JP2024018988A - 基板支持器及びプラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基台と静電チャックとの間の熱膨張率の差に起因する基板支持器の損傷を抑制する技術を提供する。【解決手段】開示される基板支持器は、プラズマ処理装置において用いられる。基板支持器は、基台、静電チャック及び複数の電極を備える。基台は、セラミックから形成されている。静電チャックは、基台の上に設けられている。静電チャックは、中央領域、環状領域及び被覆層を有している。中央領域は、その上に載置される基板を支持するように構成されている。環状領域は、中央領域を囲むように延在しており、その上に載置されるリングアセンブリを支持するように構成されている。被覆層は、セラミックから形成されており、静電チャックの表面を構成する。複数の電極は、第1の金属層及び第2の金属層を含む。第1の金属層は、中央領域と基台との間に設けられている。第2の金属層は、環状領域と基台との間に設けられている。【選択図】図2

Description

本開示は、基板支持器及びプラズマ処理装置に関する。
プラズマ処理装置が基板に対するプラズマ処理において用いられている。下記の特許文献1は、プラズマ処理の一種である容量結合型のプラズマ処理装置を開示している。特許文献1に記載されたプラズマ処理装置は、チャンバ及び基板支持器を備えている。基板支持器は、基台及び静電チャックを有している。基台は、金属から構成される。静電チャックは、セラミックから形成された被覆層を含んでいる。基板支持器は、冷媒及び伝熱ガスによって温度制御される。
特開2020-107881号公報
本開示は、基台と静電チャックとの間の熱膨張率の差に起因する基板支持器の損傷を抑制する技術を提供する。
一つの例示的実施形態において、プラズマ処理装置において用いられる基板支持器が提供される。基板支持器は、基台、静電チャック及び複数の電極を備える。基台は、セラミックから形成されている。静電チャックは、基台の上に設けられている。静電チャックは、中央領域、環状領域及び被覆層を有している。中央領域は、その上に載置される基板を支持するように構成されている。環状領域は、中央領域を囲むように延在しており、その上に載置されるエッジリングを支持するように構成されている。被覆層は、セラミックから形成されており、静電チャックの表面を構成する。複数の電極は、第1の金属層及び第2の金属層を含む。第1の金属層は、中央領域と基台との間に設けられている。第2の金属層は、環状領域と基台との間に設けられている。
一つの例示的実施形態によれば、基台と静電チャックとの間の熱膨張率の差に起因する基板支持器の損傷を抑制することが可能となる。
容量結合型のプラズマ処理装置の構成例を説明するための図である。 一つの例示的実施形態に係る基板支持器の部分拡大断面図である。 別の例示的実施形態に係る基板支持器の部分拡大断面図である。 更に別の例示的実施形態に係る基板支持器の部分拡大断面図である。 一つの例示的実施形態に係る給電ラインの拡大断面図である。 別の例示的実施形態に係る給電ラインの拡大断面図である。 更に別の例示的実施形態に係る給電ラインの拡大断面図である。 更に別の例示的実施形態に係る給電ラインの拡大断面図である。 更に別の例示的実施形態に係る給電ラインの拡大断面図である。 更に別の例示的実施形態に係る基板支持器の部分拡大断面図である。 更に別の例示的実施形態に係る基板支持器の部分拡大断面図である。 更に別の例示的実施形態に係る基板支持器の部分拡大断面図である。
以下、種々の例示的実施形態について説明する。
一つの例示的実施形態において、プラズマ処理装置において用いられる基板支持器が提供される。基板支持器は、基台、静電チャック及び複数の電極を備える。基台は、セラミックから形成されている。静電チャックは、基台の上に設けられている。静電チャックは、中央領域、環状領域及び被覆層を有している。中央領域は、その上に載置される基板を支持するように構成されている。環状領域は、中央領域を囲むように延在しており、その上に載置されるエッジリングを支持するように構成されている。被覆層は、セラミックから形成されており、静電チャックの表面を構成する。複数の電極は、第1の金属層及び第2の金属層を含む。第1の金属層は、中央領域と基台との間に設けられている。第2の金属層は、環状領域と基台との間に設けられている。
上記実施形態では、静電チャックの被覆層及び基台はセラミックから形成されている。従って、静電チャックと基台との間の熱膨張率の差は、比較的小さい。故に、上記実施形態によれば、基台と静電チャックとの間の熱膨張率の差に起因する基板支持器の損傷を抑制することが可能となる。
一つの例示的実施形態では、静電チャックは、第1の樹脂層、電極層及び第2の樹脂層を含んでもよい。第1の樹脂層は、基台上に設けられていてもよい。電極層は、第1の樹脂層の上に設けられていてもよい。第2の樹脂層は、電極層と被覆層との間に設けられていてもよい。
一つの例示的実施形態において、基台は、第1の基台及び第2の基台を含んでもよい。第2の基台は、第1の基台上に設けられていてもよい。第1の金属層は、第2の基台上に設けられていてもよい。複数の電極は、第3の金属層を含んでもよい。第3の金属層は、第1の基台と第2の基台との間に設けられていてもよい。第3の金属層は、第1の基台と第2の基台を互いに接合していてもよい。この実施形態では、第1の基台と第2の基台は、比較的高い熱伝導率を有する第3の金属層によって互いに接合されている。したがって、この実施形態によれば、第2の基台から第1の基台への伝熱効率が向上される。
一つの例示的実施形態において、第2の金属層は、第2の基台上に設けられていてもよい。
一つの例示的実施形態において、第1の基台は、周縁部を含んでいてもよい。周縁部は、第2の基台の外縁に対して外側に突出していてもよい。複数の電極は、第4の金属層を含んでもよい。第4の金属層は、周縁部の上に設けられていてもよい。第3の金属層及び第4の金属層は互いに電気的に接続されていてもよい。この実施形態では、第3の金属層に電気的に接続された第4の金属層が周縁部の上に設けられている。従って、基台の外側で第4の金属層に給電ラインを接続することにより、基台の内部を経由しない、第3の金属層への電気的パスを確保することができる。
一つの例示的実施形態において、第1の金属層は、第2の基台上に設けられていてもよい。第2の金属層は、第1の基台上に設けられていてもよい。
一つの例示的実施形態において、基板支持器は、少なくとも一つの孔を提供してもよい。少なくとも一つの孔は、基台の下面から延びていてもよい。基板支持器は、少なくとも一つの給電ラインを備えてもよい。少なくとも一つの給電ラインは、複数の電極のうち少なくとも一つに接続されていてもよい。少なくとも一つの給電ラインは、少なくとも一つの孔を通って延びていてもよい。
一つの例示的実施形態において、少なくとも一つの給電ラインは、給電体を含んでもよい。給電体は、少なくとも一つの孔の中で延在してもよい。
一つの例示的実施形態において、給電体は、金属から形成されていてもよい。
一つの例示的実施形態において、金属は、チタン、モリブデン又はタングステンであってもよい。
一つの例示的実施形態において、給電体は、炭化ケイ素から形成されていてもよい。
一つの例示的実施形態において、給電体は、シリコンから形成されていてもよい。
一つの例示的実施形態において、少なくとも一つの給電ラインは、本体及び少なくとも一つの金属膜を更に含んでもよい。少なくとも一つの金属膜は、本体の表面を覆っていてもよい。
一つの例示的実施形態において、少なくとも一つの金属膜は、第1の金属膜及び第2の金属膜を含んでもよい。第2の金属膜は、第1の金属膜を形成している金属とは異なる金属から形成されていてもよい。第2の金属膜は、該第1の金属膜と本体との間に設けられていてもよい。
一つの例示的実施形態において、少なくとも一つの金属膜は、パラジウム、ニッケル又は金を含んでいてもよい。
一つの例示的実施形態において、給電ラインは、内壁を含んでもよい。内壁は、少なくとも一つの孔を画成していてもよい。
一つの例示的実施形態において、内壁は、導体膜から形成されていてもよい。
別の例示的実施形態において、プラズマ処理装置が提供される。プラズマ処理装置は、プラズマ処理チャンバ及び基板支持器を備える。基板支持器は、上述の種々の例示的実施形態のうち何れかの基板支持器である。基板支持器は、プラズマ処理チャンバ内に設けられている。
以下、図面を参照して種々の例示的実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
以下に、プラズマ処理システムの構成例について説明する。図1は、容量結合型のプラズマ処理装置の構成例を説明するための図である。
プラズマ処理システムは、容量結合型のプラズマ処理装置1及び制御部2を含む。容量結合型のプラズマ処理装置1は、プラズマ処理チャンバ10、ガス供給部20、電源30及び排気システム40を含む。また、プラズマ処理装置1は、基板支持器11及びガス導入部を含む。ガス導入部は、少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理チャンバ10内に導入するように構成される。ガス導入部は、シャワーヘッド13を含む。基板支持器11は、プラズマ処理チャンバ10内に配置される。シャワーヘッド13は、基板支持器11の上方に配置される。一実施形態において、シャワーヘッド13は、プラズマ処理チャンバ10の天部(ceiling)の少なくとも一部を構成する。プラズマ処理チャンバ10は、シャワーヘッド13、プラズマ処理チャンバ10の側壁10a及び基板支持器11により規定されたプラズマ処理空間10sを有する。プラズマ処理チャンバ10は、少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理空間10sに供給するための少なくとも1つのガス供給口と、プラズマ処理空間からガスを排出するための少なくとも1つのガス排出口とを有する。プラズマ処理チャンバ10は接地される。シャワーヘッド13及び基板支持器11は、プラズマ処理チャンバ10の筐体とは電気的に絶縁される。
基板支持器11は、基台110及び静電チャック111を含む。静電チャック111は基台110上に設けられている。静電チャック111は、基板Wを支持するための中央領域111aと、エッジリング112を支持するための環状領域111bとを有する。ウェハは基板Wの一例である。環状領域111bは、平面視で静電チャック111の中央領域111aを囲んでいる。基板Wは、中央領域111a上に配置され、エッジリング112は、中央領域111a上の基板Wを囲むように環状領域111b上に配置される。
また、基板支持器11は、静電チャック111、エッジリング112及び基板のうち少なくとも1つをターゲット温度に調節するように構成される温調モジュールを含んでもよい。温調モジュールは、1又は複数のヒータ、伝熱媒体、流路110a、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。流路110aには、ブラインやガスのような伝熱流体が流れる。一実施形態において、流路110aは基台110内に形成され、1又は複数のヒータは静電チャック111内に配置される。また、基板支持器11は、基板Wの裏面と中央領域111aとの間の間隙に伝熱ガスを供給するように構成された伝熱ガス供給部を含んでもよい。
シャワーヘッド13は、ガス供給部20からの少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理空間10s内に導入するように構成される。シャワーヘッド13は、少なくとも1つのガス供給口13a、少なくとも1つのガス拡散室13b、及び複数のガス導入口13cを有する。ガス供給口13aに供給された処理ガスは、ガス拡散室13bを通過して複数のガス導入口13cからプラズマ処理空間10s内に導入される。また、シャワーヘッド13は、少なくとも1つの上部電極を含む。なお、ガス導入部は、シャワーヘッド13に加えて、側壁10aに形成された1又は複数の開口部に取り付けられる1又は複数のサイドガス注入部(SGI:Side Gas Injector)を含んでもよい。
ガス供給部20は、少なくとも1つのガスソース21及び少なくとも1つの流量制御器22を含んでもよい。一実施形態において、ガス供給部20は、少なくとも1つの処理ガスを、それぞれに対応のガスソース21からそれぞれに対応の流量制御器22を介してシャワーヘッド13に供給するように構成される。各流量制御器22は、例えばマスフローコントローラ又は圧力制御式の流量制御器を含んでもよい。さらに、ガス供給部20は、少なくとも1つの処理ガスの流量を変調又はパルス化する1又はそれ以上の流量変調デバイスを含んでもよい。
電源30は、少なくとも一つの高周波電源31及び少なくとも一つのバイアス電源32を含む。少なくとも一つの高周波電源31は、インピーダンス整合回路を介して少なくとも一つの高周波電極に電気的に接続されている。少なくとも一つの高周波電極は、基板支持器11内の一つ以上の電極であってもよい。或いは、少なくとも一つの高周波電極は、上部電極であってもよい。少なくとも一つの高周波電源31は、プラズマ処理チャンバ10内でガスからプラズマを生成するためにソース高周波電力を少なくとも一つの高周波電極に供給するように構成されている。ソース高周波電力は、10MHz~150MHzの範囲内の周波数を有する。
少なくとも一つのバイアス電源32は、電気バイアスを基板支持器11内の少なくとも一つのバイアス電極に供給するように構成されている。少なくとも一つのバイアス電極は、基板支持器11内の一つ以上の電極であってもよい。電気バイアスは、プラズマからのイオンの引き込みに適したバイアス周波数を有する。バイアス周波数は、100kHz~60MHzの範囲内の周波数である。
電気バイアスは、バイアス周波数を有するバイアス高周波電力であってもよい。この場合には、少なくとも一つのバイアス電源32は、インピーダンス整合回路を介して少なくとも一つのバイアス電極に電気的に接続される。或いは、電気バイアスは、バイアス周波数の逆数の時間間隔で少なくとも一つのバイアス電極に周期的に印加される電圧パルスであってもよい。電圧のパルスは、負電圧又は負の直流電圧のパルスであってもよい。
排気システム40は、例えばプラズマ処理チャンバ10の底部に設けられたガス排出口10eに接続され得る。排気システム40は、圧力調整弁及び真空ポンプを含んでもよい。圧力調整弁によって、プラズマ処理空間10s内の圧力が調整される。真空ポンプは、ターボ分子ポンプ、ドライポンプ又はこれらの組み合わせを含んでもよい。
制御部2は、本開示において述べられる種々の工程をプラズマ処理装置1に実行させるコンピュータ実行可能な命令を処理する。制御部2は、ここで述べられる種々の工程を実行するようにプラズマ処理装置1の各要素を制御するように構成され得る。一実施形態において、制御部2の一部又は全てがプラズマ処理装置1に含まれてもよい。制御部2は、処理部2a1、記憶部2a2及び通信インターフェース2a3を含んでもよい。制御部2は、例えばコンピュータ2aにより実現される。処理部2a1は、記憶部2a2からプログラムを読み出し、読み出されたプログラムを実行することにより種々の制御動作を行うように構成され得る。このプログラムは、予め記憶部2a2に格納されていてもよく、必要なときに、媒体を介して取得されてもよい。取得されたプログラムは、記憶部2a2に格納され、処理部2a1によって記憶部2a2から読み出されて実行される。媒体は、コンピュータ2aに読み取り可能な種々の記憶媒体であってもよく、通信インターフェース2a3に接続されている通信回線であってもよい。処理部2a1は、CPU(Central Processing Unit)であってもよい。記憶部2a2は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。通信インターフェース2a3は、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介してプラズマ処理装置1との間で通信してもよい。
以下、図2を参照して、一つの例示的実施形態に係る基板支持器について説明する。図2は、一つの例示的実施形態に係る基板支持器の部分拡大断面図である。図2に示す基板支持器11は、上述した基台110及び静電チャック111を備えている。基台110は、炭化ケイ素又は窒化アルミニウムのようなセラミックから形成されている。
基板支持器11は、複数の電極50を更に備える。複数の電極50は、第1の金属層51及び第2の金属層52を含む。第1の金属層51は、静電チャック111の中央領域111aと基台110との間に設けられている。第2の金属層52は、静電チャック111の環状領域111bと基台110との間に設けられている。第1の金属層51は、第2の金属層52の上方に位置してもよい。
上述したように静電チャック111は、基台110の上に設けられている。静電チャック111は、中央領域111a、環状領域111b及び被覆層111cを有している。中央領域111aは、その上に載置される基板Wを支持するように構成されている。環状領域111bは、中央領域111aを囲むように延在しており、その上に載置されるエッジリング112を支持するように構成されている。被覆層111cは、静電チャック111の表面を構成している。被覆層111cは、窒化アルミニウム、酸化アルミニウム、又は酸化イットリウムのようなセラミックから形成されている。
基板支持器11では、静電チャック111の被覆層111c及び基台110はセラミックから形成されている。従って、静電チャック111と基台110との間の熱膨張率の差は、比較的小さい。故に、基台110と静電チャック111との間の熱膨張率の差に起因する基板支持器11の損傷を抑制することが可能となる。
一実施形態において、静電チャック111の中央領域111a及び環状領域111bの各々は、第1の樹脂層61、電極層62及び第2の樹脂層63を更に含んでもよい。第1の樹脂層61は、基台110の上に設けられる。第1の樹脂層61は、例えば接着層6aを介して基台110に固定されている。電極層62は、第1の樹脂層61の上に設けられている。電極層62は、第1の樹脂層61と第2の樹脂層63との間に設けられている。第2の樹脂層63は、電極層62と被覆層111cとの間に設けられている。第1の樹脂層61及び第2の樹脂層63は、例えば接着層6bによって電極層62と接着されている。被覆層111cは、接合層6cを介して、接着層6bに固定されている。接着層6a,6bは接着剤から形成されていてもよい。接合層6cは、セラミック粒、樹脂又はシラン系剤によって構成されていてもよい。
電極層62には、直流電源が電気的に接続される。電極層62に直流電源からの電圧が印加されると、基板Wと中央領域111aとの間、エッジリング112と環状領域111bとの間で静電引力が発生する。その結果、基板Wは中央領域111aによって保持され、エッジリング112は環状領域111bによって保持される。
一実施形態において、基台110は、第1の基台1101及び第2の基台1102を含んでいてもよい。第2の基台1102は、第1の基台1101の上に設けられている。第1の基台1101及び第2の基台1102は、同じ種類のセラミックから形成されていてもよい。或いは、第1の基台1101及び第2の基台1102は、異なる種類のセラミックから形成されていてもよい。例えば、第1の基台1101は炭化ケイ素から形成され、第2の基台1102は窒化アルミから形成されていてもよい。
第1の基台1101と第2の基台1102との間には、第3の金属層53が設けられていてもよい。第3の金属層53は、複数の電極50に含まれる。第3の金属層53は、第1の基台1101と第2の基台1102とを互いに接合している。このように、第1の基台1101と第2の基台1102は、比較的高い熱伝導率を有する第3の金属層53によって互いに接合されている。したがって、第2の基台1102から第1の基台1101への伝熱効率が向上される。
第1の金属層51は、第2の基台1102上に設けられている。具体的に、第1の金属層51は、第2の基台1102の中央部の上面の上に設けられている。第2の金属層52は、図2に示すように、第2の基台1102上に設けられていてもよい。具体的には、第2の金属層52は、第2の基台1102の周縁部の上面の上に設けられていてもよい。第2の基台1102において、周縁部は、中央部を囲むように周方向に延在している。第2の基台1102において、周縁部の厚さは、中央部の厚さよりも小さい。第2の基台1102において、周縁部の上面の位置は、中央部の上面の位置よりも低くてもよい。
一実施形態において、基板支持器11は、絶縁被膜6dを更に備えていてもよい。絶縁被膜6dは、第1の金属層51の外縁部、第2の金属層52の内縁部及び外縁部、第1の基台1101の後述する中央部の側面、並びに、第2の基台1102の中央部の側面及び周縁部の側面を覆っていてもよい。
一実施形態において、第1の基台1101は、中央部及び周縁部1101aを含んでいてもよい。第2の基台1102は、第1の基台1101の中央部上に設けられている。周縁部1101aは、第2の基台1102の外縁に対して外側に突出している。また、周縁部1101aは、第1の基台1101の中央部を囲むように周方向に沿って延在している。第1の基台1101において、周縁部1101aの厚さは、中央部の厚さよりも小さくてもよい。第1の基台1101において、周縁部1101aの上面の位置は、中央部の上面の位置よりも低くてもよい。
一実施形態において、基板支持器11は、ベースプレート114及び絶縁支持リング115を更に備えていてもよい。ベースプレート114は、第1の基台1101の下に設けられている。ベースプレート114は、その上に搭載される第1の基台1101を支持している。ベースプレート114は、金属から形成されている。
絶縁支持リング115は、ベースプレート114の下に設けられている。絶縁支持リング115は、その上に搭載されるベースプレート114を支持している。絶縁支持リング115は、絶縁体から形成されている。絶縁支持リング115は、基板支持器11をプラズマ処理チャンバ10から電気的に絶縁している。
第1の基台1101は、ベースプレート114に固定されていてもよい。例えば、第1の基台1101は、クランプリング116とベースプレート114との間に周縁部1101aが挟持されることによって、ベースプレート114に固定されてもよい。クランプリング116は、金属から形成されていてもよく、その表面は、絶縁被膜116aで覆われていてもよい。クランプリング116は、固定ネジ117によってベースプレート114に対して固定される。クランプリング116及び固定ネジ117は、絶縁カバー118によって覆われていてもよい。
一実施形態において、基板支持器11は、少なくとも一つの孔11aを提供する。図2に示す例において、基板支持器11は、複数の孔11aを提供している。複数の孔11aの各々は、基台110の下面から延びている。例えば、複数の孔11aの各々は、複数の電極50の各々に向かって延びている。
基板支持器11は、少なくとも一つの給電ライン70を備える。一実施形態では、基板支持器11は、複数の給電ライン70を備える。複数の給電ライン70の各々は、複数の電極50のうち対応の電極に接続されている。複数の給電ライン70の各々は、複数の孔11aのうち対応の孔を通って延びて、複数の電極50のうち対応の電極に接続している。
図2に示すように、複数の給電ライン70は、給電ライン71,72,73を含んでいてもよい。給電ライン71は、第1の金属層51に接続されている。給電ライン72は、第2の金属層52に接続されている。給電ライン73は、第3の金属層53に接続されている。給電ライン71,72,73の各々は、金属から形成されていてもよい。この場合、給電ライン71,72,73はそれぞれ、スリーブ71a,72a,73aの中に配置される。スリーブ71a,72a,73aの各々は、絶縁体から形成されている。スリーブ71a,72a,73aの各々を形成する絶縁体は、例えば、セラミックである。
複数の電極50は、複数の給電ライン70を介して電源30に電気的に接続されている。複数の電極50の各々には、ソース高周波電力及び電気バイアスのうち一方又は双方が電源30から供給される。例えば、上述した電気バイアスは第1の金属層51及び第2の金属層52に供給され、ソース高周波電力は第3の金属層53に供給される。
なお、電極層62に電圧を印加する直流電源は、複数の給電ライン70と同様に基板支持器11内に設けられた給電ラインを介して、電極層62に電気的に接続されていてもよい。
以下、図3を参照する。図3は、別の例示的実施形態に係る基板支持器の部分拡大断面図である。図3に示す基板支持器11Aは、プラズマ処理装置1の基板支持器11として採用され得る。以下、基板支持器11Aと図2に示す基板支持器11との相違点の観点から、基板支持器11Aについて説明する。
基板支持器11Aにおいて、複数の電極50は、第4の金属層54を更に含んでいる。第4の金属層54は、周縁部1101aの上に設けられている。第3の金属層53及び第4の金属層54は互いに電気的に接続されている。一実施形態において、第3の金属層53及び第4の金属層54は、側面1101bの表面に形成された金属層によって互いに接続されている。第3の金属層53、第4の金属層54及び側面1101bの表面に形成された金属層は、一体の金属層として形成されてもよい。
基板支持器11Aにおいて、絶縁被膜116aは、クランプリング116の金属製の下面を露出させるように設けられている。クランプリング116の下面は、ベースプレート114及び第4の金属層54と密着している。したがって、第4の金属層54とベースプレート114とは、クランプリング116によって互いに電気的に接続される。したがって、第3の金属層53は、第4の金属層54、クランプリング116、及びベースプレート114を含む給電ラインに接続されている。
基板支持器11Aにおいて、電源30の一部が、ベースプレート114に電気的に接続されていてもよい。例えば、高周波電源31が、ベースプレート114に電気的に接続されていてもよい。
基板支持器11Aでは、第3の金属層53に電気的に接続されている第4の金属層54が周縁部1101aの上に設けられている。従って、基台110の外側で第4の金属層54に給電ラインを接続することにより、基台110の内部を経由しない、第3の金属層53への電気的パスを確保することができる。
以下、図4を参照する。図4は、更に別の例示的実施形態に係る基板支持器の部分拡大断面図である。図4に示す基板支持器11Bは、プラズマ処理装置1の基板支持器11として採用され得る。以下、基板支持器11Bと図2に示す基板支持器11との相違点の観点から、基板支持器11Bについて説明する。
基板支持器11Bにおいて、第2の金属層52は、第1の基台1101上に設けられている。具体的に、基板支持器11Bにおいて、第1の基台1101は、上述の中央部と周縁部1101aに加えて、中間部を含んでいる。第1の基台1101において、中間部は、中央部と周縁部1101aとの間で周方向に延在している。第2の基台1102は、第1の基台1101の中央部の上に設けられており、第1の基台1101の中央部に第3の金属層53を介して接合されている。
基板支持器11Bにおいて、第2の金属層52は、第1の基台1101の中間部の上に設けられている。なお、第1の基台1101において、中間部の厚さは、中央部の厚さよりも小さく、周縁部1101aの厚さよりも大きくてもよい。第1の基台1101において、中間部の上面の位置は、中央部の上面の位置よりも低く、周縁部1101aの上面の位置よりも高くてもよい。
以下、図5を参照する。図5は、一つの例示的実施形態に係る給電ラインの拡大断面図である。図5に示す給電ライン70Aは、上述した一つ又は複数の給電ライン70の各々として採用され得る。給電ライン70Aは、給電体74及び電極70dを含む。電極70dは、基台110の下面に設けられた金属層である。給電体74は、孔11aの中で延在している。給電体74は、給電体74と孔11aの内壁11bとの間に空隙70aを提供するように設けられる。給電体74は、筒形状を有していてもよい。この場合に、給電体74は、その中心に空隙74aを提供する。給電体74は、空隙74aと空隙70aとを連通させる貫通孔74bを更に提供していてもよい。給電体74は、電極70dと複数の電極50のうち対応の電極とを互いに電気的に接続している。
一実施形態において、給電体74は、金属から形成されていてもよい。給電体74を形成する金属は、チタン、モリブデン又はタングステンであってもよい。或いは、給電体74は、炭化ケイ素から形成されていてもよい。或いは、給電体74は、シリコンから形成されていてもよい。
以下、図6を参照する。図6は、別の例示的実施形態に係る給電ラインの拡大断面図を示す。図6に示す給電ライン70Bは、上述した一つ又は複数の給電ライン70の各々として採用され得る。給電ライン70Bは、本体74m及び少なくとも一つの金属膜74cを含む。本体74mは、給電体74と同様に、筒形状を有し、空隙74a及び貫通孔74bを提供していてもよい。本体74mは、炭化ケイ素から形成されていてもよい。或いは、本体74mは、チタン、モリブデン又はタングステン等の金属、又はシリコンから形成されていてもよい。少なくとも一つの金属膜74cは、本体74mの表面を覆っている。金属膜74cは、パラジウム、ニッケル又は金を含んでいてもよい。
以下、図7を参照する。図7は、更に別の例示的実施形態に係る給電ラインの拡大断面図である。図7に示す給電ライン70Cは、上述した一つ又は複数の給電ライン70の各々として採用され得る。以下、給電ライン70Cと給電ライン70Bの相違点の観点から給電ライン70Cについて説明する。
給電ライン70Cは、金属膜74cとして、第1の金属膜74d及び第2の金属膜74eを含む。第2の金属膜74eは、第1の金属膜74dを形成する金属とは異なる金属から形成されている。例えば、第1の金属膜74dは金から形成され、第2の金属膜74eはパラジウムから形成されている。第2の金属膜74eは、第1の金属膜74dと本体74mとの間に設けられている。すなわち、本体74mは、第1の金属膜74d及び第2の金属膜74eを含む二層の金属膜74cに覆われている。
以下、図8を参照する。図8は、更に別の例示的実施形態に係る給電ラインの拡大断面図である。図8に示す給電ライン70Dは、上述した一つ又は複数の給電ライン70の各々として採用され得る。給電ライン70Dは、内壁11bを含む。内壁11bは、少なくとも一つの孔11aを画成している。例えば、基台110は、炭化ケイ素から形成されている。内壁11bは、電極70dに接続されている。ソース高周波電力又は電気バイアスは、電極70dから複数の電極50のうち対応の電極まで、表皮効果により内壁11bを介して供給される。
以下、図9を参照する。図9は、更に別の例示的実施形態に係る給電ラインの拡大断面図である。図9に示す給電ライン70Eは、上述した一つ又は複数の給電ライン70の各々として採用され得る。給電ライン70Eにおいて、内壁11bは、導体膜から形成されている。例えば、内壁11bは、金属膜から形成されている。内壁11bを形成する導体膜は、パラジウム、ニッケル又は金を含んでいてもよい。内壁11bを形成する導体膜は、電極70dに接続されている。
以下、図10を参照する。図10は、更に別の例示的実施形態に係る基板支持器の部分拡大断面図である。図10に示す基板支持器11Cは、プラズマ処理装置1の基板支持器11Cとして採用され得る。
基板支持器11Cは、基台110C、静電チャック111C、金属層80、及び絶縁被膜9を備える。基台110Cは、セラミックから形成されている。一例において、基台110Cは、炭化ケイ素、窒化アルミニウム、又は酸化アルミニウムから形成される。基台110Cは、中央部1103及び周縁部1104を有する。中央部1103は、第1の上面1103a及び側面1103bを含む。側面1103bは、第1の上面1103aの周縁から下方に延びている。周縁部1104は、中央部1103を囲むように周方向に沿って延在している。周縁部1104は、第2の上面1104aを含む。第2の上面1104aは、側面1103bの下端から外側に延び、第1の上面1103aの位置よりも低い位置で延在している。第2の上面1104aは、側面1103bによって第1の上面1103aに接続されている。基台110Cは、その内部に流路110aを提供してもよい。
静電チャック111Cは、第1の上面1103aの上に設けられている。一実施形態において、静電チャック111Cは、中央領域111d、環状領域111e、及び誘電体層111fを有していてもよい。中央領域111dは、その上に載置される基板Wを支持するように構成されている。環状領域111eは、中央領域111dを囲むように延在しており、その上に載置されるエッジリング112を支持するように構成されている。誘電体層111fは、静電チャック111Cの表面を提供している。一例において、誘電体層111fは、窒化アルミニウム、酸化アルミニウム、又は酸化イットリウムのようなセラミックから形成される。
一実施形態において、静電チャック111Cの中央領域111d及び環状領域111eの各々は、第1の電極層64及び第2の電極層65を有していてもよい。中央領域111d及び環状領域111eの各々において、第1の電極層64及び第2の電極層65は、誘電体層111fによって覆われており、誘電体層111fの中に配置されている。
第1の電極層64には、直流電源が電気的に接続されてもよい。中央領域111d内の第1の電極層64に直流電源からの電圧が印加されると、基板Wと中央領域111dとの間で静電引力が発生する。また、環状領域111e内の第1の電極層64に直流電源からの電圧が印加されると、エッジリング112と環状領域111eとの間で静電引力が発生する。その結果、基板Wは中央領域111dによって保持され、エッジリング112は環状領域111eによって保持される。また、中央領域111d及び環状領域111eの各々において、第2の電極層65には、ソース高周波電力及び電気バイアスのうち一方又は双方が電源30から供給されてもよい。
一実施形態において、基板支持器11Cは、少なくとも一つの孔11aを提供する。図10に示す例において、基板支持器11Cは、複数の孔11aを提供している。複数の孔11aの各々は、基台110Cの下面から延びている。例えば、複数の孔11aの各々は、第1の電極層64に向かって延びている。
基板支持器11Cは、少なくとも一つの給電ライン70を備える。一実施形態では、基板支持器11Cは、複数の給電ライン70を備える。複数の給電ライン70の各々は、第1の電極層64に接続されている。
図10に示すように、複数の給電ライン70は、給電ライン75,76を含んでいてもよい。給電ライン75は、中央領域111d内の第1の電極層64に接続されている。給電ライン76は、環状領域111e内の第1の電極層64に接続されている。給電ライン75,76の各々は、金属から形成されていてもよい。この場合、給電ライン75,76はそれぞれ、スリーブ75a,76aの中に配置される。スリーブ75a,76aの各々は、絶縁体から形成されている。スリーブ75a,76aの各々を形成する絶縁体は、例えば、セラミックである。
第1の電極層64は、少なくとも一つの給電ライン70を介して直流電源に電気的に接続されていてもよい。第2の電極層65は、少なくとも一つの給電ライン70と同様に基板支持器11C内に設けられた給電ラインを介して、ソース高周波電力及び電気バイアスのうち一方又は双方を印加する電源30に電気的に接続されていてもよい。
金属層80は、基台110Cの表面を覆っている。金属層80は、単層から構成されてもよく、複層から構成されてもよい。金属層80は、純金属又は合金から形成される。一例において、金属層80は、アルミニウム、チタニウム、又はタングステンから形成されてもよい。金属層80は、第1の領域81、第2の領域82、及び第3の領域83を含む。第1の領域81は、第1の上面1103aと静電チャック111Cとの間に配置されている。第1の領域81は、基台110Cと静電チャック111Cとを互いに接合していてもよい。第2の領域82は、第2の上面1104aの上に配置されている。第3の領域83は、側面1103bに沿って延在しており、第1の領域81と第2の領域82とを互いに電気的に接続している。
絶縁被膜9は、少なくとも第3の領域83を覆っている。絶縁被膜9は、例えば、酸化アルミニウム又は酸化イットリウムから形成される。一実施形態において、絶縁被膜9は、第1の部分91及び第2の部分92を含んでいてもよい。第1の部分91は、環状領域111eの側面及び第3の領域83を覆っている。図10に示す例では、第1の部分91は、環状領域111eの上面まで延びている。第2の部分92は、第2の領域82の少なくとも一部を覆っている。第1の部分91及び第2の部分92は、互いに連続していてもよい。
基板支持器11Cでは、絶縁被膜9が金属層80のうち少なくとも第3の領域83を覆っている。したがって、基板支持器11Cは、金属層80のプラズマ処理空間10sへの露出を抑制する。結果として、金属層80の消耗が抑制される。基板支持器11Cでは、基台110Cと静電チャック111Cとは金属層80によって互いに接合されてもよい。金属層80は比較的に熱伝導率が高いので、静電チャック111Cから基台110Cへの伝熱効率が向上し得る。
一実施形態において、基板支持器11Cは、ベースプレート114及び絶縁支持リングを更に備えていてもよい。ベースプレート114は、基台110Cの下に設けられている。ベースプレート114は、その上に搭載される基台110Cを支持している。ベースプレート114は、金属から形成されている。
基台110Cは、ベースプレート114に固定されていてもよい。例えば、基台110Cは、クランプリング116とベースプレート114との間に周縁部1104が挟持されることによって、ベースプレート114に固定されてもよい。クランプリング116は、金属から形成されていてもよく、その表面は、絶縁被膜116aで覆われていてもよい。クランプリング116は、固定ネジ117によってベースプレート114に対して固定される。クランプリング116及び固定ネジ117は、絶縁カバーによって覆われていてもよい。
基板支持器11Cにおいて、絶縁被膜116aは、クランプリング116の金属製の下面を露出させるように設けられていてもよい。第2の部分92は、第2の領域82のうちクランプリング116の金属製の下面に面する部分を露出させるように設けられていてもよい。クランプリング116の下面は、ベースプレート114及び第2の領域82と密着している。したがって、第2の領域82とベースプレート114とは、クランプリング116によって互いに電気的に接続される。したがって、第1の領域81は、第2の領域82、第3の領域83、クランプリング116、及びベースプレート114を含む給電ラインに接続されている。
基板支持器11Cにおいて、電源30の一部が、ベースプレート114に電気的に接続されていてもよい。例えば、高周波電源31が、ベースプレート114に電気的に接続されていてもよい。
図10に示す一例において、基板支持器11Cでは、第2の領域82が第2の上面1104aの上に設けられている。したがって、基台110Cの外側で第2の領域82に給電ラインを接続することにより、基台110の内部を経由しない、第1の領域81への電気的パスを確保することができる。
以下、図11を参照する。図11は、更に別の例示的実施形態に係る基板支持器の部分拡大断面図である。図11に示す基板支持器11Dは、プラズマ処理装置1の基板支持器11Dとして採用され得る。以下、基板支持器11Dと図10に示す基板支持器11Cとの相違点の観点から、基板支持器11Dについて説明する。
基板支持器11Dは、絶縁被膜9に代えて絶縁被膜9Dを備える。絶縁被膜9Dは、第1の部分91に代えて第1の部分91Dを含む。第1の部分91Dは、第3の領域83を覆っているが、環状領域111eの上面まで延びていない。第1の部分91Dは、環状領域111eの側面のうち一部のみ、即ち、第3の領域83に隣接する部分のみを覆っている。即ち、第1の部分91Dは、環状領域111eの側面の全体を覆っていなくてもよい。
以下、図12を参照する。図12は、更に別の例示的実施形態に係る基板支持器の部分拡大断面図である。図12に示す基板支持器11Eは、プラズマ処理装置1の基板支持器11Eとして採用され得る。以下、基板支持器11Eと図10に示す基板支持器11Cとの相違点の観点から、基板支持器11Eについて説明する。
基板支持器11Eは、絶縁被膜9に代えて絶縁被膜9Eを備える。絶縁被膜9Eは、第1の絶縁被膜9a、第2の絶縁被膜9b、及び第3の絶縁被膜9cを含む。第1の絶縁被膜9aは、第1の絶縁被膜9a、第2の絶縁被膜9b、及び第3の絶縁被膜9cの中で、最も内側に設けられている。第1の絶縁被膜9aは、第3の領域83及び環状領域111eの側面に接していてもよい。第2の絶縁被膜9bは、第1の絶縁被膜9aと第2の絶縁被膜9bとの間に第3の絶縁被膜9cが介在するよう、最も外側に設けられている。第3の絶縁被膜9cは、第1の絶縁被膜9aと第2の絶縁被膜9bとの間に設けられている。一例において、第1の絶縁被膜9aは、ポリイミドから形成される。第2の絶縁被膜9bは、セラミックから形成されてもよい。一例において、第2の絶縁被膜9bは、酸化アルミニウム又は酸化イットリウムから形成される。第1の絶縁被膜9aの絶縁抵抗は、第2の絶縁被膜9bの絶縁抵抗よりも大きくてもよい。
図12に示す例では、絶縁被膜9Eは、第1の部分91に代えて第1の部分91Eを含む。第1の部分91Eは、第1の絶縁被膜9a、第2の絶縁被膜9b、及び第3の絶縁被膜9cを含む。絶縁被膜9Eは、絶縁被膜9と同様に、第2の部分92を更に含んでいてもよい。第2の部分92は、第1の絶縁被膜9a、第2の絶縁被膜9b、及び第3の絶縁被膜9cを含まなくてもよく、単一の被膜から形成されていてもよい。或いは、第2の部分92は、第1の絶縁被膜9a、第2の絶縁被膜9b、及び第3の絶縁被膜9cを含んでいてもよく、複数の被膜から形成されていてもよい。第1の部分91Eにおいて、第1の絶縁被膜9aは第3の領域83上に設けられ、第3の絶縁被膜9cは第1の絶縁被膜9a上に設けられ、第2の絶縁被膜9bは、第3の絶縁被膜9c上に設けられ得る。
第2の部分92は、第2の絶縁被膜9bの材料と同一の材料から形成されていてもよい。一例において、第2の部分92及び第2の絶縁被膜9bは、酸化アルミニウム又は酸化イットリウムから形成される。この場合には、第2の部分92は、第1の部分91Eの第2の絶縁被膜9bの下端に連続していてもよい。或いは、第2の部分92は、第1の絶縁被膜9aの材料と同一の材料から形成されていてもよい。一例において、第2の部分92及び第1の絶縁被膜9aは、ポリイミドから形成される。この場合には、第2の部分92は、第1の部分91Eの第1の絶縁被膜9aの下端に連続していてもよい。
一実施形態において、第3の絶縁被膜9cは、基体と基体中に分散した複数の粒状体とを含む。複数の粒状体は、基体から露出している露出部分を含み、この露出部分は、第1の絶縁被膜9a及び第2の絶縁被膜9bに接する。一例において、基体は、樹脂又はシラン系剤を含む。シラン系剤とは、シリコン及び酸素を含む無機材料の一例である。複数の粒状体の各々は、セラミックから形成される。第3の絶縁被膜9cは、第1の絶縁被膜9aと第2の絶縁被膜9bとを接合し得る。かかる絶縁被膜9Eによれば、第3の領域83及び環状領域111eの側面に対する絶縁被膜9Eの高い密着性が確保される。
以上、種々の例示的実施形態について説明してきたが、上述した例示的実施形態に限定されることなく、様々な追加、省略、置換、及び変更がなされてもよい。また、異なる実施形態における要素を組み合わせて他の実施形態を形成することが可能である。
例えば、別の実施形態において、プラズマ処理装置は、プラズマ処理装置1とは別の容量結合型プラズマ装置、誘導結合型プラズマ処理装置、ECRプラズマ(Electron-Cyclotron-resonance plasma)処理装置、ヘリコン波励起プラズマ(HWP:Helicon Wave Plasma)処理装置、又は、表面波プラズマ(SWP:Surface Wave Plasma)処理装置等であってもよい。
ここで、本開示に含まれる種々の例示的実施形態を、以下の[E1]~[E20]に記載する。
[E1]
プラズマ処理装置において用いられる基板支持器であって、
セラミックから形成された基台と、
前記基台の上に設けられた静電チャックと、
複数の電極と、
を備え、
前記静電チャックは、
その上に載置される基板を支持するように構成された中央領域と、
前記中央領域を囲むように延在しており、その上に載置されるエッジリングを支持するように構成された環状領域と、
該静電チャックの表面を構成する被覆層と、
を有し、
前記複数の電極は、
前記中央領域と前記基台との間に設けられた第1の金属層と、
前記環状領域と前記基台との間に設けられた第2の金属層と、
を含む、
基板支持器。
[E2]
前記静電チャックは、
前記基台の上に設けられた第1の樹脂層と、
前記第1の樹脂層の上に設けられた電極層と、
前記電極層と前記被覆層との間に設けられた第2の樹脂層と、
を含む、E1に記載の基板支持器。
[E3]
前記基台は、第1の基台と前記第1の基台の上に設けられた第2の基台を含み、
前記第1の金属層は、前記第2の基台上に設けられており、
前記複数の電極は、前記第1の基台と前記第2の基台との間に設けられ第3の金属層を含み、
前記第3の金属層は、前記第1の基台と前記第2の基台を互いに接合している、
E1又はE2に記載の基板支持器。
[E4]
前記第2の金属層は、前記第2の基台上に設けられている、E3に記載の基板支持器。
[E5]
前記第1の基台は、前記第2の基台の外縁に対して外側に突出した周縁部を含み、
前記複数の電極は、前記周縁部の上に設けられた第4の金属層を含み、
前記第3の金属層及び前記第4の金属層は互いに電気的に接続されている、
E4に記載の基板支持器。
[E6]
前記第1の金属層は、前記第2の基台上に設けられており、
前記第2の金属層は、前記第1の基台上に設けられている、
E3に記載の基板支持器。
[E7]
該基板支持器は、前記基台の下面から延びる少なくとも一つの孔を提供しており、
該基板支持器は、前記複数の電極のうち少なくとも一つに接続されており、前記少なくとも一つの孔を通って延びる少なくとも一つの給電ラインを更に備える、
E1~E6の何れか一項に記載の基板支持器。
[E8]
前記少なくとも一つの給電ラインは、前記少なくとも一つの孔の中で延在する給電体を含む、E7に記載の基板支持器。
[E9]
前記給電体は、金属から形成されている、E8に記載の基板支持器。
[E10]
前記金属は、チタン、モリブデン又はタングステンである、E9に記載の基板支持器。
[E11]
前記給電体は、炭化ケイ素から形成されている、E8に記載の基板支持器。
[E12]
前記給電体は、シリコンから形成されている、E8に記載の基板支持器。
[E13]
前記少なくとも一つの給電ラインは、
本体と、
前記本体の表面を覆う少なくとも一つの金属膜と、
を含む、E8~12の何れか一項に記載の基板支持器。
[E14]
前記少なくとも一つの金属膜は、
第1の金属膜と、
前記第1の金属膜を形成している金属とは異なる金属から形成され、該第1の金属膜と前記本体との間に設けられた第2の金属膜と、
を含む、E13に記載の基板支持器。
[E15]
前記少なくとも一つの金属膜は、パラジウム、ニッケル又は金を含む、E13又はE14に記載の基板支持器。
[E16]
前記給電ラインは、前記少なくとも一つの孔を画成する内壁を含む、E8~E15の何れか一項に記載の基板支持器。
[E17]
前記内壁は、導体膜から形成されている、請求項16に記載の基板支持器。
[E18]
プラズマ処理チャンバと、
E1~E17の何れか一項に記載の基板支持器であり、前記プラズマ処理チャンバ内に設けられた該基板支持器と、
を備えるプラズマ処理装置。
[E19]
プラズマ処理装置において用いられる基板支持器であって、
第1の上面及び該第1の上面の周縁から下方に延びる側面を含む中央部と、該側面の下端から外側に延び且つ該第1の上面の位置より低い位置で延在する第2の上面を含み該中央部を囲むように周方向に沿って延在する周縁部とを有し、セラミックから形成された基台と、
前記第1の上面の上に設けられた静電チャックと、
前記第1の上面と前記静電チャックとの間に配置された第1の領域と、前記第2の上面の上に配置された第2の領域と、該第1の領域と該第2の領域とを互いに電気的に接続するよう前記側面に沿って延在する第3の領域とを含む、金属層と、
少なくとも前記第3の領域を覆う絶縁被膜と、
を備える、
基板支持器。
[E20]
プラズマ処理チャンバと、
請求項19に記載の基板支持器であり、前記プラズマ処理チャンバ内に設けられた該基板支持器と、
を備えるプラズマ処理装置。
以上の説明から、本開示の種々の実施形態は、説明の目的で本明細書で説明されており、本開示の範囲及び主旨から逸脱することなく種々の変更をなし得ることが、理解されるであろう。従って、本明細書に開示した種々の実施形態は限定することを意図しておらず、真の範囲と主旨は、添付の特許請求の範囲によって示される。
1…プラズマ処理装置、10…プラズマ処理チャンバ、11,11A,11B,11C,11D,11E…基板支持器、11a…孔、11b…内壁、111a…中央領域、111b…環状領域、112…エッジリング、110,110C…基台、111,111C…静電チャック、111c…被覆層、1101…第1の基台、1101a…周縁部、1102…第2の基台、1103…中央部、1103a…第1の上面、1103b…側面、1104…周縁部、1104a…第2の上面、51…第1の金属層、52…第2の金属層、53…第3の金属層、54…第4の金属層、61…第1の樹脂層、62…電極層、63…第2の樹脂層、70,70A,70B,70C,70D,70E…給電ライン、74…給電体、74c…金属膜、74d…第1の金属膜、74e…第2の金属膜、74m…本体、80…金属層、81…第1の領域、82…第2の領域、83…第3の領域、9,9D,9E…絶縁被膜。

Claims (20)

  1. プラズマ処理装置において用いられる基板支持器であって、
    セラミックから形成された基台と、
    前記基台の上に設けられた静電チャックと、
    複数の電極と、
    を備え、
    前記静電チャックは、
    その上に載置される基板を支持するように構成された中央領域と、
    前記中央領域を囲むように延在しており、その上に載置されるエッジリングを支持するように構成された環状領域と、
    該静電チャックの表面を構成する被覆層と、
    を有し、
    前記複数の電極は、
    前記中央領域と前記基台との間に設けられた第1の金属層と、
    前記環状領域と前記基台との間に設けられた第2の金属層と、
    を含む、
    基板支持器。
  2. 前記静電チャックは、
    前記基台の上に設けられた第1の樹脂層と、
    前記第1の樹脂層の上に設けられた電極層と、
    前記電極層と前記被覆層との間に設けられた第2の樹脂層と、
    を含む、請求項1に記載の基板支持器。
  3. 前記基台は、第1の基台と前記第1の基台の上に設けられた第2の基台を含み、
    前記第1の金属層は、前記第2の基台上に設けられており、
    前記複数の電極は、前記第1の基台と前記第2の基台との間に設けられ第3の金属層を含み、
    前記第3の金属層は、前記第1の基台と前記第2の基台を互いに接合している、
    請求項1又は2に記載の基板支持器。
  4. 前記第2の金属層は、前記第2の基台上に設けられている、請求項3に記載の基板支持器。
  5. 前記第1の基台は、前記第2の基台の外縁に対して外側に突出した周縁部を含み、
    前記複数の電極は、前記周縁部の上に設けられた第4の金属層を含み、
    前記第3の金属層及び前記第4の金属層は互いに電気的に接続されている、
    請求項4に記載の基板支持器。
  6. 前記第1の金属層は、前記第2の基台上に設けられており、
    前記第2の金属層は、前記第1の基台上に設けられている、
    請求項3に記載の基板支持器。
  7. 該基板支持器は、前記基台の下面から延びる少なくとも一つの孔を提供しており、
    該基板支持器は、前記複数の電極のうち少なくとも一つに接続されており、前記少なくとも一つの孔を通って延びる少なくとも一つの給電ラインを更に備える、
    請求項1に記載の基板支持器。
  8. 前記少なくとも一つの給電ラインは、前記少なくとも一つの孔の中で延在する給電体を含む、請求項7に記載の基板支持器。
  9. 前記給電体は、金属から形成されている、請求項8に記載の基板支持器。
  10. 前記金属は、チタン、モリブデン又はタングステンである、請求項9に記載の基板支持器。
  11. 前記給電体は、炭化ケイ素から形成されている、請求項8に記載の基板支持器。
  12. 前記給電体は、シリコンから形成されている、請求項8に記載の基板支持器。
  13. 前記少なくとも一つの給電ラインは、
    本体と、
    前記本体の表面を覆う少なくとも一つの金属膜と、
    を含む、請求項8に記載の基板支持器。
  14. 前記少なくとも一つの金属膜は、
    第1の金属膜と、
    前記第1の金属膜を形成している金属とは異なる金属から形成され、該第1の金属膜と前記本体との間に設けられた第2の金属膜と、
    を含む、請求項13に記載の基板支持器。
  15. 前記少なくとも一つの金属膜は、パラジウム、ニッケル又は金を含む、請求項13又は14に記載の基板支持器。
  16. 前記給電ラインは、前記少なくとも一つの孔を画成する内壁を含む、請求項8~14の何れか一項に記載の基板支持器。
  17. 前記内壁は、導体膜から形成されている、請求項16に記載の基板支持器。
  18. プラズマ処理チャンバと、
    請求項1又は2に記載の基板支持器であり、前記プラズマ処理チャンバ内に設けられた該基板支持器と、
    を備えるプラズマ処理装置。
  19. プラズマ処理装置において用いられる基板支持器であって、
    第1の上面及び該第1の上面の周縁から下方に延びる側面を含む中央部と、該側面の下端から外側に延び且つ該第1の上面の位置より低い位置で延在する第2の上面を含み該中央部を囲むように周方向に沿って延在する周縁部とを有し、セラミックから形成された基台と、
    前記第1の上面の上に設けられた静電チャックと、
    前記第1の上面と前記静電チャックとの間に配置された第1の領域と、前記第2の上面の上に配置された第2の領域と、該第1の領域と該第2の領域とを互いに電気的に接続するよう前記側面に沿って延在する第3の領域とを含む、金属層と、
    少なくとも前記第3の領域を覆う絶縁被膜と、
    を備える、
    基板支持器。
  20. プラズマ処理チャンバと、
    請求項19に記載の基板支持器であり、前記プラズマ処理チャンバ内に設けられた該基板支持器と、
    を備えるプラズマ処理装置。
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