JP2024030258A - 車両用窓ガラス、及び車両用窓ガラスの製造方法 - Google Patents

車両用窓ガラス、及び車両用窓ガラスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コネクタの防水性の向上を図ることのできる車両用窓ガラス及び車両用窓ガラスの製造方法。【解決手段】本開示に係る車両用窓ガラス100は、第1のガラス板11と第2のガラス板12との間に配置された導電体14と、導電体14と外部の電気回路とを電気的に接続するフラットハーネス2とを備える。フラットハーネス2は、一端に設けられ、第1のガラス板11と第2のガラス板12との間に位置し、導電体14と電気的に接続される接続部21と、フラットハーネス2の他端に設けられ、合わせガラス10の外側に位置する第1の電極31と、第1の電極31と電気的に接続された第1の端子41と、第1の端子41を保持するフラットハーネス側コネクタ5とを備える。フラットハーネス側コネクタ5は、車両側コネクタ9と嵌合することによって、車両側コネクタ9と電気的に接続する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用窓ガラス、及び車両用窓ガラスの製造方法に関する。
特許文献1に開示の車両用窓ガラスは、第1のガラス板と第2のガラス板との間に設けられた導電体と、導電体と外部の電気回路とを接続する接続部材とを備える。接続部材は、箔状導線と、丸線状導線と、封止筐体とを備える。封止筐体は中空構造を有しており、箔状導線と丸線状導線との接続部を収容し、かつ、内部に封止剤が充填されている。
特開2020-075853号公報 特許第4783314号公報
本願発明者等は、以下の課題を発見した。
このような車両用窓ガラスの製造方法は、封止剤を封止筐体の内部に充填する工程を必要とすることが多い。このような工程において、封止剤が封止筐体の内部に十分に充填されないことがある。その結果、車両用窓ガラスは水と接触する環境下において使用されることが多いため、水が封止筐体の内部に浸入するおそれがある。また、特許文献2に開示のコネクタユニットは、フラット回路体と接続される端子を有するコネクタと、端子とフラット回路体との電気的な接続箇所を覆う防水部材と、接続箇所を保護しつつ、合わせガラスに取り付けられる取付部材とを備える。しかし、特許文献2に開示のコネクタユニットでは、電気的な接続箇所は防水部材によって覆われ、コネクタハウジングの段差部と取付部材とによって挟まれているだけである。そのため、水が端子とフラット回路体との電気的な接続箇所に浸入するおそれがある。コネクタである接続部材としては、好ましくない。そこで、コネクタの防水性の向上を図ることができる車両用窓ガラスが求められている。
本開示は、上述した課題を鑑みてなされたものであり、コネクタの防水性の向上を図ることができる車両用窓ガラス、及び車両用窓ガラスの製造方法を提供することを目的としたものである。
本開示に係る車両用窓ガラスは、以下の[1]~[10]の構成を有する車両用窓ガラス、及び車両用窓ガラスの製造方法を提供する。
[1]第1のガラス板と、第2のガラス板と、前記第1のガラス板と前記第2のガラス板とを接合する中間膜と、を有する合わせガラスと、
前記第1のガラス板と前記第2のガラス板との間に配置された導電体と、前記導電体と外部の電気回路とを電気的に接続するフラットハーネスと、を備える車両用窓ガラスであって、
前記フラットハーネスは、一端に設けられ、前記第1のガラス板と前記第2のガラス板との間に位置し、前記導電体と電気的に接続される接続部と、
前記フラットハーネスの他端に設けられ、前記合わせガラスの外側に位置する第1の電極と、前記第1の電極と電気的に接続された第1の端子と、前記第1の端子を保持するフラットハーネス側コネクタと、を備え、
前記フラットハーネス側コネクタは、車両側コネクタと嵌合することによって、前記車両側コネクタと電気的に接続する、
車両用窓ガラス。
[2]前記フラットハーネスと、前記第1の端子と、前記フラットハーネス側コネクタとが、一体成形品である、
[1]に記載の車両用窓ガラス。
[3]前記フラットハーネスの前記他端には、第2の電極をさらに備え、
前記第2の電極には、第2の端子が電気的に接続されており、
前記フラットハーネス側コネクタは、前記第1及び前記第2の端子を保持し、
前記フラットハーネス側コネクタの極数は、2極である、
[1]又は[2]に記載の車両用窓ガラス。
[4]前記フラットハーネス側コネクタは、前記第1の端子と前記第2の端子とを絶縁する絶縁部を備える、
[3]に記載の車両用窓ガラス。
[5]前記フラットハーネス側コネクタは、前記フラットハーネスが挿入された開口部を備え、
前記開口部は、前記フラットハーネスの周囲の少なくとも一部に沿って延びる溝を有し、
前記溝にポッティング部が配置されている、
[1]~[4]のいずれかの記載の車両用窓ガラス。
[6]第1のガラス板と、第2のガラス板と、前記第1のガラス板と前記第2のガラス板とを接合する中間膜と、を有する合わせガラスと、
前記第1のガラス板と前記第2のガラス板との間に配置された導電体と、前記導電体と外部の電気回路とを電気的に接続するフラットハーネスと、を備える車両用窓ガラスの製造方法であって、
一端に接続部が設けられており、他端には第1の電極が設けられている、前記フラットハーネスを準備するステップと、
前記第1の電極に第1の端子を電気的に接続させるステップと、
前記フラットハーネスと、前記第1の端子と、フラットハーネス側コネクタとを、一体成形するステップと、
前記フラットハーネスの前記接続部を、前記導電体と電気的に接続した後に、第1のガラス板と、第2のガラス板とを前記中間膜で接着させるステップと、を備える、
車両用窓ガラスの製造方法。
[7]前記フラットハーネスと、前記第1の端子と、前記フラットハーネス側コネクタとを、一体成形するステップにおいて、
前記フラットハーネス側コネクタは、射出成形により、前記フラットハーネスの一端で一体成形する、
[6]の車両用窓ガラスの製造方法。
[8]前記フラットハーネスの前記他端には、第2の電極をさらに備え、前記第2の電極に、第2の端子を電気的に接続するステップをさらに備え、
前記フラットハーネスと、前記第1の端子と、前記フラットハーネス側コネクタとを、一体成形するステップにおいて、さらに前記第2の端子も前記第1の端子とともに一体形成されており、
前記フラットハーネス側コネクタの極数が2極である、
[6]又は[7]に記載の車両用窓ガラスの製造方法。
[9]前記フラットハーネスと、前記第1の端子と、前記フラットハーネス側コネクタとを、一体成形するステップにおいて、さらに前記第2の端子も前記第1の端子とともに一体成形することによって、溶融樹脂を前記第1の端子と前記第2の端子との間に充填する、
[7]を引用する[8]の車両用窓ガラスの製造方法。
[10]前記フラットハーネス側コネクタは、前記フラットハーネスが挿入された開口部を備え、
前記開口部は、前記フラットハーネスの周囲の少なくとも一部に沿って延びる溝を有し、
ポッティング剤を前記溝に注入し、ポッティング部を前記溝に形成するステップをさらに備える、
[6]~[9]のいずれかの車両用窓ガラスの製造方法。
本開示によれば、コネクタの防水性の向上を図ることができる。
実施の形態1にかかる車両用窓ガラスの一構成例の全体を示す概略図である。 実施の形態1にかかる車両用窓ガラスの一構成例の要部の斜視図である。 実施の形態1にかかる車両用窓ガラスの一構成例のフラットハーネス等を示す斜視図である。 実施の形態1にかかる車両用窓ガラスの一構成例の要部の斜視図である。 車両用窓ガラスのハーネス側コネクタの断面図である。 車両用窓ガラスのハーネス側コネクタと車両側コネクタとを示す図である。 実施の形態1にかかる車両用窓ガラスの別の一構成例の要部の斜視図である。 車両用窓ガラスのハーネス側コネクタの断面図である。 車両用窓ガラスのハーネス側コネクタの上面図である。 実施の形態1にかかる車両用窓ガラスの製造方法の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる車両用窓ガラスの製造方法の一例の一部を示す概略図である。 実施の形態1にかかる車両用窓ガラスの製造方法の一例の一部を示す概略図である。 実施の形態1にかかる車両用窓ガラスの製造方法の一例の一部を示す概略図である。 車両用窓ガラスのフラットハーネスの一具体例を示す図である。 車両用窓ガラスのフラットハーネスの別の一具体例を示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(実施の形態1)
図1~6を参照して実施の形態1について説明する。
図1及びその他の図面に示した右手系xyz座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、z軸正方向が鉛直上向き、y軸正方向が車内側、xy平面が水平面であり、図面間で共通である。
実施の形態1に係る車両用窓ガラス100は、図1及び2に示すように、第1のガラス板11と第2のガラス板12と、第1のガラス板11と第2のガラス板12とを接合する中間膜13を有する合わせガラス10と、第1のガラス板11と第2のガラス板12との間に配置された導電体14と、導電体14と不図示の外部の電気回路と、を接続するフラットハーネス2とを備える。
第1のガラス板11は、第2のガラス板12よりも車外側に配設される。第1のガラス板11及び第2のガラス板12は、例えば、ソーダライムガラス、ホウ珪酸ガラス、無アルカリガラス、石英ガラスなどが特に制限なく用いられる。これらのうちでもソーダライムガラスが特に好ましい。第1のガラス板11及び第2のガラス板12は、例えばフロート法などにより板状に成形され、重力成形またはプレス成形などにより高温で曲げ成形される。第1のガラス板11及び第2のガラス板12は、未強化ガラス、強化ガラスのいずれでもよい。強化ガラスは、物理強化ガラス、化学強化ガラスのいずれでもよい。未強化ガラスは、溶融ガラスを板状に成形し、徐冷したものである。強化ガラスは、未強化ガラスの表面に圧縮応力層を形成したものである。強化ガラスは、物理強化ガラス(例えば風冷強化ガラス)、化学強化ガラスのいずれでもよい。物理強化ガラスである場合は、均一に加熱したガラス板を軟化点付近の温度から急冷し、ガラス表面とガラス内部との温度差によってガラス表面に圧縮応力を生じさせることで、ガラス表面を強化してもよい。化学強化ガラスである場合は、イオン交換法などによってガラス表面に圧縮応力を生じさせることでガラス表面を強化してもよい。また、第1のガラス板11及び第2のガラス板12は、透明であることが好ましいが、透明性を損なわない程度に着色されたガラス板であってもよい。第1のガラス板11及び第2のガラス板12の板厚は特に限定されないが、0.5mm以上5.0mm以下であることが好ましい。第1のガラス板11及び第2のガラス板12の厚みは同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、第1のガラス板11及び第2のガラス板12のいずれか一方、もしくは両方が、合わせガラス10を車両に取り付けたときに、下辺側(エンジンフード側)から上辺側(ルーフ側)に向かうにつれて、厚みが厚くなる楔形状であってもよい。
中間膜13は、第1のガラス板11と第2のガラス板12とを接合する。中間膜13は、ポリビニルブチラール(PVB)からなる中間膜のほか、特に耐水性が要求される場合には、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)が好ましく用いることができ、さらに、アクリル系光重合型プレポリマー、アクリル系触媒重合型プレポリマー、アクリル酸エステル・酢酸ビニルの光重合型プレポリマー、ポリビニルクロライドなども使用可能である。中間膜13は、単層構造、複数層構造のいずれでもよい。なお、合わせガラス10を構成するガラスの枚数は、2枚に限定されず、3枚以上でもよい。中間膜13は、3枚以上のガラスを接合する場合は、2枚以上用いてもよい。中間膜13は厚みが一定でもよいし、合わせガラス10を車両に取り付けたときに、下辺側(エンジンフード側)から上辺側(ルーフ側)に向かうにつれて、厚みが厚くなる楔形状であってもよい。
合わせガラス10は、第1のガラス板11と第2のガラス板12との間に導電体14が配置される。導電体14は、アンテナや、合わせガラス10を加熱する発熱用のヒータ、及びそれらヒータに接続する給電端子やバスバーなどの電気的機能を有する。導電体14が発熱用のヒータである場合、導電体14が第1のガラス板11の第2のガラス板12に対向する面上に形成されていると、合わせガラス10に付着した氷又は雪を効率的に融かすデアイサーとしての機能を有する。なお、第1のガラス板11は、第2のガラス板12よりも車内側に配設されていてもよい。その場合、第1のガラス板11の第2のガラス板12に対向する面上に導電体14が形成されるため、結露による窓ガラスの曇りを除去するデフォッガーとしての機能を有する。この場合、第1のガラス板11が車内側に位置するため、第1のガラス板11の車内側の表面に付着した結露を効率的に除去できる。導電体14は、例えば導電性銀ペースト(抵抗率が0.5~9.0×10-8Ω・mである材料)を第1のガラス板11の面上に印刷・塗布した後に焼成することにより形成されてもよい。なお、導電体14は上述のバスバーである場合、銅箔であってもよい。
導電体14が、ヒータに接続するバスバーである場合、導電体14は、合わせガラス10の下辺側に正極用のバスバーと、上辺側に負極用のバスバーを備える。上辺側の負極用のバスバーへは、合わせガラスの下辺から側辺近傍に配置されるリードバスバーを介して、外部からの電力を供給してもよい。導電体14が、ヒータに接続するバスバーである場合、合わせガラス10の下辺側に正極用のバスバーと、上辺側に負極用のバスバーに電力を供給することで、正極用のバスバーと負極バスバーの間の加熱領域(図示略)を加熱できる。当該加熱領域は、タングステンなどの複数のワイヤーを互いに離間するように配置してもよいし、ワイヤーを交差させたメッシュ形状であってもよい。また、透明導電膜であってもよい。透明導電膜としては、例えばAg膜などの金属膜、ITO(酸化インジウム・スズ)膜などの金属酸化膜、または導電性微粒子を含む樹脂膜で構成されてよい。透明導電膜は、複数種類の膜を積層したものであってもよい。
導電体14は、調光デバイス、ディスプレイ等に接続され、調光デバイス、ディスプレイ等を駆動する給電端子や、電気信号を伝達する信号端子などの電気的機能を有していてもよい。調光デバイスとしては、懸濁粒子デバイス(SPD:Suspended Particle Device)、高分子分散型液晶(PDLC:Polymer Dispersed Liquid Crystal)、高分子ネットワーク液晶(PNLC:Polymer Network Liquid Crystal)、ゲストホスト液晶、フォトクロミック、エレクトロクロミック、エレクトロキネティック等を用いることができる。ディスプレイとしては、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)、OLED(Organic Light-Emitting Diode)等を用いることができる。導電体14が調光デバイス、ディスプレイ等を駆動する給電端子や、電気信号を伝達する信号端子である場合、導電体14は、導電性銀ペーストであってもよいし、透明導電膜であってもよい。
合わせガラス10の周縁部には、黒色などの暗色不透明の遮蔽層(図示略)が全周にわたって帯状に形成されていてもよい。当該遮蔽層は、例えば、暗色セラミック層である。当該遮蔽層は第1のガラス板11と第2のガラス板12の両方に設けられていてもよいし、いずれか一方にのみに設けられていてもよい。当該遮蔽層は、合わせガラス10を車体に接着保持するウレタンシーラントなどを紫外線による劣化から保護する機能を有している。当該遮蔽層は、セラミックペーストを第1のガラス板11及び第2のガラス板12の少なくとも1つの面上に塗布した後に焼成することにより形成される。当該遮蔽層の厚みは3μm以上15μm以下であることが好ましい。また、当該遮蔽層の幅は特に限定されないが、20mm以上300mm以下であることが好ましい。
図2に示すように、フラットハーネス2により、導電体14は合わせガラス10の外部に配置される電気回路と電気的に接続される。導電体14が合わせガラス10を加熱する発熱用のヒータ、及びそれらヒータに接続する給電端子やバスバーである場合は、電気回路は電力を供給する電源回路であり、導電体14がアンテナである場合は、電気回路はAMラジオやFMラジオ、テレビ、無線通信信号などの送受信や信号を処理する処理回路である。
図1-3に示すように、フラットハーネス2は、一端に第1のガラス板11と第2のガラス板12との間に位置し、導電体14と電気的に接続される接続部21と、他端に合わせガラス10の外側に位置する第1の電極31と、第1の端子41と、フラットハーネス側コネクタ5とを備える。第1の端子41は、第1の電極31と電気的に接続され、フラットハーネス側コネクタ5は、第1の端子41を保持する。第1の電極31と第1の端子41とは、半田によって電気的に接続してもよい。また、第1の電極31と第1の端子41とは、導電性接着剤を用いて電気的に接続してもよいし、溶着によって電気的に接続してもよい。
なお、このような半田としては有鉛半田、無鉛半田のいずれでもよいが、近年、鉛の人体や環境への影響が指摘されているため、無鉛半田であることが好ましい。無鉛半田としては特に限定されないが、Sn-Ag系半田、Sn-Zn系半田、Sn-Sb系半田、Sn-Ag-In系半田、Sn-Zn-Bi系半田、Sn-Ag-Al-Zn系半田、Sn-Zn-Ti系半田、Sn-Al-In-Ag-Cu-Zn系半田、Sn-Ag-Cu系半田などが用いられる。導電性接着剤としては、例えば、導電性エポキシ系接着剤、導電性アクリル系接着剤などが挙げられる。
フラットハーネス2は、箔状導電性材料で形成されており、接続部21と第1の電極31以外は絶縁体で被覆されている。箔状導電性材料は、例えば金属で形成される。金属としては特に限定されないが、例えば、金、銀、ニッケル、銅、アルミニウム、錫、コバルト、またはこれらの元素のうちの少なくとも1つの元素を含む合金などが用いられる。フラットハーネス2は、絶縁体の表面に金属膜を成膜することで形成されてもよい。金属膜は、蒸着、スパッタリング、金属ペーストなどの導電ペーストの焼成などにより成膜される。金属膜は、成膜後に所望のパターンに加工されてもよいし、成膜時に所望のパターンに形成されてもよい。前者のパターン加工にはフォトリソグラフィ法やエッチング法などが用いられ、後者のパタ-ン形成にはマスキングテープまたはスクリーン印刷などが適用される。絶縁体は絶縁性材料で形成され、例えば樹脂で形成される。樹脂は可撓性に優れる材料であることが好ましい。樹脂としては特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリイミドなどが用いられる。絶縁体は、箔状導電性材料を保持する。これにより、箔状導電性材料の形状が維持でき、かつ、箔状導電性材料の損傷が抑制できる。また、箔状導電材料の運搬や保管などの取り扱いが容易にできる。フラットハーネス2は、複数の箔状導電性材料を備えていてもよい。フラットハーネス2の幅は、10mm~30mm程度であるが、これに限定されない。
本実施の形態に係るフラットハーネス2と、第1の端子41と、フラットハーネス側コネクタ5とが、一体成形品である。フラットハーネス側コネクタ5は、射出成形により、フラットハーネス2の一端で一体成形されてもよい。フラットハーネス側コネクタ5は、樹脂、又は繊維強化樹脂からなる。当該樹脂は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリアミド(PA)等である。当該繊維強化樹脂は、例えば、グラスファイバー(GF)によって強化されたポリブチレンテレフタレート等である。また、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネード(PC)、ポリプロピレン(PP)等を適宜、用いて、フラットハーネス側コネクタ5を構成してもよい。
図2及び図3に示すように、フラットハーネス2は、他端に設けられた第2の電極32をさらに備えることができる。第2の電極32には、第2の端子42が電気的に接続されている。このような場合、フラットハーネス2は、接続部21と第1の電極31、第2の電極32以外は絶縁体で被覆される。フラットハーネス2と、第2の電極32と、第2の端子42とは、半田によって電気的に接続してもよい。また、第2の端子42と第2の電極32とは、導電性接着剤を用いて電気的に接続してもよいし、溶着によって、電気的に接続してもよい。また、第1の電極31及び第2の電極32は、正極同士、負極同士、正極及び負極の組み合わせであってもよい。なお、フラットハーネス2の一具体例については、図14、及び図15を用いて後述する。
フラットハーネス側コネクタ5は、第1の端子41、及び第2の端子42を保持する。本実施の形態に係るフラットハーネス側コネクタ5の極数は、1極又は2極であるが、3極以上であってもよい。図4及び図5に示すように、フラットハーネス側コネクタ5は、フラットハーネス2が挿入された開口部5aを備える。
図6に示すように、フラットハーネス側コネクタ5は、車両側コネクタ9と嵌合することによって、車両側コネクタ9と電気的に接続する。車両側コネクタ9は、車両等の外部の電気回路と、ハーネス等を介して電気的に接続されている。図6に示す一例では、フラットハーネス側コネクタ5がオスコネクタであり、車両側コネクタ9がメスコネクタであるが、フラットハーネス側コネクタ5がメスコネクタであり、車両側コネクタ9がオスコネクタであってもよい。フラットハーネス側コネクタ5は、図示しないゴムリングを備えてもよい。当該ゴムリングは、フラットハーネス側コネクタ5が車両側コネクタ9と嵌合した場合に、フラットハーネス側コネクタ5と車両側コネクタ9とに挟み込まれるように、フラットハーネス側コネクタ5に配置されるとよい。
以上、車両用窓ガラス100の構成によれば、フラットハーネス側コネクタ5は、車両側コネクタ9と嵌合することによって、車両側コネクタ9と電気的に接続する。フラットハーネス側コネクタ5と車両側コネクタ9とが嵌合されているから、水がフラットハーネス側コネクタ5と車両側コネクタ9との間へ侵入することを抑制する。そのため、コネクタの防水性の向上を図ることができる。さらに、特許文献1や特許文献2に開示されているコネクタ構造に比べて、部品点数が削減することができる。
また、本実施の形態に係るフラットハーネス2と、第1の端子41と、フラットハーネス側コネクタ5とが一体成形品である。そのため、当該一体成型品においてフラットハーネス2と、第1の端子41と、フラットハーネス側コネクタ5とは、封止剤を用いて封止されたフラットハーネス2と第1の端子41と比較して、確実に密着している。よって、水が、フラットハーネス2と、第1の端子41と、フラットハーネス側コネクタ5との間へ侵入することを抑制する。
また、本実施の形態に係るフラットハーネス側コネクタ5の極数は2極である。1つのフラットハーネス側コネクタ5と1つの車両側コネクタ9とを嵌合する作業を1回行うだけで、極数が2極であるフラットハーネス側コネクタ5と車両側コネクタ9とを電気的に接続できる。すなわち、複数の極を備えるコネクタ同士を少ない作業量で接続できる。
(一構成例)
次に、図7~図9を参照して、車両用窓ガラス100の別の一構成例である車両用窓ガラス101について説明する。車両用窓ガラス101は、フラットハーネス側コネクタ51を除いて、車両用窓ガラス100と同じ構成を備える。
フラットハーネス側コネクタ51は、第1の端子41と第2の端子42とを絶縁する絶縁部5cを備える。開口部5aは、フラットハーネス2の周囲の少なくとも一部に沿って延びる溝5bを有する。溝5bにポッティング部6が配置されている。ポッティング部6は、ポッティング剤を溝5bに注入して、形成するとよい。ポッティング剤は、例えば、溶融した樹脂であり、溝5bに注入された後において硬化可能である。
(製造方法)
次に、図10~図13を参照して、車両用窓ガラス101の製造方法の一例について説明する。
フラットハーネス2を準備する(ステップST1)。上記したように、図1に示すように、フラットハーネス2の一端に接続部21が設けられている。また、図11に示すように、フラットハーネス2の他端には第1の電極31設けられている。フラットハーネス2の他端には、さらに第2の電極32が設けられているとよい。
続いて、第1の電極31に第1の端子41を電気的に接続させる(ステップST2)。第1の端子41を第1の電極31に半田付けすることによって、第1の電極31に第1の端子41を電気的に接続させてもよい。また、第1の端子41を第1の電極31に導電性接着剤を用いて接着させたり、溶着させたりして、第1の電極31に第1の端子41を電気的に接続させてもよい。
続いて、第2の電極32に、第2の端子42を電気的に接続する(ステップST3)。第2の電極32は、フラットハーネス2の他端に設けられている。第2の端子42を第2の電極32に半田付けすることによって、第2の電極32に第2の端子42を電気的に接続させてもよい。また、第2の端子42を第2の電極32に導電性接着剤を用いて接着させたり、溶着させたりして、第2の電極32に第2の端子42を電気的に接続させてもよい。
続いて、図12に示すように、フラットハーネス2と、第1の端子41と、フラットハーネス側コネクタ5とを一体成形する(ステップST4)。
具体的には、ステップST4は、フラットハーネス側コネクタ5を、射出成形により、フラットハーネス2の一端で一体成形するステップST41(図示略)を含むとよい。なお、ステップST41において、さらに第2の端子42も第1の端子41とともに一体形成されるとよい。なお、フラットハーネス側コネクタ5の極数が2極である。ステップST41において、さらに第2の端子42も第1の端子41とともに一体成形することによって、溶融樹脂を第1の端子41と第2の端子42との間に充填する。この充填された溶融樹脂を固化して、図9に示す絶縁部5cを形成する。
続いて、ポッティング剤をフラットハーネス側コネクタ5の開口部5aの溝5bに注入し、ポッティング部6を溝5bに形成する(ステップST5)。
最後に、図13に示すように、フラットハーネス2の接続部21を、導電体14と電気的に接続した後に、第1のガラス板11と、第2のガラス板12とを中間膜13で接着させる(ステップST6)。
以上より、車両用窓ガラス101を製造できる。
(フラットハーネスの一具体例)
次に、図14を参照して、フラットハーネス2の一具体例であるフラットハーネス202について説明する。なお、図14において、分かり易さのため、フラットハーネス202を被覆する絶縁体の図示を省略した。
図14に示すように、フラットハーネス202は、配線230と、接続部21aとを備える。
接続部21aは、図1に示す接続部21の一具体例であり、給電部210を備える。配線230の一端230aには、給電部210が設けられている。給電部210は、図1に示す導電体14と電気的に接続されている。
配線230は、その一端230aからフラットハーネス側コネクタ5側(ここでは、Z軸負方向)に延びて、第1の他端230b、及び第2の他端230cに分岐する。第1の他端230bには、第1の電極31及び第1の端子41が設けられている。第2の他端230cには、第2の電極32及び第2の端子42が設けられている。
給電部210は、上記した外部の電気回路から、図6に示す車両側コネクタ9、フラットハーネス側コネクタ5、第1の端子41、第1の電極31、及び第1の配線231を通過した電力を、図1に示す導電体14に給電する。
第1の電極31の電位、及び第2の電極32の電位は、同じであればよく、例えば、正極同士の組み合わせ、又は、負極同士の組み合わせである。
多くの場合、上記した外部の電気回路が導電体14に給電する電力を増大させると、車両から延びて車両側コネクタ9に接続されたハーネスを太くする。当該ハーネスを太くすると、当該ハーネスの剛性が増大し、当該ハーネスの引き回しが困難になる。よって、第1の電極31の電位、及び第2の電極32の電位を同じ値に設定し、フラットハーネス202の引き回しを容易にし、フラットハーネス側コネクタ5と車両側コネクタ9と電気的に接続するとよい。
(フラットハーネスの別の一具体例)
次に、図15を参照して、フラットハーネス2の別の一具体例であるフラットハーネス302について説明する。なお、図15において、分かり易さのため、フラットハーネス302を被覆する絶縁体の図示を省略した。
図15に示すように、フラットハーネス302は、第1の配線231と、第2の配線232と、接続部21bとを備える。
接続部21bは、図1に示す接続部21の一具体例であり、第1の給電部211と、第2の給電部212とを備える。第1の配線231の一端には、第1の給電部211が設けられている。第2の配線232の一端には、第2の給電部212が設けられている。第1の給電部211及び第2の給電部212は、図1に示す導電体14と電気的に接続されている。
第1の配線231の他端には、第1の電極31及び第1の端子41が設けられている。第2の配線232の他端には、第2の電極32及び第2の端子42が設けられている。
第1の給電部211は、上記した外部の電気回路から、図6に示す車両側コネクタ9、フラットハーネス側コネクタ5、第1の端子41、第1の電極31、及び第1の配線231を通過した電力を、図1に示す導電体14に給電する。また、第2の給電部212は、上記した外部の電気回路から、車両側コネクタ9、フラットハーネス側コネクタ5、第2の端子42、第2の電極32、及び第2の配線232を通過した電力を、導電体14に給電する。
第1の電極31の電位、及び第2の電極32の電位は、それぞれ決めることができる。第1の電極31の電位、及び第2の電極32の電位は、異なっていてもよく、例えば、正極と負極との組み合わせであってもよい。また、第1の電極31の電位、及び第2の電極32の電位は、同じであってもよく、例えば、正極同士の組み合わせ、又は、負極同士の組み合わせである。
多くの場合、上記した外部の電気回路が導電体14に給電する電力を増大させると、車両から延びて車両側コネクタ9に接続されたハーネスを太くする。当該ハーネスを太くすると、当該ハーネスの剛性が増大し、当該ハーネスの引き回しが困難になる。よって、第1の電極31の電位、及び第2の電極32の電位を同じ値に設定し、フラットハーネス302の引き回しを容易にし、フラットハーネス側コネクタ5と車両側コネクタ9と電気的に接続するとよい。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更できる。
また、本開示の車両用窓ガラスは、例えば、フロントガラス、摺動窓、嵌め込み窓、リアガラス等に好適に用いられる。例えば、補強板をフラットハーネス2に設けてもよい。このようなに補強板がフラットハーネス2に設けられた場合、第1の電極31、第1の端子41、第2の電極32、及び第2の端子42の位置が安定してよい。
100、101 車両用窓ガラス
10 合わせガラス
11 第1のガラス板
12 第2のガラス板
13 中間膜
14 導電体
2、202、302 フラットハーネス
21、21a、21b 接続部
210 給電部
211 第1の給電部
212 第2の給電部
230 配線
230a 一端
230b 第1の他端
230c 第2の他端
231 第1の配線
232 第2の配線
31 第1の電極
32 第2の電極
41 第1の端子
42 第2の端子
5、51 フラットハーネス側コネクタ
5a 開口部
5b 溝
5c 絶縁部
6 ポッティング部
9 車両側コネクタ
ST1、ST2、ST3、ST4、ST5、ST6 ステップ

Claims (10)

  1. 第1のガラス板と、第2のガラス板と、前記第1のガラス板と前記第2のガラス板とを接合する中間膜と、を有する合わせガラスと、
    前記第1のガラス板と前記第2のガラス板との間に配置された導電体と、前記導電体と外部の電気回路とを電気的に接続するフラットハーネスと、を備える車両用窓ガラスであって、
    前記フラットハーネスは、一端に設けられ、前記第1のガラス板と前記第2のガラス板との間に位置し、前記導電体と電気的に接続される接続部と、
    前記フラットハーネスの他端に設けられ、前記合わせガラスの外側に位置する第1の電極と、前記第1の電極と電気的に接続された第1の端子と、前記第1の端子を保持するフラットハーネス側コネクタと、を備え、
    前記フラットハーネス側コネクタは、車両側コネクタと嵌合することによって、前記車両側コネクタと電気的に接続する、
    車両用窓ガラス。
  2. 前記フラットハーネスと、前記第1の端子と、前記フラットハーネス側コネクタとが、一体成形品である、
    請求項1に記載の車両用窓ガラス。
  3. 前記フラットハーネスの前記他端には、第2の電極をさらに備え、
    前記第2の電極には、第2の端子が電気的に接続されており、
    前記フラットハーネス側コネクタは、前記第1及び前記第2の端子を保持し、
    前記フラットハーネス側コネクタの極数は、2極である、
    請求項1又は2に記載の車両用窓ガラス。
  4. 前記フラットハーネス側コネクタは、前記第1の端子と前記第2の端子とを絶縁する絶縁部を備える、
    請求項3に記載の車両用窓ガラス。
  5. 前記フラットハーネス側コネクタは、前記フラットハーネスが挿入された開口部を備え、
    前記開口部は、前記フラットハーネスの周囲の少なくとも一部に沿って延びる溝を有し、
    前記溝にポッティング部が配置されている、
    請求項1又は2に記載の車両用窓ガラス。
  6. 第1のガラス板と、第2のガラス板と、前記第1のガラス板と前記第2のガラス板とを接合する中間膜と、を有する合わせガラスと、
    前記第1のガラス板と前記第2のガラス板との間に配置された導電体と、前記導電体と外部の電気回路とを電気的に接続するフラットハーネスと、を備える車両用窓ガラスの製造方法であって、
    一端に接続部が設けられており、他端には第1の電極が設けられている、前記フラットハーネスを準備するステップと、
    前記第1の電極に第1の端子を電気的に接続させるステップと、
    前記フラットハーネスと、前記第1の端子と、フラットハーネス側コネクタとを、一体成形するステップと、
    前記フラットハーネスの前記接続部を、前記導電体と電気的に接続した後に、第1のガラス板と、第2のガラス板とを前記中間膜で接着させるステップと、を備える、
    車両用窓ガラスの製造方法。
  7. 前記フラットハーネスと、前記第1の端子と、前記フラットハーネス側コネクタとを、一体成形するステップにおいて、
    前記フラットハーネス側コネクタは、射出成形により、前記フラットハーネスの一端で一体成形する、
    請求項6に記載の車両用窓ガラスの製造方法。
  8. 前記フラットハーネスの前記他端には、第2の電極をさらに備え、前記第2の電極に、第2の端子を電気的に接続するステップをさらに備え、
    前記フラットハーネスと、前記第1の端子と、前記フラットハーネス側コネクタとを、一体成形するステップにおいて、さらに前記第2の端子も前記第1の端子とともに一体形成されており、
    前記フラットハーネス側コネクタの極数が2極である、
    請求項6又は7に記載の車両用窓ガラスの製造方法。
  9. 前記フラットハーネスと、前記第1の端子と、前記フラットハーネス側コネクタとを、一体成形するステップにおいて、さらに前記第2の端子も前記第1の端子とともに一体成形することによって、溶融樹脂を前記第1の端子と前記第2の端子との間に充填する、
    請求項7を引用する請求項8に記載の車両用窓ガラスの製造方法。
  10. 前記フラットハーネス側コネクタは、前記フラットハーネスが挿入された開口部を備え、
    前記開口部は、前記フラットハーネスの周囲の少なくとも一部に沿って延びる溝を有し、
    ポッティング剤を前記溝に注入し、ポッティング部を前記溝に形成するステップをさらに備える、
    請求項6又は7に記載の車両用窓ガラスの製造方法。
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