JP2024013520A - エンジン装置 - Google Patents

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達也 鈴木
Tatsuya Suzuki
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Abstract

Figure 2024013520000001
【課題】エンジンの吸気管におけるインタークーラよりも下流側の温度が過度に高くなるのを抑制する。
【解決手段】吸気管、吸気管に取り付けられたインタークーラ、排気管を有するエンジンと、吸気管におけるインタークーラよりも上流側に配置されたコンプレッサ、排気管に配置されると共にコンプレッサと一体に回転するタービン、タービンをバイパスするように排気管に取り付けられたバイパス管に設けられたウェイストゲートバルブを有する過給機と、を備えるエンジン装置であって、吸気管におけるインタークーラよりも下流側に取り付けられた温度センサと、温度センサの検出値が温度閾値以上であるときには、ウェイストゲートバルブを閉じ側にする閉じ制御を禁止する制御装置とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、エンジン装置に関する。
従来、この種のエンジン装置としては、吸気管および排気管を有するエンジンとインタークーラと過給機とを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、インタークーラは、吸気管に取り付けられている。過給機は、吸気管におけるインタークーラよりも上流側に配置されたコンプレッサ、排気管に配置されると共にコンプレッサと一体に回転するタービン、タービンをバイパスするように排気管に取り付けられたバイパス管に設けられたウェイストゲートバルブを有する。このエンジン装置では、インタークーラの冷却能力の低下を検知したときには、ノッキング防止のために、点火時期を遅角する。
特開昭61-185627号公報
エンジン装置では、インタークーラの冷却能力が低下している場合に過給機を作動させているときに、吸気管におけるインタークーラよりも下流側の温度が高くなりやすく、燃焼室内の温度が高くなりやすいため、上述のように、ノッキング防止のための点火遅角が行なわれる。この点火遅角以外の手法により、吸気管におけるインタークーラよりも下流側の温度が過度に高くなるのを抑制することが求められている。
本発明のエンジン装置は、エンジンの吸気管におけるインタークーラよりも下流側の温度が過度に高くなるのを抑制することを主目的とする。
本発明のエンジン装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のエンジン装置は、
吸気管、前記吸気管に取り付けられたインタークーラ、排気管を有するエンジンと、
前記吸気管における前記インタークーラよりも上流側に配置されたコンプレッサ、前記排気管に配置されると共に前記コンプレッサと一体に回転するタービン、前記タービンをバイパスするように前記排気管に取り付けられたバイパス管に設けられたウェイストゲートバルブを有する過給機と、
を備えるエンジン装置であって、
前記吸気管における前記インタークーラよりも下流側に取り付けられた温度センサと、
前記温度センサの検出値が温度閾値以上であるときには、前記ウェイストゲートバルブを閉じ側にする閉じ制御を禁止する制御装置と、
を備えることを要旨とする。
本発明のエンジン装置では、エンジンの吸気管におけるインタークーラよりも下流側に取り付けられた温度センサの検出値が温度閾値以上であるときには、ウェイストゲートバルブを閉じ側にする閉じ制御を禁止する。これにより、吸気管におけるインタークーラよりも下流側の温度が過度に高くなるのを抑制することができる。
エンジン装置10の構成の概略を示す構成図である。 電子制御ユニット70の入出力信号の一例を示す説明図である。 許否判定処理の一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのエンジン装置10の構成の概略を示す構成図である。図2は、電子制御ユニット70の入出力信号の一例を示す説明図である。実施例のエンジン装置10は、エンジン12からの動力を用いて走行する一般的な車両や、エンジン12に加えてモータを備える各種のハイブリッド車に搭載される。このエンジン装置10は、図1や図2に示すように、エンジン12と、過給機40と、電子制御ユニット70とを備える。
エンジン12は、燃料タンクからのガソリンや軽油などの燃料を用いて吸気、圧縮、膨張(爆発燃焼)、排気の4行程により動力を出力する内燃機関として構成されている。このエンジン12は、燃焼室30内に燃料を噴射する筒内噴射弁28と、点火プラグ31とを有する。筒内噴射弁28は、燃焼室30の頂部の略中央に配置されており、燃料をスプレー状に噴射する。点火プラグ31は、筒内噴射弁28からスプレー状に噴霧される燃料に点火できるように筒内噴射弁28の近傍に配置されている。
エンジン12は、エアクリーナ22により清浄された空気を吸気管23に吸入してインタークーラ25、スロットルバルブ26、サージタンク27の順に通過させ、更に吸気バルブ29を介して燃焼室30に吸入する。また、エンジン12は、吸気行程や圧縮行程あるいは膨張行程において筒内噴射弁28から1回または複数回に分けて燃料を噴射し、点火プラグ31による電気火花により爆発燃焼させる。そして、エンジン12は、爆発燃焼によるエネルギにより押し下げられるピストン32の往復運動をクランクシャフト14の回転運動に変換する。特に膨張行程で燃料噴射する場合、筒内噴射弁28から噴射したスプレー状の燃料に点火できるように、膨張行程での筒内噴射弁28の燃料噴射と点火プラグ31の点火とが同期して行なわれる。燃焼室30から排気バルブ33を介して排気管35に排出される排気は、浄化装置37を介して外気に排出される。浄化装置37は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化触媒(三元触媒)37aを有する。
過給機40は、ターボチャージャとして構成されており、コンプレッサ41と、タービン42と、回転軸43と、ウェイストゲートバルブ44と、ブローオフバルブ45とを備える。コンプレッサ41は、吸気管23のインタークーラ25よりも上流側に配置されている。タービン42は、排気管35の浄化装置37よりも上流側に配置されている。回転軸43は、コンプレッサ41とタービン42とを連結する。ウェイストゲートバルブ44は、排気管35におけるタービン42よりも上流側と下流側とを連絡するバイパス管36に設けられており、電子制御ユニット70により制御される。ブローオフバルブ45は、吸気管23におけるコンプレッサ41よりも上流側と下流側とを連絡するバイパス管24に設けられており、電子制御ユニット70により制御される。
この過給機40では、ウェイストゲートバルブ44の開度の調節により、バイパス管36を流通する排気量とタービン42を流通する排気量との分配比が調節され、タービン42の回転駆動力が調節され、コンプレッサ41による圧縮空気量が調節され、エンジン12の過給圧(吸気圧)が調節される。ここで、分配比は、詳細には、ウェイストゲートバルブ44の開度が小さいほど、バイパス管36を流通する排気量が少なくなると共にタービン42を流通する排気量が多くなるように調節される。なお、エンジン12は、ウェイストゲートバルブ44が全開のときには、過給機40を備えない自然吸気タイプのエンジンと同様に動作可能になっている。
また、過給機40では、吸気管23におけるコンプレッサ41よりも下流側の圧力が上流側の圧力よりもある程度高いときに、ブローオフバルブ45を開弁させることにより、コンプレッサ41よりも下流側の余剰圧力を解放することができる。なお、ブローオフバルブ45は、電子制御ユニット70により制御されるバルブに代えて、吸気管23におけるコンプレッサ41よりも下流側の圧力が上流側の圧力よりもある程度高くなると開弁する逆止弁として構成されるものとしてもよい。
インタークーラ25には、インタークーラ25の熱交換媒体(冷却水など)を冷却する冷却装置50が取り付けられている。冷却装置50は、循環流路52と、ラジエータ54と、電動ポンプ56とを備える。循環流路52は、インタークーラ25とラジエータ54とに熱交換媒体(冷却水など)を循環させるための流路である。ラジエータ54は、内部の熱交換媒体と外気との熱交換を行なう。循環ポンプ56は、循環流路52の熱交換媒体を循環させる。
電子制御ユニット70は、図2に示すように、CPU71やROM72、RAM73、フラッシュメモリ74、入出力ポートを有するマイクロコンピュータを備える。電子制御ユニット70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。電子制御ユニット70に入力される信号としては、例えば、エンジン12のクランクシャフト14の回転位置を検出するクランクポジションセンサ14aからのクランク角θcrや、エンジン12の冷却水の温度を検出する水温センサ15からの冷却水温Tw、エンジンオイルの温度を検出する油温センサ16からの油温Toを挙げることができる。スロットルバルブ26の開度を検出するスロットルポジションセンサ26aからのスロットル開度THも挙げることができる。吸気管23におけるコンプレッサ41よりも上流側に取り付けられたエアフローメータ23aからの吸入空気量Qaや、吸気管23におけるコンプレッサ41よりも上流側に取り付けられた吸気温センサ23tからの吸気温Tin、吸気管23におけるコンプレッサ41よりも上流側に取り付けられた吸気圧センサ23bからの吸気圧(コンプレッサ前圧)Pin、吸気管23におけるコンプレッサ41とインタークーラ25との間に取り付けられた過給圧センサ23cからの過給圧Pcも挙げることができる。サージタンク27に取り付けられたサージ圧センサ27aからのサージ圧(スロットル後圧)Psや、サージタンク27に取り付けられたサージ温センサ27bからのサージ温Tsも挙げることができる。排気管35における過給機40のタービン42と浄化装置37との間に取り付けられたフロント空燃比センサ38aからのフロント空燃比AF1や、排気管35における浄化装置37の下流側に取り付けられたリヤ空燃比センサ38bからのリヤ空燃比AF2も挙げることができる。
電子制御ユニット70からは、各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。電子制御ユニット70から出力される信号としては、例えば、スロットルバルブ26への制御信号や、筒内噴射弁28への制御信号、点火プラグ31への制御信号を挙げることができる。ウェイストゲートバルブ44への制御信号や、ブローオフバルブ45への制御信号も挙げることができる。循環ポンプ56への制御信号も挙げることができる。
電子制御ユニット70は、エンジン12の回転数Neや負荷率(エンジン12の1サイクルあたりの行程容積に対する1サイクルで実際に吸入される空気の容積の割合)KLを演算している。回転数Neは、クランクポジションセンサ14aからのクランク角θcrに基づいて演算される。負荷率KLは、エアフローメータ23aからの吸入空気量Qaと回転数Neとに基づいて演算される。
こうして構成された実施例のエンジン装置10では、電子制御ユニット70は、エンジン12の要求負荷率KL*に基づいて、スロットルバルブ26の開度を制御する吸入空気量制御や、筒内噴射弁28からの燃料噴射量を制御する燃料噴射制御、点火プラグ31の点火時期を制御する点火制御、ウェイストゲートバルブ44の開度を制御する過給制御などを行なう。
次に、実施例のエンジン装置10の動作、特に、過給制御においてウェイストゲートバルブ44を閉じ側にする閉じ制御の許否を判定する動作について説明する。図3は、電子制御ユニット70により繰り返し実行される許否判定処理の一例を示すフローチャートである。
図3の許否判定処理が実行されると、電子制御ユニット70は、最初に、サージ温センサ27bからのサージ温Tsが閾値Tsref未満であるか否かを判定する(ステップS100)。インタークーラ25の冷却性能が低下している場合に、ウェイストゲートバルブ44の閉じ制御を行なうと、吸気管23におけるインタークーラ25よりも下流側の温度(サージ温Tsや燃焼室30内の温度)が高くなりやすい。閾値は、インタークーラ25の冷却性能が低下しているか否かの判定に用いられる閾値であり、例えば、60℃~70℃程度が用いられる。
ステップS100でサージ温Tsが閾値Tsref未満であると判定したときには、インタークーラ25の冷却性能が低下していないと判断し、ウェイストゲートバルブ44の閉じ制御を許可して(ステップS110)、本処理を終了する。これにより、負荷率KLを比較的高くすることが可能となる。
ステップS100でサージ温Tsが閾値Tsref以上であると判定したときには、インタークーラ25の冷却性能が低下していると判断し、ウェイストゲートバルブ44の閉じ制御を禁止して(ステップS120)、本処理を終了する。これにより、吸気管23におけるインタークーラ25よりも下流側の温度(サージ温Tsや燃焼室30内の温度)が過度に高くなるのを抑制することができる。この結果、燃焼室30内の温度が過度に高くなることに起因してノッキング防止のための点火遅角が行なわれるのを抑制することができる。
以上説明した実施例のエンジン装置10では、サージ温Tsが閾値Tsref以上であるときには、ウェイストゲートバルブ44の閉じ制御を禁止する。これにより、吸気管23におけるインタークーラ25よりも下流側の温度(サージ温Tsや燃焼室30内の温度)が過度に高くなるのを抑制することができる。
実施例では、電子制御ユニット70は、サージ温Tsが閾値Tsref以上であるか否かにより、ウェイストゲートバルブ44の閉じ制御を許可または禁止するものとした。しかし、ウェイストゲートバルブ44の閉じ制御の許可と禁止との頻繁な切替を回避するために、温度についてのヒステリシス(マージン)を持たせるものとしてもよい。
実施例では、インタークーラ25は、水冷式の冷却装置50により冷却されるものとしたが、空冷式の冷却装置により冷却されるものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン12が「エンジン」に相当し、インタークーラ25が「インタークーラ」に相当し、過給機40が「過給機」に相当し、サージ温センサ27tが「温度センサ」に相当し、電子制御ユニット70が「制御装置」に相当する。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、エンジン装置の製造産業などに利用可能である。
10 エンジン装置、12 エンジン、27b サージ温センサ、40 過給機、70 電子制御ユニット。

Claims (1)

  1. 吸気管、前記吸気管に取り付けられたインタークーラ、排気管を有するエンジンと、
    前記吸気管における前記インタークーラよりも上流側に配置されたコンプレッサ、前記排気管に配置されると共に前記コンプレッサと一体に回転するタービン、前記タービンをバイパスするように前記排気管に取り付けられたバイパス管に設けられたウェイストゲートバルブを有する過給機と、
    を備えるエンジン装置であって、
    前記吸気管における前記インタークーラよりも下流側に取り付けられた温度センサと、
    前記温度センサの検出値が温度閾値以上であるときには、前記ウェイストゲートバルブを閉じ側にする閉じ制御を禁止する制御装置と、
    を備えるエンジン装置。
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