本発明は、多様な変換を加えることができ、様々な形態で実施可能であるため、特定の形態を図面に例示し、詳細な説明において、様々な形態を説明する。本発明の効果及び特徴、そしてそれらを達成する方法は図面と共に詳細に後述されている各実施形態を参照し明らかになる。しかしながら、本発明は、以下で開示される各実施形態に限定されるものではなく、多様な形態で実現されることができる。以下で説明される各実施形態において、第1、第2などの用語は限定的な意味ではなく、1つの構成要素を他の構成要素と区別する目的で使用されている。また、単数の表現は文脈上明らかに異なる意味を持たない限り、複数の表現を含む。また、含む又は有するなどの用語は明細書上に記載された特徴、又は構成要素が存在することを意味するものであり、1つ以上の他の特徴または構成要素が付加される可能性を予め排除するものではない。また、図面では説明の便宜のために構成要素のサイズが誇張又は縮小されることがある。例えば、図面に示す各構成のサイズ及び厚さは説明の便宜のために任意に示しているので、本発明が必ずしも図示の内容に限定されるものではない。
以下、添付の図面を参照して本発明の各実施形態を詳細に説明する。また、各実施形態において図面を参照して説明する時、同一または対応する構成要素は同一の図面符号を付与し、これに関する重複説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態によるライティング装置制御システムの概念図である。
図1を参照すると、本発明の実施形態によるライティング装置制御システム1000は、ライティング装置の発光を制御するライブラリ及び/又はシナリオを生成し、生成されたライブラリ及び/又はシナリオに基づいて複数のライティング装置に対する発光制御を行うライティング装置制御サービスを提供する。
本実施形態において、前記のようなライティング装置制御サービスを提供するライティング装置制御システム1000は、端末100、中央サーバ200、ライティング装置300及びネットワーク(Network)400を含む。
この時、端末100、中央サーバ200及びライティング装置300は、ネットワーク400を介して接続されてよい。
ここで、本実施形態による前記ネットワーク400は、端末100、中央サーバ200及び/又はライティング装置300などのそれぞれのノード相互間で情報交換が可能な接続構造を意味する。ネットワーク400の一例には、3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project)ネットワーク、LTE(Long Term Evolution)ネットワーク、WIMAX(World Interoperability for Microwave Access)ネットワーク、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)ネットワーク、衛星放送ネットワーク、アナログ放送ネットワーク、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)ネットワークなどが含まれるが、これらに限定されない。
以下、添付の図面を参照してライティング装置制御システム1000を実現する端末100、中央サーバ200及びライティング装置300について詳しく説明する。
-端末(Terminal)100-
本発明の実施形態による端末100は、ライティング装置制御サービスを提供するライティング制御アプリケーション(以下、アプリケーション)が設置された所定のコンピューティング装置であってよい。
ここで、本実施形態によるアプリケーションは、演出アプリケーション及び応援アプリケーションに区分される。
ここで、演出アプリケーション及び応援アプリケーションは、使用主体を区分して相異なる機能動作を実行するためのものである。
すなわち、演出アプリケーション及び応援アプリケーションは、ユーザ(本実施形態において演出者又は利用者)のアカウントに応じて異なる権限を付与し、機能動作する点を区別するためのものであってよい。
演出アプリケーション及び応援アプリケーションは単一アプリケーションであってもよい。
さらに、本実施形態において、前記のようなアプリケーションが設置された端末100は、公演を企画する演出者が使用する演出者端末100-1と、公演を観覧しながらライティング装置300を使用する利用者の応援棒端末100-2を含む。
本実施形態において、演出者端末100-1には前述の演出アプリケーションが設置されてもよいし、応援棒端末100-2には前述の応援アプリケーションが設置されてもよい。
ここで、演出者端末100-1及び応援棒端末100-2は、本実施形態において使用主体を区分するためのものであり、その構成要素や機能動作は同一でありうる。
ただし、本実施形態において応援棒端末100-2は、所定のライティング装置300と一対一でマッチング及び連動されてライティング装置制御サービスのための各種機能動作を行うことができる。
具体的には、本実施形態として、応援棒端末100-2は、各応援棒端末100-2を特定する端末識別コードと各ライティング装置300を特定する装置識別コードに基づいて互いに一対一でマッピングされ、ペアリングされて動作することができる。
さらに、ハードウェアの観点から、端末100は、アプリケーションが設置されたモバイルコンピューティング装置及び/又はデスクトップコンピューティング装置などを含んでもよい。
ここで、モバイルコンピューティング装置は、アプリケーションが設置されたスマートフォンやタブレットPCのようなモバイル装置であってよい。
例えば、モバイルコンピューティング装置は、スマートフォン(smart phone)、携帯電話、デジタル放送用デバイス、PDA(personal digital assistants)、PMP(portable multimedia player)、タブレットPC(tablet PC)などを含んでもよい。
また、デスクトップコンピューティング装置は、アプリケーションが設置された固定型デスクトップPC、ノートパソコン(laptop computer)、ウルトラブック(ultrabook)のようなパーソナルコンピュータなどのように有/無線通信に基づいてライティング装置制御サービスを実行するためのプログラムが設置された装置などを含む。
また、本実施形態によって、端末100は、ライティング装置制御サービス環境を提供する所定のサーバ(Server)コンピューティング装置をさらに含んでもよい。
図2は、本発明の実施形態による端末100の内部ブロック図である。
図2を参照すると、機能的観点から、端末100は、メモリ110、プロセッサアセンブリ120、通信プロセッサ130、インターフェース部140、入力システム150、センサシステム160及びディスプレイシステム170を含む。このような構成要素は、端末100のハウジング内に含まれるように構成されることができる。
具体的には、メモリ110は、アプリケーション111を格納し、アプリケーション111はライティング装置制御サービス環境を提供するための各種応用プログラム、データ及び命令のうち、いずれか1つ以上を格納することができる。
すなわち、メモリ110は、ライティング装置制御サービス環境を生成するために使用できる命令及びデータなどを格納する。
また、メモリ110は、プログラム領域とデータ領域を含む。
ここで、本実施形態によるプログラム領域は、端末100を起動するオペレーティングシステム(OS:Operating System)及び機能要素の間を連携し、データ領域は、端末100の使用に伴い発生するデータを格納する。
また、メモリ110は、少なくとも1つ以上の非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体と、一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含む。
例えば、メモリ110は、ROM、EPROM、フラッシュドライブ、ハードドライブなどの多様な記憶装置であってもよく、インターネット(internet)上でメモリ110の記憶機能を実行するウェブストレージ(web storage)を含んでもよい。
プロセッサアセンブリ120は、ライティング装置制御サービス環境を生成するための様々な作業を行うために、メモリ110に格納されたアプリケーション111の命令を実行できる少なくとも1つ以上のプロセッサを含む。
本実施形態においてプロセッサアセンブリ120は、ライティング装置制御サービスを提供するためにメモリ110のアプリケーション111を介して構成要素の全般的な動作をコントロールすることができる。
このようなプロセッサアセンブリ120は、中央処理装置(CPU)及び/又はグラフィック処理装置(GPU)などが含まれた端末100に適合したシステムオンチップ(SOC)であってもよく、メモリ110に格納されたオペレーティングシステム(OS)及び/又は応用プログラムを実行することができ、端末100に搭載された各構成要素を制御することができる。
また、プロセッサアセンブリ120は、各構成要素と内部的にシステムバス(System Bus)により通信を行うことができ、ローカルバス(Local Bus)をはじめとする所定のバス構造を1つ以上含んでもよい。
また、プロセッサアセンブリ120は、ASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、制御器(controllers)、マイクロコントローラ(micro-controllers)、マイクロプロセッサ(microprocessors)、その他に機能を実行するための電気的ユニットのうち少なくとも1つを用いて機能を実行してよい。
通信プロセッサ130は、外部の装置と通信するための1つ以上の装置を含んでもよい。このような通信プロセッサ130は、無線ネットワークを介して通信してよい。
具体的には、通信プロセッサ130は、ライティング装置制御サービス環境を実現するためのコンテンツソースを格納した端末100と通信することができ、ユーザ入力を受けたコントローラのような多様なユーザ入力コンポーネントと通信することができる。
実施形態において、通信プロセッサ130は、ライティング装置制御サービスと関連した各種データを他の端末100、外部のサーバ及び/又は装置などと送受信することができる。
このような通信プロセッサ130は、移動通信のための技術標準または通信方式(例えば、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(Long Term Evolution-Advanced)、5G NR(New Radio)、WiFi(登録商標)または近距離通信方式などを実行できる通信装置を介して構築された移動通信網上において、基地局、外部の端末100、任意のサーバのうち少なくとも1つと無線でデータを送受信することができる。
センサシステム160は、イメージセンサ161、位置センサ(IMU:Inetial Measurement Unit)163、オーディオセンサ165、距離センサ、近接センサ、接触センサなどの様々なセンサを含んでもよい。
ここで、イメージセンサ161は、端末100の周りの物理的空間に対するイメージ及び/又は映像をキャプチャすることができる。
本実施形態において、イメージセンサ161は、ライティング装置制御サービスと関連した映像(例えば、企画された処理映像など)を撮影して取得することができる。
また、イメージセンサ161は、端末100の前面及び/又は後面に配置されて、配置された方向側を撮影して映像を取得し、端末100の外部に向かって配置されたカメラにより物理的空間を撮影することができる。
このようなイメージセンサ161は、イメージセンサ装置と映像処理モジュールを含む。具体的には、イメージセンサ161は、イメージセンサ装置(例えば、CMOS又はCCD)により得られる静止画または動画を処理することができる。
また、イメージセンサ161は、映像処理モジュールを利用してイメージセンサ装置を介して取得した静止画又は動画を加工して必要な情報を抽出し、抽出された情報をプロセッサに伝達する。
このようなイメージセンサ161は、少なくとも1つ以上のカメラを含むカメラアセンブリであってよい。
この時、前記カメラアセンブリは、可視光線帯域を撮影する一般的なカメラを含んでよく、赤外線カメラ、ステレオカメラなどの特殊カメラをさらに含んでもよい。
また、イメージセンサ161は、端末100に含まれて、本実施形態にしたがって動作してもよく、外部装置(例えば、外部のサーバ及び/又は装置など)に含まれて通信プロセッサ130及び/又はインターフェース部140に基づいて、相互に接続され動作してもよい。
IMU163は、端末100の動き及び加速度のうち少なくとも1つ以上を検出することができる。例えば、IMU163は、加速度計、ジャイロスコープ、磁力計のような多様な位置センサを組み合わせて実装されてもよい。
また、IMU163は、通信プロセッサ130のGPSのような位置通信プロセッサ130と連動して、端末100の周辺の物理的空間に対する空間情報を認識してよい。
オーディオセンサ165は、端末100の周辺の音を認識することができる。
具体的には、オーディオセンサ165は、端末100を使用するユーザの音声入力を検出できるマイクロホンを含んでもよい。
本実施形態として、オーディオセンサ165は、ライティング装置制御サービスのために必要な音声データをユーザから受信することができる。
インターフェース部140は、端末100を1つ以上の他の装置と通信可能に接続することができる。
具体的には、インターフェース部140は、1つ以上の異なる通信プロトコルと互換される有線及び/又は無線通信装置を含んでよい。
端末100は、このようなインターフェース部140を介して複数の入出力装置と接続される。
例えば、インターフェース部140は、ヘッドセットポートやスピーカのようなオーディオ(音声)出力装置と接続されて音声を出力することができる。
例えば、ここでは、音声出力装置がインターフェース部140を介して接続されると説明しているが、音声出力装置はここで説明された例に限定されない。例えば、音声出力装置は、端末100の内部に設置されてもよい。
また、例えば、インターフェース部140は、キーボード及び/又はマウスのような入力装置と接続されてユーザ入力を取得してもよい。
例えば、ここでは、キーボード及び/又はマウスがインターフェース部140を介して接続されると説明しているが、キーボード及び/又はマウスはここで説明された例に限定されない。例えば、キーボード及び/又はマウスは、端末100の内部に設置されてもよい。
このようなインターフェース部140は、有/無線ヘッドセットポート(port)、外部充電器ポート(port)、有/無線データポット(port)、メモリカード(memory card)ポート、識別モジュールが備えられた装置を接続するポート(port)、オーディオI/O(Input/Output)ポート(port)、ビデオI/O(Input/Output)ポート(port)、イヤホンポート(port)、電力増幅器、RF回路、送受信機及びその他の通信回路のうち少なくとも1つを含んで構成されてもよい。
入力システム150は、ライティング装置制御サービスと関連したユーザの入力(例えば、ジェスチャー、音声命令、ボタンの作動又は別のタイプの入力)を検出することができる。
具体的には、入力システム150は、所定のボタン、タッチセンサ及び/又はユーザモーション入力を受信するイメージセンサ161などを含んでよい。
また、入力システム150は、インターフェース部140を介して外部コントローラと接続されて、ユーザの入力を受信してよい。
ディスプレイシステム170は、ライティング装置制御サービスと関連した多様な情報をグラフィックイメージとして出力する。
本実施形態では、ディスプレイシステム170は、ライブラリ生成インターフェース及び/又はシナリオ生成インターフェースなどを含む各種ユーザインターフェースなどを表示することができる。
このようなディスプレイシステム170は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(thin film transistor-liquid crystal display、TFT LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)、フレキシブルディスプレイ(flexible display)、3次元ディスプレイ(3D display)、電子インクディスプレイ(e-ink display)のうち少なくとも1つを含んでよい。
ここで、端末100のハウジング内には上述したような各構成要素が配置され、ユーザインターフェースはユーザタッチ入力を受信するように構成されたディスプレイ171上にタッチセンサ173を含んでもよい。
具体的には、ディスプレイシステム170は、イメージを出力するディスプレイ171、及び、ユーザのタッチ入力を検出するタッチセンサ173を含む。
例えば、ディスプレイ171はタッチセンサ173と層構造を構成することによりタッチスクリーンとして実現されてよく、ディスプレイ171はタッチセンサ173と一体に構成されることにより、タッチスクリーンとして実現されてもよい。
このようなタッチスクリーンは、端末100とユーザとの間の入力インターフェースを提供するユーザ入力部(ユーザ入力ユニット)として機能してよく、端末100とユーザとの間の出力インターフェースを提供してもよい。
また、本実施形態によって、端末100は、後述する中央サーバ200及び/又はライティング装置300により行われる機能動作の少なくとも一部をさらに実行してもよい。
-中央サーバ(Central server)200-
一方、本発明の実施形態による中央サーバ200は、ライティング装置制御サービスを提供するための一連のプロセスを行うことができる。
具体的には、本実施形態において、中央サーバ200は、端末100及び/又はライティング装置300のような外部装置でライティング装置制御プロセスを実行するために必要なデータを前記外部装置と交換することにより、前記ライティング装置制御サービスを提供することができる。
本実施形態として、中央サーバ200は、外部装置(例えば、モバイルコンピューティング装置及び/又はデスクトップコンピューティング装置など)においてアプリケーション111を実行可能な環境を提供する。
このために、中央サーバ200は、アプリケーション111を実行可能な応用プログラム、データ及び/又は命令などを含み、これに基づいたデータを前記外部装置と送受信することができる。
また、本実施形態として、中央サーバ200は、外部装置(例えば、ライティング装置300など)において所定の発光動作を実現できる信号を提供することができる。
このために、中央サーバ200は、前記発光動作を実現するための応用プログラム、データ及び/又は命令などを含み、これに基づいたデータを前記外部装置と送受信することができる。
また、本実施形態において、中央サーバ200は、ライブラリ(Library)を生成することができる。
ここで、本発明の実施形態によるライブラリとは、ライティング装置300が特定発光パターン(すなわち、特定発光形態)で動作するように既に設定されたデータを意味する。
また、本実施形態において、中央サーバ200はシナリオ(Scenario)を生成することができる。
ここで、本発明の実施形態によるシナリオとは、所定の時間の間ライティング装置300が特定発光パターンで動作するように既に設定されたデータを意味する。
また、本実施形態において、中央サーバ200は、公演準備データを生成することができる。
ここで、本発明の実施形態による公演準備データとは、本発明の実施形態による統合ライティング制御処理のためにライティング装置300が配置される座席ごとに多様な発光パターンを事前に定義したデータを意味する。これとともに、前記公演準備データは公演が始まる前に前記ライティング装置300に既に格納されなければならないデータを意味する。
また、本実施形態において、中央サーバ200は、前記生成された公演準備データを配布することができる。
具体的には、本実施形態において、中央サーバ200は、端末100(実施形態において演出者端末100-1及び/又は応援棒端末100-2)などと連動して前記公演準備データを複数のライティング装置300に配布することができる。
また、本実施形態において、中央サーバ200は、ライティング装置制御信号を複数のライティング装置300に送信して統合ライティング制御処理を実現することができる。
ここで、本実施形態による前記ライティング装置制御信号とは、ライティング装置300に格納された公演準備データが含む少なくとも1つのライブラリ及び/又はシナリオに対する実行/中断/終了を命令する信号を意味する。
この時、本実施形態において、中央サーバ200は、前記ライティング装置制御信号を複数のライティング装置300に円滑に送信するために、少なくとも1つの中継器と連動することができる。
ここで、本実施形態による中継器のそれぞれは、複数のライティング装置300のうち一つのライティング装置300と一つのライティング装置300に隣接したライティング装置300に所定のデータパケット(本実施形態においてライティング装置制御信号)をブロードキャスティング方式に基づいて送信することができる。
例えば、ブロードキャスティング方式とは、一つのライティング装置30のホストが属しているネットワーク全体を対象に他の受信者指定なしに所定のデータパケットを送信する一対多通信方式である。
このようなブロードキャスティング方式に基づいてデータ送信を行う少なくとも1つの中継器は、中央サーバ200に直接含まれ、前述のような機能動作を行ってよく、中央サーバ200とは別の装置として実現されて、前述のような機能動作を行ってよもよい。
以下においては、少なくとも1つの中継器が中央サーバ200に含まれて実現されることを例に説明しているが、中継器はここで説明される例に限定されるものではない。
さらに、本実施形態において、中央サーバ200は、ライティング装置制御サービスを実現するための各種の応用プログラム、命令及び/又はデータなどを格納及び管理することができる。
本実施形態として、中央サーバ200は、少なくとも1つ以上のライブラリ、シナリオ、公演準備データ、ライティング装置制御信号及び/又は各種のユーザインターフェースなどを格納及び管理することができる。
図1を参照すると、本実施形態において、中央サーバ200は、データ処理のための少なくとも1つ以上のプロセッサモジュール(Processor Module)210と、外部装置とのデータ交換のための少なくとも1つ以上のコミュニケーションモジュール(Communication Module)220と、ライティング装置制御サービスの提供のための各種の応用プログラム、データ及び/又は命令を格納する少なくとも1つ以上のデータベースモジュール(Database Module)230とを含む所定のコンピューティング装置として実現されることができる。
ここで、データベースモジュール230は、ライティング装置制御サービスを提供するためのオペレーティングシステム(OS)、各種の応用プログラム、データ及び命令語のうちいずれか1つ以上を格納することができる。
また、データベースモジュール230は、プログラム領域とデータ領域を含む。
ここで、本実施形態によるプログラム領域は、サーバを起動するオペレーティングシステム(OS:Operating System)及び機能要素の間を連携し、データ領域は、サーバの使用に伴い発生するデータを格納する。
本実施形態において、データベースモジュール230は、ROM、RAM、EPROM、フラッシュドライブ、ハードドライブなどのような多様な記憶装置であってもよく、インターネット(internet)上においてデータベースモジュール230の記憶機能を実行するウェブストレージ(web storage)であってもよい。
また、データベースモジュール230は、サーバ上に脱着可能な形態の記録媒体であってもよい。
一方、プロセッサモジュール210は、ライティング装置制御サービスを実現するために前述の各ユニット(unit)の全般的な動作をコントロールする機能を含む。
このようなプロセッサモジュール210は、中央処理装置(CPU)及び/又はグラフィック処理装置(GPU)などが含まれたサーバに適したシステムオンチップ(SOC)であってもよく、データベースモジュール230に格納されたオペレーティングシステム(OS)及び/又はアプリケーション111を含む応用プログラムなどを実行し、サーバに搭載された各構成要素を制御することができる。
また、プロセッサモジュール210は、各構成要素と内部的にシステムバス(System Bus)により通信を行うことができ、ローカルバス(Local Bus)をはじめとする所定のバス構造を1つ以上含んでもよい。
また、プロセッサモジュール210は、ASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、制御器(controllers)、マイクロコントローラ(micro-controllers)、マイクロプロセッサ(microprocessors)、その他に機能を実行するための電気的ユニットのうち少なくとも1つを利用して機能を実行してよい。
以上の説明では、一例として、本発明の実施形態による中央サーバ200が前述のような機能動作を行うことを説明している。しかし、中央サーバ200の機能動作はここで説明した例に限定されない。例えば、本実施形態によって中央サーバ200において行う機能動作の少なくとも一部を、外部装置(例えば、端末100及び/又はライティング装置300など)が実行してもよい。また、外部装置が実行する機能動作の少なくとも一部を中央サーバ200がさらに実行することもでき、など多様な形態が実施可能である。
-ライティング装置(Lighting device)300-
一方、本発明の実施形態によるライティング装置300は、ライティング装置制御システム1000のコントロールによる発光動作を行うことができる。
ここで、本実施形態によるライティング装置300とは、個人が携帯しているか、あるいは個人に提供されて多様なパターンで光を発する装置を意味する。このようなライティング装置300は、公演場のような所定の空間において公演を観覧する利用者が所持しているか、利用者のそれぞれの座席に固定されて提供される。
具体的には、本実施形態において、ライティング装置300は、前述のような公演準備データを格納及び管理する。
また、本実施形態において、ライティング装置300は、前述のようなライティング装置制御信号を受信する。
また、本実施形態において、ライティング装置300は、受信されたライティング装置制御信号と格納された公演準備データに応じた発光動作を行う。
図3は、本発明の実施形態によるライティング装置300の内部ブロック図である。
具体的には、図3を参照すると、本実施形態において、ライティング装置300は、第1通信部310、格納部320、第2通信部330、プロトコル処理部340、タイミング調整部350、光源部360及びプロセッサ370を含む。
具体的には、本実施形態において、第1通信部310は、端末100から公演準備データを受信する。
このような第1通信部310は、BLEモジュールやIEEE802.15.4規格を利用した無線通信モジュールを含んでもよい。しかしながら、これらに限定される必要はなく、第1通信部310は有線を介して公演準備データを受信してもよい。
また、本実施形態において、格納部320は、受信された公演準備データなどを格納及び管理する。
本発明の実施形態において、ライティング装置300は、公演場以外の場所(例えば、家など)で予め公演準備データを受信及び格納してもよく、公演場で公演準備データを受信及び格納してもよい。
また、本実施形態において、第2通信部330は、中央サーバ200(及び/又は中継器)からライティング装置制御信号を受信する。
この時、前記第2通信部330は、ブルートゥース(Bluetooth)、BLE(Bluetooth Low Energy)、WiFi、ZigBee、UWBなどのRF(Radio Frequency)通信などを利用して、中央サーバ200(及び/又は中継器)とデータを送受信することができる。
また、本実施形態において、プロトコル処理部340は、第1通信部310及び/又は第2通信部330が受信した情報のタイプを判別することができる。
この時、プロトコル処理部340は、受信された情報が制御メッセージ(すなわち、本実施形態においてライティング装置制御信号)、再送信パケット又はシンクパケットである場合、これをタイミング調整部350に伝達することができる。
続いて、タイミング調整部350は、受信された制御メッセージ、再送信パケット又はシンクパケットに含まれた制御メッセージのそれぞれのシーケンスに基づいて、ライティング装置300の動作タイミングを調節することができる。
図3において、タイミング調整部350を別途の構成として説明しているが、これは一例に過ぎず、各実施形態に応じてタイミング調整部350はプロセッサ370に含まれてもよい。
また、本実施形態において、光源部360は、格納部320に格納された情報とプロセッサ370の制御に応じて特定の色の光を発散又は点滅してよく、あるいは、明るさを調整するなどの発光動作を実行してもよい。
光源部360は、例えば、LED(Light Emitting Device)で構成されてよい。光源部360の構成はここで説明された構成に限定されない。例えば、光源部360の構成は、特定の発光物質で構成されて所定の発光動作を実行可能な構成であればいかなる形態でもよい。
また、本実施形態において、プロセッサ370は、ライティング装置300の全般的な動作を制御することができる。
本実施形態として、プロセッサ370は、格納部320に格納された公演準備データ及び第2通信部330を介して受信されたライティング装置制御信号に従って光源部360の発光動作を制御することができる。
この時、プロセッサ370は、受信されたライティング装置制御信号に基づいて公演準備データ内のどのライブラリ及び/又はシナリオを実行するかを決定することができる。
すなわち、プロセッサ370は、受信されたライティング装置制御信号をパーシング(parsing)して(解析して)、所定のライブラリ及び/又はシナリオのうち、どのライブラリ及び/又はシナリオを再生するかを決定することができる。
そして、プロセッサ370は、決定されたライブラリ及び/又はシナリオに従って発光動作するように光源部360を制御することができる。
特に、本実施形態において、プロセッサ370は、ライティング装置制御信号に含まれたライブラリ及び/又はシナリオ識別情報に基づいて、該当識別情報に対応する発光パターンを格納部320から読み出すことができる。また、プロセッサ370は読み出された発光パターンが出力されるように光源部360を制御することができる。
一方、本実施形態によって、ライティング装置300は、前述の端末100及び/又は中央サーバ200において行う機能動作の少なくとも一部をさらに行うこともできる。
-ライティング装置制御方法-
以下、本発明の実施形態による演出者端末100-1の少なくとも1つ以上のプロセッサにより実行される演出アプリケーション111がライティング装置300を制御する方法を添付の図4乃至図13を参照して詳しく説明する。
本発明の実施形態において、演出者端末100-1の少なくとも1つ以上のプロセッサは、少なくとも1つ以上のメモリ110に格納された少なくとも1つ以上の演出アプリケーション111を実行するか、バックグラウンド状態で動作させることができる。
以下、演出アプリケーション111の命令を実行するために、少なくとも1つ以上のプロセッサが動作して、前述のライティング装置制御サービスを提供する方法を実行することを、前記演出アプリケーション111が行うことに短縮して説明する。
図4は、本発明の実施形態によるライティング装置の制御方法を説明するためのフローチャートである。
図4を参照すると、本実施形態において、演出者端末100-1の少なくとも1つ以上のプロセッサにより実行されるかバックグラウンド状態で動作する演出アプリケーション111は、ライブラリ(Library)を生成する(S101)。
ここで、本発明の実施形態による前記ライブラリとは、ライティング装置300が特定発光パターン(すなわち、特定発光形態)で動作するように既に設定されたデータであり、ライブラリ識別情報と発光パターン情報を含む。
具体的には、本実施形態において、前記ライブラリは、当該ライブラリを特定する識別情報(例えば、識別番号及び/又はライブラリ名など)と、当該ライブラリに既に設定された特定発光パターンを提供する発光パターン情報を含む。
ここで、本実施形態による前記発光パターン情報とは、ライティング装置300の発光有無、色、明るさ及び/又は動的効果(effect)パラメータを含み、各パラメータ別の設定値(以下、発光パターン設定値)に応じてライティング装置300を動作させることができる情報である。
この時、本実施形態において、前記動的効果は、発光パターン情報内の他のパラメータ(実施形態において発光有無、色及び/又は明るさ)に対する設定値を動的に変化させることにより所定のエフェクトを実現するデータであってよい。
例えば、前記動的効果は、所定の時間内でライティング装置300に対する発光有無を時間帯別に異なるように設定して速く点滅させるブリンク効果と、発光色を時間帯別に異なるように設定して次第に変化させるグラデーション効果と、発光の明るさを時間帯別に異なるように設定して次第に暗くなったり明るくなるようにするフェードイン/アウト(fade in/out)効果などを含む。
本実施形態において、演出アプリケーション111は、少なくとも1つ以上の前述のようなライブラリを生成することができる。
例えば、演出アプリケーション111は、ライブラリ識別情報及び発光パターン情報(発光パターン設定値)が「識別番号0001/発光on/第1色/第1明るさ/第1動的効果」に設定された第1ライブラリと、ライブラリ識別情報及び発光パターン情報(発光パターン設定値)が「識別番号0002/発光on/第2色/第2明るさ/第2動的効果」に設定された第2ライブラリなどの複数のライブラリを生成することができる。この時、前記ライブラリの発光有無/色/明るさは所定の時間の間に相異なる値を有するように設定されてよい。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記ライブラリに座席別ライブラリを含めて生成してよい。
ここで、本実施形態による前記座席別ライブラリとは、所定の空間(例えば、公演場など)内でライティング装置300が配置される座席別に対応するライブラリ識別情報は同一であるが、該当ライブラリによる発光パターン情報は相異なるように設定されるライブラリを意味する。
すなわち、本実施形態において、演出アプリケーション111は、ライティング装置300が配置される座席の位置に応じて相異なる発光パターンで動作するようにライティング装置300を制御する座席別ライブラリを含むライブラリを生成することができる。
例えば、演出アプリケーション111は、第1ライブラリ-第1座席-第1発光パターン情報で、第1ライブラリ-第2座席-第2発光パターン情報である座席別ライブラリを含む第1ライブラリを生成することができる。
すなわち、演出アプリケーション111は、第1座席に配置されるライティング装置300に基づいて実行される第1ライブラリの発光パターン設定値と、第2座席に配置されるライティング装置300に基づいて実行される第1ライブラリの発光パターン設定値を異なるように付与する座席別ライブラリに基づいた第1ライブラリを生成することができる。
これにより、演出アプリケーション111は、座席別に異なる発光パターンに設定された第1ライブラリを同時に実行する時、各座席に配置されたライティング装置300が演出アプリケーション111によって各座席ごとに異なる発光パターンで一括動作されることで、該当する空間内の多数のライティング装置300による統合ライティング制御処理を実現することができる。
すなわち、実施形態において演出アプリケーション111は、相異なるライティング装置300がそれぞれのライティング装置に特化した発光パターンで一括動作して全体的に特定の形状を演出させる統合ライティング制御処理を前述の座席別ライブラリに基づいて実現することができる。
従って、演出アプリケーション111は、公演場内の数多くの座席別に配置された複数のライティング装置300のそれぞれに対して各座席別に特化した発光動作が行われるように制御することができる。これにより、演出者が企画した特定の形状が前記複数のライティング装置300から出力される複数の光に基づいて表現される。
前記演出アプリケーション111は、複数の座席別に統合処理を行うための座席別ライブラリを少なくとも1つのイメージに基づいて自動で生成することができる。例えば、演出アプリケーション111は、複数の座席の領域に該当する鳥形状のイメージが入力されると、鳥形状のイメージを各座席に対応するピクセル別に区分して各座席とマッチングさせる。また、演出アプリケーション111は、鳥形状のイメージのピクセルに対応する発光パターン設定値を決定した後、マッチングされた座席に発光パターン設定値に応じて座席別ライブラリを自動で生成することができる。
図5は、本発明の実施形態によるライブラリ生成方法を説明するための図面の一例である。
この時、図5を参照すると、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前述のようなライブラリに属性変更情報(PCI)をさらに含んでもよい。
ここで、本実施形態による前記属性変更情報(PCI)とは、既に生成されたライブラリの発光パターン情報に対して所定の区間に対する各パラメータ(本実施形態において発光有無(Irradiation on/off)、色(Color)、明るさ(Brightness)及び/又は動的効果(Effect))の発光パターン設定値を変更する情報であってよい。なお、動的効果はエフェクトと呼ばれる場合がある。
具体的には、本実施形態において、演出アプリケーション111は、既に生成されたライブラリの発光パターン設定値が適用される全区間(以下、ライブラリ適用区間(LAS))のうち発光パターン設定値を変更しようとする少なくとも1つの区間(以下、属性変更区間(PCS))を設定することができる。
具体的には、本実施形態として、演出アプリケーション111は、ユーザ(ここでは、演出者)入力に基づいて前記ライブラリ適用区間(LAS)内の所定の属性変更区間(PCS)に対する開始-終了時点を指定することで少なくとも1つの属性変更区間(PCS)を設定することができる。
例えば、演出アプリケーション111は、第1ライブラリ(Library 1)の第1発光パターン情報が適用される第1ライブラリ適用区間(LAS)内において、第1開始-終了時点を指定するユーザ入力に基づいて第1属性変更区間(PCS)を設定することができる。また、演出アプリケーション111は、第1ライブラリの第1発光パターン情報が適用される第1ライブラリ適用区間(LAS)内において、第2開始-終了時点を指定するユーザ入力に基づいて第2属性変更区間(PCS)を設定することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、ユーザ(ここでは、演出者)入力に基づいて前記設定された属性変更区間(PCS)に対応する発光パターン設定値(以下、既存パラメータ設定値)のうち少なくとも一部を新しい発光パターン設定値(以下、新規パラメータ設定値)に変更する属性変更入力を取得することができる。
そして、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記取得された属性変更入力をこれに対応する属性変更区間(PCS)にマッチングして前述の属性変更情報(PCI)を生成する。例えば、演出アプリケーション111は、第1属性変更区間(PCS)に対応する発光有無、色、明るさ及び/又は動的効果の少なくとも一部の設定値を変更する第1属性変更入力情報(例えば、「発光有無(Irradiation on→off)がon→off/...」)と、第2属性変更区間(PCS)に対応する発光有無、色、明るさ及び/又は動的効果のうち少なくとも一部の設定値を変更する第2属性変更入力情報(例えば、「発光有無(Irradiation on→off)がoff→on/...」)に基づいて前記第1ライブラリに対する属性変更情報(PCI)を生成することができる。
すなわち、本実施形態において、演出アプリケーション111は、既に生成されたライブラリに対する発光パターン設定値の少なくとも一部をユーザ(ここでは、演出者)のニーズに応じて容易に変更可能な属性変更情報(PCI)を生成する。
これにより、演出アプリケーション111は、既存ライブラリ以外に新しいライブラリが要求される時、これを最初から最後まで追加制作をすることなく、既に製作されているライブラリを積極的に活用して所定の変更を加えるだけで新規ライブラリを制作することができ、既存ライブラリを介して多様な発光パターンの変化を持つシナリオを生成することができる。
図6乃至図10は、本発明の実施形態による属性変更情報(PCI)を説明するための図の一例である。
この時、本実施形態において、演出アプリケーション111は、既存パラメータ設定値を新規パラメータ設定値に変更する属性変更入力がライティング装置300に対する発光色、明るさ及び/又は動的効果パラメータに対する設定値を変更する属性変更入力である場合には、属性変更入力を属性変換入力(PT)及び/又は属性変形入力(PR)のうち少なくとも1つの入力形式で取得することができる。
ここで、本実施形態による属性変換入力(PT)とは、該当する属性変更区間(PCS)に対応する発光色、明るさ及び/又は動的効果パラメータ別の既存パラメータ設定値を新規パラメータ設定値に代替する変更指示入力を意味する。
本実施形態として、前記属性変換入力(PT)は、図6のように既存発光色(Color)(例えば、赤い色(Red))を新規発光色(Color)(例えば、青い色(Blue))に代替して変更する発光色変換入力、既存発光明るさ(例えば、第1明るさ)を新規発光明るさ(例えば、第2明るさ)に代替して変更する発光明るさ変換入力及び/又は図7のように既存動的効果(Effect)(例えば、ブリンク(Blink)効果)を新規動的効果(Effect)(例えば、フェードイン(fade in)効果)に代替する動的効果変換入力を含む。
一方、本実施形態による前記属性変形入力(PR)とは、該当する属性変更区間(PCS)に対応される発光色、明るさ及び/又は動的効果パラメータ別の既存パラメータ設定値を当該既存パラメータ設定値と新規パラメータ設定値に基づいた所定の演算による結果値に変更する指示入力を意味する。
本実施形態として、前記属性変形入力(PR)は、図8のように既存発光色(Color)(例えば、赤い色(Red))を当該既存発光色(Color)(例えば、赤い色(Red))と新規発光色(Color)(例えば、青い色(Blue))を所定の演算(例えば、加算演算(+)など)により結合した結果値(Result color)(例えば、紫(Purple))に変更する発光色変形入力を含んでもよい。
また、本実施形態として、前記属性変形入力(PR)は、既存発光明るさ(例えば、第1明るさ)を当該既存発光明るさ(例えば、第1明るさ)と新規発光明るさ(例えば、第2明るさ)を所定の演算(例えば、加算演算など)により結合した結果値(例えば、第3明るさ)に変更する発光明るさ変形入力を含んでもよい。
また、本実施形態として、前記属性変形入力(PR)は、図9のように既存動的効果(Effect)(例えば、ブリンク(Blink)効果)を当該既存動的効果(Effect)(例えば、ブリンク(Blink)効果)と新規動的効果(Effect)(例えば、フェードイン(fade in)効果)を所定の演算(例えば、加算演算(+)など)により結合した結果値(Result effect)(例えば、ブリンク(Blink)&フェードイン(Fade-in)効果)に変更する動的効果変形入力を含んでもよい。
具体的には、本実施形態において、演出アプリケーション111は、ユーザ(ここでは、演出者)入力に基づいて前記設定された属性変更区間(PCS)に対して前述のような属性変換入力(PT)及び/又は属性変形入力(PR)を取得できる。
また、演出アプリケーション111は、前記取得した属性変換入力(PT)及び/又は属性変形入力(PR)をこれに対応する属性変更区間(PCS)にマッチングして前述の属性変更情報(PCI)を生成することができる。
例えば、図10を参照すると、演出アプリケーション111は、第1属性変更区間(PCS)に対応する既存発光色を新規発光色と結合させる発光色変形入力と、第1属性変更区間(PCS)に対応する既存発光明るさを新規発光明るさに代替させる発光明るさ変換入力と、第1属性変更区間(PCS)に対応する既存動的効果を新規動的効果と結合させる動的効果変形入力に基づいて第1ライブラリに対する属性変更情報(PCI)を生成することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記のように生成された属性変更情報(PCI)をさらに含めて該当ライブラリを変更することができる。
それにより、本実施形態において、演出アプリケーション111は、後で前記属性変更情報(PCI)を含むライブラリに基づいて前記属性変更情報(PCI)が反映された発光パターン情報(すなわち、該当属性変更情報(PCI)に応じて発光パターン設定値が変更された発光パターン情報)に従ってライティング装置300の発光を制御することができる。
このように、演出アプリケーション111は、既に生成されたライブラリの発光パターン情報が適用される所定の区間のうち少なくとも一部に対する発光パターン設定値を変更させる属性変更情報(PCI)を生成し、前記生成された属性変更情報(PCI)が反映されて変更された発光パターン設定値に応じて当該ライブラリに基づいたライティング装置300の発光動作が行われるように制御することができる。このように、演出アプリケーション111は、別途の新規ライブラリを、最初から最後まで新たに制作することなく、既存ライブラリを再使用して容易かつ迅速に製作するようにサポートすることができる。さらに、演出アプリケーション111がライブラリの再使用をサポートすることによって、本発明の実施形態によるライティング装置、ライティング装置制御方法及び演出者端末は、データ削減効果を発揮するとともに、少ないライブラリに基づき、より多様な発光パターン演出を実現することができる。
一方、本実施形態によって、演出アプリケーション111は、前記生成されたライブラリに対する実行区間設定機能を提供することができる。
一般的に、部分使用が不可であって、無条件に全体再生が行わなければならないライブラリの場合、再使用性を高めるために最小限の時間単位によって1つのライブラリを生成しなければならない。この場合、その分だけ多いライブラリが製作されなければならない状況が発生する可能性がある。
これを防止するために、本発明の実施形態において、演出アプリケーション111は、前記生成されたライブラリを所定の開始時点から所定の終了時点まで実行させることのできる実行区間設定機能を提供することができる。
より詳しくは、本実施形態において、演出アプリケーション111は、ユーザ(ここでは、演出者)入力に基づいて前記ライブラリに対する開始時点及び終了時点(以下、ライブラリ開始-終了時点)を設定することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記設定されたライブラリ開始-終了時点情報を、該当するライブラリにマッチングして格納及び管理することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、該当するライブラリが読み出されて実行される時、前記設定されたライブラリ開始-終了時点に基づいて該当するライブラリによる発光制御を実行することができる。
すなわち、本実施形態において演出アプリケーション111は、前記設定されたライブラリ開始時点(例えば、第1時刻)から前記設定されたライブラリ終了時点(例えば、前記第1時刻以後の第2時刻)までに対応する実行区間に対してのみ前記ライブラリによる発光制御を実行することができる。
このように、演出アプリケーション111は、ライブラリにおいて必要な実行区間のみで使用できるようにサポートする実行区間設定プロセスを提供することができる。これにより、本発明の実施形態によるライティング装置、ライティング装置制御方法及び演出者端末では、演出アプリケーション111を用いることによって、例えば、所定の小さな時間単位ごとにライブラリを製作しなければならないなどの制限をうけることなしに、所定の長さでライブラリを製作することができる。その結果、本発明の実施形態によるライティング装置、ライティング装置制御方法及び演出者端末では、ライブラリを有効活用することが可能となり、ライブラリの利便性も向上させることができる。
一方、本実施形態によって演出アプリケーション111は、前記生成されたライブラリをグループ単位で格納及び管理できるライブラリグループ化機能を提供することができる。
具体的には、本実施形態において、演出アプリケーション111は、複数のライブラリを組み合わせてグループ化して格納及び管理できるライブラリグループ化機能を提供する。
具体的には、本実施形態において、演出アプリケーション111は、ユーザ(ここでは、演出者)入力に基づいて既に生成された複数のライブラリのうち少なくとも2つ以上を選択するライブラリ選択情報を取得することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記選択された少なくとも2つ以上のライブラリをユーザ(ここでは、演出者)入力によって順次に並べられたライブラリ組み合わせ情報を取得することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記取得されたライブラリ組み合わせ情報に応じて、該当する少なくとも2つ以上のライブラリをグループ化することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記グループ化されたライブラリ(以下、ライブラリグループ)内の少なくとも2つ以上のライブラリが並べられた順序に従って連続的に実行されるように制御することができる。
例えば、演出アプリケーション111は、前記ライブラリグループが「第1ライブラリ-第2ライブラリ」を含む場合、前記第1ライブラリを実行し、前記第1ライブラリの実行が終了すると、これに連続して前記第2ライブラリを実行するように制御することができる。
すなわち、本実施形態において、演出アプリケーション111は、所定のライブラリグループ単位でライブラリを実行するか再使用可能にすることができる。
これにより、演出アプリケーション111は、反復的に使用されるライブラリ組み合わせを、使用する度に指定することなしに、グループ化して格納することによって、本発明の実施形態によるライティング装置、ライティング装置制御方法及び演出者端末は、該当グループ単位でライブラリ組み合わせを読み出して実行させるか再使用させることができる。従って、本発明の実施形態によるライティング装置、ライティング装置制御方法及び演出者端末では、演出アプリケーション111を用いることによって、該当ライブラリ組み合わせの作製に必要とされる時間や費用を節減することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、シナリオ(Scenario)を生成する(図4のS103参照)。
ここで、本発明の実施形態による前記シナリオとは、所定の時間の間にライティング装置300が特定発光パターンで動作するように既に設定されたデータであって、シナリオ識別情報と発光パターン情報を含む。
以下の説明において、前述のライブラリを生成する段階で説明された内容と重複する内容の説明は省略される場合がある。
具体的には、本実施形態において、前記シナリオは、当該シナリオを特定する識別情報(例えば、識別番号及び/又はシナリオ名など)と、当該シナリオにおいて既に設定された特定発光パターンを提供する発光パターン情報を含む。
図11は、本発明の実施形態によるシナリオ生成方法を説明するための図の一例である。
この時、図11を参照すると、本実施形態において、前記シナリオの発光パターン情報(以下、シナリオパターン情報)は、1)少なくとも1つのライブラリ組み合わせに基づいて実現される、2)少なくとも1つのライブラリ組み合わせ及びシナリオ自体発光パターン情報(SPI)に基づいて実現される、または、3)シナリオ自体発光パターン情報(SPI)に基づいて実現されることができる。
具体的には、本実施形態において、演出アプリケーション111は、1)少なくとも1つのライブラリ組み合わせに基づいてシナリオを生成することができる。
すなわち、本実施形態において、1)に基づくシナリオは、所定の時間の間シナリオの一構成要素として選択された少なくとも1つのライブラリ(以下、ユニットライブラリ(Unit Library))別の動作時間を設定したデータであってよい。
具体的に、本実施形態において、演出アプリケーション111は、少なくとも1つのユニットライブラリを選択するユーザ(ここでは、演出者)入力を取得することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記選択された少なくとも1つのユニットライブラリをユーザ(ここでは、演出者)入力によって順次に並べられたユニットライブラリ組み合わせ情報を取得することができる。
この時、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記並べられたユニットライブラリ別の動作時間を、ユーザ(ここで、演出者)入力に基づいて設定することができる。
本実施形態として、演出アプリケーション111は、前記ユーザ(ここでは、演出者)入力によって、シナリオが実行される所定の時間のうちの少なくとも一部区間別に、前記並べられたユニットライブラリのそれぞれをマッチングさせて、動作時間を設定することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記のように取得されたライブラリ組み合わせ情報に基づいて前記少なくとも1つのユニットライブラリをグループ化してシナリオを生成することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記グループ化されたユニットライブラリ(以下、ユニットライブラリグループ)内の少なくとも1つのユニットライブラリが並べられた順序及び動作時間に従って、ユニットライブラリグループを連続的に実行することができる。
例えば、演出アプリケーション111は、第1乃至第3ユニットライブラリ(Library 1、Library 2及びLibrary 3)に基づいて第1シナリオ(Scenario 1)を生成した場合、前記第1シナリオが実行されると、最初の5秒間、第1ユニットライブラリ(Library 1)による第1発光パターンを動作させ、その後の3秒間、第2ライブラリ(Library 2)による第2発光パターンを動作させ、その後の2秒間、第3ライブラリ(Library 3)による発光パターンを動作させることができる。
すなわち、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記シナリオ内の少なくとも1つのユニットライブラリが並べられた順序及び動作時間による発光パターン情報を該当シナリオに対するシナリオパターン情報に設定することができる。
従って、演出アプリケーション111は、前記シナリオパターン情報に従って所定の時間の間、ライティング装置300の発光パターンを制御するシナリオを生成することができる。
このように、本発明の実施形態によるシナリオ生成方法では、演出アプリケーション111を用いることによって、既に生成されている少なくとも1つのライブラリを組み合わせて1つのシナリオを生成することができる。その結果、本発明の実施形態によるシナリオ生成方法では、別途の手間をかけなくても多様な発光パターンを有するライブラリを再使用して所定の時間の間に実行可能な一連の発光パターンを実行するように指示するシナリオを容易かつ迅速に構築することができる。
または、本実施形態において、演出アプリケーション111は、2)少なくとも1つのライブラリ組み合わせ及びシナリオ自体発光パターン情報(SPI)に基づいてシナリオを生成することができる。
すなわち、本実施形態において、2)に基づくシナリオは、所定の時間の間少なくとも一部区間は少なくとも1つのユニットライブラリ別の動作時間を設定し、残りの区間はシナリオ自体発光パターン情報(SPI)を設定したデータであってよい。以下の説明において、前述の説明と重複する説明は省略される場合がある。
換言すると、2)に基づくシナリオ(例えば、Scenario 2)は、該当シナリオが実行される所定の時間の間少なくとも一部区間は前述のように少なくとも1つのユニットライブラリ(例えば、Library 1)の組み合わせに基づいて構成される再使用区間として実現され、残りの一部区間はシナリオ自体発光パターン情報(SPI)に基づいて構成されるカスタマイズ区間として実現される。
ここで、本実施形態による前記シナリオ自体発光パターン情報(SPI:以下、自体パターン情報)とは、シナリオを生成する過程で、該当シナリオのユーザ(ここでは、演出者)入力によって新たに設定された発光パターン情報を意味する。
具体的には、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前述の少なくとも1つのユニットライブラリの組み合わせに基づいた方式で前記シナリオの再使用区間に対するシナリオパターン情報を設定することができる。
また、実施形態において、演出アプリケーション111は、前記再使用区間以外の残りのカスタマイズ区間中に動作する特定発光パターンを指定するユーザ(ここでは、演出者)入力を取得することができる。
この時、本実施形態において、前記特定発光パターンを指定する方式は、前述のライブラリを生成する段階で説明されたライブラリを生成する方法に関する説明を準用することができ、前述の説明と重複する説明は省略される場合がある。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記指定された特定発光パターンを自主パターン情報(SPI)に設定し、前記設定された自主パターン情報(SPI)を前記シナリオのカスタマイズ区間に対するシナリオパターン情報に設定することができる。
すなわち、本実施形態において、演出アプリケーション111は、少なくとも1つのユニットライブラリに基づいた発光パターン情報に従って動作する再使用区間のシナリオパターン情報と、ユーザが新たに生成した独自パターン情報(SPI)に従って動作するカスタマイズ区間のシナリオパターン情報を含めて該当シナリオに対するシナリオパターン情報を設定することができる。
従って、演出アプリケーション111は、前記シナリオパターン情報に従って所定の時間の間、ライティング装置300の発光パターンを制御するシナリオを生成することができる。
このように、演出アプリケーション111は、既存ライブラリを再利用するだけでなく、ユーザ(ここでは、演出者)のニーズ(needs)に応じて、該当シナリオの一部区間をユーザによって入力される発光パターンどおりに自由に構成できるようにサポートすることができる。これにより、演出アプリケーション111は、シナリオを生成するプロセスに高い自由度を付与すると共に、シナリオ別に特化した発光パターンを含めることができる。その結果、本発明の実施形態によるシナリオ生成方法では、より多様なライティング装置300基盤の処理を可能にする。
この時、本実施形態によって、演出アプリケーション111は、前記自体パターン情報(SPI)を1つのライブラリとして格納及び管理することができる。
具体的には、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記自体パターン情報(SPI)に対してライブラリ識別情報を付与することができ、前記ライブラリ識別情報が付与された自主パターン情報(SPI)を1つのライブラリとして格納及び動作するようにすることができる。
従って、本発明の実施形態によるシナリオ生成方法では、演出アプリケーション111を用いることによって、シナリオを生成するプロセスにおいても、ライブラリを容易に生成して、後で活用できるようにサポートすることができる。
また、本実施形態において演出アプリケーション111は、3)自体パターン情報(SPI)に基づいてシナリオを生成することができる。
すなわち、本実施形態において、3)に基づくシナリオ(例えば、Scenario 3)は、所定の時間の間に動作する自主パターン情報(SPI)を設定したデータであってよい。以下の説明において、前述の説明と重複する説明は省略される場合がある。
具体的には、本実施形態において、演出アプリケーション111は、ユーザ(ここでは、演出者)入力に基づいて前記シナリオが実行される全区間に対して動作する特定発光パターンを指定する独自パターン情報(SPI)を取得することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記取得された自体パターン情報(SPI)を該当シナリオに対するシナリオパターン情報に設定することができる。
従って、演出アプリケーション111は、前記シナリオパターン情報に従って所定の時間の間ライティング装置300の発光パターンを制御するシナリオを生成することができる。
従って、演出アプリケーション111は、1つのシナリオ全体をユーザ(ここでは、演出者)によって入力される発光パターンに従って実行することができる。
一方、図11をさらに参照すると、本実施形態において、演出アプリケーション111は、少なくとも1つのユニットライブラリを使用してシナリオを生成する時、それぞれのユニットライブラリに対する属性変更情報(PCI)を設定することができる。
換言すると、前記属性変更情報(PCI)は、既に生成されたライブラリの発光パターン情報に対して所定の区間に対する各パラメータ(本実施形態において、発光有無、色、明るさ及び/又は動的効果)の発光パターン設定値を変更する情報であってよい。
すなわち、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前述のライブラリを生成する段階で説明された属性変更情報(PCI)生成方式と同一の方法で前記シナリオを生成する過程で各ユニットライブラリに対する属性変更情報(PCI)を設定することができる。詳細な説明は、上述のライブラリを生成する段階での属性変更情報(PCI)に関連する説明を準用する。
従って、演出アプリケーション111は、新規シナリオを製作する時において、既存ライブラリの再使用により、少ない費用で容易に多様な形態のシナリオを生成することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前述のライブラリを生成する段階で説明された実行区間設定機能及びライブラリグループ化機能と同一の方法で前記各ユニットライブラリに基づいた実行区間設定機能及びライブラリグループ化機能を実現することができる。詳細な説明は、上述のライブラリを生成する段階での実行区間設定機能及びライブラリグループ化機能に関連する説明を準用する。
一方、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記シナリオに座席別シナリオを含めて生成することができる。
ここで、本実施形態による前記座席別シナリオとは、所定の空間(例えば、公演場など)内でライティング装置300が配置される座席別に対応するシナリオ識別情報は同一であるが、該当シナリオによるシナリオパターン情報は相異なるように設定されるシナリオを意味する。
すなわち、本実施形態において、演出アプリケーション111は、ライティング装置300が配置される座席の位置に応じて異なる発光パターンで動作するようにライティング装置300を制御する座席別シナリオを含むシナリオを生成することができる。
例えば、演出アプリケーション111は、第1シナリオ-第1座席-第1シナリオパターン情報で、第1シナリオ-第2座席-第2シナリオパターン情報である座席別シナリオを含む第1シナリオを生成することができる。
すなわち、演出アプリケーション111は、第1座席に配置されるライティング装置300に基づいて実行される第1シナリオの発光パターン設定値と、第2座席に配置されるライティング装置300に基づいて実行される第1シナリオの発光パターン設定値を異なるように付与する座席別シナリオに基づいた第1シナリオを生成することができる。
これにより、演出アプリケーション111は、座席別に異なる発光パターンに設定された第1シナリオを同時に実行させる時、各座席に配置されたライティング装置300が相異なる発光パターンで一括動作するようにして、該当する空間内の多数のライティング装置300による統合ライティング制御処理が実現されるようにすることができる。
すなわち、実施形態において、演出アプリケーション111は、相異なるライティング装置300がそれぞれのライティング装置に特化した発光パターンで一括動作して全体的に特定の形状を演出させる統合ライティング制御処理を前述の座席別シナリオに基づいて実現することができる。
従って、演出アプリケーション111は、公演場内の数多くの座席別に配置された複数のライティング装置300のそれぞれに対して各座席別に特化した発光動作が行われるように制御することができる。また、これにより、演出アプリケーション111は、演出者が企画した特定の形状を前記座席別複数のライティング装置300から出力される光を利用して表現することができる。
また、本実施形態において、演出アプリケーション111は、公演準備データを生成する(図4のS105参照)。
ここで、本実施形態による前記公演準備データとは、前述の統合ライティング制御処理のためにライティング装置300が配置される座席別に多様な発光パターンを事前に定義したデータを意味し、公演が始まる前に前記ライティング装置300に既に格納されていなければならないデータを意味する。
具体的には、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前述のように生成された少なくとも1つのライブラリ及び/又はシナリオを含めて前記公演準備データを生成することができる。
この時、本実施形態によって演出アプリケーション111は、前記座席別に相異なる公演準備データを生成してもよい。
また、本実施形態において演出アプリケーション111は、公演準備データを配布する(図4のS107参照)。
具体的には、本実施形態において演出アプリケーション111は、中央サーバ200及び/又は応援棒端末100-2と連動して前記公演準備データを複数のライティング装置300に配布することができる。
具体的には、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記生成された公演準備データを中央サーバ200に送信することができる。
前記中央サーバ200は、前記受信された公演準備データを複数の応援棒端末100-2に送信することができる。
この時、前記複数の応援棒端末100-2のそれぞれは、複数のライティング装置300それぞれと一対一でマッチングされて連動される。
本実施形態として、前記複数の応援棒端末100-2のそれぞれは、各応援棒端末100-2を特定する端末識別コードと複数のライティング装置300のそれぞれを特定する装置識別コードに基づいて前記複数のライティング装置300それぞれと一対一でマッピングされ、相互ペアリングされて動作することができる。
従って、前記複数の応援棒端末100-2は、前記中央サーバ200から受信された公演準備データを各応援棒端末100-2にマッチングされたライティング装置300に提供することができる。
この時、本実施形態として、前記複数の応援棒端末100-2は、ブルートゥースペアリング(Bluetooth pairing)方式などに基づいて前記公演準備データを前記各応援棒端末100-2にマッチングされたライティング装置300に提供することができる。
従って、前記複数のライティング装置300は、各ライティング装置300が配置される座席に対応する公演準備データを受信して格納及び管理することができる。
他の実施形態においては、公演場に設置された入力端末(例えば、キオスクに設置された入力端末)を介してライティング装置300に対応する座席情報を入力すると、前記入力端末が該当座席に対する公演準備データを近距離通信を介して提供することもできる。
図12は、本発明の実施形態によるライティング装置制御信号を送信する方法を説明するための図の一例である。
図12を参照すると、本実施形態において、演出アプリケーション111は、ライティング装置制御信号を送信及び統合ライティング制御処理を実現する(図4のS109を参照)。
ここで、本実施形態による前記ライティング装置制御信号(以下、制御信号)とは、ライティング装置300に格納された公演準備データが含む少なくとも1つのライブラリ及び/又はシナリオに対する実行/中断/終了を命令する信号を意味する。
図13は、本発明の実施形態による統合ライティング制御処理のために企画された特定の形状の一例である。
また、図13を参照すると、本実施形態による前記統合ライティング制御処理とは、相異なるライティング装置300がそれぞれのライティング装置に特化した発光パターンで一括動作して全体的に特定の形状(SS:例えば、図13に示されるような鳥形状など)を演出させるライティング装置300基盤の処理方式を意味する。
具体的には、本実施形態において、演出アプリケーション111は、中央サーバ200と連動して、企画された統合ライティング制御処理による制御信号を複数のライティング装置300に提供することができる。
具体的には、本実施形態において、演出アプリケーション111は、前記制御信号を中央サーバ200に送信することができる。
前記中央サーバ200は、少なくとも1つ以上の中継器R(図12参照)と連動して前記受信された制御信号をブロードキャスティング(Broadcasting)方式で前記複数のライティング装置300に送信することができる。
例えば、ブロードキャスティング方式とは異なるユニキャスト方式を利用する場合、中央サーバ200は、送信しようとするデータパケット(本実施形態において、例えば、制御信号)を多数の受信者(本実施形態において、例えば、多数のライティング装置300)に複数回送信しなければならず、これによる同一のパケットの重複送信に伴うネットワーク効率の低下が生じることがある。また、ブロードキャスティング方式とは異なるユニキャスト方式を利用する場合、中央サーバ200は、送信したデータパケット(本実施形態において、例えば、制御信号)の受信に対応する肯定応答(例えば、ackメッセージ)を多数の受信者(本実施形態において、例えば、複数のライティング装置300)のそれぞれから受信しなければならず、これによる通信状況の悪化に伴い円滑なデータ通信が阻害されることがある。
従って、本発明の実施形態において、中央サーバ200は、中継器R(図12参照)と連動して、一つのライティング装置30のホストが属しているネットワーク全体を対象に別途の受信者指定なしにデータパケット(本実施形態において、制御信号)を送信する一対多通信方式のブロードキャスティング方式を利用して前記制御信号を前記複数のライティング装置300に送信することができる。
すなわち、本実施形態において、中央サーバ200は、前記制御信号をブロードキャスティング方式に基づいて複数のライティング装置300に送信することにより、制御信号の通信漏れを最小化するとともに多数のライティング装置300の間の通信シンク誤差を最小化することができ、通信効率を向上させることができる。なお、通信シンクとは、例えば、シリアル通信の独立通信方式を意味する。
続いて、本実施形態において、前記中央サーバ200から制御信号を受信した複数のライティング装置300は、前記受信された制御信号に応じた発光制御を行うことができる。
具体的には、本実施形態において、前記複数のライティング装置300は、受信された制御信号に基づいた発光パターンに従って各ライティング装置300の光源部360を制御することにより、前記制御信号による発光制御を行うことができる。これに関する詳細な説明は、後述されるライティング装置300制御基盤の処理方法において記述する。
本発明の実施形態による演出アプリケーション111は、前記制御信号による統合ライティング制御処理を実現することができる。
本実施形態において、演出アプリケーション111は、少なくとも1つのライブラリ及び/又はシナリオを含む公演準備データを複数のライティング装置300のそれぞれに予め格納させることができる。その後、演出アプリケーション111は、当該ライブラリ及び/又はシナリオの少なくとも1つに対する実行/中断/終了を命令する制御信号をブロードキャスティング方式で前記複数のライティング装置300に送信することができる。これにより、演出アプリケーション111は、該当制御信号による所定のライブラリ及び/又はシナリオの発光パターンに従って前記複数のライティング装置300を一括で発光動作させることができる。
その結果、演出アプリケーション111は、小容量で速い制御信号を複数のライティング装置300に送信する場合に、複数のライティング装置300をそれぞれ異なる発光パターンで動作させることができる。
-ライティング装置制御基盤の処理方法-
以下、本発明の実施形態によるライティング装置制御システム1000がライティング装置300制御基盤の処理を行う方法を図面を参照して詳しく説明する。
前述のライティング装置制御方法において説明された内容と重複する説明は省略される場合がある。
図14は、本発明の実施形態によるライティング装置300制御基盤の処理方法を説明するためのフローチャートである。
図14を参照すると、本発明の実施形態によるライティング装置制御システム1000の演出者端末100-1は、公演準備データを生成及び送信する(S201)。
換言すると、本実施形態による前記公演準備データは、本発明の実施形態による統合ライティング制御処理のためにライティング装置300が配置される座席別に多様な発光パターンを事前に定義したデータを意味し、公演が始まる前に前記ライティング装置300に既に格納されていなければならないデータを意味する。
具体的には、本実施形態において、演出者端末100-1は、前述のように生成された少なくとも1つのライブラリ及び/又はシナリオを含めて前記公演準備データを生成することができる。
また、本実施形態において、演出者端末100-1は、前記生成された公演準備データを中央サーバ200に送信することができる。
また、本実施形態において、ライティング装置制御システム1000の中央サーバ200は、受信された公演準備データを配布する(図14のS203参照)。
また、本実施形態において、中央サーバ200は、ライティング装置制御システム1000の応援棒端末100-2と連動して、前記演出者端末100-1から受信された公演準備データを複数のライティング装置300に配布することができる。
また、本実施形態において中央サーバ200は、前記受信された公演準備データを複数の応援棒端末100-2に送信することができる。
前記複数の応援棒端末100-2のそれぞれは、複数のライティング装置300それぞれと一対一でマッチングされて連動することができる。
本実施形態として、前記複数の応援棒端末100-2のそれぞれは、各応援棒端末100-2を特定する端末識別コードと複数のライティング装置300のそれぞれを特定する装置識別コードに基づいて前記複数のライティング装置300それぞれと一対一でマッピングされ、相互ペアリングされて動作することができる。
従って、前記複数の応援棒端末100-2は、前記中央サーバ200から受信された公演準備データを各応援棒端末100-2にマッチングされたライティング装置300に提供することができる。
本実施形態として、前記複数の応援棒端末100-2は、ブルートゥースペアリング(Bluetooth pairing)方式などに基づいて前記公演準備データを前記各応援棒端末100-2にマッチングされたライティング装置300に提供することができる。
従って、前記複数のライティング装置300は、各ライティング装置300が配置される座席に対応する公演準備データを受信して格納及び管理することができる。
また、本実施形態において、ライティング装置制御システム1000の演出者端末100-1は、制御信号を送信する(図14のS205参照)。
また、本実施形態において、演出者端末100-1は、ライティング装置制御システム1000の中央サーバ200と連動して、前述のような制御信号を複数のライティング装置300に送信することができる。
換言すると、本実施形態による前記制御信号は、ライティング装置300に格納された公演準備データが含む少なくとも1つのライブラリ及び/又はシナリオに対する実行/中断/終了を命令する信号を意味する。
具体的には、本実施形態において、演出者端末100-1は、前記制御信号を中央サーバ200に送信することができる。
前記中央サーバ200は、少なくとも1つ以上の中継器R(図12参照)と連動して、前記受信された制御信号をブロードキャスティング(Broadcasting)方式で前記複数のライティング装置300に送信することができる。
従って、前記中央サーバ200は、共通の制御信号を、多数のライティング装置300に、容易かつ迅速に送信すると共に、これに伴う通信負荷を最小化することができる。
また、本実施形態において、ライティング装置制御システム1000のライティング装置300は、受信された制御信号による発光制御を行う(図14のS207参照)。
具体的には、本実施形態において、前記ライティング装置300は、前記中央サーバ200から受信された制御信号に応じる発光制御を行うことができる。
また、本実施形態において、前記複数のライティング装置300は、受信された制御信号に基づいた発光パターンに従って各ライティング装置300の光源部360を制御することにより、前記制御信号による発光制御を行うことができる。
具体的には、本実施形態において、前記ライティング装置300は、格納部320に格納された公演準備データに基づいて前記受信された制御信号にマッチングされるライブラリ及び/又はシナリオを検出することができる。
例えば、前記ライティング装置300は、受信された第1制御信号が第1ライブラリを実行する信号である場合、前記格納部320に格納された公演準備データ内の第1ライブラリを読み出すことができる。他の例として、前記ライティング装置300は、受信された第2制御信号が第1シナリオを実行する信号である場合、前記格納部320に格納された公演準備データ内の第1シナリオを読み出すことができる。
また、本実施形態において、前記ライティング装置300は、前記検出されたライブラリ及び/又はシナリオに対応する発光パターンに従って光源部360の発光動作を制御することができる。
本実施形態として、前記ライティング装置300は、前記検出されたライブラリの発光パターン情報に従って光源部360の発光動作を制御することができると共に、前記検出されたシナリオのシナリオパターン情報に従って光源部360の発光動作を制御することもできる。
例えば、前記ライティング装置300は、前記読み出された第1ライブラリの第1発光パターン情報(例えば、「発光on/第1色/第1明るさ/第1動的効果」など)に応じる発光有無、色、明るさ及び/又は動的効果設定値に基づいて光源部360の発光動作を制御することができる。
他の例において、前記ライティング装置300は、前記読み出された第1シナリオの第1シナリオパターン情報(例えば、「第1ライブラリの第1発光パターン情報/第2ライブラリの第2発光パターン情報/第1自体パターン情報(SPI)」など)に応じる発光有無、色、明るさ及び/又は動的効果の設定値に基づいて光源部360の発光動作を制御することができる。
また、本実施形態において、前記ライティング装置300は、前記検出されたライブラリ及び/又はシナリオ内のユニットライブラリのそれぞれに対する属性変更情報(PCI)を反映した形態の発光パターンに従って光源部360の発光動作を制御することができる。
すなわち、本実施形態において、前記ライティング装置300は、前記検出されたライブラリの属性変更情報(PCI)が反映された発光パターン情報に従って光源部360の発光動作を制御することもでき、前記検出されたシナリオ内のユニットライブラリ別の属性変更情報(PCI)が反映されたシナリオパターン情報に従って光源部360の発光動作を制御することもできる。
従って、前記ライティング装置300は、ライブラリ別の属性変更情報(PCI)による様々な形態の発光パターンに対する効率的実現をサポートすることができる。
また、本実施形態において、ライティング装置制御システム1000は、統合ライティング制御処理を実現する(図14のS209参照)。
前述のように所定の制御信号に基づいて複数のライティング装置300が一括で発光制御されることにより、本発明の実施形態によるライティング装置制御システム1000は、相異なるライティング装置300がそれぞれのライティング装置に特化した発光パターンで一括動作して全体的に特定の形状を演出させる統合ライティング制御処理を実現することができる。
このように、本発明の実施形態によるライティング装置制御システム1000は、少なくとも1つのライブラリ及び/又はシナリオを含む公演準備データを複数のライティング装置300それぞれに予め格納させ、以後に当該ライブラリ及び/又はシナリオのうち少なくとも1つに対する実行/中断/終了を命令する制御信号を前記複数のライティング装置300に提供し、前記提供された制御信号を前記複数のライティング装置300それぞれに既に格納された公演準備データに基づいて解析し、当該制御信号による所定のライブラリ及び/又はシナリオの発光パターンに従って前記複数のライティング装置300それぞれを一括で発光動作させることで、相異なる多様な形態の発光動作を複数のライティング装置300それぞれを用いて一括で実行可能な統合ライティング制御処理を、円滑な通信環境上で効率的なプロセスを介して実現することができる。
以上説明したとおり、本発明の実施形態によるライティング装置300、ライティング装置制御方法及び演出者端末は、ライティング装置300の発光を制御するライブラリ及び/又はシナリオを生成し、前記生成されたライブラリ及び/又はシナリオに基づいて複数のライティング装置300に対する発光制御を実行することで、例えば、公演場内の複数の座席別に配置された複数のライティング装置300のそれぞれに対応した発光動作を、一括で実行することができる。すなわち、本発明の実施形態によるライティング装置300、ライティング装置制御方法及び演出者端末を用いることで、複数のライティング装置300のそれぞれに対応した発光動作を、比較的容易に、かつ、高精度で一括実行させることができる効果がある。
また、本発明の実施形態によるライティング装置300、ライティング装置制御方法及び演出者端末は、前記ライブラリ及び/又はシナリオに基づいた複数のライティング装置300の発光制御を行うことで、相異なるライティング装置300がそれぞれのライティング装置に特化した発光パターンで一括動作して全体的に特定の形状を演出させる処理方式(実施形態において、統合ライティング制御処理)を実現できる効果がある。
また、本発明の実施形態によるライティング装置300、ライティング装置制御方法及び演出者端末は、前記ライブラリ及び/又はシナリオの再使用をサポートすることにより、既存ライブラリ及び/又はシナリオ以外に新しいライブラリ及び/又はシナリオが要求された時、新しいライブラリ及び/又はシナリオを最初から最後まで製作することなく、既に製作されているライブラリ及び/又はシナリオを積極的に活用(再使用、または、再利用)して、所定の変更を加えるだけで新規ライブラリ及び/又は新規シナリオを生成することができる効果がある。
また、本発明の実施形態によるライティング装置300、ライティング装置制御方法及び演出者端末は、前記ライブラリ及び/又はシナリオの再使用をサポートすることにより、新規ライブラリ及び/又は新規シナリオを容易かつ迅速に製作することができ、データの増加の抑制に有効であるとともに、少ないライブラリ及び/又はシナリオを使用して、より多様な発光パターン演出を実現できる効果がある。
また、本発明の実施形態によるライティング装置300、ライティング装置制御方法及び演出者端末は、相異なるライティング装置300がそれぞれのライティング装置に特化した発光パターンで一括動作して全体的に特定の形状を演出させる処理方式(本実施形態において、統合ライティング制御処理)の効率性及び完全性を向上することができ、前記統合ライティング制御処理に費やされる時間や費用を節減するとともに、その完成度を向上できる効果がある。
また、本発明の実施形態によるライティング装置300、ライティング装置制御方法及び演出者端末は、前記統合ライティング制御処理に最適化した通信方式に基づいて前記ライティング装置制御システム1000内の構成要素間のデータ通信を実現することにより、ライティング装置300に対する制御信号の通信漏れや多数のライティング装置300間の通信シンク誤差のような通信エラーを最小化するとともに、通信効率を向上できる効果がある。
また、本発明の実施形態によるライティング装置300、ライティング装置制御方法及び演出者端末は、前記最適化された通信方式に基づいて、小容量で速い制御信号を複数のライティング装置300に送信することによって、前記複数のライティング装置300のそれぞれに、予め格納された発光パターンに基づいた発光動作をさせることができる。また、例えば、共通の制御信号を多数のライティング装置300に容易に送信するとともに、通信負荷を最小化して円滑な通信環境を提供することができる。その結果、本発明の実施形態によるライティング装置300、ライティング装置制御方法及び演出者端末を用いることによって、円滑な通信環境上で、前述のような統合ライティング制御処理が順調に進められるようにサポートできる効果がある。
また、以上で説明された本発明の実施形態では、多様なコンピュータ構成要素(例えば、プロセッサ、及び、メモリなどの記憶装置)を介して実行可能な各種のプログラム、データ及び/又は命令を、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することができる。前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体はプログラム言語、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含んでよい。前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されるプログラム言語は、本発明の実施形態のために特別に設計及び構成されたものであってよく、コンピュータソフトウェア分野において公知なものであってよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、例えば、ハードディスク、フロッピーディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD-ROM及びDVDのような光記録媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気-光媒体(magneto-optical medium)、並びに、ROM、RAM、フラッシュメモリなどのような、プログラム言語を格納及び実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含んでよい。プログラム言語は、例えば、コンパイラにより作られるような機械語だけでなく、インタプリタなどを使用してコンピュータにより実行可能な高級言語も含まれる。ハードウェア装置は、本発明の一実施形態による処理を行うために1つ以上のソフトウェアモジュールに変更されることができ、その逆も同様である。
本発明において説明する特定の実行は、一つの実施形態であり、いかなる方法も本発明の範囲を限定するものではない。本明細書及び図面をわかりやすくするために、従来の電子的な構成、制御システム、ソフトウェア、前記システムの他の機能的な側面の記載は省略されている場合がある。また、図面に図示された構成要素間の線の接続または接続部材は、機能的な接続及び/又は物理的または回路的接続を例示的に示したものであり、実際の装置では代替可能であるか、追加の多様な機能的な接続、物理的な接続、または回路接続として示されることができる。また、「必須的な」、「重要に」などの具体的な言及がなければ、図面に図示された構成要素は、本発明を実施するために必ずしも必要な構成要素ではない場合がある。
また、本発明の詳細な説明では、複数の実施形態を参照して説明したが、当該技術分野の熟練した当業者または当該技術分野の通常の知識を有する者であれば、後述する特許請求の範囲に記載された本発明の技術思想及び技術領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更可能であるものと理解される。従って、本発明の技術的範囲は明細書の詳細な説明に記載された内容に限定されるものではなく、特許請求の範囲により定められなければならない。