JP2024021902A - 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ミリ波帯において、2.16GHz未満のチャネル帯域幅を用いて通信することを通知することを目的とする。
【解決手段】 Pysical Layer Protocol Data Unit(PPDU)をミリ波帯で送信する送信手段を有し、PPDUはミリ波帯で受信タイミングを同期するための信号を含むトレーニングフィールドと、ミリ波帯でチャネル推定をするための信号を含むチャネル推定フィールドと、チャネル帯域幅情報を含むチャネル帯域幅フィールドと、前記チャネル帯域幅フィールドに含まれるチャネル帯域幅情報が示すチャネル帯域幅のデータフィールドと、を含み、チャネル帯域幅フィールドは前記チャネル帯域幅情報として2.16GHz未満のチャネル帯域幅を示す。
【選択図】 図5
【解決手段】 Pysical Layer Protocol Data Unit(PPDU)をミリ波帯で送信する送信手段を有し、PPDUはミリ波帯で受信タイミングを同期するための信号を含むトレーニングフィールドと、ミリ波帯でチャネル推定をするための信号を含むチャネル推定フィールドと、チャネル帯域幅情報を含むチャネル帯域幅フィールドと、前記チャネル帯域幅フィールドに含まれるチャネル帯域幅情報が示すチャネル帯域幅のデータフィールドと、を含み、チャネル帯域幅フィールドは前記チャネル帯域幅情報として2.16GHz未満のチャネル帯域幅を示す。
【選択図】 図5
Description
本発明は、無線通信を行う通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラムに関する。
IEEE(InstitUte of Electrical and Electronics Engineers)が策定している無線LAN通信規格としてIEEE802.11シリーズ規格が知られている。なお、無線LANとは無線 Local Area Networkの略である。IEEE802.11シリーズ規格にはIEEE802.11a/b/g/n/ac/ad/ax/ay/be規格等の規格がある。IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be規格は2.4GHz帯、5GHz帯、または6GHz帯、すなわち、マイクロ波帯を対象とした規格である。一方、IEEE802.11ad/ay規格は60GHz帯を含む45GHz帯を超えるミリ波帯を対象とした規格である。
特許文献1にはIEEE802.11ax規格ではOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)による無線通信を実行することが開示されている。IEEE802.11ax規格ではOFDMAによる無線通信を実行することにより高い実効スループットを実現している。IEEE802.11ax規格の後継規格であるIEEE802.11be規格ではスループットの向上を実現するためにチャネル帯域幅が320MHzまで拡張された。
IEEEではIEEE802.11be規格の後継として物理層(Physical Layer、PHY)がUltra High Reliability(UHR)と仮称される規格が検討されている。そこで、以下、IEEE802.11be規格の後継規格をIEEE802.11UHR規格と仮称する。IEEE802.11UHR規格では、マイクロ波帯のみならず、ミリ波帯も視野に入れた検討がされている。マイクロ波帯では一層のスループットの向上を目指してチャネル帯域幅を480MHzまたは640MHzに拡張することが検討されている。一方、ミリ波帯では、IEEE802.11ad/ay規格において2.16GHz、4.32GHz、6.48GHz、または8.64GHzのみに対応していたチャネル帯域幅を2.16GHz未満にも対応するようにすることが検討されている。これは無線媒体への同時多元接続数の増大、消費電力の削減、ハードウェアまたはソフトウェアの単純化等に寄与する。
しかし、IEEE802.11シリーズ規格ではミリ波帯においてチャネル帯域幅が2.16GHz未満のPysical Layer Protocol Data Unit(PPDU)について、通信相手装置にそのチャネル帯域幅を通知する方法が規定されていない。そのため、ミリ波帯において、チャネル帯域幅が2.16GHz未満のPPDUを使用して通信できない。
本発明における無線通信装置は、Pysical Layer Protocol Data Unit(PPDU)をミリ波帯で送信する送信手段を有し、前記PPDUはミリ波帯で受信タイミングを同期するための信号を含むトレーニングフィールドと、 ミリ波帯でチャネル推定をするための信号を含むチャネル推定フィールドと、 チャネル帯域幅情報を含むチャネル帯域幅フィールドと、前記チャネル帯域幅フィールドに含まれるチャネル帯域幅情報が示すチャネル帯域幅のデータフィールドと、を含み、前記チャネル帯域幅フィールドは前記チャネル帯域幅情報として2.16GHz未満のチャネル帯域幅を示すことにとり、前記課題を解決する。
本発明によれば、ミリ波帯において、2.16GHz未満のチャネル帯域幅を用いて通信することを通知することを目的とする。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
(無線通信システムの構成)
図1は、本発明にかかる通信装置101、102が所属する無線ネットワークの構成を示す。
図1は、本発明にかかる通信装置101、102が所属する無線ネットワークの構成を示す。
本発明は通信装置101、102に適用する。通信装置101、102は、最大伝送速度46.08Gbpsを目標とするIEEE802.11be規格の後継規格であり、最大伝送速度として90Gbps~100Gbps超を目標とする後継規格に準拠した無線通信を実行可能に構成される。この当該802.11beの後継規格では、高信頼通信や低レイテンシ通信のサポートなどを新たに達成すべき目標として掲げている。上記を踏まえ、本実施形態では、IEEE802.11beの後継規格であり、最大伝送速度として90Gbps~100Gbps超を目標とする後継規格を、IEEE802.11UHR(Ultra High Reliability)と仮称する。なお、IEEE802.11UHRという名称は後継規格で達成すべき目標や当該規格で目玉となる特徴を踏まえて便宜上設けられたものであり、規格が確定した状態において別の名称となりうる。一方、本明細書及び添付の特許請求の範囲は、本質的には、802.11be規格の後継規格であって、無線通信をサポートしうるすべての後継規格に適用可能であることに留意されたい。
通信装置101はIEEE802.11UHR規格に対応したUHR AP(Ultra High Reliability Access Point。以下、単にAPと言う)である。通信装置102はIEEE802.11UHR規格に対応したnon-AP UHR STA(以下、単にSTAと言う)である。通信装置101と通信装置102はIEEE802.11UHR規格に対応した無線通信を実行できる。なお、IEEEはInstitUte of Electrical and Electronics Engineersの略である。
通信装置101、102は2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯を含むマイクロ波帯、または60GHz帯を含む45GHzを超えるミリ波帯で通信できる。なお、本実施例においてミリ波帯とは45GHzを超える周波数帯のことをいう。通信装置101、102はマイクロ波帯では20MHz、40MHz、80MHz、160MHz、320MHz、480MHz、または640MHzのチャネル帯域幅で動作できる。また、ミリ波帯では2.16GHz、4.32GHz、6.48GHz、または8.64GHzのチャネル帯域幅で動作できる。さらにミリ波帯では、2.16/n[GHz](nは2以上の自然数)または20×m[MHz](mは自然数)で動作できる。なお、上記にかかわらず、通信装置101、102はミリ波帯で2.16GHz未満のチャネル帯域幅でのみ動作できるように構成されてもよい。
なお、通信装置101、102は、IEEE802.11UHR規格に対応するとしたが、これに加えて、IEEE802.11UHR規格より前のIEEE802.11規格に対応していてもよい。具体的には、通信装置101、102は、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be規格の少なくともいずれか1つに対応していてもよい。
また、IEEE802.11規格シリーズに加えて、Bluetooth(登録商標)、NFC、UWB、ZigBee、MBOAなどの他の通信規格に対応していてもよい。なお、UWBはUltra Wide Bandの略であり、MBOAはMulti Band OFDM Allianceの略である。また、NFCはNear Field Communicationの略である。UWBには、ワイヤレスUSB、ワイヤレス1394、WiNETなどが含まれる。また、有線LANなどの有線通信の通信規格に対応していてもよい。
通信装置101の具体例としては、無線LANルーターやパーソナルコンピュータ(PC)などが挙げられるが、これらに限定されない。また、通信装置101は、IEEE802.11UHR規格に対応した無線通信を実行することができる無線チップなどの情報処理装置であってもよい。また、通信装置102の具体的な例としては、カメラ、タブレット、スマートフォン、PC、携帯電話、ビデオカメラ、ヘッドセットなどが挙げられるが、これらに限定されない。また、通信装置102は、IEEE802.11UHR規格に対応した無線通信を実行することができる無線チップなどの情報処理装置であってもよい。なお、図1の無線ネットワークはAP1台とSTA1台で構成されているが、APおよびSTAの台数はこれに限定されない。例えば、STAが複数あってもよい。
(APおよびSTAの構成)
図2に、本実施形態における通信装置101のハードウェア構成例を示す。通信装置101は、記憶部201、制御部202、機能部203、入力部204、出力部205、通信部206およびアンテナ207を有する。なお、アンテナは複数あってもよい。
図2に、本実施形態における通信装置101のハードウェア構成例を示す。通信装置101は、記憶部201、制御部202、機能部203、入力部204、出力部205、通信部206およびアンテナ207を有する。なお、アンテナは複数あってもよい。
記憶部201は、ROMやRAM等の1以上のメモリにより構成され、後述する各種動作を行うためのコンピュータプログラムや、無線通信のための通信パラメータ等の各種情報を記憶する。ROMはRead Only Memoryの、RAMはRandom Access Memoryの夫々略である。なお、記憶部201として、ROM、RAM等のメモリの他に、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、DVDなどの記憶媒体を用いてもよい。また、記憶部201が複数のメモリ等を備えていてもよい。
制御部202は、例えば、CPUやMPU等の1以上のプロセッサにより構成され、記憶部201に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、通信装置101の全体を制御する。なお、制御部202は、記憶部201に記憶されたコンピュータプログラムとOS(Operating System)との協働により、通信装置101の全体を制御するようにしてもよい。また、制御部202は、他の通信装置との通信において送信するデータや信号(無線フレーム)を生成する。なお、CPUはCentral Processing Unitの、MPUは、Micro Processing Unitの略である。また、制御部202がマルチコア等の複数のプロセッサを備え、複数のプロセッサにより通信装置101全体を制御するようにしてもよい。
また、制御部202は、機能部203を制御して、無線通信や、撮像、印刷、投影等の所定の処理を実行する。機能部203は、通信装置101が所定の処理を実行するためのハードウェアである。
入力部204は、ユーザからの各種操作の受付を行う。出力部205は、モニタ画面やスピーカーを介して、ユーザに対して各種出力を行う。ここで、出力部205による出力とは、モニタ画面上への表示や、スピーカーによる音声出力、振動出力などであってもよい。なお、タッチパネルのように入力部204と出力部205の両方を1つのモジュールで実現するようにしてもよい。また、入力部204および出力部205は、各々通信装置101と一体であってもよいし、別体であってもよい。
通信部206は、IEEE802.11UHR規格に対応した無線通信の制御を行う。また、通信部206は、IEEE802.11UHR規格に加えて、他のIEEE802.11シリーズ規格に対応した無線通信の制御や、有線LAN等の有線通信の制御を行ってもよい。通信部206は、アンテナ207を制御して、制御部202によって生成された無線通信のための信号の送受信を行う。
なお、通信装置101が、IEEE802.11UHR規格に加えて、NFC規格やBlUetooth規格等に対応している場合、これらの通信規格に対応した無線通信の制御を行ってもよい。また、通信装置101が複数の通信規格に対応した無線通信を実行できる場合、夫々の通信規格に対応した通信部とアンテナを個別に有する構成であってもよい。通信装置101は通信部206を介して、画像データや文書データ、映像データ等のデータを通信装置102と通信する。なお、アンテナ207は、通信部206と別体として構成されていてもよいし、通信部206と合わせて一つのモジュールとして構成されていてもよい。
アンテナ207は、2.4GHz帯、5GHz帯、および6GHz帯を含むマイクロ波帯、及び60GHz帯を含む45GHzを超えるミリ波帯における通信が可能なアンテナである。通信装置101の有するアンテナは1つであっても複数であってもよい。また、周波数帯ごとに異なるアンテナを有していてもよい。また、通信装置101は、アンテナを複数有している場合、各アンテナに対応した通信部206を有していてもよい。
なお、通信装置102は通信装置101と同様のハードウェア構成を有する。
図3には、本実施形態における通信装置101の機能構成のブロック図を示す。なお、通信装置102も同様の構成である。ここでは通信装置101は無線LAN制御部301を備えるものとする。なお、無線LAN制御部の数は1つに限らず、複数でもよい。通信装置101は、さらに、フレーム処理部302、UI制御部304および記憶部305、無線アンテナ306を有する。
無線LAN制御部301は、他の無線LAN装置との間で無線信号を送受信するためのアンテナ並びに回路、およびそれらを制御するプログラムを含んで構成される。無線LAN制御部301は、IEEE802.11規格シリーズに従って、フレーム処理部302で生成されたフレームを元に無線LANの通信制御を実行する。
フレーム処理部302は、無線LAN制御部301で送受信する無線制御フレームを処理する。フレーム処理部302で生成及び解析する無線制御の内容は記憶部305に保存されている設定によって制約を課してもよい。またUI制御部304からのユーザ設定によって変更してもよい。生成されたフレームの情報は無線LAN制御部301に送られ、通信相手に送信される。無線LAN制御部301で受信したフレームの情報はフレーム処理部302に渡され解析される。
UI制御部304は、通信装置101の不図示のユーザによる通信装置102に対する操作を受け付けるためのタッチパネルまたはボタン等のユーザインタフェースに関わるハードウェアおよびそれらを制御するプログラムを含んで構成される。なお、UI制御部304は、例えば画像等の表示、または音声出力等の情報をユーザに提示するための機能も有する。
記憶部305は、通信装置101が動作するプログラムおよびデータを保存するROMとRAM等によって構成されうる記憶装置である。
次に本実施例における、ミリ波帯でのPhysical Layer Protocol Data Unit(PPDU)の送信に関する通信装置101、102の動作について図4を用いて説明する。当該動作は通信装置101と通信装置102が接続、すなわち、通信装置101が形成するBasic Service Set(BSS)に通信装置102が加入したときから開始される。
なお、通信装置102はユーザから入力された指示等に基づいてBSSに参加する。通信装置102は、BSSへの参加に先立って、APが送信したBeaconフレームを受信すると、BSSへの参加を要求するためのAssociation RequestフレームをAPに送信し、それに対する応答フレームであるAssociation Responseフレームを受信する等して、BSSに参加する。
通信装置102は、Association Request/Responseフレームの送受信に先立って、APを発見するためのProbe Requestフレームを送信し、それに対する応答フレームであるProbe Responseフレームを受信してもよい。
通信装置101、102の動作の主体はハードウェア的には制御部202、機能的にはフレーム処理部302である。以下、通信装置101の動作として説明する。しかし、特に記載がない場合、通信装置102の動作も同様である。
ステップS400で、通信装置101は、送信すべきデータがあるかを判断する。送信すべきデータがあると判断した場合、ステップS401に進む。
ステップS401で通信装置101は送信すべきデータを含むPPDUのチャネル帯域幅を決定する。チャネル帯域幅の選択肢には2.16GHz、4.32GHz、6.48GHz、8.64GHzがある。さらに、チャネル帯域幅の選択肢には2.16/n[GHz](nは2以上の自然数)で表現されるチャネル帯域幅がある。例えば、1.08GHz、540MHz、270MHz、135MHz、67.5MHz、33.75MHz、16.875MHzである。また、チャネル帯域幅の選択肢には20×m[MHz](mは自然数)で表現されるチャネル帯域幅があってもよい。例えば、20MHz、40MHz、80MHz、160MHz、320MHz、480MHz、640MHz、1.28GHzである。チャネル帯域幅は通信装置101、102が対応する能力、現在の動作チャネル幅、チャネルの使用状況、送信データ量、消費電力等に基づいて、データを送受信する装置間において、もしくはBSS全体として可能な限りスループットが高くなるように、または通信装置101または通信装置102の消費電力が可能な限り小さくなるように決定される。通信装置はチャネル帯域幅を決定すると、ステップS402に進む。
ステップS402で通信装置101はチャネル帯域幅情報を含むチャネル帯域幅フィールドを含むPPDUを生成する。なお、チャネル帯域幅フィールドとは、後述するScrambler Initializationフィールドや、Compressed BWフィールドや、BWフィールドのことである。また、ステップS402で生成するPPDUとは、Control mode PPDUや、SC mode PPDUや、OFDM mode PPDUのことでる。Control mode PPDUとは制御フレームのような、高い信頼性が必要な情報を送信するためのPPDUのことである。また、SC mode PPDUとは、シングルキャリア変調方式を用いて送信されるPPDUのことである。また、OFDM mode PPDUとは、OFDM変調方式を用いて送信されるPPDUのことである。
図5にPPDUのフィールド構成の一例を示す。L-STF500、L-CEF501は各々、IEEE802.11ay規格で規定されたL-STFフィールド、L-CEFフィールドである。L-STF500は受信タイミングを同期するため等に使用される信号を含むトレーニングフィールドである。L-CEF501はチャネル推定をするため等に使用される信号を含むチャネル推定フィールドである。
L-Header502は後に続くフィールドを復調したり、解釈したりするための情報を含むヘッダーフィールドである。L-Header502にはチャネル帯域幅を示すチャネル帯域幅情報が含まれている。Control mode PPDUの場合、チャネル帯域幅情報はL-Headerフィールド内のScrambler Initializationフィールドに含まれている。またScrambler Initializationフィールドは4ビットで構成されるフィールドである。また、EDMG SC mode PPDUまたはEDMG OFDM mode PPDUモードの場合、チャネル帯域幅情報はL-Headerフィールド内のLengthフィールドの最下位5ビットに含まれている。当該Lengthフィールドの最下位5ビットはCompressed BWフィールドとも呼ばれる。
例えば、Control mode PPDUにおける、Scrambler Initializationフィールドの値が示すチャネル帯域幅の関係は以下のように構成される。Scrambler Initializationフィールドの値をnとした場合、チャネル帯域幅は2.16/n[GHz]を示すように構成されてもよい。またScrambler Initializationフィールドの値をmとした場合、チャネル帯域幅は20×m[MHz]を示すように構成されてもよい。また、Scrambler Initializationフィールドの値が0の場合、チャネル帯域幅は20MHz、値が1の場合、チャネル帯域幅は40MHz、値が2の場合、チャネル帯域幅は80MHz、値が3の場合、チャネル帯域幅は160MHz、値が4の場合、チャネル帯域幅は320MHz、値が5の場合、チャネル帯域幅は480MHz、値が6の場合、チャネル帯域幅は640MHz、値が7の場合、チャネル帯域幅は1.28GHzを示すように構成されてもよい。
なお、Scrambler Initializationフィールドの値が示すチャネル帯域幅は2.16GHz未満に限られない。例えば、Scrambler Initializationフィールドとは異なる他のフィールドに応じて、2.16GHz以上のチャネル帯域幅を示すように構成されてもよい。その際、Scrambler Initializationフィールドの値が0場合はチャネル帯域幅が2.16GHzであることを示し、値が1の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が2の場合はチャネル帯域幅が6.48GHz、値が3の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が4の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が5の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が6の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が7の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が8の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が9の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が10の場合はチャネル帯域幅が6.48GHz、値が11の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が12の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が13の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が14の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が15の場合はチャネル帯域幅が8.64GHzであることを示すように構成されてもよい。
また、例えばSC mode PPDUまたはOFDM mode PPDUにおける、Compressed BWフィールドの値が示すチャネル帯域幅の関係は以下のように構成される。Compressed BWフィールドの値を19+mとし、当該フィールドの値が21以上である場合、チャネル帯域幅は2.16/m[GHz]を示すように構成されてもよい。また、Compressed BWフィールドの値を20+mとし、当該フィールドの値が21以上である場合、チャネル帯域幅は20×m[MHz]を示すように構成されてもよい。また、Compressed BWフィールドの値が21の場合、チャネル帯域幅は20MHz、値が22の場合、チャネル帯域幅は40MHz、値が23の場合、チャネル帯域幅は80MHz、値が24の場合、チャネル帯域幅は160MHz、値が25の場合、チャネル帯域幅は320MHz、値が26の場合、チャネル帯域幅は480MHz、値が27の場合、チャネル帯域幅は640MHz、値が28の場合、チャネル帯域幅は1.28GHzを示すように構成されてもよい。
なお、Compressed BWフィールドの値が示すチャネル帯域幅は2.16GHz未満に限られない。例えば、Compressed BWフィールドとは異なる他のフィールドに応じて、2.16GHz以上のチャネル帯域幅を示すように構成されてもよい。その際、Compressed BWフィールドの値が0場合はチャネル帯域幅が2.16GHzであることを示し、値が1の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が2の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が3の場合はチャネル帯域幅が6.48GHz、値が4の場合はチャネル帯域幅が6.48GHz、値が5の場合はチャネル帯域幅が6.48GHz、値が6の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が7の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が8の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が9の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が10の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が11の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が12の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が13の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が14の場合はチャネル帯域幅が4.32GHz、値が15の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が16の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が17の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が18の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が19の場合はチャネル帯域幅が8.64GHz、値が20の場合はチャネル帯域幅が8.62GHzであることを示すように構成されてもよい。
なお、Scrambler InitializationフィールドとCompressed BWフィールドは、少なくとも2.16GHz未満のチャネル帯域幅を示すように構成されればよく、フィールドを構成するビットの数、及びフィールドの値が示すチャネル帯域幅の対応は上述した例に限定されるものではない。なお、L-Header502はIEEE802.11ay規格で規定されたL-Headerフィールドに含まれている情報が含まれるように構成されてもよい。
UHR‐Header-A503はこの後に続くIEEE802.11UHR規格のフィールドを復調したり、解釈したりするため情報を含むヘッダーフィールドである。このフィールドはIEEE802.11ay規格におけるEDMG‐Header-Aフィールドに相当する。このフィールドにはPhysical layer Service Data Unit(PSDU)の長さを示すフィールド、チャネル帯域幅情報を示すチャネル帯域幅フィールドが含まれている。これらのフィールドは各々、IEEE802.11ay規格におけるPSDU Lengthフィールド、BWフィールドに相当する。そこで、UHR‐Header-A503内のチャネル帯域幅フィールドを以下、BWフィールドと呼ぶ。UHR‐Header-A503には、さらに、データフィールドで使用されるModulation and Coding Scheme(MCS)を示すMCSフィールドが含まれていてもよい。このフィールドはIEEE802.11ay規格におけるEDMG MCSフィールドに相当するフィールドである。
BWフィールドにはチャネル帯域幅情報だけでなく、UHR‐Header-A503より後のフィールドまたはデータフィールドが送信されるチャネルまたはチャネルを分割した単位であるサブチャネルを示すチャネル情報が含まれていてもよい。チャネル帯域幅情報とチャネル情報は各々、個別のフィールドに含まれていてもよいし、符号化され、1つのフィールドに含まれていてもよい。符号化して1つのフィールドで構成する例として、BWフィールドの各ビットが最小のチャネル帯域幅のチャネルに対応するビットで構成されるビットマップで構成される例が挙げられる。例えば、BWフィールドがb15~b0(b15が最上位ビットでb0が最下位ビット)の16ビットで構成され、最小のチャネル帯域幅が540MHzである場合、b0は最低周波数のチャネル帯域幅540MHzのチャネルに対応し、b15は最高周波数のチャネル帯域幅540MHzのチャネルに対応する。ビットの値が0である場合、そのビットに対応するチャネルではUHR‐Header-A503より後のフィールドまたはデータフィールドが送信されないことを示す。ビットの値が1である場合、そのビットに対応するチャネルでUHR‐Header-A503より後のフィールドまたはデータフィールドが送信されることを示す。例えば、b0の値のみが1である場合、最低周波数のチャネルのみを使用して540MHzのチャネル帯域幅で該当するフィールドが送信されることを示す。b0とb1の値のみが1である場合、最低周波数のチャネルとそれより540MHz周波数の高いチャネルを使用して540MHz×2=1.08GHzのチャネル帯域幅で該当するフィールドが送信されることを示す。全てのビットが1である場合、540MHz×16=8.64GHzのチャネル帯域幅で該当するフィールドが送信されることを示す。なお、BWフィールドの構成はこれに限定されるものでなく、BWフィールドを構成する各ビットがそれぞれ異なるチャネルに対応し、各ビットの値が0か1かに基づいて、値が1のビットが対応するチャネルのみを使用してUHR‐Header-A503より後のフィールドまたはデータフィールドが送信されるように構成されてもよい。
UHR-STF504、UHR‐CEF505は各々、それに続くIEEE802.11UHR規格のフィールドのために、受信タイミングを同期するため等に使用される信号を含むトレーニングフィールド、チャネル推定をするため等に使用される信号を含むチャネル推定フィールドである。これらのフィールドは各々、IEEE802.11ayにおけるEDMG-STFフィールド、EDMG‐CEFフィールドに相当する。これらのフィールドは存在しなくてもよい。例えば、PPDUがIEEE802.11ay規格で規定された、制御データ等の高い信頼性が要求されるデータの送信に使用されるControl ModeのPPDUに相当する場合、存在しなくてもよい。
UHR‐Header-B506はPPDUがマルチユーザ(Multi-User、MU)のためのPPDUであるMU PPDUである場合に存在する。UHR‐Header-B506は各ユーザ、すなわち各STAがデータフィールドを復調したり、解釈したりするための、各STA固有の情報を含むヘッダーフィールドである。このフィールドはIEEE802.11ay規格におけるEDMG‐Header-Bフィールドに相当する。
Data507はデータフィールドである。Data507は通信装置101から通信装置102に送信されるデータが含まれる。なお、通信装置102が通信装置101にデータを送信する場合はそのデータが含まれる。
TRN508はビームフォーミングのための信号を含むビームフォーミングトレーニングフィールドである。このフィールドはIEEE802.11ay規格におけるTRNフィールドに相当する。このフィールドは適宜、省略できる。
本実施形態では、L-STF500とL-CEF501はIEEE802.11ay規格と互換性がある。また、L-Header502にも互換性を持たせ得る。この場合、チャネル帯域幅フィールドによって提示されるチャネル帯域幅を持つフィールドはチャネル帯域幅フィールドの含まれるフィールドより後方に位置するフィールドとなる。
ところで、L-STF500、L-CEF501、とL-Header502はIEEE802.11ayとの互換性を持たず、IEEE802.11UHR規格で新たに規定されるものであってもよい。この場合、各フィールドの名称はIEEE802.11ayと異なっていてもよい。また、これらのフィールドのチャネル帯域幅はあらかじめ定められた任意のチャネル帯域幅でもよい。例えば、チャネル帯域幅の選択肢の内、最小のチャネル帯域幅でもよい。また、L-Header502にはIEEE802.11UHR規格で新たに規定されるチャネル帯域幅フィールドが含まれていてもよい。そのフィールドは例えば、前記BWフィールドのようなフィールドであってもよい。また、UHR-Header‐A503、UHR-STF504、UHR-CEF505、とUHR-Header‐Bは存在しなくてもよい。また、TRN508もIEEE802.11UHR規格またはそれ以降のIEEE802.11規格で新たに規定されるものであってもよい。このように全てのフィールドがIEEE802.11UHR規格で新たに規定されるものである場合、プリアンブルによるオーバヘッドを削減できる。また、PPDUの最初のフィールドから狭いチャネル帯域幅にし得るので、一層、本発明の効果である、無線媒体への同時多元接続数の増大、消費電力の削減、ハードウェアまたはソフトウェアの単純化等に寄与する。
通信装置101はPPDUを生成すると、ステップS403に進む。
ステップS403で通信装置101は生成したPPDUを送信する。そして、ステップS404に進む。
ステップS404で、通信装置101は、ユーザから入力された指示等に基づいて、通信装置102との接続を切断すべきか判断する。切断すべきと判断した場合、接続を切断し、これまで説明してきたPPDUの送信に関する動作を終了する。一方、接続を継続すべきと判断した場合、ステップS400に戻り、PPDUの送信に関する動作を継続する。なお、通信装置102の場合は、ユーザから入力された指示等に基づいて、通信装置101との接続を切断すべきか判断する。切断すべきと判断した場合、通信装置101との接続を切断し、これまでに説明してきたPPDUの送信に関する動作を終了する。一方、通信装置101との接続を継続すると判断した場合、ステップS400に戻り、PPDUの送信に関する動作を継続する。
次に本実施例における、ミリ波帯でのPPDUの受信に関する通信装置101、102の動作について図6を用いて説明する。この動作は通信装置101と通信装置102が接続、すなわち、通信装置101が形成するBSSに通信装置102が参加したときから開始される。
なお、通信装置102は、ユーザから入力された指示等に基づいてBSSに加入する。通信装置102はBSSへの参加に先立って、APが送信したBeaconフレームを受信すると、BSSへの参加を要求するためのAssociation RequestフレームをAPに送信し、それに対する応答フレームであるAssociation Responseフレームを受信する等して、BSSに参加する。
通信装置102は、Association Request/Responseフレームの交換に先立って、APを発見するためのProbe Requestフレームを送信し、それに対する応答フレームであるProbe Responseフレームを受信してもよい。
通信装置101、102の動作の主体は、ハードウェア的には制御部202、機能的にはフレーム処理部302である。
以下、通信装置101の動作として説明する。しかし、特に記載がない場合、通信装置102の動作も同様である。
ステップS600で通信装置101は新たにPPDUを受信したかを判断する。受信したと判断するとステップS601に進む。ステップS601で通信装置101は受信したPPDUのチャネル帯域幅を判断する。通信装置101はPPDUのチャネル帯域幅をステップS402の説明において説明したフィールドの値により判断する。通信装置101はPPDUのチャネル帯域幅を判断すると、ステップS602に進む。
ステップS602で通信装置101はチャネル帯域幅に応じてData507、すなわちデータフィールドを復調する。UHR-Header-A503、UHR-Header-B506、すなわちヘッダーフィールドもチャネル帯域幅に応じて復調されてもよい。このとき、通信装置101は、復調するフィールドがSingle Carrier(SC)変調されている場合、チャネル帯域幅に応じた逆拡散処理を実行する。Orthogonal Frequency Division Multiplex(OFDM)変調されている場合はチャネル帯域幅に応じた副搬送波構成で高速フーリエ変換処理を実行する。通信装置101はデータフィールドを復調すると、ステップS603に進む。
ステップS603で、通信装置101は、ユーザから入力された指示等に基づいて、通信装置102との接続を切断すべきか判断する。切断すべきと判断した場合、接続を切断し、これまで説明してきたPPDUの送信に関する動作を終了する。一方、接続を継続すべきと判断した場合、ステップS600に戻り、PPDUの受信に関する動作を継続する。なお、通信装置102の場合は、ユーザから入力された指示等に基づいて、通信装置101との接続を切断すべきか判断する。切断すべきと判断した場合、通信装置101との接続を切断し、これまでに説明してきたPPDUの受信に関する動作を終了する。一方、通信装置101との接続を継続すると判断した場合、ステップS600に戻り、PPDUの受信に関する動作を継続する。
なお、上述の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステムあるいは装置に供給し、システムあるいは装置のコンピュータ(CPU、MPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するようにしてもよい。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述の実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は上述の装置を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSが実際の処理の一部または全部を行い、上述の機能を実現してもよい。OSとは、Operating Systemの略である。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUが実際の処理の一部または全部を行い、上述の機能を実現してもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、上述した各実施例の開示は、以下の構成を含む。
(構成1)
Pysical Layer Protocol Data Unit(PPDU)をミリ波帯で送信する送信手段を有する無線通信装置であって、
前記PPDUはミリ波帯で受信タイミングを同期するための信号を含むトレーニングフィールドと、
ミリ波帯でチャネル推定をするための信号を含むチャネル推定フィールドと、
チャネル帯域幅情報を含むチャネル帯域幅フィールドと、
前記チャネル帯域幅フィールドに含まれるチャネル帯域幅情報が示すチャネル帯域幅のデータフィールドと、を含み、
前記チャネル帯域幅情報は2.16GHz未満のチャネル帯域幅を示す
ことを特徴とする無線通信装置。
Pysical Layer Protocol Data Unit(PPDU)をミリ波帯で送信する送信手段を有する無線通信装置であって、
前記PPDUはミリ波帯で受信タイミングを同期するための信号を含むトレーニングフィールドと、
ミリ波帯でチャネル推定をするための信号を含むチャネル推定フィールドと、
チャネル帯域幅情報を含むチャネル帯域幅フィールドと、
前記チャネル帯域幅フィールドに含まれるチャネル帯域幅情報が示すチャネル帯域幅のデータフィールドと、を含み、
前記チャネル帯域幅情報は2.16GHz未満のチャネル帯域幅を示す
ことを特徴とする無線通信装置。
(構成2)
Pysical Layer Protocol Data Unit(PPDU)をミリ波帯で受信する受信手段を有する無線通信装置であって、
前記PPDUはミリ波帯で受信タイミングを同期するための信号を含むトレーニングフィールドと、
ミリ波帯でチャネル推定をするための信号を含むチャネル推定フィールドと、
チャネル帯域幅情報を含むチャネル帯域幅フィールドと、
前記チャネル帯域幅フィールドに含まれるチャネル帯域幅情報が示すチャネル帯域幅のデータフィールドと、を含み、
前記チャネル帯域幅情報は2.16GHz未満のチャネル帯域幅を示す
ことを特徴とする無線通信装置。
Pysical Layer Protocol Data Unit(PPDU)をミリ波帯で受信する受信手段を有する無線通信装置であって、
前記PPDUはミリ波帯で受信タイミングを同期するための信号を含むトレーニングフィールドと、
ミリ波帯でチャネル推定をするための信号を含むチャネル推定フィールドと、
チャネル帯域幅情報を含むチャネル帯域幅フィールドと、
前記チャネル帯域幅フィールドに含まれるチャネル帯域幅情報が示すチャネル帯域幅のデータフィールドと、を含み、
前記チャネル帯域幅情報は2.16GHz未満のチャネル帯域幅を示す
ことを特徴とする無線通信装置。
(構成3)
前記PPDUにおいて、
前記データフィールドは前期チャネル帯域幅フィールドより後に配置され、
前記チャネル帯域幅フィールドは前記チャネル推定フィールドより後に配置され、
前記チャネル推定フィールドはトレーニングフィールドより後に配置される
ことを特徴とする構成1又は2に記載の無線通信装置。
前記PPDUにおいて、
前記データフィールドは前期チャネル帯域幅フィールドより後に配置され、
前記チャネル帯域幅フィールドは前記チャネル推定フィールドより後に配置され、
前記チャネル推定フィールドはトレーニングフィールドより後に配置される
ことを特徴とする構成1又は2に記載の無線通信装置。
(構成4)
前記PPDUは、前記データフィールドの復調に必要な情報と前記チャネル推定フィールドとを含むヘッダーフィールドをさらに含む
ことを特徴とする構成3に記載の無線通信装置。
前記PPDUは、前記データフィールドの復調に必要な情報と前記チャネル推定フィールドとを含むヘッダーフィールドをさらに含む
ことを特徴とする構成3に記載の無線通信装置。
(構成5)
前記PPDUは、
前記データフィールドより後に、ミリ波帯でのビームフォーミングトレーニングのための信号を含むビームフォーミングトレーニングフィールドを含む
ことを特徴とする構成4に記載の無線通信装置。
前記PPDUは、
前記データフィールドより後に、ミリ波帯でのビームフォーミングトレーニングのための信号を含むビームフォーミングトレーニングフィールドを含む
ことを特徴とする構成4に記載の無線通信装置。
201 記憶部
202 制御部
203 機能部
204 入力部
205 出力部
206 通信部
202 制御部
203 機能部
204 入力部
205 出力部
206 通信部
Claims (8)
- Pysical Layer Protocol Data Unit(PPDU)をミリ波帯で送信する送信手段を有する無線通信装置であって、
前記PPDUはミリ波帯で受信タイミングを同期するための信号を含むトレーニングフィールドと、
ミリ波帯でチャネル推定をするための信号を含むチャネル推定フィールドと、
チャネル帯域幅情報を含むチャネル帯域幅フィールドと、
前記チャネル帯域幅フィールドに含まれるチャネル帯域幅情報が示すチャネル帯域幅のデータフィールドと、を含み、
前記チャネル帯域幅情報は2.16GHz未満のチャネル帯域幅を示す
ことを特徴とする無線通信装置。 - Pysical Layer Protocol Data Unit(PPDU)をミリ波帯で受信する受信手段を有する無線通信装置であって、
前記PPDUはミリ波帯で受信タイミングを同期するための信号を含むトレーニングフィールドと、
ミリ波帯でチャネル推定をするための信号を含むチャネル推定フィールドと、
チャネル帯域幅情報を含むチャネル帯域幅フィールドと、
前記チャネル帯域幅フィールドに含まれるチャネル帯域幅情報が示すチャネル帯域幅のデータフィールドと、を含み、
前記チャネル帯域幅情報は2.16GHz未満のチャネル帯域幅を示す
ことを特徴とする無線通信装置。 - 前記PPDUにおいて、
前記データフィールドは前期チャネル帯域幅フィールドより後に配置され、
前記チャネル帯域幅フィールドは前記チャネル推定フィールドより後に配置され、
前記チャネル推定フィールドはトレーニングフィールドより後に配置される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。 - 前記PPDUは、前記データフィールドの復調に必要な情報と前記チャネル推定フィールドとを含むヘッダーフィールドをさらに含む
ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。 - 前記PPDUは、
前記データフィールドより後に、ミリ波帯でのビームフォーミングトレーニングのための信号を含むビームフォーミングトレーニングフィールドを含む
ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。 - Pysical Layer Protocol Data Unit(PPDU)をミリ波帯で送信する送信工程を有する無線通信装置の制御方法であって、
前記PPDUはミリ波帯で受信タイミングを同期するための信号を含むトレーニングフィールドと、
ミリ波帯でチャネル推定をするための信号を含むチャネル推定フィールドと、
チャネル帯域幅情報を含むチャネル帯域幅フィールドと、
前記チャネル帯域幅フィールドに含まれるチャネル帯域幅情報が示すチャネル帯域幅のデータフィールドと、を含み、
前記チャネル帯域幅情報は2.16GHz未満のチャネル帯域幅を示す
ことを特徴とする無線通信装置の制御方法。 - Pysical Layer Protocol Data Unit(PPDU)をミリ波帯で受信する受信工程を有する無線通信装置の制御方法であって、
前記PPDUはミリ波帯で受信タイミングを同期するための信号を含むトレーニングフィールドと、
ミリ波帯でチャネル推定をするための信号を含むチャネル推定フィールドと、
チャネル帯域幅情報を含むチャネル帯域幅フィールドと、
前記チャネル帯域幅フィールドに含まれるチャネル帯域幅情報が示すチャネル帯域幅のデータフィールドと、を含み、
前記チャネル帯域幅情報は2.16GHz未満のチャネル帯域幅を示す
ことを特徴とする無線通信装置の制御方法。 - コンピュータを請求項1又は2に記載の通信装置の各手段として動作させるためのプログラム。
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