JP2024018735A - 樹脂製容器及びその製造方法並びに吐出容器 - Google Patents

樹脂製容器及びその製造方法並びに吐出容器 Download PDF

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Abstract

【課題】軽量化を実現し易い樹脂製容器及びその製造方法並びに吐出容器を提供する。【解決手段】筒状部分2と筒状部分2の下端にそれぞれ一体に連なる外側部分3及び内側部分4とを有し、外側部分3が、全周にわたらない周方向幅の柱部10を有し、接地部1eの少なくとも一部を構成し、内側部分4が、有底筒状をなし、柱部10の内面に接触する、樹脂製容器1。樹脂製容器1を製造する方法であって、筒状部分2と外側部分3と内側部分4に対応する有底筒状の延伸予定部14とを有するパリソン13を形成する射出成形工程と、延伸予定部14の内部に加圧媒体を導入することにより、延伸予定部14を少なくとも径方向に延伸させることで樹脂製容器1を形成するブロー成形工程と、を有する方法。樹脂製容器1と、吐出口15を有し、筒状部分2に取り付けられる吐出器9と、を有する吐出容器8。【選択図】図1

Description

本発明は樹脂製容器及びその製造方法並びに吐出容器に関する。
筒状部分と筒状部分の下端にそれぞれ一体に連なる外側部分及び内側部分とを有し、外側部分が全周にわたって延在し、接地部を構成し、内側部分が有底筒状をなし、外側部分の内面に接触する、樹脂製容器が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許第6807598号公報
特許文献1に記載されるような従来の樹脂製容器では、軽量化を実現しにくかった。
そこで本発明の目的は、軽量化を実現し易い樹脂製容器及びその製造方法並びに吐出容器を提供することにある。
本発明の一態様は以下のとおりである。
[1]
筒状部分と前記筒状部分の下端にそれぞれ一体に連なる外側部分及び内側部分とを有し、
前記外側部分が、全周にわたらない周方向幅の柱部を有し、接地部の少なくとも一部を構成し、
前記内側部分が、有底筒状をなし、前記柱部の内面に接触する、樹脂製容器。
[2]
前記筒状部分が口部を構成し、
前記内側部分と前記外側部分が、前記口部の下端から径方向外側に広がる肩部を形成し、前記肩部において互いに接触する、[1]に記載の樹脂製容器。
[3]
前記外側部分が、周方向に延在する環状部を底部に有し、
前記柱部が、前記口部の下端から前記環状部まで延在し、前記環状部に一体に連なる、[2]に記載の樹脂製容器。
[4]
前記柱部が、周方向に分かれた形状のばね部を有する、[1]~[3]の何れか1つに記載の樹脂製容器。
[5]
[1]~[4]の何れか1つに記載の樹脂製容器を製造する方法であって、
前記筒状部分と前記外側部分と前記内側部分に対応する有底筒状の延伸予定部とを有するパリソンを形成する射出成形工程と、
前記延伸予定部の内部に加圧媒体を導入することにより、前記延伸予定部を少なくとも径方向に延伸させることで前記樹脂製容器を形成するブロー成形工程と、を有する方法。
[6]
[1]~[4]の何れか1つに記載の樹脂製容器と、
吐出口を有し、前記筒状部分に取り付けられる吐出器と、を有する吐出容器。
本発明によれば、軽量化を実現し易い樹脂製容器及びその製造方法並びに吐出容器を提供することができる。
本発明の一実施形態の樹脂製容器を示す縦断面図である。 図1に示す樹脂製容器を製造するためのパリソンの縦断面図である。 図1に示す樹脂製容器を有する吐出容器の縦断面である。 図3に示す状態から吐出器を開状態にして押し下げた時の状態を示す縦断面である。 図3に示す吐出容器の変形例を示す縦断面である。 図3に示す吐出容器の他の変形例を示す縦断面である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を例示説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態において樹脂製容器1は、中心軸線Oを中心とする円筒状をなす筒状部分2と、筒状部分2の下端にそれぞれ一体に連なる外側部分3及び内側部分4とを有する。なお筒状部分2は角筒状など、円筒状以外の筒状をなす構成としてもよい。外側部分3は内側部分4に対して外側に設けられる。
また樹脂製容器1は、筒状の口部1aと、口部1aの下端から径方向外側に広がる肩部1bと、肩部1bの下端から下側に延在する胴部1cと、胴部1cの下端に連なる底部1dと、を有する。底部1dは、樹脂製容器1を正立姿勢で立てて置く際に接地する部分となる接地部1eを有する。
筒状部分2は口部1aを構成し、内側部分4と外側部分3は肩部1b、胴部1c及び底部1dを形成し、肩部1b、胴部1c及び底部1dのそれぞれにおいて互いに接触する。内側部分4と外側部分3はそれぞれ、口部1aの下端に一体に連なる。
なお説明の便宜上、中心軸線Oに沿う方向を上下方向といい、中心軸線Oに沿って底部1dから口部1aに向かう方向を上方といい、その反対方向を下方といい、中心軸線Oに直交する直線に沿う方向を径方向といい、中心軸線Oを周回する方向を周方向といい、中心軸線Oを含む断面を縦断面という。
口部1aは、それぞれ口部1aの外周面から径方向外側に突出する雄ねじ部5、環状凸部6及びネックリング7を有する。雄ねじ部5は、樹脂製容器1によってボトル容器を構成する場合には閉塞キャップを係止するために用いられ、図3に示すように、樹脂製容器1によって吐出容器8を構成する場合には吐出器9を係止するために用いられる。なお、口部1aは雄ねじ部5を有する構成に限らず、例えば、雄ねじ部5以外の係止部を有する構成としてもよい。環状凸部6は、例えば、閉塞キャップに設けられる不正開封防止用のタンパーエビデントバンドを係止するために用いられる。なお、口部1aは環状凸部6を有する構成に限らない。ネックリング7は円環フランジ状をなし、例えばボトルの搬送時に利用される。なお、口部1aはネックリング7を有する構成に限らない。
図1に示すように、外側部分3は、周方向に間隔をあけて並べて設けられそれぞれ全周にわたらない周方向幅を有する複数の柱部10を有し、接地部1eの少なくとも一部を構成する。また外側部分3は、周方向に連続して延在する筒状の環状部11を底部1dに有し、肩部1bと胴部1cには有さない。各々の柱部10は口部1aの下端から環状部11の上端まで延在し、環状部11の上端に一体に連なる。
本実施形態では柱部10は4つ設けられているが、柱部10の数は適宜設定できる。柱部10を1つ設ける構成としてもよい。また本実施形態では柱部10は周方向に傾かずに上下方向に延在するが、これに限らず、周方向に傾いて上下方向に延在する構成としてもよい。また本実施形態では柱部10の周方向幅は上下方向に一定であるが、これに限らず、上下方向に変化する構成としてもよい。
内側部分4は、有底筒状をなし、柱部10と環状部11のそれぞれの内面に接触する。内側部分4の内面は、液状などの所望の内容物(不図示)を収容可能な収容空間12を区画する。口部1aの内周面によって区画される開口は収容空間12に連通する。
本実施形態によれば、内側部分4を薄肉に構成する一方で外側部分3の柱部10と環状部11によって効率的に補強することができるので、容易に使用樹脂量を低減して軽量化とそれによる環境負荷低減を図ることができる。
本実施形態では樹脂製容器1は、図2に示すようなパリソン13を用いて製造される。すなわち本実施形態では、樹脂製容器1を製造する方法は、筒状部分2と外側部分3と内側部分4に対応する有底筒状の延伸予定部14とを有するパリソン13を形成する射出成形工程と、延伸予定部14の内部に加圧媒体を導入することにより、延伸予定部14を少なくとも径方向(本実施形態では上下方向と径方向)に延伸させることで樹脂製容器1を形成するブロー成形工程と、を有する。
なお、樹脂製容器1(パリソン13)を形成する樹脂材料は特に限定されず、例えばオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂などであってよい。本実施形態での樹脂材料はポリエチレンテレフタレートである。
本実施形態の樹脂製容器1は、例えば、図3~図4に示すような吐出容器8を構成することができる。本実施形態では、吐出容器8は、樹脂製容器1と、吐出口15を有し、筒状部分2に取り付けられる吐出器9と、を有する。
吐出器9は、開閉操作によって開閉可能な内部流路16を有する。内部流路16は、吐出口15と、収容空間12内の液状の内容物を流入させ得る流入口17と、収容空間12内の空気を流入させ得る通気口18と、流入口17から流入させた内容物と通気口18から流入させた空気とを混合させて泡状にする混合部19と、を有する。混合部19には網目状の多孔質部材20が配置される。なお、多孔質部材20を設けない構成としてもよい。開閉操作は本実施形態では中心軸線Oを中心とする回動操作であるがこれに限らない。
吐出容器8は、内部流路16を開いた開状態において、図4に白抜き矢印で示すような吐出器9の上面に対する下方への押し込み操作により、樹脂製容器1が上下方向に縮むように弾性変形することで収容空間12が圧縮され、その結果、収容空間12内の液状の内容物を流入口17から混合部19に向けて流入させ、収容空間12内の空気を通気口18から混合部19に向けて流入させ、混合部19で混合させて泡状にし、図4に太矢印で示すように、吐出口15から吐出することができる。また、吐出容器8は、押し込み操作の解除により、樹脂製容器1が特に柱部10の復元力(ばね機能)によって上下方向に伸びるように復元変形することで収容空間12が負圧化され、外部から空気が通気口18を通って収容空間12内に導入される。
したがって、吐出容器8は、下方への押し込み操作を繰り返すことにより、内容物を泡状にして吐出することができる。なお、吐出容器8は内容物を泡状に吐出する構成に限らず、例えば、霧状又は直流状などにして吐出する構成としてもよい。また吐出器9は、内部流路16を開閉可能な構成に限らない。
柱部10は、良好なばね機能を得る観点から、径方向に見たときに中心軸線Oに関して対称な形状をなすことが好ましい。
また柱部10は、柱部10のばね機能を調整するために、図5に示す変形例や図6に示す他の変形例などのように、周方向に分かれた形状のばね部21を有する構成としてもよい。ばね部21は、良好なばね機能を得る観点から、胴部1cに設けることが好ましい。
図5に示す例でも図6に示す例でも、ばね部21は、周方向に間隔を開けて並べて設けられ、それぞれ上下方向に延在する2つの部分ばね21aを有する。部分ばね21aは、図5に示す例では波形であり、図6に示す例ではアーチ形である。
本発明は前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
したがって、前述した実施形態の樹脂製容器1は、筒状部分2と筒状部分2の下端にそれぞれ一体に連なる外側部分3及び内側部分4とを有し、外側部分3が、全周にわたらない周方向幅の柱部10を有し、接地部1eの少なくとも一部を構成し、内側部分4が、有底筒状をなし、柱部10の内面に接触する、樹脂製容器1である限り変更可能である。またその製造方法は特に限定されない。また前述した実施形態の吐出容器8は、樹脂製容器1と、吐出口15を有し、筒状部分2に取り付けられる吐出器9と、を有する吐出容器8である限り変更可能である。
例えば、内側部分4と外側部分3は、肩部1b、胴部1c及び底部1dのそれぞれにおいて互いに接触する構成に限らない。内側部分4は、柱部10と環状部11のそれぞれの内面に接触する構成に限らず、環状部11の内面には接触せずに柱部10の内面に接触する構成としてもよい。
外側部分3は、環状部11を肩部1bと胴部1cに有さずに底部1dに有する構成に限らず、例えば、環状部11を底部1dと肩部1bに有さずに胴部1cに有する構成や、底部1dと胴部1cに有さずに肩部1bに有する構成や、環状部11を有さない構成としてもよい。
樹脂製容器1は、内側部分4と外側部分3がそれぞれ、口部1aの下端に一体に連なる構成に限らない。また樹脂製容器1は、口部1aの下端から径方向外側に広がる肩部1bを有する構成に限らない。
1 樹脂製容器
1a 口部
1b 肩部
1c 胴部
1d 底部
1e 接地部
2 筒状部分
3 外側部分
4 内側部分
5 雄ねじ部
6 環状凸部
7 ネックリング
8 吐出容器
9 吐出器
10 柱部
11 環状部
12 収容空間
13 パリソン
14 延伸予定部
15 吐出口
16 内部流路
17 流入口
18 通気口
19 混合部
20 多孔質部材
21 ばね部
21a 部分ばね
O 中心軸線

Claims (6)

  1. 筒状部分と前記筒状部分の下端にそれぞれ一体に連なる外側部分及び内側部分とを有し、
    前記外側部分が、全周にわたらない周方向幅の柱部を有し、接地部の少なくとも一部を構成し、
    前記内側部分が、有底筒状をなし、前記柱部の内面に接触する、樹脂製容器。
  2. 前記筒状部分が口部を構成し、
    前記内側部分と前記外側部分が、前記口部の下端から径方向外側に広がる肩部を形成し、前記肩部において互いに接触する、請求項1に記載の樹脂製容器。
  3. 前記外側部分が、周方向に延在する環状部を底部に有し、
    前記柱部が、前記口部の下端から前記環状部まで延在し、前記環状部に一体に連なる、請求項2に記載の樹脂製容器。
  4. 前記柱部が、周方向に分かれた形状のばね部を有する、請求項1に記載の樹脂製容器。
  5. 請求項1に記載の樹脂製容器を製造する方法であって、
    前記筒状部分と前記外側部分と前記内側部分に対応する有底筒状の延伸予定部とを有するパリソンを形成する射出成形工程と、
    前記延伸予定部の内部に加圧媒体を導入することにより、前記延伸予定部を少なくとも径方向に延伸させることで前記樹脂製容器を形成するブロー成形工程と、を有する方法。
  6. 請求項1~4の何れか1つに記載の樹脂製容器と、
    吐出口を有し、前記筒状部分に取り付けられる吐出器と、を有する吐出容器。
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