JP2024012906A - 操作装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024012906000001
【課題】押圧操作等の入力操作に対する付勢力の大きさを容易に調整することが可能な操作装置を提供する。
【解決手段】ゲームコントローラ等の操作装置CTRは、筐体1と、筐体1から露出し、押圧操作等の入力操作を受けて後方へ動作する操作部材4と、操作部材4の動作に伴い回路を接離する接離機構7とを備え、接離機構7による回路の接離に基づき、操作信号を出力する。操作装置CTRは、操作部材4に対し、前方へ付勢する付勢部材61と、付勢部材61が付勢する付勢力の大きさを調整する調整機構6とを備える。調整機構6は、操作筐体1から露出してあり、調整操作を受けて付勢力の大きさを調整することが可能である。
【選択図】図9

Description

本発明は、入力操作を受けて操作信号を出力する操作装置に関する。
コンピュータゲーム機、各種玩具、産業用ロボット等の各種装置に対する操作装置として、様々な装置が提案されている。例えば、特許文献1では、ジョイスティック型のコントローラが備える操作ボタンに触力覚を提示する機能を有する操作入力装置が提案されている。
国際公開第2019/142918号
e-スポーツ等のコンピュータゲームの普及に伴い、操作ボタン等の入力操作を受ける部材について、入力操作の感触の重要性が高まってきている。入力操作に要求される感触は、操作者毎、更には、ゲーム等のアプリケーション毎に異なる。しかしながら、特許文献1に開示された操作入力装置は、操作者が容易に操作感触を調整できるような構造にはなっていない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、操作者が操作に要する負荷を容易に調整することが可能な操作装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本願開示の操作装置は、筐体と、前記筐体から露出し、入力操作を受けて第1方向へ動作する操作部材とを備え、前記操作部材の動作に基づき操作信号を出力する操作装置であって、前記操作部材に対し、第1方向の反対方向となる第2方向へ付勢する付勢部材と、前記付勢部材が付勢する付勢力の大きさを調整する調整機構とを備え、前記調整機構は、前記筐体から露出してあり、調整操作を受けて付勢力の大きさを調整することを特徴とする。
また、前記操作装置において、前記付勢部材は、前記操作部材に当接する当接部と、前記当接部を、第2方向へ一端側で押圧するバネとを備え、前記調整機構は、前記バネの他端の位置を移動させることにより、付勢力の大きさを調整することを特徴とする。
また、前記操作装置において、前記調整機構は、調整操作として回動操作を受ける回動操作部材を備え、前記回動操作部材の回動により、前記バネの他端の位置が移動することを特徴とする。
また、前記操作装置において、前記調整機構により移動される前記バネの他端の位置を保持する保持部材を備えることを特徴とする。
また、前記操作装置において、前記操作部材の動作に伴い回路が変化するスイッチ機構を備え、前記スイッチ機構は、前記操作部材の押圧を受ける被押圧部を備え、前記被押圧部が押圧を受けた場合に、回路が変化するようにしてあり、前記操作部材が受ける入力操作は、前記筐体内へ向けて押圧する押圧操作であり、前記操作部材は、押圧操作を受けた場合に、前記付勢部材の前記当接部及び前記スイッチ機構の前記被押圧部を押圧するようにしてあり、前記操作信号は、前記スイッチ機構の回路の変化に基づき出力されることを特徴とする。
本発明に係る操作装置は、筐体から露出した調整機構に対して調整操作を行うことにより、入力操作を受ける操作部材に対する付勢力の大きさを調整することができる。これにより、操作装置は、操作者が操作に要する負荷を容易に調整することが可能である等、優れた効果を奏する。
本願開示の操作装置の外観の一例を示す概略外観図である。 本願開示の操作装置の外観の一例を示す概略外観図である。 本願開示の操作装置の一例を示す概略斜視図である。 本願開示の操作装置の一例を示す概略平面図である。 本願開示の操作装置の要部の一例を拡大して示す概略平面図である。 本願開示の操作装置の要部の一例を拡大して示す概略断面図である。 本願開示の操作装置の要部の一例を拡大して示す概略断面図である。 本願開示の操作装置が備える調整機構の一例を示す概略分解斜視図である。 本願開示の操作装置の要部の一例を拡大して示す概略断面図である。 本願開示の操作装置の要部の一例を拡大して示す概略断面図である。 本願開示の操作装置の要部の一例を拡大して示す概略断面図である。
<適用例>
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。本願開示の操作装置は、例えば、入力操作を受けて操作信号を出力するジョイスティック型コントローラに適用される。本願開示の操作装置は、ゲーム機、パーソナルコンピュータ等の本体装置を操作するジョイスティック型のコントローラとして用いることにより、コンピュータゲーム、その他、各種玩具、各種移動体、各種測定装置、産業用ロボット等の様々な操作対象の操作に用いることが可能である。更に、本願開示の操作装置は、ジョイスティック型コントローラ以外のコントローラにも適用することが可能である。以下では、図面を参照しながら、ジョイスティック型のコントローラに適用した操作装置CTRを例示して説明する。
<外観>
図1及び図2は、本願開示の操作装置CTRの外観の一例を示す概略外観図である。図1は、操作装置CTRを斜め上方からの視点で示す概略斜視図であり、図2は、操作装置CTRを斜め下方からの視点で示す概略斜視図である。本願明細書において、操作装置CTRの方向については、操作者が、操作装置CTRを両手で把持した状態を基準とし、操作者の前方となる方向を前、操作者の手前側を後として表現する。即ち、図1に例示した状態の操作装置CTRでは、左手前側が前、右奥側が後、右手前側が左、左奥側が右、上側が上、そして下側が下となる。これらの表現は、説明の便宜上の方向であり、操作装置CTRの使用状態を限定するものではない。
操作装置CTRは、略直方体状の操作筐体1(筐体)を備え、操作筐体1の長手方向となる左右の両端には、後方及び下方へ向けて突出する把持部10が形成されている。操作者は、左右両端の把持部10を、それぞれ左手及び右手で把持し、操作装置CTRの操作を行う。操作装置CTRの上面には、左右の親指で操作する左右一対のジョイスティック2及び複数個の押釦スイッチ3が配置されている。操作者は、ジョイスティック2に対し、任意の方向に傾倒させる傾倒操作を行うことが可能であり、押釦スイッチ3に対し、操作筐体1内へ向けて押圧する押圧操作を行うことが可能である。
操作装置CTRの前面には、左右一対のトリガスイッチとして、操作者の入力操作を受け付ける操作部材4が配置されている。操作部材4が受け付ける入力操作は、操作部材4を、操作筐体1内へ向けて押圧する押圧操作であり、押圧操作を受けた操作部材4は、操作筐体1内(第1方向)へ向けて動作する。操作部材4は、一部が操作筐体1から露出している。
操作装置CTRの前面の中央から右寄りの位置には、通信線5が挿通されている。通信線5は、操作筐体1の内部に収容された内部の回路と、外部の本体装置とを通信可能に接続している。操作装置CTRは、ジョイスティック2、押釦スイッチ3及び操作部材4(トリガスイッチ)に対する操作を受け付け、操作に基づく操作信号を、通信線5を介して本体装置へ出力する。
操作装置CTRは、操作部材4に対する押圧操作の操作負荷を調整する調整機構6(図3等参照)を備えている。調整機構6は、操作負荷を調整する調整操作を受け付ける回動操作部材60を備えており、操作装置CTRの下面には、調整機構6が備える回動操作部材60が調整ダイヤルとして配置されている。回動操作部材60は、略円板状をなしており、一部が操作筐体1から露出している。操作者は、操作筐体1から露出した回動操作部材60に対し、指で回動させる回動操作を行うことにより、回動操作を受けた回動操作部材60は回動し、操作負荷が調整される。回動操作部材60を備える調整機構6は、一部が操作筐体1から露出しているため、操作者は、容易に操作を行うことが可能であり、これにより、操作負荷の調整を容易に行うことが可能である。本願において、回動操作部材60の露出とは、回動操作部材60の一部又は全体が、操作筐体1の外部に出ており、外部に出た部分を操作者が指により、又は治具を用いて操作可能な状態を示す。
<内部構造>
次に、操作装置CTRの内部構造について説明する。図3は、本願開示の操作装置CTRの一例を示す概略斜視図である。図4は、本願開示の操作装置CTRの一例を示す概略平面図である。図5は、本願開示の操作装置CTRの要部の一例を拡大して示す概略平面図である。図3及び図4は、操作装置CTRの操作筐体1の一部を透過し、かつ内部構造のうち要部以外の構成は、記載を省略して示している。操作装置CTRの要部とは、操作部材4及び調整機構6並びにこれらに関連する部材である。図5は、図4中の要部を拡大して示している。操作筐体1内部には、操作筐体1の外部に一部が露出した操作部材4及び調整機構6、操作部材4の動作に伴い回路が変化するスイッチ機構7等の構成が収容されている。
操作部材4は、上面視で、細長い略二等辺三角形状の底面を有する角柱状体を操作筐体1の外面に沿って屈曲させた形状であり、前方側の側面が、操作装置CTRの前面に露出し、操作者の指が触れる部分となっている。操作部材4の後方側の等辺に対応する面には、後方へ向けて突出する棒状の第1突出部40及び第2突出部41が形成されている。第1突出部40の先端は、調整機構6に当接し、第2突出部41の先端は、スイッチ機構7に当接する。操作部材4は、細長い二等辺三角形の頂角近傍に、上下に延びる軸部42が形成されている。操作部材4の軸部42は、操作筐体1の内側に穿設された穿設穴に挿通され、操作部材4は、軸部42を揺動軸として揺動自在に軸支されている。操作部材4の軸部42にはトーションバネ43が巻回されており、トーションバネ43により、操作部材4は、前方へ向けて付勢されている。操作者は、操作部材4の前方側の側面を操作筐体1内へ向けて指で押圧する押圧操作を行うことにより、操作部材4は、軸部42を揺動軸として揺動し、トーションバネ43の付勢力に抗して操作筐体1内へ押し込まれる。操作筐体1内へ押し込まれた操作部材4は、第1突出部40で調整機構6を押圧し、第2突出部41でスイッチ機構7を押圧する。
操作筐体1内で、操作部材4の後方には、調整機構6及びスイッチ機構7が配置されている。スイッチ機構7は、回路筐体70、レバー71(被押圧部)、押込部72、端子73等の各種部材を用いて構成されたマイクロスイッチである。回路筐体70は、略直方体状をなし、接点回路(図示せず)を収容し、3本の端子73が突出している。レバー71は、長尺薄板状をなし、一端が回路筐体70に揺動自在に軸支され、他端が自由端となっている。レバー71は、押圧操作により押し込まれた操作部材4の第2突出部41から押圧を受けて揺動する。押込部72は、回路筐体70の内部から突出したアクチュエータであり、レバー71が揺動することで回路筐体70内部に押し込まれる。押込部72が回路筐体70内に押し込まれることにより、回路筐体70内の接点回路は、常開接点となっている端子73間を閉じ、常閉接点となっている端子73間を開く。このようにして、スイッチ機構7は、操作部材4の動作に伴い回路を接離する。
調整機構6は、回動操作部材60が回動操作を受け付けることにより、操作部材4に対する操作負荷を調整する機構である。図6及び図7は、本願開示の操作装置CTRの要部の一例を拡大して示す概略断面図である。図8は、本願開示の操作装置CTRが備える調整機構6の一例を示す概略分解斜視図である。図6は、図1に示すA-Bを通る水平面で切断した操作装置CTRの内部構造を、上方からの視点の概略断面図として示している。図7は、図1に示すC-Dを通る水平面で切断した操作装置CTRの内部構造を、後方からの視点の概略断面図として示している。図6及び図7は、調整機構6を中心に拡大して示している。調整機構6は、操作部材4を後方から前方へ向けて付勢する機構であり、前述の回動操作部材60の他、付勢部材61、環状体62、負荷調整部材63、円筒筐体64、一対の保持部材65、嵌合部材66等の各種部材を備えている。
付勢部材61は、直径が異なる円板を二段に重ねた当接部610と、当接部610を前方へ付勢する付勢バネ611(バネ)とを備えている。付勢部材61は、付勢バネ611の巻回の軸及び当接部610の中心を通る中心軸が一致するように形成されており、軸方向が前後方向となるように操作筐体1内に配置されている。付勢部材61の当接部610は、直径が小さい前方の円板の前面が、操作部材4の第1突出部40の後端に当接し、付勢バネ611に付勢されて、操作部材4を前方(第2方向)へ付勢する。付勢バネ611は、例えば、圧縮コイルバネを用いて構成されており、当接部610を前端側(一端側)で押圧し、後端(他端)は、負荷調整部材63に当接している。なお、付勢部材61は、前端側で操作部材4を前方へ付勢し、後端側で負荷調整部材63に当接し、かつ前後の間隔に応じて付勢力を調整する機能を有していれば、板バネ、トーションバネ等の他の部材に代替することも可能である。
環状体62は、円環状をなし、円環の中心を通る中心軸が付勢部材61及び円筒筐体64の中心軸と一致するように配置されている。環状体62は、円筒筐体64の前部の開口に嵌め込まれている。環状体62は、付勢部材61の当接部610における後方の円板の直径より若干大きい内径となっている。以上のような配置及び形状により、環状体62は、付勢部材61の径方向の位置を規制し、かつ負荷調整部材63により、径方向に関し、ひっかかりが生じる大きい部分が存在するので、負荷調整部材63の移動範囲を規制する部材として機能する。
負荷調整部材63は、付勢部材61の付勢バネ611の後部を収容する円筒部630と、円筒部630の中心から後方へ延伸するネジ部631とを備えている。円筒部630は、略有底円筒状をなし、前部側が開放され、後部側に底面を有する形状となっている。円筒部630の内底面は、付勢部材61の付勢バネ611の後端に当接し、付勢部材61を前方へ押圧する。円筒部630の外側面を周回するように、断面が略半円形状の凹部が、連続して複数凹設されている。円筒部630の外側面の中心から延伸するネジ部631は、側面がネジ面となる略円柱状をなし、ネジ先側には、軸方向に平行な平面で切り欠いた形状の切欠面632が形成されている。負荷調整部材63は、円筒筐体64内で、中心軸を回動中心として回動可能に保持されている。負荷調整部材63は、回動した場合、円筒筐体64と螺合するネジ部631の作用により、前後に移動する。負荷調整部材63が前後に移動した場合、付勢部材61の付勢バネ611の後端の位置が前後に移動し、付勢部材61による付勢力の大きさが変動する。
円筒筐体64は、略有底円筒状をなし、前部側が開放され、後部側に底面を有する形状となっている。円筒筐体64の側面には、左右に保持部材65を挿通させる挿通孔640が開設されている。円筒筐体64の後部側の底面は、中心にネジ孔641が開設されている。ネジ孔641には、負荷調整部材63のネジ部631が挿通されており、ネジ孔641の内側のネジ面は、負荷調整部材63のネジ部631と螺合している。
保持部材65は、負荷調整部材63が意図せず回動することを防止するため、負荷調整部材63を左右から挟み込むことで負荷調整部材63の位置を保持する部材である。保持部材65は、負荷調整部材63の外側面に凹設された凹部に嵌まり込む球体650と、球体650を負荷調整部材63へ向けて付勢する保持バネ651とを備えている。保持部材65の保持バネ651は、円筒筐体64の側面の挿通孔640に挿通された状態で固定されている。
嵌合部材66は、操作筐体1内で回動操作部材60を回動可能に保持する部材であり、操作筐体1内部に形成された円環状の内フランジ11を挟んで、回動操作部材60に内嵌している。嵌合部材66は、円環状の外フランジ660と、外フランジ660から後方へ延伸する係合部661とを備えている。外フランジ660は、内フランジ11に対して前方から当接する。係合部661は、略円筒状で、軸方向に直交する断面は、円の一部を弦で切り欠いた形状となっている。嵌合部材66には、負荷調整部材63のネジ部631が挿通されており、嵌合部材66の係合部661の内側の円を切り欠いた弦の部位に、負荷調整部材63のネジ部631の切欠面632が係合する。
略円板状をなす回動操作部材60は、中心近傍に、嵌合部材66を内嵌させる嵌合口600が形成されており、嵌合口600の内側面の形状は、嵌合部材66の係合部661の外側面の形状と嵌合するように形成されている。従って、回動操作部材60に対して回動操作が行われた場合、回動操作部材60に嵌合している嵌合部材66と、嵌合部材66と係合している負荷調整部材63とが、回動操作部材60と連動して回動する。
<動作>
次に、本願開示の操作装置CTRの動作について説明する。先ず、操作装置CTRが、操作者から入力操作を受けた場合の動作について説明する。図9及び図10は、本願開示の操作装置CTRの要部の一例を拡大して示す概略断面図である。図9及び図10は、水平面で切断した操作装置CTRの内部構造を、上方からの視点の概略断面図として示している。図9は、操作者の操作を受けていない状態を示しており、図10は、操作者から入力操作として、操作部材4を指で押し込む押圧操作を受けた状態を示している。
操作筐体1内へ向けて押圧する押圧操作を受けた場合、操作部材4は、軸部42を揺動軸として揺動し、第1突出部40で調整機構6の付勢部材61を押圧し、第2突出部41でスイッチ機構7を押圧する。調整機構6は、第1突出部40による押圧に対し、付勢部材61の当接部610にて当接し、付勢バネ611の付勢力にて反対方向へ付勢する。スイッチ機構7は、第2突出部41による押圧により、レバー71が揺動し、揺動したレバー71により押込部72が回路筐体70内に押し込まれる。スイッチ機構7は、押圧により押込部72が押し込まれることにより、回路を接離、即ち、常開接点となっている端子73間を閉じ、常閉接点となっている端子73間を開く。操作装置CTRは、スイッチ機構7による回路の接離に基づき、操作信号を本体装置へ出力する。なお、操作装置CTRが備える調整機構6は、必ずしも常開接点及び常閉接点の両方を備える必要はなく、いずれか一方のみであってもよい。
操作者が、押圧操作を解除すると、操作部材4は、トーションバネ43の付勢力により、元の位置に復帰し、図10に例示する状態から図9に例示する状態に遷移する。操作部材4が元の位置に復帰することにより、第1突出部40は、調整機構6の押圧を解除し、第2突出部41は、スイッチ機構7の押圧を解除する。
次に、操作装置CTRが、調整操作を受けた場合の動作について説明する。図11は、本願開示の操作装置CTRの要部の一例を拡大して示す概略断面図である。図11は、操作装置CTRの内部構造を、上方からの視点の概略断面図として示している。図11は、図9に例示する状態から、操作者が調整操作を行い、付勢力を強くした状態を示している。
操作者が、調整機構6の回動操作部材60を指で回動させる操作を行うことにより、回動操作部材60は回動する。回動操作部材60の回動に連動して、内嵌している嵌合部材66と、嵌合部材66にネジ部631の切欠面632で係合している負荷調整部材63とが回動する。負荷調整部材63は、回動することにより、ネジ部631が円筒筐体64の底面のネジ孔641に刻設されたネジ面と螺合して前方へ移動する。負荷調整部材63が回動しながら前方へ移動することにより、負荷調整部材63の円筒部630の内底面に当接する付勢部材61の付勢バネ611の後端の位置も前方へ移動する。付勢部材61の付勢バネ611の後端の位置が前方へ移動することにより、付勢バネ611が短縮し、付勢部材61による付勢力が大きくなる。
回動した負荷調整部材63の円筒部630の外側面に対し、保持部材65の球体650が、回動後に相対する凹部に嵌まり込むことにより、回動後の負荷調整部材63の位置を保持する。回動後の負荷調整部材63の位置を保持することにより、付勢力の大きさが固定される。従って、本願開示の操作装置CTRは、負荷調整部材63の円筒部630の外側面に凹設された凹部の間隔及び保持部材65の球体650の直径、負荷調整部材63のネジ部631のピッチ幅等を調整することにより、付勢力の大きさの調整幅を設定することが可能となる。
操作者が、回動操作部材60を反対方向へ回動させる操作を行うことにより、付勢部材61の付勢バネ611の後端の位置が後方へ移動し、付勢バネ611が伸張して、付勢部材61による付勢力が小さくなる。
以上のように、本願開示の操作装置CTRは、筐体から露出している調整機構6に対し、操作者が指で回動操作を行うことにより、押圧操作等の入力操作を受ける操作部材4に対する付勢力の大きさが調整される。従って、本願開示の操作装置CTRは、操作者が操作に要する負荷を容易に調整することが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、他の様々な形態で実施することが可能である。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の技術範囲は、請求の範囲によって説明するものであって、明細書本文には何ら拘束されない。更に、請求の範囲の均等範囲に属する変形及び変更は、全て本発明の範囲内のものである。
例えば、前記実施形態では、ゲームのコントローラに適用する形態について説明したが、本発明はこれに限らず、各種玩具、各種移動体、各種測定装置、産業用ロボット等の様々な操作対象の操作に用いることが可能である。
また、例えば、前記実施形態では、回動操作により、付勢バネ611の後端の位置を調整する形態を示したが、本発明はこれに限らず、付勢バネ611の後端の位置をスライドさせて調整する等、様々な形態に展開することが可能である。また、付勢バネ611の後端の位置をスライドさせて調整する形態の場合、調整機構6は、回動操作部材60ではなく、スライド操作に対応した部材を備えるように形成する等、様々な形態に展開することが可能である。
また、例えば、付勢部材61として、円板状の当接部610を設けずに、付勢バネ611の前端を、操作部材4に当接する当接部とする等、様々な形態に展開することが可能である。
また、本願開示の操作装置CTRは、負荷調整部材63の位置を保持することが可能であれば保持部材65を様々な形態に展開することが可能である。例えば、保持部材65として、球体650及び保持バネ651とを用いる形態を示したが、本願開示の操作装置CTRは、板バネ等の部材を保持部材65として用い、負荷調整部材63の位置を保持するようにする等、様々な形態に展開することが可能である。
更に、本願開示の操作装置CTRは、操作筐体1から露出した回動操作部材60を指により、又は治具を用いて調整することが可能であれば、様々な形態に展開することが可能である。例えば、本願開示の操作装置CTRは、回動操作部材60が、例えば、防汚、防水等の保護を目的としたフィルムで覆われた形態、露出した回動操作部材60からカム、リンク、ギア等の伝達部材を介して動作を伝える形態等の様々な形態に展開することも可能である。
また、例えば、前記実施形態では、スイッチ機構7として、操作に基づき接点を開閉する接離回路を例示したが、本発明はこれに限らず、操作に基づき回路が変化する様々なスイッチ機構7を採用することが可能である。例えば、操作部材4の押込量に応じて電気抵抗、静電容量、インダクタンス等の電気回路に関する値が段階的に又は無段階で変化する機構、更には、操作部材4の押込状態を検出するセンサを用いて信号を出力する機構をスイッチ機構7として用いる等、様々な形態に展開することが可能である。
CTR 操作装置
1 操作筐体(筐体)
4 操作部材
5 通信線
6 調整機構
60 回動操作部材
61 付勢部材
610 当接部
611 付勢バネ
63 負荷調整部材
631 ネジ部
64 円筒筐体
65 保持部材
7 スイッチ機構
71 レバー(被押圧部)

Claims (5)

  1. 筐体と、前記筐体から露出し、入力操作を受けて第1方向へ動作する操作部材とを備え、前記操作部材の動作に基づき操作信号を出力する操作装置であって、
    前記操作部材に対し、第1方向の反対方向となる第2方向へ付勢する付勢部材と、
    前記付勢部材が付勢する付勢力の大きさを調整する調整機構と
    を備え、
    前記調整機構は、前記筐体から露出してあり、調整操作を受けて付勢力の大きさを調整する
    ことを特徴とする操作装置。
  2. 請求項1に記載の操作装置であって、
    前記付勢部材は、
    前記操作部材に当接する当接部と、
    前記当接部を、第2方向へ一端側で押圧するバネと
    を備え、
    前記調整機構は、
    前記バネの他端の位置を移動させることにより、付勢力の大きさを調整する
    ことを特徴とする操作装置。
  3. 請求項2に記載の操作装置であって、
    前記調整機構は、
    調整操作として回動操作を受ける回動操作部材を備え、
    前記回動操作部材の回動により、前記バネの他端の位置が移動する
    ことを特徴とする操作装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の操作装置であって、
    前記調整機構により移動される前記バネの他端の位置を保持する保持部材を備える
    ことを特徴とする操作装置。
  5. 請求項2又は請求項3に記載の操作装置であって、
    前記操作部材の動作に伴い回路が変化するスイッチ機構を備え、
    前記スイッチ機構は、
    前記操作部材の押圧を受ける被押圧部を備え、
    前記被押圧部が押圧を受けた場合に、回路が変化するようにしてあり、
    前記操作部材が受ける入力操作は、前記筐体内へ向けて押圧する押圧操作であり、
    前記操作部材は、
    押圧操作を受けた場合に、前記付勢部材の前記当接部及び前記スイッチ機構の前記被押圧部を押圧するようにしてあり、
    前記操作信号は、前記スイッチ機構の回路の変化に基づき出力される
    ことを特徴とする操作装置。
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