JP2024025650A - 支援装置および支援方法 - Google Patents

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Katsumasa Takano
和秀 小野川
Kazuhide Onogawa
佑 小林
Yu Kobayashi
優太 田中
Yuta Tanaka
希帆 川上
Kiho Kawakami
雅代 渡辺
Masayo Watanabe
あゆみ 戸所
Ayumi Todokoro
浩之 山端
Hiroyuki Yamahata
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Abstract

【課題】補償の請求に関して確認すべき項目を選別して表示することができる支援装置及び支援方法を提供する。【解決手段】支援装置1は、保険請求の対象であるイベントに関するイベント情報を取得するイベント情報取得部100aと、イベント情報を取得してからイベントに対する補償内容を決定するまでの間の一以上のプロセスと、一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するかどうかを判定するための異常条件と、を記憶する記憶部102と、イベント情報を含む所定情報と、異常条件とに基づいて、一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するか否かを判定する判定部100dと、異常が存在すると判定されたプロセスの進行が完了した場合において、判定部によって、異常が存在すると判定された少なくとも一つのプロセスに関する異常情報を表示する表示部104と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、支援装置および支援方法に関する。
保険金支払処理のための損害査定を行うシステムが知られている。例えば、特許文献1には、損害データと、基準データベースに格納された基準データとを比較し、その比較結果に基づいて、保険金の支払いの可否を判断するシステムが開示されている。これによれば、査定の判断を一律的、一元的に行うことができる。
特開2003-030441号公報
保険金請求の受付から支払の過程には、担当者が保険金請求の内容や支払額に関する承認を要する場合が多い。しかしながら、保険金請求に関して確認すべき項目は多岐に渡り、全ての項目を目視により確認することは困難である。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、補償の請求に関して確認すべき項目を選別して表示することができる支援装置及び支援方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る支援装置は、保険請求の対象であるイベントに関するイベント情報を取得するイベント情報取得部と、イベント情報を取得してからイベントに対する補償内容を決定するまでの間の一以上のプロセスと、一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するかどうかを判定するための異常条件と、を記憶する記憶部と、イベント情報を含む所定情報と、異常条件とに基づいて、一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するか否かを判定する判定部と、異常が存在すると判定されたプロセスの進行が完了した場合において、判定部によって、異常が存在すると判定された少なくとも一つのプロセスに関する異常情報を表示する表示部と、を備える。
本発明の他の一態様に係る支援方法は、コンピュータに、保険請求の対象であるイベントに関するイベント情報を取得するイベント情報取得ステップと、イベント情報を含む所定情報と、イベント情報を取得してからイベントに対する補償内容を決定するまでの間の一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するか否かを判定するための異常条件に基づいて、一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するか否かを判定する判定ステップと、異常が存在すると判定されたプロセスの進行が完了した場合において、判定ステップによって、異常が存在すると判定された少なくとも一つのプロセスに関する異常情報を表示する表示ステップと、を実行させる。
本発明によれば、補償の請求に関して確認すべき項目を選別して表示することができる。
本実施形態に係るシステムの機能構成の一例を説明するための図である。 本実施形態に係るシステムの動作の一例を説明するための図である。 本実施形態に係るシステムの動作の一例を説明するための図である。 本実施形態に係るシステムの動作の一例を説明するための図である。 本実施形態に係るシステムの動作の一例を説明するための図である。 本実施形態に係るシステムの表示画面の一例を説明するための図である。 本実施形態に係るシステムのハードウェア構成の一例を説明するための図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態(以下、「本実施形態」という)について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
本発明において、「部」や「手段」、「装置」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置、ソフトウェアにより実現されても、2つ以上の「部」や「手段」、「装置」、「システム」の機能が1つの物理的手段や装置、ソフトウェアにより実現されても良い。
図1に本実施形態における支援システムの概略図を示す。支援システムは、第1端末装置10からの補償の請求を受け付け、支援装置1及び第2端末装置12により補償を付与するための各種の処理を実行するものである。
<1.システム構成>
図1を参照して、支援システムのシステム構成例を説明する。
図1に示すように、支援システムは、支援装置1、第1端末装置10、第2端末装置12、外部記憶装置14及び通信ネットワーク16を含む。端末装置の数は、例えば、2つに限定されず、3つ以上であってよい。支援装置1、第1端末装置10、第2端末装置12及び外部記憶装置14は、通信ネットワーク16を介して互いに接続されている。なお、支援システムは、他のシステムの一部であってもよい。
支援装置1は、第1端末装置10のユーザ(以下、「第1ユーザ」又は「被保険者」という)が保険の補償を受けるためのプロセスを進行させるとともに補償の請求に関して確認すべき項目を選別して表示する情報処理装置であって、第1端末装置10、第2端末装置12及び外部記憶装置14との通信が可能な情報処理装置である。支援装置1は、所定のプログラムを実行することにより、プロセスを進行させるための各種処理を実行することができる。
第1端末装置10は、補償を受けようとするユーザの端末装置であって、支援装置1及び第2端末装置12との通信が可能な端末装置である。第1端末装置10は、ユーザ端末装置又は被保険者端末装置ということもできる。第1端末装置10は、所定のプログラムを実行することにより、イベント情報を支援装置1に送信することができる。
第2端末装置12は、第1端末装置10のユーザに補償を付与するユーザ(以下、「第2ユーザ」という)の端末装置であって、支援装置1、第1端末装置10及び外部記憶装置14との通信が可能な端末装置である。第2端末装置12は、担当者端末装置又はオペレータ端末装置ということもできる。第2端末装置12は、所定のプログラムを実行することにより、追加情報を支援装置1に送信することができる。
外部記憶装置14は、各種情報が記憶された情報処理装置であって、支援装置1、第2端末装置12との通信が可能な情報処理装置である。各種情報には、第1ユーザの契約に関する情報、第1ユーザと第2ユーザとの間で送受信されたメッセージに関する情報及び第1ユーザの損害に関する情報及び第1ユーザに付与された補償に関する情報等が含まれる。
ここで、イベント情報を取得してからイベントに対する補償内容を決定するまでの間の一以上のプロセスには、有無責判定、初期対応、損害査定及び補償の付与等が含まれる。
有無責判定とは、支援装置1を管理する者(以下、「保険者」という)が第1ユーザに対して補償を付与することに関して責任を有するか否かを判定するプロセスである。保険者が補償を付与する責任がない(すなわち、無責である)場合とは、例えば、第1ユーザが無免許運転をして事故を起こした場合や、第1ユーザが保険契約の契約期間外に事故を起こした場合等である。
初期対応とは、保険者が損害査定を行うにあたって必要となる情報を第1ユーザから取得するプロセスである。初期対応において取得する情報は、例えば、事故形態、事故の発生場所、入庫先、損害箇所の画像、負傷者の有無等が含まれる。入庫先とは、損害を受けた箇所の修理を依頼する業者等を意味する。
損害査定とは、保険者が第1ユーザに付与する補償の内容(例えば、保険金の支払額)を決定するプロセスである。損害査定においては、例えば、損害箇所の画像に基づいて修理費を推定し、保険金の金額を算出する。
補償の付与とは、損害査定において算出された補償の内容を、保険者が第1ユーザに直接的又は間接的に付与するプロセスである。補償の付与は、例えば、第1ユーザへの保険金の振込、第1ユーザが立て替えた修理費の精算、修理工場への代金の支払及び修理の手配等を含む。
なお、補償内容を決定することとは、第1ユーザへ補償を付与することを決定することのほか、例えば、有無責判定において保険者が無責であると判定すること等、第1ユーザへ補償を付与しないことを決定することも含む。
また、イベント情報とは、第1ユーザが補償を受ける対象であるイベントに関する情報である。例えば、第1ユーザが自動車事故を起こした場合には、第1ユーザが補償を受ける対象は当該自動車事故であるから、イベント情報とは当該自動車事故に関する情報である。イベント情報の具体例については、図3を用いて後述する。
イベントとは、保険請求の対象であり、補償の対象となり得る各種事象である。イベントには、例えば、自動車事故、広域災害(例えば、火災、風災及び水災)、盗難、紛失及び破損等が含まれる。
また、追加情報とは、プロセスを進行させるために支援装置1が第2端末装置12から取得した情報である。追加情報は、例えば、第1ユーザのイベント情報の修正に関する情報及び第1ユーザの第2ユーザに対するメッセージの応答に関する情報を含む。追加情報の具体例については、図5を用いて後述する。
また、支援装置1がプロセスを進行させることとは、プロセスを完了させるための処理の少なくとも一部を支援装置1により実行することを含む。例えば、プロセスが「情報の取得」、「情報の処理」及び「情報の出力」の3つの未実行のステップを含む場合、プロセスを進行させることとは、これらのステップのうち「情報の取得」を実行することを含む。
また、支援装置1がプロセスを停止させることとは、支援装置1がプロセスを完了させるための処理の少なくとも一部を一時的に停止させることを含む。例えば、プロセスが既に実行した「情報の取得」のステップと、未実行の「情報の処理」及び「情報の出力」のステップとを含む場合、プロセスを停止させることとは、「情報の処理」及び「情報の出力」のステップを実行せずに第2ユーザに通知することを含む。
停止させたプロセスは、第2ユーザの入力(すなわち、追加情報)に応じて復帰させることができる。プロセスを復帰させることとは、停止させたプロセスを再び支援装置1により進行させることである。例えば、「情報の取得」のステップの実行後にプロセスを停止させた場合において、プロセスを復帰させることとは、残りの「情報の処理」及び「情報の出力」のステップを実行することである。プロセスを進行、停止及び復帰させることの具体例については、図2から図5用いて後述する。
<2.各装置の機能構成>
図1の機能ブロック図を参照して、支援システムに含まれる各装置の機能の例を説明する。
図1に示すように、支援システムは、支援装置1、第1端末装置10、第2端末装置12、外部記憶装置14及び通信ネットワーク16を含む。
―支援装置1―
支援装置1は、制御部100、記憶部102、表示部104及びネットワークインタフェース部106を含み、それぞれがバス108を介して電気的に接続されている。
記憶部102は、プロセス情報DB(DataBase)102a、イベント情報DB102b、異常条件DB102c、異常情報DB102d、追加情報DB102e及び外部情報DB102fを含む。
プロセス情報DB102aは、プロセス情報を記憶する。プロセス情報は、イベントの補償を決定するために必要な一以上のプロセスと、当該プロセスを進行させるためにイベント情報を含む所定情報が満たすべきプロセス進行条件とに関する情報を含む。プロセス進行条件は、複数の項目と、当該複数の項目のそれぞれに関連付けられた条件を含む。プロセスの具体例については図2を用いて、プロセス進行条件の具体例については図4を用いて後述する。
イベント情報DB102bは、支援装置1が取得部100aにより第1端末装置10から取得したイベント情報を記憶する。記憶されたイベント情報は、支援装置1の進行制御部100cにおいてプロセスを進行させるために用いられる。イベント情報の具体例については、図3を用いて後述する。
異常条件DB102cは、プロセスを進行させる場合に異常が存在するかを判定する条件である異常条件を記憶する。ここで、本実施形態において「異常」とは、プロセスを正常に進行させるものとは異なる状態を示すことを指し、プロセスの進行が再開可能であることを前提にプロセスの進行が停止となるものを含む。また、異常条件は、複数の項目と、当該複数の項目のそれぞれに関連付けられた条件を含む。異常条件の具体例については、図4を用いて後述する。
異常情報DB102dは、プロセスを進行させる場合の異常の有無に関する情報(以下、「異常情報」)を記憶する。異常情報は、異常が存在すると判定されたプロセスにおける異常の内容及び異常への対応に関する情報を含んでもよい。異常情報の具体例については、図6を用いて後述する。
追加情報DB102eは、支援装置1が取得部100aにより第2端末装置12から取得した追加情報を記憶する。記憶された追加情報は、支援装置1の進行制御部100cにおいてプロセスを復帰させるために用いられる。追加情報の具体例については、図5を用いて後述する。
外部情報DB102fは、支援装置1が取得部100aにより外部記憶装置14から取得した情報(以下、「外部情報」という)を記憶する。記憶された外部情報は、イベント情報とともに支援装置1の進行制御部100cにおいてプロセスを進行又は停止させるために用いられる。外部情報の具体例については、図3を用いて後述する。
制御部100は、取得部100a、実行判定部100b、進行制御部100c、異常判定部100d、通知部100e及び通信部100fを含む。
取得部100a(イベント情報取得部)は、第1端末装置10からイベント情報を取得し、イベント情報DB102bに記憶する。イベント情報には、例えば、イベントの発生に関する情報、イベントによる損害の状況に関する情報、補償である保険金の振込先に関する情報、補償の請求意思に関する情報、自動車等の入庫先に関する情報、第1端末装置10の位置情報等が含まれる。
また、取得部100aは、第2端末装置12から追加情報を取得し、追加情報DB102eに記憶する。追加情報は、典型的には、第2ユーザが入力した情報である。すなわち、取得部100aは追加情報の入力をユーザから受け付ける受付部としても機能する。
また、取得部100aは、外部記憶装置14から情報を取得し、外部情報DB102fに記憶する。外部記憶装置14は、外部のシステム(例えば、契約システム、応対システム、決裁システム等)の情報を記憶する装置である。外部記憶装置14から取得される情報とは、例えば、第1ユーザの補償を受ける資格(例えば、契約の状況、免許の有効性等)に関する情報、第1ユーザと第2ユーザとの間で送受信されたメッセージに関する情報及び第1ユーザに対する補償の内容に関する情報等である。
実行判定部100bは、取得されたイベント情報に基づいて、進行制御部100cによるプロセスの進行を開始させるか否かを判定する。典型的には、イベントが定型的なものであり、主にコンピュータで処理できる場合には、「可」と判定する。一方で、イベントが非定型的で複雑な場合には、「否」と判定する。
進行制御部100cは、プロセス情報DB102aに記憶されたプロセス進行条件に基づいて、プロセスを進行又は停止させる。プロセスの進行及び停止の方法の具体例については、図2から図5を用いて後述する。
異常判定部100d(判定部)は、異常条件DB102cに記憶された異常条件に基づいて、プロセスを進行させる場合に異常が存在するかどうかを判定し、異常が存在する場合にはその結果を異常情報として異常情報DB102dに記憶する。
通知部100eは、進行制御部100cがプロセスを停止させたことを第2端末装置12に通知する。通知の内容は、典型的には、プロセスを進行させるための追加情報を入力することを第2ユーザに対して要求するものである。
なお、第2端末装置12に通知することとは、第2ユーザが当該通知の内容を認識できるようにすることである。すなわち、通知することとは、例えば、プッシュ通知のようにサーバ装置側から積極的に通知を行うことに加え、第2端末装置12から通知に関する情報をサーバ装置側に要求し、取得することを含む。
通信部100fは、ネットワークインタフェース部106を介して第1端末装置10、第2端末装置12及び外部記憶装置14との通信を行う。送受信される情報の具体例は、図2等を用いて後述する。
ネットワークインタフェース部106は、通信ネットワーク16を介して、第1端末装置10、第2端末装置12及び外部記憶装置14との通信を行う。
―第1端末装置10―
第1端末装置10は、補償を受けようとするユーザが使用する端末装置である。第1端末装置10は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートデバイス及びコネクテッドカー等である。
第1端末装置は、制御部、記憶部、入力部、出力部及び通信部を備える(図示しない)。制御部は、記憶部に記憶された各種プログラムを実行することによりイベント情報の送信等の所定の処理を実行する。入力部は、マイク、キーボード、タッチパネル及びカメラ等を機能させる。出力部は、液晶画面等の表示機器及びスピーカー等を機能させる。通信部は、支援装置1及び第2端末装置12と通信を行う。
―第2端末装置12―
第2端末装置12は、補償を付与するユーザが使用する端末装置である。第2端末装置12は、例えば、パーソナルコンピュータ等である。
第2端末装置は、制御部、記憶部、入力部、出力部及び通信部を備える(図示しない)。制御部は、記憶部に記憶された各種プログラムを実行することにより追加情報の送信等の所定の処理を実行する。入力部は、マイク、キーボード、タッチパネル及びカメラ等を機能させる。出力部は、液晶画面等の表示機器及びスピーカー等を機能させる。通信部は、支援装置1、第1端末装置10及び外部記憶装置14と通信を行う。
―外部記憶装置14―
外部記憶装置14は、上述したとおり、外部のシステムに記憶された情報を記憶する装置である。外部記憶装置14には、契約情報DB14a、メッセージ情報DB14b、損害情報DB14c及び補償情報DB14dが含まれる。
契約情報DB14aは、第1ユーザの契約に関する情報を記憶する。契約に関する情報には、契約の状況、免許の有効性、契約期間、等級、第1ユーザの年齢、保険料の金額及び保険料の支払い履歴等の情報が含まれる。
メッセージ情報DB14bは、第1ユーザと第2ユーザとの間で送受信されたメッセージに関する情報が記憶される。メッセージに関する情報には、第1ユーザが第2ユーザに対して送信したメッセージと、当該メッセージに対する第2ユーザの応答状況に関する情報が含まれる。例えば、第1ユーザが第2ユーザ(又は第2ユーザの所属する保険会社)に対して送信したメッセージに対して、第2ユーザが応答していない場合には、「未応答」という情報が記憶される。
損害情報DB14cは、イベントの損害に関する情報が記憶される。損害に関する情報には、損害の規模、具体的な損害の箇所、損害を受けた物品等の使用可否、損害状況に関する画像データ、損害査定に関する見積もりデータ等が含まれる。
補償情報DB14dは、第1ユーザに対する補償に関する情報が記憶される。補償に関する情報には、第1ユーザに対する補償の内容(例えば、保険金の支払額)が含まれる。
<3.動作例>
図2から図6を参照して、支援システムの動作の一例を説明する。この例においては、第1ユーザに補償を付与するためのプロセスは有無責判定、初期対応、損害査定及び補償の付与であり、それぞれを第1プロセスから第4プロセスと称する。
この例においては、イベントは自動車事故であり、補償の付与とは保険金の支払であるとする。また、支援装置1及び第2ユーザは保険会社に属し、第1ユーザは当該保険会社が提供する保険の契約をしている者であるとする。
第1ユーザは、事故発生(S300)後に保険会社に事故連絡を行い、支援装置1は取得部100aによりイベント情報を取得する(S302)。事故連絡は、第1ユーザが保険会社に対して直接(例えば、webフォームの提出及び電話等)連絡を行ってもよく、保険契約の代理店が第1ユーザと保険会社を仲介してもよい。
図3を参照して、支援装置1が取得したイベント情報の一例を示す。イベント情報には「事故形態」、「発生場所」、「入庫先」及び「損害箇所の画像」の項目があり、それぞれ「自動車事故、衝突(単独・対物)」、「国内」、「不明」及び「登録なし」という値が含まれる。
なお、値が「不明」及び「登録なし」である「入庫先」及び「損害箇所の画像」に関しては、事故連絡においては送信されなかったものとする。すなわち、第1ユーザは、事故連絡においては「事故形態」及び「発生場所」に関する情報のみを送信したものとする。
イベント情報を取得した支援装置1は、実行判定部100bにより自動処理実行判定を行う(S304)。自動処理実行判定とは、プロセスの処理を支援装置1により実行するか否かを判定することである。典型的には、定型的な事故であれば自動処理「可」であると判定し、非定型的な事故であれば自動処理「否」であると判定する。
定型的な事故とは、例えば、負傷者がおらず、かつ、第1ユーザによる単独の対物事故等である。非定型的な事故とは、例えば、利害関係人が多い事故、負傷者がいる事故、対人事故及び損害の規模が大きい事故等である。
この例においては、第1ユーザは定型的な事故についての事故連絡を行ったものとする。すなわち、S304では「可」と判定され、支援装置1は第1プロセスの有無責判定を開始する(P1)。第1プロセスにおいて、支援装置1は、取得部100aにより外部記憶装置14から外部情報を取得する(S306)。
図3を参照して、外部情報の一例を示す。外部情報には「契約の状況」、「免許の有効性」及び「支払額」の項目があり、それぞれ「有効」、「有効」及び「未定」という値が設定されている。以下では、イベント情報及び外部情報を含む情報を「所定情報」という。
「支払額」の項目に関しては、損害査定が第1プロセスにおいては実施されていないため、この時点においては「未定」という値が得られている。
外部記憶装置14から情報を取得した支援装置1は、進行制御部100cにより進行条件判定を行う(S308)。すなわち、プロセス進行条件に基づいて、プロセスを進行させるか停止させるかの判定を行う。
図3及び図4を参照して、進行条件判定の方法の一例を説明する。図4は、プロセス進行条件及び異常条件の一例を示す図である。プロセス進行条件及び異常条件は、プロセスに属する複数の項目に対応する複数の条件を含む。
プロセスに属する複数の項目とは、典型的には、当該プロセスにおいて判定対象となる項目である。例えば、第1プロセスに属する複数の項目は「事故形態」、「発生場所」、「契約の状況」及び「免許の有効性」の4つの項目であるということができ、第1プロセスから第4プロセスまでのプロセス全体に属する複数の項目は「事故形態」、「発生場所」、「契約の状況」、「免許の有効性」、「入庫先」、「損害箇所の画像」及び「支払額」の7つの項目であるということができる。
また、プロセスに属する複数の項目に対応する複数の条件とは、典型的には、各項目に関連付けられた条件である。例えば、プロセス進行条件においては「事故形態」、「発生場所」、「契約の状況」、「免許の有効性」、「入庫先」、「損害箇所の画像」及び「支払額」の7つの項目のそれぞれに対して、「自動車の対物事故である」、「事故の発生場所が国内である」、「契約が有効である」、「免許が有効である」、「入庫先が判明している」、「応答すべきメッセージが無い」及び「保険金の支払額が30万円未満である」という条件が関連付けられている。同様に、異常条件においては上記の7つの項目のそれぞれに対して「自動車の対物事故ではない」、「事故の発生場所が国内ではない」、「契約が有効ではない」、「免許が有効ではない」、「回答により入庫先が判明した」、「イベント情報に損害箇所の画像が登録されていない」及び「保険金の支払額が25万円以上である」という条件が関連づけられている。
判定対象となる項目は、プロセスの段階により異なってもよい。例えば、図4のとおり、第1プロセスの進行条件判定においては「事故形態」、「発生場所」、「契約状況」及び「免許の有効性」の4つの項目が判定対象となり、第2プロセスの進行条件判定においては「事故形態」及び「入庫先」の2つの項目が判定対象となってもよい。
なお、所定情報はプロセスを進行させる過程で変化する場合があるため、特定の項目に関する条件が複数のプロセスにおいて判定対象となってもよい。例えば、「事故形態」の項目は第1プロセスから第3プロセスのそれぞれにおいて判定対象となってもよい。
図4によると、第1プロセスの進行条件判定においては「事故形態」、「発生場所」、「契約の状況」及び「免許の有効性」の4つの項目に対応するプロセス進行条件が判定対象となる。図3によると、「事故形態」について取得されたイベント情報は「自動車事故、衝突(単独・対物)」であり、「事故形態」に対応する「自動車の対物事故である」というプロセス進行条件を満たす。また、「発生場所」について取得されたイベント情報は「国内」であり、「発生場所」に対応する「事故の発生場所が国内である」というプロセス進行条件を満たす。また、「契約の状況」について取得された外部情報は「有効」であり、「契約の状況」に対応する「契約が有効である」というプロセス進行条件を満たす。また、「免許の有効性」について取得された外部情報は「有効」であり、「免許の有効性」に対応する「免許が有効である」というプロセス進行条件を満たす。以上をまとめると、所定情報は第1プロセスの複数の項目のそれぞれに関連付けられたプロセス進行条件のすべてを満たしている。
この例においては、進行制御部100cは、所定情報があるプロセスにおける複数の条件のすべてを満たしている場合に当該プロセスを進行させ、複数の条件のいずれか一つ以上を満たしていない場合にプロセスを停止させるものとする。上述した通り、図3に例示した所定情報は第1プロセスにおける複数の項目に関連付けられた条件のすべてを満たすため、進行条件判定(S308)において、支援装置1はプロセスを進行させると判定する。
進行条件判定(S308)の後、支援装置1は、異常判定部100dにより異常条件判定を行う(S310)。すなわち、プロセスを進行させる場合において異常が存在するかどうかを判定する。
図4及び図5を参照して、異常の有無の判定方法の一例を説明する。本実施形態においては、各プロセスにおける異常条件判定は、進行条件判定の判定対象である項目について行うものとする。すなわち、図4によると、第1プロセスの異常条件判定においては、進行条件判定と同様に「事故形態」、「発生場所」、「契約の状況」及び「免許の有効性」の4つの項目に対応する異常条件が判定対象となる。図3によると、「事故形態」について取得されたイベント情報は「自動車事故、衝突(単独・対物)」であり、「事故形態」に対応する「自動車の対物事故ではない」という異常条件を満たさない。また、「発生場所」について取得されたイベント情報は「国内」であり、「発生場所」に対応する「事故の発生場所が国内ではない」という異常条件を満たさない。また、「契約の状況」について取得された外部情報は「有効」であり、「契約の状況」に対応する「契約が有効ではない」という異常条件を満たさない。また、「免許の有効性」について取得された外部情報は「有効」であり、「免許の有効性」に対応する「免許が有効ではない」という異常条件を満たさない。以上をまとめると、所定情報は第1プロセスで判定対象となる複数の項目のそれぞれに関連付けられた異常条件のいずれも満たさない。よって、異常条件判定(S310)の結果、第1プロセスにおいては異常が存在しないと判定する。
このように、異常条件はプロセス進行条件の逆に相当する条件(すなわち、プロセスを停止させる条件)であってもよい。例えば、「自動車の対物事故ではない」という異常条件は、「自動車の対物事故である」というプロセス進行条件の逆に相当する。
進行条件判定(S308)の結果にしたがってプロセスを進行させ、第1プロセスの有無責判定を完了させた後は、第2プロセスである初期対応を開始する(P2)。第2プロセスにおいて、支援装置1は、第1ユーザに対して事故に関する情報の送信を要求する(S312)。当該要求は、第1端末装置10にインストールされた専用のアプリケーションソフトウェアを介するものであってもよい。また、当該要求は、事故連絡(S302)で送信されなかった情報に関するものであってもよい。この例においては、要求の内容は、事故連絡(S302)において送信されなかった自動車の入庫先に関する情報を送信させることであるとする。
要求を送信した支援装置1は、取得部100aにより第1ユーザからの回答に関する情報を取得する(S314)。この例においては、支援装置1の要求に対して第1ユーザから得られた回答は「○○工場」であったとする。すなわち、回答に関する情報を取得したあとのイベント情報は、「入庫先」の項目に対して「○○工場」が含まれる(図5参照)。
なお、事故情報の要求(S312)から第1ユーザの回答の取得(S314)までの間は、支援装置1は待機状態となってもよい。この際、待機状態であっても、プロセスは進行しているという。
回答に関する情報を取得した支援装置1は、進行条件判定を行う(S316)。
図4によると、第2プロセスにおいては「事故形態」及び「入庫先」の項目に対応するプロセス進行条件が判定対象となる。図5によると、「事故形態」について取得されたイベント情報は「自動車事故、衝突(単独・対物)」であり、「事故形態」に対応する「自動車の対物事故である」というプロセス進行条件を満たす。また、「入庫先」について取得されたイベント情報は「○○工場」であり、「入庫先」に対応する「入庫先が判明している」というプロセス進行条件を満たす。よって、所定情報は第2プロセスにおける項目に関連付けられたプロセス進行条件のすべてを満たすため、進行条件判定(S316)において、支援装置1はプロセスを進行させると判定する。
仮に第1ユーザから回答を取得した後のイベント情報(図5における「イベント情報」の列に相当)がプロセス進行条件を満たさない場合には、支援装置1は再度事故情報の要求(S310に相当)を実行してもよい。例えば、回答により得られた入庫先に関する情報が「××工場」であり、当該入庫先が実際には存在しない場合には、現実に存在する入庫先を回答するよう再度入庫先に関する情報の送信を求めてもよい。
進行条件判定(S316)の後、追加情報を受信した支援装置1は、異常判定部100dにより異常条件判定を行う(S318)。図4によると、第2プロセスにおいては、進行条件判定と同様に「事故形態」及び「入庫先」の項目に対応する異常条件が判定対象となる。図5によると、「事故形態」について取得されたイベント情報は「自動車事故、衝突(単独・対物)」であり、「事故形態」に対応する「自動車の対物事故ではない」という異常条件を満たさない。一方で、「入庫先」について取得されたイベント情報は第1ユーザの回答により「○○工場」であると判明している。すなわち、「入庫先」に対応する「回答により入庫先が判明した」という異常条件を満たす。よって、異常条件判定(S318)の結果、第2プロセスにおいては「入庫先」の項目に関して異常が存在すると判定する。異常判定部100dは、当該判定に関する異常情報を異常情報DB102dに記憶する。
なお、この場合においても支援装置1は進行条件判定(S316)の結果にしたがってプロセスを進行させる。すなわち、異常はプロセスを停止せざるを得ないものに限らず、プロセスの進行を妨げないものを含む。例えば、異常は、第2ユーザが即座に対応しなくても問題ないが、第1ユーザに補償を付与する前には念のために確認することが推奨される項目に関するものであってもよい。
進行条件判定(S316)の結果にしたがってプロセスを進行させ、第2プロセスである初期対応を完了させた後は、第3プロセスである損害査定を開始する(P3)。第3プロセスにおいて、支援装置1は、進行条件判定を行う(S320)。
図4によると、第3プロセスにおいては「事故形態」及び「損害箇所の画像」の項目に対応するプロセス進行条件が判定対象となる。図5によると、「事故形態」について取得されたイベント情報は「自動車事故、衝突(単独・対物)」であり、「事故形態」に対応する「自動車の対物事故である」というプロセス進行条件を満たす。一方で、「損害箇所の画像」について取得されたイベント情報は「登録なし」であり、「損害箇所の画像」に対応する「損害箇所の画像が登録されている」というプロセス進行条件を満たさない。よって、所定情報は第3プロセスにおける項目に関連付けられたプロセス進行条件の少なくとも一部を満たさないため、進行条件判定(S320)において、支援装置1はプロセスを停止させると判定する。
プロセスを停止させた支援装置1は、通知部100eにより第2ユーザに対して通知を行う(S322)。通知は、例えば、第2端末装置12にインストールされた専用アプリケーションソフトウェア、電子メール及び第2端末装置12表示画面上のポップアップ等により行われる。通知の内容は、典型的には、プロセスを進行させるための所定の対応を指示するものである。
この例においては、満たされなかったプロセス進行条件は「損害箇所の画像」の項目に関するものであるため、通知は、第1ユーザから損害箇所の画像を取得し、支援装置1に当該画像を追加情報として登録することを指示するものであるとする。
通知を受けた第2ユーザは、第1ユーザに対して追加情報の送信を要求する(S324)。この例においては、要求の内容は、損害箇所の画像の送信に関するものである。なお、要求は第1端末装置10にインストールされた専用のアプリケーションソフトウェアによるもののほか、電子メール及び電話等により行ってもよい。
要求を受信した第1ユーザは、回答として追加情報を第2ユーザに送信する(S326)。この例においては、追加情報は、損害箇所の画像ファイルである。第2ユーザに送信することには、第2端末装置12に直接送信することに加えて、サーバ装置にファイルをアップロードし、第2端末装置12が当該ファイルにアクセス可能にすることを含む。
追加情報を取得した第2ユーザは、当該追加情報を支援装置1に送信する(S328)。図5を参照して、追加情報の一例を示す。「損害箇所の画像」の項目について、イベント情報では「登録なし」となっていたところ、追加情報では「損害箇所の画像ファイルの登録あり」となっている。
追加情報を受信した支援装置1は、進行制御部100cにより再度進行条件判定を行う(S330)。「事故形態」に対応するプロセス進行条件については上述したとおり満たしており、さらに、「損害箇所の画像」についての追加情報は「損害箇所の画像ファイルの登録あり」であり、「損害箇所の画像」に対応する「損害箇所の画像が登録されている」というプロセス進行条件を満たしている。よって、図5の所定情報及び追加情報は第3プロセスにおける複数の項目に関連付けられたプロセス進行条件のすべてを満たすため、支援装置1はプロセスを進行させると判定する。
進行条件判定の後、支援装置1は保険金の支払額の算出を行う(S332)。支払額は、例えば、追加情報として登録された損害箇所の画像ファイルに基づいて、AI(Artificial Intelligence)により算出する。この場合のAIは、典型的には、多数の事故における損害箇所の画像ファイルと、それぞれの当該事故において実際に支払われた保険金の支払額と、の関係を学習させることにより作成した機械学習モデルを用いる。このようなAIを用いることにより、追加情報として登録された損害箇所の画像ファイルを入力することで、過去事例により妥当と推測される保険金の支払額を算出することができる。
この例においては、保険金の支払額は「25万円」と算出されるものとする。算出された保険金の支払額は、外部情報DB102f及び外部記憶装置14に記憶する。すなわち、回答に関する情報を取得したあとの外部情報は、「支払額」の項目に対して「25万円」が含まれる(図5参照)。
支払額の算出(S322)の後、支援装置1は、異常判定部100dにより異常条件判定を行う(S334)。図4によると、第3プロセスにおいては、進行条件判定と同様に「事故形態」及び「損害箇所」の項目に対応する異常条件が判定対象となる。図5によると、「事故形態」について取得されたイベント情報は「自動車事故、衝突(単独・対物)」であり、「事故形態」に対応する「自動車の対物事故ではない」という異常条件を満たさない。一方で、「損害箇所の画像」については追加情報により画像が登録されているが、イベント情報では「登録なし」となっている。すなわち、「損害箇所の画像」に対応する「イベント情報に損害箇所の画像が登録されていない」という異常条件を満たす。よって、異常条件判定(S334)の結果、第3プロセスにおいては「損害箇所の画像」の項目に関して異常が存在すると判定する。異常判定部100dは、当該判定に関する異常情報を異常情報DB102dに記憶する。
異常条件判定(S336)の後は、第4プロセスである補償の付与を開始する(P4)。第4プロセスにおいて、支援装置1は進行条件判定を行う(S336)。
図4によると、第4プロセスにおいては「支払額」の項目に対応する条件が判定対象となる。図5によると、「支払額」について取得された外部情報は「25万円」であり、「支払額」に対応する「保険金支払額が30万円未満である」というプロセス進行条件を満たす。よって、所定情報は第4プロセスにおける項目に関連付けられた条件のすべてを満たすため、進行条件判定(S336)において、支援装置1はプロセスを進行させると判定する。
進行条件判定(S336)の後、支援装置1は、異常判定部100dにより異常条件判定を行う(S338)。図4によると、第4プロセスにおいては、進行条件判定と同様に「支払額」の項目に対応する異常条件が判定対象となる。図5によると、「支払額」については取得された外部情報は「25万円」であり、「支払額」に対応する「保険金支払額が25万円以上である」という異常条件を満たす。よって、異常条件判定(S338)の結果、第4プロセスにおいては「支払額」の項目に関して異常が存在すると判定する。異常判定部100dは、当該判定に関する異常情報を異常情報DB102dに記憶する。
プロセスを進行させる判定がされた後、支援装置1は、第1ユーザに対して請求意思の確認を行う(S340)。
請求意思の確認がされた第1ユーザは、請求意思がある旨の回答を支援装置1に対して行う(S342)。
回答を受信した支援装置1は、第2端末装置12により承認画面を表示する(S344)。図6を参照して、承認画面の具体例を説明する。承認画面800には、支払内容表示領域802、支払承認ボタン804、フィルタリング設定領域806、スクロールバー808及び異常情報テーブル810が含まれる。
支払内容表示領域802は、支払額と支払先に関する情報を表示する領域である。この例においては、支払額として第3プロセスで算出(S332)された「25万円」及び支払先として入庫先である「○○工場」が設定されている。
支払承認ボタン804は、押下することにより支払を承認することができるボタンである。
異常情報テーブル810は、異常条件判定(S310、S318、S334及びS338)において異常情報DB102dに記憶した異常情報を表示する領域である。この例においては、異常情報テーブル810は3つのレコードを有する。各レコードは、異常が存在すると判定されたプロセスに対して、当該プロセスにおける異常の内容が関連付けられている。さらに、当該異常への第2ユーザの対応に関する情報を含んでもよい。なお、第2ユーザの対応とは、例えば、進行制御部100cによるプロセスの停止に対して、第2ユーザが、当該プロセスを進行させるために追加情報を入力することである。
例えば、1行目のレコードは、第2プロセスにおける異常条件判定(S318)において判定された異常情報であり、異常の内容として「『入庫先』に異常が検出されました。ユーザの回答により入庫先が『○○工場』であると判明しました。」と表示し、第2ユーザが行った当該異常への対応として「○○工場に入庫の状況を確認しました。」と表示している。
他にも、例えば、2行目のレコードは、第3プロセスにおける異常条件判定(S334)において判定された異常情報であり、異常の内容として「『損害箇所の画像』に異常が検出されました。イベント情報に損害箇所の画像が登録されていません。」と表示し、第2ユーザが行った当該異常への対応として「担当者が追加情報として画像ファイルを登録しました。」と表示している。このように、異常への対応はプロセスを進行させるための対応であってもよい。
他にも、例えば、3行目のレコードは、第4プロセスにおける異常条件判定(S338)において判定された異常情報であり、異常の内容として「『支払額』に異常が検出されました。支払額が高額(25万円以上)です。」と表示し、第2ユーザが行った当該異常への対応として「支払額の算出過程に誤りがないことを確認しました。」と表示している。
典型的には、異常情報は、補償内容の付与を実行する画面において表示される。これにより、プロセスを支援装置1に進行させた場合に当該プロセスに異常が存在したかをまとめて確認することができる。
フィルタリング設定領域806は、異常情報テーブル810に表示されるレコードのフィルタリングの設定が表示される。フィルタリングは、プロセス毎及び項目毎に設定することができる。
プロセス毎のフィルタリングとは、指定したプロセスにおける全ての異常情報を表示することを含む。例えば、プロセスとして「第3プロセス」を指定した場合、第3プロセスにおける異常情報である2行目のレコードのみが表示される。
項目毎のフィルタリングとは、例えば、指定した項目に関する全ての異常情報を表示することを含む。例えば、項目として「入庫先」を指定した場合、「入庫先」の項目に関する異常情報である1行目のレコードのみが表示される。
補償付与に関するプロセスの少なくとも一部が支援装置1により進行される場合であっても、通常は、責任の所在の明確化の観点から、人が目視により補償内容に関する項目を点検した上で補償の付与が実行される。しかしながら、点検すべき項目は多岐に渡る場合も多く、すべての項目を目視により点検することはコストがかかる。そこで、上記実施形態のように異常条件を満たす項目を選別して表示することにより、補償の付与に関する点検を効率化することができる。
承認画面800により異常情報を確認し、支払を承認することにした第2ユーザは、支払承認ボタン804を押下することにより支払を承認する(S346)。
第2ユーザの承認が入力された支援装置1は、保険金の支払を実行する(S348)。この際、支援装置1は支援システムとは異なるシステム(例えば、決裁システム)に支払を実行させてもよい。
以上をまとめると、本実施形態における支援装置1は、保険請求の対象であるイベントに関するイベント情報を取得するイベント情報取得部100aと、イベント情報を取得してからイベントに対する補償内容を決定するまでの間の一以上のプロセスと、一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するかどうかを判定するための異常条件と、を記憶する記憶部102と、イベント情報を含む所定情報と、異常条件とに基づいて、一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するか否かを判定する判定部100dと、異常が存在すると判定されたプロセスの進行が完了した場合において、判定部によって、異常が存在すると判定された少なくとも一つのプロセスに関する異常情報を表示する表示部104と、を備える。
支援装置1によれば、補償の請求に関して確認すべき項目を選別して表示することができる。例えば、上記の動作例においては、補償の請求に関して取得される情報は「事故形態」、「発生場所」、「契約の状況」、「免許の有効性」、「入庫先」、「損害箇所の画像」及び「支払額」の7つであるところ、補償の付与の段階では異常情報DB102dに記憶された「入庫先」、「損害箇所の画像」及び「支払額」に関する項目のみが確認すべき項目として選別して表示される(図6参照)。
また、各項目に対して、異常が発生したプロセス、異常の内容及び異常への対応に関する情報が併せて表示されることにより、第2ユーザが確認すべき内容を容易に把握することができる。
<4.ハードウェア構成>
図7を参照して、上述してきた支援装置1をコンピュータ20により実現する場合のハードウェア構成の一例を説明する。なお、それぞれの装置の機能は、複数台の装置に分けて実現することもできる。
図8に示すように、コンピュータ20は、プロセッサ200と、記憶装置202と、入力I/F204と、データI/F206と、通信I/F208、及び表示装置210を含む。
プロセッサ200は、記憶装置202に記憶されているプログラムを実行することによりコンピュータ20における様々な処理を制御する。例えば、支援装置1の制御部100が備える各機能部等は、記憶装置202に記憶されたプログラムを、プロセッサ200が実行することにより実現可能である。
記憶装置202は、例えばRAM(Random Access MemorY)などの記憶媒体である。RAMは、プロセッサ200によって実行されるプログラムのプログラムコードや、プログラムの実行時に必要となるデータを一時的に記憶する。
記憶装置202は、他にも、例えばハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体である。記憶装置202は、オペレーティングシステムや、上記各構成を実現するための各種プログラムを記憶する。当該各種プログラムを格納した記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体(Non-transitory computer readable medium)であってもよい。この他、記憶装置202は、事業者情報等の各種情報を登録するテーブルと、当該テーブルを管理するDBを記憶することも可能である。このようなプログラムやデータは、必要に応じて記憶装置202にロードされることにより、プロセッサ200から参照される。
入力I/F204は、ユーザからの入力を受け付けるためのデバイスである。入力I/F204の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル、各種センサ、ウェアラブル・デバイスなどが挙げられる。入力I/F204は、例えばUSB(Universal Serial Bus)などのインタフェースを介してコンピュータ20に接続されても良い。
データI/F206は、コンピュータ20の外部からデータを入力するためのデバイスである。データI/F206の具体例としては、各種記憶媒体に記憶されているデータを読み取るためのドライブ装置などがある。データI/F206は、コンピュータ20の外部に設けられることも考えられる。その場合、データI/F206は、例えばUSBなどのインタフェースを介してコンピュータ20へと接続される。
通信I/F208は、コンピュータ20の外部の装置と有線または無線により、通信ネットワーク16を介したデータ通信を行うためのデバイスである。通信I/F208は、コンピュータ20の外部に設けられることも考えられる。その場合、通信I/F208は、例えばUSBなどのインタフェースを介してコンピュータ20に接続される。
表示装置210は、各種情報を表示するためのデバイスである。表示装置210の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、ウェアラブル・デバイスのディスプレイなどが挙げられる。表示装置210は、コンピュータ20の外部に設けられても良い。その場合、表示装置210は、例えばディスプレイケーブルなどを介してコンピュータ20に接続される。また、入力I/F204としてタッチパネルが採用される場合には、表示装置210は、入力I/F204と一体化して構成することが可能である。
なお、本実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。さらに、当業者であれば、以下に述べる各要素を均等なものに置換した実施の形態を採用することが可能であり、かかる実施の形態も本発明の範囲に含まれる。
また、上記実施の形態で記載された支援装置1が備える構成要素は、記憶装置202に格納されたプログラムがプロセッサ200によって実行されることで、定められた処理が他のハードウェアと協働して実現されるものとする。また、言い換えれば、これらの構成要素は、ソフトウェアまたはファームウェアとしても、それと対応するハードウェアとしても想定され、その双方の概念において、「機能」、「手段」、「部」、「処理回路」、「ユニット」、または「モジュール」などとも記載され、またそれぞれに読み替えることができる。
<5.変形例>
なお、本発明を上記実施形態に基づいて説明してきたが、以下のような場合も本発明に含まれる。
上記実施形態においては、支援装置1、第1端末装置10、第2端末装置12及び外部記憶装置14のそれぞれが一つの機器であるとして説明したが、これに限られない。例えば、支援装置1及び第2端末装置12が一つの機器であってもよく、支援装置1の機能が複数の機器により実現されてもよい。
また、上記実施形態においては、イベント情報、外部情報及び追加情報と、異常条件及びプロセス進行条件とはいずれもテーブル形式で表現するものとしたが、これに限られない。すなわち、情報及び条件の表現形式は任意のものでよい。各情報及び条件は、例えば、JSON(JavaScript Object Notation)形式及びXML形式等のファイル形式や、木構造、リスト及び構造体等のデータ構造により表現されるものであってもよい。また、異常条件及びプロセス進行条件は機械学習により生成したものであってもよい。
また、上記実施形態においては、イベント情報、外部情報及び追加情報はいずれもテキストに基づくデータであるとして説明したが、これに限られない。すなわち、各種データは真偽値、数値、日時、画像データ、3Dモデルデータ及び動画データを含んでもよい。
上記実施形態においては、異常情報は補償内容の付与を実行する画面において表示されるものとして説明したが、これに限られない。具体的には、二以上のプロセスを含むグループのすべてのプロセスの進行が完了した場合に、当該グループに含まれるすべてのプロセスに関する異常情報を表示してもよい。例えば、上記実施形態における第1プロセスと第2プロセスを含むグループがあった場合に、グループに含まれる第1プロセスと第2プロセスが完了した時点でこれらのプロセスにおける異常情報を表示してもよい。
これにより、複数のプロセスに関する異常情報をグループ単位でまとめて確認しつつ、補償内容の付与を実行する段階より前にそれまでに検出された異常情報を確認することができる。
上記実施形態においては、異常情報が検出される場合について説明したが、表示部104は、異常判定部100dにおいていずれのプロセスにも異常が存在しないと判定された場合、異常が存在しない旨を表示してもよい。
上記実施形態においては、保険金の支払額は、損害箇所の画像ファイルに基づいて、AIにより算出するとして説明したが、これに限られない。例えば、支援装置1は、自装置で支払額を算出する代わりに、損害査定を行う者(アジャスターともいう)に対して支払額を算出させるための発注を行ってもよい。
また、上記実施形態においては、外部記憶装置14は支援システムの内部にあるものとしたが、これに限られない。例えば、支援装置1は、外部のシステムが提供するAPI(Application Programming Interface)を利用して各種情報を取得してもよい。
本発明の一実施形態に係る支援装置1は、保険請求の対象であるイベントに関するイベント情報を取得するイベント情報取得部100aと、イベント情報を取得してからイベントに対する補償内容を決定するまでの間の一以上のプロセスと、一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するかどうかを判定するための異常条件と、を記憶する記憶部102と、イベント情報を含む所定情報と、異常条件とに基づいて、一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するか否かを判定する判定部100dと、異常が存在すると判定されたプロセスの進行が完了した場合において、判定部100dによって、異常が存在すると判定された少なくとも一つのプロセスに関する異常情報を表示する表示部104と、を備える。
上記態様において、一以上のプロセスは、二以上のプロセスを含むグループを含み、表示部は、グループに含まれるすべてのプロセスの進行が完了した場合に、グループに含まれるすべてのプロセスに関する異常情報を表示してもよい。
上記態様において、表示部104は、補償内容の付与を実行する画面において異常情報を表示してもよい。
上記態様において、異常条件は、プロセスに属する複数の項目に対応する複数の条件を含み、判定部100dは、所定情報が複数の条件を満たしているか否かに基づいて、異常が存在するか否かを判定してもよい。
上記態様において、異常情報は、異常が存在すると判定されたプロセスにおける異常の内容を含んでもよい。
上記態様において、表示部は、判定部100dにおいて、一以上のプロセスのいずれにも異常が存在しないと判定された場合、異常が存在しない旨を表示してもよい。
上記態様において、プロセスを進行させるために所定情報が満たすべきプロセス進行条件に基づいて、プロセスを進行又は停止させる進行制御部100c、をさらに備え、異常条件は、プロセスを停止させる条件を含んでもよい。
上記態様において、進行制御部100cによるプロセスの停止に対して、プロセスを進行させるための追加情報の入力をユーザから受け付ける受付部、をさらに備え、進行制御部100cは、追加情報の入力に基づいてプロセスを進行させてもよい。
上記態様において、異常情報は、追加情報に関する情報を含んでもよい。
本発明の他の一実施形態に係る支援方法は、コンピュータに、保険請求の対象であるイベントに関するイベント情報を取得するイベント情報取得ステップと、イベント情報を含む所定情報と、イベント情報を取得してからイベントに対する補償内容を決定するまでの間の一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するか否かを判定するための異常条件に基づいて、一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するか否かを判定する判定ステップと、異常が存在すると判定されたプロセスの進行が完了した場合において、判定ステップによって、異常が存在すると判定された少なくとも一つのプロセスに関する異常情報を表示する表示ステップと、を実行させる。
1 支援装置
10 第1端末装置
12 第2端末装置
100 制御部
100a 取得部
100c 進行制御部
100d 異常判定部
102 記憶部
104 表示部

Claims (10)

  1. 保険請求の対象であるイベントに関するイベント情報を取得するイベント情報取得部と、
    前記イベント情報を取得してから前記イベントに対する補償内容を決定するまでの間の一以上のプロセスと、前記一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するか否かを判定するための異常条件と、を記憶する記憶部と、
    前記イベント情報を含む所定情報と、前記異常条件とに基づいて、前記一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するか否かを判定する判定部と、
    前記異常が存在すると判定されたプロセスの進行が完了した場合において、前記判定部によって、前記異常が存在すると判定された少なくとも一つのプロセスに関する異常情報を表示する表示部と、を備える、支援装置。
  2. 前記一以上のプロセスは、二以上のプロセスを含むグループを含み、
    前記表示部は、前記グループに含まれるすべてのプロセスの進行が完了した場合に、前記グループに含まれるすべてのプロセスに関する前記異常情報を表示する、請求項1に記載の支援装置。
  3. 前記表示部は、補償内容の付与を実行する画面において前記異常情報を表示する、請求項1に記載の支援装置。
  4. 前記異常条件は、前記プロセスに属する複数の項目に対応する複数の条件を含み、
    前記判定部は、前記所定情報が前記複数の条件を満たしているか否かに基づいて、異常が存在するか否かを判定する、請求項1に記載の支援装置。
  5. 前記異常情報は、前記異常が存在すると判定されたプロセスにおける異常の内容を含む、請求項1に記載の支援装置。
  6. 前記表示部は、前記判定部において、前記一以上のプロセスのいずれにも異常が存在しないと判定された場合、前記異常が存在しない旨を表示する、請求項1に記載の支援装置。
  7. 前記プロセスを進行させるために前記所定情報が満たすべきプロセス進行条件に基づいて、前記プロセスを進行又は停止させる進行制御部、をさらに備え、
    前記異常条件は、前記プロセスを停止させる条件を含む、請求項1に記載の支援装置。
  8. 前記進行制御部による前記プロセスの停止に対して、前記プロセスを進行させるための追加情報の入力をユーザから受け付ける受付部、をさらに備え、
    前記進行制御部は、前記追加情報の入力に基づいて前記プロセスを進行させる、請求項7に記載の支援装置。
  9. 前記異常情報は、前記追加情報に関する情報を含む、請求項8に記載の支援装置。
  10. コンピュータに、
    保険請求の対象であるイベントに関するイベント情報を取得するイベント情報取得ステップと、
    前記イベント情報を含む所定情報と、前記イベント情報を取得してから前記イベントに対する補償内容を決定するまでの間の一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するか否かを判定するための異常条件に基づいて、前記一以上のプロセスのそれぞれについて異常が存在するか否かを判定する判定ステップと、
    前記異常が存在すると判定されたプロセスの進行が完了した場合において、前記判定ステップによって、前記異常が存在すると判定された少なくとも一つのプロセスに関する異常情報を表示する表示ステップと、を実行させる、支援方法。
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