記製氷室容器側吐出口は、前記第2容器部の内部に向けて冷気を吐出する冷蔵庫。
  3. 請求項2に記載の冷蔵庫において、
    前記仕切り壁の部分に、前記第1容器部と前記第2容器部とを連通する連通路が構成された冷蔵庫。
  4. 請求項3に記載の冷蔵庫において、
    前記連通路は、前記製氷室容器側吐出口から前記第2容器部の内部に向けて吐出された冷気を、前記第2容器部から前記第1容器部に向けて流通させる冷蔵庫。
  5. 請求項4に記載の冷蔵庫において、
    前記連通路は、前記仕切り壁の上縁部に設けられる冷蔵庫。
  6. 請求項5に記載の冷蔵庫において、
    前記仕切り壁は、前記第2容器部の内部を冷却した冷気が前記第1容器部に向けて乗り越えることが可能な高さ寸法である冷蔵庫。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の冷蔵庫において、
    前記製氷機側吐出口および前記製氷室容器側吐出口は、前記製氷機側吐出口から前記製氷機に吐出される冷気の流量が、前記製氷室容器側吐出口から前記製氷室容器の内部に向けて吐出される冷気の流量よりも多くなるように、設定される冷蔵庫。
  8. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の冷蔵庫において、
    前記製氷室の直下に冷凍温度帯の貯蔵室が配置された冷蔵庫。
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