JP2024006799A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】自然文検索において入力された質問文を具体化する。【解決手段】自然文検索装置10は、CPU11を備える。CPU11は、ユーザから自然文検索の質問文の入力を受け付け、ユーザから自然文検索の実行指示を受け付け、自然文検索の実行指示が行われた状況を表す情報を取得し、取得した情報を用いて質問文の加工を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
例えば、特許文献1には、入力の内容表現の多様性を考慮した検索を行う検索装置が記載されている。この検索装置は、ユーザから検索クエリを受け付ける質問入力部と、自然言語の意味空間における検索クエリの分布を推定する分布推定部と、意味空間における予め定められた複数のテキストデータのそれぞれの分布を特定するための情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶されるテキストデータの分布を特定するための情報および分布推定部により推定された分布に基づいて、検索クエリとの類似度の高いテキストデータを検索する分布検索部と、分布検索部で検索した、テキストデータを出力する出力部と、を備える。
特開2021-124913号公報
ところで、FAQ(Frequently Asked Questions)を検索するシステムでは、ユーザによって質問文の内容が抽象的であったり、単語等が不足していたり、質問文の内容表現が異なることが多い。質問文の抽象度が高いと適切な回答が得られない場合がある。
本開示は、自然文検索において入力された質問文を具体化することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサが、ユーザから自然文検索の質問文の入力を受け付け、前記ユーザから自然文検索の実行指示を受け付け、前記自然文検索の実行指示が行われた状況を表す情報を取得し、前記取得した情報を用いて前記質問文の加工を行う。
また、第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記ユーザにより前記実行指示が行われた状況を表す情報が、前記ユーザが前記実行指示の際に参照していたコンテンツ情報であり、前記プロセッサが、前記コンテンツ情報から、前記質問文に反映する対象となる文章又は特徴語を抽出する。
また、第3態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記加工が、前記抽出した文章又は特徴語を前記質問文に付加することである。
また、第4態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記加工が、前記抽出した文章又は特徴語、及び前記質問文から新たな質問文を生成することである。
また、第5態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記特徴語の各々にスコアを付与し、付与したスコアの高い順に予め定めた数の前記特徴語を抽出する。
また、第6態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記ユーザにより前記実行指示が行われた状況を表す情報が、前記ユーザが前記実行指示の際に参照していたワークフロー情報であり、前記プロセッサが、前記ワークフロー情報から、前記質問文に反映する対象となる文章又は特徴語を抽出する。
また、第7態様に係る情報処理装置は、第6態様に係る情報処理装置において、前記質問文に反映する対象となる文章又は特徴語が、前記ワークフロー情報における案件及び段階を表す情報から抽出される。
また、第8態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記加工した質問文を表示する制御を行う。
また、第9態様に係る情報処理装置は、第8態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記加工した質問文を複数表示する制御を行い、前記ユーザからの選択を受け付ける。
また、第10態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記入力を受け付けた質問文の抽象度を判定し、当該抽象度が閾値以上である場合に、前記質問文の加工を行う。
また、第11態様に係る情報処理装置は、第10態様に係る情報処理装置において、前記抽象度が、前記質問文に基づき前記自然文検索を行い、当該自然文検索により得られた検索結果の数に基づき判定される。
また、第12態様に係る情報処理装置は、第11態様に係る情報処理装置において、前記抽象度が、前記質問文に基づき前記自然文検索を行い、当該自然文検索により得られた検索結果に含まれる予め定めたキーワードの数に基づき判定される。
更に、上記目的を達成するために、第13態様に係る情報処理プログラムは、ユーザから自然文検索の質問文の入力を受け付け、前記ユーザから自然文検索の実行指示を受け付け、前記自然文検索の実行指示が行われた状況を表す情報を取得し、前記取得した情報を用いて前記質問文の加工を行うことを、コンピュータに実行させる。
第1態様及び第13態様によれば、自然文検索において入力された質問文を具体化することができる、という効果を有する。
第2態様によれば、ユーザが実行指示の際に参照していないコンテンツ情報を用いる場合と比較して、質問文を的確に具体化することができる、という効果を有する。
第3態様によれば、文章又は特徴語から新たな質問文を生成する場合と比較して、質問文を容易に具体化することができる、という効果を有する。
第4態様によれば、文章又は特徴語を質問文に付加する場合と比較して、質問文を整えて具体化することができる、という効果を有する。
第5態様によれば、スコアの高い順に特徴語を抽出することができる、という効果を有する。
第6態様によれば、ユーザが実行指示の際に参照していないワークフロー情報を用いる場合と比較して、質問文を的確に具体化することができる、という効果を有する。
第7態様によれば、ワークフロー情報における案件及び段階を考慮しない場合と比較して、質問文を的確に具体化することができる、という効果を有する。
第8態様によれば、ユーザが加工後の質問文を把握することができる、という効果を有する。
第9態様によれば、複数の加工後の質問文の中からユーザが所望する質問文を選択することができる、という効果を有する。
第10態様によれば、抽象度の高い質問文だけを選択的に加工することができる、という効果を有する。
第11態様によれば、検索結果の数によって抽象度を判定することができる、という効果を有する。
第12態様によれば、キーワードの数によって抽象度を判定することができる、という効果を有する。
第1の実施形態に係る自然文検索システムの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る自然文検索装置の電気的な構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る自然文検索装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る付加文章テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る質問文加工処理の説明に供する図である。 第1の実施形態に係る特徴語に付与されたスコアの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る自然文検索プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る自然文検索装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る付加文章テーブルの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る質問文加工処理の説明に供する図である。 第2の実施形態に係る自然文検索プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る自然文検索画面の画面遷移の一例を示す図である。 実施形態に係る自然文検索画面の画面遷移の別の例を示す図である。 第3の実施形態に係る自然文検索装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る自然文検索プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本開示の技術を実施するための形態の一例について詳細に説明する。なお、動作、作用、機能が同じ働きを担う構成要素及び処理には、全図面を通して同じ符号を付与し、重複する説明を適宜省略する場合がある。各図面は、本開示の技術を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本開示の技術は、図示例のみに限定されるものではない。また、本実施形態では、本開示の技術と直接的に関連しない構成や周知な構成については、説明を省略する場合がある。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る自然文検索システム100の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る自然文検索システム100は、自然文検索装置10と、端末装置30と、を備えている。図1の例では、1台の端末装置を示しているが、その数は任意である。なお、自然文検索装置10は、情報処理装置の一例である。
端末装置30は、自然文検索サービスのユーザが使用する端末装置であり、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)等の情報端末である。ユーザは、端末装置30を操作して、ネットワークNを介して自然文検索装置10にアクセスし、自然文検索装置10から自然文検索の質問文に対する検索結果を得る。
自然文検索装置10は、ネットワークNを介して端末装置30と接続されている。ネットワークNとしては、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等が適用される。自然文検索装置10は、例えば、クラウド上に配置されたサーバコンピュータであり、端末装置30からユーザによって入力される自然文検索の質問文を受け付け、当該質問文に対する検索結果を端末装置30に出力する。
なお、図1の例では、自然文検索装置10は、端末装置30からユーザにより入力された質問文である検索クエリを受け付けるが、これに限るものではなく、端末装置30を介することなく、自装置の操作部からユーザが直接入力した検索クエリを受け付けるようにしてもよい。
図2は、第1の実施形態に係る自然文検索装置10の電気的な構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係る自然文検索装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、入出力インタフェース(I/O)14と、記憶部15と、表示部16と、操作部17と、通信部18と、を備えている。
CPU11、ROM12、RAM13、及びI/O14は、バスを介して各々接続されている。I/O14には、記憶部15と、表示部16と、操作部17と、通信部18と、を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O14を介して、CPU11と相互に通信可能とされる。
CPU11、ROM12、RAM13、及びI/O14によって制御部が構成される。制御部は、自然文検索装置10の一部の動作を制御するサブ制御部として構成されてもよいし、自然文検索装置10の全体の動作を制御するメイン制御部の一部として構成されてもよい。制御部の各ブロックの一部又は全部には、例えば、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路又はICチップセットが用いられる。上記各ブロックに個別の回路を用いてもよいし、一部又は全部を集積した回路を用いてもよい。上記各ブロック同士が一体として設けられてもよいし、一部のブロックが別に設けられてもよい。また、上記各ブロックのそれぞれにおいて、その一部が別に設けられてもよい。制御部の集積化には、LSIに限らず、専用回路又は汎用プロセッサを用いてもよい。
記憶部15としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。記憶部15には、本実施形態に係る自然文検索サービスを実行するための自然文検索プログラム15Aが記憶される。なお、この自然文検索プログラム15Aは、ROM12に記憶されていてもよい。
自然文検索プログラム15Aは、例えば、自然文検索装置10に予めインストールされていてもよい。自然文検索プログラム15Aは、不揮発性の記憶媒体に記憶して、又はネットワークNを介して配布して、自然文検索装置10に適宜インストールすることで実現してもよい。なお、不揮発性の記憶媒体の例としては、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光磁気ディスク、HDD、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード等が想定される。
表示部16には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が用いられる。表示部16は、タッチパネルを一体的に有していてもよい。操作部17には、例えば、キーボード、マウス等の操作入力用のデバイスが設けられている。表示部16及び操作部17は、自然文検索装置10のユーザから各種の指示を受け付ける。表示部16は、ユーザから受け付けた指示に応じて実行された処理の結果や、処理に対する通知等の各種の情報を表示する。
通信部18は、一例として、インターネット、LAN、WAN等のネットワークNに接続されており、端末装置30との間でネットワークNを介して通信が可能とされる。
ところで、上述したように、自然文検索システム100では、ユーザによって質問文の内容が抽象的であったり、単語等が不足していたり、質問文の内容表現が異なることが多い。質問文の抽象度が高いと適切な回答が得られない場合がある。
これに対して、本実施形態に係る自然文検索装置10は、ユーザから自然文検索の質問文の入力を受け付け、ユーザから自然文検索の実行指示を受け付け、自然文検索の実行指示が行われた状況を表す情報を取得し、取得した情報を用いて質問文の加工を行う。
具体的に、本実施形態に係る自然文検索装置10のCPU11は、記憶部15に記憶されている自然文検索プログラム15AをRAM13に書き込んで実行することにより、図3に示す各部として機能する。なお、CPU11は、プロセッサの一例である。
図3は、第1の実施形態に係る自然文検索装置10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係る自然文検索装置10のCPU11は、受付部11A、取得部11B、加工部11C、及び検索部11Dとして機能する。
受付部11Aは、端末装置30からユーザによる自然文検索の質問文の入力を受け付け、ユーザから自然文検索の実行指示を受け付ける。
取得部11Bは、受付部11Aにより自然文検索の実行指示を受け付けた場合に、自然文検索の実行指示が行われた状況を表す情報を取得する。ここで、「実行指示が行われた状況を表す情報」は、例えば、ユーザが実行指示の際に参照していたコンテンツ情報である。なお、コンテンツ情報には、例えば、コンテンツ情報の参照元を表すURL(Uniform Resource Locator)が対応付けられている。
加工部11Cは、取得部11Bにより取得された情報を用いて質問文の加工を行う。具体的に、加工部11Cは、ユーザが実行指示の際に参照していたコンテンツ情報から、質問文に反映する対象となる文章又は特徴語を抽出し、抽出した文章又は特徴語を用いて質問文の加工を行う。ここでいう加工は、例えば、抽出した文章又は特徴語を質問文に付加することでもよいし、抽出した文章又は特徴語、及び質問文から新たな質問文を生成することであってもよい。
なお、加工部11Cは、加工後の質問文を端末装置30に表示する制御を行い、加工後の質問文についてユーザに確認を促すようにしてもよい。また、加工部11Cは、加工後の質問文を端末装置30に複数表示する制御を行い、複数の加工後の質問文についてユーザからの選択を受け付けるようにしてもよい。
検索部11Dは、加工部11Cにより加工して得られた加工後の質問文に対して自然文検索を実行し、検索結果を端末装置30に出力する。
ここで、記憶部15には、付加文章テーブル151が記憶されている。質問文に反映する対象となる文章又は特徴語の抽出は、例えば、付加文章テーブル151を用いて行われる。
図4は、第1の実施形態に係る付加文章テーブル151の一例を示す図である。
図4に示す付加文章テーブル151では、ユーザが参照可能なコンテンツ情報の参照元(URL)及び付加する文章を対応付けて定義されている。付加する文章は、コンテンツ情報を表す特徴的な文章とされる。なお、付加する文章に代えて付加する特徴語を対応付けて定義してもよい。付加する特徴語は、コンテンツ情報を表す特徴的な単語とされる。
図5は、第1の実施形態に係る質問文加工処理の説明に供する図である。
図5の(S1)では、ユーザが端末装置30を操作して、端末装置30からコンテンツ情報(例えば、マニュアル:普通預金口座開設)にアクセスする。このコンテンツ情報には、「http://manual/yokin/kouza/」という参照元(URL)が対応付けられている。
(S2)では、ユーザがコンテンツ情報の参照中に質問したい場合、端末装置30に自然文検索画面40を表示させる。ユーザは、自然文検索画面40に対して、例えば、「本人確認の方法を知りたい」という質問文を入力し、「検索実行」ボタンを押下する。
(S3)では、自然文検索装置10の受付部11Aが自然文検索画面40を介して入力された質問文と共に、検索実行の指示を受け付けると、取得部11Bが端末装置30からユーザが参照中のコンテンツ情報の参照元(URL)を取得する。そして、加工部11Cが、取得したコンテンツ情報の参照元(URL)に基づいて、一例として、上述の図4に示す付加文章テーブル151を参照し、付加する文章を抽出する。図5の例では、付加する文章として、「普通預金の口座開設における、」が抽出される。そして、加工部11Cが、抽出した文章を質問文に付加し、例えば、「普通預金の口座開設における、本人確認の方法を知りたい」とする。つまり、「本人確認の方法を知りたい」という当初の抽象的な質問文は、より具体的な「普通預金の口座開設における、本人確認の方法を知りたい」という質問文に自動的に加工される。
(S4)では、自然文検索装置10の検索部11Dが上記(S3)により得られた加工後の質問文に対して自然文検索を実行し、検索結果を端末装置30の自然文検索画面40に表示させる。
なお、質問文に反映する対象となる文章又は特徴語の抽出は、上述の付加文章テーブル151を用いずに行うようにしてもよい。この場合、コンテンツ情報の参照元(URL)から、コンテンツ情報そのものを取得し、コンテンツ情報の例えばタイトル、要約部分、ヘッダ部分等から、質問文に反映する対象となる文章又は特徴語を抽出することが考えられる。
また、上記では、当初の質問文に文章を付加する場合について説明したが、当初の質問文に特徴語を付加してもよい。この場合、加工部11Cは、例えば、特徴語の各々にスコアを付与し、付与したスコアの高い順に予め定めた数の特徴語を抽出して付与する。
図6は、第1の実施形態に係る特徴語に付与されたスコアの一例を示す図である。
図6に示すように、コンテンツ情報から抽出された特徴語にはスコアが付与される。このスコアの付与には、例えば、TF-IDF(Term Frequency-Inverse Document Frequency)等が用いられる。TF-IDFは、ある単語がいかに重要なのかを反映させることを意図した統計量(数値)とされる。この場合、加工部11Cが、TF-IDFにより表されるスコアが高い順に1つ又は2つの特徴語を抽出する。また、スコアに対して予め閾値を設定しておき、スコアが閾値以上となる特徴語を抽出するようにしてもよい。図6の例では、付加する特徴語として、「普通預金」、「総合口座」が抽出される。そして、加工部11Cが、抽出した特徴語を質問文に付加し、例えば、「普通預金、総合口座の本人確認の方法を知りたい」とする。つまり、当初の抽象的な「本人確認の方法を知りたい」という質問文は、より具体的な「普通預金、総合口座の本人確認の方法を知りたい」という質問文に自動的に加工される。
次に、図7を参照して、第1の実施形態に係る自然文検索装置10の作用について説明する。
図7は、第1の実施形態に係る自然文検索プログラム15Aによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、自然文検索装置10のCPU11により自然文検索プログラム15Aが起動され、以下のステップを実行する。なお、本例では、上述の図5に示すように、ユーザが端末装置30を操作して、端末装置30からコンテンツ情報(例えば、マニュアル:普通預金口座開設)にアクセスし、コンテンツ情報を参照しているものとする。
図7のステップS101では、CPU11が、ユーザによる端末装置30の操作に従って、一例として、上述の図5に示す自然文検索画面40を端末装置30に表示させ、自然文検索画面40から質問文の入力を受け付ける。
ステップS102では、CPU11が、一例として、上述の図5に示す自然文検索画面40の「検索実行」ボタンの押下により、検索実行の指示を受け付ける。
ステップS103では、CPU11が、端末装置30からユーザが参照中のコンテンツ情報の参照元(URL)を取得する。
ステップS104では、CPU11が、ステップS103で取得したコンテンツ情報の参照元(URL)に基づいて、一例として、上述の図4に示す付加文章テーブル151を参照し、付加する文章を抽出し、抽出した文章を付加して質問文を加工する。これにより、例えば、「本人確認の方法を知りたい」という当初の抽象的な質問文が、より具体的な「普通預金の口座開設における、本人確認の方法を知りたい」という質問文に自動的に加工される。
ステップS105では、CPU11が、ステップS104で加工した加工後の質問文に対して自然文検索を実行する。
ステップS106では、CPU11が、ステップS105で実行した自然文検索の検索結果を端末装置30に出力し、本自然文検索プログラム15Aによる一連の処理を終了する。
このように本実施形態によれば、ユーザが検索実行指示の際に参照していたコンテンツ情報から、質問文に反映する対象となる文章又は特徴語が抽出される。このため、自然文検索において入力された質問文が具体化され、より的確な検索結果が得られる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、コンテンツ情報を用いて質問文の加工を行う形態について説明した。第2の実施形態では、ワークフロー情報を用いて質問文の加工を行う形態について説明する。
図8は、第2の実施形態に係る自然文検索装置10Aの機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図8に示すように、本実施形態に係る自然文検索装置10AのCPU11は、受付部11A、取得部11E、加工部11F、及び検索部11Dとして機能する。なお、上記第1の実施形態で説明した自然文検索装置10が有する構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付与し、その繰り返しの説明は省略する。
取得部11Eは、受付部11Aにより自然文検索の実行指示を受け付けた場合に、自然文検索の実行指示が行われた状況を表す情報を取得する。ここで、「実行指示が行われた状況を表す情報」は、例えば、ユーザが実行指示の際に参照していたワークフロー情報である。なお、ワークフロー情報には、例えば、ワークフロー情報の案件及び段階(フェーズ)が対応付けられている。
加工部11Fは、取得部11Eにより取得された情報を用いて質問文の加工を行う。具体的に、加工部11Fは、ユーザが実行指示の際に参照していたワークフロー情報から、質問文に反映する対象となる文章又は特徴語を抽出し、抽出した文章又は特徴語を用いて質問文の加工を行う。ここでいう加工は、上述したように、例えば、抽出した文章又は特徴語を質問文に付加することでもよいし、抽出した文章又は特徴語、及び質問文から新たな質問文を生成することであってもよい。
検索部11Dは、加工部11Fにより加工して得られた加工後の質問文に対して自然文検索を実行し、検索結果を端末装置30に出力する。
ここで、記憶部15には、付加文章テーブル152が記憶されている。質問文に反映する対象となる文章又は特徴語の抽出は、例えば、付加文章テーブル152を用いて行われる。
図9は、第2の実施形態に係る付加文章テーブル152の一例を示す図である。
図9に示す付加文章テーブル152では、ユーザが参照可能なワークフロー情報の案件、段階(フェーズ)、及び付加する文章を対応付けて定義されている。付加する文章は、ワークフロー情報を表す特徴的な文章とされる。なお、付加する文章に代えて付加する特徴語を対応付けて定義してもよい。付加する特徴語は、ワークフロー情報を表す特徴的な単語とされる。
図10は、第2の実施形態に係る質問文加工処理の説明に供する図である。
図10の(S11)では、ユーザが端末装置30を操作して、端末装置30からワークフロー情報(例えば、案件管理システム:普通預金口座開設)にアクセスする。このワークフロー情報には、「普通預金」という案件、及び、「顧客の確認」という段階(フェーズ)が対応付けられている。
(S12)では、ユーザがワークフロー情報の参照中に質問したい場合、端末装置30に自然文検索画面40を表示させる。ユーザは、自然文検索画面40に対して、例えば、「本人確認の方法を知りたい」という質問文を入力し、「検索実行」ボタンを押下する。
(S13)では、自然文検索装置10Aの受付部11Aが自然文検索画面40を介して入力された質問文と共に、検索実行の指示を受け付けると、取得部11Eが端末装置30からユーザが参照中のワークフロー情報の案件及び段階(フェーズ)を取得する。そして、加工部11Fが、取得したワークフロー情報の案件及び段階(フェーズ)に基づいて、一例として、上述の図9に示す付加文章テーブル152を参照し、付加する文章を抽出する。図10の例では、付加する文章として、「普通預金、顧客の確認における、」が抽出される。そして、加工部11Fが、抽出した文章を質問文に付加し、例えば、「普通預金、顧客の確認における、本人確認の方法を知りたい」とする。つまり、「本人確認の方法を知りたい」という当初の抽象的な質問文は、より具体的な「普通預金、顧客の確認における、本人確認の方法を知りたい」という質問文に自動的に加工される。
(S14)では、自然文検索装置10Aの検索部11Dが上記(S13)により得られた加工後の質問文に対して自然文検索を実行し、検索結果を端末装置30の自然文検索画面40に表示させる。
なお、上記では、当初の質問文に文章を付加する場合について説明したが、当初の質問文に特徴語を付加してもよい。この場合、加工部11Fは、上述のコンテンツ情報と同様に、例えば、特徴語の各々にスコアを付与し、付与したスコアの高い順に予め定めた数の特徴語を抽出して付与する。
次に、図11を参照して、第2の実施形態に係る自然文検索装置10Aの作用について説明する。
図11は、第2の実施形態に係る自然文検索プログラム15Aによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、自然文検索装置10AのCPU11により自然文検索プログラム15Aが起動され、以下のステップを実行する。なお、本例では、上述の図10に示すように、ユーザが端末装置30を操作して、端末装置30からワークフロー情報(例えば、案件管理システム:普通預金口座開設)にアクセスし、ワークフロー情報を参照しているものとする。
図11のステップS111では、CPU11が、ユーザによる端末装置30の操作に従って、一例として、上述の図10に示す自然文検索画面40を端末装置30に表示させ、自然文検索画面40から質問文の入力を受け付ける。
ステップS112では、CPU11が、一例として、上述の図10に示す自然文検索画面40の「検索実行」ボタンの押下により、検索実行の指示を受け付ける。
ステップS113では、CPU11が、端末装置30からユーザが参照中のワークフロー情報の案件及び段階(フェーズ)を取得する。
ステップS114では、CPU11が、ステップS113で取得したワークフロー情報の案件及び段階(フェーズ)に基づいて、一例として、上述の図9に示す付加文章テーブル152を参照し、付加する文章を抽出し、抽出した文章を付加して質問文を加工する。これにより、例えば、「本人確認の方法を知りたい」という当初の抽象的な質問文が、より具体的な「普通預金、顧客の確認における、本人確認の方法を知りたい」という質問文に自動的に加工される。
ステップS115では、CPU11が、ステップS114で加工した加工後の質問文に対して自然文検索を実行する。
ステップS116では、CPU11が、ステップS115で実行した自然文検索の検索結果を端末装置30に出力し、本自然文検索プログラム15Aによる一連の処理を終了する。
このように本実施形態によれば、ユーザが検索実行指示の際に参照していたワークフロー情報から、質問文に反映する対象となる文章又は特徴語が抽出される。このため、自然文検索において入力された質問文が具体化され、より的確な検索結果が得られる。
次に、図12及び図13を参照して、端末装置30に表示される自然文検索画面40の画面遷移について説明する。
図12は、本実施形態に係る自然文検索画面40の画面遷移の一例を示す図である。
図12の(S21)では、ユーザが自然文検索画面40に対して、例えば、「本人確認の方法を知りたい」という質問文を入力し、「検索実行」ボタンを押下する。
(S22)では、上記で入力された「本人確認の方法を知りたい」という質問文に対して自然文検索が実行され、検索結果が自然文検索画面40に表示される。ここでは、「融資時の本人確認」、「カード作成時の本人確認」、及び「住宅ローンの本人確認」が検索結果として得られる。ユーザは、検索結果の中に望む情報があれば、「はい」ボタンを押下し、検索結果の中に望む情報がなければ、「いいえ」ボタンを押下する。図12の例では、「いいえ」ボタンが押下される。
(S23)では、当初の質問文に文章を付加して再検索が実行され、再検索結果がし自然文検索画面40に表示される。例えば、「質問文を「普通預金の口座開設における、本人確認の方法を知りたい」に変更して再検索しました。」というメッセージと共に、「普通預金口座開設時の本人確認」が再検索結果として得られる。
図13は、本実施形態に係る自然文検索画面40の画面遷移の別の例を示す図である。
図13の(S31)では、ユーザが自然文検索画面40に対して、例えば、「本人確認の方法を知りたい」という質問文を入力し、「検索実行」ボタンを押下する。
(S32)では、当初の質問文に文章を付加して得られた質問文の候補(クエリの候補)が自然文検索画面40に表示される。質問文の候補として、例えば、「普通預金の口座開設における、本人確認の方法を知りたい」、「定期預金の口座開設における、本人確認の方法を知りたい」、及び「元の質問文で検索する」がユーザにより選択可能に表示される。図13の例では、「普通預金の口座開設における、本人確認の方法を知りたい」が選択される。
(S33)では、上記で選択された質問文により自然文検索が実行され、検索結果が自然文検索画面40に表示される。例えば、「普通預金の口座開設における、本人確認の方法を知りたい」という質問文と共に、「普通預金口座開設時の本人確認」が検索結果として得られる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、当初の質問文の抽象度を判定し、抽象度が高い場合にだけ質問文の加工を行う形態について説明する。
図14は、第3の実施形態に係る自然文検索装置10Bの機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図14に示すように、本実施形態に係る自然文検索装置10BのCPU11は、受付部11A、判定部11G、取得部11H、加工部11J、及び検索部11Dとして機能する。なお、上記第1の実施形態で説明した自然文検索装置10が有する構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付与し、その繰り返しの説明は省略する。
判定部11Gは、受付部11Aにより入力を受け付けた質問文の抽象度が閾値以上であるか否かを判定する。ここでいう抽象度は、例えば、質問文に基づき自然文検索を行い、自然文検索により得られた検索結果の数に基づき判定される。検索結果の数が多いということは質問文が抽象的であると考えられる。このため、検索結果の数が多いほど抽象度は高くなると言える。また、抽象度は、質問文に基づき自然文検索を行い、自然文検索により得られた検索結果に含まれる予め定めたキーワードの数に基づき判定されるようにしてもよい。ここでいうキーワードとはユーザが参照するコンテンツ情報と関連性の高い単語とされる。キーワードの数が多いということは質問文が具体的であると考えられる。このため、キーワードの数が少ないほど抽象度は高くなると言える。抽象度を例えば1以上10以下の10段階で表した場合、閾値を例えば「7」として予め設定しておく。
取得部11Hは、判定部11Gにより抽象度が閾値以上、つまり、抽象度が比較的高いと判定された場合に、自然文検索の実行指示が行われた状況を表す情報を取得する。ここで、「実行指示が行われた状況を表す情報」は、例えば、ユーザが実行指示の際に参照していたコンテンツ情報である。なお、コンテンツ情報には、例えば、コンテンツ情報の参照元を表すURLが対応付けられている。
加工部11Jは、取得部11Hにより取得された情報を用いて質問文の加工を行う。具体的に、加工部11Jは、ユーザが実行指示の際に参照していたコンテンツ情報から、質問文に反映する対象となる文章又は特徴語を抽出し、抽出した文章又は特徴語を用いて質問文の加工を行う。ここでいう加工は、例えば、抽出した文章又は特徴語を質問文に付加することでもよいし、抽出した文章又は特徴語、及び質問文から新たな質問文を生成することであってもよい。つまり、加工部11Jは、当初の質問文の抽象度が比較的高い場合にだけコンテンツ情報を用いて質問文の加工を行う。
次に、図15を参照して、第3の実施形態に係る自然文検索装置10Bの作用について説明する。
図15は、第3の実施形態に係る自然文検索プログラム15Aによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、自然文検索装置10BのCPU11により自然文検索プログラム15Aが起動され、以下のステップを実行する。なお、本例では、上述の図5に示すように、ユーザが端末装置30を操作して、端末装置30からコンテンツ情報(例えば、マニュアル:普通預金口座開設)にアクセスし、コンテンツ情報を参照しているものとする。
図15のステップS121では、CPU11が、ユーザによる端末装置30の操作に従って、一例として、上述の図5に示す自然文検索画面40を端末装置30に表示させ、自然文検索画面40から質問文の入力を受け付ける。
ステップS122では、CPU11が、一例として、上述の図5に示す自然文検索画面40の「検索実行」ボタンの押下により、検索実行の指示を受け付ける。
ステップS123では、CPU11が、質問文の抽象度が閾値以上であるか否かを判定する。質問文の抽象度が閾値以上であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップS124に移行し、質問文の抽象度が閾値未満であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップS127に移行する。
ステップS124では、CPU11が、端末装置30からユーザが参照中のコンテンツ情報の参照元(URL)を取得する。
ステップS125では、CPU11が、ステップS124で取得したコンテンツ情報の参照元(URL)に基づいて、一例として、上述の図4に示す付加文章テーブル151を参照し、付加する文章を抽出し、抽出した文章を付加して質問文を加工する。これにより、例えば、「本人確認の方法を知りたい」という当初の抽象的な質問文が、より具体的な「普通預金の口座開設における、本人確認の方法を知りたい」という質問文に自動的に加工される。
ステップS126では、CPU11が、ステップS125で加工した加工後の質問文に対して自然文検索を実行し、ステップS128に移行する。
一方、ステップS127では、CPU11が、ステップS121で入力を受け付けた当初の質問文に対して自然文検索を実行し、ステップS128に移行する。
ステップS128では、CPU11が、ステップS126又はステップS127で実行した自然文検索の検索結果を端末装置30に出力し、本自然文検索プログラム15Aによる一連の処理を終了する。
このように本実施形態によれば、当初の質問文の抽象度を判定し、抽象度が高い場合にだけ質問文の加工が行われる。このため、抽象度の高い質問文だけが選択的に具体化される。
なお、上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えば、CPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えば、GPU:Graphics processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は、上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
以上、実施形態に係る情報処理装置の一例として自然文検索装置を例示して説明した。実施形態は、情報処理装置が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態は、これらのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体の形態としてもよい。
その他、上記実施形態で説明した情報処理装置の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
また、上記実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
以上の実施形態に関し、更に以下を開示する。
(((1)))に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサが、ユーザから自然文検索の質問文の入力を受け付け、前記ユーザから自然文検索の実行指示を受け付け、前記自然文検索の実行指示が行われた状況を表す情報を取得し、前記取得した情報を用いて前記質問文の加工を行う。
(((2)))に係る情報処理装置は、(((1)))に係る情報処理装置において、前記ユーザにより前記実行指示が行われた状況を表す情報が、前記ユーザが前記実行指示の際に参照していたコンテンツ情報であり、前記プロセッサが、前記コンテンツ情報から、前記質問文に反映する対象となる文章又は特徴語を抽出する。
(((3)))に係る情報処理装置は、(((2)))に係る情報処理装置において、前記加工が、前記抽出した文章又は特徴語を前記質問文に付加することである。
(((4)))に係る情報処理装置は、(((2)))に係る情報処理装置において、前記加工が、前記抽出した文章又は特徴語、及び前記質問文から新たな質問文を生成することである。
(((5)))に係る情報処理装置は、(((2)))~(((4)))の何れか1に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記特徴語の各々にスコアを付与し、付与したスコアの高い順に予め定めた数の前記特徴語を抽出する。
(((6)))に係る情報処理装置は、(((1)))に係る情報処理装置において、前記ユーザにより前記実行指示が行われた状況を表す情報が、前記ユーザが前記実行指示の際に参照していたワークフロー情報であり、前記プロセッサが、前記ワークフロー情報から、前記質問文に反映する対象となる文章又は特徴語を抽出する。
(((7)))に係る情報処理装置は、(((6)))に係る情報処理装置において、前記質問文に反映する対象となる文章又は特徴語が、前記ワークフロー情報における案件及び段階を表す情報から抽出される。
(((8)))に係る情報処理装置は、(((1)))~(((7)))の何れか1に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記加工した質問文を表示する制御を行う。
(((9)))に係る情報処理装置は、(((8)))に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記加工した質問文を複数表示する制御を行い、前記ユーザからの選択を受け付ける。
(((10)))に係る情報処理装置は、(((1)))~(((9)))の何れか1に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記入力を受け付けた質問文の抽象度を判定し、当該抽象度が閾値以上である場合に、前記質問文の加工を行う。
(((11)))に係る情報処理装置は、(((10)))に係る情報処理装置において、前記抽象度が、前記質問文に基づき前記自然文検索を行い、当該自然文検索により得られた検索結果の数に基づき判定される。
(((12)))に係る情報処理装置は、(((10)))に係る情報処理装置において、前記抽象度が、前記質問文に基づき前記自然文検索を行い、当該自然文検索により得られた検索結果に含まれる予め定めたキーワードの数に基づき判定される。
(((13)))に係る情報処理プログラムは、ユーザから自然文検索の質問文の入力を受け付け、前記ユーザから自然文検索の実行指示を受け付け、前記自然文検索の実行指示が行われた状況を表す情報を取得し、前記取得した情報を用いて前記質問文の加工を行うことを、コンピュータに実行させる。
(((1)))及び(((13)))によれば、自然文検索において入力された質問文を具体化することができる、という効果を有する。
(((2)))によれば、ユーザが実行指示の際に参照していないコンテンツ情報を用いる場合と比較して、質問文を的確に具体化することができる、という効果を有する。
(((3)))によれば、文章又は特徴語から新たな質問文を生成する場合と比較して、質問文を容易に具体化することができる、という効果を有する。
(((4)))によれば、文章又は特徴語を質問文に付加する場合と比較して、質問文を整えて具体化することができる、という効果を有する。
(((5)))によれば、スコアの高い順に特徴語を抽出することができる、という効果を有する。
(((6)))によれば、ユーザが実行指示の際に参照していないワークフロー情報を用いる場合と比較して、質問文を的確に具体化することができる、という効果を有する。
(((7)))によれば、ワークフロー情報における案件及び段階を考慮しない場合と比較して、質問文を的確に具体化することができる、という効果を有する。
(((8)))によれば、ユーザが加工後の質問文を把握することができる、という効果を有する。
(((9)))によれば、複数の加工後の質問文の中からユーザが所望する質問文を選択することができる、という効果を有する。
(((10)))によれば、抽象度の高い質問文だけを選択的に加工することができる、という効果を有する。
(((11)))によれば、検索結果の数によって抽象度を判定することができる、という効果を有する。
(((12)))によれば、キーワードの数によって抽象度を判定することができる、という効果を有する。
10、10A、10B 自然文検索装置
11 CPU
11A 受付部
11B、11E、11H 取得部
11C、11F、11J 加工部
11D 検索部
11G 判定部
12 ROM
13 RAM
14 I/O
15 記憶部
15A 自然文検索プログラム
16 表示部
17 操作部
18 通信部
30 端末装置
40 自然文検索画面
100 自然文検索システム

Claims (13)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    ユーザから自然文検索の質問文の入力を受け付け、
    前記ユーザから自然文検索の実行指示を受け付け、
    前記自然文検索の実行指示が行われた状況を表す情報を取得し、
    前記取得した情報を用いて前記質問文の加工を行う
    情報処理装置。
  2. 前記ユーザにより前記実行指示が行われた状況を表す情報は、前記ユーザが前記実行指示の際に参照していたコンテンツ情報であり、
    前記プロセッサは、前記コンテンツ情報から、前記質問文に反映する対象となる文章又は特徴語を抽出する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記加工は、前記抽出した文章又は特徴語を前記質問文に付加することである
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記加工は、前記抽出した文章又は特徴語、及び前記質問文から新たな質問文を生成することである
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、前記特徴語の各々にスコアを付与し、付与したスコアの高い順に予め定めた数の前記特徴語を抽出する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記ユーザにより前記実行指示が行われた状況を表す情報は、前記ユーザが前記実行指示の際に参照していたワークフロー情報であり、
    前記プロセッサは、前記ワークフロー情報から、前記質問文に反映する対象となる文章又は特徴語を抽出する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記質問文に反映する対象となる文章又は特徴語は、前記ワークフロー情報における案件及び段階を表す情報から抽出される
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、前記加工した質問文を表示する制御を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、前記加工した質問文を複数表示する制御を行い、前記ユーザからの選択を受け付ける
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記プロセッサは、前記入力を受け付けた質問文の抽象度を判定し、当該抽象度が閾値以上である場合に、前記質問文の加工を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記抽象度は、前記質問文に基づき前記自然文検索を行い、当該自然文検索により得られた検索結果の数に基づき判定される
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記抽象度は、前記質問文に基づき前記自然文検索を行い、当該自然文検索により得られた検索結果に含まれる予め定めたキーワードの数に基づき判定される
    請求項10に記載の情報処理装置。
  13. ユーザから自然文検索の質問文の入力を受け付け、
    前記ユーザから自然文検索の実行指示を受け付け、
    前記自然文検索の実行指示が行われた状況を表す情報を取得し、
    前記取得した情報を用いて前記質問文の加工を行うことを、
    コンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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