JP2023543787A - 電力エンジニアリングモジュールまたは建築サービスモジュールを有する設置装置、および当該設置装置からモジュールを取り外す方法。 - Google Patents

Abstract

電力エンジニアリングモジュール又は建築サービスエンジニアリングモジュール（１６）を備えた設置装置であって、設置装置（１０）が、少なくとも２つの側壁（１２）と、複数の積み重ね可能なモジュール（１６）を取り囲む取り外し可能な前面カバー（１４）とを備え、側壁（１２）が、フレーム（２６）と、その中に配置された２つの長手方向レール（３６）と、横方向レール（４４）とを有し、モジュール（１６‘）の上に配置された１つ以上のモジュール（１６）を固定するために、長手方向レール（３６）が、モジュール（１６‘）の整備のために装置内に残っているモジュール（１６）の角部に沿って配置され、２つのフレーム（２６）が、前側の２つの長手方向レール（３６）に沿って配置され、上部フレームセグメント（３０）に取り付けられたプーリ（４２）を介して、モジュールを載置した横方向レール（４４）に接続され得、整備されるべきモジュール（１６‘）の上に配置された１つまたは複数のモジュール（１６）が長手方向レール（３６）に固定されると、設置デバイス（１０）から取り外し可能となるような設置装置および設置のための方法。【選択図】 図１

Description

本発明は、電力エンジニアリングモジュールまたは建築サービスエンジニアリングモジュールを備えた設置装置、および当該設置装置からモジュールを取り外す方法に関する。

化石エネルギー担体の使用は、ますます非経済的になっているだけでなく、気候への悪影響に関連してますます困難になっている。再生可能エネルギー源の使用の増加の他、エネルギー貯蔵のための効率的なシステムもますます必要とされており、これは、例えば、建物の暖房中またはプラントの冷房中の、インテリジェント制御と組み合わせて、エネルギー消費の低減を確実にすることができる。このような手段により、使用されるエネルギー担体に関係なく、高い節約ポテンシャルを作り出すことができ、これはまた、関連する設置コストを低減する。

エネルギー貯蔵のための効率的なシステムの例は、同じ出願人からの先に公開されていない特許出願ＤＥ １０ ２０１９ １１８ ２２３に記載されている。ベース上に配置された水熱交換器と、水熱交換器の上方に配置された空気熱交換器とを備え、水熱交換器が、ベースから内側シェルを覆う外側シェルに対してデバイスを画定する内側シェルによって囲まれた液体リザーバ内に配置され、外側シェルが地層内に少なくとも部分的に導入され、空気熱交換器を通る空気入口から空気出口への空気流を生成することができるように、デバイスがカバーによって上方に閉じられる、液体リザーバ内のエネルギー伝達およびエネルギー貯蔵のためのデバイスが記載される。

典型的には、水熱交換器および空気熱交換器の作動領域は、水圧ユニットを介して、例えば建物の内部に取り付けられたヒートポンプに接続される。この場合、このようなデバイスを例えば建物の屋根に取り付けることも可能である。

一般的な従来技術から、例えば１９インチの規格で、または別々の構成要素として、設置キャビネット内に電力エンジニアリングモジュールまたはビルディングサービスエンジニアリングモジュールを配置することが知られている。しかしながら、そのような設備は、非常に複雑であったり非常にわかりにくかったりするので、周囲の影響に対する保護をほとんど提供しない。そのようなモジュール、例えば、上述のヒートポンプは、しばしば非常に重いので、整備工は、大変な手間がかけて保守や交換せざるを得ない。

この従来技術から進んで、本発明者らは、モジュールが特に設置および保守が容易である設置装置および方法を提供するという問題を解決することに取り組んできた。

この問題は、請求項１の特徴によって解決される。本発明のさらなる有利な実施形態は、従属請求項のそれぞれの主題である。これらは、技術的に有意義な方法で互いに組み合わせることができる。詳細な説明は、特に図面と併せて、本発明をさらに特徴付け、特定する。

本発明によれば、２つの側壁と、複数の積み重ね可能なモジュールを囲む取外し可能な前部カバーとを備え、側壁がフレームと、その中に配置された２つの長手方向レールと、横方向レールとを有し、長手方向レールが、整備されるモジュールの上方に配置された１つまたは複数のモジュールを固定するために、モジュールの整備または取り外しのために装置内に残っているモジュールの角部に沿って配置され、２つのフレームが、前側の２つの長手方向レールに沿って配置され、上部フレームセグメントに取り付けられたプーリを介して、取外されるモジュールが載置される横方向レールに接続され、その結果、整備されるモジュールの上方に配置された１つまたは複数のモジュールが長手方向レールに固定されると、モジュールが設置装置から取外し可能となる、設置装置が創作される。

したがって、本発明による設置装置では、モジュールは、２つの側壁および取り外し可能な前面カバーの背後に配置され、これによって、少なくともこれらの側面からの周りの影響から保護される。モジュールは上下に積み重ねられるので、例えば設置キャビネットのようなモジュールの設置を担う複雑な保持デバイスは必要ない。しかしながら、２つの側壁は、モジュールのメンテナンス又は交換の間、更なる機能を担う。フレームと、その中に配置された２つの長手方向レールと、横方向レールとを有する側壁の各々は、前面カバーを取り外した後、取り外すことができる。そして、長手方向レールは、モジュールの角部に取り付けられ、したがって、それらは、交換または修理されるモジュールの上方に配置されたモジュールについては、少なくともこれらを固定することができる。その結果、前側の長手方向レールは、フレームを保持する保持デバイスの機能を担う。そして、フレームは、上側フレームセグメント上にプーリ用のレセプタクルを有し、レセプタクルは、同様に側壁から取り外された横方向レールに接続可能に構成され、その結果、一種のプーリブロックが形成され、それによって、交換されるモジュールを持ち上げることができる。このようにして、困難な条件下、例えば建物の屋根上で、モジュールの交換または保守を行うことも容易に可能である。整備工は、ここでは、追加の設置道具を持ち運ぶ必要はなく、なぜならば、全てのさらなる設置道具は、設置場所の、２つのプーリから少し離れた位置にすでにあり、整備工によって設置場所に容易にもってくることができるからである。その結果、整備工は、状況にかかわらず、必要とされる全ての設置道具がすでに存在することを現場で確認することができる。このようにして、設置装置は、コスト的に有効に作動させることができ、その結果、設置場所とは無関係に、同一の開始状態を実現することができる。この点において、建物屋根への設置に加えて、例えば、建物の地下室への設置も可能であり、その場合、設置装置は、用途に応じて拡張することができることに留意されたい。したがって、第１のケースでは、後壁または上部カバーも設けることが可能であり、一方、第２のケースでは、側壁または前部カバーは、民間家庭でしばしば望まれるように、良好な美観が得られるように設計することができる。実施されるべき作業が完了した後、交換されるか、または、保守されるモジュールは、逆の順序で再挿入され、長手方向レールは、その後、再び取り外され、横方向レールと共にフレームに挿入され、次いで、取り付け装置の側壁を再び完成させる。

本発明の一実施形態によれば、上部フレームセグメントには、プーリを引っ掛けることができるアイレットを設けることができる。

したがって、フレームをプーリに簡単に接続することができる。この場合、プーリは、例えば、工具がなくても、カラビナによって引っ掛けることができる。

本発明のさらなる実施形態によれば、フレームの長手方向レールおよび横方向レールは、実質的にフレームの外形寸法に対応する。

したがって、長手方向レールは、側壁が典型的な長方形の実施形態の場合、長辺に沿ってフレーム内に取り付けることができるように設計される。横方向レールは、側壁の短辺に沿って横方向にフレームに固定することができ、長手方向レールおよび横方向レールの両方が、実質的に完全にまたはほぼ完全に側壁の全長に及ぶ。これは、長手方向レールを任意の所望の位置でモジュールに接続することができるので、大きな柔軟性をもたらす。

本発明のさらなる実施形態によれば、互いに上下に積み重ねられた複数のモジュールは、互いに隣り合って配置される。

このようにして、並んで配置されたモジュールの複数のスタックが、設置装置の内部を実質的に完全に満たすことができるように形成される。この目的のために、設置装置は、例えば、異なる幅および異なる高さで提供することができ、その結果、用途に応じて異なる数のモジュールを収容することができる。したがって、本発明の概念は、異なる数のモジュールを有する様々な用途にも容易に用いることができる。

本発明のさらなる実施形態によれば、長手方向レールは、保持デバイスを介して、設置装置内に残っているモジュールに接続される。

長手方向レールを設置装置内に残っているモジュールに接続するために、例えば保持プレート又は保持アングルの形態の保持デバイスを設けることができ、この保持デバイスは、長手方向レール及びモジュールの両方にねじによって接続穴又は接続スロットを介して接続することができる。しかしながら、工具なしで、保持レール及びモジュールの両方の対応する開口部に係合することができる対応するプロファイルを提供することも考えられる。

さらなる実施形態によれば、フレームは、取り外し可能な側壁プレートをさらに備える。

このようにして、側壁は、周囲の影響から保護されるが、側壁プレートは、設置作業に必要とされず、したがって、取り外すことができる。

フレーム、長手方向レール、および横方向レールは、金属プロファイルとして製造することができる。

モジュールは、完全に異なるタスクを実行することができ、ヒートポンプの上述の機能に加えて、ぱまたは建築サービスエンジニアリングからさらなるタスクを担うことができる。したがって、モジュールは、例えば、油圧モジュールとして、ヒートポンプモジュールとして、温水モジュールとして、換気モジュールとして、電池モジュールとして、インバータモジュールとして、充電モジュールとして、非常用電源として、または建物のエネルギー管理のためのモジュールとして、および建物自動化のためのモジュールとして提供され得る。典型的には、モジュールは、標準化された手順を行うことができるように、同じフットプリントのものである。

また、上記課題は、上記設置装置におけるモジュールの取り外し方法によっても解決される。

いくつかの例示的な実施形態が、図面を参照して以下でより詳細に説明される。

図１は、設置作業の開始前に組み立てられた状態の本発明による設置装置を示す。 図２は、前面カバーが取り外された状態の本発明による設置装置を示す。 図３は、取り外された側壁プレートを有する設置装置を示す。 図４は、フレームの取り外し後に上下に積み重ねられたモジューを示す。 図５は、マーキングされたモジュールを有するモジュール配置を示す。 図６は、モジュールを取り外す際に、長手方向レール、フレーム、横方向レール、およびプーリを取り付けた後のモジュール配置を示す。 図７は、サービスされるモジュールが据え付けられた後のモジュール配置を示す。

上記図面において、同様の又は機能的に同様に作用する構成要素には、同じ参照符号が与えられている。

図１は、本発明による設置装置１０の第１の実施形態を斜視側面図で示す。設置装置１０は、２つの側壁１２と、取り外し可能な前面カバー１４とを備える。さらに、設置装置１０は、設置装置１０の内部に配置されたモジュール１６の上方に位置することができる上部カバーを備えることもできる。後壁部をモジュール１６に接続することもできる。

フロントカバー１４を取り外したときの設置装置１０の内部を図２に示す。本実施例では、部分的に異なる寸法を有する合計５つのモジュール１６が、設置装置１０の内部に配置されていることが分かる。モジュール１６は、ここでは、電力エンジニアリングまたは建築サービスエンジニアリングの分野において、異なるタスクを担うことができる。典型的には、取り外し可能なフロントカバー１４の方向にあるモジュール１６の領域は、電子的な開ループや閉ループの制御タスクを担うよう設計され、一方、流体入口または出口は、反対側に位置することができる。モジュール１６は、全て同じフットプリントを有し、その結果、モジュールの角部に均一な縁部が形成された状態で、上下に積み重ねることができる。

加えて、モジュールは、フロントカバー１４の側において隣接するモジュール間に垂直ギャップ１８が形成され得るように設計される。さらに、水平ギャップ２０は、上下に並ぶモジュールの間に見ることができ、前記ギャップは、例えば、モジュールが、その上側または下側に突起またはウェブを備え、モジュール１６のフットプリントをその外側寸法と比較して低減することにより生成される。垂直ギャップ１８および水平ギャップ２０に加えて、側壁１２に対する側方ギャップ２２も見ることができる。側壁１２は、さらに、取り外し可能な側壁プレート２４を有する。

図３を参照すると、ここでは、モジュール構成が、側壁プレート２４が除去された状態で示されている。側壁１２は、下側フレームセグメント２８と、上側フレームセグメント３０と、後側フレームセグメント３２と、前側フレームセグメント３４とを備えるフレーム２６から構成されていることが分かる。さらに、長手方向レール３６が、後部フレームセグメント３２に取り付けられ、モジュール１６の後部角部において、例えば、ストリップまたはプレートの形態の保持デバイスによって、垂直に配置された孔あきレール３８に接続される。別の長手方向レールが、前部フレームセグメント３４の領域に配置されおり、図３において同様に参照符号３６によって示されている。フレーム２６は、モジュール１６から分離することができ、その結果、モジュール１６は、単独で、積み重ねられ、相互に隣接した状態が保持される。

この状態は図４に示されており、モジュール１６上の後部孔あきレール３８と、隣接するモジュール間のすでに上述した水平方向および垂直方向のギャップとが見える。

図５は、図４からのモジュール配置を再び示し、ここで、モジュール１６‘は、取り外されるモジュールとして示されている。

モジュールの取り外しは、図６を参照して以下に説明される。ここで、４つの長手方向レール３６が、取り外されるモジュール１６‘を含むモジュール１６のスタックにおけるモジュールスタックの角部に配置される。なお、垂直ギャップ１８および横ギャップ２２は、長手方向レール３６が挿入され得るように、それらの寸法に関して選択されている。フレーム２６が、後部フレームセグメント３２において前部長手方向レール３６に取り付けられ、その結果、２つのフレーム２６は、互いに平行に、かつモジュール１６および１６‘のモジュールスタックの前面に対して垂直に配向される。上部フレームセグメント３０の領域には、プーリ４２が引っ掛けられるレセプタクル４０がある。レセプタクル４０は、アイレットなどとして形成することができ、プーリへの接続は、カラビナを介して達成することができる。

プーリ４２は、側壁１２の元々の一部であった横方向レール４４に接続される。横方向レール４４は、ここでは、交換されるべきモジュール１６‘の下の水平ギャップ２０と垂直ギャップ１８との間の角部に案内され得るように構成され、その結果、交換されるべきモジュール１６‘は、プーリ４２を作動させることによって取り外され得る。この目的のために、交換されるモジュール１６‘の上にあるモジュール１６は、交換されるモジュール１６‘の領域を開けたままにするため、孔あきレール３８によって長手方向レール３６に接続されていなければならない。横方向レール４４上で水平方向にモジュール１６‘を引き出し、必要に応じて、配線等を取り外した後、モジュール１６‘は自由になり、図７に示されるように、プーリ４２を作動させることによって床上に設置することができ、例えば、整備または交換することができ、またはさらなる作業にかけることができる。交換されるモジュール１６‘がより容易に取り外され得るように、この交換されるモジュール１６‘が取り外される前に、その上にあるモジュールの重量にもよるが、上にあるモジュールをわずかに持ち上げ、次いで、それを長手方向レール３６に固定することが必要なこともある。

いったんモジュール１６‘が再び使用できる状態になると、ステップは逆の順序で実行され、その結果、モジュールは、設置スタックの前の床上に設置された後、プーリ４２によって再び持ち上げられ、その後、水平方向にモジュールスタック内の元の位置に挿入され得る。その後、フレーム２６及び長手方向レール３６は、横方向レール４４と共に再び取り外され、取り外し可能な側壁プレート２４が、取り外し可能な前面カバー１４と共に挿入された後、側壁は、元の位置に取り付けられ、その結果、図１による状態を再生することができる。

このようにして、モジュールスタックから電力エンジニアリングまたは建築サービスエンジニアリングモジュールを取り外することが可能であり、プーリ４２以外の設置道具はすべて側壁１２の一部なので、整備工は、基本の工具セットの他はプーリ４２を準備するだけでいい。そして、このことは、設置装置１０の保守または修理が実質的に単純化されることを示している。

上述の特徴、及び請求項に示される特徴、及び図面から推論することができる特徴は、有利には、個々に、及び様々な組み合わせで実現することができる。本発明は、記載された例示的な実施形態に限定されず、当業者の能力の範囲内で多くの方法で変更することができる。

１０ 設置装置
１２ 側壁
１４ 前面カバー
１６ モジュール
１６‘ 交換するモジュール
１８ 垂直ギャップ
２０ 水平ギャップ
２２ 側方ギャップ
２４ 側壁プレート
２６ フレーム
２８ 下部フレームセグメント
３０ 上部フレームセグメント
３２ 後部フレームセグメント
３４ フロントフレームセグメント
３６ 長手方向レール
３８ 孔あきレール
４０ レセプタクル
４２ プーリ
４４ 横方向レール

Claims (10)

1. 複数の積み重ね可能なモジュール（１６）を取り囲む、少なくとも２つの側壁（１２）と取り外し可能な前面カバー（１４）とを備えた設置装置（１０）であって、
   前記側壁（１２）は、フレーム（２６）と、その中に配置された２つの長手方向レール（３６）と、横方向レール（４４）とを有し、
   前記長手方向レール（３６）は、１つのモジュール（１６‘）の整備のため前記装置に残っている前記モジュール（１６）の角部に沿って配置され、当該整備されるモジュール（１６‘）の上方に配置された１つ以上のモジュール（１６）を固定するためのものであり、
   前記２つのフレーム（２６）は、前側の２つの長手方向レール（３６）に沿って配置され、上部フレームセグメント（３０）に取り付けられたプーリ（４２）を介して、整備されるモジュール（１６‘）が載置される横方向レール（４４）に接続されることができ、前記モジュールは前記整備されるモジュール（１６‘）の上方に配置された１つ以上のモジュール（１６）が長手方向レール（３６）に固定されると、設置装置（１０）から取り外し可能である設置装置。
2. 前記上部フレームセグメント（３０）には、前記プーリ（４２）を引っ掛けることができるアイレット（４０）が設けられている、請求項１に記載の設置装置。
3. 前記フレーム（２６）の前記長手方向レール（３６）および前記横方向レール（４４）が、前記フレーム（２６）の外形寸法に実質的に対応する、請求項１または２に記載の設置装置。
4. 互いに上下に積み重ねられた複数のモジュール（１６）が互いに隣接して配置されている、請求項１～３のいずれか一項に記載の設置装置。
5. 前記長手方向レール（３６）が、保持デバイスを介して、前記設置装置（１０）内に残っている前記モジュール（１６）に接続されている、請求項１～４のいずれか一項に記載の設置装置。
6. 前記フレーム（２６）は、取り外し可能な側壁プレート（２４）をさらに備える、請求項１～５のいずれか一項に記載の設置装置。
7. 前記フレーム（２６）、前記長手方向レール（３６）及び前記横方向レール（４４）が金属プロファイルとして製造される、請求項１～６のいずれか一項に記載の設置装置。
8. 前記モジュール（１６）は、油圧モジュールとして、ヒートポンプモジュールとして、温水モジュールとして、換気モジュールとして、電池モジュールとして、インバータモジュールとして、充電モジュールとして、非常用電源として、または建物のエネルギー管理のためのモジュールとして、ならびに建物自動化のためのモジュールとして設けられる、請求項１～７のいずれか一項に記載の設置装置。
9. 前記モジュール（１６）が同じフットプリントを有する、請求項１～８のいずれか一項に記載の設置装置。
10. 請求項１～９のいずれか一項に記載の設置装置におけるモジュールの取り外し方法であって、
    前記側壁（１２）及び前記前面カバー（１４）を取り外すステップと、
    前記フレーム（２６）、前記長手方向レール（３６）及び前記横方向レール（４４）を前記側壁（１２）から取り外外すステップと、
    前記長手方向レール（３６）をモジュール（１６）の角部に取り付けるステップと、
    前記設置装置（１０）に残っている１つ以上のモジュール（１６）を長手方向レール（３６）に接続するステップと、
    前記フレーム（２６）を前記設置装置（１０）の前面側の前記長手方向レール（３６）に沿って平行に配置するステップと、
    上部フレームセグメント（３０）にプーリ（４２）を掛けるステップと、
    プーリ（４２）を各横方向レール（４４）に接続するステップと、
    前記交換するモジュール（１６‘）の下面に前記横方向レール（４４）を取り付けるステップと、
    前記モジュール（１６‘）を前記横方向レール（４４）上に載置したまま前記プーリ（４２）を作動させながら取り外されるべきモジュール（１６‘）を水平方向に取り外すステップと、
    プーリ（４２）を再び作動させることによって、前記モジュール（１６‘）を垂直方向に下げて設置するステップと、
    を備える方法。

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