JP2024038943A - 車両 - Google Patents

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和裕 早川
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Tsukasa Mikuni
拓也 本間
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Abstract

Figure 2024038943000001
【課題】複数人が絡む事故の発生時に、事故情報の輻輳を防止しつつ、迅速かつ正確な情報発信を担保する。
【解決手段】複数台が絡む多重事故が発生した場合に、事故車両を含む周辺の車両100、100_A~100_Nと通信接続を行う通信部120と、事故車両を含む周辺の車両100、100_A~100_Nとの通信により、緊急通報を発報する車両を一意に特定する特定部150と、自己の車両100が緊急通報を発報する車両である場合に、事故車両を含む周辺の車両100、100_A~100_Nから事故情報を収集する収集部160と、該収集された事故情報を整理して発報情報を生成する発報情報生成部170と、該生成された発報情報を緊急通報センター200に通報する通報部180と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両に関する。
車両において、交通事故や車両故障などの緊急事態が発生したときに、その状態を示す緊急通報を、携帯電話や自動車電話あるいは車両に搭載された通信機器等から移動体通信網を通じて報知するシステムが実用化されている。
上記のシステムとして、緊急センターにおいて衝突事故の内容を詳しく把握するために、車両に対する歩行者の衝突時の状況を特定する歩行者事故情報を検出する歩行者事故情報センサと、車両の衝突時の乗員の危険発生時の状況を特定する乗員事故情報を検出する乗員事故情報センサと、歩行者との衝突を判定したとき、前記歩行者事故情報を緊急通報センターの通信装置に送信し、乗員の危険発生を判定したとき、前記乗員の事故情報を前記通信装置に送信する事故情報送信部と、を備える緊急通報システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、車載携帯電話の圏外において事故が発生した場合に、緊急通報データをトランシーバユニットで通信可能な他車に送信して、自車に代わって他車に緊急通報を委ねる技術も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2010-244167号公報 特開2001-93069号公報
特許文献1に記載のように、車両が関わる事故が発生した場合には、緊急通報センターがその事故の内容を詳しく把握できるような情報提供が必要となる。
その一方で、複数台の車両や人が絡む事故のような場合に、特許文献2に記載のように、自車両において通信不能な場合に、他車両が代わって、緊急通報を行うことになると、当事者を含む複数の車両から同じような通報が行われることになり、重複した情報が、緊急通報センターに送信され、一時的に通報が集中する。
このような状態が発生すると、緊急通報センターが、それぞれの情報が同一事故に関するものなのか否かを判断する必要が生じて、迅速な判断や処置が阻害されるという課題があった。
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、複数人が絡む事故の発生時に、事故情報の輻輳を防止しつつ、迅速かつ正確な情報発信を担保する車両を提供することを目的とする。
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、複数台が絡む多重事故が発生した場合に、事故車両を含む周辺車両と通信接続を行う通信部と、前記事故車両を含む周辺車両との通信により、緊急通報を発報する車両を一意に特定する特定部と、自車両が前記緊急通報を発報する車両である場合に、前記事故車両を含む周辺車両から事故情報を収集する収集部と、該収集された前記事故情報を発報情報として緊急通報センターに通報する通報部と、を備えることを特徴とする車両を提案している。
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記通信接続された車両と、それぞれの固有のID情報を共有するID情報共有部を備え、前記特定部は、該共有した前記ID情報を昇順にソートした時に、前記ID情報が前記昇順の先頭にある車両を、緊急通報を発報する車両と特定することを特徴とする車両を提案している。
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記事故車両を含む周辺車両からの発報の可否に関する情報を受信する受信部を備え、前記特定部は、受信した前記事故車両を含む周辺車両からの発報の可否に関する情報を含めて、緊急通報を発報する車両を一意に特定することを特徴とする車両を提案している。
形態4;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記収集された前記事故情報を整理して前記発報情報を生成する発報情報生成部を備えたことを特徴とする車両を提案している。
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、複数人が絡む事故の発生時に、事故情報の輻輳を防止しつつ、迅速かつ正確な情報発信を担保することができるという効果がある。
本発明の実施形態に係る車両が用いられる緊急通報システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る緊急通報センターの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両が用いられる緊急通報システムの処理を示す図である。
<実施形態>
以下、図1から図4を用いて、本実施形態に係る車両100について説明する。
なお、以下では、緊急通報システム1を用いて、本実施形態に係る車両100について説明する。
<緊急通報システム1の構成>
図1に示すように、本実施形態に係る緊急通報システム1は、車両100、100_1~100_Nと、緊急通報センター200と、を含んで構成されている。
車両100は、通信機能を備えた車両であり、周辺の車両100_1~100_Nとの通信が可能である。
また、例えば、特定の通信エリア内であれば、事故とは関係の無い車両とも通信が可能である。
本実施形態においては、複数人が絡む事故であった場合に、車両100は、事故発生地点の周辺の車両100_1~100_Nと通信を行い、事故に関する発報情報を収集し、車両100と周辺の車両100_1~100_Nのうち、特定された車両100、100_1~100_Nに、収集した事故に関する発報情報を緊急通報センター200に通報させる。
緊急通報センター200は、主として、サーバにより構成されており、特定された車両100、100_1~100_Nからの発報情報の通報を受け付け、サーバが設置された施設(緊急通報センター) にいる担当者に当該衝突事故の情報を通知する。通報を受けた担当者は、その事故の内容に応じて、消防署や警察署あるいは病院等に通報を行う。
<車両100の構成>
図2に示すように、本実施形態に係る車両100は、判定部110と、通信部120と、ID情報共有部130と、受信部140と、特定部150と、収集部160と、発報情報生成部170と、通報部180と、制御部190と、を含んで構成されている。
判定部110は、発生した事故が、複数台の車両100、100_1~100_Nが絡む多重事故であるか否かを判定する。
判定部110は、例えば、事故に絡んだ車両100、100_1~100_Nやその車両100、100_1~100_Nの乗員が所持する携帯端末はもとより、通信可能な周辺エリア(特定の通信エリア)の携帯端末から得られる情報に基づいて、発生した事故が、複数台の車両100、100_1~100_Nが絡む多重事故であるか否かを判定する。
具体的には、上記車両100、100_1~100_Nや携帯端末により撮像された画像情報やSNS等に投稿された情報等により、発生した事故が、複数台の車両100、100_1~100_Nが絡む多重事故であるか否かを判定する。
通信部120は、周辺の車両100_1~100_Nと通信を行うための、例えば、通信モジュールである。通信形態としては、例えば、Wi-Fi(登録商標)あるいはBluetooth(登録商標)等の限定したエリアで通信が可能な形態を例示することができる。
通信部120は、周辺の車両100_1~100_Nと通信により受信した情報を後述するID情報共有部130、受信部140、収集部160、制御部190等に送信する。
ID情報共有部130は、通信接続された周辺の車両100_1~100_Nと、それぞれの固有のID情報を共有する。
ここで、ID情報としては、各車両100、100_1~100_Nごとに固有のWi-FiのMACアドレスや車両識別番号(VIN)等を例示することができる。ID情報共有部130は、例えば、各車両100、100_1~100_NごとのID情報をリスト形式で保有している。
受信部140は、事故車両を含む周辺の車両100、100_1~100_Nからの発報の可否に関する情報を受信する。
ここで、発報の可否に関する情報とは、例えば、緊急通報センター200への情報の発報に使用するマイクやスピーカー等の機器に異常がある等の情報を例示することができる。また、別の車両100_1~100_Nから受信した、特定の車両の乗員が重篤な状態であり、緊急通報センター200への情報の発報ができる状況ではない旨の情報を含めてもよい。
特定部150は、事故車両を含む周辺の車両100、100_1~100_Nとの通信により、緊急通報を発報する車両100、100_1~100_Nを一意に特定する。特定の方法としては、例えば、事故車両を含む周辺の車両100、100_1~100_NのID情報をソートした場合に、ID情報が昇順の先頭にある車両100、100_1~100_Nを緊急通報センター200に対して、緊急通報を発報する車両として特定する。
なお、特定部150は、上記のように、緊急通報センター200に対して、緊急通報を発報する車両100、100_1~100_Nと特定した場合であっても、受信部140において受信した事故車両を含む周辺の車両100、100_1~100_Nからの発報の可否に関する情報を含めて、緊急通報を発報する車両100、100_1~100_Nを一意に特定する。
収集部160は、自己の車両100が緊急通報を発報する車両である場合に、事故車両を含む周辺の車両100、100_1~100_Nから事故情報を収集する。
ここで、収集部160において収集された事故情報は、後述する発報情報生成部170に出力される。
発報情報生成部170は、収集部160において収集された事故情報を整理して、発報情報を生成する。ここで、「整理」とは、周辺の車両100_1~100_Nから取集された事故情報から重複する事故情報を排除したり、複数の事故情報を組み合わせて、事故に絡む車両の台数やけが人の数等、情報の精度を高める処理を例示することができる。
通報部180は、発報情報生成部170において生成された発報情報を緊急通報センター200に通報する。
制御部190は、図示しないROM(Read Only Memory)等に格納された制御プログラムにしたがって、車両100全体の動作を制御する。本実施形態において、制御部190は、特に、判定部110により発生した事故が、複数台の車両が絡む多重事故であると判定された場合に、通信部120、ID情報共有部130、受信部140、特定部150、収集部160、発報情報生成部170、通報部180等の各部を起動する。
<緊急通報センター200の構成>
図3に示すように、本実施形態に係る緊急通報センター200は、通信装置210と、入出力装置220と、演算装置230と、地図情報データベース(DB)240と、事故特定情報データベース(DB)250と、道路情報データベース(DB)260と、連絡先情報データベース(DB)270と、を含んだサーバで構成されている。
通信装置210は、車両100あるいは周辺の車両100、100_A~100_Nとの無線通信が可能な装置である。具体的には、例えば、車両100あるいは周辺の車両100_A~100_Nからの緊急通報を受信する。
入出力装置220は、サーバ側の担当者によるサーバの操作等、サーバにおける情報等の入出力を行うものであり、キーボード、モニタ等を含む。
演算装置230は、サーバの各部の動作制御等のため、種々の演算を実行する。
地図情報データベース(DB)240は、地図情報を蓄積したデータベースあり、演算装置230が、車両100あるいは周辺の車両100_1~100_Nからの通報に基づいて、車両100あるいは周辺の車両100_1~100_Nの現在位置を特定すること等に用いられる。
事故特定情報データベース(DB)250は、事故の具体的な状況を特定するための情報、例えば、車速V[km/h]と衝突エネルギE[J]との関係等を蓄積したものであり、車両100に搭載された各種センサのセンサ値等に基づいて、事故の具体的な内容の特定するために用いられる。
道路情報データベース(DB)260は、道路渋滞や道路工事の情報を蓄積したデータベースであって、演算装置230が、消防署、警察署及び病院の少なくとも1つに対して事故現場への経路を提示する際等に用いられるデータベースである。
連絡先情報データベース(DB)270は、事故に関連する施設、例えば、消防署、警察署及び病院の連絡先の情報を蓄積したデータベースであり、緊急通報センター200の担当者が上記施設に対して連絡を取る際に用いられるデータベースである。
<車両100の処理>
図4を用いて、本実施形態に係る車両100の処理について説明する。
図4に示すように、制御部190は、事故が発生したか否かを判定する(ステップS110)。そして、制御部190が、事故は発生していないと判定した場合(ステップS110の「NO」)には、処理を元に戻して待機モードに移行する。
一方で、制御部190が、事故は発生していると判定した場合(ステップS110の「YES」)には、判定部110が、当該事故は、複数台の車両が絡む多重事故であるか否かを判定する(ステップS120)。そして、判定部110が、当該事故は、複数台の車両が絡む多重事故ではないと判定した場合(ステップS120の「NO」)には、個別車両が事故情報を緊急通報センター200に送信して、処理を終了する。
一方で、判定部110が、当該事故は、複数台の車両が絡む多重事故であると判定した場合(ステップS120の「YES」)には、特定部150は、緊急通報センター200に緊急通報を発報する車両を特定する(ステップS130)。
次いで、特定部150により緊急通報センター200に緊急通報を発報する車両として特定された車両の収集部160は、事故車両を含む周辺の車両100、100_1~100_Nから事故情報を収集する(ステップS140)。収集部160において収集された事故情報は、発報情報生成部170に出力される。
そして、特定部150により緊急通報センター200に緊急通報を発報する車両として特定された車両の発報情報生成部170は、収集部160において収集された事故情報を整理して、発報情報を生成する(ステップS150)。
特定部150により緊急通報センター200に緊急通報を発報する車両として特定された車両の通報部180は、発報情報生成部170において生成された事故に関する発報情報を緊急通報センター200に送信して処理を終了する(ステップS160)。
<作用・効果>
以上、説明したように、本実施形態に係る緊急通報システム1における車両100は、複数台が絡む多重事故が発生した場合に、通信部120が、事故車両を含む周辺の車両100、100_1~100_Nと通信接続を行い、特定部150が、緊急通報を発報する車両100、100_1~100_Nを一意に特定する。
このとき、車両100、100_1~100_Nは、通信接続された車両と、それぞれの固有のID情報を共有するID情報共有部を備え、特定部150は、その共有したID情報を昇順にソートした時に、ID情報が昇順の先頭にある車両100、100_1~100_Nを、緊急通報を発報する車両100、100_1~100_Nと特定する。
つまり、特定部150は、複数台が絡む多重事故が発生した場合に、通信により得られた固有のID情報を、例えば、リスト形式で共有し、予め決められたルールにしたがって、緊急通報を発報する車両100を一意に特定する。
そのため、複数台が絡む多重事故において、情報の輻輳を防止しつつ、迅速かつ正確な情報発信を担保することができる。
また、特定部150は、上記のルールによって、緊急通報を発報する車両100、100_1~100_Nを一意に特定した場合であっても、受信部140において受信した事故車両を含む周辺の車両100、100_1~100_Nからの発報の可否に関する情報を含めて、緊急通報を発報する車両100、100_1~100_Nを一意に特定する。
そのため、事故車両を含む周辺の車両100、100_1~100_Nの様々な状況を考慮した上で、複数台が絡む多重事故において、情報の輻輳を防止しつつ、迅速かつ正確な情報発信を担保することができる。
また、本実施形態に係る緊急通報システム1における車両100、100_1~100_Nにおいて、収集部160は、自己の車両100が緊急通報を発報する車両である場合に、事故車両を含む周辺の車両100、100_A~100_Nから事故情報を収集する。
つまり、個々の車両だけでは、収集できない複数台が絡む多重事故に関する多くの情報を収集する。
そのため、通報を受けた緊急通報センター200が、複数台が絡む多重事故の詳細を把握するに足りる情報を収集することにより、緊急通報センター200における迅速かつ正確な対応を促すことができる。
また、本実施形態に係る緊急通報システム1における車両100、100_1~100_Nにおいて、発報情報生成部170は、収集された事故情報を整理して発報情報を生成し、通報部180は、生成された発報情報を緊急通報センター200に通報する。
ここで、発報情報生成部170が行う収集された事故情報の整理とは、周辺の車両100_1~100_Nから取集された事故情報から重複する事故情報を排除したり、複数の事故情報を組み合わせて、事故に絡む車両の台数やけが人の数等、情報の精度を高める処理等である。
そのため、複数台が絡む多重事故において、情報の輻輳を防止しつつ、迅速かつ正確な情報発信を担保することができる。
また、特定部150において、緊急通報を発報する車両100、100_1~100_Nとして特定された車両100、100_1~100_Nが、上記発報情報を緊急通報センター200に通報することから、正確な情報を最適なデータ容量で、緊急通報センター200に送信することができる。
さらに、収集された事故情報を精査し、精査した事故情報を特定の1台の車両100、100_1~100_Nから緊急通報センター200に送信するため、通信帯域を圧迫することなく、迅速かつ正確な情報発信を担保することができる。
<変形例1>
本実施形態においては、特定部150は、事故車両を含む周辺の車両100、100_1~100_Nとの通信により、緊急通報を発報する車両100、100_1~100_Nを一意に特定する。特定の方法としては、例えば、事故車両を含む周辺の車両100、100_1~100_NのID情報をソートした場合にID情報が昇順の先頭にある車両100、100_1~100_Nを緊急通報センター200に対して、緊急通報を発報する車両と特定することを例示した。しかしながら、例えば、各車両100、100_1~100_Nにおける車体の損傷状況に関するセンサのデータ等を通信により収集し、収集した情報に基づいて、各車両100、100_1~100_Nの車体の損傷具合を推定して、最も車体の損傷の程度が軽度な車両100、100_1~100_Nを緊急通報センター200に対して、緊急通報を発報する車両100、100_1~100_Nと特定するようにしてもよい。
<変形例2>
また、各車両100、100_1~100_Nが事故の状況や車体の損傷状況に関するセンサ等のデータから自己の車両100、100_1~100_Nの状態、乗員の状況等を判断し、自己の車両100、100_1~100_Nが緊急通報センター200に対して、緊急通報を発報する旨を各車両100、100_1~100_Nに通信によって伝達するようにしてもよい。
なお、制御部190等の処理をコンピュータシステムが読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを制御部190等に読み込ませ、実行することによって本発明の車両100を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態について、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1;緊急通報システム
100;車両
110;判定部
120;通信部
130;ID情報共有部
140;受信部
150;特定部
160;収集部
170;発報情報生成部
180;通報部
190;制御部
200;緊急通報センター
210;通信装置
220;入出力装置
230;演算装置
240;地図情報データベース
250;事故特定情報データベース
260;道路情報データベース
270;連絡先情報データベース

Claims (4)

  1. 複数台が絡む多重事故が発生した場合に、事故車両を含む周辺車両と通信接続を行う通信部と、
    前記事故車両を含む周辺車両との通信により、緊急通報を発報する車両を一意に特定する特定部と、
    自車両が前記緊急通報を発報する車両である場合に、前記事故車両を含む周辺車両から事故情報を収集する収集部と、
    該収集された前記事故情報を発報情報として緊急通報センターに通報する通報部と、
    を備えることを特徴とする車両。
  2. 前記通信接続された車両と、それぞれの固有のID情報を共有するID情報共有部を備え、
    前記特定部は、該共有した前記ID情報を昇順にソートした時に、前記ID情報が前記昇順の先頭にある車両を、緊急通報を発報する車両と特定することを特徴とする請求項1に記載の車両。
  3. 前記事故車両を含む周辺車両からの発報の可否に関する情報を受信する受信部を備え、
    前記特定部は、受信した前記事故車両を含む周辺車両からの発報の可否に関する情報を含めて、緊急通報を発報する車両を一意に特定することを特徴とする請求項2に記載の車両。
  4. 前記収集された前記事故情報を整理して前記発報情報を生成する発報情報生成部を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両。
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