JP2024023354A - カラーシャンプー組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪に対して高い染毛性を有し、増粘効果によって液だれせず、毛髪への付着性を高めた使用性に優れるカラーシャンプー組成物を提供する。【解決手段】下記成分(A)~(C)を含有することを特徴としたカラーシャンプー組成物。(A)下記式(I)で表されるアミドアルコール(B)界面活性剤(C)染料TIFF2024023354000006.tif4449【選択図】図1

Description

本発明は、毛髪に対して高い染毛性を有し、増粘効果によって液だれせず、毛髪への付着性を高めた使用性に優れるカラーシャンプー組成物に関する。
ヘアカラーなどの染毛剤として、医薬部外品に分類される酸化染毛剤などの永久染毛剤や、化粧品に分類される毛髪へのダメージが少ない半永久染毛剤などがある。永久染毛剤はアルカリ剤と酸化剤が用いられるため半永久染毛剤に比べ染毛性は高いものの、使用時にアルカリ剤の刺激臭か好まれないことや、酸化剤による毛髪へのダメージを与えることがある。一方、半永久染毛剤は永久染毛剤に比べると染毛性は高くないが、毛髪へのダメージや皮膚刺激が少ないことから、ニーズが高まってきている。
近年、使い勝手の良さから、半永久染毛剤として、洗髪時に併せて染毛する製剤が市場に増えてきた。特に、カラートリートメント(特許文献1)やカラーシャンプー(特許文献2)は、日常的に行う入浴時に染毛できるため、簡便性が高く、時間短縮にもつながり、注目されるようになった。
例えば、特許文献3は、手や皮膚に染まらず、毛髪に対して優れた染毛性と、良好な泡立ち、洗浄性、さらに良好な低温安定性に優れたことを特徴とした、塩基性染料、両性界面活性剤、特定のアミド化合物および平均炭素数が8~22の分岐鎖アシル基を有する分岐鎖脂肪酸アルカノールアミドからなる、カラーシャンプー組成物が開示されている。
また、シャンプー組成物の増粘については、例えば、垂れ落ちのない程度の粘性を有したカラーシャンプー組成物として(A)両性界面活性剤、(B)アルキル硫酸またはその塩、(C)ポリオキシエチレンメチルグルコシド脂肪酸エステルを組み合わせたカラーシャンプー組成物が開示されている(特許文献4)。その他、一般的に液状洗浄剤の粘性を高めるための方法として、脂肪酸アルカノールアミド(特許文献5)、無機塩(食塩など)(特許文献6)、ポリエチレングリコールステアレート、水溶性高分子などの増粘剤などが用いられている。
特許文献7においては、安定性に優れ、増粘剤、ゲル化剤、保湿剤、染毛改善剤といった化粧料基剤としてアミドアルコール化合物が活用できることが記載されている。さらに、特許文献8では、ヘアカラートリートメント処方へ配合することで、毛髪のトリートメントをしながら染毛できる技術が開示されている。
特開2023-128929号公報 特開2021-91611号公報 特開2003-238366号公報 特開2019-218295号公報 特開平2-215899号公報 特公平2-54400号公報 特開2017-218419号公報 特開2020-186201号公報
これまでにも上述のとおり、適度な洗浄効果を伴いながら、優れた使用感を実現しつつ、簡便に毛髪の染毛を行うことができるカラーシャンプー処方が望まれてきた。ところが、一般的に液状洗浄剤の粘性(粘度)や使用感を調節するためには、増粘剤を多量に配合しなければならず、その結果として、洗浄性に関連して起泡性が阻害されたり、他方で使用感が悪くなったりするなど、カラーシャンプー製剤に要求される諸特性を、各々で十分に満足するような液状洗浄剤は得られていなかった。
また、洗浄特性や使用感だけでなく、染毛効果を得るために使われる反応性の高い物質が使用される点において、日常的に使用されるシャンプー処方では殊更皮膚刺激への影響が懸念されるものであった。
前記の従来技術における問題を鑑みて本発明者が鋭意検討を行なったところ、毛髪に対して高い染毛性を有し、且つ、増粘効果によって液だれせず、毛髪への付着性が高いことにより使用性に優れたカラーシャンプー組成物を完成するに至った。
すなわち本発明は、以下の(A)~(C)を含むカラーシャンプー組成物である。本発明においては、各成分の配合量は特記しない限り「重量%」を表す。
[1]
(A)式(I)
Figure 2024023354000002
式中、
R1は、置換されてもよいC6~C22炭化水素基であり、
R2は、H、または置換されてもよいC6~C22炭化水素基であり、
R3は、置換されてもよい、直鎖または分岐鎖C2~C21炭化水素基である、
で表されるアミドアルコール、および
(B)界面活性剤、
(C)染料、
を含むカラーシャンプー組成物。
[2]
(B)の界面活性剤が、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤および非イオン界面活性剤から選択される、少なくとも1つの成分を含む、上記[1]に記載のカラーシャンプー組成物。
[3]
(C)の染料が塩基性染料、HC染料および酸性染料から選ばれる少なくとも1つの成分を含む、上記[2]に記載のカラーシャンプー組成物。
[4]
(B)の界面活性剤を2.0重量%以上含む、上記[3]に記載のカラーシャンプー組成物。
[5]
25℃における粘度が2,000~10,000mPa・sである、上記[4]に記載のカラーシャンプー組成物。
[6]
カチオン性ポリマーを0.1~2.0重量%含む、上記[5]に記載のカラーシャンプー組成物。
[7]
pHが5.0~7.0である、上記[6]に記載のカラーシャンプー組成物。
[8]
(A)式(I)のアミドアルコールが、R1がC12~18炭化水素基であり、R2がHであり、R3がC3~C5炭化水素基である、上記[7]に記載のカラーシャンプー組成物。
[9]
(B)の界面活性剤が、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤および非イオン界面活性剤から選択される3成分を全て含む、上記[8]に記載のカラーシャンプー組成物。
[10]
(C)の染料が、塩基性染料とHC染料含む、上記[9]に記載のカラーシャンプー組成物。
[11]
(B)の界面活性剤を5~30重量%含む、上記[10]に記載のカラーシャンプー組成物。
本発明のカラーシャンプー組成物は、皮膚や毛髪への刺激を抑えながらも、毛髪に対する十分に優れた染色性を有する。また、毛髪への付着性や使用感が高まることにより、日常の洗髪操作において少ない回数の使用によって、十分に毛髪の染色効果を発揮し得る。
以下、本発明のカラーシャンプー組成物について詳細に説明する。
本発明のカラーシャンプー組成物は、
(A)下記式(I)で表されるアミドアルコール
(B)界面活性剤
(C)染料
で構成される。
Figure 2024023354000003
式中、
R1は、置換されてもよいC6~C22炭化水素基であり、
R2は、H、または置換されてもよいC6~C22炭化水素基であり、
R3は、置換されてもよい、直鎖または分岐鎖C2~C21炭化水素基である。
本明細書において「炭化水素基」は特別の定めのない限り、飽和または不飽和の、直鎖、分岐鎖または環状であるか、または直鎖または分岐鎖と環状の組み合わせであり得、例えば、ベンジル基、フェニルエチル基などの直鎖または分岐鎖の炭化水素部分および環状の炭化水素部分とからなる炭化水素基を含む。
すなわち、R1およびR2における、C6~C22炭化水素基は、直鎖、分岐鎖または環状のC6~C22炭化水素基、または直鎖または分岐鎖の炭化水素部分および環状の炭化水素部分とからなるC6~C22炭化水素基を含み、例として、シクロヘキシル、デカヒドロナフチル、テトラヒドロジシクロペンタジエン、ステロール、フェニル、ナフチル、アントラセニルなどの環状基、エチルヘキシル、イソステアリル、オクチルドデシルなどの分岐アルキル基やジメチル、トリメチル、テトラメチルなどの多分岐アルキル基、ヘキシル、オクチル、ラウリル、ミリスチル、セチル、ステアリル、アラキル、ベヘニルなどの直鎖アルキル基、オレイル、エライジルなどのアルケニル基などが挙げられる。
本発明において、R1は、置換されていない炭化水素基であることが好ましい。具体的には、不飽和の直鎖または分岐鎖C10~C22炭化水素基;または環状C6~C22炭化水素基;またはベンジル基またはフェニルエチル基であることが好ましい。R1の具体例としては、シクロヘキシル基、エチルヘキシル基、オクチル基、ラウリル基、ミリスチル基、ステアリル基、オレイル基、ベンジル基、またはフェニルエチル基が挙げられる。R1は、ラウリル基、ミリスチル基、ステアリル基およびオレイル基であることが好ましい。
本発明において、R2はHであることが特に好ましい。
R3における炭化水素基は環状構造を有しない、直鎖または分岐鎖C2~C21炭化水素基であり、例としては、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、エチルヘキシル基などのアルキル基や、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、ヘプチレン基などのアルケニル基が挙げられる。本発明において、R3は、直鎖または分岐鎖C2~C12炭化水素基、好ましくはアルキル基であり、具体的にはプロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基またはヘキシレン基であることが好ましい。
本発明において、各炭化水素基は置換されてもよく、例えば、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルデヒド基で置換され得る。R1およびR2における置換されたC6~C22炭化水素基の例としては、ヘキサノール基、エチルシクロヘキサノール基、ヘキサン酸基が挙げられる。R3における置換されたC2~C21炭化水素基の例としては、ヒドロキシブチル基、ブチルケトン基が挙げられる。
本発明において、式中、R1がC10~C22炭化水素基であり、R2がHであり、R3がC3~C12炭化水素基である式(I)のアミドアルコールが好ましく、R1がC12~18炭化水素基であり、R2がHであり、R3がC3~C5炭化水素基である式(I)のアミドアルコールが、シャンプー処方の調整時において、適度な融点(60℃以下)を有するため、製剤上好ましく利用できる。
本発明において、式(I)のアミドアルコールは、例示すると、式(II)のN-オレイル-6-ヒドロキシヘキシルアミド(化粧品成分名称:N-オレイルヒドロキシヘキサナミド、本明細書においてアミナクトールOLHともいう)が好ましく用いられる。
Figure 2024023354000004
アミドアルコールは、公知の合成方法を使用して製造することができる。例えば、酸塩化物とアミンのアミノリシス反応(ショッテン・バウマン反応)、無水脂肪酸とアミンのアミノリシス反応、メチルエステルとアミンのアミノリシス反応、脂肪酸とアミンのアミノリシス反応、ラクトンとアミンのアミノリシス反応、などが挙げられる。具体的には、例えば特願2016-114276に記載されている方法により合成することができる。
本発明において用いられるアミドアルコールは、限定されないが、N-オレイル-6-ヒドロキシヘキシルアミド(アミナクトールOLH)、N-ステアリル-4-ヒドロキシブチルアミド、N-ラウリル-6-ヒドロキシヘキシルアミド、N-ステアリル-6-ヒドロキシヘキサンアミド、アルキロイルプロピル-6-ヒドロキシヘキサンアミドアルキロイルプロピル、N-オクチル-6-ヒドロキシヘキシルアミド、N-ヤシ脂肪酸-6-ヒドロキシヘキシルアミド、N-2-エチルヘキシル-4-ヒドロキシブチルアミド、N-オクチル-4-ヒドロキシブチルアミド、N-ラウリル-4-ヒドロキシブチルアミド、N-ミリスチル-4-ヒドロキシブチルアミド、N-オレイル-4-ヒドロキシブチルアミドなどを用いることができ、好ましくはN-オレイル-6-ヒドロキシヘキシルアミド、N-ステアリル-4-ヒドロキシブチルアミド、N-ラウリル-6-ヒドロキシヘキシルアミド、N-ステアリル-6-ヒドロキシヘキサンアミド、アルキロイルプロピル-6-ヒドロキシヘキサンアミドアルキロイルプロピル、N-オクチル-6-ヒドロキシヘキシルアミド、N-ヤシ脂肪酸-6-ヒドロキシヘキシルアミドであり、特に好ましくはN-オレイル-6-ヒドロキシヘキシルアミドである。
本発明で用いられる(B)界面活性剤としては、通常のカラーシャンプー組成物で使われるアニオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤が挙げられ、これらの界面活性剤を1種類、または複数種類組み合わせて用いることができる。
毛髪の保護を目的としたトリートメント製剤などでは、保湿に利用される水などの乳化状態を保つため、例えば2.0重量%程度の少量の界面活性剤を含む。その一方で、シャンプー組成物では、毛髪に対する十分な洗浄性を確保するため、前記の乳化製剤よりも多く界面活性剤を含める。通常のシャンプー組成物においては、少なくとも5.0重量%、典型的には20重量%程度の界面活性剤を含み、洗浄性や使用性のバランスにおいて任意にその濃度を調節することができる。
通常は、界面活性剤を2~5重量%を含む製剤となった場合、洗浄性に劣り粘度を確保できず使用感が保てないことから、シャンプー洗浄剤としての本来の機能を発揮できない。
本カラーシャンプー組成物は、その特性から、洗浄を終えた後に水で洗い流すのが通常の用法であるため、毛髪に塗布した後に水で洗い流さないリーブオン型の製剤とは大きく異なる。
本発明で用いられるアニオン界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ミリスチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル硫酸ナトリウムなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩;テトラデセンスルホン酸ナトリウムなどのα-オレフィンスルホン酸塩;ミリストイルメチルタウリンナトリウム、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、オレオイルメチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウムなどのN-アシルメチルタウリン塩;スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、スルホコハク酸ラウリルニナトリウムなどのスルホコハク酸アルキル塩;スルホコハク酸ポリオキシエチレンラウリル二ナトリウムなどのスルホコハク酸ポリオキシエチレンアルキル塩;ラウリルリン酸ナトリウム、セチルリン酸ナトリウム、セチルリン酸ジエタノールアミンなどのモノアルキルリン酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸トリエタノールアミンなどのポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル塩;ラウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ミリストイルサルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウムなどのN-アシルサルコシン塩;ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニントリエタノールアミン、ミリストイルメチルアラニンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウムなどのN-アシル-N-メチル-β-アラニン塩;ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸カリウム、ステアロイルグルタミン酸二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミンなどのN-アシルグルタミン酸塩;ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウムなどのN-アシルグリシン塩;ラウリルグリコール酢酸ナトリウム(ドデカン-1,2-ジオール酢酸ナトリウム)、ラウリルグリコール酢酸カリウム、ミリスチルグリコール酢酸ナトリウム、ミリスチルグリコール酢酸カリウム、パルミチルグリコール酢酸ナトリウム、パルミチルグリコール酢酸カリウム、ステアリルグリコール酢酸ナトリウム、ステアリルグリコール酢酸カリウム、ベヘニルグリコール酢酸ナトリウム、ベヘニルグリコール酢酸カリウムなどのアルキルエーテルグリコール酢酸塩、セバコイルビスラウラミドリシン2Naなどのビス(Nε-ラウロイル-L-リジン)セバシン酸アミドジナトリウム塩などが挙げられる。
本発明で用いられる両性界面活性剤としては、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインなどのアルキルアミドベタイン型両性界面活性剤;アルキルグリシン塩、カルボキシメチルグリシン塩、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン塩などのグリシン型両性界面活性剤;アルキルアミノプロピオン酸塩、アルキルイミノジプロピオン酸塩などのアミノプロピオン酸型両性界面活性剤;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタインなどのアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤;N-アルキル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-プロピルスルホン酸塩、N-アルキル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-(2-ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩及びN-脂肪酸アミドプロピル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-(2-ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩、アルキルヒドロキシスルホベタインなどのスルホベタイン型両性界面活性剤;アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどのイミダゾリニウム型両性界面活性剤などが挙げられる。
本発明で用いられる非イオン界面活性剤としては、PPG-2コカミド、コカミドMEA、コカミドDEA、パーム核油脂肪酸アミドDEA、ラウラミドDEA、(ラウラミド/ミリスタミド)DEA、ラウラミドMIPA、PEG-3ラウラミド、(ラウリル/ミリスチル)グリコールヒドロキシプロピルエーテル、コカミドメチルMEA、2-エチルヘキシルグリセリルエーテル、2-エチルヘキサン酸グリセリル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル、アルキルグリセリルエーテル、アルキルグルコシド、アルキルサッカライド、アルキルフェノールホルマリン縮合物の酸化エチレン誘導体、アルキルポリグルコシド、アルキレングリコール脂肪酸エステル類、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、イソデシルグリセリルエーテル、オレイン酸とメチルグルコースのジエステルまたはトリエステルのポリエチレングリコールエーテル、グリセリンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、ジステアリン酸エチレングリコール、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレングリコール、ショ糖脂肪酸エステル類、セスキオレイン酸ソルビタン、セテアレス-60ミリスチルグリコール、ソルビタンモノステアレート、ソルビタン脂肪酸エステル類、ソルビット脂肪酸エステル、テトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビット、テトラグリセリンモノラウリルエーテル、テトラポリオキシアルキレンエチレンジアミン縮合物類、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、プルロニック(登録商標)型類、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ペンタエリトリトール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールモノオレート、ポリエチレングリコール型非イオン界面活性剤、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、ポリオキシアルキレンエーテル、ポリオキシアルキレンエステル類、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシアルキレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンジメチルダイマージオールエーテル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンヒマシ油誘導体、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシアルキレン脂肪酸アミド、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシエチレン・POPアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルチオエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレン-オクチルドデシルエーテル、ポリオキシエチレングリセリルココエート、ポリオキシエチレン-グリセリンモノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシエチレンスタノールエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンステロールエーテル、ポリオキシエチレンセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステルなどのポリオキシエチレンソルビタンモノ脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン-ソルビットモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステリルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブチルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル類、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸PEG-グリセリル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンラノリン誘導体、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸ジエステル、ポリオキシソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシブチレン・ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル類、ポリオキシプロピレンモノオクチルエーテル、ポリグリセリルエーテル、ポリグリセリルモノアルキルエーテル、ポリグリセリンアルキルエーテル、ポリグリセリンラウリン酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリソルベート、ポリプロピレングリコールカプリリルエーテル、モノアルキルグリセリルエーテル、モノアルケニルグリセリルエーテル、モノオレイン酸エチレングリコール、モノグリセリド誘導体、モノグリセリンアルキルエーテル、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ラウリン酸PEG-2、ラウリン酸PEG-4、ラウリン酸ジエチレングリコール、ラウリン酸プロピレングリコール、硬化ヒマシ油誘導体、高級脂肪酸ショ糖エステル、脂肪酸オキシブチレン、脂肪酸グリコールエステル、脂肪酸グリセリンエステル、脂肪酸ジオキシブチレン、脂肪族アルキル基を含むブロックポリマー、多価アルコール型非イオン界面活性剤、多価アルコール脂肪酸エステル、糖アルコール脂肪酸エステル、糖エーテル系、糖エステル系などが挙げられる。
本発明で用いられる(C)の染料としては、塩基性染料、HC染料および酸性染料から選ばれる1種以上を含めることができる。
塩基性染料としては、特に限定されないが、赤色213号、赤色214号、塩基性青7、塩基性青9、塩基性青26、塩基性青75、塩基性青99、塩基性赤2、塩基性赤22、塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性黄57、塩基性黄87、塩基性橙31、塩基性茶16、塩基性茶17、塩基性紫2、塩基性紫3、塩基性紫4、塩基性紫14などが挙げられる。これらは1種で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
HC染料としては、特に限定されないが、HC青2、HC青8、HC赤1、HC赤3、HC赤7、HC赤11、HC赤13、HC青15、HC青18、HC黄2、HC黄4、HC黄5、HC黄9、HC黄11、HC黄13、HC橙1、HC橙2、HC紫1、HC紫2、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノ-ルなどが挙げられる。これらは1種で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
酸性染料としては、特に限定されないが、例えば、赤色2号(Amaranth)、赤色3号(Erythrosine)、赤色102号(New Coccine)、赤色104号の(1)(Phloxine B)、赤色105号の(1)(Rose Bengal)、赤色106号(Acid red)、赤色201号(Lithol Rubine B)、赤色227号(Fast Acid Magenta)、赤色230号の(1)(Eosine YS)、赤色230号の(2)(Eosine YSK)、赤色231号(Phloxine BK)、赤色232号(Rose Bengal K)、赤色401号(Violamine R)、赤色502号(Ponceau 3R)、赤色503号(Ponceau R)、赤色504号(Ponceau SX)、赤色506号(Fast Red S)、黄色4号(Tartrazine)、黄色5号(Sunset Yellow FCF)、黄色202号の(1)(Uranine)、黄色202号の(2)(Uranine K)、黄色203号(Quinoline Yellow WS)、黄色402号(Polar Yellow 5G)、黄色403号の(1)(Naphthol Yellow S)、黄色406号(Metanil Yellow)、黄色407号(Fast Light Yellow 3G)、橙色205号(Orange II)、橙色207号(Erythrosine Yellowish NA)、橙色402号(Orange I)、酸性橙3(INCI名:ACID Orange 3)、緑色3号(Fast Green FCF)、緑色204号(Pyranine Conc)、緑色205号(Light Green SF Yellowish)、緑色401号(Naphthol Green B)、緑色402号(Guinea Green B)、紫色401号(Alizurol Purple)、青色1号(Brilliant Blue FCF)、青色2号(Indigo Carmine)、青色202号(Patent Blue NA)、青色203号(Patent Blue CA)、青色205号(Alphazurine FG)、酸性青3、褐色201号(Rezorich Brown)、黒色401号(Naphthol Blue Black)などが挙げられる。これらは1種で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
これらの塩基性染料、HC染料および酸性染料は、それぞれ単独で用いることができるし、また2種以上組み合わせて用いることができる。
本発明のカラーシャンプー組成物においては、pH領域を4.0~8.0にすることが必要であり、好ましくは、pH5.0~7.0とするものである。pHが4.0よりも低いと毛髪への染毛性に劣り、さらにシャンプーとしての起泡性の点で劣る。またpHが8.0を超えると、手や皮膚へ染着しやすくなる。
本発明で用いられるカチオン性ポリマーとしては、カチオン化セルロース誘導体(商品名:カチナールHC-100[東邦化学工業社製]、レオガードG[ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ社製]、UCARE(登録商標)ポリマーJR-400[ダウ・ケミカル日本社製]など)、カチオン化グアーガム誘導体(商品名:JAGUAR C-17K及びC-13S[Solvay S.A.社製]など)、4級化ポリビニルピロリドン誘導体(商品名:GAFQUAT 734及び755N[アシュランド・ジャパン社製]など)、ジメチルジアリルアンモニウムクロライド誘導体(商品名:Merquat(登録商標)100Polymer、550Polymer及び3330PR Polymer[日本ルーブリゾール社製]など)、ポリグリコールポリアミン縮合物、カチオン化澱粉、カチオン化ポリペプタイドなどが挙げられる。
これらのカチオン性ポリマーは、それぞれ単独で用いることができるし、また2種以上組み合わせて用いることができる。また、これらのカチオン性ポリマーのカラーシャンプー組成物中への配合量は、好ましくは0.05~5.0重量%、さらに好ましくは、0.1~2.0重量%の範囲である。カチオン性界面活性剤およびカチオン性ポリマーの配合量が0.05重量%未満の場合には、手や皮膚へ染着し易いため、0.05重量%より多く添加することが好ましい。また、カチオン性界面活性剤およびカチオン性ポリマーの配合量が5.0重量%を超えると、毛髪への充分な染色効果が得られない。
本発明のカラーシャンプー組成物は所望により、本発明の効果を損しない範囲で、通常化粧料に一般に配合される成分、例えばエタノール、イソプロパノールなどのアルコール、ラノリン誘導体、タンパク質誘導体や、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどのシリコーン油、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル油、ツバキ油、オリーブ油などの植物油などの油性成分、プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコールなどの保湿成分、ポリオキシエチレンアルキルエーテルなどの非イオン界面活性剤、アルキルスルホン酸塩などのアニオン界面活性剤、流動パラフィン、ワセリン、スクワランなどの炭化水素、水溶性高分子物質(アニオン性、非イオン性、カチオン性のものを含む)、金属イオン封鎖剤、防腐剤、pH調整剤、ビタミン類、紫外線吸収剤、酸化防止剤、色素、香料及び噴射剤などを含むことができる。また、剤型としてエアゾール、液状、乳液状、クリーム状、ゲル状など様々な剤型タイプにすることができ、特に剤型を問わない。
以下、本発明を実施例などにより、さらに具体的に説明するが、これらにより本発明の技術的範囲が限定解釈されるべきものではない。なお、実施例に先立って各実施例で採用した試験法および評価法を説明する。
<調製方法>
(1)A相をスターラーで撹拌しながら70℃で均一に溶解する。
(2)B相をスターラーで撹拌しながら70℃で5分間、均一に溶解する。
(3)B相にA相を添加し、スターラー撹拌しながら70℃で均一に溶解する。
(4)スターラーで撹拌しながら、室温まで徐冷する。
(5)pHを確認し、pH調整剤を加えてpH約6.0に調製する。
実施例で用いたA相およびB相の構成は図1~4に示した。スターラーにて撹拌する速度は共通とし、200回転/分に設定した。
<使用性試験>
上記で得られたカラーシャンプー組成物の使用性については、組成物の粘度を測定し、さらに、4名の専門評価員にて並行して使用性の評価を行い、粘度測定で得られた結果と、専門評価員での評価が一致していることを確認しながら、以下の評価基準にて3段階で評価した。粘度の測定については、粘弾性測定装置(アントンパール社製MCR302)を用い、25℃でのせん断速度1~1,000(1/s)の範囲における粘度を測定し、せん断速度10(1/s)の値を読み取ることにより評価した。
<使用性の評価基準>
◎(優れる):2,000mPa・s~10,000mPa・sの粘度域では、十分な粘性を有し、シャンプー製剤として泡立てやすく、毛髪へも塗布しやすい。
○(良好) :1,000mPa・s~2,000mPa・sの粘度域では、適度な粘性を有するものの、シャンプー製剤としての泡立てやすさ、毛髪への塗布のし易さにおいて、不十分である。
△(不良) :1,000mPa・s以下の粘度域では、手から流れ落ちてしまうため、洗髪時に泡立て難く、かつ毛髪にも塗布し難い。
<染毛性試験>
試験用毛束を40℃のぬるま湯により十分に洗浄した後、以下の調製に用いた。上記試験用毛束に、製造直後の実施例および比較例で得られた各染毛料組成物0.5gを塗布し、5分間静置した。次いで、毛束をビーカーの水(水道水、200g)に30回浸して洗い流し、さらに別のビーカーの水(水道水、200g)に30回浸して洗い流した。タオルドライを行った後、ドライヤーを用いて十分に乾燥し、評価用毛束を調製した。
上記で得られた評価用毛束を観察し、染毛性を以下の基準で評価した。なお、染毛性の評価は、4名の専門評価員が目視で行った。
<染毛性の評価基準>
◎:比較対象製剤を利用した場合よりも、さらに濃く染毛されている。
○:標準的な濃さで染毛されている。
△:染毛されているが、不十分。
N-オレイルヘキサナミドを用いた場合(実施例1~18)は、用いない場合(比較例1~18)と比較して、さらに優れた染毛性または使用性を示した(図1~4)。アミドアルコールを配合することで、毛髪の染毛性を高めながらも、組成物へ適度な粘度を付与し、手に取った時の液だれを防ぐことで毛髪への付着性が良く、洗髪作業がスムーズに行える。また、N-オレイルヘキサナミドの添加量が2.0重量%であることから、過剰な増粘剤の添加をしなくても組成物へ適度な粘度を付与することで、良好な起泡性を維持しつつ洗浄効果のあるカラーシャンプー組成物が得られる。
(処方例1)カラーシャンプー
組成 配合量(重量%)
ラウロイルメチルアラニンNa液(純分30%) 40.0
コカミドプロピルベタイン液(純分30%) 15.0
コカミドDEA 2.0
N-オレイルヒドロキシヘキサナミド 2.0
BG 1.5
ポリクオタニウム-10 0.5
フェノキシエタノール 0.2
EDTA-2Na 0.3
安息香酸Na 0.3
塩基性赤51 0.5
クエン酸 適量(pH6に調整)
水 残量
(処方例2)カラーシャンプー(パール)
組成 配合量(重量%)
ココイルメチルタウリンNa液(純分28%) 52.0
コカミドプロピルベタイン液(純分30%) 15.0
PPG-2コカミド 2.0
N-オレイルヒドロキシヘキサナミド 2.0
BG 1.5
ジステアリン酸グリコール 2.0
ポリクオタニウム-10 0.5
フェノキシエタノール 0.2
EDTA-2Na 0.3
安息香酸Na 0.3
HC青2 0.16
塩基性紫2 0.02
塩基性茶16 0.02
クエン酸 適量(pH6に調整)
水 残量
発明の効果
本発明により、髪に対して高い染毛性を有し、使用性に優れたカラーシャンプー組成物を提供することができる。
カラーシャンプー製剤において、各種のアニオン界面活性剤を使用した際の毛髪への染毛性および使用性について、N-オレイルヒドロキシヘキサナミドの添加の有無による効果を比較した図である。 カラーシャンプー製剤において、各種のカチオン化ポリマーまたは両性界面活性剤を使用した際の毛髪への染毛性および使用性について、N-オレイルヒドロキシヘキサナミドの添加の有無による効果を比較した図である。 カラーシャンプー製剤において、各種の非イオン性界面活性剤を使用した際の毛髪への染毛性および使用性について、N-オレイルヒドロキシヘキサナミドの添加の有無による効果を比較した図である。 カラーシャンプー製剤において、各種の染料を使用した際の毛髪への染毛性および使用性について、N-オレイルヒドロキシヘキサナミドの添加の有無による効果を比較した図である。

Claims (11)

  1. (A)式(I)
    Figure 2024023354000005
    式中、
    R1は、置換されてもよいC6~C22炭化水素基であり、
    R2は、H、または置換されてもよいC6~C22炭化水素基であり、
    R3は、置換されてもよい、直鎖または分岐鎖C2~C21炭化水素基である、
    で表されるアミドアルコール、および
    (B)界面活性剤、
    (C)染料、
    を含むカラーシャンプー組成物。
  2. (B)の界面活性剤が、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤および非イオン界面活性剤から選択される、少なくとも1つの成分を含む、請求項1に記載のカラーシャンプー組成物。
  3. (C)の染料が塩基性染料、HC染料および酸性染料から選ばれる少なくとも1つの成分を含む、請求項2に記載のカラーシャンプー組成物。
  4. (B)の界面活性剤を2.0重量%以上含む、請求項3に記載のカラーシャンプー組成物。
  5. 25℃における粘度が2,000~10,000mPa・sである、請求項4に記載のカラーシャンプー組成物。
  6. カチオン性ポリマーを0.1~2.0重量%含む、請求項5に記載のカラーシャンプー組成物。
  7. pHが5.0~7.0である、請求項6に記載のカラーシャンプー組成物。
  8. (A)式(I)のアミドアルコールが、R1がC12~18炭化水素基であり、R2がHであり、R3がC3~C5炭化水素基である、請求項7に記載のカラーシャンプー組成物。
  9. (B)の界面活性剤が、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤および非イオン界面活性剤から選択される3成分を全て含む、請求項8に記載のカラーシャンプー組成物。
  10. (C)の染料が、塩基性染料とHC染料含む、請求項9に記載のカラーシャンプー組成物。
  11. (B)の界面活性剤を5~30重量%含む、請求項10に記載のカラーシャンプー組成物。
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