JP2024001085A - 光学入射部を照明デバイスに結合するための方法および装置 - Google Patents

光学入射部を照明デバイスに結合するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光学入射部を、好ましくは、低プロフィール構成において外科手術用器具に結合される、照明要素に結合するための装置および方法を提供する。【解決手段】外科手術用照明装置10は、光ファイバ入射部100と、被照明外科手術用器具200と、光ファイバ入射部を被照明外科手術用器具に結合するための光学結合ブラケット300とを備える。この結合ブラケットは、近位端と、遠位端と、それらの間に延在する中心チャネルとを有する、伸長フレームを備え、この中心チャネルは、光ファイバ入射部の光ファイバを受容および支持するようなサイズにされる。ブラケットの近位端は、光ファイバ入射部に結合され、ブラケットの遠位端は、被照明外科手術用器具の照明要素220に結合される。本装置はさらに、ブラケットに結合される照明要素の周囲に配置される遮壁400を備えてもよい。【選択図】図1

Description

(相互参照)
本願は、2014年12月2日に出願された米国仮特許出願第62/086,653号
(代理人書類番号第40556-737.101号)の利益を主張し、その仮出願でない
出願であり、前述の仮特許出願の全体の内容は、本明細書中に参考として援用される。
本願は、以下の同時係属中の米国特許出願に関連しており:第11/923.483号
[代理人書類番号第40556-714.201];第14/035,583号[代理人
書類番号第40556-726.201号];第14/264.406号[代理人書類番
号第40556-729.201号];これら米国出願の全体の内容は、本明細書中に参
考として援用される。
(発明の背景)
以下に説明されるデバイス、システム、および方法は、概して、医療デバイス等の被照
明デバイス、システム、および方法に関し、そして好ましくは術野の照明に関するが、こ
れは、限定的であること意図されず、術野外の使用もまた企図される。
術者が、標的面積をはっきりと観察することを可能にする、標的面積の照明は、困難で
あり得る。ヘッドランプまたは壁搭載型ライトによって提供される外部照明具は、一定の
調節を要求し、依然として、標的面積内に望ましくない影を投じ得る。これらのデバイス
は、重くなり得、装着が不快であり得る。加えて、これらの照明技法は、深部にあって、
かつ患者内の術野等の表面のはるか下方に配置される標的面積を照明可能ではない場合が
ある。他の照明技法として、ツールまたは他の器具に結合され得、標的面積の中に挿入さ
れ、それによって、より局所化された照明を提供し得る、光ファイバ束等の照明要素を使
用してもよい。本アプローチの例として、光ファイバまたはそこに結合される他の照明要
素を伴う、外科手術用開創器ブレードが挙げられる。光ファイバは、標的面積を照明する
のに役立ち得るが、光ファイバシステムはまた、光を伝送する際、非効率的であり得、結
果として生じる光損失は、標的面積に送達される光の量を大幅に低減させる。強力な光源
が、光伝送の非効率性を克服する試みとして提供され得るが、そのような試みは、過剰な
熱発生をもたらし、潜在的に、火災または患者もしくは使用されている外科手術用器具へ
の熱損傷につながり得る。
前述の技法と関連付けられた課題に加え、被照明ツールおよび器具は、作業面積の適正
な照明を提供しなければならないだけではなく、それらは、好ましくは、また、そうでな
ければ、他のツールおよび器具またはオペレータの手のために必要とされる有意な体積を
占有せずに、かつ依然として、オペレータが作業面積の妨害されない視野を可能にしなが
ら、緊密な空間にもアクセス可能でなければならない。より新しい低侵襲性外科手術技法
の導入に伴って、システムが最小限の外科手術用切開と併用され得るように、低プロフィ
ールの照明システムを提供することが特に重要となっている。
照明システムのプロフィールを可能な限り最小限に保つために、照明入射部(例えば、
光ファイバ入射ケーブルまたは他の入射部)と照明要素(例えば、光ファイバまたは光学
導波管)との間の光学結合は、好ましくは、低プロフィール構成である。さらに、そのよ
うな低プロフィール光学結合は、照明要素への光学入射部の取り付けを確実にするため、
かつ光学入射部と照明要素との間の結合部を光入射を妨害し得る過剰な曲げ荷重および応
力から保護するための両方に、堅牢な構造支持体を有することが望ましいであろう。また
、光損失を最小限にし、局所加熱をもたらすために光学的に効率的である、光学入射部と
照明要素との間の最適化された結合を提供することが望ましいであろう。そのような低プ
ロフィール照明システムを製造する際、また、製造および組立プロセスの間、光学入射部
(例えば、光ファイバ入射ケーブル)の取扱を促進するための構造および方法を提供する
ことが望ましいであろう。これらの目的の少なくともいくつかは、本明細書に説明される
例示的実施形態によって充足される。
(発明の要旨)
本開示の側面は、光学入射部を、好ましくは、低プロフィール構成において外科手術用
器具に結合される、照明要素に結合するための装置および方法を提供する。
本開示の第1の側面では、患者内の術野を照明するための外科手術用照明装置は、光フ
ァイバ入射部と、被照明外科手術用器具と、光ファイバ入射部を被照明外科手術用器具に
結合するための光学結合ブラケットとを備える。被照明外科手術用器具は、外科手術用デ
バイスと、そこに結合される照明要素とを備え、この照明要素は、光ファイバ入射部と結
合され、光を光ファイバ入射部から術野に向かって放出するように構成される。光学結合
ブラケットは、近位端と、遠位端と、それらの間に延在する中心チャネルとを有する、伸
長フレームを備える。中心チャネルは、上側表面、下側表面、および2つの側壁によって
画定され、光ファイバ入射部の光ファイバを受容および支持するようなサイズにされる。
光学結合ブラケットの遠位端は、照明要素に結合される。
ブラケットは、光ファイバ入射部に係合するように構成される1つまたはそれを上回る
突出部材を備えてもよい。これらの突出部材は、フレームの近位端上に配置され、中心チ
ャネルの両側壁に隣接し、フレームの長手軸に対して横方向に延在してもよい。
ブラケットはさらに、照明要素に係合するように構成される1つまたはそれを上回る係
合要素を備えてもよい。これらの係合要素は、フレームの遠位端上に配置されてもよく、
照明要素の近位端上に配置されるピン、ねじ、または突出部を捕捉するように構成される
1つまたはそれを上回る孔を備えてもよい。
ブラケットまたは照明要素の一方はさらに、突出部を備えてもよく、ブラケットまたは
照明要素の他方は、レセプタクルを備えてもよい。突出部は、レセプタクルの中にスナッ
プ嵌合し、ブラケットを照明要素に結合するように構成されてもよい。
光ファイバ入射部の1つまたはそれを上回る光ファイバは、ブラケットの中心チャネル
によって捕捉され、光ファイバ入射部をブラケットに結合してもよい。光ファイバは、低
プロフィール構成を有するように、相互の上に垂直にスタックされた1つまたはそれを上
回る線状アレイに配列されてもよい。接着剤が、光ファイバをフレームに固定して結合す
るように中心チャネル内に配置されてもよい。
照明要素は、光を光ファイバ入射部から術野に伝送し、光を抽出および指向するように
構成される表面特徴を有する発光表面を通して、光を術野に指向するように構成される、
光学導波管を備えてもよい。光学導波管は、近位端上に配置されるポケットを備えてもよ
く、ポケットは、光ファイバ入射部を受容するように構成されてもよい。光学導波管はさ
らに、近位端上に配置されるポケットを備えてもよく、ポケットは、結合ブラケットの少
なくとも遠位端を受容するように構成されてもよい。
光学導波管または外科手術用器具の一方はさらに、突出部を備えてもよく、導波管また
は外科手術用器具の他方は、合致するレセプタクルを備えてもよい。突出部は、レセプタ
クルの中に摺動し、導波管を器具に結合するように構成されてもよい。突出部は、ありつ
ぎ形状を有してもよく、合致するレセプタクルは、ありつぎ形状の溝であってもよい。
外科手術用照明装置はさらに、光学導波管に結合される遮壁を備えてもよく、遮壁は、
光学導波管の周縁の少なくとも一部の周囲に配置される。遮壁は、上部表面、底部表面、
または上部および底部表面の両方上に1つまたはそれを上回る開口部を有してもよく、そ
れを通して、光学導波管の発光表面は、光を術野に伝送することができる。遮壁は、導波
管内の光伝搬への干渉(例えば、光損失に起因する)を最小限にするように、遮壁と導波
管との間の空隙を維持するように構成されてもよい。遮壁はさらに、遮壁と統合される1
つまたはそれを上回る磁石を備えてもよく、磁石は、遮壁と外科手術用デバイスを磁気結
合するように構成されてもよい。
外科手術用照明装置はさらに、結合ブラケット、光ファイバ入射部の少なくとも一部、
および照明要素の少なくとも一部にわたって配置されるカラーを備えてもよい。カラーま
たは結合ブラケットの一方は、突出部を備えてもよく、カラーまたは結合ブラケットの他
方は、レセプタクルを備えてもよい。突出部は、レセプタクルの中にスナップ嵌合し、カ
ラーを結合ブラケットに結合するように構成されてもよい。カラーまたは照明要素の一方
は、突出部を備えてもよく、カラーまたは照明要素の他方は、レセプタクルを備えてもよ
い。突出部は、レセプタクルの中にスナップ嵌合し、カラーを照明要素に結合するように
構成されてもよい。
カラーは、結合ブラケット、光ファイバ入射部の少なくとも一部、および照明要素の少
なくとも一部にわたって軸方向に摺動するように構成されてもよい。カラーは、結合ブラ
ケット、光ファイバ入射部、または照明要素のうちの少なくとも1つに接着結合または別
様に接着されてもよい。接着のための方法として、締まり嵌め、圧着、溶接、および当該
技術分野において公知の他の方法が挙げられ得る。
外科手術用照明装置はさらに、光ファイバ入射部を外科手術用器具に取り付けるための
関節運動式トラックアタッチメントを備えてもよい。関節運動式トラックアタッチメント
は、近位端と、遠位端と、底部表面と、上部表面と、2つの側面とを備えてもよく、さら
に、スロットを交互させることによって分離され、近位端と遠位端との間に延在する、可
撓性トラックを形成するように整列される、複数のレールを備えてもよい。関節運動式ト
ラックは、-180~180度の角度に順応するように構成されてもよく、0度の角度は
、非撓曲平坦位置に対応する。関節運動式トラックアタッチメントの近位端および遠位端
はそれぞれ、光ファイバ入射部を受容し、外科手術用器具に取り付けられるように構成さ
れる、結合要素を備えてもよい。関節運動式トラックアタッチメントは、各側面上に整列
され、中心チャネルを形成し、光ファイバ入射部を受容するように構成される、複数の突
出部を備えてもよい。
関節運動式トラックアタッチメントまたは外科手術用器具の一方は、突出部を備えても
よく、関節運動式トラックアタッチメントまたは外科手術用器具の他方は、レセプタクル
を備えてもよい。突出部は、レセプタクルの中にスナップ嵌合し、関節運動式トラックア
タッチメントを外科手術用器具に取り付けるように構成されてもよい。外科手術用器具は
、カメラ、センサ、または開創器を備えてもよい。
本発明の別の側面では、被照明外科手術用器具と光ファイバ入射部を光学的に結合する
ための光学結合ブラケットは、近位端と、遠位端と、それらの間に延在する中心チャネル
とを有する、伸長フレームを備える。中心チャネルは、上側表面と、下側表面と、2つの
側壁とによって画定され、チャネルは、光ファイバ入射部の光ファイバを受容および支持
するようなサイズにされる。中心チャネルは、相互の上に垂直にスタックされた1つまた
はそれを上回る線状アレイに配列される光ファイバを捕捉するように構成されてもよい。
ブラケットは、光ファイバ入射部に係合するように構成される、1つまたは2つの突出部
材(脚部とも称される)を備えてもよく、突出部材は、フレームの近位端上に配置され、
フレームの長手軸に対して横方向に延在する。ブラケットはさらに、被照明外科手術用器
具の照明要素に係合するように構成される1つまたはそれを上回る係合要素を備えてもよ
く、係合要素は、フレームの遠位端上に配置される。係合要素は、照明要素の1つまたは
それを上回るピン、ねじ、または突出部を捕捉するように構成される1つまたはそれを上
回る孔を備えてもよい。ブラケットまたは照明要素の一方は、突出部またはレセプタクル
を備えてもよく、ブラケットまたは照明要素の他方は、合致するレセプタクルまたは合致
する突出部を備えてもよい。突出部は、レセプタクルの中にスナップ嵌合し、ブラケット
を照明要素に結合するように構成されてもよい。
本発明の別の側面では、光ファイバ入射部等の光入射要素を被照明外科手術用器具に結
合するための方法は、被照明外科手術用器具および光学結合ブラケットを提供するステッ
プと、光ファイバ入射部をブラケット内に配置するステップと、光ファイバ入射部を被照
明外科手術用器具に結合するステップと、ブラケットを被照明外科手術用器具に結合する
ステップとを含む。
被照明外科手術用器具は、外科手術用デバイスと、そこに結合される照明要素とを備え
てもよく、ブラケットは、近位端と、遠位端と、それらの間に延在し、光ファイバ入射部
の1つまたはそれを上回る光ファイバを受容および支持するようなサイズにされる、中心
チャネルとを有する、フレームを備えてもよく、光ファイバ入射部をブラケット内に配置
するステップは、光ファイバ入射部を中心チャネル内に配置することを含んでもよい。光
ファイバ入射部を被照明外科手術用器具に結合するステップは、光ファイバ入射部を照明
要素に結合することを含んでもよい。
光ファイバ入射部は、1つまたはそれを上回る光ファイバを備えてもよく、光ファイバ
入射部をチャネル内に配置するステップは、光ファイバ入射部の1つまたはそれを上回る
光ファイバを相互の上に垂直にスタックされた1つまたはそれを上回る線状アレイに配列
することを含んでもよい。線状アレイは、1つのファイバの外側表面が隣接する線状アレ
イ内の2つの隣接するファイバによって生成される谷内に嵌合し得るように、相互に対し
て互い違いにされてもよい。光ファイバまたは光ファイバ入射部は、接着剤を光学結合ブ
ラケットの中心チャネル内に配置することによって、ブラケットのフレームに接着または
別様に固定して結合されてもよい。本方法はさらに、チャネル内に配置される1つまたは
それを上回る光ファイバを裁断または研磨するステップを含んでもよい。
ブラケットは、光学入射部に係合するように構成される突出部材を備えてもよく、光フ
ァイバは、突出部材と実質的に平行に整列され、チャネルの中に挿入されてもよい。バン
ドが、光ファイバおよびブラケットを安定構成に結合するように、突出部材およびそられ
の間に配置される光ファイバの周囲に設置されてもよい。
照明要素は、近位端上に配置されるポケットを有する、光学導波管を備えてもよく、光
ファイバ入射部を照明要素に結合するステップは、光ファイバ入射部の遠位端をポケット
の中に挿入することを含んでもよい。
ブラケットはさらに、1つまたはそれを上回る係合要素を備えてもよく、ブラケットを
照明要素に結合するステップは、ブラケットの遠位端フレームを照明要素に接着接合する
こと、またはブラケットの係合要素のうちの1つまたはそれを上回るものを照明要素に係
合することを含んでもよい。係合要素は、ブラケットフレームの遠位端上に配置される1
つまたはそれを上回る孔を備えてもよく、それらは、照明要素の1つまたはそれを上回る
ピン、ねじ、または突出部を介して、照明要素に係合されてもよい。ブラケットを照明要
素に結合するステップはさらに、ブラケットを照明要素にスナップ嵌合することを含んで
もよい。
本方法はさらに、遮壁を提供するステップを含んでもよく、照明要素は、光学導波管を
備え、遮壁は、光学導波管の周囲に配置される。本方法はまた、光学結合ブラケットを遮
壁に結合するステップを含む。ブラケットおよび遮壁は、金属材料から形成されてもよく
、ブラケットフレームの遠位端の1つまたはそれを上回る表面は、遮壁の1つまたはそれ
を上回る内部表面に溶接されてもよい。
本方法はさらに、遮壁を外科手術用デバイスに磁気結合するステップを含んでもよい。
遮壁は、遮壁の1つまたはそれを上回る表面と統合されるか、またはそれに結合される、
1つまたはそれを上回る磁石を含んでもよく、磁石は、外科手術用デバイスの磁気表面に
結合されてもよい。代替として、遮壁は、外科手術用デバイスの1つまたはそれを上回る
表面と統合されるか、またはそれに結合される1つまたはそれを上回る磁石に結合される
ことができる、磁気材料を備えてもよい。
照明要素は、近位端上に配置されるポケットを有する、光学導波管を備えてもよく、ブ
ラケットを照明要素に結合するステップは、結合ブラケットの少なくとも遠位端を光学導
波管のポケットの中に挿入することを含んでもよい。
結合ブラケットまたは照明要素の一方は、突出部を備えてもよく、結合ブラケットまた
は照明要素の他方は、レセプタクルを備えてもよい。突出部は、レセプタクルの中にスナ
ップ嵌合し、結合ブラケットを照明要素に結合するように構成されてもよい。
本方法はさらに、カラーを提供するステップと、カラーを照明要素、結合ブラケット、
および光ファイバ入射部にわたって配置するステップとを含んでもよい。カラーまたは結
合ブラケットの一方は、突出部を備えてもよく、カラーまたは結合ブラケットの他方は、
レセプタクルを備えてもよい。本方法はさらに、突出部をレセプタクルの中にスナップ嵌
合し、カラーを結合ブラケットに結合するステップを含んでもよい。本方法はさらに、カ
ラーを照明要素の少なくとも一部および結合ブラケットにわたって摺動させるステップと
、カラーを照明要素または結合ブラケットのうちの少なくとも1つに接着結合するステッ
プとを含んでもよい。カラーは、結合ブラケット、光ファイバ入射部、または照明要素の
うちの少なくとも1つに接着結合または別様に接着されてもよい。接着のための方法とし
て、締まり嵌め、圧着、溶接、および当該技術分野において公知の他の方法が挙げられ得
る。
本発明のさらに別の側面では、照明要素を外科手術用デバイスに結合するための方法は
、照明要素を提供するステップと、外科手術用デバイスを提供するステップと、照明要素
を外科手術用デバイスに結合するステップとを含む。照明要素または外科手術用デバイス
の一方は、突出部を備えてもよく、照明要素または外科手術用デバイスの他方は、合致す
るレセプタクルを備えてもよい。突出部は、レセプタクルの中に摺動し、照明要素を外科
手術用デバイスに結合するように構成されてもよい。照明要素は、光学導波管を備えても
よく、本方法はさらに、光学導波管を外科手術用器具に結合するステップを含んでもよい
。突出部は、ありつぎ形状を有してもよく、合致するレセプタクルは、ありつぎ形状の溝
であってもよい。外科手術用器具は、カメラ、センサ、または開創器を備えてもよい。外
科手術用デバイスを得るステップは、カメラ、センサ、または開創器を得ることを含んで
もよい。
本開示のさらに別の例示的実施形態では、光を患者内の術野に提供するための外科手術
用照明デバイスは、照明要素と、光学結合ブラケットと、光入射要素とを備える。照明要
素は、近位部分と、遠位部分とを有する。遠位部分は、光を照明要素から抽出し、抽出さ
れた光を術野に向かって指向するための光学構造を備える。近位部分は、第1の脚部と、
第2の脚部とを備える。脚部は、近位に延在し、照明要素の近位部分の対向側方側面上に
配置される。近位部分はさらに、第1の脚部と、第2の脚部と、照明要素の最近位端との
間に配置される空間によって画定される、レセプタクルを備える。光学結合ブラケットは
、近位領域と、遠位領域と、それらの間に配置される中心チャネルとを有する。遠位領域
は、少なくとも部分的に、レセプタクル内に配置され、結合ブラケットは、照明要素に結
合される。光入射要素の遠位部分は、結合ブラケットの中心チャネル内に配置され、光入
射要素は、光源からの光を照明要素に提供するように構成される。
照明要素は、非光ファイバ光学導波管であってもよい。光は、全内部反射によって光学
導波管を通して伝送されてもよい。光学構造は、複数のファセットまたは複数の階段状ス
テップを備えてもよく、各階段状ステップは、ランプおよびステップと、ランプとステッ
プとの間の角度とを有する。ランプは、実質的に平坦な平面状の表面であってもよく、ス
テップも、実質的に平坦な平面状の表面であってもよい。ランプは、光学導波管内の光の
全内部反射を助長する角度で配置されてもよく、ステップは、光学導波管内からの光の抽
出を助長する角度で配置されてもよい。照明要素の最遠位端は、光をそこから抽出し、光
を術野に指向するために構成される光学構造を備えてもよい。
光学導波管はさらに、近位部分上に配置されるポケットを備えてもよく、ポケットは、
結合ブラケットの少なくとも遠位領域を受容するように構成されてもよい。
光学導波管または外科手術用器具の一方はさらに、突出部を備えてもよく、導波管また
は外科手術用器具の他方は、合致するレセプタクルを備えてもよい。突出部は、レセプタ
クルの中に摺動し、導波管を器具に結合するように構成されてもよい。突出部は、ありつ
ぎ形状を有してもよく、合致するレセプタクルは、ありつぎ形状の溝であってもよい。
結合ブラケットは、キー溝要素を備えてもよく、光学導波管は、結合ブラケットキー溝
要素と協働し、結合ブラケットと光学導波管の適切な整列を確実にする形状を有する、キ
ー溝要素を備えてもよい。光入射要素は、複数の光ファイバを備えてもよい。複数のファ
イバはそれぞれ、遠位端を有してもよく、遠位端は、相互と実質的に同一の平面にあって
もよい。複数のファイバは、実質的に平坦な平面状のリボンを形成してもよい。シースは
、複数のファイバにわたって配置されてもよい。
結合ブラケットはさらに、遠位領域に隣接して配置される係合要素を備えてもよく、照
明要素は、結合ブラケット係合要素と係合するように構成される係合要素を備えてもよい
デバイスの結合ブラケットまたは照明要素の一方は、突出部を備えてもよく、結合ブラ
ケットまたは照明要素の他方は、レセプタクルを備えてもよい。突出部は、レセプタクル
の中にスナップ嵌合し、ブラケットを照明要素に結合するように構成されてもよい。
結合ブラケットの中心チャネルは、実質的に平行四辺形の形状の断面を有してもよい。
結合ブラケットは、照明要素に接着結合されてもよい。結合ブラケットは、照明要素に取
り外し可能に結合されてもよい。ブラケットまたは照明要素の一方はさらに、突出部を備
えてもよく、ブラケットまたは照明要素の他方は、レセプタクルを備えてもよい。突出部
は、レセプタクルの中にスナップ嵌合し、ブラケットを照明要素に結合するように構成さ
れてもよい。
本デバイスはさらに、照明要素に結合される、器具を備えてもよい。器具は、外科手術
用開創器、ツール、または任意の他の器具等の外科手術用器具であってもよい。
本デバイスはさらに、結合ブラケット、光ファイバ入射部の少なくとも一部、および照
明要素の少なくとも一部にわたって配置されるカラーを備えてもよい。カラーまたは結合
ブラケットの一方は、突出部を備えてもよく、カラーまたは結合ブラケットの他方は、レ
セプタクルを備えてもよい。突出部は、レセプタクルの中にスナップ嵌合し、カラーを結
合ブラケットに結合するように構成されてもよい。カラーは、照明要素の少なくとも一部
および結合ブラケットにわたって摺動するように構成されてもよい。カラーは、結合ブラ
ケット、光入射要素、または照明要素のうちの少なくとも1つに接着結合または別様に接
着されてもよい。接着のための方法として、締まり嵌め、圧着、溶接、および当該技術分
野において公知の他の方法が挙げられ得る。
本デバイスはさらに、外科手術用器具と、光入射要素を外科手術用器具に取り付けるた
めの関節運動式トラックアタッチメントとを備えてもよい。関節運動式トラックアタッチ
メントは、近位端と、遠位端と、底部表面と、上部表面と、2つの側面とを備えてもよい
。スロットを交互させることによって分離され、可撓性トラックを形成するように整列さ
れる、複数のレールが、近位端と遠位端との間に延在してもよい。関節運動式トラックは
、-180~180度の角度に順応するように構成されてもよく、0度の角度は、非撓曲
平坦位置に対応する。近位端および遠位端はそれぞれ、光入射要素を受容し、外科手術用
器具に取り付けられるように構成される結合要素を備えてもよい。
関節運動式トラックアタッチメントはさらに、トラックの各側面上に整列され、中心チ
ャネルを形成し、光入射要素を受容するように構成される、複数の突出部を備えてもよい
。関節運動式トラックアタッチメントまたは外科手術用器具の一方は、突出部を備えても
よく、関節運動式トラックアタッチメントまたは外科手術用器具の他方は、レセプタクル
を備えてもよい。突出部は、レセプタクルの中にスナップ嵌合し、関節運動式トラックア
タッチメントを外科手術用器具に結合するように構成されてもよい。
本発明の別の側面では、ファイバ入射要素を外科手術用器具に取り付けるための関節運
動式トラックアタッチメントデバイスは、近位端と、遠位端と、底部表面と、上部表面と
、2つの側面とを備えてもよい。スロットを交互させることによって分離され、可撓性ト
ラックを形成するように整列される、複数のレールが、デバイスの近位端と遠位端との間
に延在してもよい。関節運動式トラックは、-180~180度の角度に順応するように
構成されてもよく、0度の角度は、非撓曲平坦位置に対応する。近位端および遠位端はそ
れぞれ、ファイバ入射要素を受容し、外科手術用器具に取り付けられるように構成される
、結合要素を備えてもよい。
関節運動式トラックアタッチメントデバイスは、光ファイバ入射部を外科手術用器具に
取り付けてもよい。関節運動式トラックアタッチメントデバイスはさらに、デバイスの各
側面上に整列され、中心チャネルを形成し、光ファイバ入射部を受容するように構成され
る、複数の突出部を備えてもよい。関節運動式トラックアタッチメントデバイスまたは外
科手術用器具の一方は、突出部を備えてもよく、関節運動式トラックアタッチメントデバ
イスまたは外科手術用器具の他方は、レセプタクルを備えてもよい。突出部は、レセプタ
クルの中にスナップ嵌合し、関節運動式トラックアタッチメントデバイスを外科手術用器
具に結合するように構成されてもよい。外科手術用器具は、カメラ、センサ、または開創
器を備えてもよい。
本発明のさらに別の側面では、ファイバ入射要素を外科手術用器具に取り付ける方法は
、ファイバ入射要素および外科手術用器具を提供するステップと、関節運動式トラックア
タッチメントデバイスを提供するステップと、ファイバ入射要素を関節運動式トラックア
タッチメントデバイス内に配置するステップと、関節運動式トラックアタッチメントデバ
イスを外科手術用器具に取り付けるステップとを含む。
ファイバ入射要素は、光ファイバ入射部を備えてもよく、関節運動式トラックアタッチ
メントデバイスを外科手術用器具に取り付けるステップは、デバイスの近位端を外科手術
用器具に結合すること、およびデバイスの遠位端を外科手術用器具に結合することを含ん
でもよい。関節運動式トラックアタッチメントデバイスまたは外科手術用器具の一方は、
突出部を備えてもよく、関節運動式トラックアタッチメントデバイスまたは外科手術用器
具の他方は、レセプタクルを備えてもよい。関節運動式トラックアタッチメントデバイス
を外科手術用器具に取り付けるステップは、突出部をレセプタクルの中にスナップ嵌合す
ることを含んでもよい。本方法はさらに、関節運動式トラックアタッチメントデバイスを
-180~180度の角度まで撓曲させるステップを含んでもよく、0度の角度は、非撓
曲平坦位置に対応する。外科手術用器具は、カメラ、センサ、または開創器を備えてもよ
い。
これらおよび他の実施形態は、添付の図面に関連して以下の説明にさらに詳細に説明さ
れる。
(参照による引用)
本明細書に記載される全ての刊行物、特許、および特許出願は、各個々の刊行物、特許
、または特許出願が、具体的かつ個々に、参照することによって組み込まれるように示さ
れる場合と同じ程度に、参照することによって本明細書に組み込まれる。
本発明の新規な特徴が、添付の請求項に詳細に記載される。本発明の特徴および利点の
さらなる理解は、本発明の原理が利用される例証的実施形態を記載する以下の詳細な説明
および付随の図面を参照することによって得られる。
図1は、被照明外科手術用装置の例示的実施形態の斜視図を示す。 図2は、光学結合ブラケットの例示的実施形態の斜視図を示す。 図3は、捕捉された光ファイバを伴う、光学結合ブラケットの例示的実施形 態の斜視図を示す。 図4は、光学導波管に結合される、光学結合ブラケットの例示的実施形態の 斜視図を示す。 図5Aは、光ファイバを遮壁によって取り囲まれる光学導波管に結合する 、光学結合ブラケットの例示的実施形態の斜視図を示す。 図5Bは、光学導波管の周囲に配置される遮壁の垂直断面を示す。 図6は、光ファイバ入射部を遮壁によって取り囲まれる光学導波管に結合す る、光学結合ブラケットの例示的実施形態の斜視図を示す。 図7は、外科手術用デバイスへの光学導波管の周囲に配置される遮壁の磁気 結合の例示的実施形態の側面図を示す。 図8Aは、照明要素の代替実施形態の斜視図を示す。 図8Bは、図8Aの端面図を示す。 図9Aは、結合ブラケットの例示的実施形態の斜視図を示す。 図9Bは、図9Aの端面図を示す。 図9Cは、図9Aの上面図を示す。 図9Dは、図9Aの側面図を示す。 図10Aは、図9Aの結合ブラケット内に配置される複数の光ファイバ の斜視図を示す。 図10Bは、光ファイバにわたって配置される外側カバーを伴う、図1 0Aの斜視図を示す。 図11は、図8Aの照明要素と、図9Aの結合ブラケットと、結合ブラケ ット内の光ファイバおよび光ファイバにわたって配置される外側カバーを含む、光入 射要素とを備える、アセンブリの例示的実施形態の斜視図を示す。 図12Aは、照明要素および結合ブラケットの代替実施形態の斜視図を 示す。 図12Bは、図12Aに図示されるブラケットおよび照明要素の係合を 示す。 図12Cは、ともに結合される図12Aのブラケットおよび照明要素を 示す。 図13Aは、照明要素の代替実施形態の斜視図を示す。 図13Bは、外科手術用器具と係合される、図13Aからの照明要素の 端面図を示す。 図14Aは、図12Cの実施形態およびカラーの斜視図を示す。 図14Bは、図14Aの実施形態の底部斜視図を示す。 図14Cは、照明要素にわたって配置される、図14A-14Bのカラ ーを示す。 図15Aは、照明要素、結合ブラケット、光ファイバ入射部、およびカ ラーの代替実施形態の斜視図を示す。 図15Bは、照明要素にわたって配置されるカラーを伴う、図15Aの 実施形態を示す。 図16A-16Dは、それぞれ、関節運動式トラックアタッチメントの実 施形態の斜視図、端面図、上面図、および側面図を示す。 図17A-17Cは、それぞれ、撓曲された関節運動式トラックアタッチ メントの実施形態の斜視図、端面図、および側面図を示す。 図18Aは、光学導波管、光ファイバ入射部、結合ブラケット、カラー 、関節運動式トラックアタッチメントデバイスに結合される外科手術用開創器を備え る、被照明外科手術用装置の実施形態の斜視図を示す。 図18Bは、導波管がブレードに結合される場所から得られた図18A の外科手術用開創器ブレードの断面図を示す。
(発明の詳細な説明)
本明細書に開示されるような方法および装置は、光ファイバ入射部等の光入射要素と結
合される任意の照明要素と併用するために適しているが、外科手術用開創器および吸引デ
バイスを含む、外科手術用デバイスと併用するために具体的に説明される。それらは、特
に、外科手術が最小限の外科手術用切開から形成される狭小空洞内で行われる、最小限ま
たはより少ない侵襲性の外科手術において使用されるべき低プロフィールデバイスに非常
に好適である。
本明細書に説明されるような光学導波管は、全内部反射によって、光を光ファイバ入射
部等の照明入射部から導波管を通して伝送し得る。光は、導波管の1つまたはそれを上回
る表面上に配置される1つまたはそれを上回る表面特徴を介して、導波管から抽出される
ことができる。導波管はまた、表面特徴によって抽出されなかった残りの光を術野に指向
するための角度付けられた遠位先端を備えてもよい。導波管の発光表面は、光が術野を照
明するように、抽出された光の方向を制御することができる。光学導波管およびその特徴
の例示的実施形態は、米国特許出願第11/654,874号、第11/923,483
号、および第14/035,583号により詳細に説明されており、その全内容は、参照
することによって本明細書に組み込まれる。参照することによって本明細書に組み込まれ
る前述の参考文献に説明される特徴のいずれも、本明細書に説明される特徴のいずれかと
組み合わせて、またはその代用として使用されてもよい。
本明細書に説明されるような照明要素は、多くの場合、光学導波管を備えるが、当業者
は、LED灯、白熱灯、または光ファイバ等の任意の数の照明要素が、光学導波管の代わ
りに使用されてもよいことを理解し得る。
図1は、被照明外科手術用装置10の例示的実施形態の斜視図を示す。被照明外科手術
用装置は、光ファイバ入射部100と、被照明外科手術用器具200と、光学結合ブラケ
ット300とを備える。光ファイバ入射部は、1つまたはそれを上回る光ファイバを備え
る。被照明外科手術用器具は、外科手術用デバイス210と、そこに結合される照明要素
220とを備える。光学結合ブラケットは、光ファイバ入射部を受容および支持し、光フ
ァイバ入射部を被照明外科手術用器具の照明要素に結合する。照明要素は、光140を光
ファイバ入射部から術野20に向かって放出するように構成される。加えて、結合ブラケ
ットは、照明要素の中への光入射部の効率的結合を促進し、それによって、光損失および
望ましくない加熱を低減させる。
いくつかの実施形態では、照明要素は、術野に面するように適合される1つまたはそれ
を上回る発光表面230を有する、光学導波管225を備える。発光表面は、ファセット
、リッジ、ステップ、または肩部、もしくは光を導波管から抽出し、光を術野に指向する
ために有用な他の幾何学形状等の複数の光抽出特徴を備えてもよい。いくつかの実施形態
では、被照明外科手術用器具はさらに、導波管を損傷から保護し、付加的構造完全性を導
波管に提供するように、光学導波管の周囲に配置される随意の遮壁400を備える。
図2は、光学結合ブラケット300の例示的実施形態の斜視図を示す。ブラケットは、
近位端310と、遠位端315と、それらの間に延在する中心チャネル320とを有する
、伸長フレーム305を備える。フレームは、その製造プロセスまたは外科手術用照明装
置内でのその使用全体を通してその構造完全性を留保することができる、金属または剛性
ポリマー等の剛性材料を含んでいてもよい。中心チャネルは、上側表面325と、下側表
面330と、2つの側壁335とによって画定され、本実施形態では、好ましくは、光フ
ァイバ入射部の1つまたはそれを上回る光ファイバである、光入射要素を受容および支持
するようなサイズにされる。近位端は、光ファイバ入射部に結合されることができ、遠位
端は、光を光ファイバ入射部から放出するように構成される照明要素に結合されることが
できる。
ブラケットはさらに、フレームの近位端上に配置され、中心チャネルの両側壁に隣接し
、フレームの長手軸30に対して横方向に延在する、1つまたはそれを上回る突出部材(
脚部とも称される)340を備えてもよい。いくつかの実施形態では、突出部材340は
、フレームの長手軸に対して垂直かつ近位方向に延在してもよい。突出部材は、フレーム
の材料に類似する剛性材料を含んでもよく、フレームの近位端を越えて延在し、光学入射
部の一部の側面の傍らに位置し、それによって、さらなる構造支持を光学入射部に提供す
るように構成されてもよい。突出部材は、フレームと一体的に形成されてもよい、または
当技術分野において公知の方法を使用してフレームに取り付けられる別個の構成要素であ
ってもよい。
ブラケットはさらに、フレームの遠位端上に配置され、照明要素に係合するように構成
される、1つまたはそれを上回る係合要素345を備えてもよい。係合要素は、ブラケッ
トを照明要素に固定してまたは別様に取り外し可能に係合するように、照明要素の近位表
面上に配置され、そこから外向きに延在する、ピン、ねじ、または突出部のうちの1つま
たはそれを上回るものを捕捉するように構成される、1つまたはそれを上回る孔350を
備えてもよい。
図3は、捕捉された光ファイバ105を伴う、光学結合ブラケット300の例示的実施
形態の斜視図を示す。光ファイバ入射部の1つまたはそれを上回る光ファイバは、随意に
、ファイバの遠位先端120がフレーム305の遠位端315を越えて延在するように、
中心チャネル320の中に挿入されてもよい。ファイバは、接着剤115を用いて、チャ
ネル内に固定して配置されてもよい。光ファイバは、ファイバが捕捉されたファイバを伴
うブラケットが使用のために狭小外形(プロフィール)を要求する外科手術用デバイスに
結合されることを可能にする狭小プロフィールを有し得るように、相互の上に垂直にスタ
ックされることができる、1つまたはそれを上回る線状アレイ110に配列されてもよい
。いくつかの実施形態では、光ファイバは、本明細書に説明されるように配置される、ブ
ラケットの1つまたはそれを上回る突出部材340と平行構成に整列される。突出部材は
、付加的構造支持を提供し、光ファイバをフレームの近位端における曲げ荷重および応力
に対して保護するように、フレームの近位端310を越えて延在する光ファイバの一部の
側面の傍らに位置するように構成されてもよい。1つの線状アレイのファイバは、1つま
たはそれを上回るファイバの外周が隣接する線状アレイ内の隣接するファイバによって形
成されるレセプタクル(谷とも称される)内に嵌合するように、隣接する線状アレイのフ
ァイバからオフセットされてもよい。
光学結合ブラケットはまた、ファイバが裁断および研磨等の製造プロセスを受ける間、
光ファイバを支持するための手段を提供する製造固定具として使用されてもよい。任意の
中間構造を伴わずに光ファイバを握持することは、困難であり得、製造プロセスの間、フ
ァイバを損傷させ得る。ブラケットは、ファイバの握持および支持を促進し、ファイバに
かけられる応力を低減させながらツール固定具と界面接触し得る、構造を提供することが
できる。
図4は、光学導波管225に結合される、光学結合ブラケット300の例示的実施形態
の斜視図を示す。光学導波管は、ブラケットフレーム305の遠位端315を越えて延在
する光ファイバ105を受容するようなサイズにされることができる、導波管の近位端2
40上に配置されるポケット235を備えてもよい。ブラケットは、フレームの遠位端と
導波管の近位端を係合することによって、光学導波管に結合される。導波管は、フレーム
の遠位端に接着接合されるか、またはフレームの遠位端上に配置される1つまたはそれを
上回る係合要素345に結合されてもよい。係合要素は、孔350を備えてもよく、導波
管は、孔内に配置されるピンまたはねじを用いてフレームに結合されてもよい。代替とし
て、導波管は、近位端上に配置される1つまたはそれを上回る突出部を備えてもよく、突
出部は、導波管をブラケットフレームに取り付けるための孔内に配置されてもよい。代替
実施形態では、接着剤が、フレームと導波管を接合するために使用されてもよい。いくつ
かの実施形態では、フレームおよびファイバは、導波管に固定して取り付けられてもよい
一方、他の実施形態では、ともに取り外し可能に結合される。
導波管のポケットは、導波管へのファイバの確実な取り付けを可能にするように、光フ
ァイバの遠位端を受容および支持し、光ファイバと導波管との間に大接合面積を提供しな
がら、光ファイバをともに安定構成に保つことができる。ポケットはまた、導波管からの
光抽出に干渉せずに、ファイバを導波管に取り付けるための手段を提供することができる
。ポケットは、導波管の近位表面240と光ファイバの遠位先端120との間に配置され
る光経路の外側にある、1つまたはそれを上回る不感帯(dead zone)245を
生成する。不感帯がファイバの先端の近位にあるため、それらは、光ファイバ入射部から
の光140の伝搬に干渉せず、光は、不感帯を越えて導波管の発光表面に伝送されること
ができる。したがって、不感帯における接触は、光損失を最小限にし、隣接する構成要素
との係合とのための好ましい場所である。
ポケットを用いて光ファイバを導波管に結合することは、付加的な外部の機械的留め金
特徴の必要性を排除し、それによって、導波管が狭小プロフィールを要求する様々な外科
手術用デバイスと併用されることを可能にするように、導波管のプロフィールを可能な限
り最小限に保つことができる。加えて、導波管からの光抽出は、潜在的に、光伝搬の経路
内に配置される導波管の外部表面の一部を被覆し、それによって、接触面積内の光損失を
もたらすことによって、外部留め金が光抽出に干渉し得るため、外部機械的留め金を使用
せずに、最適化されることができる。
好ましくは、ポケットの深度250は、光学導波管の発光表面の面積を最大限にし、そ
れによって、光の制御を最適化するように、約3mmまたはそれ未満である。ポケットが
深いほど、光伝搬の経路の外側にあって、故に、発光表面として機能しないかも知れない
不感帯の面積をさらに増加させ得る。より深いポケットはまた、光学導波管の製造の際、
付加的課題も呈し得る。より深いポケットの内部表面は、光の最適伝送のために十分に研
磨することが困難であり得、より深いポケットはまた、ポケットの成形の間に使用される
べきより大きい抜き勾配を要求し、光ファイバをしっかりと保持するための理想的とはい
えないポケット構成をもたらし得る。
いくつかの実施形態では、光学結合ブラケット300はさらに、本明細書に説明される
ように、突出部材340を備え、突出部材は、付加的構造支持を光ファイバに提供する。
突出部材は、事実上、光学導波管ポケットの深度に延在する役割を果たし、それによって
、ポケットの実際の深度250を増加させずに、導波管への光ファイバの取り付けにさら
なる安定性を提供することができる。
図5Aは、光ファイバ105を随意の遮壁400によって取り囲まれる光学導波管22
5に結合する、光学結合ブラケット300の例示的実施形態の斜視図を示す。いくつかの
実施形態では、光学導波管は、導波管を損傷から保護し、導波管の取扱いを促進するため
に、遮壁で取り囲まれてもよい。遮壁は、導波管の周縁の少なくとも一部の周囲に配置さ
れ、ブラケットの材料に類似する剛性材料を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では
、遮壁およびブラケットは両方とも、金属材料から形成され、ブラケットは、ブラケット
フレームの1つまたはそれを上回る表面を遮壁の1つまたはそれを上回る内部表面に溶接
することによって、遮壁に固定して結合されてもよい。
図5Bは、光学導波管225の周囲に配置される遮壁400の垂直断面を示す。この断
面は、図5Aにおける線B-Bに沿って得られる。遮壁は、遮壁の上部表面405上、底
部表面410上、または上部表面および底部表面の両方上に1つまたはそれを上回る開口
部415を備える。開口部は、導波管の発光表面230が、光を光ファイバ入射部から術
野に向かって放出することを可能にするように構成され、発光表面は、導波管の上部表面
、底部表面、または遠位先端のうちの1つまたはそれを上回るもの上に配置されてもよい
。好ましくは、遮壁は、光損失が導波管との接触点において生じ得るため、遮壁が導波管
を通した光伝搬に干渉し得る程度を最小限にするように、導波管と遮壁の1つまたはそれ
を上回る内部表面との間に空隙420を維持するように構成される。
図6は、光ファイバ入射部100を遮壁400によって取り囲まれる光学導波管225
に結合する、光学結合ブラケット300の例示的実施形態の斜視図を示す。光ファイバ入
射部、ブラケット、および導波管は、本明細書に説明されるように、ともに結合されても
よい。ブラケットフレーム305の近位端310を越えて延在する光ファイバ入射部の近
位部分は、ピグテール125と称される短い構造補強区分を形成してもよい。ピグテール
は、本明細書に説明されるように、突出部材340間に配置される光ファイバの近位部分
と、随意に、突出部材の周囲に配置されるバンド130とを備えてもよい。熱収縮ラップ
、光学クラッディング、または任意の他のカバー等のバンドは、光ファイバおよびブラケ
ットを安定構成に結合し、光ファイバとブラケットとの間の近位接続における曲げ荷重お
よび応力を低減させることに役立ち得る。ピグテールはさらに、ピグテールを光ファイバ
入射部の光源に光学的に結合する、ケーブルまたはリボン135に接続することができる
いくつかの実施形態では、遮壁400はさらに、遮壁と外科手術用デバイスを磁気結合
するように構成される、1つまたはそれを上回る磁石425を備える。磁石は、遮壁の1
つまたはそれを上回る表面と統合されるか、またはそれに結合されてもよい。外科手術用
デバイスへの遮壁の磁気結合は、導波管の遠位端が外科手術用デバイスの表面から跳ね上
がらないように防止するように、付加的支持を光学導波管の遠位端に提供することができ
る。磁石は、遮壁が外科手術用デバイスに固着され、外科手術手技の間、望ましくない移
動が防止されるような好適な強度である。加えて、磁石強度は、遮壁の容易な取り付けお
よび外科手術用デバイスからの取り外しを可能にし、それによって、再位置付けを可能に
するように選択されてもよい。いくつかの状況では、外科手術用デバイスは、磁気性では
なくてもよく、したがって、遮壁がそこに磁気結合され得るように、鉄金属または他の磁
気材料のテープ細片が、外科手術用デバイスに貼付されてもよい。
図7は、外科手術用デバイス210への光学導波管225の周囲に配置される遮壁40
0の磁気結合の例示的実施形態の側面図を示す。1つまたはそれを上回る小さな離散磁石
425が、遮壁の中に統合され、磁石は、遮壁および遮壁内に配置される光学導波管を外
科手術用デバイスの磁気表面に結合する。磁石は、例えば、遮壁が外科手術用デバイスの
湾曲表面に取り付けられるように適合され得るように、矢印430の方向に、遮壁の長さ
を上下に遮壁内で移動可能であるように構成されてもよい。
遮壁に結合される磁石を有する代替として、磁石はまた、磁気材料を含む遮壁がそこに
磁気結合され得るように、外科手術用デバイスの1つまたはそれを上回る表面と統合され
るか、またはそれに結合されてもよい。
本明細書に開示される種々の特徴は、相互に混合、合致、または代用されてもよい。し
たがって、例えば、光学結合ブラケット実施形態のいずれも、遮壁等の本明細書に開示さ
れる任意の付加的構造特徴と組み合わせられてもよい。本願に開示される特徴のいずれが
また、参照することによって本明細書に組み込まれる特許および出願に開示される特徴の
いずれかと併用されるか、またはそれで代用されてもよい。
図8A-8Bは、照明要素802の代替実施形態を示す。照明要素802は、遠位部分
806と、近位部分804とを有する。複数の光学構造808が、照明要素の遠位部分に
沿って配置され、それらは、照明要素の近位部分から遠位部分に光を効率的に伝送するこ
とに役立つような形状にされる。複数の光学構造808はまた、照明要素からの光の抽出
を促進し、抽出された光を術野等の標的作業面積に向かって指向するような形状にされる
。近位部分は、照明要素の両側方側面上に2つの脚部810を含む。照明要素の最近位端
816および2つの脚部810は、以下に説明されるように、照明要素を受容するような
サイズにされる、ポケットまたはレセプタクル814を画定する。本実施形態では、脚部
の一方または両方の長手軸に沿って延在するチャネルであり得る、キー溝要素812が、
以下により詳細に論じられるように、光入射要素または結合ブラケット上の対応する形状
にされるキー溝要素を受容し、照明要素と入射要素または結合ブラケットの適切な整列お
よび配向を確実にするようなサイズにされる。照明要素は、好ましくは、非光ファイバ光
学導波管であって、光は、好ましくは、全内部反射を介して、それを通して伝送される。
光学構造は、本明細書もしくは参照することによって組み込まれる参考文献のいずれかに
開示されるか、または別様に当技術分野において公知の任意の光学構造であってもよく、
レンズ、ファセット、プリズム等の光学構造を含んでもよい。好ましい実施形態では、光
学構造は、ランプ表面と、ステップ表面とを有する、階段状ステップを有する。ランプは
、好ましくは、光学導波管内の光の全内部反射を促進するように角度付けられ、ステップ
は、好ましくは、光を照明要素から抽出し、抽出された光を術野等の標的作業面積に指向
するように角度付けられる。角度が、ランプ表面とステップ表面との間に配置されてもよ
い。本角度は、光学構造に沿って一定であってもよいか、または本角度は、階段状ステッ
プ毎に変化してもよい。照明要素の最遠位面または表面はまた、以下により詳細に説明さ
れるように、光を抽出および制御するための光学構造を有してもよい。脚部810は、光
が通過しないか、または実質的に光が通過しない、不感帯を提供し、したがって、脚部は
、光入射部または結合ブラケットとの係合のための理想的場所を形成し、それによって、
入射部と照明要素との間の接触に起因する光損失を最小限にする。図8Bは、照明要素の
端面図を図示し、その近位端にハイライトを当てている。本例示的実施形態におけるキー
溝要素は、両脚部を通して延在するD形状のチャネルであるが、当業者は、多くの他の形
状も可能性として考えられ、これは、限定として意図されるものではないことを理解し得
る。
図9A-9Dは、前述の図8A-8Bにおける照明要素と嵌合され得、光入射要素と照
明要素を結合することに役立つ、例示的結合ブラケット902を示す。結合ブラケット9
02は、近位部分904と、遠位部分906とを有する。中心チャネル908は、ブラケ
ットを通して近位部分から遠位部分まで延在する。キー溝要素910は、結合ブラケット
の側方側面の一方または両方上に配置され、2つのキー溝要素が摺動可能に相互に係合し
、照明要素802と結合ブラケット902の適切な整列および配向を確実にするように、
照明要素802上のキー溝要素812と対応する形状を有する。本例示的実施形態では、
キー溝要素910は、好ましくは、結合ブラケットの両側面上の突出部であって、突出部
は、照明要素上のD形状のチャネル812の中に嵌合するようなサイズにされるD形状の
断面を有する。加えて、ウィング912もまた、結合ブラケットの側方側面の一方または
両方上に提供され、結合ブラケットが照明要素内のレセプタクルの中に受容されると、結
合ブラケットと照明要素を整列および係合させることに役立つ、付加的表面を提供しても
よい。長方形タブ914、920等の付加的整列要素が、ウィング912から外向きに延
在し、また、照明要素または照明要素と結合され得る開創器もしくは他の外科手術用器具
等の器具と噛合するための整列および係合表面を提供してもよい。タブ914は、好まし
くは、結合ブラケットまたは中心チャネルの長手軸と略平行な長手軸を有する、伸長長方
形形状の突出部である。結合ブラケットもまた、好ましくは、伸長長方形形状の突出部で
あるが、タブ920の長手軸が、結合ブラケットまたは中心チャネルの長手軸を横断する
か、またはそれに直交するように、タブ914に対して横方向に配向される。いずれかの
ウィング912の遠位面916は、好ましくは、結合ブラケットが照明要素に対してしっ
かりとかつ均一に当接することを可能にする、平坦な平面状の表面である。同様に、結合
ブラケットの最遠位面918もまた、好ましくは、平坦な平面状の表面であって、その中
に配置されると、照明要素の表面に対する結合ブラケットのしっかりとしかつ均一な係合
をさらに促進する。結合ブラケットの近位部分は、任意の形状であってもよいが、本実施
形態では、若干近位に面したテーパ形状を有し、照明要素がそれと結合されると、照明要
素との平滑遷移を確実にする。結合ブラケットの遠位部分もまた、任意の形状であっても
よいが、本例示的実施形態では、好ましくは、長方形形状である。中心チャネル908は
、好ましくは、平行な上側および下側壁と、内向きに傾けられた側壁とを伴う、平行四辺
形形状である。
図9Bは、結合ブラケットの端面図を示し、中心チャネル908にハイライトを当てて
いる。中心チャネルは、好ましい実施形態では、1つまたはそれを上回る光ファイバであ
る、光入射要素を受容するようなサイズにされる。光入射要素が複数の光ファイバを含む
とき、個々の光ファイバは、後に図示されるように、相互の上部にスタックされたファイ
バの1つまたはそれを上回る線状アレイとして整列およびスタックされてもよい。図9C
は、結合ブラケット902の上面図を図示し、図9Dは、結合ブラケット902の側面図
を示す。
図10Aは、中心チャネル908内に配置される光入射要素1006を伴う、前述の結
合ブラケット902の斜視図を示す。本実施形態では、光入射要素は、相互の上部にスタ
ックされた2列のファイバに配列される、複数の光ファイバを備える。ファイバ1002
は、上側ファイバの底部部分が底部上の2つの隣接するファイバによって形成される谷内
に嵌合するように、2つのアレイが相互から若干交互またはオフセットされた状態で2つ
の線状アレイに整列される。同様に、下側ファイバの上部部分も、上部列上の2つの隣接
するファイバによって形成される谷内に嵌合する。これは、ファイバ充塞を最大限にし、
外形(プロフィール)を最小限にすることに役立つ。線状アレイ内の各ファイバは、それ
らの外周が相互に係合するような、隣接する別のファイバである。加えて、ファイバの最
遠位面1004は、好ましくは、結合ブラケットの最遠位端と整列され、結合ブラケット
および光ファイバのアセンブリがレセプタクル内に配置されると、照明要素に対して当接
され得る、平滑、平坦、かつ同一平面の遠位端を形成する。すぐ上で開示されたように、
結合ブラケットはまた、研磨および別様に処理され得るように、ファイバを固定すること
に役立つためのプロセス補助として、製造の際に使用されてもよい。
図10Bは、図10Aの代替実施形態を示し、外側カバーまたはシース1008が、光
ファイバ1002を含む光入射要素1006にわたって配置されてもよい。シースは、フ
ァイバを保護することに役立つか、または所望の光学特性をファイバ束に提供するか、ま
たはファイバをリボン形状に保つことに役立つための熱収縮、光学クラッディング、また
は別の他のカバーであってもよい。
図11は、結合ブラケット902および外側カバー1008によって被覆された光入射
要素1006を伴う照明要素802を備える、アセンブリの例示的実施形態を示す。アセ
ンブリは、次いで、外科手術用開創器ブレード等のツールまたは器具に固定してまたは取
り外し可能に結合され、術野を照明することに役立ってもよい。任意の器具が、作業面積
を照明するために、アセンブリに結合されてもよい。好ましい実施形態は、吸引管、電気
外科手術用器具、カメラ、センサ、または任意の他の器具もしくはツール等の外科手術用
器具もしくは医療デバイスを利用する。図11のアセンブリでは、アセンブリは、ともに
固定してまたは取り外し可能に結合されてもよい。例えば、接着剤が、アセンブリをとも
に接合するために使用されてもよい。接着剤は、所望の屈折率整合特性を有し、光入射要
素から照明要素への光の効率的伝送を確実にする、光学接着剤であってもよい。他の実施
形態では、アセンブリは、ともにスナップ嵌合されるか、相互にスナップ嵌合もしくは螺
合係合されてもよいか、または任意の他の結合手段が、構成要素をともに継合するために
使用されてもよい。図11はまた、光を抽出し、術野等の作業面積に指向するための光学
構造を有し得る、照明要素の最遠位端にもハイライトを当てる。遮壁、磁気結合、または
前述の任意の他の特徴等の他の側面は、本実施形態の特徴と組み合わせられるか、または
それに代用されてもよい。
図12A-12Cは、照明要素1300および結合ブラケット1200の代替実施形態
の斜視図を示す。照明要素は、遠位端1310および近位端1320を有する、光学導波
管1300を備えてもよい。光学導波管1300はさらに、近位端1320上に配置され
るポケット1330を備えてもよく、ポケット1330は、結合ブラケット1200の少
なくとも遠位端1210を受容するように構成されてもよい。結合ブラケット1200は
さらに、突出部1205および/またはレセプタクル1215を備えてもよく、導波管1
300は、合致するレセプタクル1305および/または合致する突出部1315を備え
てもよい。突出部1205および1315は、レセプタクル1305および1215の中
にスナップ嵌合し、ブラケットを照明要素に結合するように構成されてもよい。導波管1
300はさらに、導波管の側面上に示されるように、部分的または完全に延在し、外科手
術用器具(図示せず)上の合致するレセプタクルの中に摺動するように構成される、突出
部1325を備えてもよい。図12Bは、ブラケット1200が導波管1300のポケッ
ト1330の中に垂直に挿入され得る方法を示す。図12Cは、ブラケットが導波管13
00のポケット1330内に配置され得る方法を示し、また、ブラケットが突出部120
5および1315をレセプタクル1305および1215の中にスナップ嵌合することに
よって導波管1300に結合され得る方法を示す。
ポケットを用いてブラケットを導波管に結合することは、付加的な外部の機械的留め金
特徴の必要性を排除し、それによって、導波管が狭小プロフィールを要求する様々な外科
手術用デバイスと併用されることを可能にするように、導波管のプロフィールを可能な限
り最小限に保つことができる。加えて、導波管からの光抽出は、潜在的に、光伝搬の経路
内に配置される導波管の外部表面の一部を被覆し、それによって、接触面積内の光損失を
もたらすことによって、外部留め金が光抽出に干渉し得るため、外部の機械的留め金を使
用せずに、最適化されることができる。
図13Aは、本明細書に説明される実施形態のいずれかと併用され得る、照明要素13
00の代替実施形態の斜視図を示す。照明要素は、外科手術用器具(図示せず)上の合致
するレセプタクルの中に摺動するように構成される突出部1325を備え得る、光学導波
管1300を備えてもよい。光学導波管1300または外科手術用器具は、突出部を備え
てもよく、導波管または外科手術用器具の他方は、合致するレセプタクルを備えてもよい
。突出部は、レセプタクルの中に摺動し、導波管を器具に結合するように構成されてもよ
い。突出部は、ありつぎまたは他の形状等の任意の形状であってもよく、導波管の一方ま
たは両方側面に沿って部分的または完全に延在してもよい。
図13Bは、図13Aの実施形態の端面図を示す。導波管1300上の突出部1325
は、開創器ブレードまたは本明細書に説明される任意の他の外科手術用器具等の外科手術
用器具1345上の合致するレセプタクル1335の中に摺動されてもよい。図13Bは
さらに、突出部1325が、ありつぎ形状を有してもよく、合致するレセプタクル133
5が、ありつぎ形状の溝であってもよいことを示す。
図14Aは、図12Cの実施形態と、照明要素300の少なくとも一部、光ファイバ入
射部の少なくとも一部(図示せず)、および結合ブラケット1200にわたって配置され
るように構成される、カラー1400との斜視図を示す。照明要素は、光学導波管130
0を備えてもよい。カラー1400または結合ブラケット1200の一方は、突出部を備
えてもよく、カラーまたは結合ブラケットの他方は、レセプタクルを備えてもよい。突出
部は、レセプタクルの中にスナップ嵌合し、カラー1400を結合ブラケット1200に
結合するように構成されてもよい。カラーは、長方形、正方形、または他の幾何学形状の
管を備えてもよい。管は、照明要素300、結合ブラケット1200、および光ファイバ
入射部のいずれか間の結合界面を受容、保護、支持、または固着するようなサイズにされ
た中心チャネルを画定してもよい。カラーはまた、装置またはデバイスの種々の構成要素
のための歪み緩和を提供してもよい。
図14Bは、図12Cの実施形態および図14Aのカラー1400の代替斜視図を示す
。カラー1400は、レセプタクル1415を備えてもよく、結合ブラケット1200は
、突出部1235を備えてもよい。突出部1235は、カラー1400が結合ブラケット
1200にわたって軸方向に移動されるにつれて、レセプタクル1415の中にスナップ
嵌合し、カラー1400を結合ブラケット1200に結合するように構成されてもよい。
図14Cは、図12Cの実施形態の少なくとも一部にわたって配置される図14Bのカ
ラー1400を示す。結合ブラケット1200は、図14Cに示されるように、カラー1
400上のレセプタクル1415の中にスナップ嵌合し、カラー1400を結合ブラケッ
ト1200に結合し得る、突出部1235を備えてもよい。
図15Aは、照明要素1300と、結合ブラケット1200と、光入射要素1506と
、照明要素1300、結合ブラケット1200、および光入射要素1506にわたって配
置されるように構成される、カラー1500との代替実施形態の斜視図を示す。照明要素
は、好ましくは、光学導波管1300を備えてもよく、光入射要素は、好ましくは、光フ
ァイバ入射部1506を備えてもよい。カラー1500は、光学導波管1300および結
合ブラケット1200の少なくとも一部にわたって摺動するように構成されてもよい。カ
ラー1500は、結合ブラケット1200、光ファイバ入射部1506、または光学導波
管1300のうちの少なくとも1つに接着結合または別様に接着されてもよい。接着のた
めの方法として、締まり嵌め、圧着、溶接、および当該技術分野において公知の他の方法
が挙げられ得る。光ファイバ入射部1506の少なくとも一部は、カバー1508内に配
置されてもよい。
図15Bは、図15Aの実施形態を示し、さらに、カラー1500が導波管1300お
よび結合ブラケット1200の少なくとも一部にわたって配置され得る方法を示す。カラ
ーは、長方形、正方形、または他の幾何学形状の管を備えてもよい。管は、照明要素30
0、結合ブラケット1200、および光ファイバ入射部1506のいずれか間の結合界面
を受容、保護、支持、または固着するようなサイズにされる中心チャネルを画定してもよ
い。カラーはまた、装置またはデバイスの種々の構成要素のための歪み緩和を提供しても
よい。
図16Aは、光ファイバ入射部を外科手術用器具に取り付けるための関節運動式トラッ
クアタッチメントの実施形態の斜視図を示す。関節運動式トラックアタッチメント160
0は、近位端1620と、遠位端1610と、2つの側面1601および1602とを備
えてもよい。関節運動式トラックアタッチメントはさらに、交互スロット1625によっ
て分離され、近位端1620と遠位端1610との間に延在する可撓性トラック1605
を形成するように整列される、複数のレール1626を備えてもよい。近位端1620は
、結合要素1640を備えてもよい。遠位端1610は、結合要素1630を備えてもよ
い。結合要素1640および1630は、光ファイバ入射部(図示せず)を受容し、外科
手術用器具(図示せず)に取り付けられるように構成されてもよい。外科手術用器具は、
1つまたはそれを上回るレセプタクル(図示せず)を備えてもよく、結合要素は、レセプ
タクルの中にスナップ嵌合し、関節運動式トラックアタッチメント1600を外科手術用
器具に取り付けるための1つまたはそれを上回る突出部1645、1650、および16
60を備えてもよい。関節運動式トラックアタッチメント1600はさらに、2つの側面
1601および1602のそれぞれ上に整列され、中心チャネル1603を形成し、光フ
ァイバ入射部(図示せず)を受容するように構成される、複数の突出部1615を備えて
もよい。中心チャネル1603は、光ファイバ入射部を含み、かつ誘導するように構成さ
れてもよい。関節運動式トラックは、-180~180度の角度に順応するように構成さ
れてもよく、0度の角度は、非撓曲平坦位置に対応する。光ファイバ入射部が外科手術用
器具の形状に実質的に順応することを可能にすることによって、関節運動式トラックアタ
ッチメントデバイスは、低プロフィール構成における光ファイバ入射部と外科手術用器具
の結合および噛合を促進するために使用され得、また、光ファイバ入射部を支持し、それ
がよじれないように防止するために使用され得る。外科手術用器具は、カメラ、センサ、
または開創器を備えてもよい。
図16B-16Dは、それぞれ、図16Aの関節運動式トラックアタッチメントの端面
図、上面図、および側面図を示す。図16A-16Dにおける関節運動式トラックアタッ
チメント1600は、約0度の角度では、実質的に撓曲されずに示される。
図17A-17Dは、それぞれ、約90度の角度に順応するように撓曲されて示される
、関節運動式トラックアタッチメントの実施形態の斜視図、端面図、および側面図を示す
図18Aは、光学導波管1300、光ファイバ入射部1850、結合ブラケット(見え
ない)、カラー1700、および関節運動式トラックアタッチメントデバイス1600に
結合される外科手術用開創器1800を備える、被照明外科手術用装置の実施形態の斜視
図を示す。外科手術用開創器は、その遠位端1810上のブレード1825と、その近位
端1820上のハンドル1815とを備えてもよい。外科手術用開創器ブレード1825
は、結合ブラケット1200によって光学導波管1300に結合され得る、光ファイバ入
射部1850を含有するための中心チャネル1830を備えてもよい。結合ブラケットは
、導波管1300、結合ブラケット1200、および光ファイバ入射部1850の少なく
とも一部にわたって配置され得る、カラー1700によって保護されてもよい。関節運動
式トラックアタッチメントデバイス1600は、光ファイバ入射部1850を支持し、そ
れがよじれないように防止し、外科手術用開創器1800の形状に順応するために、約9
0度の角度に順応するように撓曲されてもよい。関節運動式トラックアタッチメントデバ
イスは、したがって、低プロフィール構成における光ファイバ入射部1850と外科手術
用開創器1800の結合および噛合を促進する。
図18Bは、図18Aの線A-A’に沿って得られた図18Aの外科手術用開創器ブレ
ードの断面図を示し、導波管1300は、ブレード1825に結合される。導波管130
0は、ブレードの中心チャネル1830内のレセプタクル1335の中に摺動するように
構成される、突出部1325を備えてもよい。
本発明の好ましい実施形態が、本明細書に図示および説明されたが、そのような実施形
態が、一例として提供されるにすぎないことは、当業者に明白である。多数の変形例、変
更、および代用が、本発明から逸脱することなく、現時点において、当業者に想起される
。本明細書に説明される本発明の実施形態の種々の代替が、本発明を実践する際に採用さ
れてもよいことを理解されたい。以下の請求項は、発明の範囲を定義し、これらの請求項
およびその均等物の範囲内の方法および構造は、それによって網羅されることが意図され
る。

Claims (92)

  1. 患者内の術野を照明するための外科手術用照明装置であって、 1つまたはそれを上回
    る光ファイバを備える、光ファイバ入射部と、
    外科手術用デバイスおよびそこに結合される照明要素を備える、被照明外科手術用器具
    であって、前記照明要素は、前記光ファイバ入射部と結合され、光を前記光ファイバ入射
    部から前記術野に向かって放出するように構成される、被照明外科手術用器具と、
    前記光ファイバ入射部を前記被照明外科手術用器具に結合するための光学結合ブラケッ
    トであって、前記光学結合ブラケットは、近位端、遠位端、およびそれらの間に延在する
    中心チャネルを有する伸長フレームを備え、前記中心チャネルは、上側表面、下側表面、
    および2つの側壁によって画定され、前記中心チャネルは、前記光ファイバを受容および
    支持するようなサイズにされ、前記光学結合ブラケットの遠位端は、前記照明要素に結合
    される、光学結合ブラケットと、
    を備える、装置。
  2. 前記光学結合ブラケットはさらに、前記光ファイバ入射部に係合するように構成される
    1つまたはそれを上回る突出部材を備え、前記突出部材は、前記フレームの近位端上に配
    置され、前記中心チャネルの両側壁に隣接し、前記突出部材は、前記フレームの長手軸に
    対して横方向に延在する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記光学結合ブラケットはさらに、前記照明要素に係合するように構成される1つまた
    はそれを上回る係合要素を備え、前記係合要素は、前記フレームの遠位端上に配置される
    、請求項1に記載の装置。
  4. 前記係合要素は、前記照明要素の近位端上に配置される1つまたはそれを上回るピン、
    ねじ、または突出部を捕捉するように構成される1つまたはそれを上回る孔を備える、請
    求項3に記載の装置。
  5. 前記中心チャネル内に配置される前記光ファイバ入射部の1つまたはそれを上回る光フ
    ァイバは、相互の上に垂直にスタックされた1つまたはそれを上回る線状アレイに配列さ
    れる、請求項1に記載の装置。
  6. 前記光学結合ブラケットの中心チャネル内に配置され、それによって、前記光ファイバ
    を前記ブラケットのフレームに固定して結合する、接着剤をさらに備える、請求項1に記
    載の装置。
  7. 前記照明要素は、光学導波管を備え、前記導波管または前記外科手術用器具の一方は、
    突出部を備え、前記導波管または前記外科手術用器具の他方は、合致するレセプタクルを
    備え、前記突出部は、前記レセプタクルの中に摺動し、前記導波管を前記器具に結合する
    ように構成される、請求項1に記載の装置。
  8. 前記外科手術用器具は、カメラ、センサ、または開創器を備える、請求項1に記載の装
    置。
  9. 前記照明要素は、光学導波管を備え、前記光学導波管は、その近位端上に配置されるポ
    ケットを備え、前記ポケットは、前記光ファイバ入射部を受容するように構成される、請
    求項1に記載の装置。
  10. 前記光学導波管に結合される遮壁をさらに備え、前記遮壁は、前記光学導波管の周縁の
    少なくとも一部の周囲に配置され、前記遮壁の上部表面上、または底部表面上、または前
    記上部表面および前記底部表面の両方上に1つまたはそれを上回る開口部を有し、空隙が
    、前記遮壁と前記光学導波管との間に維持される、請求項9に記載の装置。
  11. 前記遮壁の1つまたはそれを上回る表面と統合されるか、またはそれに結合される、1
    つまたはそれを上回る磁石をさらに備え、前記磁石は、前記遮壁と前記外科手術用デバイ
    スを磁気結合するように構成される、請求項10に記載の装置。
  12. 前記結合ブラケットまたは前記照明要素の一方は、突出部を備え、前記結合ブラケット
    または前記照明要素の他方は、レセプタクルを備え、前記突出部は、前記レセプタクルの
    中にスナップ嵌合する、請求項1に記載の装置。
  13. 前記照明要素は、光学導波管を備え、前記光学導波管は、その近位端上に配置されるポ
    ケットを備え、前記ポケットは、前記結合ブラケットの少なくとも遠位端を受容するよう
    に構成される、請求項1に記載の装置。
  14. 前記照明要素、前記結合ブラケット、および前記光ファイバ入射部にわたって配置され
    るカラーをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  15. 前記カラーまたは前記結合ブラケットの一方は、突出部を備え、前記カラーまたは前記
    結合ブラケットの他方は、レセプタクルを備え、前記突出部は、前記レセプタクルの中に
    スナップ嵌合する、請求項14に記載の装置。
  16. 前記カラーは、前記結合ブラケット、前記光ファイバ入射部の少なくとも一部、および
    前記照明要素の少なくとも一部にわたって軸方向に摺動するように構成され、前記カラー
    は、前記結合ブラケット、前記光ファイバ入射部、または前記照明要素のうちの少なくと
    も1つに接着結合される、請求項14に記載の装置。
  17. 前記光ファイバ入射部を前記外科手術用器具に取り付けるための関節運動式トラックア
    タッチメントをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  18. 前記関節運動式トラックアタッチメントは、近位端、遠位端、底部表面、上部表面、お
    よび2つの側面を備え、スロットを交互させることによって分離され、可撓性トラックを
    形成するように整列される、複数のレールが、前記近位端と遠位端との間に延在し、前記
    近位橋および遠位端はそれぞれ、前記光ファイバ入射部を受容し、前記外科手術用器具に
    取り付けられるように構成される、結合要素を備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記関節運動式トラックアタッチメントは、各側面上に整列され、中心チャネルを形成
    し、前記光ファイバ入射部を受容するように構成される、複数の突出部を備える、請求項
    17に記載の装置。
  20. 前記関節運動式トラックアタッチメントまたは前記外科手術用器具の一方は、突出部を
    備え、前記関節運動式トラックアタッチメントまたは前記外科手術用器具の他方は、レセ
    プタクルを備え、前記突出部は、前記レセプタクルの中にスナップ嵌合する、請求項17
    に記載の装置。
  21. 前記関節運動式トラックアタッチメントは、-180~180度の角度に順応する、請
    求項17に記載の装置。
  22. 前記外科手術用器具は、カメラ、センサ、または開創器を備える、請求項17に記載の
    装置。
  23. 被照明外科手術用器具と光ファイバ入射部を光学的に結合するための光学結合ブラケッ
    トであって、
    近位端、遠位端、およびそれらの間に延在する中心チャネルを有する伸長フレームを備
    え、
    前記中心チャネルは、上側表面、下側表面、および2つの側壁によって画定され、前記
    中心チャネルは、前記光ファイバ入射部を受容および支持するようなサイズにされる、ブ
    ラケット。
  24. 前記光ファイバ入射部に係合するように構成される1つまたはそれを上回る突出部材を
    さらに備え、前記突出部材は、前記フレームの近位端上に配置され、前記中心チャネルの
    両側壁に隣接し、前記突出部材は、前記フレームの長手軸に対して横方向に延在する、請
    求項23に記載のブラケット。
  25. 前記外科手術用器具の照明要素に係合するように構成される1つまたはそれを上回る係
    合要素をさらに備え、前記係合要素は、前記フレームの遠位端上に配置される、請求項2
    3に記載のブラケット。
  26. 前記係合要素は、前記照明要素の近位端上に配置されるピン、ねじ、または突出部のう
    ちの1つまたはそれを上回るものを捕捉するように構成される1つまたはそれを上回る孔
    を備える、請求項25に記載のブラケット。
  27. 前記中心チャネルは、相互の上に垂直にスタックされた1つまたはそれを上回る線状ア
    レイに配列される、前記光ファイバ入射部の1つまたはそれを上回る光ファイバを捕捉す
    るように構成される、請求項23に記載のブラケット。
  28. 前記係合要素は、前記照明要素上の合致するレセプタクルまたは合致する突出部のいず
    れか一方と係合するように構成される突出部またはレセプタクルのいずれか一方を備え、
    前記突出部は、前記レセプタクルの中にスナップ嵌合するように構成される、請求項25
    に記載のブラケット。
  29. 光ファイバ入射部を被照明外科手術用器具に結合するための方法であって、
    前記被照明外科手術用器具を提供するステップであって、前記被照明外科手術用器具は
    、外科手術用デバイスおよびそこに結合される照明要素を備える、ステップと、
    近位端、遠位端、およびそれらの間に延在する中心チャネルを有するフレームを備える
    、光学結合ブラケットを提供するステップと、
    前記光ファイバ入射部を前記チャネル内に配置するステップと、
    前記光ファイバ入射部を前記照明要素に結合するステップと、
    前記ブラケットを前記照明要素に結合するステップと、
    を含む、方法。
  30. 前記ブラケットを前記照明要素に結合するステップは、前記ブラケットのフレームの遠
    位端を前記照明要素に接着接合するステップを含む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記光学結合ブラケットはさらに、前記フレームの遠位端上に配置される1つまたはそ
    れを上回る係合要素を備え、前記ブラケットを前記照明要素に結合するステップは、前記
    係合要素を前記照明要素に係合することを含む、請求項29に記載の方法。
  32. 前記係合要素は、1つまたはそれを上回る孔を備え、前記係合要素を前記照明要素に係
    合するステップは、前記照明要素の近位端上に配置される1つまたはそれを上回るピン、
    ねじ、または突出部を前記孔内に配置することを含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記中心チャネル内に配置される1つまたはそれを上回る光ファイバを裁断または研磨
    するステップをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  34. 前記光ファイバ入射部を前記中心チャネルの中に配置するステップはさらに、前記光フ
    ァイバ入射部の1つまたはそれを上回る光ファイバを相互の上に垂直にスタックされた1
    つまたはそれを上回る線状アレイに配列するステップを含む、請求項29に記載の方法。
  35. 前記光ファイバ入射部を前記チャネル内に配置するステップはさらに、前記光ファイバ
    入射部の1つまたはそれを上回る光ファイバと前記光学結合ブラケットのフレームを接着
    接合し、それによって、前記光ファイバを前記チャネル内に固定して配置することを含む
    、請求項29に記載の方法。
  36. 前記光学結合ブラケットはさらに、前記フレームの近位部分上に配置される1つまたは
    それを上回る突出部材を備え、前記中心チャネルの両側壁に隣接し、前記突出部材は、前
    記フレームの長手軸に対して横方向に延在し、前記光ファイバ入射部を前記チャネル内に
    配置するステップはさらに、前記光ファイバを前記突出部材と平行に整列させ、前記光フ
    ァイバを前記チャネルの中に挿入することを含む、請求項29に記載の方法。
  37. 前記光ファイバおよび前記ブラケットを安定構成に結合するように、バンドを前記係合
    要素の1つまたはそれを上回る突出部材およびそれらの間に配置される光ファイバの周囲
    に設置することをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  38. 前記照明要素は、光学導波管を備え、前記光学導波管は、その近位端上に配置されるポ
    ケットを有し、前記光ファイバ入射部を前記照明要素に結合するステップは、前記光ファ
    イバ入射部の遠位端を前記ポケットの中に挿入することを含む、請求項29に記載の方法
  39. 前記照明要素は、光学導波管を備え、前記方法はさらに、
    遮壁を提供するステップと、
    前記遮壁を前記光学導波管の周囲に配置するステップと、
    前記光学結合ブラケットを前記遮壁に結合するステップと、
    を含む、請求項29に記載の方法。
  40. 前記ブラケットおよび前記遮壁は、金属材料から形成され、前記ブラケットを前記遮壁
    に結合するステップは、前記ブラケットのフレームの1つまたはそれを上回る表面を前記
    遮壁の1つまたはそれを上回る内部表面に溶接することを含む、請求項39に記載の方法
  41. 前記方法はさらに、前記遮壁を前記外科手術用デバイスに磁気結合するステップを含む
    、請求項39に記載の方法。
  42. 前記照明要素は、光学導波管を備え、前記光学導波管は、その近位端上に配置されるポ
    ケットを有し、前記ブラケットを前記照明要素に結合するステップは、前記結合ブラケッ
    トの少なくとも遠位端を前記光学導波管のポケットの中に挿入することを含む、請求項2
    9に記載の方法。
  43. 前記ブラケットを前記照明要素に結合するステップは、前記結合ブラケットを前記照明
    要素にスナップ嵌合することを含む、請求項29に記載の方法。
  44. 前記結合ブラケットまたは前記照明要素の一方は、突出部を備え、前記結合ブラケット
    または前記照明要素の他方は、レセプタクルを備え、前記突出部は、前記レセプタクルの
    中にスナップ嵌合する、請求項29に記載の方法。
  45. カラーを提供するステップをさらに含み、前記カラーを前記照明要素、前記結合ブラケ
    ット、および前記光ファイバ入射部にわたって配置することをさらに含む、請求項29に
    記載の方法。
  46. 前記カラーまたは前記照明要素の一方は、突出部を備え、前記カラーまたは前記照明要
    素の他方は、レセプタクルを備え、前記突出部を前記レセプタクルの中にスナップ嵌合す
    ることをさらに含む、請求項45に記載の方法。
  47. 前記カラーを前記照明要素の少なくとも一部にわたって摺動させ、前記カラーを前記照
    明要素に接着結合することをさらに含む、請求項45に記載の方法。
  48. 照明要素を外科手術用デバイスに結合するための方法であって、
    照明要素を提供するステップと、
    外科手術用デバイスを提供するステップと、
    前記照明要素を前記外科手術用デバイスに結合するステップと、
    を含み、前記照明要素または前記外科手術用デバイスの一方は、突出部を備え、前記照
    明要素または前記外科手術用デバイスの他方は、合致するレセプタクルを備え、前記突出
    部は、前記レセプタクルの中に摺動し、前記照明要素を前記外科手術用デバイスに結合す
    るように構成される、方法。
  49. 外科手術用デバイスを得るステップはさらに、カメラ、センサ、または開創器を得るこ
    とを含み、前記照明要素を前記外科手術用デバイスに結合するステップは、前記照明要素
    を前記カメラ、前記センサ、または前記開創器に結合することを含む、請求項48に記載
    の方法。
  50. 光を患者内の術野に提供するための外科手術用照明デバイスであって、
    近位部分および遠位部分を有する照明要素であって、前記遠位部分は、光を前記照明要
    素から抽出し、前記光を前記術野に向かって指向するための光学構造を備え、前記近位部
    分は、第1の脚部および第2の脚部を備え、前記脚部は、近位に延在し、前記近位部分の
    対向側方側面上に配置され、前記近位部分はさらに、レセプタクルを備え、前記レセプタ
    クルは、前記第1の脚部と、前記第2の脚部と、前記照明要素の最近位端との間に配置さ
    れる空間によって画定される、照明要素と、
    近位領域、遠位領域、およびそれらの間に配置される中心チャネルを有する、光学結合
    ブラケットであって、前記遠位領域は、少なくとも部分的に、前記レセプタクル内に配置
    され、前記結合ブラケットは、前記照明要素に結合される、光学結合ブラケットと、
    光入射要素であって、前記光入射要素の遠位部分は、前記結合ブラケットの中心チャネ
    ル内に配置され、前記光入射要素は、光源からの光を前記照明要素に提供するように構成
    される、光入射要素と、
    を備える、デバイス。
  51. 前記照明要素は、非光ファイバ光学導波管である、請求項50に記載のデバイス。
  52. 前記光は、全内部反射によって前記光学導波管を通して伝送される、請求項51に記載
    のデバイス。
  53. 前記光学構造は、複数のファセットを備える、請求項50に記載のデバイス。
  54. 前記光学構造は、複数の階段状ステップを備え、各階段状ステップは、ランプおよびス
    テップと、前記ランプと前記ステップとの間の角度とを有する、請求項50に記載のデバ
    イス。
  55. 前記ランプは、実質的に平坦な平面状の表面であって、前記ステップは、実質的に平坦
    な平面状の表面である、請求項54に記載のデバイス。
  56. 前記ランプは、前記光学導波管内の光の全内部反射を助長する角度で配置され、前記ス
    テップは、前記光学導波管内からの光の抽出を助長する角度で配置される、請求項54に
    記載のデバイス。
  57. 前記照明要素の最遠位端は、前記光をそこから抽出し、前記光を前記術野に指向するた
    めに構成される光学構造を備える、請求項50に記載のデバイス。
  58. 前記結合ブラケットは、キー溝要素を備え、前記光学導波管は、前記結合ブラケットキ
    ー溝要素と協働し、前記結合ブラケットと前記光学導波管の適切な整列を確実にする形状
    を有する、キー溝要素を備える、請求項50に記載のデバイス。
  59. 前記光入射要素は、複数の光ファイバを備える、請求項50に記載のデバイス。
  60. 前記複数のファイバはそれぞれ、遠位端を有し、前記遠位端は、相互に実質的に同一平
    面上にある、請求項59に記載のデバイス。
  61. 前記複数のファイバは、実質的に平坦な平面状のリボンを形成する、請求項59に記載
    のデバイス。
  62. シースが、前記複数のファイバにわたって配置される、請求項59に記載のデバイス。
  63. 前記中心チャネルは、実質的に平行四辺形の形状の断面を有する、請求項50に記載の
    デバイス。
  64. 前記照明要素に結合される器具をさらに備える、請求項50に記載のデバイス。
  65. 前記照明要素に結合される外科手術用開創器をさらに備える、請求項50に記載のデバ
    イス。
  66. 前記結合ブラケットは、前記照明要素に接着結合される、請求項50に記載のデバイス
  67. 前記結合ブラケットは、前記照明要素に取り外し可能に結合される、請求項50に記載
    のデバイス。
  68. 前記器具は、カメラ、センサ、または開創器を備える、請求項50に記載のデバイス。
  69. 前記結合ブラケットまたは前記照明要素の一方は、突出部を備え、前記結合ブラケット
    または前記照明要素の他方は、レセプタクルを備え、前記突出部は、前記レセプタクルの
    中にスナップ嵌合する、請求項50に記載のデバイス。
  70. 前記結合ブラケットはさらに、前記遠位領域に隣接して配置される係合要素を備え、前
    記照明要素は、前記結合ブラケット係合要素と係合するように構成される係合要素を備え
    る、請求項50に記載のデバイス。
  71. 前記照明要素、前記結合ブラケット、および前記光入射要素にわたって配置されるカラ
    ーをさらに備える、請求項50に記載のデバイス。
  72. 前記カラーまたは前記結合ブラケットの一方は、突出部を備え、前記カラーまたは前記
    結合ブラケットの他方は、レセプタクルを備え、前記突出部は、前記レセプタクルの中に
    スナップ嵌合する、請求項71に記載のデバイス。
  73. 前記カラーは、前記照明要素の少なくとも一部にわたって摺動するように構成され、前
    記カラーは、前記照明要素に接着結合される、請求項71に記載のデバイス。
  74. 前記照明要素は、光学導波管を備え、前記導波管または前記器具の一方は、突出部を備
    え、前記導波管または前記器具の他方は、合致するレセプタクルを備え、前記突出部は、
    前記レセプタクルの中に摺動し、前記導波管を前記器具に結合するように構成される、請
    求項64に記載のデバイス。
  75. 前記突出部は、ありつぎ形状であって、前記合致するレセプタクルは、ありつぎ形状の
    溝である、請求項74に記載のデバイス。
  76. 前記光入射要素を前記器具に取り付けるための関節運動式トラックアタッチメントをさ
    らに備える、請求項64に記載のデバイス。
  77. 前記関節運動式トラックアタッチメントは、近位端、遠位端、底部表面、上部表面、お
    よび2つの側面を備え、スロットによって分離され、可撓性トラックを形成するように整
    列される、複数のレールが、前記近位端と遠位端との間に延在し、前記近位端および遠位
    端はそれぞれ、前記光入射要素を受容し、前記外科手術用器具に取り付けられるように構
    成される結合要素を備える、請求項76に記載のデバイス。
  78. 前記関節運動式トラックアタッチメントは、前記トラックの各側面上に整列され、中心
    チャネルを形成し、前記光入射要素を受容するように構成される、複数の突出部を備える
    、請求項77に記載のデバイス。
  79. 前記関節運動式トラックアタッチメントまたは前記外科手術用器具の一方は、突出部を
    備え、前記関節運動式トラックアタッチメントまたは前記外科手術用器具の他方は、レセ
    プタクルを備え、前記突出部は、前記レセプタクルの中にスナップ嵌合する、請求項76
    に記載のデバイス。
  80. 前記関節運動式トラックアタッチメントは、-180~180度の角度に順応する、請
    求項76に記載のデバイス。
  81. 前記器具は、カメラ、センサ、または開創器を備える、請求項76に記載のデバイス。
  82. ファイバ入射要素を外科手術用器具に取り付けるための関節運動式トラックアタッチメ
    ントデバイスであって、
    近位端と、
    遠位端と、 2つの側面と、
    を備え、スロットによって分離され、可撓性トラックを形成するように整列される複数
    のレールが、前記近位端と遠位端との間に延在し、前記近位端および遠位端はそれぞれ、
    前記光ファイバ入射部を受容し、前記外科手術用器具に取り付けられるように構成される
    、結合要素を備える、デバイス。
  83. 前記関節運動式トラックアタッチメントデバイスは、光ファイバ入射部を外科手術用器
    具に取り付ける、請求項82に記載のデバイス。
  84. 前記関節運動式トラックアタッチメントデバイスは、各側面上に整列され、中心チャネ
    ルを形成し、前記光ファイバ入射部を受容するように構成される、複数の突出部を備える
    、請求項83に記載のデバイス。
  85. 前記関節運動式トラックアタッチメントデバイスまたは前記外科手術用器具の一方は、
    突出部を備え、前記関節運動式トラックアタッチメントデバイスまたは前記外科手術用器
    具の他方は、レセプタクルを備え、前記突出部は、前記レセプタクルの中にスナップ嵌合
    する、請求項82に記載のデバイス。
  86. 前記関節運動式トラックアタッチメントデバイスは、-180~180度の角度に順応
    する、請求項82に記載のデバイス。
  87. 前記外科手術用器具は、カメラ、センサ、または開創器を備える、請求項82に記載の
    デバイス。
  88. ファイバ入射要素を外科手術用器具に取り付ける方法であって、
    ファイバ入射要素および外科手術用器具を提供するステップと、
    関節運動式トラックアタッチメントデバイスを提供するステップと、
    前記ファイバ入射要素を関節運動式トラックアタッチメントデバイス内に配置するステ
    ップと、
    前記関節運動式トラックアタッチメントデバイスを前記外科手術用器具に取り付けるス
    テップと、
    を含む、方法。
  89. 前記ファイバ入射要素は、光ファイバ入射部を備え、前記関節運動式トラックアタッチ
    メントデバイスを前記外科手術用器具に取り付けるステップは、前記デバイスの近位端を
    前記外科手術用器具に結合すること、および前記デバイスの遠位端を前記外科手術用器具
    に結合することを含む、請求項88に記載の方法。
  90. 前記関節運動式トラックアタッチメントデバイスまたは前記外科手術用器具の一方は、
    突出部を備え、前記関節運動式トラックアタッチメントデバイスまたは前記外科手術用器
    具の他方は、レセプタクルを備え、前記関節運動式トラックアタッチメントデバイスを前
    記外科手術用器具に取り付けるステップは、前記突出部を前記レセプタクルの中にスナッ
    プ嵌合するステップを含む、請求項88に記載の方法。
  91. 前記関節運動式トラックアタッチメントデバイスを-180~180度の角度まで撓曲
    させるステップをさらに含む、請求項88に記載の方法。
  92. 前記外科手術用器具は、カメラ、センサ、または開創器を備える、請求項88に記載の
    方法。
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