JP2024011744A - 衣類処理装置 - Google Patents

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貴代美 加藤
Kiyomi Kato
慎太郎 岡本
Shintaro Okamoto
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Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
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Abstract

【課題】注水ケース内から水があふれ出るのを抑制できる衣類処理装置を提供する。【解決手段】衣類処理装置は、衣類を収容する衣類収容槽と、外部の水源から供給された水を受けて衣類収容槽内に注水する注水ケースを有する注水装置と、を備え、注水ケースは、互いに対向している第1側面部と第2側面部とを有しており、第1側面部は、注水ケース内に水が流入する流入口が形成されており、第1側面部と第2側面部との間には、流入口から注水ケース内に流入した水と接触する邪魔体が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、衣類処理装置に関する。
従来、衣類処理装置の一例である洗濯機において、水道に接続された注水ケースに固着された流水面部の底面内側に複数の突起が配設されたものが知られている。複数の突起は、流水面部からの水の飛び跳ねを防止し、信頼性を向上させるためのものである。
特開2018-102600号公報
近年では、洗濯機に様々な機能を設けることが検討されているが、洗濯機内部のスペースは限られているため、各種機能を実現するための装置のコンパクト化が求められている。ところで、例えば注水ケースの容積が小さくなった場合に、注水ケース内に注入した水の勢いが大きいと、従来構成では流水面部を流れる水の勢いを抑えきることができず、注水ケースの内壁にぶつかった水が上方へと跳ね上がり注水ケースから溢れる出てしまうおそれがある。
そこで、注水ケース内から水があふれ出るのを抑制できる衣類処理装置を提供する。
本実施形態に係る衣類処理装置は、衣類を収容する衣類収容槽と、外部の水源から供給された水を受けて前記衣類収容槽内に注水する注水ケースを有する注水装置と、を備え、前記注水ケースは、互いに対向している第1側面部と第2側面部とを有しており、前記第1側面部は、前記注水ケース内に水が流入する流入口が形成されており、前記第1側面部と前記第2側面部との間には、前記流入口から前記注水ケース内に流入した水と接触する邪魔体が設けられている。
第1実施形態による洗濯機の外観を示すもので、蓋が閉まった状態を示す斜視図 第1実施形態による洗濯機の外観を示すもので、蓋が開いた状態を示す斜視図 第1実施形態による洗濯機の内部構成を概略的に示す断面図 第1実施形態による洗濯機について、注水ケース周辺の概略構成を示す平面図 第1実施形態による注水ケースの概略構成を図4のX5-X5線に沿って示す断面図 第1実施形態による注水ケースの概略構成を図4のX6-X6線に沿って示す断面図 第2実施形態による連通部が形成された邪魔体の一例を注水ケースの流入口側から見た図 第2実施形態による邪魔体が配置された注水ケースの概略構成を図7のX8-X8線に沿って示す断面図
以下、複数の実施形態による衣類処理装置について、図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。また、以下の実施形態において、構成要素等に付された第1、第2、・・・との語句は、類似した構成要素を単に区別するためのものであり、構成要素間の優劣や時間的要素を意味するものではない。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について、図1から図6を参照して説明する。
図1に示す洗濯機1は、衣類に対して洗い、すすぎ、脱水、乾燥等の処理を施すことができる衣類処理装置の一例である。また、洗濯機1は、縦軸型の洗濯機であるいわゆる全自動洗濯機である。なお、洗濯機1は、乾燥機能を備えていない構成であっても良い。洗濯機1は、図1から図3に示すように、本体10、外槽21、回転槽22、モータ23、撹拌翼24、排水機構25、及び注水装置30を備えている。なお、図3の左側を洗濯機1の前側とし、図3の右側を洗濯機1の後側とする。ユーザは、洗濯機1の使用時において、洗濯機1の前側に位置する。また、洗濯機1の設置面側つまり鉛直下側を洗濯機1の下側とし、設置面と反対側つまり鉛直上側を洗濯機1の上側とする。そして、洗濯機1の前後方向及び上下方向に対して直交する方向を左右方向とする。
本体10は、箱体11、トップカバー12、バックカバー13、及び蓋14を有している。箱体11は、例えば鋼板等によって略矩形の箱状に形成されており、上側が開口している。箱体11は、洗濯機1の外郭を構成している。トップカバー12は、箱体11の上部に設けられている。図2に示すように、トップカバー12は、その内側に開口部121を有している。バックカバー13は、全体として洗濯機1の左右方向に長い矩形状に構成されている。バックカバー13は、トップカバー12の後端部及び上部の一部に設けられている。バックカバー13の内部には、例えば注水装置30やヒータ等によって構成されて温風を生成するための図示しない乾燥ユニットが収容されている。
蓋14は、例えば全体として略矩形板状に構成されている。蓋14は、蓋14の前後方向の途中部分で折れ曲がるように構成されたいわゆる二つ折式で構成しても良い。蓋14は、トップカバー12の上部に回動可能に設けられている。蓋14は、トップカバー12の開口部121を開閉する。外槽21及び回転槽22は、上側が開口した有底円筒形状に形成されている。外槽21は、本体10の内部この場合箱体11の内部に収容されている。
外槽21は、衣類出入口211及び内蓋212を有している。衣類出入口211は、外槽21の内部と外部とを連通している。内蓋212は、衣類出入口211を開閉する。ユーザは、内蓋212を開いた状態で、衣類出入口211を通して衣類を回転槽22に出しい入れすることができる。この場合、洗濯機1は、内蓋212が閉じられた状態で、衣類の洗濯を行う洗濯運転及び衣類の乾燥を行う乾燥運転を実行する。
回転槽22は、外槽21の内部に回転可能に設けられている。回転槽22は、衣類を収容可能であって、モータ23によって回転駆動される。この場合、外槽21及び回転槽22は、衣類を収容する衣類収容槽として機能する。この場合、衣類収容槽を構成する外槽21及び回転槽22は、洗濯運転時には洗濯槽として機能し、乾燥運転時には乾燥室として機能する。
モータ23は、外槽21の底部の外側に設けられている。モータ23は、例えばアウトロータ型の三相ブラシレスDCモータで構成されている。モータ23は、回転槽22を回転させる。撹拌翼24は、回転槽22の内底部に鉛直軸まわりに回転可能に設けられている。撹拌翼24は、モータ23と接続されておりモータ23によって回転駆動される。また、撹拌翼24は、裏側に水をかき上げる羽根部材を有しており、回転槽22と外槽21との間に設けられた図示しない循環水路を通して外槽21内の水を循環させる機能を有する。
排水機構25は、外槽21内に貯留されている水を洗濯機1の機外へ排出する機能を有する。排水機構25は、図3に示すように、排水弁251及び排水管252を有している。排水弁251は、電磁的に開閉動作が可能な液体用の開閉弁である。排水管252は、例えば可撓性を有するホースで構成されており、一方の端部が排水弁251に接続され、他方の端部が洗濯機1の機外に引き出されている。排水弁251が開放されると、外槽21内に貯留されていた水は、排水管252を通して洗濯機1の機外へ排出される。
注水装置30は、例えば水道等の外部の水源に接続されて、外部の水源から供給された水を外槽21及び回転槽22内へ注水する機能を有する。注水装置30は、図3に示すように、本体10内の上部後側に設けられている。注水装置30は、給水弁31、注水ケース40、処理剤ケース32、33、及び注水ホース34を有している。給水弁31は、電磁的に開閉可能に構成されている。給水弁31は、外部の水源から注水ケース40を介して外槽21内に至る図示しない給水経路を開閉する。注水ケース40は、例えば合成樹脂製で上側が開口した容器状に形成されている。注水ケース40の上流側は給水弁31に接続され、下流側は注水ホース34を介して外槽21に接続されている。
処理剤ケース32、33は、例えば1回の洗濯運転に必要な洗濯処理剤の投入を受ける。洗濯処理剤とは、例えば粉末洗剤や液体洗剤等の洗剤、及び柔軟剤や香り付け剤等の仕上げ剤を含む。図2に示すように、処理剤ケース32、33は、例えばトップカバー12の内側において、注水ケース40に対して前方へ引き出し可能に構成されている。処理剤ケース32、33は、ユーザが洗濯処理剤を手動で投入する際に用いられる。処理剤ケース32、33内に洗濯処理剤が投入された状態で給水弁31が開放されると、処理剤ケース32、33内に投入された洗濯処理剤は、外部の水源から供給された水と混合されて外槽21内に供給される。また、洗濯機1は、自動投入装置を備えていても良い。自動投入装置は、周知の構成であるため、詳細な説明は省略するが、複数回分の洗濯運転に必要な洗濯処理剤を貯留しておき、洗濯運転の進行に伴い所定量の洗濯処理剤を自動で水槽に投入する機能を有する。
注水ケース40は、前部に開口した前部開口401を有する。注水ケース40は、底面部41、後面部42、及び側面部43によって内部に空間が形成されている。底面部41は、注水ケース40の底面を構成する。本実施形態では、底面部41は、注水ケース40の前方側と後方側とで高さが異なる階段状に形成されている。
この場合、底面部41は、第1底面部411及び第2底面部412を有している。第1底面部411は、注水ケース40の前側に位置し、一方第2底面部412は、注水ケース40の後側に位置している。第1底面部411の面積は、第2底面部412の面積より大きく設定されている。第1底面部411は、前方から後方へ向かって下降する方向に緩やかに傾斜して形成されている。また、第1底面部411の左右方向の中央付近は、例えば上方へ向かって膨出したドーム状に形成されている。
後面部42は、注水ケース40の後面つまり後方の壁部を構成する。後面部42は、底面部41この場合第2底面部412の後端部から立ち上がって形成されている。側面部43は、注水ケース40の側面つまり左右側方の壁部を構成する。側面部43は、第1側面部431及び第2側面部432を有している。第1側面部431と第2側面部432とは、互いに対向している。第1側面部431は、注水ケース40を正面から見たときに左側に位置し、一方第2側面部432は、注水ケース40を正面から見たときに右側に位置している。本実施形態では、第1側面部431と第2側面部432との間に、後面部42と互いに対向する壁部44が設けられている。壁部44は、側面部431、432が延びる方向と交わる方向に延びている。壁部44は、第2底面部412の前端部から略垂直に立ち上がって形成されている。この場合、第1底面部411は、壁部44の端部に連続して形成されている。つまり、壁部44は、第1底面部411と第2底面部412とを繋いでいる。
注水ケース40内には、第2底面部412、後面部42、側面部43、及び壁部44によって、水が貯留可能な空間Sが形成されている。また、空間S内は、例えば図4及び図5の矢印に示すように水が流れる。また、注水ケース40は、図4等に示すように、流入口45及び流出口46を有している。流入口45及び流出口46は、注水ケース40の内部と外部とを連通している。流入口45と流出口46とは、互いに対向しない位置に配置されている。
流入口45は、第1側面部431を厚み方向に貫いて形成されている。流入口45は、図示しない給水ホースを介して給水弁31に接続されている。流入口45は、注水ケース40の外部から内部に流入する水が通る部分である。流出口46は、壁部44を厚み方向に貫いて形成されている。流出口46は、注水ホース34に接続されている。流出口46は、注水ケース40の内部から外部に流出する水が通る部分である。すなわち、流出口46は、流入口45から空間Sに流入した水を外槽21内に注水する機能を有する。
図4に示すように、注水ケース40は、注水ケース40の前部開口401を通して処理剤ケース32、33が収容可能に構成されている。処理剤ケース32、33は、注水ケース40内に収容された状態で、第1底面部411上に配置される。処理剤ケース32、33は、それぞれサイフォン部321、331を有している。処理剤ケース32、33内に供給された水と洗濯処理剤とが混合した混合水は、サイフォン部321、331を介して処理剤ケース32、33外へ流出する。
給水によって処理剤ケース32、33内の混合水の水位が上がってサイフォン部321、331の上方まで混合水が満たされると、通水路322、332から混合水が流れ始め、その後サイフォンの原理によって処理剤ケース32、33の下方へ向かって混合水の流出が維持される。そして、処理剤ケース32、33から流出した混合水は、第1底面部411を流れた後に空間Sを介して流入口45から外槽21内に供給される。なお、処理剤ケース32、33に投入される洗濯補助剤が粉末のものを想定している場合、処理剤ケース32、33は、サイフォン部321、331を有さないものとすることができる。
また、処理剤ケース32、33内への給水量が多いと、処理剤ケース32、33の上方から水があふれ出る場合がある。上述したように、第1底面部411の一部は、ドーム状に形成されているため、処理剤ケース32、33の上方からあふれ出た水は、第1底面部411の外側へ向かって流れる。その後、当該水は、第1底面部411の面上に沿って下方へと流れた後に、空間Sを介して流入口45から外槽21内に供給される。
注水ケース40には、邪魔体50及び突出部60が設けられている。邪魔体50及び突出部60は、例えば合成樹脂製で、注水ケース40と一体に形成されている。邪魔体50及び突出部60は、注水ケース40と一体に形成される構成に限らず、注水ケース40とは別体で構成することができる。この場合、邪魔体50及び突出部60は、注水ケース40に例えば接着剤等によって固定される。邪魔体50及び突出部60は、左右方向において、第1側面部431と第2側面部432との間に位置しており、流入口45から注水ケース40内に流入した水と接触することで当該水の勢いを減らす機能を有する。また、邪魔体50及び突出部60は、それぞれ異なる形状で形成されている。
邪魔体50は、第2底面部412から立ち上がって、第1側面部431及び第2側面部432の長手方向に沿って延びて形成されている。邪魔体50は、注水ケース40内に流入した水の流れを邪魔体50の延伸方向に変換する機能を有する。図4に示すように、邪魔体50は、平面視で第1側面部431に対して傾斜して配置されている。この場合、邪魔体50は、前方に延びるにつれて第1側面部431側から第2側面部432側へ向かって傾斜して延びている。つまり、邪魔体50は、平面視で流入口45側から流出口46側へ向かって傾斜している。
邪魔体50は、流入口45と対向する位置に設けられており、邪魔体50の長さ寸法は、流入口45の幅寸法よりも大きく設定されている。この場合、図6に示すように、邪魔体50の長手方向の一方の端面501は、流出口46と対向している。一方、邪魔体50の長手方向の他方の端面502は、後面部42と接続されている。これにより、流入口45から注水ケース40内に流入した水を、邪魔体50の第1側面部431側の面に沿って流出口46へ向かって円滑に導くことができる。
また、邪魔体50は、注水ケース40内の空間Sの一部を水平方向に仕切っている。この場合、第2底面部412は、図4に示すように、上流側底面部412a及び下流側底面部412bを有している。上流側底面部412aは、左右方向において、第1側面部431と邪魔体50との間に位置している。上流側底面部412aの後方側の一部は、例えば後方から前方へ向かって下方に傾斜して形成されている。これにより、上流側底面部412a上の水を、壁部44側つまり流出口46側へ向かって流れやすくすることができる。下流側底面部412bは、左右方向において、邪魔体50と第2側面部432との間に位置している。空間Sのうち、上流側底面部412a側の領域は、下流側底面部412b側の領域よりもやや大きく設定されている。図5に示すように、上流側底面部412a及び下流側底面部412bは、邪魔体50の上端503よりも下方に位置している。
邪魔体50は、通水部51を有している。通水部51は、邪魔体50の上端503よりも下方に位置して、水が通過可能に形成されている。本実施形態では、図4及び図6にも示すように、通水部51は、邪魔体50の上端503に形成され、所定の間隔をあけて形成された複数の溝部511で形成されている。溝部511は、邪魔体50の上端503から下方に切り欠いて形成されている。隣接する溝部511の間には、凸部512が形成されている。なお、図4等において、図面を見やすくするために、溝部511及び凸部512の符号は1箇所のみ付しており、その他の溝部511及び凸部512の符号は省略している。また、通水部51は、邪魔体50の上端503から下方に切り欠いた形状に限らず、邪魔体50を厚み方向に貫いて形成された開口であっても良い。
また、図5に示すように、邪魔体50の上端503は、流入口45の上端よりも上方に位置している。そして、溝部511の下端は、流入口45の上端よりも上方に位置している。つまり、通水部51は、流入口45の上端よりも上方に位置している。そのため、流入口45から注水ケース40内の空間Sに流入した水の一部は、邪魔体50の通水部51の下方に面に接触して上方へ移動した後に通水部51を通って、空間Sのうち下流側底面部412b側の領域へ流れる。このように、邪魔体50の上部に形成された通水部51に水を通過させることで、邪魔体50に接触した水が邪魔体50の上方へと跳ね上がることが抑制される。
突出部60は、図4に示すように、左右方向において、流入口45と邪魔体50との間に位置して、互いに所定間隔をあけて上流側底面部412aに複数設けられている。複数の突出部60は、流入口45と対向する位置に設けられている。突出部60は、柱状例えば円柱状に形成されており、上流側底面部412aから上方に突出している。複数の突出部60は、複数の列によって構成されている。各列は、注水ケース40の前後方向に沿って複数の突出部60が互いに所定間隔をあけて配置されている。複数の突出部60の所定間隔は、等間隔であっても良いし、不等間隔であっても良い。なお、図4等において、図面を見やすくするために、突出部60の符号は1箇所のみ付しており、その他の突出部60の符号は省略している。
また、複数の列は、例えば3つ以上の列で構成され、上流側底面部412a上に千鳥状に配置することができる。千鳥状とは、左右方向から見たときに、一方の列に含まれる複数の突出部60が、一方の列に隣接する他方の列に含まれる複数の突出部60の間に位置する配置を意味する。そして、複数の突出部60は、左右方向から見たときに、邪魔体50と重なる位置に設けられている。これにより、流入口45から邪魔体50に向かって流れる水は、上流側の列に位置する2つの突出部60の間を通過した後に、下流側の列に位置する突出部60に接触する。よって、複数の列をそれぞれ通過する際に水の流れが分散させるため、邪魔体50に接触する水の勢いを弱めることができる。
突出部60の上端601は、図5に示すように、邪魔体50の上端503よりも下方に位置している。また、突出部60の上端601は、邪魔体50の通水部51この場合溝部511の下端と略同じ高さに位置している。そして、突出部60の上端601は、流入口45の上端よりも上方に位置している。これにより、流入口45から空間S内に流入した水を、適切に突出部60に接触させることができる。
以上説明した実施形態によれば、洗濯機1は、外槽21及び回転槽22と、注水装置30と、を備えている。外槽21及び回転槽22は、衣類を収容する。注水装置30は、注水ケース40を有する。注水ケース40は、外部の水源から供給された水を受けて外槽21及び回転槽22内に注水する。注水ケース40は、互いに対向している第1側面部431と第2側面部432とを有している。第1側面部431は、注水ケース40内に水が流入する流入口45が形成されている。そして、第1側面部431と第2側面部432との間には、流入口45から注水ケース40内に流入した水と接触する邪魔体50が設けられている。
これによれば、第1側面部431と第2側面部432との間に邪魔体50を設けることで、第1側面部431に形成された流入口45から注水ケース40内に流入した水を邪魔体50に接触させて、当該水の勢いを減らすことができる。これにより、注水ケース40内に流入した水が第2側面部432に当たった際に、上方に跳ね上がって注水ケース40外にあふれ出ることを抑制することができる。
邪魔体50は、流入口45と対向する位置に設けられている。これによれば、流入口45から注水ケース40内に流入した水を、邪魔体50に接触しやすくすることができる。よって、流入口45から注水ケース40内に流入した水の勢いを効果的に減らすことができる。
また、邪魔体50は、邪魔体50の上端503よりも下方に水が通過可能な通水部51が形成されている。これによれば、邪魔体50に接触した水を、邪魔体50の上端503まで上方へ跳ね上がることなく、通水部51を通って第2側面部432側へ移動させることができる。これにより、邪魔体50に接触した水の上方への跳ね上がりを抑えつつ、水の勢いを効果的に減らすことができる。
また、通水部51は、邪魔体50の上端503に形成された溝部511で形成されている。これによれば、邪魔体50の上端503に溝部511を設けていわゆる櫛形状にすることで、邪魔体50に接触した水を上方へと跳ね上がることなく、溝部511の間に通過させることができる。これにより、水の勢いをより効果的に減らすことができる。
邪魔体50は、平面視で第1側面部431に対して傾斜して配置されている。これによれば、例えば流入口45から注水ケース40内に流入した水の流れに対して直交して邪魔体50を配置すると、邪魔体50に接触した水が上方へ跳ね上がりやすくなってしまう。そこで、邪魔体50を第1側面部431に対して傾斜して配置することで、注水ケース40内に流入した水の邪魔体50に接触する際の水の勢いを抑えることができる。
また、注水ケース40は、壁部44を有する。壁部44は、注水ケース40の底面41から立ち上がって、第1側面部431と第2側面部432との間に延びている。壁部44は、注水ケース40内の水が流出する流出口46が形成されている。そして、邪魔体50は、平面視で流入口45側から流出口46側へ向かって傾斜している。これによれば、流入口45から注水ケース40内に流入した水を、邪魔体50によって流出口46へ向かって導くことができる。これにより、注水ケース40内に水がたまりにくくなり、外槽21及び回転槽22内への水の供給を円滑に行うことができる。
更に、邪魔体50の長手方向の一方の端面501は、流出口46と対向している。これによれば、邪魔体50に接触した水を流出口46に流れやすくすることができる。これにより、注水ケース40内の水をより効率的に排水することができる。
邪魔体50の長さ寸法は、流入口45の幅寸法よりも大きく設定されている。これによれば、流入口45から注水ケース40内に流入した水を、適切に邪魔体50に接触させることができる。これにより、水の勢いを効果的に減らすことができる。
邪魔体50の上端503は、流入口45の上端よりも上方に位置している。これによれば、流入口45から注水ケース40内に流入した水を、適切に邪魔体50に接触させることができる。よって、水の勢いを効果的に減らすことができる。
また、邪魔体50と第2側面部432との間に位置する注水ケース40の底面412bは、邪魔体50の上端503よりも下方に位置している。これによれば、邪魔体50を通過した水は底面412b上を流れて第2側面部432に至る。このように、底面412b上に水を流すことで、第2側面部432に至る水の勢いを抑えることができる。よって、第2側面部432の上方に水が跳ね上がって、注水ケース40外部に水があふれ出てしまうことをより一層抑制することができる。
注水ケース40は、突出部60が設けられている。突出部60は、流入口45と邪魔体50との間に注水ケース40の底面412から上方に突出している。これによれば、突出部60によって、邪魔体50に接触する水の勢いを抑えることができる。これにより、水の勢いをより効果的に減らすことができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図7及び図8を参照して説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態と邪魔体50の構成が異なる。具体的には、本実施形態では、邪魔体50は、連通部52を有する。連通部52は、図7に示すように、例えば通水部51の下方であってかつ通水部51とは互いに離れた位置に形成されており、水が通過可能である。この場合、邪魔体50は、複数の溝部511及び連通部52から水が通過可能に構成されている。図8に示すように、連通部52は、流入口45の下端よりも下方に位置している。連通部52は、例えば邪魔体50の下端から上方に切り欠いて形成されている。なお、連通部52は、邪魔体50を厚み方向に貫通して形成しても良い。また、邪魔体50は、通水部51を有さず連通部52のみを有する構成としても良い。
このような第2実施形態によれば、邪魔体50は、注水ケース40の流入口45の下端より下方に形成された連通部52を有するため、邪魔体50の下部寄りの部分から水を下流側に通過させることができる。これにより、邪魔体50によって給水の勢いを減らした後に、連通部52を通して下流側に水を導くことができる。また、連通部52から下流側に水を通過させることで、邪魔体50に接触した水の上方への跳ね上がりを抑えることができる。
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…洗濯機(衣類処理装置)、21…外槽(衣類処理槽)、22…回転槽(衣類処理槽)、30…注水装置、40…注水ケース、431…第1側面部、432…第2側面部、44…壁部、45…流入口45…流出口、50…邪魔体、51…通水部、511…溝部、52…連通部、60…突出部

Claims (12)

  1. 衣類を収容する衣類収容槽と、
    外部の水源から供給された水を受けて前記衣類収容槽内に注水する注水ケースを有する注水装置と、を備え、
    前記注水ケースは、互いに対向している第1側面部と第2側面部とを有しており、
    前記第1側面部は、前記注水ケース内に水が流入する流入口が形成されており、
    前記第1側面部と前記第2側面部との間には、前記流入口から前記注水ケース内に流入した水と接触する邪魔体が設けられている、
    衣類処理装置。
  2. 前記邪魔体は、前記流入口と対向する位置に設けられている、
    請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記邪魔体は、前記邪魔体の上端よりも下方に水が通過可能な通水部が形成されている、
    請求項2に記載の衣類処理装置。
  4. 前記通水部は、前記邪魔体の前記上端に形成された溝部で形成されている、
    請求項3に記載の衣類処理装置。
  5. 前記邪魔体は、前記流入口の下端より下方に形成され水が通過可能な連通部を更に有する、
    請求項2に記載の衣類処理装置。
  6. 前記邪魔体は、平面視で前記第1側面部に対して傾斜して配置されている、
    請求項3に記載の衣類処理装置。
  7. 前記注水ケースは、前記注水ケースの底面から立ち上がって前記第1側面部と前記第2側面部との間に延びる壁部を更に有し、
    前記壁部は、前記注水ケース内の水が流出する流出口が形成されており、
    前記邪魔体は、平面視で前記流入口側から前記流出口側へ向かって傾斜している、
    請求項6に記載の衣類処理装置。
  8. 前記邪魔体の長手方向の一方の端面は、前記流出口と対向している、
    請求項7に記載の衣類処理装置。
  9. 前記邪魔体の長さ寸法は、前記流入口の幅寸法よりも大きく設定されている、
    請求項3に記載の衣類処理装置。
  10. 前記邪魔体の前記上端は、前記流入口の上端よりも上方に位置している、
    請求項3に記載の衣類処理装置。
  11. 前記邪魔体と前記第2側面部との間に位置する前記注水ケースの底面は、前記邪魔体の前記上端よりも下方に位置している、
    請求項3に記載の衣類処理装置。
  12. 前記注水ケースは、前記流入口と前記邪魔体との間に前記注水ケースの前記底面から上方に突出する突出部が設けられている、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の衣類処理装置。
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