JP2024008341A - 切削装置及び被加工物の切削方法 - Google Patents

切削装置及び被加工物の切削方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スループットを低下させることなく所望の加工を実現することが可能な切削装置及び被加工物の切削方法を提供する。【解決手段】検出ユニットによって切削ブレードの先端位置を検出した際の切削ブレードの回転速度(第1の回転速度)と異なる回転速度(第2の回転速度)で回転する切削ブレードを利用して被加工物を切削する場合に、切削ブレードの回転速度の変化に伴う切削ブレードの外径の変化を示す情報と、検出ユニットによって検出された切削ブレードの先端位置と、を参照して、切削ブレードの中心位置を決定する。この場合、第2の回転速度で回転する切削ブレードを利用した被加工物の切削に先立って、検出ユニットによって切削ブレードの先端位置を実際に検出する必要がない。そのため、スループットを低下させることなく所望の加工を実現することが可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、円環状の切削ブレードを利用して被加工物を切削する切削装置及び被加工物の切削方法に関する。
IC(Integrated Circuit)等のデバイスのチップは、携帯電話及びパーソナルコンピュータ等の各種電子機器において不可欠の構成要素である。このようなチップは、例えば、表面に多数のデバイスが形成されたウェーハ等の被加工物を個々のデバイスを含む領域毎に分割することで製造される。被加工物を分割する方法としては、例えば、切削装置における切削が挙げられる。
この切削装置は、例えば、被加工物を保持可能なチャックテーブルと、円環状の切削ブレードが先端部に装着されるスピンドルを有する切削ユニットとを備える。そして、この切削装置においては、スピンドルとともに切削ブレードを回転させた状態で切削ブレードをチャックテーブルに保持された被加工物に接触させることによって被加工物を分割する。
ここで、被加工物がチャックテーブルに接触した状態で被加工物が分割されると、切削ブレードがチャックテーブルに接触してチャックテーブルが損傷するおそれがある。他方、チャックテーブルを損傷させることなく被加工物を切削する場合には、被加工物のチャックテーブル側の部分が除去されることなく残存する、すなわち、被加工物が分割されないおそれがある。
そのため、被加工物は、テープに貼着された状態でチャックテーブルに搬入され、また、このテープを介してチャックテーブルに保持されることが多い(例えば、特許文献1参照)。そして、被加工物を分割する際には、被加工物を貫通し、かつ、その先端がテープの内部に至るように切削ブレードが位置付けられる。これにより、チャックテーブルを損傷させることなく被加工物を分割することができる。
ただし、切削ブレードの先端位置は、切削ブレードの摩耗又は交換に伴って変化する。そのため、切削装置は、切削ブレードの先端位置を検出する検出ユニットを備えることが多い(例えば、特許文献2参照)。そして、この切削装置においては、検出ユニットによって検出される切削ブレードの先端位置を参照して、被加工物を貫通し、かつ、その先端がテープの内部に至るように切削ブレードを位置付けた状態で被加工物が分割される。
特開2010-129623号公報 特開平8-174416号公報
被加工物を分割する際の加工精度を高くするためには、被加工物の材料又は厚さ等に応じて、被加工物を切削する際の切削ブレードの回転速度を変化させることが好ましい。同様に、被加工物を切削して溝を形成する際の加工精度を高くするためには、この溝の深さ等に応じて、被加工物を切削する際の切削ブレードの回転速度を変化させることが好ましい。
ただし、切削ブレードの回転速度が変化すると、切削ブレードに作用する遠心力も変化し、その外径が増減する、すなわち、切削ブレードの先端位置も変化する。そのため、チャックテーブルを損傷させることなく被加工物を確実に分割する、又は、被加工物に所望の深さの溝を形成するためには、切削ブレードの回転速度を変化させる度に検出ユニットによって切削ブレードの先端位置を検出することが好ましい。
しかしながら、切削ブレードの回転速度を変化させる度に検出ユニットによって切削ブレードの先端位置を検出する場合には、切削装置におけるスループットが低下する。この点に鑑み、本発明の目的は、スループットを低下させることなく所望の加工を実現することが可能な切削装置及び被加工物の切削方法を提供することである。
本発明の一側面によれば、円環状の切削ブレードを利用して被加工物を切削する切削装置であって、該被加工物を保持可能なチャックテーブルと、該切削ブレードが先端部に装着されるスピンドルを有する切削ユニットと、該切削ブレードの先端位置を検出する検出ユニットと、該チャックテーブル、該切削ユニット及び該検出ユニットを制御する制御ユニットと、を備え、該制御ユニットは、該切削ブレードの回転速度の変化に伴う該切削ブレードの外径の変化を示す情報を記憶する記憶部と、該スピンドルとともに回転する該切削ブレードの先端位置を検出するように、該切削ユニット及び該検出ユニットを制御する検出部と、該スピンドルとともに回転する該切削ブレードを利用して該チャックテーブルによって保持された該被加工物を切削するように、該チャックテーブル及び該切削ユニットを制御する切削部と、を有し、該切削部は、該検出ユニットによって該切削ブレードの先端位置を検出した際の該切削ブレードの回転速度と異なる回転速度で回転する該切削ブレードを利用して該被加工物を切削する場合に、該記憶部に記憶された該情報と、該検出ユニットによって検出された該切削ブレードの先端位置と、を参照して、該切削ブレードの中心位置を決定する切削装置が提供される。
本発明の別の側面によれば、円環状の切削ブレードを利用して被加工物を切削する被加工物の切削方法であって、該切削ブレードの回転速度の変化に伴う該切削ブレードの外径の変化を示す情報を記憶する記憶ステップと、第1の回転速度で該切削ブレードを回転させながら、該切削ブレードの先端位置を実際に検出する検出ステップと、該第1の回転速度で該切削ブレードを回転させながら、該被加工物を切削する第1の切削ステップと、該第1の回転速度と異なる第2の回転速度で該切削ブレードを回転させながら、該被加工物又は該被加工物とは別の被加工物を切削する第2の切削ステップと、を備え、該第1の切削ステップにおける該切削ブレードの中心位置は、該検出ステップにおいて検出された該切削ブレードの先端位置を参照して決定され、該第2の切削ステップにおける該切削ブレードの中心位置は、該記憶ステップにおいて記憶された該情報と、該検出ステップにおいて検出された該切削ブレードの先端位置と、を参照して決定される被加工物の切削方法が提供される。
さらに、好ましくは、該情報は、基準回転速度を含む複数の回転速度と、該複数の回転速度のいずれかで該切削ブレードを回転させた時の該切削ブレードの外径の変化量と、の対応を示す表であり、該変化量は、該基準回転速度で該切削ブレードを回転させた時の該切削ブレードの外径との差である。
あるいは、好ましくは、該情報は、該切削ブレードの回転速度を変数として該切削ブレードの外径の変化量を算出するための関数であり、該変化量は、基準回転速度で該切削ブレードを回転させた時の該切削ブレードの外径との差である。
本発明においては、検出ユニットによって切削ブレードの先端位置を検出した際の切削ブレードの回転速度(第1の回転速度)と異なる回転速度(第2の回転速度)で回転する切削ブレードを利用して被加工物を切削する場合に、切削ブレードの回転速度の変化に伴う切削ブレードの外径の変化を示す情報と、検出ユニットによって検出された切削ブレードの先端位置と、を参照して、切削ブレードの中心位置を決定する。
この場合、第2の回転速度で回転する切削ブレードを利用した被加工物の切削に先立って、検出ユニットによって切削ブレードの先端位置を実際に検出する必要がない。そのため、本発明においては、スループットを低下させることなく所望の加工を実現することが可能である。
図1は、被加工物を含むフレームユニットの一例を模式的に示す斜視図である。 図2は、被加工物の切削が可能な切削装置の一例を模式的に示す斜視図である。 図3は、切削装置に含まれる検出ユニット及び切削ユニットを拡大して示す斜視図である。 図4は、制御ユニットの一例を模式的に示す機能ブロック図である。 図5は、切削ブレードの先端位置を検出する様子を模式的に示す正面図である。 図6は、被加工物を切削する様子を模式的に示す一部断面正面図である。 図7は、切削装置において被加工物を切削する被加工物の切削方法の一例を模式的に示すフローチャートである。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、被加工物を含むフレームユニットの一例を模式的に示す斜視図である。図1に示されるフレームユニット11は、表面13aが露出されている円板状の被加工物13を有する。この被加工物13は、例えば、シリコン(Si)、炭化シリコン(SiC)又は窒化ガリウム(GaN)等の単結晶半導体材料からなるウェーハである。
さらに、被加工物13の表面13a側には、複数のデバイス15がマトリックス状に配列されている。すなわち、複数のデバイス15の境界は、格子状に延在する。また、被加工物13の裏面13bには、被加工物13よりも直径が大きい円板状のテープ17の中央領域が貼り付けられている。
このテープ17は、例えば、可撓性を有するフィルム状のテープ基材と、このテープ基材の被加工物13側に設けられた接着層(糊層)とを有する。そして、テープ基材は、ポリオレフィン(PO)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリ塩化ビニル(PVC)又はポリスチレン(PS)等からなる。また、接着層は、紫外線硬化型のシリコーンゴム、アクリル系材料又はエポキシ系材料等からなる。
また、テープ17の外周領域には、被加工物13の直径よりも内径が大きい環状フレーム19が貼り付けられている。この環状フレーム19は、例えば、アルミニウム又はステンレス鋼等の金属材料からなる。
図2は、被加工物13の切削が可能な切削装置の一例を模式的に示す斜視図である。なお、図2に示されるX軸方向(前後方向)及びY軸方向(左右方向)は、水平面上において互いに直交する方向であり、Z軸方向(上下方向)は、X軸方向及びY軸方向のそれぞれと直交する方向(鉛直方向)である。
図2に示される切削装置2は、各構成要素を支持する基台4を備える。この基台4の上面には、X軸方向に沿って延在する窪み4aが形成されている。そして、窪み4aの内側には、平板状のテーブルカバー6と、テーブルカバー6の移動に伴って伸縮する蛇腹状の防塵防滴カバー8とが設けられている。
また、テーブルカバー6の上方には、チャックテーブル10が設けられている。このチャックテーブル10は、セラミックス等からなる円板状の枠体10aを有する。そして、枠体10aは、円板状の底壁と、この底壁から立設する円筒状の側壁とを有する。また、枠体10aの底壁及び側壁によって画定される凹部には、例えば、多孔質セラミックスからなる円板状のポーラス板10bが固定されている。
このポーラス板10bは、枠体10aの側壁の内径と概ね等しい直径を有する。さらに、ポーラス板10bは、枠体10aの底壁に形成されている貫通孔等を介して、窪み4aの内側に設けられているエジェクタ等の吸引源(不図示)と連通する。また、枠体10aの側壁の上面及びポーラス板10bの上面は、Z軸方向と直交する概ね平坦な面であり、チャックテーブル10の保持面として機能する。
具体的には、フレームユニット11が切削装置2に搬入されると、被加工物13がテープ17を介してチャックテーブル10の保持面に置かれる。そして、この状態でポーラス板10bと連通する吸引源を動作させると、テープ17を介して被加工物13に吸引力が作用して被加工物13がチャックテーブル10によって保持される。
また、チャックテーブル10の周りには、複数のクランプ12が設けられている。複数のクランプ12は、チャックテーブル10の周方向に沿って概ね等しい角度の間隔で設けられている。そして、フレームユニット11が切削装置2に搬入されると、チャックテーブル10の保持面よりも低い位置において複数のクランプ12が環状フレーム19を把持する。
また、チャックテーブル10及び複数のクランプ12は、窪み4aの内側に設けられているボールねじ式のX軸方向移動機構(不図示)と連結されている。そして、このX軸方向移動機構を動作させると、チャックテーブル10及び複数のクランプ12がX軸方向に沿って移動する。さらに、これらの移動に伴って、テーブルカバー6もX軸方向に沿って移動するとともに防塵防滴カバー8が伸縮する。
また、チャックテーブル10及び複数のクランプ12は、窪み4aの内側に設けられているモータ等の回転駆動源(不図示)と連結されている。そして、この回転駆動源を動作させると、ポーラス板10bの上面の中心を通り、かつ、Z軸方向に沿った直線を回転軸としてチャックテーブル10及び複数のクランプ12が回転する。
さらに、テーブルカバー6の上面の隅には、後述する切削ブレード40の先端位置を検出する検出ユニット14が設けられている。なお、検出ユニット14の構造の詳細と検出ユニット14による切削ブレード40の先端位置の検出方法とについては後述する。
基台4の上面のうち窪み4a近傍の領域には、支持構造16が設けられている。この支持構造16は、基台4の上面からZ軸方向に沿って延在する立設部16aと、窪み4aを渡るように立設部16aの上端部からY軸方向に沿って延在する腕部16bとを有する。そして、腕部16bの前面側には、Y軸方向移動機構18が設けられている。
このY軸方向移動機構18は、腕部16bの前面に固定され、かつ、Y軸方向に沿って延在する一対のY軸ガイドレール20を有する。そして、一対のY軸ガイドレール20の前面側には、一対のY軸ガイドレール20に沿ってスライド可能な態様でY軸移動プレート22が連結されている。
また、一対のY軸ガイドレール20の間には、Y軸方向に沿って延在するねじ軸24が配置されている。このねじ軸24の一端部には、ねじ軸24を回転させるためのモータ(不図示)が連結されている。そして、ねじ軸24の螺旋状の溝が形成された表面には、回転するねじ軸24の表面を転がる多数のボールを収容するナット(不図示)が設けられ、ボールねじが構成されている。
すなわち、ねじ軸24が回転すると、多数のボールがナット内を循環して、ナットがY軸方向に沿って移動する。また、このナットは、Y軸移動プレート22の後面側に固定されている。そのため、ねじ軸24の一端部に連結されているモータでねじ軸24を回転させれば、ナットとともにY軸移動プレート22がY軸方向に沿って移動する。
Y軸移動プレート22の前面側には、Z軸方向移動機構26が設けられている。このZ軸方向移動機構26は、Y軸移動プレート22の前面に固定され、かつ、Z軸方向に沿って延在する一対のZ軸ガイドレール28を有する。そして、一対のZ軸ガイドレール28の前面側には、一対のZ軸ガイドレール28に沿ってスライド可能な態様でZ軸移動プレート30が連結されている。
また、一対のZ軸ガイドレール28の間には、Z軸方向に沿って延在するねじ軸32が配置されている。このねじ軸32の一端部には、ねじ軸32を回転させるためのモータ34が連結されている。そして、ねじ軸32の螺旋状の溝が形成された表面には、回転するねじ軸32の表面を転がる多数のボールを収容するナット(不図示)が設けられ、ボールねじが構成されている。
すなわち、ねじ軸32が回転すると、多数のボールがナット内を循環して、ナットがZ軸方向に沿って移動する。また、このナットは、Z軸移動プレート30の後面側に固定されている。そのため、モータ34でねじ軸32を回転させれば、ナットとともにZ軸移動プレート30がZ軸方向に沿って移動する。
Z軸移動プレート30の下部には、切削ユニット36が固定されている。この切削ユニット36は、Y軸方向に沿って延在する筒状のスピンドルハウジング38と、検出ユニット14によって先端位置が検出される円環状の切削ブレード40とを有する。図3は、検出ユニット14及び切削ユニット36を拡大して示す斜視図である。
切削ユニット36のスピンドルハウジング38には、Y軸方向に沿って延在する円柱状のスピンドル42が収容されている。このスピンドル42は、回転可能な態様でスピンドルハウジング38によって支持される。そして、スピンドル42の先端部はスピンドルハウジング38の外に突出し、この先端部には円環状の切刃40aを有する切削ブレード40が装着されている。
また、スピンドル42の基端部は、スピンドルハウジング38に内蔵されるモータ等の回転駆動源(不図示)に連結されている。そして、この回転駆動源を動作させると、Y軸方向に沿った直線を回転軸としてスピンドル42とともに切削ブレード40が回転する。なお、切削ブレード40は、スピンドル42の回転軸となる直線が切削ブレード40の中心を通るようにスピンドル42に装着されている。
また、検出ユニット14は、検出器44を有する。この検出器44は、直方体状の支持部44aと、支持部44aの後部の上方に設けられた検出部44bとを含む。そして、検出部44bの上端部には、切削ブレード40の切刃40aが進入できる態様で切り欠かれたブレード進入部44cが形成されている。
このブレード進入部44cのY軸方向における両側には、一対の柱状部が設けられている。そして、一対の柱状部には、ブレード進入部44cを介して対面するように発光部46及び受光部48がそれぞれ内蔵されている。
発光部46は、光ファイバー等を介してLED等の光源(不図示)に接続されており、受光部48に向けて光を照射する。また、受光部48は、光ファイバー等を介して光電変換部(不図示)に接続されている。この光電変換部は、例えば、光電変換素子を含み、受光部48の受光量に応じた電圧を生成する。
さらに、検出部44bの前方側に位置する支持部44aの上面には、発光部46及び受光部48にエアーを供給するための2本のエアー供給ノズル50が設けられている。また、エアー供給ノズル50に隣接する位置には、発光部46及び受光部48に水等の液体を供給するための2本の液体供給ノズル52が設けられている。そして、発光部46及び受光部48は、例えば、液体供給ノズル52から供給された液体で洗浄された後に、エアー供給ノズル50から供給されたエアーで乾燥される。
検出器44の後端面には、ヒンジ等からなる連結具54を介して直方体状のカバー部56が取り付けられている。このカバー部56の内部は空洞である。そのため、例えば、連結具54を中心にカバー部56を回転させることで、検出部44b、エアー供給ノズル50及び液体供給ノズル52等がカバー部56の内側に収容される。
そして、検出ユニット14によって切削ブレード40の先端位置(切刃40aの下端位置)を検出する際には、検出部44b、エアー供給ノズル50及び液体供給ノズル52等を露出させるようにカバー部56を開ける。これにより、切削ブレード40の切刃40aをブレード進入部44cに進入させて、切削ブレード40の先端位置を検出できるようになる。
また、図2に示されるように、X軸方向において切削ユニット36に隣接する位置には、Z軸移動プレート30の下部に固定されている撮像ユニット58が設けられている。この撮像ユニット58は、例えば、LED(Light Emitting Diode)等の光源と、対物レンズと、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子とを含む。
また、切削装置2は、上述した構成要素を制御する制御ユニットを内蔵する。図4は、切削装置2の制御ユニットの一例を模式的に示す機能ブロック図である。図4に示される制御ユニット60は、処理部62と、記憶部64とを有する。
処理部62は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサによって構成される。また、記憶部64は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)又はSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリと、SSD(Solid State Drive)(NAND型フラッシュメモリ)又はHDD(Hard Disk Drive)(磁気記憶装置)等の不揮発性メモリとによって構成される。
記憶部64は、処理部62において用いられる各種の情報(データ及びプログラム等)を記憶する。例えば、この記憶部64には、切削ブレード40の回転速度の変化に伴う切削ブレード40の外径の変化を示す情報が記憶されている。
そして、この情報は、検出ユニット14によって切削ブレード40の先端位置を検出した際の切削ブレード40の回転速度と異なる回転速度で回転する切削ブレード40を利用して被加工物13を切削する場合に利用される。なお、この情報を利用した被加工物13の切削の一例については後述する。
また、処理部62は、記憶部64に記憶された各種のプログラムを読みだして実行し、切削装置2の構成要素を制御する。この処理部62は、例えば、検出部66と、切削部68とを有する。
検出部66は、スピンドル42とともに回転する切削ブレード40の先端位置を検出するように、切削ユニット36及び検出ユニット14を制御する。図5は、検出部66が切削ユニット36及び検出ユニット14を制御して、スピンドル42とともに回転する切削ブレード40の先端位置を検出する様子を模式的に示す正面図である。
切削ブレード40の先端位置を検出する際には、まず、検出器44のブレード進入部44cの直上に切削ブレード40が位置付けられるように、チャックテーブル10をX軸方向に沿って移動させるX軸方向移動機構及び/又は切削ユニット36をY軸方向に沿って移動させるY軸方向移動機構18を検出部66が制御する。
次いで、切削ブレード40を所定の回転速度(第1の回転速度)で回転させるように、スピンドルハウジング38に内蔵されている回転駆動源を検出部66が制御する。次いで、発光部46から受光部48に向かって光Lを照射させるように、発光部46に接続されている光源を検出部66が制御する。
次いで、切削ブレード40を回転させ、かつ、発光部46から受光部48に向かって光Lを照射させたまま、検出器44のブレード進入部44cに切削ブレード40を進入させるように、Z軸方向移動機構26を検出部66が制御する。
これにより、発光部46から受光部48へと照射される光Lが切削ブレード40によって部分的に遮られ、受光部48の受光量が徐々に減少する(図5参照)。さらに、これに伴って受光部48に接続されている光電変換部において生成される電圧も徐々に低下する。
また、この電圧は、受光部48の受光量を示す信号として制御ユニット60に入力される。そして、制御ユニット60においては、この電圧の値が所定の値になった時の切削ブレード40のZ軸方向における位置(高さ)を切削ブレード40の先端位置として検出部66が検出する。なお、この所定の値は、例えば、記憶部64に記憶されている。
切削部68は、スピンドル42とともに回転する切削ブレード40を利用してチャックテーブル10によって保持された被加工物13を切削するように、チャックテーブル10及び切削ユニット36を制御する。図6は、切削部68がチャックテーブル10及び切削ユニット36を制御して、スピンドル42とともに回転する切削ブレード40を利用してチャックテーブル10によって保持された被加工物13を切削する様子を模式的に示す一部断面正面図である。
被加工物13を切削する際には、まず、チャックテーブル10の保持面にテープ17を介して被加工物13を置く。次いで、被加工物13がチャックテーブル10によって保持されるように、チャックテーブル10のポーラス板10bと連通する吸引源を切削部68が制御する。
次いで、チャックテーブル10を回転させて被加工物13に形成されている複数のデバイス15の境界に含まれる直線状の部分(分割予定ライン)がX軸方向と平行になるように、チャックテーブル10に連結されている回転駆動源を切削部68が制御する。
次いで、X軸方向と平行な分割予定ラインが、平面視において、切削ブレード40の切刃40aからみてX軸方向に位置付けられるように、チャックテーブル10をX軸方向に沿って移動させるX軸方向移動機構及び/又は切削ユニット36をY軸方向に沿って移動させるY軸方向移動機構18を切削部68が制御する。
次いで、スピンドル42とともに切削ブレード40を回転させるように、スピンドルハウジング38に内蔵されている回転駆動源を切削部68が制御する。次いで、切削ブレード40の先端位置が、テープ17に対応する高さになるように、すなわち、被加工物13の裏面13bよりも低く、かつ、チャックテーブル10の保持面よりも高くなるように、Z軸方向移動機構26を切削部68が制御する。
この時、切削部68は、切削ブレード40の回転速度に応じて、切削ブレード40の中心位置(スピンドル42の回転軸となる直線の位置)をずらすようにZ軸方向移動機構26を制御する。具体的には、切削ブレード40の回転速度が変化すると、切削ブレード40に作用する遠心力も変化し、その外径(切刃40aの外径)が増減する、すなわち、切削ブレード40の先端位置も変化する。
そのため、切削ブレード40の先端位置を所望の位置(高さ)に位置付けるためには、切削ブレード40の外径の増減を相殺するように切削ブレード40の中心位置を移動させる必要がある。下記の表1は、基準回転速度を含む複数の回転速度と、複数の回転速度のいずれかで切削ブレード40を回転させた時の切削ブレード40の外径の変化量と、の対応を示す表である。
具体的には、下記の表1においては、10000rpm(rotations per minute)が基準回転速度として設定されている。そして、下記の表1においては、切削ブレード40の回転速度が10000rpm(rotations per minute)であるときの切削ブレード40の外径との差が外径の変化量として示されている。
Figure 2024008341000002
なお、この表1に対応するデータは、切削ブレード40の回転速度の変化に伴う切削ブレード40の外径の変化を示す情報として、例えば、記憶部64に記憶されている。そして、切削部68は、回転速度に応じて切削ブレード40の外径が表1に示されるように変化する場合、下記の表2に示されるように切削ブレード40の中心位置を移動させる必要がある。
Figure 2024008341000003
すなわち、切削部68は、切削ブレード40を、例えば、60000rpmで回転させる場合には、10000rpmで回転させる場合と比較して、その中心位置が11μm高くなるようにZ軸方向移動機構26を制御する。
次いで、切削ブレード40を回転させたまま切削ブレード40が被加工物13のX軸方向における一端から他端までを通り過ぎるように、窪み4aの内側に設けられているX軸方向移動機構を切削部68が制御する(図6参照)。
すなわち、被加工物13を貫通し、かつ、その先端がテープ17の内部に至るように切削ブレード40が位置付けられた状態で被加工物13を保持するチャックテーブル10をX軸方向に沿って移動させる。これにより、その底面においてテープ17が露出する溝11aがフレームユニット11に形成されるとともに被加工物13が分割予定ラインに沿って分割される。
図7は、切削装置2において被加工物13を切削する被加工物の切削方法の一例を模式的に示すフローチャートである。この方法においては、まず、切削ブレード40の回転速度の変化に伴う切削ブレード40の外径の変化を示す情報を記憶する(記憶ステップ:S1)。具体的には、この記憶ステップ(S1)においては、制御ユニット60の記憶部64に、例えば、上記の表1に対応するデータを記憶させる。
次いで、第1の回転速度で切削ブレード40を回転させながら、切削ブレード40の先端位置を実際に検出する(検出ステップ:S2)。具体的には、図5を参照して説明したように、切削ユニット36及び検出ユニット14を検出部66が制御する。なお、第1の回転速度は、被加工物13の切削に適した回転速度であり、例えば、10000rpmである。
次いで、第1の回転速度で切削ブレード40を回転させながら、被加工物13を切削する(第1の切削ステップ:S3)。具体的には、図6を参照して説明したように、チャックテーブル10及び切削ユニット36を切削部68が制御する。
なお、第1の切削ステップ(S3)における切削ブレード40の回転速度は、検出ステップ(S2)における切削ブレード40の回転速度と同じである。そのため、第1の切削ステップ(S3)における切削ブレード40の中心位置は、記憶ステップ(S1)において記憶された情報を参照することなく、検出ステップ(S2)において検出された切削ブレード40の先端位置を参照して決定される。
次いで、第2の回転速度で切削ブレード40を回転させながら、被加工物13と異なる別の被加工物13を切削する(第2の切削ステップ:S4)。具体的には、図6を参照して説明したように、チャックテーブル10及び切削ユニット36を切削部68が制御する。
なお、当該別の被加工物13は、第1の切削ステップ(S3)において切削された被加工物13と材料及び/又は厚さ等が異なる。また、第2の回転速度は、当該別の被加工物13の切削に適した回転速度であり、例えば、60000rpmである。
そして、第2の切削ステップ(S4)における切削ブレード40の中心位置は、記憶ステップ(S1)において記憶された情報と、検出ステップ(S2)において検出された切削ブレード40の先端位置と、を参照して決定される。すなわち、この場合、切削ブレード40の中心位置は、検出ステップ(S2)において検出された切削ブレード40の先端位置のみを参照して決定される位置よりも11μm高い位置になる。
切削装置2においては、検出ユニット14によって切削ブレード40の先端位置を検出した際の切削ブレード40の回転速度(第1の回転速度)と異なる回転速度(第2の回転速度)で回転する切削ブレード40を利用して被加工物13を切削する場合に、すなわち、第2の切削ステップ(S4)において、切削ブレード40の回転速度の変化に伴う切削ブレード40の外径の変化を示す情報と、検出ユニット14によって検出された切削ブレード40の先端位置と、を参照して、切削ブレード40の中心位置を決定する。
この場合、第2の回転速度で回転する切削ブレード40を利用した被加工物13の切削に先立って、検出ユニット14によって切削ブレード40の先端位置を実際に検出する必要がない。そのため、切削装置2においては、スループットを低下させることなく所望の加工を実現することが可能である。
なお、上述した内容は本発明の一態様であって、本発明の内容は上述した内容に限定されない。例えば、切削ブレード40の回転速度の変化に伴う切削ブレード40の外径の変化を示す情報は、上記の表1に限定されず、切削ブレード40の回転速度(r)を変数として切削ブレード40の外径の変化量を算出するための関数(f(r))であってもよい。
下記の数式(1)及び数式(2)は、回転速度に応じて外径が表1に示されるように変化する切削ブレード40の外径の変化量を算出するための関数の一例である。具体的には、数式(1)は、この変化量を算出するための二次式であり、数式(2)は、この変化量を算出するための三次式である。
Figure 2024008341000004
Figure 2024008341000005
切削ブレード40の回転速度の変化に伴う切削ブレード40の外径の変化を示す情報が上記の関数である場合には、様々な回転速度(例えば、33333rpm等)における切削ブレード40の外径の変化を把握することが可能となる点で好ましい。
また、切削装置2は、被加工物13を分割するためではなく、被加工物13に溝を形成するために利用されてもよい。すなわち、切削装置2においては、被加工物13を貫通することなく、その先端が被加工物13の内部に留まるように切削ブレード40を位置付けた状態で被加工物13が切削されてもよい。
また、第2の切削ステップ(S4)においては、第1の切削ステップ(S3)において切削された被加工物13と同じ被加工物13を切削してもよい。例えば、第2の切削ステップ(S4)においては、第1の切削ステップ(S3)において溝が形成された被加工物13を分割するように被加工物13を切削してもよい。
その他、上述した実施形態にかかる構造及び方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 :切削装置
4 :基台(4a:窪み)
6 :テーブルカバー
8 :防塵防滴カバー
10 :チャックテーブル(10a:枠体、10b:ポーラス板)
11 :フレームユニット(11a:溝)
12 :クランプ
13 :被加工物(13a:表面、13b:裏面)
14 :検出ユニット
15 :デバイス
16 :支持構造(16a:立設部、16b:腕部)
17 :テープ
18 :Y軸方向移動機構
19 :環状フレーム
20 :Y軸ガイドレール
22 :Y軸移動プレート
24 :ねじ軸
26 :Z軸方向移動機構
28 :Z軸ガイドレール
30 :Z軸移動プレート
32 :ねじ軸
34 :モータ
36 :切削ユニット
38 :スピンドルハウジング
40 :切削ブレード(40a:切刃)
42 :スピンドル
44 :検出器(44a:支持部、44b:検出部、44c:ブレード進入部)
46 :発光部
48 :受光部
50 :エアー供給ノズル
52 :液体供給ノズル
54 :連結具
56 :カバー部
58 :撮像ユニット
60 :制御ユニット
62 :処理部
64 :記憶部
66 :検出部
68 :切削部

Claims (6)

  1. 円環状の切削ブレードを利用して被加工物を切削する切削装置であって、
    該被加工物を保持可能なチャックテーブルと、
    該切削ブレードが先端部に装着されるスピンドルを有する切削ユニットと、
    該切削ブレードの先端位置を検出する検出ユニットと、
    該チャックテーブル、該切削ユニット及び該検出ユニットを制御する制御ユニットと、を備え、
    該制御ユニットは、
    該切削ブレードの回転速度の変化に伴う該切削ブレードの外径の変化を示す情報を記憶する記憶部と、
    該スピンドルとともに回転する該切削ブレードの先端位置を検出するように、該切削ユニット及び該検出ユニットを制御する検出部と、
    該スピンドルとともに回転する該切削ブレードを利用して該チャックテーブルによって保持された該被加工物を切削するように、該チャックテーブル及び該切削ユニットを制御する切削部と、を有し、
    該切削部は、該検出ユニットによって該切削ブレードの先端位置を検出した際の該切削ブレードの回転速度と異なる回転速度で回転する該切削ブレードを利用して該被加工物を切削する場合に、該記憶部に記憶された該情報と、該検出ユニットによって検出された該切削ブレードの先端位置と、を参照して、該切削ブレードの中心位置を決定する切削装置。
  2. 該情報は、基準回転速度を含む複数の回転速度と、該複数の回転速度のいずれかで該切削ブレードを回転させた時の該切削ブレードの外径の変化量と、の対応を示す表であり、
    該変化量は、該基準回転速度で該切削ブレードを回転させた時の該切削ブレードの外径との差である請求項1に記載の切削装置。
  3. 該情報は、該切削ブレードの回転速度を変数として該切削ブレードの外径の変化量を算出するための関数であり、
    該変化量は、基準回転速度で該切削ブレードを回転させた時の該切削ブレードの外径との差である請求項1に記載の切削装置。
  4. 円環状の切削ブレードを利用して被加工物を切削する被加工物の切削方法であって、
    該切削ブレードの回転速度の変化に伴う該切削ブレードの外径の変化を示す情報を記憶する記憶ステップと、
    第1の回転速度で該切削ブレードを回転させながら、該切削ブレードの先端位置を実際に検出する検出ステップと、
    該第1の回転速度で該切削ブレードを回転させながら、該被加工物を切削する第1の切削ステップと、
    該第1の回転速度と異なる第2の回転速度で該切削ブレードを回転させながら、該被加工物又は該被加工物とは別の被加工物を切削する第2の切削ステップと、を備え、
    該第1の切削ステップにおける該切削ブレードの中心位置は、該検出ステップにおいて検出された該切削ブレードの先端位置を参照して決定され、
    該第2の切削ステップにおける該切削ブレードの中心位置は、該記憶ステップにおいて記憶された該情報と、該検出ステップにおいて検出された該切削ブレードの先端位置と、を参照して決定される被加工物の切削方法。
  5. 該情報は、基準回転速度を含む複数の回転速度と、該複数の回転速度のいずれかで該切削ブレードを回転させた時の該切削ブレードの外径の変化量と、の対応を示す表であり、
    該変化量は、該基準回転速度で該切削ブレードを回転させた時の該切削ブレードの外径との差である請求項4に記載の被加工物の切削方法。
  6. 該情報は、該切削ブレードの回転速度を変数として該切削ブレードの外径の変化量を算出するための関数であり、
    該変化量は、基準回転速度で該切削ブレードを回転させた時の該切削ブレードの外径との差である請求項4に記載の被加工物の切削方法。
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