JP2024021486A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な露出で撮像できる撮像装置を提供すること。【解決手段】撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像面における画素又は画素グループ毎に露光時間およびゲインの少なくとも一方の値を制御する第1の制御手段と、前記第1の制御手段により制御された値に基づいて、前記撮像面への露光量を制御する第2の制御手段と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置およびその制御方法に関する。
従来、光学系に絞り機構やND(Neutral Density)フィルタを備えたカメラがある。被写体が明るいときには絞りを閉じ、被写体が暗いときには絞りを開けることで被写体を適切な露光量で撮像できる。これによって、異なるフレームにおいて、撮像される画像のダイナミックレンジを向上することができる。絞り機構は撮像素子に入光する光量を制御(増減)するので、撮像される画像の全体の光量が同様の比率で増減される。NDフィルタも絞り機構と同様に撮像される画像の全体の光量を増減する。
また、単一又は複数の画素毎にアナログゲイン又は露光時間を制御する撮像素子がある。この撮像素子では単一又は複数の画素毎(以下、「画素グループ」と称する)に適切な露光量を設定することで、同一フレームにおいて、撮像される画像のダイナミックレンジを向上することができる(特許文献1)。
特開2010-136205号公報
特許文献1には、ある絞り値に対するアナログゲイン又は露光時間の決定方法が記載されているが、被写体の明るさが変化したときに、どのように絞り値を制御するかについて言及されていない。設定できるアナログゲイン又は露光時間には限度値(上限値および下限値)があるため、絞り機構によって入光する光量を制御することでアナログゲイン又は露光時間が限度値にならないように撮像することが望まれる。
上記した課題に鑑み、本発明の目的は、適切な露出で撮像できる撮像装置を提供することである。
本発明の1つの態様による撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像面における画素又は画素グループ毎に露光時間およびゲインの少なくとも一方の値を制御する第1の制御手段と、前記第1の制御手段により制御された値に基づいて、前記撮像面への露光量を制御する第2の制御手段と、を有する。
本発明によれば、適切な露出で撮像することができる。
第1の実施形態に係る撮像装置の機能構成の一例を示す図。 第1の実施形態に係る撮像装置のハードウェア構成の一例を示す図。 第1の実施形態に係る撮像装置の動作の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態における露光量と被写体の明るさとの関係の一例を示す図。 第2の実施形態における露光量と被写体の明るさとの関係の一例を示す図。 第2の実施形態における露光量と被写体の明るさとの関係の他の例を示す図。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。
<第1の実施形態>
図1は本実施形態に係る撮像装置100の機能構成を例示したブロック図である。
撮像装置100は、撮像光学系101、撮像部102、システム制御部103、撮像光学系制御部104、エンコーダ部105、ネットワークI/F106およびメモリ107を有する。メモリ107は、SRAMやDRAMなどの揮発性メモリと、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリとを含む。
撮像光学系101は、単数或いは複数のレンズ群101aと、絞り機構101bと、ND(Neutral Density)フィルタ101cとを有する。
撮像部102は、撮像素子102aと、増幅部102bと、画像処理部102cと、画素グループ制御部102dとを有する。
撮像光学系101は、被写体からの光を撮像素子102aの受光面に集光する。レンズ群101aは、例えばズームレンズ、フォーカスレンズおよびぶれ補正レンズ等を含む。絞り機構101bは、被写体からの光を減衰させる。この減衰において、撮像素子102aの受光面に集光する光(光量)は、絞り機構101bによって受光面に依らず一律の比率で減衰する。NDフィルタ101cは、被写体からの光を減衰させる。絞り機構101bおよびNDフィルタ101cは、撮像素子102aへの光量(露光量)を調整する機能を有する。つまり、絞り機構101bおよび/またはNDフィルタ101cの挿抜を制御することにより、撮像素子102aへの露光量を制御(調整)することができる。
レンズ群101aの各レンズ、絞り機構101b、NDフィルタ101cには位置を検出するフォトインタラプタやホール素子が備え付けられ、撮像装置100はフォトインタラプタやホール素子からの位置情報に基づいて撮像光学系101を制御する。
撮像部102は撮像光学系101から入光された光から、被写体の像を撮像して画像を生成する。撮像部102が光を受ける面を撮像面(受光面)と称する。絞り機構101bおよび/またはNDフィルタ101cは、撮像面への露光量を制御することになる。
撮像素子102aは、撮像光学系101によって撮像面に集光された被写体からの光を画素ごとに電気信号に変換して出力する。撮像素子102aは、撮像面の画素又は画素グループ毎に露光時間およびアナログゲインの少なくとも一方を設定・変更できる。本明細書において、画素グループは1以上の画素から構成される画素の集合であり、各画素グループでそれぞれ露光時間およびアナログゲインを異ならせて設定できる。撮像素子102aは、光電変換素子からなる画素がマトリクス状に配列されたICチップである。撮像素子102aは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)センサ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサである。撮像素子102aは、主に可視光に高い感度を有しており、画素毎に赤(R)、緑(G)、青(B)のいずれかに高い感度を有するが、赤外光にもある程度の感度を有している。そのため、撮像素子102aは、太陽光が存在する時間帯で被写体を鮮明に撮像することができるし、赤外光照明によって照らされている場所等の赤外光で明るい被写体を鮮明に撮像することができる。
増幅部102bは、撮像素子102aから出力された電気信号を増幅して出力する。増幅部102bの信号増幅率(アナログゲイン)は撮像素子102aの画素又は画素グループ毎に設定・変更できる。
画像処理部102cは、増幅部102bから出力されたアナログ信号である電気信号をデジタル信号へ変換する(A/D変換を行う)。画像処理部102cは、A/D変換により得られたデジタル信号に対してさらにデモザイキング処理、ホワイトバランス処理、ガンマ処理等を含む信号処理を行ってデジタル画像を生成する。また、画像処理部102cは、画素又は画素グループ毎のアナログゲインに基づいて、画素又は画素グループ毎に対応する画像信号のデジタル値を増幅・減退させることによって明るさ補正を行う。生成されたデジタル画像はメモリ107に一時的に保存される。この際、画像処理部102cは、例えばJPEGやH.264、H.265等の所定のフォーマットの画像ファイル、または動画ファイルをメモリ107へ出力する。また、画像処理部102cは、画素毎または画素グループ毎に輝度情報を取得する。画像処理部102cが取得した輝度情報に基づいて、画素グループ制御部102dおよび撮像光学系制御部104がAE(Auto Exposure)制御を行う。AE制御では、撮像光学系101に関わる絞り量と撮像部102に関わる露光時間およびアナログゲインを制御する。画像処理部102cは、画素グループ制御部102dで制御される露光時間およびアナログゲインの情報を取得する取得部としての機能も有する。
画素グループ制御部102dは、撮像素子102aの画素グループ毎に露光時間およびアナログゲインの少なくとも一方を制御することで撮像部102の露光量を変更する。
なお、図1では、増幅部102b、画像処理部102cおよび画素グループ制御部102dは撮像素子102aと別体として示されているが、撮像素子102aが増幅部102b、画像処理部102cおよび画素グループ制御部102dの一部またはすべてを含む構成としてもよい。また、撮像部102は、図2に示すCPU201、RAM202およびROM203から独立したプロセッサおよびメモリ素子を有していてもよい。独立したプロセッサおよびメモリ素子は撮像素子102aに積層されるデジタル回路として、1チップで実現することが可能である。
図1では、撮像装置100が撮像光学系101を有しているが、交換式レンズのように撮像光学系101が撮像装置100に着脱可能に設けられてもよい。つまり、撮像装置100は、自身の構成要素として撮像光学系101を常に有する必要はない。ただし、撮像装置100が露光量を調整する絞り機構101bまたはNDフィルタ101cを有している場合にのみ本実施形態を適用することが可能となる。着脱可能な交換式レンズを用いる場合には、撮像装置100と交換式レンズが電気的に接続され、撮像装置100によって交換式レンズを制御する。
システム制御部103はCPU201(図2)を含み、撮像装置100の各構成要素を統括的に制御し、各種パラメータ(例えば、露光時間、アナログゲイン)の設定を行う。システム制御部103は撮像装置100を構成する各部が協調して動作するように統括的な制御を行う。
撮像光学系制御部104は、撮像光学系101に関わる制御を行う。撮像光学系制御部104は、レンズ群101aの各レンズ、絞り機構101bおよびNDフィルタ101cに接続されるモータを駆動することで、撮像素子102aへの露光量(撮像面への露光量)を制御する。絞り機構101bおよびNDフィルタ101cに対する制御は露光量に関わる制御であり、絞り機構101bおよびNDフィルタ101cは、撮像される画像の明るさが適切な露光量となるように調整(制御)される。本実施形態では撮像素子102aへの露光量を制御する要素として絞り機構101bを例に挙げて説明するが、NDフィルタ101cでも同様に適用可能である。撮像素子102aへの露光量を制御する要素としてNDフィルタ101cを用いる場合、複数のNDフィルタ101cやグラデーションNDフィルタを使用して、減光量を段階的に調整することが望ましい。
絞り機構101bは、モータの停止位置によって複数の絞りの制御値に設定することが可能である。絞りの開口が閉じるほど露光量が減衰(減少)する。
エンコーダ部105は、画像処理部102cにて処理された画像データをMоtiоn JpegやH264、H265等の所定のファイルフォーマットに符号化する。
ネットワークI/F106は、ネットワーク108を介して外部の情報処理装置110や記憶装置120との通信に利用されるインターフェースである。撮像装置100は、エンコーダ部105で符号化処理された画像データをネットワークI/F106を利用して外部の情報処理装置110や記憶装置120に送信する。ネットワークI/F106(撮像装置100)は、情報処理装置110から、画像認識を行う領域の指定(指令)や、画像認識の種類の指定(指令)を受信する。また、ネットワークI/F106は、カメラ(撮像装置100)のパンニング・チルト・ズーム・絞り・露出の制御命令等を情報処理装置110から受信する。
ネットワーク108は、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、Ethernet(登録商標)等の通信規格に準拠するルータ等から構成される。ネットワーク108は、撮像装置100、情報処理装置110および記憶装置120にLANケーブル等によって接続される。なお、撮像装置100と情報処理装置110、記憶装置120との接続は、LAN以外の有線接続でもよいし、無線接続でもよい。
図1に示す各機能ブロック(符号102b~102d、103~105)は、ソフトウェアにより実現される。より詳しくは、図1の各機能ブロックの機能提供するためのプログラムが図2に示すROM(Read Only Memory)203等のメモリに記憶される。そして、そのプログラムを図2に示すRAM(Random Access Memory)202に読み出してCPU(Central Processing Unit)201が実行することにより実現される。なお、機能ブロックの一部または全部は、ハードウェアにより実現されてもよい。この場合、例えば、所定のコンパイラを用いることで、各機能ブロックの機能を実現するためのプログラムからFPGA上に自動的に専用回路を生成すればよい。FPGAは、Field Programmable Gate Arrayの略である。また、FPGAと同様にしてゲートアレイ回路を形成し、ハードウェアとして実現するようにしてもよい。また、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)により実現するようにしてもよい。
なお、図1に示した機能ブロックの構成は一例であり、複数の機能ブロックが1つの機能ブロックに統合されてもよいし、1つの機能ブロックが複数の機能ブロックに分かれてもよい。
図2を参照して、撮像装置100のハードウェア構成を説明する。図2は本実施形態に係る撮像装置100のハードウェア構成を例示的に示すブロック図である。図1と重複する部分については、同じ符号を付けて、説明を省略する。
撮像装置100は、撮像光学系101と、撮像部102と、CPU201と、RAM202と、ROM203と、モータドライバ204と、I/Fドライバ205と、を有する。
CPU201は撮像装置100を統括制御する中央処理装置である。
RAM202はCPU201が実行するコンピュータプログラムを一時的に記憶する。また、RAM202はCPU201が処理を実行する際に用いるワークエリアを提供する。RAM202は、フレームメモリとして機能したり、バッファメモリとして機能したりする。
ROM203は、CPU201が撮像装置100を制御するためのプログラムなどを記憶する。RAM2020とROM203は図1のメモリ107に対応する。
モータドライバ204は、撮像光学系101のモータを駆動する。モータドライバ204はCPU201からの駆動指示(信号)を受けて、当該駆動指示に応じてモータを駆動することにより、適切な停止位置へ撮像光学系101の各レンズ、絞り機構101b、NDフィルタ101cを移動させる。
I/Fドライバ205はイーサネットPHY(physical layer)などの外部インターフェースとの接続を実現するために通信を行うドライバである。
図3のフローチャートを参照して、撮像装置100が適切な露光量で撮像を行うための絞り制御の手順・処理について説明する。
S301において、撮像装置100は予備撮像を行う。予備撮像で得られた画像データに基づいて、次フレームの露光量が決定される。露光量は、信号増幅率(Sv値)、露光時間(Tv値)、絞り値(Av値)から決定される。信号増幅率はアナログゲインである。露出=Ev値は、Sv値、Tv値、Av値を用いると式(1)のように表すことができる。ただし、Ev値、Sv値、Tv値、Av値はすべての単位が段数である。
Ev値 = Av値 + Tv値 - Sv値 ・・・(1)
Ev値は明るさの指標であり、Ev値が大きいほど露光量が少なくなるため、明るい被写体に露出が合う。逆にEv値が小さいほど露光量が多くなるため、暗い被写体に露出が合う。Av値を大きくすることは、絞りを閉じる方向へ(画像が暗くなるように)制御することを意味し、Av値を大きくすると露光量は減る。Tv値を大きくすることは、露光時間を短い方向へ(画像が暗くなるように)制御することを意味し、Tv値を大きくすると、露光量は減る。Sv値を大きくすることは、アナログゲインを増加する方向へ(画像が明るくなるように)制御することを意味し、Sv値を大きくすると、露光量は大きくなる。
例えば、Av値、Tv値、Sv値のいずれかを1段だけ増加させると、Ev値が1段増加する。すなわち、1段分露光量を減らすことができて、明るい被写体を撮像しやすくなる。このようにAv値、Tv値、Sv値を制御することで、被写体を適切な露光量で撮像することが可能となる。また、以降の説明を簡潔にするために、画素グループ毎に変更可能な露光量である撮像部102の露光量X、撮像部102への露光量である撮像光学系101の露光量Y、撮像装置100全体の露光量である露光量Zをそれぞれ式(2)、式(3)および式(4)で示す。X、YおよびZはすべて露光量を示していて、数値が(正の方向に)大きいほど露光量が大きくなる。
X = -Tv値 + Sv値 ・・・(2)
Y = -Av値 ・・・(3)
Z = X + Y = -Av値 -Tv値 + Sv値
(= -Ev値) ・・・(4)
S302において、撮像装置100は予備撮像された画像から撮像素子102aの画素グループ毎に輝度の平均値を算出する。この平均値を画素グループの輝度値として扱う。なお、本実施形態では平均値を画素グループの輝度値とするが、中央値、最大値または最小値などを画素グループの輝度値としてもよい。
S303では、画素グループ毎に露光量Xを算出する。まず、S302で得られた画素グループ毎の輝度値と目標となる輝度値との比率を算出する。この比率と予備撮像(前フレーム)の露光量Xから、次フレームで目標となる輝度値で撮像できる露光量X(Sv値、Tv値)を算出する。
目標の輝度値(目標輝度値)は、設計者もしくはユーザが設定するもので、例えばダイナミックレンジの中央値とする。1画素あたりのデータ量が4096(12bit)の撮像素子102aを用いる場合には、目標輝度値をダイナミックレンジの中央値に近い2000前後に設定する。このように目標輝度値を設定することで、被写体を飽和(白飛び、黒つぶれ)なく撮像できる。
例えば、画素グループ内の平均輝度値が目標輝度値よりも1/3段分明るい場合には、次フレームの露光量は1/3段分減少させることで、適切な露光量で撮像することが可能となる。そのため、Tv値を1/3段分増加(もしくはSv値を1/3段分減少)して露光量X(Sv値、Tv値)が算出される。
なお、Tv値とSv値の一方だけを調整するのではなく、Tv値とSv値の両方を、適切な露光量で撮像できるように調整してもよい。例えば、Tv値を1/6段分増加し、かつ、Sv値を1/6段分減少して、露光量Xを算出してもよい。
S304において、撮像装置100は絞りが安定しているかを判定する。具体的には、例えば、絞り機構101bのモータの動き(例えば、回転速度)が安定しているかに基づいて、判定を行う。絞り機構101bはモータによって駆動されるため、制御(モータの動き、レンズの移動)が安定するまでに時間がかかる場合がある。撮像タイミングで絞りが安定していない場合には、撮像タイミングの露光量の情報を正しく取得できないことがある。そのため、絞りが安定していているか判定を行う。絞りが安定していない場合には、S309へ移行して絞り制御を実施しない。絞りが安定している場合には、S305へ移行して絞り制御を実施するか決定する。
S305において、撮像装置100は、画素グループ毎の露光量Xと閾値とを比較することによって、絞りを制御するか否かを判定(決定)する。具体的には、撮像装置100は、露光量Xが閾値を超えたか否かによって、絞りを開方向に制御するか閉方向に制御するかを決定する。なお、本実施形態では、閾値を超えるという表現は、閾値を上回ることにより閾値を超える場合と、閾値を下回ることにより閾値を超える場合を含む。
画素グループの中で暗い領域は、適正露光で撮像するために、撮像部102の露光量Xが大きくなるようにTv値とSv値が設定される。しかし、設定できる露光量X(=-Tv値+Sv値)には上限値が存在するため、露光量Xが上限値になった場合には、それ以上撮像部102の露光量Xを増やすことができなくなる。そこで、露光量Xの上限値近くに閾値(上限の閾値)を設けて、露光量Xが閾値を上回る場合(S305:Yes)、つまり、露光量Xが上限値近くになった場合、絞りを開口方向へ制御する。これにより、絞りが開口方向(Av値が小さくなる方向)へ制御されるため、露光量Yが増加し、撮像装置100全体の露光量である露光量Zは大きくなる。露光量Yが増加した分、露光量Xを低減することができるため、Tv値とSv値を、閾値を下回る値に設定することが可能となる。すなわち、Tv値とSv値が上限値とならずに露光量を調整することが可能となるため、画素グループ毎に適切な露光量で撮像することができる。
上記した説明は画素グループの中の暗い領域に対する露光量Xについてされているが、画素グループの中の明るい領域に対しても暗い領域と同様に考えることができる。画素グループの中で明るい領域は、適正露光で撮像するために、撮像部102の露光量Xが小さくなるようにTv値とSv値が設定される。しかし、設定できる露光量X(=-Tv値+Sv値)には下限値が存在するため、露光量Xが下限値になった場合には、下限値を超えて撮像部102の露光量Xを減らすことができなくなる。そこで、露光量Xの下限値近くに閾値(下限の閾値)を設けて、露光量Xが閾値を下回る場合(S305:Yes)、つまり、露光量Xが下限値近くになった場合、絞りを閉口方向へ制御する。これにより、絞りが閉口方向(Av値が大きくなる方向)へ制御されるため、露光量Yが減少し、撮像装置100全体の露光量である露光量Zは小さくなる。露光量Yが減少した分、露光量Xを増加することができるため、Tv値とSv値が閾値を上回る値に設定することが可能となる。すなわち、Tv値とSv値が下限値とならずに露光量を調整することが可能となるため、画素グループ毎に適切な露光量で撮像することができる。
S305の判定結果がNoの場合、S309に進む。S305の判定結果がYesの場合、S306に進む。
S306において、撮像装置100は、絞りの制御量(Av値)を算出し、決定する。絞りの制御量は露光量Yの遷移量によって、露光量Xが閾値を超えない範囲に遷移できる量であることが望ましい。これにより、絞りの制御回数を減らすことができる。
S307において、撮像装置100は、S306で決定された絞りの制御値(Av値)となるように絞り機構101bのモータを制御する。
S308において、撮像装置100は、S303で算出された露光量X(Sv値、Tv値)を補正する。S307で絞り制御を行うので、露光量Y(Av値)が変化する。そこで、露光量が適切になるまでの時間(フレーム数)を短縮するために、露光量ZがS307の絞り制御によって変化しないように露光量Xを補正する。例えば、撮像光学系101の露光量Yが+1段増えた場合には、撮像部102の露光量Xを-1段減らす補正を行う。露光量Xを補正ができない場合には、撮像された画像に対してデジタルゲインによって画像の明るさを補正することが望ましい。これにより、露光量Xを補正できない場合でも配信される画像明るさを適切に設定することができる。ただし、輝度値が飽和してしまうとデジタルゲインによる補正ができなくなる。そのため、露光量Xを補正できない場合には、輝度が飽和しない範囲で絞りの制御を行うことが望ましい。
S309において、S303で算出された露光量X(Sv値、Tv値)あるいはS308で補正された露光量X(Sv値、Tv値)で撮像を行うことを決定する。
S310において、S309で決定された露光量Xで撮像を行う。
S311では、撮像を終了するか否かの判定を行う。例えば、ユーザが情報処理装置110から撮像装置100に撮像終了の指示(信号)を送信し、当該指示がネットワークIF106を介して受信されると、撮像装置100は、撮像を終了すると判定する。撮像を終了する場合には、図3のフローを終了する。撮像を続ける場合には、S302に移行する。S302ではS310で撮像された画像から撮像素子102aの画素領域ごとに輝度の平均値を算出する。以降は同様の手順で制御を行う。
図4を参照して、露光量について説明する。図4は本実施形態に係る露光量と被写体の明るさの関係を示した図である。図4には3つのグラフ401、402および403が示されている。グラフ401の縦軸は露光量Xを示し、グラフ402の縦軸は露光量Yを示し、グラフ403の縦軸は露光量Zを示している。各グラフ401、402、403において横軸は被写体の明るさであり、横軸のスケールは同一である。
撮像装置100は被写体の明るさに応じて適切な明るさで画像を取得(撮像)するように露光量Zを決定する。そのため、被写体の明るさが暗い場合には、撮像装置100の露光量Z(=X+Y)は最大の値となる。被写体の明るさが明るい場合には、撮像装置100の露光量Z(=X+Y)は最小の値となる。
露光量Xのグラフ401には、二種類の線(実線411と破線412)が示されている。また、露光量Zのグラフ403にも、二種類の線(実線415と破線416)が示されている。実線411、415は画素グループの内、最も明るい領域の露光量を示している。破線412、416は画素グループの内、最も暗い領域の露光量を示している。露光量Yは撮像光学系101の絞り機構101bで決定される露光量である。そのため、露光量Yは、撮像素子102bの全ての画素グループで一律の制御となる。明るい領域でも暗い領域でも同一の露光量Yとなるため、露光量Yのグラフ402では、破線を省略して実線413のみを記載している。
露光量Xのグラフ401では、上限の閾値417および下限の閾値418を一点鎖線で示している。撮像装置100は露光量Xを参照して、露光量Yを制御する。被写体の明るさが明るくなる(グラフ401で左から右に遷移する)場合には、露光量Xのグラフ401において最も明るい領域(実線411)が下限の閾値418を下回る場合(閾値418を下方に超えた場合)に、露光量Yを減らす方向に絞りを制御する(矢印426)。逆に、被写体の明るさが暗くなる(グラフ401で右から左に遷移する)場合には、最も暗い領域(破線412)が上限の閾値417を上方に超えた場合に、露光量Yを増やす方向に絞りを制御する(矢印430)。図4のグラフ401では、露光量Xが閾値417、418を超えた点が4つあり、当該点を星印で示している。
また、露光量Xのグラフ401および露光量Yのグラフ402における矢印は露光量の遷移方向を示している。例えば、グラフ401、402で最も左にある遷移方向の矢印420、430は、露光量Yは増える方向に遷移し、露光量Xは減る方向に遷移する。このとき、露光量Yの遷移量と露光量Xの遷移量を同じにすることで、露光量Zは遷移しない。これによって、撮像装置100の露光量Zは、常に被写体の明るさに対して適切な露光量に設定することが可能となる。このとき露光量Xは同一フレームで補正することが望ましい(S308)が、補正を行わずに絞り制御を行った次フレーム以降に露光量Xを算出して露光量を調整してもよい。
このように、本実施形態では、露光量Xを参照して絞り(絞り機構101b)の制御を行うことで、適切な露出で撮像可能な絞り制御を行うことが可能となる。
絞り制御において、遷移時間が数フレームに跨る場合には、撮像タイミングにおける絞り値を参照して、図3のS308で露光量Xを補正することが望ましい。これにより、絞り制御中に露光量Zの変動によるハンチングを防ぐことができる。
次に、絞りの制御量(露光量Y)について説明する。暗い領域の露光量Xが上限の閾値417を超えた場合に、絞りの制御量が大きいと明るい領域の露光量Xが下限の閾値418を超えてしまう(下回る)ことがある。そのため、露光量Xが上限の閾値417を超えて絞り制御を行う場合には、明るい領域の露光量Xと下限の閾値418の差を算出する。絞り制御で変更可能な露光量を、明るい領域の露光量Xと下限の閾値418の差よりも小さく設定することでハンチングを防ぐことができる。なお、露光量Xが上限の閾値417を超えた場合について説明したが、露光量Xが下限の閾値418を超えた場合についても同様な設定をすればよい。
また、絞りの制御量が小さい場合には、露光量Xが上限の閾値417を超えたままになってしまい再度絞り制御を実施する必要が出てしまう。そのため絞りの制御量は、暗い領域の露光量Xが上限の閾値417を超えた場合には、露光量Xの最大値と上限の閾値417の差よりも、大きい設定にすることが望ましい。これにより絞り制御の頻度を抑制することが可能となる。なお、露光量Xが上限の閾値417を超えた場合について説明したが、露光量Xが下限の閾値418を超えた場合についても同様な設定をすればよい。
また、絞りの制御量は画素グループの露光量Xの最大値(最も暗い領域)と最小値(最も明るい領域)から算出してもよい。最も暗い領域の露光量と最も明るい領域の露光量の中央値(「露光量Xの中央値」と称する)と、上限の閾値417と下限の閾値418の露光量の中央値(「閾値の中央値」と称する)の差を算出する。露光量の中央値の差分だけ絞り制御(露光量Y)を遷移することで、露光量Xの中央値が閾値の中央値と一致する。これにより、露光量Xが閾値417、418付近に設定されることを抑制できるため、絞り制御の頻度を抑制することができる。
また、露光量が適切になるまでの時間(フレーム)を短縮する方法として、フレームレートが速いほど絞り制御のモータ制御を高速にすればよい。ただし、高速制御を行うと明るさのハンチングが発生する可能性は高くなる。また、明るさのハンチングを防ぐために、露光量Xには遷移量に制限を設ける場合がある。この場合、絞り制御を行う際は、露光量の遷移上限を緩和することで露光量が適切になるまでの時間を短縮することが可能となる。
また、絞り制御中の露光量のずれを低減する方法として、1フレームあたりの絞りの遷移量を制限してもよい。これにより、1フレームでのずれ量が低減される。
露光量Xを補正できない場合には、絞り遷移中の露光量Xは変更せずに一定の値に固定することでハンチングを防ぐことができる。ただし、この場合は撮像される画像が適正露出とならないため、撮像された画像をデジタルゲインによって、適正露出となるように補正することが望ましい。このとき、絞り制御によって露光量が変更されることで輝度情報が飽和(黒つぶれや白飛び)すると、デジタルゲインによる補正ができなくなる。そのため、絞りの遷移量を抑えて、輝度情報を飽和させないようにすることが望ましい。
絞り制御が撮像タイミングと同期できない場合には、露光量Yが不定となるため、露出がハンチングすることがある。ハンチングする期間を短くするためには、絞りの遷移時間および遷移頻度を短く設定することが望ましい。
露光量Xの限度(上限の閾値、下限の閾値)は撮像素子102の仕様や撮像装置100の仕様によって決定される。露光量Xの限度は、撮像装置100の設計者が設定する。
図4では、最も明るい領域(最も露光量の少ない画素グループ)と最も暗い領域(最も露光量の多い画素グループ)を例に挙げて説明した。全ての画素グループの露光量を参照する必要はない。最も露光量の多い画素グループまたは最も露光量の少ない画素グループに対して、閾値417、418との比較を行えばよい。これによって判定にかかる処理を低減することが可能となる。
また、本実施形態では、画素グループ毎に判定を行うとして説明したが、複数の画素グループをまとめて平均値を算出して、閾値417、418と比較してもよい。これによって判定にかかる処理を低減することが可能となる。つまり、撮像光学系制御部104は、撮像部102への露光量を、複数の画素グループで構成された領域毎に制御してもよい。
また、露光量の閾値417、418を超えた画素グループの数にも所定の上限値(閾値)を設け、閾値417、418を超えた画素グループ数が所定の上限値よりも多い場合に、絞り制御を実施してもよい。これによって、点光源などの局所的かつ極端な明るさで被写体を照らす光源の影響を低減することができる。
1つのフレーム画像において、最も暗い領域の露光量Xが閾値417を超え、且つ、最も明るい領域の露光量Xが閾値418を超えている場合には、輝度情報を参照して輝度情報が飽和していない方向へ絞りを制御して露光量Yを変更することが望ましい。これによって撮像部102のダイナミックレンジの範囲で、適切な露光量で撮像できる画素グループの数を増やすことが可能となる。
また、上限の閾値417を超えている領域の数または大きさと、下限の閾値418を超えている領域の数または大きさに比率の制限を設けてもよい。この比率の制限に収まるように露光量Yを変更してもよい。例えば「閾値418を超えた明るい領域:閾値417を超えた暗い領域」=「1:1」となるように制限を設けた場合には、撮像部102のダイナミックレンジの範囲で、適切な露光量で撮像できる画素グループの数を増やすことが可能となる。また、「閾値418を超えた明るい領域:閾値417を超えた暗い領域」=「9:1」とすれば暗い領域が飽和しにくくなるため、暗い領域を撮像しやすくなる。さらに、暗い領域を最優先として、露光量Xが上限の閾値417を超えた場合には、明るい領域の露光量に依らず、露光量Yを増やしてもよい。この場合、露光量Yを変更した後は、露光量Xの下限の閾値418は被写体の明るさが変わらない限り常に超えることになるので、絞りの制御に関してハンチングの対策を行う。対策例として3つの例を挙げる。一つ目の対策例は、絞りの制御後は一定期間、絞りの制御判定を行わないことである。これによって、一定期間はハンチングを防ぐことができる。二つ目の対策例は露光量に対する閾値を超えた領域の数に対する上限値(閾値)を設定することである。絞りの制御直後の閾値を超えた領域の数よりも大きい値を上限値(閾値)に設定することで、絞り制御直後にハンチングすることを防ぐことができる。三つ目の対策例は明るい領域と暗い領域の露光量の差を参照して、絞り制御を行うことである。明るい領域と暗い領域の露光量の差を算出して、露光量の差が小さくなって撮像部102のダイナミックレンジに被写体の明るさのレンジが収まった場合に、絞り制御を行う。これによって、暗い領域を優先しながらも、ハンチングを防ぎ、絞り制御を行うことができる。なお、暗い領域を最優先して制御する例を示したが明るい領域を最優先する場合にも同様に露光量Yを変更してよい。
撮像部102への露光量の制御を絞り機構101bによって行う例を示したが、NDフィルタ101cなどの光量を調整する機構によっても同様に行うことが可能である。
上記したように、本実施形態の撮像装置100は、露光時間とアナログゲイン(露光量X)に基づいて絞り値(露光量Y)を調整することにより、撮像装置100全体の露光量Zを適切な値に調整することができるので、適切な露出で撮像を行うことができる。
なお、従来の撮像素子では、暗部を撮像している画素グループは高いアナログゲインで撮像するため、信号に対するノイズ量が多くなる。そのため、ノイズと信号の区別をすることは困難である。すなわち適切な露出で撮像できているかの判断を輝度情報から行うことが困難であり、絞りの遷移(調整、変更)を適切に行うことが難しい。本実施形態の撮像装置100では、アナログゲインに上限値を設定して、撮像を行うので、絞りの遷移を適切に行うことができる。
<第二の実施形態>
第一の実施形態では、2つのパラメータ(Tv値およびSv値)を持つ露光量Xを参照して絞りの制御を行ったが、1つのパラメータ(Tv値もしくはSv値)だけを参照して絞りの制御を行ってもよい。また、Tv値もしくはSv値が固定されている場合には固定されているパラメータを参照する必要はない。また、Tv値およびSv値のうち、片方だけが画素グループ毎に設定可能なパラメータである場合には、画素グループ毎に設定可能なパラメータだけを参照すればよい。また、Tv値とSv値のバランスを取りながらTv値とSv値を増減する場合には、Tv値とSv値の片方が閾値を超えた場合には、もう一方も限度あるいは限度近い設定になっていると予測される。そのため、片方のみを参照して絞り制御を実施した場合でも適切な露出で撮像することが可能となる。
第二の実施形態では、第一の実施形態の撮像装置100を使用し、第一の実施形態と同じ構成や処理については、同じ符号を用い、詳細な説明は省略する。以下、第一の実施形態との相違点を説明する。
図5を参照して、露光量XがTv値のみをパラメータとしている場合を説明する。図5の場合、Tv値のみを参照して絞り制御(露光量Yの調整)を行う。図5のグラフ501は、露光量Xと被写体の明るさの関係を示すグラフである。グラフ502は、露光量Yと被写体の明るさの関係を示すグラフである。グラフ503は、露光量Zと被写体の明るさの関係を示すグラフである。
図5では、露光量X=-Tv値であり、露光量XのTv値のみを参照して、絞り制御を行う。露光量Xに対して、上限の閾値517と下限の閾値518が設定されている。第一の実施形態と同様に、Tv値が閾値517、518を超えた場合に絞り制御を実施する。ただし、撮像装置100の露光量Zは、露光量Xと露光量Yを加算して、更にSv値を加算した値とする(Z=X+Y+Sv)。
次に、図6を参照して、Sv値のみを参照して絞り制御を行う場合について説明する。図6のグラフ601は、露光量Xと被写体の明るさの関係を示すグラフである。グラフ602は、露光量Yと被写体の明るさの関係を示すグラフである。グラフ603は、露光量Zと被写体の明るさの関係を示すグラフである。
図6では、露光量X=Sv値であり、露光量XのSv値のみを参照して絞り制御を行う。露光量Xに対して、上限の閾値617と下限の閾値618が設定されている。第一の実施形態と同様に、Tv値が閾値617,618を超えた場合に絞り制御を実施する。ただし、撮像装置100の露光量Zは、露光量Xと露光量Yを加算して、更に-Tv値を加算した値とする(Z=X+Y-Tv)。
図5および図6で示したように、画素グループ毎に設定可能なパラメータ(Tv値もしくはSv値)のみを参照した場合であっても、絞り機構101bを適切に切り替えることで、適切な露光量で撮像できる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを読み出し実行する処理によって実現可能である。このプログラムは、ネットワークまたは記憶媒体を介してシステム又は装置に供給され、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサによって読み出され、実行される。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本実施形態の開示は、以下の構成、方法およびプログラムを含む。
構成1
被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の撮像面における画素又は画素グループ毎に露光時間およびゲインの少なくとも一方の値を制御する第1の制御手段と、
前記第1の制御手段により制御された値に基づいて、前記撮像面への露光量を制御する第2の制御手段と、
を有する撮像装置。
構成2
前記撮像装置は、前記第1の制御手段により制御された値が所定の閾値を超えるか否かを判定する判定手段をさらに有し、
前記第2の制御手段は、前記判定手段の判定結果に応じて、前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする構成1に記載の撮像装置。
構成3
1つのフレーム画像において、前記第1の制御手段により制御された値が異なる値を取る場合、前記第2の制御手段は、前記第1の制御手段により制御された値のうち、最大値又は最小値に基づいて、前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする構成1に記載の撮像装置。
構成4
前記所定の閾値は上限の閾値と下限の閾値を含み、
前記第1の制御手段により制御された値が前記上限の閾値を上回ることにより、前記上限の閾値を超えたと前記判定手段が判定した場合、前記第2の制御手段は、前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする構成2に記載の撮像装置。
構成5
前記判定手段が、前記第1の制御手段により制御された値が前記下限の閾値を下回ることにより、前記下限の閾値を超えたと前記判定手段が判定した場合、前記第2の制御手段は、前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする構成4に記載の撮像装置。
構成6
前記第1の制御手段は、前記露光時間だけを制御することを特徴とする構成1から5のいずれかに記載の撮像装置。
構成7
前記第1の制御手段は、前記ゲインだけを制御することを特徴とする構成1から5のいずれかに記載の撮像装置。
構成8
前記第2の制御手段は、前記上限の閾値を超えた画素グループの数と、前記下限の閾値を超えた画素グループの数とに基づいて、前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする構成4または5に記載の撮像装置。
構成9
1つのフレーム画像において、前記上限の閾値を超える画素グループと、前記下限の閾値を超える画素グループが存在する場合、前記第2の制御手段は、輝度情報を参照して前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする構成4または5に記載の撮像装置。
構成10
1つのフレーム画像において、前記上限の閾値を超える画素グループと、前記下限の閾値を超える画素グループが存在する場合、前記第2の制御手段は、前記上限の閾値を超えた画素グループの数と前記下限の閾値を超えた画素グループの数との比率に基づいて、記撮像面への露光量を制御することを特徴とする構成4または5に記載の撮像装置。
構成11
前記第2の制御手段が前記撮像面への露光量を増大する制御を行う場合、当該増大する量が、前記撮像面の露光量の最大値と前記上限の閾値との差よりも大きいことを特徴とする構成4または5に記載の撮像装置。
構成12
前記第2の制御手段が前記撮像面への露光量を減少する制御を行う場合、当該減少する量が、前記撮像面の露光量の最小値と前記下限の閾値との差よりも大きいことを特徴とする構成11に記載の撮像装置。
構成13
前記第2の制御手段が前記撮像面への露光量を増大する制御を行う場合、当該増大する量が、前記撮像面の露光量の最小値と前記下限の閾値との差よりも小さいことを特徴とする構成4または5に記載の撮像装置。
構成14
前記第2の制御手段が前記撮像面への露光量を減少する制御を行う場合、当該減少する量が、前記撮像面の露光量の最小値と前記下限の閾値との差よりも小さいことを特徴とする構成13に記載の撮像装置。
構成15
前記第2の制御手段が前記撮像面への露光量を変更する場合、前記撮像面の露光量の最大値が前記上限の閾値を上回らず且つ前記撮像面の露光量の最小値が前記下限の閾値を下回らないことを特徴とする構成4または5に記載の撮像装置。
構成16
前記第2の制御手段が前記撮像面への露光量を変更する場合、当該変更する量が、前記撮像面の露光量の最大値および最小値の中央値と、前記上限の閾値および前記下限の閾値の中央値との差であることを特徴とする構成4または5に記載の撮像装置。
構成17
前記第2の制御手段は、前記撮像面への露光量を、複数の前記画素グループで構成された領域毎に制御することを特徴とする構成1から5のいずれかに記載の撮像装置。
構成18
前記第2の制御手段は、絞りまたはND(Neutral Density)フィルタの挿抜を制御することにより、前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする構成1から5のいずれかに記載の撮像装置。
方法1
撮像部を有する撮像装置の制御方法であって、
前記撮像部の撮像面における画素又は画素グループ毎に露光時間およびゲインの少なくとも一方の値を制御する第1の工程と、
前記第1の工程により制御された値に基づいて、前記撮像部への露光量を制御する第2の工程と、
を有する制御方法。
プログラム1
撮像部を有する撮像装置のコンピュータに、
前記撮像部の撮像面における画素又は画素グループ毎に露光時間およびゲインの少なくとも一方の値を制御する第1の工程と、
前記第1の工程により制御された値に基づいて、前記撮像部への露光量を制御する第2の工程と、
を実行させるためのプログラム。
100 撮像装置、 101 撮像光学系、101b 絞り機構、101c NDフィルタ、102 撮像部、102a 撮像素子、102b 増幅部、102c 画像処理部、102d 画素グループ制御部、103 システム制御部、104 撮像光学系制御部、201 CPU

Claims (20)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段の撮像面における画素又は画素グループ毎に露光時間およびゲインの少なくとも一方の値を制御する第1の制御手段と、
    前記第1の制御手段により制御された値に基づいて、前記撮像面への露光量を制御する第2の制御手段と、
    を有する撮像装置。
  2. 前記撮像装置は、前記第1の制御手段により制御された値が所定の閾値を超えるか否かを判定する判定手段をさらに有し、
    前記第2の制御手段は、前記判定手段の判定結果に応じて、前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 1つのフレーム画像において、前記第1の制御手段により制御された値が異なる値を取る場合、前記第2の制御手段は、前記第1の制御手段により制御された値のうち、最大値又は最小値に基づいて、前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記所定の閾値は上限の閾値と下限の閾値を含み、
    前記第1の制御手段により制御された値が前記上限の閾値を上回ることにより、前記上限の閾値を超えたと前記判定手段が判定した場合、前記第2の制御手段は、前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記判定手段が、前記第1の制御手段により制御された値が前記下限の閾値を下回ることにより、前記下限の閾値を超えたと前記判定手段が判定した場合、前記第2の制御手段は、前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記第1の制御手段は、前記露光時間だけを制御することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記第1の制御手段は、前記ゲインだけを制御することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記第2の制御手段は、前記上限の閾値を超えた画素グループの数と、前記下限の閾値を超えた画素グループの数とに基づいて、前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
  9. 1つのフレーム画像において、前記上限の閾値を超える画素グループと、前記下限の閾値を超える画素グループが存在する場合、前記第2の制御手段は、輝度情報を参照して前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
  10. 1つのフレーム画像において、前記上限の閾値を超える画素グループと、前記下限の閾値を超える画素グループが存在する場合、前記第2の制御手段は、前記上限の閾値を超えた画素グループの数と前記下限の閾値を超えた画素グループの数との比率に基づいて、記撮像面への露光量を制御することを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
  11. 前記第2の制御手段が前記撮像面への露光量を増大する制御を行う場合、当該増大する量が、前記撮像面の露光量の最大値と前記上限の閾値との差よりも大きいことを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
  12. 前記第2の制御手段が前記撮像面への露光量を減少する制御を行う場合、当該減少する量が、前記撮像面の露光量の最小値と前記下限の閾値との差よりも大きいことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記第2の制御手段が前記撮像面への露光量を増大する制御を行う場合、当該増大する量が、前記撮像面の露光量の最小値と前記下限の閾値との差よりも小さいことを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
  14. 前記第2の制御手段が前記撮像面への露光量を減少する制御を行う場合、当該減少する量が、前記撮像面の露光量の最小値と前記下限の閾値との差よりも小さいことを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記第2の制御手段が前記撮像面への露光量を変更する場合、前記撮像面の露光量の最大値が前記上限の閾値を上回らず且つ前記撮像面の露光量の最小値が前記下限の閾値を下回らないことを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
  16. 前記第2の制御手段が前記撮像面への露光量を変更する場合、当該変更する量が、前記撮像面の露光量の最大値および最小値の中央値と、前記上限の閾値および前記下限の閾値の中央値との差であることを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
  17. 前記第2の制御手段は、前記撮像面への露光量を、複数の前記画素グループで構成された領域毎に制御することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の撮像装置。
  18. 前記第2の制御手段は、絞りまたはND(Neutral Density)フィルタの挿抜を制御することにより、前記撮像面への露光量を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の撮像装置。
  19. 撮像部を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像部の撮像面における画素又は画素グループ毎に露光時間およびゲインの少なくとも一方の値を制御する第1の工程と、
    前記第1の工程により制御された値に基づいて、前記撮像部への露光量を制御する第2の工程と、
    を有する制御方法。
  20. 撮像部を有する撮像装置のコンピュータに、
    前記撮像部の撮像面における画素又は画素グループ毎に露光時間およびゲインの少なくとも一方の値を制御する第1の工程と、
    前記第1の工程により制御された値に基づいて、前記撮像部への露光量を制御する第2の工程と、
    を実行させるためのプログラム。
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