JP2024003427A - 洗浄装置 - Google Patents

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恭平 小林
Kyohei Kobayashi
誠司 寺澤
Seiji Terasawa
元 北村
Hajime Kitamura
翔 松山
Sho Matsuyama
英輝 有松
Hideki Arimatasu
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Abstract

【課題】粉体容器の内部の粉体を充分かつ効率的に除去する。【解決手段】トナー容器50の開口50aに着脱可能に設置される吸引部2bを具備して、トナー容器50の内部のトナーTを空気とともに吸引可能な吸引装置2が設けられている。また、吸引部2bに形成された挿通部2b1を介して開口50aからトナー容器50の内部に挿通されて、トナー容器50の内部に空気を流入可能な流入管5が設けられている。また、流入管5は、トナー容器50の底部50bに向けて空気を排出する内管6と、内管6を覆うように形成されるとともに外周面に向けて連通する少なくとも1つの貫通穴7bが形成された外管7と、が設けられている。そして、吸引装置2による吸引をおこないながら、内管6を固定した状態で、移動装置8(移動手段)による外管7の移動によって底部50bと吸引部2bとの間で貫通穴7bを移動させている。【選択図】図1

Description

この発明は、粉体容器の内部のトナーなどの粉体を除去する洗浄装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリなどで交換可能に設置されるトナー容器などの粉体容器のリサイクルをおこなうことなどを目的として、回収した粉体容器の内部に残留する粉体をエア洗浄する洗浄装置が広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、そのような洗浄装置として、内管(内側ノズル)と外管(外側ノズル)とからなる2重構造の流入管(ノズル)を粉体容器の内部に挿入して、内管の端部から粉体容器の底部に向けて空気を噴出するとともに、外管の外周面から粉体容器の内壁面(内周面)に向けて空気を噴出するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
従来の洗浄装置は、粉体容器の内部をある程度きれいに洗浄できるものの、その洗浄性がまだまだ充分ではなく、また洗浄作業の効率が悪かった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、粉体容器の内部の粉体を充分かつ効率的に除去することができる、洗浄装置を提供することにある。
この発明における洗浄装置は、粉体容器の内部の粉体を除去する洗浄装置であって、前記粉体容器の開口に着脱可能に設置される吸引部を具備して、前記粉体容器の内部の粉体を空気とともに吸引可能な吸引装置と、前記吸引部に形成された挿通部を介して前記開口から前記粉体容器の内部に挿通されて、前記粉体容器の内部に空気を流入可能な流入管と、を備え、前記流入管は、前記粉体容器の底部に向けて空気を排出する内管と、前記内管を覆うように形成されるとともに、外周面に向けて連通する少なくとも1つの貫通穴が形成された外管と、を具備し、前記吸引装置による吸引をおこないながら、前記内管を固定した状態で、移動手段による前記外管の移動によって前記底部と前記吸引部との間で前記貫通穴を移動させるものである。
本発明によれば、粉体容器の内部の粉体を充分かつ効率的に除去することができる、洗浄装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における洗浄装置を示す全体構成図である。 洗浄装置によってトナー容器を洗浄する工程を示す図である。 流入管における外管の貫通穴の近傍を拡大して示す概略図である。 (A)流入管が吸引部の挿通部に挿通された部分を示す拡大断面図と、(B)流入管において外管に空気が流入される部分を示す拡大断面図と、である。 外管における貫通穴の配列の一例を示す図である。 外管における貫通穴の配列の別の一例を示す図である。 変形例1としての、(A)流入管の外管が回転される状態を示す図と、(B)流入管が挿通されたトナー容器が回転される状態を示す図と、である。 変形例2としての、流入管を示す断面図である。 変形例3としての、洗浄装置を示す全体構成図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1を用いて、洗浄装置1における全体の構成・動作について説明する。
洗浄装置1は、粉体容器としてのトナー容器50の内部を粉体としてのトナーTを除去するための装置である。
詳しくは、複写機、プリンタ、ファクシミリなどで交換可能に設置されるトナー容器50(粉体容器)のリサイクルをおこなうために、リサイクル工場で、リサイクル工程中の1工程として、洗浄装置1を用いた洗浄工程がおこなわれる。図1に示すように、市場からリサイクル工場に回収されたトナー容器50が洗浄装置1にセットされる。そして、洗浄装置1によって、トナー容器50の内部に残留したトナーTが洗浄(除去)されることになる。
なお、リサイクル工場に回収されるトナー容器50は、内部に残留しているトナーTが僅かなもの(ほぼ空のもの)に限らず、内部に大量のトナーTが残留しているものや、ほとんどトナーTが消費されずに消費期限を迎えてほぼ全量が残留してしまったもの、なども含まれる。そして、本実施の形態では、回収されたトナー容器50の残留トナー量が多い場合には、残留トナーがある程度少なくなるように、アバウトなトナー抜き取り作業がされた後のトナー容器50が、洗浄装置1にセットされることになる。
また、本実施の形態において、洗浄装置1に設置されるトナー容器50は、頭部に開口50a(トナー排出口)が形成された筒状のトナーボトルである。
図1に示すように、本実施の形態における洗浄装置1は、吸引装置2、流入管5、移動手段としての移動装置8、コンプレッサー20、21、トナー回収部10、プラグ3、アダプタ4、などで構成されている。また、図示は省略するが、洗浄装置1には、洗浄用のトナー容器50を載置するための台座が設けられている。
吸引装置2は、トナー容器50(粉体容器)の内部のトナーT(粉体)を空気とともに吸引可能に構成されている。
吸引装置2は、吸引ポンプ2a、吸引部2b、吸引管2c、排出管2dなどで構成されている。
吸引部2bは、図1等に示すように、トナー容器50(粉体容器)の開口50aが上方を向いた状態で、その開口50aに着脱可能に設置されるものである。詳しくは、吸引部2bは、アダプタ4によって、開口50aに密着して、トナー容器50の内部に連通するように固定される。吸引部2bは、略筒状の部材であって、トナー容器50から吸引したトナーT(空気に混じったトナーTである。)を吸引管2cに向けて流動させるための空洞が設けられている。また、吸引部2bには、流入管5が挿通される挿通部2b1(断面が円形であって、図4(A)参照)が形成されている。挿通部2b1は、その中心が、トナー容器50や流入管5の中心軸Xに一致するように形成されている。
吸引管2cは、一端側が吸引部2bの側方に接続されていて、他端側が吸引ポンプ2aに接続されている。そして、吸引ポンプ2a(吸引装置2)の吸引力によって、トナー容器50内のトナーTが空気とともに、吸引部2b、吸引管2cを介して吸引ポンプ2aに流入されて、吸引ポンプ2aから排出管2dを介してトナー回収部10にトナーT´が回収されることになる。
なお、トナー回収部10には、トナー容器50から吸引された空気を排出するためのエア抜き用のトナーフィルタ10aが設置されている。
流入管5は、トナー容器50(粉体容器)の内部に空気を流入可能に構成されている。また、流入管5は、吸引部2bに形成された挿通部2b1を介して、開口50aからトナー容器50(粉体容器)の内部に挿通される。
詳しくは、本実施の形態における流入管5は、内管6と外管7とからなる2重構造の管状部材である(図4(B)等参照)。流入管5は、プラグ3を介して吸引部2bの挿通部2b1に挿入されている。内管6と外管7とは、それぞれ別々に、トナー容器50の内部に空気を流入可能に構成されている。
流入管5の内管6は、トナー容器50(粉体容器)の底部50bに向けて空気を排出(噴出)するための円筒管であって、その端面(空気の流動方向下流側の端面である。)に排気口6b(開口)が形成されている。
具体的に、本実施の形態では、内管6の上部(上流側端部)に、コンプレッサー20が接続されている。そして、コンプレッサー20が稼働することで、内管6の内部に空気が送られて、トナー容器50の内部において内管6の排気口6bから空気が排出されることになる。排気口6bから排出された空気は、図1の白矢印方向(下方)に流動した後に、トナー容器50の底部50bで跳ね返って黒矢印方向(上方)に流動することになる。このとき、底部50bに滞留していた残留トナーTが巻き上がって、空気とともに黒矢印方向(上方)に流動して、最終的に吸引部2bから吸引されることになる。
なお、内管6用のコンプレッサー20は、吸引装置2や、後述する外管7用のコンプレッサー21とともに、ほぼ同期して稼働することになる。
流入管5の外管7は、内管6を覆うように形成されている。また、外管7は、その外周面に向けて連通する少なくとも1つの貫通穴7b(内壁面50cに向けて空気を噴出するためのものである。)が、その端部(空気の流動方向下流側の端部である。)に形成されている。
詳しくは、外管7は、トナー容器50の内壁面50c(内周面)に向けて空気を排出(噴出)するための中空構造の円筒管であって、その中心部に内管6が挿通されている。なお、外管7は、内管6に対して、密閉性を維持した状態で、流入管5(中心軸X)が延びる方向(図1の上下方向である。)に相対的に移動可能に構成されている。
また、外管7の上部(上流側端部)には、コンプレッサー21が接続されている。そして、コンプレッサー21が稼働することで、外管7の内部に空気が送られて、トナー容器50の内部において外管7の貫通穴7bから空気が排出されることになる。そして、貫通穴7bから排出された空気は、図1のハッチング矢印方向(横方向)に流動した後に、トナー容器50の内壁面50cで跳ね返って、底部50bで跳ね返った空気とともに、黒矢印方向(上方)に流動することになる。このとき、内壁面50cに付着していたトナーTが空気によって掻き取られて、空気とともに黒矢印方向(上方)に流動して、最終的に吸引部2bから吸引されることになる。
ここで、図2(A)~(C)を参照して、本実施の形態における洗浄装置1では、吸引装置2による吸引(及び、内管6、外管7からの排気)をおこないながら、内管6を図1の位置に固定した状態で、移動手段としての移動装置8による外管7の移動(図1の上下方向の移動である。)によって底部50bと吸引部2b(開口50a)との間で貫通穴7bを移動させている。
詳しくは、図1を参照して、移動手段としての移動装置8は、トナー容器50(粉体容器)の内部に挿通された状態の外管7を上下動可能に構成されている。
具体的に、移動装置8は、外管7とコンプレッサー21とを保持した状態の保持部8aを図1の上下方向(図1の両矢印方向である。)に移動可能に構成されている。外管7とコンプレッサー21とは、移動装置8によって中心軸Xに沿って移動するが、内管6は移動しないで図1の位置に固定される。そして、移動装置8による外管7(及び、コンプレッサー21)の上下動によって、外管7(貫通穴7b)から噴出される空気が、トナー容器50内の内壁面50cの上下方向にわたって吹き付けられることになる。
なお、移動装置8としては、例えば、電動シリンダを用いることができる。
また、外管7は、移動装置8による上下動をおこなっても、コンプレッサー21に接続された部分が常にトナー容器50の外部に位置するとともに、貫通穴7bが常にトナー容器50の内部に位置するように、上下方向の長さが充分に設定されている。また、内管6は、上述した移動装置8による外管7の移動をおこなっても、外管7がコンプレッサー20に干渉したり外れたりしないように、充分な長さに設定されている。
さらに具体的に、洗浄装置1に設置されたトナー容器50は、底部50bにトナーTが残留していて、内壁面50cにもトナーTが付着しているものとする。
このとき、まず、図2(A)に示すように、トナー容器50の底部50bに対して、内管6の排気口6bが隙間をあけて対向するように、流入管5がセットされる。このとき、外管7は、移動装置8によって、貫通穴7bが底部50bに近い位置(最下端)に位置するように移動される。
そして、図2(A)に示すように、吸引装置2による吸引(図中の矢印方向の吸引である。)と、コンプレッサー20による内管6(排気口6b)からの排気(図中の白矢印方向の排気である。)と、コンプレッサー21による外管7(貫通穴7b)からの排気(図中のハッチング矢印方向の排気である。)と、が開始される。
そして、吸引装置2による吸引(及び、コンプレッサー20、21による給気)をおこないながら、図2(B)に示すように、移動装置8によって外管7を上方に徐々に移動させる。
そして、このような、移動装置8による外管7の上方への移動は、図2(C)に示すように、貫通穴7bがトナー容器50の開口50aに近づくまでおこなわれる。
そして、このような外管7の上方への移動をおこなうことで、トナー容器50の内壁面50c(内周面)に付着していたトナーTが、上下方向にわたってきれいに除去・吸引されることになる。
なお、本実施の形態では、外管7を底部50b側(下方)から開口50a側(上方)に1回移動させたが、外管7を底部50b側(下方)と開口50a側(上方)との間で1回(又は、複数回)往復移動させることもできる。そして、そのような場合には、内壁面50cに付着したトナーTが、さらにきれいに除去されることになる。
このように、本実施の形態における洗浄装置1は、トナー容器50内で外管7を上下動させながらトナー容器50内のトナーTを除去・吸引しているため、トナーTを充分に洗浄することができる。また、そのときの洗浄時間を比較的短くすることができるとともに、洗浄に要する消費エネルギーも比較的少なくすることができる。すなわち、トナー容器50の内部のトナーTを充分かつ効率的に除去することができる。
特に、内壁面50cに凹凸が形成されていてトナー付着が生じやすいトナー容器50(例えば、内壁面50cに螺旋状の突起が形成されたもの(特許文献1等参照)である。)を洗浄する場合であっても、外管7(貫通穴7b)が上下動されるため、内壁面50cの凹凸に対して上下位置を変えて空気が噴射されるため、内壁面50cに付着したトナーTが充分かつ効率的に除去されることになる。
ここで、図3を参照して、本実施の形態において、外管7の貫通穴7bから排出された空気は、外管7の外周面に対向するトナー容器の内壁面50cに向けて流動する。
詳しくは、外管7内において、空気は、図3の上方から下方に流動する(矢印方向であって、垂直方向に流動する。)。そのため、貫通穴7bが内壁面50cに対向するように外管7の外周面に開口していても、空気は、外管7内を垂直方向に流動する慣性力によって、貫通穴7bから斜め下方に向かうベクトルに沿うように噴出されることになる。しかし、先に説明したように、内管6から排出されて底部50bで跳ね返って上方(垂直方向)に流動する空気による押し上げによって、貫通穴7bから斜め下方に噴出された空気は、ハッチング矢印で示すように、ほぼ水平方向(横方向)に流動して、内壁面50cに達することになる。
これにより、トナー容器50の内壁面50cに付着したトナーTを効率的に除去することができる。
なお、移動装置8による外管7の移動速度や移動方向も、貫通穴7bから噴出される空気の方向(ベクトル)に影響するため、最終的に、貫通穴7bから排出された空気が内壁面50cに真直ぐ(略直角に)吹き付けられるように、それらを設定することが好ましい。
なお、本実施の形態では、吸引装置2による吸引をおこないながら、内管6を固定した状態で、移動装置8(移動手段)による外管7の移動によって底部50bと吸引部2bとの間で貫通穴7bを移動させた。
これに対して、吸引装置2による吸引をおこないながら、内管6の排出口6bが外管7の貫通穴7bよりもトナー容器50の開口50aから離れた位置にある位置関係を保ちながら、移動手段による外管7及び内管6の移動によって底部50bと吸引部2bとの間で貫通穴7bを移動させることもできる。
内管6を移動させずに下側に固定することで、内管6から噴出された空気がすぐにトナー容器50の底部50bで跳ね返り、排気口6bに対してより安定した上昇気流を作ることができるものの、外管7と連動して内管6が上下方向に移動するように構成した場合であっても、内管6の排気口6bよりも貫通穴7bが常に上方に位置している関係があれば、同様に上昇気流を作ることができる。したがって、トナー容器50の内壁面50cに付着したトナーTを効率的に除去する効果をある程度得ることができる。
ここで、本実施の形態では、内管6からトナー容器50の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量が、外管7からトナー容器50の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量に比べて大きくなるようにしている。
具体的に、内管6の排気口6bから排出される空気の単位時間当たりの排気量が、外管7の貫通穴7bから排出される空気の単位時間当たりの排気量に比べて大きくなるように、2つのコンプレッサー20、21の空気供給量が設定されている。
このように構成することで、内管6から排出されて底部50bで跳ね返って上方(垂直方向)に流動しようとする空気の流動方向が、貫通穴7bから排出された空気によって変えられて吸引部2bに達しにくくなる不具合が軽減される。そのため、洗浄装置1による充分かつ効率的な洗浄機能が維持されることになる。
ここで、本実施の形態における洗浄装置1において、吸引部2bは、図4(A)に示すように、トナー容器50の開口50aに対して隙間が生じないように設置されている。また、流入管5は、図4(A)、(B)に示すように、吸引部2bの挿通部2b1に対して隙間が生じないように設置されている。
すなわち、トナー容器50の内部は、略密閉状態であって、外気が流入しないように構成されている。
そして、吸引部2bにトナー容器50の内部から吸引される空気の単位時間当たりの吸気量が、内管6からトナー容器50の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量と、外管7からトナー容器50の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量と、の総和に等しくなるようになっている。
具体的に、内管6の排気口6bから排出される空気の単位時間当たりの排気量と、外管7の貫通穴7bから排出される空気の単位時間当たりの排気量と、の総和が、吸引部2bに吸引される空気の単位時間当たりの吸気量とほぼ等しくなるように、2つのコンプレッサー20、21の空気供給量と、吸引装置2の空気吸引量と、が設定されている。
このように構成することで、空気供給量が空気吸引量に比べて大きく上回って、トナー容器50の内圧上昇によって、トナー容器50が膨らんでしまう不具合や、空気供給量が空気吸引量に比べて大きく下回って、トナー容器50の内圧下降によって、トナー容器50が萎んでしまう不具合、が生じにくくなる。
なお、本実施の形態では、トナー容器50の内部が略密閉状態になるように構成したが、トナー容器50の内部が略密閉状態ではなくて外気がある程度入り込むように構成した場合には、その外気の流入分を見込んで、吸引部2bにトナー容器50の内部から吸引される空気の単位時間当たりの吸気量が、内管6からトナー容器50の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量と、外管7からトナー容器50の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量と、の総和に比べて大きくなるように設定することになる。
ここで、本実施の形態において、外管7の貫通穴7bは、周方向に均等に配列された複数の円形の貫通穴である。
このように複数の円形の貫通穴7bを設ける場合に、図5に示すように、複数の円形の貫通穴7b(図7の例では、8つの貫通穴7bである。)を、外管7(中心軸X)が延びる方向(上下方向)に周方向に互いに位相をずらして2組形成することもできる。具体的に、外管7の端部には、図5(B)に示すように、下段に周状に8つの円形の貫通穴7bが形成されていて、図5(C)に示すように、上段にも周状に8つの円形の貫通穴7bが形成されている。そして、下段に配列された8つの貫通穴7bと、上段に配列された8つの貫通穴7bと、は周方向の位相が22.5度程度ズレて、下段の貫通穴7bと上段の貫通穴7bとが垂直方向に重ならないように配列されている(略千鳥状に配列されている)。
このように構成することで、トナー容器50の内壁面50cに対して、ほぼ周方向にわたって外管7から空気が噴射されることになる。そのため、トナー容器50の内壁面50cに付着したトナーTを充分かつ効率的に除去することができる。
なお、図6に示すように、本実施の形態において、外管7の貫通穴7bを、外管7(中心軸X)が延びる方向に比べて周方向に延びるように形成された複数の貫通穴7bとすることもできる。
具体的に、外管7に、周方向に延びた複数の長穴状(又は、矩形状)の貫通穴7bが、周方向に間隔をあけて形成されている。
このように構成した場合にも、トナー容器50の内壁面50cに対して、周方向の広い範囲にわたって外管7から空気が噴射されることになる。そのため、トナー容器50の内壁面50cに付着したトナーTを充分かつ効率的に除去することができる。
<変形例1>
図7に示すように、変形例1における洗浄装置1は、吸引装置2による吸引(及び、内管6、外管7からの排気)をおこないながら移動装置8(移動手段)による外管7の移動をおこなうときに、外管7(及び、トナー容器50)の中心軸Xを中心にしてトナー容器50(粉体容器)に対して外管7を相対的に回転させるように構成されている。
具体的に、図7(A)のものは、非回転で保持したトナー容器50に対して、貫通穴7bが形成された外管7を矢印方向に回転させながら上下動させて、容器内を洗浄している。これに対して、図7(B)のものは、矢印方向に回転するトナー容器50に対して、貫通穴7bが形成された外管7を非回転で上下動させながら、容器内を洗浄している。
このように貫通穴7bが形成された外管7を容器内で相対的に回転させることで、トナー容器50の内壁面50cに対して周方向にわたって貫通穴7bから噴出された空気が吹き付けられることになるため、内壁面50cに付着したトナーが周方向にわたってムラなく除去されることになる。
なお、外管7又はトナー容器50を回転駆動する回転機構としては、例えば、ギア駆動機構やターンテーブル機構を用いることができる。
また、外管7又はトナー容器50を回転駆動する回転機構としては、トナー容器50の内壁面に対して周方向にわたって貫通穴7bから噴出された外気が吹き付けられるものであれば、外管7又はトナー容器50を所定の回転方向(例えば、上方からみて時計方向である。)に回転させるものに限定されることなく、例えば、外管7又はトナー容器50を正回転方向と逆回転方向とに交互に回転させるものであっても良い。具体例として、外管7に複数の貫通穴7bが放射状に均等(45°間隔)に形成されているのであれば、外管7又はトナー容器50を45°以上の範囲で正逆方向に往復回転(搖動)させることで、トナー容器50の内壁面50cに対して周方向にわたって貫通穴7bから噴出された外気が吹き付けられることになる。
また、図7(A)の例では、流入管5のうち外管7のみを回転させたが、流入管5全体として外管7とともに内管6をも回転させることもできる。そして、そのような場合にも、内壁面50cに対して周方向にわたって貫通穴7bから噴出された外気を吹き付けることができる。
<変形例2>
図8に示すように、変形例2における流入管5は、外管7の貫通穴7bが、外周面において法線方向に開口するのではなくて、外周面において接線方向に開口するように形成されている。
すなわち、変形例2において、外管7は、貫通穴7bから法線方向に空気が噴射されるのではなくて、貫通穴7bから接線方向に空気が噴射されることになる。
そして、外管7は、貫通穴7bから接線方向に空気が排出されることにより、その空気の噴出力を推進力として、外管7の中心軸Xを中心にして図8の破線矢印方向(貫通穴7bからの噴射方向に対して逆方向であって、時計方向である。)に回転する。
このように構成した場合にも、トナー容器50の内壁面50cに対して周方向にわたって貫通穴7bから噴出された空気が吹き付けられることになるため、内壁面50cに付着したトナーが周方向にわたってムラなく除去されることになる。
なお、このような外管7の動作を可能にするために、外管7は、なるべく軽量なものであるとともに、内管6との摺動抵抗が小さいものであることが好ましい。
<変形例3>
変形例3における洗浄装置1は、吸引装置2による吸引力によって、内管6と外管7とのうち少なくとも一方を介してトナー容器50(粉体容器)の内部に外気が流入されるように構成されている。
すなわち、内管6と外管7とのうち少なくとも一方は、コンプレッサーによって強制的にトナー容器50内に供給する空気が流入されるのではなくて、吸気口から直接的に外気を流入可能に形成されている。
図9に示す例では、吸引装置2による吸引力によって、内管6を介してトナー容器50の内部に外気が流入されるように構成している。
詳しくは、図9に示すように、内管6は、その吸気口6aが、コンプレッサー20に接続されておらず、外気にさらされている。そして、その状態で吸引装置2による吸引がおこなわれると、吸引装置2による吸引力から外管7による排気力を差し引いた分に相当する、トナー容器50内の減圧分を相殺するように、内管6を介してトナー容器50内に外気が流入されることになる。具体的に、内管6の吸気口6a(トナー容器50の外部に位置している。)から取り込まれた外気が、内管6を上方から下方に流動して、下端の排気口6b(トナー容器50の内部に位置している。)からトナー容器50内に排出されることになる。このようなメカニズムから、内管6からトナー容器50内に流入する空気量(外気量)は、吸引部2b(吸引装置2)によってトナー容器50から吸引する空気量から、外管7からトナー容器50内に強制的に流入する空気量を差し引いた量となる。
そして、このように構成した場合にも、外管7を上下動させながら洗浄をおこなうことで、トナー容器50の内部のトナーTを充分かつ効率的に除去することができる。また、そのような場合に、少なくとも一方のコンプレッサーの設置を省略できるため、洗浄装置1が低コスト化、小型化することになる。
なお、図9の例では、内管6からのみ外気が直接的に流入されるように構成したが、外管7からのみ外気が直接的に流入されるように構成することもできるし、内管6と外観7との双方から外気が直接的に流入されるように構成することもできる。
以上説明したように、本実施の形態における洗浄装置1は、トナー容器50(粉体容器)の内部のトナーT(粉体)を除去する洗浄装置であって、トナー容器50の開口50aに着脱可能に設置される吸引部2bを具備して、トナー容器50の内部のトナーTを空気とともに吸引可能な吸引装置2が設けられている。また、吸引部2bに形成された挿通部2b1を介して開口50aからトナー容器50の内部に挿通されて、トナー容器50の内部に空気を流入可能な流入管5が設けられている。また、流入管5は、トナー容器50の底部50bに向けて空気を排出する内管6と、内管6を覆うように形成されるとともに外周面に向けて連通する少なくとも1つの貫通穴7bが形成された外管7と、が設けられている。そして、吸引装置2による吸引をおこないながら、内管6を固定した状態で、移動装置8(移動手段)による外管7の移動によって底部50bと吸引部2bとの間で貫通穴7bを移動させている。
これにより、トナー容器50の内部のトナーTを充分かつ効率的に除去することができる。
なお、本実施の形態では、粉体としてのトナー(1成分現像剤)が収容される粉体容器としてのトナー容器50を洗浄する洗浄装置1に対して本発明を適用した。しかし、本発明が適用される洗浄装置は、これに限定されることなく、例えば、粉体としての2成分現像剤(トナーとキャリアとからなる現像剤である。)が収容される粉体容器を洗浄する洗浄装置や、小麦粉や片栗粉などの食用の粉体収容される粉体容器を洗浄する洗浄装置や、粉石鹸や化粧パウダーなどの生活用の粉体収容される粉体容器を洗浄する洗浄装置など、粉体が収容された粉体容器を洗浄する洗浄装置のすべてに対して本発明を適用することもできる。
また、本実施の形態では、吸引部2bの挿通部2b1を周状の壁部で形成した。すなわち、吸引部2b内で、流入管5が壁部によって完全に隔絶されるように構成した。これに対して、吸引部2bの天井部と底部とにそれぞれ流入管5を挿通させるための穴部を設けて、吸引部2b内で流入管5が壁部を介さずに挿通されるように構成することもできる。そして、そのような場合にも、吸引部2bに外気流入管5を挿通させるための挿通部が形成されていることになる。
また、本実施の形態では、外管7内で内管6が壁部を介さずに挿通されるように構成した。これに対して、外管7内で内管6が壁部を介して挿通されるように構成することもできる。
また、本実施の形態では、外管7を移動させる移動手段として、外管7を自動で移動させる移動装置8を用いたが、外管7を手動で移動させるように構成することもできる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
また、本実施の形態において、「空気」とは、狭義な意味における空気(正規な成分比率のものである。)に限定されることなく、正規な成分比率の空気に他の成分が混合されたものはもちろんのこと、気体全般を含む広義なものと定義する。したがって、本願明細書等における「空気」を「気体」と読み替えることもできる。
なお、本発明における態様は、例えば、以下の付記1~10のような従属関係とすることもできる。
(付記1)
粉体容器の内部の粉体を除去する洗浄装置であって、
前記粉体容器の開口に着脱可能に設置される吸引部を具備して、前記粉体容器の内部の粉体を空気とともに吸引可能な吸引装置と、
前記吸引部に形成された挿通部を介して前記開口から前記粉体容器の内部に挿通されて、前記粉体容器の内部に空気を流入可能な流入管と、
を備え、
前記流入管は、
前記粉体容器の底部に向けて空気を排出する内管と、
前記内管を覆うように形成されるとともに、外周面に向けて連通する少なくとも1つの貫通穴が形成された外管と、
を具備し、
前記吸引装置による吸引をおこないながら、前記内管を固定した状態で、移動手段による前記外管の移動によって前記底部と前記吸引部との間で前記貫通穴を移動させることを特徴とする洗浄装置。
(付記2)
前記外管の前記貫通穴から排出された空気は、前記外管の前記外周面に対向する前記粉体容器の内壁面に向けて流動することを特徴とする付記1に記載の洗浄装置。
(付記3)
前記外管の前記貫通穴は、周方向に均等に配列された複数の円形の貫通穴であることを特徴とする付記1又は付記2に記載の洗浄装置。
(付記4)
前記複数の円形の貫通穴が、前記外管が延びる方向に周方向に互いに位相をずらして2組形成されたことを特徴とする付記3に記載の洗浄装置。
(付記5)
前記外管の前記貫通穴は、前記外管が延びる方向に比べて周方向に延びるように形成された複数の貫通穴であることを特徴とする付記1又は付記2に記載の洗浄装置。
(付記6)
前記内管から前記粉体容器の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量が、前記外管から前記粉体容器の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量に比べて大きいことを特徴とする付記1~付記5のいずれかに記載の洗浄装置。
(付記7)
前記吸引部は、前記開口に対して隙間が生じないように設置され、
前記流入管は、前記挿通部に対して隙間が生じないように設置され、
前記吸引部に前記粉体容器の内部から吸引される空気の単位時間当たりの吸気量が、前記内管から前記粉体容器の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量と、前記外管から前記粉体容器の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量と、の総和に等しいことを特徴とする付記1~付記6のいずれかに記載の洗浄装置。
(付記8)
前記吸引装置による吸引力によって、前記内管と前記外管とのうち少なくとも一方を介して前記粉体容器の内部に外気が流入されることを特徴とする付記1~付記7のいずれかに記載の洗浄装置。
(付記9)
前記吸引装置による吸引をおこないながら前記移動手段による前記外管の移動をおこなうときに、前記外管の中心軸を中心にして前記粉体容器に対して前記外管を相対的に回転させることを特徴とする付記1~付記8のいずれかに記載の洗浄装置。
(付記10)
前記外管の前記貫通穴は、前記外周面において接線方向に開口するように形成され、
前記外管は、前記貫通穴から空気が排出されることにより、前記外管の中心軸を中心にして回転することを特徴とする付記1~付記9のいずれかに記載の洗浄装置。
(付記11)
粉体容器の内部の粉体を除去する洗浄装置であって、
前記粉体容器の開口に着脱可能に設置される吸引部を具備して、前記粉体容器の内部の粉体を空気とともに吸引可能な吸引装置と、
前記吸引部に形成された挿通部を介して前記開口から前記粉体容器の内部に挿通されて、前記粉体容器の内部に空気を流入可能な流入管と、
を備え、
前記流入管は、
前記粉体容器の底部に向けて排出口から空気を排出する内管と、
前記内管を覆うように形成されるとともに、外周面に向けて連通する少なくとも1つの貫通穴が形成された外管と、
を具備し、
前記吸引装置による吸引をおこないながら、前記内管の前記排出口が前記外管の前記貫通穴よりも前記粉体容器の開口から離れた位置にある位置関係を保ちながら、移動手段による、前記外管、又は、前記外管及び前記内管、の移動によって前記底部と前記吸引部との間で前記貫通穴を移動させることを特徴とする洗浄装置。
1 洗浄装置、
2 吸引装置、
2a 吸引ポンプ、
2b 吸引部、
2b1 挿通部、
5 流入管、
6 内管、
6b 排気口(内管排気口)、
7 外管、
7b 貫通穴(外管排気口)、
8 移動装置(移動手段)、
10 トナー回収部、
20、21 コンプレッサー、
50 トナー容器(粉体容器)、
50a 開口、 50b 底部、 50c 内壁面(内周面)、
T トナー(粉体)。
特許第4571035号公報

Claims (11)

  1. 粉体容器の内部の粉体を除去する洗浄装置であって、
    前記粉体容器の開口に着脱可能に設置される吸引部を具備して、前記粉体容器の内部の粉体を空気とともに吸引可能な吸引装置と、
    前記吸引部に形成された挿通部を介して前記開口から前記粉体容器の内部に挿通されて、前記粉体容器の内部に空気を流入可能な流入管と、
    を備え、
    前記流入管は、
    前記粉体容器の底部に向けて空気を排出する内管と、
    前記内管を覆うように形成されるとともに、外周面に向けて連通する少なくとも1つの貫通穴が形成された外管と、
    を具備し、
    前記吸引装置による吸引をおこないながら、前記内管を固定した状態で、移動手段による前記外管の移動によって前記底部と前記吸引部との間で前記貫通穴を移動させることを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記外管の前記貫通穴から排出された空気は、前記外管の前記外周面に対向する前記粉体容器の内壁面に向けて流動することを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 前記外管の前記貫通穴は、周方向に均等に配列された複数の円形の貫通穴であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置。
  4. 前記複数の円形の貫通穴が、前記外管が延びる方向に周方向に互いに位相をずらして2組形成されたことを特徴とする請求項3に記載の洗浄装置。
  5. 前記外管の前記貫通穴は、前記外管が延びる方向に比べて周方向に延びるように形成された複数の貫通穴であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置。
  6. 前記内管から前記粉体容器の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量が、前記外管から前記粉体容器の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量に比べて大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置。
  7. 前記吸引部は、前記開口に対して隙間が生じないように設置され、
    前記流入管は、前記挿通部に対して隙間が生じないように設置され、
    前記吸引部に前記粉体容器の内部から吸引される空気の単位時間当たりの吸気量が、前記内管から前記粉体容器の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量と、前記外管から前記粉体容器の内部に排出される空気の単位時間当たりの排気量と、の総和に等しいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置。
  8. 前記吸引装置による吸引力によって、前記内管と前記外管とのうち少なくとも一方を介して前記粉体容器の内部に外気が流入されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置。
  9. 前記吸引装置による吸引をおこないながら前記移動手段による前記外管の移動をおこなうときに、前記外管の中心軸を中心にして前記粉体容器に対して前記外管を相対的に回転させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置。
  10. 前記外管の前記貫通穴は、前記外周面において接線方向に開口するように形成され、
    前記外管は、前記貫通穴から空気が排出されることにより、前記外管の中心軸を中心にして回転することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置。
  11. 粉体容器の内部の粉体を除去する洗浄装置であって、
    前記粉体容器の開口に着脱可能に設置される吸引部を具備して、前記粉体容器の内部の粉体を空気とともに吸引可能な吸引装置と、
    前記吸引部に形成された挿通部を介して前記開口から前記粉体容器の内部に挿通されて、前記粉体容器の内部に空気を流入可能な流入管と、
    を備え、
    前記流入管は、
    前記粉体容器の底部に向けて排出口から空気を排出する内管と、
    前記内管を覆うように形成されるとともに、外周面に向けて連通する少なくとも1つの貫通穴が形成された外管と、
    を具備し、
    前記吸引装置による吸引をおこないながら、前記内管の前記排出口が前記外管の前記貫通穴よりも前記粉体容器の開口から離れた位置にある位置関係を保ちながら、移動手段による、前記外管、又は、前記外管及び前記内管、の移動によって前記底部と前記吸引部との間で前記貫通穴を移動させることを特徴とする洗浄装置。
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