JP2024001836A - 導出装置、導出方法及びプログラム - Google Patents

導出装置、導出方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2024001836A
JP2024001836A JP2022177493A JP2022177493A JP2024001836A JP 2024001836 A JP2024001836 A JP 2024001836A JP 2022177493 A JP2022177493 A JP 2022177493A JP 2022177493 A JP2022177493 A JP 2022177493A JP 2024001836 A JP2024001836 A JP 2024001836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organization
product
ghg emissions
emissions
ghg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022177493A
Other languages
English (en)
Inventor
雄三 永野
Yuzo NAGANO
航二郎 佐藤
Kojiro Sato
匡哲 平原
Tadaaki HIRAHARA
将記 福西
Masaki Fukunishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Booost Technologies Inc
Original Assignee
Booost Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Booost Technologies Inc filed Critical Booost Technologies Inc
Priority to JP2022177493A priority Critical patent/JP2024001836A/ja
Publication of JP2024001836A publication Critical patent/JP2024001836A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/80Management or planning
    • Y02P90/84Greenhouse gas [GHG] management systems

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】既存のサプライチェーン排出量(事業活動に関わる全てのサプライチェーンの温室効果ガス(GHG)排出量)を利用することによって、製品1つ当たりのGHG排出係数を効率的に導出する装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】導出装置100が、ネットワーク50を介してX社データベース200及び排出原単位データベース300等の各種データベースと通信するGHG排出量導出システムであって、導出装置は、組織の活動内容ごとのGHG排出量を示すGHG排出量情報から、前記組織により提供される製品に関わる前記組織の活動内容を示す活動情報に基づいて、前記製品に関わる前記組織の活動内容ごとのGHG排出量を取得する取得部と、取得部が取得する前記組織の活動内容ごとのGHG排出量に基づいて、前記製品に関わる総GHG排出量を導出する導出部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、導出装置、導出方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、電気機器ごとの二酸化炭素排出量を算出する二酸化炭素排出量算出システムが開示されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2013-25487号公報
本発明の一態様に係る導出装置は、組織の活動内容ごとの温室効果ガス排出量(GHG排出量)を示すGHG排出量情報から、前記組織により提供される製品に関わる前記組織の活動内容を示す活動情報に基づいて、前記製品に関わる前記組織の活動内容ごとのGHG排出量を取得する取得部を備えてよい。前記導出装置は、前記取得部により取得される前記組織の活動内容ごとのGHG排出量に基づいて、前記製品に関わる総GHG排出量を導出する導出部を備えてよい。
前記導出装置は、前記製品に関わる前記組織の活動内容ごとのGHG排出量に対して、前記製品に関わるGHG排出量として割り当てる各比率を受け付ける比率受付部をさらに備えてよい。前記導出部は、前記製品に関わる前記組織の活動内容ごとのGHG排出量に対して前記各比率を乗算し、乗算後の前記GHG排出量のそれぞれを合計することで、前記総GHG排出量を導出してよい。
いずれかの前記導出装置において、前記組織の活動内容ごとの前記GHG排出量は、前記組織より直接的に排出されたGHG排出量を示す直接排出量と、前記組織がエネルギーを購入することで間接的に排出されたGHG排出量を示す間接排出量と、前記直接排出量及び前記間接排出量に含まれない前記組織の活動により排出されたGHG排出量を示す他の間接排出量とを含んでよい。
いずれかの前記導出装置において、前記活動情報は、前記組織の活動内容として前記製品の加工、使用及び廃棄を示さなくてよい。前記導出装置は、前記製品の加工、使用及び廃棄の少なくとも1つのGHG排出量の排出係数及び前記排出係数に応じた活動量を受け付ける排出係数受付部をさらに備えてよい。前記導出部は、前記取得部により取得される前記組織の活動内容ごとのGHG排出量と、前記少なくとも1つのGHG排出量の前記排出係数及び前記活動量とに基づいて、前記総GHG排出量を導出してよい。
いずれかの前記導出装置において、前記排出係数受付部は、前記製品が加工が不要な完成製品である場合、前記製品の使用及び廃棄の各排出係数及び前記各排出係数に応じた各活動量を受け付けてよい。前記導出部は、前記取得部により取得される前記組織の活動内容ごとのGHG排出量と、前記各排出係数及び前記各活動量とに基づいて、前記総GHG排出量を導出してよい。
いずれかの前記導出装置において、前記排出係数受付部は、前記製品が加工が必要な中間製品である場合、前記製品の加工、使用及び廃棄の各排出係数及び前記各排出係数に応じた各活動量を受け付けてよい。前記導出部は、前記取得部により取得される前記組織の活動内容ごとのGHG排出量と、前記各排出係数及び前記各活動量とに基づいて、前記総GHG排出量を導出してよい。
いずれかの前記導出装置において、前記導出装置は、少なくとも1つの排出係数を提示する提示部をさらに備えてよい。前記排出係数受付部は、前記提示部により提示される前記少なくとも1つの排出係数の中から選択された排出係数を前記排出係数として受け付けてよい。
いずれかの前記導出装置において、前記取得部は、予め定められた期間ごとに、前記製品に関わる前記組織の活動内容ごとのGHG排出量を取得してよい。前記導出部は、前記予め定められた期間ごとに、前記総GHG排出量を導出してよい。
いずれかの前記導出装置において、前記導出装置は、前記製品の生産量を受け付ける生産量受付部をさらに備えてよい。前記導出部は、前記総GHG排出量、及び前記生産量に基づいて、前記製品の1つ当たりのGHG排出量を示す前記製品の排出係数を導出してよい。
本発明の一態様に係る導出方法は、取得部が、組織の活動内容ごとの温室効果ガス排出量(GHG排出量)を示すGHG排出量情報から、前記組織により提供される製品に関わる前記組織の活動内容を示す活動情報に基づいて、前記製品に関わる前記組織の活動内容ごとのGHG排出量を取得する段階を備えてよい。前記導出方法は、導出部が、前記取得部により取得される前記組織の活動内容ごとのGHG排出量に基づいて、前記製品に関わる総GHG排出量を導出する段階を備えてよい。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、組織の活動内容ごとの温室効果ガス排出量(GHG排出量)を示すGHG排出量情報から、前記組織により提供される製品に関わる前記組織の活動内容を示す活動情報に基づいて、前記製品に関わる前記組織の活動内容ごとのGHG排出量を取得する段階を実行させてよい。前記プログラムは、コンピュータに、前記取得する段階で取得される前記組織の活動内容ごとのGHG排出量に基づいて、前記製品に関わる総GHG排出量を導出する段階を実行させてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態によるGHG排出量導出システムの全体構成の一例を示す図である。 導出装置を構成する各部の一例を示す図である。 組織の活動内容ごとのGHG排出量を示すGHG排出量情報の図である。 組織の活動内容ごとのGHG排出量を示すGHG排出量情報の一部の図である。 組織の活動内容ごとのGHG排出量を示すGHG排出量情報の一部の図である。 組織の活動内容ごとのGHG排出量を示すGHG排出量情報の一部の図である。 組織の活動内容ごとのGHG排出量を示すGHG排出量情報の一部の図である。 製品情報を登録するための画面を示す図である。 製品に関わる組織の活動内容を示す活動情報の図である。 GHG排出量に対して比率を割り当てるための画面を示す図である。 排出係数受付部で受け付けられる活動量及び排出係数を入力するための画面の一例を示す図である。 提示部により提示される排出係数の表示画面の一例を示す図である。 提示部により提示される排出係数の表示画面の別の一例を示す図である。 製品1個当たりの排出係数を導出するための画面を示す図である。 本実施形態による導出装置により、製品の総GHG排出量を導出するフローを示す図である。 本実施形態による導出装置により、製品の1つ当たりのGHG排出量を示す製品の排出係数を導出するフローを示す図である。 本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化してよいコンピュータの一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態によるGHG排出量導出システム10の全体構成の一例を示す。GHG排出量導出システム10は、導出装置100、X社データベース200、及び排出原単位データベース300を備える。導出装置100は、ネットワーク50を介してX社データベース200及び排出原単位データベース300等の各種データベースと通信する。
図2は、導出装置100を構成する各部の一例を示す。導出装置100は、取得部102、導出部104、比率受付部106、排出係数受付部108、提示部110、及び生産量受付部112を有する。本実施形態による導出装置100は、コンピュータであってよい。コンピュータは、CPU、ROM、RAM、EEPROM(登録商標)等の各種メモリ、通信バス及びインタフェースを有し、予めファームウェアとしてROMに格納された処理プログラムをCPUが読み出して順次実行することで、導出装置100として機能してよい。導出装置100が備える各部は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶され、GHG排出量を導出するための各種処理を行うプログラムをインストールし、このプログラムをコンピュータに実行させることで、構成してよい。つまり、コンピュータにGHG排出量を導出するための各種処理を行うプログラムを実行させることにより、導出装置100が備える各部としてコンピュータを機能させることで、導出装置100を構成してもよい。
近年、事業者自らの温室効果ガスの排出量(GHG排出量)だけでなく、事業活動に関わる全てのサプライチェーンのGHG排出量を示すサプライチェーン排出量を導出することにより、組織活動全体を把握、管理することが試みられている。サプライチェーン排出量は、事業者の原料調達、製造、物流、販売、廃棄等の一連の流れ全体における組織活動に伴って発生するGHG排出量を示す。サプライチェーン排出量は、スコープ1、スコープ2、及びスコープ3から構成される。
スコープ1は、事業者自身により直接的に排出された温室効果ガスの排出量を示す直接排出量を示す。スコープ2は、事業者が電力会社等の他社から電気、熱、蒸気等のエネルギーを購入し、購入したエネルギーを使用することに伴う間接的に排出された温室効果ガスの排出量を示す間接排出量(エネルギー起源の間接排出)を示す。スコープ3は、スコープ1及びスコープ2に含まれない事業者のサプライチェーンにおける活動により排出された温室効果ガスの排出量を示す他の間接排出量を示す。スコープ3は、活動内容によりさらに15のカテゴリに分類される。
カテゴリ1は、「購入した製品・サービス」を示す。カテゴリ2は、「資本財」を示す。カテゴリ3は、「スコープ1及びスコープ2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動」を示す。カテゴリ4は、「輸送、搬送(上流)」を示す。カテゴリ5は、「事業活動から出る廃棄物」を示す。カテゴリ6は、「出張」を示す。カテゴリ7は、「雇用者の通勤」を示す。カテゴリ8は、「リース資産(上流)」を示す。カテゴリ9は、「輸送、配送(下流)」を示す。カテゴリ10は、「販売した製品の加工」を示す。カテゴリ11は、「販売した製品の使用」を示す。カテゴリ12は、「販売した製品の廃棄」を示す。カテゴリ13は、「リース資産(下流)」を示す。カテゴリ14は、「フランチャイズ」を示す。カテゴリ15は、「投資」を示す。スコープ3は、15のカテゴリに含まれない間接的なGHG排出量を示す「その他」をさらに含む。「その他」に該当するGHG排出量は、例えば、従業員または消費者の日常生活に関するGHG排出量等を含む。
サプライチェーン排出量は、スコープ1排出量、スコープ2排出量及びスコープ3排出量を合計したものである。スコープ1~スコープ3を通して、基本式は、活動量×排出原単位である。スコープ3排出量においては、基本式を15のカテゴリごとに導出し、合計して導出する。基本式中の活動量とは、事業者の活動の規模に関する量である。例えば、電気の使用量、貨物の輸送量、廃棄物の処理量、各種取引金額等が該当する。活動量は、製品またはサービスに関する組織内の各種データ、文献データ、業界平均データ、設計値等から収集する。排出原単位とは、活動量当たりのGHG排出量である。例えば、電気1kWh使用当たりのGHG排出量、貨物の輸送量1トンキロ当たりのGHG排出量、廃棄物の焼却1t当たりのGHG排出量等が該当する。排出原単位は、基本的には既存のデータベースから選択して使用するが、排出量を直接計測する方法または取引先から排出量の導出結果の提供を受ける方法もある。
ところで、特に製造業においては、自社において製品ごとのGHG排出量の算定を行い、納品先に対して製品1つ当たりのGHG排出係数(カーボンフットプリント(Cradle‐to‐Grave)とも言う)を如何に提供するかが大きな課題となっている。
そこで、本実施形態により、製品ごとのGHG排出量を算定し、製品1つ当たりのGHG排出係数を導出できる導出装置、導出方法及びプログラムを提供する。なお、本実施形態において製品とは、サービスも含むものとする。また本実施形態において組織とは、企業に限定されず、個人事業、官公庁、地方自治体、学校、組合、団体等を広く含むものとする。
図3A、図3B、図3C、図3D、及び図3Eは、組織の活動内容ごとの温室効果ガス排出量(GHG排出量)を示すGHG排出量情報を示す。図3Aに示されるGHG排出量情報は、X社データベース200内に、相互に関連付けられて格納されている図3B~図3Eのテーブルを結合して作成したテーブルである。これより、X社の製品のうちの1つであるA製品についての2021年4月1日から2022年3月31日までの総GHG排出量を導出することとする。まず製品Aに関する情報について登録する。
図4は、製品情報を登録するための画面を示す。製品名ボックスB10に"製品A"と入力する。完成品/中間製品ボックスB12において、プルダウンより"中間製品"を選択する。加工地ボックスB14において、プルダウンより"Y工場"を選択する。納品先加工地ボックスB24において、プルダウンより"Z工場"を選択する。供給地点特定番号ボックスB16に、電力の供給地点特定番号を入力する。納品先供給地点特定番号ボックスB26に、納品先の電力の供給地点特定番号を入力する。生産数ボックスB18及び販売数ボックスB20にそれぞれ"1000000"と入力する。生産年度B22はプルダウンより"2021"を選択する。図4の画面は一例にすぎず、これより多いまたは少ない数の項目が含まれていてよい。
取得部102は、組織の活動内容ごとのGHG排出量を示すGHG排出量情報から、組織により提供される製品に関わる組織の活動内容を示す活動情報に基づいて、製品に関わる組織の活動内容ごとのGHG排出量を取得する。
取得部102は、図3AのGHG排出量情報に対し、期間が2021年4月1日から2022年3月31日まで、且つ「備考」列C1に"共通"または"A製品"を含むものという条件で問い合わせ、該当するすべての行を抽出させる。「備考」列の"共通"は、該当行がA製品のみではなく、複数の製品に共通して適用されるデータであることを示す。「備考」列の"A製品"は、該当行がA製品のみに適用されるデータであることを示す。
図5は、上記の問い合わせの結果、抽出された情報を示す。図5中に表示された表全体が、組織により提供される製品に関わる組織の活動内容を示す活動情報である。表内の各行が、製品に関わる組織の活動内容ごとのGHG排出量である。なお、この説明においては、条件を指定して該当する行を抽出したがこれは例示に過ぎない。例えば、図3Aに示すGHG排出量情報に「備考」列が含まれていなくてよい。この場合、ユーザが所望の行を直接選択して活動情報を抽出してもよい。
導出部104は、取得部102により取得された製品に関わる組織の活動内容ごとのGHG排出量に基づいて、製品に関わる総GHG排出量を導出する。図5中のSUM(GHG排出量)フィールドF10には予め計算式が設定されており、図5中のGHG排出量列に含まれるすべての値を合計した値が表示される。導出部104は、SUM(GHG排出量)フィールドF10に表示された値812300.5に対し、A製品のための予め定められた係数をかける。予め定められた係数とは、製品ごとに予め決められた係数であってよい。例えば、予め定められた係数は、製品の売上高に対する割合、組織で扱う製品の販売台数の割合等であってよい。X社で扱う製品は、例えば、A製品及びB製品の2つである。そこで、導出部104は、812300.5にA製品のための予め定められた係数0.5をかけて、406150.25を導出してよい。これにより、A製品に関わる総GHG排出量は、406150.25として導出される。
取得部102は、予め定められた期間ごとに、製品に関わる組織の活動内容ごとのGHG排出量を取得し、導出部は、予め定められた期間ごとに、総GHG排出量を導出する。上記の説明において、期間は2021年4月1日から2022年3月31日までで指定している。このように、本実施形態において、組織の活動内容を示す活動情報は期間を指定して取得できる。
これに代えてまたは加えて、導出装置100は、製品に関わる組織の活動内容ごとのGHG排出量に対して、製品に関わるGHG排出量として割り当てる各比率を受け付ける比率受付部106をさらに備えてよい。図6はGHG排出量に対して比率を割り当てるための画面を示す図である。図6を参照すると、図5に示された表に対し、さらに「比率」列C10及び「乗算後GHG排出量」列C12が追加されている。「比率」列C10に入力された値が比率受付部106で受け付けられる。図6の表中の第1行目の電気使用量、第2行目のガソリン使用量、第3行目のネジ購入及び第4行目の出張は、「備考」列に"共通"と示されていることから、A製品のみではなくX社の複数の製品に適用されるデータである。よって、これら"共通"のデータにA製品の占める比率を指定することとする。2021年4月1日の電気使用量に占めるA製品の比率は50%である。よって、比率受付部106はユーザによる「50%」の指定を受け付ける。同様に、比率受付部106は、ガソリン使用量、ネジ購入及び出張についても比率の指定を受け付ける。A製品用包装材購入及びA製品配送については、A製品のみに適用されるデータであるので比率の指定は行われない。ユーザが比率の指定が終了し、比率登録ボタンD1をクリックすると、「比率」列C10に隣接する「乗算後GHG排出量」列C14に、「GHG排出量」列C14の各値に「比率」列C10の各値を乗算した値が自動的に表示される。比率を指定しないA製品用包装材購入及びA製品配送については、比率登録ボタンD1をクリックすると、「比率」列C10に自動的に100%と入力されるとともに、「乗算後GHG排出量」列C12に「GHG排出量」列C14の値がコピーされる。
導出部104は、製品に関わる組織の活動内容ごとのGHG排出量に対して各比率を乗算し、乗算後のGHG排出量のそれぞれを合計することで、総GHG排出量を導出する。図6中のSUM(乗算後GHG排出量)フィールドF12には予め計算式が設定されており、比率登録ボタンD1がクリックされると、「乗算後GHG排出量」列C12に含まれるすべての値を合計した値を表示する。導出部104は、SUM(乗算後GHG排出量)フィールドF12の値を読み取ることで、A製品の総GHG排出量を導出する。なお、比率については予め決められていてよい。例えば、製品の生産台数の比率、生産時間の比率等に基づき予め決められてよい。または比率ではなく、実測値の指定を受け付けるよう設計されてもよい。後述のように、ここで導出したA製品の総GHG排出量には、販売した製品の加工(カテゴリ10)、販売した製品の使用(カテゴリ11)及び販売した製品の廃棄(カテゴリ12)の各GHG排出量は含まれていない。
組織の活動内容ごとのGHG排出量は、組織より直接的に排出されたGHG排出量を示す直接排出量と、組織がエネルギーを購入することで間接的に排出されたGHG排出量を示す間接排出量と、直接排出量及び間接排出量に含まれない組織の活動により排出されたGHG排出量を示す他の間接排出量とを含む。図6に示された表の、第2行目のガソリン使用量はスコープ1、すなわち組織より直接的に排出されたGHG排出量を示す直接排出量に相当する。第1行目の電気使用量はスコープ2、すなわち組織がエネルギーを購入することで間接的に排出されたGHG排出量を示す間接排出量に相当する。第3行目のネジ購入、第4行目の出張、第5行目のA製品用包装材購入及び最後の行のA製品配送はスコープ3、すなわち直接排出量及び間接排出量に含まれない組織の活動により排出されたGHG排出量を示す他の間接排出量に相当する。
活動情報は、組織の活動内容として製品の加工、使用及び廃棄を示さず、導出装置100は、製品の加工、使用及び廃棄の少なくとも1つのGHG排出量の排出係数及び排出係数に応じた活動量を受け付ける排出係数受付部108をさらに備える。導出部104は、取得部102により取得される組織の活動内容ごとのGHG排出量と、少なくとも1つのGHG排出量の排出係数及び活動量とに基づいて、総GHG排出量を導出する。図6の活動情報には、販売した製品の加工(カテゴリ10)、販売した製品の使用(カテゴリ11)及び販売した製品の廃棄(カテゴリ12)の各GHG排出量は含まれていない。理由は、カテゴリ10、カテゴリ11及びカテゴリ12については、主体は組織X社ではなく、製品の販売先であるからである。よって、製品の加工、使用及び廃棄の各GHG排出量は別途導出する必要がある。加工、使用及び廃棄のGHG排出量を導出するにあたっては、納品先に加工、使用及び廃棄のシナリオを設定してもらい、加工、使用及び廃棄に伴う排出係数及び活動量を提供してもらうことが望ましい。納品先からの排出係数及び活動量の取得は、ブロックチェーンにより行われてよい。
図7は、排出係数受付部108で受け付けられる排出係数を入力する画面の一例である、製品の加工、使用及び廃棄に関する排出係数及び活動量を受け付けるための画面を示す。ここで図4において登録した情報により、A製品はパソコンであり、2021年度の販売台数は100万台であるとする。ここでの説明におけるパソコンは、メーカに納入すると、メーカがOS及び他のアプリケーションをプリインストールする中間製品であるとする。
まずカテゴリ10の販売した製品の加工に関するGHG排出量を導出する。パソコンの加工のシナリオとして、納品先メーカでのプログラムのインストールに1台につき1時間かかるとする。また1時間当たりの消費電力を0.1kWh、排出係数を0.0004530(t-CO/kWh)とする。よって、「販売した製品の加工に関する排出係数及び活動量を指定」エリアにおいて、「活動量」フィールドF20に「0.1(kWh)×1(h)×1,000,000(個)」と入力する。「排出係数」フィールドF22に「0.0004530(t-CO/kWh)」と入力する。すると、計算式が設定された「GHG排出量(加工)」フィールドF24に「45.3」と表示される。なお、ここでの説明は例示に過ぎず、他に活動量として販売量を、排出係数として販売数1個当たりCO換算量を入力するとしてもよい。または、活動量として販売数を、排出係数として電力使用量×時間を入力するとしてもよい。販売した製品の加工に関するGHG排出量が導出できる限り、本実施形態はこの点において限定しない。
次に、販売した製品の使用に関するGHG排出量を導出する。カテゴリ11のGHG排出量は、報告対象年の販売数とその生涯排出量を乗じたものである。パソコンの使用のシナリオとしては、仕様書から年間消費電力量は1350kWh、平均的な耐用年数は5年という情報を入手した。排出係数は、加工の場合と同じ0.0004530(t-CO/kWh)とする。よって、「販売した製品の使用に関する排出係数及び活動量を指定」エリアにおいて、「活動量」フィールドF26に「1350(kWh)×5(年)×1,000,000(個)」と入力する。「排出係数」フィールドF28に「0.0004530(t-CO/kWh)」と入力する。すると、計算式が設定された「GHG排出量(使用)」フィールドF30に「3057750」と表示される。ここでの説明は例示に過ぎず、他に活動量として販売量を、排出係数として販売数1個当たりCO換算量を入力するとしてもよい。または、活動量として販売数を、排出係数として電力使用量×時間を入力するとしてもよい。販売した製品の使用に関するGHG排出量が導出できる限り、本実施形態はこの点において限定しない。
続けて、販売した製品の廃棄に関するGHG排出量を導出する。パソコンの廃棄のシナリオとしては、パソコンは、パソコン本体及びディスプレイ一体型のもので、想定重量8・09kg、輸送を伴うリサイクルを行うとする。この場合における一台当たりの排出係数は0.000521(t-CO/台)である。よって、「販売した製品の廃棄に関する排出係数及び活動量を指定」エリアにおいて、「活動量」フィールドF32に「1,000,000(個)」と入力する。「排出係数」フィールドF34に「0.000521(t-CO/台)」と入力する。すると、計算式が設定された「GHG排出量(廃棄)」フィールドF36に「521」と表示される。
図7のB1と示されたエリアに、SUM(加工、使用、廃棄)フィールドF40が配置されている。SUM(加工、使用、廃棄)フィールドF40には計算式が設定されており、「GHG排出量(加工)」フィールドF24、「GHG排出量(使用)」フィールドF30及び「GHG排出量(廃棄)」フィールドF36の各値を合計した合計値65798.3が自動的に表示される。
図7のC1と示されるエリアには、SUM(A1+B1)フィールドF42が設けられている。SUM(A1+B1)フィールドF42には、SUM(加工、使用、廃棄)フィールドF40の値「65798.3」に、図6のA1エリアに示されたSUM(乗算後GHG排出量)の値を加えた値が入力されている。ここでは、図6のA1エリアに示された乗算後GHG排出量は453215であったとする。導出部104は、SUM(A1+B1)フィールドF42に表示された値519013.3を読み取ることで、取得部102により取得される組織の活動内容ごとのGHG排出量と、少なくとも1つのGHG排出量の排出係数及び活動量とに基づいて、総GHG排出量を導出する。なお、上記の説明は、製品Aが中間製品である場合について行った。製品Aが完成品の場合は、図7の表示には「販売した製品の加工に関する排出係数及び活動量を指定」エリアは含まれなくてよい。
以上、まとめると、製品が加工が不要な完成品である場合、排出係数受付部108は、製品の使用及び廃棄の各排出係数及び前記各排出係数に応じた各活動量を受け付け、導出部104は、取得部102により取得される組織の活動内容ごとのGHG排出量と、各排出係数及び前記各活動量とに基づいて、総GHG排出量を導出する。一方、製品が加工が必要な中間製品である場合、排出係数受付部108は、製品の加工、使用及び廃棄の各排出係数及び前記各排出係数に応じた各活動量を受け付け、導出部104は、取得部102により取得される組織の活動内容ごとのGHG排出量と、各排出係数及び各活動量とに基づいて、総GHG排出量を導出する。
なお、製品の加工、使用及び廃棄の各「排出係数」列で排出係数の指定を受け付ける場合に、少なくとも1つの排出係数を提示してよい。具体的には、導出装置100は、少なくとも1つの排出係数を提示する提示部110をさらに備え、排出係数受付部108は、提示部110により提示される少なくとも1つの排出係数の中から選択された排出係数を排出係数として受け付ける。図8Aに、提示部110により提示される排出係数を表示する画面の一例を示す図を示す。提示部110が少なくとも1つの排出係数を提示する場合、提示部110は、図1中の排出原単位データベース300から排出係数を提示してよい。排出原単位データベース300内で、排出係数は、例えば電力会社の情報と関連付けて格納されていてよい。図8Aに示すように、提示部110は「単位」列C22のプルダウンから単位が選択されると、「排出係数」列C20に適切な排出係数を一覧で提示してよい。一覧から特定の排出係数が選択されると、排出係数受付部108は、選択された排出係数を排出係数として受け付ける。
さらに、提示部110は、地点ごとに予め割り当てられた排出係数の中から、製品の使用、廃棄、または加工が実行される地点から近い順に選択された複数の排出係数を、少なくとも1つの排出係数として提示する。それぞれの排出係数に割り当てられる地点は、発電設備の設置場所でよい。提示部110は、図4に示す画面の納品先加工地ボックスB24で登録された納品先の加工地を参照して、図8Bに示されるように、排出係数受付部108で受け付けられる排出係数の入力画面に加工地を表示させてよい。「単位」列C30のプルダウンで電力の単位が指定された場合、提示部110は、「排出係数」列C32に、加工地のZ工場に近い電力供給会社の排出係数を近い順に一覧で提示してよい。
また、提示部110は、地点ごとに予め割り当てられた排出係数の中から、製品の使用、廃棄、または加工が実行される地点から近い順に選択された複数の排出係数を、値が小さい順に少なくとも1つの排出係数として提示してよい。例えば、同じ地域に複数の電力供給会社が存在する場合は、図8Bに示すように、それらを排出係数の小さい順に並べ替えて提示してよい。
加工地に代えて、提示部110は、供給地点特定番号を参照してもよい。この場合は、提示部110は、供給地点特定番号で割り出される地点に近い電力供給会社の排出係数を近い順に一覧で提示してよい。供給地点特定番号で割り出される地点近辺に複数の電力供給会社が存在する場合は、さらに排出係数の小さい順に並べ替えて提示してよい。ほかに、排出係数の提示にあたっては、ロケーション基準に基づき、組織が活動する地域における電力系統全体の平均的排出係数を提示してよい。また他に、活動量を入力及び排出係数を出力とした教師データを用いて訓練させた学習モデルに従って、提示すべき排出係数を特定してもよい。また組織の業種に基づき使用率が高い順に排出係数を提示してもよい。
図7を再度参照する。ここまでで、C1に示されるSUM(A1+B1)フィールドF42には、A製品の比率を乗算した後の組織X社によるA製品のGHG排出量と、販売したA製品の加工、使用及び廃棄のGHG排出量との合計値が導出されている。これより、A製品1個当たりのカーボンフットプリントとしてのGHG排出係数を導出することとする。
導出装置100は、製品の生産量を受け付ける生産量受付部112をさらに備え、導出部104は、総GHG排出量、及び生産量に基づいて、製品の1つ当たりのGHG排出量を示す製品の排出係数を導出する。図9に、生産量受付部112で受け付けられる生産量を入力画面の一例である、A製品1つ当たりの排出係数を計算する画面が示されている。図9の「C1(A1+B1)」列C40には、図7のC1と示されたSUM(A1+B1)フィールドF42に表示された値519013.3がコピーされている。「生産数」列C42には、図4に示す登録した生産数の1000000がコピーされている。これらの値が正しいことが確認されたら、ユーザにより実行ボタンD2がクリックされる。これにより、「C÷生産数=製品1つ当たりのGHG排出量」列C44に、0.5190133が表示される。導出部104は、「C÷生産数=製品1つ当たりのGHG排出量」列C44に表示された値0.5190133を読み取ることで、A製品の1つ当たりのGHG排出量を示すA製品の排出係数を導出する。なお、上の説明においては、A1フィールド内の比率乗算後のA製品のGHG排出量と、B1フィールド内の加工、使用、及び廃棄に関するA製品のGHG排出量とを合計したものを生産数で割ることで、A製品1つ当たりの排出係数を導出した。この他に、A1フィールド内の比率乗算後のA製品のGHG排出量を生産数で割ったものと、B1フィールド内の加工、使用、及び廃棄に関するA製品のGHG排出量を生産数で割ったものとを合計することでA製品1つ当たりの排出係数を導出するとしてもよい。なお他にも、比較製品(旧来品等)に対するGHG排出量削減貢献量の算定を行ってもよい。このためには、例えば、比較製品の1つ当たりのGHG排出量とA製品の1つ当たりのGHG排出量との差分に、A製品の普及量を乗じることで導出できる。さらに他にも、導出したA製品の1つ当たりのGHG排出量を利用して炭素税を導出し、財務情報等のフォーマットに従って表示させてもよい。
図10は、本実施形態による導出装置100により、製品の総GHG排出量を導出するフローである。
S100において、取得部102は、ユーザにより登録される製品情報を取得する。
S102において、取得部102は、組織の活動内容ごとのGHG排出量を示すGHG排出量情報に問い合わせるための条件指定を取得する。本実施形態においては、期間が2021年4月1日~2022年3月31日まで、且つ、備考列が"共通"または"A製品"という条件を指定した。しかしながら、前述の通り、条件指定ではなく、GHG排出量情報からユーザが所望の活動情報の行を直接選択してもよい。その場合は、S102は省略する。
S104において、取得部102は、GHG排出量情報から、指定条件に合致するすべての行を抽出し、製品に関わる組織の活動内容を示す活動情報として取得する。条件指定ではなく、ユーザが所望の行を直接選択する場合は、取得部S104はその選択を通して製品に関わる組織の活動内容を示す活動情報を取得する。
S106において、比率の指定の有無が決定される。
比率を指定しない場合、S110に進む。S110において、導出部104は、活動情報内の「GHG排出量」列に含まれるすべての値を合計する。
S112において、導出部104は、合計値に製品の予め定められた係数をかける。
S114において、導出部104は、合計値に予め定められた係数をかけた値を、製品に関わる総GHG排出量として導出する。フローは終了する。
比率を指定する場合、S106に進む。比率受付部106は、「比率」列C10への共通情報に対する比率の指定を受け付ける。比率登録ボタンD1のクリックをトリガとして、導出部104は「GHG排出量」列C14の値に比率を乗算して、「乗算後GHG排出量」列C12に、乗算後のGHG排出量を導出させる。
S108において、導出部104は、「乗算後GHG排出量」列C12に含まれるすべての値を合計する。導出部104は、合計値を製品に関わる総GHG排出量として導出する。フローは終了する。
図11は、本実施形態による導出装置100により、製品の1つ当たりのGHG排出量を示す製品の排出係数を導出するフローである。
S200において、排出係数受付部108は、登録した製品情報を参照して、製品が完成品か中間製品かを決定する。
製品が中間製品の場合、S202に進む。排出係数受付部108は、製品の加工、使用及び廃棄の各排出係数及び各排出係数に応じた各活動量を受け付ける。
S204において、導出部104は、加工、使用及び廃棄のGHG排出量を合計する。
S206において、導出部104は、加工、使用及び廃棄以外の導出済みの製品の総GHG排出量に、加工、使用及び廃棄のGHG排出量を加算する。
S214において、導出部104は、加算後のGHG排出量を、製品の生産数で割る。
S216において、導出部104は、加算後のGHG排出量を製品の生産数で割った値を、製品1つ当たりのGHG排出係数として導出する。フローは終了する。
製品が完成製品の場合、S208に進む。排出係数受付部108は、製品の使用及び廃棄の各排出係数及び各排出係数に応じた各活動量を受け付ける。
S210において、導出部104は、使用及び廃棄のGHG排出量を合計する。
S212において、導出部104は、使用及び廃棄以外の導出済みの製品の総GHG排出量に、使用及び廃棄のGHG排出量を加算する。
S214において、導出部104は、加算後のGHG排出量を、製品の生産数で割る。
S216において、導出部104は、加算後のGHG排出量を製品の生産数で割った値を、製品1つ当たりのGHG排出係数として導出する。フローは終了する。
以上、本実施形態によれば、サプライチェーン排出量を利用して、製品ごとのGHG排出量を導出し、製品1つ当たりのGHG排出係数を効率的に導出できる。既存のサプライチェーン排出量を利用できるので、導出装置100の処理負担及びメモリ容量の増加を抑制できる。製品の加工、使用及び廃棄の各GHG排出量を、組織のサプライチェーン排出量を利用せずに、別途受け付けられる排出係数及び活動量から導出することで、より精度よく製品1つ当たりのGHG排出係数を導出できる。本実施形態ではX社の組織の活動量、排出係数及びGHG排出量の少なくとも1つをX社の製品に紐づけたが、他の実施形態においてはこれに代えてY社等他の組織の活動量、排出係数及びGHG排出量の少なくとも1つをX社の製品に紐づけてもよい。例えば、X社のスコープ3カテゴリ1のGHG排出量は、Y社(別アカウント)が本システムを通じて入力したY社の組織の活動量及び排出係数から算出されてよい。そして、X社の製品は、当該Y社の入力に基づいて導出されたGHG排出量に紐付けられてよい。
また、他の例としてA社(例えば卸売業者)の製品に紐付けられる排出係数は、B社(例えば製造業者)が本システムを通じて設定した製品の加工の排出係数であってもよい。上記他の実施形態において、X社の製品に紐付けられる活動量、排出係数及びGHG排出量のいずれがX社に開示されるかについては、Y社等他の組織による選択に基づいてよい。これは、Y社が自社の開示項目をコントロールできるようにするためであり、例えば1個当たりのGHG排出量のみを開示して活動量等の具体的な数値は開示しない等のニーズがあるためである。
また、本実施形態では組織の活動量等から製品ごとのGHG排出量を導出する装置等を示した。他の実施形態において、組織の活動量等のうち、製品ごとのGHG排出量を導出するための標準等(例えばPathfinder Framework)に従って関連する組織の活動量等のみを紐づける、またはかかる組織の活動量等のみに基づいて導出されたGHG排出量を表示することができるようにしてよい。
例えば、上記標準を利用する旨が選択された場合、製品情報に紐づけることができる組織の活動は、上記標準に利用可能な活動に限定されてよい。具体的には、製造工程に直接関連しない組織の活動(例:社員の出張等の間接活動)は製品ごとのGHG排出量導出に用いてはならない標準を利用する旨の選択がされた場合、製品情報に紐づける活動一覧からかかる組織の活動が非表示または選択不可としてよい。この場合、かかる標準と組織の活動との対応は、予めスコープ1-2およびスコープ3のカテゴリ1-15のそれぞれにおいて対応・非対応が登録されていてよい。また、かかる標準と組織の活動との対応は、予めスコープ1-2およびスコープ3のカテゴリ1-15の各活動においてそれぞれ直接活動または間接活動が登録され、当該直接活動・間接活動に基づいて対応・非対応が決定されてよい。ここで、直接活動とは対象の製品に関連する活動のうち当該製品の製造等に直接関連するものであり、間接活動とは直接活動ではない当該対象の製品に関連する活動である。
また、例えば上記標準を利用する旨の選択をした場合、製品情報に紐づけられた組織の活動のうち上記標準に利用可能な活動のみが利用された製品ごとのGHG排出量が導出されてよい。この場合、製品ごとのGHG排出量は、上記標準を利用した場合のGHG排出量と上記標準を利用しない場合のGHG排出量とを比較可能に表示してもよい。例えば、製品ごとのGHG排出量は直接活動からのみ算出されるという標準を利用する旨を選択した場合、製品ごとのGHG排出量は、直接活動からのみ算出されたGHG排出量と、直接活動および間接活動から算出されたGHG排出量とを左右もしくは上下など近接した位置に表示、または同一の位置でプルダウン等により切り替え可能に表示されてよい。ここで、製品ごとのGHG排出量は合計およびスコープ・カテゴリ別の少なくとも1つで比較可能に表示されてよい。上記他の実施形態において、上記標準を利用した製品ごとのGHG排出量は、本システムを通じて他の組織に表示されてよい。これにより、サプライチェーンの組織間でGHG排出量(排出係数)を連携できるようになる。
図12は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化してよいコンピュータ1200の一例を示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーションまたは当該装置の1または複数の「部」として機能させることができる。または、当該プログラムは、コンピュータ1200に当該オペレーションまたは当該1または複数の「部」を実行させることができる。当該プログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつかまたは全てに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、及びRAM1214を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、入力/出力ユニットを含み、それらは入力/出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。コンピュータ1200はまた、ROM1230を含む。CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブが、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納してよい。ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/またはコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。プログラムが、CD-ROM、USBメモリまたはICカードのようなコンピュータ可読記録媒体またはネットワークを介して提供される。プログラムは、コンピュータ可読記録媒体の例でもあるRAM1214、またはROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーションまたは処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、またはUSBメモリのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、USBメモリ等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上またはコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよい。その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM(登録商標))、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードの何れかを含んでよい。ソースコードまたはオブジェクトコードは、従来の手続型プログラミング言語を含む。従来の手続型プログラミング言語は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk(登録商標)、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語でよい。コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供されてよい。プロセッサまたはプログラマブル回路は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
50 ネットワーク
100 導出装置
200 X社データベース
300 排出原単位データベース
102 取得部
104 導出部
106 比率受付部
108 排出係数受付部
110 提示部
112 生産量受付部

Claims (11)

  1. 組織の活動内容ごとの温室効果ガス排出量(GHG排出量)を示すGHG排出量情報から、前記組織により提供される製品に関わる前記組織の活動内容を示す活動情報に基づいて、前記製品に関わる前記組織の活動内容ごとのGHG排出量を取得する取得部と、
    前記取得部により取得される前記組織の活動内容ごとのGHG排出量に基づいて、前記製品に関わる総GHG排出量を導出する導出部と
    を備える導出装置。
  2. 前記製品に関わる前記組織の活動内容ごとのGHG排出量に対して、前記製品に関わるGHG排出量として割り当てる各比率を受け付ける比率受付部をさらに備え、
    前記導出部は、前記製品に関わる前記組織の活動内容ごとのGHG排出量に対して前記各比率を乗算し、乗算後の前記GHG排出量のそれぞれを合計することで、前記総GHG排出量を導出する、請求項1に記載の導出装置。
  3. 前記組織の活動内容ごとの前記GHG排出量は、前記組織より直接的に排出されたGHG排出量を示す直接排出量と、前記組織がエネルギーを購入することで間接的に排出されたGHG排出量を示す間接排出量と、前記直接排出量及び前記間接排出量に含まれない前記組織の活動により排出されたGHG排出量を示す他の間接排出量とを含む、請求項1に記載の導出装置。
  4. 前記活動情報は、前記組織の活動内容として前記製品の加工、使用及び廃棄を示さず、
    前記導出装置は、
    前記製品の加工、使用及び廃棄の少なくとも1つのGHG排出量の排出係数及び前記排出係数に応じた活動量を受け付ける排出係数受付部をさらに備え、
    前記導出部は、前記取得部により取得される前記組織の活動内容ごとのGHG排出量と、前記少なくとも1つのGHG排出量の前記排出係数及び前記活動量とに基づいて、前記総GHG排出量を導出する、請求項1に記載の導出装置。
  5. 前記排出係数受付部は、前記製品が加工が不要な完成製品である場合、前記製品の使用及び廃棄の各排出係数及び前記各排出係数に応じた各活動量を受け付け、
    前記導出部は、前記取得部により取得される前記組織の活動内容ごとのGHG排出量と、前記各排出係数及び前記各活動量とに基づいて、前記総GHG排出量を導出する、請求項4に記載の導出装置。
  6. 前記排出係数受付部は、前記製品が加工が必要な中間製品である場合、前記製品の加工、使用及び廃棄の各排出係数及び前記各排出係数に応じた各活動量を受け付け、
    前記導出部は、前記取得部により取得される前記組織の活動内容ごとのGHG排出量と、前記各排出係数及び前記各活動量とに基づいて、前記総GHG排出量を導出する、請求項4に記載の導出装置。
  7. 少なくとも1つの排出係数を提示する提示部をさらに備え、
    前記排出係数受付部は、前記提示部により提示される前記少なくとも1つの排出係数の中から選択された排出係数を前記排出係数として受け付ける、請求項4に記載の導出装置。
  8. 前記取得部は、予め定められた期間ごとに、前記製品に関わる前記組織の活動内容ごとのGHG排出量を取得し、
    前記導出部は、前記予め定められた期間ごとに、前記総GHG排出量を導出する、請求項1に記載の導出装置。
  9. 前記製品の生産量を受け付ける生産量受付部をさらに備え、
    前記導出部は、前記総GHG排出量、及び前記生産量に基づいて、前記製品の1つ当たりのGHG排出量を示す前記製品の排出係数を導出する、請求項1から8の何れか1つに記載の導出装置。
  10. 取得部が、組織の活動内容ごとの温室効果ガス排出量(GHG排出量)を示すGHG排出量情報から、前記組織により提供される製品に関わる前記組織の活動内容を示す活動情報に基づいて、前記製品に関わる前記組織の活動内容ごとのGHG排出量を取得する段階と、
    導出部が、前記取得部により取得される前記組織の活動内容ごとのGHG排出量に基づいて、前記製品に関わる総GHG排出量を導出する段階と
    を備える導出方法。
  11. 組織の活動内容ごとの温室効果ガス排出量(GHG排出量)を示すGHG排出量情報から、前記組織により提供される製品に関わる前記組織の活動内容を示す活動情報に基づいて、前記製品に関わる前記組織の活動内容ごとのGHG排出量を取得する段階と、
    前記取得する段階で取得される前記組織の活動内容ごとのGHG排出量に基づいて、前記製品に関わる総GHG排出量を導出する段階と
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2022177493A 2022-06-22 2022-11-04 導出装置、導出方法及びプログラム Pending JP2024001836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022177493A JP2024001836A (ja) 2022-06-22 2022-11-04 導出装置、導出方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022100106A JP7178064B6 (ja) 2022-06-22 2022-06-22 導出装置、導出方法及びプログラム
JP2022177493A JP2024001836A (ja) 2022-06-22 2022-11-04 導出装置、導出方法及びプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022100106A Division JP7178064B6 (ja) 2022-06-22 2022-06-22 導出装置、導出方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024001836A true JP2024001836A (ja) 2024-01-10

Family

ID=84191702

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022100106A Active JP7178064B6 (ja) 2022-06-22 2022-06-22 導出装置、導出方法及びプログラム
JP2022177493A Pending JP2024001836A (ja) 2022-06-22 2022-11-04 導出装置、導出方法及びプログラム

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022100106A Active JP7178064B6 (ja) 2022-06-22 2022-06-22 導出装置、導出方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP7178064B6 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7502816B1 (ja) 2022-12-27 2024-06-19 株式会社ゼロボード 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP7397535B1 (ja) * 2023-02-10 2023-12-13 株式会社ゼロボード 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004152091A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Hitachi Ltd 排出量認証申請支援装置および排出量認証申請支援プログラムならびに排出量認証申請支援方法
JP2004341788A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Kumohei Otani 地球温暖化対策支援サービス
JP2007164753A (ja) 2005-11-17 2007-06-28 Nec Corp 温暖化対策支援システム、温暖化対策支援方法及びプログラム
US20100042453A1 (en) 2008-08-12 2010-02-18 Efficiency 2.0, LLC. Methods and apparatus for greenhouse gas footprint monitoring
JP5097728B2 (ja) 2009-02-20 2012-12-12 株式会社日立製作所 カーボントレーサビティ管理システム
JP2011204217A (ja) * 2010-03-03 2011-10-13 Shiseido Co Ltd 環境負荷シミュレーション装置、環境負荷シミュレーション方法、及び環境負荷シミュレーションプログラム
JP2012059177A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Hitachi Ltd 原単位計算装置、環境負荷計算装置、及びプログラム
US20110178938A1 (en) 2011-03-28 2011-07-21 Climate Earth, Inc. System and method for assessing environmental footprint
JP2012242481A (ja) 2011-05-17 2012-12-10 Sharp Corp 温室効果ガス排出削減支援システムとこれを用いる画像形成装置及び温室効果ガス排出削減支援方法並びに温室効果ガス排出削減支援システムに用いる表示装置
JP2016126372A (ja) 2014-12-26 2016-07-11 日本電信電話株式会社 算定装置、算定方法および算定プログラム
JP6711077B2 (ja) * 2016-03-30 2020-06-17 富士通株式会社 電力料金算出方法、電力料金算出プログラム、及び電力料金算出装置
US10902484B1 (en) 2020-07-03 2021-01-26 Morgan Stanley Services Group Inc. System and method for carbon footprint determination

Also Published As

Publication number Publication date
JP7178064B1 (ja) 2022-11-25
JP2024001448A (ja) 2024-01-10
JP7178064B6 (ja) 2022-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2024001836A (ja) 導出装置、導出方法及びプログラム
Chen et al. Data mining for the online retail industry: A case study of RFM model-based customer segmentation using data mining
JP6014515B2 (ja) レコメンド情報提供システム、レコメンド情報生成装置、レコメンド情報提供方法、およびプログラム
JP2023022812A (ja) 脱炭素社会の構築に向けた導出装置、導出方法、及びプログラム
KR20180052489A (ko) 사용자 경험분석 및 환경요인에 기초한 크로스보더 전자상거래 상품 추천 방법
US20140067479A1 (en) Automated feature-based analysis for cost management of direct materials
Phan Tan et al. The influence of perceived price and quality of delivery on online repeat purchase intention: the evidence from Vietnamese purchasers
Donati et al. Modeling the circular economy in environmentally extended input–output: A web application
Sen et al. Effectiveness of consignment stock policy under space limitations and deterioration
KR102455294B1 (ko) 빅데이터 분석 기반의 시공 하자 관리 시스템, 방법 및 컴퓨터로 독출 가능한 기록 매체
CN106777405B (zh) 基于SaaS服务促进低频类商品交易的方法
JP7481541B2 (ja) 情報生成装置、情報生成プログラムおよび情報生成方法
WO2023157436A1 (ja) Ghg排出量導出装置、ghg排出量導出方法及びプログラム
JP2013080449A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
Popa et al. Risk-return analysis of the biopharmaceutical industry as compared to other industries
JP7114038B1 (ja) Ghg排出量導出装置、ghg排出量導出方法、及びプログラム
KR20090002145A (ko) 상품 로컬 정보 제공 방법 및 시스템
JP2005071338A (ja) 製品の含有化学物質情報の管理集計システムおよび方法
JP2012088932A (ja) 会計システム、会計方法、及びプログラム
US11587024B2 (en) Supply chain model generation system
Briones-Castañeda et al. Digital transformation model with a focus on total quality management and lean manufacturing to increase online sales in textile SMEs
Yang et al. Guidelines of data quality issues for data integration in the context of the TPC-DI benchmark
JP7477397B2 (ja) 需給計画装置および需給計画方法
Goossens et al. From OCEL to DOCEL–Datasets and Automated Transformation
Balashova et al. Accounting of logistics costs and their impact on pricing