JP2024019123A - 後退可能フィーダ - Google Patents
後退可能フィーダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2024019123A JP2024019123A JP2023122615A JP2023122615A JP2024019123A JP 2024019123 A JP2024019123 A JP 2024019123A JP 2023122615 A JP2023122615 A JP 2023122615A JP 2023122615 A JP2023122615 A JP 2023122615A JP 2024019123 A JP2024019123 A JP 2024019123A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- feeder
- duct
- placement machine
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 12
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 9
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
- H05K13/04—Mounting of components, e.g. of leadless components
- H05K13/0417—Feeding with belts or tapes
- H05K13/0419—Feeding with belts or tapes tape feeders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H16/00—Unwinding, paying-out webs
- B65H16/005—Dispensers, i.e. machines for unwinding only parts of web roll
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H20/00—Advancing webs
- B65H20/20—Advancing webs by web-penetrating means, e.g. pins
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G13/00—Chains
- F16G13/12—Hauling- or hoisting-chains so called ornamental chains
- F16G13/16—Hauling- or hoisting-chains so called ornamental chains with arrangements for holding electric cables, hoses, or the like
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
- H05K13/02—Feeding of components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
- H05K13/02—Feeding of components
- H05K13/022—Feeding of components with orientation of the elements
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
- H05K13/04—Mounting of components, e.g. of leadless components
- H05K13/0417—Feeding with belts or tapes
- H05K13/0421—Feeding with belts or tapes with treatment of the terminal leads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/10—Handled articles or webs
- B65H2701/11—Dimensional aspect of article or web
- B65H2701/113—Size
- B65H2701/1133—Size of webs
- B65H2701/11332—Size of webs strip, tape, narrow web
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/37—Tapes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
【課題】人間のオペレータが介入する必要なく、ルーズ部品テープが、フィーダ取り替えプロセスを妨害できないことを確実にする別の信頼性の高いやり方を提供すること。【解決手段】部品を配置機械に送出するためのフィーダであって、使用のときピックアップエリアから空になった部品テープを受け入れそれを出口経路に沿って案内するように延在するテープダクトを備え、テープダクトが、出口経路がピックアップエリアからフィーダのベース、さらにはテープカッタへ通じている送出構成と、出口経路がベースから遠ざかるように少なくとも部分的にそらされる後退構成との間で少なくとも部分的に移動可能である、フィーダ。【選択図】図4B
Description
本発明は、部品テープ内に配置された部品を配置機械に送出するためのフィーダ、および配置機械に関する。
本発明は、一般に、いわゆる表面実装技術(SMT)または配置プロセスにおいて、プリント回路基板(PCBs)、基板またはワークピースなどの部品キャリアに電子部品を装着させる技術分野に関する。
そのような電子サブアセンブリの生産は、典型的には、電子部品が部品供給装置から自動的に取り出され例えばプリント回路基板のような部品キャリア上に配置される、いわゆる配置機械または「ピックアンドプレース」機械により行われる。部品供給装置からそれらのそれぞれの配置位置へと部品を移送することは、例えばいわゆる配置ヘッドである部品ハンドリング装置によって行われる。
小型電子部品のための最も一般的な包装は、小さなポケットが内部に形成された「ベルト」と時々称されるキャリアテープを使用する。各ポケット内には、1つの部品がもたらされる。1つのタイプの部品だけが各ベルト内に配置される。スペースの節約およびより簡単な移送のために、テープは、従来から、スプール上に巻いてリールとして形成されている。便宜上、この明細書において、そのようなテープは「部品テープ」と称することにする。典型的には、テープリールは、テープの長さに沿って設けられた穴と係合する電動ピンホイールなどの部品テープを前進させる駆動手段、および、部品へのアクセスを提供するピックアップエリアまたは窓を含む、フィーダモジュール内に配置される。フィーダモジュールは、配置機械に着脱可能に挿入可能であり、フィーダおよび配置機械上には、フィーダと配置機械との正しいアライメントを確実にするように互いに協働するセンタリング/ガイダンス機構が設けられ得る。加えて、フィーダ内には、部品ポケットを露出させるように部品テープからカバー箔を除去する箔剥離機構が設けられ、この箔剥離機構は、ピックアップエリアの上流に配置される。さらに、最も一般的には、配置機械上には、空になったテープのセクション、すなわち部品が機械によって取り出された部品テープのセクションを切り取るテープカッタが設けられる。部品テープの切り取られたセクションは、機械に設けられた廃棄物容器へと送られ得る。
図1には、側方からの例示的な既知のフィーダ1が概略的に示されている。フィーダ1は、フィーダ1のベース10上に配置された係合セクション8が配置機械2の互いに協働するセクション(図示せず)と係合するように、フィーダ1を図示の水平X方向に摺動させることによって配置機械2に係合される。図示のZ方向は、垂直に位置調節される。係合セクション8は、例えば、それが配置機械2と係合されるときにフィーダ1のためのセンタリングおよびガイダンスを提供するオメガ形セクションを備えることができる。フィーダ1は、使用のとき、部品テープ3をテープスプール4からピックアップエリア6へと送出する。ピックアップエリア6から、配置機械2の配置ヘッド(図示せず)が、部品テープ3のそれぞれのポケットから部品をピックアップすることができる。次いで、空になった部品テープは、テープカッタ7へと送られる。図示のように、テープカッタ7は、配置機械2の一部であるが、フィーダ1自体に配置されてもよい。送出の間、テープスプロケットホイール5は、歯車モータ(図示せず)によって駆動され、テープスプロケットホイール5の歯は、部品テープ3に設けられた対応する穴と係合する。それによって、テープ3は、結果的に反時計回り方向に回転するテープスプール4から、ピックアップエリア6へ、さらにはベース10の方に向けてテープカッタ7上まで引き出される。あるいは、テープを駆動するモータが、システム全体の他のどこかに設けられてもよく、例えば、それが、配置機械2自体内部に配置されテープ3またはテープスプール4と直接的か例えば歯車チェーンを介してかのどちらかで係合する場合もあることを理解されたい。いずれの場合も、駆動機構は、全体にわたって「テープアクチュエータ」と称される。
図面には、部品テープ3から剥がされた箔を集めることに使用され得る箔スプール9も概略的に示されている。箔剥離収集機構は、当業界で周知であるため、ここではさらに述べることはしない。
ライン上で材料(すなわち部品テープ)を補充すること、ならびに、段取り替え(すなわち、異なるフィーダ/カートリッジを取り付けること)は、現在、非常に高いレベルの人員投入を必要とする手動プロセスである。ここ数年、自動材料補給および切り替えに多くの努力がなされてきた。
しかし、そうした既知の装置には、図1に示されるように、一般的に、テープカッタ7が、部品テープ3をピックアップエリア6から相当な距離で切断してルーズ(loose)端3'を形成し、したがってフィーダから延在するルーズテープが例えば45mm以上になり得るという課題が存在する。このルーズテープの長さは、再び図1に示されるように、係合セクション8の上に張り出してそれを遮ることがあり、それによって自動のフィーダ取り替えが妨害されることがあるので、問題である。さらに、既知のシステムでは、人間のオペレータが、遮らないようにルーズテープを手動で切り取る必要があり得る。
この問題の解決策の1つは、テープカッタ7をピックアップエリアにより近づけて取り付けることであり、そうすることで張り出し長さがそれに対応して減少される。しかし残念ながら、実際には、そのような解決策は、設置スペースの制限および振動結合解除(vibration decoupling)の必然性の理由から不可能である。
一代替解決策は、例えばスプール4を逆に駆動させることによって、張り出した部品テープを後退または巻き戻してフィーダ内に戻すことであり得る。しかし、これもまた、張り出したテープはそのカバー箔が取り除かれており、その箔を、後退の前または間に部品テープ上に何らかの方法で戻す必要があるので、問題がある。
本発明は、これらの問題を克服し、および、人間のオペレータが介入する必要なく、ルーズ部品テープがフィーダ取り替えプロセスを妨害できないことを確実にする別の信頼性の高いやり方を提供することに努める。
本発明によれば、この目的は、テープダクト内の部品テープがベースの方に向けてテープカッタ近くまで延在する送出構成と、テープカッタまでの経路長が増加される後退構成との間で移動可能な、可動テープダクトを含むフィーダを提供することによって達成され、したがって、部品テープによるセンタリング/ガイダンス機構への妨害が防止される。
本発明は、単一ユニット内に(スプールなどの)テープ収納部と部品テープを送出するための駆動機構との両方を備える従来のフィーダ、および、テープ収納部をそれぞれ備える取り外し可能カートリッジとともに使用される駆動機構を含む専用のフィーダユニットの両方に適用可能である。便宜上、本明細書において、テープ収納部の厳密な場所(すなわち、フィーダユニット内に配置されるか、取り外し可能カートリッジ内に設けられるか)は、本発明に無関係であるため、これらのユニット両方を「フィーダ」と称することにする。
本発明の第1の態様によれば、部品テープ内に配置された部品を配置機械に送出するための、配置機械に取り外し可能に連結するように適合された、フィーダであって、
ベースと、
部品が配置機械によってピックアップされしたがって部品テープを空にすることができる、ピックアップエリアと、
使用のとき、部品テープをピックアップエリアへ移動させ、空になった部品テープをピックアップエリアから移動させる、テープアクチュエータと、
使用のときピックアップエリアから空になった部品テープを受け入れそれを出口経路に沿って案内するように延在するテープダクトと
を備え、
テープダクトが、出口経路がピックアップエリアからベースの方に向けて通じている送出構成と、出口経路がベースから遠ざかるように少なくとも部分的にそらされる後退構成との間で少なくとも部分的に移動可能である、
フィーダが提供される。
ベースと、
部品が配置機械によってピックアップされしたがって部品テープを空にすることができる、ピックアップエリアと、
使用のとき、部品テープをピックアップエリアへ移動させ、空になった部品テープをピックアップエリアから移動させる、テープアクチュエータと、
使用のときピックアップエリアから空になった部品テープを受け入れそれを出口経路に沿って案内するように延在するテープダクトと
を備え、
テープダクトが、出口経路がピックアップエリアからベースの方に向けて通じている送出構成と、出口経路がベースから遠ざかるように少なくとも部分的にそらされる後退構成との間で少なくとも部分的に移動可能である、
フィーダが提供される。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様によるフィーダのダクトアクチュエータと協働するように特に適合された作動セクションを備える、配置機械が提供される。
本発明のその他の特定の態様および特徴は、添付の特許請求の範囲内に示されている。
次に、本発明を添付の図面(縮尺通りではない)を参照して述べる。
図2は、以下により詳細に述べるように、送出構成にある、本発明の第1の実施形態によるフィーダの概略的な側方からの断面を示している。フィーダ11は、図1に示されるフィーダ1と多くの類似点を有し、したがって、それらの特徴についての説明は詳しく述べることはせず、特定の一例として、含まれる箔剥離収集機械のすべての詳細は、省略する。しかし、フィーダ1と類似するフィーダ11は、非常に概略的に12で図示される配置機械と係合するように適合される。フィーダ1とやはりまた同様に、フィーダ11は、テープアクチュエータによって駆動される、部品テープ3を収納するためのスプール14を備え、ここでは、部品テープ3をスプール14からピックアップエリア16へと送出するように歯車モータ(図示せず)によって駆動されるテープスプロケットホイール15を備え、配置機械12の配置ヘッド(図示せず)は、ピックアップエリア16から、部品テープ3のそれぞれのポケットから部品をピックアップすることができる。一代替実施形態では、テープアクチュエータは、システム全体のどこか他の場所に設けられてもよく、例えば、配置機械12自体の内部に配置され、直接的か例えばこの場合テープアクチュエータを構築する歯車チェーンを介してかのどちらかでスプール14と係合できることを理解されたい。空になった部品テープ3は、引き続いて、配置機械12上に配置され得るまたは別のやり方でフィーダ11自体に取り付けられるテープカッタ17へと送られる。
使用において(および、図4A~図4Cにより詳細に示されるように)、フィーダ11は、フィーダ11のベース13に配置またはその近くに配置される係合セクション18が配置機械12の互いに協働するセクション(図示せず)と係合するように、図示の水平X方向にフィーダ11を摺動させることによって配置機械12に係合される。図示のZ方向は、使用のときにベース13がフィーダ11の垂直方向の最低側にあるように、垂直に位置調節される。係合セクション18は、フィーダ11が配置機械12と係合するときのフィーダ11のためのセンタリングおよびガイダンスを提供し、これを達成するため、例えば、配置機械12の互いに協働するセクション(図示せず)と噛み合い係合するオメガ形セクション(図示せず)を備えることができる。図2では、フィーダ11は、配置機械12と係合して示されており、したがって、全体的に配置機械12の設置面積内にある。
フィーダ11は、ピックアップエリア16から延在し、使用のときに空の部品テープを受け入れそれを出口経路に沿って案内するためのテープダクトをさらに備え、この実施形態では、このテープダクトは、少なくとも部分的に可撓性のチャネルを備え、この場合、テープダクトは、チェーンを形成するように一緒に直列に連結された複数の互いに枢動可能なチェーン要素20を備える当業界でそれ自体が周知であるようなエネルギーチェーン(energy chain)19として形成される。図示のエネルギーチェーン19の上端は、フィーダ11の本体に固定して取り付けられ、一方、エネルギーチェーン19の下端は自由であり、すなわちフィーダ11の残り部分にはエネルギーチェーン19の長さによってのみつながっている。このように、テープダクトは、出口経路がピックアップエリア16からベース13の方に向けて、さらにはベース13近くに図示されるようなテープカッタ17へと通じる、図2に示されるような送出構成と、出口経路がベース13から遠ざかるように少なくとも部分的にそらされる、図3に示される後退構成との間を、少なくとも部分的に移動可能である。図2に示されるように、この実施形態では、エネルギーチェーン19は、送出構成において直線で位置調節され、それによって、出口経路は最小化され、部品テープ3がベース13を通り越してテープカッタ17へ真っ直ぐ通過する。この送出構成では、部品テープ3の自由端3'は、係合セクション18の上に張り出し、したがって、フィーダ11と配置機械12との間のそれに続く係合を妨げ得ることが見られる。
図3は、テープダクトが後退構成にある、図2のフィーダ11の概略的な側方からの断面を示している。まず、フィーダ11は、配置機械12から係合解除、すなわちそれを配置機械12から遠ざける図示のXの負方向に移動させることによって、移動させられていることを見ることができる。このようなフィーダ11の係合解除状態では、エネルギーチェーン19は、部品テープ3のための出口経路がテープカッタ17から遠ざかるようにそらされる、図示のその後退構成へと移動させられ得る。より詳細には、エネルギーチェーン19は、テープカッタ17から遠ざかるように部品テープ3の自由端3'を上げるように上向きにカールされ、したがってそれは上方すなわち図示のZの正方向を指す。この構成では、自由端3'は係合セクション18の上に張り出さず、したがって、フィーダ11と配置機械12との間のその後の係合を妨げ得ないことを見ることができる。エネルギーチェーンは、フィーダ11が配置機械12に係合されエネルギーチェーン19が図2に示されるような送出構成まで移動させられるまで、この後退構成のままにあり得る。
当然、テープダクトを送出構成と後退構成との間で移動させることが必要である。フィーダ11が配置機械12に係合されるときの図2のフィーダの一部の側方からの断面が概略的に示されている図4A~図4Cには、フィーダ11と配置機械12との係合および係合解除の間にこの移動を自動的に実施する機構が示されている。
図4Aでは、フィーダ11は、配置機械12に近づいているが、それから係合解除されており、したがって、エネルギーチェーン19はその後退構成にある。フィーダ11は、その前端(すなわち、係合すると配置機械12の最も近くに位置するフィーダ11の端部)に、くぼんだ雌嵌め合い部材21を備える。ダクトアクチュエータは、フィーダ11内に設けられ、歯付きピニオン22、平歯車23および枢動可能レバー24を含む。ピニオン22は、フィーダ11内の雌噛み合い部材の下に設けられ、したがってピニオン22の上縁の歯が雌噛み合い部材21のくぼみ内に突出している。ピニオン22は、平歯車23と噛み合い係合され、平歯車23は、一緒に回転するように枢動可能レバー24を担持する。レバー24の遠位端は、エネルギーチェーン19の自由端に取り付けられる。配置機械12は、フィーダ11のダクトアクチュエータと協働するように特に適合された作動セクションであり、ここでは、ラックを形成するようにその下面上に歯が付けられフィーダ11と配置機械12との係合の間に雌噛み合い部材21に入るように配置機械12上に配置された突出する雄部材25を備える、作動セクションを備える。
図4Bには、エネルギーチェーン19が依然としてその後退構成にある、配置機械12とまさに係合しはじめているフィーダ11が示されている。雄噛み合わせ部材25は、その歯がピニオン22の歯と噛み合うように、雌噛み合い部材21に入れられている。それによって図示のように配置機械12の方に向かうXの正方向でのフィーダ11のさらなる移動は、図示のような時計回り方向にピニオン22を回転させる作用を有し、それが平歯車23に反時計回りの回転を与える。
図4Cには、エネルギーチェーン19がその送出構成へと移動させられた状態の、配置機械12と完全に係合されたフィーダ11が示されている。雄噛み合い部材25が雌噛み合い部材21に完全に入れられると、ピニオン22は時計回り方向に全回転され、平歯車23も反時計回り方向に全回転される。次いで、平歯車23のこの回転がレバー24の反時計回りの回転を引き起こし、それによって図示のようにエネルギーチェーン19の自由端が下方に図示のようにXの負方向に移動させられ、それによって、フィーダ11の主本体の隣に真っ直ぐ位置する。フィーダ11が配置機械12と係合したままにある間、エネルギーチェーンは、この送出構成のままにある。
配置機械12からのフィーダ11の係合解除、すなわちフィーダ11が図示のXの負方向に配置機械12から遠ざけられるとき、逆のシーケンスが行われ、雄噛み合い部材25が雌噛み合い部材21から引き抜かれると、エネルギーチェーン19が後退構成へと戻る。
図2から図4に示される実施形態の場合、両方向の、すなわち送出構成になるおよび送出構成から外れるテープダクトの移動は、雄噛み合い部材25によって直接制御される。しかし、テープダクトが例えば運搬または格納中に誤ってその構成から解かれ得ないように、テープダクトを後退構成へと付勢することが有利であり得る。
図5Aおよび図5Bは、本発明の第2の実施形態による、それぞれ後退構成および送出構成にある、フィーダ31の前部、すなわち使用中に配置機械32の最も近くにあるフィーダ31の端部の側方からの断面を概略的に示している。
フィーダ31は、図2に示されるフィーダ11と多くの類似点を有しているので、それらの特徴の説明は詳しく述べない。しかし、フィーダ31の前端は異なっており、具体的には、前端からフィーダ31の本体内へと延在する凹部またはくぼみ33を含む。この実施形態では、くぼみ33の下方範囲は、以下により詳細に述べるように、傾斜した第1の当接面38によって画定される。この実施形態では、テープダクトは、くぼみ33内に少なくとも部分的に保持されるように旋回軸35によってフィーダ31の本体に回転可能に連結された枢動セクション、すなわち枢動チャネル34を備える。枢動可能チャネル34は、図示されるように、その長さに沿って空の部品テープ3を受け入れて案内するように適合される。枢動可能チャネル34は、この場合枢動可能チャネル34の上端から延在する弧状突出部上に設けられた上側カム面36を備える。この実施形態では、ダクトアクチュエータは、フィーダ31内に設けられ、図示のX軸に沿って直線運動するようにフィーダ31の本体に取り付けられた直線的に移動可能なシャトル37を備える。シャトル37は、Xの負方向、すなわち図示のように右に付勢され、したがって、フィーダ31が図5Aに示されるように配置機械32に係合されていないとき、シャトル37は、上側カム面36に当接係合させられ、その結果、枢動チャネル34が旋回軸35周りに時計回りに回転させられる。時計回り方向の枢動可能チャネル34の枢動運動の範囲は、第1の当接面38によって定められる。この第1の当接面38は、時計回りの回転のその最遠範囲で枢動可能チャネル34と当接する。図5Aに見られるように、後退構成において、枢動可能チャネル34は、ベース13およびテープカッタ17から遠ざかるように部品テープ3を案内し(すなわち、部品テープ3のための出口経路が、テープカッタ17から遠ざけられ)、やはりまた、この構成ではテープ3のルーズ端が係合セクション18に張り出さないことを見ることができる。
枢動可能チャネル34の下端、すなわち旋回軸35の下にある下端は、下側カム面39を備える。これは、配置機械32の作動セクション、この実施形態では配置機械32からXの負方向に外方に突出している作動部材40と接触係合するように適合される。図5Bに示されるように、フィーダ31が配置機械32に係合されるとき、作動部材40は、下側カム面39に係合され、枢動チャネル34をシャトル37によってもたらされる付勢に抗して反時計回りに方向に、それがフィーダ31の本体上に設けられ反時計回り回転の範囲を定める第2の当接面41と当接するまで、回転させる。
図5Bに見られるように、送出構成では、枢動可能チャネル34は、部品テープ3を、ベース13を真っ直ぐ通過してテープカッタ17上へと案内し、またさらに、この構成において、テープ3のルーズ端は係合セクション18の上に張り出すことを見ることができる。
当業者には、本発明を上述の特定の例とは別に具現化することができる様々な方法があることが明らかであろう。例えば、ダクトアクチュエータは、多くの異なる形態をとることができる。具体的な例として、ダクトアクチュエータは、テープダクトの移動が、フィーダと配置機械との係合によるかフィーダを配置機械に固定する係止機構の作動によるかのどちらかで生成される、受動システムを備えることもでき、そうした受動システムは、
- 双安定機構(ばね荷重による/またはばね荷重と組み合わせた)、
- 例えばリンク装置、スライダクランク、ラックピニオンシステムを備える、直線運動から回転運動への運動変換、
- 例えばテープダクトを一方の構成から他方へと引っ張るように働くボーデンケーブルの使用である、ロープ機構
を含む。
- 双安定機構(ばね荷重による/またはばね荷重と組み合わせた)、
- 例えばリンク装置、スライダクランク、ラックピニオンシステムを備える、直線運動から回転運動への運動変換、
- 例えばテープダクトを一方の構成から他方へと引っ張るように働くボーデンケーブルの使用である、ロープ機構
を含む。
これらの各場合において、ダクトアクチュエータは、配置機械の作動セクションと協働するように適合され、前記協働によって、ダクトアクチュエータは、テープダクトを後退構成から送出構成へと移動させることができる。
あるいは、例えば、テープダクトのすべてまたは一部を一方の構成から他方へと押し進めるリニアアクチュエータ、専用の電磁モータ、サーマルアクチュエータ、空気圧アクチュエータ、油圧アクチュエータ、ピエゾアクチュエータなどを含む、ダクトアクチュエータが直接的に駆動される、様々な形態の能動システムが使用されてもよい。
そのような能動システムの場合、テープダクトを後退構成に付勢する必要も、配置機械における作動セクションの必要もない場合がある。
同様に、テープダクト自体が上述した具体的な例とは別の様々な形態で具現化されてもよい。具体的な例として、テープダクトは、
- プラスチックまたはゴムなどの可撓性材料から形成されたダクト、
- 複数の相対的に回転可能なセクション、
- 可撓性、弾性の金属シートから形成された可撓性構造
を備えることができる。
- プラスチックまたはゴムなどの可撓性材料から形成されたダクト、
- 複数の相対的に回転可能なセクション、
- 可撓性、弾性の金属シートから形成された可撓性構造
を備えることができる。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲内で他の可能性および代替実施形態も当業者には明らかであろう。
1 フィーダ
2 配置機械
3 部品テープ
3' 部品テープの自由端
4 テープスプール
5 テープスプロケットホイール
6 ピックアップエリア
7 テープカッタ
8 係合セクション
9 箔巻用スプール
10 ベース
11 フィーダ
12 配置機械
13 ベース
14 スプール
15 テープスプロケットホイール
16 ピックアップエリア
17 テープカッタ
18 係合セクション
19 エネルギーチェーン
20 チェーン要素
21 雌噛み合い部材
22 ピニオン
23 平歯車
24 レバー
25 雄噛み合い部材
31 フィーダ
32 配置機械
33 くぼみ
34 枢動可能チャネル
35 旋回軸
36 上側カム面
37 シャトル
38 第1の当接面
39 下側カム面
40 作動部材
41 第2の当接面
2 配置機械
3 部品テープ
3' 部品テープの自由端
4 テープスプール
5 テープスプロケットホイール
6 ピックアップエリア
7 テープカッタ
8 係合セクション
9 箔巻用スプール
10 ベース
11 フィーダ
12 配置機械
13 ベース
14 スプール
15 テープスプロケットホイール
16 ピックアップエリア
17 テープカッタ
18 係合セクション
19 エネルギーチェーン
20 チェーン要素
21 雌噛み合い部材
22 ピニオン
23 平歯車
24 レバー
25 雄噛み合い部材
31 フィーダ
32 配置機械
33 くぼみ
34 枢動可能チャネル
35 旋回軸
36 上側カム面
37 シャトル
38 第1の当接面
39 下側カム面
40 作動部材
41 第2の当接面
Claims (15)
- 部品テープ内に配置された部品を配置機械に送出するための、前記配置機械に取り外し可能に連結するように適合された、フィーダであって、
ベースと、
部品が前記配置機械によってピックアップされしたがって前記部品テープを空にすることができる、ピックアップエリアと、
使用のとき、部品テープを前記ピックアップエリアへ移動させ、空になった部品テープを前記ピックアップエリアから移動させる、テープアクチュエータと、
使用のとき前記ピックアップエリアから前記空になった部品テープを受け入れそれを出口経路に沿って案内するように延在するテープダクトと
を備え、
前記テープダクトが、前記出口経路が前記ピックアップエリアから前記ベースの方に向けて通じている送出構成と、前記出口経路が前記ベースから遠ざかるように少なくとも部分的にそらされる後退構成との間で少なくとも部分的に移動可能である、
フィーダ。 - 前記テープダクトが、少なくとも部分的に可撓性のチャネルを備え、前記少なくとも部分的に可撓性のチャネルの屈曲が、前記テープダクトを前記送出構成と前記後退構成との間で移動させる、請求項1に記載のフィーダ。
- 前記少なくとも部分的に可撓性のチャネルが、エネルギーチェーンを備える、請求項2に記載のフィーダ。
- 前記テープダクトが、枢動可能セクションを備え、前記枢動可能セクションの枢動が、前記テープダクトを前記送出構成と前記後退構成との間で移動させる、請求項1に記載のフィーダ。
- 前記テープダクトが、前記後退構成へと付勢される、請求項1に記載のフィーダ。
- 前記後退構成と前記送出構成との間で前記テープダクトを移動させるように適合されたダクトアクチュエータを備える、請求項1に記載のフィーダ。
- 前記ダクトアクチュエータが、枢動可能レバーを備える、請求項6に記載のフィーダ。
- 前記ダクトアクチュエータが、直線的に移動可能なシャトルを備える、請求項6に記載のフィーダ。
- 前記ダクトアクチュエータが、ボーデンケーブルを備える、請求項6に記載のフィーダ。
- 前記ダクトアクチュエータが、前記配置機械の作動セクションと協働するように適合され、前記協働によって、前記ダクトアクチュエータが、前記テープダクトを前記後退構成から前記送出構成へと移動させる、請求項6に記載のフィーダ。
- 前記ダクトアクチュエータが、前記テープダクトを前記送出構成と前記後退構成との間で制御可能に移動させるためのモータを備える、請求項6に記載のフィーダ。
- 前記空になった部品テープを切断するための、前記ベースに近接して配置されたテープカッタを備える、請求項1に記載のフィーダ。
- 前記配置機械と係合するための係合セクションを備え、前記部品テープが、前記後退構成では、前記送出構成と比較して前記係合セクションから遠ざけられる、請求項1に記載のフィーダ。
- 前記係合セクションが、前記ベースに近接して配置される、請求項13に記載のフィーダ。
- 請求項10に記載のフィーダの前記ダクトアクチュエータと協働するように特に適合された作動セクションを備える、配置機械。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE102022118945.7A DE102022118945B3 (de) | 2022-07-28 | 2022-07-28 | Zurückziehbare Zuführeinrichtung und Bestückungsmaschine |
DE102022118945.7 | 2022-07-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024019123A true JP2024019123A (ja) | 2024-02-08 |
Family
ID=89508178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023122615A Pending JP2024019123A (ja) | 2022-07-28 | 2023-07-27 | 後退可能フィーダ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024019123A (ja) |
KR (1) | KR20240016217A (ja) |
CN (1) | CN117479522A (ja) |
DE (1) | DE102022118945B3 (ja) |
MX (1) | MX2023008879A (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7260679B2 (ja) | 2020-01-28 | 2023-04-18 | 株式会社Fuji | 部品実装機およびフィーダ |
-
2022
- 2022-07-28 DE DE102022118945.7A patent/DE102022118945B3/de active Active
-
2023
- 2023-06-28 CN CN202310782427.0A patent/CN117479522A/zh active Pending
- 2023-07-26 KR KR1020230097312A patent/KR20240016217A/ko not_active Application Discontinuation
- 2023-07-27 MX MX2023008879A patent/MX2023008879A/es unknown
- 2023-07-27 JP JP2023122615A patent/JP2024019123A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20240016217A (ko) | 2024-02-06 |
DE102022118945B3 (de) | 2024-02-01 |
CN117479522A (zh) | 2024-01-30 |
MX2023008879A (es) | 2024-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101269706B1 (ko) | 부품 공급 장치 | |
US11765876B2 (en) | Exchange device | |
EP3223593B1 (en) | Tape feeder and component mounting apparatus | |
JP4804296B2 (ja) | 部品供給装置及び表面実装機 | |
EP3133909B1 (en) | Feeder | |
EP2077707B1 (en) | Component supply apparatus and surface mounter | |
JP7398756B2 (ja) | 部品供給装置 | |
JP6641444B2 (ja) | テープフィーダ | |
JPWO2017098628A1 (ja) | リール保持装置 | |
JP7536168B2 (ja) | 部品実装機 | |
EP3349557B1 (en) | Tape feeder | |
JP2024019123A (ja) | 後退可能フィーダ | |
EP3809809B1 (en) | Exchange device | |
EP3229575A1 (en) | Tape feeder | |
WO2023007658A1 (ja) | 部品装着機 | |
JP2019134189A (ja) | 部品供給装置 | |
JP2009238821A (ja) | 電子部品装着装置 | |
JP7029678B2 (ja) | 部品供給装置 | |
JP4540871B2 (ja) | トップカバーテープ押込装置および処理装置 | |
JP2018050071A (ja) | 部品供給装置 | |
US11974402B2 (en) | Component supply device | |
WO2023026457A1 (ja) | 部品装着機 | |
JP7229405B2 (ja) | 部品装着システム | |
JP7212108B2 (ja) | 電子部品装着機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231013 |