JP2024012232A - エレベータ制御システム及びエレベータ制御方法 - Google Patents

エレベータ制御システム及びエレベータ制御方法 Download PDF

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【課題】エレベータの仕様の変更を簡便且つ安定的に実行可能にする。【解決手段】エレベータ制御システムは、複数のエレベータのそれぞれと仕様との関係を示すエレベータ仕様情報に基づいて仕様変更指令の有無を監視する監視部と、仕様変更指令があった場合に、仕様の変更が指示されたエレベータを識別する識別情報と、変更後の仕様に対応するソフトウェアを含む更新用データと、を取得する取得部と、識別情報に基づいて仕様の変更が指示されたエレベータを制御する制御装置に更新用データを送信する送信部と、制御装置の記憶部に記憶された変更前の仕様に対応するデータを更新用データに書き換える更新部と、変更前の仕様に対応するソフトウェアの動作確認結果に基づいて、仕様の変更により不要となった機能に対応する削除対象データが記憶部から削除されたか否かを診断する削除診断処理を行う診断部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、エレベータ制御システム及びエレベータ制御方法に関する。
近年、複数のエレベータを遠隔管理可能なシステムが利用されている。
特開2007-55702号公報 特許第5610853号公報
上記のようなシステムにおいて、各エレベータの仕様を顧客の要望に応じて変更可能にすることが望まれている。しかしながら、遠隔操作によりエレベータの仕様を変更しようとする際に、仕様変更に伴い不要となった機能に対応するソフトウェア等のデータがエレベータ側の情報処理装置のメモリ内に残留し、仕様変更後におけるエレベータの動作が不安定になる可能性がある。
そこで、本発明の実施形態は、エレベータの仕様の変更を簡便且つ安定的に実行可能なエレベータ制御システム及びエレベータ制御方法を提供することを目的とする。
実施形態のエレベータ制御システムは、エレベータの仕様の変更を指示する仕様変更指令に応じて、複数のエレベータのそれぞれと仕様との関係を示すエレベータ仕様情報を更新する情報管理部と、エレベータ仕様情報に基づいて仕様変更指令の有無を監視する監視部と、仕様変更指令があった場合に、仕様の変更が指示されたエレベータを識別する識別情報と、変更後の仕様に対応するソフトウェアを含む更新用データと、を取得する取得部と、識別情報に基づいて仕様の変更が指示されたエレベータを制御する制御装置に更新用データを送信する送信部と、制御装置の記憶部に記憶された変更前の仕様に対応するデータを更新用データに書き換える更新部と、変更前の仕様に対応するソフトウェアの動作確認結果に基づいて、仕様の変更により不要となった機能に対応する削除対象データが記憶部から削除されたか否かを診断する削除診断処理を行う診断部と、を備える。
図1は、実施形態のエレベータ制御システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施形態のエレベータ制御システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施形態の確定前のエレベータ仕様テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、実施形態の確定後のエレベータ仕様テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、実施形態のエレベータ制御システムにおいて削除対象データが発生する場合における仕様変更処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態のエレベータ制御システムにおいて追加対象データが発生する場合における仕様変更処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、実施形態のエレベータ制御システム及びエレベータ制御方法について説明する。
図1は、実施形態のエレベータ制御システム1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。エレベータ制御システム1は、遠隔センターシステム11、遠隔制御端末12及び複数のエレベータ13を含む。
遠隔センターシステム11は、複数のエレベータ13を遠隔管理するための統合的な処理を行うコンピュータシステムである。遠隔センターシステム11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)21、記憶装置22、通信I/F(Interface)23、ユーザI/F24等を含んで構成され、記憶装置22に記憶されたプログラム、設定データ等に従って所定の情報処理を実行する。なお、遠隔センターシステム11のハードウェア構成は、適宜設計されるべきものであり、例えば、複数のコンピュータが連携して構成されてもよいし、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の専用のハードウェアを利用して構成されてもよい。
遠隔制御端末12は、遠隔センターシステム11と複数のエレベータ13との間で中継的な処理を実行する情報処理装置である。遠隔制御端末12は、例えば、CPU31、記憶装置32、通信I/F33、ユーザI/F34等を含んで構成され、記憶装置32に記憶されたプログラム、設定データ等に従って所定の情報処理を実行する。ここで例示する遠隔制御端末12は、遠隔センターシステム11とネットワーク15(例えばWAN:Wide Area Network)を介して通信可能であると共に、複数のエレベータ13のそれぞれとネットワーク16(例えばLAN:Local Area Network)を介して通信可能となっている。遠隔制御端末12は、例えば、複数のエレベータ13が設置されたビルの内部に設置される。なお、遠隔制御端末12のハードウェア構成は、適宜設計されるべきものであり、例えば、複数のコンピュータが連携して構成されてもよいし、ASIC、FPGA等の専用のハードウェアを利用して構成されてもよい。
エレベータ13は、内部に人、荷物等を積載して昇降可能な設備である。複数のエレベータ13のそれぞれには、制御装置41が備えられている。制御装置41は、例えば、CPU51、記憶装置52等を備え、記憶装置52に記憶されたプログラム、設定データ等に従って所定の情報処理を実行する。制御装置41は、エレベータ13の昇降動作、ドアの開閉動作、操作盤を介した情報の入出力、ディスプレイやスピーカを介した情報の出力等に関する処理を行う。なお、制御装置41のハードウェア構成は、適宜設計されるべきものであり、例えば、ASIC、FPGA等の専用のハードウェアを利用して構成されてもよい。
図2は、実施形態のエレベータ制御システム1の機能構成の一例を示すブロック図である。遠隔センターシステム11は、仕様変更部101、情報管理部102、監視部103、取得部104及び送信部105を含む。これらの機能部101~105は、例えば図1に示されるようなハードウェア要素及びソフトウェア要素の協働により構成され得る。
仕様変更部101は、複数のエレベータ13の仕様をエレベータ13毎に変更するための処理を行う。仕様変更部101は、例えば、ユーザによる入力操作等に応じて特定のエレベータ13の仕様の変更を指示する仕様変更指令を出力する。仕様変更指令は、例えば、仕様変更の対象となるエレベータ13を特定可能な情報、変更後の仕様を示す情報等を含み得る。
情報管理部102は、複数のエレベータ13を遠隔管理するための各種情報を管理する。本実施形態の情報管理部102は、仕様変更指令に応じて、複数のエレベータ13のそれぞれと仕様との関係を示すエレベータ仕様テーブル111(エレベータ仕様情報の一例)を更新する。また、情報管理部102は、複数の仕様のそれぞれに対応する複数種のソフトウェアを格納するソフトウェア格納部112を含む。
監視部103は、エレベータ仕様テーブル111に基づいて、仕様変更指令の有無を監視するための処理を行う。監視部103による監視処理の具体的方法は特に限定されるべきものではないが、例えば、定期的にエレベータ仕様テーブル111を検索し、仕様変更指令に基づく変化の有無を検出する処理等が採用され得る。
取得部104は、仕様変更指令が出力された場合(監視部103により仕様変更指令が検出された場合)に、仕様の変更が指示されたエレベータ13を識別する識別情報と、変更後の仕様に対応するソフトウェアを含む更新用データと、を取得する。
送信部105は、取得部104により取得された識別情報に基づいて、仕様の変更が指示されたエレベータ13を制御する制御装置(本実施形態では当該エレベータ13に搭載された制御装置41)に更新用データを送信する。更新用データには、変更後の仕様に対応するソフトウェアの他、当該仕様に対応する機能を実現するために必要な各種データ(例えば設定データ等)が含まれ得る。
遠隔制御端末12は、転送部201を含む。転送部201は、例えば図1に示されるようなハードウェア要素及びソフトウェア要素の協働により構成され得る。
転送部201は、遠隔センターシステム11(送信部105)から送信された更新用データを、当該更新用データと紐付けられた識別情報が示すエレベータ13の制御装置41へ転送する。
制御装置41は、記憶部301、実行部302、更新部303及び診断部304を含む。これらの機能部301~304は、例えば図1に示されるようなハードウェア要素及びソフトウェア要素の協働により構成され得る。
記憶部301は、エレベータ13の動作を制御するための各種データを記憶する。具体的には、記憶部301は、エレベータ13の仕様に対応する機能を実現するためのソフトウェア、設定データ等を含むデータを記憶する。
実行部302は、記憶部301に記憶されたソフトウェアを実行する。
更新部303は、記憶部301に記憶されたデータを更新する。更新部303は、記憶部301に記憶された変更前の仕様に対応するデータを、送信部105から送信された(転送部201により転送された)更新用データに書き換える。
診断部304は、記憶部301に記憶された変更前の仕様に対応するデータが、変更後の仕様に対応する更新用データに正しく書き換えられたか否かを診断するための処理を行う。診断部304は、変更前の仕様に対応するソフトウェアの動作確認結果に基づいて、仕様の変更により不要となった機能に対応する削除対象データが記憶部301から削除されたか否かを診断する削除診断処理を行う。
診断部304は、更新用データを受信した場合に、実行部302に対して変更前の仕様に対応する変更前ソフトウェアを実行させる指令を出力する。そして、変更前ソフトウェアが実行されなかった場合には、削除対象データが削除された(仕様の変更が成功した)ことを示す成功信号を出力し、変更前ソフトウェアが実行された場合には、削除対象データが削除されなかった(仕様の変更が失敗した)ことを示す失敗信号を出力する。
また、診断部304は、変更後の仕様に対応するソフトウェアの動作確認結果に基づいて、仕様の変更により追加となった機能に対応する追加対象データが記憶部301に追加されたか否かを診断する追加診断処理を行ってもよい。例えば、診断部304は、更新用データを受信した場合に、実行部302に対して変更後の仕様に対応する変更後ソフトウェアを実行させる指令を出力する。そして、変更後ソフトウェアが実行された場合には、追加対象データが追加された(仕様の変更が成功した)ことを示す成功信号を出力し、変更後ソフトウェアが実行されなかった場合には追加対象データが追加されなかった(仕様の変更が失敗した)ことを示す失敗信号を出力する。
診断部304から失敗信号が出力された場合、送信部105は、識別情報が示すエレベータ13の制御装置41に対して更新用データを再送信する。これにより、仕様変更の失敗を抑制できる。
診断部304から成功信号が出力された場合、情報管理部102は、仕様変更指令が示す仕様の変更をエレベータ仕様テーブル111上で確定させる。これにより、エレベータ仕様テーブル111を確認することで、指示した仕様変更が正常に遂行されたか否かを確認できる。
図3は、実施形態の確定前のエレベータ仕様テーブル111のデータ構造の一例を示す図である。図3において、「号機番号」は、複数のエレベータ13のそれぞれに一意に割り当てられた番号であり、エレベータ13を識別するための識別情報の一例である。「現在仕様」は、各エレベータ13の現在の仕様、すなわち確定済みの仕様を示す情報である。「変更指令仕様」は、仕様変更指令が示す仕様、すなわちユーザにより仕様の変更が指示されたエレベータ13の変更後の仕様を示す情報である。図3には、号機番号001のエレベータ13の仕様を「A」から「B」に変更するように指示する仕様変更指令が出力された場合のエレベータ仕様テーブル111が例示されている。
本実施形態の情報管理部102は、仕様変更部101から出力された仕様変更指令に基づいて、エレベータ仕様テーブル111の変更指令仕様のカラムに変更の内容(図3の例では号機番号001のエレベータ13の仕様をBに変更すること)を示す情報を書き込む。監視部103は、例えば、エレベータ仕様テーブル111の変更指令仕様のカラムに情報が書き込まれているか否かを定期的に確認する処理により、仕様変更指令の有無を判定できる。
図4は、実施形態の確定後のエレベータ仕様テーブル111のデータ構造の一例を示す図である。図4には、図3に示される状態に対応する仕様変更指令(号機番号001のエレベータ13の仕様をBに変更する指令)が正常に遂行された場合のエレベータ仕様テーブル111が例示されている。情報管理部102は、当該仕様変更指令が正常に遂行された場合(診断部304から成功信号が出力された場合)、図3に示されるように変更指令仕様のカラムに書き込まれた仕様Bを、図4に示されるように現在仕様に反映させる。これにより、仕様の変更が指示されたエレベータ13の仕様が確定される。
図5は、実施形態のエレベータ制御システム1において削除対象データが発生する場合における仕様変更処理の一例を示すフローチャートである。図5においては、仕様の変更に伴い不要となる機能に対応する削除対象データが適切に削除されたか否かを診断する削除診断処理を含む場合が例示されている。
監視部103は、定期的にエレベータ仕様テーブル111を検索し、仕様変更指令の有無を判定する(S101)。当該判定は、例えば、図3に示されるような変更指令仕様のカラムにデータが入っているか否か等に基づいて行われ得る。仕様変更指令がないと判定された場合(S101:No)、再度ステップS101が実行され、仕様変更指令の監視が継続される。
仕様変更指令があると判定された場合(S101:Yes)、取得部104は、情報管理部102により管理されているデータから、更新対象の(仕様の変更が指示された)エレベータ13を識別する識別情報と、変更後の仕様に対応するソフトウェアを含む更新用データと、取得する(S102)。識別情報は、例えば、図3に示されるエレベータ仕様テーブル111の号機番号から取得され得る。更新用データは、例えば、ソフトウェア格納部112(図2参照)から変更後の仕様に対応するソフトウェアや設定データを抽出することにより取得され得る。
その後、送信部105は、取得された識別情報に基づいて更新対象のエレベータ13の制御装置41に更新用データを送信する(S103)。このとき、本実施形態においては、更新用データは、遠隔制御端末12の転送部201を介して更新対象のエレベータ13の制御装置41に送信(転送)される。
更新対象のエレベータ13の制御装置41の更新部303は、当該制御装置41の記憶装置52(記憶部301)内のデータを更新用データに書き換える(S104)。
その後、更新対象のエレベータ13の制御装置41の診断部304は、当該制御装置41の実行部302に対して変更前の仕様に対応するソフトウェア(変更前ソフトウェア)の実行を指示する(S105)。そして、診断部304は、変更前ソフトウェアが動作したか否かを判定する(S106)。
変更前ソフトウェアが動作しなかった場合(S106:Yes)、診断部304は、削除対象データが削除された(仕様変更指令が正常に遂行された)ことを示す成功信号を出力する(S107)。そして、情報管理部102は、診断部304から成功信号を受信すると、エレベータ仕様テーブル111を図3に示されるような確定前の状態から図4に示されるような確定後の状態に変化させる(S108)。
一方、変更前ソフトウェアが動作した場合(S106:No)、診断部304は、削除対象データが削除されなかった(仕様変更指令が正常に遂行されなかった)ことを示す失敗信号を出力する(S109)。そして、送信部105は、診断部304から失敗信号を受信すると、更新対象のエレベータ13の制御装置41に対して更新用データを再送信する(S110)。
上記のような処理によれば、仕様の変更に伴い不要となる機能に対応するソフトウェア等を含む削除対象データが適切に削除されたか否かが自動的に診断され、削除対象データが削除されていない場合には自動的に更新用データが再送信される。これにより、遠隔操作による各エレベータ13の仕様変更処理の利便性及び安定性を向上させることができる。
図6は、実施形態のエレベータ制御システム1において追加対象データが発生する場合における仕様変更処理の一例を示すフローチャートである。図6においては、仕様の変更に伴い追加される機能に対応する追加対象データが適切に追加された否かを診断する追加診断処理を含む場合が例示されている。
監視部103は、定期的にエレベータ仕様テーブル111を検索し、仕様変更指令の有無を判定する(S201)。当該判定は、例えば、図3に示される変更指令仕様のカラムにデータが入っているか否か等に基づいて行われ得る。仕様変更指令がないと判定された場合(S201:No)、再度ステップS201が実行され、仕様変更指令の監視が継続される。
仕様変更指令があると判定された場合(S201:Yes)、取得部104は、情報管理部102により管理されているデータから、更新対象のエレベータ13を識別する識別情報と、変更後の仕様に対応するソフトウェアを含む更新用データと、取得する(S202)。識別情報は、例えば、図3に示されるエレベータ仕様テーブル111の号機番号から取得され得る。更新用データは、例えば、ソフトウェア格納部112(図2参照)から変更後の仕様に対応するソフトウェアや設定データを抽出することにより取得され得る。
その後、送信部105は、取得された識別情報に基づいて更新対象のエレベータ13の制御装置41に更新用データを送信する(S203)。このとき、本実施形態においては、更新用データは、遠隔制御端末12の転送部201を介して更新対象のエレベータ13の制御装置41に送信(転送)される。
更新対象のエレベータ13の制御装置41の更新部303は、当該制御装置41の記憶装置52(記憶部301)内のデータを更新用データに書き換える(S204)。
その後、更新対象のエレベータ13の制御装置41の診断部304は、当該制御装置41の実行部302に対して変更後の仕様に対応するソフトウェア(変更後ソフトウェア)の実行を指示する(S205)。そして、診断部304は、変更後ソフトウェアが動作したか否かを判定する(S206)。
変更後ソフトウェアが動作した場合(S206:Yes)、診断部304は、追加対象データが追加された(仕様変更指令が正常に遂行された)ことを示す成功信号を出力する(S207)。そして、情報管理部102は、診断部304から成功信号を受信すると、エレベータ仕様テーブル111を図3に示されるような確定前の状態から図4に示されるような確定後の状態に変化させる(S208)。
一方、変更後ソフトウェアが動作しなかった場合(S206:No)、診断部304は、追加対象データが追加されなかった(仕様変更指令が正常に遂行されなかった)ことを示す失敗信号を出力する(S209)。そして、送信部105は、診断部304から失敗信号を受信すると、更新対象のエレベータ13の制御装置41に対して更新用データを再送信する(S210)。
上記のような処理によれば、仕様の変更に伴い追加される機能に対応するソフトウェア等を含む追加対象データが適切に追加されたか否かが自動的に診断され、追加対象データが追加されなかった場合には自動的に更新用データが再送信される。これにより、遠隔操作による各エレベータ13の仕様変更処理の利便性及び安定性を向上させることができる。
本実施形態のエレベータ制御システム1に含まれるコンピュータで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、当該プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態で実行される当該プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態はあくまで例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…エレベータ制御システム、11…遠隔センターシステム、12…遠隔制御端末、13…エレベータ、15,16…ネットワーク、21…CPU、22…記憶装置、23…通信I/F、24…ユーザI/F、31…CPU、32…記憶装置、33…通信I/F、34…ユーザI/F、41…制御装置、51…CPU、52…記憶装置、101…仕様変更部、102…情報管理部、103…監視部、104…取得部、105…送信部、111…エレベータ仕様テーブル、112…ソフトウェア格納部、201…転送部、301…記憶部、302…実行部、303…更新部、304…診断部

Claims (5)

  1. エレベータの仕様の変更を指示する仕様変更指令に応じて、複数の前記エレベータのそれぞれと仕様との関係を示すエレベータ仕様情報を更新する情報管理部と、
    前記エレベータ仕様情報に基づいて前記仕様変更指令の有無を監視する監視部と、
    前記仕様変更指令があった場合に、仕様の変更が指示された前記エレベータを識別する識別情報と、変更後の仕様に対応するソフトウェアを含む更新用データと、を取得する取得部と、
    前記識別情報に基づいて仕様の変更が指示された前記エレベータを制御する制御装置に前記更新用データを送信する送信部と、
    前記制御装置の記憶部に記憶された変更前の仕様に対応するデータを前記更新用データに書き換える更新部と、
    変更前の仕様に対応するソフトウェアの動作確認結果に基づいて、仕様の変更により不要となった機能に対応する削除対象データが前記記憶部から削除されたか否かを診断する削除診断処理を行う診断部と、
    を備えるエレベータ制御システム。
  2. 前記送信部は、前記削除対象データが削除されていない場合、前記制御装置に前記更新用データを再送信する、
    請求項1に記載のエレベータ制御システム。
  3. 前記診断部は、変更後の仕様に対応するソフトウェアの動作確認結果に基づいて、仕様の変更により追加された機能に対応する追加対象データが前記記憶部に記憶されたか否かを診断する追加診断処理を更に行う、
    請求項1に記載のエレベータ制御システム。
  4. 前記送信部は、前記追加対象データが追加されていない場合、前記制御装置に前記更新用データを再送信する、
    請求項3に記載のエレベータ制御システム。
  5. エレベータの仕様の変更を指示する仕様変更指令に応じて、複数の前記エレベータのそれぞれと仕様との関係を示すエレベータ仕様情報を更新する工程と、
    前記エレベータ仕様情報に基づいて前記仕様変更指令の有無を監視する工程と、
    前記仕様変更指令があった場合に、仕様の変更が指示された前記エレベータを識別する識別情報と、変更後の仕様に対応するソフトウェアを含む更新用データと、を取得する工程と、
    前記識別情報に基づいて仕様の変更が指示された前記エレベータを制御する制御装置に前記更新用データを送信する工程と、
    前記制御装置の記憶部に記憶された変更前の仕様に対応するデータを前記更新用データに書き換える工程と、
    変更前の仕様に対応するソフトウェアの動作確認結果に基づいて、仕様の変更により不要となった機能に対応する削除対象データが前記記憶部から削除されたか否かを診断する削除診断処理を行う工程と、
    を含むエレベータ制御方法。
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