JP2024020167A - 復調装置、受信装置および復調方法 - Google Patents

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喜修 松村
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Abstract

【課題】LDM方式の地上デジタル放送に対応した復調装置であって、出力端子群を増やさずに2K放送および4K放送のそれぞれの放送ストリームを出力できる復調装置を提供する。【解決手段】復調装置10は、LDM方式の地上デジタル放送信号から、ある物理チャンネル上の2K放送信号に対応する2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うUL信号FEC部17aと、地上デジタル放送信号から、ある物理チャンネル上の4K/2K放送信号に対応する4K/2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うLL信号FEC部17bと、誤り訂正が行われた2Kストリームと4K/2Kストリームとを受信し、多重ストリームを出力する多重ストリーム生成部18とを備え、多重ストリーム生成部18は、2Kストリームと4K/2Kストリームの少なくとも一方のストリームを時間調整および時間圧縮し、他方のストリームと多重して出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、復調装置、受信装置および復調方法に関し、特に、LDM方式の地上デジタル放送に対応した復調装置、受信装置および復調方法に関する。
近年、日本において、地上デジタル放送の次世代に向けた高度化の検討が行われている。その中で、非特許文献1に示すような方式(LDM(Layered Division Multiplexing)方式)が提案されている。この方式は、現行の地上デジタル放送であるISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)に対し、同一物理チャンネル上に、次世代高度化放送(4K放送)の信号を重畳させるものである。
これらの方式では、既存の2K放送で使用している物理チャンネルに4K放送を追加することにより、新たな周波数を使用する必要がなく、送信設備への投資が最小限で済むメリットがある。
ところで、非特許文献2で示すISDB-Tでは、MPEG(Moving Picture Experts Group)-2 TS(Transport Stream)の伝送に際し、映像を正しく表示させるために、PCR(Program Clock Reference)時刻情報によって送信側と受信側の時刻同期をとっている。PCR時刻情報については非特許文献2の3.2.4に記載されている。
また、高度広帯域衛星デジタル放送などで用いられているMMT(MPEG Media Transport)によるメディアトランスポート方式において、時間情報に関連するパケットのタイムスタンプとしてNTP(Network Time Protocol)時刻情報がある。NTP時刻情報については非特許文献3の2.2、非特許文献4の3.1、3.2に記載されている。
送信側(例えば放送局側)で想定されている位置からTS内のPCR時刻情報の時間軸上の位置を受信側でずらした場合、映像を正しく表示させるためにはずらした位置に応じてPCR時刻情報を修正して時刻同期が正確に行われるようにする必要がある。同様に、送信側で想定されている位置からMMT内のNTP時刻情報の時間軸上の位置を受信側でずらした場合、映像を正しく表示させるためには、ずらした位置に応じてNTP時刻情報を修正して時刻同期が正確に行われるようにする必要がある。なお、PCR時刻情報はそれが含まれるTSのデコードのみに用いられ、NTP時刻情報はそれが含まれるMMTのデコードのみに用いられる。
「地上デジタルテレビジョン方式の高度化に関する 総務省事業における成果 ~LDM技術を用いた地上デジタル放送高度化の検討~」、[online]、令和2年5月18日、情報通信審議会 情報通信技術分科会 第73回放送システム委員会資料、[令和4年7月28日検索]、インターネット、<https://www.soumu.go.jp/main_content/000693903.pdf> 「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式 標準規格 ARIB STD-B31 2.2版」、一般社団法人電波産業界、平成26年3月18日 2.2改定 「デジタル放送におけるMMTによるメディアトランスポート方式 標準規格 ARIB STD-B60 1.14版」、一般社団法人電波産業界、2019年12月5日 1.14改定 「高度広帯域衛星デジタル放送の伝送方式 標準規格(ISDB-S3) ARIB STD-B44 2.1版」、一般社団法人電波産業界、2016年3月25日 2.1改定
しかしながら、従来のLDM方式の地上デジタル放送に対応した復調装置においては、2K放送のストリームと4K放送のストリームとが同時に出力されるため、それぞれを後段のデコーダに渡すためには、異なる端子群から出力する必要がある。一般的に、これらのストリームのフォーマットとして採用されているTSフォーマットおよびTLV(Type Length Value)フォーマットの出力にはそれぞれ4つの端子(クロック信号、データ信号、データイネーブル信号、パケット同期信号)からなる端子群が必要である。このため、2K放送および4K放送をどちらも受信可能な復調装置においては、復調装置に設ける出力端子群が増える、といった課題がある。
本発明では、LDM方式の地上デジタル放送に対応した復調装置であって、出力端子群を増やさずに2K放送および4K放送のそれぞれの放送ストリームを出力できる復調装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の一形態に係る復調装置は、2K放送信号に対応したISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)方式に対し、LDM(Layered Division Multiplexsing)方式により、同一物理チャンネルにLL(Lower Layer)信号を用いて4K放送信号あるいは2K放送信号である4K/2K放送信号を重畳した地上デジタル放送信号を復調する復調装置であって、前記地上デジタル放送信号から、ある物理チャンネル上の前記2K放送信号に対応する2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うUL(Upper Layer)信号誤り訂正部と、前記地上デジタル放送信号から、前記ある物理チャンネル上の前記4K/2K放送信号に対応する4K/2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うLL信号誤り訂正部と、誤り訂正が行われた前記2Kストリームと誤り訂正が行われた前記4K/2Kストリームとを受信し、多重ストリームを出力する多重ストリーム生成部と、を備え、前記多重ストリーム生成部は、第1動作モードとして、前記2Kストリームと前記4K/2Kストリームの少なくともいずれか一方のストリームを時間調整および時間圧縮し、他方のストリームと多重し、前記多重ストリームとして出力する。
上記目的を達成するために、本開示の一形態に係る受信装置は、2K放送信号に対応したISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)方式に対し、LDM(Layered Division Multiplexsing)方式により、同一物理チャンネルにLL(Lower Layer)信号を用いて4K放送信号あるいは2K放送信号である4K/2K放送信号を重畳した地上デジタル放送信号を受信して選局するチューナ部と、前記チューナ部で受信され選局された前記地上デジタル放送信号を復調して前記2K放送信号に対応する2Kストリームと前記4K/2K放送信号に対応する4K/2Kストリームとが多重された多重ストリームを出力する上記復調装置と、前記復調装置から出力される前記多重ストリームを多重分離して映像および音声の信号にデコードして出力するデコーダと、を備える。
上記目的を達成するために、本開示の一形態に係る復調方法は、2K放送信号に対応したISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)方式に対し、LDM(Layered Division Multiplexsing)方式により、同一物理チャンネルにLL(Lower Layer)信号を用いて4K放送信号あるいは2K放送信号である4K/2K放送信号を重畳した地上デジタル放送信号を復調する復調方法であって、前記地上デジタル放送信号から、ある物理チャンネル上の前記2K放送信号に対応する2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うUL(Upper Layer)信号誤り訂正ステップと、前記地上デジタル放送信号から、前記ある物理チャンネル上の前記4K/2K放送信号に対応する4K/2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うLL信号誤り訂正ステップと、誤り訂正が行われた前記2Kストリームと誤り訂正が行われた前記4K/2Kストリームとを受信し、多重ストリームを出力する多重ストリーム生成ステップと、を含み、前記多重ストリーム生成ステップでは、第1動作モードとして、前記2Kストリームと前記4K/2Kストリームの少なくともいずれか一方のストリームを時間調整および時間圧縮し、他方のストリームと多重し、前記多重ストリームとして出力する。
本発明により、LDM方式の地上デジタル放送に対応した復調装置であって、出力端子群を増やさずに2K放送および4K放送のそれぞれの放送ストリームを出力できる復調装置等が提供される。
図1Aは、現在放送されているISDB-Tのセグメント構成を示す図である。 図1Bは、LDM方式におけるセグメント構成の一例を示す図である。 図2は、実施の形態に係る復調装置の構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態に係る復調装置の動作を示すフローチャートである。 図4は、多重ストリーム生成部への入力信号である全階層2Kストリームおよび4K/2Kストリームの構造を示す図である。 図5は、第1の多重化モードにおける多重ストリーム生成部の動作を説明する図である。 図6は、第2の多重化モードにおける多重ストリーム生成部の動作を説明する図である。 図7は、第3の多重化モードにおける多重ストリーム生成部の動作を説明する図である。 図8は、第4の多重化モードにおける多重ストリーム生成部の動作を説明する図である。 図9は、第5の多重化モードにおける多重ストリーム生成部の動作を説明する図である。 図10は、第6の多重化モードにおける多重ストリーム生成部の動作を説明する図である。 図11は、実施の形態で言及した各多重化モードの一覧を示す図である。 図12は、実施の形態の変形例に係る復調装置の構成を示すブロック図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示す。以下の実施の形態で示される数値、回路部品、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序等は、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、各図は、必ずしも厳密に図示したものではない。各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。また、「AとBとが接続されている」とは、AとBとが電気的に接続されている意味であり、AとBとが直接接続される場合だけでなく、AとBとの間に他の回路要素を介在させた状態でAとBとが間接的に接続される場合も含まれる。
図1Aは、現在放送されているISDB-Tのセグメント構成を示す図である。現在放送されているISDB-Tでは、A階層の1セグメントで移動受信向けのワンセグ放送を実施し、B階層の12セグメントでハイビジョン放送(2K放送)を実施している。
図1Bは、LDM方式におけるセグメント構成の一例を示す図である。ここでは、現在放送されているISDB-T(A階層:1セグメント、B階層:12セグメント)を2K放送としてUL(Upper Layer)とし、4K放送のデータをLL(Lower Layer)として重畳させている。なお、4K放送が重畳されていること、および、重畳するLL信号の信号電力(IL:Injection Level,インジェクションレベル)等のLL情報は、TMCC(Transmission Multiplexing Configuration Control)信号のリザーブ領域やAC(Auxiliary Channel)信号を用いて伝送される。また,LL信号として重畳させるのは、2K放送であってもよい。この2K放送は、UL信号の2K放送と同じコンテンツ(番組)であっても別のものであってもよい。
図2は、実施の形態に係る復調装置10の構成を示すブロック図である。復調装置10は、図示しないチューナ部から出力されるLDM方式の地上デジタル放送信号を従来の2K放送およびLL信号からの4K放送あるいは2K放送(以下、4K/2K放送)それぞれの放送ストリームに復調する装置であり、ADC部11、時間軸処理部12、FFT部13、等化部14、TMCC・AC復号部15、UL信号FEC(Forward Error Correction)部17a、LL信号FEC部17b、および、多重ストリーム生成部18を備える。
なお、図示しないアンテナで受信されたLDM方式の地上デジタル放送のRF信号は、図示しないチューナ部に入力され、チューナ部で、所望の物理チャンネルが選局されて、IF(Intermediate Frequency)信号に変換され、この復調装置10に入力される。
ADC部11は、図示しないチューナ部から復調装置10に入力されたIF信号をデジタル信号に変換する。
時間軸処理部12は、ADC部11から出力されたデジタル信号に対して、直交変換によりベースバンド信号に変換し、さらに、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルのタイミング同期(シンボル同期)を行う。
FFT部13は、時間軸処理部12からの出力信号に対して、FFT(Fast Fourier Transform)処理により、周波数軸の信号に変換する。
TMCC・AC復号部15は、FFT部13から出力された信号に対し、ISDB-Tのフレームに含まれるTMCC信号およびAC信号を復号する。
等化部14は、FFT部13から出力された信号に対し、伝送路で受けた振幅位相の歪を補正する。
UL信号FEC部17aは、等化部14から出力された信号に対して誤り訂正を行うことで、2K放送のストリーム(つまり、全階層2Kストリーム(A/B階層)s1)を生成するUL信号誤り訂正部である。2K放送では、誤り訂正の外符号としてRS(Reed-Solomon)符号、内符号として畳み込み符号が用いられているため、UL信号FEC部17aは、ビタビ復号とRS復号を実施して全階層2Kストリーム(A/B階層)s1を生成して出力する。
LL信号抽出部16は、等化部14から出力された信号から、UL成分を除去し、IL値の情報からLL信号の電力補正を実施してLL信号を抽出する。
LL信号FEC部17bは、LL信号抽出部16で抽出されたLL信号に対し、誤り訂正を実施することで、4K/2K放送のストリーム(つまり、4K/2Kストリーム(LL)s2)を生成するLL信号誤り訂正部である。LL信号では、誤り訂正の外符号としてBCH(Bose-Chaudhuri-Hocquenghem)符号、内符号としてLDPC(Low-Density Parity-Check)符号が用いられるため、LL信号FEC部17bは、LDPC復号とBCH復号を実施してTLV(Type Length Value)フォーマットの4K/2Kストリーム(LL)s2を生成して出力する。
多重ストリーム生成部18は、UL信号FEC部17aの出力である2Kストリームs1およびLL信号FEC部17bの出力である4K/2Kストリームs2を入力とし、それらを多重化することで、多重ストリームs3を生成し、生成した多重ストリームs3を、一つの出力端子群から、一定の転送周波数(つまり、転送レート)で、出力する。このとき、多重ストリーム生成部18は、第1動作モードとして、2Kストリームs1と4K/2Kストリームs2の少なくともいずれか一方のストリームを時間調整および時間圧縮(以下、単に「圧縮」ともいう)し、他方のストリームと多重し、多重ストリームs3として出力する。より詳しくは、多重ストリーム生成部18は、時間調整および時間圧縮をした一方のストリーム中のPCR時刻情報またはNTPパケット時刻情報を、一方のストリームが多重ストリームs3中の一部として出力されるときの時刻に補正する。
ここで、時間調整および時間圧縮とは、ストリームの内容を維持したまま、ストリームの時間長を短くする処理である。「PCR時刻情報またはNTPパケット時刻情報を、一方のストリームが多重ストリームs3中の一部として出力されるときの時刻に補正する」とは、時間調整の具体的な処理であり、時間圧縮によって時間長が短くなったストリームが、後段のデコーダによって、時間圧縮される前のストリームの映像および音声の信号に正しくデコードされるように、時間圧縮されたストリームに含まれる時刻情報を調整することである。
また、多重ストリーム生成部18は、さらに第2動作モードとして、2Kストリームs1と4K/2Kストリームs2のいずれか一方のストリームを、他方のストリームと多重せずに、そのまま多重ストリームs3として、出力する。
なお、復調装置10から出力された多重ストリームs3は、図示しないデコーダにて多重分離され、デコードされ、映像および音声の信号として出力される。
また、復調装置10を構成する各構成要素は、電子回路、および、プログラムに従って信号処理を行うDSP(Digital Signal Processor)あるいは汎用プロセッサなどで実現される。
本図に示される復調装置10は、従来の復調装置に比べ、多重ストリーム生成部18が新たに設けられ、UL信号FEC部17aの出力である2Kストリームs1およびLL信号FEC部17bの出力である4K/2Kストリームs2を入力として多重ストリームs3を生成し、生成した多重ストリームs3を一つの出力端子群から出力する点が異なる。
図3は、実施の形態に係る復調装置10の動作(つまり、復調方法)を示すフローチャートである。
まず、ADC部11は、LDM方式の地上デジタル放送信号のIF信号を受信してデジタル信号に変換する(S10)。
次に、時間軸処理部12が、ADC部11から出力されたデジタル信号に対して、直交変換によってベースバンド信号に変換し、さらに、OFDMシンボルのタイミング同期を行い、続いて、FFT部13が、時間軸処理部12からの出力信号に対して、FFT処理により、周波数軸の信号に変換し、さらに、等化部14が、FFT部13から出力された信号に対し、伝送路で受けた振幅位相の歪を補正し、TMCC・AC復号部15が、FFT部13から出力された信号に対し、ISDB-Tのフレームに含まれるTMCC信号およびAC信号を復号し、UL信号FEC部17aが、等化部14から出力された信号に対して誤り訂正を行うことで、2K放送のストリーム(つまり、2Kストリームs1)を生成する(S11)。
一方、LL信号抽出部16が、等化部14から出力された信号から、LL信号を抽出し、LL信号FEC部17bが、LL信号抽出部16で抽出されたLL信号に対して、誤り訂正を行うことで、4K/2K放送のストリーム(つまり、4K/2Kストリーム)s2を生成する(S12)。なお、ステップS11におけるUL信号FEC部17aによる処理と、ステップS12におけるLL信号抽出部16およびLL信号FEC部17bによる処理は、この順に限られず、逆の順、あるいは、同時並行に行われてもよい。
そして、多重ストリーム生成部18は、誤り訂正が行われた2Kストリームs1と誤り訂正が行われた4K/2Kストリームs2とを受信し、それらを多重化することで、多重ストリームs3を生成し(S13)、一つの出力端子群から、一定の転送周波数(つまり、転送レート)で、出力する(S14)。なお、ステップS13において、多重ストリーム生成部18は、第1動作モードとして、2Kストリームs1と4K/2Kストリームs2の少なくともいずれか一方のストリームを時間調整および時間圧縮し、他方のストリームと多重し、多重ストリームs3として出力したり、第2動作モードとして、2Kストリームs1と4K/2Kストリームs2のいずれか一方のストリームを、他方のストリームと多重せずに、そのまま多重ストリームs3として、出力したりする。
以上のように、実施の形態に係る復調装置10によれば、復調された2Kストリームs1と4K/2Kストリームs2とが多重ストリーム生成部18によって多重化され、多重ストリームs3として一つの出力端子群から出力されるので、2Kストリームと4K/2Kストリームとが分離したまま出力される従来の復調装置に比べ、復調後のストリームを出力するのに必要な端子数が削減される。このことは、復調装置10と後段のデコーダとがコネクタおよびケーブルを介して接続される場合におけるメリットになるだけでなく、復調装置10と後段のデコーダとが、一つの回路基板に実装される別個の回路である場合でも、これらを接続する端子数および配線パターン数も削減され、復調装置10とデコーダとを備える受信装置のコンパクト化、および、ノイズ耐性の向上が実現される。
以下、実施の形態に係る復調装置10の多重ストリーム生成部18による具体的な動作例として、複数の多重化モードを説明する。
<第1の多重化モード>
図4は、多重ストリーム生成部18への入力信号である全階層2Kストリーム(A/B階層)s1および4K/2Kストリーム(LL)s2の構造を示す図である。ここで、送信されてくる地上デジタル放送信号は、2K放送をULとしてA階層およびB階層の2階層構成で伝送し、4K/2K放送としてLLに信号を重畳した信号である。
図4に示すように、全階層2Kストリームs1は、時間方向に、A階層、B階層のストリームが順次入力されて構成され、4K/2Kストリームs2は、LLで伝送されている4K/2K放送のストリームが入力されて構成される。
図5は、第1の多重化モードにおける多重ストリーム生成部18の動作を説明する図である。ここには、多重ストリーム生成部18に入力されるストリーム(s1、s2)および第1の多重化モードで多重ストリーム生成部18から出力される多重ストリームs3の構造が示されている。
これらの入力ストリームに対し、第1の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18は、UL信号FEC部17aの出力である2Kストリームs1をバッファ蓄積し時間調整および時間圧縮して多重ストリームs3としてTSフォーマットで出力するとともに、LL信号FEC部17bの出力である4K/2Kストリームs2をバッファ蓄積し時間調整および時間圧縮して多重ストリームs3としてTLVフォーマットで出力する。
ここで、2Kストリームs1および4K/2Kストリームs2の時間調整および時間圧縮は、多重ストリームs3の図示していない動作クロック(つまり、クロック信号)の周波数が常に一定になる(つまり、一定の転送周波数となる)ように実施される。
第1の多重化モードでは、時間調整および時間圧縮は、図5において全階層2Kストリームs1のA階層、B階層、および、4K/2Kストリームs2のLL(4K/2K)の図示していない動作クロックの周波数に対して、多重ストリームs3のA階層、B階層およびLL(4K/2K)の図示していない動作クロックの周波数を高速にすることで、単位時間当たりのデータ量を増加させ、短い時間帯でA階層、B階層およびLL(4K/2K)信号を伝送することである。
このため、多重ストリーム生成部18からの出力信号の動作クロックは、少なくとも2Kストリームs1の動作クロックや、4K/2Kストリームs2の動作クロックよりも高速になる。
その際、2Kストリームs1をバッファ蓄積および圧縮することで、TSパケットに含まれる時刻情報がずれるため、多重ストリーム生成部18は、時刻情報を管理しているPCR時刻情報を多重ストリームs3の出力時の時刻となるように補正する。
また、4K/2Kストリームs2をバッファ蓄積および圧縮することで、TLVパケットに含まれる時刻情報がずれるため、多重ストリーム生成部18は、時刻情報を管理しているNTPパケットの時刻情報を多重ストリームs3の出力時の時刻となるように補正する。
<効果>
このように、第1の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18により、UL信号FEC部17aの出力信号とLL信号FEC部17bの出力信号とを多重することができ、出力端子を増やすことなく、2K放送と4K/2K放送のストリームとを復調装置10と接続される図示しないデコーダに出力することができ、端子数の削減が可能となる。
<第2の多重化モード>
多重ストリーム生成部18による多重の仕方として、別形態となる第2の多重化モードについて説明する。
図6は、第2の多重化モードにおける多重ストリーム生成部18の動作を説明する図である。ここには、多重ストリーム生成部18に入力されるストリーム(s1、s2)および第2の多重化モードで多重ストリーム生成部18から出力される多重ストリームs3の構造が示されている。なお、多重ストリーム生成部18へ入力されるストリーム(s1、s2)の構造は、図4に示したものから変わらない。
第2の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18は、第1の多重化モードに比べ、UL信号FEC部17aからの出力に対し、A階層のストリームのみバッファ蓄積し時間調整および時間圧縮して多重ストリームs3としてTSフォーマットで出力する点が異なる。
第2の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18は、UL信号FEC部17aの出力のうちA階層のストリームのみをバッファ蓄積し時間調整および時間圧縮して多重ストリームs3としてTSフォーマットで出力するとともに、LL信号FEC部17bの出力である4K/2Kストリームs2をバッファ蓄積し時間調整および時間圧縮して多重ストリームs3としてTLVフォーマットで出力する。
ここで、2Kストリームs1および4K/2Kストリームs2の時間調整および時間圧縮は多重ストリームs3の動作クロックの周波数が常に一定になるように実施する。
なお、時間調整および時間圧縮とは、動作クロックを上げて短い時間帯で信号を伝送することである。このため、多重ストリーム生成部18からの出力信号の動作クロックは、少なくとも2Kストリームs1での動作クロックや、4K/2Kストリームs2での動作クロックよりも高速になる。
その際、2Kストリームs1をバッファ蓄積および圧縮することで、TSパケットに含まれる時刻情報がずれるため、多重ストリーム生成部18は、時刻情報を管理しているPCR時刻情報を多重ストリームs3の出力時の時刻となるように補正する。
また、4K/2Kストリームs2をバッファ蓄積および圧縮することで、TLVパケットに含まれる時刻情報がずれるため、多重ストリーム生成部18は、時刻情報を管理しているNTPパケットの時刻情報を多重ストリームs3の出力時の時刻となるように補正する。
<効果>
このように、第2の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18により、UL信号FEC部17aのA階層の信号とLL信号FEC部17bの出力信号とを多重することができ、出力端子を増やすことなく、2K放送のA階層の信号と4K/2K放送のストリームとを復調装置10と接続される図示しないデコーダに出力することができ、端子数の削減が可能となる。
ここで、第2の多重化モードでは、2K放送のB階層の出力ができないが、4K/2K放送が高精度であり、かつ2K放送とサイマル放送の場合、4K/2K放送に出力を絞り、2K放送のB階層を出力しないことで、第1の多重化モードよりも多重後の動作クロックの周波数の上昇を抑制でき、配線問題やEMC問題を軽減することができる。
一方で、A階層(ワンセグ)は多重していることにより、例えば、車載向け受信などで、受信環境により4K/2K放送にエラーが発生する環境では、ワンセグ放送に切り替えることで視聴を継続する、という使用方法が可能となる。
<第3の多重化モード>
多重ストリーム生成部18による多重の仕方として、別形態となる第3の多重化モードについて説明する。
図7は、第3の多重化モードにおける多重ストリーム生成部18の動作を説明する図である。ここには、多重ストリーム生成部18に入力されるストリーム(s1、s2)および第3の多重化モードで多重ストリーム生成部18から出力される多重ストリームs3の構造が示されている。なお、多重ストリーム生成部18に入力されるストリーム(s1、s2)の構造は、図4に示したものから変わらない。
第3の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18は、第2の多重化モードに比べ、UL信号FEC部17aからの出力に対し、A階層のストリームのみを出力するが、バッファ蓄積および圧縮を行わず、そのままの動作クロックで出力する点が異なる。
つまり、第3の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18は、UL信号FEC部17aの出力のうちA階層のストリームのみをスルーして多重ストリームs3としてTSフォーマットで出力するとともに、LL信号FEC部17bの出力である4K/2Kストリームs2をバッファ蓄積し時間調整および時間圧縮して多重ストリームs3としてTLVフォーマットで出力する。
このため、多重ストリームs3における4K/2Kストリームs2の挿入期間での動作クロックは、少なくとも元の4K/2Kストリームs2の動作クロックよりも高速になる。一方で、2K放送であるA階層の時間帯は、2Kストリームs1での動作クロックと同一である。
また、4K/2Kストリームs2をバッファ蓄積および圧縮することで、TLVパケットに含まれる時刻情報がずれるため、多重ストリーム生成部18は、時刻情報を管理しているNTPパケットの時刻情報を多重ストリームs3の出力時の時刻となるように補正する。
このように、第3の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18により、UL信号FEC部17aのA階層の信号とLL信号FEC部17bの出力信号とを多重することができ、出力端子を増やすことなく、2K放送のA階層の信号と4K/2K放送のストリームとを復調装置10と接続される図示しないデコーダに出力することができ、端子数の削減が可能となる。
ここで、第3の多重化モードでは、2K放送のB階層の出力ができないが、4K/2K放送が高精度であり、かつ2K放送とサイマル放送となる場合、4K/2K放送に出力を絞り、2K放送のB階層を出力しないことで、第1の多重化モードよりも多重後の4K/2Kストリーム時の動作クロックの周波数の上昇を抑制でき、配線問題やEMC問題を軽減することができる。
一方で、A階層(ワンセグ)は多重していることにより、例えば、車載向け受信などで、受信環境により4K/2K放送にエラーが発生する環境では、ワンセグ放送に切り替えることで視聴を継続する、という使用方法が可能となる。
さらに、第1および第2の多重化モードに対し、UL信号FEC部17aからの2Kストリームs1のバッファ蓄積や時間調整が不要になり、回路規模の削減が可能となる。
<第4および第5の多重化モード>
多重ストリーム生成部18による多重の仕方として、別形態となる第4の多重化モードおよび第5の多重化モードについて説明する。
図8は、第4の多重化モードにおける多重ストリーム生成部18の動作を説明する図である。ここには、多重ストリーム生成部18に入力されるストリーム(s1、s2)および第4の多重化モードで多重ストリーム生成部18から出力される多重ストリームs3の構造が示されている。なお、多重ストリーム生成部18へ入力されるストリーム(s1、s2)の構造は図4と同じである。
多重ストリーム生成部18は、UL信号FEC部17aのA階層とB階層のストリームをスルーして多重ストリームs3としてTSフォーマットで出力する。出力される多重ストリームs3の動作クロックの周波数としては、UL信号FEC部17aから出力される2Kストリームの動作クロックの周波数と同じである。
図9は、第5の多重化モードにおける多重ストリーム生成部18の動作を説明する図である。ここには、多重ストリーム生成部18に入力されるストリーム(s1、s2)および第5の多重化モードで多重ストリーム生成部18から出力される多重ストリームs3の構造が示されている。なお、多重ストリーム生成部18へ入力されるストリーム(s1、s2)の構造は図4と同じである。
多重ストリーム生成部18は、LL信号FEC部17bの出力をスルーして多重ストリームs3としてTLVフォーマットで出力する。出力される多重ストリームs3の動作クロックの周波数としては、LL信号FEC部17bから出力される4K/2Kストリームs2の動作クロックの周波数と同じである。
これらの第4の多重化モードおよび第5の多重化モードは、2K放送、または4K/2K放送いずれか一方を出力する多重化モードであり、設定により第4または第5の多重化モードが選択されて使用される。
<効果>
これらの第4の多重化モードおよび第5の多重化モードを切り替えることで、2K放送、または4K/2K放送を任意に選択することができ、出力端子を増やすことなく、同一の端子から、2Kストリームs1または、4K/2Kストリームs2を復調装置10と接続される図示しないデコーダに出力することができ、端子数の削減が可能となる。
さらに、これらの多重化モードでは、時間調整および時間圧縮が行われないので、動作クロックの周波数の上昇を抑制でき、配線問題やEMC問題を軽減することができる。
なお、切替対象を第4の多重化モードと第5の多重化モードから選択するだけでなく、第1~第3の多重化モードの少なくとも1つをさらに選択肢に入れる構成としてもよい。その場合は、2K放送と4K/2K放送の同時出力や、片方のみ出力する場合など、出力の柔軟性が増し、さらに使い勝手が増す。
<第6の多重化モード>
多重ストリーム生成部18による多重の仕方として、別形態となる第6の多重化モードについて説明する。
図10は、第6の多重化モードにおける多重ストリーム生成部18の動作を説明する図である。ここには、多重ストリーム生成部18に入力されるストリーム(s1、s2)および第6の多重化モードで多重ストリーム生成部18から出力される多重ストリームs3の構造が示されている。ここで多重ストリーム生成部18に入力されるストリーム(s1、s2)の構造は図8とは異なる。
この例では、送信されてくる地上デジタル放送信号は、4K/2K放送が重畳されておらず、A階層とB階層の2階層で伝送されている。このため、LL信号FEC部17bの出力は、処理すべきデータが無い状態(NULL)かランダムなエラー信号となっている。
第6の多重化モードでの多重ストリーム生成部18は、UL信号FEC部17aから出力される2Kストリームs1をスルーして多重ストリームs3としてTSフォーマットで出力する。
出力される多重ストリームs3の動作クロックの周波数としては、UL信号FEC部17aから出力される2Kストリームs1の動作クロックの周波数と同じである。
この第6の多重化モードは、例えば第1の多重化モードとともに選択的に切り替えて使用される。
切り替えの指標としては、TMCCまたはAC信号に付与されている4K/2K放送の有無を示す信号が用いられる。
すなわち、復調装置10は、4K/2K放送の有無を示す信号により、4K/2K放送が重畳されているか否かを自動認識し、4K/2K放送が重畳されていない場合は多重ストリーム生成部18が第6の多重化モードで動作し、4K/2K放送が重畳されている場合は多重ストリーム生成部18が第1の多重化モードで動作する。
なお、ここでは、第6の多重化モードと第1の多重化モードとを切り替えるとしたが、第6の多重化モードと、第2~第3の多重化モードや第5の多重化モードとを切り替えてもよい。
<効果>
このように、第6の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18は、4K/2K放送の重畳の有無に応じて、2K放送のみ、または2K放送と4K/2K放送の多重などを自動的に選択することができ、出力端子を増やすことなく、同一の端子から、2Kストリームs1または、4K/2Kストリームs2を復調装置10と接続される図示しないデコーダに出力することができ、端子の削減が可能となる。
図11は、実施の形態で言及した各多重化モードの一覧を示す図である。ここで、本図において、「2K」は2K放送または2Kストリームを意味し、「4K/2K」はLL信号から取り出した4K放送あるいは2K放送,または4K/2Kストリームを意味する。また、「放送データ割り当て」には、「動作モード」、「多重化モード」、各多重化モードが適用される場合の地上デジタル放送信号の「A階層,B階層」および「LL信号」の内容が示されている。「動作モード」において、「第1動作モード」は、上述したように、多重ストリームs3に含まれる少なくとも一つのストリームが時間調整および時間圧縮されているモードであり、第1~第3の多重化モードが含まれる。一方、「動作モード」において、「第2動作モード」は、上述したように、多重ストリームs3に含まれるストリームが時間調整および時間圧縮されていないモードであり、第4~第6の多重化モードが含まれる。
また、「多重ストリームs3の構成」では、「全階層2Kストリームs1からの多重入力1」および「4K/2Kストリームs2からの多重入力2」として、各ストリームから多重化される対象、時間調整されるか否か、スルーされるか否か等が示されている。また、「多重入力1と多重入力2のクロック速度の関係」(ここでは、いずれの多重化モードにおいて「一定」)も示されている。また、「クロック速度」では、「多重入力1」および「多重入力2」における動作クロックの相対速度が示されている。
ここで、「クロック速度」では、「低速」<「中速」<「中高速」<「高速」<「超高速」の関係がある。これらのクロック(つまり、動作クロック)を生成する構成としては、PLL(Phase Locked Loop)を用いて多重ストリームに適した周波数のクロックを生成したものを使用する構成や、UL信号FEC部17aおよびLL信号FEC部17bまでの信号処理で使用しているクロックから適した周波数のクロックを選択して使用する構成、あるいは、その分周クロック、あるいは、ゲーティング処理によって周波数を低下させたゲーテッドクロックを使用する構成などが考えられる。
以上、実施の形態に係る復調装置10について説明したが、本発明に係る復調装置は、図2に示される構成の代わりに、図12に示される構成を備えてもよい。
図12は、実施の形態の変形例に係る復調装置10aの構成を示すブロック図である。図12の復調装置10aは、図2の復調装置10に対し、選択部19を新たに設けた構成を備える。選択部19は、UL信号FEC部17aの出力信号(全階層2Kストリームs1)と、LL信号FEC部17bの出力信号(4K/2Kストリームs2)と、多重ストリーム生成部18からの出力信号(多重ストリームs3)とが入力され、設定により、それら3つの出力信号から一つを選択して出力する。
ここで多重ストリーム生成部18は、第1~第3の多重化モードのいずれかで動作するが、第4~第5の多重化モードを含めて動作してもよい。
<効果>
この構成とすることで、変形例に係る復調装置10aは、2K放送のみ、または4K/2K放送のみ、または2K放送と4K/2K放送の多重信号から一つを任意に選択して出力することができ、出力端子を増やすことなく、同一の端子から、2Kストリームs1または、4K/2Kストリームs2を図示しないデコーダに出力することができる。これにより、端子の削減が可能となるとともに、出力の柔軟性が増し、使い勝手が増す。
なお、ここで選択部19に対する設定は、ユーザ指示による設定であってもよいし、復調装置10aが組み込まれる受信装置の製造時の固定設定であってもよいが、TMCCまたはAC信号に含まれる4K/2K放送の有無に応じて、4K/2K放送が重畳されていない場合は自動的にUL信号FEC部17aの出力信号を選択されるようにしてもよい。
以上、実施の形態に係る復調装置10および実施の形態の変形例に係る復調装置10aについて説明したが、本発明は、復調装置として実現されるだけでなく、復調装置の前段に接続されるチューナ部、復調装置、および、復調装置の後段に接続されるデコーダを備える受信装置としても実現することができる。つまり、本発明に係る受信装置は、(1)LDM方式の地上デジタル放送信号を受信し、受信した地上デジタル放送信号から所望の物理チャンネルを選局し、IF信号に変換するチューナ部、(2)チューナ部から出力されるIF信号から2Kストリームおよび4K/2Kストリームに復調し、多重ストリームとして出力する実施の形態または変形例に係る復調装置、および、(3)復調装置から出力される多重ストリームs3を多重分離し、デコードし、映像および音声の信号として出力するデコーダを備える。
以上のように、実施の形態および変形例に係る復調装置10等は、2K放送信号に対応したISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)方式に対し、LDM(Layered Division Multiplexsing)方式により、同一物理チャンネルにLL(Lower Layer)信号を用いて4K放送信号あるいは2K放送信号である4K/2K放送信号を重畳した地上デジタル放送信号を復調する装置であって、地上デジタル放送信号から、ある物理チャンネル上の2K放送信号に対応する2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うUL信号FEC部17aと、地上デジタル放送信号から、ある物理チャンネル上の4K/2K放送信号に対応する4K/2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うLL信号FEC部17bと、誤り訂正が行われた2Kストリームと誤り訂正が行われた4K/2Kストリームとを受信し、多重ストリームを出力する多重ストリーム生成部18と、を備え、多重ストリーム生成部18は、第1動作モードとして、2Kストリームと4K/2Kストリームの少なくともいずれか一方のストリームを時間調整および時間圧縮し、他方のストリームと多重し、多重ストリームとして出力する。
これにより、LDM方式の地上デジタル放送信号から2Kストリームと4K/2Kストリームとが取り出された後に、多重化されて出力されるので、出力端子群を増やさずに2K放送および4K/2K放送のそれぞれの放送ストリームを出力できる復調装置が実現される。
また、2Kストリームは、PCR(Program Clock Reference)時刻情報を含み、4K/2Kストリームは、NTP(Network Time Protocol)パケット時刻情報を含み、多重ストリーム生成部18は、一方のストリーム中のPCR時刻情報またはNTPパケット時刻情報を、一方のストリームが多重ストリーム中の一部として出力されるときの時刻に補正する。これにより、一方のストリームが時間圧縮されて多重ストリームに組み込まれた場合であっても、一方のストリーム中の時刻情報が調整され、後段のデコーダによって正しく映像および音声の信号が再生される。
また、第1の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18は、2Kストリームと4K/2Kストリームの両方を時間調整および時間圧縮する。これにより、復調装置において、取り出された2Kストリームと4K/2Kストリームの両方が、そのままの情報を保持したまま、欠落することなく、時間圧縮されて多重ストリームとして出力される。
また、第2および第3の多重化モードでは、2Kストリームが、ある物理チャンネルを13セグメントに等分割した場合の、ある1セグメントであるA階層と他の12セグメントであるB階層とから構成されるとき、多重ストリーム生成部18は、2KストリームのA階層およびB階層のうちのA階層のみと、4K/2Kストリームとを多重する。これにより、ワンセグと4K/2Kストリームとに対応した多重ストリームを生成することで、端子数を削減しつつ、多重後の動作クロックの周波数の上昇の抑制による配線問題やEMC問題の軽減が可能になる。
また、第3の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18は、A階層に対して時間調整および時間圧縮のいずれも行わない。これにより、UL信号FEC部17aからの2Kストリームs1のバッファ蓄積や時間調整が不要になり、回路規模の削減が可能となる。
また、第4および第5の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18は、さらに第2動作モードとして、2Kストリームと4K/2Kストリームのいずれか一方のストリームを、他方のストリームと多重せずに、そのまま多重ストリームとして、出力する。これにより、多重化においては、時間調整および時間圧縮が行われないので、動作クロックの周波数の上昇を抑制でき、配線問題やEMC問題を軽減することができる。
また、第6の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18は、第2動作モードとして、2Kストリームと4K/2Kストリームのいずれか一方のストリームが、処理すべきデータが無いヌル状態であるかランダムなエラー信号である場合に、他方のストリームを、一方のストリームと多重せずに、そのまま多重ストリームとして、出力する。これにより、4K/2K放送の重畳の有無に応じて、2K放送のみ、または2K放送と4K/2K放送の多重などを自動的に選択することができる。
また、第4~第6の多重化モードでは、2Kストリームは、PCR時刻情報を含み、4K/2Kストリームは、NTPパケット時刻情報を含み、多重ストリーム生成部18が出力する多重ストリームの転送周波数は、多重ストリームとして2Kストリームを出力する場合は、UL信号FEC部17aが出力する2Kストリームの転送周波数と同一であり、多重ストリームとして4K/2Kストリームを出力する場合は、LL信号FEC部17bが出力する4K/2Kストリームの転送周波数と同一である。これにより、多重化において、動作クロックの周波数の上昇を抑制でき、配線問題やEMC問題を軽減することができる。
また、いずれの多重化モードにおいても、多重ストリーム生成部18は、多重ストリームを一定の転送周波数で出力する。これにより、復調装置の後段に接続されるデコーダでのデコード処理が簡素化され得る。
また、本発明は、2K放送信号に対応したISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)方式に対し、LDM(Layered Division Multiplexsing)方式により、同一物理チャンネルにLL(Lower Layer)信号を用いて4K放送信号あるいは2K放送信号である4K/2K放送信号を重畳した地上デジタル放送信号を受信して選局するチューナ部と、チューナ部で受信され選局された地上デジタル放送信号を復調して2K放送信号に対応する2Kストリームと4K/2K放送信号に対応する4K/2Kストリームとが多重された多重ストリームを出力する請求項1記載の復調装置10等と、復調装置10等から出力される多重ストリームを多重分離して映像および音声の信号にデコードして出力するデコーダとを備える受信装置として実現され得る。
これにより、復調装置において取り出された2Kストリームと4K/2Kストリームとが多重化されてデコーダに出力されるので、復調装置とデコーダとを接続する端子および配線の数が削減され、サイズがコンパクト化され、ノイズ耐性が向上された受信装置が実現される。
また、実施の形態に係る復調方法は、2K放送信号に対応したISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)方式に対し、LDM(Layered Division Multiplexsing)方式により、同一物理チャンネルにLL(Lower Layer)信号を用いて4K放送信号あるいは2K放送信号である4K/2K放送信号を重畳した地上デジタル放送信号を復調する復調方法であって、地上デジタル放送信号から、ある物理チャンネル上の2K放送信号に対応する2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うUL(Upper Layer)信号誤り訂正ステップ(S11)と、地上デジタル放送信号から、ある物理チャンネル上の4K/2K放送信号に対応する4K/2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うLL信号誤り訂正ステップ(S12)と、誤り訂正が行われた2Kストリームと誤り訂正が行われた4K/2Kストリームとを受信し、多重ストリームを出力する多重ストリーム生成ステップ(S13、S14)と、を含み、多重ストリーム生成ステップでは、第1動作モードとして、2Kストリームと4K/2Kストリームの少なくともいずれか一方のストリームを時間調整および時間圧縮し、他方のストリームと多重し、多重ストリームとして出力する。
これにより、LDM方式の地上デジタル放送信号から2Kストリームと4K/2Kストリームとが取り出された後に、多重化されて出力されるので、出力端子群を増やさずに2K放送および4K/2K放送のそれぞれの放送ストリームを出力できる復調方法が実現される。
以上、本発明に係る復調装置、受信装置および復調方法について、実施の形態および変形例に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態および変形例に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態および変形例に施したものや、実施の形態および変形例における一部の構成要素を組み合わせて構築される別の形態も、本開示の範囲内に含まれる。
例えば、多重ストリーム生成部18は、任意の数の複数の多重化モードを切り替えて動作してもよいし、一つの多重化モードに固定して動作してもよい。
また、上記実施の形態では、ULの2K放送がA階層とB階層で構成される例で説明したが、単一階層(A階層のみ)であったり、A階層、B階層(つまり、8セグメントの2K放送)、および、C階層(つまり、4セグメントの4K放送)の3階層で送信していてもよく、その場合は、UL信号FEC部17aのストリームは使用している階層のストリームを出力し、それに応じて多重ストリーム生成部18での多重化が実施される。
また、第2の多重化モードや第3の多重化モードでは、多重ストリーム生成部18は、2KストリームとしてA階層のみを多重したが、B階層のみを多重してもよい。
また、多重ストリーム生成部18は、TSパケットのPCR時刻情報を修正するとしている多重化モードでも、PCR時刻情報を修正せず出力してもよい。
また、多重ストリーム生成部18は、NTPパケットの時刻情報を修正するとしている多重化モードでも、NTPパケットの時刻情報を修正せず出力してもよい。
また、上記実施の形態では、TSストリームとTLVストリームの多重化をしているが、それぞれのパケット形式をフォーマット変換しTSストリーム、TLVストリーム、Ether形式、SPIマスターなどのフォーマット変換をして出力してもよい。
また、上記実施の形態では、出力を4つの信号端子(クロック信号、データ信号、データイネーブル信号、パケット同期信号)を一つの出力群とした例で説明したが、データイネーブル信号もしくはパケット同期信号を除いた3端子出力群、もしくは、データイネーブル信号とパケット同期信号をともに除いた2端子出力群としてもよい。
また、そのときのデータイネーブル信号をTSフォーマットとTLVフォーマットで独立に1本ずつ設けてもよい。
また、データの転送レートを上げるために、データに2端子以上の複数端子を設けてもよい。
本発明は、復調装置および受信装置として、特に、LDM方式の地上デジタル放送に対応した復調装置であって、出力端子群を増やさずに2K放送および4K/2K放送のそれぞれの放送ストリームを出力できる復調装置、および、そのような復調装置を備える受信装置として、利用することができる。
10、10a 復調装置
11 ADC部
12 時間軸処理部
13 FFT部
14 等化部
15 TMCC・AC復号部
16 LL信号抽出部
17a UL信号FEC部
17b LL信号FEC部
18 多重ストリーム生成部
19 選択部

Claims (11)

  1. 2K放送信号に対応したISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)方式に対し、LDM(Layered Division Multiplexsing)方式により、同一物理チャンネルにLL(Lower Layer)信号を用いて4K放送信号あるいは2K放送信号である4K/2K放送信号を重畳した地上デジタル放送信号を復調する復調装置であって、
    前記地上デジタル放送信号から、ある物理チャンネル上の前記2K放送信号に対応する2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うUL(Upper Layer)信号誤り訂正部と、
    前記地上デジタル放送信号から、前記ある物理チャンネル上の前記4K/2K放送信号に対応する4K/2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うLL信号誤り訂正部と、
    誤り訂正が行われた前記2Kストリームと誤り訂正が行われた前記4K/2Kストリームとを受信し、多重ストリームを出力する多重ストリーム生成部と、を備え、
    前記多重ストリーム生成部は、第1動作モードとして、前記2Kストリームと前記4K/2Kストリームの少なくともいずれか一方のストリームを時間調整および時間圧縮し、他方のストリームと多重し、前記多重ストリームとして出力する、
    復調装置。
  2. 前記2Kストリームは、PCR(Program Clock Reference)時刻情報を含み、
    前記4K/2Kストリームは、NTP(Network Time Protocol)パケット時刻情報を含み、
    前記多重ストリーム生成部は、前記一方のストリーム中の前記PCR時刻情報または前記NTPパケット時刻情報を、前記一方のストリームが前記多重ストリーム中の一部として出力されるときの時刻に補正する、
    請求項1記載の復調装置。
  3. 前記多重ストリーム生成部は、前記2Kストリームと前記4K/2Kストリームの両方を時間調整および時間圧縮する、
    請求項1または2記載の復調装置。
  4. 前記2Kストリームが、前記ある物理チャンネルを13セグメントに等分割した場合の、ある1セグメントであるA階層と他の12セグメントであるB階層とから構成されるとき、前記多重ストリーム生成部は、前記2Kストリームの前記A階層および前記B階層のうちの前記A階層のみと、前記4K/2Kストリームとを多重する、
    請求項1または2記載の復調装置。
  5. 前記多重ストリーム生成部は、前記A階層に対して時間調整および時間圧縮のいずれも行わない、
    請求項4記載の復調装置。
  6. 前記多重ストリーム生成部は、さらに第2動作モードとして、前記2Kストリームと前記4K/2Kストリームのいずれか一方のストリームを、他方のストリームと多重せずに、そのまま前記多重ストリームとして、出力する、
    請求項1記載の復調装置。
  7. 前記多重ストリーム生成部は、前記第2動作モードでは、前記2Kストリームと前記4K/2Kストリームのいずれか一方のストリームが、処理すべきデータが無いヌル状態であるかランダムなエラー信号である場合に、他方のストリームを、前記一方のストリームと多重せずに、そのまま前記多重ストリームとして、出力する、
    請求項6記載の復調装置。
  8. 前記2Kストリームは、PCR時刻情報を含み、
    前記4K/2Kストリームは、NTPパケット時刻情報を含み、
    前記多重ストリーム生成部が出力する前記多重ストリームの転送周波数は、前記多重ストリームとして前記2Kストリームを出力する場合は、前記UL信号誤り訂正部が出力する前記2Kストリームの転送周波数と同一であり、前記多重ストリームとして前記4K/2Kストリームを出力する場合は、前記LL信号誤り訂正部が出力する前記4K/2Kストリームの転送周波数と同一である、
    請求項6または7記載の復調装置。
  9. 前記多重ストリーム生成部は、前記多重ストリームを一定の転送周波数で出力する、
    請求項1記載の復調装置。
  10. 2K放送信号に対応したISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)方式に対し、LDM(Layered Division Multiplexsing)方式により、同一物理チャンネルにLL(Lower Layer)信号を用いて4K放送信号あるいは2K放送信号である4K/2K放送信号を重畳した地上デジタル放送信号を受信して選局するチューナ部と、
    前記チューナ部で受信され選局された前記地上デジタル放送信号を復調して前記2K放送信号に対応する2Kストリームと前記4K/2K放送信号に対応する4K/2Kストリームとが多重された多重ストリームを出力する請求項1記載の復調装置と、
    前記復調装置から出力される前記多重ストリームを多重分離して映像および音声の信号にデコードして出力するデコーダと、
    を備える受信装置。
  11. 2K放送信号に対応したISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)方式に対し、LDM(Layered Division Multiplexsing)方式により、同一物理チャンネルにLL(Lower Layer)信号を用いて4K放送信号あるいは2K放送信号である4K/2K放送信号を重畳した地上デジタル放送信号を復調する復調方法であって、
    前記地上デジタル放送信号から、ある物理チャンネル上の前記2K放送信号に対応する2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うUL(Upper Layer)信号誤り訂正ステップと、
    前記地上デジタル放送信号から、前記ある物理チャンネル上の前記4K/2K放送信号に対応する4K/2Kストリームを取り出して誤り訂正を行うLL信号誤り訂正ステップと、
    誤り訂正が行われた前記2Kストリームと誤り訂正が行われた前記4K/2Kストリームとを受信し、多重ストリームを出力する多重ストリーム生成ステップと、を含み、
    前記多重ストリーム生成ステップでは、第1動作モードとして、前記2Kストリームと前記4K/2Kストリームの少なくともいずれか一方のストリームを時間調整および時間圧縮し、他方のストリームと多重し、前記多重ストリームとして出力する、
    復調方法。
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