JP2024031322A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】エンドベルに電気素子が取り付けられていてもモータ内部に空気を取り入れやすくする。【解決手段】モータは、シャフトと一体回転するロータ及びステータを内蔵した有底筒状のハウジングと、ハウジングの開口を塞ぐエンドプレート7及び軸方向でロータとエンドプレート7との間に設けられて電気素子15が取り付けられるホルダ8を有するエンドベル3と、を備える。エンドプレート7は、軸方向にエンドプレート7を貫通する風穴7hを有する。ホルダ8は、電気素子15が取り付けられる取付部24を有するとともに、シャフトが挿通される挿通穴8haが形成されている。取付部24における、軸方向視で風穴7hと重なる少なくとも一部には、切欠部25が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、ハウジングの開口を閉塞するエンドベルに電気素子が取り付けられたモータに関する。
従来、ハウジングの開口を閉塞するエンドベルになんらかの電気素子が取り付けられたモータが知られている。例えば、特許文献1には、モータケース(ハウジング)を閉塞するエンドキャップ構造体(エンドベル)に、チョークコイル,コンデンサ及び抵抗などの複数の電気素子が取り付けられたモータが開示されている。特許文献1において、各電気素子は、エンドキャップ構造体の表面に設けられた保持部に取り付けられている。
また、モータには、その内部を冷却するための空気をモータ外部から取り入れるための通気口が、エンドベルに貫設されたものが知られている(特許文献2参照)。
特許第6813886号公報 特許第3345365号公報
ところで、特許文献1のように、電気素子が取り付けられるエンドベルに対し、冷却用の空気を取り入れるための通気口を形成することは容易ではない。例えば、特許文献1のエンドベルに、特許文献2に開示されているような通気口を設ける場合、電気素子を保持するための保持部が通気口と重なってしまい、通気口からの空気の取り入れが阻害されたり、空気の流れが悪くなったりして、十分な冷却効果が得られないおそれがある。
本件は、このような課題に鑑み案出されたもので、エンドベルに電気素子が取り付けられていてもモータ内部に空気を取り入れやすくし、冷却効果を高めたモータを提供することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
開示のモータは、以下に開示する態様または適用例として実現でき、上記の課題の少なくとも一部を解決する。
(1)ここで開示するモータは、シャフトと一体回転するロータ、及び、前記シャフトの径方向で前記ロータに対向して配置されたステータを内蔵した有底筒状のハウジングと、前記ハウジングの開口を塞ぐエンドプレート、及び、前記シャフトの軸方向で前記ロータと前記エンドプレートとの間に設けられて電気素子が取り付けられるホルダを有するエンドベルと、を備える。前記エンドプレートは、前記軸方向に前記エンドプレートを貫通する風穴を有し、前記ホルダは、前記電気素子が取り付けられる取付部を有するとともに、前記シャフトが挿通される挿通穴が形成され、前記取付部における、前記軸方向から視た軸方向視で前記風穴と重なる少なくとも一部には、切欠部が形成されている。
(2)上記(1)の場合において、前記電気素子は、前記取付部の載置面に載置された状態で接着固定されるものであることが好ましい。この場合、前記取付部は、前記切欠部を形成する端縁から離隔した位置において、前記載置面から凹設された窪みを有することが好ましい。
(3)上記(1)又は(2)の場合において、前記電気素子は、中心側にフェライトコアが収容された円筒状のチョークコイルであることが好ましい。この場合、前記取付部は、前記チョークコイルの中心線方向における前記チョークコイルの両端部のそれぞれが載置される端載置部を持ち、前記端載置部を除く前記一部が切欠部であることが好ましい。
(4)上記(2)の場合における(3)の場合において、前記窪みの容量は、前記両端部のそれぞれに塗布される前記接着剤の量と略同等が確保されていることが好ましい。この場合、前記端載置部のそれぞれには前記窪みが形成されていることが好ましい。
(5)上記(1)~(4)のいずれか一つの場合において、前記エンドプレートは、前記風穴から離隔した位置であって前記軸方向視で前記取付部とは重ならない位置において、前記軸方向に前記エンドプレートを貫通する他の風穴を有することが好ましい。この場合、前記ホルダは、前記軸方向視で少なくとも一部が前記他の風穴と重なる貫通穴を有するとともに、前記貫通穴と前記挿通穴と前記切欠部とが繋がって一つの穴が形成されていることが好ましい。
(6)上記(1)~(5)のいずれか一つの場合において、前記ホルダは、前記ハウジングに内嵌される筒状の周壁部と、ブラシを支持する支持部とを有することが好ましい。この場合、前記切欠部は、前記シャフトの回転中心側から切り欠かれて前記挿通穴と繋がることが好ましい。
(7)上記(1)~(6)のいずれか一つの場合において、前記モータは、前記軸方向において、前記ロータと前記ホルダとの間に配置されたファンを備えていることが好ましい。この場合、前記ハウジングには、前記軸方向で前記ファンと同位置において、径方向に貫設された横穴が形成されていることが好ましい。
開示のモータによれば、エンドベルに電気素子が取り付けられていてもモータ内部に空気を取り入れやすくできる。これにより、モータ内部の冷却効果を高めることができる。
実施形態に係るモータの側面図である。 図1のモータを軸方向一側から視た正面図である。 図1のモータのエンドベルを軸方向他側から視た正面図である。 図3のエンドベルからチョークコイルを除いたエンドベルの正面図である。 図4のエンドベルのホルダの一部(図4のX部)を軸方向他側から視た斜視図である。
図面を参照して、実施形態としてのモータについて説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
図1は、本実施形態のモータ1の側面図である。モータ1は、出力軸としてのシャフト1Sを備える。以下、シャフト1Sが延びる方向を軸方向といい、軸方向に直交する方向であってシャフト1Sの回転中心Cから離れる方向及び回転中心Cに向かう方向を径方向(あるいは径方向外側,径方向内側)といい、軸方向に直交する方向であってシャフト1Sの回転中心C回りに周回する方向を周方向という。
モータ1は、例えば、永久磁石界磁式のブラシ付きインナーロータ型の直流モータであり、有底筒状のハウジング2とハウジング2の軸方向一側の開口2aを塞ぐエンドベル3とを備える。すなわち、本実施形態では、ハウジング2の開口2a側を「軸方向一側」とし、これと逆側(ハウジング2の底面側)を「軸方向他側」とする。ハウジング2には、シャフト1Sと一体回転するロータ4と、ロータ4の径方向外側でロータ4に対向して配置された筒状のステータ5とが内蔵される。ロータ4の図示しない整流子に摺接するブラシ11(図3参照)は、エンドベル3に支持される。
本実施形態のハウジング2には、図1に示すように、ハウジング2の内部(モータ1の内部)に空気を取り入れるためのファン6がさらに内蔵される。ハウジング2内に取り入れた空気は、発熱部分(おもにブラシ11及び整流子)を冷却する。ファン6は、ロータ4の整流子よりも軸方向他側で、ロータ4とエンドベル3との間に配置されて、ロータ4とともにシャフト1Sと一体回転する。また、ハウジング2には、軸方向でファン6と同位置(すなわち、径方向から視てファン6と重なる位置)において、ハウジング2を径方向に貫通する複数の横穴2hが設けられる。横穴2hは、ファン6の回転によりハウジング2の内部に取り入れられた空気を、ハウジング2の外部に排出する排出口として機能する。ここでは、周方向に90度ずつずれて配置された四つの横穴2hが設けられたハウジング2を例示する。
エンドベル3は、ハウジング2の開口2aを塞ぐエンドプレート7と上述のブラシ11を支持するホルダ8とを備える。エンドプレート7は、図2に示すように、エンドベル3の最も軸方向一側に配置される蓋部材であり、軸方向に対して垂直に展開された平板状の平面部7aを有する。平面部7aは、ハウジング2の開口2aの形状に応じた外形をなす。ここでは、円板状の平面部7aを例示する。平面部7aの外周縁には、ホルダ8に取り付けられる後述の給電端子14との電気的な接続を防ぐための切欠きが設けられていてもよい。また、エンドプレート7には、図1及び図2に示すように、その径方向内側(以下、単に「内側」ともいう)に、シャフト1Sの軸方向一側の端部を回転自在に支持する軸受が内嵌される凹部7bが設けられていてもよい。
平面部7aには、図2に示すように、軸方向に平面部7a(エンドプレート7)を貫通する複数の風穴7hが設けられる。風穴7hは、ハウジング2の内部へ空気を吸引するための吸気口として機能する。ここでは、四つの主風穴7haと、二つの副風穴7hbとを持つエンドプレート7を例示する。四つの主風穴7haはすべて同一形状であり、径方向外側の端縁が径方向内側の端縁よりも長い略台形状をなし、互いに離隔して、周方向に略等間隔に(すなわち略90度ずつずれて)配置される。二つの副風穴7hbは互いに同一形状であり、主風穴7haと同様に径方向外側の端縁が径方向内側の端縁よりも長い略台形状をなす。副風穴7hbは、主風穴7haよりも小さい開口面積を持ち、周方向に隣接する二つの主風穴7ha同士の間で、回転中心Cを径方向に挟んで対向配置される。二つの副風穴7hbは、好ましくは、後述するブラシ11の位置と同位相に配置される。
ホルダ8は、エンドプレート7の軸方向他側に接着される部材である。ホルダ8には、図3に示すように、電気素子としてのチョークコイル15が取り付けられる取付部24が設けられるとともに、回転中心Cの周辺にホルダ8を軸方向に貫通する挿通穴8ha(図3中に二点鎖線で示す)が形成される。チョークコイル15は、電気ノイズを低減させる電気素子であり、ノイズ消去素子とも呼ばれる。挿通穴8haには、シャフト1S及びロータ4の整流子が挿通される。
本実施形態のホルダ8には、ハウジング2に内嵌される筒状の周壁部21が設けられる。ブラシ11は、周壁部21の内側に配置されて支持される。また、ホルダ8には、給電端子14が取り付けられてもよい。本実施形態において、ブラシ11,給電端子14及びチョークコイル15のそれぞれは、ホルダ8に一対設けられ、いずれも回転中心Cに対してほぼ点対称に配置される。
ホルダ8の周壁部21の内側には、前述の部品11,14,15をホルダ8に取り付けるための部分が設けられる。詳述すると、周壁部21の内側には、ブラシ11を支持する支持部22と、給電端子14を保持する保持部23と、上述の取付部24とが一対ずつ設けられる。ホルダ8とエンドプレート7とがエンドベル3として組み立てられた状態、すなわち、図3に示す状態で、一対の支持部22及び一対の保持部23は、いずれも軸方向視でエンドプレート7の風穴7hとほとんど重ならない位置に設けられる。一方で、一対の取付部24のそれぞれは、軸方向視で、エンドプレート7に設けられた四つの主風穴7haのうち、回転中心Cを挟んで対向配置された二つの主風穴7haのそれぞれと、広範囲で重なる位置に設けられる。
また、周壁部21の内側には、取付部24と重なる二つの主風穴7haを除く風穴7h(他の風穴7h)と少なくとも一部が軸方向視で重複する位置で、軸方向にホルダ8を貫通する貫通穴8hb(図3中に二点鎖線で示す)が設けられる。貫通穴8hbは、挿通穴8haと繋がるように設けられて、周壁部21の内側に一つの穴を形成する。なお、図3では、挿通穴8ha及び貫通穴8hbの位置を二点鎖線で仮想的に示しているが、挿通穴8ha及び貫通穴8hbの形状は図3に示す形状に限らない。挿通穴8haは、少なくともシャフト1S及びロータ4の整流子を挿通可能な形状であればよく、貫通孔8hbは、他の風穴7hに対して少なくとも一部が重複する形状であればよい。
以下、ブラシ11,支持部22,給電端子14,保持部23,チョークコイル15及び取付部24について、この順で詳述する。
一対のブラシ11は、例えば、カーボンを主成分とするカーボンブラシである。一対のブラシ11は、回転中心Cを径方向に挟んで対向配置されて、ロータ4の整流子に摺接する。本実施形態において一対のブラシ11のそれぞれは、軸方向視でエンドプレート7の副風穴7hbのそれぞれと重なる位置に配置される。また、本実施形態において、各ブラシ11は、支持部22に保持されるブラシ端子13に、ブラシアーム12を介して接続されることで、ホルダ8に支持される。ブラシ端子13は、金属製の端子であって、ブラシ11に対して時計回りに略90度ずれた位置で、周壁部21の内周面21f付近に配置される。ブラシ端子13は、当該位置において周壁部21の内周面21fに対し接線方向に延在してよい。ブラシアーム12は、導電性を有する薄い板状の部材であり、その一端にブラシ11が固定される。ブラシアーム12の他端は、屈曲してブラシ端子13に接合される。
支持部22は、上述のブラシ端子13の配置に対応した位置で、周壁部21の内周面21fの一部から、風穴7hに重複しない程度に径方向内側に膨出形成された部分である。支持部22には、ブラシ端子13の延在方向に溝が設けられており、ブラシ端子13は、当該溝に嵌め込まれてホルダ8に対して保持される。
一対の給電端子14は、金属製の端子である。各給電端子14は、図1に示すように、その一部がモータ1の軸方向一側に突出するようにホルダ8に配設されて、外部電源から電力供給を受ける。図3に示すように、一対の給電端子14は、周壁部21の内周面21f付近において、一対のブラシ11の径方向外側且つ一対のブラシ11と略同位相の位置に配置される。
保持部23は、上述の給電ターミナル14の配置に対応した位置で、周壁部21の内周面21fの一部から、風穴7hに重複しない程度に径方向内側に膨出形成された部分である。保持部23には、給電ターミナル14の形状に対応した形状の溝が設けられており、給電端子14は、当該溝に嵌め込まれてホルダ8に対して保持される。
一対のチョークコイル15は、例えば金属のワイヤが螺旋状に巻回された円筒状のコイルである。各チョークコイル15は、その中心線C1が軸方向に対して垂直に延在するように配置されるとともに、軸方向視でエンドプレート7の主風穴7haと部分的に重複する位置に配置される。本実施形態のチョークコイル15は、ブラシ端子13よりも径方向内側に配置されて主風穴7haと広範囲に重なるとともに、その中心線C1がブラシ端子13の延在方向と平行となるように配置される。各チョークコイル15を形成する巻線の一端は、各チョークコイル15の径方向外側に配置されたブラシ端子13に接合される。当該巻線の他端は、例えば、当該巻線の一端が接合されるブラシ端子13に対して時計回りに略90度ずれた位置に配置された給電端子14に接合される。
各チョークコイル15の中心線C1側には、円柱状のフェライトコア16がほぼ同軸配置されて収容される。本実施形態において、フェライトコア16の中心線C1方向の寸法は、チョークコイル15の中心線C1方向の寸法よりも長く設定される。このため、フェライトコア16の中心線C1方向の両端部16aは、チョークコイル15の中心線C1方向の両端部15aよりもチョークコイル15の外側に突出する。
取付部24は、上述のチョークコイル15の配置に対応して、支持部22の径方向内側に膨出形成されるとともに中心線C1方向に延設される。取付部24は、後述する切欠部25が存在しないと仮定した場合に、その軸方向他側にチョークコイル15を収容可能な空間を持つ桶状をなす。詳述すると、取付部24は、図4に示すように、軸方向他側からチョークコイル15が載置される載置面24fと、載置面24fから軸方向他側に立設されてチョークコイル15を囲む側面24gとを有する桶状をなす。チョークコイル15は、載置面24fと側面24gとにより区画された空間に収容されて、接着剤により取付部24に接着固定されることで、ホルダ8に取り付けられる。
載置面24fは、切欠部25及び後述する窪み27が存在しないと仮定した場合に、中心線C1方向に延在する面である。載置面24fの中心線C1方向の寸法は、載置面24f上にチョークコイル15を載置可能とするために、チョークコイル15の中心線C1方向の寸法と同等又はこれよりもやや長く設定される。チョークコイル15に上述のフェライトコア16が収容される場合には、載置面24fの中心線C1方向の寸法は、フェライトコア16の寸法も考慮して、フェライトコア16の中心線C1方向の寸法と同等又はこれよりもやや長く設定されてよい。側面24gは、切欠部25及び窪み27が存在しないと仮定した場合に、載置面24fの全周縁から軸方向他側に立設される。なお、側面24gには、周壁部21の内周面21fの一部が含まれてもよい。
以下、取付部24のうち、チョークコイル15の両端部15a(及びフェライトコア16の両端部16a)のそれぞれが載置面24fに載置される部分を端載置部26という。端載置部26には、当該部分の載置面24fに加え、この部分の載置面24fから立設された側面24gを形成する部分が含まれていてよい。なお、チョークコイル15の中心線C1方向の寸法がフェライトコア16の中心線C1方向の寸法よりも長く設定される場合、端載置部26は、フェライトコア16の両端部16aも載置されるように形成されることが好ましい。これにより、チョークコイル15の両端部15aと端載置部26との接着固定時に、チョークコイル15の両端部15aを介して、フェライトコア16の両端部16aを端載置部26に接着固定できる。
取付部24は、上述の通り、軸方向視で主風穴7haと重なる。このため、取付部24には、軸方向視で主風穴7haと重なる少なくとも一部に切欠部25が形成される。なお、切欠部25は、取付部24の一部と主風穴7haとが重なる部分全体に設けられていてもよいし、取付部24の一部と主風穴7haとが重なる部分のうちの一部に設けられていてもよい。本実施形態の取付部24では、端載置部26を除く部分(一部)が切欠部25として切り欠かれている。つまり、取付部24は、チョークコイル15の両端部15aが配置される二つの端載置部26のみを残して、他の部分が切欠部25として切り欠かれている。
本実施形態において、切欠部25は、シャフト1Sの回転中心C側から切り欠かれて挿通穴8haと繋がり、取付部24を軸方向に貫通する。言い換えれば、切欠部25は、取付部24よりも径方向内側に設けられた挿通穴8haから、挿通穴8haを拡張するように設けられる。上述の通り、挿通穴8haは貫通穴8hbとも繋がる。このため、切欠部25は、挿通穴8haと貫通穴8hbとの双方と繋がって、周壁部21の内側に一つの穴を形成しているとも換言される。
また、本実施形態において、各端載置部26には、図5に示すように、切欠部25を形成する端縁25eから中心線C1方向に離隔した位置で、載置面24fから凹設された窪み27が設けられる。窪み27は、チョークコイル15を固定するための接着剤が塗布された際に、接着剤が溜められる部分(接着剤溜まり)である。窪み27は、例えば、載置面24fの端縁25eに接続される縁部のみを残して、端載置部26の全体に凹設される。この残った部分(端載置部26の残り)が、窪み27に溜められた接着剤の漏れを防ぐ壁として機能する。
窪み27の容量は、チョークコイル15の両端部15aのそれぞれに塗布される接着剤の量(例えば、20mg~30mg)よりも多ければ、塗布された接着剤が漏れることがない。但し、窪み27の容量が接着剤の量よりも多くなるように窪み27を大きく形成しようとすると、その分、窪み27が形成される部分(すなわち、端載置部26)のサイズも大きくする必要があり、結果的に切欠部25のサイズを大きくすることが難しくなる。そのため、窪み27の容量は、接着剤の量と略同等が確保されることが好ましい。これにより、端載置部26は、チョークコイル15の両端部15a(及びフェライトコア16の両端部16a)を載置可能な大きさ(あるいは形状)であり、且つ、接着剤の量と同等の容量を持つ窪み27を形成可能な大きさ(あるいは形状)に最適化することができる。
[2.作用,効果]
(1)上述したモータ1では、電気素子(例えばチョークコイル15)が取り付けられる取付部24における、軸方向視で風穴7hと重なる少なくとも一部に切欠部25が形成されている。これにより、取付部24に重複する風穴7h(主風穴7ha)が、取付部24により閉塞されることを抑制できる。従って、当該風穴7hからモータ1の内部に空気を取り入れやすくできるため、モータ1の内部の冷却効果を高めることができる。例えば、風穴7hから取り入れられた空気により、ブラシ11やこれと接触する整流子といった発熱しやすい部分に加え、電気素子も冷却されうる。
また、上述したモータ1では、電気素子が風穴7hと重複するように設けられていても、切欠部25によりモータ1の内部の効率的な冷却を実現できる。つまり、風穴7hの配置に依存することなく、電気素子の配置を任意に設定できる。したがって、ホルダ8の小型化やホルダ8の形状の最適化を図れる。延いては、モータ1の小型化に寄与できる。
(2)取付部24は、切欠部25を形成する端縁25eから離隔した位置において、載置面24fから凹設された窪み27を有する。これにより、取付部24への電気素子(例えばチョークコイル15)の接着時に、電気素子に塗布された接着剤を窪み27に溜めることができる。したがって、接着剤が端縁25eを超えてホルダ8から漏れ出すことを抑制できるとともに、電気素子と取付部24との接着強度を確保できる。
(3)取付部24では、中心線C1方向におけるチョークコイル15の両端部15aのそれぞれが載置される端載置部26を除く部分が、切欠部25として切り欠かれる。このように、電気素子を取り付けるために必要な最低限の部分(端載置部26)のみを確保し、これ以外を切欠部25とすれば、切欠部25の大きさを大きくすることができる。これにより、取付部24に重複する風穴7hから流入する空気の流路を大きく確保できるため、より一層空気を取り入れやすくでき、冷却効果を高めることができる。また、取付部24では、端載置部26により、中心線C1方向の両側からチョークコイル15を固定できる。よって、チョークコイル15の変位をより確実に抑制できるため、ホルダ8からのチョークコイル15の脱落を抑制できる。
(4)各端載置部26に形成される窪み27の容量は、各端載置部26に配置されるチョークコイル15の各端部15aに塗布される接着剤の量と略同等が確保される。これにより、接着剤の漏れを確実に抑制できるとともに、窪み27が形成される端載置部26のサイズを必要最低限に設定できる。言い換えると、チョークコイル15の両端部15aが配置される各端載置部26の大きさや形状を最適化できるため、その分、切欠部25の大きさを大きくすることができる。結果として、空気をより取り入れやすくでき、冷却効果を高めることができる。
(5)ホルダ8には、軸方向視で少なくとも一部が他の風穴7hと重なる貫通穴8hbが形成される。これにより、ホルダ8によって、他の風穴7hが閉塞されることを抑制できるので、モータ1の冷却効果を高めることができる。さらに、上記の貫通穴8hbは、挿通穴8haと繋がっている。従って、他の風穴7hからハウジング2内に流入した空気を、おもな冷却対象であるブラシ11と整流子との摺接部分に誘導できるため、モータ1の冷却効果をより高められる。
(6)上述したモータ1では、切欠部25が、挿通穴8haと繋がっている。これにより、取付部24に重複する風穴7hから取り入れられた空気を、発熱しやすい部分(おもな冷却対象)であるブラシ11と整流子との摺接部分に誘導できるため、よりモータ1の内部の冷却を効率化できる。
また、ハウジング2に内嵌される筒状の周壁部21が設けられることで、ハウジング2に対するエンドベル3の位置合わせを容易に実施できる。さらに、ホルダ8には、支持部22が設けられることで、ブラシ11をホルダ8に支持させられる。
加えて、上述したホルダ8では、支持部22,保持部23及び取付部24のそれぞれが周壁部21の内周面21fから膨出形成される。言い換えれば、上述したホルダ8では、ホルダ8の各部22,23,24だけが周壁部21から膨出形成されている。これにより、周壁部21の内側であって、各部22,23,24が形成されない部分を貫通穴8hbとして広く活用できるため、モータ1の冷却効果をより高められる。
(7)上述したモータ1には、ファン6が設けられるとともに、ハウジング2には、横穴2hが形成される。これにより、ファン6が回転することで、風穴7hから横穴2hに向かって、或いは、横穴2hから風穴7hに向かって空気を流すことができるため、モータ1の冷却効果を高めることができる。
[3.その他]
上述の実施形態で説明したモータ1の構成は一例であって、上述したものに限られない。モータ1は、例えば、ブラシレスモータであってもよい。また、モータ1は、アウターロータ型のモータであってもよい。モータ1は、例えば、ファン6を備えていなくてもよく、ハウジング2には横穴2hが設けられていなくてもよい。ホルダ8に取り付けられる電気素子は、チョークコイル15でなくてもよく、チョークコイル15に代えて、又は加えて、他の電気素子が取り付けられていてもよい。他の電気素子としては、例えば、ノイズ防止用のコンデンサや、ブラシ保護用のサーキットブレーカが挙げられる。電気素子の個数も特に限られず、一つでもよいし複数でもよい。
エンドプレート7に設けられる風穴7hは、上述のものに限らない。エンドプレート7は、取付部24と重複する風穴7hを少なくとも一つ有していればよい。但し、エンドベル3の強度を確保する観点から、エンドプレート7に設けられる風穴7hは、回転中心Cに対して点対称に配置されることが好ましい。
ホルダ8には、周壁部21が設けられていなくてもよい。また、支持部22及び保持部23の形状は、上述のものに限らない。また、本発明のモータがブラシレスモータに適用される場合、支持部22は省略されてもよい。ホルダ8において、保持部23は省略されてもよい。ホルダ8において、貫通穴8hbは、挿通穴8haと繋がっていなくてもよいし、貫通孔8hbを省略してもよい。つまり、ホルダ8には、少なくとも、電気素子が取り付けられる取付部24が設けられるとともに、シャフト1Sが挿通される挿通穴8haが形成されていればよい。
取付部24の形状も、上述のものに限らない。取付部24は、少なくとも一部が、軸方向視で風穴7hと重なるものであればよい。取付部24には、上述の構成に限らず、風穴7hと重複する部分だけが切欠部25として切り欠かれていてもよく、風穴7hと重複する部分の一部だけが切欠部25として切り欠かれていてもよい。また、切欠部25は、挿通穴8haと繋がっていなくてもよい。なお、接着剤の漏れの可能性を考慮しない場合、取付部24に設けられる窪み27を省略してもよい。あるいは、窪み27に代えて、例えば載置面24fに突起(壁)を設けて接着剤の漏れを防ぐ構成とすることも可能である。
1 モータ
1S シャフト
2 ハウジング
2a 開口
2h 横穴
3 エンドベル
4 ロータ
5 ステータ
6 ファン
7 エンドプレート
7h 風穴
7ha 主風穴(風穴)
7hb 副風穴(風穴)
8 ホルダ
8ha 挿通穴
8hb 貫通穴
11 ブラシ
15 チョークコイル(電気素子)
15a 両端部
16 フェライトコア
16a 両端部
21 周壁部
22 支持部
24 取付部
24f 載置面
25 切欠部
25e 端縁
26 端載置部
27 凹み
C 回転中心
C1 中心線

Claims (8)

  1. シャフトと一体回転するロータ、及び、前記シャフトの径方向で前記ロータに対向して配置されたステータを内蔵した有底筒状のハウジングと、
    前記ハウジングの開口を塞ぐエンドプレート、及び、前記シャフトの軸方向で前記ロータと前記エンドプレートとの間に設けられて電気素子が取り付けられるホルダを有するエンドベルと、を備え、
    前記エンドプレートは、前記軸方向に前記エンドプレートを貫通する風穴を有し、
    前記ホルダは、前記電気素子が取り付けられる取付部を有するとともに、前記シャフトが挿通される挿通穴が形成され、
    前記取付部における、前記軸方向から視た軸方向視で前記風穴と重なる少なくとも一部には、切欠部が形成されている
    ことを特徴とするモータ。
  2. 前記電気素子は、前記取付部の載置面に載置された状態で接着固定されるものであり、
    前記取付部は、前記切欠部を形成する端縁から離隔した位置において、前記載置面から凹設された窪みを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記電気素子は、中心側にフェライトコアが収容された円筒状のチョークコイルであり、
    前記取付部は、前記チョークコイルの中心線方向における前記チョークコイルの両端部のそれぞれが載置される端載置部を持ち、前記端載置部を除く前記一部が切欠部である
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  4. 前記電気素子は、中心側にフェライトコアが収容された円筒状のチョークコイルであり、
    前記取付部は、前記チョークコイルの中心線方向における前記チョークコイルの両端部のそれぞれが載置される端載置部を持ち、前記端載置部を除く前記一部が切欠部である
    ことを特徴とする請求項2に記載のモータ。
  5. 前記窪みの容量は、前記両端部のそれぞれに塗布される前記接着剤の量と略同等が確保されており、
    前記端載置部のそれぞれには前記窪みが形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のモータ。
  6. 前記エンドプレートは、前記風穴から離隔した位置であって前記軸方向視で前記取付部とは重ならない位置において、前記軸方向に前記エンドプレートを貫通する他の風穴を有し、
    前記ホルダは、前記軸方向視で少なくとも一部が前記他の風穴と重なる貫通穴を有するとともに、前記貫通穴と前記挿通穴と前記切欠部とが繋がって一つの穴が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  7. 前記ホルダは、前記ハウジングに内嵌される筒状の周壁部と、ブラシを支持する支持部とを有し、
    前記切欠部は、前記シャフトの回転中心側から切り欠かれて前記挿通穴と繋がる
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  8. 前記軸方向において、前記ロータと前記ホルダとの間に配置されたファンを備え、
    前記ハウジングには、前記軸方向で前記ファンと同位置において、径方向に貫設された横穴が形成されている
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載のモータ。
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