JP2021027441A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】情報漏洩のリスクが低い行為に対応するジョブのログを取得しないようにすること。その結果、ジョブ履歴監査システムにおける情報漏洩の防止や抑止のための監査機能を保ちつつ、ログの送信に係るネットワーク負荷やログの保存に係るストレージ容量をより削減すること。【解決手段】画像形成装置102の設定管理部301は、画面500から、すべてのジョブのログを取得する第1設定(「すべてのジョブのジョブ履歴を取得する」設定)、又は、所定の設定を含む一部のジョブのログは取得しない第2設定(「情報漏洩のリスクが高いジョブに対してのみジョブ履歴を取得する」設定)の指定を受け付ける。また、前記第2設定が指定され、さらにボタン503が押下された場合に、画面510を表示し、前記第2設定においてログを取得しないジョブを特定するための詳細な設定の指定(511〜523)を受け付ける。【選択図】図5
Description
本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラムに関する。
従来、デジタル複合機等の画像処理装置で、印刷、コピー、ファクシミリ送受信などのジョブを実行する際に、ジョブの実行履歴(以下「ジョブ履歴」)をサーバー(以下「処理サーバー」)に送信し、データベースに保存するジョブ履歴監査システムがある。ジョブ履歴監査システムでは、前記データベースに保存されたジョブ履歴に基づき、過去に実行されたジョブの内容を参照等して監査を行うことができる。なお、ジョブ履歴には、ジョブの実行時に使用した画像データを含めることができる。
従来のジョブ履歴監査システムでは、例えば社員が社内の機密情報を持ち出すことによる情報漏洩が発生した際、その社員を特定するため、画像形成装置で実行された全てのジョブに対するジョブ履歴を、漏れなく保存している。特に、画像データを含むジョブ履歴は、データ量が大きく、ネットワークの通信量や、大容量のストレージを必要とする。
特許文献1では、画像形成装置で実行したジョブに関わる処理内容(ジョブ履歴)を処理サーバーに送信した後、所定の条件に一致する場合にのみ、画像データを送信することで、ネットワーク負荷やストレージ容量削減を実現している。所定の条件とは、例えば、(1)利用者名が「不明」であること、(2)処理の指示を受けた日時が予め定めた条件を満足すること、(3)処理の種別が「コピー処理」であること、などがあげられる。
特許文献1では、条件が一致した一部のジョブでしかジョブの画像データを処理サーバーに送信していないことでネットワーク負荷削減やストレージ容量削減を実現しているが、全ての処理内容をジョブ履歴として処理サーバーに送信している。
近年情報機器が職場でも多く用いられるようになり、情報機器間のデータのやり取りが増えていることに伴い、よりネットワーク負荷削減やストレージ容量削減を実現することが求められている。しかし、特許文献1のような従来の技術では、さらなるネットワーク負荷削減やストレージ容量削減は望めないといった課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、情報漏洩のリスクが低い行為に対応するジョブのログ取得を抑え、ログの送信に係るネットワーク負荷やログの保存に係るストレージ容量をより削減することができる仕組みを提供することである。
本発明は、すべてのジョブのログを取得する第1設定、又は、所定の設定を含む一部のジョブのログは取得しない第2設定を指定する設定手段と、前記第2設定が指定され、さらに該第2設定においてログを取得しないジョブを特定するための詳細な設定に進む操作がされた場合に、前記詳細な設定の指定を受け付ける画面を表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、情報漏洩のリスクが低い行為に対応するジョブのログ取得を抑えることができる。その結果、ジョブ履歴監査システムにおける情報漏洩の防止や抑止のための監査機能を保ちつつ、ログの送信に係るネットワーク負荷やログの保存に係るストレージ容量をより削減することが可能となる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るジョブ履歴監査システムの全体構成の一例を示す図である。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るジョブ履歴監査システムの全体構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のジョブ履歴監査システムでは、ネットワーク100に、PC101、画像形成装置102、処理サーバー103がそれぞれ接続されて、相互通信が可能である。図1の例では、PC101、画像形成装置102、処理サーバー103の各装置をそれぞれ1台ずつ記載しているが、複数台の各装置がネットワーク100に接続されていてもよい。また、PC101、画像形成装置102、処理サーバー103の各機能が同一装置上に構成されてもよい。
PC101は、画像形成装置102が実行するための印刷ジョブをプリンタードライバーにより生成して画像形成装置102へ送信する。また、PC101は、ファクシミリ送信ジョブをFAXドライバーにより生成して画像形成装置102へ送信する。PC101は、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、スマートフォン等の汎用的な情報処理装置である。
画像形成装置102は、スキャン、プリント、コピー、FAX(ファクシミリ)、送信などの機能を有する画像処理装置であり、ユーザーの操作によりジョブを実行する。また、画像形成装置102は、実行したジョブに関して、ジョブ実行後、又は、ジョブ実行と並行してジョブ履歴(ログ)を生成し、記憶装置に保存するジョブ履歴記録機能を有する。
また、画像形成装置102は、ジョブ履歴記録機能により保存されたジョブ履歴を処理サーバー103へ送信するジョブ履歴送信機能を有する。
また、画像形成装置102は、ジョブ履歴記録機能により保存されたジョブ履歴を処理サーバー103へ送信するジョブ履歴送信機能を有する。
また、画像形成装置102は、スキャン原稿や印刷原稿などのジョブに使用されたデータを記憶装置(図2の記憶装置204)に保存する機能を備える。さらに、画像形成装置102は、この記憶装置のフォルダを例えば、WebDAVやSMB等により、外部公開する機能を備える。なお、WebDAVは、Web-based Distributed Authoring and Versioning、SMBはServer Message Blockの略である。
これらの機能を実現する画像形成装置102は、デジタル複合機(MFP:Multi Function Peripheral)であってもよい。
これらの機能を実現する画像形成装置102は、デジタル複合機(MFP:Multi Function Peripheral)であってもよい。
処理サーバー103は、上述したジョブ履歴送信機能により画像形成装置102が送信したジョブ履歴を受信する。処理サーバー103は、受信したジョブ履歴に対して、データ処理を施し、該データ処理したジョブ履歴をデータベースに送信したり、所定のフォルダに保存する。データベースは、処理サーバー103に構築してもよいし、図示しない別の筐体等に構築してもよい。ここでデータ処理とは、画像データに対して、OCR(Optical Character Recognition)処理を行ってテキスト情報を抽出したり、画像データの解像度やファイルフォーマットを変換したりする処理である。データ処理によって得られたテキスト情報は、ジョブ履歴と紐付けられてデータベースに保存され、ジョブ履歴の検索に利用される。また、データ処理によって得られたテキスト情報を、所定のフォルダにファイルとして保存してもよい。
処理サーバー103は、汎用的な情報処理装置で構成可能である。処理サーバー103は、1台のコンピュータにより実現されるものであっても、複数のコンピュータにより実現されるものであってもよい。例えば、処理サーバー103は、クラウドサービス等を利用して実現される構成であってもよい。
ネットワーク100は、PC101、画像形成装置102、処理サーバー103を相互に通信可能に接続するための接続回線であり、LANやWAN又は無線通信ネットワーク等が用いられる。
図2は、画像形成装置102のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。画像形成装置102には一般的な画像形成装置のハードウェア構成を適用できる。
CPU201は、ROM202に格納されたプログラムを実行することにより画像形成装置102全体を統括的に制御し、バス200に接続された各部を制御して印刷やFAX送信等の各機能を実行する。ROM202は例えばフラッシュROMで構成され、画像形成装置の基本制御プログラム等を記憶する。RAM203は、データの読出/書込が可能なメモリであり、例えばCPU201のワーキングメモリとして用いられる。
記憶装置204は、各プログラムを実行中の一時データや、永続的なデータの記憶領域として用いられる。例えば、記憶装置204は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)を備え、さらにCD、DVD、USBメモリ、メモリカードといった外部メディアを装填してデータの読出/書込が可能な装置も備える。
通信装置205は、PC101、画像形成装置102、処理サーバー103をLANに接続し、装置間でTCP/IPによるデータ通信を可能とする。
通信装置205は、PC101、画像形成装置102、処理サーバー103をLANに接続し、装置間でTCP/IPによるデータ通信を可能とする。
入力装置206は、ユーザーによる文字やデータの入力操作を受け付けるための操作部である。入力装置206は、例えば、キーボード、マウス、ハードキー、タッチパネルである。表示装置207は、各種画面を表示するための装置であり、例えば液晶ディスプレイやタッチパネルである。ユーザーは、表示装置207に表示されたユーザーインタフェース画面上で、入力装置206を介して指示を行い、画像形成装置102へのジョブ実行指示や、処理サーバー103の設定指示を行う。
画像形成装置102には、上記各部の他に、スキャナー装置208、プリンター装置209、FAX装置210が備えられ、これら各部がバス200に接続されている。
画像形成装置102には、上記各部の他に、スキャナー装置208、プリンター装置209、FAX装置210が備えられ、これら各部がバス200に接続されている。
なお、PC101、処理サーバー103のハードウェア構成は、図2の構成から、スキャナー装置208、プリンター装置209、FAX装置210を除いた構成と同様のもので実現可能である。また、処理サーバー103の場合、入力装置206、表示装置207についても備えていなくてもよい。
図3は、画像形成装置102のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3に記載のソフトウェア構成は、画像形成装置102のCPU201が例えばROM202に記憶されているプログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
図3に記載のソフトウェア構成は、画像形成装置102のCPU201が例えばROM202に記憶されているプログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
設定管理部301は、画像形成装置102の各種機能の実行に関する設定をRAM203、記憶装置204等の各記憶部に格納し、各記憶部から読み出す。この設定には、例えば、コピー機能を実行するためのコピー設定や、印刷機能を実行するための印刷設定が含まれる。また、この設定には、ジョブ履歴の保存先となる処理サーバー103のアクセス情報や、ジョブ履歴の送信スケジュール等の情報の設定が含まれる。さらに、この設定には、画像形成装置102自身の動作モードに関する設定などが含まれる。この動作モードに関する設定には、例えば、ジョブ実行時にジョブ履歴を生成するか否かの設定、また図5で後述するような、どのジョブの場合にジョブ履歴を生成するかの設定などが含まれる。
通信部303は、PC101や処理サーバー103との各種データの送受信処理を行う。通信部303は、例えば、ジョブ履歴生成部305で生成されたジョブ履歴を処理サーバー103に送信する。また、通信部303は、PC101からジョブ及びジョブ実行要求を受信する。
ジョブ制御部304は、入力装置206で入力された、もしくは、通信部303により受信したジョブ実行要求に基づき、スキャナー装置208、プリンター装置209、FAX装置210を制御して、各種ジョブを実行する。例えば、留め置き印刷ジョブの場合、PC101から通信部303が受信した印刷ジョブを、一時的に記憶装置204に留め置き、画像形成装置102の入力装置206を介したユーザー指示により留め置いた印刷ジョブの出力を実行する。
ジョブ履歴生成部305は、ジョブ制御部304のジョブ実行後又はジョブ実行と並行して、ジョブ履歴を生成する(ジョブのログを取得する)。ジョブ履歴生成部305は、画像処理部306に、ジョブ履歴に含まれる画像データに対する画像処理の実行依頼を行う。
画像処理部306は、ジョブ履歴生成部305からの依頼に応じ、ジョブ履歴に含まれる画像データに対し、画像処理を実行する。画像処理は、画像データサイズを小さくするための解像度変換や画質低下や画像フォーマット変換等である。
ジョブ履歴管理部302は、ジョブ履歴生成部305により生成されたジョブ履歴を、生成した順にキューに溜めて記憶装置204に保存する。さらに、ジョブ履歴管理部302は、記憶装置204に保存されたジョブ履歴を、通信部303を介して処理サーバー103に送信する。また、ジョブ履歴管理部302は、処理サーバー103への送信が完了したジョブ履歴について記憶装置204から削除する。
図4は、画像形成装置102のジョブ履歴生成部305が生成し、ジョブ履歴管理部302が処理サーバー103に送信するジョブ履歴の一例を示す図である。
図4に示すように、ジョブ履歴400は、ジョブの実行に付随する属性情報401と、ジョブの実行対象のコンテンツ情報411を含む。
図4に示すように、ジョブ履歴400は、ジョブの実行に付随する属性情報401と、ジョブの実行対象のコンテンツ情報411を含む。
例えば、属性情報401は、ジョブ履歴ID402、ジョブ種別403、ジョブ実行ユーザー名404、ジョブ実行コンピュータ名405の情報を含む。さらに、属性情報401は、ジョブ開始時刻406、ジョブ実行機器407、ページ数408、データ保存場所409、ジョブ実行結果410の情報等を含む。
ジョブ履歴ID402は、本ジョブ履歴を識別するための識別情報である。ジョブ種別403は、本ジョブ履歴IDに対応するジョブの種別を表し、例えばコピーやプリント(印刷)等である。ジョブ実行ユーザー名404は、本ジョブ履歴IDに対応するジョブの実行を指示したユーザーを示す名称である。例えば、コピーの場合には、ジョブ実行ユーザー名404は、画像形成装置102へログインしたユーザー名である。また、PCからの印刷ジョブの場合には、ジョブ実行ユーザー名404は、PCのログインユーザー名または画像形成装置102へログインしたユーザー名である。
ジョブ実行コンピュータ名405は、本ジョブ履歴IDに対応するPCからの印刷ジョブの場合に、PCのコンピュータ名(ホスト名)、または、IPアドレスを表す。また、コピージョブの場合など、PCからの指示を伴わないジョブの場合には、ジョブ実行コンピュータ名405は、値は空となる。
ジョブ開始時刻406は、本ジョブ履歴IDに対応するジョブの実行を開始した年月日及び時刻を表す。ジョブ開始時刻406は、例えば、画像形成装置102が外部から印刷ジョブを受信した際の時刻である。
ジョブ実行機器407は、本ジョブ履歴IDに対応するジョブを実行した機器の名称を表し、ここでは「プリンター02」(画像形成装置102に対応する)を表す。上述したように、ジョブ履歴400は、処理サーバー103に送信される。その結果、処理サーバー103は、ネットワーク100に接続された複数の画像形成装置102からジョブ履歴を受信して管理することになる。その際に、処理サーバー103は、ジョブ実行機器407の情報を利用して、各画像形成装置のジョブ履歴を管理することができる。
ページ数408は、本ジョブ履歴IDに対応するジョブの実行対象のページ数を表す。ページ数408は、画像の所定単位に応じた論理的なページ数であってもよいし、記録媒体に基づく物理的なページ数であってもよい。
データ保存場所409は、本ジョブ履歴IDに対応するジョブが画像形成装置102の記憶装置204に保存しているデータを使用する場合の保存パスとファイル名を表す。または、データ保存場所409は、本ジョブ履歴IDに対応するジョブが画像形成装置102の記憶装置204にデータを保存する場合の、保存パスとファイル名を表す。データ保存場所409には、例えば「\folder1\abc.pdf」のような情報が入るが、図4に例示したジョブ履歴はPCからの印刷ジョブのジョブ履歴の例であり、保存データを使用していないため、空となっている。
ジョブ実行結果410は、本ジョブ履歴IDに対応するジョブの実行結果を表す。
ジョブ実行結果410は、本ジョブ履歴IDに対応するジョブの実行結果を表す。
コンテンツ情報411は、本ジョブ履歴IDに対応するジョブの実行対象の画像データ412や、テキストデータ413についての情報を含む。情報とは、例えば、画像データやテキストデータの記憶装置204内の記憶位置である。また、コンテンツ情報411は、属性情報で表されるページ数分のコンテンツ情報を含む。なお、テキストデータ413については、画像処理部306が生成してもよいし、処理サーバー103が図示しない画像処理を行うことによって、生成してもよい。
図4に例示するジョブ履歴400は、2019年5月31日12時09分に、「UserA」というユーザーが、「PC−01」というPCから、「プリンター02」により3ページからなる文書を印刷するジョブを実行したことを示している。そして、その実行結果が成功(印刷成功)したことを示している。
また、図4に示すジョブ履歴は、1つのジョブに対して1つではなく、複数のジョブ履歴が対応する場合もある。例えば、スキャンして送信のジョブの場合、スキャンジョブと送信ジョブから構成されるが、スキャンジョブと送信ジョブでそれぞれジョブ履歴を生成することも可能である。このような場合には、例えば、同じジョブに対応するジョブ履歴を共通のジョブ履歴IDとしてもよいし、ジョブ履歴IDに付加されたサブ番号等で同じジョブに対応することを示すようにしてもよい。
以下、上述のようなジョブ履歴監査システムにおいて、ネットワーク負荷やストレージ容量の削減の可能性について考える。
まず、留め置き印刷ジョブに関するジョブ履歴について考える。留め置き印刷ジョブとは、印刷物の放置防止を目的とした機能であり、入稿のジョブと、印刷のジョブからなる。留め置き印刷ジョブの実行は、ユーザーが印刷クライアントPCから、プリンタードライバーを用いて、画像形成装置102のキューに印刷ジョブを一旦保存する(入稿のジョブに対応)。なお、入稿のジョブは、外部公開されていないフォルダ等の情報漏洩の心配のないフォルダに保存されるものとする。その後、ユーザーは、画像形成装置102本体に付随した入力装置を用いてユーザー認証を行った後で、入稿した印刷ジョブを実行指示することで印刷を行う(印刷のジョブ)。留め置き印刷ジョブの場合、1回目の入稿時に印刷設定を間違えてしまい、入稿をやり直した場合(2回目の入稿を行った場合)には、1回目の入稿データのように実際には実行されずにキャンセルされるジョブ(入稿のジョブ)も存在する。入稿のジョブの場合、キャンセルされたジョブは印刷が実行されず、情報漏洩しないため、ジョブ履歴を必要としない。
まず、留め置き印刷ジョブに関するジョブ履歴について考える。留め置き印刷ジョブとは、印刷物の放置防止を目的とした機能であり、入稿のジョブと、印刷のジョブからなる。留め置き印刷ジョブの実行は、ユーザーが印刷クライアントPCから、プリンタードライバーを用いて、画像形成装置102のキューに印刷ジョブを一旦保存する(入稿のジョブに対応)。なお、入稿のジョブは、外部公開されていないフォルダ等の情報漏洩の心配のないフォルダに保存されるものとする。その後、ユーザーは、画像形成装置102本体に付随した入力装置を用いてユーザー認証を行った後で、入稿した印刷ジョブを実行指示することで印刷を行う(印刷のジョブ)。留め置き印刷ジョブの場合、1回目の入稿時に印刷設定を間違えてしまい、入稿をやり直した場合(2回目の入稿を行った場合)には、1回目の入稿データのように実際には実行されずにキャンセルされるジョブ(入稿のジョブ)も存在する。入稿のジョブの場合、キャンセルされたジョブは印刷が実行されず、情報漏洩しないため、ジョブ履歴を必要としない。
また、画像形成装置102においてFAX送信を行う場合にも、FAX送信データの記録を残すために、FAX送信と同時に、画像形成装置102内にFAX送信データを文書として一定期間保存しておくことができる。このような場合、FAX送信のジョブ履歴を取得しておけば、画像形成装置内に保存した文書が外部装置から参照できない場合に限り、データ保存の際のジョブ履歴は必要ない。
さらに、情報漏洩のリスクが低い特定の信頼できる宛先への送信ジョブに関しても、ジョブ履歴を必要としないケースがある。具体的には、PC側に文書管理システムやPC監査システムが導入されており、PCの仕組みとしてジョブ履歴を取得することが可能なPCが送信ジョブの宛先となっている場合である。また、社内へのFAX番号をFAX送信宛先に指定したFAX送信の場合も、信頼できる宛先へのFAX送信であるため、ジョブ履歴を必要としない。
以上に例示したように、情報漏洩のリスクが低い行為に対するジョブ履歴の取得を行わないことによって、より多くのネットワーク負荷削減やストレージ容量削減を実現可能となる。上記のものは、情報漏洩のリスクが低い行為に対するジョブの一例であり、これに限定されるものではない。
本実施形態では、例えば、以下図5に示すような設定画面から、情報漏洩のリスクが低い行為に対するジョブ履歴の取得を行わないことを詳細に設定することで、ネットワーク負荷削減やストレージ容量削減を実現する。
図5は、画像形成装置102の設定管理部301が管理する設定の設定画面の一例を示す図である。図5に示す設定画面では、本実施形態に関わるジョブ履歴設定に関してのみ説明を行うが、図示しない設定画面において、ジョブ履歴の保存先となる処理サーバー103のアクセス情報や、ジョブ履歴の送信スケジュール等を指定可能である。さらに、コピー設定や印刷設定も、図示しない設定画面において指定可能である。
図5に示す画面500及び画面510は、設定管理部301により画像形成装置102の表示装置207に表示制御される。
画面500の例では、ドロップダウン501において、「情報漏洩のリスクが高いジョブに対してのみジョブ履歴を取得する」又は「すべてのジョブのジョブ履歴を取得する」を指定する。後者の「すべてのジョブのジョブ履歴を取得する」が指定された場合、ジョブ履歴生成部305は、すべてのジョブのジョブ履歴を取得する。
また、前者の「情報漏洩のリスクが高いジョブのみジョブ履歴を取得する」を指定した場合には、設定管理部301が、具体的な設定状況をテキストエリア502に表示する。この場合、さらに、ボタン503を押下することにより、設定管理部301が画面510を表示し、より詳細なジョブ履歴を生成する(又は生成しない)条件の指定を受付可能にする。
画面510において、チェックボックス511にチェックが入ることは、スキャンジョブに関わるジョブ履歴を生成(取得)することを表す。なお、チェックボックス511にチェックが入ると、チェックボックス512へのチェックが可能となる。さらに、チェックボックス512にチェックが入ることは、スキャンしたデータを外部メディアに保存する場合のみ、スキャンジョブに関わるジョブ履歴を生成することを表す。すなわち、チェックボックス512にチェックが入ることは、スキャンしたデータを外部メディア以外の記憶領域(例えば画像形成装置102のHDD等)に保存する場合には、スキャンジョブに関わるジョブ履歴を生成しないことを表す。
また、チェックボックス513にチェックが入ることは、データ(スキャン画像も含まれる)を画像形成装置102内のフォルダに保存する際に(すなわちフォルダ保存ジョブを実行する際に)、ジョブ履歴を生成することを表す。なお、チェックボックス513にチェックが入ると、チェックボックス514、515へのチェックが可能となる。
さらに、チェックボックス514にチェックが入ることは、保存先フォルダが、例えばWebDAVやSMBにより外部公開されている場合のみ、フォルダ保存ジョブのジョブ履歴を生成することを表す。すなわち、チェックボックス514にチェックが入ることは、保存先フォルダが外部公開されていない場合には、フォルダ保存ジョブを行う際にジョブ履歴を生成しないことを表す。これは外部公開されていない画像処理装置(本実施形態では画像形成装置102)内のフォルダに保存した場合には、画像処理装置内のフォルダに保存したデータの印刷時にジョブ履歴を生成すれば情報漏洩のリスクは低いと考えられるためである。なお、外部公開されていない画像処理装置内のフォルダにデータを保存した場合であっても、画像処理装置の表示装置に保存データを表示することによって、カメラ撮影などにより情報漏洩のリスクはある。その対応のため、このようなデータ表示操作があった場合には、フォルダ保存ジョブのジョブ履歴の代わりに、操作履歴を保存してもよい。操作履歴は、例えば、誰が、どのデータに対し、画像形成装置102の表示装置207に表示する操作を行ったか、という情報を含み、情報漏洩時の犯人特定に利用できるものとする。また、外部メディアにデータを保存する場合は情報漏洩のリスクが高いと考えられるため、チェックボックス513にチェックが入っている場合には、常に、外部メディアに保存する際にジョブ履歴を生成するようにしてもよい。
また、チェックボックス515にチェックが入ることは、画像形成装置内のフォルダに保存するフォルダ保存ジョブであっても、同時にFAX送信する場合には、フォルダ保存ジョブの際にジョブ履歴を生成しないことを表す。本実施形態では、515の設定は、FAX送信と同時に画像形成装置内のフォルダに、FAX送信原稿を保存する場合に利用される。
チェックボックス516にチェックが入ることは、Webブラウザからのリモートアクセス操作に関する情報をジョブ履歴として記録することを表す。例えば、チェックボックス514でチェックが入るとジョブ履歴が生成されるような、外部公開されている画像形成装置内のフォルダが存在するケースがある。この場合には、チェックボックス516も合わせてチェックが入ることで、フォルダを参照する操作を行ったユーザー情報や、操作対象となったデータ情報を、ジョブ履歴として生成するのが望ましい。
チェックボックス517にチェックが入ることは、印刷ジョブに関わるジョブ履歴を生成することを表す。
また、チェックボックス518にチェックが入ることは、送信ジョブに関わるジョブ履歴を生成することを表す。なお、チェックボックス518にチェックが入ると、チェックボックス519へのチェックが可能となる。さらに、チェックボックス519にチェックが入ることは、テキストエリア5191に入力した宛先に送信するジョブの実行時には、ジョブ履歴を生成しないことを表す。これは、送信ジョブの宛先が、信頼できるPCのIPアドレス(MACアドレスでもよい)や、社内メールアドレスへの送信のように信頼できる特定の宛先であれば、情報漏洩のリスクは低いと考えられるためである。ここで、信頼できるPCとは、データの入出力を含むすべての操作履歴を記録可能なアプリケーションがインストールされているPCや、社外にアクセスできないPCを指す。つまり、画像形成装置でジョブ履歴を生成しなくても、代替え手段がある場合や、そもそも情報漏洩のリスクは低いと考えられるPC環境にデータ送信する場合には、画像形成装置でのジョブ履歴生成を省略するということである。また、図示していないが、信頼できるメールアドレスとして、ユーザー認証サーバーに登録されているログインユーザーのメールアドレス情報と、送信ジョブの送信先として指定された宛先のメールアドレスが一致する場合、という設定画面を設けてもよい。
また、チェックボックス518にチェックが入ることは、送信ジョブに関わるジョブ履歴を生成することを表す。なお、チェックボックス518にチェックが入ると、チェックボックス519へのチェックが可能となる。さらに、チェックボックス519にチェックが入ることは、テキストエリア5191に入力した宛先に送信するジョブの実行時には、ジョブ履歴を生成しないことを表す。これは、送信ジョブの宛先が、信頼できるPCのIPアドレス(MACアドレスでもよい)や、社内メールアドレスへの送信のように信頼できる特定の宛先であれば、情報漏洩のリスクは低いと考えられるためである。ここで、信頼できるPCとは、データの入出力を含むすべての操作履歴を記録可能なアプリケーションがインストールされているPCや、社外にアクセスできないPCを指す。つまり、画像形成装置でジョブ履歴を生成しなくても、代替え手段がある場合や、そもそも情報漏洩のリスクは低いと考えられるPC環境にデータ送信する場合には、画像形成装置でのジョブ履歴生成を省略するということである。また、図示していないが、信頼できるメールアドレスとして、ユーザー認証サーバーに登録されているログインユーザーのメールアドレス情報と、送信ジョブの送信先として指定された宛先のメールアドレスが一致する場合、という設定画面を設けてもよい。
チェックボックス520にチェックが入ることは、FAX送信ジョブに関わるジョブ履歴を生成することを表す。なお、チェックボックス520にチェックが入ると、チェックボックス521へのチェックが可能となる。さらに、チェックボックス521にチェックが入ることは、テキストエリア5211に入力した宛先にFAX送信する場合には、ジョブ履歴を生成しないことを表す。例えば、FAX送信ジョブの宛先が、社内のFAX番号や、グループ会社のFAX番号のように信頼できる特定の番号の場合、情報漏洩のリスクは低いと考えられるためである。
また、チェックボックス523にチェックが入ることは、FAX受信ジョブに関わるジョブ履歴を生成することを表す。
また、チェックボックス523にチェックが入ることは、FAX受信ジョブに関わるジョブ履歴を生成することを表す。
キャンセルボタン524が押下されると、設定管理部301は、画面510での設定(511〜523の設定)を破棄し、画面500に戻る。
OKボタン525が押下されると、設定管理部301は、画面510での設定(511〜523の設定)を設定情報として、その設定値をテキストエリア502に反映した後、画面500に表示する。
画面500のOKボタン504が押下されると、設定管理部301は、501及び511〜523の設定を、記憶装置204に保存する。その後、ジョブ履歴生成部305は、画面500及び510で受け付けた指定に対応する設定(記憶装置204に保存されている設定)に従い、ジョブの実行に従い該ジョブのログを取得するか否かを制御する。
以上のような簡単な設定操作により、情報漏洩のリスクが低い行為に対応するジョブのログの取得を抑えるようにすることができる。
OKボタン525が押下されると、設定管理部301は、画面510での設定(511〜523の設定)を設定情報として、その設定値をテキストエリア502に反映した後、画面500に表示する。
画面500のOKボタン504が押下されると、設定管理部301は、501及び511〜523の設定を、記憶装置204に保存する。その後、ジョブ履歴生成部305は、画面500及び510で受け付けた指定に対応する設定(記憶装置204に保存されている設定)に従い、ジョブの実行に従い該ジョブのログを取得するか否かを制御する。
以上のような簡単な設定操作により、情報漏洩のリスクが低い行為に対応するジョブのログの取得を抑えるようにすることができる。
例えば、画面500のドロップダウン501において「すべてのジョブのジョブ履歴を取得する」を指定する設定がなされた場合、ジョブ履歴生成部305は、すべてのジョブのジョブ履歴を取得するように制御する。一方、ドロップダウン501において「情報漏洩のリスクが高いジョブのみジョブ履歴を取得する」を指定する設定がなされた場合、ジョブ履歴生成部305は、後述する図6〜図10に示すような制御を行う。
以下、図6〜図10を参照して、ドロップダウン501において「情報漏洩のリスクが高いジョブのみジョブ履歴を取得する」を指定する設定がなされた場合の画像形成装置102の動作について説明する。図6〜図10のフローチャートに示す処理は、画像形成装置102のCPU201が例えばROM202に記憶されているプログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
<印刷ジョブ受信時の処理>
図6は、画像形成装置102がPC101から印刷ジョブを受信した場合の処理の一例を示すフローチャートである。本実施形態では、画像形成装置102のCPU201が、通信装置205を介してPC101からの印刷ジョブを受信することで実行される。
図6は、画像形成装置102がPC101から印刷ジョブを受信した場合の処理の一例を示すフローチャートである。本実施形態では、画像形成装置102のCPU201が、通信装置205を介してPC101からの印刷ジョブを受信することで実行される。
S601において、画像形成装置102のジョブ制御部304は、PC101からの印刷ジョブを受信すると、S602に処理を進める。なお、印刷ジョブは、例えば、ユーザーがPC101の表示装置207や入力装置206を操作することで、PC101にインストールされたプリンタードライバーによって生成され、画像形成装置102へ送信される。印刷ジョブを生成する場合、ユーザーは、印刷ジョブに、留め置き印刷ジョブか、画像形成装置102内のフォルダに保存するか、即時に印刷実行するか、をジョブの属性情報として設定できるものとする。また、プリンタードライバーで設定可能な印刷設定として、白黒/カラー、両面/片面、2in1などの面付などの設定も、指定可能である。
S602において、ジョブ制御部304は、受信した印刷ジョブの前記設定情報を確認し、留め置き印刷ジョブが設定されているかどうかを確認する。なお、留め置き印刷ジョブとは、画像形成装置102内の記憶領域に印刷ジョブを一旦留め置きした後に画像形成装置102での操作により該記憶領域に一旦留め置きした印刷ジョブの実行を許可するジョブに対応する。留め置き印刷ジョブの設定がされている場合(S602でYESの場合)、ジョブ制御部304は、S603に処理を進める。
S603において、ジョブ制御部304は、受信した印刷ジョブを画像形成装置102の記憶装置204に保存する。この時、留め置き印刷ジョブの保存先フォルダは外部公開されていない(画像形成装置102内のモジュールのみが参照できる)こととする。なお、図示しない実施形態として、外部公開されているフォルダに留め置き印刷ジョブを保存するとしてもよいが、その場合には、ジョブ履歴や操作履歴を生成することとする。S603の処理の後、ジョブ制御部304は、S609に処理を進める。S609以降の処理については後述する。
また、上記S602において、留め置き印刷ジョブが設定されていない場合(S602でNOの場合)、ジョブ制御部304は、S604に処理を進める。
S604において、ジョブ制御部304は、上記S602と同様に、受信した印刷ジョブの設定情報を確認し、画像形成装置102内のフォルダに保存する設定がされているかどうかを確認する。そして、フォルダ保存が設定されている場合(S604でYESの場合)、ジョブ制御部304は、S605に処理を進める。
S605において、ジョブ制御部304は、図8で後述するフォルダ保存処理のS802以降の処理を実行し、S609に処理を進める。
S604において、ジョブ制御部304は、上記S602と同様に、受信した印刷ジョブの設定情報を確認し、画像形成装置102内のフォルダに保存する設定がされているかどうかを確認する。そして、フォルダ保存が設定されている場合(S604でYESの場合)、ジョブ制御部304は、S605に処理を進める。
S605において、ジョブ制御部304は、図8で後述するフォルダ保存処理のS802以降の処理を実行し、S609に処理を進める。
また、上記S604において、フォルダ保存が設定されていない場合(S604でNOの場合)、ジョブ制御部304は、S606に処理を進める。
S606において、ジョブ制御部304は、設定管理部301を介して、画像形成装置102の記憶装置204に保存されているジョブ履歴設定値を確認し、ジョブ履歴を生成する設定であるか否かを確認する。具体的には、図5のチェックボックス517にチェックが入っている設定かを確認し、チェックが入っている設定であればジョブ履歴を生成する設定であると判断する。
S606において、ジョブ制御部304は、設定管理部301を介して、画像形成装置102の記憶装置204に保存されているジョブ履歴設定値を確認し、ジョブ履歴を生成する設定であるか否かを確認する。具体的には、図5のチェックボックス517にチェックが入っている設定かを確認し、チェックが入っている設定であればジョブ履歴を生成する設定であると判断する。
上記S606において、ジョブ履歴を生成する設定の場合(S606でYESの場合)、ジョブ制御部304は、S607に処理を進める。
S607において、ジョブ制御部304は、ジョブ履歴生成部305を介して、当該印刷ジョブのジョブ履歴を生成し、また、当該印刷ジョブの印刷データをジョブ履歴用の画像としてジョブ履歴と関連付けて、画像形成装置102の記憶装置204に保存する。この時、ジョブ履歴生成部305は、画像処理部306を介して、印刷データからジョブ履歴用画像データを生成してもよい。S607の処理の後、ジョブ制御部304は、S608に処理を進める。
S607において、ジョブ制御部304は、ジョブ履歴生成部305を介して、当該印刷ジョブのジョブ履歴を生成し、また、当該印刷ジョブの印刷データをジョブ履歴用の画像としてジョブ履歴と関連付けて、画像形成装置102の記憶装置204に保存する。この時、ジョブ履歴生成部305は、画像処理部306を介して、印刷データからジョブ履歴用画像データを生成してもよい。S607の処理の後、ジョブ制御部304は、S608に処理を進める。
一方、上記S606において、ジョブ履歴を生成しない設定の場合(S606でNOの場合)、ジョブ制御部304は、S608に処理を進める。
S608において、ジョブ制御部304は、画像形成装置102のプリンター装置209を介して、上記S601で取得した印刷ジョブの設定に従って、印刷を実行し、S609に処理を進める。
S609において、ジョブ履歴管理部302は、画像形成装置102の記憶装置204にジョブ履歴が存在するかを確認する。ジョブ履歴が存在しない場合(S609でNOの場合)、ジョブ履歴管理部302は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ジョブ履歴が存在する場合(S609でYESの場合)、ジョブ履歴管理部302は、S610に処理を進める。
S610において、ジョブ履歴管理部302は、通信部303を介して、処理サーバー103へジョブ履歴を送信し、本フローチャートの処理を終了する。
S610において、ジョブ履歴管理部302は、通信部303を介して、処理サーバー103へジョブ履歴を送信し、本フローチャートの処理を終了する。
なお、上記S609で実行するジョブ履歴管理部302のジョブ履歴存在確認処理及び、S610の処理サーバー103へのジョブ履歴送信処理は、本実施形態のようにジョブ実行に伴って行ってもよいが、ジョブとは連動せず定期的に行ってもよい。
<留め置き印刷ジョブの実行指示受信時の処理>
図7は、図6で画像形成装置102の記憶装置204に保存された留め置き印刷ジョブを、ユーザーの指示により印刷実行する処理の一例を示すフローチャートである。ジョブは、ユーザーが画像形成装置102の前まで移動し、ユーザー認証、印刷指示を行うことで、実行される。
図7は、図6で画像形成装置102の記憶装置204に保存された留め置き印刷ジョブを、ユーザーの指示により印刷実行する処理の一例を示すフローチャートである。ジョブは、ユーザーが画像形成装置102の前まで移動し、ユーザー認証、印刷指示を行うことで、実行される。
S701において、ジョブ制御部304は、ユーザーからの留め置き印刷ジョブの実行指示を受信すると、S702に処理を進める。留め置き印刷ジョブ実行指示は、ユーザーが画像形成装置102の前で、画像形成装置102の表示装置207や入力装置206を操作することによって行われる。複数の留め置き印刷ジョブが記憶装置204に保存されている場合には、画像形成装置102は表示装置207を介して留め置き印刷ジョブをリスト表示し、ユーザーは入力装置206を介して、所望のジョブを指定する。
S702において、ジョブ制御部304は、設定管理部301を介して、記憶装置204に保存されているジョブ履歴設定値を確認し、ジョブ履歴を生成する設定であるか否かを確認する。具体的には、図5の517にチェックが入っている設定かを確認し、チェックが入っている設定であればジョブ履歴を生成する設定であると判断する。
ジョブ履歴を生成する設定の場合(S702でYESの場合)、ジョブ制御部304は、S703に処理を進める。
ジョブ履歴を生成する設定の場合(S702でYESの場合)、ジョブ制御部304は、S703に処理を進める。
S703において、ジョブ制御部304は、ジョブ履歴生成部305を介して、当該ジョブのジョブ履歴を生成し、また、当該ジョブの印刷データをジョブ履歴用の画像としてジョブ履歴と関連付けて記憶装置204に保存する。この時、ジョブ履歴生成部305は、画像処理部306を介して、印刷データからジョブ履歴用画像データを生成してもよい。S703の処理の後、ジョブ制御部304は、S704に処理を進める。
一方、上記S702において、ジョブ履歴を生成しない設定の場合(S702でNOの場合)、ジョブ制御部304は、S704に処理を進める。
S704において、ジョブ制御部304は、画像形成装置102のプリンター装置209を介して、保存された印刷ジョブの設定情報に従って、印刷を実行し、S705に処理を進める。
S705において、ジョブ履歴管理部302は、記憶装置204にジョブ履歴が存在するかを確認する。そして、ジョブ履歴が存在しない場合(S705でNOの場合)、ジョブ履歴管理部302は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ジョブ履歴が存在する場合(S705でYESの場合)、ジョブ履歴管理部302は、S706に処理を進める。
S706において、ジョブ履歴管理部302は、通信部303を介して、処理サーバー103へジョブ履歴を送信し、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ジョブ履歴が存在する場合(S705でYESの場合)、ジョブ履歴管理部302は、S706に処理を進める。
S706において、ジョブ履歴管理部302は、通信部303を介して、処理サーバー103へジョブ履歴を送信し、本フローチャートの処理を終了する。
なお、上記S705で実行するジョブ履歴管理部302のジョブ履歴存在確認処理及び、上記S706の処理サーバー103へのジョブ履歴送信処理は、本実施形態のようにジョブ実行に伴って行ってもよいが、ジョブとは連動せず定期的に行ってもよい。
<フォルダ保存ジョブ受信時の処理>
図8は、画像形成装置102が、フォルダ保存ジョブの実行指示を受信した場合の処理の一例を示すフローチャートである。フォルダ保存ジョブとは、画像形成装置102の記憶装置204に印刷ジョブまたはデータを保存するジョブであり、再印刷等を容易に実行できる。記憶装置204に保存した印刷ジョブまたはデータを複数のユーザーが共有し、各ユーザーが必要に応じて、同じ設定で印刷を行ったり、データを参照したりすることが可能である。また、保存先の記憶装置204として、画像形成装置102に接続されたUSBメモリ、メモリカードといった外部メディアも含む。なお、画像形成装置102は、記憶装置204の一部のフォルダに対し、フォルダを共有設定する機能を有する。共有フォルダ化の手段については、WebDAVやSMBなど一般的な技術を用いて共有するため、詳細な説明や図示は省略する。
図8は、画像形成装置102が、フォルダ保存ジョブの実行指示を受信した場合の処理の一例を示すフローチャートである。フォルダ保存ジョブとは、画像形成装置102の記憶装置204に印刷ジョブまたはデータを保存するジョブであり、再印刷等を容易に実行できる。記憶装置204に保存した印刷ジョブまたはデータを複数のユーザーが共有し、各ユーザーが必要に応じて、同じ設定で印刷を行ったり、データを参照したりすることが可能である。また、保存先の記憶装置204として、画像形成装置102に接続されたUSBメモリ、メモリカードといった外部メディアも含む。なお、画像形成装置102は、記憶装置204の一部のフォルダに対し、フォルダを共有設定する機能を有する。共有フォルダ化の手段については、WebDAVやSMBなど一般的な技術を用いて共有するため、詳細な説明や図示は省略する。
S801において、ジョブ制御部304は、ユーザーからのフォルダ保存ジョブ実行指示を受信すると、S802に処理を進める。フォルダ保存ジョブ実行指示は、例えば、ユーザーが画像形成装置102の表示装置207や入力装置206、さらにスキャナー装置208を操作することによって行われる。また、ユーザーがPC101からプリンタードライバーなどのアプリケーションを用いて、フォルダ保存ジョブを画像形成装置102へ送信することでフォルダ保存ジョブの実行指示を行ってもよい。この場合、フォルダ保存ジョブは印刷ジョブとして図6のS601で受信され、S605のフォルダ保存処理が実行される。なお、S605のフォルダ保存処理は、図8のS802以降の処理に対応する。
S802において、ジョブ制御部304は、画像形成装置102の記憶装置204に、上記S801(又は図6のS601)で取得した保存ジョブの設定に従った所定のフォルダを用意し、当該保存ジョブで保存すべきジョブデータを保存する。ここで保存したジョブデータは、スキャナー装置208でスキャンされた画像データであってもよいし、プリンタードライバーから受信した印刷ジョブそのものであってもよいし、画像ファイルと印刷設定情報のセットでもよい。また、画像形成装置102の記憶装置204の保存先フォルダによって保存するジョブデータの種類を分けてもよい。さらに、フォルダ保存ジョブ実行指示を行った際の操作(スキャンや印刷などのジョブの種類)によって、保存するジョブデータの種類を分けてもよい。
次にS803において、ジョブ制御部304は、設定管理部301を介して、画像形成装置102の記憶装置204に保存されているジョブ履歴設定値を確認し、ジョブ履歴を生成する設定であるか否かを確認する。具体的には、図5の513にチェックが入っている設定かを確認し、チェックが入っている設定であればジョブ履歴を生成する設定であると判断する。
ジョブ履歴を生成しない設定の場合(S803でNOの場合)、ジョブ制御部304は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ジョブ履歴を生成する設定の場合(S803でYESの場合)、ジョブ制御部304は、S804に処理を進める。
一方、ジョブ履歴を生成する設定の場合(S803でYESの場合)、ジョブ制御部304は、S804に処理を進める。
S804において、ジョブ履歴生成部305は、上記S802で保存した保存先が外部メディアか否かを確認する。上記確認の結果、保存先が外部メディアである場合(S804でYESの場合)、ジョブ履歴生成部305は、S810に処理を進める。なお、S810以降の処理については後述する。
一方、保存先が外部メディアでない場合(S804でNOの場合)、ジョブ履歴生成部305は、S805に処理を進める。
一方、保存先が外部メディアでない場合(S804でNOの場合)、ジョブ履歴生成部305は、S805に処理を進める。
なお、上記S803では、保存先が外部メディアかどうかのみで判断を行った。しかし、外部メディアに対する保存ジョブに関してジョブ履歴を生成する設定、且つ、保存先が外部メディアである場合にS810に処理を進め、そうでない場合に本フローチャートの処理を終了するようにしてもよい。
ここで、外部メディアに対する保存ジョブに関してジョブ履歴を生成する設定かどうかの判断は以下のように行うものとする。ジョブ制御部304が、設定管理部301を介して、画像形成装置102の記憶装置204に保存されているジョブ履歴設定値を確認し、外部メディアに対する保存ジョブに関してジョブ履歴を生成する設定であるか否かを確認して判断する。具体的には、図5の512にチェックが入っている設定かを確認し、チェックが入っている設定であれば、外部メディアに対する保存ジョブに関してジョブ履歴を生成する設定であると判断する。
ここで、外部メディアに対する保存ジョブに関してジョブ履歴を生成する設定かどうかの判断は以下のように行うものとする。ジョブ制御部304が、設定管理部301を介して、画像形成装置102の記憶装置204に保存されているジョブ履歴設定値を確認し、外部メディアに対する保存ジョブに関してジョブ履歴を生成する設定であるか否かを確認して判断する。具体的には、図5の512にチェックが入っている設定かを確認し、チェックが入っている設定であれば、外部メディアに対する保存ジョブに関してジョブ履歴を生成する設定であると判断する。
S805において、ジョブ履歴生成部305は、設定管理部301を介して、ジョブ履歴設定値を確認し、外部公開されているフォルダに対する保存ジョブに関してジョブ履歴を生成する設定であるか否かを確認する。具体的には、図5の514にチェックが入っていて、外部公開されているフォルダ保存ジョブの場合のみジョブ履歴を生成するかという指定がされているかを確認する。また、ジョブ履歴生成部305は、上記S802で保存した保存先フォルダが、外部公開されているか否かを確認する。
上記確認の結果、外部公開されているフォルダ保存ジョブの場合のみジョブ履歴を生成する設定になっている、かつ、保存先フォルダが外部公開されていない場合(S805でYESの場合)、ジョブ履歴生成部305は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、外部公開されているフォルダ保存ジョブの場合のみジョブ履歴を生成する設定になっていない、又は、保存先フォルダが外部公開されている場合(S805でNOの場合)、ジョブ履歴生成部305は、S806に処理を進める。
S806おいて、ジョブ履歴生成部305は、設定管理部301を介して、後述する図9のS903で設定される「フォルダ保存ジョブのジョブ履歴は生成しないフラグ」がOFFであるかを確認する。「フォルダ保存ジョブのジョブ履歴は生成しないフラグ」は、設定管理部301により管理される情報であり、ジョブ履歴管理部302を介して設定される。本フラグがONの場合は、FAX送信ジョブと同じ情報をフォルダ保存ジョブとして保存する場合には、ジョブ履歴を記録する必要がないことを示す。
そして、「フォルダ保存ジョブのジョブ履歴は生成しないフラグ」がONである場合(S806でNOの場合)、ジョブ履歴生成部305は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、「フォルダ保存ジョブのジョブ履歴は生成しないフラグ」がOFFである場合(S806でYESの場合)、ジョブ履歴生成部305は、S807に処理を進める。
一方、「フォルダ保存ジョブのジョブ履歴は生成しないフラグ」がOFFである場合(S806でYESの場合)、ジョブ履歴生成部305は、S807に処理を進める。
S807において、ジョブ履歴生成部305は、設定管理部301を介して、「ジョブ履歴用画像生成済みフラグ」がOFFであるかを確認する。「ジョブ履歴用画像生成済みフラグ」は、ネットワーク負荷削減や、ストレージ容量削減を実現するため、一度処理サーバー103へ送信した画像データは、処理サーバー103へは再送しない仕組みのためのフラグである。ジョブ履歴には、ジョブの属性情報として、図4の409に示すようにジョブで使用されたデータ保存場所が記録されている。そのため、処理サーバー103は既に受信しているジョブ履歴の画像データをリンクとして扱うことで、ネットワーク負荷削減や、ストレージ容量削減を実現する。「ジョブ履歴用画像生成済みフラグ」は、設定管理部301により管理される情報であり、ジョブ履歴管理部302を介して設定される。また、「ジョブ履歴用画像生成済みフラグ」は、画像形成装置102の記憶装置204のフォルダに保存されたジョブデータにごとに対応付けて保持されている。
「ジョブ履歴用画像生成済みフラグ」がOFFである場合(S807でYESの場合)、ジョブ履歴生成部305は、S808に処理を進める。
S808において、ジョブ履歴生成部305は、ジョブ履歴管理部302及び設定管理部301を介して、本ジョブのジョブデータに対応付けられている「ジョブ履歴用画像生成済みフラグ」をONに設定し、S810に処理を進める。
S808において、ジョブ履歴生成部305は、ジョブ履歴管理部302及び設定管理部301を介して、本ジョブのジョブデータに対応付けられている「ジョブ履歴用画像生成済みフラグ」をONに設定し、S810に処理を進める。
一方、「ジョブ履歴用画像生成済みフラグ」がONである場合(S807でNOの場合)、ジョブ履歴生成部305は、S809に処理を進める。
S809において、ジョブ制御部304は、ジョブ履歴生成部305を介して、画像なしのジョブ履歴を生成し、記憶装置204に保存し、S811に処理を進める。
S809において、ジョブ制御部304は、ジョブ履歴生成部305を介して、画像なしのジョブ履歴を生成し、記憶装置204に保存し、S811に処理を進める。
S810において、ジョブ制御部304は、ジョブ履歴生成部305を介して、ジョブ履歴を生成し、また、フォルダ保存データをジョブ履歴用の画像としてジョブ履歴と関連付けて記憶装置204に保存する。この時、ジョブ履歴生成部305は、画像処理部306を介して、フォルダ保存データからジョブ履歴用画像データを生成してもよい。S810の処理の後、ジョブ制御部304は、S811に処理を進める。
S811において、ジョブ履歴管理部302は、通信部303を介して、処理サーバー103へジョブ履歴を送信する。
次にS812において、ジョブ履歴管理部302は、ジョブ履歴管理部302及び設定管理部301を介して、「フォルダ保存ジョブのジョブ履歴は生成しないフラグ」をOFFに設定する。本フラグをOFFにするのは、図9で後述するFAX送信ジョブの実行時に、FAX送信ジョブと同じ情報をフォルダ保存ジョブとして保存する処理が完了したため、フォルダ保存ジョブのジョブ履歴を生成しないという制御をリセットするためである。
S812の処理の後、ジョブ制御部304は、本フローチャートの処理を終了する。
次にS812において、ジョブ履歴管理部302は、ジョブ履歴管理部302及び設定管理部301を介して、「フォルダ保存ジョブのジョブ履歴は生成しないフラグ」をOFFに設定する。本フラグをOFFにするのは、図9で後述するFAX送信ジョブの実行時に、FAX送信ジョブと同じ情報をフォルダ保存ジョブとして保存する処理が完了したため、フォルダ保存ジョブのジョブ履歴を生成しないという制御をリセットするためである。
S812の処理の後、ジョブ制御部304は、本フローチャートの処理を終了する。
<FAX送信ジョブ受信時の処理>
図9は、画像形成装置102が、FAX送信ジョブの実行指示を受信した場合の処理の一例を示すフローチャートである。画像形成装置102は、FAX送信と同時に、記憶装置204にFAX送信データを保存する機能を有する。
図9は、画像形成装置102が、FAX送信ジョブの実行指示を受信した場合の処理の一例を示すフローチャートである。画像形成装置102は、FAX送信と同時に、記憶装置204にFAX送信データを保存する機能を有する。
S901において、ジョブ制御部304は、ユーザーからのFAX送信ジョブ実行指示を受信すると、S902に処理を進める。FAX送信ジョブ実行指示は、例えば、ユーザーが画像形成装置102の表示装置207や入力装置206、スキャナー装置208、さらにFAX装置210を操作することによって行われる。また、ユーザーがPC101からFAXドライバーなどのアプリケーションを用いて、FAX送信ジョブを画像形成装置102へ送信することでFAX送信ジョブの実行指示を行ってもよい。
S902において、ジョブ制御部304は、FAX送信ジョブの設定情報を確認し、FAX送信と同時に図8で示したフォルダ保存ジョブを実行するか否かを確認する。
フォルダ保存ジョブを同時実行する場合(S902でYESの場合)、S903に処理を進める。
フォルダ保存ジョブを同時実行する場合(S902でYESの場合)、S903に処理を進める。
S903において、ジョブ制御部304は、ジョブ履歴管理部302及び設定管理部301を介して、「フォルダ保存ジョブのジョブ履歴は生成しないフラグ」をONに設定する。このフラグは図8のS806で説明した通り、フォルダ保存ジョブ実行時に参照され、ジョブ履歴を生成するか否かの判断で使用される。
次にS904において、ジョブ制御部304は、FAX送信データを対象として、フォルダ保存ジョブを実行する。これにより、図8のフォルダ保存処理のS802以降の処理が実行される。なお、S904のFAX送信データのフォルダ保存処理では、上記S903でONにした、「フォルダ保存ジョブのジョブ履歴は生成しないフラグ」が参照される。S904の処理の後、ジョブ制御部304は、S905に処理を進める。
また、上記S902において、FAX送信と同時にフォルダ保存ジョブを実行しない場合(S902でNOの場合)、ジョブ制御部304は、S905に処理を進める。
S905において、ジョブ制御部304は、設定管理部301を介して、画像形成装置102の記憶装置204に保存されているジョブ履歴設定値を確認し、ジョブ履歴を生成する設定であるか否かを確認する。具体的には、図5の520にチェックが入っている設定かを確認し、チェックが入っている設定であればジョブ履歴を生成する設定であると判断する。
ジョブ履歴を生成する設定の場合(S905でYESの場合)、S906に処理を進める。
一方、ジョブ履歴を生成しない設定の場合(S905でNOの場合)、S908に処理を進める。
一方、ジョブ履歴を生成しない設定の場合(S905でNOの場合)、S908に処理を進める。
S906において、ジョブ履歴管理部302は、設定管理部301を介して、FAX送信先の宛先が信頼済みの宛先として登録されているかを確認する。具体的には、図5の522にチェックが入っており且つテキストエリア5211への入力に対応して設定された宛先と、FAX送信ジョブで指定されたFAX送信宛先が、一致するか否かを確認する。FAX送信宛先として設定されたFAX番号が、テキストエリア5211への入力に対応する設定に含まれるのであれば、信頼済みの宛先へのFAX送信と判断する。
FAX送信先の宛先が信頼済みの宛先として登録されている場合(S906でYESの場合)、ジョブ履歴管理部302は、S908に処理を進める。
一方、FAX送信先の宛先が信頼済みの宛先として登録されていない場合(S906でNOの場合)、ジョブ履歴管理部302は、S907に処理を進める。
一方、FAX送信先の宛先が信頼済みの宛先として登録されていない場合(S906でNOの場合)、ジョブ履歴管理部302は、S907に処理を進める。
S907において、ジョブ制御部304は、ジョブ履歴生成部305を介して、ジョブ履歴を生成し、また、FAX送信データをジョブ履歴用の画像としてジョブ履歴と関連付けて、画像形成装置102の記憶装置204に保存する。この時、ジョブ履歴生成部305は、画像処理部306を介して、FAX送信データからジョブ履歴用画像データを生成してもよい。S907の処理の後、ジョブ制御部304は、S908に処理を進める。
S908において、ジョブ制御部304は、FAX装置210を介して、上記S901で取得したFAX送信ジョブの設定に従って、FAX送信を実行し、S909に処理を進める。
S909において、ジョブ履歴管理部302は、記憶装置204にジョブ履歴が存在するかを確認する。ジョブ履歴が存在しない場合(S909でNOの場合)、ジョブ履歴管理部302は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ジョブ履歴が存在する場合(S909でYESの場合)、ジョブ履歴管理部302は、S910に処理を進める。
S910において、ジョブ履歴管理部302は、通信部303を介して、処理サーバー103へジョブ履歴を送信し、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ジョブ履歴が存在する場合(S909でYESの場合)、ジョブ履歴管理部302は、S910に処理を進める。
S910において、ジョブ履歴管理部302は、通信部303を介して、処理サーバー103へジョブ履歴を送信し、本フローチャートの処理を終了する。
なお、上記S909で実行するジョブ履歴管理部302のジョブ履歴存在確認処理及び、S910の処理サーバー103へのジョブ履歴送信処理は、本実施形態のようにジョブ実行に伴って行ってもよいが、ジョブとは連動せず定期的に行ってもよい。
<送信ジョブ受信時の処理>
図10は、画像形成装置102が、送信ジョブの実行指示を受信した場合の処理の一例を示すフローチャートである。
S1001において、ジョブ制御部304は、ユーザーからの送信ジョブ実行指示を受信すると、S1002に処理を進める。送信ジョブ実行指示は、例えば、ユーザーが画像形成装置102の表示装置207および入力装置206、さらにスキャナー装置208を介して、送信ジョブの実行指示を行う。
図10は、画像形成装置102が、送信ジョブの実行指示を受信した場合の処理の一例を示すフローチャートである。
S1001において、ジョブ制御部304は、ユーザーからの送信ジョブ実行指示を受信すると、S1002に処理を進める。送信ジョブ実行指示は、例えば、ユーザーが画像形成装置102の表示装置207および入力装置206、さらにスキャナー装置208を介して、送信ジョブの実行指示を行う。
1002において、ジョブ制御部304は、設定管理部301を介して、画像形成装置102の記憶装置204に保存されているジョブ履歴設定値を確認し、ジョブ履歴を生成する設定であるか否かを確認する。具体的には、図5の518にチェックが入っている設定かを確認し、チェックが入っている設定であればジョブ履歴を生成する設定であると判断する。
ジョブ履歴を生成する設定の場合(S1002でYESの場合)、ジョブ制御部304は、S1003に処理を進める。
一方、ジョブ履歴を生成しない設定の場合(S1002でNOの場合)、ジョブ制御部304は、S1005に処理を進める。
一方、ジョブ履歴を生成しない設定の場合(S1002でNOの場合)、ジョブ制御部304は、S1005に処理を進める。
S1003において、ジョブ履歴管理部302は、設定管理部301を介して、送信先の宛先が信頼済みの宛先として登録されているかを確認する。具体的には、図5のテキストエリア5191への入力に対応して設定された宛先と、送信ジョブで指定された送信宛先が、一致するか否かを確認する。送信宛先として指定された情報(例えば、フォルダ情報、メールアドレス、IPアドレス)が、テキストエリア5191に対応する設定に含まれるのであれば、信頼済みの宛先への送信と判断する。
送信先の宛先が信頼済みの宛先として登録されている場合(S1003でYESの場合)、ジョブ履歴管理部302は、S1004に処理を進める。
一方、送信先の宛先が信頼済みの宛先として登録されていない場合(S1003でNOの場合)、ジョブ履歴管理部302は、S1005に処理を進める。
一方、送信先の宛先が信頼済みの宛先として登録されていない場合(S1003でNOの場合)、ジョブ履歴管理部302は、S1005に処理を進める。
S1004において、ジョブ制御部304は、ジョブ履歴生成部305を介して、ジョブ履歴を生成し、また、送信データをジョブ履歴用の画像としてジョブ履歴と関連付けて、画像形成装置102の記憶装置204に保存する。この時、ジョブ履歴生成部305は、画像処理部306を介して、送信データからジョブ履歴用画像データを生成してもよい。S1004の処理の後、ジョブ制御部304は、S1005に処理を進める。
S1005において、ジョブ制御部304は、通信装置205を介して、上記S1001で取得した送信ジョブの設定に従って、送信ジョブを実行する。
次にS1006において、ジョブ履歴管理部302は、記憶装置204にジョブ履歴が存在するかを確認する。
ジョブ履歴が存在しない場合(S1006でNOの場合)、ジョブ履歴管理部302は、本フローチャートの処理を終了する。
ジョブ履歴が存在しない場合(S1006でNOの場合)、ジョブ履歴管理部302は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ジョブ履歴が存在する場合(S1006でYESの場合)、ジョブ履歴管理部302は、S1007に処理を進める。
S1007において、ジョブ履歴管理部302は、通信部303を介して、処理サーバー103へジョブ履歴を送信し、本フローチャートの処理を終了する。
S1007において、ジョブ履歴管理部302は、通信部303を介して、処理サーバー103へジョブ履歴を送信し、本フローチャートの処理を終了する。
なお、上記S1006で実行するジョブ履歴管理部302のジョブ履歴存在確認処理及び、S1007の処理サーバー103へのジョブ履歴送信処理は、本実施形態のようにジョブ実行に伴って行ってもよいが、ジョブとは連動せず定期的に行ってもよい。
以上のように、第1実施形態によれば、情報漏洩のリスクが低い行為に対応するジョブのログの取得を行わないようにすることが可能となり、より多くのネットワーク負荷削減やストレージ容量削減を実現することができる。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、処理サーバー103がネットワーク100で接続されている構成について説明した。しかし、ネットワーク100をイントラネットとし、さらに処理サーバー103がインターネット104を介して接続されている構成でもよい。以下、この構成について説明する。
上記第1実施形態では、処理サーバー103がネットワーク100で接続されている構成について説明した。しかし、ネットワーク100をイントラネットとし、さらに処理サーバー103がインターネット104を介して接続されている構成でもよい。以下、この構成について説明する。
図11は、第2実施形態に係るジョブ履歴監査システムの全体構成の一例を示す図である。
第2実施形態では、イントラネットとしてのネットワーク100は、PC101と画像形成装置102が通信を行うためのネットワーク基盤である。また、インターネット104は、画像形成装置102が処理サーバー103と通信を行うためのネットワーク基盤である。
第2実施形態では、イントラネットとしてのネットワーク100は、PC101と画像形成装置102が通信を行うためのネットワーク基盤である。また、インターネット104は、画像形成装置102が処理サーバー103と通信を行うためのネットワーク基盤である。
なお、図5に示した設定画面500、510で行う設定を、PC101や図示しないサーバー上などで行い、該設定値を画像形成装置102に配信して設定する構成でもよい。
以上、各実施形態によれば、情報漏洩のリスクが低い行為に対応するジョブのログ取得を抑えることができる。具体的には、画面500及び画面510からの設定操作により、留め置き印刷ジョブの入稿、外部装置へ公開されていないフォルダへの保存、信頼できる宛先への送信やFAX送信に関わるジョブについては、ジョブ履歴を保存しないようにすることができる。この結果、ログの送信に係るネットワーク負荷やログの保存に係るストレージ容量をより削減することが可能となる。すなわち、ジョブ履歴監査システムにおける情報漏洩の防止や抑止のための監査機能を保ちつつ、より多くのネットワーク負荷削減やストレージ容量削減を実現することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
Claims (15)
- すべてのジョブのログを取得する第1設定、又は、所定の設定を含む一部のジョブのログは取得しない第2設定を指定する設定手段と、
前記第2設定が指定され、さらに該第2設定においてログを取得しないジョブを特定するための詳細な設定に進む操作がされた場合に、前記詳細な設定の指定を受け付ける画面を表示する表示手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記画面では、原稿のスキャンを行うスキャンジョブの場合にスキャン画像の保存先として外部メディア以外が設定されている場合には該スキャンジョブのログを取得しない第1指定、データを前記画像処理装置の記憶領域に保存する保存ジョブの場合にデータの保存先として外部に公開されていない記憶領域が設定されている場合には該保存ジョブのログを取得しない第2指定、前記保存ジョブで保存するデータをファクシミリ送信することが設定されている場合には該保存ジョブのログを取得しない第3指定、前記画像処理装置と通信可能な装置から前記画像処理装置へ行われる操作のログを取得しない第4指定、の少なくともいずれかの指定を受け付ける、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記画面では、データを送信する送信ジョブのうちログを取得しない送信先を指定する第5指定を受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- 前記送信ジョブは、データをファクシミリ送信するジョブを含むことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記画面で受け付けた指定に従い、ジョブの実行に従い該ジョブのログを取得するか否かを制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記制御手段は、前記画像処理装置内の記憶領域に印刷ジョブを一旦留め置きした後に前記画像処理装置での操作により該記憶領域に一旦留め置きした印刷ジョブの実行を許可する留め置き印刷ジョブに関しては、前記記憶領域に一旦留め置きした印刷ジョブの実行が許可されるまでは該ジョブのログは取得せず、前記記憶領域に一旦留め置きした印刷ジョブの実行に従い該ジョブのログを取得するか否かを制御することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記ジョブのログは、該ジョブで扱った画像データを含むログであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- ジョブのログを取得する画像処理装置であって、
原稿のスキャンを行うスキャンジョブの場合にスキャン画像の保存先として外部メディア以外が設定されている場合には該スキャンジョブのログを取得しない第1指定、データを前記画像処理装置の記憶領域に保存する保存ジョブの場合にデータの保存先として外部に公開されていない記憶領域が設定されている場合には該保存ジョブのログを取得しない第2指定、前記保存ジョブで保存するデータをファクシミリ送信することが設定されている場合には該保存ジョブのログを取得しない第3指定、前記画像処理装置と通信可能な装置から前記画像処理装置へ行われる操作のログを取得しない第4指定、の少なくともいずれかの指定を受け付ける受付手段と、
前記指定に従い、ジョブの実行に従い該ジョブで扱った画像データを含むログの取得を行うか否かを制御する制御手段と、
を有する画像処理装置。 - 前記受付手段は、データを送信する送信ジョブのうちログを取得しない送信先を指定する第5指定を受け付ける、ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
- 前記送信ジョブは、ファクシミリ送信のためのジョブを含む、ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
- 前記制御手段は、前記画像処理装置内の記憶領域に印刷ジョブを一旦留め置きした後に前記画像処理装置での操作により該記憶領域に一旦留め置きした印刷ジョブの実行を許可する留め置き印刷ジョブに関しては、前記記憶領域に一旦留め置きした印刷ジョブの実行が許可されるまでは該ジョブのログは取得せず、前記記憶領域に一旦留め置きした印刷ジョブの実行に従い該ジョブのログを取得するか否かを制御することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記取得されたログを外部に送信する送信手段を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- すべてのジョブのログを取得する第1設定、又は、所定の設定を含む一部のジョブのログは取得しない第2設定を指定する設定ステップと、
前記第2設定が指定され、さらに該第2設定においてログを取得しないジョブを特定するための詳細な設定に進む操作がされた場合に、前記詳細な設定の指定を受け付ける画面を表示する表示ステップと、
を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - ジョブのログを取得する画像処理装置の制御方法であって、
原稿のスキャンを行うスキャンジョブの場合にスキャン画像の保存先として外部メディア以外が設定されている場合には該スキャンジョブのログを取得しない第1指定、データを前記画像処理装置の記憶領域に保存する保存ジョブの場合にデータの保存先として外部に公開されていない記憶領域が設定されている場合には該保存ジョブのログを取得しない第2指定、前記保存ジョブで保存するデータをファクシミリ送信することが設定されている場合には該保存ジョブのログを取得しない第3指定、前記画像処理装置と通信可能な装置から前記画像処理装置へ行われる操作のログを取得しない第4指定、の少なくともいずれかの指定を受け付ける受付ステップと、
前記指定に従い、ジョブの実行に従い該ジョブで扱った画像データを含むログの取得を行うか否かを制御するステップと、
を有する画像処理装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1〜12のいずれか1項に記載の手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019142809A JP2021027441A (ja) | 2019-08-02 | 2019-08-02 | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2021027441A true JP2021027441A (ja) | 2021-02-22 |
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