JP2024017737A - 手乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浄化された空気が吹き出されていることを使用者に知らせることができる手乾燥装置を提供することを目的とする。【解決手段】内面と、内面によって囲まれた乾燥空間に使用者が手を差し入れるための開口と、を有する筐体と、内面に設けられ、乾燥空間内に空気を吹き出す吹出口と、空気を吸い込む吸込口と、吸込口と吹出口とを接続する流路部と、流路部に設けられ、吸込口から吸い込んだ空気を吹出口から吹き出させる送風部と、吸込口から吸い込んだ空気を浄化する空気浄化手段と、筐体に設けられ、発光機能を有する表示手段と、表示手段を制御する制御手段と、を備え、表示手段は、乾燥空間に手を差し入れた使用者が視認可能な位置にあり、制御手段は、乾燥動作が実行されているときに、第1発光モードで表示手段を発光させて、空気が浄化されていることを報知する手乾燥装置が提供される。【選択図】図1

Description

本発明の態様は、使用者の手を乾燥させるための手乾燥装置に関する。
吸気口から空気を吸い込み、吸い込んだ空気を吹出口から乾燥風として吹き出す手乾燥装置が知られている。手乾燥装置においては、吸い込んだ空気を浄化する空気清浄機能部が設けられることがある。これにより、浄化された空気を乾燥風として吹き出すことができる。
特開2010-088621号公報 特開2004-097741号公報
手乾燥装置の外観、乾燥風の風量、吸引される空気及び乾燥風の色や匂いの違いなどからは、吹出口から吹き出される空気が浄化された空気であるか否かを認識することが困難な場合がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、浄化された空気が吹き出されていることを使用者に知らせることができる手乾燥装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、内面と、前記内面によって囲まれた乾燥空間に使用者が手を差し入れるための開口と、を有する筐体と、前記内面に設けられ、前記乾燥空間内に空気を吹き出す吹出口と、空気を吸い込む吸込口と、前記吸込口と前記吹出口とを接続する流路部と、前記流路部に設けられ、前記吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口から吹き出させる送風部と、前記吸込口から吸い込んだ空気を浄化する空気浄化手段と、前記筐体に設けられ、発光機能を有する表示手段と、前記表示手段を制御する制御手段と、を備え、前記表示手段は、前記乾燥空間に手を差し入れた使用者が視認可能な位置に配置され、前記制御手段は、乾燥動作が実行されているときに、第1発光モードで前記表示手段を発光させて、空気が浄化されていることを報知することを特徴とする手乾燥装置である。
この手乾燥装置によれば、乾燥動作が実行されているときに、使用者が視認可能な位置に配置された表示手段が発光する。これにより、乾燥動作時に浄化された空気が吹き出されていることを使用者に知らせることができる。例えば、使用者は、空気がきれいであることを一目で知ることができ、使用者に安心感を与えることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記制御手段は、前記空気浄化手段がメンテナンス時期であると判定すると、乾燥動作が実行されていないときに、前記第1発光モードとは異なる発光形態の第2発光モードで前記表示手段を発光させることを特徴とする手乾燥装置である。
この手乾燥装置によれば、第2発光モードによって、メンテナンス時期であることを報知できる。すなわち、表示手段は、空気が浄化されていることを報知する手段と、メンテナンス時期を報知する手段と、を兼ねることができる。さらに、メンテナンス時期の報知は、送風部が動作していないときに行われる。これにより、使用者の目に留まりやすい位置に設置された表示手段がメンテナンス時期を報知する場合でも、表示手段が発光によって報知する内容が分かり易くすることができる。すなわち、送風部の動作に応じて発光モードが変わることにより、表示手段が、吹き出される空気が浄化されていることを報知しているのか、メンテナンス時期を報知しているのか、を区別しやすい。したがって、例えば、表示手段がメンテナンス時期を報知する手段を兼ねる場合であっても、使用者に効果的に安心感を与えることができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記表示手段は、発光部と、前記発光部を覆うカバー部と、を有し、前記カバー部は、前記筐体と一体であることを特徴とする手乾燥装置である。
この手乾燥装置によれば、カバー部が筐体と一体であることにより、カバー部と筐体との境目を目立ちにくくすることができる。そのため、表示手段が発光していない場合には、表示手段を目立ちにくくすることができる。表示手段が発光しているときには、相対的に表示手段を目立たせることができる。これにより、例えば、使用者が発光している表示手段に気づきやすくなり、使用者により効果的に安心感を与えることができる。
第4の発明は、第3の発明において、前記筐体は、前記カバー部と隣接する周辺部を有し、前記カバー部の厚さは、前記周辺部の厚さよりも薄いことを特徴とする手乾燥装置である。
この手乾燥装置によれば、カバー部が比較的薄いことにより、発光部から放出された光がカバー部を透過しやすくなる。これにより、発光した表示手段をより目立たせることができる。例えば、表示手段と筐体との境界に継ぎ目がない場合であっても、使用者により確実に安心感を与えることができる。
第5の発明は、第4の発明において、前記カバー部は、中央部と、前記中央部の周囲の外周部と、を有し、前記外周部は、前記中央部よりも厚いことを特徴とする手乾燥装置である。
この手乾燥装置によれば、カバー部の外周側が比較的厚いことにより、カバー部のうち発光部からの光が透過する領域の輪郭が明瞭に認識されにくくなる。例えば、輪郭がぼんやりした柔らかい光で表示手段を発光させることができ、使用者により安心感を与えることができる。
第6の発明は、第3の発明において、前記筐体に設けられた風路形成部を備え、前記流路部の少なくとも一部は、前記風路形成部と、前記筐体の一部と、に囲まれることにより形成され 前記カバー部は、前記流路部の少なくとも一部の外側において、前記筐体と一体に設けられることを特徴とする手乾燥装置である。
この手乾燥装置によれば、流路部の少なくとも一部の外側にカバー部が設けられることにより、カバー部が流路部内の空気の流れに干渉することを抑制できる。これにより、例えば、乾燥性能の低下を抑制しつつ、使用者に安心感を与えることができる。
第7の発明は、第1の発明において、前記制御手段は、前記空気浄化手段が機能しないと判定すると、前記第1発光モードとは異なる発光形態の第3発光モードで前記表示手段を発光させることを特徴とする手乾燥装置である。
この手乾燥装置によれば、空気浄化手段が機能しない場合に、浄化されていない空気が吹き出される可能性があることを、使用者に報知することができる。例えば、きれいな空気が吹き出されるときに手乾燥装置を使用するように、使用者に促すことができる。
第8の発明は、第1の発明において、前記制御手段は、前記乾燥動作が実行されていないときに、前記送風部を動作させて前記流路部を乾燥させる流路部乾燥モードを有し、前記流路部乾燥モードにおいて、前記第1発光モードとは異なる発光形態の第4発光モードで前記表示手段を発光させることを特徴とする手乾燥装置である。
この手乾燥装置によれば、流路部乾燥モードによって、乾燥動作が実行されていないときに流路部を乾燥させることができるため、衛生性を向上させることができる。また、その際に、表示手段が第4発光モードで発光することにより、衛生性が良いことを使用者に知らせることができる。これにより、例えば使用者により安心感を与えることができる。
第9の発明は、第1~第8のいずれか1つの発明において、前記開口は、前記乾燥空間の上方に位置し、前記吸込口は、前記内面に設けられ、前記乾燥空間内の空気を吸い込み、前記筐体は、前記吹出口よりも上方に位置する傾斜部を有し、前記傾斜部の表面は、前記内面の一部を形成し、前方又は後方に傾斜し、前記表示手段は、前記傾斜部に配置されることを特徴とする手乾燥装置である。
この手乾燥装置によれば、表示手段が傾斜部に配置されることで、上方から乾燥空間に手を差し込むタイプの手乾燥装置において、表示手段が使用者から見やすい。
さらに、この手乾燥装置においては、吸込口は、乾燥空間内の空気を吸い込み、傾斜部は、吹出口よりも上方に位置する。そのため、例えば、傾斜部に水滴が付着した場合に、空気の流れと傾斜部の傾斜とによって、傾斜部に付着した水滴は、下方の乾燥空間内に流れ落ちやすい。これにより、表示手段が手乾燥時に飛散する水滴で汚れて、見えにくくなることを抑制できる。
本発明の態様によれば、浄化された空気が吹き出されていることを使用者に知らせることができる手乾燥装置を提供することができる。
図1(a)及び図1(b)は、本発明の実施の形態に係る手乾燥装置を例示する模式的斜視図である。 図1(a)の手乾燥装置を示す模式的断面図である。 図1(a)の手乾燥装置を示す模式的断面図である。 実施形態に係る手乾燥装置を例示する模式的平面図である。 実施形態に係る手乾燥装置の動作を例示するタイミングチャートである。 実施形態に係る手乾燥装置の動作を例示するタイミングチャートである。 実施形態に係る手乾燥装置の動作を例示するタイミングチャートである。 実施形態に係る手乾燥装置の動作を例示するタイミングチャートである。 実施形態に係る手乾燥装置の一部を例示する模式的斜視図である。 実施形態に係る手乾燥装置の一部を例示する模式的斜視図である。 発光ユニットを例示する模式的斜視図である。 実施形態に係る手乾燥装置の一部を例示する模式的断面図である。 実施形態に係る手乾燥装置の一部を例示する模式的断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1(a)及び図1(b)は、本発明の実施の形態に係る手乾燥装置を例示する模式的斜視図である。
図1(a)は、本実施形態に係る手乾燥装置200を前方から見た斜視図であり、図1(b)は、手乾燥装置200を後方から見た斜視図である。なお、本実施形態の説明において、手乾燥装置200の手前側を「前方」とし、奥側を「後方」とする。手乾燥装置200を使用する使用者は、例えば、後方を向いて手乾燥装置200の前方に立った状態で、乾燥空間SPに濡れた手を挿入する。「上方」、「下方」、「右側方」、「左側方」は、それぞれ、前方を向いて立った使用者から見た方向である。
図1(a)及び図1(b)に表したように、手乾燥装置200は、筐体50(ケース)を有する。筐体50は、内側を向く内面50iと、内面50iによって囲まれた乾燥空間SPに使用者が手を差し入れる開口50Aと、を有する。開口50Aは、上方を向いている。開口50Aは、乾燥空間SPの上方に位置する。
例えば、筐体50は、上方に開口50Aが設けられた、上下方向に長い略直方体状である。筐体50の外面50jは、正面91、背面92、右側面93、左側面94、及び底面95によって形成されている。筐体50は、複数の部材が組み立てられたものでよい。
手乾燥装置200は、内面50iに設けられた吹出口(第1吹出口61及び第2吹出口62)を有する。吹出口(第1吹出口61及び第2吹出口62)は、乾燥空間SP内に空気を吹き出す。使用者は、吹出口から吹き出された空気(風)に手をかざすことで、濡れた手を乾かすことができる。
図2及び図3は、図1(a)の手乾燥装置を示す模式的断面図である。
図2は、図1(a)に示したA-A線の断面を表し、図2は、図1(a)に示したB-B線の断面を表す。
図3に表したように、筐体50の内面50iは、第1面51(第1壁部11の表面)と、第2面52(第2壁部12の表面)と、底面55(底部13の表面)と、を有する。第1面51は、後方を向いた面であり、第2面52は、前方を向いた面である。第2面52は、第1面51よりも後方に位置し、第1面51と対向する。底面55は、第1面51と第2面52とを接続し、乾燥空間SPの底を形成する。
第1吹出口61は、第1面51に設けられている。例えば、第1吹出口61は、第1面51に設けられた開口であり、第1面51の上部に位置する。この例では、複数の第1吹出口61が左右方向に並んでいる(図1(b)参照)。また、第2吹出口62は、第2面52に設けられた開口であり、第2面52の上部に位置する。この例では、複数の第2吹出口62が左右方向に並んでいる(図1(a)参照)。なお、第1吹出口61、第2吹出口62は、開口に限らず、例えば、第1面51、第2面52等に直接的又は間接的に取り付けられたノズルなどの吹出口でもよい。第1吹出口61は、後下方を向いており、後下方に向けて空気を吹き出す。第2吹出口62は、前下方を向いており、前下方に向けて空気を吹き出す。
図3の断面において、第1面51及び第2面52は、湾曲した面である。筐体50は、傾斜部(傾斜部31及び傾斜部32)を有する。傾斜部は、吹出口(第1吹出口61及び第2吹出口62)よりも上方に位置する。
傾斜部31は、第1面51を形成する第1壁部11のうち、第1吹出口61よりも上方の一部である。傾斜部31の表面は、第1面51の一部を形成する。傾斜部31の表面は、前方から後方へ向かうにつれて下方へ向かう下り傾斜を有する。傾斜部31の表面は、後方に向けて凸状の曲面である。
傾斜部32は、第2面52を形成する第2壁部12のうち、第2吹出口62よりも上方の一部である。傾斜部32の表面は、第2面52の一部を形成する。傾斜部32の表面は、後方から前方へ向かうにつれて下方へ向かう下り傾斜を有する。傾斜部32の表面は、前方に向けて凸状の曲面である。
このように、傾斜部は、内面50iを形成する壁部のうちの上部である。内面50iは、傾斜部の表面を含む。言い換えれば、傾斜部の表面は、筐体50の内面50iの一部を形成する。傾斜部の表面は、前方又は後方に傾斜する。
図2に表したように、筐体50の内面50iは、第3面53と、第3面53と対向する第4面54と、をさらに有する。第3面53は、左側を向いた面であり、第4面54は、右側を向いた面である。第3面53及び第4面54は、それぞれ、第1面51と第2面52とを接続する面である。
なお、実施形態において、筐体50(内面50i及び外面50j)の形状は、上記に限らない。例えば、使用者が乾燥空間に手を挿入するための開口は、上方、前方、右側方及び左側方の少なくともいずれかを向いたものでもよい。筐体には、上面が設けられてもよい。また、吹出口の位置、形状、数などは、上記に限らない。例えば、吹出口は、第1面51、第2面52、第3面53及び第4面54の少なくともいずれかに設けられたものでもよい。あるいは、筐体50の内面50iが上面を有する場合、その上面に吹出口を設けてもよい。例えば、手乾燥装置は、前方から乾燥空間に差し込まれた使用者の手の上方から、下方に向かう空気を吹き付けるものでもよい。実施例に係る手乾燥装置は、使用者の手の両面に同時に空気を吹き付ける両面乾燥タイプでもよいし、使用者の手の片面に空気を吹き付ける片面乾燥タイプでもよい。
図2に表したように、手乾燥装置200は、乾燥空間SP内の空気を吸い込む吸込口63を有する。吸込口63は、筐体50の内面50iに設けられる。例えば、吸込口63は、内面50iの下部に設けられ、第1吹出口61及び第2吹出口62よりも下方に位置する。この例では、吸込口63は、底面55に設けられ、上方を向いた開口である。
さらに、図2及び図3に表したように、手乾燥装置200は、吸込口63と吹出口(第1吹出口61及び第2吹出口62)とを接続する流路部70を有する。流路部70は、吸込口63に接続され、吸込口63を介して乾燥空間SPに接続される。流路部70は、筐体50の内部に設けられる。図2及び図3に表したように、流路部70の少なくとも一部は、筐体50を形成する部材によって形成されたものでもよい。つまり、流路部70の少なくとも一部は、筐体50と一体的に設けられたものでもよい。これに限らず、流路部70は、筐体50とは別体でもよい。流路部70は、吸込口63から吸い込んだ空気の少なくとも一部を吹出口(第1吹出口61及び第2吹出口62)へ導く流路である。
この例では、図2に表したように、流路部70は、第1流路71(例えば吸い込み流路)と、第2流路72(例えば循環流路)と、を有する。
第1流路71は、吸込口63から下方に延び、手乾燥装置200の下部まで続く。第1流路71は、図2に表した矢印A1のように、吸込口63から吸い込んだ空気を、筐体50の底部を形成する下ケース部材56上へ導く。
第2流路72は、流路部70において、第1流路71の下流に設けられている。第2流路72は、手乾燥装置200の下部から上方に延びる。第2流路72は、図2に表した矢印A2のように、第1流路71によって供給された空気の少なくとも一部を、吹出口(第1吹出口61及び第2吹出口62)へ導く。
より具体的には、図3に表したように、第2流路72は、流路72aと流路72bとを有する。言い換えれば、第2流路72は、流路72aと流路72bとに分岐する。流路72aは、矢印A3のように、第1吹出口61まで続いており、第1吹出口61へ空気を導く。流路72bは、矢印A4のように、第2吹出口62まで続いており、第2吹出口62へ空気を導く。
また、図2に表したように、手乾燥装置200は、フィルタ67と、送風部65と、空気浄化手段10と、を有する。送風部65は、流路部70に設けられる。送風部65は、流路部70によって形成される風路上に位置する。具体的には、送風部65は、第2流路72に設けられている。送風部65は、例えば、モータで駆動される送風ファンである。送風部65は、乾燥空間SP内の空気を、吸込口63に吸い込ませる。送風部65の動作によって、乾燥空間SP内の空気が、吸込口63を介して流路部70に流入する。送風部65が駆動することで、流路部70内において、流路部70の上流から下流へ向かう風が発生する。すなわち、送風部65は、吸込口63に空気を吸い込ませ、吸込口63に吸い込まれた空気の少なくとも一部を、流路部70を介して吹出口(第1吹出口61及び第2吹出口62)から乾燥空間SPへ吹き出させる。なお、実施形態においては、1つ以上のモータを有するファンが2つ以上設けられてもよい。
空気浄化手段10は、吸込口63から吸い込んだ空気を浄化する。つまり、送風部65によって吸込口63から流路部70内に吸い込まれた空気は、空気浄化手段10によって浄化された後、吹出口から吹き出される。空気の浄化とは、例えば、空気中の粒子や異物(菌やウイルス)の数を減少させること、または、空気中の異物を抑制(例えば不活化)すること等である。具体的には、この例では、空気浄化手段10として、フィルタ10Aが設けられている。
フィルタ10Aは、流路部70内に位置し、吸込口63から吸い込まれた空気中の粒子(埃や塵)や異物を捕集するためのフィルタである。吸込口63から吸い込まれ流路部70内を流れる空気がフィルタ10Aを通過することで、当該空気に含まれた粒子や異物は、フィルタ10Aに捕集される。この例では、フィルタ10Aは、第2流路72に設けられている。フィルタ10Aは、下ケース部材56の上方、かつ、送風部65の下方に位置する。言い換えれば、フィルタ10Aは、流路部70において、下ケース部材56の下流、かつ、送風部65の上流に位置する。フィルタ10Aは、フィルタ67が捕集する粒子よりも、小さい粒子を捕集可能である。フィルタ10Aには、例えば、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)を用いることができる。HEPAフィルタは、定格流量(定格風量)で0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集効率を有する。HEPAフィルタの初期圧力損失は、例えば245Pa以下である。
フィルタ67は、第1流路71に設けられている。フィルタ67は、第1流路71内の粒子を捕集する。フィルタ67には、樹脂又は金属等を含むメッシュ状のフィルタを用いることができる。
また、図3に表したように、手乾燥装置200には、加熱部68が設けられてもよい。加熱部68は、流路部70内の空気を暖める。加熱部68は、吹出口に向かう気体を加熱可能な任意のヒータなどでよい。加熱部68で、空気を加熱することにより、吹出口から温風を吹き出すことができる。これにより、例えば、使用者の手を乾燥させる際に、使用者が冷たさを感じることを緩和することができ、使い勝手を向上させることができる。なお、この例では、加熱部が設けられているが、実施形態において、加熱部は設けられていなくてもよい。流路部70において、加熱部68は、流路部70が流路72aと流路72bとに分岐する分岐点よりも上流に設けられる。この例では、流路部70において、加熱部68は、送風部65の下流に位置する。
使用者が開口50Aから乾燥空間SP内に手を差し入れると、第2面52に設けられた検出部48(図2参照)によって、使用者の手が検出される。検出部48は、制御部69(図2参照)に検出結果を出力する。検出部48は、例えば、透過型の光センサ(フォトインタラプタ)である。検出部48は、これに限ることなく、使用者の手を検出可能な任意のセンサでよい。検出部48は、例えば、反射型の光センサ、測距センサ、焦電センサ、静電容量センサ、超音波センサ、及びマイクロ波センサなどでもよい。
制御部69(制御手段)は、検出部48、送風部65及び加熱部68と電気的に接続されている。制御部69は、検出部48の検出結果に応じて、送風部65及び加熱部68の動作を制御する。例えば、制御部69は、検出部48において使用者の手が検出されたら、送風部65及び加熱部25に対して、作動を開始させるための信号を出力する。また、制御部69は、例えば、検出部48において使用者の手が検出されなくなったら、送風部65及び加熱部68に対して、作動を停止させるための信号を出力する。なお、制御部69は、プロセッサ等を含む制御回路である。制御部69は、例えばマイコンを含む。制御部69は、複数の回路を含んでもよい。制御部69に含まれる複数の回路は、適宜、分散して配置されてもよい。
乾燥空間SP内の使用者の手が検出され、送風部65が駆動すると、乾燥空間SP内の空気が吸込口63から吸い込まれる。吸い込まれた空気の少なくとも一部は、第1流路71を通って、第2流路72に流入する。第2流路72に流入した空気の少なくとも一部は、吹出口から乾燥空間SP内に吹き出される。このように、手乾燥装置200は、乾燥空間SP内の空気の少なくとも一部を、乾燥空間SPと流路部70とにおいて循環させる循環式の手乾燥装置である。乾燥空間SP内の空気を吸い込むことにより、例えば、吹出口から吹き出して使用者の手に衝突した空気によって、使用者の手に付着していた水滴が飛沫となって、開口50Aから飛散することを抑制できる。使用者の手に菌やウィルスなどが付着していたとしても、吹出口から吹き出して使用者の手に衝突した空気によって、この菌やウィルスが飛沫とともに手乾燥装置200外に排出される可能性を低減させることができ、衛生性がよい。ただし、実施形態において、手乾燥装置200は、必ずしも循環式でなくてもよく、吸込口63は、乾燥空間SP内の空気を吸い込むものでなくてもよい。吸込口63は、外部の空気を吸い込むものでもよい。また、流路部70には、流路部70内の空気を外部へ排出する排出流路(排出口)や、流路部70内に外部から空気を取り込む取込流路(取込口)を適宜設けてもよい。
図4は、実施形態に係る手乾燥装置を例示する模式的平面図である。
手乾燥装置200は、発光機能を有する表示手段20(表示部)をさらに有する。表示手段20は、例えば、光によって、空気浄化手段10の浄化機能に関する状態を、使用者に報知するための報知手段である。具体的には、表示手段20が報知する空気浄化手段10の状態は、空気浄化手段10の空気を浄化する機能が発揮されている状態である。つまり、表示手段20は、空気浄化手段10を利用した空気の浄化が実行されていることを報知する。あるいは、表示手段20は、空気浄化手段10がメンテナンス時期であること等を報知してもよい。表示手段20は、制御部69と電気的に接続されており、制御部69によって制御される。
空気浄化手段10として少なくともフィルタ10Aが設けられた場合には、空気浄化手段10の空気を浄化する機能が発揮されている状態とは、流路部70内の空気がフィルタ10Aを通過して、吹出口から吹き出されている状態である。この場合、フィルタ10Aの空気を浄化する機能が発揮されている状態とは、送風部65が動作している状態である。
図4に表したように、表示手段20は、筐体50に設けられる。すなわち、例えば、表示手段20は、筐体50に対して直接的又は間接的に取り付けられる。この場合、表示手段20の一部は、筐体50と一体であってもよい。
表示手段20の位置は、手乾燥装置200を使用する際の使用者から視認可能な位置である。つまり、表示手段20は、乾燥空間SPに手を差し入れた使用者が視認可能な位置に配置される。表示手段20の位置は、使用者が手乾燥装置200の前方に立った状態において、表示手段20が発光していることを視認可能な位置であればよい。例えば、表示手段20は、手乾燥装置200の前方又は上方の少なくともいずれかに露出する。より具体的には、表示手段20は、傾斜部32に配置されている。上方から見た場合に、表示手段20は傾斜部32の左右方向の中央部に位置する。表示手段20は、傾斜部31に配置されてもよい。
図5は、実施形態に係る手乾燥装置の動作を例示するタイミングチャートである。
図5に表したように、例えば、時刻T11において、検出部48の入力がONとなる。すなわち、時刻T11において、乾燥空間SP内の使用者の手が検出部48によって検出され、検出部48は、検知対象有りを示す検出結果を出力する。制御部69は、その検出結果を受信すると、送風部65を動作させて乾燥動作を実行する。また、制御部69は、その検出結果を受信すると、表示手段20を制御して、表示手段20を消灯状態から第1発光モードM1で発光する状態とする。タイミングチャートにおいて、表示手段の出力の「ON」は、表示手段が光っていることを表し、「OFF」は消灯していることを表す。つまり、この例では、第1発光モードM1の発光形態は、点灯である。ただし、第1発光モードの発光形態は、点灯に限らず、点滅でもよい。なお、発光形態とは、点灯または点滅のパターンをいう。パターンとは、例えば光る周期、明るさ及び色の組合せを含んでもよい。
第1発光モードM1は、空気浄化手段10による空気の浄化が実行されていることを知らせるモードである。すなわち、第1発光モードM1は、空気浄化手段10を利用した空気の浄化が機能していることを表すモードである。この例では、上述したように、空気浄化手段10としてフィルタ10Aが設けられているため、送風部65が動作すると、吹出口から吹き出される空気の少なくとも一部は、フィルタ10Aを通過して浄化された空気となる。そこで、制御部69は、表示手段20を発光させて、乾燥風が浄化された空気を含むことを報知している。使用者は、表示手段20が第1発光モードM1で発光することを視認することにより、乾燥風が浄化された空気であると認識することができる。
その後の時刻T12において、使用者が乾燥空間SPから手を引き抜くと、検出部48の入力がOFFとなる。すなわち、時刻T12において、検出部48は、使用者の手を検出せず、検知対象無しを示す検出結果を出力する。制御部69は、その検出結果を受信すると、送風部65を停止させて乾燥動作を停止する。また、制御部69は、その検出結果を受信すると、表示手段20を制御して、表示手段20を第1発光モードM1で発光する状態から消灯状態とする。
このように、制御部69は、乾燥動作が実行されているときに、第1発光モードM1で表示手段20を発光させて、空気が浄化されていることを報知する。つまり、乾燥動作が実行されており、空気浄化手段による空気の浄化が実行されているときに、使用者が視認可能な位置に配置された表示手段20が発光する。これにより、乾燥動作時に浄化された空気が吹き出されていることを使用者に知らせることができる。
例えば、乾燥風が浄化された空気であるか否かが分からない場合、使用者が不安を感じてしまう恐れがある。例えば空気清浄機能が正常に機能していない場合、きれいでない空気が使用者の手に向けて吹き出されることになり、使用者を不安にさせてしまう恐れがある。これに対して、実施形態によれば、使用者は、空気がきれいであることを一目で知ることができ、使用者に安心感を与えることができる。
なお、乾燥動作とは、使用者の手を乾かす動作である。すなわち、乾燥動作は、使用者が乾燥空間に手を挿入した状態において、送風部を作動させて乾燥風を吹き出す動作である。より具体的には、乾燥動作は、検出部48が使用者を検出したことにより、送風部のモータが動作してファンが送風する動作である。なお、ある動作や機能が「実行されているとき」とは、当該動作や機能が実行されている間の少なくとも一部でよい。
図6は、実施形態に係る手乾燥装置の動作を例示するタイミングチャートである。
時刻T21から時刻T22までの間においては、検出部48は、使用者の手を検出していない。時刻T21において、制御部69は、空気浄化手段10がメンテナンス時期であると判定する。すると、制御部69は、第2発光モードM2で表示手段20を発光させて、空気浄化手段10がメンテナンス時期であることを報知する。第2発光モードM2の発光形態は、第1発光モードM1の発光形態とは異なる。この例では、第2発光モードM2の発光形態は、点滅である。
なお、メンテナンス時期とは、空気浄化手段10の少なくとも一部の交換又は洗浄などのメンテナンスを行うことが好ましいと考えられる時期である。制御部69は、空気浄化手段10の使用時間及び使用回数の少なくともいずれかに基づいて、メンテナンス時期を判定することができる。例えば、制御部69は、前回のメンテナンスから所定時間が経過した場合に、空気浄化手段10がメンテナンス時期であると判定する。または、制御部69は、前回のメンテナンスから所定回数以上、空気浄化手段10が使用された場合に、メンテナンス時期であると判定する。例えば、空気浄化手段10がフィルタ10Aの場合、制御部69は、送風部65が作動した回数(ONとなった回数)や、送風部65が作動した積算時間に基づいて、メンテナンス時期を判定してもよい。メンテナンス時期の判定基準となる所定時間や所定回数は、空気の浄化が機能するように、空気浄化手段10の仕様に基づいて、予め適宜定められればよい。
時刻T22において、乾燥空間SP内の使用者の手が検出部48によって検出され、検出部48は、検知対象有りを示す検出結果を出力する。制御部69は、その検出結果を受信すると、送風部65を動作させて乾燥動作を実行する。また、制御部69は、その検出結果を受信すると、表示手段20を制御して、表示手段20を第2発光モードM2から第1発光モードM1で発光する状態とする。
その後の時刻T23において、検出部48は、使用者の手を検出せず、検知対象無しを示す検出結果を出力する。制御部69は、その検出結果を受信すると、送風部65を停止させて乾燥動作を停止する。また、制御部69は、その検出結果を受信すると、表示手段20を制御して、表示手段20を第1発光モードM1で発光する状態から、再び第2発光モードM2で発光する状態とする。
制御部69は、第1発光モードM1を、第2発光モードM2よりも優先する。なお、あるモード(モードA)が別のモード(モードB)よりも優先であることは、モードAを実行する条件と、モードBを実行する条件と、が同時に成立した場合、モードBを実行せずに、モードAを実行することである。制御部69は、モードBの実行中に、モードAを実行する条件が成立した場合、モードBを中断して、モードAを実行する。
このように、制御部69は、空気浄化手段10がメンテナンス時期であると判定すると、乾燥動作が実行されていないときに、第1発光モードM1とは異なる発光形態の第2発光モードM2で表示手段20を発光させる。これにより、第2発光モードM2によって、メンテナンス時期であることを報知できる。すなわち、表示手段20は、空気が浄化されていることを報知する手段と、メンテナンス時期を報知する手段と、を兼ねることができる。
さらに、メンテナンス時期の報知は、送風部65が動作していないときに行われる。これにより、使用者の目に留まりやすい位置に設置された表示手段20がメンテナンス時期を報知する場合でも、表示手段20が発光によって報知する内容が、分かり易くなる。すなわち、送風部65の動作に応じて発光モードが変わることにより、表示手段20が、吹き出される空気が浄化されていることを報知しているのか、メンテナンス時期を報知しているのか、を区別しやすい。したがって、表示手段20がメンテナンス時期を報知する手段を兼ねる場合であっても、使用者に効果的に安心感を与えることができる。
なお、乾燥動作が実行されていないときとは、モータが停止して送風部65が動作していない間の少なくとも一部でよい。
図7は、実施形態に係る手乾燥装置の動作を例示するタイミングチャートである。
時刻T31から時刻T32までの間においては、検出部48は、使用者の手を検出していない。時刻T31において、制御部69は、空気浄化手段10が機能しないと判定する。すると、制御部69は、第3発光モードM3で表示手段20を発光させて、空気浄化手段10が機能しないことを報知する。第3発光モードM3の発光形態は、第1発光モードM1の発光形態とは異なり、第2発光モードM2の発光形態とは異なる。この例では、第3発光モードM3の発光形態は、第2発光モードM2とは異なる周期の点滅パターンである。
なお、空気浄化手段10がフィルタ10Aの場合、空気浄化手段10が機能しない状態とは、例えば、フィルタ10Aが所定の位置から外れた状態である。例えば、フィルタ10Aが所定の位置に設置されているか否かを検知する着脱センサが設けられる。制御部69は、着脱センサの検知結果に基づいて、フィルタ10Aが所定の位置に設置されているかを判定することができる。
時刻T32において、乾燥空間SP内の使用者の手が検出部48によって検出され、検出部48は、検知対象有りを示す検出結果を出力する。制御部69は、その検出結果を受信すると、送風部65を動作させて乾燥動作を実行する。また、制御部69は、その検出結果を受信すると、表示手段20を制御して、表示手段20を第3発光モードM3から発光しない状態とする。
その後の時刻T33において、検出部48は、使用者の手を検出せず、検知対象無しを示す検出結果を出力する。制御部69は、その検出結果を受信すると、送風部65を停止させて乾燥動作を停止する。また、制御部69は、その検出結果を受信すると、表示手段20を制御して、表示手段20が発光していないから、再び第3発光モードM3で発光する状態とする。制御部69は、第3発光モードM3を、第1発光モードM1よりも優先する。制御部69は、例えば乾燥動作が実行されていないときに、表示手段20を第3発光モードM3で発光させる。
このように、制御部69は、空気浄化手段10が機能しないと判定すると、第1発光モードM1とは異なる発光形態の第3発光モードM3で表示手段20を発光させる。これにより、空気浄化手段10が機能しない場合に、浄化されていない空気が吹き出される可能性があることを、使用者に報知することができる。例えば、きれいな空気が吹き出されるときに手乾燥装置200を使用するように、使用者に促すことができる。
なお、「第1発光モードM1で表示手段20を発光させて、空気が浄化されていることを報知する」とは、第1発光モードM1のみによって報知することに限らず、表示手段20が所定の状態から第1発光モードM1に変化することによって報知することであってもよい。例えば、表示手段20が消灯状態、又は第2発光モードM2(若しくは後述の第4発光モードM4)で発光する状態から、第1発光モードM1で発光する状態に変化することは、空気が浄化されていることを示す。
図8は、実施形態に係る手乾燥装置の動作を例示するタイミングチャートである。
時刻T41から時刻T42までの間においては、検出部48は、使用者の手を検出していない。制御部69は、時刻T41から時刻T42までの間において、流路部乾燥モードを実行する。流路部乾燥モードは、使用者が乾燥空間SPに手を挿入していないときに、送風部65を動作させるモードである。つまり、流路部乾燥モードにおいて、制御部69は、検出部48が使用者の手を検出していないときに、送風部65を動作させる。流路部乾燥モードによって、送風部65を動作させることで、流路部70内に空気が流れる。これにより、流路部70内の乾燥を促進することができる。
図8に表したように、制御部69は、流路部乾燥モードを実行しているときに、表示手段20を第4発光モードM4で発光させて、流路部乾燥モードが実行されていることを報知する。第4発光モードM4の発光形態は、第1発光モードM1、第2発光モードM2及び第3発光モードM3のそれぞれの発光形態とは異なる。
このように、制御部69は、乾燥動作が実行されていないときに、送風部65を動作させて流路部70を乾燥させる流路部乾燥モードを有する。制御部69は、流路部乾燥モードにおいて、第1発光モードM1とは異なる発光形態の第4発光モードM4で表示手段20を発光させる。流路部乾燥モードによって、乾燥動作が実行されていないときに流路部70を乾燥させることができるため、衛生性を向上させることができる。また、その際に、表示手段20が第4発光モードM4で発光することにより、衛生性が良いことを使用者に知らせることができる。これにより、例えば使用者により安心感を与えることができる。
この例において、発光モードの優先順位は、例えば、第1発光モードM1、第4発光モードM4、第2発光モードM2の順である。
図9及び図10は、実施形態に係る手乾燥装置の一部を例示する模式的斜視図である。図9は、図3に表した矢印AAのように、手乾燥装置200の後方から、表示手段20の周辺を見た様子を示す。図9においては、筐体50の背面92を構成する部材等の図示を省略して、筐体50の内部を示す。図9に表したように、表示手段20は、傾斜部32の後側に取り付けられた発光ユニット21を有する。図10は、図9において、発光ユニット21の図示を省略した図である。
図11は、発光ユニットを例示する模式的斜視図である。
図11に表したように、発光ユニット21は、取付部材24と、発光部23aと、を有する。発光部23aは、例えばLEDである。発光部23aは、基板23に設けられる。基板23(発光部23a)は、図示しない配線を介して、制御部69と電気的に接続される。基板23は、取付部材24に対して固定されている。発光部23aは、取付部材24の略中央に設けられた開口24pから露出する。取付部材24は、開口24pの周りに設けられた光ガイド部24cを有する。光ガイド部24cは、発光部23aから離れるにつれて径が拡大する環状である。取付部材24の左右には、取付部24a及び取付部24bが設けられている。図9に表したように、取付部24a及び取付部24bには、それぞれ、ネジ穴が設けられている。図10に表したように、傾斜部32の背面には、後方に突出するボス32a及びボス32bが設けられている。取付部24aがネジでボス32aに固定され、取付部24bがネジでボス32bに固定される。これにより、発光ユニット21は、傾斜部32に取り付けられる。
図12は、実施形態に係る手乾燥装置の一部を例示する模式的断面図である。
図12は、図4に示したC-C線における断面のうち、表示手段20の周辺を表す。図12に表したように、表示手段20は、傾斜部(この例では傾斜部32)に配置される。すなわち、例えば、表示手段20は、傾斜部に対して直接的又は間接的に取り付けられる。この場合、表示手段20の一部は、傾斜部と一体であってもよい。このように、表示手段20が傾斜部に配置されることで、上方から乾燥空間SPに手を差し込むタイプの手乾燥装置200において、表示手段20が使用者から見やすい。さらに、実施形態においては、吸込口63は、乾燥空間SP内の空気を吸い込み、傾斜部は、吹出口よりも上方に位置する。そのため、例えば、傾斜部に水滴が付着した場合に、空気の流れと傾斜部の傾斜とによって、傾斜部に付着した水滴は、下方の乾燥空間SP内に流れ落ちやすい。これにより、表示手段20が手乾燥時に飛散する水滴で汚れて、見えにくくなることを抑制できる。
表示手段20は、発光ユニット21と、カバー部22と、を有する。カバー部22は、発光部23aを覆う。発光部23aから放出された光は、カバー部22を透過して上方や前方に進行することで、手乾燥装置200の外部へ放出される。
この例では、カバー部22は、筐体50の傾斜部32と一体である。言い換えれば、筐体50の傾斜部32の一部が、表示手段20のカバー部22として機能する。カバー部22が筐体50と一体であることにより、カバー部22と筐体50との境目を目立ちにくくすることができる。そのため、表示手段20が発光していない場合には、表示手段20を目立ちにくくすることができる。表示手段20が発光しているときには、相対的に表示手段20を目立たせることができる。これにより、例えば、使用者が発光している表示手段20に気づきやすくなり、使用者により効果的に安心感を与えることができる。
例えば、傾斜部32とカバー部22とは、樹脂により一体成形されている。例えば、上方から見たときに、傾斜部32とカバー部22との境界には継ぎ目がない。図12に表したように、筐体50の傾斜部32は、カバー部22と隣接する周辺部33を有する。周辺部33の表面32f(上面)と、カバー部22の表面22f(上面)とは、段差の無い曲面又は平面を形成する。カバー部22は、周辺部33に囲まれており、周辺部33と連続している。言い換えれば、カバー部22は、周辺部33と接している。
図12に表したように、カバー部22は、中央部22aと、中央部22aの周囲の外周部22bとを有する。中央部22aは、外周部22bに囲まれており、外周部22bと連続している。言い換えれば、中央部22aは、外周部22bと接している。例えば、カバー部22は、裏面(下面)側が上方に凹んだ形状である。中央部22aの厚さT22a又は外周部22bの厚さT22bは、周辺部33の厚さT32よりも薄い。つまり、カバー部22の厚さは、周辺部33の厚さT32よりも薄い。カバー部22が比較的薄いことにより、発光部23aから放出された光がカバー部22を透過しやすくなる。これにより、発光した表示手段20をより目立たせることができる。例えば、表示手段20と筐体50との境界に継ぎ目がない場合であっても、使用者により確実に安心感を与えることができる。なお、ある部分の厚さとは、その部分の表面(上面)に垂直な方向に沿った長さである。
外周部22bの厚さT22bは、中央部22aの厚さよりも厚い。カバー部22の外周側が比較的厚いことにより、カバー部22のうち発光部23aからの光が透過する領域の輪郭が明瞭に認識されにくくなる。例えば、輪郭がぼんやりした柔らかい光で表示手段20を発光させることができ、使用者により安心感を与えることができる。
図13は、実施形態に係る手乾燥装置の一部を例示する模式的断面図である。
図13は、図4に示したD-D線における断面を表す。図13に表したように、手乾燥装置200は、筐体50に設けられた風路形成部36を有する。筐体50に設けられた風路形成部36とは、筐体50とは別体で筐体50に対して直接的又は間接的に取り付けられたものでもよいし、筐体50の一部でもよい。この例では、風路形成部36は、筐体50のうち背面92の一部を形成する部材と一体である。
流路部70の少なくとも一部は、風路形成部36と、筐体50の一部と、に囲まれることにより形成される。具体的には、図13に表したように、流路部70のうち第2吹出口62の周辺の部分70pは、風路形成部36と、第2壁部12の面12fと、に囲まれた範囲である。面12fは、第2壁部12の、第2面52とは反対側の面である。
カバー部22(図12参照)は、流路部70の少なくとも一部(部分70p)の外側において、筐体50と一体に設けられている。流路部70の少なくとも一部の外側にカバー部22が設けられることにより、カバー部22が流路部内の空気の流れに干渉することを抑制できる。これにより、例えば、乾燥性能の低下を抑制しつつ、使用者に安心感を与えることができる。
表示手段20は、流路部70より上方に配置され、流路部70の外側に位置する。例えば、カバー部22と流路部70との間には、風路形成部36の一部36aが配置されている。筐体50の内部のうち表示手段20が取り付けられる空間は、風路形成部36によって、流路部70から隔離されている。
なお、上述の実施例では、空気浄化手段10が1つであり、フィルタ10Aである場合について説明した。ただし、空気浄化手段10は、フィルタに限らない。また、空気浄化手段10は、複数設けられてもよい。例えば、空気浄化手段10は、流路部70内を流れる空気に空気を浄化させる浄化源を放出する空気浄化部10Bであってもよい。実施形態においては、少なくとも1つの空気浄化手段10が設けられればよい。例えば、フィルタ10A及び空気浄化部10Bの少なくともいずれかが設けられればよい。
例えば、図2に破線で表したように、空気浄化手段10として空気浄化部10Bがさらに設けられてもよい。空気浄化部10Bは、フィルタ10Aよりも上流側で第1流路71内を流れる空気に浄化源を放出させる。浄化源は、空気中の菌やウィルスを抑制する成分を含む。すなわち、浄化源は、菌やウィルスを含む空気を清潔な空気に改質させる改質成分である。これにより、フィルタ10Aで捕集される異物(菌やウィルス)などを可及的に少なくさせることができ、フィルタ10Aの寿命を向上できる。
空気浄化部10Bは、例えばオゾン発生器である。オゾン発生器は、流路部70内の空気に浄化源としてのオゾンを放出(噴霧)させることにより、空気中の菌やウィルスを抑制する。また、オゾン発生器は、空気中の臭い成分を分解して、空気を消臭させる。
なお、空気浄化部10Bは、オゾン発生器以外に、活性酸素(OHラジカル)を放出する活性酸素発生器、紫外線を放出(照射)する紫外線発生器、および次亜塩素酸を含む水やミストを放出する次亜塩素酸ミスト発生器などでもよい。空気浄化部10Bは、空気中の菌やウィルスを抑制できる浄化源(浄化物質)を発生する任意の機器を用いることができる。空気浄化部10Bは、制御部69に電気的に接続され、制御部69により作動が制御されている。
制御部69は、乾燥動作が実行されており、空気浄化手段10による空気の浄化が実行されているときに、第1発光モードM1で表示手段を発光させて、空気が浄化されていることを報知する。例えば、フィルタ10Aが設けられず、空気浄化部10Bが設けられた場合には、制御部69は、送風部65及び空気浄化部10Bを作動させているときに、第1発光モードM1で表示手段20を発光させる。
また、例えば、空気浄化手段10が空気浄化部10Bの場合、制御部69は、空気浄化部10Bが作動した回数が所定回数以上である場合や、空気浄化部10Bが作動した積算時間が所定時間以上である場合に、空気浄化手段10のメンテナンス時期であると判定してもよい。制御部69は、空気浄化部10Bがメンテナンス時期であると判定すると、第2発光モードM2で表示手段20を発光させる。
また、例えば、空気浄化手段10が空気浄化部10Bの場合、空気浄化手段10が機能しない状態とは、空気浄化部10Bが故障している状態でもよい。例えば、制御部69は、空気浄化部10Bが正常に作動しない場合(例えば電源が入らない等によって、空気浄化部10Bの電流又は電圧が所定範囲外である場合など)に、空気浄化手段10が機能しないと判定する。制御部69は、空気浄化部10Bが機能しないと判定すると、第3発光モードM3で表示手段20を発光させる。手乾燥装置200には、空気浄化部10Bの故障を検知するセンサが設けられてもよい。
実施形態は、以下の構成を含んでも良い。
(構成1)
内面と、前記内面によって囲まれた乾燥空間に使用者が手を差し入れるための開口と、を有する筐体と、
前記内面に設けられ、前記乾燥空間内に空気を吹き出す吹出口と、
空気を吸い込む吸込口と、
前記吸込口と前記吹出口とを接続する流路部と、
前記流路部に設けられ、前記吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口から吹き出させる送風部と、
前記吸込口から吸い込んだ空気を浄化する空気浄化手段と、
前記筐体に設けられ、発光機能を有する表示手段と、
前記表示手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記表示手段は、前記乾燥空間に手を差し入れた使用者が視認可能な位置に配置され、
前記制御手段は、乾燥動作が実行されているときに、第1発光モードで前記表示手段を発光させて、空気が浄化されていることを報知することを特徴とする手乾燥装置。
(構成2)
前記制御手段は、前記空気浄化手段がメンテナンス時期であると判定すると、乾燥動作が実行されていないときに、前記第1発光モードとは異なる発光形態の第2発光モードで前記表示手段を発光させることを特徴とする構成1に記載の手乾燥装置。
(構成3)
前記表示手段は、発光部と、前記発光部を覆うカバー部と、を有し、
前記カバー部は、前記筐体と一体であることを特徴とする構成1または2に記載の手乾燥装置。
(構成4)
前記筐体は、前記カバー部と隣接する周辺部を有し、
前記カバー部の厚さは、前記周辺部の厚さよりも薄いことを特徴とする構成3に記載の手乾燥装置。
(構成5)
前記カバー部は、中央部と、前記中央部の周囲の外周部と、を有し、
前記外周部は、前記中央部よりも厚いことを特徴とする構成4に記載の手乾燥装置。
(構成6)
前記筐体に設けられた風路形成部を備え、
前記流路部の少なくとも一部は、前記風路形成部と、前記筐体の一部と、に囲まれることにより形成され、
前記カバー部は、前記流路部の少なくとも一部の外側において、前記筐体と一体に設けられることを特徴とする構成3~5のいずれか1つに記載の手乾燥装置。
(構成7)
前記制御手段は、前記空気浄化手段が機能しないと判定すると、前記第1発光モードとは異なる発光形態の第3発光モードで前記表示手段を発光させることを特徴とする構成1~6のいずれか1つに記載の手乾燥装置。
(構成8)
前記制御手段は、
前記乾燥動作が実行されていないときに、前記送風部を動作させて前記流路部を乾燥させる流路部乾燥モードを有し、
前記流路部乾燥モードにおいて、前記第1発光モードとは異なる発光形態の第4発光モードで前記表示手段を発光させることを特徴とする構成1~7のいずれか1つに記載の手乾燥装置。
(構成9)
前記開口は、前記乾燥空間の上方に位置し、
前記吸込口は、前記内面に設けられ、前記乾燥空間内の空気を吸い込み、
前記筐体は、前記吹出口よりも上方に位置する傾斜部を有し、
前記傾斜部の表面は、前記内面の一部を形成し、前方又は後方に傾斜し、
前記表示手段は、前記傾斜部に配置されることを特徴とする構成1~8のいずれか1つに記載の手乾燥装置。
以上説明したように、実施形態によれば、浄化された空気が吹き出されていることを使用者に知らせることができる手乾燥装置を提供できる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、手乾燥装置が備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 空気浄化手段、 10A フィルタ、 10B 空気浄化部、 11 第1壁部、 12 第2壁部、 12f 面、 13 底部、 20 表示手段、 21 発光ユニット、 22 カバー部、 22a 中央部、 22b 外周部、 22f 表面、 23 基板、 23a 発光部、 24 取付部材、 24a 取付部、 24b 取付部、 24c 光ガイド部、 24p 開口、 25 加熱部、 31 傾斜部、 32 傾斜部、 32a ボス、 32b ボス、 32f 表面、 33 周辺部、 36 風路形成部、 36a 一部、 48 検出部、 50 筐体、 50A 開口、 50i 内面、 50j 外面、 51 第1面、 52 第2面、 53 第3面、 54 第4面、 55 底面、 56 下ケース部材、 61 第1吹出口、 62 第2吹出口、 63 吸込口、 65 送風部、 67 フィルタ、 68 加熱部、 69 制御部、 70 流路部、 70p 部分、 71 第1流路、 72 第2流路、 72a 流路、 72b 流路、 91 正面、 92 背面、 93 右側面、 94 左側面、 95 底面、 200 手乾燥装置、 M1 第1発光モード、 M2 第2発光モード、 M3 第3発光モード、 M4 第4発光モード、 SP 乾燥空間、 T22a 厚さ、 T22b 厚さ、 T32 厚さ、 T22b 厚さ、 T32 厚さ

Claims (9)

  1. 内面と、前記内面によって囲まれた乾燥空間に使用者が手を差し入れるための開口と、を有する筐体と、
    前記内面に設けられ、前記乾燥空間内に空気を吹き出す吹出口と、
    空気を吸い込む吸込口と、
    前記吸込口と前記吹出口とを接続する流路部と、
    前記流路部に設けられ、前記吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口から吹き出させる送風部と、
    前記吸込口から吸い込んだ空気を浄化する空気浄化手段と、
    前記筐体に設けられ、発光機能を有する表示手段と、
    前記表示手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記表示手段は、前記乾燥空間に手を差し入れた使用者が視認可能な位置に配置され、
    前記制御手段は、乾燥動作が実行されているときに、第1発光モードで前記表示手段を発光させて、空気が浄化されていることを報知することを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記制御手段は、前記空気浄化手段がメンテナンス時期であると判定すると、乾燥動作が実行されていないときに、前記第1発光モードとは異なる発光形態の第2発光モードで前記表示手段を発光させることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記表示手段は、発光部と、前記発光部を覆うカバー部と、を有し、
    前記カバー部は、前記筐体と一体であることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  4. 前記筐体は、前記カバー部と隣接する周辺部を有し、
    前記カバー部の厚さは、前記周辺部の厚さよりも薄いことを特徴とする請求項3に記載の手乾燥装置。
  5. 前記カバー部は、中央部と、前記中央部の周囲の外周部と、を有し、
    前記外周部は、前記中央部よりも厚いことを特徴とする請求項4に記載の手乾燥装置。
  6. 前記筐体に設けられた風路形成部を備え、
    前記流路部の少なくとも一部は、前記風路形成部と、前記筐体の一部と、に囲まれることにより形成され、
    前記カバー部は、前記流路部の少なくとも一部の外側において、前記筐体と一体に設けられることを特徴とする請求項3に記載の手乾燥装置。
  7. 前記制御手段は、前記空気浄化手段が機能しないと判定すると、前記第1発光モードとは異なる発光形態の第3発光モードで前記表示手段を発光させることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記乾燥動作が実行されていないときに、前記送風部を動作させて前記流路部を乾燥させる流路部乾燥モードを有し、
    前記流路部乾燥モードにおいて、前記第1発光モードとは異なる発光形態の第4発光モードで前記表示手段を発光させることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  9. 前記開口は、前記乾燥空間の上方に位置し、
    前記吸込口は、前記内面に設けられ、前記乾燥空間内の空気を吸い込み、
    前記筐体は、前記吹出口よりも上方に位置する傾斜部を有し、
    前記傾斜部の表面は、前記内面の一部を形成し、前方又は後方に傾斜し、
    前記表示手段は、前記傾斜部に配置されることを特徴とする請求項1~8のいずれか1つに記載の手乾燥装置。
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