JP2023549281A - 歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

歯ブラシであって、ハンドル(10)と、ブラシヘッド(20)と、同軸に回動する第1の回転ディスク(31)と第2の回転ディスク(32)とを備え、第1の回転ディスク(31)がブラシヘッド(20)/ハンドル(10)に接続され、第2の回転ディスク(32)がハンドル(10)/ブラシヘッド(20)に接続され、第1の回転ディスク(31)及び第2の回転ディスク(32)の回動軸線がハンドル(10)の延在方向に垂直である接続構造(30)と、第1の弾性部材(41)と第2の弾性部材(42)とを備え、第1の弾性部材(41)と第2の弾性部材(42)の両端がそれぞれ第1の回転ディスク(31)、第2の回転ディスク(32)に接続又は当接する弾性構造(40)と、を備え、第1の回転ディスク(31)が外力を受けて第2の回転ディスク(32)に対して回動すると、第1の弾性部材(41)及び/又は第2の弾性部材(42)が弾性変形する。

Description

本願は、2020年11月18日で中国特許庁に提出した出願番号が202022678200.6で発明の名称が「歯ブラシ」である中国特許出願に基づく優先権を主張するものであり、その全体が参照により本願に組み込まれる。
本願は、口腔ケアの分野に関し、特に歯ブラシに関わるものである。
歯ブラシを使用する際に、歯ブラシが歯を清潔にする力は、人の手による圧迫および推進力から生じる。歯磨き時に、使用者は、より高い洗浄効果のために、思わず手の押圧力を増加させて、清掃に必要な圧迫力を超えた力を歯に与える可能性があり、この圧迫力は、エナメル質の摩耗をもたらす可能性があり、より弱い歯首部(歯と歯肉との境界箇所)に対しては、不快感と損傷をよりもたらしやすい。
本願の実施例の目的の一つは、歯を強く磨くことによって歯を損傷することを改善することにある。
上記の技術課題を解決するために、本願の実施例は、以下の技術手段を採用する。
歯ブラシであって、
鉛直に配置されて長辺が上下に延びる状態であるハンドルと、
歯を刷掃するブラシ毛を有するブラシヘッドと、
同軸に設けられて相対的に回動できる第1の回転ディスクと第2の回転ディスクとを備え、前記第1の回転ディスクが前記ブラシヘッドに接続され、前記第2の回転ディスクが前記ハンドルに接続され、または、前記第2の回転ディスクが前記ブラシヘッドに接続され、前記第1の回転ディスクが前記ハンドルに接続され、前記第1の回転ディスクおよび前記第2の回転ディスクの回動軸線が前記ハンドルの延在方向に垂直である接続構造と、
第1の弾性部材と第2の弾性部材とを備え、前記第1の弾性部材は、一端が前記第1の回転ディスクに接続または当接し、他端が前記第2の回転ディスクに接続し、前記第2の弾性部材は、一端が前記第1の回転ディスクに接続または当接し、他端が前記第2の回転ディスクに接続し、または、前記第1の弾性部材は、一端が前記第1の回転ディスクに接続し、他端が前記第2の回転ディスクに接続または当接し、前記第2の弾性部材は、一端が前記第1の回転ディスクに接続し、他端が前記第2の回転ディスクに接続または当接する弾性構造と、を備え、
前記第1の回転ディスクが外力を受けて前記第2の回転ディスクに対して回動すると、前記第1の弾性部材および/または前記第2の弾性部材は、前記外力が取り消された後に前記第1の回転ディスクを逆回動させて復帰させる弾性回復力を形成するように、弾性変形する。
任意選択として、前記回動軸線は、前記ブラシ毛の延在方向に対して垂直または平行である。
任意選択として、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材は、いずれもストライプ状構造であり、且つ一体的に設置され、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材は、接続箇所で前記第1の回転ディスクに接続されている。
任意選択として、前記第2の回転ディスクには、係止溝を有する係止ブロックが設けられ、
前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材は、接続箇所で前記係止溝に係合する。
任意選択として、前記第1の回転ディスクには、第1のボスおよび第2のボスが設けられ、前記第1のボスおよび前記第2のボスは、それぞれ前記第1の弾性部材および前記第2の弾性部材に当接する。
任意選択として、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材の自由端は、前記第1ボスと前記第2ボスとの間に位置する。
任意選択として、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材は、いずれもストライプ状であり、前記第1の弾性部材は、円弧中心が前記回動軸線に向かう第1の円弧セグメントと、前記第1のボスに向かう第2の円弧セグメントとを有する。
任意選択として、前記第2の回転ディスクにおいて前記第1の回転ディスクに向かう表面には、回転筒が設けられ、前記第1の回転ディスクは、前記回転筒に外嵌して前記回転筒周りに回動し、
前記接続構造は、スナップをさらに備え、前記スナップは、前記第2の回転ディスクにスナップ結合されて、前記第1の回転ディスクを収容する収容室を形成し、前記スナップおよび/または前記第2の回転ディスクには、前記第1の回転ディスクと前記ブラシヘッドとの接続を回避する逃がし穴が開設されている。
任意選択として、前記スナップおよび/または前記第2の回転ディスクには、前記収容室と連通する排水孔が開設されている。
任意選択として、前記歯ブラシは、前記ブラシヘッドの圧力を検出する誘導構造をさらに備える。
本願に係る歯ブラシの有益な効果は、本願に係る歯ブラシが、歯を強く磨くことによって歯を損傷することを改善し、歯を保護する効果を奏することである。
以下、本願の実施例における技術案をより明確に説明するために、実施例または例示的な技術的説明において必要とされる図面について簡単に説明するが、明らかに、以下に説明する図面は、本願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的な労働を行わずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
図1は、回動軸線がブラシ毛の延在方向と平行である、本願の実施例に係る歯ブラシの概略図である。 図2は、本願の実施例に係る歯ブラシの部分分解概略図である。 図3は、本願の実施例に係る弾性構造と接続構造の接続概略図である。 図4は、本願の実施例に係る弾性構造の概略図である。 図5は、本願の実施例に係るブラシヘッドの回動時の第1の弾性部材の力学的解析概略図である。
なお、図中の各符号は、以下の通りである。
10 ハンドル、20 ブラシヘッド、30 接続構造、31 第1の回転ディスク、311 第1のボス、312 第2のボス、32 第2の回転ディスク、321 係止ブロック、322 回転筒、33 スナップ、301 逃げ穴、302 排水孔、40 弾性構造、A 第1の固定端、B 第1の可動端、41 第1の弾性部材、411 第1の円弧セグメント、412 第2の円弧セグメント、42 第2の弾性部材。
以下、本願の目的、技術案および利点をより明確にするために、図面および実施例に基づいて、本願についてさらに詳細に説明する。理解すべきところは、ここに記載された具体的な実施例は、本願を説明するためのものにすぎず、本願を限定するものではない。
説明する必要があるのは、部品が別の部品に「固定」または「設置」されていると呼ぶ場合、別の部品に直接的に配置されてもよく、別の部品に間接的に配置されてもよい。一つの部品が別の部品に「接続」されていると呼ぶ場合、別の部品に直接に接続されてもよく、間接的に接続されてもよい。「上」、「下」、「左」、「右」などが示す方位または位置関係は、図面に示す方位または位置関係に基づくものであり、単に説明を容易にするためのものであり、指す装置または素子が特定の方位を有して特定の方位で構造・操作しなければならないことを示すまたは暗示するものではないので、本開示に対する制限として理解されず、当業者にとって、上記の用語の具体的な意味は、状況に応じて理解することができる。「第1」、「第2」という用語が、説明の目的にのみ使用され、相対的な重要性を表示又は暗示したり、技術特徴の数を暗黙的に明示したりすると理解すべきではない。「複数」は、明確な限定がない限り、2つ以上を意味する。
図1~図5を参照して、本願に係る歯ブラシに対して例示的に説明する。歯ブラシは、ハンドル10と、ブラシヘッド20と、接続構造30と、弾性構造40とを備える。
ブラシヘッド20とハンドル10は、上下に設けられ、ブラシヘッド20とハンドル10との間は、接続構造30によって接続され、接続構造30によって相対的に回動する。弾性構造40は、ブラシヘッド20とハンドル10の回動時に弾性変形し、外力が消失した後にブラシヘッド20を復帰させる。弾性構造40が弾性変形するとは、弾性構造40が外力作用を受けると、構造内部の各点間の相対位置が変化し、全体構造の外形が変化し、外力が撤回された後に元に戻る能力を持つことを意味する。
説明を容易にするために、歯ブラシを縦置きにする。ハンドル10の長辺は、上下に延びる状態となっている。
ブラシヘッド20は、ハンドル10の上方に位置し、歯を刷掃するブラシ毛を有する。
接続構造30は、同軸に設けられて相対的に回動できる第1の回転ディスク31と第2の回転ディスク32とを備え、第1の回転ディスク31が、ブラシヘッド20に固定接続され、第2の回転ディスク32が、ハンドル10に固定接続され、または、第2の回転ディスク32が、ブラシヘッド20に固定接続され、第1の回転ディスク31が、ハンドル10に固定接続され、第1の回転ディスク31および第2の回転ディスク32の回動軸線は、ハンドル10の延在方向に垂直である。図示の構成において、第1の回転ディスク31は、ブラシヘッド20に固定接続され、第2の回転ディスク32は、ハンドル10に固定接続されている。
第1の回転ディスク31と第2の回転ディスク32は、相対的に回動してブラシヘッド20とハンドル10との相対的な回動を実現する。回動軸線は、ハンドル10の延在方向に対して垂直であり、ハンドル10の延在方向は、上下方向であり、回動軸線は、水平面において延在する。ブラシヘッド20は、ブラシ毛をハンドル10の直上に位置する初期位置から下へ外側に向かって偏向させて初期位置から遠ざけるように、ハンドル10の方向に向かって回動する。弾性構造40は、ブラシ毛が外力を受けて初期位置からずれたときに弾性変形し、外力が消失した後にブラシヘッド20を逆回動させてブラシ毛を初期位置に戻す。
歯を磨く操作に合わせて、歯を磨く時に、歯ブラシは、ほぼ水平に配置され、ブラシヘッド20は、横方向(歯ブラシの長手方向が歯の並び方向に対して平行である)に沿って口腔内に伸び、縦方向に沿って上の歯列と下の歯列を刷掃する。説明する必要があるのは、歯を磨く際の歯への力は、ブラシ毛による歯への静圧およびブラシ毛と歯との相対的な移動による推力として表現することができる。
加圧が大きすぎる場合、ブラシヘッド20は、回動軸線周りに回動し、弾性部材が、弾性変形し、歯に対する力の影響を部分的に相殺し、歯が実際に受ける圧力を低下させる。
図1は、回動軸線がブラシ毛の延在方向と平行である場合を示している。回動軸線がブラシ毛の延在方向と平行である場合、ブラシヘッド20は、該図においてMに示す方向に沿って回動する。歯ブラシが一定の推力で中間から交互に上の歯列と下の歯列の方向に刷掃すると仮定すると、ブラシヘッド20は、逆の方向に回動し、歯ブラシは、上の歯列の方向に刷掃すると、ブラシヘッド20は、下の歯列の方向に回動し、それに応じて、歯ブラシは、下の歯列の方向に刷掃すると、ブラシヘッド20は、上の歯列の方向に回動する。弾性部材は、弾性変形してこの部分の推力を相殺し、歯が受けた実際の圧力を低下させ、歯を保護する役割を果たす。そして、説明する必要があるのは、弾性部材の変形量は、摩擦力と線形関係にあるので、歯ブラシが上の歯列および下の歯列を刷掃する時に、歯が受けた実際の圧力は、歯冠から歯肉に向かう方向に減少し、歯肉にかかる圧力は、最小であり、歯肉を保護する効果をさらに発揮する。
回動軸線がブラシ毛の延在方向に対して垂直である場合、歯を磨く時に、ブラシ毛は、歯に向かって歯を押し当て、静圧が大きすぎる場合に、ブラシヘッド20が歯から離れる方向に回動し、弾性部材が弾性変形して一部の圧力を相殺し、歯が受けた実際の静圧を減少させ、歯を保護する効果を発揮する。
以上のことから、本実施例に係る歯ブラシによれば、歯の保護効果を奏することができる。
弾性構造40は、第1の弾性部材41と、第2の弾性部材42とを備え、第1の弾性部材41/第2の弾性部材42は、一端が第1の回転ディスク31に接続または当接し、他端が第2の回転ディスク32に接続し、または、第1の弾性部材41/第2の弾性部材42は、一端が第1の回転ディスク31に接続し、他端が第2の回転ディスク32に接続または当接する。説明を容易にするために、第1の弾性部材41と第2の回転ディスク32との接続端を第1の固定端Aと定義し、他端を可動端Bと定義する。第2の弾性部材42と第2の回転ディスク32との接続端を第2の固定端と定義し、他端を第2の可動端と定義する。第1の固定端Aおよび第2の固定端は、いずれも回動軸線からずれている。
第1の回転ディスク31が正回転外力を受けて第2の回転ディスク32に対して正回動すると、第1の弾性部材41と第2の弾性部材42のうち少なくとも第1の弾性部材41が弾性変形し、第1の回転ディスク31が第2の回転ディスク32に対して逆回動する傾向を有する第1の弾性回復力を形成し、第1の弾性回復力は、第1の回転ディスク31が受けた正回動外力が取り消されたときに、第1の回転ディスク31を逆回動させて復帰させる。
第1の回転ディスク31が逆方向外力を受けて第2の回転ディスク32に対して逆回動すると、第1の弾性部材41と第2の弾性部材42のうち少なくとも第2の弾性部材42が弾性変形し、第1の回転ディスク31が第2の回転ディスク32に対して正回動する傾向を有する第2の弾性回復力を形成し、第2の弾性回復力は、第1の回転ディスク31が受けた逆回転外力が取り消されたときに、第1の回転ディスク31を正回動させて復帰させる。
第1の弾性部材41および第2の弾性部材42の設置により、第1の回転ディスク31および第2の回転ディスク32は、正回動または逆回動にかかわらず、外力が消失した後に、初期位置に復帰することができる。前述と合わせて、回動軸線がブラシ毛の延在方向と平行である場合、歯ブラシが交互に上の歯列と下の歯列を刷掃する過程において、いずれも上の歯列と下の歯列を保護する効果を奏することができる。
第1の弾性部材41および第2の弾性部材42は、ストライプ状の弾性部材、トーションばね等の両端が力を受けた場合に弾性的に湾曲することができる構造部材、またはコイルスプリング等の両端が力を受けた場合に弾性的に伸張または弾性的に圧縮する構造部材とすることができる。
説明する必要があるのは、本実施例において、第1の固定端A、第2の固定端と第2の回転ディスク32との接続、および第1の可動端B、第2の可動端と第1の回転ディスク31との接続は、固定接続であってもよいし、回転接続であってもよい。
図5と合わせて、第1の弾性部材41と第2の弾性部材42がストライプ構造である場合を示す。第2の回転ディスク32が固定されて第1の回転ディスク31が回動すると仮定する。回動軸線は、回転面において中心点Cとして表示され、第1の弾性部材41は、第1の固定端Aと第1の可動端Bを有し、第1の固定端Aは、第2の回転ディスク32に接続され、第1の可動端Bは、第1の回転ディスク31に接続または当接し、第1の回転ディスク31が中心点C周りに反時計方向(図中のM方向)に回動すると、第1の可動端Bは、付勢力Fを受け、この付勢力Fにより中心点C周りに位置から位置まで移動する。第1の固定端Aは、回動軸線からずれ、すなわち第1の固定端Aと中心点Cとは、重なっていない。ABCの間は、三角形を成す。B点が位置から位置に移動すると、第1の弾性部材41が弾性変形し、外力が消失した後に、第1の弾性部材41は、弾性回復力で位置から位置に復帰して第1の回転ディスク31を回転復帰させる。
第2の弾性部材42と第1の弾性部材41とは、対称的に設置されている。第1の回転ディスク31が中心点C周りに反時計方向に回動すると、第2の弾性部材42が弾性的に湾曲し、外力が消失した後に第1の回転ディスク31を逆回転させて復帰させる。第2の弾性部材42と第1の弾性部材41との対称的な配置により、第1の弾性部材41と第2の弾性部材42とは、第1の回転ディスク31と第2の回転ディスク32との正回動及び逆回動という2つの状況において、同等の弾性変形量を有する。前述と合わせて、回動軸線がブラシ毛の延在方向と平行である場合、歯ブラシが交互に上の歯列と下の歯列を刷掃する過程において、同じ刷掃力の場合、上の歯列と下の歯列は、基本的に同じ受力状況と清掃効果を有し、歯磨きの快適さを高めることに有利である。
図5に示す構造において、構造を簡略化するように、第1の固定端Aと第2の固定端とが重なる。他の実施例において、第1の固定端Aと第2の固定端とは、重なっていなくてもよい。
図5を参照すると、第1の弾性部材41と第2の弾性部材42が細長いストライプ状構造であり、その延在経路が曲線である場合、第1の弾性部材41と第2の弾性部材42は、さらに曲げられたり伸ばされたりすることができ、いずれの場合にも、自身の弾性復元力によって元に戻すことができる。この場合、第1の可動端B、第2の可動端と第1の回転ディスク31との間は、可動接続、固定接続、または当接とすることができる。
一方、第1の弾性部材41と第2の弾性部材42が細長い棒状であり、その延在経路が直線である場合、第1の弾性部材41と第2の弾性部材42は、弾性的に湾曲するしかなく、伸ばすことが困難である。図5と合わせて、第1の弾性部材41は、初期時に第1の可動端Bが1位置に位置し、第1の弾性部材41が直線であると仮定すると、2位置と第1の固定端Aの直線距離が1位置と第1の固定端Aの直線距離よりも大きいので、第1の可動端Bは、2位置の位置に移動することが困難である。第1の可動端Bと第1の回転ディスク31との間が固定接続または回動接続の関係である場合、第1の回転ディスク31は、第1の弾性部材41の長さに制限されて反時計回りに回動できない。一方、第1の可動端Bと第1の回転ディスク31との間が当接関係である場合、第2の可動端は、第1の回転ディスク31が時計方向に回動するときにのみ弾性変形し、第1の回転ディスク31が反時計方向に回動するときに第2の可動端から離間する。このとき、第1の弾性部材41は、第1の回転ディスク31の時計回り回動後の復帰を実現し、第2の弾性部材42は、第1の回転ディスク31の反時計回り回動後の復帰を実現する。
以上のことから、第1の弾性部材41と第2の弾性部材42は、ストライプ状構造であり、その延在経路は、直線または曲線である。好ましくは、第1の可動端B、第2の可動端と第2の回転ディスク32との関係は、構造生産加工の難易度を低減するように、当接である。
説明する必要があるのは、第1の可動端B、第2の可動端が共に第1の回転ディスク31に当接すると、第1の可動端B、第2の可動端の回動経路は、中心点C周りの回動に制限される。この技術効果は、次の方法によって実現されている。
図2および図3を参照して、第1の回転ディスク31には、第1の可動端Bおよび第2の可動端のそれぞれに当接する第1のボス311および第2のボス312が設けられている。
第1の弾性部材41および第2の弾性部材42は、それぞれ第1のボス311および第2のボス312に当接し、第1の回転ディスク31が時計回りに回動すると、第1のボス311が第1の弾性部材41に押圧して第1の弾性部材41を弾性変形させる。第2の回転ディスク32が反時計回りに回動すると、第2のボス312が第2の弾性部材42を押圧して第2の弾性部材42を弾性変形させる。
本願の他の実施例において、図4を参照すると、第1の弾性部材41と第2の弾性部材42は、いずれも棒状構造で、且つ一体的に設置され、第1の弾性部材41と第2の弾性部材42との接続箇所は、第1の固定端A/第2の固定端である。第1の固定端Aと第2の固定端とが重なるため、第2の回転ディスク32に一つの固定構造のみを設ければよく、構造の簡略化に有利である。
本願の別の実施例において、図3および図4を参照すると、第2の回転ディスク32には、係止溝を有する係止ブロック321が設けられている。第1の弾性部材41と第2の弾性部材42とは、接続されて、接続箇所において係止溝に係合する。第1の弾性部材41と第2の弾性部材42は、全体として略U字状をなし、第1の固定端Aにおいて係止溝と係合接続されている。係止溝は、弾性構造40の左右方向および前後方向の移動を含む水平面での移動を規制する。この設置は、構造の簡略化、操作の容易化に有利である。
図2を参照すると、第1のボス311と第2のボス312は、円柱状である。他の実施例において、第1のボス311および第2のボス312は、円台状または他の形状であってもよく、ここでは限定されない。
図3を参照すると、第1の弾性部材41と第2の弾性部材42の自由端は、第1のボス311と第2のボス312との間に位置する。他の実施例において、第1の弾性部材41と第2の弾性部材42の自由端は、第1のボス311と第2のボス312の外側に位置してもよい。
図4を併せて参照すると、第1の弾性部材41は、円弧中心が回動軸線に向かう第1の円弧セグメント411と、円弧中心が前記第1のボス311に向かう第2の円弧セグメント412(第1の可動端B)とを有する。第1の弾性部材41と第2の弾性部材42は、対称であり、第1のボス311、第2のボス312と係止ブロック321の係止溝は、共に弾性構造40を内方に係設し、第1の円弧セグメント411と第2の円弧セグメント412の設置は、弾性構造40の全体と第1の回転ディスク31および第2の回転ディスク32との接続締結性を高めるのに有利である。
本願の他の実施例において、図2を参照すると、第2の回転ディスク32は、第1の回転ディスク31に向ける表面に回転筒322を設け、第1の回転ディスク31は、回転筒322に外嵌して回転筒322周りに回動する。
接続構造は、第2の回転ディスク32にスナップ結合されて第1の回転ディスク31を内方に挟み込むスナップ33をさらに備え、スナップ33および/または第2の回転ディスク32には、第1の回転ディスク31とブラシヘッド20との接続を避ける逃げ穴301が設けられている。
第2の回転ディスク32とスナップ33とは、スナップ結合されて、第1の回転ディスク31を収容する収容室を形成している。第1の回転ディスク31は、当該収容室に配置されて回転筒322の外側に嵌設されている。回転筒322の中心軸線は、回動軸線である。ブラシヘッド20は、接続部材またはブラシヘッド20自体を介して逃げ孔301を通じて第1の回転ディスク31に接続されている。逃げ穴301は、ブラシヘッド20とハンドル10の最大回動角度を規制する。
図2および図3を参照すると、スナップ33および/または第2の回転ディスク32には、収容室と連通する排水孔302が開設されている。使用時には、外部の水が逃げ穴301を通って収容室に入ることがある。図示の構成において、排水孔302は、2つがあり、ハンドル10の両側に位置している。排水孔302の設置により、収容室内の水を適時的に排出することができる。
本願の別の実施例において、歯ブラシは、ブラシヘッド20の圧力を検出するための誘導構造をさらに備える。誘導構造は、ブラシヘッド20が受けた圧力を感知し、感知された圧力が所定閾値より大きい時に、可視光または音声で警告信号を発し、使用者に歯ブラシに加えた圧力を適切に低下させるように注意する。
前記の説明は、本願の選択可能な好ましい実施例に過ぎず、本願に対する制限とはならず、本願の精神および原則内で行われる任意の修正、同等な置換えおよび改良等は、いずれも本願の保護範囲に含まれるべきである。

Claims (15)

  1. 歯ブラシであって、
    鉛直に配置されて長辺が上下に延びる状態であるハンドルと、
    歯を刷掃するブラシ毛を有するブラシヘッドと、
    同軸に設けられて相対的に回動できる第1の回転ディスクと第2の回転ディスクとを備え、前記第1の回転ディスクが前記ブラシヘッド/前記ハンドルに接続され、前記第2の回転ディスクが前記ハンドル/前記ブラシヘッドに接続され、前記第1の回転ディスクおよび前記第2の回転ディスクの回動軸線が前記ハンドルの延在方向に垂直である接続構造と、
    第1の弾性部材と第2の弾性部材とを備え、前記第1の弾性部材/前記第2の弾性部材は、一端が前記第1の回転ディスクに接続または当接し、他端が前記第2の回転ディスクに接続し、または、前記第1の弾性部材/前記第2の弾性部材は、一端が前記第1の回転ディスクに接続し、他端が前記第2の回転ディスクに接続または当接する弾性構造と、を備え、
    前記第1の回転ディスクが外力を受けて前記第2の回転ディスクに対して回動すると、前記第1の弾性部材および/または前記第2の弾性部材は、前記外力が取り消された後に前記第1の回転ディスクを逆回動させて復帰させる弾性回復力を形成するように、弾性変形することを特徴とする歯ブラシ。
  2. 前記回動軸線は、前記ブラシ毛の延在方向に対して垂直または平行であることを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ。
  3. 前記第1の弾性部材および前記第2の弾性部材は、ストライプ構造であり、その延在経路は、直線または曲線であることを特徴とする請求項2に記載の歯ブラシ。
  4. 前記第2の弾性部材と前記第1の弾性部材は、対称的に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の歯ブラシ。
  5. 前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材は、いずれもストライプ状構造であり、且つ一体的に設置され、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材は、接続箇所で前記第1の回転ディスクに接続されていることを特徴とする請求項2に記載の歯ブラシ。
  6. 前記第2の回転ディスクには、係止溝を有する係止ブロックが設けられ、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材は、接続箇所で前記係止溝に係合することを特徴とする請求項5に記載の歯ブラシ。
  7. 前記第1の回転ディスクには、第1のボスおよび第2のボスが設けられ、前記第1のボスおよび前記第2のボスは、それぞれ前記第1の弾性部材および前記第2の弾性部材に当接することを特徴とする請求項5に記載の歯ブラシ。
  8. 前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材の自由端は、前記第1のボスと前記第2のボスとの間に位置することを特徴とする請求項7に記載の歯ブラシ。
  9. 第1のアームと第2のアームは、円柱状であることを特徴とする請求項7に記載の歯ブラシ。
  10. 前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材は、いずれもストライプ状であり、前記第1の弾性部材は、円弧中心が前記回動軸線に向かう第1の円弧セグメントと、前記第1のボスに向かう第2の円弧セグメントとを有することを特徴とする請求項8に記載の歯ブラシ。
  11. 前記第1の弾性部材および前記第2の弾性部材は、コイルばねまたはトーションばねであることを特徴とする請求項2に記載の歯ブラシ。
  12. 前記第2の回転ディスクにおいて前記第1の回転ディスクに向かう表面には、回転筒が設けられ、前記第1の回転ディスクは、前記回転筒に外嵌して前記回転筒周りに回動し、
    前記接続構造は、スナップをさらに備え、前記スナップは、前記第2の回転ディスクにスナップ結合されて、前記第1の回転ディスクを収容する収容室を形成し、前記スナップおよび/または前記第2の回転ディスクには、前記第1の回転ディスクと前記ブラシヘッドとの接続を回避する逃がし穴が開設されていることを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ。
  13. 前記スナップおよび/または前記第2の回転ディスクには、前記収容室と連通する排水孔が開設されていることを特徴とする請求項12に記載の歯ブラシ。
  14. 前記排水孔は、2つがあり、前記ハンドルの両側に位置していることを特徴とする請求項13に記載の歯ブラシ。
  15. 前記歯ブラシは、前記ブラシヘッドの圧力を検出するための誘導構成をさらに備えることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の歯ブラシ。
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