JP2024021248A - ゴム組成物及びコンベヤベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】加硫ゴムとしたときに、難燃性能が優れ、難燃剤を添加しても難燃剤を添加しないゴム組成物から得られる加硫ゴムが有する優れた省電力性能を維持できるゴム組成物、及び、コンベヤベルトの提供。【解決手段】天然ゴムとブタジエンゴムとを含むジエン系ゴム、窒素吸着比表面積が20~100m2/gであり、かつ、ジブチルフタレート吸油量が70~120cm3/100gであるカーボンブラック、特定の式で表される化合物と三酸化アンチモンとを含む難燃剤、硫黄、及び、加硫促進剤を含有し、天然ゴムのブタジエンゴムに対する質量比が40/60~80/20であり、上記カーボンブラックの含有量がジエン系ゴム100質量部に対して20~50質量部であり、特定の式で表される化合物と三酸化アンチモンとの合計含有量がジエン系ゴム100質量部に対して、15~50質量部である、ゴム組成物、並びに、これを用いて形成されたコンベヤベルト。【選択図】なし

Description

本発明は、ゴム組成物及びコンベヤベルトに関する。
従来、天然ゴム及びブタジエンゴムを含有するゴム組成物をコンベヤベルトに使用できることが知られている(例えば、特許文献1)。
また、近年、コンベヤベルトに難燃性能を付与することが求められている。
ゴムの難燃化については、ゴム組成物中に、ハロゲン系難燃剤、リン系難燃剤、金属水酸化物、アンチモン化合物等の難燃剤を添加する手法が一般的である。
しかし、上記のような難燃剤の添加は、ゴム物性を悪化させる要因(例えば、特許文献2)や、加硫ゴムの低tanδを悪化させる要因(例えば、特許文献3)となることが知られている。
特許文献2には、三酸化アンチモン等のアンチモン系難燃剤を配合することは、ゴム物性等に対する悪影響が懸念されるため、ゴム組成物にアンチモン系難燃剤を配合しないことが望ましいことが示されている(特許文献2の[0021]、比較例1を参照)。
特許文献3には、ジエン系ゴムに難燃剤を添加することによって、ジエン系ゴムに難燃剤を添加しない場合よりも、加硫ゴムのtanδ(20℃条件下)が上昇したことが示されている(特許文献3の比較例3と比較例4~6との比較結果)。
特開2021-181543号公報 特開2021-24872号公報 特開2012-180475号公報
このように、従来、ジエン系ゴムを含有するゴム組成物に難燃剤を添加することによって、上記ゴム組成物から得られる加硫ゴムに難燃性能を付与することができたとしても、上記加硫ゴムにおいて、難燃剤を添加しないゴム組成物から得られる加硫ゴムが有する省電力性能(低tanδ)と同等程度の省電力性能(低tanδ)を維持することは困難であった。
また、難燃剤を添加しないゴム組成物から得られる加硫ゴムが有する省電力性能(低tanδ)が-20℃、0℃及び+20℃の温度条件下で優れる場合、上記ゴム組成物に難燃剤を添加したゴム組成物について、上記と同様の優れた省電力性能を維持することは更に困難であった。
そこで、本発明は、加硫ゴムとしたときに、難燃性能が優れ、難燃剤を添加しても難燃剤を添加しないゴム組成物から得られる加硫ゴムが有する優れた省電力性能を維持できるゴム組成物を提供することを目的とする。
また、本発明は、コンベヤベルトを提供することも目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、ゴム組成物が、天然ゴムとブタジエンゴムとを特定の質量比で含むジエン系ゴム、窒素吸着比表面積及びジブチルフタレート吸油量がそれぞれ特定の範囲であるカーボンブラック、特定の2種の化合物を含む難燃剤、硫黄、並びに、加硫促進剤を含有し、上記カーボンブラックの含有量、難燃剤としての上記特定の2種の化合物の合計含有量が、それぞれ特定の範囲であることによって、上記のゴム組成物を加硫ゴムとしたときに、難燃性能が優れ、難燃剤を添加しても難燃剤を添加しないゴム組成物から得られる加硫ゴムが有する優れた省電力性能を維持できることを見出し、本発明に至った。
本発明は上記知見等に基づくものであり、具体的には以下の構成により上記課題を解決するものである。
[1] 天然ゴムとブタジエンゴムとを含むジエン系ゴム、
窒素吸着比表面積が20~100m/gであり、かつ、ジブチルフタレート吸油量が70~120cm/100gであるカーボンブラック、
後述する式(1)で表される化合物と三酸化アンチモンとを含む難燃剤、
硫黄、及び、
加硫促進剤を含有し、
上記天然ゴムの上記ブタジエンゴムに対する質量比が40/60~80/20であり、
上記カーボンブラックの含有量が、上記ジエン系ゴム100質量部に対して、20~50質量部であり、
上記式(1)で表される化合物と上記三酸化アンチモンとの合計含有量が、上記ジエン系ゴム100質量部に対して、15~50質量部である、ゴム組成物。
[2] 上記式(1)で表される化合物の含有量は、上記三酸化アンチモンの含有量の、質量基準で、1~10倍である、[1]に記載のゴム組成物。
[3] [1]又は[2]に記載のゴム組成物を用いて形成されたコンベヤベルト。
[4] 上記ゴム組成物を用いて形成されたカバーゴムを有する、[3]に記載のコンベヤベルト。
本発明によれば、加硫ゴムとしたときに、難燃性能が優れ、難燃剤を添加しても難燃剤を添加しないゴム組成物から得られる加硫ゴムが有する優れた省電力性能を維持できるゴム組成物、及び、上記ゴム組成物を用いて形成されたコンベヤベルトを提供することができる。
図1は本発明のコンベヤベルトの一実施形態の断面図である。 図2は本発明のコンベヤベルトの他の一実施形態の断面図である。
本発明について以下詳細に説明する。
なお、本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を含む範囲を意味する。
本明細書において、特に断りのない限り、各成分はその製造方法について特に制限されない。例えば、従来公知の方法が挙げられる。
本明細書において、特に断りのない限り、各成分はその成分に該当する物質をそれぞれ単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。成分が2種以上の物質を含む場合、成分の含有量は、2種以上の物質の合計の含有量を意味する。
[ゴム組成物]
本発明のゴム組成物は、
天然ゴムとブタジエンゴムとを含むジエン系ゴム、
窒素吸着比表面積が20~100m/gであり、かつ、ジブチルフタレート吸油量が70~120cm/100gであるカーボンブラック、
下記式(1)で表される化合物と三酸化アンチモンとを含む難燃剤、
硫黄、及び、
加硫促進剤を含有し、
上記天然ゴムの上記ブタジエンゴムに対する質量比が40/60~80/20であり、
上記カーボンブラックの含有量が、上記ジエン系ゴム100質量部に対して、20~50質量部であり、
上記式(1)で表される化合物と上記三酸化アンチモンとの合計含有量が、上記ジエン系ゴム100質量部に対して、15~50質量部である、ゴム組成物である。
式(1)中、Rは不飽和結合を含んでもよい脂肪族炭化水素基を表す。
本発明のゴム組成物によって上記の所望の効果が得られる理由は明らかではないが、およそ以下のとおりと推測される。つまり、本発明のゴム組成物は上記構成を有し、本発明のゴム組成物から得られる加硫ゴムにおいて、難燃剤としての式(1)で表される化合物及び/又は三酸化アンチモンが分散状態を保ち、上記加硫ゴムから上記難燃剤がブリードアウトを防ぐことができるため、本発明のゴム組成物によれば、加硫ゴムに優れた難燃性能を付与しつつ、難燃剤を添加しても難燃剤を添加しないゴム組成物から得られる加硫ゴムが有する優れた省電力性能を維持できる、と考えられる。
以下、本発明のゴム組成物に含有される各成分について詳述する。
[ジエン系ゴム]
本発明のゴム組成物はジエン系ゴムを含有し、上記ジエン系ゴムは天然ゴムとブタジエンゴムとを含む。
[天然ゴム]
本発明において、ジエン系ゴムとして含まれる天然ゴム(NR)は特に制限されない。例えば従来公知のものが挙げられる。
[ブタジエンゴム]
本発明において、ジエン系ゴムとして含まれるブタジエンゴム(BR)は特に制限されない。例えば従来公知のものが挙げられる。
BRは、例えば、23℃条件下において固体であるポリブタジエンが好まし態様の1つとして挙げられる。また、BRは、未変性のBRであっても、変性されたBRであってもよい。
BRの重量平均分子量は、省電力性能がより優れ、耐摩耗性が優れるという観点から、20万以上であることが好ましく、30万~100万であることがより好ましい。
本明細書において、BRの重量平均分子量(Mw)は、以下の条件のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)測定により得られる標準ポリスチレン換算値とできる。
・溶媒:テトラヒドロフラン
・検出器:RI検出器
[天然ゴムのブタジエンゴムに対する質量比]
本発明において、天然ゴムのブタジエンゴムに対する質量比(NR/BR)は、40/60~80/20である。
上記質量比(NR/BR)は、省電力性能がより優れ、ゴム物性(例えば、引張強度:TB、伸び率:EB)が優れるという観点から、50/50~80/20であることが好ましく、60/40~75/25がより好ましい。
(天然ゴムとブタジエンゴムとの合計含有量)
天然ゴムとブタジエンゴムとの合計含有量は、省電力性能がより優れ、ゴム物性が優れるという観点から、ジエン系ゴム全量中の80~100質量%であることが好ましく、100質量%がより好ましい。
(その他のジエン系ゴム)
ジエン系ゴムは、天然ゴム及びブタジエンゴム以外のジエン系ゴム(その他のジエン系ゴム)を更に含むことができる。その他のジエン系ゴムは、例えば、共役ジエン系モノマーを含むモノマーから形成されるポリマーであれば、特に制限されない(ただし、天然ゴム及びブタジエンゴムを除く)。
[カーボンブラック]
本発明のゴム組成物は、窒素吸着比表面積が20~100m/gであり、かつ、ジブチルフタレート吸油量が70~120cm/100gであるカーボンブラックを含有する。
本明細書において、窒素吸着比表面積が20~100m/gであり、かつ、ジブチルフタレート吸油量が70~120cm/100gであるカーボンブラックを「特定カーボンブラック」又は「特定CB」と称することがある。
[窒素吸着比表面積]
本発明において、特定CBの窒素吸着比表面積(NSA)は、20~100m/gである。
特定CBのNSAは、省電力性能がより優れ、耐屈曲疲労性が優れるという観点から、30~70m/gであることが好ましく、30~50m/gであることが好ましい。
カーボンブラックの窒素吸着比表面積(NSA)は、JIS K6217-2:2017に準じて測定できる。
[ジブチルフタレート吸油量]
本発明において、特定CBのジブチルフタレート吸油量(DBP)は、70~120cm/100gである。
特定CBのDBPは、省電力性能がより優れ、耐屈曲疲労性が優れるという観点から、70~90cm/100gであることが好ましい。
カーボンブラックのジブチルフタレート吸油量(DBP)は、JIS K6217-4:2017に準じて測定できる。
[特定カーボンブラックの含有量]
本発明において、特定カーボンブラックの含有量は、上述のジエン系ゴム100質量部に対して、20~50質量部である。
特定カーボンブラックの含有量は、省電力性能がより優れ、ゴム物性が優れるという観点から、上述のジエン系ゴム100質量部に対して、20~35質量部であることが好ましい。
(シリカ)
本発明のゴム組成物は、更にシリカを含有してもよい。本発明のゴム組成物が更にシリカを含有する場合、得られる加硫ゴムの省電力性能がより優れ、ゴム物性が優れる。
本発明のゴム組成物が更に含有してもよいシリカは特に制限されない。例えば従来公知のものが挙げられる。具体的には例えば、湿式シリカ、乾式シリカ、ヒュームドシリカが挙げられる。
シリカの含有量は、省電力性能がより優れ、ゴム物性が優れるという観点から、上述のジエン系ゴム100質量部に対して、0~50質量部であることが好ましく、5~30質量部がより好ましい。
[難燃剤]
本発明のゴム組成物は難燃剤を含有し、上記難燃剤は、後述する式(1)で表される化合物と三酸化アンチモンとを含む。
[式(1)で表される化合物]
本発明において、難燃剤は下記式(1)で表される化合物を含む。
式(1)中、Rは不飽和結合を含んでもよい脂肪族炭化水素基を表す。
なお、本明細書において式(1)で表される化合物を「特定化合物」とも称する。本発明において、特定化合物は、難燃剤として機能することができる。
式(1)中、Rとしての、不飽和結合を含んでもよい脂肪族炭化水素基は、直鎖状、分岐状、環状、又は、これらの組み合わせのいずれであってもよいが、直鎖状であることが好適な態様として挙げられる。
上記脂肪族炭化水素基の炭素数は特に制限されない。例えば、1~10とすることができる。上記炭素数は2~8が好ましい。
また、不飽和結合を含んでもよい脂肪族炭化水素基は、不飽和結合を含まない飽和脂肪族炭化水素基、不飽和結合を含む不飽和脂肪族炭化水素基のいずれであってもよいが、飽和脂肪族炭化水素基であることが好適な態様として挙げられる。
上記飽和脂肪族炭化水素基としては、例えば、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、へキシレン基、ヘプチレン基、オクチレン基が挙げられる。
上記脂肪族炭化水素基が有してもよい不飽和結合としては、例えば、ビニル基、ビニレン基、エチニル基、エチニレン基が挙げられる。
不飽和結合を含んでもよい脂肪族炭化水素基が不飽和脂肪族炭化水素基である場合、不飽和脂肪族炭化水素基としては、例えば、上記の飽和脂肪族炭化水素基と上記不飽和結合との組合せが挙げられる。
上記特定化合物としては例えば、ビス(ペンタブロモフェニル)エタンが挙げられる。
上記特定化合物は、難燃性能、省電力性能がより優れるという観点から、ビス(ペンタブロモフェニル)エタンを含むことが好ましい。
[三酸化アンチモン]
本発明において、難燃剤として含まれる三酸化アンチモン(Sb)は特に制限されない。
三酸化アンチモンは、上述の式(1)で表される化合物に対する難燃助剤として機能することができる。このため、本発明において三酸化アンチモンを難燃剤として取り扱う。
[式(1)で表される化合物と三酸化アンチモンとの合計含有量]
本発明において、式(1)で表される化合物(特定化合物)と三酸化アンチモンとの合計含有量は、上述のジエン系ゴム100質量部に対して、15~50質量部である。
上記合計含有量は、難燃性能、省電力性能がより優れるという観点から、ジエン系ゴム100質量部に対して、20~40質量部であることが好ましく、25~35質量部がより好ましい。
(式(1)で表される化合物の含有量)
式(1)で表される化合物(特定化合物)の含有量は、難燃性能、省電力性能がより優れるという観点から、三酸化アンチモンの含有量の、質量基準で、1~10倍であることが好ましく、2.0~4.0倍がより好ましい。
(ゴム組成物全量中の、式(1)で表される化合物と三酸化アンチモンとの合計含有量)
また、式(1)で表される化合物と三酸化アンチモンとの合計含有量は、難燃性能、省電力性能がより優れるという観点から、ゴム組成物全量中の5~25質量%であることが好ましい。
(難燃剤全量中の、式(1)で表される化合物と三酸化アンチモンとの合計含有量)
また、式(1)で表される化合物(特定化合物)と三酸化アンチモンとの合計含有量は、難燃性能、省電力性能がより優れるという観点から、難燃剤全量中の80~100質量%であることが好ましく、100質量%がより好ましい。
(その他の難燃剤)
難燃剤は、式(1)で表される化合物及び三酸化アンチモン以外の難燃剤(その他の難燃剤)を更に含むことができる。その他の難燃剤は、難燃性能を付与できる化合物であれば特に制限されない(ただし、式(1)で表される化合物及び三酸化アンチモンを除く)。
なお、本発明のゴム組成物は、塩素化パラフィンを含有しないことが好ましい態様の1つとして挙げられる。
[硫黄]
本発明のゴム組成物は、硫黄を含有する。
硫黄はジエン系ゴムの加硫に使用されるものであれば特に制限されない。例えば、従来公知のものが挙げられる。
硫黄の含有量は、難燃性能及び/又は省電力性能がより優れ、ゴム物性が優れるという観点から、上述のジエン系ゴム100質量部に対して、0.5~5.0質量部が好ましい。
[加硫促進剤]
本発明のゴム組成物は、加硫促進剤を含有する。
加硫促進剤はジエン系ゴムの加硫に使用されるものであれば特に制限されない。加硫促進剤としては例えば、N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CZ)、N-tert-ブチル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(NS)のようなスルフェンアミド系加硫促進剤;テトラキス(2-エチルヘキシル)チウラムジスルフィド(TOT-N)のようなチウラム系加硫促進剤;ジフェニルグアニジン(DPG)のようなグアニジン系加硫促進剤が挙げられる。
加硫促進剤は、難燃性能及び/又は省電力性能がより優れるという観点から、スルフェンアミド系加硫促進剤を含むことが好ましい。
加硫促進剤の含有量は、難燃性能及び/又は省電力性能がより優れるという観点から、上述のジエン系ゴム100質量部に対して、0.5~8.0質量部が好ましい。
(添加剤)
本発明のゴム組成物は、上述した各成分以外に、添加剤を更に含有することができる。添加剤としては、例えば、酸化亜鉛、ステアリン酸のような加硫助剤、加硫遅延剤、老化防止剤、酸化防止剤、可塑剤が挙げられる。
なお、本発明のゴム組成物は、特許文献2に記載されているようなモリブデン酸金属化合物類を含有しないことが好ましい態様の1つとして挙げられる。
(製造方法)
本発明のゴム組成物の製造方法は特に制限されない。例えば、上述した必須成分、及び必要に応じて更に使用することができる添加剤をバンバリーミキサー等で混合する方法が挙げられる。
(加硫)
本発明のゴム組成物の加硫は、通常行われる条件で行うことができる。加硫温度は例えば120~180℃とできる。加硫の際、加圧してもよい。
(用途)
本発明のゴム組成物の用途としては、例えば、コンベヤベルトが挙げられる。
[コンベヤベルト]
本発明のコンベヤベルトは、本発明のゴム組成物を用いて形成されたコンベヤベルトである。
本発明のコンベヤベルトに使用されるゴム組成物は、本発明のゴム組成物であれば特に制限されない。
本発明のコンベヤベルトは、本発明のゴム組成物を用いて形成されたこと以外は特に制限されない。
本発明のゴム組成物を本発明のコンベヤベルトを構成するいずれの構成部材に適用するかは特に制限されない。本発明のコンベヤベルトを構成するゴムのすべて又は一部を本発明のゴム組成物によって形成することができる。
本発明のゴム組成物から得られる加硫ゴムは、難燃性能が優れ、難燃剤を含有しないゴム組成物から得られる加硫ゴムが有する優れた省電力性能を維持できるので、本発明のコンベヤベルトは、本発明のゴム組成物を用いて形成されたカバーゴムを有することが好ましい態様の1つとして挙げられる。
本発明のコンベヤベルトの実施形態を添付の図面を用いて以下に説明する。なお、本発明は添付の図面に制限されない。
図1は、本発明のコンベヤベルトの一実施形態の断面図である。図1に示す本発明のコンベヤベルトの一実施形態(ここでは、本発明のコンベヤベルトの第1の実施形態とも称する)は、布層1をコートゴム(接着ゴム)2で被覆して芯材層とし、その外周をカバーゴム3でカバーしたコンベヤベルト4である。カバーゴム3は本発明のゴム組成物から形成されることが好ましい。
図1において、コンベヤベルト4は、布層1を芯材とするものであり、布層1の積層枚数、カバーゴム3の厚さやベルト幅等は使用目的に応じて適宜決定できる。
布層としては、例えば、ナイロン、ビニロン、ポリエステル等の合成繊維の織布からなる帆布が挙げられる。
カバーゴム3の厚さT、Tは通常の場合、それぞれ1.5~20mm程度とできる。
また、コートゴム2は、公知のコンベヤベルトに用いられているコートゴムを使用できる。上記コートゴムとして、例えば、天然ゴム(NR)、アクリロニトリル-ブタジエンゴム(NBR)、スチレン-ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、エチレン-プロピレンゴム(EPT)、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(EPDM)等をゴム成分として含有するゴム組成物が使用できる。
次に、本発明のコンベヤベルトの第2の実施形態を、図2を用いて説明する。
図2は、本発明のコンベヤベルトの他の一実施形態の断面図である。
図2に示すように、本発明のコンベヤベルトの第2の実施形態は、スチールコード5をクッションゴム(接着ゴム)6で被覆して芯材層とし、その外周をカバーゴム7でカバーしたコンベヤベルト8である。カバーゴム7は本発明のゴム組成物から形成されることが好ましい。
コンベヤベルト8は、例えば、直径0.2~0.4mm程度の素線を複数本撚り合わせた直径2.0~9.5mm程度のスチールコード5を50~230本程度並列させて芯材とすることができる。一般に、コンベヤベルト8の総厚みTは10~50mm程度とできる。
また、クッションゴム6は、例えば、公知のスチールコンベヤベルトに用いられている亜鉛メッキスチールコードに接着可能な接着ゴムを使用できる。クッションゴムとして、具体的には例えば、天然ゴム(NR)、アクリロニトリル-ブタジエンゴム(NBR)、スチレン-ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)等をゴム成分として含有するゴム組成物が使用できる。
本発明のコンベヤベルトは、例えば、常法に従って、芯材となる布層、スチールコード、又は芯材層等を、本発明のゴム組成物で成形した未加硫のゴムシート間に介在させ、加熱加圧して加硫することにより製造できる。加硫条件は、例えば、120~180℃程度、0.1~4.9MPa程度の条件下で、10~90分程度とできる。
本発明のコンベヤベルトは、上述した本発明のゴム組成物を用いて形成されるので、難燃性能が優れ、難燃剤を含有しないゴム組成物から得られる加硫ゴム(コンベヤベルト)が有する優れた省電力性能を維持できる。
以下に実施例を示して本発明を具体的に説明する。ただし本発明はこれらに限定されない。
<ゴム組成物の製造>
下記第1表の各成分を同表に示す組成(質量部)で用いて、これらをバンバリーミキサーで混合し、各ゴム組成物(未加硫)を製造した。
<評価>
(省電力性能)
・加硫シートの作製
上記のとおり製造された各ゴム組成物(未加硫)を、148℃のプレス成型機を用い、面圧3.0MPaの圧力下で30分間加硫して、縦150mm、横150mm、厚さ2mmの加硫シートを作製し、縦40mm、横5mm、厚さ2mmの大きさに加硫シートを打ち抜き、試験片を作製した。
・評価方法
上記のとおり作製された各加硫シートを用いて、粘弾性スペクトロメーター(株式会社東洋精機製作所製)により、チャック間距離10mm、動的歪2%、周波数20Hz、の測定条件にて、動的粘弾性測定を行ない、-20℃、0℃、及び、+20℃における、損失正接(tanδ)を測定した。結果を第1表の「tanδ」欄に示す。
また、各温度におけるtanδを指数で表示した。-20℃でのtanδについて、-20℃でのtanδ「0.3950」を「100」とする指数で表示した。0℃でのtanδについて、0℃でのtanδ「0.1835」を「100」とする指数で表示した。+20℃でのtanδについて、+20℃でのtanδ「0.1660」を「100」とする指数で表示した。各温度でのtanδ(指数)が100以下であった場合を「〇」と表示し、各温度でのtanδ(指数)が100を超えた場合を「×」と表示した。結果を第1表の「tanδ(指数)」欄に示す。
・評価基準
まず、本発明において、難燃剤を添加しないゴム組成物から得られた加硫ゴムの-20℃、0℃及び+20℃でのtanδ(指数)が、いずれも100以下であった場合、難燃剤を添加しないゴム組成物から得られた加硫ゴムの省電力性能が優れるものとする。
次に、難燃剤を添加しないゴム組成物から得られた加硫ゴムの-20℃、0℃及び+20℃でのtanδ(指数)、並びに、上記ゴム組成物に難燃剤を添加したゴム組成物から得られた加硫ゴムの-20℃、0℃及び+20℃でのtanδ(指数)が、いずれも100以下であった場合、難燃剤を添加したゴム組成物から得られた加硫ゴムの省電力性能を、難燃剤を添加しないゴム組成物から得られた加硫ゴムが有する優れた省電力性能で維持できたと評価した。
各温度でのtanδの指数が小さい程、省電力性能がより優れる。
一方、難燃剤を添加しないゴム組成物から得られた加硫ゴムの-20℃、0℃及び+20℃でのtanδ(指数)がいずれも100以下であっても、上記ゴム組成物に難燃剤を添加したゴム組成物から得られた加硫ゴムの-20℃、0℃及び+20℃でのtanδ(指数)のいずれかが100を超えた場合、難燃剤を添加したゴム組成物から得られた加硫ゴムの省電力性能を、難燃剤を添加しないゴム組成物から得られた加硫ゴムが有する優れた省電力性能で維持できなかったと評価した。
なお、難燃剤を添加しないゴム組成物から得られた加硫ゴムの-20℃、0℃及び+20℃でのtanδ(指数)のいずれかが100を超えた場合、そもそも、上記加硫ゴムの省電力性能が悪いと評価した。
(難燃性能)
・試験片の作製
上記のとおり製造された各ゴム組成物を用いて、JIS K6324:2013「難燃性能コンベヤベルト-等級及び試験方法」 7.2.1項の布層コンベヤゴムに準じて試験片(各試験片で3個)を作製した。
・評価方法
JIS K6324:2013「難燃性能コンベヤベルト-等級及び試験方法」に準じて、炎の持続時間(単位:秒)を測定した。
・評価基準
JIS3級の難燃試験規格[炎の持続時間が60秒未満であること(炎の持続時間は試験片3個の平均値)、再燃焼なし]を満たした場合、難燃性能が優れると評価し、これを「〇」と表示した。
一方、JIS3級の難燃試験規格を満たさなかった場合、難燃性能が悪いと評価し、これを「×」と表示した。
結果を第1表に示す。
第1表に示した各成分の詳細は以下のとおりである。
(ジエン系ゴム)
・NR:天然ゴム。RSS#3
・BR:ブタジエンゴム。商品名Nipol BR1220(重量平均分子量:46万、日本ゼオン社製)
・SBR(比較):スチレンブタジエンゴム。商品名Nipol 1502、日本ゼオン社製
(カーボンブラック)
表に、各カーボンブラック(CB)のNSA(単位m/g)、DBP(単位cm/100g)を示す。
・SAF級CB(比較):商品名ショウブラックS118、キャボットジャパン社
・ISAF級CB(比較):商品名ショウブラックN220、キャボットジャパン社
上記のSAF級CB、ISAF級CBは、NSAが100m/gを超えるので、特定カーボンブラックに該当しない。
・HAF級CB:商品名シーストN、東海カーボン社
・FEF級CB:商品名ニテロン#10N、新日化カーボン社
・GPF級CB:商品名ニテロン♯GN、新日化カーボン社
上記のHAF級CB、FEF級CB及びGPF級CBは、特定カーボンブラックに該当する。
(加硫促進剤)
・加硫促進剤NS:N-tert-ブチル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(商品名ノクセラーNS、大内新興化学工業社製)
・加硫遅延剤PVI:N-シクロヘキシルチオフタルイミド。商品名リターダーCTP、東レファインケミカル社製
(硫黄)
・不溶性硫黄:四国化成工業社製(商品名)ミュークロンOT-20
(難燃剤)
・三酸化アンチモン:日本精鉱社製(商品名)PATOX-M
・式(1)で表される化合物1:ビス(ペンタブロモフェニル)エタン。商品名「SAYTEX8010」(ALBEMARLE CORPORATION社製)
・塩素化パラフィン(比較):ドーバー・ケミカル社製(商品名)エンパラ70S
・水酸化アルミニウム(比較):日本軽金属社製、(商品名)水酸化アルミニウム BF013
第1表に示す結果から、難燃剤を含まない比較例1は、省電力性能は優れたものの難燃性能が悪かった。
難燃剤として三酸化アンチモン又は式(1)で表される化合物だけを含む比較例2、3は、難燃性能が悪く、省電力性能が比較例1よりも悪化した。
難燃剤として式(1)で表される化合物を含まず、代わりに塩素化パラフィン又は水酸化アルミニウムを含む比較例4、5は、省電力性能が比較例1よりも悪化した。
SAが所定の範囲を外れるカーボンブラックを含有し、難燃剤を含まない比較例19は、そもそも、省電力性能、難燃性能が悪かった。また、難燃剤として式(1)で表される化合物及び三酸化アンチモンを含むこと以外は比較例19と同じ比較例6は、比較例19よりも省電力性能が更に悪化した。
SAが所定の範囲を外れるカーボンブラックを含有し、難燃剤を含まない比較例20は、そもそも、省電力性能、難燃性能が悪かった。また、難燃剤として式(1)で表される化合物及び三酸化アンチモンを含むこと以外は比較例20と同じ比較例7は、比較例20よりも省電力性能が更に悪化した。
BRを含まず代わりにSBRを含有し、難燃剤を含まない比較例8は、そもそも、省電力性能、難燃性能が悪かった。また、難燃剤として式(1)で表される化合物及び三酸化アンチモンを含むこと以外は比較例8と同じ比較例9は、比較例8よりも省電力性能が更に悪化した。
NRを含まず代わりにSBRを含有し、難燃剤を含まない比較例10は、そもそも、省電力性能、難燃性能が悪かった。また、難燃剤として式(1)で表される化合物及び三酸化アンチモンを含むこと以外は比較例10と同じ比較例11は、比較例10よりも省電力性能が更に悪化した。
天然ゴム/ブタジエンゴムの質量比が所定の範囲を外れ、難燃剤を含まない比較例12、13は、そもそも、省電力性能、難燃性能が悪かった。
特定カーボンブラックの含有量が所定の範囲を外れ、難燃剤を含まない比較例14、15は、そもそも、省電力性能、難燃性能が悪かった。
一方、実施例1~3は、加硫ゴムとしたときに、比較例1よりも難燃性能が優れ、難燃剤として式(1)で表される化合物及び三酸化アンチモンを含有しても比較例1と同様の優れた省電力性能を維持できた。
実施例4は、加硫ゴムとしたときに、比較例16(難燃剤を含まないこと以外は実施例4と同じ)よりも難燃性能が優れ、難燃剤として式(1)で表される化合物及び三酸化アンチモンを含有しても比較例16と同様の優れた省電力性能を維持できた。
実施例5と比較例17との比較、及び、実施例6と比較例18との比較においても、上記と同様な結果を得ることができた。
このように、本発明のゴム組成物は、加硫ゴムとしたときに、難燃性能が優れ、難燃剤を添加しても難燃剤を添加しないゴム組成物から得られる加硫ゴムが有する優れた省電力性能を維持できた。
本発明のゴム組成物は、上述のとおり、難燃性能及び省電力性能を両立することができた。
また、本発明のゴム組成物は、-20℃、0℃及び+20℃の温度条件下での省電力性能が優れた。
1:布層
2:コートゴム
3、7:カバーゴム
4、8:コンベヤベルト
5:スチールコード
6:クッションゴム

Claims (4)

  1. 天然ゴムとブタジエンゴムとを含むジエン系ゴム、
    窒素吸着比表面積が20~100m/gであり、かつ、ジブチルフタレート吸油量が70~120cm/100gであるカーボンブラック、
    下記式(1)で表される化合物と三酸化アンチモンとを含む難燃剤、
    硫黄、及び、
    加硫促進剤を含有し、
    前記天然ゴムの前記ブタジエンゴムに対する質量比が40/60~80/20であり、
    前記カーボンブラックの含有量が、前記ジエン系ゴム100質量部に対して、20~50質量部であり、
    前記式(1)で表される化合物と前記三酸化アンチモンとの合計含有量が、前記ジエン系ゴム100質量部に対して、15~50質量部である、ゴム組成物。
    式(1)中、Rは不飽和結合を含んでもよい脂肪族炭化水素基を表す。
  2. 前記式(1)で表される化合物の含有量は、前記三酸化アンチモンの含有量の、質量基準で、1~10倍である、請求項1に記載のゴム組成物。
  3. 請求項1又は2に記載のゴム組成物を用いて形成されたコンベヤベルト。
  4. 前記ゴム組成物を用いて形成されたカバーゴムを有する、請求項3に記載のコンベヤベルト。
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