JP2024029477A - 照明システム、及び、コントローラ - Google Patents

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琢也 平崎
瑠璃亜 橋本
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Abstract

【課題】照明器具の演出内容をコントローラごとに調整することができる照明システムを提供する。【解決手段】照明システム10は、複数のコントローラ40と、複数のコントローラ40のそれぞれが当該コントローラ40の制御対象の照明器具60を制御するために読み出す第二データの元となる第一データであって照明演出の内容を示す第一データを複数のコントローラ40へ送信する設定端末20とを備える。送信された第一データは、複数のコントローラ40のそれぞれに記憶される。複数のコントローラ40のそれぞれは、当該コントローラ40に記憶された第一データの編集機能を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、照明システム、及び、コントローラに関する。
従来、照明器具を制御するための様々な技術が提案されている。特許文献1には、主制御装置から調光盤に接続されている照明負荷の調光レベルを制御できると共に、ON/OFF制御も行うことができる調光制御システムが開示されている。
特開平6-113361号公報
本発明は、照明器具の演出内容をコントローラごとに調整することができる照明システム等を提供する。
本発明の一態様に係る照明システムは、複数のコントローラと、前記複数のコントローラのそれぞれが当該コントローラの制御対象の照明器具を制御するために読み出す第二データの元となる第一データであって照明演出の内容を示す第一データを前記複数のコントローラへ送信する設定端末とを備え、送信された前記第一データは、前記複数のコントローラのそれぞれに記憶され、前記複数のコントローラのそれぞれは、当該コントローラに記憶された前記第一データの編集機能を有している。
本発明の一態様に係るコントローラは、制御対象の照明器具を制御するコントローラであって、情報処理部と、設定端末が前記コントローラを含む複数のコントローラへ送信した、照明演出の内容を示す第一データであって、前記情報処理部が前記照明器具を制御するために読み出す第二データの元となる第一データを受信する通信部と、受信された第一データが記憶される記憶部とを備え、前記情報処理部は、前記記憶部に記憶された前記第一データの編集機能を有している。
本発明の照明システム等は、照明器具の演出内容をコントローラごとに調整することができる。
図1は、実施の形態に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、シーン設定ファイル、及び、シーンファイルを説明するための図である。 図3は、スケジュールファイルを説明するための図である。 図4は、複数のコントローラのそれぞれにシーンファイルを記憶するための動作の比較例のシーケンス図である。 図5は、複数のコントローラのそれぞれにシーンファイルを記憶するための動作の実施例のシーケンス図である。 図6は、複数のコントローラのそれぞれにスケジュールファイルを記憶するための動作の比較例のシーケンス図である。 図7は、複数のコントローラのそれぞれにスケジュールファイルを記憶するための動作の実施例のシーケンス図である。 図8は、設定端末への操作に基づくシーン設定ファイルの編集動作のシーケンス図である。 図9は、クラウドサービスを用いたシーン設定ファイルの編集動作のシーケンス図である。 図10は、シーン設定ファイルの編集例を説明するための図である。 図11は、第一スケジュールファイルの編集例を説明するための図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係る照明システムの概要について説明する。図1は、実施の形態に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。
照明システム10は、複数の照明器具60を用いて照明演出を行うことができるシステムである。複数の照明器具60は、例えば、屋外に設置される。複数の照明器具60は、具体的には、ビルなどの建物の外壁、吊り橋、または、競技場などに設置される。図1では正確に図示されていないが、複数の照明器具60の総数は、数千~数万に達する場合もある。
照明システム10は、設定端末20と、ハブ装置30と、複数のコントローラ40と、複数の信号変換器50と、複数の照明器具60と、サーバ装置70と、情報端末80とを備える。なお、照明システム10が備える複数のコントローラ40の数は、数台~数十台程度であるが、特に限定されない。
設定端末20は、ユーザが照明演出の内容(複数の照明器具60をどのように発光させるか)を複数のコントローラ40のそれぞれに設定するために使用される装置である。設定端末20は、例えば、パーソナルコンピュータまたはタブレット端末などの情報端末によって実現される。ここでの情報端末は、例えば、照明演出の内容を設定するためのアプリケーションプログラムがインストールされた汎用の情報端末である。設定端末20は、UI(User Interface)部21と、情報処理部22と、記憶部23と、通信部24とを備える。
UI部21は、ユーザの操作を受け付け、かつ、ユーザに対して情報を提示する。UI部21は、表示パネル、タッチパネル、マウス、及び、キーボードなどの少なくとも1つによって実現される。
情報処理部22は、UI部21が受け付けたユーザの操作に基づいて、照明演出の内容を複数のコントローラ40に設定する処理(以下、設定処理とも記載される)。情報処理部22は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。情報処理部22の機能は、例えば、情報処理部22を構成するマイクロコンピュータまたはプロセッサ(ハードウェア)が記憶部23に記憶されたアプリケーションプログラム(ソフトウェア)を実行することによって実現される。
記憶部23には、上記設定処理に必要な情報が記憶される記憶装置である。設定処理に必要な情報には、設定処理に使用されるアプリケーションプログラムなどが含まれる。記憶部23は、例えば、半導体メモリによって実現される。
通信部24は、上記設定処理において、照明演出の内容を示す第一データをハブ装置30を介して複数のコントローラ40のそれぞれへ送信する。通信部24は、例えば、Ethernet(登録商標)などの通信規格にしたがって有線通信を行う通信回路(通信モジュール)であるが、無線通信を行う通信回路であってもよい。
ハブ装置30は、設定端末20と複数のコントローラ40とを有線接続するための装置である。ハブ装置30によれば、1つの設定端末20と複数のコントローラ40との有線通信、つまり、局所通信ネットワークを通じた通信が実現される。
コントローラ40は、照明演出を行うために、制御対象の複数の照明器具60を制御する。制御対象の複数の照明器具60とは、コントローラ40に信号変換器50を介して接続されている複数の照明器具60を意味する。コントローラ40の制御対象の複数の照明器具60(つまり、1つのコントローラ40が制御する複数の照明器具60)の総数は、数千台程度に達する場合がある。コントローラ40は、例えば、専用装置によって実現されるが、汎用の情報端末によって実現されてもよい。
複数のコントローラ40には、親機(マスター)と子機(スレーブ)とが含まれる。親機は、照明演出の同期を取るための同期信号を送信する機能を有し、子機へ同期信号を送信する。子機は、同期信号を送信する機能を有していない。コントローラ40は、UI部41と、情報処理部42と、記憶部43と、通信部44とを備える。
UI部41は、ユーザの操作を受け付け、かつ、ユーザに対して情報を提示する。UI部41は、表示パネル、タッチパネル、及び、ハードウェアキー(ボタン)などの少なくとも1つによって実現される。
情報処理部42は、コントローラ40の制御対象の複数の照明器具60を制御する。情報処理部42は、具体的には、シーンファイル(後述)、及び、スケジュールファイル(後述)に基づき、通信部44を用いて制御信号(調光指示値を含む信号。言い換えれば、DMX信号)を複数の照明器具60へ送信することにより、複数の照明器具60を制御する。情報処理部42は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。情報処理部42の機能は、例えば、情報処理部42を構成するマイクロコンピュータまたはプロセッサ(ハードウェア)が記憶部43に記憶されたアプリケーションプログラム(ソフトウェア)を実行することによって実現される。
記憶部43には、複数の照明器具60の制御に必要な情報が記憶される記憶装置である。複数の照明器具60の制御に必要な情報には、アプリケーションプログラム、シーンファイル(後述)、及び、スケジュールファイル(後述)などが含まれる。記憶部43は、例えば、半導体メモリによって実現される。
通信部44は、複数の照明器具60を制御するための制御信号を、信号変換器50を介して複数の照明器具60のそれぞれへ送信する。通信部44は、例えば、Ethernet(登録商標)などの通信規格にしたがって有線通信を行う通信回路(通信モジュール)であるが、無線通信を行う通信回路であってもよい。
信号変換器50は、Ethernet(登録商標)に基づくフォーマットの制御信号を、DMXに基づくフォーマットの制御信号に変換する。
照明器具60は、信号変換器50から受信した制御信号に基づいて発光する。照明器具60は、具体的には、赤色光源、緑色光源、及び、青色光源を備える。赤色光源、緑色光源、及び、青色光源のそれぞれは、LEDチップなどによって実現され、各光源の発光輝度は独立して制御可能である。これにより、照明器具60の発光色の変更が実現される。つまり、照明器具60は、調光機能、及び、調色機能を備えている。なお、赤色光源、緑色光源、及び、青色光源のそれぞれは、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)または無機EL等の固体発光素子を用いた発光モジュールによって実現されてもよい。
サーバ装置70は、コントローラ40に記憶された、シーン設定ファイル(後述)または第一スケジュールファイル(後述)を編集するためのクラウドサービスを提供する。このクラウドサービスは、シーン設定ファイルまたは第一スケジュールファイルを、情報端末80を用いて遠隔地から編集するためのサービスである。サーバ装置70は、広域通信ネットワーク90を介して情報端末80と通信する。情報端末80は、例えば、パーソナルコンピュータまたはタブレット端末などの汎用の情報端末である。
[照明演出に用いられるファイル]
次に、照明演出に用いられる、シーン設定ファイル、シーンファイル、及び、スケジュールファイルについて説明する。
まず、シーン設定ファイル、及び、シーンファイルについて説明する。図2は、シーン設定ファイル、及び、シーンファイルを説明するための図である。
シーン設定ファイルは、例えば、消灯状態の照明器具60をT1の時間をかけて所定の発光状態(青色光源の調光率70%など)までフェードインし、T2の間、所定の発光状態を維持し、T3の時間をかけてフェードアウトさせる、というように、照明演出の内容を示すファイルである。シーン設定ファイルは、言い換えれば、調光率の時間変化の概要を示すファイルである。シーン設定ファイル(照明演出の内容)は、設定端末20へのユーザの操作により、設定端末20によって生成される。シーン設定ファイルには、照明器具60へ指示すべき調光指示値(DMXレベル)は含まれていない。
シーンファイルは、シーン設定ファイルに基づいて生成されるファイルである。シーンファイルは、T1、T2、及び、T3を細分化した時間単位であるフレーム(60分の1秒など)ごとに、照明器具60へ指示すべき調光指示値を示す。つまり、シーンファイルには、照明器具60へ指示すべき調光指示値が含まれている。このため、シーンファイルは、シーン設定ファイルよりも情報量が多い(ファイルサイズが大きい)。シーンファイルは、言い換えれば、シーン設定ファイルによって規定される調光率の時間変化を実現するための、調光指示値の時系列データである。
シーンファイルは、コントローラ40(情報処理部42)が当該コントローラ40(情報処理部42)の制御対象の照明器具60を制御するために読み出す第二データの一例であり、シーン情報とも記載される。シーン設定ファイルは、第二データの元となる第一データであって照明演出の内容を示す第一データの一例であり、シーン設定情報とも記載される。
なお、シーン設定ファイル及びシーンファイルには、識別情報(ファイル名)が付与される。本明細書中では、シーン1、シーン2のようにシーン設定ファイル及びシーンファイルを番号で区別する。
次に、スケジュールファイルについて説明する。図3は、スケジュールファイルを説明するための図である。
スケジュールファイルは、シーンファイル(シーン設定ファイル)の実行すべき時刻(時間帯)を示すファイルである。図3に示されるスケジュールファイルは、12:00~12:30の間はシーン1を実行し、13:00~13:30の間はシーン2を実行すべきことを示している。
スケジュールファイルには、設定端末20へのユーザの操作により、設定端末20によって生成される第一スケジュールファイルと、第一スケジュールファイルを元に第一スケジュールファイルを詳細化した第二スケジュールファイルであって、コントローラ40で認識できる形式の第二スケジュールファイルとが含まれる。例えば、設定端末20へのユーザの操作により、毎時開始から30分間シーン1を実行する旨が入力された場合、第一スケジュールファイルは、毎時開始から30分間シーン1を実行することを示すが、具体的な時刻の情報を含まない。これに対し、第二スケジュールファイルには、12:00~12:30、13:00~13:30、・・のそれぞれにシーン1を実行する、というように具体的な時刻の情報が含まれる。第二スケジュールファイルは、第一スケジュールファイルよりも情報量が多い(ファイルサイズが大きい)。
第二スケジュールファイルは、コントローラ40(情報処理部42)が当該コントローラ40(情報処理部42)の制御対象の照明器具60を制御するために読み出す第二データの一例であり、第一スケジュールファイルは、第二データの元となる第一データであって照明演出の内容を示す第一データの一例である。
[シーンファイルを記憶するための動作]
照明システム10が照明演出を行うためには、複数のコントローラ40のそれぞれに事前にシーンファイル及びスケジュールファイルが記憶される必要がある。まず、照明システム10において、複数のコントローラ40のそれぞれにシーンファイルを記憶するための動作について、比較例、及び、実施例の順に説明する。図4は、複数のコントローラ40のそれぞれにシーンファイルを記憶するための動作の比較例のシーケンス図である。
設定端末20のUI部21は、シーン設定ファイルを生成するためのユーザの操作を受け付け(S11)、情報処理部22は、受け付けられた操作に基づいてシーン設定ファイルを生成する(S12)。また、情報処理部22は、生成したシーン設定ファイルを元にシーンファイルを生成し(S13)、生成したシーンファイルを、通信部24を用いて複数のコントローラ40のそれぞれへ送信する(S14)。シーンファイルは、より具体的には、設定端末20からハブ装置30を介して複数のコントローラ40のそれぞれへ送信される。
複数のコントローラ40のそれぞれにおいて、通信部44によってシーンファイルが受信されると、情報処理部42は、受信されたシーンファイルを記憶部43に記憶する(S15)。この結果、複数のコントローラ40には、同じ(共通の)シーンファイルが記憶される。
以上説明したような比較例においては、シーンファイルのファイルサイズ(情報量)が大きいことから、シーンファイルを設定端末20から複数のコントローラ40へ送信するのに要する時間が長くなってしまうことが課題となる。また、設定端末20に加えて、情報端末80によっても同様のシーンファイルの提供を実現しようとすると、設定端末20にも情報端末80にもシーン設定ファイルからシーンファイルを生成するためのアルゴリズムを実装しておく必要がある。
これに対し、図5は、複数のコントローラ40のそれぞれにシーンファイルを記憶するための動作の実施例のシーケンス図である。
設定端末20のUI部21は、シーン設定ファイルを生成するためのユーザの操作を受け付け(S21)、情報処理部22は、受け付けられた操作に基づいてシーン設定ファイルを生成する(S22)。情報処理部22は、生成したシーン設定ファイルを、通信部24を用いて複数のコントローラ40のそれぞれへ送信する(S23)。シーン設定ファイルは、より具体的には、設定端末20からハブ装置30を介して複数のコントローラ40のそれぞれへ送信される。
複数のコントローラ40のそれぞれにおいて、通信部44によってシーン設定ファイルが受信されると、情報処理部42は、受信されたシーン設定ファイルを元にシーンファイルを生成し(S24)、受信されたシーン設定ファイル、及び、生成したシーンファイルを記憶部43に記憶する(S25)。この結果、複数のコントローラ40には、同じ(共通の)シーン設定ファイル、及び、シーンファイルが記憶される。
このように、実施例においては、シーンファイルよりも情報量の少ないシーン設定ファイルが設定端末20から複数のコントローラ40のそれぞれへ送信される。よって、設定端末20から複数のコントローラ40へ情報を送信するのに要する時間が短縮される。また、シーン設定ファイルからシーンファイルを生成するためのアルゴリズムは、コントローラ40に実装されていればよいことから、設定端末20及び情報端末80に上記アルゴリズムを実装しておく必要はなく、設定端末20及び情報端末80の互換性の確保が容易となる。
また、実施例においては、複数のコントローラ40のそれぞれにシーン設定ファイルが記憶されることから、コントローラ40ごとに演出内容を変更することが容易となる。例えば、ステップS25の後、UI部41は、シーン設定ファイルを編集するためのユーザの操作を受け付け(S26)、情報処理部42は、受け付けられた操作に基づいてシーン設定ファイルを編集する(S27)。なお、ステップS27の後、情報処理部42は、編集後のシーン設定ファイルに対応するシーンファイルを生成して記憶部43に記憶する。
このように、コントローラ40(情報処理部42)は、シーン設定ファイルの編集機能を有しており、ユーザは、コントローラ40ごとにシーン設定ファイルの内容を編集(変更)することができる。例えば、ユーザは、設定端末20へのシーン設定ファイルを生成するための操作(ステップS22)により、照明演出の大まかな流れを複数のコントローラ40に一括して設定し、シーン設定ファイルを編集するための操作(ステップS26)により、コントローラ40ごとに照明演出の細部の微調整を行うことができる。
[スケジュールファイルを記憶するための動作]
次に、照明システム10において、複数のコントローラ40のそれぞれにスケジュールファイルを記憶するための動作について、比較例、及び、実施例の順に説明する。図6は、複数のコントローラ40のそれぞれにスケジュールファイルを記憶するための動作の比較例のシーケンス図である。
設定端末20のUI部21は、第一スケジュールファイルを生成するためのユーザの操作を受け付け(S31)、情報処理部22は、受け付けられた操作に基づいて第一スケジュールファイルを生成する(S32)。また、情報処理部22は、生成した第一スケジュールファイルを元に第二スケジュールファイルを生成し(S33)、生成した第一スケジュールファイル及び第二スケジュールファイルを含むスケジュールファイルを、通信部24を用いて複数のコントローラ40のそれぞれへ送信する(S34)。スケジュールファイルは、より具体的には、設定端末20からハブ装置30を介して複数のコントローラ40のそれぞれへ送信される。
複数のコントローラ40のそれぞれにおいて、通信部44によってスケジュールファイルが受信されると、情報処理部42は、受信されたスケジュールファイル(つまり、第一スケジュールファイル及び第二スケジュールファイル)を記憶部43に記憶する(S35)。この結果、複数のコントローラ40には、同じ(共通の)スケジュールファイルが記憶される。
以上説明したような比較例においては、スケジュールファイルのファイルサイズ(情報量)が大きいことから、スケジュールファイルを設定端末20から複数のコントローラ40へ送信するのに要する時間が長くなってしまうことが課題となる。また、設定端末20に加えて、情報端末80によっても同様のスケジュールファイルの提供を実現しようとすると、設定端末20にも情報端末80にも第一スケジュールファイルを第二スケジュールファイルに変換するアルゴリズムを実装しておく必要がある。
これに対し、図7は、複数のコントローラ40のそれぞれにスケジュールファイルを記憶するための動作の実施例のシーケンス図である。
設定端末20のUI部21は、第一スケジュールファイルを生成するためのユーザの操作を受け付け(S41)、情報処理部22は、受け付けられた操作に基づいて第一スケジュールファイルを生成する(S42)。情報処理部22は、生成した第一スケジュールファイルを、通信部24を用いて複数のコントローラ40のそれぞれへ送信する(S43)。第一スケジュールファイルは、より具体的には、設定端末20からハブ装置30を介して複数のコントローラ40のそれぞれへ送信される。
複数のコントローラ40のそれぞれにおいて、通信部44によって第一スケジュールファイルが受信されると、情報処理部42は、受信された第一スケジュールファイルを元に第二スケジュールファイルを生成し(S44)、受信された第一スケジュールファイル、及び、生成した第二スケジュールファイルを記憶部43に記憶する(S45)。この結果、複数のコントローラ40には、同じ(共通の)第一スケジュールファイル、及び、第二スケジュールファイル、すなわち、スケジュールファイルが記憶される。
このように、実施例においては、スケジュールファイルよりも情報量の少ない第一スケジュールファイルが設定端末20から複数のコントローラ40のそれぞれへ送信される。よって、設定端末20から複数のコントローラ40へ情報を送信するのに要する時間が短縮される。また、第一スケジュールファイルを第二スケジュールファイルに変換するアルゴリズムは、コントローラ40に実装されていればよいことから、設定端末20及び情報端末80のそれぞれに上記アルゴリズムを実装しておく必要がなく、設定端末20及び情報端末80の互換性の確保が容易となる。
また、実施例においては、複数のコントローラ40のそれぞれに第一スケジュールファイルが記憶されることから、コントローラ40ごとに演出内容を変更することが容易となる。例えば、ステップS45の後、UI部41は、第一スケジュールファイルを編集するためのユーザの操作を受け付け(S46)、情報処理部42は、受け付けられた操作に基づいて第一スケジュールファイルを編集する(S47)。なお、ステップS47の後、情報処理部42は、編集後の第一スケジュールファイルに対応する第二スケジュールファイルを生成して記憶部43に記憶する。
このように、コントローラ40(情報処理部42)は、第一スケジュールファイルの編集機能を有しており、ユーザは、コントローラ40ごとに第一スケジュールファイルの内容を編集(変更)することができる。例えば、ユーザは、設定端末20への第一スケジュールファイルを生成するための操作(ステップS42)により、照明演出の大まかな流れを複数のコントローラ40に一括して設定し、第一スケジュールファイルを編集するための操作(ステップS46)により、コントローラ40ごとに照明演出の細部の微調整を行うことができる。
[設定端末を用いたファイルの編集]
図5の動作において、シーン設定ファイルの編集はコントローラ40への操作に基づいて行われたが、設定端末20への操作に基づいて行われてもよい。図8は、設定端末20への操作に基づくシーン設定ファイルの編集動作のシーケンス図である。
設定端末20のUI部21は、シーン設定ファイルを参照するためのユーザの操作を受け付け(S51)、情報処理部22は、受け付けられた操作に基づいてシーン設定ファイルの要求情報をコントローラ40へ送信する(S52)。
コントローラ40の情報処理部42は、通信部44によって要求情報が受信されると、記憶部43に記憶されているシーン設定ファイルを読み出し、読み出したシーン設定ファイルを、通信部44を用いて設定端末20へ送信する(S53)。
設定端末20の通信部24は、シーン設定ファイルを受信(取得)し、情報処理部22は、受信したシーン設定ファイルの内容をUI部21に表示する(S54)。これにより、ユーザは、シーン設定ファイルを参照することができる。
設定端末20のUI部21は、シーン設定ファイルを編集するためのユーザの操作を受け付け(S55)、情報処理部22は、受け付けられた操作に基づいてシーン設定ファイルを編集する(S56)。情報処理部22は、編集後のシーン設定ファイルを、通信部24を用いてコントローラ40へ送信する(S57)。
コントローラ40の情報処理部42は、通信部44によって編集後のシーン設定ファイルが受信されると、受信された編集後のシーン設定ファイルを記憶部43に記憶する(S58)。
このように、ユーザは、設定端末20を用いてコントローラ40に記憶されているシーン設定ファイルを参照し、シーン設定ファイルを編集することができる。
なお、図8の例では、シーン設定ファイルの編集は、設定端末20及びコントローラ40の間でシーン設定ファイルの送受信が行われることで実現された。しかしながら、シーン設定ファイルは記憶部43に記憶されたまま、設定端末20及びコントローラ40の間で情報の送受信が行われることで、シーン設定ファイルの編集が実現されてもよい。
また、照明システム10においては、設定端末20によって初期設定されたシーン設定ファイルを、ハブ装置30に接続された他の設定端末(図1で図示せず)によって編集することもできる。これ以前の図8の説明において、設定端末20は、他の設定端末に読み替えられてもよい。
また、照明システム10は、設定端末20へのユーザの操作に基づいて、あるコントローラ40から取得したシーン設定ファイルを、他のコントローラ40の記憶部43に記憶する(つまり、シーン設定ファイルをコピーする)こともできる。シーン設定ファイルのコピーは、例えば、ステップS51~ステップS53の処理の後、設定端末20が、受信(取得)したシーン設定ファイルを他のコントローラ40へ送信することで実現される。
なお、シーン設定ファイルに加えて、または、シーン設定ファイルに代えて、第一スケジュールファイルの編集が設定端末20への操作に基づいて行われてもよく、これ以前の図8の説明において、シーン設定ファイルは、第一スケジュールファイルに読み替えられてもよい。
これ以前の図8の説明では、照明システム10が備える複数のコントローラ40のうち任意の1つのコントローラ40に記憶されたシーン設定ファイルの編集動作について説明したが、設定端末20(ユーザ)は、照明システム10が備える複数のコントローラ40のそれぞれに記憶されたシーン設定ファイルを同様の手順で編集することができる。
[クラウドサービスを用いたファイルの編集]
また、シーン設定ファイルの編集は、サーバ装置70によって提供されるクラウドサービスを利用して、情報端末80への操作に基づいて行われてもよい。図9は、クラウドサービスを用いたシーン設定ファイルの編集動作のシーケンス図である。なお、以下の図9の動作は、情報端末80がWEBブラウザを実行するか、あるいは、情報端末80に専用のアプリケーションプログラムがインストールされ、当該アプリケーションプログラムが実行されることによって実現される。
情報端末80は、シーン設定ファイルを参照するためのユーザの操作を受け付け(S61)、受け付けられた操作に基づいてシーン設定ファイルの要求情報を、広域通信ネットワーク90(図9では図示せず)を介してサーバ装置70へ送信する。サーバ装置70は、要求情報をコントローラ40へ送信する(S62)。
コントローラ40の情報処理部42は、通信部44によって要求情報が受信されると、記憶部43に記憶されているシーン設定ファイルを読み出し、読み出したシーン設定ファイルを、通信部44を用いてサーバ装置70へ送信する。サーバ装置70は、シーン設定ファイルを広域通信ネットワーク90を介して情報端末80へ送信する(S63)。
情報端末80は、シーン設定ファイルを受信(取得)し、受信したシーン設定ファイルの内容を表示する(S64)。これにより、ユーザは、シーン設定ファイルを参照することができる。
情報端末80は、シーン設定ファイルを編集するためのユーザの操作を受け付け(S65)、受け付けられた操作に基づいてシーン設定ファイルを編集する(S66)。情報端末80は、編集後のシーン設定ファイルを、広域通信ネットワーク90を介してサーバ装置70へ送信する。サーバ装置70は、編集後のシーン設定ファイルをコントローラ40へ送信する(S67)。
コントローラ40の情報処理部42は、通信部44によって編集後のシーン設定ファイルが受信されると、受信された編集後のシーン設定ファイルを記憶部43に記憶する(S68)。
このように、ユーザは、クラウドサービスを利用してコントローラ40に記憶されているシーン設定ファイルを参照し、シーン設定ファイルを編集することができる。
なお、図9の例では、シーン設定ファイルの編集は、情報端末80、サーバ装置70、及び、コントローラ40の間でシーン設定ファイルの送受信が行われることで実現された。しかしながら、シーン設定ファイルは記憶部43に記憶されたまま、情報端末80、サーバ装置70、及び、コントローラ40の間で情報の送受信が行われることで、シーン設定ファイルの編集が実現されてもよい。
また、照明システム10は、情報端末80へのユーザの操作に基づいて、あるコントローラ40から取得したシーン設定ファイルを、他のコントローラ40の記憶部43に記憶する(つまり、シーン設定ファイルをコピーする)こともできる。シーン設定ファイルのコピーは、例えば、ステップS61~ステップS63の処理の後、情報端末80が、受信(取得)したシーン設定ファイルを他のコントローラ40へ送信することで実現される。
また、シーン設定ファイルに加えて、または、シーン設定ファイルに代えて、第一スケジュールファイルの編集がクラウドサービスを利用して行われてもよく、これ以前の図9の説明において、シーン設定ファイルは、第一スケジュールファイルに読み替えられてもよい。
これ以前の図9の説明では、照明システム10が備える複数のコントローラ40のうち任意の1つのコントローラ40に記憶された第一スケジュールファイルの編集動作について説明したが、情報端末80(ユーザ)は、照明システム10が備える複数のコントローラ40のそれぞれに記憶された第一スケジュールファイルを同様の手順で編集することができる。
[シーン設定ファイルの編集の具体例]
次に、シーン設定ファイルの編集の具体例について説明する。図10は、シーン設定ファイルの編集例を説明するための図である。
図10の(a)は、設定端末20から最初に(初期設定として)複数のコントローラ40のそれぞれへ送信されたシーン設定ファイル及び第一スケジュールファイルによって定まる照明演出の一例を示している。実線は、照明器具60の青色光源の調光率の変化に相当し、破線は照明器具60の赤色光源の調光率の変化を示している。この照明演出は、タイミングtにおいて、青色光及び赤色光のクロスフェード(青色光:フェードアウト、赤色光:フェードイン)を開始するものである。
ユーザは、シーン設定ファイルを編集することで、図10の(b)または(c)のように、クロスフェードが行われる期間を延長することができる。図示されないが、クロスフェードが行われる期間は、短縮することも可能である。
なお、クロスフェードが行われる期間を具体的にどのようなユーザの操作(入力)によって変更するかについては検討の余地がある。例えば、ユーザは、クロスフェードの期間の長さの倍率n(nは0よりも大きい実数)を設定値として入力することで、図10の(a)の状態(初期設定)からクロスフェードの期間がn倍される。この場合のnは、照明演出におけるクロスフェードが行われる期間(フェード時間)を延長または短縮するための設定値であるといえる。ユーザは、コントローラ40、設定端末20、または、情報端末80へ設定値を入力することにより簡単にフェード時間を編集(調整)することができる。
[第一スケジュールファイルの編集の具体例]
次に、第一スケジュールファイルの編集の具体例について説明する。図11は、第一スケジュールファイルの編集例を説明するための図である。
図11の(a)は、設定端末20から最初に(初期設定として)複数のコントローラ40のそれぞれへ送信されたシーン設定ファイル及び第一スケジュールファイルによって定まる照明演出の一例を示している。実線は、照明器具60の青色光源の調光率の変化に相当し、破線は照明器具60の赤色光源の調光率の変化を示している。この照明演出は、タイミングtにおいて、青色光及び赤色光のクロスフェード(青色光:フェードアウト、赤色光:フェードイン)を開始するものである。
ユーザは、第一スケジュールファイルを編集することで、図11(b)または(c)のように、クロスフェードが開始されるタイミングを早めることができる。図示されないが、クロスフェードが開始されるタイミングを遅らせることも可能である。
なお、クロスフェードが開始されるタイミングを具体的にどのようなユーザの操作(入力)によって変更するかについては検討の余地がある。例えば、ユーザは、クロスフェードの開始タイミングのシフト量m(mは正または負の秒数)を設定値として入力することで、図11の(a)の状態(初期設定)からクロスフェードの開始タイミングがm秒シフトされる。この場合のmは、照明演出の開始タイミングをシフトするための設定値であるといえる。ユーザは、コントローラ40、設定端末20、または、情報端末80へ設定値を入力することにより簡単にクロスフェードの開始タイミングを編集(調整)することができる。
なお、シーン設定ファイル及び第一スケジュールファイルの両方を編集することで、クロスフェードが行われる期間と、クロスフェードの開始タイミングとを両方変更することも可能である。
[効果等]
以下、本明細書の開示内容から得られる発明を例示し、例示される発明から得られる効果等について説明する。
発明1は、複数のコントローラ40と、複数のコントローラ40のそれぞれが当該コントローラ40の制御対象の照明器具60を制御するために読み出す第二データの元となる第一データであって照明演出の内容を示す第一データを複数のコントローラ40へ送信する設定端末20とを備え、送信された第一データは、複数のコントローラ40のそれぞれに記憶され、複数のコントローラ40のそれぞれは、当該コントローラ40に記憶された第一データの編集機能を有している、照明システム10である。第一データは、上記実施の形態のシーン設定ファイルまたは第一スケジュールファイルであり、第二データは、上記実施の形態のシーンファイルまたは第二スケジュールファイルである。
このような照明システム10は、照明器具60の演出内容をコントローラ40ごとに調整することができる。
発明2は、複数のコントローラ40のそれぞれは、当該コントローラ40に記憶された第一データを、当該コントローラ40へユーザが入力する設定値に基づいて編集する、発明1の照明システム10である。
このような照明システム10は、設定値の入力に基づいて、照明器具60の演出内容をコントローラごとに調整することができる。
発明3は、設定値は、照明演出におけるフェード時間を延長または短縮するための設定値である、発明2の照明システム10である。フェード時間には、フェードインに要する時間、及び、フェードアウトに要する時間の少なくとも一方が含まれる。
このような照明システム10は、設定値の入力に基づいて、照明演出におけるフェード時間をコントローラごとに調整することができる。
発明4は、設定値は、照明演出の開始タイミングを調整するための設定値である、発明2の照明システム10である。
このような照明システム10は、設定値の入力に基づいて、照明演出の開始タイミングをコントローラごとに調整することができる。
発明5は、設定端末20、または、設定端末20以外の他の設定端末は、局所通信ネットワークを通じて複数のコントローラ40のそれぞれに記憶された第一データを取得することができる、発明1~4のいずれかの照明システム10である。
このような照明システム10は、ユーザが、設定端末20または他の設定端末を通じて複数のコントローラ40のそれぞれに記憶された第一データを参照(確認)することを支援することができる。
発明6は、複数のコントローラ40と広域通信ネットワーク90を通じて通信する情報端末80は、広域通信ネットワークを通じて複数のコントローラ40のそれぞれに記憶された第一データを取得することができる、発明1~5のいずれかの照明システム10である。
このような照明システム10は、ユーザが、クラウドサービスを利用して複数のコントローラ40のそれぞれに記憶された第一データを参照(確認)することを支援することができる。
発明7は、設定端末20、または、設定端末20以外の他の設定端末は、局所通信ネットワークを通じて複数のコントローラ40のそれぞれと通信を行うことにより、複数のコントローラ40のそれぞれに記憶された第一データを編集することができる、発明1~6のいずれかの照明システム10である。
このような照明システム10は、設定端末20または他の設定端末へのユーザの操作に基づいて、照明器具60の演出内容をコントローラごとに調整することができる。
発明8は、複数のコントローラ40と広域通信ネットワーク90を通じて通信する情報端末80は、広域通信ネットワークを通じて複数のコントローラ40のそれぞれと通信を行うことにより、複数のコントローラ40のそれぞれに記憶された第一データを編集することができる、発明1~7のいずれか1の照明システム10である。
このような照明システム10は、情報端末80へのユーザの操作に基づいて、照明器具60の演出内容をコントローラごとに調整することができる。
発明9は、第一データには、照明演出における照明器具60の調光率の変化を示すシーン設定情報であって照明器具60への調光指示値を含まないシーン設定情報が含まれ、第二データには、照明演出における照明器具60の調光率の変化を示すシーン情報であって照明器具60への調光指示値を含むシーン情報が含まれる、発明1~8のいずれかの照明システム10である。上記実施の形態におけるシーン設定ファイルは、シーン設定情報の一例であり、上記実施の形態におけるシーンファイルは、シーン情報の一例である。
このような照明システム10は、シーン設定情報を編集することで、照明器具60の演出内容をコントローラ40ごとに調整することができる。
発明10は、複数のコントローラ40のそれぞれは、設定端末20から受信した第一データに基づいて第二データを生成し、生成した第二データを当該コントローラ40に記憶する、発明1~9のいずれかの照明システム10である。
このような照明システム10は、コントローラ40において第二データの生成を行うことができる。
発明11は、制御対象の照明器具60を制御するコントローラ40であって、情報処理部42と、設定端末20がコントローラ40を含む複数のコントローラ40へ送信した、照明演出の内容を示す第一データであって、情報処理部42が照明器具60を制御するために読み出す第二データの元となる第一データを受信する通信部44と、受信された第一データが記憶される記憶部43とを備え、情報処理部42は、記憶部43に記憶された第一データの編集機能を有している、コントローラ40である。
このようなコントローラ40は、照明器具60の演出内容を調整することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、照明システムは、屋外の照明演出に用いられたが、店舗、オフィス、または、コンサートホールなどの屋内の照明演出に用いられてもよい。
また、上記実施の形態では、照明システムは、複数の装置によって実現されたが、単一の装置として実現されてもよい。例えば、照明システムは、コントローラに相当する単一の装置として実現されてもよい。照明システムが複数の装置によって実現される場合、上記実施の形態で説明された照明システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、上記実施の形態のコントローラ、設定端末、または、情報端末として実現されてもよい。また、本発明は、上記実施の形態の照明システムなどのコンピュータによって実行される方法として実現されてもよい。本発明は、このような方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよいし、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 照明システム
20 設定端末
21、41 UI部
22、42 情報処理部
23、43 記憶部
24、44 通信部
30 ハブ装置
40 コントローラ
50 信号変換器
60 照明器具
70 サーバ装置
80 情報端末
90 広域通信ネットワーク

Claims (11)

  1. 複数のコントローラと、
    前記複数のコントローラのそれぞれが当該コントローラの制御対象の照明器具を制御するために読み出す第二データの元となる第一データであって照明演出の内容を示す第一データを前記複数のコントローラへ送信する設定端末とを備え、
    送信された前記第一データは、前記複数のコントローラのそれぞれに記憶され、
    前記複数のコントローラのそれぞれは、当該コントローラに記憶された前記第一データの編集機能を有している
    照明システム。
  2. 前記複数のコントローラのそれぞれは、当該コントローラに記憶された前記第一データを、当該コントローラへユーザが入力する設定値に基づいて編集する
    請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記設定値は、前記照明演出におけるフェード時間を延長または短縮するための設定値である
    請求項2に記載の照明システム。
  4. 前記設定値は、前記照明演出の開始タイミングを調整するための設定値である
    請求項2に記載の照明システム。
  5. 前記設定端末、または、前記設定端末以外の他の設定端末は、局所通信ネットワークを通じて前記複数のコントローラのそれぞれに記憶された前記第一データを取得することができる
    請求項1~4のいずれか1項に記載の照明システム。
  6. 前記複数のコントローラと広域通信ネットワークを通じて通信する情報端末は、前記広域通信ネットワークを通じて前記複数のコントローラのそれぞれに記憶された前記第一データを取得することができる
    請求項1~4のいずれか1項に記載の照明システム。
  7. 前記設定端末、または、前記設定端末以外の他の設定端末は、局所通信ネットワークを通じて前記複数のコントローラのそれぞれと通信を行うことにより、前記複数のコントローラのそれぞれに記憶された前記第一データを編集することができる
    請求項1~4のいずれか1項に記載の照明システム。
  8. 前記複数のコントローラと広域通信ネットワークを通じて通信する情報端末は、前記広域通信ネットワークを通じて前記複数のコントローラのそれぞれと通信を行うことにより、前記複数のコントローラのそれぞれに記憶された前記第一データを編集することができる
    請求項1~4のいずれか1項に記載の照明システム。
  9. 前記第一データには、前記照明演出における照明器具の調光率の変化を示すシーン設定情報であって前記照明器具への調光指示値を含まないシーン設定情報が含まれ、
    前記第二データには、前記照明演出における照明器具の調光率の変化を示すシーン情報であって前記照明器具への調光指示値を含むシーン情報が含まれる
    請求項1~4のいずれか1項に記載の照明システム。
  10. 前記複数のコントローラのそれぞれは、前記設定端末から受信した前記第一データに基づいて前記第二データを生成し、生成した前記第二データを当該コントローラに記憶する
    請求項1~4のいずれか1項に記載の照明システム。
  11. 制御対象の照明器具を制御するコントローラであって、
    情報処理部と、
    設定端末が前記コントローラを含む複数のコントローラへ送信した、照明演出の内容を示す第一データであって、前記情報処理部が前記照明器具を制御するために読み出す第二データの元となる第一データを受信する通信部と、
    受信された第一データが記憶される記憶部とを備え、
    前記情報処理部は、前記記憶部に記憶された前記第一データの編集機能を有している
    コントローラ。
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