JP2024000711A - 接合方法 - Google Patents

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JP2024000711A
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Abstract

Figure 2024000711000001
【課題】引張荷重による接合箇所の剥離を抑制する。
【解決手段】接合方法は、第1ワークと第2ワークとを接合する方法である。接合方法は、前記第1ワークの端部に接着剤を介して前記第2ワークの端部を重ね合わせる工程と、重ね合わせた前記第1ワークと前記第2ワークの両端部をリベットで締結する工程と、を備える。前記第1ワークの前記端部における先端部分は、前記リベットによる締結箇所に対して一方側に配置されるとともに、前記第2ワークに向けて屈曲する屈曲部となっている。前記第2ワークの前記端部における先端部分は、前記リベットによる締結箇所に対して他方側に配置されるとともに、前記第1ワークに向けて屈曲する屈曲部となっている。前記第1ワークと前記第2ワークとの各屈曲部には、前記リベットによる締結時に前記接着剤が流入するアンカー孔が形成されている。
【選択図】図1

Description

本明細書が開示する技術は、第1ワークと第2ワークとを接合する接合方法に関する。
特許文献1には、第1ワークと第2ワークとを接合する接合方法が開示されている。この接合方法では、第1ワークの端部に接着剤を介して第2ワークの端部を接合している。第1ワークと第2ワークの少なくとも一方では、接着剤が塗布される端部は、凹状となるように予め加工されている。
特開平05-156213号公報
上記のような接合方法では、第1ワークと第2ワークに引張荷重が作用したときに、接合箇所が剥離するという問題がある。本明細書では、引張荷重による接合箇所の剥離を抑制することができる技術を開示する。
本明細書が開示する技術は、第1ワークと第2ワークとを接合する接合方法に具現化される。この接合方法は、前記第1ワークの端部に接着剤を介して前記第2ワークの端部を重ね合わせる工程と、重ね合わせた前記第1ワークと前記第2ワークの両端部をリベットで締結する工程と、を備える。前記第1ワークの前記端部における先端部分は、前記リベットによる締結箇所に対して一方側に配置されるとともに、前記第2ワークに向けて屈曲する屈曲部となっている。前記第2ワークの前記端部における先端部分は、前記リベットによる締結箇所に対して他方側に配置されるとともに、前記第1ワークに向けて屈曲する屈曲部となっている。前記第1ワークと前記第2ワークとの各屈曲部には、前記リベットによる締結時に前記接着剤が流入するアンカー孔が形成されている。
実施例の接合方法を示す図である。 実施例の接合体に引張荷重が作用したときの接合体の図である。 実施例の接合体に引張荷重が作用したときの曲げ変形量を示す図である。
図面を参照して、接合方法を説明する。接合方法は、第1ワーク10と第2ワーク12の端部とを接合する方法である。まず、図1を参照して、第1ワーク10と第2ワーク12を説明する。第1ワーク10は、1枚の板材を折り曲げることにより作製される。第1ワーク10は、例えば、金属材料または樹脂材料からなる。金属材料は、例えば、アルミと銅であり、樹脂材料は、例えば、CFRPである。第1ワーク10は、第1接合部分10aを備える。第1接合部分10aは、第1ワーク10の端部に位置している。
第1接合部分10aは、第1基部14と、第1屈曲部16と、を備える。第1基部14は、第1リベット締結孔18を有する。第1リベット締結孔18は、第1基部14を第1接合部分10aの第1接合面20から第1非接合面22まで、即ち、第1基部14の厚み方向に貫通している。第1屈曲部16は、第1基部14の端部に連結されている。第1屈曲部16は、第1接合部分10aの先端部分を構成している。第1屈曲部16は、第1基部14に対して鋭角に屈曲している。第1屈曲部16は、第1アンカー孔24を有する。第1アンカー孔24は、第1リベット締結孔18よりも第1屈曲部16側に配置されている。第1アンカー孔24は、第1屈曲部16を第1接合部分10aの第1接合面20から第1非接合面22まで、即ち、第1屈曲部16の厚み方向に貫通している。
第2ワーク12は、1枚の板材を折り曲げることにより作製される。第2ワーク12は、例えば、金属材料または樹脂材料からなる。金属材料は、例えば、アルミと銅であり、樹脂材料は、例えば、CFRPである。第2ワーク12は、第2接合部分12aを備える。第2接合部分12aは、第2ワーク12の端部に位置している。
第2接合部分12aは、第2基部30と、第2屈曲部32と、を備える。第2基部30は、第2リベット締結孔34を有する。第2リベット締結孔34の形状は、第1リベット締結孔18の形状と略同一である。第2リベット締結孔34は、第2基部30を第2接合部分12aの第2接合面36から第2非接合面38まで、即ち、第2基部30の厚み方向に貫通している。第2屈曲部32は、第2基部30の端部に連結されている。第2屈曲部32は、第2接合部分12aの先端部分を構成している。第2屈曲部32は、第2基部30に対して鋭角に屈曲している。第2屈曲部32は、第2アンカー孔40を有する。第2アンカー孔40は、第2リベット締結孔34よりも第2屈曲部32側に配置されている。第2アンカー孔40は、第2屈曲部32を第2接合部分12aの第2接合面36から第2非接合面38まで、即ち、第2屈曲部32の厚み貫通している。
次に、接合方法を説明する。接合方法は、重ね合わせ工程と、挿入工程と、締結工程と、を備える。重ね合わせ工程と、挿入工程と、締結工程が順番に実行される。
図1(a)に示すように、重ね合わせ工程では、接着剤44を、第1接合部分10aの第1接合面20と第2接合部分12aの第2接合面36の少なくとも一方、本実施例では、第1接合面20に塗布する。変形例では、接着剤44を、第2接合面36のみに、または、第1接合面20と第2接合面36の両方に塗布してもよい。次に、第1接合面20が第2接合面36と対向するように、第1接合部分10aと第2接合部分12aを重ね合わせる。第1接合部分10aと第2接合部分12aが重ね合わされた状態では、第1屈曲部16が第2ワーク12に向けて屈曲しており、第2屈曲部32が第1ワーク10に向けて屈曲しており、第1リベット締結孔18が第2リベット締結孔34と対向している。以下では、第1リベット締結孔18と第2リベット締結孔34を合わせて締結箇所46と呼ぶことがある。第1接合部分10aと第2接合部分12aが重ね合わされた状態では、第1アンカー孔24は、締結箇所46に対して一方側に配置されており、第2アンカー孔40は、締結箇所46に対して他方側に配置されている。
挿入工程では、図1(b)に示すリベット50を、第2ワーク12側から第1リベット締結孔18と第2リベット締結孔34に挿入する。ここで、リベット50は、ボディ部52と、ヘッド部54と、フランジ部56と、シャフト部58と、を備える。挿入工程が実行されると、ボディ部52は、第1リベット締結孔18と第2リベット締結孔34に挿入されており、第1接合部分10aと第2接合部分12aは、ヘッド部54とフランジ部56との間に配置されている。
図1(b)に示すように、締結工程では、シャフト部58が第2ワーク12から離れる方向D1に、シャフト部58をボディ部52から引き抜く。フランジ部56が第2接合部分12aの第2非接合面38に当接した状態で、ヘッド部54が方向D1に移動して、ボディ部52が座屈する。これにより、第1ワーク10が第2ワーク12に押し付けられ、第1ワーク10と第2ワーク12は、リベット50により締結されて、図1(c)に示す接合体60が作製される。また、第1ワーク10が第2ワーク12に押し付けられると、第1屈曲部16は、第1基部14に対する第1屈曲部16の屈曲角度が小さくなるように弾性変形し、第2屈曲部32は、第2基部30に対する第2屈曲部32の屈曲角度が小さくなる弾性変形する。さらに、第1ワーク10が第2ワーク12に押し付けられると、接着剤44は、第1接合部分10aと第2接合部分12aにより押し広げられる。これにより、接着剤44は、第1アンカー孔24に流入し、その後に、第1接合部分10aの第1非接合面22上に漏れ出す。また、接着剤44は、第2アンカー孔40に流入し、その後に、第2接合部分12aの第2非接合面38上に漏れ出す。接着剤44が硬化すると、アンカー効果を発揮することにより、第1ワーク10と第2ワーク12が接着剤44により強固に接合される。
接合体60に図1(c)に示す方向D2、D3の引張荷重が作用すると、図2に示すように、第1ワーク10が第2接合部分12aから離れる方向に曲げ変形し、第2ワーク12が第1接合部分10aから離れる方向に曲げ変形することがある。この結果、硬化した接着剤44の両端部には、剥離力が生じる。接合前の第2屈曲部32は第1接合部分10aに向けて屈曲しているため、第2屈曲部32の復元力は、第1接合部分10aを押圧するように作用する。これにより、硬化した接着剤44の一端部に生じる剥離力が低減される。また、接合前の第1屈曲部16は第2接合部分12aに向けて屈曲しているため、第1屈曲部16の復元力は、第2接合部分12aを押圧するように作用する。これにより、硬化した接着剤44の他端部に生じる剥離力が低減される。また、接着剤44が第1アンカー孔24と第2アンカー孔40に流入することにより発生するアンカー効果が発揮することにより、図3に示すように、アンカー効果が発揮しない従来構成と比較して、第1ワーク10と第2ワーク12の曲げ変形し難くなる。なお、図3では、本実施例の構成に関するグラフが実線で図示されており、従来構成に関するグラフが破線で図示されている。以上より、引張荷重により、第1ワーク10と第2ワーク12との接合箇所の剥離が効果的に抑制される。
(効果)
本実施例では、接合方法は、第1ワーク10の第1接合部分10aに接着剤44を介して第2ワーク12の第2接合部分12aを重ね合わせる工程と、重ね合わせた第1接合部分10aと第2接合部分12aをリベット50で締結する工程と、を備える。第1接合部分10aにおける第1屈曲部16は、リベット50による締結箇所46に対して一方側に配置されるとともに、第2ワーク12に向けて屈曲する。第2接合部分12aにおける第2屈曲部32は、リベット50による締結箇所46に対して他方側に配置されるとともに、第1ワーク10に向けて屈曲する。第1屈曲部16と第2屈曲部32のそれぞれには、リベット50による締結時に接着剤44が流入する第1アンカー孔24と第2アンカー孔40のそれぞれが形成されている。
上記の接合方法では、重ね合わせた第1ワーク10と第2ワーク12をリベット50で締結したときに、接着剤44が第1アンカー孔24と第2アンカー孔40に流入する。第1アンカー孔24と第2アンカー孔40内で硬化した接着剤44が、アンカー効果を発揮することにより、第1ワーク10と第2ワーク12が強固に接合される。また、重ね合わせた第1ワーク10と第2ワーク12をリベット50で締結したときに、第1屈曲部16と第2屈曲部32では、屈曲角度を小さくするように弾性変形が生じることにより、他方のワーク10、12を押圧するような復元力が発生する。ここで、第1ワーク10と第2ワーク12に引張荷重が作用すると、接合箇所の両側では第1ワーク10と第2ワーク12に曲げ変形が発生し、その結果、硬化した接着剤44の端部に剥離力が生じる。この点に関して、第1屈曲部16と第2屈曲部32による復元力は、他方のワーク10、12を押圧するように作用することにより、硬化した接着剤44の端部に生じる剥離力を低減させる。これにより、前述したアンカー効果と合わせて、引張荷重により、第1ワーク10と第2ワーク12の接合箇所の剥離が効果的に抑制される。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:第1ワーク、10a:第1接合部分、12:第2ワーク、12a:第2接合部分、16:第1屈曲部、18:第1リベット締結孔、20:第1接合面、24:第1アンカー孔、32:第2屈曲部、34:第2リベット締結孔、36:第2接合面、40:第2アンカー孔、44:接着剤、46:締結箇所、50:リベット、60:接合体

Claims (1)

  1. 第1ワークと第2ワークとを接合する接合方法であって、
    前記第1ワークの端部に接着剤を介して前記第2ワークの端部を重ね合わせる工程と、
    重ね合わせた前記第1ワークと前記第2ワークの両端部をリベットで締結する工程と、
    を備え、
    前記第1ワークの前記端部における先端部分は、前記リベットによる締結箇所に対して一方側に配置されるとともに、前記第2ワークに向けて屈曲する屈曲部となっており、
    前記第2ワークの前記端部における先端部分は、前記リベットによる前記締結箇所に対して他方側に配置されるとともに、前記第1ワークに向けて屈曲する屈曲部となっており、
    前記第1ワークと前記第2ワークとの各屈曲部には、前記リベットによる締結時に前記接着剤が流入するアンカー孔が形成されている、
    接合方法。
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