JP2024017410A - 包装箱 - Google Patents

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弘美 荒川
明博 藤田
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Abstract

【課題】内部に収容した容器を安定させて、容器に詰めた内容物を保護することができる包装箱を提供する。【解決手段】包装箱1であって、筒状の胴部10と、胴部10の下側の開口部に設けられた底部20と、を備えている。胴部10は、前後の端壁11,11と、左右の側壁12,12と、少なくとも一つの傾斜壁15と、を有し、傾斜壁15は、隣り合う端壁11と側壁12との間に形成されている。傾斜壁15に穴部16が貫通している。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和4年4月19日に発明に係る包装箱を水戸農業協同組合に販売
本発明は、包装箱に関する。
イチゴなどの青果物を詰めたプラスチック製のトレイ形状の容器を収容するための段ボール製の包装箱としては、四つの壁体によって形成された筒状の胴部と、胴部の下側の開口部に設けられた底部と、を備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第6410248号公報
前記した従来の包装箱に青果物を詰めた容器を収容した場合には、搬送時の振動により包装箱内で容器が上下方向に揺れると、容器内の青果物が大きく動いて傷が付いてしまう可能性がある。
本発明は、前記した問題を解決し、内部に収容した容器を安定させて、容器に詰めた内容物を保護することができる包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、包装箱であって、筒状の胴部と、前記胴部の下側の開口部に設けられた底部と、を備えている。前記胴部は、前後の端壁と、左右の側壁と、少なくとも一つの傾斜壁と、を有し、前記傾斜壁は、隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成されている。前記傾斜壁に穴部が貫通している。
本発明の包装箱では、端壁と側壁との間に傾斜壁を設けることで、包装箱の強度を維持しつつ、材料面積を減少させることができる。
また、本発明の包装箱では、端壁および側壁の外面に加えて傾斜壁の外面にも商品情報を印刷できるため、顧客が多方向から商品情報を視認できる。
本発明の包装箱では、内部に収容した容器を、傾斜壁の穴部を利用して胴部に保持させることができる。
例えば、前記胴部に、側方に突出した突出部が一部に形成された容器を収容する場合には、前記傾斜壁の穴部に、前記容器の前記突出部を差し込むことで、容器が胴部に保持されるため、搬送時に包装箱が振動した場合でも、包装箱内の容器を安定させることができる。これにより、容器内に詰めた内容物が動くのを抑えることができ、ひいては、内容物を保護することができる。
前記した包装箱には、前記胴部の上側の開口部に頂板を設けることができる。前記頂板には、前記傾斜壁の上縁部に重なる傾斜角部を形成し、前記傾斜角部を、前記傾斜壁の上縁部よりも外側に突出させることが好ましい。
本発明の包装箱では、傾斜壁の内面側から穴部に差し込まれた容器の突出部が、傾斜壁の外面よりも外側に突出することになる。
前記した構成では、傾斜壁の上縁部よりも傾斜角部が外側に突出しているため、傾斜壁の外面に他の部材が近づいたときに、傾斜角部によって容器の突出部を保護することができる。
前記した包装箱には、前記胴部の上側の開口部に頂部を設けることができる。前記頂部は、前記両端壁の上縁部に連設された前後の頂板と、前記両頂板に連設され、手掛け穴が形成された前後の取っ手板と、前記両側壁の上縁部に連設された左右の連結フラップと、を備えるものが好ましい。前記両取っ手板は、前記両頂板から立ち上がった状態で前後に重ねられ、前記連結フラップに形成された差込穴に前記両取っ手板の側部が差し込まれるものが好ましい。このように、頂部に取っ手を設けることで、包装箱を持ち運び易くなる。
前記した包装箱には、アメリカンロック方式の底部を採用できる。この場合の前記底部は、前側の前記端壁の下縁部に連設された前部フラップと、前記両側壁の下縁部に連設され、前記前部フラップの下面に重ねられた左右の側部フラップと、を備えている。さらに、前記底部は、後側の前記端壁の下縁部に連設され、前記両側部フラップの下面に重ねられるとともに、先端部が前記前部フラップの上面側に差し込まれている後部フラップを備えている。
このように、底部をアメリカンロック方式によって閉じることで、底部を簡単かつ確実に組み立てることができ、粘着テープや接着剤を用いなくても、底部の強度を十分に高めることができる。
前記した包装箱において、前記傾斜壁の下端部を、前記底部の縁部よりも下方に突出させた場合には、傾斜壁の下端部の内面側に底部の縁部が配置されるため、端壁および側壁に対する傾斜壁の傾斜角度を保つことができる。また、傾斜壁が上下方向に大きくなるため、傾斜壁の強度を高めることができる。
本発明の包装箱では、内部に収容した容器を簡単な構造で胴部に保持させて安定させることができ、容器内に詰めた内容物を保護することができる。また、本発明の包装箱では、端壁と側壁との間に傾斜壁が形成されるため、包装箱の強度を維持しつつ、材料面積を減少させることができる。傾斜壁の外面に商品情報を印刷して、顧客が多方向から商品情報を視認できる。
本発明の実施形態に係る包装箱を前方右上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の実施形態に係る包装箱を示した図1のIII-III断面図である。 本発明の実施形態に係る包装箱を前方右下から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱において、後部フラップを閉じる前の状態を前方右下から見た斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る包装箱を前方右上から見た斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成や使用状態を限定するものではない。
本実施形態の包装箱1は、図1に示すように、六角形の筒状に形成された胴部10と、胴部10の下側の開口部に設けられた底部20と、胴部10の上側の開口部に設けられた頂部30と、を備えている。
本実施形態の包装箱1には、図3に示すように、イチゴなどの青果物を詰めたプラスチック製のトレイ形状の容器Pを二つ並べて収容することができる。容器Pは上面が開口しており、開口縁部が側方に突出している。すなわち、容器Pは、開口縁部から側方に向かって張り出したフランジ形状の突出部を備えている。
包装箱1は、図2に示すように、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSを各折れ線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図2に示すブランクシートSは内面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの折れ線は、ブランクシートSの表面を線状に押し込んで形成された罫線(押罫)である。なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
また、シートの表面のみを切断したハーフカットの切れ込みやシートを貫通した切れ込みを断続して線状に形成することで折れ線を構成してもよい。
胴部10は、図1に示すように、前後の端壁11,11と、左右の側壁12,12と、隣り合う端壁11と側壁12との間に形成された二つの傾斜壁15,15と、を備えている。胴部10は平面視で六角形の筒状に形成されている。
端壁11および側壁12は、四角形に形成されている。本実施形態では、端壁11の左右方向の幅が側壁12の前後方向の幅よりも大きく形成されている。
前側の端壁11の左縁部には、折れ線を介して左側の側壁12の前縁部が連設されている。左側の側壁12は、前側の端壁11に対して垂直に配置されている(図3参照)。
前側の端壁11の右縁部には、折れ線を介して右前の傾斜壁15が連設されている。右前の傾斜壁15は、前側の端壁11の右縁部に沿って細長い長方形に形成されている。
右前の傾斜壁15の右縁部には、折れ線を介して右側の側壁12の前縁部が連設されている。右側の側壁12は、前側の端壁11に対して垂直に配置されている(図3参照)。
右前の傾斜壁15は、前側の端壁11および右側の側壁12に対して傾斜している。右前の傾斜壁15と前側の端壁11との交角および右前の傾斜壁15と右側の側壁12の交角は、90度よりも大きい。
右側の側壁12の後縁部には、折れ線を介して後側の端壁11の右縁部が連設されている。後側の端壁11は、右側の側壁12に対して垂直に配置されている(図3参照)。
後側の端壁11の左縁部には、折れ線を介して左後の傾斜壁15が連設されている。左後の傾斜壁15は、右前の傾斜壁15と同じ形状である。
図3に示すように、二つの傾斜壁15,15は、胴部10の対角となる位置に配置されている。
左後の傾斜壁15の左縁部には、折れ線を介して接合片13(図1参照)が連設されている。接合片13は、左側の側壁12の内面に接合されている。
ブランクシートS(図2参照)を各折れ線で折り曲げつつ、接合片13を左側の側壁12の内面に接合すると、前後の端壁11,11、左右の側壁12,12および二つの傾斜壁15,15によって、平面視で六角形の筒状の胴部10が形成される。
底部20は、図4に示すように、前側の端壁11の下縁部に連設された前部フラップ21と、後側の端壁11の下縁部に連設された後部フラップ22と、左右の側壁12,12の下縁部に連設された左右の側部フラップ23,23と、を備えている。
前部フラップ21は、図5に示すように、折れ線を介して前側の端壁11の下縁部に連設されている。前部フラップ21は、前側の端壁11に対して後方に向けて折り曲げられており、胴部10の下側の開口部の前半分の領域を塞いでいる。
前部フラップ21の左縁部は、左側の側壁12の下縁部に沿って形成されている。また、前部フラップ21の右縁部の後部は、右側の側壁12の下縁部に沿って形成され、前部フラップ21の右縁部の前部は、右前の傾斜壁15の下縁部に沿って形成されている。
本実施形態の包装箱1では、右前の傾斜壁15の下端部15aが前部フラップ21の右縁部の前部よりも下方に突出するように構成されている。そして、右前の傾斜壁15の下端部15aの内面に前部フラップ21の右縁部の前部が接している。これにより、端壁11および側壁12に対する右前の傾斜壁15の傾斜角度が保たれている。
左側の側部フラップ23は、折れ線を介して左側の側壁12の下縁部に連設されている。左側の側部フラップ23の前部は、前部フラップ21の左部の下面に重ねられている。
右側の側部フラップ24は、折れ線を介して右側の側壁12の下縁部に連設されている。右側の側部フラップ24の前部は、前部フラップ21の右部の下面に重ねられている。
後部フラップ22は、折れ線を介して後側の端壁11の下縁部に連設されている。後部フラップ22は、基端部(後端部)から先端部(前端部)に向かうに連れて左右方向の幅が狭くなる台形状に形成されている(図3参照)。
後部フラップ22の左縁部の後部は、左後の傾斜壁15の下縁部に沿って形成されている。
後部フラップ22は、図4に示すように、左右の側部フラップ23,23の下面に重なるとともに、先端部が前部フラップ21の中央部の上面側に差し込まれている。
本実施形態の包装箱1では、左後の傾斜壁15の下端部15aが後部フラップ22の左縁部の後部よりも下方に突出するように構成されている。そして、左後の傾斜壁15の下端部15aの内面に後部フラップ22の左縁部の後部が接している。これにより、端壁11および側壁12に対する左後の傾斜壁15の傾斜角度が保たれている。
本実施形態の包装箱1では、前部フラップ21、左右の側部フラップ23,23および後部フラップ22を、アメリカンロック方式に組み合わせることで、底部20が閉じられている。
頂部30は、図1に示すように、両端壁11,11に連設された前後の頂板31,31と、両頂板31,31に連設された前後の取っ手板32,32と、両側壁12,12に連設された左右の連結フラップ33,33を備えている。
前側の頂板31は、前側の端壁11の上縁部に折れ線を介して連設されている。前側の頂板31は、胴部10の上側の開口部の前半分を閉塞している。
前側の頂板31の右前の角部には、右前の傾斜壁15の上縁部に重なる傾斜角部31aが形成されている。傾斜角部31aの先端縁部は、傾斜壁15の上縁部に沿って形成されている。傾斜角部31aの先端部は、傾斜壁15の上縁部よりも外側に突出している。つまり、右前の傾斜壁15の外面の上縁部には、傾斜角部31aの先端部が突出している。
後側の頂板31は、後側の端壁11の上縁部に折れ線を介して連設されている。後側の頂板31は、胴部10の上側の開口部の後半分を閉塞している。
後側の頂板31の左後の角部には、前側の頂板31と同様に、傾斜角部31aが形成されている。この傾斜角部31aの先端部は、左後の傾斜壁15の上縁部よりも外側に突出している。
前側の頂板31の後縁部には、前側の取っ手板32が折れ線を介して連設され、後側の頂板31の前縁部には、後側の取っ手板32が折れ線を介して連設されている。取っ手板32は、頂板31に対して垂直に立ち上げられている。取っ手板32の下部の中央部には、手掛け穴34が形成されている。
前後の取っ手板32,32は、前後に重ねられており、前後の手掛け穴34,34が連通している。両取っ手板32,32は、包装箱1を持ち運ぶときに、両手掛け穴34,34に指を通して把持するための取っ手である。
取っ手板32の左右の側部には、上方に向けて突出した係合部32b,32bが形成されている。
左右の連結フラップ33,33は、それぞれ左右の側壁12,12の上縁部に折れ線を介して連設されている。連結フラップ33は、側壁12の上縁部から上方に向けて延びている。連結フラップ33には、上下方向に延びている差込穴33aが形成されている(図2参照)。
連結フラップ33を側壁12に対して内側に向けて傾斜させて、両取っ手板32,32の係合部32b,32bを、連結フラップ33の差込穴33aに差し込むことで、両取っ手板32,32が前後に重ねられた状態に固定されている。
これにより、前後の頂板31,31が閉じられた状態に固定されており、両頂板31,31によって胴部10の上側の開口部が閉塞されている。
本実施形態の包装箱1において、傾斜壁15の上下方向の中間部には、穴部16が貫通している。穴部16は、左右方向に延びている長方形の貫通穴であり、傾斜壁15の両側縁部に亘って形成されている。
穴部16は、図3に示すように、胴部10内に収容した容器Pの突出部(開口縁部)の角部P1を差し込み可能である。
右前の傾斜壁15の穴部16には、胴部10の内部空間の右半分の領域に収容した容器Pの突出部の右前の角部P1が差し込まれる。左後の傾斜壁15の穴部16には、胴部10の内部空間の左半分の領域に収容した容器Pの突出部の左後の角部P1が差し込まれる。
傾斜壁15における穴部16の上下方向の位置は限定されるものではなく、胴部10内に収容した容器Pの突出部の角部P1の高さに合わせて設定される。
以上のような包装箱1では、図3に示すように、内部に収容した容器Pの突出部の角部P1を傾斜壁15の穴部16に差し込むことで、容器Pが胴部10に保持される。これにより、搬送時に包装箱1が振動した場合でも、包装箱1内の容器Pを安定させることができる。特に、容器Pの上下方向への移動を効果的に抑えることができる。
したがって、本実施形態の包装箱1では、内部に収容した容器P内に詰めた青果物が動くのを抑えることができ、青果物を保護することができる。
なお、本実施形態の包装箱1では、傾斜壁15の穴部16に差し込まれた容器Pの突出部の角部P1が、傾斜壁15の外面よりも外側に突出することになる。本実施形態の包装箱1では、図1に示すように、傾斜壁15の外面よりも頂板31の傾斜角部31aが外側に突出しているため、傾斜壁15の外面に他の部材が近づいたときでも、傾斜角部31aによって容器P(図3参照)を保護することができる。
また、本実施形態の包装箱1では、端壁11と側壁12との間に傾斜壁15を設けることで、包装箱1の上下方向の強度を維持しつつ、胴部10の材料面積を減少させることができる。
本実施形態の包装箱1の胴部10は、四つの角部のうち二つの角部に傾斜壁15,15が設けられた六角形に形成されている(図3参照)。また、胴部10の四つの角部のうち他の二つの角部は直角に形成されている。この構成では、胴部10の全ての角部に傾斜壁15を設けた場合に比べて、空の状態で胴部10の周方向の形状が安定するため、底部20および頂部30を組み立て易い。
また、本実施形態の包装箱1では、端壁11および側壁12の外面に加えて傾斜壁15の外面にも商品情報を印刷できる。これにより、包装箱1を売り場に並べたときに、顧客は前後左右および斜めの方向から商品情報を明確に視認することができるため、包装箱1の内部に収容した商品を有効にアピールすることができる。
本実施形態の包装箱1では、図4に示すように、底部20をアメリカンロック方式によって閉じているため、底部20を簡単かつ確実に組み立てることができ、粘着テープや接着剤を用いなくても、底部20の強度を十分に高めることができる。
本実施形態の包装箱1では、傾斜壁15の下端部15aが、底部20の縁部よりも下方に突出しており、傾斜壁15の下端部の内面側に底部20の縁部が接しているため、端壁11および側壁12に対する傾斜壁15の傾斜角度を保つことができる。また、傾斜壁15が上下方向に大きくなるため、傾斜壁15の強度を高めることができる。
本実施形態の包装箱1では、図1に示すように、頂部30に取っ手を設けることで、多角形の筒状の包装箱1を持ち運び易くなっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態の包装箱1では、図1に示すように、傾斜壁15に四角形の穴部16が開口しているが、穴部16の形状は限定されるものではなく、例えば、穴部16を細長いスリット形状に形成してもよい。また、穴部16を上下方向に大きく形成してもよい。例えば、穴部16を傾斜壁15の下端部から所定の高さまで開口させてもよい。このようにすると、包装箱1の外から穴部16を通じて内容物を見ることができる。
また、穴部16を傾斜壁15の両側縁部に亘って形成することなく、穴部16が傾斜壁15の側縁部から離れていてもよい。
本実施形態の包装箱1では、頂部30に取っ手が設けられているが、頂部30の構成は限定されるものではない。
例えば、図6に示すように、前後の端壁11,11に連設された前後の外フラップ35,35を、左右の側壁12,12に連設された左右の内フラップ36,36の上面に重ねて、両外フラップ35,35の先端縁部を突き合わせてもよい。また、一枚の頂板によって胴部10の上側の開口部を閉塞してもよい。
また、本実施形態の包装箱1では、図1に示すように、胴部10の上側の開口部が頂部30によって閉塞されているが、頂部30に開口部を形成してもよい。また、胴部10の上側の開口部に頂部30を設けることなく、包装箱1をトレイ形状に形成してもよい。
また、本実施形態の包装箱1では、図4に示すように、底部20がアメリカンロック方式によって閉じられているが、底部20の構成は限定されるものではない。例えば、二枚のフラップの先端縁部を突き合わせて底部20を構成してもよい。また、一枚の底板によって胴部10の下側の開口部を閉塞してもよい。
また、包装箱1の端壁11、側壁12および傾斜壁15の幅や高さは限定されるものではない。
また、傾斜壁15の数や傾斜角度も限定されるものではない。例えば、四つの傾斜壁15を胴部10に設けることで、八角形の筒状の胴部10を形成したり、一つの傾斜壁15を胴部10に設けることで、五角形の筒状の胴部10を形成したりすることができる。
また、包装箱1の両端壁11,11、両側壁12,12および各傾斜壁15を同じ幅に形成して、胴部10を正六角形や正八角形の筒状に形成してもよい。
本実施形態の包装箱1は、図3に示すように、開口縁部にフランジ形状の突出部が形成されたトレイ形状の容器Pを二つ並べて収容可能であるが、本発明の包装箱に収容可能な容器の形状や数は限定されるものではなく、例えば、壁体の上部、中間部または下部に突出部が形成された容器を収容するように構成してもよい。
本実施形態の包装箱1は段ボール製であるが、各種公知の板紙によって包装箱1を形成することもできる。
1 包装箱
10 胴部
11 端壁
12 側壁
13 接合片
15 傾斜壁
16 穴部
20 底部
21 前部フラップ
22 後部フラップ
23 側部フラップ
24 側部フラップ
30 頂部
31 頂板
31a 傾斜角部
32 取っ手板
32b 係合部
33 連結フラップ
33a 差込穴
34 手掛け穴
35 外フラップ
36 内フラップ
P 容器
P1 角部
S ブランクシート

Claims (6)

  1. 包装箱であって、
    筒状の胴部と、
    前記胴部の下側の開口部に設けられた底部と、を備え、
    前記胴部は、前後の端壁と、左右の側壁と、少なくとも一つの傾斜壁と、を有し、
    前記傾斜壁は、隣り合う前記端壁と前記側壁との間に形成されており、
    前記傾斜壁に穴部が貫通していることを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1に記載の包装箱であって、
    前記胴部には、側方に突出した突出部が一部に形成された容器を収容可能であり、
    前記傾斜壁の穴部には、前記容器の前記突出部を差し込み可能であることを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1に記載の包装箱であって、
    前記胴部の上側の開口部に設けられた頂板を備え、
    前記頂板には、前記傾斜壁の上縁部に重なる傾斜角部が形成されており、
    前記傾斜角部は、前記傾斜壁の上縁部よりも外側に突出していることを特徴とする包装箱。
  4. 請求項1に記載の包装箱であって、
    前記胴部の上側の開口部に設けられた頂部を備え、
    前記頂部は、
    前記両端壁の上縁部に連設された前後の頂板と、
    前記両頂板に連設され、手掛け穴が形成された前後の取っ手板と、
    前記両側壁の上縁部に連設された左右の連結フラップと、を備え、
    前記両取っ手板は、前記両頂板から立ち上がった状態で前後に重ねられており、
    前記連結フラップに形成された差込穴に前記両取っ手板の側部が差し込まれていることを特徴とする包装箱。
  5. 請求項1に記載の包装箱であって、
    前記底部は、
    前側の前記端壁の下縁部に連設された前部フラップと、
    前記両側壁の下縁部に連設され、前記前部フラップの下面に重ねられた左右の側部フラップと、
    後側の前記端壁の下縁部に連設され、前記両側部フラップの下面に重ねられるとともに、先端部が前記前部フラップの上面側に差し込まれている後部フラップと、を備えていることを特徴とする包装箱。
  6. 請求項1に記載の包装箱であって、
    前記傾斜壁の下端部は、前記底部の縁部よりも下方に突出していることを特徴とする包装箱。
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