JP2024007119A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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Shuji Kado
泰光 渡辺
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Abstract

【課題】水平方向に並んで配された2つの冷却箱の冷却度合いの均等化を容易に行うことが可能な冷却貯蔵庫を提供する。【解決手段】断熱箱体22と、それぞれが側方に開口する1以上の貯蔵室を有し、断熱箱体22内において互いに水平方向に間隔を空けて配された第1冷却箱A1および第2冷却箱A2と、第1冷却箱A1および第2冷却箱A2を冷却するための冷却装置50と、を備え、第1冷却箱A1および第2冷却箱A2の各々の互いに対向する側壁部である対向側壁部34,36の間を、冷却装置50から第1冷却箱A1および第2冷却箱A2に冷気を供給する冷気供給路S2とし、第1冷却箱A1および第2冷却箱A2の各々に、対向側壁部34,36に、冷気供給路S2から冷気を取り入れるための複数の吸気孔34a,36aを形成する。【選択図】図4

Description

本発明は、冷却貯蔵庫に関する。
下記特許文献1には、複数の貯蔵室が上下方向および左右方向に並んで配されたロッカー式の冷却貯蔵が開示されている。この冷却貯蔵庫は、貯蔵室を形成する冷却箱の背面側に設けられたダクトに下方から上方に向かって冷気を送る構成とされており、左右方向で均一化するために、ダクトの下部に複数の孔を有する整流板を設けるとともに、ダクト内に、右側に並ぶ貯蔵室側へ送る風量と、左側に並ぶ貯蔵室側へ送る風量とを調整するための仕切板が設けられている。
特許第4369607号公報
上記特許文献1のように、冷気を送るファンの回転による風量のばらつきを考慮して、仕切板の位置を調整するものである。そのため、ファンのばらつきによる調整は、一義的に定まるものではないため、その調整に時間を要するという問題がある。さらに言えば、左右の冷却箱の大きさが異なる場合や、冷却貯蔵庫の寸法が異なる場合など、種々の要因で、その仕切板の調整が必要となってしまう。
本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、水平方向に並んで配された2つの冷却箱の冷却度合いの均等化を容易に行うことが可能な冷却貯蔵庫を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の冷却貯蔵庫は、
断熱箱体と、
それぞれが側方に開口する1以上の貯蔵室を有し、前記断熱箱体内において互いに水平方向に間隔を空けて配された第1冷却箱および第2冷却箱と、
前記第1冷却箱および前記第2冷却箱を冷却するための冷却装置と、
を備え、
前記第1冷却箱および前記第2冷却箱の各々の互いに対向する側壁部である対向側壁部の間が、前記冷却装置から前記第1冷却箱および前記第2冷却箱に冷気を供給する冷気供給路とされ、
前記第1冷却箱および前記第2冷却箱の各々は、前記対向側壁部に、前記冷気供給路から冷気を取り入れるための複数の吸気孔が形成されていることを特徴とする。
本願に開示の冷却貯蔵庫は、例えば左右あるいは背面合わせで並んだ2つの冷却箱の間に形成された空間を、共通の冷気の供給路として利用して、それら2つの冷却箱に冷気を送り込むことができる。具体的には例えば、冷却箱が左右に並んで両者が前方に開口する貯蔵室を有する構成である場合には、2つの冷却箱の間は断熱箱体の前面側に上下に延びる柱状の部分が存在し、その柱状の背面側を、冷気供給路として利用する構成とすることができる。したがって、本願に開示の冷却貯蔵庫によれば、水平方向に分割された冷却箱に対する冷却度合いの均等化を容易に図ることができる。また、水平方向に分割された2つの冷却箱の大きさ(内容積)が異なっていても、吸気孔の数や大きさによって、それら2つの冷却箱の冷却度合いを容易に均等化することができる。
なお、本願に開示の冷却貯蔵庫は、2つの冷却箱の間に形成された冷気供給路に対して、例えば、上方や下方から送り込む構成や、側方から送り込む構成とすることができる。なお、冷却箱が左右に並んで両者が前方に開口する貯蔵室を有する構成である場合には、背面側から前方に向かって送り込む構成とすることができる。また、本願に開示の冷却貯蔵庫において、各冷却箱から空気を排出する箇所は特に限定されず、冷気供給路に冷気を送り込む方向や循環用のファンの位置に応じて定めることができる。また、本願に開示の冷却貯蔵庫は、冷却箱の各々が、単一の貯蔵室を形成するものであってもよく、上下左右に複数の貯蔵室を有するものであってもよい。
上記構成において、前記第1冷却箱および前記第2冷却箱は、左右に間隔を空けて配されてそれぞれが前方に開口する前記貯蔵室を有するものとされ、前記対向側壁部と反対側の側壁部である外側側壁部に、内部の空気を排出する複数の排気孔が形成されており、
前記断熱箱体の一方側の側壁と前記第1冷却箱の前記外側側壁部との間、および、前記断熱箱体の他方側の側壁と前記第2冷却箱の前記外側側壁部との間が、前記冷却装置に空気を戻す空気排出路とされている構成とすることができる。
この構成の冷却貯蔵庫は、各冷却箱において、冷気が中央から外側に向かって横断するように流れることになる。そのため、この構成の冷却貯蔵庫によれば、効率的に冷気を循環させることができる。
上記構成において、前記第1冷却箱および前記第2冷却箱は、左右に間隔を空けて配されてそれぞれが前方に開口する前記貯蔵室を有するものとされ、前記冷却装置は、冷気を生成する冷却器を有し、前記断熱箱体は、前記第1冷却箱および前記第2冷却箱の背面側に、前記冷却器が収容された冷却器室を有し、前記冷気供給路には、背面側から前方に向かって冷気が送られる構成とすることができる。
冷却貯蔵庫は、一般的に、上下方向に比較して前後方向(奥行き方向)の寸法が小さくされる構成のものが多く存在する。この構成の冷却貯蔵庫は、冷却器室から冷却箱までの経路が比較的短くなる(特許文献1に記載の下方から上方に冷気を送る冷却貯蔵庫に比較して短くなる)ため、供給路に冷気を送る際のロス(温度上昇)を減らして、効率的に冷却箱を冷却することができる。また、先に述べた外側の側壁部から排気する構成と合わせることで、平面視で、互いに逆回転する2つの円環状の循環路が形成され、比較的短い循環路で空気を循環させることができるため、効率的に冷却箱を冷却することができる。
上記構成において、前記冷却器室は、前記冷気供給路に対して上下方向における中間部に冷気を送るための吹出口を有し、前記冷却器は、前記冷却器室内において前記吹出口より上方に配されており、前記冷却器室には、前記冷却器の上方から下方に向かって空気を送るファンが設けられている構成とすることができる。
この構成の冷却貯蔵庫は、冷却器室内の構成に限定が加えられており、冷気供給路に対して、上下方向における中間部から冷気を送り込む。そのため、冷気を、冷気供給路における上下方向に分散させることができるため、冷却箱内の上下方向における冷却度合いの均等化を図ることができる。また、この構成の冷却貯蔵庫によれば、冷却器室の前後方向の狭小化を図ることができるため、当該冷却貯蔵庫の前後方向の寸法が定められている場合であっても、冷却箱内の奥行確保を図ることができる。
上記構成において、前記冷却器室には、前記冷却器の上方に前記冷却器に向かって空気を送る前記ファンが2つ設けられており、2つの前記ファンは、前記吹出口を挟んで左右対称となる位置に配されている構成とすることができる。
この構成の冷却貯蔵庫は、冷却器が背面側に配された上述した構成により、冷却器室の前後方向の寸法が短く左右方向に長い構成となりやすい。その左右方向に2つのファンが並んでいるため、冷却器に向かう下方への空気の流れを効率的に生じさせることができる。つまり、この構成の冷却貯蔵庫は、それぞれ左右方向の外側から冷却器室に空気が戻ってくる構成の冷却貯蔵庫に好適である。
上記構成において、前記冷却器室は、前記冷却器の下側から前記吹出口までの流路が、前記吹出口の左右方向における中央において左右に二分割されている構成とすることができる。
この構成の冷却貯蔵庫は、冷却器の下流側において、各ファンが生じさせた空気の流れがぶつかり合うことがなく、効率的に冷気を吹出口まで送ることができる。
上記構成において、前記冷却器室には、2つの前記ファンの間に配されて2つの前記ファンの上方の空間を左側上流部および右側上流部に仕切る仕切り部材が設けられ、前記左側上流部が前記左側空気排出路に連通するとともに、前記右側上流部が前記右側空気排出路に連通する構成とすることができる。
この構成の冷却貯蔵庫は、左側のファンが、第1冷却箱から排出された空気を循環させ、右側のファンが、第2冷却箱から排出された空気を循環させるように構成されている。この構成の冷却貯蔵庫によれば、冷却器の上流側において、左側排出路と右側排出路から冷却器室に戻った空気の流れがぶつかり合うことがなく、戻ってきた空気を効率的に冷却器に向かって送ることができる。
上記構成において、前記冷却器室は、前記冷却器の下方から前記吹出口までの流路が、前記吹出口に近づくほど流路面積が小さくなる構成とすることができる。
この構成の冷却貯蔵庫は、吹出口から吹き出される冷気の流速を高めることができ、効率的に冷気を循環させることができる。
上記構成において、前記冷却器室の下方に設けられた機械室を備え、前記冷却装置が有する圧縮機および凝縮器が配されている構成とすることができる。
この構成の冷却貯蔵庫は、冷却装置を構成する機器類が、冷却箱の背面側に配置されている。この構成の冷却貯蔵庫は、前面側に貯蔵室とするスペースを十分に確保することができる。したがって、この構成の冷却貯蔵庫は、例えば、ロッカー式の冷却貯蔵庫に好適である。
上記構成において、前記第1冷却箱と前記第2冷却箱との少なくとも一方は、1以上の棚板を有し、前記棚板の上下に貯蔵室を形成するものとされ、前記棚板は、通気可能なものとされている構成とすることができる。
この構成の冷却貯蔵庫によれば、冷却箱が複数の貯蔵室に分割されているが、それら貯蔵室が通気可能な構成とされているため、それら貯蔵室の冷却度合いの均等化を図ることができる。また、貯蔵室の大きさを異なる構成としても、循環路は同じ構成で良いため、循環路,吸気孔および排気孔等を、再度設計する必要がない。
上記構成において、前記貯蔵室の各々に設けられて前記貯蔵室の開口を開閉する2以上の扉と、前記扉の各々に設けられて該扉を施錠するロック装置と、を備えたロッカー式冷却貯蔵庫とすることができる。
上述したように、冷却箱の分割の仕方を変更しても、循環路の調整が必要ない構成とできるため、本願に開示の冷却貯蔵庫は、貯蔵する物や、設置される場所等に応じて、様々な大きさの要望があるロッカー式冷却貯蔵庫に好適である。
上記構成において、前記第1冷却箱および前記第2冷却箱は、前記対向側壁部に直交する方向における寸法が互いに異なる大きさとされた構成とすることができる。
本願に開示の冷却貯蔵庫は、冷却箱の寸法が異なるものであっても、それらの冷却度合いの均等化を容易に図ることができるため、種々の大きさの貯蔵室を有する冷却貯蔵庫を実現することが可能である。つまり、本願に開示の冷却貯蔵庫は、このような冷却箱の寸法が異なる構成のものに好適である。
本発明によれば、水平方向に並んで配された2つの冷却箱の冷却度合いの均等化を容易に行うことが可能な冷却貯蔵庫を提供することができる。
本発明の実施形態であるロッカー式冷却貯蔵庫の斜視図 ロッカー式冷却貯蔵庫の正面図(扉を外した状態) ロッカー式冷却貯蔵庫の平面断面図(図2におけるIII-III断面) ロッカー式冷却貯蔵庫の平面断面図(図2におけるIV-IV断面) ロッカー式冷却貯蔵庫の側面断面図(図2におけるV-V断面) ロッカー式冷却貯蔵庫の側面断面図(図2におけるVI-VI断面) ロッカー式冷却貯蔵庫の側面断面図(図2におけるVII-VII断面) ロッカー式冷却貯蔵庫の側面断面図(図2におけるVIII-VIII断面) ロッカー式冷却貯蔵庫の背面図であり、冷却装置の構成を示す図 冷却器室内を示す正面図 吹出口の位置を示す正面図 機械室の要部を拡大して示す図 蒸発皿の斜視図
本発明の実施形態として、ロッカー式冷却貯蔵庫10を例示する。このロッカー式冷却貯蔵庫10(以下、単に「冷却貯蔵庫10」と呼ぶ場合がある)は、例えば、食品や飲料、薬品等の貯蔵物を冷却(冷蔵あるいは冷凍)しつつ、施錠状態で収容することができるものである。本冷却貯蔵庫10は、例えば、店舗内に設置され、提供者(例えば、店員や宅配員)が収容した荷物を使用者(例えば、購入者)が受け取るために用いられたり、使用者が一時的に荷物を冷却保管するために用いられたり、薬品を施錠状態で冷却保管するために用いられたりするものとして使用可能である。以下に、本実施形態のロッカー式冷却貯蔵庫10について、図1から図13を参照しつつ説明する。なお、図面には、符号F,B,L,R,U,Dを用いて方向を示しており、それぞれ、本冷却貯蔵庫10を正面から視たときの手前側(前側),奥側(後側),左側,右側,上側,下側を表している。
本冷却貯蔵庫10は、図1および図2に示すように、直方体形状(立方体形状に近い直方体形状)をなし、前面に複数の開口13a,13b,13c,13dを有する貯蔵庫本体12と、それら開口13a,13b,13c,13dの各々を開閉する断熱扉14a,14b,14c,14dと、を含んで構成される。また、本冷却貯蔵庫10は、断熱扉14a,14b,14c,14dごとに、施錠を行うための電磁式のロック装置16を備えている。それらロック装置16は、ロック装置制御部17によって制御される。ロック装置制御部17は、貯蔵庫本体12に設けられたもう1つの扉18によって塞がれた貯蔵庫本体12内の空間S1(図3参照)に収容されている。そのロック装置制御部17は、扉18に設けられた操作パネル18aと、2次元バーコード等の暗号信号を受信するリーダー18bと、を有している。使用者は、操作パネル18aにパスワードを入力したり、リーダー18bに暗号信号を読み取らせたりすることで、対応するロック装置16を解錠または施錠することができるようになっている。ちなみに、上記の扉14a,14b,14c,14d,18は、貯蔵庫本体12に対して、前面側の上下に延びる縦柱20に設けられたヒンジ20aによって、回動可能とされている。つまり、左側に配された断熱扉14aおよび扉18は、左開きとされ、右側に配された断熱扉14b,14c,14dは、右開きとされている。
貯蔵庫本体12は、断熱箱体22と、断熱箱体22の背面側に機械室R1を形成する背面側パネル24と、を含んで構成される。断熱箱体22は、図3に示すように、ステンレス鋼板製の外箱25と、同じくステンレス鋼板等の内箱26と、外箱25と内箱26との間に充填されている発泡ウレタン等の発泡樹脂からなる断熱材27とからなる。また、前述した縦柱20も、内部に断熱材が充填された断熱性を有するものであり、図2に示すように、断熱箱体22の天井壁22aと底面壁22bとに間に固定されている。
断熱箱体22は、図5および図6に示すように、側面視で段付き形状とされており、下側部分の奥行寸法に比較して、上側部分の奥行寸法が大きなもの、換言すれば、上側部分が下側部分に比較して後方に突出した形状となっている。つまり、断熱箱体22の背面側は、上側背面壁22cが下側背面壁22dより後方側に位置するとともに、上側背面壁22cの下端と下側背面壁22dの上端とを繋いで、後方に突出した部分の底面を形成する上段底面部22eと、を有する形状とされている。
断熱箱体22の内部には、複数のプレートが配されて、複数の空間が区画形成される。詳しく言えば、断熱箱体22の背面側には、下側背面壁22dと上段底面部22eとの連結部分に立設するように、換言すれば、下側背面壁22dの前面側の壁面と面一になるように、背面プレート30が配されている。この背面プレート30によって、断熱箱体22の内部は、前後に区画される。その背面プレート30の後方側の空間が、後述する冷却器室R2とされる。また、背面プレート30は、図4に示すように、断熱箱体22の左側側壁22fと右側側壁22gまでは延びておらず、背面プレート30の両端は、それぞれ左側側壁22fと右側側壁22gとの間で、前方側の空間と後方側の空間とを連通する。
断熱箱体22の内部には、背面プレート30の前方側の空間に、前後方向に延びる壁面を形成する4枚の側壁プレート32,34,36,38が配されている。側壁プレート34,36は、縦柱20の背面側に、互いに左右方向に間隔を空けて配されており、その縦柱20,天井壁22a,底面壁22b,背面プレート30および下側背面壁22dに隙間なく固定されて、断熱箱体22の内部を左右に区画する。側壁プレート32は、左側側壁22fとの間に左右方向の間隔を設けるように配され、側壁プレート38は、右側側壁22gとの間に左右方向の間隔を設けるように配されている。詳しく言えば、図4に示すように、左側側壁22fおよび右側側壁22gは、平面視で段付き状に形成されており、前方側の部分が後方側の部分に比較して厚みが小さくされている。換言すれば、前方側の部分が後方側の部分より内側に突出した形状とされている。側壁プレート32,38は、その左側側壁22fおよび右側側壁22gの前方側部分の壁面と面一となるように配され、後方側部分との間に空間を形成するようになっている。なお、それら側壁プレート32,38の後端は、背面プレート30の左右方向の端部の各々に沿う状態で、背面プレート30の端部および下側背面壁22dに隙間なく固定されている。
上記のような構成により、断熱箱体22の内部には、前方に開口する第1冷却箱A1と第2冷却箱A2が形成される。また、それら第1冷却箱A1と第2冷却箱A2との間で、縦柱20と背面プレート30とで囲まれた空間S2と、第1冷却箱A1と左側側壁22fとの間,第2冷却箱A2と右側側壁22gとの間に、それぞれ背面プレート30の後方側の空間に連通する連通空間S3,S4が形成される。
貯蔵庫本体12は、図2に示すように、第1冷却箱A1内を上下に区画する断熱性の仕切壁40を有している。また、第2冷却箱A2の前面側の開口を、上下方向に3つに分割する断熱性の仕切枠42,44を有している。それらにより、第1冷却箱A1の内部には、仕切壁40の下方に、開口13aを有する貯蔵室R3aが形成され、仕切壁40の上方に、前述したロック装置制御部17を収容する空間S1が形成される。また、第2冷却箱A2の内部には、図3および図4に示すように、網棚(棚板の一例)46が、仕切枠42,44の背面側に固定されており、第2冷却箱A2の内部には、開口13bを有する貯蔵室R3b,開口13cを有する貯蔵室R3c,開口13dを有する貯蔵室R3dが、区画形成される。ちなみに、網棚46は、非汎用の特殊形状をなすネジによって固定されており、使用者が容易に着脱できないようになっている。
なお、縦柱20は左右方向における中央より左寄りに配されており、第1冷却箱A1の左右方向の寸法は、第2冷却箱A2の左右方向の寸法より小さくされている。そして、3つの貯蔵室R3b,R3c,R3dは、同じ幅で同じ内容積とされた横長の貯蔵室とされているのに対して、貯蔵室R3aは、3つの貯蔵室R3b,R3c,R3dと同じ程度の内容積であるが縦長の貯蔵室とされている。
本冷却貯蔵庫10は、4つの貯蔵室R3a,R3b,R3c,R3dを冷却するための冷却装置50を備えている。冷却装置50は、前述した冷却器室R2に収容された冷却器(蒸発器)52と、機械室R1に配された圧縮機54,凝縮器56,凝縮器ファン58を含んで構成され、これらが冷媒管60によって循環接続され、既知の冷凍回路(冷凍サイクル)が形成されている。なお、冷媒管60内には、例えば、プロパンやイソブタンからなる、空気よりも重い可燃性冷媒が封入されている。
機械室R1は、図5から図8に示すように、断熱箱体22の突出した上側部分の下側、換言すれば、冷却器室R2の下側を含み、断熱箱体22の背面と背面側パネル24によって囲まれた空間である。機械室R1における冷却器室R2の下側には、図9に示すように、圧縮機54,凝縮器56および凝縮器ファン58が配されるとともに、本冷却貯蔵庫10の制御を司るコントロールボックス62が配されている。また、図5から図8に示すように、機械室R1における冷却器室R2の背面側は、下方側の空間に比較して、前後方向の寸法が小さくなっており、その箇所には、電源ユニット64(図9においては図示を省略している)等が配されている。
先にも述べたように、断熱箱体22の上側背面壁22cと背面プレート30との間に形成された冷却器室R2に、冷却器52が収容されている。図5および図6に示すように、冷却器52は、冷却器室R2において、上側背面壁22cと背面プレート30との各々の間、つまり、前後方向において隙間なく配されている。なお、冷却器52の上側には、図10に示すように、左右方向に間隔をおいて、2つの循環用ファン66a,66bが配されている。循環用ファン66a,66bは、上方から吸い込んだ空気を下方に向かって、つまり、冷却器52に向かって送り出すものとなっている。これら2つの循環用ファン66a,66bは、冷却器52の上面を覆うように配されたベース部材68に固定されており、循環用ファン66a,66bが送り出した空気のほぼすべてが、冷却器52に向かって送られるようになっている。また、循環用ファン66a,66bは、上方に、天井壁22aとの間に間隔を有する状態で配されている。後に詳しく説明するが、ベース部材68と天井壁22aとの間の空間が、冷却箱A1,A2から戻ってた空気が通る通気路S5とされている。
冷却器52は、図10に示すように、冷却器室R2において、天井壁22a寄りの位置に配されている。そして、冷却器52の下方には、ダクト部材70が固定されている。このダクト部材70は、概してV字形状のものとされ、下方に向かうにつれて、左右方向の寸法が小さくなる形状とされている。このダクト部材70は、冷却器52の下面を覆うように配されており、冷却器52を通過して発生した冷気は、このダクト部材70の内側に送られる。
ダクト部材70の内側の空間は、図11に示す背面プレート30に形成された吹出口30aによって、2つの冷却箱A1,A2の間の空間S2に連通している。つまり、冷却器52を通過して発生した冷気は、吹出口30aから空間S2に向かって放出される。図5に示すように、空間S2を形成する第1冷却箱A1の側壁プレート34には、貯蔵室R3aに冷気を取り入れるための複数の吸気孔34aが形成されている。また、図6に示すように、空間S2を形成する第2冷却箱A2の側壁プレート36には、貯蔵室R3b,R3c,R3dに冷気を取り入れるための複数の吸気孔36aが形成されている。つまり、第1冷却箱A1の対向側壁部としての側壁プレート34と、第2冷却箱A2の対向側壁部としての側壁プレート36との間の空間S2は、冷気供給路として機能するものであり、この冷気供給路S2には、背面側の吹出口30aから前方に向かって空気が送り込まれるようになっている。なお、吹出口30aは、冷気供給路S2の左右方向の幅とほぼ同じ幅の長方形状の開口であり、冷気供給路S2の上下方向におけるほぼ中央に設けられている。そのため、冷気を冷気供給路S2内において上下方向に分散させることができる。
また、ダクト部材70内には、吹出口30aまでの空気の流路を、左右に二等分する下側仕切り部材72が設けられている。つまり、ダクト部材70内には、下側仕切り部材72より左側の流路と、下側仕切り部材72より右側の流路とが、形成される。したがって、左側の循環用ファン66aによって送られた冷気は、下側仕切り部材72より左側の流路を通って、吹出口30aから放出され、右側の循環用ファン66bによって送られた冷気は、下側仕切り部材72より右側の流路を通って、吹出口30aから放出される。これにより、冷却器52の下流側において、各循環用ファン66a,66bが生じさせた空気の流れがぶつかり合うことがなく、効率的に冷気を吹出口30aまで送ることができる。また、ダクト部材70は、下側ほどダクト部材70の内面と吹出口30aとの距離が小さくなり、流路面積が小さくなる。そのため、吹出口30aから放出される空気の流速を高めることができ、効率的に空気を循環させることができる。
第1冷却箱A1の貯蔵室R3aに取り込まれた冷気は、図7に示す、第1冷却箱A1の外側側壁部としての側壁プレート32に形成された複数の排気孔32aから排出される。これら複数の排気孔32aは、連通空間S3(図4参照)に連通しており、第1冷却箱A1から排出された空気は、連通空間S3を通って冷却器室R2に戻される。つまり、この連通空間S3は、左側空気排出路として機能するものとなる。また、第2冷却箱A2に取り込まれた冷気は、図8に示す、第2冷却箱A2の外側側壁部としての側壁プレート38に形成された複数の排気孔38aから排出される。これら複数の排気孔38aは、連通空間S4(図4参照)に連通しており、第2冷却箱A2から排出された空気は、連通空間S4を通って冷却器室R2に戻される。つまり、この連通空間S4は、右側空気排出路として機能するものとなる。
上記のような構成により、冷却器室R2には、左側空気排出路S3および右側空気排出路S4から、つまり、左右の両端から空気が戻ってくる。詳しく言えば、循環用ファン66a,66bによって、それら循環用ファン66a,66bが設けられたベース部材68と天井壁22aとの間の通気路S5に空気が戻ってくるのである。なお、2つの循環用ファンの66a,66bの間には、ベース部材68から立設して天井壁22aまで延びる上側仕切り部材74が設けられている。この上側仕切り部材74によって、ベース部材68と天井壁22aとの間の通気路S5は、左右に仕切られて、左側上流路S5aと右側上流路S5bとが形成されている。つまり、左側空気排出路S3から冷却器室R2に戻った空気は、左側の循環用ファン66aによって、左側上流路S5aを通って冷却器52に向かって送られ、右側空気排出路S4から冷却器室R2に戻った空気は、右側の循環用ファン66bによって、右側上流路S5bを通って冷却器52に向かって送られる。このような構成により、本冷却貯蔵庫10は、冷却器52の上流側において、左側空気排出路S3と右側空気排出路S4から冷却器室R2に戻った空気の流れがぶつかり合うことがなく、戻ってきた空気を効率的に冷却器52に送ることができる。
以上のように、本実施形態の冷却貯蔵庫10は、平面視で、互いに逆回転する2つの円環状の空気の循環路が形成され、比較的短い循環路で空気を循環させることができるため、効率的に2つの冷却箱A1,A2を冷却することができる。また、2つの冷却箱A1,A2に対して、共通の冷気供給路S2から冷気を送り込むことができるため、2つの冷却箱A1,A2に対する冷却度合いの均等化を容易に図ることができる。
本冷却貯蔵庫10は、第1冷却箱A1と第2冷却箱A2との左右方向の寸法が異なる、換言すれば、左右方向において非対称な形状となっている。それに対して、本実施形態の冷却貯蔵庫10は、前述した冷却器52が、左右方向において、第1冷却箱A1と第2冷却箱A2との中間に位置するように配されている。また、2つの循環用ファン66a,66bは、この第1冷却箱A1と第2冷却箱A2との中間(吹出口30aが形成された位置でもある)を挟んで、左右対称となる位置に配されている。これにより、第1冷却箱A1と第2冷却箱A2との左右方向の寸法が異なるものであっても、均等に冷却することが可能である。
冷却器52の下方に設けられたダクト部材70は、冷却器52から出る除氷水を受けるドレンパンとしても機能する。図4に示すように、このダクト部材70の底面および断熱箱体22の上段底面壁22eには、上下方向に貫通する貫通孔76が形成されている。その貫通孔76には、図9に示すように、排水パイプ78が接続されている。排水パイプ78は、機械室R1内において下方に延びる状態で固定されている。機械室R1の底面部、つまり、背面側パネル24の底面部24aで、排水パイプ78の直下に、蒸発皿80が設けられている。つまり、冷却器52から出た除氷水は、蒸発皿80に貯められるようになっている。
図12に示すように、機械室R1は、背面側パネル24の底面部24aから、吸気・排気が行われるようになっている。先に説明した凝縮器ファン58は、凝縮器56のある下方に向かって空気を送るものである。そのため、底面部24aにおける蒸発皿80より右側部分24a1に形成された吸気口から空気が吸気され、底面部24aにおける蒸発器56の下側部分(蒸発皿80より左側部分)24a2から熱を持った空気が排出される。
図12に示すように、蒸発皿80は、一端部側が凝縮器56に上下方向に重畳する位置に配されている。それにより、凝縮器56の下方から出る熱を持った空気の一部が、蒸発皿80内に流れ込むことになる。つまり、蒸発皿80上に落ちた除氷水は、凝縮器56から流れ込んだ排熱によって蒸発させられるようになっている。
蒸発皿80は、図13に示すように、上方に開口する皿状の部材であり、背面側パネル24の底面部24aの下面に固定されることで、凝縮器56の直下の部分を除いて、上方の開口が塞がれる状態とされている。蒸発皿80の凝縮器56側(左側)の側壁82には、上端が内側に折り曲げられて、下方に向かって傾斜する傾斜面部82aが形成されている。これにより、内部に取り込まれた排熱が、除氷水が落下した箇所(蒸発皿80の中央側)に向かって流れ込み易くなっている。また、蒸発皿80の凝縮器56とは反体側(右側)の側壁84には、上端が内側に折り曲げられて、水平に延びる折り返し部84aが形成されている。これにより、側壁82側から流れてきた排熱を、側壁82側に向かって確実に戻すことができる。そして、折り返し部84aによって戻された空気の一部は、前方側を向く正面壁86に形成された凝縮器56側の切欠部86aから外部に排出されるようになっている。蒸発皿80がこのような構成とされていることで、蒸発皿80内に排熱を滞留させることができる。したがって、蒸発皿80は、大きさが比較的小さなものであっても、排熱を効率よく利用して、除氷水を蒸発させることができる。また、この蒸発皿80は、機械室R1への吸気口24a1と機械室R1からの排気口24a2とを区画するものとなっているたため、機械室R1の吸気と排気とが混合することを防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。例えば、次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態の冷却貯蔵庫10は、第2冷却箱A2が、3つの貯蔵室R3b,R3c,R3dを有するものとされていたが、1つや2つであってもよく、4つ以上とされてもよい。そのように、貯蔵室の数を変更してたとしても、空気の循環路に変更はなく、また、吸気孔の数を変更する必要もない。つまり、本願に開示の冷却貯蔵庫によれば、貯蔵室の数を変更した冷却貯蔵庫の設計を容易に行うことができる。
(2)上記実施形態の冷却貯蔵庫10は、第1冷却箱A1と第2冷却箱A2とは、左右方向の寸法が異なるものとされていたが、同じ寸法形状のものとされた左右対称な構成とすることもでき、当然に、それら2つの冷却箱の冷却度合いを容易に均等化することができる。
(3)上記実施形態の冷却貯蔵庫10は、2つの冷却箱が同じ方向(前方)に開口するように形成されていたが、それに限定されない。例えば、2つの冷却箱を互いに背中合わせで配置して、互いに反対側に開口するような構成とすることもできる。さらに言えば、1つの冷却箱が前方に開口し、もう1つの冷却箱が左右方向に開口するような構成とすることもできる。
(4)上記実施形態の冷却貯蔵庫10は、冷却器室R2が2つの冷却箱A1,A2の背面側に設けられて、冷気供給路S2に対して、背面側から前方に向かって冷気を供給する構成とされてたが、それに限定されない。例えば、冷却箱の上方に冷却器室が設けられて、上方から下方に向かって冷気を供給する構成や、冷却箱の下方に冷却器室が設けられて、下方から上方に向かって冷気を供給する構成とすることもできる。
(5)上記実施形態の冷却貯蔵庫10は、ロッカー式の冷却貯蔵庫とされていたが、本願に開示の冷却貯蔵庫は、ロック装置16を備えていない冷却貯蔵庫に採用することもできる。
10…ロッカー式冷却貯蔵庫〔冷却貯蔵庫〕、13a,13b,13c,13d…開口、14a,14b,14c,14d…断熱扉、16…ロック装置、20…縦柱、22…断熱箱体、22f…左側側壁、22g…右側側壁、30a…吹出口、32…側壁プレート〔外側側壁部〕、32a…排気孔、34…側壁プレート〔対向側壁部〕、34a…吸気孔、36…側壁プレート〔対向側壁部〕、36a…吸気孔、38…側壁プレート〔外側側壁部〕、38a…排気孔、46…網棚〔棚板〕、50…冷却装置、52…冷却器、54…圧縮機、56…凝縮器、58…凝縮器ファン、66a,66b…循環用ファン、70…ダクト部材、72…下側仕切り部材、74…上側仕切り部材、
A1…第1冷却箱、A2…第2冷却箱、S2…空間〔冷気供給路〕、S3…連通空間〔左側空気排出路〕、S4…連通空間〔右側空気排出路〕、S5a…左側上流路、S5b…右側上流路、R1…機械室、R2…冷却器室、R3a,R3b,R3c,R3d…貯蔵室

Claims (12)

  1. 断熱箱体と、
    それぞれが側方に開口する1以上の貯蔵室を有し、前記断熱箱体内において互いに水平方向に間隔を空けて配された第1冷却箱および第2冷却箱と、
    前記第1冷却箱および前記第2冷却箱を冷却するための冷却装置と、
    を備え、
    前記第1冷却箱および前記第2冷却箱の各々の互いに対向する側壁部である対向側壁部の間が、前記冷却装置から前記第1冷却箱および前記第2冷却箱に冷気を供給する冷気供給路とされ、
    前記第1冷却箱および前記第2冷却箱の各々は、前記対向側壁部に、前記冷気供給路から冷気を取り入れるための複数の吸気孔が形成されている冷却貯蔵庫。
  2. 前記第1冷却箱および前記第2冷却箱は、左右に間隔を空けて配されてそれぞれが前方に開口する前記貯蔵室を有するものとされ、
    前記対向側壁部と反対側の側壁部である外側側壁部に、内部の空気を排出する複数の排気孔が形成されており、
    前記断熱箱体の一方側の側壁と前記第1冷却箱の前記外側側壁部との間、および、前記断熱箱体の他方側の側壁と前記第2冷却箱の前記外側側壁部との間が、前記冷却装置に空気を戻す空気排出路とされている請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
  3. 前記第1冷却箱および前記第2冷却箱は、左右に間隔を空けて配されてそれぞれが前方に開口する前記貯蔵室を有するものとされ、
    前記冷却装置は、冷気を生成する冷却器を有し、
    前記断熱箱体は、前記第1冷却箱および前記第2冷却箱の背面側に、前記冷却器が収容された冷却器室を有し、
    前記冷気供給路には、背面側から前方に向かって冷気が送られる構成とされた請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
  4. 前記冷却器室は、前記冷気供給路に対して上下方向における中間部に冷気を送るための吹出口を有し、
    前記冷却器は、前記冷却器室内において前記吹出口より上方に配されており、
    前記冷却器室には、前記冷却器の上方から下方に向かって空気を送るファンが設けられている請求項3に記載の冷却貯蔵庫。
  5. 前記冷却器室には、前記冷却器の上方に前記冷却器に向かって空気を送る前記ファンが2つ設けられており、
    2つの前記ファンは、前記吹出口を挟んで左右対称となる位置に配されている請求項4に記載の冷却貯蔵庫。
  6. 前記冷却器室は、前記冷却器の下側から前記吹出口までの流路が、前記吹出口の左右方向における中央において左右に二分割されている請求項5に記載の冷却貯蔵庫。
  7. 前記第1冷却箱および前記第2冷却箱は、前記対向側壁部と反対側の側壁部である外側側壁部に、内部の空気を排出する複数の排気孔が形成され、
    前記断熱箱体の左側の側壁と前記第1冷却箱の前記外側側壁部との間が、前記冷却装置に空気を戻す左側空気排出路とされるとともに、前記断熱箱体の右側の側壁と前記第2冷却箱の前記外側側壁部との間が、前記冷却装置に空気を戻す右側空気排出路とされており、
    前記冷却器室には、2つの前記ファンの間に配されて2つの前記ファンの上方の空間を左側上流部および右側上流部に仕切る仕切り部材が設けられ、
    前記左側上流部が前記左側空気排出路に連通するとともに、前記右側上流部が前記右側空気排出路に連通する請求項5に記載の冷却貯蔵庫。
  8. 前記冷却器室は、前記冷却器の下方から前記吹出口までの流路が、前記吹出口に近づくほど流路面積が小さくなる請求項4から請求項7のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
  9. 前記冷却器室の下方に設けられた機械室を備え、
    前記冷却装置が有する圧縮機および凝縮器が配されている請求項3から請求項7のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
  10. 前記第1冷却箱と前記第2冷却箱との少なくとも一方は、1以上の棚板を有し、前記棚板の上下に貯蔵室を形成するものとされ、
    前記棚板は、通気可能なものとされている請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
  11. 前記貯蔵室の各々に設けられて前記貯蔵室の開口を開閉する2以上の扉と、前記扉の各々に設けられて該扉を施錠するロック装置と、を備えたロッカー式冷却貯蔵庫である請求項10に記載の冷却貯蔵庫。
  12. 前記第1冷却箱および前記第2冷却箱は、前記対向側壁部に直交する方向における寸法が互いに異なる大きさとされた請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
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