JP2024015547A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ページ数超過のジョブが発生したことを監査者に通知する機能を担うサーバーをなくすと、監査者に対してどのジョブがページ数超過のジョブであるかを通知することができなくなってしまう。【解決手段】画像形成装置101は、画像ログを含むジョブログを情報処理装置102の共有フォルダーに保存する。そしてページ数超過のジョブの実行を検出した際に、ステータスとしてページ数超過のジョブの発生を示す内容を記録する(S607)。さらにステータスに基づき、装置の識別情報とページ数超過のジョブの発生を示す情報とを特定できるステータスファイルを、情報処理装置102の共有フォルダーに保存する(S610)。さらに、該画像形成装置101用の情報を管理する情報処理装置の共有フォルダーに、ページ数超過のジョブの識別情報を記録したファイル(設定ファイル)を保存する(S610)。【選択図】図5
Description
本発明は、ジョブを実行する画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
デジタル複合機等の画像形成装置(画像処理装置)は、印刷、コピー、FAX送受信などのジョブの実行を行い、実行したジョブに対して、ジョブ情報(いつ、誰が、どこで、どんなジョブを実行したかを示す情報)と、ジョブに使用された画像データ(以下「ジョブ画像」と呼ぶ)を、保存する機能を有する。
なお、画像形成装置が保存するジョブ画像は、画像形成装置内の処理に適した画像形成装置専用画像フォーマットに変換され、保持される。例えば、印刷ジョブの場合、紙に印字するために最適な画質、速度が実現できるよう、画像形成装置内では印刷専用の画像フォーマットで扱うため、印刷ジョブのジョブ画像は印刷専用の画像フォーマットに変換され保存される。
なお、画像形成装置が保存するジョブ画像は、画像形成装置内の処理に適した画像形成装置専用画像フォーマットに変換され、保持される。例えば、印刷ジョブの場合、紙に印字するために最適な画質、速度が実現できるよう、画像形成装置内では印刷専用の画像フォーマットで扱うため、印刷ジョブのジョブ画像は印刷専用の画像フォーマットに変換され保存される。
画像形成装置は、画像形成装置専用画像フォーマットのジョブ画像と、ジョブ情報を、ジョブ履歴としてジョブ履歴サーバーへ送信する。ジョブ履歴サーバーは、画像形成装置から受信した、画像形成装置専用画像フォーマットをPDFやJPEGなどの汎用フォーマットに変換して、ファイルサーバー等の外部記憶装置へ保存する機能を有する。
監査者は、記憶装置に保存されたジョブ履歴を検索し、一般ユーザーが画像処理装置を適正に利用しているか否かを監査することができる。
監査者は、記憶装置に保存されたジョブ履歴を検索し、一般ユーザーが画像処理装置を適正に利用しているか否かを監査することができる。
特許文献1には、画像形成装置および情報処理装置から構成されるジョブ履歴監査システムが開示されている。画像形成装置は、画像形成装置において不正なジョブが実行されていないか確認するする手段として、ジョブ画像とジョブ情報をジョブ履歴としてジョブ履歴サーバーへ送信し、ジョブ履歴サーバーはジョブ履歴を記憶装置へ保存する。ここで、画像形成装置上で実行されるジョブのページ数が多い場合には、ジョブ履歴サーバーがジョブ履歴として保存するジョブ画像のページ数およびファイルサイズが大きくなり、大容量の記憶装置が必要になる。そのため、1つのジョブでジョブ画像として保存できるページ数に上限を定め、画像形成装置がジョブ画像を送信する際、一定のページ数を超えた場合には、それ以降のページに対するジョブ画像を破棄する。その際、ジョブ履歴サーバーへ、一定のページ数を超えたジョブ(以下「ページ数超過のジョブ」と呼ぶ)が発生したことを通知する。すなわち、全てのページの画像を保存できなかったことを通知する。ページ数超過のジョブが発生した場合、一般ユーザーにより不正なジョブが実行されている可能性もあることから、ジョブ履歴サーバーは、監査者へメールを送信し、通知を行う。この通知により、監査者は、一般ユーザーにより不正なジョブが実行されている可能性があることを知ることができる。
近年、性能の良いCPUやメモリが安価となり、画像形成装置のハードウェア資源も充実してきている。これにより、従来ではジョブ履歴サーバーが行っていた画像形成装置専用画像フォーマットをPDFやJPEGなどの汎用フォーマットに変換する画像変換機能を、画像形成装置が代行することも可能となってきた。このため、従来ではジョブ履歴サーバーが担っていた画像変換機能を画像形成装置で実施してジョブ履歴を外部記憶装置に保存することにより、ジョブ履歴サーバーがない構成でジョブ履歴監査システムが実現できるようになってきた。
しかし、前述のようにページ数超過のジョブが発生したことを監査者に通知する機能を担うジョブ履歴サーバーがなくなることで、監査者に対してどのジョブがページ数超過のジョブであるかを通知することができなくなってしまうといった課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明は、従来のようにページ数超過のジョブが発生したことを監査者に通知する機能を担うサーバーを設けなくても、ページ数超過のジョブの発生を監査者に伝えることができ、ページ数超過のジョブを特定できる仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、ジョブを実行する画像処理装置であって、実行されたジョブについて、属性データ、画像ログデータ、及び、ステータスを記録する記録手段と、外部のストレージサービスに、前記属性データと前記画像ログデータとを保存する保存手段と、有し、画像ログとして残せるページの上限数を超えるページ数のジョブの実行を検出した際に、前記記録手段は、前記ステータスとして前記上限数を超えるページ数のジョブの発生を示す内容を記録し、前記保存手段は、前記ステータスに基づき、前記画像処理装置の識別情報と、前記上限数を超えるページ数のジョブの発生を示す情報とを特定できるステータスファイルを保存し、該画像処理装置用の情報を管理するフォルダーに、前記上限数を超えるページ数のジョブの識別情報を記録したファイルを保存する、ことを特徴とする。
本発明によれば、従来のようにページ数超過のジョブが発生したことを監査者に通知する機能を担うサーバーを設けなくても、ページ数超過のジョブの発生を監査者に伝えることができ、ページ数超過のジョブを特定することが可能となる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成を説明する図である。
本実施形態のシステムでは、本実施形態の画像処理装置である画像形成装置101と、情報処理装置102とがネットワーク100を介して相互通信可能に接続されている。図1の例では、画像形成装置101と情報処理装置102を1台ずつ記載しているのみであるが、複数台の各装置がネットワーク100に接続されていてもよい。また、画像形成装置101、情報処理装置102の各機能は、同一装置上に構成されていてもよい。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成を説明する図である。
本実施形態のシステムでは、本実施形態の画像処理装置である画像形成装置101と、情報処理装置102とがネットワーク100を介して相互通信可能に接続されている。図1の例では、画像形成装置101と情報処理装置102を1台ずつ記載しているのみであるが、複数台の各装置がネットワーク100に接続されていてもよい。また、画像形成装置101、情報処理装置102の各機能は、同一装置上に構成されていてもよい。
画像形成装置101は、スキャン、プリント、コピー、FAX、送信などの機能を有し、ユーザーの操作によりジョブを実行する。また、画像形成装置101は、実行したジョブに関して、ジョブ実行後又はジョブ実行と並行して、ジョブ情報とジョブ画像を生成し、記憶装置に保存するジョブ情報生成機能を有する。なお、ジョブ情報は、いつ、誰が、どこで、どんなジョブを実行したかを示す情報に対応する。また、ジョブ画像は、ジョブに使用された画像データに対応する。
また、画像形成装置101は、前記ジョブ情報生成機能により保存されたジョブ画像を汎用フォーマットに変換し、ジョブ情報と合わせてジョブ履歴として保存する機能を有する。さらに、画像形成装置101は、あらかじめ登録しておいた後述の情報処理装置102へジョブ履歴を送信する。
これらの機能を実現するために、画像形成装置101は、デジタル複合機(MFP:Multi Function Peripheral)であってもよいし、プリンターであってもよい。また、本実施形態では、これらの機能を画像形成装置101の標準機能としているが、画像形成装置101に対しインストール可能な拡張アプリケーションを用いる構成で提供される機能であってもよい。
情報処理装置102は、ファイル共有機能を有するファイルサーバーである。情報処理装置102は、例えば、WebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)やSMB(Server Message Block)のようなファイル共有機能を利用してもよい。また、情報処理装置102に図示しないアプリケーションをインストールすることにより、ファイル共有機能を実現する構成でもよい。なお、情報処理装置102により提供されるファイル共有機能は、クラウドサービスを利用して構築されたストレージサービス等でもよい。
画像形成装置101は、情報処理装置102に対してジョブ履歴を送信し、所定の共有フォルダーに保存する。また、画像形成装置101は、設定値やステータス情報も情報処理装置102に送信し、所定の共有フォルダーに保存する。
ここで、共有フォルダーに保存された設定値やステータスを表示したり、ジョブ履歴を検索したりするような、図示しない外部アプリケーションが、情報処理装置102又は図示しないその他の情報処理装置に存在する構成であってもよい。
ここで、共有フォルダーに保存された設定値やステータスを表示したり、ジョブ履歴を検索したりするような、図示しない外部アプリケーションが、情報処理装置102又は図示しないその他の情報処理装置に存在する構成であってもよい。
ネットワーク100は、画像形成装置101、情報処理装置102を相互に通信可能に接続するための接続回線であり、LAN、WAN、又は、無線通信ネットワークが用いられる。また、ネットワーク100は、インターネットであってもよい。
図2は、画像形成装置101、情報処理装置102のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。本実施形態の画像形成装置や情報処理装置には一般的な情報処理装置のハードウェア構成を適用できる。
CPU201は、各ハードウェアの全体を統括的に制御し、バス200に接続された各部を制御して印刷やスキャン等の各機能を実行する。
ROM202は、データ読出専用のメモリであり、例えば画像形成装置の基本制御プログラムを記憶する。
RAM203は、データの読出/書込が可能なメモリであり、例えばCPU201のワーキングメモリとして用いられる。
ROM202は、データ読出専用のメモリであり、例えば画像形成装置の基本制御プログラムを記憶する。
RAM203は、データの読出/書込が可能なメモリであり、例えばCPU201のワーキングメモリとして用いられる。
記憶装置204は、各プログラムを実行中の一時データや、永続的なデータの記憶領域として用いられる。例えば、記憶装置204は、HDDやSSDが用いられることが多いが、CD、DVD、メモリカードといった、外部メディアを装填してデータの読出/書込が可能な装置であってもよい。
通信装置205は、画像形成装置101、情報処理装置102を、例えば、LANに接続し、装置間でTCP/IPによるデータ通信を可能とする。
通信装置205は、画像形成装置101、情報処理装置102を、例えば、LANに接続し、装置間でTCP/IPによるデータ通信を可能とする。
入力装置206は、ユーザーによる文字やデータの入力操作を受け付けるための操作部である。例えば、キーボード、マウス、ハードキー、タッチパネルである。
表示装置207は、各種画面を表示するための装置であり、例えば液晶ディスプレイやタッチパネルである。ユーザーは、表示装置207に表示されたユーザーインタフェース画面上で、入力装置206を介して指示を行い、画像形成装置101へのジョブ実行指示や設定指示を行う。
なお、画像形成装置101には、その他に、スキャナー装置208、プリンター装置209が、バス200に接続されている。
表示装置207は、各種画面を表示するための装置であり、例えば液晶ディスプレイやタッチパネルである。ユーザーは、表示装置207に表示されたユーザーインタフェース画面上で、入力装置206を介して指示を行い、画像形成装置101へのジョブ実行指示や設定指示を行う。
なお、画像形成装置101には、その他に、スキャナー装置208、プリンター装置209が、バス200に接続されている。
図3は、画像形成装置101のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3に記載のソフトウェア構成は、CPU201が例えばROM202に記憶されているプログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
図3に記載のソフトウェア構成は、CPU201が例えばROM202に記憶されているプログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
設定管理部301は、画像形成装置101の各種機能の実行に関する設定を、設定情報として画像形成装置101のRAM203や記憶装置204等の各記憶装置に格納し、各記憶装置から読み出す。この設定には、例えば、コピー機能を実行するためのコピー設定や、印刷機能を実行するための印刷設定、ネットワーク設定が含まれる。また、ジョブ実行時にジョブ情報やジョブ画像を生成するか否かの設定、ジョブ履歴の送信先となる情報処理装置102のURLやパス、ジョブ履歴の送信スケジュール設定なども、前記設定に含まれる。
さらに、設定管理部301は、ステータス情報を、前記設定情報と合わせて画像形成装置101の各記憶装置で管理、保存する。このステータス情報には、例えば、画像形成装置101が正常稼働しているかどうかや、エラーや警告が発生している場合にはその内容も含まれる。
なお、設定管理部301は、通信部303を介して情報処理装置102へ、設定情報やステータス情報を、定期的に送信する。
さらに、設定管理部301は、ステータス情報を、前記設定情報と合わせて画像形成装置101の各記憶装置で管理、保存する。このステータス情報には、例えば、画像形成装置101が正常稼働しているかどうかや、エラーや警告が発生している場合にはその内容も含まれる。
なお、設定管理部301は、通信部303を介して情報処理装置102へ、設定情報やステータス情報を、定期的に送信する。
ジョブ制御部302は、画像形成装置101の入力装置206で入力された、もしくは、通信部303により受信したジョブ実行要求に基づき、スキャナー装置208、プリンター装置209を制御して各種ジョブを実行する。ジョブ制御部302は、例えば、再印刷可能文書を保存するジョブの場合、図示しないPC(パーソナルコンピュータ)等から通信部303が受信した印刷ジョブを、印刷専用の画像フォーマットに変換し、画像形成装置101の記憶装置204に保存する。ジョブ制御部302は、画像形成装置101の入力装置206を介したユーザー指示により、前記保存した再印刷可能文書を印刷するジョブを実行する。
通信部303は、例えば、図示しない情報処理装置(例えば印刷クライアント機能を有するPC)からの印刷ジョブ及びジョブ実行要求を受信する。
ジョブ情報生成部304は、ジョブ制御部302によるジョブ実行後またはジョブ実行と並行して、ジョブ情報とジョブ画像を生成し、画像形成装置101の記憶装置204に保存する。また、ジョブ情報生成部304は、画像形成装置101の記憶装置204に保存したジョブ画像に対し、画像処理部305を介して画像変換を行い、画像形成装置101の記憶装置204に保存する。さらに、ジョブ情報生成部304は、画像変換を行ったジョブ画像と、ジョブ情報を、通信部303を介してジョブ履歴として情報処理装置102に送信する。
ジョブ情報生成部304は、ジョブ制御部302によるジョブ実行後またはジョブ実行と並行して、ジョブ情報とジョブ画像を生成し、画像形成装置101の記憶装置204に保存する。また、ジョブ情報生成部304は、画像形成装置101の記憶装置204に保存したジョブ画像に対し、画像処理部305を介して画像変換を行い、画像形成装置101の記憶装置204に保存する。さらに、ジョブ情報生成部304は、画像変換を行ったジョブ画像と、ジョブ情報を、通信部303を介してジョブ履歴として情報処理装置102に送信する。
なお、ジョブ情報生成部304は、画像変換の際に、ジョブのページ数を取得し、ページ数超過が発生している(予め定められた1ジョブでジョブ画像として保存できるページ数の上限を超えている)場合、設定管理部301を介してステータス情報を更新する。設定管理部301は、ジョブ情報生成部304を介して、ページ数超過のジョブが発生したことを検知した場合、画像形成装置101の記憶装置204に格納した設定情報やステータス情報を更新する。この場合、設定管理部301は、情報処理装置102へ送信した設定情報やステータス情報も更新する。
画像処理部305は、ジョブ制御部302からの依頼に応じ、ジョブ実行に伴う画像データに対し、画像処理を実行する。また、画像処理部305は、ジョブ情報生成部304からの依頼に応じ、ジョブに使用された画像データであるジョブ画像に対し、画像処理を実行する。ここで、画像処理とは、例えば、画像フォーマット変換や、画像データサイズを小さくするための解像度変換、画質低下処理等に対応する。
ここで、画像形成装置101が情報を出力する情報処理装置102上の共有フォルダーについて説明する。
以下、4台の画像形成装置101が、1台の情報処理装置102の共有フォルダー上に、設定情報、ステータス情報、ジョブ履歴をファイルとして出力する例を用いて説明する。
以下、4台の画像形成装置101が、1台の情報処理装置102の共有フォルダー上に、設定情報、ステータス情報、ジョブ履歴をファイルとして出力する例を用いて説明する。
共有フォルダーへの出力は、画像形成装置101の設定管理部301やジョブ情報生成部304が、通信部303を介して、情報処理装置102の通信部と通信を行い、情報処理装置102の記憶装置204へファイルを保存することで行われる。本実施形態では、ファイルを共有フォルダーに保存する例を示すが、情報処理装置102上に図示しないデータベースが構築されている場合、データベースに情報を格納する構成でもよい。
表1に示す共有フォルダーは、ステータス情報に対応するファイル(以後「ステータスファイル」と呼ぶ)が保存される。なお、ステータスファイルのファイル名を代表的なエラーや警告を示すファイル名とすることにより、Windows(登録商標)ExplorerのようなOS標準機能のファイル管理ソフト等を用いて、ステータス情報を一覧表示できる。これにより、各画像形成装置のステータスを容易に把握可能となる。
表1の例では、各々のシリアル番号がprinter001、printer002、printer003、printer004である4台の画像形成装置が、1つの共有フォルダーに対し、ステータスファイルを保存している。
列番号「411」のステータスファイルは、「printer003」というシリアル番号の画像形成装置で、「InternalError」(内部エラー)が発生していることを示している。
列番号「412」のステータスファイルは、「printer001」というシリアル番号の画像形成装置で、「OverMaxPages」(ページ数超過)の警告が発生していることを示している。
列番号「413」のステータスファイルは、「printer002」というシリアル番号の画像形成装置が正常に稼働できていることを示している。
同様に、列番号「414」のステータスファイルは、「printer004」というシリアル番号の画像形成装置が正常に稼働できていることを示している。
列番号「412」のステータスファイルは、「printer001」というシリアル番号の画像形成装置で、「OverMaxPages」(ページ数超過)の警告が発生していることを示している。
列番号「413」のステータスファイルは、「printer002」というシリアル番号の画像形成装置が正常に稼働できていることを示している。
同様に、列番号「414」のステータスファイルは、「printer004」というシリアル番号の画像形成装置が正常に稼働できていることを示している。
各ファイルの先頭に「1.Error」、「2.Warning」又は「3.Normal」のように接頭句を付与することで、ファイル管理ソフト等によるファイル名でのソートが可能となり、より一覧性を高めることができる。
なお、ステータスファイルは、リンクファイルであってもよい。例えば、ステータスファイルをダブルクリック等すると、画像形成装置101の画面が表示され、より詳細なステータス情報が確認できる構成でもよい。
なお、ステータス情報として、エラーや警告が複数同時に発生する可能性がある。前述の通り、ステータスファイルは、一覧性を重視して代表的なステータスのみをファイル名にするため、別途詳細なステータスの情報(以降「ステータス詳細情報」と呼ぶ)が必要である。ステータス詳細情報は、別途ファイルを用意してもよいし、ステータスファイルの中に記載してもよい。本実施形態では、ステータス詳細情報を、設定情報に対応するファイル(以後「設定ファイル」と呼ぶ)に含める形態を例にして説明する。
表2に示す共有フォルダーには、設定情報に対応するファイル(以後「設定ファイル」と呼ぶ)が保存される。
具体的には、列番号「421」の「Info_printer001.xml」のように、設定ファイル名は、画像形成装置101ごとにシリアル番号をファイル名に指定することで、複数の画像形成装置の設定ファイルが同一フォルダーに配置できる。設定ファイルの内容は、例えば設定管理部301が管理する設定情報やステータス情報が含まれる。設定ファイルは、例えばXMLで記述されており、各設定項目がタグで記述されている。なお、設定ファイルを保存する共有フォルダーを画像形成装置101ごとに設けてもよい。
具体的には、列番号「421」の「Info_printer001.xml」のように、設定ファイル名は、画像形成装置101ごとにシリアル番号をファイル名に指定することで、複数の画像形成装置の設定ファイルが同一フォルダーに配置できる。設定ファイルの内容は、例えば設定管理部301が管理する設定情報やステータス情報が含まれる。設定ファイルは、例えばXMLで記述されており、各設定項目がタグで記述されている。なお、設定ファイルを保存する共有フォルダーを画像形成装置101ごとに設けてもよい。
表3に、設定ファイル421の「Info_printer001.xml」内に記述されたステータス詳細情報の例を示す。設定ファイルにおいて、ステータス詳細情報は、設定ファイルの他の設定項目と同じように、ステータスを示すタグ<Status>を用いて、XMLの要素として記述される。
例えば、表3は、<Status>タグの要素として、「OverMaxPages」(ページ数超過)と「RebootRequired」(再起動が必要)が発生しているステータスを示すステータス詳細情報を確認できる。さらに、「OverMaxPages」(ページ数超過)に関しては、そのさらなる要素(<JobID>タグの要素)として、ページ数超過が発生したジョブのジョブIDが出力されており、これにより、ページ数超過のジョブを特定することができる。ここでは、ジョブIDが「001000」のジョブと、ジョブIDが「002200」のジョブが、ページ数超過が発生したジョブである。
なお、ページ数超過が発生したジョブIDの情報は、削除をしないで蓄積し続けると設定ファイルの読み込みパフォーマンスの低下や、設定ファイルのサイズ肥大化といった問題が発生する。そのため、画像形成装置101が再起動したタイミングや、日付が変わったタイミング等の所定のタイミングで、設定管理部301が、ページ数超過が発生したジョブIDの情報を自動削除することとする。また、ページ数超過が発生したジョブIDの情報を削除するタイミングを設定可能に構成してもよい。
表4に、画像形成装置101が情報処理装置102の共有フォルダー(ジョブ履歴を保存するフォルダー)に出力するジョブ履歴の一例を示す。本実施形態では、ジョブ履歴は複数のファイルで、1つのジョブに対する情報を保持するため、これら複数ファイルを1つのフォルダーにまとめて保存する。
例えば、列番号「441」の「JobInfo.xml」にはジョブ情報が記録されている。これにより、いつ、誰が、どこで、どんなジョブを実行したかを確認することができる。
列番号「442」の「JobImage.pdf」は、ジョブ画像である。本実施形態ではPDFファイルとして複数ページが1ファイルになっているが、ページごとに分割し複数ファイル存在する構成であってもよい。
列番号「443」の「ImageInfo.xml」は、列番号「442」の「JobImage.pdf」に対する情報であり、例えば、ファイル形式、解像度を記録する。
列番号「442」の「JobImage.pdf」は、ジョブ画像である。本実施形態ではPDFファイルとして複数ページが1ファイルになっているが、ページごとに分割し複数ファイル存在する構成であってもよい。
列番号「443」の「ImageInfo.xml」は、列番号「442」の「JobImage.pdf」に対する情報であり、例えば、ファイル形式、解像度を記録する。
列番号「444」の「Complete」は、共有フォルダーに対し、ジョブ履歴ファイル一式の保存が完了したことを示すためのファイルである。例えば、図示しない情報処理装置がジョブ履歴を検索したり、取得したりという操作をする際に、列番号「444」の「Complete」が存在しているジョブ履歴のみを操作対象とすることができる。
なお、図示しない情報処理装置がジョブ履歴を取得後に削除する場合には、画像形成装置101に通知を行い、画像形成装置101が表3に示した設定ファイルから当該ジョブIDの情報を削除するように構成してもよい。
なお、図示しない情報処理装置がジョブ履歴を取得後に削除する場合には、画像形成装置101に通知を行い、画像形成装置101が表3に示した設定ファイルから当該ジョブIDの情報を削除するように構成してもよい。
以下、図4及び図5のフローチャートを用いて説明する。図4及び図5に示すフローチャートの処理は、画像形成装置101のCPU201が例えばROM202に記憶されているプログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
図4は、画像形成装置101でジョブ実行の際に行われる処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、図示しないPCからの印刷ジョブ投入時、もしくは、入力装置206を介したユーザーからのジョブ実行指示があった際に行われる。
S501において、ジョブ制御部302は、図示しないPCからの印刷ジョブ投入または入力装置206を介したユーザーからのジョブ投入を受信する。ジョブ制御部302は、投入されたジョブのジョブ実行後又はジョブ実行と並行して、S502以降の処理を実行する。
S502において、ジョブ制御部302は、上記S501で受信したジョブから、ジョブ画像を取得し、画像形成装置101の記憶装置204に保存する。
次にS503において、ジョブ制御部302は、ジョブ情報生成部304を介して、上記S502で保存したジョブ画像をコピーし、ジョブ履歴用の変換対象画像として画像形成装置101の記憶装置204に保存する。ジョブ画像とジョブ履歴用の変換対象画像は、記憶装置204の別の領域に保存してもよいし、論理コピーという形態であってもよい。
次にS503において、ジョブ制御部302は、ジョブ情報生成部304を介して、上記S502で保存したジョブ画像をコピーし、ジョブ履歴用の変換対象画像として画像形成装置101の記憶装置204に保存する。ジョブ画像とジョブ履歴用の変換対象画像は、記憶装置204の別の領域に保存してもよいし、論理コピーという形態であってもよい。
ジョブ情報は、実行されたジョブ単位で生成される。ジョブ情報には、ジョブを特定可能な情報として、例えば「001000」のようなジョブIDが割り振られる。また、ジョブ情報には、ジョブタイプとしてユーザーが行ったジョブ操作の種類が保存される。表5の例では、ジョブタイプは「プリント」である。
実行日時としてジョブの実行された日時、ページ数としてジョブで使用された文書のページ数「2100」が保存される。文書情報IDには、「Doc0000A」を保存する。「Doc0000A」には、複数ページ分の画像が関連付けられていても良い。
認証設定には、ジョブを実行したユーザー名とパスワードを保存する。その他、ドメイン名や認証方式に関する情報を保存しても構わない。
機器情報には、ジョブを実行した画像形成装置101の情報を保存する。
実行日時としてジョブの実行された日時、ページ数としてジョブで使用された文書のページ数「2100」が保存される。文書情報IDには、「Doc0000A」を保存する。「Doc0000A」には、複数ページ分の画像が関連付けられていても良い。
認証設定には、ジョブを実行したユーザー名とパスワードを保存する。その他、ドメイン名や認証方式に関する情報を保存しても構わない。
機器情報には、ジョブを実行した画像形成装置101の情報を保存する。
次にS505において、ジョブ制御部302は、ジョブが完了した場合に、上記S502で保存したコピー元であるジョブ画像を、記憶装置204から削除する。なお、上記S503で保存したジョブ履歴用の変換対象画像については、削除しない。
図5は、第1実施形態において画像形成装置101のジョブ情報生成部304が行うジョブ履歴の生成処理の一例を示すフローチャートである。具体的には、図4のS503で保存したジョブ履歴用の変換対象画像を、画像形成装置専用画像フォーマットから汎用フォーマットに画像変換し、ジョブ履歴を生成する。ジョブ情報生成部304は、図4に示したジョブ実行が完了したことを、ジョブ制御部302を介して検知し、本処理を実施する。もしくは、ジョブ情報生成部304が本処理を定期的に実行してもよい。
まずS601において、ジョブ情報生成部304は、画像形成装置101の記憶装置204にジョブ情報が存在するか否かを確認する。ジョブ情報は、表5に例示したような内容であり、ジョブ単位で生成される。
ジョブ情報が存在しない場合(S601でYESの場合)、ジョブ情報生成部304は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ジョブ情報が存在する場合(S601でYESの場合)、ジョブ情報生成部304は、S602へ処理を進める。
ジョブ情報が存在しない場合(S601でYESの場合)、ジョブ情報生成部304は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ジョブ情報が存在する場合(S601でYESの場合)、ジョブ情報生成部304は、S602へ処理を進める。
S602において、ジョブ情報生成部304は、上記S601で存在を確認したジョブ情報を取得し、関連するジョブ画像に関する情報を取得する。以下、表5に例示したジョブ情報を取得したものとして各ステップを説明する。表5のジョブ情報の例では、文書情報ID「Doc0000A」が示すジョブ画像乃至画像に関する情報を取得する。画像に関する情報とは、例えば、画像のポインター値や、画像の解像度、画像のカラーモードやフォーマット情報である。
次にS603において、ジョブ情報生成部304は、文書情報ID「Doc0000A」に関連付けられたジョブ画像のうち、未処理のページ(ジョブ履歴用の変換対象画像)があるか否かを確認する。未処理のページ(ジョブ履歴用の変換対象画像)がない場合(S603でNOの場合)、ジョブ情報生成部304は、S611へ処理を移行する。なお、S611以降の処理については後述する。
一方、未処理のページ(ジョブ履歴用の変換対象画像)がある場合(S603でYESの場合)、ジョブ情報生成部304は、S604に処理を移行する。
一方、未処理のページ(ジョブ履歴用の変換対象画像)がある場合(S603でYESの場合)、ジョブ情報生成部304は、S604に処理を移行する。
S604において、ジョブ情報生成部304は、未処理のページ(ジョブ履歴用の変換対象画像)が一定の数を超えたか否かを確認する。一定の数というのはページ数超過と判断する閾値であり、例えば「2000」である(ただし、これに限定されるものではない)。ジョブのページ数はジョブ属性の内容から判断してもよいし、ジョブ画像の数から判断してもよい。
まだ一定の数を超えていない場合(S604でNOの場合)、ジョブ情報生成部304は、S605へ処理を移行する。
まだ一定の数を超えていない場合(S604でNOの場合)、ジョブ情報生成部304は、S605へ処理を移行する。
S605において、ジョブ情報生成部304は、画像処理部305に対して、ページ(ジョブ履歴用の変換対象画像)の画像変換処理を依頼する。依頼時には、例えば、画像データを特定するためのページ番号や、PDF/JPEGなどの変換後の汎用画像フォーマットを指定する。他に、解像度変換を行うための変換後解像度の指定や、OCR処理の有無などを指定してもよい。
次にS606において、ジョブ情報生成部304は、画像処理部305から変換後の画像データを取得し、画像形成装置101の記憶装置204に保存する。S606の処理の後、ジョブ情報生成部304は、S603に処理を戻す。
また、上記S604において、ページが一定の数を超えた場合(S604でYESの場合)、ジョブ情報生成部304は、S607へ処理を移行する。
S607において、ジョブ情報生成部304は、設定管理部301を介して、ステータス情報に、ページ数超過のステータスを設定する。具体的には、画像形成装置101の記憶装置204に保存している設定ファイルに保存してもよいし、設定管理部301が管理するRAM203の保存領域に保存してもよい。また、ステータス情報には、画像形成装置101におけるその他のエラーや警告の有無が含まれでもよい。
S607において、ジョブ情報生成部304は、設定管理部301を介して、ステータス情報に、ページ数超過のステータスを設定する。具体的には、画像形成装置101の記憶装置204に保存している設定ファイルに保存してもよいし、設定管理部301が管理するRAM203の保存領域に保存してもよい。また、ステータス情報には、画像形成装置101におけるその他のエラーや警告の有無が含まれでもよい。
次にS608において、ジョブ情報生成部304は、上記S602で取得したジョブ情報からジョブを特定するための情報を取得する。表5の例ではジョブID「001000」を取得する。
次にS609において、ジョブ情報生成部304は、上記S608で取得したジョブIDをステータス詳細情報に追加し、保存する。具体的には、表3のような設定ファイルの「OverMaxPages」(ページ数超過)の要素として、上記S608で取得したジョブIDを追加し、保存する。
次にS609において、ジョブ情報生成部304は、上記S608で取得したジョブIDをステータス詳細情報に追加し、保存する。具体的には、表3のような設定ファイルの「OverMaxPages」(ページ数超過)の要素として、上記S608で取得したジョブIDを追加し、保存する。
次にS610において、ジョブ情報生成部304は、設定管理部301および通信部303を介して、情報処理装置102の共有フォルダーへ、ステータスファイルと設定ファイルを送信し、保存する。ステータスファイルのファイル名は、例えば表1の列番号「412」に示したステータスファイル名「2.Warning_OverMaxPages_printer001」であり、上記S607で設定したステータスをファイル名にする。設定ファイルの内容は、例えば表3に例示したような内容であり、少なくともページ数超過のジョブ情報を含む。なお、設定ファイルは、画像形成装置101用の情報を管理する情報処理装置102の共有フォルダーに保存する。
なお、S610において送信したステータスファイルや設定ファイルは、図示しない情報処理装置がジョブ履歴に関するステータスを取得する際に、これらのファイルを参照し、情報を得るために利用できる。例えば、表1に例示した共有フォルダーを監視し、ステータスファイルを定期的に確認する。その際、ページ数超過のステータスを含む、何らかのエラーや警告がステータスファイルのファイル名に指定されている場合、表3に示した設定ファイルからステータス詳細情報を取得する。このステータスやステータス詳細情報を基にメール送信等により、監査者へ通知することができる。また、設定ファイルに記載された画像形成装置101の設定情報を基に、図示しない情報処理装置が設定情報を参照する画面を表示装置207に表示してもよい。
S611において、ジョブ情報生成部304は、上記S602で取得したジョブ情報と、上記S606で保存した変換後画像データを関連付けて、ジョブ履歴として画像形成装置101の記憶装置204に保存する。この時、ジョブ情報生成部304は、表4で例示したジョブ画像に対する情報として、列番号「443」の「ImageInfo.xml」を生成する。さらに、ジョブ情報や変換後画像データと一緒に、列番号「443」の「ImageInfo.xml」を同一フォルダーに保存した上で、ジョブ履歴ファイル一式の保存が完了したことを示すためのファイルとして、列番号「444」の「Complete」を生成する。
次にS612において、ジョブ情報生成部304は、画像処理部305に対し、上記S602で取得したジョブ情報に関連付けられたジョブ画像(ジョブ履歴用の変換対象画像)を削除するよう指示を行う。具体的には、ジョブ情報生成部304が文書情報ID「Doc0000A」を画像処理部305に通知し、画像処理部305が文書情報ID「Doc0000A」に対応するジョブ画像(ジョブ履歴用の変換対象画像)を削除する。
次にS613において、ジョブ情報生成部304は、上記S602で取得したジョブ情報を削除する。
次にS613において、ジョブ情報生成部304は、上記S602で取得したジョブ情報を削除する。
図6は、ジョブ情報生成部304がジョブ履歴を情報処理装置102へ送信する送信処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、通常は定期的に自動実行される。または、設定管理部301を介して予め設定された時間になったら実行される。
S701において、ジョブ情報生成部304は、図5のS611で保存したジョブ履歴が画像形成装置101の記憶装置204に存在するか確認する。ジョブ履歴が存在しない場合は、(S701でNOの場合)、ジョブ情報生成部304は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ジョブ履歴が存在する場合(S701でYESの場合)、ジョブ情報生成部304は、S702へ処理を移行する。
一方、ジョブ履歴が存在する場合(S701でYESの場合)、ジョブ情報生成部304は、S702へ処理を移行する。
S702において、ジョブ情報生成部304は、上記S701で存在確認したジョブ履歴を、画像形成装置101の記憶装置204から取得する。例えば、取得するジョブ履歴は、一番古いジョブ実行日時のものを取得する。
次にS703において、ジョブ情報生成部304は、設定管理部301から送信先情報を取得する。送信先情報とは、例えば、図示しない画面でユーザーが設定した情報であり、例えば、WebDAV接続先のURL、ドメイン名、ユーザー名、パスワードである。また、サーバーアプリケーションのアドレスやAPI、SMB共有フォルダーのフォルダーパス、ドメイン名、ユーザー名、パスワードであってもよい。
次にS704におい、ジョブ情報生成部304は、通信部303を介して、上記S703で取得した送信先へ、上記S702で取得したジョブ履歴を送信する。
次にS705において、ジョブ情報生成部304は、上記S704の送信結果を確認する。送信失敗していた場合(S705でNOの場合)、ジョブ情報生成部304は、S701へ移行して送信処理をやり直す。
次にS705において、ジョブ情報生成部304は、上記S704の送信結果を確認する。送信失敗していた場合(S705でNOの場合)、ジョブ情報生成部304は、S701へ移行して送信処理をやり直す。
一方、送信成功していた場合(S705でYESの場合)、ジョブ情報生成部304は、S706に処理を移行する。
S706において、ジョブ情報生成部304は、上記S704で送信したジョブ履歴を記憶装置204から削除する。
S706において、ジョブ情報生成部304は、上記S704で送信したジョブ履歴を記憶装置204から削除する。
第1実施形態の画像処理装置は、画像処理装置用のアプリケーション等により、専用サーバーレスな構成で、画像ログを含むジョブログを任意のファイルサーバー等の外部のストレージサービス(例えばWindowsのファイルサーバーなど)にエクスポートして保存する。そして、画像処理装置は、画像ログとして残せるページの上限数を超えるページ数のジョブの実行を検出した際に、ステータスとして前記上限数を超えるページ数のジョブの発生を示す内容を記録する(S607)。さらに、画像処理装置は、該ステータスに基づき、該画像処理装置の識別情報と、前記上限数を超えるページ数のジョブの発生を示す情報とをファイル名で特定できるステータスファイルを情報処理装置102の共有フォルダーに保存する。さらに、画像処理装置は、情報処理装置102の該画像処理装置用の情報を管理する共有フォルダーに、前記上限数を超えるページ数のジョブの識別情報を記録したファイル(例えば設定ファイル)を保存する。このような構成により、従来のように上限数を超えるページ数のジョブが発生したことを監査者に通知する機能を担う専用サーバーを設けなくても、上限数を超えるページ数のジョブが発生したことを監査者に伝えることができる。さらに、上限数を超えるページ数のジョブを特定することが可能となる。すなわち、画像処理装置で実行されたジョブの画像付きジョブ履歴の生成、管理、および、監査方法を提供できる。特に、一定のページ数を超えたジョブが実行された場合に、監査者へ通知する仕組みを提供できる。また、専用サーバーを設ける必要がないため、メンテナンスコストを低減することもできる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態について図面を用いて説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態との差分のみを説明する。具体的な差分は、図5のS607~S610における処理である。
以下、本発明の第2実施形態について図面を用いて説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態との差分のみを説明する。具体的な差分は、図5のS607~S610における処理である。
図7は、第2実施形態において画像形成装置101のジョブ情報生成部304が行うジョブ履歴の生成処理の一例を示すフローチャートである。以下、図5との差分のみを説明する。
S801~S806は、図5のS601~S606と同じ処理内容であるため、説明を省略する。なお、ジョブ情報生成部304は、S804において、未処理のページ(ジョブ履歴用の変換対象画像)が一定の数を超えたと判断した場合(S804でYESの場合)、S807に処理を進める。
S807において、ジョブ情報生成部304は、ページ数超過ステータスファイルを生成し、記憶装置204に保存する。なお、第2実施形態では、ページ数超過ステータスファイルは、ジョブ単位で生成され、ジョブ履歴情報の一部として扱う。
S807において、ジョブ情報生成部304は、ページ数超過ステータスファイルを生成し、記憶装置204に保存する。なお、第2実施形態では、ページ数超過ステータスファイルは、ジョブ単位で生成され、ジョブ履歴情報の一部として扱う。
表6において、列番号「811」~「813」及び「815」の各ファイルは、表4の列番号「441」~「443」及び「444」と同じであるので、説明は省略する。
第2実施形態では、第1実施形態において表4に示したジョブ履歴(列番号「811」~「813」及び「815」)に加え、列番号「814」の「OverMaxPages」を、ページ数超過ステータスファイルとしてジョブ履歴に含めて保存する。
例えば、図示しない情報処理装置がジョブ履歴を検索したり、取得したりという操作をする際に、「OverMaxPages」が存在しているジョブ履歴を検知し、監査者にメール送信等で通知を行うことができる。
第2実施形態では、第1実施形態において表4に示したジョブ履歴(列番号「811」~「813」及び「815」)に加え、列番号「814」の「OverMaxPages」を、ページ数超過ステータスファイルとしてジョブ履歴に含めて保存する。
例えば、図示しない情報処理装置がジョブ履歴を検索したり、取得したりという操作をする際に、「OverMaxPages」が存在しているジョブ履歴を検知し、監査者にメール送信等で通知を行うことができる。
なお、ページ数超過ステータスファイルは、例えば0バイトの空ファイルであってもよいし、ジョブ用ステータスファイルとして、複数のジョブに関するステータスを記録してもよい。
S808~S810は、図5のS611~S613と同じ処理内容であるため、説明を省略する。
S808~S810は、図5のS611~S613と同じ処理内容であるため、説明を省略する。
なお、上述の例では、ページ数超過ステータスファイルとして、列番号「814」の「OverMaxPages」を共有フォルダーに配置している。しかし、例えば、ページ数超過ステータスの情報を、ジョブ情報を含む列番号「811」の「JobInfo.xml」の内容に含める形態であってもよい。
また、図7のS804とS807の間に、「ジョブ情報生成部304が、設定管理部301を介して、ステータス情報に、ページ数超過のステータスを設定する工程(図5のS607に対応する工程)」と、「ジョブ情報生成部304が、通信部303を介して、情報処理装置102の共有フォルダーへ、ステータスファイルを送信し、保存する工程」と、を設けてもよい。これにより、第2実施形態においても、「2.Warning_OverMaxPages_printer001」のようなステータスファイルを情報処理装置102の共有フォルダーに保存することができる。
以上示したように、第2実施形態の画像処理装置は、画像ログとして残せるページの上限数を超えるページ数のジョブの実行を検出した場合に、情報処理装置102の共有フォルダーに、ジョブの属性データと、画像ログデータと、前記上限数を超えるページ数のジョブであることを示す情報を特定できるページ数超過ステータスファイルとを保存する。このような構成により、第1実施形態と同様の効果を奏する。
以上のように、画像処理装置で実行されたジョブの画像付きジョブ履歴の生成、管理、および、監査方法を提供できる。特に、一定のページ数を超えたジョブが実行された場合に、監査者へ通知する仕組みを提供できる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
Claims (11)
- ジョブを実行する画像処理装置であって、
実行されたジョブについて、属性データ、画像ログデータ、及び、ステータスを記録する記録手段と、
外部のストレージサービスに、前記属性データと前記画像ログデータとを保存する保存手段と、有し、
画像ログとして残せるページの上限数を超えるページ数のジョブの実行を検出した際に、前記記録手段は、前記ステータスとして前記上限数を超えるページ数のジョブの発生を示す内容を記録し、前記保存手段は、前記ステータスに基づき、前記画像処理装置の識別情報と、前記上限数を超えるページ数のジョブの発生を示す情報とを特定できるステータスファイルを保存し、該画像処理装置用の情報を管理するフォルダーに、前記上限数を超えるページ数のジョブの識別情報を記録したファイルを保存する、ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記ステータスファイルは、ファイル名に、前記画像処理装置の識別情報と、前記上限数を超えるページ数のジョブの発生を示す情報とを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記保存手段は、所定のタイミングで、前記上限数を超えるページ数のジョブの識別情報を記録したファイルから、前記上限数を超えるページ数のジョブの識別情報の記録を削除する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記所定のタイミングは、前記画像処理装置を再起動したタイミング、日付が変わったタイミング、又は、予め設定されたタイミングである、ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記上限数を超えるページ数のジョブの識別情報を記録したファイルは、前記画像処理装置の設定情報を記録した設定ファイル、又は、前記ステータスファイルである、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- ジョブを実行する画像処理装置であって、
実行されたジョブについて、属性データ、画像ログデータ、及び、ステータスを記録する記録手段と、
外部のストレージサービスに、前記属性データと前記画像ログデータとを保存する保存手段と、有し、
前記保存手段は、画像ログとして残せるページの上限数を超えるページ数のジョブの実行を検出した場合、前記属性データと、前記画像ログデータと、前記上限数を超えるページ数のジョブであることを示す情報を特定できるステータスファイルとを保存する、ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記ステータスファイルは、ファイル名に、前記上限数を超えるページ数のジョブの発生を示す情報とを含む、ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
- 前記保存手段により前記属性データと前記画像ログデータの保存に成功した場合、前記記録手段から前記属性データと前記画像ログデータを削除することを特徴とする請求項1又は6に記載の画像処理装置。
- ジョブを実行する画像処理装置の制御方法であって、
実行されたジョブについて、属性データ、画像ログデータ、及び、ステータスを記録手段に記録する記録ステップと、
外部のストレージサービスに、前記属性データと前記画像ログデータとを保存する保存ステップと、を有し、
画像ログとして残せるページの上限数を超えるページ数のジョブの実行を検出した場合には、前記記録ステップにおいて、前記ステータスとして前記上限数を超えるページ数のジョブの発生を示す内容を記録し、前記保存ステップにおいて、前記ステータスに基づき、前記画像処理装置の識別情報と、前記上限数を超えるページ数のジョブの発生を示す情報とを特定できるステータスファイルを保存し、前記外部のストレージサービスの該画像処理装置用の情報を管理するフォルダーに、前記上限数を超えるページ数のジョブの識別情報を記録したファイルを保存する、ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - ジョブを実行する画像処理装置の制御方法であって、
実行されたジョブについて、属性データ、画像ログデータ、及び、ステータスを記録手段に記録する記録ステップと、
外部のストレージサービスに、前記属性データと前記画像ログデータとを保存する保存ステップと、を有し、
前記保存ステップでは、画像ログとして残せるページの上限数を超えるページ数のジョブの実行を検出した場合、前記属性データと、前記画像ログデータと、前記上限数を超えるページ数のジョブであることを示す情報を特定できるファイルとを保存する、ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - コンピュータに、請求項9又は10に記載の画像処理装置の制御方法を実行させるためのプログラム。
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